JP2013250903A - 診療データ管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】診療データを効率良く管理する。
【解決手段】複数の医療施設において生成された複数の診療データを管理する診療データ管理システムにおいて、端末装置3A等からの操作により、複数の診療データに対して、一又は複数の診療データを含む任意の管理単位が指定される。データ管理サーバー1では、指定された管理単位毎に連携管理IDが発行され、発行された連携管理IDと、当該連携管理IDに対応する管理単位に属する診療データと、が関連付けられて記憶される。
【選択図】図1

Description

本発明は、診療データ管理システムに関する。
近年、医療技術の多様化に伴い、特定機能を持つ病院や診療所等の複数の医療施設が診療データを共有し、連携して患者の検査や治療を行う地域医療連携が普及しつつある。特に、画像診断、画像解析等の専門的な作業を外部に委託する場合が増えてきている。
例えば、複数の医療施設が保有する診療データを蓄積するためのデータ共有DBを備えた診療データ共有サーバーにおいて、アップロードされた診療データと同一患者の過去の診療データが既に登録済みか否かを判定し、診療データを患者毎に割り当てた管理IDに関連付けて管理することにより、同一患者の診療データを検索可能とする技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2008−204378号公報
しかしながら、上記従来技術では、診療データを共有するキーとして患者情報を使用しているため、診療毎、検査毎に診療データを共有することができなかった。そのため、目的の診療データを参照する度に、検索キーとして患者情報の入力が必要となり、検索に手間がかかっていた。
また、DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格に則った画像データには、患者情報や検査情報等が付帯されているが、画像診断結果や画像解析結果等は、患者情報や検査情報が付帯されないデータ形式(例えば、PDF(Portable Document Format)、PNG(Portable Network Graphics)、Excel、Word等)で作成される場合が多い。これらの診療データについても、効率良く一元的に管理する電子的な方法が望まれていた。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、診療データを効率良く管理することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の医療施設において生成された複数の診療データを管理する診療データ管理システムにおいて、前記複数の診療データに対して、一又は複数の診療データを含む任意の管理単位を指定するための指定手段と、前記指定された管理単位毎に連携管理IDを発行するID発行手段と、前記発行された連携管理IDと、当該連携管理IDに対応する管理単位に属する診療データと、を関連付けて記憶する記憶手段と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の診療データ管理システムにおいて、前記連携管理IDと、当該連携管理IDに対応する管理単位に属する診療データに対する参照権限を示す参照権限情報と、を関連付けて記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶されている参照権限情報に基づいて、前記管理単位毎に、前記記憶手段に記憶されている診療データの参照を許可する許可手段と、を備える。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の診療データ管理システムにおいて、前記連携管理IDと、当該連携管理IDに対応する管理単位に属する診療データに対する患者情報、検査情報又はキーワードと、を関連付けて記憶する第3の記憶手段と、前記第3の記憶手段に記憶されている患者情報、検査情報又はキーワードに基づいて、前記管理単位毎に、前記記憶手段に記憶されている診療データを検索する検索手段と、を備える。
本発明によれば、任意の管理単位で診療データを管理するので、診療データを効率良く管理することができる。
医療連携システムのシステム構成図である。 データ管理サーバーの機能的構成を示すブロック図である。 連携管理テーブル、コンテンツテーブル、患者テーブル、検査テーブル、画像テーブル、連携履歴テーブル、参照権限テーブル、連携先テーブルのデータ構成例である。 端末装置の機能的構成を示すブロック図である。 端末装置とデータ管理サーバーにより行われる新規登録処理を示すラダーチャートである。 データ管理サーバーにより行われる連携管理ID発行処理を示すフローチャートである。 データ管理サーバーにより行われる連携管理ID発行処理を示すフローチャートである。 端末装置とデータ管理サーバーにより行われる追加送信・返信処理を示すラダーチャートである。 端末装置とデータ管理サーバーにより行われる削除処理を示すラダーチャートである。 端末装置とデータ管理サーバーにより行われる参照可否判定処理を示すラダーチャートである。 端末装置に表示される連携リスト画面の例である。 端末装置とデータ管理サーバーにより行われる検索処理を示すラダーチャートである。
〔医療連携システムの構成〕
以下、図を参照して本発明に係る診療データ管理システムの一実施の形態について説明する。
図1に、診療データ管理システムとしての医療連携システム100のシステム構成を示す。
図1に示すように、医療連携システム100は、地域のデータセンターに設置されたデータ管理サーバー1と、医療施設Aに設けられた施設内システム2Aと、医療施設Bに設けられた施設内システム2Bと、・・・を備えて構成されている。データ管理サーバー1、施設内システム2A、施設内システム2B、・・・は、インターネット等の通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続されている。
なお、医療連携システム100を構成する施設内システム2A,2B,・・・や、施設内システム2A,2B,・・・内の各装置の数は、特に限定されない。
データ管理サーバー1は、各医療施設において生成された診療データを蓄積し、管理する。また、データ管理サーバー1は、医療施設間の医療連携サービスを提供するものであり、各施設内システム2A,2B,・・・から他の施設内システムにおける検査や読影の依頼を受け付け、検査結果や読影結果のデータを管理する。
施設内システム2Aは、端末装置3A、PACS(Picture Archiving and Communication System)4A、モダリティー5A等が、LAN(Local Area Network)等の施設内ネットワーク6Aにより相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。端末装置3Aは、通信ネットワークNを介してデータ管理サーバー1とデータ通信可能に接続されている。
施設内システム2Bは、端末装置3B、PACS4B、モダリティー5B等が、LAN等の施設内ネットワーク6Bにより相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。端末装置3Bは、通信ネットワークNを介してデータ管理サーバー1とデータ通信可能に接続されている。
端末装置3Aは、医療施設Aの医療従事者が他の医療施設の医療従事者と医療の連携を行うために用いるコンピューターである。端末装置3Aは、通信ネットワークNを介してデータ管理サーバー1にアクセスし、データ管理サーバー1へ診療データを送信したり、データ管理サーバー1に格納されている診療データを閲覧したりする際に用いられる。
同様に、端末装置3Bは、医療施設Bの医療従事者が他の医療施設の医療従事者と医療の連携を行うために用いるコンピューターである。端末装置3Bは、通信ネットワークNを介してデータ管理サーバー1にアクセスし、データ管理サーバー1へ診療データを送信したり、データ管理サーバー1に格納されている診療データを閲覧したりする際に用いられる。
医療施設A、医療施設B以外の医療施設に設けられている端末装置についても同様である。
PACS4A,4B,・・・は、制御部、RAM(Random Access Memory)、通信部、操作部、表示部、記憶部等を備えたコンピューターであり、主として医療施設内のモダリティー5A,5B,・・・等により生成された医用画像の画像データ等を患者情報と対応付けて記憶部に格納する施設内サーバーである。
