JP2013208351A - Guide wire - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ガイドワイヤに関する。 The present invention relates to a guide wire.
従来、血管、消化管、尿管等の管状器官や体内組織に挿入して、目的部位へ医療デバイス等を案内するために使用される種々のガイドワイヤが提案されてきた。また、最近では、虚血性疾患の原因となる血管閉塞病変部に対して、ガイドワイヤを用いた内科的な治療が多く行われるようになってきた。特に、近年では、この血管閉塞病変部内に、細かな経路(以下、マイクロチャネル)が存在していることが分かっており、現在開発されているガイドワイヤには、この血管閉塞病変部や血管閉塞病変部内に存在するマイクロチャネルに対するガイドワイヤの押込み性が求められている。 Conventionally, various guide wires have been proposed which are used to guide a medical device or the like to a target site by being inserted into a tubular organ such as a blood vessel, a digestive tract, or a ureter or a body tissue. Recently, many medical treatments using a guide wire have been performed on vascular occlusion lesions that cause ischemic diseases. In particular, in recent years, it has been found that a fine path (hereinafter referred to as a microchannel) exists in the vascular occlusion lesion, and the currently developed guide wire includes the vascular occlusion lesion and vascular occlusion. The pushability of the guide wire to the microchannel existing in the lesion is required.
例えば、特許文献1には、二重コイル体構造を有しているガイドワイヤが記載されている。
For example,
また、特許文献2には、コアシャフトの先端に撚線やブレード線を設け、さらに、その先端に溶接によって形成された先端チップを備え、この先端チップは、先端方向に向って外径が減少またはチゼル形状に形成されたガイドワイヤが記載されている。
Further,
しかしながら、特許文献1に記載されたガイドワイヤは、外側コイル体の先端と内側コイル体の先端の位置が詳細に記載されておらず、また、別の実施例では、内側コイル体の先端や基端がコアシャフトとの固着部から離間している構造を有した構成が開示されており、このようなガイドワイヤでは、ガイドワイヤを押し込む際に内側コイルに付加された応力をガイドワイヤの先端に十分に伝えることができず、その結果、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤの押込み性に問題を有していた。
However, the guide wire described in
また、引用文献2に記載されたガイドワイヤは、外径が減少している先端チップによって、マイクロチャネルの入口側における挿入性はあるものの、撚り線やブレード線が柔軟である為、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤの押込み性に問題を有していた。
In addition, the guide wire described in the cited
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤの優れた押込み性を有するガイドワイヤを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such problems, and an object of the present invention is to provide a guide wire having excellent pushability of the guide wire to a vascular occluded lesion or the like.
<1>本願請求項1に係る発明は、コアシャフトと、前記コアシャフトの少なくとも先端部を覆う外側コイル体と、前記外側コイル体の内側に位置し、前記コアシャフトの先端部を覆う内側コイル体と、前記コアシャフトの先端と、前記外側コイル体の先端と、前記内側コイル体の先端と、を固着している最先端部と、を備え、前記内側コイル体の先端は、前記外側コイル体の先端よりも先端に位置しているガイドワイヤを特徴とする。
<1> The invention according to
<2>請求項2に係る発明は、請求項1に記載のガイドワイヤにおいて、前記内側コイル体は、少なくとも前記最先端部分内において、前記内側コイル体の先端に向ってコイル外径が減少しているガイドワイヤを特徴とする。
<2> The invention according to
<3>請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のガイドワイヤにおいて、前記外側コイル体は、少なくとも前記最先端部内において、前記外側コイル体の先端に向ってコイル外径が減少しているガイドワイヤを特徴とする。
<3> The invention according to
<4>請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のガイドワイヤにおいて、前記コアシャフトの先端は、前記内側コイル体の先端よりもさらに先端方向に位置しているガイドワイヤを特徴とする。
<4> The invention according to claim 4 is the guide wire according to any one of
<5>請求項5に係る発明は、請求項4に記載のガイドワイヤにおいて、前記コアシャフトの先端部は、前記最先端部の先端表面に露出している、ガイドワイヤを特徴とする。
<5> The invention according to
<6>請求項6に係る発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のガイドワイヤにおいて、前記内側コイル体の先端は、前記最先端部の先端部の表面に露出しているガイドワイヤを特徴とする。
<6> The invention according to
<1>請求項1に記載のガイドワイヤは、コアシャフトの先端と、外側コイル体の先端と、内側コイル体の先端とが、最先端部で固着され、内側コイル体の先端は、外側コイル体の先端よりも先端方向に位置していることから、内側コイル体に付加された力を最先端部に伝達し易くなる。これにより、ガイドワイヤの基端側に付加した力を最先端部5に効率よく伝達することができ、延いては、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤの押込み生を向上させることができる。
<1> In the guide wire according to
<2>請求項2に記載のガイドワイヤは、最先端部内の内側コイル体が、内側コイル体の先端に向ってコイル外径が減少していることから、最先端部を先細り形状とした場合でも、内側コイル体に付加された力を最先端部に伝達することができるので、血管閉塞病変部に対するガイドワイヤの押し込み性を向上させることができる。
<2> In the guide wire according to
<3>請求項3に記載のガイドワイヤは、最先端部内の外側コイル体が、外側コイル体の先端に向ってコイル外径が減少していることから、最先端部の外径をさらに細径化することができるので、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤの挿入性を高め、延いては、ガイドワイヤの押込み性をさらに向上させることができる。
<3> In the guide wire according to
<4>請求項4に記載のガイドワイヤは、コアシャフトの先端が、内側コイル体の先端よりも先端方向に位置していることから、血管閉塞病変部への挿入性を考慮して最先端部の形状をより先細りの形状とした場合でも、コアシャフトに付加された力を最先端部にさらに伝達し易くなり、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤの押込み性をさらに向上させることができる。 <4> Since the distal end of the core shaft is located in the distal direction relative to the distal end of the inner coil body, the guide wire according to the fourth aspect is the most advanced in consideration of the insertion property to the vascular occlusion lesion. Even when the shape of the portion is tapered, the force applied to the core shaft can be more easily transmitted to the most distal portion, and the pushability of the guide wire to the vascular occluded lesion can be further improved.
