JP2013242813A - 情報提供システム、情報提供方法およびサービス提供サーバ - Google Patents

情報提供システム、情報提供方法およびサービス提供サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】個人の生前のメッセージを含む多数の動画像データの保存・配信を商業サービスとして実現することができる情報提供システム等を提供すること。
【解決手段】登録者端末100は生前のメッセージを含む動画像データを動画像データ送信システム200に保存し、割り当てられた限定公開URLを含む埋め込みコードおよび生存終了後に動画像データの配信を希望する電子メールアドレスをサービス提供サーバ300に送信する。サービス提供サーバ300は生存終了情報をトリガに限定公開URLを含む埋め込みコードと紐付く閲覧画面のURLを電子メールアドレス宛てに送信する。閲覧者端末400は閲覧画面のURLに基づきサービス提供サーバ300にアクセスし、サービス提供サーバ300は限定公開URLを含む埋め込みコードに基づき動画像データ送信システム200にアクセスする。閲覧者端末400は動画像データ送信システム200からサービス提供サーバ300を介して配信された動画像データを表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、個人の生前のメッセージを含む動画像データ等を提供する技術に関する。
関連技術として、遺言者の遺言内容を高いセキュリティ状態で保持するとともに、遺族に対して遺言内容を確実に伝える技術が開示されている。
この技術は、遺言者を特定するための情報と遺言者の遺言または遺言に関連する情報とを対応付けて格納手段に保持する。遺言者の生存終了を確認するための書類の記載内容を認識して生存終了の遺言者を特定するための情報を取得する取得手段を備える。取得手段で取得した遺言者を特定するための情報と、格納手段に格納されている遺言者を特定するための情報とを照合して、生存終了の遺言者を確認手段により確認する。確認された遺言者の遺言または遺言に関連する情報の開示を許可するための情報を遺族に通知するための手段を設ける(特許文献1参照)。
特開2012−78883号公報
しかしながら、上記の関連技術は、遺言または遺言に関連する情報を保持するものである。この遺言または遺言に関連する情報は文字に関するものでありデータ量が比較的小さい。
一方、個人の生前のメッセージを含む動画像データは文字データと比較して飛躍的にデータ量が大きくなり、通常のサーバ等ではハードウェア資源の容量や回線の制約が発生する。すなわち、不特定多数の利用者を対象にした商業サービスとして、多数の動画像データを記録・保存しておき、所定のユーザ端末からの要求に応じて該ユーザ端末に対して所望の動画像データを配信するためには、従来の廉価なハードウェアを実装したサーバを中心に据えたシステム構成では十分に対応することが困難であった。
もちろん、高価なハードウェアを実装したサーバによれば理論的には上述の動画像データの配信サービスは実現可能であるが、例えば100億円規模の初期投資を行い相応の利益を確保しながら商業サービスとして成立させることは通常の資力の事業者には困難であった。
本発明の目的は、個人の生前のメッセージを含む多数の動画像データの保存・配信を商業サービスとして実現することができる情報提供システム、情報提供方法およびサービス提供サーバを提供することにある。
本発明の第1の情報提供システムは、動画像データ送信システムと、登録者端末と、サービス提供サーバと、閲覧者端末とを備える情報提供システムであって、多数の動画像データを保存可能な大容量回線の動画像データ送信システムは、保存した動画像データを識別する情報を少なくとも含む限定公開識別情報を生成する限定公開識別情報生成部と、限定公開識別情報を登録者端末に送信する限定公開識別情報送信部と、サービス提供サーバからの保存した動画像データのうち限定公開識別情報により特定される所定の個人の生前のメッセージを含む動画像データの送信要求に応じて該所定の動画像データをサービス提供サーバに送信する第1の動画像データ送信部とを備え、登録者端末は、動画像データを動画提供システムに送信して保存させる動画像データ送信部と、動画提供システムから保存された動画像データの限定公開識別情報を受信する限定公開識別情報受信部と、限定公開識別情報と限定公開識別情報の送り先の送り先情報とをサービス提供サーバに送信する情報送信部とを備え、サービス提供サーバは、限定公開識別情報と送り先情報とを登録者端末から受信する情報受信部と、限定公開識別情報および送り先情報と紐付けられる特定の画面コンテンツへのアクセス情報を生成するアクセス情報生成部と、個人の生存終了情報をトリガとしてアクセス情報を送り先情報の送り先に送信するアクセス情報送信部と、閲覧者端末からの送信要求を受けて、所定の動画像データの送信要求をアクセス情報に紐付けられる限定公開識別情報に基づいて動画提供システムに送信する第1の送信要求部と、動画提供システムから送信された所定の動画像データを閲覧者端末に送信する第2の動画像データ送信部とを備え、閲覧者端末は、アクセス情報を送り先情報の送り先から受信するアクセス情報受信部と、アクセス情報に紐付けられる限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求をアクセス情報に基づいてサービス提供サーバに送信する第2の送信要求部と、サービス提供サーバから送信された所定の動画像データを出力する動画像データ出力部とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の情報提供システムは、動画像データ送信システムと、登録者端末と、サービス提供サーバと、閲覧者端末とを備える情報提供システムであって、多数の動画像データを保存可能な大容量回線の動画像データ送信システムは、保存した動画像データを識別する情報を少なくとも含む限定公開識別情報を生成する限定公開識別情報生成部と、限定公開識別情報をサービス提供サーバに送信する第1の限定公開識別情報送信部と、サービス提供サーバからの保存した動画像データのうち限定公開識別情報により特定される所定の個人の生前のメッセージを含む動画像データの送信要求に応じて該所定の動画像データをサービス提供サーバに送信する第1の動画像データ送信部とを備え、登録者端末は、動画像データと限定公開識別情報の送り先の送り先情報とをサービス提供サーバに送信する情報送信部と、サービス提供サーバから保存された動画像データの限定公開識別情報を受信する限定公開識別情報受信部とを備え、サービス提供サーバは、動画像データと送り先情報とを登録者端末から受信する情報受信部と、動画像データを動画提供システムに送信して保存させる動画像データ送信部と、限定公開識別情報を登録者端末に送信する第2の限定公開識別情報送信部と、限定公開識別情報および送り先情報と紐付けられる特定の画面コンテンツへのアクセス情報を生成するアクセス情報生成部と、個人の生存終了情報をトリガとしてアクセス情報を送り先情報の送り先に送信するアクセス情報送信部と、閲覧者端末からの送信要求を受けて、所定の動画像データの送信要求をアクセス情報に紐付けられる限定公開識別情報に基づいて動画提供システムに送信する第1の送信要求部と、動画提供システムから送信された所定の動画像データを閲覧者端末に送信する第2の動画像データ送信部とを備え、閲覧者端末は、アクセス情報を送り先情報の送り先から受信するアクセス情報受信部と、アクセス情報に紐付けられる限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求をアクセス情報に基づいてサービス提供サーバに送信する第2の送信要求部と、サービス提供サーバから送信された所定の動画像データを出力する動画像データ出力部とを備えることを特徴とする。
本発明の第3の情報提供システムは、動画像データ送信システムと、登録者端末と、サービス提供サーバと、閲覧者端末とを備える情報提供システムであって、多数の動画像データを保存可能な大容量回線の動画像データ送信システムは、保存した動画像データを識別する情報を少なくとも含む限定公開識別情報を生成する限定公開識別情報生成部と、限定公開識別情報を登録者端末に送信する第1の限定公開識別情報送信部と、閲覧者端末からの保存した動画像データのうち限定公開識別情報により特定される所定の個人の生前のメッセージを含む動画像データの送信要求に応じて該所定の動画像データを送信する動画像データ送信部とを備え、登録者端末は、動画像データを動画提供システムに送信して保存させる動画像データ送信部と、動画提供システムから保存された動画像データの限定公開識別情報を受信する第1の限定公開識別情報受信部と、限定公開識別情報と限定公開識別情報の送り先の送り先情報とをサービス提供サーバに送信する情報送信部とを備え、サービス提供サーバは、限定公開識別情報と送り先情報とを登録者端末から受信する情報受信部と、限定公開識別情報と送り先情報とを保存して管理する管理部と、個人の生存終了情報をトリガとして限定公開識別情報を送り先情報の送り先に送信する第2の限定公開識別情報送信部とを備え、閲覧者端末は、限定公開識別情報を送り先情報の送り先から受信する第2の限定公開識別情報受信部と、限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求を限定公開識別情報に基づいて動画提供システムに送信する送信要求部と、動画提供システムから送信された所定の動画像データを出力する動画像データ出力部とを備えることを特徴とする。
本発明の第4の情報提供システムは、動画像データ送信システムと、登録者端末と、閲覧者端末とを備える情報提供システムであって、多数の動画像データを保存可能な大容量回線の動画像データ送信システムは、個人の生前のメッセージを含む動画像データと保存した動画像データを識別する情報を少なくとも含む限定公開識別情報の送り先の送り先情報とを登録者端末から受信する情報受信部と、保存した動画像データを識別する情報を少なくとも含む限定公開識別情報を生成する限定公開識別情報生成部と、限定公開識別情報と送り先情報とを紐付けて保存して管理する管理部と、限定公開識別情報を登録者端末に送信する第1の限定公開識別情報送信部と、個人の生存終了情報をトリガとして限定公開識別情報を送り先情報の送り先に送信する第2の限定公開識別情報送信部と、閲覧者端末からの保存した動画像データのうち限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求に応じて該所定の動画像データを送信する動画像データ送信部とを備え、登録者端末は、動画像データと送り先情報とを動画提供システムに送信する情報送信部と、動画提供システムから保存された動画像データの限定公開識別情報を受信する第1の限定公開識別情報受信部とを備え、閲覧者端末は、限定公開識別情報を送り先情報の送り先から受信する第2の限定公開識別情報受信部と、限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求を限定公開識別情報に基づいて動画提供システムに送信する送信要求部と、動画提供システムから送信された所定の動画像データを出力する動画像データ出力部とを備えることを特徴とする。
