JP2013211828A - リアルタイム放送制御システム - Google Patents

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Abstract


【課題】現在放送されている番組のリアルタイム視聴を促す。
【解決手段】リアルタイム放送制御システム100は、インターネットなどのネットワークを介して接続された、情報端末であるスマートフォン101と、コンテンツ提供サーバであるメールサーバ102とを備える。スマートフォン101が、メールサーバ102から、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述した電子メールを受信し、当該電子メールに記述された視聴命令が実行されることで、起動させ、または起動した状態のテレビ受信機10が特定のチャンネルに設定される。
【選択図】図1

Description

この発明は、リアルタイムで放送されるテレビ番組の視聴を制御するためのリアルタイム放送制御システムに関する。
従来から、携帯端末からテレビ受信機のチャンネル変更などの操作を行う技術が存在する(特許文献1)。
特開平2008−28925号公報
しかしながら、特許文献1の技術のように、携帯端末をリモコンの代わりに使用してテレビ受信機の操作を容易にするだけでは、ユーザ趣味の多様化による昨今のテレビ離れを食い止めるには不十分であった。一方で、昨今のソーシャルメディア(ソーシャルネットワークサービス(SNS)、電子メールなど)の普及により、番組を視聴しながらソーシャルメディアでコミュニケーションを行ったり、ソーシャルメディアでコミュニケーションを行いながら番組の情報を得て番組の視聴を開始するといった新しいライフスタイルが存在する。
また、録画機器を操作する技術(例えば、iEPGを介して行うリモート録画予約)は従来より存在したが、リアルタイムで放送を外部から操作する技術は存在しなかった。
この発明は、インターネット・ソーシャルメディアと連動し、ユーザにリアルタイム視聴を促すことで、テレビメディアの価値向上を目指すものである。例えば、ユーザがソーシャルメディアでコミュニケーションを行った際に、番組を視聴する契機(動機付け)を与えることで、テレビを見ていなかった人にその番組を見させることができる。また、放送局側もその特性を利用してインターネット・ソーシャルメディアを活用できることで、テレビ放送のリアルタイム視聴がより促進される。
(1)この発明の情報端末は、
コンテンツ提供サーバにネットワークを介して接続され、番組視聴用端末を操作可能な情報端末であって、
前記コンテンツ提供サーバから、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを受信する手段と、
取得した前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の前記番組視聴用端末を特定のチャンネルに設定する手段と、
を備えたこと、を特徴とする。
これにより、コンテンツを受信する際に、現在放送中の番組をテレビ受信機で視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、インターネット・ソーシャルメディアと連動して、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
(2)この発明の番組視聴用情報端末は、
コンテンツ提供サーバにネットワークを介して接続され、番組視聴を可能にするテレビ表示機能部を備えた番組視聴用情報端末であって、
前記コンテンツ提供サーバから、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを受信する手段と、
取得した前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の前記テレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定する手段と、
を備えたこと、を特徴とする。
これにより、コンテンツを受信する際に、現在放送中の番組を番組視聴アプリケーションで視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、インターネット・ソーシャルメディアと連動して、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
(3)この発明の情報端末は、
前記コンテンツが、他の情報端末から送信される電子メールであり、
前記他の情報端末において、視聴命令を記述した電子メールが作成されること、
を特徴とする。
これにより、例えば、友人などが有する他の携帯端末から番組視聴を促進する電子メールを作成し、これを受信したユーザに、現在放送中の番組を番組視聴アプリケーションで視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、メールシステムと連動して、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
(4)この発明の情報端末は、
前記コンテンツが、他の情報端末から送信される電子メールであり、
前記コンテンツ提供サーバが、前記電子メールのメッセージに放送局名が含まれていると判断した場合に当該放送局で現在放送中の番組を視聴させる視聴命令を電子メールに記述し、または、前記電子メールのメッセージに現在放送中の番組名が含まれていると判断した場合に当該番組名に対応する番組を視聴させる視聴命令を電子メールに記述すること、を特徴とする。
これにより、例えば、メールサーバなどにおいて番組視聴を促進する電子メールを自動的に作成し、これを受信したユーザに、現在放送中の番組を番組視聴アプリケーションで視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、メールシステムと連動して、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
(5)この発明の情報端末は、
コンテンツ提供サーバにネットワークを介して接続され、番組視聴用端末を操作可能な情報端末であって、
前記コンテンツ提供サーバに接続して、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを閲覧する手段と、
閲覧した前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の前記番組視聴用端末を特定のチャンネルに設定する手段と、
を備えたこと、を特徴とする。
これにより、インターネットコンテンツにアクセスする際に、現在放送中の番組をテレビ受信機で視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、インターネット・ソーシャルメディアと連動して、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
(6)この発明の番組視聴用情報端末は、
コンテンツ提供サーバにネットワークを介して接続され、番組視聴を可能にするテレビ表示機能部を備えた番組視聴用情報端末であって、
前記コンテンツ提供サーバに接続して、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを閲覧する手段と、
閲覧した前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の前記テレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定する手段と、
を備えたこと、を特徴とする。
これにより、インターネットコンテンツにアクセスする際に、現在放送中の番組を番組視聴アプリケーションで視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、インターネット・ソーシャルメディアと連動して、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