<5>請求項5に記載のガイドワイヤは、コアシャフトの先端が、最先端部の先端表面に露出しているので、血管閉塞病変部への挿入性を考慮して最先端部の形状をより先細りの形状とした場合でも、コアシャフトに付加された力を最先端部により確実に伝達することができ、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤの押込み性を大幅に向上させることができる。
<5> In the guide wire according to
<6>請求項6に記載のガイドワイヤは、内側コイル体の先端が、最先端部の先端部の表面に露出しているので、内側コイル体に付加された力を最先端部に最大限伝達することができ、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤの押込み性を大幅に向上させることができる。
<6> In the guide wire according to
以下、本発明のガイドワイヤを図面に示す好適実施形態に基づいて説明する。 Hereinafter, a guide wire of the present invention will be described based on a preferred embodiment shown in the drawings.
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態のガイドワイヤを示す全体図である。
<First Embodiment>
FIG. 1 is an overall view showing a guide wire according to a first embodiment of the present invention.
なお、図1では、説明の都合上、左側を「基端」、右側を「先端」として説明する。
また、図1では、理解を容易にするため、ガイドワイヤ1の長さ方向を短縮し、ガイドワイヤ1の全体を模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
In FIG. 1, for convenience of explanation, the left side is described as “base end” and the right side is described as “tip”.
Moreover, in FIG. 1, since the length direction of the
図1において、ガイドワイヤ1は、コアシャフト2と、コアシャフト2の先端部を覆う外側コイル体3と、外側コイル体3の内側に位置し、コアシャフト2の先端部を覆う内側コイル体300と、コアシャフト2の先端と外側コイル体3の先端と内側コイル体300の先端とを固着する最先端部5とを備えている。最先端部5の基端方向では、外側コイル体3とコアシャフト2とが、第1の中間固着部7及び第2の中間固着部17によって固着され、コイル体3の基端とコアシャフト2とは、第1の基端固着部9によって固着されている。また、内側コイル体300の基端とコアシャフト2とは、第2の基端固着部39によって固着されている。
In FIG. 1, a
外側コイル体3の先端と内側コイル体300の先端との最先端部5内における位置関係において、内側コイル体300の先端は、外側コイル体3の先端よりもさらに先端方向に位置するように配置されている。より好ましい配置形態としては、本実施形態のように、ガイドワイヤ1の長軸方向における最先端部5の全長を二分して、先端部をTd、基端部をTpと仮に区別した場合に、外側コイル体3の先端が最先端部5の基端部Tp内に位置するように配置され、内側コイル体300の先端が最先端部5の先端部Td内に位置するように配置された形態である。
The distal end of the
このように、最先端部5内において、内側コイル体300の先端が、外側コイル体の3の先端よりもさらに先端方向に位置するように配置されているので、内側コイル体300に付加された力を最先端部5に伝達し易くなる。これにより、ガイドワイヤ1の基端側に付加した力を最先端部5に効率よく伝達することができ、延いては、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ1の押込み生を向上させることができる。
また、内側コイル体300の先端が最先端部5の先端部Td内に位置するように配置され、外側コイル体3の先端が最先端部5の基端部Tp内に位置するように配置されているので、内側コイル体300に付加された力を最先端部5の先端部Tdにさらに伝達させやすくなり、延いては、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ1の押込み性をさらに向上させることができる。
As described above, the tip of the
In addition, the
なお、最先端部5内における内側コイル体300の先端と外側コイル体3との位置関係については、本実施形態の配置形態が好ましい形態であることは上述した通りであるが、内側コイル体300の先端が外側コイル体3の先端よりも先端方向に位置するように配置された形態を保っていれば、例えば、内側コイル300の先端と外側コイル体3の先端とが、最先端部5の先端部Td内や基端部Tp内に配置される形態であっても良い。
In addition, as for the positional relationship between the tip of the
なお、これ以降の実施形態の説明において、最先端部5の先端部と最先端部5の基端部とは、特に断りが無い限り、ガイドワイヤ1の長軸方向における最先端部5の全長を二分して、中間より先端側を最先端部5の先端部、中間より基端側を最先端部5の基端部とする。