本発明の情報提供方法は、動画像データ送信システムと、登録者端末と、サービス提供サーバと、閲覧者端末とを利用した情報提供方法であって、登録者端末が、個人の生前のメッセージを含む動画像データを動画提供システムに送り、多数の動画像データを保存可能な大容量回線の動画像データ送信システムが、受け取って保存した動画像データを識別する情報を少なくとも含む限定公開識別情報を生成して登録者端末に送り、登録者端末が、受け取った限定公開識別情報と限定公開識別情報の送り先の送り先情報とをサービス提供サーバに送り、サービス提供サーバが、限定公開識別情報および送り先情報と紐付けられる特定の画面コンテンツへのアクセス情報を生成し、サービス提供サーバが、個人の生存終了情報をトリガとして生成したアクセス情報を受け取った送り先情報の送り先に送り、閲覧者端末が、送り先情報の送り先から受け取ったアクセス情報に紐付けられる限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの要求をアクセス情報に基づいてサービス提供サーバに送り、サービス提供サーバが、閲覧者端末からの要求を受けて、所定の動画像データの送信要求をアクセス情報に紐付けられる限定公開識別情報に基づいて動画提供システムに送り、動画像データ送信システムが、受け取った要求に応じて所定の動画像データをサービス提供サーバに送り、サービス提供サーバが、送られた所定の動画像データを閲覧者端末に送り、閲覧者端末が、送られた所定の動画像データを出力することを特徴とする情報提供方法。
本発明のサービス提供サーバは、動画像データ送信システムと、登録者端末と、サービス提供サーバと、閲覧者端末とを備える情報提供システムにおけるサービス提供サーバであって、登録者端末が、個人の生前のメッセージを含む動画像データを動画提供システムに送り、多数の動画像データを保存可能な大容量回線の動画像データ送信システムが、受け取って保存した動画像データを識別する情報を少なくとも含む限定公開識別情報を生成して登録者端末に送り、登録者端末が、受け取った限定公開識別情報と限定公開識別情報の送り先の送り先情報とを自サービス提供サーバに送り、サービス提供サーバは、限定公開識別情報と送り先情報とを登録者端末から受信する情報受信部と、限定公開識別情報および送り先情報と紐付けられる特定の画面コンテンツへのアクセス情報を生成するアクセス情報生成部と、個人の生存終了情報をトリガとしてアクセス情報を送り先情報の送り先に送信するアクセス情報送信部と、閲覧者端末からのアクセス情報に基づく、アクセス情報に紐付けられる限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求を受けて、所定の動画像データの送信要求をアクセス情報に紐付けられる限定公開識別情報に基づいて動画提供システムに送信する送信要求部と、送信要求に応じて動画提供システムから送信された所定の動画像データを閲覧者端末に送信する動画像データ送信部とを備え、閲覧者端末に、送信された所定の動画像データを出力させることを特徴とする。
本発明によれば、個人の生前のメッセージを含む多数の動画像データの保存・配信を商業サービスとして実現可能な情報提供システム、情報提供方法およびサービス提供サーバを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る情報提供システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る情報提供システムの各部の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る情報提供システムの処理動作を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態に係る情報提供システムの処理動作を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施の形態に係る情報提供システムの登録画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る情報提供システムの閲覧画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る情報提供システムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る情報提供システムの各部の機能ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る情報提供システムの処理動作を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態に係る情報提供システムの処理動作を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施の形態に係る情報提供システムの構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る情報提供システムの各部の機能ブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係る情報提供システムの処理動作を説明する図である。 本発明の第3の実施の形態に係る情報提供システムの処理動作を示すシーケンス図である。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
本実施の形態における情報提供システムの構成を図1を参照して説明する。
図1に示すように、情報提供システム10は、登録者端末100と、動画像データ送信システム200と、サービス提供サーバ300と、閲覧者端末400から構成されている。
登録者端末100と、動画像データ送信システム200は所定のネットワークを介して接続されている。また、登録者端末100と、サービス提供サーバ300は所定のネットワークを介して接続されている。
サービス提供サーバ300と、閲覧者端末400は所定のネットワークを介して接続されている。また、サービス提供サーバ300と、動画像データ送信システム200は所定のネットワークを介して接続されている。
上記の所定のネットワークは、インターネット・LAN(Local Area Network)等であってよく、また有線・無線等は問わない。
登録者端末100は、CPU(Central Processing Unite)により制御される、ROM(Read
Only Memory)・RAM(Random Access Memory)等の記憶手段を備え、公知の入出力手段を備える情報処理装置である。例えば、パーソナル・コンピュータ、携帯端末等である。
動画像データ送信システム200は、CPU(Central Processing Unite)により制御される、ROM(Read
Only Memory)・RAM(Random Access Memory)等の記憶手段を備え、公知の入出力手段を備える情報処理装置等を中心に構成される情報処理システムである。特に、多数の動画像データを保存可能な大容量の記憶手段を備え、かつ、データ量の大きい動画像データをスムーズに配信可能な大容量回線の伝送手段を備える。例えば、複数の情報処理装置により構成されたり、いわゆるクラウド型の構成により実現されてよい。具体的なシステムとして、YouTube(登録商標)やニコニコ動画(登録商標)等が知られている。
サービス提供サーバ300は、CPU(Central Processing Unite)により制御される、ROM(Read
Only Memory)・RAM(Random Access Memory)等の記憶手段を備え、公知の入出力手段を備える情報処理装置である。例えば、ワークステーション、高機能のパーソナル・コンピュータ等である。通常の資力の事業者により運営されてよい。
閲覧者端末400は、CPU(Central Processing Unite)により制御される、ROM(Read
Only Memory)・RAM(Random Access Memory)等の記憶手段を備え、公知の入出力手段を備える情報処理装置である。特に、液晶ディスプレイ等の動画像データ等の表示手段を備える。例えば、パーソナル・コンピュータ、携帯端末等である。
情報提供システム10を構成する、登録者端末100と、動画像データ送信システム200と、サービス提供サーバ300と、閲覧者端末400は、主として情報処理装置であり、これらの詳細な構成は公知の種々の技術が適用されてよく、上記した以外の説明はここでは省略する。
図2に、本実施の形態に係る情報提供システム10を構成する、登録者端末100と、動画像データ送信システム200と、サービス提供サーバ300と、閲覧者端末400の機能ブロックを示す。
図2を参照すると、登録者端末100は、第2の動画像データ送信部101と、限定公開識別情報受信部102と、情報送信部103を備えている。各部は、公知の入出力I/FやCPU等により実現されてよい。
第2の動画像データ送信部101は、動画像データを動画提供システム200に保存させるために動画提供システム200に送信する機能を有している。動画像データは、個人の生前のメッセージ(ラストメッセージ)を含むデータである。動画像データには、静止画像データ・文字データや音声・音楽データ等が付加されていてもよい。
限定公開識別情報受信部102は、動画提供システム200から動画提供システム200に保存された動画像データの限定公開識別情報(例えば限定公開URを含む埋め込みコードL等である。)を受信する機能を有している。
情報送信部103は、限定公開識別情報と特定の画面コンテンツへのアクセス情報の送り先の送り先情報(例えば電子メールアドレス等である。)と動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報をサービス提供サーバ300に送信する機能を有している。
図2を参照すると、動画像データ送信システム200は、第1の動画像データ受信部201と、限定公開識別情報生成部202と、限定公開識別情報送信部203と、第1の動画像データ送信部204を備えている。各部は、公知の入出力I/FやCPU等により実現されてよい。
第1の動画像データ受信部201は、動画像データを登録者端末100から受信する機能を有している。
限定公開識別情報生成部202は、保存した動画像データを識別する情報等を含む限定公開識別情報を生成する機能を有している。例えば、動画像データが保存されたインターネット上の位置を一意に示すURLには、動画像データを識別する情報が含まれているといえる。したがって、そのURLを含む埋め込みコード(埋め込みタグ)等にも動画像データを識別する情報が含まれているといえる。
限定公開識別情報送信部203は、限定公開識別情報を登録者端末100に送信する機能を有している。