モダリティー5A,5B,・・・は、人体を撮影し、その撮影画像(医用画像)のデジタルデータを生成するものであり、例えば、CR(Computed Radiography)、FPD(Flat Panel Detector)、CT(Computed Tomography)、MRI(Magnetic Resonance Imaging)、カセッテ専用の読取装置、フィルムディジタイザー等が適用可能である。
〔データ管理サーバーの構成〕
図2に、データ管理サーバー1の機能的構成を示す。
図2に示すように、データ管理サーバー1は、制御部11、RAM12、通信部13、記憶部14等を備えて構成されており、各部はバス15により接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等により構成され、データ管理サーバー1の各部の処理動作を統括的に制御する。制御部11は、記憶部14に記憶されている各種プログラムを読み出してRAM12に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を実行する。
RAM12は、制御部11により実行制御される各種処理において、記憶部14から読み出された各種プログラム、入力若しくは出力データ及びパラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
通信部13は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部13は、端末装置3A,3B,・・・から送信された診療データを受信し、端末装置3A,3B,・・・に診療データを送信する。
記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリー等により構成される。記憶部14は、制御部11により実行される各種プログラムを記憶しているほか、各種プログラムを実行するために必要なパラメーターやデータを記憶している。具体的に、記憶部14には、サーバープログラムP1、連携管理テーブルT1、コンテンツテーブルT2、患者テーブルT3、検査テーブルT4、画像テーブルT5、連携履歴テーブルT6、参照権限テーブルT7、連携先テーブルT8が記憶されている。また、記憶部14は、コンテンツ記憶部141を有する。
サーバープログラムP1は、データ管理サーバー1におけるデータ管理処理、医療連携サービスを提供する処理等を実行するためのプログラムである。
図3に、連携管理テーブルT1、コンテンツテーブルT2、患者テーブルT3、検査テーブルT4、画像テーブルT5、連携履歴テーブルT6、参照権限テーブルT7、連携先テーブルT8のデータ構成例を示す。
連携管理テーブルT1には、一又は複数の診療データを一つの纏まりとした管理単位毎の情報が格納される。連携管理テーブルT1には、「連携管理ID」に対して、「送信元ユーザーID」、「送信日時」、「患者ID」、「検査UID」、「公開範囲」、「公開期限」、「削除フラグ」、「検索用キーワードリスト」等が関連付けられている。
「連携管理ID」は、管理単位毎に付与される識別情報である。
「送信元ユーザーID」は、診療データの送信元のユーザーを識別するための識別情報である。
「送信日時」は、診療データが送信された日時である。
「患者ID」は、患者を識別するための識別情報である。
「検査UID」は、検査を識別するための識別情報である。例えば、データがDICOM形式であれば、「検査インスタンスUID」の値が使用される。
「公開範囲」は、関連付けられた「連携管理ID」に対応する管理単位に属する診療データの公開範囲を示す。「公開範囲」の例として、例えば、0〜5の数値に、以下のような意味を割り当てる。
0:非公開(送信元ユーザーのみ参照可能)
1:完全公開(誰でも参照可能)
2:内部公開(送信元ユーザーと同じ所属グループのユーザーのみ参照可能)
3:連携公開(送信元ユーザーと送信元ユーザーが指定した送信先ユーザーのみ参照可能)
4:連携内部公開(2と3の組み合わせ)
5:期限付き連携内部公開(公開期限内は「4」の公開範囲、公開期限が切れた後は「2」の公開範囲)
「公開期限」は、関連付けられた「連携管理ID」に対応する管理単位に属する診療データの公開期限を示す。
「削除フラグ」は、連携管理テーブルT1の各レコードを削除するか否かを示すフラグであり、削除する場合には「ON」、削除しない場合には「OFF」となっている。
「検索用キーワードリスト」は、関連付けられた「連携管理ID」に対応する管理単位に属する診療データを検索するための検索用キーワードのリストである。
コンテンツテーブルT2には、診療データ毎の情報が格納される。コンテンツテーブルT2には、「コンテンツ管理ID」に対して、「連携管理ID」、「患者ID」、「検査UID」、「画像UID」、「コンテンツファイルパス」、「コンテンツ種別」、「削除フラグ」、「検索用キーワードリスト」等が関連付けられている。
「コンテンツ管理ID」は、診療データ(コンテンツ)毎に付与される識別情報である。
「画像UID」は、画像を識別するための識別情報である。例えば、データがDICOM形式であれば、「SOPインスタンスUID」の値が使用される。
「コンテンツファイルパス」は、診療データ(コンテンツ)のファイルが格納されているコンテンツ記憶部141内の格納場所を示す情報である。
「コンテンツ種別」は、動画、音声等、診療データ(コンテンツ)の種別を示す情報である。
「削除フラグ」は、コンテンツテーブルT2の各レコードを削除するか否かを示すフラグであり、削除する場合には「ON」、削除しない場合には「OFF」となっている。
「検索用キーワードリスト」は、関連付けられた「コンテンツ管理ID」に対応する診療データを検索するための検索用キーワードのリストである。
患者テーブルT3には、患者に関する情報(患者情報)が格納される。患者テーブルT3には、「患者ID」に対して、「送信元所属グループID」、「患者氏名」、「性別」、「生年月日」等が関連付けられている。
「送信元所属グループID」は、診療データの送信元のユーザーが所属するグループを識別するための識別情報である。
「患者氏名」、「性別」、「生年月日」は、それぞれ、患者の氏名、性別、生年月日である。
検査テーブルT4には、検査に関する情報(検査情報)が格納される。検査テーブルT4には、「検査UID」に対して、「送信元所属グループID」、「検査日」、「モダリティー」等が関連付けられている。
「検査日」、「モダリティー」は、それぞれ、検査が行われた日、検査が行われたモダリティーである。
画像テーブルT5には、検査画像に関する情報が格納される。画像テーブルT5には、「画像UID」に対して、「検査UID」、「送信元所属グループID」等が関連付けられている。
連携履歴テーブルT6には、管理単位毎に新規登録、参照、更新、削除等の履歴を管理するための情報が格納される。連携履歴テーブルT6には、「連携履歴ID」に対して、「参照権限ID」、「連携管理ID」、「送信元所属グループID」、「送信元ユーザーID」、「送信先所属グループID」、「送信先ユーザーID」、「送信日時」、「参照日時」、「削除ユーザーID」、「削除日時」等が関連付けられている。
「連携履歴ID」は、管理単位毎の診療データの新規登録、参照、更新、削除等、診療データの変更に対して付与される識別情報である。
「参照権限ID」は、参照権限テーブルT7にて管理される権限を示す情報に対して付与される識別情報である。
「送信先所属グループID」は、診療データの送信先のユーザーが所属するグループを識別するための識別情報である。
「送信先ユーザーID」は、診療データの送信先のユーザーを識別するための識別情報である。
「参照日時」は、診療データが送信先から参照された日時である。
「削除ユーザーID」は、診療データを削除したユーザーを識別するための識別情報である。
「削除日時」は、診療データが削除された日時である。
参照権限テーブルT7には、権限を示す情報が格納される。参照権限テーブルT7には、「参照権限ID」に対して、「連携管理ID」、「連携先情報ID」、「参照権限フラグ」、「更新権限フラグ」、「削除権限フラグ」が関連付けられている。
「連携先情報ID」は、連携先テーブルT8にて管理される連携元と連携先との関係を示す情報に対して付与される識別情報である。
「参照権限フラグ」は、参照権限テーブルT7の各レコードに対し、参照権限が存在するか、解除されているかを示すフラグである。参照権限が存在する場合には「ON」、参照権限が解除されている場合には「OFF」となっている。
「更新権限フラグ」は、参照権限テーブルT7の各レコードに対する更新権限を示すフラグである。更新権限フラグが「0」の場合は誰もが更新不可、「1」の場合は送信元ユーザーのみ更新可能、「2」の場合は送信先ユーザーのみ更新可能、「3」の場合は送信元ユーザーと送信先ユーザーの両者とも更新可能である。なお、更新には、診療データを追加送信又は返信すること、診療データを修正・上書きすることの両方が含まれる。