In the following description of the embodiments, the distal end portion of the most
以下、本実施の形態における各要素の材料について記述する。コアシャフト2を形成する材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ステンレス鋼(SUS304)、Ni−Ti合金等の超弾性合金、ピアノ線等の材料を使用することができる。
Hereinafter, the material of each element in the present embodiment will be described. The material for forming the
コアシャフト2と外側コイル体3と内側コイル体300とを固着する最先端部5と、コアシャフト2と外側コイル体3とを固着する第1の中間固着部7、第2の中間固着部17、及び第1の基端固着部9と、コアシャフト2と内側コイル体300とを固着する第2の基端固着部39の材料としては、例えば、エポキシ系接着剤、アルミニウム合金ロウ、銀ロウ、金ロウ、亜鉛、Sn−Pb合金、Pb−Ag合金、Sn−Ag、Au−Sn合金等の金属ハンダなどがあり、固着強度や機械的強度の観点から、金属ハンダを用いることが好ましい。また、コアシャフト2の先端と外側コイル体3の先端と内側コイル体300の先端とを溶接して最先端部5を形成しても良い。
The most
特に、最先端部5においては、金を主成分とした、例えば、Au−Sn合金のような金属ハンダを用いることが好ましい。このようなAu−Sn合金のような金属ハンダは剛性が高いことで知られており、Au−Sn合金で最先端部5を形成した場合には、最先端部5の剛性が向上することから、コアシャフト2の先端、外側コイル体3の先端、及び、内側コイル体300の先端の固着強度を高めることができ、また、コアシャフト2、外側コイル体3、及び内側コイル体300に付加された力を最先端部5で減衰させることなく、ガイドワイヤ1の先端に使えることができることから、延いては、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ1の押込み生をさらに向上させることができる。
In particular, in the most
また、Au−Sn合金のような金属ハンダは、優れた放射線不透過性を有しているため、ガイドワイヤ1の最先端部5の放射線透視画像下での視認性を向上させることができる。この結果、術者は、血管閉塞病変部内でのガイドワイヤ1の位置を明確に把握しながら、ガイドワイヤ1の操作を行うことができることから、血管閉塞病変部内にガイドワイヤ1を通過させていく際に有利に働く。
Moreover, since metal solder like Au-Sn alloy has the outstanding radiopacity, the visibility under the radiographic image of the most
また、上述した各固着部において金属ハンダを用いる場合には、固着を行なう位置に予めフラックスを塗布しておくことが好ましい。これにより、コアシャフト2、外側コイル体3、及び内側コイル体300に対する金属ハンダの濡れ性が良好となり、固着強度を増加させることができる。
Further, when metal solder is used in each of the fixing portions described above, it is preferable to apply a flux in advance to the position where the fixing is performed. Thereby, the wettability of the metal solder with respect to the
また、外側コイル体3や内側コイル体300を形成する材料としては、放射線不透過性を有する素線、又は放射線透過性を有する素線を用いることができる。
放射線不透過性を有する素線の材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、金、白金、タングステン、又はこれらの元素を含む合金(例えば、白金−ニッケル合金)等を使用することができる。
また、放射線透過性を有する素線の材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ステンレス鋼(SUS304やSUS316等)、Ni−Ti合金等の超弾性合金、ピアノ線等を使用することができる。
Further, as a material for forming the
The material of the wire having radiopacity is not particularly limited. For example, gold, platinum, tungsten, or an alloy containing these elements (for example, platinum-nickel alloy) is used. Can do.
Further, the material of the wire having radiation transparency is not particularly limited, but for example, stainless steel (SUS304, SUS316, etc.), super elastic alloy such as Ni-Ti alloy, piano wire, or the like is used. be able to.