第1の動画像データ送信部204は、閲覧者端末400がサービス提供サーバ300に送信した送信要求をサービス提供サーバ300から受け取り、その送信要求に応じて所定の動画像データをサービス提供サーバ300に送信する機能を有している。その送信要求は、動画像データ送信システム200に保存されている動画像データ(通常は多数の動画像データ)のうち限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求である。
図2を参照すると、サービス提供サーバ300は、情報受信部301と、アクセス情報生成部302と、アクセス情報送信部303と、第1の送信要求部304と、第2の動画像データ受信部305と、第3の動画像データ送信部306を備えている。各部は、公知の入出力I/FやCPU等により実現されてよい。
情報受信部301は、限定公開識別情報と送り先情報と動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報を登録者端末100から受信する機能を有している。
アクセス情報生成部302は、限定公開識別情報と送り先情報と動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報と紐付けられる特定の画面コンテンツへのアクセス情報を生成する機能を有している。限定公開識別情報と送り先情報と動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報とアクセス情報を紐付けて所定の記憶手段に保存する機能を有している。
アクセス情報送信部303は、上記の動画像データに含まれる生前のメッセージの本人の生存終了情報をトリガとしてアクセス情報を送り先情報の送り先に送信する機能を有している。
第1の送信要求部304は、閲覧者端末400からの送信要求を受けて、所定の動画像データの送信要求をアクセス情報に紐付けられる限定公開識別情報に基づいて動画提供システム200に送信する機能を有している。
第2の動画像データ受信部305は、動画提供システム200から送信された所定の動画像データを受信する機能を有している。動画像データのファイルを一括してダウンロードすることでも、いわゆるストリーミング配信されることでも、どのような態様であってもよい。
第3の動画像データ送信部306は、動画提供システム200から受信した所定の動画像データを閲覧者端末400に送信する機能を有している。
図2を参照すると、閲覧者端末400は、アクセス情報受信部401と、第2の送信要求部402と、第3の動画像データ受信部403と、動画像データ出力部404を備えている。各部は、公知の入出力I/FやCPU等により実現されてよい。
アクセス情報受信部401は、アクセス情報を送り先情報の送り先から受信する機能を有している。例えば、任意の場所に存在する閲覧者端末400から、所定の電子メールサーバ(不図示)にアクセスして、電子メールを受信することで、電子メールアドレス宛てに送信された特定の画面コンテンツへのアクセス情報としてのURLを受信する。
第2の送信要求部402は、アクセス情報に紐付けられる限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求をアクセス情報に基づいてサービス提供サーバ300に送信する機能を有している。
第3の動画像データ受信部403は、サービス提供サーバ300から送信された所定の動画像データを受信する機能を有している。動画像データのファイルを一括してダウンロードすることでも、いわゆるストリーミング配信されることでも、どのような態様であってもよい。
動画像データ出力部404は、サービス提供サーバ300から受信した所定の動画像データを出力する機能を有している。例えば、液晶ディスプレイ等に動画像データおよび静止画像データ・文字データ等を表示して、音声スピーカ等から音声・音楽データ等を出力する。
次に、本実施の形態に係る情報提供システム10の処理動作を、図3の説明図および図4のシーケンス図を参照して詳細に説明する。
ここでは、動画像データ送信システム200としてはYouTube(登録商標)のシステムを、また、限定公開識別情報としてはYouTube(登録商標)の限定公開URLを含む埋め込みコードを、また、送り先情報としては電子メールアドレスを、また、特定の画面コンテンツへのアクセス情報としてはサービス提供サーバ300が提供するWebサイトのうちの閲覧画面ページのURLを前提とする。
まず、登録者端末100の第2の動画像データ送信部101は、動画像データを動画提供システム200に保存させるべく動画提供システム200に送信(図3参照)する(ステップS401)。なお、動画像データは、ビデオカメラ等の撮像装置により撮影された動画像データである。個人の生前のメッセージ(ラストメッセージ・お別れメッセージ)を含むデータであり、静止画像データ・文字データや音声・音楽データ等が付加されていてもよい。
動画像データ送信システム200の第1の動画像データ受信部201は、動画像データを登録者端末100から受信する(ステップS402)。そして、動画像データ送信システム200は受信した動画像データを自システム内に保存する。
次に、動画像データ送信システム200の限定公開識別情報生成部202は、保存した動画像データの限定公開URLを含む埋め込みコードを生成する(ステップS403)。限定公開URLは、原則として限定公開のURL(Uniform Resource Locator)であり、そのURLにより特定される動画像データへのアクセスを許可してもよい特定の者に対してのみ公開(開示)されるものである。なお、限定公開URLでない場合には、動画像データがYouTube(登録商標)にアップロードされて保存されると、その動画像データが保存されたインターネット上の位置を示すURLが生成されてそのURLが一般に公開される。
次に、動画像データ送信システム200の第1の限定公開識別情報送信部203は、上記のステップS403で生成した限定公開URLを含む埋め込みコードを登録者端末100に送信(図3参照)する(ステップS404)。
登録者端末100の限定公開識別情報受信部102は、動画提供システム200の限定公開識別情報送信部203から動画提供システム200に保存された動画像データの限定公開URLを含む埋め込みコードを受信する(ステップS405)。
次に、登録者端末100の情報送信部103は、サービス提供サーバ300が提供する所定のWebサイト等にアクセスする。限定公開URLを含む埋め込みコードと閲覧画面ページのURLの送り先の電子メールアドレスと動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報を、例えば、図5に示すような、上記のWebサイト等の登録画面ページから入力して、サービス提供サーバ300に送信(図3参照)する(ステップS406)。自己の動画像データを生存終了後に見て欲しい配偶者やその他の家族、親類、友人、地域の知人、仕事関係の知人が所有する電子メールアドレスを1つまたは複数、サービス提供サーバ300に送信する。
例えば、図5の登録画面ページでは、自己の動画像データをフェアウェルムービーとして登録する。
まず、「フェアウェルムービーの登録」の欄に、YouTube(登録商標)でムービーを‘限定公開’に設定した時に表示されたURLと、そのムービーを見て頂く方への挨拶文を入力する。ムービーはムービー1とムービー2の2種類まで登録することができ、仕事関係とプライベート関係などの使い分けが可能となる。また、フェアウェルムービーが無い場合は、写真の登録も可能で、その場合は‘写真’をチェックし、任意のファイルを選択して登録する。
次に、家族、親戚など親しい方にフェアウェルムービーの登録を知らせる。フェアウェルムービーを制作/登録していても、そのことをご家族など親しい方が知らなければ、いざという時に役に立たない。配信を確実なものにするためにも、必ずフェアウェルムービーの存在を親しい方に知らせておく。最低でも一人には必ず知らせる。「フェアウェルムービーの登録をお知らせする方」の欄に、お知らせする方のお名前と電子メールアドレスを入力し、‘メールを送信’をクリックする。電子メールソフトが立ち上がるので、表示されている文面をチェックし、必要であれば内容を追加、修正し、送信する。入力した電子メールアドレスへ、自身がフェアウェルムービーを登録したことを知らせる電子メールが送信される。
さらに、フェアウェルムービーを見て頂く方を登録する。‘フェアウェルムービーを見て頂く方’の欄で、右上の‘新規配信先’をクリックし、表示されたウィンドウで、ムービーを見て頂く方の名前、電子メールアドレスを入力し、プルダウンから自身との関係を選択、及び1と2どちらのムービーを見て頂くかを選択する。上部プルダウンから関係を選択することにより、表示内容を切り替えることができる。
入力し終わったら下の‘情報を確定する’をクリックし、設定を終了する。
図4に戻り、サービス提供サーバ300の情報受信部301は、限定公開URLを含む埋め込みコードと閲覧画面ページのURLの送り先の電子メールアドレスと動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報を登録者端末100から受信する(ステップS407)。
そして、サービス提供サーバ300のアクセス情報生成部302は、限定公開URLを含む埋め込みコードとその限定公開URLを含む埋め込みコードの送り先の電子メールアドレスと動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報と紐付けられる閲覧画面ページのURLを生成して、限定公開URLを含む埋め込みコードと閲覧画面ページのURLの送り先の電子メールアドレスと動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報と閲覧画面ページのURLを紐付けて所定の記憶手段に保存する(ステップS408)。例えば、ハードディスの所定の領域にテーブルを設け、限定公開URLを含む埋め込みコードと閲覧画面ページのURLの送り先の電子メールアドレスと動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報と閲覧画面ページのURLを紐付けて格納する。
さて、サービス提供サーバ300のアクセス情報送信部303は、動画像データに含まれるメッセージの本人の生存終了情報を受け取ると、それをトリガとして所定の記憶手段に保存していた閲覧画面ページのURLを所定の定型の案内文とともに電子メールアドレス宛てに送信(図3参照)する(ステップS409)。上記のテーブルをメッセージの本人の識別情報をキーとして検索して、閲覧画面ページのURLとその閲覧画面ページのURLの送り先の電子メールアドレスを取得する。なお、本人の生存終了情報は、配偶者やその他の家族等の予め、メッセージの存在を知らされていた者によるサービス提供サーバ300の管理者等への電子メール・電話等での通報や、公知の手法である定期的に本人の端末等に電子メール送信を行い、一定期間返信がないとき(第三者への確認を経てもよい)に生存終了とみなしたりすること等で受け取る。したがって、生存終了情報を受け取ると、それをトリガとしてサービス提供サーバ300の管理者等がサービス提供サーバ300を操作して本ステップの処理を開始させたり、または自動的にサービス提供サーバ300が本ステップの処理を開始することであってよい。