(7)この発明の情報端末は、
前記コンテンツ提供サーバが、コンテンツに放送局名が含まれていると判断した場合に当該放送局で現在放送中の番組を視聴させる視聴命令を当該コンテンツに記述し、または、コンテンツに現在放送中の番組名が含まれていると判断した場合に当該番組名に対応する番組を視聴させる視聴命令をコンテンツに記述すること、
を特徴とする。
これにより、例えば、SNSサイトなどにおいて番組視聴を促進するコンテンツ(掲示板への書き込みなど)を作成しておき、これを閲覧したユーザに、現在放送中の番組を番組視聴アプリケーションで視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、インターネット・ソーシャルメディアと連動し、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
(8)この発明の情報端末は、
視聴管理サーバにネットワークを介して接続され、番組を視聴するための操作が可能な情報端末であって、
所定時に前記視聴管理サーバから自動的に送信された、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを受信する手段と、
前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の番組視聴用端末またはテレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定する手段と、
を備えたこと、を特徴とする。
これにより、特定番組について、ユーザに所定のタイミングで自動的に視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
(9)この発明の情報端末は、
前記情報端末は、電子番組表サーバにネットワークを介して接続されており、さらに、
前記電子番組表サーバから電子番組表を受信する手段と、
前記電子番組表に表示された将来放送予定の番組の中から特定番組を選択する手段と、
選択した前記特定番組の番組視聴データを前記視聴管理サーバに登録する手段と、
を備えたこと、を特徴とする。
これにより、ユーザ自らが選択した番組について、所定のタイミングで視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
(10)この発明の情報端末は、
将来放送予定の番組の中から特定番組を検索するためのキーワードを入力する手段と、
入力した前記キーワードに基づいて抽出した特定番組の番組視聴データを前記視聴管理サーバに登録する手段と、
を備えたこと、を特徴とする。
これにより、ユーザ自らが設定した好みの番組について、所定のタイミングで視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
(11)この発明の情報端末は、
番組を視聴するための操作が可能な情報端末であって、
予め現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを、所定時に表示するように登録する手段と、
所定時に現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを自動的に表示する手段と、
前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の番組視聴用端末またはテレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定する手段と、
を備えたこと、を特徴とする。
これにより、特定番組について、ユーザに所定のタイミングで自動的に視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
(12)この発明の情報端末は、
前記情報端末は、電子番組表サーバにネットワークを介して接続されており、さらに、
前記電子番組表サーバから電子番組表を受信する手段と、
前記電子番組表に表示された将来放送予定の番組の中から特定番組を選択する手段と、
選択した前記特定番組の番組視聴データを登録する記憶部と、
を備えたこと、を特徴とする情報端末。
これにより、ユーザ自らが選択した番組について、所定のタイミングで視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
(13)この発明の情報端末は、
将来放送予定の番組の中から特定番組を検索するためのキーワードを入力する手段と、
入力した前記キーワードに基づいて抽出した特定番組の番組視聴データを登録する記憶部と、
を備えたこと、を特徴とする。
これにより、ユーザ自らが設定した好みの番組について、所定のタイミングで視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
(15)この発明の広告サーバは、
上記いずれかの情報端末によって実現される情報端末から視聴された番組の履歴データを受けて、当該履歴データを情報端末IDと対応付けて記憶する広告サーバであって、
前記履歴データに関連づけられた広告コンテンツをデータベースから抽出する手段と、
前記情報端末IDに対応する情報端末に前記広告コンテンツを送信する手段と、
を備えたこと、を特徴とする
これにより、番組の放送中にリアルタイムで、特定のユーザに現在視聴可能な番組に関する広告情報の配信を行うことができる。
(16)この発明の広告サーバは、
さらに、前記情報端末の位置情報データを受けて、前記履歴データおよび前記位置情報データに関連づけられた広告コンテンツをデータベースから抽出すること、を特徴とする。
これにより、履歴データを位置情報と組み合わせることで、視聴場所と連動したクーポンなどの広告情報の配信が可能となる。
(17)この発明の視聴管理サーバは、
現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを送信するための視聴管理サーバであって、
少なくとも放送開始時間およびチャンネル情報を含む番組視聴データを記憶する記憶部と、
前記番組視聴データに基づいて、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを生成する手段と、
前記放送開始時間またはその直前に、特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを情報端末に自動的に送信する手段と、
を備えたこと、を特徴とする。
これにより、ユーザに対して放送開始時間またはその直前に、現在放送中の番組を視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
(18)この発明の視聴管理サーバは、
現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを送信するための視聴管理サーバであって、
現在放送中の番組のうち、番組評価指数が所定のしきい値を超えた番組であると判断された特定番組について、前記特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを生成する手段と、
前記特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを直ちに情報端末に送信する手段と、
を備えたこと、を特徴とする。
これにより、現在放送中の番組が盛り上がった時に視聴する契機(動機付け)を与えることが可能となり、ユーザにリアルタイム視聴を促すことができる。