なお、ガイドワイヤ1の先端の放射線透視下における視認性を付与する為に、外側コイル体3を構成する素線か内側コイル体300を構成する素線の少なくともどちらか一方に放射線不透過性の素線を用いることが好ましい。
また、外側コイル体3と内側コイル体300とは、構成する素線が1本から成る単条コイル体で構成しても良いし、構成する素線が2本以上から成る多条コイル体で構成することもできる。また、外側コイル体3と内側コイル体300のどちらか一方は、単条コイル体よりも押し込み性に優れる多条コイル体で構成することが好ましい。さらには、内側コイル体300を多条コイル体で構成することがもっとも好ましい。
In addition, in order to provide the visibility of the distal end of the
Further, the
外側コイル体3の外周面は血管の柔軟な内壁と直接接触する可能性があるものの、内側コイル体300の外周面は、その構造上血管の内壁と直接接触することがなく外部の影響を受け難い。このため、内側コイル体300を多条コイル体で構成することで、内側コイル体300に付加された力を最先端部5に効率よく伝達することができる。
Although the outer peripheral surface of the
また、本実施例のように内側コイル体300は、コアシャフト2の最も細い部分の少なくとも一部を覆う形態となるように、コアシャフト2上に内側コイル体300を配置するのが好ましい。これにより、コアシャフト2を保護して、コアシャフト2に付加された力を外部に逃がすことなくコアシャフト2と内側コイル体300と共に最先端部5に確実に伝達することができる。
Moreover, it is preferable to arrange | position the inner
また、外側コイル体3と内側コイル体300の少なくとも一方は、コイル素線同士が密に配置された密巻き形態とすることが好ましく、さらには、外側コイル体3と内側コイル体300の両方を密巻き形態とすることがさらに好ましい。
Moreover, it is preferable that at least one of the
このように外側コイル体3や内側コイル体300を密巻き形態とすることで、それぞれのコイル体に付加された力を最先端部5により確実に伝達することができる。
Thus, by making the
なお、第1の中間固着部7等を形成し易くする為に、外側コイル体3のコイル素線間の一部に間隙を設ける場合において、この間隙に固着部材が充填されていれば外側コイル体3は密巻き形態とみなすことができる。
In order to facilitate the formation of the first
なお、本実施形態では、外側コイル体3は1本の素線の密巻き形態から成る単条コイル体であり、内側コイル体300は詳細には図示していないが12本の素線(SUS304)の密巻き形態から成る多条コイル体である。
In the present embodiment, the
本実施形態のガイドワイヤ1は、次の方法で作製することができる。
まず、コアシャフトの材料となる金属線の一端をセンタレス研磨機によって外周研削し、先端部の外径が減少したコアシャフト2を作製しておく。
The
First, one end of a metal wire used as a material for the core shaft is peripherally ground by a centerless polishing machine to prepare the
また、外側コイル体3用の素線を外側コイル体3用の芯金に巻回して、コイル素線が外側コイル体3用の芯金に巻回された状態で熱処理を行い、その後、外側コイル体3用の芯金を抜き取って外側コイル体3を作製しておく。
また、撚線機を用いて内側コイル体300用の芯金に12本の素線を撚り合せて、コイル素線が内側コイル体300用の芯金に撚られた状態で熱処理を行い、その後、内側コイル体300用の芯金を抜き取って内側コイル体300を作製しておく。
Further, the wire for the
Further, twelve strands are twisted on the core for the
次に、コアシャフト2の先端を内側コイル体300の基端から挿入し、内側コイル体300の基端とコアシャフト2とを金属ハンダで固着して、第2の基端固着部39を形成し、内側コイル体300の先端とコアシャフト2の先端とを金属ハンダで仮固着する。
Next, the distal end of the
次に、内側コイル体300が固着されたコアシャフト2の先端を外側コイル体3の基端から挿入し、内側コイル体300の先端が外側コイル体3の先端よりも先端側に位置するように、外側コイル体3の位置を調整しておき、この状態で、外側コイル体3の基端とコアシャフト2とを金属ハンダで固着して、第1の基端固着部9を形成する。
Next, the distal end of the
次に、外側コイル体3の先端と内側コイル体300が固着されたコアシャフト2の先端とを金属ハンダで固着して、最先端部5を形成する。
Next, the tip of the
次に、外側コイル体3の中間部2箇所とコアシャフト2とを金属ハンダで固着して、第1の中間固着部7と第2の中間固着部17とを形成する。
Next, the two intermediate portions of the
そして、最後に、最先端部5の形状を先細り形状とする為に、リューター等の装置によって、最先端部5の外周を研磨して最先端部5の形状を整える。
And finally, in order to make the shape of the most
なお、上述した製造方法や順序に限らず、公知の方法によってガイドワイヤ1を作製しても良い。
In addition, you may produce the
<第2実施形態>
次に、第2実施形態のガイドワイヤ11について、図2を用いて、第1実施形態とは異なる点を中心に説明する。第1実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
なお、図2は、理解を容易にするため、ガイドワイヤ11の長さ方向を短縮し、ガイドワイヤ11の全体を模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
また、図2(a)はガイドワイヤの全体図であり、(b)は(a)の最先端部の近傍を拡大した図であり、(c)は本実施例の最先端部近傍を拡大した図であり、内側コイル体の変形例を示す図である。
Second Embodiment
Next, the
In FIG. 2, for ease of understanding, the length direction of the
2A is an overall view of the guide wire, FIG. 2B is an enlarged view of the vicinity of the leading edge of FIG. 2A, and FIG. 2C is an enlarged view of the vicinity of the leading edge of this embodiment. It is the figure which was made, and is a figure which shows the modification of an inner side coil body.