そして、閲覧者端末400のアクセス情報受信部401は、上記の電子メールアドレス宛ての電子メールを管理する所定の電子メールサーバ(不図示)にアクセスして、閲覧画面ページのURLが情報として付された電子メールを受信する(ステップS410)。
次に、閲覧者端末400の第2の送信要求部402は、電子メールに付された閲覧画面ページのURLの文字列部分を閲覧者端末400のユーザがクリックする操作を受け付けることで、サービス提供サーバ300が提供するWebサイトの閲覧画面ページにアクセスする。そして、閲覧者端末400の第2の送信要求部402は、閲覧者端末400の所定の表示手段に表示される、例えば、図6に示すような閲覧画面ページ中の動画像データの再生領域の近傍に設けられたスタートボタンをユーザがクリックする操作を受け付けることで、動画像データの送信要求(閲覧画面ページのURL情報を伴う)をサービス提供サーバ300に送信(図3参照)する(ステップS411)。
サービス提供サーバ300の第1の送信要求部304は、上記のテーブルを閲覧者端末400からの送信要求に伴なわれた閲覧画面ページのURLをキーとして検索して、閲覧画面ページのURLに紐付けられている限定公開URLを含む埋め込みコードを取得して、動画像データの送信要求(限定公開URLを含む埋め込みコード情報を伴う)を動画提供システム200に送信(図3参照)する(ステップS412)。
動画提供システム200の第1の動画像データ送信部204は、閲覧者端末400がサービス提供サーバ300に送信した、限定公開URLを含む埋め込みコードによりインターネット上の位置が一意に特定される動画像データの送信要求(限定公開URLを含む埋め込みコード情報を伴う)をサービス提供サーバ300から受け取り、その送信要求に応じて限定公開URLを含む埋め込みコードにより特定された動画像データをサービス提供サーバ300に送信(図3参照)する(ステップS413)。
第2の動画像データ受信部305は、動画提供システム200から送信された所定の動画像データを受信する(ステップS414)。動画像データのファイルを一括してダウンロードすることでも、いわゆるストリーミング配信されることでも、どのような態様であってもよい。
閲覧者端末400の第3の動画像データ受信部403は、サービス提供サーバ300から送信された所定の動画像データを受信する(ステップS415)。動画像データのファイルを一括してダウンロードすることでも、いわゆるストリーミング配信されることでも、どのような態様であってもよい。
閲覧者端末400の動画像データ出力部404は、サービス提供サーバ300から受信した所定の動画像データを再生表示する(ステップS416)。例えば、液晶ディスプレイ等に動画像データおよび静止画像データ・文字データ等を表示して、音声スピーカ等から音声・音楽データ等を出力する。これにより、個人自身の生前の感謝の気持ち等を伝えるメッセージが閲覧者端末400のユーザに閲覧等される。
上記の本実施の形態によれば、大容量記憶部・大容量回線等の高価なハードウェアが求められる構成部分を、YouTube(登録商標)等の既存のシステムを利用することにより、システム全体の構築コストを低減したので通常の資力の事業者によりサービス提供サーバ300を用いたサービス提供が商業ベースで継続して可能となる。
なお、YouTube(登録商標)等のユーザの利用料金は原則無料であるので、サービス提供事業者のシステム構築コストの低減のしわ寄せが、サービス利用者に別途の経済的負担として転嫁されることもない。
上記の本実施の形態によれば、登録者端末100と動画提供システム200と閲覧者端末400でシステムを構成して、動画像データが保存された動画提供システム200のみで限定公開URLを含む埋め込みコードを保持することと比較して、限定公開URLを含む埋め込みコードは登録者端末100に送信されて渡されるので、登録者端末100は、サービス提供サーバ300はもちろん、限定公開URLを含む埋め込みコードを開示したい任意の者に対して任意のタイミングで開示することが可能となり、限定公開URLを含む埋め込みコードの有効利用を図ることができる。
上記の本実施の形態によれば、閲覧者端末400は、閲覧画面のURLからサービス提供サーバ300が提供するWebサイトにアクセスしているので、閲覧者端末400は、動画像データの閲覧後に、サービス提供サーバ300が提供する同一のWebサイト上の他のサービスを受けることができる。例えば、図6に示すように同一のWebサイト上にサービス提供サーバ300から提供される自分史コンテンツを閲覧することであってもよい。自分史とは、上記の動画像データのメッセージの本人の人生の年表コンテンツであり、思い出の写真データや日記データが付加されていてもよい。
図1では、説明・理解の便宜のため、登録者端末100と、閲覧者端末400は1つずつの構成としているが、複数とする構成であってもよい。
また、登録者端末100と、閲覧者端末400は同一の端末とする構成であってもよい。
また、動画提供システム200からの動画像データの閲覧者端末400への送信は、その動画像データが格納されたDVD等の記録媒体によってもよい。
また、上記のステップS401の登録者端末100が動画像データを動画提供システム200に送信するに先立ち、登録者端末100が、サービス提供サーバ300が提供する所定のWebサイト等にアクセスして、サービス提供サーバ300から提供されるその送信方法の案内画面が登録者端末100の表示手段に表示されることであってもよい。
また、登録者端末100とサービス提供サーバ300間における課金システムが組み込まれてもよい。
上記のとおり、登録者端末100は、サービス提供サーバ300はもちろん、限定公開URLを含む埋め込みコードを開示したい任意の者に対して任意のタイミングで開示することが可能となる。したがって、例えば、お葬式会場において二次元バーコード等で限定公開URLを含む埋め込みコードを参列者に公開して、参列者が所定の携帯端末等で動画像データを閲覧する等の運用も可能である。
(変形例)
登録者端末100のユーザが自ら動画データを動画像データ送信システム200に送信・保存するのではなく、サービス提供サーバ200の管理者等に代行してもらう。登録者端末100のユーザが、高齢者等であり、ITの取扱いに慣れていない場合等に有益なシステム構成である。なお、サービス提供サーバ200側で代行手数料を課金することであってもよい。
登録者端末100は、動画像データと閲覧画面のURLの送り先の電子メールアドレスをサービス提供サーバ200に送信し、サービス提供サーバ300からサービス提供サーバ300が動画像データ送信システム200から取得した動画像データの限定公開URLを含む埋め込みコードを受信する。サービス提供サーバ300は動画像データ送信システム200から取得した動画像データの限定公開URLを含む埋め込みコードを上記の第1の実施の形態と同様に取り扱う。
以下、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。なお、本実施の形態は、上記の第1の実施の形態とは、サービス提供サーバが閲覧者端末とのやり取りに際して、限定公開識別情報に紐付けられた特定の画面コンテンツへのアクセス情報の代わりに限定公開識別情報を用いる点が大きな相違点である。
本実施の形態における情報提供システムの構成を図7を参照して説明する。なお、上記の第1の実施の形態と同様の構成部分は重複する説明を省略する。
図7に示すように、情報提供システム20は、登録者端末100と、動画像データ送信システム200と、サービス提供サーバ300´と、閲覧者端末400から構成されているが、上記の第1の実施の形態と基本的に同様の構成である。
登録者端末100と、動画像データ送信システム200は所定のネットワークを介して接続されている。また、登録者端末100と、サービス提供サーバ300´は所定のネットワークを介して接続されている。
閲覧者端末400と、サービス提供サーバ300は´所定のネットワークを介して接続されている。また、閲覧者端末400と、動画像データ送信システム200は所定のネットワークを介して接続されている。
上記の所定のネットワークは、インターネット・LAN(Local Area Network)等であってよく、また有線・無線等は問わない。
図8に、本実施の形態に係る情報提供システム20を構成する、登録者端末100と、動画像データ送信システム200と、サービス提供サーバ300´と、閲覧者端末400の機能ブロックを示す。
図8を参照すると、登録者端末100は、動画像データ送信部101と、第1の限定公開識別情報受信部102と、情報送信部103を備えている。各部は、公知の入出力I/FやCPU等により実現されてよい。
動画像データ送信部101は、動画像データを動画提供システム200に保存させるために動画提供システム200に送信する機能を有している。動画像データは、個人の生前のメッセージ(ラストメッセージ)を含むデータである。動画像データには、静止画像データ・文字データや音声・音楽データ等が付加されていてもよい。
第1の限定公開識別情報受信部102は、動画提供システム200から動画提供システム200に保存された動画像データの限定公開識別情報(例えば限定公開URLを含む埋め込みコード等である。)を受信する機能を有している。
情報送信部103は、限定公開識別情報と限定公開識別情報の送り先の送り先情報(例えば電子メールアドレス等である。)と動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報をサービス提供サーバ300に送信する機能を有している。
図8を参照すると、動画像データ送信システム200は、動画像データ受信部201と、限定公開識別情報生成部202と、第1の限定公開識別情報送信部203と、動画像データ送信部204を備えている。各部は、公知の入出力I/FやCPU等により実現されてよい。
動画像データ受信部201は、動画像データを登録者端末100から受信する機能を有している。
限定公開識別情報生成部202は、保存した動画像データを識別する情報等を含む限定公開識別情報を生成する機能を有している。例えば、動画像データが保存されたインターネット上の位置を一意に示すURLには、動画像データを識別する情報が含まれているといえる。したがって、そのURLを含む埋め込みコード等にも動画像データを識別する情報が含まれているといえる。
第1の限定公開識別情報送信部203は、限定公開識別情報を登録者端末100に送信する機能を有している。