本発明のリアルタイム放送制御システム100の構成を示す図である。 スマートフォン101のハードウェア構成を示す図である。 番組関連の新規メールを作成する操作画面の例を示す図である。 受信した電子メールの表示例(図4A)および視聴ボタンをクリックすること視聴される番組の表示例(図4B)を示す図である。 スマートフォン101において実行される処理のフローチャートである。 本発明のリアルタイム放送制御システム100’の構成を示す図である。 スマートフォン101’のハードウェア構成を示す図である。 SNSサイトのコンテンツの表示例を示す図である。 スマートフォン101’において実行される処理のフローチャートである。 他の実施形態におけるリアルタイム放送制御システムの構成を示す図である。 広告サーバ104のデータベースに記憶されたデータ例を示す図である。 他の実施形態におけるリアルタイム放送制御システム100”の構成を示す図である。 図6に示すリアルタイム放送制御システム100’の変形例を示す図である。 他の実施形態におけるリアルタイム放送制御システムの構成を示す図である。 他の実施形態におけるスマートフォンのハードウェア構成を示す図である。 他の実施形態におけるリアルタイム放送制御処理を示すフローチャートである。 EPG(電子番組表)の表示例を示す図である。 視聴管理サーバの視聴管理DBに記憶されたデータ例を示す図である。 他の実施形態におけるリアルタイム放送制御処理を示すフローチャートである。 受信した電子メールの表示例(図20A)および視聴ボタンをクリックすること視聴される番組の表示例(図20B)を示す図である。 他の実施形態におけるリアルタイム放送制御システムの構成を示す図である。 他の実施形態におけるリアルタイム放送制御処理を示すフローチャートである。 特定番組に関するツイート数の時間変動を示すグラフである。
1.第1の実施形態
本発明のリアルタイム放送制御システムについて、図1を用いて説明する。なお、第1の実施形態では、家庭内でスマートフォン101を操作しているユーザに届いた他のユーザからの電子メールを契機として、テレビ受信機10により現在放送中の特定番組を家庭内ユーザに視聴させる場合を例として説明する。
図1に示すように、リアルタイム放送制御システム100は、インターネットなどのネットワークを介して接続された、情報端末であるスマートフォン101と、コンテンツ提供サーバであるメールサーバ102とを備えている。
図1に示すスマートフォン101を操作している家庭内のユーザは、メールサーバ102を介して送信された視聴促進用の電子メール(現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したもの)を受信する。さらに、受信した視聴促進用の電子メールに対して、ユーザが視聴許可入力を行うことによって、当該電子メールに記述された視聴命令が実行され、その結果、起動させ、または起動した状態(すなわち、副電源がオンしている状態)のテレビ受信機10が特定のチャンネルに設定(変更)されることになる。これにより、ユーザに特定の番組を視聴させることができる。
なお、番組視聴用端末であるテレビ受信機10は、スマートフォン101のユーザが家庭内に所有するテレビ受信機であって、無線ルータ50を介してスマートフォン101からリモコン制御(遠隔操作)できるように構成されている。
[スマートフォン101、201のハードウェア構成]
まず、図1に示すスマートフォン101のハードウェア構成を、図2を用いて説明する。スマートフォン101は、CPU111、メモリ112、タッチセンサ114、スピーカ115、ディスプレイ116、通信制御回路117を備えている。
メモリ112は、CPU211に対して作業領域を提供する。また、メモリ112には、オペレーティング・システム(OS)、メールソフト(図示せず)といった標準的なアプリケーション(図示せず)の他、テレビ受信機操作プログラムP1、視聴命令実行プログラムP2を記録する。
テレビ受信機操作プログラムP1としては、インターネットを介してテレビ受信機10を遠隔操作できるアプリケーション(例えば、ソニー社製のMedia Remoteなど)を用いることができる。視聴命令実行プログラムP2は、視聴命令に基づき、テレビ受信機操作プログラムP1を介してテレビ受信機10を制御するためのプログラムである。
タッチセンサ114は、ユーザがディスプレイ116に接触した位置を検出し、当該位置に対応する命令を受け付ける。スピーカー115は、音声データを外部に出力する。ディスプレイ116は、テレビ放送やデータ放送、及びユーザーインターフェイス等の画像を表示する。
通信制御回路117は、通信回線(例えば、電話回線、パケット通信回線、Wi-Fi(商標)無線通信回線)を利用した電話及びデータの送受信を実現する。
なお、メール送信者のスマートフォン201のハードウェア構成も、基本的に図2に示すものと同じである。ただし、スマートフォン201が視聴命令タグをメールに記述することが可能なメールソフトを備える点で相違する。
図3に、他のユーザが、図1に示すスマートフォン201を用いて視聴促進用の新規メールを作成する場合の操作画面の表示例を示す。
スマートフォン201のメールソフトでは、図3に示すように、地域「大阪」、種別「地上波」、チャンネル番号「8ch」といった項目をプルダウンメニューで選択することが可能になっている。これらの項目を選択することで、現在放送中の特定番組を視聴するためのデータをEPGなどから容易に抽出することができる。他のユーザが、図3に示す送信ボタン13を押下することで、特定番組の視聴命令を記述したタグを組み込んだ電子メールを送信することができる。
[リアルタイム放送制御処理の内容]
図5に、スマートフォン101において実行される処理のフローチャートを示す。なお、事前処理として、テレビ受信機操作プログラムP1を起動して、スマートフォン101からテレビ受信機10にアクセスし、スマートフォン101をテレビ受信機10の遠隔操作が可能な端末として登録しておく必要がある。
図5に示すように、ユーザは、メールサーバ102から携帯電話網を介して送られた視聴促進用の電子メールを、スマートフォン101のメールソフトで受信し(ステップS50)、これをディスプレイ116に表示する(ステップS52)。
受信した視聴促進用の電子メールには、例えば、図4Aに示すような、現在放送中の番組に関するメッセージが、視聴ボタン15と共に表示されている。図4Aに示すメッセージ内の視聴ボタン15には、チャンネル設定(変更)用のタグ(例えば、htmlタグ)が組み込まれている。
図4Aにおいて、ユーザが視聴ボタン15を押下すると(ステップS54のYes)、視聴命令実行プログラムP2は、認識したタグに記述されているチャンネルに設定する視聴命令を、テレビ受信機操作プログラムP1に与える(ステップS56)。
これを受けて、テレビ受信機操作プログラムP1は、テレビ受信機10と通信して、テレビ受信機10の電源(副電源)をオンし、視聴命令に記述されたチャンネルに設定(変更)する処理を実行する(ステップS58)。なお、テレビ受信機10のMACアドレスに基づいて、遠隔操作の対象であるテレビ受信機10が特定される。これにより、例えば、図4Bに示すように、視聴命令に基づいた番組が表示される。
テレビ受信機10の副電源がオン状態であることがネットワークを介して検知できる場合には、ステップS58において、チャンネル設定(変更)処理のみを実行してもよい。なお、何れにしても、テレビ受信機10の主電源については、予め入れた状態(オン状態)にしておくことが必要である。
以上のように、電子メールによって現在放送中の番組を視聴する契機(動機付け)をユーザに与え、スマートフォン101で受信した電子メールに記述された視聴命令に基づいて、スマートフォン101からテレビ受像機10を遠隔操作することが可能となる。
なお、上記実施形態では、ユーザが受信する電子メールに視聴命令を記述すること(プッシュ型)としたが、以下の第2の実施形態に示すように、ユーザがアクセスするインターネット上のコンテンツに対して視聴命令を記述するよう(プル型)にしてもよい。
2.第2の実施形態
図6は、プル型のリアルタイム放送制御システム100’の構成を示す図である。なお、第2の実施形態は、図1に示すテレビ受信機10を用いずに、情報端末であるスマートフォン101’に内蔵されたアプリケーションを用いて、情報端末でテレビ番組を視聴する点でも、上記第1の実施形態と異なっている。