図2(a)及び(b)において、ガイドワイヤ11は、内側コイル体301の先端部のコイル外径が先端方向に向うに従って減少している部分330を有している点、及び最先端部15の形状が先端に向ってさらに先細り形状となっている点を除けば第1実施形態のガイドワイヤ1と同じ構成である。
2 (a) and 2 (b), the
なお、最先端部15の外径をより細径化させる為には、内側コイル体301の先端部のコイル外径が減少している部分330が、図2(b)に記載しているように最先端部15内の全長に設けられていることが好ましいが、これに限定されることなく、内側コイル体301のコイル外径が一定の部分と内側コイル体301のコイル外径が減少している部分330との境界が、最先端部15内に位置するように内側コイル体301を配置していても良い。
また、内側コイル体301のコイル外径が減少している部分330の形態は、本実施形態では、直線形態としているが、曲線形態としても良く、また、段階的にコイル外径が減少する形態でも良い。
In order to make the outer diameter of the most
Moreover, although the form of the
このように、最先端部15内の内側コイル体301の先端部のコイル外径が先端方向に向うに従って減少している部分330を有していることから、血管閉塞病変への挿入性を考慮して最先端部15の外径を細径化した場合においても、内側コイル体301に付加された力を最先端部15に効率よく伝達することができるので、血管閉塞病変等に対するガイドワイヤ11の押し込み特性を向上させることができる。
As described above, since the coil outer diameter of the distal end portion of the
このようなコイル外径が減少している部分330を有する内側コイル体301は、内側コイル体301内に芯金を挿入した状態で、電解研磨、リューターによる研磨、又は、センタレス研磨等によって内側コイル体301の先端部を研磨することで作製することができる。
The
また、図2(c)に記載したように、コイル外径とコイル内径とが先端方向に向うに従って減少した内側コイル体302を用いることで、より最先端部15の形状を先細り形状とすることができ、延いては、血管閉塞病変等に対するガイドワイヤ11の押し込み特性をさらに向上させることができる。
Further, as shown in FIG. 2 (c), by using the
このような内側コイル体302は、内側コイル体302用の芯金をテーパー形状としコイル素線をこの芯金に巻回することで作製することができる。
Such an
<第3実施形態>
次に、第3実施形態のガイドワイヤ21について、図3を用いて、第2実施形態とは異なる点を中心に説明する。第2実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
なお、図3は、理解を容易にするため、ガイドワイヤ21の長さ方向を短縮し、ガイドワイヤ21の全体を模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
<Third Embodiment>
Next, the
In FIG. 3, in order to facilitate understanding, the length direction of the
図3において、ガイドワイヤ21は、外側コイル体13のコイル外径が一定の部分103と、外側コイル体13のコイル外径が先端に向って減少している部分113とを有している点、及び最先端部25の形状が先端に向ってさらに先細り形状となっている点を除けば第2実施形態のガイドワイヤ11と同じ構成である。
In FIG. 3, the
なお、最先端部25の外径をより細径化させる為には、外側コイル体13のコイル外径が減少している部分113が、図3に記載しているように最先端部25内の全長に設けられていることが好ましいが、これに限定されることなく、外側コイル体13のコイル外径が一定の部分103が、最先端部25内に位置するように外側コイル体13を配置していても良い。
また、外側コイル体13のコイル外径の減少形態は、本実施形態では、直線形態としているが、曲線形態としても良く、また、段階的にコイル外径が減少する形態でも良い。
In order to further reduce the outer diameter of the most
Moreover, although the reduction | decrease form of the coil outer diameter of the outer
このように、最先端部15内の外側コイル体13の先端部のコイル外径が先端方向に向うに従って減少していることから、最先端部25の外径をさらに細径化することができるので、血管閉塞病変等に対するガイドワイヤ21の挿入性を高め、延いては、ガイドワイヤ21の押し込み特性をさらに向上させることができる。
Thus, since the outer diameter of the coil at the distal end portion of the
このような外側コイル体13は、外側コイル体13内に芯金を挿入した状態で、電解研磨、リューターによる研磨、又は、センタレス研磨等によって外側コイル体13の先端部を研磨する方法や、外径が減少している芯金にコイル素線を巻回する方法によって、コイル外径が減少している部分113を有する外側コイル体13を作製することができる。
Such an
<第4実施形態>
次に、第4実施形態のガイドワイヤ31について、図4を用いて、第1実施形態とは異なる点を中心に説明する。第1実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
なお、図4は、理解を容易にするため、ガイドワイヤ31の長さ方向を短縮し、ガイドワイヤ31の全体を模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
<Fourth embodiment>
Next, a
In FIG. 4, in order to facilitate understanding, the length direction of the
図4において、ガイドワイヤ31は、コアシャフト2の先端が、内側コイル体300の先端よりもさらに先端方向に位置している点を除けば、第1実施形態のガイドワイヤ1と同じ構成である。
In FIG. 4, the
このように、第4実施形態のガイドワイヤ31は、コアシャフト2の先端が、内側コイル体300の先端よりも先端方向に位置していることから、コアシャフト2に付加された力を最先端部5にさらに伝達し易くなるので、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ31の押込み性をさらに向上させることができる。また、この効果は、第2実施形態のガイドワイヤ11のような先細り形態の最先端部15を有している場合でも、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ111の押込み性をさらに向上させることができる。