「削除権限フラグ」は、参照権限テーブルT7の各レコードに対する削除権限を示すフラグである。削除権限フラグが「0」の場合は誰もが削除不可、「1」の場合は送信元ユーザーのみ削除可能、「2」の場合は送信先ユーザーのみ削除可能、「3」の場合は送信元ユーザーと送信先ユーザーの両者とも削除可能である。
連携先テーブルT8には、連携元と連携先との関係を示す情報が予め格納されている。連携先テーブルT8には、「連携先情報ID」に対して、「連携元所属グループID」、「連携元ユーザーID」、「連携先所属グループID」、「連携先ユーザーID」、「連携種別」、「削除フラグ」が関連付けられている。
「連携元所属グループID」は、連携元(医療連携サービスにおいて連携を依頼する側)のユーザーが所属するグループを識別するための識別情報である。
「連携元ユーザーID」は、連携元のユーザーを識別するための識別情報である。
「連携先所属グループID」は、連携先(医療連携サービスにおいて連携を依頼される側)のユーザーが所属するグループを識別するための識別情報である。
「連携先ユーザーID」は、連携先のユーザーを識別するための識別情報である。
「連携種別」は、連携元と連携先とが個人であるかグループであるかを示す情報であり、ユーザー対ユーザー、グループ対ユーザー、ユーザー対グループ、グループ対グループのいずれかが設定されている。
「削除フラグ」は、連携先テーブルT8の各レコードを削除するか否かを示すフラグであり、削除する場合には「ON」、削除しない場合には「OFF」となっている。
コンテンツ記憶部141には、医療連携に係る診療データが記憶される。診療データは、各患者の診療の過程で生成される情報である。診療データとして、例えば、医用画像データ、検体検査データ、電子カルテデータ、読影レポート、病理診断レポート等が挙げられる。また、診療データは、患者を撮影して得られた医用画像にDICOM規格に則って患者情報や検査情報等の付帯情報を付帯させた画像データ(以下、DICOMデータという。)の他、PDF、PNG、Excel、Word等、様々なデータ形式を取り得る。
制御部11は、記憶部14に記憶されているサーバープログラムP1に従って、端末装置3A,3B,・・・から送信された一又複数の診療データに対し、管理単位毎に一意に決まる連携管理IDを付与し、同一の連携管理IDに対応する管理単位に属する診療データを一つの連携データとして管理する。連携データとは、同一の連携管理IDにて管理される一連の診療データをいう。
制御部11は、端末装置3A,3B,・・・において指定された管理単位毎に連携管理IDを発行する。すなわち、制御部11は、ID発行手段として機能する。
制御部11は、発行された連携管理IDと、当該連携管理IDに対応する管理単位に属する診療データと、を関連付けて記憶部14に記憶させる。具体的に、制御部11は、診療データをコンテンツ記憶部141に記憶させるとともに、コンテンツテーブルT2において、診療データ毎に付与された「コンテンツ管理ID」、「連携管理ID」、「コンテンツファイルパス」を関連付けて記憶させることにより、連携管理IDと、当該連携管理IDに対応する管理単位に属する診療データと、を関連付ける。
制御部11は、連携管理IDと、当該連携管理IDに対応する管理単位に属する診療データに対する参照権限を示す参照権限情報と、を関連付けて記憶部14に記憶させる。具体的に、制御部11は、連携履歴テーブルT6において、「連携管理ID」、「送信先所属グループID」、「送信先ユーザーID」を関連付けて記憶させ、参照権限テーブルT7において、「連携管理ID」、「連携先情報ID」、「参照権限フラグ」を関連付けて記憶させ、連携管理テーブルT1において、「連携管理ID」、「公開範囲」を関連付けて記憶させることにより、連携管理IDと、当該連携管理IDに対応する管理単位に属する診療データに対する参照権限情報と、を関連付ける。
制御部11は、記憶部14に記憶されている参照権限情報に基づいて、管理単位毎に、記憶部14に記憶されている診療データの参照を許可する。すなわち、制御部11は、許可手段として機能する。具体的に、制御部11は、記憶部14に記憶されている各テーブルを参照して、管理単位毎に、対象となるユーザーに参照権限があるか否かを判断し、当該ユーザーに参照権限がある管理単位に属する診療データの参照を許可する。
制御部11は、連携管理IDと、当該連携管理IDに対応する管理単位に属する診療データに対する患者情報、検査情報又はキーワードと、を関連付けて記憶部14に記憶させる。具体的に、制御部11は、連携管理テーブルT1において、「連携管理ID」、「患者ID」、「検査UID」、「検索用キーワードリスト」を関連付けて記憶させることにより、連携管理IDと、当該連携管理IDに対応する管理単位に属する診療データに対する患者情報、検査情報又はキーワードと、を関連付ける。
制御部11は、記憶部14に記憶されている患者情報、検査情報又はキーワードに基づいて、管理単位毎に、記憶部14に記憶されている診療データを検索する。すなわち、制御部11は、検索手段として機能する。具体的に、制御部11は、記憶部14に記憶されている各テーブルを参照して、検索キーとして入力される患者情報、検査情報、キーワードと関連付けられた「連携管理ID」を抽出し、抽出された「連携管理ID」に対応する管理単位に属する診療データを提供する。
制御部11は、或る二つの医療施設内にそれぞれ設置された端末装置間の診療データの送受信を仲介する(医療連携サービス)。医療連携の種類として、例えば、患者の紹介、検査依頼、読影依頼、相談等が挙げられる。制御部11は、連携関係が設定された両ユーザーが操作する一方の端末装置から送信された診療データを記憶部14に記憶させる。そして、制御部11は、他方の端末装置から診療データの取得要求があった場合に、他方の端末装置を操作するユーザーに参照権限があるか否かを判断し、参照権限があったときには、要求された診療データを記憶部14から読み出して他方の端末装置に提供する。
〔端末装置の構成〕
図4に、端末装置3Aの機能的構成を示す。
図4に示すように、端末装置3Aは、制御部31、RAM32、通信部33、操作部34、表示部35、記憶部36等を備えて構成され、各部はバス37等により接続されている。
制御部31は、CPU等により構成され、端末装置3Aの各部の処理動作を統括的に制御する。制御部31は、記憶部36に記憶されている各種プログラムを読み出してRAM32に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を実行する。
RAM32は、制御部31により実行制御される各種処理において、記憶部36から読み出された各種プログラム、入力若しくは出力データ及びパラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
通信部33は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNや施設内ネットワーク6Aを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部33は、データ管理サーバー1に診療データを送信し、データ管理サーバー1から診療データを受信する。
操作部34は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部31に出力する。例えば、操作部34は、端末装置3Aを操作するユーザーが、複数の診療データに対して、一又は複数の診療データを含む任意の管理単位を指定する際に用いられる。すなわち、操作部34は、指定手段として機能する。
表示部35は、LCD(Liquid Crystal Display)等のモニターを備えて構成されており、制御部31から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
記憶部36は、HDDや半導体の不揮発性メモリー等により構成される。記憶部36は、制御部31により実行される各種プログラムを記憶しているほか、各種プログラムを実行するために必要なパラメーターやデータを記憶している。具体的に、記憶部36には、アプリケーションプログラムP2等が記憶されている。
アプリケーションプログラムP2は、端末装置3Aにおける診療データの送信処理、医療連携サービスを利用する処理等を実行するためのプログラムである。
制御部31は、操作部34から指定された診療データ、及び、操作部34から指定された管理単位を示す情報を、通信部33を介してデータ管理サーバー1に送信する。
端末装置3B等については、端末装置3Aと同様の構成であるため、図4を援用し、説明を省略する。
〔新規登録処理〕
次に、本実施の形態における動作について説明する。
図5は、端末装置3Aとデータ管理サーバー1により行われる新規登録処理を示すラダーチャートである。ここで、データ管理サーバー1における動作は、制御部11とサーバープログラムP1との協働により実行され、端末装置3Aにおける動作は、制御部31とアプリケーションプログラムP2との協働により実行される。