本実施形態におけるリアルタイム放送制御システム100’は、図6に示すように、情報端末であるスマートフォン101’、コンテンツ提供サーバであるSNSサーバ103を有している。なお、SNSサーバ103のコンテンツ(掲示板など)への書き込みは他のユーザのPC106から行われる。
[スマートフォン101’のハードウェア構成]
スマートフォン101’のハードウェア構成を、図7を用いて説明する。スマートフォン101’は、CPU111、メモリ112、タッチセンサ114、スピーカ115、ディスプレイ116、通信制御回路117を備えている。
メモリ112は、CPU111に対して作業領域を提供する。また、メモリ112には、オペレーティング・システム(OS)、メールソフト(図示せず)といった標準的なアプリケーション(図示せず)の他、テレビ放送視聴プログラムP0、視聴命令実行プログラムP2等のアプリケーションを記録している。少なくともテレビ放送視聴プログラムP0およびディスプレイ116により、テレビ表示機能部が構成されている。
リアルタイムで放送される番組を視聴するために、スマートフォン101’のテレビ放送視聴プログラムP0は、テレビ放送局121から受信した放送内容データをディスプレイ116に表示する。また、スマートフォン101’の視聴命令実行プログラムP2は、外部からの視聴命令を受けて、テレビ放送視聴プログラムP0を介してテレビ表示機能部の起動、チャンネル変更、音量変更などの操作を行う。
テレビ放送視聴プログラムP0としては、一般に用いられるワンセグ視聴用のアプリケーションや、地デジアプリ、Wi−Fiによる12セグ転送を受けて表示させるアプリ、NOTTV(商標)のようなIPキャストを受信するアプリ、インターネット放送が視聴可能なブラウザなどを用いることができる。
地上デジタル放送チューナ回路113は、内蔵するチューナを介してトランスポート・ストリームを受信し、内蔵するTSデコーダによって、各エレメンタリー・ストリームを抽出する。
タッチセンサ114は、ユーザがディスプレイ116に接触した位置を検出し、当該位置に対応する命令を受け付ける。スピーカー115は、音声データを外部に出力する。ディスプレイ116は、テレビ放送やデータ放送、及びユーザーインターフェイス等の画像を表示する。
通信制御回路117は、携帯電話通信回線(例えば、パケット通信回線、Wi−Fi(商標)通信回線)を利用した電話及びデータの送受信を実現する。
[リアルタイム放送制御処理の内容]
図9に、スマートフォン101’において実行される処理のフローチャートを示す。
ユーザは、スマートフォン101’を操作してインターネットに接続し、SNSサーバ103のSNSサイトにアクセスする(ステップS90)。SNSサイトには、例えば、図8に示すような、現在放送中の番組に関するコンテンツ(例えば、掲示板への書き込み、ツイート、つぶやき等)が表示されている。
なお、図8に示す書き込みの表示には、視聴命令タグが記述された視聴ボタン17が組み込まれている。コンテンツへの視聴ボタン17の組み込み操作は、図3に示すメール作成時における視聴ボタン15(図4A)の組み込み操作と同様の手法により行うことができる。
図8に示すSNSサイトの表示画面において、閲覧するユーザが視聴ボタン15を押下すると(ステップS92)、視聴命令実行プログラムP2が起動する(ステップS94)。
さらに、視聴命令実行プログラムP2は、タグに記述されている特定のチャンネルに設定する視聴命令に基づいて、テレビ表示機能部を構成するテレビ放送視聴プログラムP0等を起動し、特定のチャンネルに設定(変更)する制御を実行する(ステップS96)。なお、ステップS96において、テレビ放送視聴プログラムP0が既に起動した状態である場合に、チャンネル設定(変更)処理のみを実行するようにしてもよい。
以上のように、インターネット上のコンテンツによって、現在放送中の番組を視聴する契機(動機付け)をユーザに与え、スマートフォン101’からテレビ受像機10を遠隔操作することが可能となる。
なお、上記実施形態では、他人から電子メールを送信したり(第1の実施形態)、他人が掲示板に書き込んだコンテンツにアクセスして(第2の実施形態)、コンテンツに記述された視聴命令を実行することとしたが、以下の第3の実施形態に示すように、ユーザー自らが視聴する特定番組を設定するようにしてもよい。
3.第3の実施形態
図14は、ユーザー設定型のリアルタイム放送制御システム200の構成を示す図である。なお、第3の実施形態では、図6に示すリアルタイム放送制御システム100’と同様に、図1に示すテレビ受信機10を用いずに、情報端末であるスマートフォン101’に内蔵されたアプリケーションを用いてテレビ番組(テレビ放送局121から発信)を視聴する場合を例に説明する。ただし、図1に示すようなテレビ受信機10でテレビ番組を視聴する構成を採用してもよい。
本実施形態におけるリアルタイム放送制御システム200は、図14に示すように、番組を視聴するための操作が可能な情報端末であるスマートフォン101’、コンテンツ提供サーバである視聴管理サーバ107、電子番組表(EPG)を提供するEPGサーバ108を有しており、これらはネットワークを介して接続されている。かかる構成において、視聴管理サーバ107から所定時に、ユーザに対して自動的に特定番組の視聴喚起が行われることになる。
スマートフォン101’のハードウェア構成を、図15を用いて説明する。スマートフォン101’は、CPU111、メモリ112、タッチセンサ114、スピーカ115、ディスプレイ116、通信制御回路117を備えている。
メモリ112は、CPU111に対して作業領域を提供する。また、メモリ112には、オペレーティング・システム(OS)、メールソフト(図示せず)といった標準的なアプリケーション(図示せず)の他、テレビ放送視聴プログラムP0、視聴命令実行プログラムP2、視聴喚起登録プログラムP3等のアプリケーションを記録している。少なくともテレビ放送視聴プログラムP0およびディスプレイ116により、テレビ表示機能部が構成されている。視聴喚起登録プログラムP3は、ユーザーが自ら視聴喚起しようとする特定番組を設定するために用いられるプログラムである。なお、メモリ112に視聴喚起登録プログラムP3(図15)が追加して記録されている以外は、図7に示す構成と同じである。
[リアルタイム放送制御処理の内容]
まず、ユーザーは、自らリアルタイムで視聴しようとする特定番組を選択し、または検索するためのキーワードを入力して、以下のように登録処理を行う。
図16を用いて、視聴喚起登録プログラムP3を起動することで実行される登録処理について説明する。
ユーザがスマートフォン101’を操作して視聴喚起登録プログラムP3を起動すると(ステップS160)、CPU111は、インターネットを介して、EPGサーバ108にアクセスする(ステップS162)。
これに応じて、EPGサーバ108は、スマートフォン101’にEPG(電子番組表)データを送信する(ステップS164)。例えば、図17に示すように、午後7時〜午後12時までの地上波の番組データを全て含んだEPG(電子番組表)を送信する。
つぎに、スマートフォン101’は、ディスプレイ116にEPG(電子番組表)を表示する(ステップS166)。図17に示すスマートフォン101’のディスプレイ116に表示されたEPG(電子番組表)には、予約ボタン19の他、視聴喚起しようとする特定番組を検索するために用いられるキーワードのチェック欄21が設けられている。
ユーザが表示された電子番組表の中から特定の番組を選択した上で予約ボタン19を押下すると(ステップS168のYes)、CPU110は、EPGサーバ108に視聴番組データを直接送信する。一方、ユーザが表示された電子番組表下のチェック欄21にキーワードを入力した上で予約ボタンを押下すると(ステップS169のYes)、EPGサーバ108にキーワードが送信され、EPGサーバ108でキーワード検索して抽出された特定番組の視聴番組データが番組評価サーバ107に送信される(ステップS170)。