As described above, the
なお、コアシャフト2の先端は、内側コイル体300の先端よりも先端方向に位置した状態で、最先端部5内に配置されていても良いが、コアシャフト2に付加された力を最先端部5へ効率よく伝達するためには、本実施形態のように、コアシャフト2の先端位置が、最先端部5の先端表面に露出していることが好ましい。
The tip of the
このように、第4実施形態のガイドワイヤ31は、コアシャフト2の先端が、最先端部5の先端表面に露出していることから、コアシャフト2に付加された力を最先端部5にさらに効率よく伝達することができるので、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ31の押込み性を大幅に向上させることができる。また、この効果は、第2実施形態のガイドワイヤ11のような先細り形態の最先端部15を有している場合でも、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ111の押込み性を大幅に向上させることができる。
As described above, in the
なお、コアシャフト2の先端が最先端部5の先端表面に露出する形態とは、コアシャフト2の先端面の全体が最先端部5の先端表面に露出している形態や、コアシャフト2の先端面の一部が最先端部5の先端表面に露出している形態を含んでいる。
The form in which the tip of the
また、コアシャフト2の最も細い部分の外径は、少なくとも内側コイル体300のコイル素線径よりも太くすることが好ましい。コアシャフト2の最も細い部分の外径を、内側コイル体300のコイル素線径よりも太くすることで、コアシャフト2の押し込み力を最先端部5により伝達させ易くすることができ、延いては、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ31の押込み性を大幅に向上させることができる。
Moreover, it is preferable that the outer diameter of the thinnest part of the
<第5実施形態>
次に、第5実施形態のガイドワイヤ41について、図5(a)〜(c)を用いて、第4実施形態とは異なる点を中心に説明する。第4実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
なお、図5(a)は、理解を容易にするため、ガイドワイヤ41の長さ方向を短縮し、ガイドワイヤ41の全体を模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
また、図5(a)はガイドワイヤ41の全体図であり、図5(b)は図5(a)の最先端部の近傍を拡大した図であり、図5(c)は図5(b)の先端から基端方向に向って目視した場合の図である。
<Fifth Embodiment>
Next, the
In FIG. 5A, the length direction of the
5A is an overall view of the
図5(a)、(b)、及び(c)において、ガイドワイヤ41は、内側コイル体300の先端が、最先端部5の先端部の表面に露出している点を除けば、第4実施形態のガイドワイヤ31と同じ構成である。
5A, 5 </ b> B, and 5 </ b> C, the
このように、第5実施形態のガイドワイヤ41は、内側コイル体300の先端が、最先端部5の先端部の表面に露出しているので、内側コイル体に付加された力を最先端部5に最大限伝達することができ、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ41の押込み性を大幅に向上させることができる。また、この効果は、第2実施形態のガイドワイヤ11のような先細り形態の最先端部15を有している場合でも、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ11の押込み性を大幅に向上させることができる。
Thus, since the tip of the
なお、コイル体300の先端が最先端部5の先端部の表面に露出している形態とは、図5(c)に記載しているように、コイル体300のコイル素線が全て最先端部5の先端部の表面に露出している形態や、図示していないが、コイル体300のコイル素線の少なくとも一部が、最先端部5の先端部の表面に露出している形態を含んでいる。
Note that the form in which the tip of the
<第6実施形態>
次に、第6実施形態のガイドワイヤ51について、図6(a)及び(b)を用いて、第5実施形態とは異なる点を中心に説明する。第5実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
なお、図6(a)は、理解を容易にするため、ガイドワイヤ51の長さ方向を短縮し、ガイドワイヤ51の全体を模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
また、図6(a)はガイドワイヤ51の全体図であり、図6(b)は図6(a)の最先端部の近傍を拡大した図である。
<Sixth Embodiment>
Next, the
In FIG. 6A, the length of the
FIG. 6A is an overall view of the
図6(a)及び(b)において、最先端部35が、先端方向に向って直線的に外径が減少している外径減少部35aと、外径減少部35aの先端に設けられた半球形状部35bとを有している点、及び、外側コイル体23のコイル外径が一定の部分103と、外側コイル体23のコイル外径が先端に向って減少しているテーパー部分113とを有している点を除けば、第5の実施形態と同じ構成である。
6 (a) and 6 (b), the most
本実施形態において、外側コイル体23の先端は、最先端部35の外径減少部35aの手前で内側コイル体300とコアシャフト2に最先端部35によって固着されている。
また、内側コイル体300の先端は、最先端部35の外径減少部35aの表面に露出するように配置されている。
また、コアシャフト2の先端は、内側コイル体300の先端よりも先端方向に位置しており、最先端部35の半球形状部35b内に位置するように配置されている。
In the present embodiment, the distal end of the
The tip of the
Further, the distal end of the