動画像データ送信部204は、閲覧者端末400からの送信要求を受け取り、その送信要求に応じて所定の動画像データを送信する機能を有している。その送信要求は、動画像データ送信システム200に保存されている動画像データ(通常は多数の動画像データ)のうち限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求である。
図8を参照すると、サービス提供サーバ300´は、情報受信部301と、管理部302と、第2の限定公開識別情報送信部303を備えている。各部は、公知の入出力I/FやCPU等により実現されてよい。
情報受信部301は、限定公開識別情報と送り先情報を登録者端末100から受信する機能を有している。
管理部302は、限定公開識別情報と送り先情報とを所定の記憶手段等に保存して管理する機能を有している。
第2の限定公開識別情報送信部303は、上記の動画像データに含まれる生前のメッセージの本人の生存終了情報をトリガとして限定公開識別情報を送り先情報の送り先に送信する機能を有している。
図8を参照すると、閲覧者端末400は、第2の限定公開識別情報受信部401と、送信要求部402と、動画像データ被送信部403と、動画像データ出力部404を備えている。各部は、公知の入出力I/FやCPU等により実現されてよい。
第2の限定公開識別情報受信部401は、限定公開識別情報を送り先情報の送り先から受信する機能を有している。例えば、任意の場所に存在する閲覧者端末400から、所定の電子メールサーバ(不図示)にアクセスして、電子メールを受信することで、電子メールアドレス宛てに送信された限定公開URLを含む埋め込みコードを受信する。
送信要求部402は、限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求を限定公開識別情報に基づいて動画提供システム200に送信する機能を有している。
動画像データ被送信部403は、動画提供システム200から所定の動画像データの送信を受ける機能を有している。動画像データのファイルを一括してダウンロードすることでも、いわゆるストリーミング配信されることでも、どのような態様であってもよい。
動画像データ出力部404は、動画提供システム200から送信された所定の動画像データを出力する機能を有している。例えば、液晶ディスプレイ等に動画像データおよび静止画像データ・文字データ等を表示して、音声スピーカ等から音声・音楽データ等を出力する。
次に、本実施の形態に係る情報提供システム20の処理動作を、図9の説明図および図10のシーケンス図を参照して詳細に説明する。
ここでは、動画像データ送信システム200としてはYouTube(登録商標)のシステムを、また、限定公開識別情報としてはYouTube(登録商標)の限定公開URLを含む埋め込みコードを、また、送り先情報としては電子メールアドレスを前提とする。
まず、登録者端末100の動画像データ送信部101は、動画像データを動画提供システム200に保存させるべく動画提供システム200に送信(図9参照)する(ステップS1001)。なお、動画像データは、ビデオカメラ等の撮像装置により撮影された動画像データである。個人の生前のメッセージ(ラストメッセージ・お別れメッセージ)を含むデータであり、静止画像データ・文字データや音声・音楽データ等が付加されていてもよい。
動画像データ送信システム200の動画像データ受信部201は、動画像データを登録者端末100から受信する(ステップS1002)。そして、動画像データ送信システム200は受信した動画像データを自システム内に保存する。
次に、動画像データ送信システム200の限定公開識別情報生成部202は、保存した動画像データの限定公開URLを含む埋め込みコードを生成する(ステップS1003)。限定公開URLは、原則として限定公開のURL(Uniform Resource Locator)であり、そのURLにより特定される動画像データへのアクセスを許可してもよい特定の者に対してのみ公開(開示)されるものである。なお、限定公開URLでない場合には、動画像データがYouTube(登録商標)にアップロードされて保存されると、その動画像データが保存されたインターネット上の位置を示すURLが生成されてそのURLが一般に公開される。
次に、動画像データ送信システム200の第1の限定公開識別情報送信部203は、上記のステップS1003で生成した限定公開URLを含む埋め込みコードを登録者端末100に送信(図9参照)する(ステップS1004)。
登録者端末100の第1の限定公開識別情報受信部102は、動画提供システム200の第1の限定公開識別情報送信部203から動画提供システム200に保存された動画像データの限定公開URLを含む埋め込みコードを受信する(ステップS1005)。
次に、登録者端末100の情報送信部103は、サービス提供サーバ300が提供する所定のWebサイト等にアクセスする。限定公開URLを含む埋め込みコードとその限定公開URLを含む埋め込みコードの送り先の電子メールアドレスと動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報を、例えば、第1の実施の形態と同様の図5に示すような、上記のWebサイト等の登録画面に入力して、サービス提供サーバ300´に送信(図9参照)する(ステップS1006)。自己の動画像データを生存終了後に見て欲しい配偶者やその他の家族、親類、友人、地域の知人、仕事関係の知人が所有する電子メールアドレスを1つまたは複数、サービス提供サーバ300´に送信する。
サービス提供サーバ300´の情報受信部301は、限定公開URLを含む埋め込みコードとその限定公開URLを含む埋め込みコードの送り先の電子メールアドレスと動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報を登録者端末100から受信する(ステップS1007)。
そして、サービス提供サーバ300´の管理部302は、限定公開URLを含む埋め込みコードとその限定公開URLを含む埋め込みコードの送り先の電子メールアドレスと動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報を所定の記憶手段に保存して管理する(ステップS1008)。例えば、ハードディスの所定の領域にテーブルを設け、限定公開URLを含む埋め込みコードとその限定公開URLを含む埋め込みコードの送り先の電子メールアドレスと動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報と紐付けて格納する。
さて、サービス提供サーバ300´の第2の限定公開識別情報送信部303は、動画像データに含まれるメッセージの本人の生存終了情報を受け取ると、それをトリガとして所定の記憶手段に保存して管理していた限定公開URLを含む埋め込みコードを所定の定型の案内文とともに電子メールアドレス宛てに送信(図9参照)する(ステップS1009)。例えば、上記のテーブルをメッセージの本人の識別情報に基づいて検索して、限定公開URLを含む埋め込みコードとその限定公開URLを含む埋め込みコードの送り先の電子メールアドレスを取得する。なお、本人の生存終了情報は、配偶者やその他の家族等の予め、メッセージの存在を知らされていた者によるサービス提供サーバ300´の管理者等への電子メール・電話等での通報や、公知の手法である定期的に本人の端末等に電子メール送信を行い、一定期間返信がないとき(第三者への確認を経てもよい)に生存終了とみなしたりすること等で受け取る。したがって、生存終了情報を受け取ると、それをトリガとしてサービス提供サーバ300´の管理者等がサービス提供サーバ300´を操作して本ステップの処理を開始させたり、または自動的にサービス提供サーバ300´が本ステップの処理を開始することであってよい。
そして、閲覧者端末400の第2の限定公開識別情報受信部401は、上記の電子メールアドレス宛ての電子メールを管理する所定の電子メールサーバ(不図示)にアクセスして、限定公開URLを含む埋め込みコードが情報として付された電子メールを受信する(ステップS1010)。
次に、閲覧者端末400の送信要求部402は、限定公開URLを含む埋め込みコードによりインターネット上の位置が一意に特定される動画像データの送信要求を、限定公開URLを含む埋め込みコードに基づいて限定公開URLを含む埋め込みコードにより特定される動画提供システム200に送信(図9参照)する(ステップS1011)。具体的には、例えば、電子メールに付された限定公開URLを含む埋め込みコードの文字列部分を閲覧者端末400のユーザがクリックする操作を受け付けることで動画像データの送信要求を動画提供システム200に送信する。
動画提供システム200の動画像データ送信部204は、閲覧者端末400からの限定公開URLを含む埋め込みコードによりインターネット上の位置が一意に特定される動画像データの送信要求を受け取り、その送信要求に応じてその動画像データを閲覧者端末400に送信(図9参照)する(ステップS1012)。
閲覧者端末400の動画像データ被送信部403は、動画提供システム200からその動画像データの送信を受ける(ステップS1013)。動画像データのファイルを一括してダウンロードすることでも、いわゆるストリーミング配信されることでも、どのような態様であってもよい。
閲覧者端末400の動画像データ出力部404は、動画提供システム200から送信された所定の動画像データを再生表示する(ステップS1014)。例えば、液晶ディスプレイ等に動画像データおよび静止画像データ・文字データ等を表示して、音声スピーカ等から音声・音楽データ等を出力する。これにより、個人自身の生前の感謝の気持ち等を伝えるメッセージが閲覧者端末400のユーザに閲覧等される。
上記の本実施の形態によれば、大容量記憶部・大容量回線等の高価なハードウェアが求められる構成部分を、YouTube(登録商標)等の既存のシステムを利用することにより、システム全体の構築コストを低減したので通常の資力の事業者によりサービス提供サーバ300´を用いたサービス提供が商業ベースで継続して可能となる。
なお、YouTube(登録商標)等のユーザの利用料金は原則無料であるので、サービス提供事業者のシステム構築コストの低減のしわ寄せが、サービス利用者に別途の経済的負担として転嫁されることもない。
上記の本実施の形態によれば、登録者端末100と動画提供システム200と閲覧者端末400でシステムを構成して、動画像データが保存された動画提供システム200のみで限定公開URLを含む埋め込みコードを保持することと比較して、限定公開URLを含む埋め込みコードは登録者端末100に送信されて渡されるので、登録者端末100は、サービス提供サーバ300´はもちろん、限定公開URLを含む埋め込みコードを開示したい任意の者に対して任意のタイミングで開示することが可能となり、限定公開URLを含む埋め込みコードの有効利用を図ることができる。
図7では、説明・理解の便宜のため、登録者端末100と、閲覧者端末400は1つずつの構成としているが、複数とする構成であってもよい。