視聴管理サーバ107は、ユーザのスマートフォン101’またはEPGサーバ108から受けた特定番組の視聴番組データを視聴管理DB(図18)に記憶する(ステップS172)。図18に示す視聴管理DBには、少なくとも放送開始時間およびチャンネル情報が記憶される。なお、チャンネル情報には、チャンネル数の他、受信エリア情報が含まれる。
さらに、視聴管理サーバ107では、取得した視聴番組データに基づいて、予め視聴喚起表示を生成する処理を行う(ステップS174)。具体的には、第1の実施形態において図3に示すメールを生成した場合と同様に、視聴命令タグが記述されたメール(視聴喚起表示)が生成され、メールソフトの送信フォルダに保存される。なお、図20Aに示す視聴喚起メール(視聴喚起表示)にも、図8と同様、視聴ボタン15(例えば、htmlタグで特定チャンネルに設定する命令を記述したもの)が組み込まれている。
CPU110は、現在の時刻が、放送開始の所定時間前(例えば、1分)になったと判断したとき(ステップS176のYes)、ユーザのスマートフォン101’にメールを送信する。例えば、9時開始の番組を視聴喚起の対象としている場合、8時59分にメールを送信する(ステップS178)。なお、現在の時刻は、番組評価サーバ107がNTPサーバ(図示せず)に接続してタイマーを所定時間毎に同期することで正確な時間が保持されている。なお、ステップS178で放送開始と同時にメールを送信してもよい。
つぎに、図19のフローチャートを用いて、視聴喚起コンテンツを受信したスマートフォン101’で行われる処理について説明する。
図19に示すように、視聴管理サーバ107から携帯電話網を介して送信された電子メールがスマートフォン101’に受信され(ステップS190)、ユーザの操作入力に応じて、スマートフォン101’のディスプレイ116に表示される(ステップS192)。
図20Aに示すように、受信した電子メールには、例えば、特定番組の視聴を喚起するメッセージが、視聴ボタン15と共に表示されている。なお、図20Aに示すメッセージ内の視聴ボタン15には、チャンネル設定(変更)用のタグ(例えば、htmlタグ)などが組み込まれている。
図20Aに示すメールの表示画面において、ユーザが視聴ボタン15を押下すると(ステップS194のYes)、視聴命令実行プログラムP2が起動する(ステップS196)。
さらに、視聴命令実行プログラムP2は、タグに記述されている特定のチャンネルに設定する視聴命令に基づいて、テレビ表示機能部を構成するテレビ放送視聴プログラムP0等を起動し、特定のチャンネルに設定(変更)する制御を実行する(ステップS198)。これにより、例えば、図20Bに示すように、視聴命令に基づき特定番組が表示される。なお、テレビ放送視聴プログラムP0が既に起動した状態である場合には、テレビ放送視聴プログラムP0を起動する必要がないため、ステップS196においてチャンネル設定(変更)処理のみを実行するようにしてもよい。
以上のように、ユーザ自らが予約した特定番組をリアルタイムで視聴するように喚起することができる。
なお、上記実施形態では、ユーザが選択した特定番組、またはユーザが入力したキーワードに基づいて抽出された特定番組の視聴喚起を行うこととしたが、その他の方法で決定した特定番組について視聴喚起を行うようにしてもよい。例えば、現在放送中の番組の盛り上がりを表す番組視聴指数を算出し、しきい値を超えた特定番組についてリアルタイムで視聴喚起を行うようにしてもよい。
図21に、現在放送中の番組の盛り上がりを表す番組視聴指数を考慮して視聴喚起を行うリアルタイム放送制御システム200’の構成を示す。図21は、図14に示リアルタイム放送制御システム200に、さらに番組評価サーバ109を追加した図である。
番組評価サーバ109は、現在放送中の番組のツイート数、書き込み数などの情報をインターネットなどのネットワーク上から収集・取得して番組評価指数を算出する機能を有する。
図22のフローチャートを用いて、リアルタイム放送制御システム200’において行われる処理を示す。
視聴評価サーバ109は、インターネットを介して、所定時間(例えば、1日)毎にEPGサーバ108にアクセスする(ステップS220)。
これに応じて、EPGサーバ108は、スマートフォン101’にEPG(電子番組表)データを送信する(ステップS222)。例えば、1日分のEPG(電子番組表)を送信する。
さらに、番組評価サーバ109では、現在放送中の番組が存在すると判断されている間は、番組評価ループ処理(SR1〜SR2)が実行される。この番組評価ループ処理では、まず、番組評価サーバ109のCPUが、現在放送中の各番組について番組評価指数を算出する(ステップS224)。具体的には、ツイッターなどのSNSサーバ(図示せず)にアクセスして、番組名のハッシュタグを検索し、所定時間(例えば、3秒)経過毎に番組に関するツイート数をカウントする。図23は、番組評価指数である特定番組に関するツイート数Nの時間変動を示すグラフである。なお、番組評価指数を単位時間当たりのツイート数に基づいて算出したが、他の要素、例えば、番組に関する掲示板のスレッドへの書き込み数などに基づいて算出してもよい。
つぎに、番組評価指数Nがしきい値Nth(例えば、10ツイート)を超える番組が存在するか否かを判断し(ステップS226)、存在する場合には視聴喚起を行う特定番組として決定し、電子番組表から抽出した視聴番組データを視聴管理サーバ108に送信する(ステップS228)。例えば、ツイート数が超えた図23のXの時点(午後8時36分12秒)で、特定番組として決定される。なお、番組評価指数Nを、単位時間内のツイート数として算出したが、単位時間内のツイート数の増加率、ツイート数の移動平均などに基づいて算出してもよい。
視聴管理サーバ107では、取得した視聴番組データに基づいて、直ちに視聴喚起メールを生成する処理を行う(ステップS230)。視聴管理サーバ107は、生成した視聴喚起メールをユーザのスマートフォン101’に直ちに送信する。その後、スマートフォン101’における処理は、図19に示すフローチャートと同じである。
以上のように、番組の途中から(すなわち、ドラマの盛り上がったとき、プロ野球中継でホームランを打ったときや、臨時ニュースが放送されたとき等)でも、ユーザに対して直ちに視聴喚起を行うことができる。
なお、上記実施形態では、視聴管理サーバ107に視聴データを記憶することとしたが、情報端末(スマートフォン101’)に特定番組の視聴番組データを記憶しておき、所定時にポップアップなどの表示を行うことが可能なアプリケーションを用いて視聴喚起を行うようにしてもよい。具体的には、OSに標準的に搭載されているポップアップ機能を受け付けるように設定(プッシュ機能をオン)しておけばよい。
なお、上記実施形態では、視聴管理サーバ107と番組評価サーバ109を別のサーバとして構成したが、視聴管理サーバ107と番組評価サーバ109を1のサーバとして構成(すなわち、視聴管理サーバ107が図22に示す番組評価サーバ109の処理を実行)するようにしてもよい。
4.第4の実施形態(視聴履歴の広告利用)
上記実施形態において情報端末101で行う視聴者の操作を記録しておき、インターネット上にあるサーバーでその履歴を判断すれば、その視聴者ごとにマッチしたお薦め情報や広告情報をダイレクトメール、バナー広告として配信することができるため便利である。
例えば、図10に示すように、図1のリアルタイム放送制御システム100に、インターネットを介して接続された広告サーバ104およびGPSサーバ105を追加するようにしてもよい。
図11に、広告サーバ104のデータベースに記憶されたユーザAについての視聴履歴データ例を示す。なお、ユーザAは、視聴命令を実行した情報端末固有の情報端末ID「BCDE2345」によって特定されている。
図11に示す1行目の視聴番組履歴データは、第1の実施形態で示したような、視聴命令を実行した情報端末(スマートフォン101)と、視聴端末(テレビ受信機10)とが異なる場合のデータである。一方、図11に示す2行目の視聴番組履歴データは、第2の実施形態で示したような、視聴命令を実行した情報端末と、視聴端末とがスマートフォン101’(ID「BCDE2345」)で同じである場合のデータである。視聴番組履歴データは、例えば、ユーザが視聴ボタン15、17(図4A、図8)を押下した際に(図5のステップS54、図9のステップS92)、視聴命令実行プログラムP2(図2、図7)が、視聴命令のデータを広告サーバ104に送信(アップロード)するように設定すれば蓄積することができる。