まず、端末装置3Aにおいて、操作部34からの操作に基づいて、制御部31により、通信部33を介してデータ管理サーバー1に一又は複数の診療データが送信される(ステップS1)。
ここで、端末装置3Aからデータ管理サーバー1には、送信元所属グループID、送信元ユーザーID、送信先所属グループID、送信先ユーザーID、送信日時も送信される。
データ管理サーバー1では、通信部13により、端末装置3Aから送信された診療データ等が受信され、制御部11により、連携管理ID発行処理(図6及び図7参照)が行われる(ステップS2)。連携管理ID発行処理の詳細については、後述する。
また、制御部11により、記憶部14の連携管理テーブルT1に新規のレコードが追加され、ステップS2において発行された「連携管理ID」に対して、端末装置3Aから受信した「送信元ユーザーID」、「送信日時」が関連付けられて格納される。なお、連携管理テーブルT1において、新規のレコードの「削除フラグ」は「OFF」に設定されている。
また、制御部11により、記憶部14の連携履歴テーブルT6に新規のレコードが追加される。具体的には、制御部11により、「連携履歴ID」が新たに付与され、この「連携履歴ID」に対して、ステップS2で発行された「連携管理ID」、端末装置3Aから受信した「送信元所属グループID」、「送信元ユーザーID」、「送信先所属グループID」、「送信先ユーザーID」、「送信日時」が関連付けられて格納される。
また、制御部11により、端末装置3Aから受信した「送信元所属グループID」、「送信元ユーザーID」、「送信先所属グループID」、「送信先ユーザーID」の組み合わせに対応する「連携元所属グループID」、「連携元ユーザーID」、「連携先所属グループID」、「連携先ユーザーID」の組み合わせに関連付けられた「連携先情報ID」が連携先テーブルT8から取得され、記憶部14の参照権限テーブルT7に新規のレコードが追加される。具体的には、制御部11により、「参照権限ID」が新たに付与され、この「参照権限ID」に対して、ステップS2で発行された「連携管理ID」、連携先テーブルT8から取得した「連携先情報ID」が関連付けられて格納される。なお、参照権限テーブルT7において、新規のレコードの「参照権限フラグ」は「ON」に設定されている。また、参照権限テーブルT7において、新規のレコードの「更新権限フラグ」、「削除権限フラグ」には、端末装置3Aから送信された設定情報に基づいて、所定の値が格納される。
また、制御部11により、記憶部14の連携履歴テーブルT6に、「連携履歴ID」と関連付けられて「参照権限ID」(参照権限テーブルT7に追加された新規のレコードの「参照権限ID」)が追加される。
次に、制御部11により、各診療データがコンテンツ記憶部141に記憶されるとともに、診療データ毎に、「コンテンツ管理ID」が発行され、「連携管理ID」に関連付けられて登録される(ステップS3)。具体的には、制御部11により、診療データ毎に、コンテンツテーブルT2に新規のレコードが追加される。そして、制御部11により、診療データ毎に、「コンテンツ管理ID」が新たに付与され、この「コンテンツ管理ID」に対して、「連携管理ID」、「コンテンツファイルパス」、「コンテンツ種別」が関連付けられて格納される。なお、コンテンツテーブルT2において、新規のレコードの「削除フラグ」は「OFF」に設定されている。
次に、端末装置3Aにおいて、操作部34から公開範囲、公開期限、検索用キーワードが入力され、制御部31により、通信部33を介してデータ管理サーバー1に公開範囲、公開期限、検索用キーワードが送信される(ステップS4)。なお、検索用キーワードは、管理単位に対する検索用キーワードと、各診療データ(コンテンツ)に対する検索用キーワードと、をそれぞれ別々に指定することができる。
データ管理サーバー1では、通信部13により、端末装置3Aから送信された公開範囲、公開期限、検索用キーワードが受信され、制御部11により、「公開範囲」、「公開期限」、「検索用キーワード」が「連携管理ID」、「コンテンツ管理ID」に関連付けられて登録される(ステップS5)。具体的には、制御部11により、「公開範囲」、「公開期限」、管理単位に対する「検索用キーワード」が「連携管理ID」に関連付けられて連携管理テーブルT1に格納され、コンテンツに対する「検索用キーワード」が「コンテンツ管理ID」に関連付けられてコンテンツテーブルT2に格納される。
なお、診療データがDICOMデータの場合には、ユーザーが指定した検索用キーワードを連携管理テーブルT1及びコンテンツテーブルT2に登録する代わりに、予めDICOMデータの「検査記述」の内容を検索用キーワードとするよう設定しておくことにより、自動で検索用キーワードを登録することができる。
次に、制御部11により、診療データがDICOMデータであるか否か、又は、診療データに患者情報、検査情報が付帯されているか否かが判断される(ステップS6)。
診療データがDICOMデータである場合、又は、診療データに患者情報、検査情報が付帯されている場合には(ステップS6;YES)、制御部11により、DICOMデータに含まれる患者情報、検査情報、又は、診療データに付帯されている患者情報、検査情報が「連携管理ID」に関連付けられて登録される(ステップS7)。具体的には、制御部11により、患者情報(「患者ID」、「患者氏名」、「性別」、「生年月日」等)及び「送信元所属グループID」が関連付けられて患者テーブルT3に格納されるとともに、患者情報に含まれる「患者ID」が「連携管理ID」に関連付けられて連携管理テーブルT1に格納される。また、制御部11により、検査情報(「検査UID」、「検査日」、「モダリティー」等)及び「送信元所属グループID」が関連付けられて検査テーブルT4に格納されるとともに、検査情報に含まれる「検査UID」が「連携管理ID」に関連付けられて連携管理テーブルT1に格納される。
次に、制御部11により、診療データが画像である場合には、画像UIDが検査UIDに関連付けられて登録される(ステップS8)。具体的には、制御部11により、画像テーブルT5に新規のレコードが追加され、診療データに対応する「画像UID」に対して、「検査UID」及び「送信元所属グループID」が関連付けられて格納される。また、制御部11により、「画像UID」が「コンテンツ管理ID」に関連付けられてコンテンツテーブルT2に格納される。
次に、制御部11により、「コンテンツ管理ID」に患者情報及び検査情報が関連付けられる(ステップS9)。具体的には、制御部11により、患者情報に含まれる「患者ID」及び検査情報に含まれる「検査UID」が「コンテンツ管理ID」に関連付けられてコンテンツテーブルT2に格納される。
ステップS9の後、又は、ステップS6において、診療データがDICOMデータでなく、診療データに患者情報、検査情報が付帯されていない場合には(ステップS6;NO)、制御部11により、全ての診療データに対して処理が終了したか否かが判断される(ステップS10)。処理が終了していない診療データが存在する場合には(ステップS10;NO)、ステップS6に戻り、処理が繰り返される。
ステップS10において、全ての診療データに対して処理が終了した場合には(ステップS10;YES)、新規登録処理が終了する。
送信元のユーザーは、診療データの送信時に、送信先のユーザーに対して参照権限を設定することができる。送信先のユーザーに対して参照を許可する場合には、参照権限テーブルT7において、該当する「参照権限フラグ」を「ON」とし、連携管理テーブルT1において、「公開範囲」を「1」、「3」、「4」又は「5」とする旨の情報が端末装置3Aからデータ管理サーバー1に送信される。また、送信元のユーザーは、この参照権限を変更することができる。
また、送信元のユーザーは、診療データの送信時に、送信元のユーザーと同じグループに所属するユーザーに対して参照権限を設定することができる。送信元のユーザーと同じグループに所属するユーザーに対して参照を許可する場合には、参照権限テーブルT7において、該当する「参照権限フラグ」を「ON」とし、連携管理テーブルT1において、「公開範囲」を「1」、「2」、「4」又は「5」とする旨の情報が端末装置3Aからデータ管理サーバー1に送信される。また、送信元のユーザーは、この参照権限を変更することができる。
また、送信元のユーザーは、診療データの送信時に、送信先のユーザーと同じグループに所属するユーザーに対して参照権限を設定可能としてもよい。
また、送信元のユーザーは、診療データの送信時に、送信先のユーザーに対して更新権限を設定することができる。送信先のユーザーに対して更新を許可する場合には、参照権限テーブルT7において、該当する「更新権限フラグ」を「2」又は「3」とする旨の情報が端末装置3Aからデータ管理サーバー1に送信される。また、送信元のユーザーは、この更新権限を変更することができる。