このように、本実施形態のガイドワイヤ51は、最先端部35の外径が先端方向に向って直線的に減少する外径減少部35a、及び外径減少部35aの先端に位置する半球形状部35bと、を有しているこので、血管閉塞病変部へさらに押込み易くなる形態となることから、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ51の押込み性を大幅に向上させることができる。
Thus, the
また、本実施形態のガイドワイヤ51は、外側コイル体23が、先端に向って減少するテーパー部113を有しているので、ガイドワイヤ51の手元側の外径が太く、ガイドワイヤ51の先端の外径が細い構成となるから、ガイドワイヤ51の手元側のトルクを先端に効率よく伝達することができ、また、外側コイル体23のコイル外径が先端方向に向って減少している構成となるので、ガイドワイヤ51に付加された押し込み力のベクトルをガイドワイヤ51の先端の中心方向に向けることができることから、最先端部35が先細りの形状となっている場合でも、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ51の押込み性を大幅に向上させることができる。
Moreover, since the
なお、本実施形態において、最先端部35は、外径減少部35aの基端に外径が一定の部分を有しており、この外径一定部分の先端に外側コイル体23のテーパー部113の先端が位置した状態で内側コイル体300とコアシャフト2に固着されている。これにより外側コイル体23のテーパー部113の先端と最先端部35の外径減少部35aの基端とは連続した位置関係に配置されている。
In the present embodiment, the most
また、本実施形態のガイドワイヤ51は、図6(b)に記載しているように、外側コイル体23の外径が先端に向って減少しているテーパー部分113を有しており、さらに、最先端部35も先端方向に向ってコイル外径が減少している外径減少部35aを有している。
ここで、ガイドワイヤ51の長軸方向の中心線Lcと平行な直線Lpとコイル体23のテーパー部113の接線Lt1との成す角度をθ1とし、ガイドワイヤの中心線Lcと最先端部35の外径減少部35aの接線Lt2との成す角度をθ2とした時に、コイル体23のテーパー部113の角度θ1と最先端部35の外径減少部35aの角度θ2との関係は、θ2>θ1となっている。即ち、長軸方向における単位長さあたりの外径減少度は、最先端部35の外径減少部35aの外径減少度の方が、コイル体23のテーパー部113の外径減少度よりも大きくなっている。
なお、最先端部35の外径減少部35aの形態については、曲線的な形態や段階的な形態でも良いが、血管閉塞病変部内の挿入性を考慮すると、本実施形態の様に直線的に外径が減少する形態が好ましい。また、最先端部35の外径減少部35aの形態が、曲線的又は段階的な場合においても、長軸方向における最先端部35の基端と先端とを結ぶ線分の外径減少度は、コイル体23のテーパー部113の外径減少度よりも大きくなっている。
In addition, as shown in FIG. 6B, the
Here, an angle formed between a straight line Lp parallel to the long axis direction center line Lc of the
The outer
このように、本実施形態のガイドワイヤ51は、最先端部35の外径減少部35aの外径減少度が、外側コイル体23のテーパー部113の外径減少度よりも大きいので、血管閉塞病変部内をガイドワイヤ51が通過する際に最先端部35の外径減少部35aの基端とコイル体23のテーパー部113の先端との間における抵抗を低減させることができ、延いては、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ51の押込み性を大幅に向上させることができる。
As described above, in the
なお、最先端部35の外径減少部35aと半球形状部35bとは、異なる金属ロウ材等から形成してもよいが、金属ロウ材等で最先端部35を形成しておき、その後、最先端部35の表面をリューター等の公知の方法によって研磨することにより外径減少部35aと半球形状部35bとを形成することもできる。
The outer diameter reduced
<第7実施形態>
次に、第7実施形態のガイドワイヤ61について、図7を用いて、第6実施形態とは異なる点を中心に説明する。第6実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
なお、図7は、理解を容易にするため、ガイドワイヤ61の長さ方向を短縮し、ガイドワイヤ61の全体を模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
<Seventh embodiment>
Next, a
In FIG. 7, for ease of understanding, the length of the
図7において、外側コイル体23の先端が最先端部35の外径減少部35a内に位置している点、内側コイル体300の先端が最先端部35の半球形状部35b内に位置している点、及びコアシャフト2の先端が最先端部35の半球形状部35bの表面に露出している点を除けば、第6の実施形態と同じ構成である。
In FIG. 7, the tip of the
このように、本実施形態のガイドワイヤ61は、外側コイル体23の先端が最先端部35の外径減少部35a内に位置し、内側コイル体300の先端が最先端部35の半球形状部35b内に位置しているので、ガイドワイヤ61が先細り形態の最先端部35を有している場合でも、外側コイル体23と内側コイル300に付加された力を最先端部35に効率よく伝達することができることから、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ61の押込み性を大幅に向上させることができる。
また、コアシャフト2の先端が、最先端部35の半球形状部35bの表面に露出していることから、ガイドワイヤ61が先細り形態の最先端部35を有している場合でも、コアシャフト2に付加された力を最先端部35にさらに効率よく伝達することができるので、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ61の押込み性を大幅に向上させることができる。
As described above, in the
Since the tip of the
また、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想内において、当業者による種々の変更が可能である。 Further, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made by those skilled in the art within the technical idea of the present invention.