このように、本発明で用いられる情報端末(スマートフォン101、101’)は、家族で共用されるテレビリモコンとは違って、各個人に属するもの(図11に示すような情報端末IDで識別可能)であることから、個別の趣味趣向に合致した情報を提供することが可能な点で、有効な広告手段となる。
例えば、(a)広告サーバ104に蓄積される視聴履歴データ(図11)に基づいて、情報端末の所有者へのお勧め番組を決定し、当該番組に関する広告および当該番組の視聴命令を含む電子メールを情報端末に送信する場合や、(b)広告サーバ104に蓄積される視聴履歴データ(図11)に基づいてお勧め商品を決定し、当該商品に関する広告のみを含む電子メールを情報端末に送信する場合などが考えられる。
また、各ユーザーからさらに個人情報(年齢、性別、生年月日など)を得て広告サーバ104に登録すれば、より正確な個別コミュニケーションが可能となる。
さらに、図10に示すGPSサーバ105による位置情報(図11)と組み合わせることで、視聴場所と連動したクーポンなどの広告情報の配信も可能となる。
以上のように、番組の放送中にリアルタイムで広告サーバ104から、登録されたユーザに現在視聴可能な番組に関する商品のダイレクトメールを送ったり、サイト閲覧時に表示される広告をユーザの嗜好に基づいて選択的に表示する等して、番組の視聴に繋げたり、購買活動を促進することが期待できる。
5.その他の実施形態
なお、上記実施形態では、電子メール、SNSサイトの書き込みといったコンテンツにタグを記述して視聴ボタンを表示することとしたが(図4A、図8)、これに限定されるものではなく、例えば、番組情報提供アプリケーションや、iEPG(電子番組表)にタグを記述して視聴ボタンを表示するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、視聴命令実行プログラムP2を情報端末に予めインストールすることとしたが、これに限定されるものではなく、インターネットコンテンツなどと共に視聴命令実行プログラムP2を送信するようにしてもよい。
なお、上記第1の実施形態では、スマートフォン101から無線ルータ50を介してテレビ受信機をリモコン制御できるよう構成することとしたが(図1)、これに限定されるものではない。例えば、図12に示すように、スマートフォン101の赤外線ポートを介して、赤外線通信その他、ブルートゥース(商標)などの近距離無線通信によりリモコン制御(遠隔操作)するようにしてもよい。
なお、上記第1の実施形態では、家庭内のテレビ受信機10により視聴することとしたが、これに限定されるものではなく、外出先のテレビ受信機を用いて視聴するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、視聴ボタンを押下することにより特定番組の視聴を行わせることとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、メールの開封と同時に自動的に番組の視聴を行わせるようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、他のユーザがメール送信時に視聴命令を実行するタグを組み込むようにしているが、これに限定されるものではなく、コンテンツ提供サーバにおいて自動的にタグを付加するようにしていもよい。例えば、図1sに示すメールサーバ102や図6に示すSNSサーバ103において、コンテンツ(例えば、電子メールのメッセージ、掲示板の書き込みの内容)に放送局名が含まれていると判断した場合に当該放送局で現在放送中の番組を視聴させる視聴命令をコンテンツに記述したり、コンテンツに現在放送中の番組名が含まれていると判断した場合に当該番組名に対応する番組を視聴させる視聴命令を電子メールに記述する等してもよい。
なお、上記実施形態では、情報端末として、スマートフォン101を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば、その他の携帯電話、パーソナルコンピュータ、タブレットPCなどの情報端末を用いてもよい。
なお、上記実施形態では、チューナー付きの視聴装置(テレビ受信機10(図1)、チューナーを内蔵したスマートフォン101’(図6))で放送内容データを受信することとしたが、これに限定されるものではない。
例えば、図13に示すように、チューナーを有さない情報端末(スマートフォン101)を番組視聴装置とし、チューナー付きの無線ルータ52を介して放送内容データを受信して表示することもできる。なお、図13に示す実施形態において、チューナーを情報端末の方に設けるようにしてもよいが、チューナー付きの無線ルータ52を用いることで、チューナーを備えていない情報端末でも、テレビ放送を視聴することができるメリットがある。
なお、上記実施形態では、携帯電話網からインターネットに接続してコンテンツを閲覧することとしたが(図6)、これに限定されるものではない。例えば、図13に示すように、無線ルータ52からインターネットに接続してSNSサーバ12のコンテンツを閲覧するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、テレビ放送を視聴する場合について説明したが、その他のリアルタイム放送、例えば、ラジオ放送などに適用してもよい。

Claims (30)

  1. コンテンツ提供サーバにネットワークを介して接続され、番組視聴用端末を操作可能な情報端末であって、
    前記コンテンツ提供サーバから、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを受信する手段と、
    受信した前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の前記番組視聴用端末を特定のチャンネルに設定する手段と、
    を備えたこと、を特徴とする情報端末。
  2. コンテンツ提供サーバにネットワークを介して接続され、番組視聴を可能にするテレビ表示機能部を備えた番組視聴用情報端末であって、
    前記コンテンツ提供サーバから、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを受信する手段と、
    受信した前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の前記テレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定する手段と、
    を備えたこと、を特徴とする番組視聴用情報端末。
  3. 請求項1または請求項2の情報端末において、
    前記コンテンツが、他の情報端末から送信される電子メールであり、
    前記他の情報端末において、視聴命令を記述した電子メールが作成されること、
    を特徴とする情報端末。
  4. 請求項1または請求項2の情報端末において、
    前記コンテンツが、他の情報端末から送信される電子メールであり、
    前記コンテンツ提供サーバが、前記電子メールのメッセージに放送局名が含まれていると判断した場合に当該放送局で現在放送中の番組を視聴させる視聴命令を電子メールに記述し、または、前記電子メールのメッセージに現在放送中の番組名が含まれていると判断した場合に当該番組名に対応する番組を視聴させる視聴命令を電子メールに記述すること、
    を特徴とする情報端末。
  5. コンテンツ提供サーバにネットワークを介して接続され、番組視聴用端末を操作可能な情報端末であって、
    前記コンテンツ提供サーバに接続して、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを閲覧する手段と、