また、送信元のユーザーは、送信元のユーザーと同じグループに所属するユーザー、又は、送信先のユーザーと同じグループに所属するユーザーに対して更新権限を設定可能としてもよい。
削除権限についても同様である。
〔連携管理ID発行処理〕
図6及び図7は、データ管理サーバー1により行われる連携管理ID発行処理(図5のステップS2、後述する図8のステップS33)を示すフローチャートである。連携管理ID発行処理は、制御部11とサーバープログラムP1との協働により実行される。
制御部11により、端末装置3Aから受信した診療データが新規に送信されたものであるか否かが判断される(ステップS11)。具体的には、診療データが追加送信又は返信されたものである場合には、新規の送信ではないと判断される。
追加送信とは、医療連携システム100内の任意の二つの医療施設のうち第1の医療施設の端末装置から第2の医療施設の端末装置にて参照可能なように、診療データをデータ管理サーバー1に送信済みである状態で、その診療データに関連して、第1の医療施設の端末装置から第2の医療施設の端末装置にて参照可能なように、追加の診療データをデータ管理サーバー1に送信することをいう。
返信とは、医療連携システム100内の任意の二つの医療施設のうち第1の医療施設の端末装置から第2の医療施設の端末装置にて参照可能なように、診療データをデータ管理サーバー1に送信済みである状態で、その診療データに関連して、第2の医療施設の端末装置から第1の医療施設の端末装置にて参照可能なように、返信となる診療データを送信することをいう。
診療データが新規に送信されたものである場合には(ステップS11;YES)、制御部11により、連携管理IDの管理単位が手動又は設定で決定される(ステップS12)。
具体的には、端末装置3Aにおいて、操作部34からの操作により、一纏まりで管理される診療データが指定されるか(手動)、連携管理IDの管理単位が選択され(設定)、制御部31により、通信部33を介してデータ管理サーバー1に連携管理IDの管理単位を示す情報が送信される。例えば、端末装置3Aの表示部35に表示される画面上にプルダウンメニューが配置され、「患者送信」、「検査送信」、「画像送信」、「一括送信」のいずれか一つが選択される。「患者送信」が選択された場合には、患者単位で連携管理IDが発行される。「検査送信」が選択された場合には、検査単位で連携管理IDが発行される。「画像送信」が選択された場合には、画像単位で連携管理IDが発行される。「一括送信」が選択された場合には、一纏まりで送信された診療データに対して同一の連携管理IDが発行される。
ステップS11において、診療データが新規に送信されたものでない場合(ステップS11;NO)、すなわち、追加送信又は返信の場合には、制御部11により、前回の管理単位に従って、連携管理IDの管理単位が決定される(ステップS13)。例えば、追加送信又は返信の対象となる元の診療データの連携管理IDに対して管理単位が記憶部14に記憶されており、この管理単位に従う。
ステップS12又はステップS13の後、制御部11により、受信した診療データにDICOMデータが含まれているか否かが判断される(ステップS14)。
受信した診療データにDICOMデータが含まれている場合には(ステップS14;YES)、制御部11により、DICOMデータの付帯情報(患者ID、検査UID、画像UID等)が取得され、DICOMデータと同一の管理単位の診療データが既にコンテンツ記憶部141に存在するか否かが判断される(ステップS15)。
例えば、過去に扱った連携データについて、1レコードで、連携管理ID、管理単位、患者ID、検査UID、画像UID(ないものについては空欄でよい。)が一纏めになるように管理しておき、受信した診療データが過去のレコードと一致するか否かを判断する。検査単位で管理している場合、レコードは、
2f1504fa-7ad3-4d19-8fb9-0334bf78fcd9,STUDY,P-0001,003457832
のような並びとなる。1レコードに含まれる各値は、連携管理ID、管理単位(検査)、患者ID、検査UIDを表しており、検査単位であるため、画像UIDの項目は省略されている。ここで、検査UIDが「003457832」である連携管理IDが存在するか否かを検索し、上記レコードのように、該当する連携管理IDが存在する場合には、今回の診療データは連携管理ID「2f1504fa-7ad3-4d19-8fb9-0334bf78fcd9」に属するものであると判断する。
DICOMデータと同一の管理単位の診療データがコンテンツ記憶部141に存在しない場合には(ステップS15;NO)、制御部11により、DICOMデータに複数の管理単位が存在するか否かが判断される(ステップS16)。例えば、管理単位が「患者」である場合には、複数の患者のデータが存在するか否かが判断され、管理単位が「検査」である場合には、複数の検査のデータが存在するか否かが判断される。
DICOMデータに複数の管理単位が存在する場合には(ステップS16;YES)、制御部11により、DICOMデータに対して管理単位毎に連携管理IDが発行される(ステップS17)。例えば、管理単位が「検査」である場合、DICOMデータの検査UIDに基づいて、検査UID毎に連携管理IDが発行される。
ステップS16において、DICOMデータに複数の管理単位が存在しない場合には(ステップS16;NO)、制御部11により、DICOMデータに対して一つの連携管理IDが発行される(ステップS18)。
ステップS15において、DICOMデータと同一の管理単位の診療データが既にコンテンツ記憶部141に存在する場合には(ステップS15;YES)、制御部11により、DICOMデータに対して既存の連携管理IDが流用される(ステップS19)。
ステップS17の後、ステップS18の後、ステップS19の後、又は、ステップS14において、受信した診療データにDICOMデータが含まれていない場合には(ステップS14;NO)、制御部11により、受信した診療データにDICOMデータ以外のデータが含まれているか否かが判断される(ステップS20)。
受信した診療データにDICOMデータ以外のデータが含まれている場合には(ステップS20;YES)、制御部11により、管理単位毎(患者毎、検査毎、診療毎等)に区別できる情報が存在するか否かが判断される(ステップS21)。
例えば、JPEGファイルに含まれるExif情報の一部に、「患者ID:*****」、「検査UID:XXXXX」等の文字列がコメントとして埋め込まれている場合には、そのJPEGファイルを、患者IDが「*****」のデータ、検査UIDが「XXXXX」のデータ等であると判断する。
また、何をもって「診療毎」とするかは、ユーザーが適宜選択可能である。例えば、診療毎に区別できる番号(仮に診療番号と呼ぶ。)をユーザーが手動で入力し、その診療番号が特定のファイル名(例えば、「診療番号.txt」)のテキストファイルとして保存されている場合には、このファイルから診療番号を判断する。
また、特定のフォーマットのPDFファイルが添付され、「診療番号:0123456789」という文字列が特定の位置に存在する場合には、診療番号が「0123456789」のデータであると判断する。
また、特定のファイル名(例えば、「診療番号.jpeg」)の画像ファイルにバーコードやQRコード(登録商標)が埋め込まれており、スキャンすると数字になる場合には、それを診療番号と判断する。
また、特定のフォーマットの紙をスキャナーで取り込み、OCRをかけた結果、「診療番号:○○○○○」という文字列が1か所だけ存在する場合には、その結果の番号部分を診療番号と判断する。
ステップS21において、管理単位毎に区別できる情報が存在しない場合には(ステップS21;NO)、制御部11により、手動で管理単位毎に診療データが仕分けられる(ステップS22)。
具体的には、端末装置3A等の操作部34からの操作により、管理単位毎に診療データが仕分けられ、制御部31により、診療データをどのように仕分けるかを示す仕分け情報が通信部33を介してデータ管理サーバー1に送信される。
データ管理サーバー1では、通信部13により、仕分け情報が受信され、制御部11により、仕分け情報に基づいて、管理単位毎に診療データが仕分けられる。
ステップS21において、管理単位毎に区別できる情報が存在する場合(ステップS21;YES)、又は、ステップS22の後、制御部11により、DICOMデータ以外のデータと同一の管理単位の診療データが既にコンテンツ記憶部141に存在するか否かが判断される(ステップS23)。
DICOMデータ以外のデータと同一の管理単位の診療データがコンテンツ記憶部141に存在しない場合には(ステップS23;NO)、制御部11により、DICOMデータ以外のデータに複数の管理単位が存在するか否かが判断される(ステップS24)。