また、登録者端末100と、閲覧者端末400は同一の端末とする構成であってもよい。
また、動画提供システム200からの動画像データの閲覧者端末400への送信は、その動画像データが格納されたDVD等の記録媒体によってもよい。
また、上記のステップS401の登録者端末100が動画像データを動画提供システム200に送信するに先立ち、登録者端末100が、サービス提供サーバ300´が提供する所定のWebサイト等にアクセスして、サービス提供サーバ300´から提供されるその送信方法の案内画面が登録者端末100の表示手段に表示されることであってもよい。
また、閲覧者端末400は動画像データの閲覧後に、サービス提供サーバ300´が提供する所定のWebサイト等にアクセスして、サービス提供サーバ300´から提供される自分史コンテンツを閲覧することであってもよい。自分史コンテンツとは、上記の動画像データのメッセージの本人の人生の年表コンテンツであり、思い出の写真データや日記データが付加されていてもよい。
また、登録者端末100とサービス提供サーバ300´間における課金システムが組み込まれてもよい。
上記のとおり、登録者端末100は、サービス提供サーバ300´はもちろん、限定公開URLを含む埋め込みコードを開示したい任意の者に対して任意のタイミングで開示することが可能となる。したがって、例えば、お葬式会場において二次元バーコード等で限定公開URLを含む埋め込みコードを参列者に公開して、参列者が所定の携帯端末等で動画像データを閲覧する等の運用も可能である。
以下、本発明の第3の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。なお、本実施の形態は、上記の第1の実施の形態、第2の実施の形態とは、動画像データ送信システムにサービス提供サーバが組み込まれている点が大きな相違点である。
本実施の形態における情報提供システムの構成を図11を参照して説明する。
図11に示すように、情報提供システム30は、登録者端末500と、動画像データ送信システム600と、閲覧者端末700から構成されている。
登録者端末500と、動画像データ送信システム600は所定のネットワークを介して接続されている。また、閲覧者端末700と、動画像データ送信システム600は所定のネットワークを介して接続されている。
上記の所定のネットワークは、インターネット・LAN(Local Area Network)等であってよく、また有線・無線等は問わない。
登録者端末500は、CPU(Central Processing Unite)により制御される、ROM(Read
Only Memory)・RAM(Random Access Memory)等の記憶手段を備え、公知の入出力手段を備える情報処理装置である。例えば、パーソナル・コンピュータ、携帯端末等である。
動画像データ送信システム600は、CPU(Central Processing Unite)により制御される、ROM(Read
Only Memory)・RAM(Random Access Memory)等の記憶手段を備え、公知の入出力手段を備えるサービス提供サーバを中心に構成される情報処理システムである。特に、多数の動画像データを保存可能な大容量の記憶手段を備え、かつ、データ量の大きい動画像データをスムーズに配信可能な大容量回線の伝送手段を備える。これらのハードウェアが将来的な技術の進歩により廉価に実現可能な場合等には、通常の資力の事業者により運営される単一のサービス提供サーバを中心にしたシステム構成が可能となる。もちろん、資力が十二分にある事業者により大規模投資がなされて実現されてもよい。
閲覧者端末700は、CPU(Central Processing Unite)により制御される、ROM(Read
Only Memory)・RAM(Random Access Memory)等の記憶手段を備え、公知の入出力手段を備える情報処理装置である。特に、液晶ディスプレイ等の動画像データ等の表示手段を備える。例えば、パーソナル・コンピュータ、携帯端末等である。
情報提供システム20を構成する、登録者端末500と、動画像データ送信システム600と、閲覧者端末700は、主として情報処理装置であり、これらの詳細な構成は公知の種々の技術が適用されてよく、上記した以外の説明はここでは省略する。
図12に、本実施の形態に係る情報提供システム20を構成する、登録者端末500と、動画像データ送信システム600と、閲覧者端末700の機能ブロックを示す。
図12を参照すると、登録者端末500は、情報送信部501と、第1の限定公開識別情報受信部502と、情報送信部503を備えている。各部は、公知の入出力I/FやCPU等により実現されてよい。
情報送信部501は、動画像データと限定公開識別情報の送り先の送り先情報(例えば電子メールアドレス等である。)と動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報を動画像データ送信システム600に保存させるために動画像データ送信システムに送信する機能を有している。動画像データは、個人の生前のメッセージ(ラストメッセージ)を含むデータである。動画像データには、静止画像データ・文字データや音声・音楽データ等が付加されていてもよい。
第1の限定公開識別情報受信部502は、動画像データ送信システム600から動画像データ送信システム600に保存された動画像データの限定公開識別情報(例えば限定公開URLを含む埋め込みコード等である。)を受信する機能を有している。これにより、限定公開URLを含む埋め込みコードは登録者端末100に送信されて渡されるので、登録者端末100は、サービス提供サーバ300はもちろん、限定公開URLを含む埋め込みコードを開示したい任意の者に対して任意のタイミングで開示することが可能となり、限定公開URLを含む埋め込みコードの有効利用を図ることができる。
図12を参照すると、動画像データ送信システム600は、情報受信部601と、限定公開識別情報生成部602と、管理部603と、第1の限定公開識別情報送信部604と、第2の限定公開識別情報送信部605と、動画像データ送信部606を備えている。
情報受信部601は、個人の生前のメッセージを含む動画像データと限定公開識別情報の送り先の送り先情報と動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報を登録者端末500から受信する機能を有している。
限定公開識別情報生成部602は、保存した動画像データを識別する情報等を含む限定公開識別情報を生成する機能を有している。例えば、動画像データが保存されたインターネット上の位置を一意に示すURLには、動画像データを識別する情報が含まれているといえる。したがって、そのURLを含む埋め込みコード等にも動画像データを識別する情報が含まれているといえる。
管理部603は、限定公開識別情報と送り先情報と動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報を所定の記憶手段等に紐付けて保存して管理する機能を有している。
第1の限定公開識別情報送信部604は、限定公開識別情報を登録者端末500に送信する機能を有している。
第2の限定公開識別情報送信部605は、上記の動画像データに含まれる生前のメッセージの本人の生存終了情報をトリガとして限定公開識別情報を送り先情報の送り先に送信する機能を有している。
動画像データ送信部606は、閲覧者端末700からの送信要求を受け取り、その送信要求に応じて所定の動画像データを送信する機能を有している。その送信要求は、動画像データ送信システム600に保存されている動画像データ(通常は多数の動画像データ)のうち限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求である。
図12を参照すると、閲覧者端末700は、第2の限定公開識別情報受信部701と、送信要求部702と、動画像データ受信部703と、動画像データ出力部704を備えている。各部は、公知の入出力I/FやCPU等により実現されてよい。
第2の限定公開識別情報受信部701は、限定公開識別情報を送り先情報の送り先から受信する機能を有している。例えば、任意の場所に存在する閲覧者端末700から、所定の電子メールサーバ(不図示)にアクセスして、電子メールを受信することで、電子メールアドレス宛てに送信された限定公開URLを含む埋め込みコードを受信する。
送信要求部702は、限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求を限定公開識別情報に基づいて動画像データ送信システム600に送信する機能を有している。
動画像データ受信部703は、動画像データ送信システム600から所定の動画像データを受信する機能を有している。動画像データのファイルを一括してダウンロードすることでも、いわゆるストリーミング配信されることでも、どのような態様であってもよい。
動画像データ出力部704は、動画像データ送信システム600から受信した所定の動画像データを出力する機能を有している。例えば、液晶ディスプレイ等に動画像データおよび静止画像データ・文字データ等を表示して、音声スピーカ等から音声・音楽データ等を出力する。
次に、本実施の形態に係る情報提供システム30の処理動作を、図13の説明図および図14のシーケンス図を参照して詳細に説明する。
ここでは、限定公開識別情報としては限定公開URLを含む埋め込みコードを、また、送り先情報としては電子メールアドレスを前提とする。
まず、登録者端末500の情報送信部501は、動画像データと電子メールアドレスと動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報を動画像データ送信システム600に保存させるべく動画像データ送信システム600に送信(図13参照)する(ステップS1401)。例えば、登録者端末500の情報送信部501は、動画像データ送信システム600が提供する所定のWebサイト等にアクセスする。動画像データと限定公開URLを含む埋め込みコードの送り先の電子メールアドレスと動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報を、上記のWebサイト等の登録画面に入力して、動画像データ送信システム600に送信(図13参照)する。自己の動画像データを生存終了後に見て欲しい配偶者やその他の家族、親類、友人、地域の知人、仕事関係の知人が所有する電子メールアドレスを1つまたは複数、動画像データ送信システム600に送信する。なお、動画像データは、ビデオカメラ等の撮像装置により撮影された動画像データである。個人の生前のメッセージ(ラストメッセージ・お別れメッセージ)を含むデータであり、静止画像データ・文字データや音声・音楽データ等が付加されていてもよい。
動画像データ送信システム600の情報受信部601は、動画像データと電子メールアドレスと動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報を登録者端末500から受信する(ステップS1402)。そして、動画像データ送信システム600は受信した動画像データを自システム内に保存する。