    閲覧した前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の前記番組視聴用端末を特定のチャンネルに設定する手段と、
    を備えたこと、を特徴とする情報端末。
  6. コンテンツ提供サーバにネットワークを介して接続され、番組視聴を可能にするテレビ表示機能部を備えた番組視聴用情報端末であって、
    前記コンテンツ提供サーバに接続して、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを閲覧する手段と、
    閲覧した前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の前記テレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定する手段と、
    を備えたこと、を特徴とする番組視聴用情報端末。
  7. 請求項5または請求項6の情報端末において、
    前記コンテンツ提供サーバが、コンテンツに放送局名が含まれていると判断した場合に当該放送局で現在放送中の番組を視聴させる視聴命令を当該コンテンツに記述し、または、コンテンツに現在放送中の番組名が含まれていると判断した場合に当該番組名に対応する番組を視聴させる視聴命令をコンテンツに記述すること、
    を特徴とする情報端末。
  8. コンテンツ提供サーバにネットワークを介して接続され、番組を視聴するための操作が可能な情報端末であって、
    所定時に前記コンテンツ提供サーバから自動的に送信された、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを受信する手段と、
    前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の番組視聴用端末またはテレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定する手段と、
    を備えたこと、を特徴とする情報端末。
  9. 請求項8の情報端末において、
    前記情報端末は、電子番組表サーバにネットワークを介して接続されており、さらに、
    前記電子番組表サーバから電子番組表を受信する手段と、
    前記電子番組表に表示された将来放送予定の番組の中から特定番組を選択する手段と、
    選択した前記特定番組の番組視聴データを前記コンテンツ提供サーバに登録する手段と、
    を備えたこと、を特徴とする情報端末。
  10. 請求項8の情報端末において、
    将来放送予定の番組の中から特定番組を検索するためのキーワードを入力する手段と、
    入力した前記キーワードに基づいて抽出した特定番組の番組視聴データを前記コンテンツ提供サーバに登録する手段と、
    を備えたこと、を特徴とする情報端末。
  11. 番組を視聴するための操作が可能な情報端末であって、
    予め現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを、所定時に表示するように登録する手段と、
    所定時に現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを自動的に表示する手段と、
    前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の番組視聴用端末またはテレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定する手段と、
    を備えたこと、を特徴とする情報端末。
  12. 請求項11の情報端末において、
    前記情報端末は、電子番組表サーバにネットワークを介して接続されており、さらに、
    前記電子番組表サーバから電子番組表を受信する手段と、
    前記電子番組表に表示された将来放送予定の番組の中から特定番組を選択する手段と、
    選択した前記特定番組の番組視聴データを登録する記憶部と、
    を備えたこと、を特徴とする情報端末。
  13. 請求項11の情報端末において、
    将来放送予定の番組の中から特定番組を検索するためのキーワードを入力する手段と、
    入力した前記キーワードに基づいて抽出した特定番組の番組視聴データを登録する記憶部と、
    を備えたこと、を特徴とする情報端末。
  14. 請求項1〜請求項13の何れかの情報端末を実現するためのプログラムであって、
    コンピュータに、請求項1〜請求項7の何れかに記載の手段として機能させること、を特徴とするプログラム。
  15. 請求項1〜請求項13のいずれかの情報端末によって実現される情報端末から視聴された番組の履歴データを受けて、当該履歴データを情報端末IDと対応付けて記憶する広告サーバであって、
    前記履歴データに関連づけられた広告コンテンツをデータベースから抽出する手段と、
    前記情報端末IDに対応する情報端末に前記広告コンテンツを送信する手段と、
    を備えたこと、
    を特徴とする広告サーバ。
  16. 請求項15の広告サーバにおいて、
    さらに、前記情報端末の位置情報データを受けて、前記履歴データおよび前記位置情報データに関連づけられた広告コンテンツをデータベースから抽出すること、
    を特徴とする広告サーバ。
  17. 現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを送信するためのコンテンツ提供サーバであって、
    少なくとも放送開始時間およびチャンネル情報を含む番組視聴データを記憶する記憶部と、
    前記番組視聴データに基づいて、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを生成する手段と、
    前記放送開始時間またはその直前に、特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを情報端末に自動的に送信する手段と、
    を備えたこと、を特徴とするコンテンツ提供サーバ。
  18. 現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを送信するためのコンテンツ提供サーバであって、
    現在放送中の番組のうち、番組評価指数が所定のしきい値を超えた番組であると判断された特定番組について、前記特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを生成する手段と、
    前記特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを直ちに情報端末に送信する手段と、
    を備えたこと、を特徴とするコンテンツ提供サーバ。
  19. 番組を視聴するための操作が可能な情報端末と、前記情報端末にコンテンツを提供するコンテンツ提供サーバと、をネットワークを介して接続したリアルタイム放送制御システムであって、
    前記情報端末が、
    前記コンテンツ提供サーバから、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを受信する手段と、
    受信した前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の番組視聴用情報端末またはテレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定する手段と、
    を備えたこと、
    を特徴とするリアルタイム放送制御システム。
  20. 番組を視聴するための操作が可能な情報端末と、前記情報端末にコンテンツを提供するコンテンツ提供サーバと、をネットワークを介して接続したリアルタイム放送制御システムであって、
    前記情報端末が、
    前記コンテンツ提供サーバに接続して、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを閲覧する手段と、