例えば、第7実施形態のガイドワイヤ61の内側コイル体300の先端位置を、第6実施形態のガイドワイヤ51のように、最先端部35の外径減少部35a内に位置するように配置しても良い。
For example, the distal end position of the
このように、内側コイル体300の先端位置を最先端部35の外径減少部35a内としたガイドワイヤ61は、外側コイル体23の先端が最先端部35の外径減少部35a内に位置し、内側コイル体300の先端が最先端部35の外径減少部35a内に位置しているので、外側コイル体23と内側コイル300に付加された力を最先端部35に効率よく伝達することができることから、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤ61の押込み性を大幅に向上させることができる。
Thus, in the
また、第2実施形態のガイドワイヤ11に適用したコイル外径が減少している部分330を有する内側コイル体301や先端に向ってコイル外径と内径とが減少している内側コイル体302をその他の実施形態に用いることもできる。
また、第6実施形態や第7実施形態のテーパー部113を有する外側コイル体23を第1実施形態〜第5実施形態に用いることもできる。
Further, the
Further, the
また、ガイドワイヤと血管閉塞病変部との滑り性を向上させる為に、第1実施形態〜第7実施形態のコイル体や最先端部の表面に潤滑性コーティング層を設けても良い。 Further, in order to improve the slipperiness between the guide wire and the vascular occlusion lesion part, a lubricating coating layer may be provided on the surface of the coil body or the most advanced part of the first to seventh embodiments.
このような潤滑性コーティング層をコイル体や最先端部の表面に設けることで、ガイドワイヤと血管閉塞病変部との滑り性が向上する為、血管閉塞病変部等に対するガイドワイヤの押し込み性をさらに向上させることもできる。 By providing such a lubricious coating layer on the surface of the coil body or the most advanced part, the slipperiness between the guide wire and the vascular occlusion lesion is improved. It can also be improved.
このような潤滑性コーティング層の例としては、特に限定されるものではないが、シリコーンオイルやフッ素樹脂等の疎水性のコーティング材料、又は、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、無水マレイン酸共重合体、ヒアルロン酸等の親水性のコーティング材料を使用することができる。 Examples of such a lubricious coating layer include, but are not limited to, hydrophobic coating materials such as silicone oil and fluororesin, or polyvinylpyrrolidone, polyacrylic acid, polyacrylamide, polyvinyl alcohol, anhydrous A hydrophilic coating material such as maleic acid copolymer or hyaluronic acid can be used.
1、11、21、31、41、51、61 ガイドワイヤ
2 コアシャフト
3、13、23 外側コイル体
300、301、302 内側コイル体
5、15、25、35 最先端部
35a 外径減少部
35b 半球形状部
7 第1の中間固着部
17 第2の中間固着部
9 第1の基端固着部
39 第2の基端固着部
1, 11, 21, 31, 41, 51, 61
Claims (6)
前記コアシャフトの少なくとも先端部を覆う外側コイル体と、
前記外側コイル体の内側に位置し、前記コアシャフトの先端部を覆う内側コイル体と、
前記コアシャフトの先端と、前記外側コイル体の先端と、前記内側コイル体の先端と、を固着している最先端部と、を備え、
前記内側コイル体の先端は、前記外側コイル体の先端よりも先端に位置している、ガイドワイヤ。 A core shaft;
An outer coil body covering at least the tip of the core shaft;
An inner coil body that is located inside the outer coil body and covers a tip of the core shaft;
A distal end portion that fixes the tip of the core shaft, the tip of the outer coil body, and the tip of the inner coil body,
The guide wire, wherein the tip of the inner coil body is located at the tip of the tip of the outer coil body.
前記内側コイル体は、少なくとも前記最先端部分内において、前記内側コイル体の先端に向ってコイル外径が減少している、ガイドワイヤ。 The guidewire according to claim 1, wherein
The guide wire, wherein the inner coil body has a coil outer diameter decreasing toward the tip of the inner coil body at least in the most distal portion.
前記外側コイル体は、少なくとも前記最先端部内において、前記外側コイル体の先端に向ってコイル外径が減少している、ガイドワイヤ。 The guide wire according to claim 1 or 2,
The guide wire, wherein the outer coil body has a coil outer diameter decreasing toward the tip of the outer coil body at least in the most distal end portion.
前記コアシャフトの先端は、前記内側コイル体の先端よりもさらに先端方向に位置している、ガイドワイヤ。 In the guide wire as described in any one of Claims 1-3,
A guide wire in which a tip of the core shaft is located further in a tip direction than a tip of the inner coil body.
前記コアシャフトの先端部は、前記最先端部の先端表面に露出している、ガイドワイヤ。 The guide wire according to claim 4,
A guide wire in which a tip end portion of the core shaft is exposed on a tip end surface of the most distal end portion.
前記内側コイル体の先端は、前記最先端部の先端部の表面に露出している、ガイドワイヤ。 In the guide wire according to any one of claims 1 to 5,
A guide wire, wherein a tip of the inner coil body is exposed on a surface of a tip of the most distal portion.
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