次に、動画像データ送信システム600の限定公開識別情報生成部602は、保存した動画像データの限定公開URLを含む埋め込みコードを生成する(ステップS1403)。限定公開URLは、原則として限定公開のURL(Uniform Resource Locator)であり、そのURLにより特定される動画像データへのアクセスを許可してもよい特定の者に対してのみ公開(開示)されるものである。なお、限定公開URLでない場合には、動画像データがYouTube(登録商標)にアップロードされて保存されると、その動画像データが保存されたインターネット上の位置を示すURLが生成されてそのURLが一般に公開される。
また、動画像データ送信システム600の管理部603は、動画像データと限定公開URLを含む埋め込みコードとその限定公開URLを含む埋め込みコードの送り先の電子メールアドレスと動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報を所定の記憶手段に保存して管理する(ステップS1404)。例えば、ハードディスの所定の領域にテーブルを設け、動画像データと限定公開URLを含む埋め込みコードとその限定公開URLを含む埋め込みコードの送り先の電子メールアドレスと動画像データに含まれるメッセージの本人の識別情報と紐付けて格納する。
次に、動画像データ送信システム600の第1の限定公開識別情報送信部604は、上記のステップS1403で生成した限定公開URLを含む埋め込みコードを登録者端末500に送信(図13参照)する(ステップS1405)。
登録者端末500の第1の限定公開識別情報受信部502は、動画像データ送信システム600の第1の限定公開識別情報送信部604から動画像データ送信システム600に保存された動画像データの限定公開URLを含む埋め込みコードを受信する(ステップS1406)。これにより、限定公開URLを含む埋め込みコードは登録者端末100に送信されて渡されるので、登録者端末100は、サービス提供サーバ300はもちろん、限定公開URLを含む埋め込みコードを開示したい任意の者に対して任意のタイミングで開示することが可能となり、限定公開URLを含む埋め込みコードの有効利用を図ることができる。
さて、動画像データ送信システム600の第2の限定公開識別情報送信部605は、動画像データに含まれるメッセージの本人の生存終了情報を受け取ると、それをトリガとして所定の記憶手段に保存して管理していた限定公開URLを含む埋め込みコードを所定の定型の案内文とともに電子メールアドレス宛てに送信(図13参照)する(ステップS1407)。例えば、上記のテーブルをメッセージの本人の識別情報に基づいて検索して、限定公開URLを含む埋め込みコードとその限定公開URLを含む埋め込みコードの送り先の電子メールアドレスを取得する。なお、本人の生存終了情報は、配偶者やその他の家族等の予め、メッセージの存在を知らされていた者による動画像データ送信システム600の管理者等への電子メール・電話等での通報や、公知の手法である定期的に本人の端末等に電子メール送信を行い、一定期間返信がないとき(第三者への確認を経てもよい)に生存終了とみなしたりすること等で受け取る。したがって、生存終了情報を受け取ると、それをトリガとして動画像データ送信システム600の管理者等がサービス提供サーバ等を操作して本ステップの処理を開始させたり、または自動的にサービス提供サーバ等が本ステップの処理を開始することであってよい。
そして、閲覧者端末700の第2の限定公開識別情報受信部701は、上記の電子メールアドレス宛ての電子メールを管理する所定の電子メールサーバ(不図示)にアクセスして、限定公開URLを含む埋め込みコードが情報として付された電子メールを受信する(ステップS1408)。
次に、閲覧者端末700の送信要求部702は、限定公開URLを含む埋め込みコードによりインターネット上の位置が一意に特定される動画像データの送信要求を、限定公開URLを含む埋め込みコードに基づいて限定公開URLを含む埋め込みコードにより特定される動画像データ送信システム600に送信(図13参照)する(ステップS1409)。具体的には、例えば、電子メールに付された限定公開URLを含む埋め込みコードの文字列部分を閲覧者端末700のユーザがクリックする操作を受け付けることで動画像データの送信要求を動画像データ送信システム600に送信する。
動画像データ送信システム600の動画像データ送信部606は、閲覧者端末700からの限定公開URLを含む埋め込みコードによりインターネット上の位置が一意に特定される動画像データの送信要求を受け取り、その送信要求に応じてその動画像データを閲覧者端末700に送信(図13参照)する(ステップS1410)。
閲覧者端末700の動画像データ受信部703は、動画像データ送信システム600からその動画像データを受信する(ステップS1411)。動画像データのファイルを一括してダウンロードすることでも、いわゆるストリーミング配信されることでも、どのような態様であってもよい。
閲覧者端末700の動画像データ出力部704は、動画像データ送信システム600から受信した所定の動画像データを再生表示する(ステップS1412)。例えば、液晶ディスプレイ等に動画像データおよび静止画像データ・文字データ等を表示して、音声スピーカ等から音声・音楽データ等を出力する。これにより、個人自身の生前の感謝の気持ち等を伝えるメッセージが閲覧者端末700のユーザに閲覧等される。
上記の本実施の形態によれば、大容量記憶部・大容量回線等の高価なハードウェアが求められる構成部分を、これらのハードウェアが将来的な技術の進歩等により廉価に実現可能とすることにより、システム全体の構築コストを低減したので通常の資力の事業者によりサービス提供サーバ等を用いたサービス提供が商業ベースで継続して可能となる。
上記の本実施の形態によれば、登録者端末500と動画像データ送信システム600と閲覧者端末700でシステムを構成して、動画像データが保存された動画像データ送信システム600のみで限定公開URLを含む埋め込みコードを保持することと比較して、限定公開URLを含む埋め込みコードは登録者端末500に送信されて渡されるので、登録者端末500は、限定公開URLを含む埋め込みコードを開示したい任意の者に対して任意のタイミングで開示することが可能となり、限定公開URLを含む埋め込みコードの有効利用を図ることができる。
図11では、説明・理解の便宜のため、登録者端末500と、閲覧者端末700は1つずつの構成としているが、複数とする構成であってもよい。
また、登録者端末500と、閲覧者端末700は同一の端末とする構成であってもよい。
また、動画像データ送信システム600からの動画像データの閲覧者端末700への送信は、その動画像データが格納されたDVD等の記録媒体によってもよい。
また、閲覧者端末700は動画像データの閲覧後に、動画像データ送信システム600が提供する所定のWebサイト等にアクセスして、動画像データ送信システム600から提供される自分史コンテンツを閲覧することであってもよい。自分史コンテンツとは、上記の動画像データのメッセージの本人の人生の年表コンテンツであり、思い出の写真データや日記データが付加されていてもよい。
また、登録者端末500と動画像データ送信システム600間における課金システムが組み込まれてもよい。
上記のとおり、登録者端末500は、動画像データ送信システム600はもちろん、限定公開URLを含む埋め込みコードを開示したい任意の者に対して任意のタイミングで開示することが可能となる。したがって、例えば、お葬式会場において二次元バーコード等で限定公開URLを含む埋め込みコードを参列者に公開して、参列者が所定の携帯端末等で動画像データを閲覧する等の運用も可能である。
(変形例)
上記の第1の実施の形態のように、動画像データ送信システム600と動画像データの閲覧者端末70とのやり取りには、限定公開URLを含む埋め込みコードに代えて、動画像データ送信システム600が提供する所定のWebサイト等の画面コンテンツへのアクセス情報が用いられてもよい。なお、そのアクセス情報は限定公開URLを含む埋め込みコードに紐付けられていることとする。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、各装置・システムの機能を実現するためのプログラムを各装置・システム等に読込ませて実行することにより各装置・システム等の機能を実現する処理を行ってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるCD−ROMまたは光磁気ディスクなどを介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線等を介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。また、一部のシステムが人の動作を介在して実現されてもよい。
10、20、30 情報提供システム
100、500 登録者端末
200、600 動画像データ送信システム
300、300´ サービス提供サーバ
400、700 閲覧者端末

Claims (6)

  1. 動画像データ送信システムと、登録者端末と、サービス提供サーバと、閲覧者端末とを備える情報提供システムであって、
    多数の動画像データを保存可能な大容量回線の前記動画像データ送信システムは、保存した動画像データを識別する情報を少なくとも含む限定公開識別情報を生成する限定公開識別情報生成部と、
    前記限定公開識別情報を前記登録者端末に送信する限定公開識別情報送信部と、
    前記サービス提供サーバからの前記保存した動画像データのうち前記限定公開識別情報により特定される所定の個人の生前のメッセージを含む動画像データの送信要求に応じて該所定の動画像データを前記サービス提供サーバに送信する第1の動画像データ送信部とを備え、
    前記登録者端末は、前記動画像データを前記動画提供システムに送信して保存させる第2の動画像データ送信部と、
    前記動画提供システムから前記保存された動画像データの前記限定公開識別情報を受信する限定公開識別情報受信部と、
    前記限定公開識別情報と前記サービス提供サーバにより提供される画面コンテンツへのアクセス情報の送り先の送り先情報とを前記サービス提供サーバに送信する情報送信部とを備え、
    前記サービス提供サーバは、前記限定公開識別情報と前記送り先情報とを前記登録者端末から受信する情報受信部と、
    前記限定公開識別情報および前記送り先情報と紐付けられる前記アクセス情報を生成するアクセス情報生成部と、
    前記個人の生存終了情報をトリガとして前記アクセス情報を前記送り先情報の送り先に送信するアクセス情報送信部と、