    閲覧した前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の番組視聴用情報端末またはテレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定する手段と、
    を備えたこと、
    を特徴とするリアルタイム放送制御システム。
  21. 番組を視聴するための操作が可能な情報端末を制御するためのリアルタイム放送制御方法であって、
    現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを受信するステップと、
    受信した前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の番組視聴用情報端末またはテレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定するステップと、
    を備えたこと、
    を特徴とするリアルタイム放送制御方法。
  22. 番組を視聴するための操作が可能な情報端末を制御するためのリアルタイム放送制御方法であって、
    現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを閲覧するステップと、
    閲覧した前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の番組視聴用情報端末またはテレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定するステップと、
    を備えたこと、
    を特徴とするリアルタイム放送制御方法。
  23. 番組を視聴するための操作が可能な情報端末と、前記情報端末にコンテンツを提供するコンテンツ提供サーバと、をネットワークを介して接続したリアルタイム放送制御システムであって、
    前記情報端末が、
    所定時に前記コンテンツ提供サーバから自動的に送信された、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを受信する手段と、
    前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の番組視聴用端末またはテレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定する手段と、
    を備えたこと、を特徴とするリアルタイム放送制御システム。
  24. 番組を視聴するための操作が可能な情報端末と、前記情報端末にコンテンツを提供するコンテンツ提供サーバと、をネットワークを介して接続したリアルタイム放送制御システムであって、
    前記情報端末が、
    予め現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを、所定時に表示するように登録する手段と、
    所定時に現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを自動的に表示する手段と、
    前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の番組視聴用端末またはテレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定する手段と、
    を備えたこと、を特徴とするリアルタイム放送制御システム。
  25. 番組を視聴するための操作が可能な情報端末と、前記情報端末にコンテンツを提供するコンテンツ提供サーバと、をネットワークを介して接続したリアルタイム放送制御システムであって、
    前記コンテンツ提供サーバが、
    少なくとも放送開始時間およびチャンネル情報を含む番組視聴データを記憶する記憶部と、
    前記番組視聴データに基づいて、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを生成する手段と、
    前記放送開始時間またはその直前に、特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを情報端末に自動的に送信する手段と、
    を備えたこと、を特徴とするリアルタイム放送制御システム。
  26. 番組を視聴するための操作が可能な情報端末と、前記情報端末にコンテンツを提供するコンテンツ提供サーバと、をネットワークを介して接続したリアルタイム放送制御システムであって、
    前記コンテンツ提供サーバが、
    現在放送中の番組のうち、番組評価指数が所定のしきい値を超えた番組であると判断された特定番組について、前記特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを生成する手段と、
    前記特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを直ちに情報端末に送信する手段と、
    を備えたこと、を特徴とするリアルタイム放送制御システム。
  27. 番組を視聴するための操作が可能な情報端末を制御するためのリアルタイム放送制御方法であって、
    所定時に前記コンテンツ提供サーバから自動的に送信された、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを受信するステップと、
    前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の番組視聴用端末またはテレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定するステップと、
    を備えたこと、を特徴とするリアルタイム放送制御方法。
  28. 番組を視聴するための操作が可能な情報端末を制御するためのリアルタイム放送制御方法であって、
    予め現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを、所定時に表示するように登録するステップと、
    所定時に現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを自動的に表示するステップと、
    前記コンテンツに記述された視聴命令を実行して、起動させ、または起動した状態の番組視聴用端末またはテレビ表示機能部を特定のチャンネルに設定するステップと、
    を備えたこと、を特徴とするリアルタイム放送制御方法。
  29. コンテンツ提供サーバを制御するためのリアルタイム放送制御方法であって、
    少なくとも放送開始時間およびチャンネル情報を含む番組視聴データを記憶する記憶部と、
    前記番組視聴データに基づいて、現在放送中の特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを生成するステップと、
    前記放送開始時間またはその直前に、特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを情報端末に自動的に送信するステップと、
    を備えたこと、を特徴とするリアルタイム放送制御方法。
  30. コンテンツ提供サーバを制御するためのリアルタイム放送制御方法であって、
    現在放送中の番組のうち、番組評価指数が所定のしきい値を超えた番組であると判断された特定番組について、前記特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを生成するステップと、
    前記特定番組を視聴させるための視聴命令を記述したコンテンツを直ちに情報端末に送信するステップと、
    を備えたこと、を特徴とするリアルタイム放送制御方法。
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