DICOMデータ以外のデータに複数の管理単位が存在する場合には(ステップS24;YES)、制御部11により、DICOMデータ以外のデータに対して管理単位毎に連携管理IDが発行される(ステップS25)。
ステップS24において、DICOMデータ以外のデータに複数の管理単位が存在しない場合には(ステップS24;NO)、制御部11により、DICOMデータ以外のデータに対して一つの連携管理IDが発行される(ステップS26)。
ステップS23において、DICOMデータ以外のデータと同一の管理単位の診療データが既にコンテンツ記憶部141に存在する場合には(ステップS23;YES)、制御部11により、DICOMデータ以外のデータに対して既存の連携管理IDが流用される(ステップS27)。
ステップS25の後、ステップS26の後、ステップS27の後、又は、ステップS20において、受信した診療データにDICOMデータ以外のデータが含まれていない場合には(ステップS20;NO)、連携管理ID発行処理が終了する。
診療データがDICOMデータである場合、診療データに患者情報、検査情報が付帯されている場合等、診療毎や検査毎に区別できるデータが付随しているデータの場合には、付随しているデータに応じて管理単位毎に連携管理IDが発行される。
診療データに診療毎や検査毎に区別できるデータが付随していない場合には、ユーザーが指定した纏まりに含まれる診療データに同一の連携管理IDが発行される。
ここで、管理単位が「検査」であって、患者Cの検査C−1の画像を新規送信する場合について考える。その際の連携管理テーブルT1の検索用キーワードを「CT検査」で設定し、コンテンツテーブルT2の検索用キーワードを「肺野条件」で設定することとする。
この場合、例えば、連携管理ID:0001とコンテンツ管理ID:D−001が発行される。そして、連携管理テーブルT1において、連携管理ID:0001に関連付けられる検索用キーワードは「CT検査」と設定され、コンテンツテーブルT2において、コンテンツ管理ID:D−001に関連付けられる検索用キーワードは「肺野条件」と設定される。
次いで、患者Cの検査C−1の追加画像と、過去の検査C−2が追加で送信される場合に、検査C−1の追加画像の検索用キーワードを「縦隔条件」、検査C−2の検索用キーワードを「MR検査」で設定することとする。
この場合、検査C−1の追加画像は、連携管理ID:0001が既に存在しているので、コンテンツ管理ID:D−002のみ発行され、検索用キーワードは「縦隔条件」で設定される。すなわち、コンテンツテーブルT2において、コンテンツ管理ID:D−002は、連携管理ID:0001に関連付けられ、さらに、検索用キーワードは「縦隔条件」と設定される。
検査C−2に関しては、検査C−1とは別の検査なので、検査C−2に関する連携管理IDが存在するか否かを確認する。そして、検査C−2に関する連携管理IDが存在しないため、例えば、連携管理ID:0002が発行される。連携管理テーブルT1において、連携管理ID:0002に関連付けられる検索用キーワードは「MR検査」と設定される。
〔追加送信・返信処理〕
図8は、端末装置3Aとデータ管理サーバー1により行われる追加送信・返信処理を示すラダーチャートである。ここで、データ管理サーバー1における動作は、制御部11とサーバープログラムP1との協働により実行され、端末装置3Aにおける動作は、制御部31とアプリケーションプログラムP2との協働により実行される。
まず、端末装置3Aにおいて、制御部31により、通信部33を介してデータ管理サーバー1から追加送信又は返信したい連携管理IDが取得される(ステップS31)。具体的には、患者情報や検査情報による検索、又は、新規登録時に予め記憶させておくことにより、連携管理IDが取得される。
次に、操作部34からの操作に基づいて、制御部31により、通信部33を介してデータ管理サーバー1に一又は複数の診療データが、取得された連携管理IDと関連付けられて送信される(ステップS32)。
ここで、端末装置3Aからデータ管理サーバー1には、送信元所属グループID、送信元ユーザーID、送信先所属グループID、送信先ユーザーID、送信日時も送信される。
データ管理サーバー1では、通信部13により、端末装置3Aから送信された診療データ等が受信され、制御部11により、連携管理ID発行処理(図6及び図7参照)が行われる(ステップS33)。
連携管理ID発行処理において、新たに連携管理IDが発行された場合には、制御部11により、新規登録の場合と同様の処理が行われる。
一方、既存の連携管理IDを流用する場合には、まず、制御部11により、記憶部14の連携履歴テーブルT6に新規のレコードが追加される。具体的には、制御部11により、「連携履歴ID」が新たに付与され、この「連携履歴ID」に対して、端末装置3Aから受信した「連携管理ID」、「送信元所属グループID」、「送信元ユーザーID」、「送信先所属グループID」、「送信先ユーザーID」、「送信日時」が関連付けられて格納される。
また、制御部11により、端末装置3Aから受信した「送信元所属グループID」、「送信元ユーザーID」、「送信先所属グループID」、「送信先ユーザーID」の組み合わせに対応する「連携元所属グループID」、「連携元ユーザーID」、「連携先所属グループID」、「連携先ユーザーID」の組み合わせに関連付けられた「連携先情報ID」が連携先テーブルT8から取得される。制御部11により、連携先テーブルT8から取得された「連携先情報ID」に関連付けられた「参照権限ID」が参照権限テーブルT7から取得され、この「参照権限ID」が「連携履歴ID」と関連付けられて、記憶部14の連携履歴テーブルT6に追加される。
次に、制御部11により、各診療データがコンテンツ記憶部141に記憶されるとともに、診療データ毎に、「コンテンツ管理ID」が発行され、「連携管理ID」に関連付けられて登録される(ステップS34)。具体的には、制御部11により、診療データ毎に、コンテンツテーブルT2に新規のレコードが追加される。そして、制御部11により、診療データ毎に、「コンテンツ管理ID」が新たに付与され、この「コンテンツ管理ID」に対して、「連携管理ID」、「コンテンツファイルパス」、「コンテンツ種別」が関連付けられて格納される。なお、コンテンツテーブルT2において、新規のレコードの「削除フラグ」は「OFF」に設定されている。
次に、端末装置3Aにおいて、操作部34から検索用キーワードが入力され、制御部31により、通信部33を介してデータ管理サーバー1に検索用キーワードが送信される(ステップS35)。
なお、ステップS33において、新たに連携管理IDが発行された場合には、新規登録の場合と同様、端末装置3Aにおいて、操作部34から公開範囲及び公開期限も入力され、データ管理サーバー1に送信される。
データ管理サーバー1では、通信部13により、端末装置3Aから送信された検索用キーワードが受信され、制御部11により、「検索用キーワード」が「コンテンツ管理ID」に関連付けられてコンテンツテーブルT2に登録される(ステップS36)。
なお、ステップS33において、新たに連携管理IDが発行された場合には、新規登録の場合と同様、「公開範囲」及び「公開期限」についても、「連携管理ID」、「コンテンツ管理ID」に関連付けられて登録される。
ステップS37〜ステップS41の処理は、図5のステップS6〜ステップS10の処理と同様であるため、説明を省略する。
以上で、追加送信・返信処理が終了する。
なお、送信側で連携管理IDを事前に保持しておき、患者情報や検査情報に関連付けられた情報がないデータを送信する場合に、この連携管理IDと関連付けて送信することで、一つの纏まりの連携データとして管理することとしてもよい。
〔削除処理〕
図9は、端末装置3Aとデータ管理サーバー1により行われる削除処理を示すラダーチャートである。ここで、データ管理サーバー1における動作は、制御部11とサーバープログラムP1との協働により実行され、端末装置3Aにおける動作は、制御部31とアプリケーションプログラムP2との協働により実行される。
まず、端末装置3Aにおいて、制御部31により、通信部33を介してデータ管理サーバー1から削除したい連携管理ID又はコンテンツ管理IDが取得される(ステップS51)。具体的には、患者情報や検査情報による検索、又は、新規登録時に予め記憶させておくことにより、連携管理ID又はコンテンツ管理IDが取得される。
次に、操作部34からの操作に基づいて、制御部31により、通信部33を介してデータ管理サーバー1に、削除したい連携管理ID又はコンテンツ管理IDとともに削除指示が送信される(ステップS52)。
データ管理サーバー1では、通信部13により、端末装置3Aから送信された削除したい連携管理ID又はコンテンツ管理IDと、削除指示とが受信される。