    前記閲覧者端末からの送信要求を受けて、前記所定の動画像データの送信要求を前記アクセス情報に紐付けられる前記限定公開識別情報に基づいて前記動画提供システムに送信する第1の送信要求部と、
    前記動画提供システムから送信された前記所定の動画像データを前記閲覧者端末に送信する第3の動画像データ送信部とを備え、
    前記閲覧者端末は、前記アクセス情報を前記送り先情報の送り先から受信するアクセス情報受信部と、
    前記アクセス情報に紐付けられる前記限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求を前記アクセス情報に基づいて前記サービス提供サーバに送信する第2の送信要求部と、
    前記サービス提供サーバから送信された前記所定の動画像データを出力する動画像データ出力部とを備える
    ことを特徴とする情報提供システム。
  2. 動画像データ送信システムと、登録者端末と、サービス提供サーバと、閲覧者端末とを備える情報提供システムであって、
    多数の動画像データを保存可能な大容量回線の前記動画像データ送信システムは、保存した動画像データを識別する情報を少なくとも含む限定公開識別情報を生成する限定公開識別情報生成部と、
    前記限定公開識別情報を前記サービス提供サーバに送信する第1の限定公開識別情報送信部と、
    前記サービス提供サーバからの前記保存した動画像データのうち前記限定公開識別情報により特定される所定の個人の生前のメッセージを含む動画像データの送信要求に応じて該所定の動画像データを前記サービス提供サーバに送信する第1の動画像データ送信部とを備え、
    前記登録者端末は、前記動画像データと前記限定公開識別情報の送り先の送り先情報とを前記サービス提供サーバに送信する情報送信部と、
    前記サービス提供サーバから前記保存された動画像データの前記限定公開識別情報を受信する限定公開識別情報受信部とを備え、
    前記サービス提供サーバは、前記動画像データと前記送り先情報とを前記登録者端末から受信する情報受信部と、
    前記動画像データを前記動画提供システムに送信して保存させる動画像データ送信部と、
    前記限定公開識別情報を前記登録者端末に送信する第2の限定公開識別情報送信部と、
    前記限定公開識別情報および前記送り先情報と紐付けられる特定の画面コンテンツへのアクセス情報を生成するアクセス情報生成部と、
    前記個人の生存終了情報をトリガとして前記アクセス情報を前記送り先情報の送り先に送信するアクセス情報送信部と、
    前記閲覧者端末からの送信要求を受けて、前記所定の動画像データの送信要求を前記アクセス情報に紐付けられる前記限定公開識別情報に基づいて前記動画提供システムに送信する第1の送信要求部と、
    前記動画提供システムから送信された前記所定の動画像データを前記閲覧者端末に送信する第2の動画像データ送信部とを備え、
    前記閲覧者端末は、前記アクセス情報を前記送り先情報の送り先から受信するアクセス情報受信部と、
    前記アクセス情報に紐付けられる前記限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求を前記アクセス情報に基づいて前記サービス提供サーバに送信する第2の送信要求部と、
    前記サービス提供サーバから送信された前記所定の動画像データを出力する動画像データ出力部とを備える
    ことを特徴とする情報提供システム。
  3. 動画像データ送信システムと、登録者端末と、サービス提供サーバと、閲覧者端末とを備える情報提供システムであって、
    多数の動画像データを保存可能な大容量回線の前記動画像データ送信システムは、保存した動画像データを識別する情報を少なくとも含む限定公開識別情報を生成する限定公開識別情報生成部と、
    前記限定公開識別情報を前記登録者端末に送信する第1の限定公開識別情報送信部と、
    前記閲覧者端末からの前記保存した動画像データのうち前記限定公開識別情報により特定される所定の個人の生前のメッセージを含む動画像データの送信要求に応じて該所定の動画像データを送信する動画像データ送信部とを備え、
    前記登録者端末は、前記動画像データを前記動画提供システムに送信して保存させる動画像データ送信部と、
    前記動画提供システムから前記保存された動画像データの前記限定公開識別情報を受信する第1の限定公開識別情報受信部と、
    前記限定公開識別情報と前記限定公開識別情報の送り先の送り先情報とを前記サービス提供サーバに送信する情報送信部とを備え、
    前記サービス提供サーバは、前記限定公開識別情報と前記送り先情報とを前記登録者端末から受信する情報受信部と、
    前記限定公開識別情報と前記送り先情報とを保存して管理する管理部と、
    前記個人の生存終了情報をトリガとして前記限定公開識別情報を前記送り先情報の送り先に送信する第2の限定公開識別情報送信部とを備え、
    前記閲覧者端末は、前記限定公開識別情報を前記送り先情報の送り先から受信する第2の限定公開識別情報受信部と、
    前記限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求を前記限定公開識別情報に基づいて前記動画提供システムに送信する送信要求部と、
    前記動画提供システムから送信された前記所定の動画像データを出力する動画像データ出力部とを備える
    ことを特徴とする情報提供システム。
  4. 動画像データ送信システムと、登録者端末と、閲覧者端末とを備える情報提供システムであって、
    多数の動画像データを保存可能な大容量回線の前記動画像データ送信システムは、個人の生前のメッセージを含む動画像データと保存した前記動画像データを識別する情報を少なくとも含む限定公開識別情報の送り先の送り先情報とを前記登録者端末から受信する情報受信部と、
    保存した前記動画像データを識別する情報を少なくとも含む前記限定公開識別情報を生成する限定公開識別情報生成部と、
    前記限定公開識別情報と前記送り先情報とを紐付けて保存して管理する管理部と、
    前記限定公開識別情報を前記登録者端末に送信する第1の限定公開識別情報送信部と、
    前記個人の生存終了情報をトリガとして前記限定公開識別情報を前記送り先情報の送り先に送信する第2の限定公開識別情報送信部と、
    前記閲覧者端末からの前記保存した動画像データのうち前記限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求に応じて該所定の動画像データを送信する動画像データ送信部とを備え、
    前記登録者端末は、前記動画像データと前記送り先情報とを前記動画提供システムに送信する情報送信部と、
    前記動画提供システムから前記保存された動画像データの前記限定公開識別情報を受信する第1の限定公開識別情報受信部とを備え、
    前記閲覧者端末は、前記限定公開識別情報を前記前記送り先情報の送り先から受信する第2の限定公開識別情報受信部と、
    前記限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求を前記限定公開識別情報に基づいて前記動画提供システムに送信する送信要求部と、
    前記動画提供システムから送信された前記所定の動画像データを出力する動画像データ出力部とを備える
    ことを特徴とする情報提供システム。
  5. 動画像データ送信システムと、登録者端末と、サービス提供サーバと、閲覧者端末とを利用した情報提供方法であって、
    前記登録者端末が、個人の生前のメッセージを含む動画像データを前記動画提供システムに送り、
    多数の動画像データを保存可能な大容量回線の前記動画像データ送信システムが、受け取って保存した前記動画像データを識別する情報を少なくとも含む限定公開識別情報を生成して前記登録者端末に送り、
    前記登録者端末が、受け取った前記限定公開識別情報と前記限定公開識別情報の送り先の送り先情報とを前記サービス提供サーバに送り、
    前記サービス提供サーバが、前記限定公開識別情報および前記送り先情報と紐付けられる特定の画面コンテンツへのアクセス情報を生成し、
    前記サービス提供サーバが、前記個人の生存終了情報をトリガとして生成した前記アクセス情報を受け取った前記送り先情報の送り先に送り、
    前記閲覧者端末が、前記送り先情報の送り先から受け取った前記アクセス情報に紐付けられる前記限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの要求を前記アクセス情報に基づいて前記サービス提供サーバに送り、
    前記サービス提供サーバが、前記閲覧者端末からの要求を受けて、前記所定の動画像データの送信要求を前記アクセス情報に紐付けられる前記限定公開識別情報に基づいて前記動画提供システムに送り、
    前記動画像データ送信システムが、受け取った前記要求に応じて前記所定の動画像データを前記サービス提供サーバに送り、
    前記サービス提供サーバが、送られた前記所定の動画像データを前記閲覧者端末に送り、
    前記閲覧者端末が、送られた前記所定の動画像データを出力する
    ことを特徴とする情報提供方法。
  6. 動画像データ送信システムと、登録者端末と、サービス提供サーバと、閲覧者端末とを備える情報提供システムにおけるサービス提供サーバであって、
    前記登録者端末が、個人の生前のメッセージを含む動画像データを前記動画提供システムに送り、
    多数の動画像データを保存可能な大容量回線の前記動画像データ送信システムが、受け取って保存した前記動画像データを識別する情報を少なくとも含む限定公開識別情報を生成して前記登録者端末に送り、
    前記登録者端末が、受け取った前記限定公開識別情報と前記限定公開識別情報の送り先の送り先情報とを自サービス提供サーバに送り、
    前記サービス提供サーバは、前記限定公開識別情報と前記送り先情報とを前記登録者端末から受信する情報受信部と、
    前記限定公開識別情報および前記送り先情報と紐付けられる特定の画面コンテンツへのアクセス情報を生成するアクセス情報生成部と、
    前記個人の生存終了情報をトリガとして前記アクセス情報を前記送り先情報の送り先に送信するアクセス情報送信部と、
    前記閲覧者端末からの前記アクセス情報に基づく、前記アクセス情報に紐付けられる前記限定公開識別情報により特定される所定の動画像データの送信要求を受けて、前記所定の動画像データの送信要求を前記アクセス情報に紐付けられる前記限定公開識別情報に基づいて前記動画提供システムに送信する送信要求部と、
    前記送信要求に応じて前記動画提供システムから送信された前記所定の動画像データを前記閲覧者端末に送信する動画像データ送信部とを備え、
    前記閲覧者端末に、送信された前記所定の動画像データを出力させる
    ことを特徴とするサービス提供サーバ。
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