次に、制御部11により、端末装置3Aから削除指示とともに連携管理IDが受信されたか、コンテンツ管理IDが受信されたかに応じて、連携管理ID単位で削除するか否かが判断される(ステップS53)。
連携管理ID単位で削除する場合には(ステップS53;YES)、制御部11により、コンテンツテーブルT2において、削除指示があった「連携管理ID」に関連付けられた「コンテンツ管理ID」の「削除フラグ」が「ON」に変更される(ステップS54)。
次に、制御部11により、連携管理テーブルT1において、削除指示があった「連携管理ID」に関連付けられた「削除フラグ」が「ON」に変更される(ステップS55)。
次に、制御部11により、連携履歴テーブルT6において、削除指示があった「連携管理ID」に関連付けられた「削除ユーザーID」に端末装置3AのユーザーのユーザーIDが記憶され、「削除日時」にステップS55において「削除フラグ」が「ON」に変更された日時が記憶される(ステップS56)。
ステップS53において、連携管理ID単位で削除しない場合には(ステップS53;NO)、制御部11により、コンテンツテーブルT2において、削除指示があった「コンテンツ管理ID」の「削除フラグ」が「ON」に変更される(ステップS57)。
ステップS56又はステップS57の後、制御部11により、削除処理が終了する。
送信元ユーザーは、自分が送信した診療データ及び連携先から返信された診療データに対して、連携管理ID毎に削除権限を持つ。送信先ユーザー、送信元ユーザーと同一のグループに属するユーザー、又は、送信先ユーザーと同一のグループに属するユーザーが削除権限を持つかどうかは、診療データの送信時に送信元ユーザーが決定し、送信後も変更することができる。
連携管理ID毎に削除権限を持つユーザーは、管理単位毎、コンテンツ毎に診療データを削除することができる。
〔参照可否判定処理〕
図10は、端末装置3Aとデータ管理サーバー1により行われる参照可否判定処理を示すラダーチャートである。この処理では、ユーザーがデータ管理サーバー1にアクセスした場合に、参照権限のある連携管理ID毎のリスト(以下、連携リストという。)が表示される。ここで、データ管理サーバー1における動作は、制御部11とサーバープログラムP1との協働により実行され、端末装置3Aにおける動作は、制御部31とアプリケーションプログラムP2との協働により実行される。
まず、端末装置3Aにおいて、操作部34からの操作に基づいて、制御部31により、医療連携システム100へのログインが行われる(ステップS61)。例えば、制御部31により、通信部33を介してデータ管理サーバー1にユーザーID及びパスワードが送信され、データ管理サーバー1において登録されているユーザーとして認証されると、ログインが完了する。
データ管理サーバー1では、制御部11により、連携履歴テーブルT6、連携先テーブルT8から「送信先ユーザーID」、「連携先ユーザーID」がログインユーザーであるデータが取得される(ステップS62)。
具体的には、制御部11により、連携履歴テーブルT6が参照され、「送信先ユーザーID」がログインユーザーであるレコードの「参照権限ID」が取得される。
次に、制御部11により、参照権限テーブルT7が参照され、取得された「参照権限ID」に関連付けられた「連携先情報ID」が取得される。参照権限テーブルT7において、「参照権限フラグ」が「OFF」の場合には、無効なレコードであると判断され、この「参照権限ID」に関連付けられたデータは、参照可能な候補から除かれる。
次に、制御部11により、連携先テーブルT8が参照され、取得された「連携先情報ID」に関連付けられた「連携先ユーザーID」がログインユーザーであるデータのみが、参照可能な候補として残される。なお、連携先テーブルT8において、「削除フラグ」が「ON」の場合には、無効なレコードであると判断され、この「連携先情報ID」に関連付けられたデータは、参照可能な候補から除かれる。
次に、制御部11により、取得結果と関連付けられた「連携管理ID」が取得される(ステップS63)。
具体的には、制御部11により、連携履歴テーブルT6から取得された「送信先ユーザーID」がログインユーザーであるレコードの「参照権限ID」のうち、参照権限テーブルT7及び連携先テーブルT8においても有効であった「参照権限ID」に関連付けられた「連携管理ID」が取得される。
次に、制御部11により、連携履歴テーブルT6、連携先テーブルT8から「送信先所属グループID」、「連携先所属グループID」がログインユーザーの所属グループであるデータが取得される(ステップS64)。
具体的には、制御部11により、連携履歴テーブルT6が参照され、「送信先所属グループID」がログインユーザーの所属グループであるレコードの「参照権限ID」が取得される。
次に、制御部11により、参照権限テーブルT7が参照され、取得された「参照権限ID」に関連付けられた「連携先情報ID」が取得される。参照権限テーブルT7において、「参照権限フラグ」が「OFF」の場合には、無効なレコードであると判断され、この「参照権限ID」に関連付けられたデータは、参照可能な候補から除かれる。
次に、制御部11により、連携先テーブルT8が参照され、取得された「連携先情報ID」に関連付けられた「連携先所属グループID」がログインユーザーの所属グループであるデータのみが、参照可能な候補として残される。連携先テーブルT8において、「削除フラグ」が「ON」の場合には、無効なレコードであると判断され、この「連携先情報ID」に関連付けられたデータは、参照可能な候補から除かれる。
次に、制御部11により、取得結果と関連付けられた「連携管理ID」が取得される(ステップS65)。
具体的には、制御部11により、連携履歴テーブルT6から取得された「送信先所属グループID」がログインユーザーの所属グループであるレコードの「参照権限ID」のうち、参照権限テーブルT7及び連携先テーブルT8においても有効であった「参照権限ID」に関連付けられた「連携管理ID」が取得される。
次に、制御部11により、ステップS65で取得された「連携管理ID」のうち、連携管理テーブルT1の「公開範囲」が「送信先所属グループも含める」と設定されているもののみに絞られる(ステップS66)。
次に、制御部11により、ステップS63及びステップS66で得られた「連携管理ID」について、連携管理テーブルT1の「公開期限」が参照され、公開期限内であるか否かが判断される(ステップS67)。
ステップS63及びステップS66で得られた「連携管理ID」で管理される診療データが公開期限内である場合には(ステップS67;YES)、制御部11により、連携管理テーブルT1の「削除フラグ」が参照され、該当する「連携管理ID」に関連付けられたレコードが削除されているか否かが判断される(ステップS68)。
該当する「連携管理ID」に関連付けられたレコードが削除されていない場合には(ステップS68;NO)、制御部11により、参照可能であると判断され(ステップS69)、参照可能な「連携管理ID」に対応するリストが通信部13を介して端末装置3Aに送信される(ステップS70)。
端末装置3Aでは、通信部33により、参照可能な「連携管理ID」に対応するリストが受信され、制御部31により、表示部35に連携リストが表示される(ステップS71)。
図11に、端末装置3Aの表示部35に表示される連携リスト画面351の例を示す。連携リスト画面351の連携リスト表示領域71には、参照可能な「連携管理ID」に対応する管理単位毎のリストが表示される。この連携リストから選択することで、「連携管理ID」及び「コンテンツ管理ID」と関連付けられた診療データを取得することができる。
ステップS67において、ステップS63及びステップS66で得られた「連携管理ID」で管理される診療データが公開期限内でない場合(ステップS67;NO)、又は、ステップS68において、該当する「連携管理ID」に関連付けられたレコードが削除されている場合には(ステップS68;YES)、制御部11により、参照不可であると判断される(ステップS72)。
以上で、参照可否判定処理が終了する。
〔検索処理〕
図12は、端末装置3Aとデータ管理サーバー1により行われる検索処理を示すラダーチャートである。ここで、データ管理サーバー1における動作は、制御部11とサーバープログラムP1との協働により実行され、端末装置3Aにおける動作は、制御部31とアプリケーションプログラムP2との協働により実行される。
まず、端末装置3Aにおいて、操作部34から検索したい患者情報、検査情報、キーワードが入力され、制御部31により、通信部33を介してデータ管理サーバー1に患者情報、検査情報、キーワードが送信される(ステップS81)。なお、キーワードの入力は任意であってもよい。
データ管理サーバー1では、通信部13により、端末装置3Aから送信された患者情報、検査情報、キーワードが受信される。そして、制御部11により、患者情報、検査情報に関連付けられた「連携管理ID」が取得される(ステップS82)。
具体的には、制御部11により、患者テーブルT3、検査テーブルT4が参照され、端末装置3Aから受信した患者情報(「患者ID」、「患者氏名」、「性別」、「生年月日」等)、検査情報(「検査UID」、「検査日」、「モダリティー」等)に関連付けられた「患者ID」、「検査UID」(患者情報が「患者ID」である場合、検査情報が「検査UID」である場合には、「患者ID」、「検査UID」そのもの)が取得される。そして、制御部11により、連携管理テーブルT1が参照され、取得された「患者ID」、「検査UID」に関連付けられた「連携管理ID」が取得される。
次に、制御部11により、取得された「連携管理ID」について、連携管理テーブルT1及びコンテンツテーブルT2が参照され、端末装置3Aから受信したキーワードに関連付けられた、「連携管理ID」、「コンテンツ管理ID」のみに絞り込まれる(ステップS83)。
次に、制御部11により、端末装置3Aのユーザーに、ステップS83で絞り込まれた「連携管理ID」に関連付けられた参照権限があるか否かが判断される(ステップS84)。
具体的には、制御部11により、連携管理テーブルT1が参照され、「連携管理ID」に関連付けられた「公開範囲」が取得され、端末装置3Aにおいて検索操作を行っているユーザーが「公開範囲」に含まれるか否かが判断される。
また、制御部11により、参照権限テーブルT7が参照され、「連携管理ID」に対応する「参照権限ID」の「参照権限フラグ」が「ON」であるか否かが判断される。
また、制御部11により、参照権限テーブルT7が参照され、「連携管理ID」に対応する「参照権限ID」に関連付けられた「連携先情報ID」が取得される。そして、制御部11により、連携先テーブルT8が参照され、この「連携先情報ID」に関連付けられた「連携先ユーザーID」、「連携先所属グループID」、「連携種別」、「削除フラグ」が取得される。制御部11により、「連携先ユーザーID」が検索ユーザーであるデータ、又は、「連携先所属グループID」が検索ユーザーの所属グループであるデータであって、かつ、「連携種別」の送信先に検索ユーザーが含まれるデータのみが、検索候補として残される。また、制御部11により、連携先テーブルT8において、「削除フラグ」が「ON」の場合には、無効なレコードであると判断され、この「連携先情報ID」に関連付けられたデータは、検索候補から除かれる。
なお、連携先テーブルT8において、「連携先情報ID」に関連付けられた「連携元ユーザーID」が検索ユーザーのユーザーIDと同じ場合には、無条件で検索対象として扱う。
ステップS84において、端末装置3Aのユーザーに、ステップS83で絞り込まれた「連携管理ID」に関連付けられた参照権限がある場合には(ステップS84;YES)、制御部11により、「連携管理ID」について、連携管理テーブルT1の「公開期限」が参照され、公開期限内であるか否かが判断される(ステップS85)。
公開期限内である場合には(ステップS85;YES)、制御部11により、連携管理テーブルT1の「削除フラグ」が参照され、該当する「連携管理ID」に関連付けられたレコードが削除されているか否かが判断される(ステップS86)。
該当する「連携管理ID」に関連付けられたレコードが削除されていない場合には(ステップS86;NO)、制御部11により、該当する「連携管理ID」に対応するリストが通信部13を介して端末装置3Aに送信される(ステップS87)。
端末装置3Aでは、通信部33により、検索結果の「連携管理ID」に対応するリストが受信され、制御部31により、表示部35に連携リストが表示される(ステップS88)。
ステップS84において、端末装置3Aのユーザーに、ステップS83で絞り込まれた「連携管理ID」に関連付けられた参照権限がない場合(ステップS84;NO)、ステップS85において、公開期限内でない場合(ステップS85;NO)、又は、ステップS86において、該当する「連携管理ID」に関連付けられたレコードが削除されている場合には(ステップS86;YES)、制御部11により、そのまま、検索処理が終了する。
データ管理サーバー1で管理されている連携データは、診療データ及び検索用キーワードが関連付けられたテーブルを用いて、検索することができる。
診療データに付随する患者情報、検査情報のうち、利用頻度の高い項目(例えば、患者ID、患者氏名、性別、生年月日、連携先施設名、連携先ユーザー名、送信日時等)を連携管理ID、コンテンツ管理IDと関連付けておくことにより、高速な検索が可能となる。
以上、端末装置3Aとデータ管理サーバー1との間のやり取りを中心に説明したが、他の端末装置3B等とデータ管理サーバー1についても同様である。
以上説明したように、医療連携システム100によれば、ユーザーの希望に応じて、患者単位、検査単位、画像単位、診療単位、シリーズ単位等、任意の管理単位(連携管理ID)で診療データを管理するので、診療データを効率良く管理することができる。
また、DICOMデータだけでなく、Word、Excel、PDF、PNG、動画等のマルチメディアデータ等についても、連携管理IDと関連付けて管理することができる。
また、連携管理ID毎に、診療データの参照権限を設定することができる。
また、連携管理ID毎に、患者情報、検査情報、キーワード等を関連付けておくことにより、患者情報、検査情報、キーワード等の情報に基づいて、診療データを検索することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る診療データ管理システムの例であり、これに限定されるものではない。システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、データ管理サーバー1側で連携管理IDを発行する場合について説明したが、送信側の端末装置3A,3B,・・・で連携管理IDを発行することとしてもよい。ただし、連携管理IDは、必ずシステム内で一意に決まるものでなくてはならない。例えば、連携管理IDとして、UUID(Universally Unique Identifier)形式等を使用する。
以上の説明では、各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピューター読み取り可能な媒体としてHDDや不揮発性メモリーを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
1 データ管理サーバー
2A,2B,・・・ 施設内システム
3A,3B,・・・ 端末装置
4A,4B,・・・ PACS
5A,5B,・・・ モダリティー
6A,6B,・・・ 施設内ネットワーク
11 制御部
12 RAM
13 通信部
14 記憶部
31 制御部
32 RAM
33 通信部
34 操作部
35 表示部
36 記憶部
100 医療連携システム
141 コンテンツ記憶部
N 通信ネットワーク
P1 サーバープログラム
P2 アプリケーションプログラム
T1 連携管理テーブル
T2 コンテンツテーブル
T3 患者テーブル
T4 検査テーブル
T5 画像テーブル
T6 連携履歴テーブル
T7 参照権限テーブル
T8 連携先テーブル

Claims (3)

  1. 複数の医療施設において生成された複数の診療データを管理する診療データ管理システムにおいて、
    前記複数の診療データに対して、一又は複数の診療データを含む任意の管理単位を指定するための指定手段と、
    前記指定された管理単位毎に連携管理IDを発行するID発行手段と、
    前記発行された連携管理IDと、当該連携管理IDに対応する管理単位に属する診療データと、を関連付けて記憶する記憶手段と、
    を備える診療データ管理システム。
  2. 前記連携管理IDと、当該連携管理IDに対応する管理単位に属する診療データに対する参照権限を示す参照権限情報と、を関連付けて記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶されている参照権限情報に基づいて、前記管理単位毎に、前記記憶手段に記憶されている診療データの参照を許可する許可手段と、
    を備える請求項1に記載の診療データ管理システム。
  3. 前記連携管理IDと、当該連携管理IDに対応する管理単位に属する診療データに対する患者情報、検査情報又はキーワードと、を関連付けて記憶する第3の記憶手段と、
    前記第3の記憶手段に記憶されている患者情報、検査情報又はキーワードに基づいて、前記管理単位毎に、前記記憶手段に記憶されている診療データを検索する検索手段と、
    を備える請求項1又は2に記載の診療データ管理システム。
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