JP2013207308A - Display device and source apparatus - Google Patents
Display device and source apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013207308A JP2013207308A JP2012070486A JP2012070486A JP2013207308A JP 2013207308 A JP2013207308 A JP 2013207308A JP 2012070486 A JP2012070486 A JP 2012070486A JP 2012070486 A JP2012070486 A JP 2012070486A JP 2013207308 A JP2013207308 A JP 2013207308A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication unit
- wireless communication
- power
- display device
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y02B60/50—
Landscapes
- Television Receiver Circuits (AREA)
- Details Of Television Systems (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
Description
本発明は、表示装置及びソース機器に関し、より詳細には、ソース機器から無線通信により受信した映像データを表示することが可能な表示装置、及びそのソース機器に関する。 The present invention relates to a display device and a source device, and more particularly to a display device capable of displaying video data received from a source device by wireless communication, and the source device.
近年、ディスプレイ部となる表示装置とチューナ部がセパレートされた構成をもつテレビシステムが流通している。このようなテレビシステムでは、チューナ部からAV(Audio Visual)ストリームを有線又は無線のネットワーク経由で表示装置に送信することで、テレビ番組のコンテンツが視聴可能となっている。 In recent years, television systems having a configuration in which a display device serving as a display unit and a tuner unit are separated have been distributed. In such a television system, the content of a television program can be viewed by transmitting an AV (Audio Visual) stream from a tuner unit to a display device via a wired or wireless network.
図1は、従来のセパレート型テレビシステムの構成を示すブロック図で、図2は、図1のシステムにおける表示装置に設けられたサブプロセッサによるシステム電源起動処理を説明するためのフロー図、図3は、図1のシステムにおける表示装置に設けられたメインプロセッサのシステム電源起動処理を説明するためのフロー図である。 FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a conventional separate television system, and FIG. 2 is a flowchart for explaining a system power supply startup process by a sub processor provided in the display device in the system of FIG. FIG. 5 is a flowchart for explaining a system power supply startup process of a main processor provided in the display device in the system of FIG. 1.
図1のシステムは、リモートコントローラ(以下、リモコン)100、表示装置110、及び映像のソースとなるソース機器(チューナ等)120で構成される。表示装置110は、リモコン100からの赤外線によるリモコン信号を受信するIR(Infrared)受光部111と、IR受光部111で受信したON操作を示すリモコン信号に基づき、表示装置110のシステム全体に対して電源を供給するためのシステム電源ON信号を出力するサブプロセッサ112と、表示装置110の全体を統括的に制御するメインプロセッサ113と、ソース機器120との無線通信により映像データを受信する無線通信部114とを備える。なお、サブプロセッサ112は、ON操作以外のユーザ操作を示すリモコン信号を受信した場合にはそのユーザ操作内容をメインプロセッサ113に伝える。ソース機器120は、ソース機器120の全体を統括的に制御するメインプロセッサ121と、表示装置110の無線通信部114との無線通信により映像データを送信する無線通信部122とを備える。無線通信部114と無線通信部122は、例えばWiFi(登録商標。以下同様。)を用いた無線通信を行う。
The system in FIG. 1 includes a remote controller (hereinafter referred to as a remote controller) 100, a
このようなシステムにおける、待機時の表示装置110の処理について説明する。サブプロセッサ112が、ユーザ操作によりリモコン100から送出されたリモコン信号をIR受光部111で受信したか否かを判定する(ステップS1)。リモコン信号を受信すると(ステップS1でYESとなったとき)、サブプロセッサ112は、そのリモコン信号が電源ON操作を示す規定コマンドと一致するか否かを判定する(ステップS2)。ステップS2でNOの場合には、ステップS1に戻る。ステップS2でYESの場合には、サブプロセッサ112が、電源回路をON(起動)させてシステム全体に電源を供給するためのシステム電源ON信号をアサートする(ステップS3)。
The processing of the
一方、メインプロセッサ113は、このシステム電源ON信号により電源回路が起動して電源が供給された状態となり、システムパワーをONするシーケンスを実行し(ステップS11)、システムを起動後(ステップS12)、同じく電源回路により電源供給がなされた無線通信部114に対して通信設定を行う(ステップS13)。メインプロセッサ113は、無線通信部114が送受信可能な状態になったことを検知した後(ステップS14)、チューナ等のソース機器120の無線通信部122との無線通信を確立することで、ソース機器120との接続を行う(ステップS15)。このようにして無線通信部114との通信を確立するためには、ソース機器120の無線通信部122及びその制御を行うメインプロセッサ121には常に電源が供給されている必要がある。
On the other hand, the
ステップS15の処理により、ソース機器120側からAV(Audio Visual)ストリーム(映像データ及び音声データ)が受信可能な状態になるため、メインプロセッサ113は無線通信部114を介してソース機器120にAVストリームの送信要求を行う。これにより、表示装置110は、AVストリームを受信し、テレビ番組を視聴できる状態となる。
Since the AV (Audio Visual) stream (video data and audio data) can be received from the
また、リモコン100から電源OFF操作を示すリモコン信号が送出された場合には、サブプロセッサ112が自身は待機状態を保ちながら、メインプロセッサ113に電源OFFを示す電源OFF情報を伝えると共に、電源供給を遮断するシステム電源OFF信号を発する。これにより表示装置110の電源はOFFとなり、IR受光部111及びサブプロセッサ112以外の電源供給が遮断された状態になる。
When a remote control signal indicating a power OFF operation is transmitted from the
また、特許文献1には、家庭内に配置されている情報家電などの複数のCE(Consumer Electronics)機器に対するリモコン操作体系を統合化し、単一の機器に対するIRリモコン操作により全ての機器を操作する機器制御システムが開示されている。この機器制御システムでは、マスタ機器でIRリモコンのコマンドをBluetooth(登録商標。以下同様。)規格のコマンドにプロトコル変換し、それをスレーブ機器にBluetooth規格に従った無線通信により送信している。
In
図1のシステムでは、表示装置110はリモコン100により電源ONが可能であるが、ソース機器120はON状態でないと無線通信部122での無線通信ができない。よって、図1のシステムでは、リモコン100から表示装置110を介してソース機器120に対する電源ON信号をソース機器120に伝えることでそのソース機器120の電源をOFF状態からON状態に切り換えるようにすること、つまりリモコン100から表示装置110を経由してソース機器120の電源をONすることはできない。このように、図1のシステムでは、表示装置110のリモコン100でソース機器120の電源のON/OFFが可能な状態で利用するためには、ソース機器120側の電源を常時ONにしておく必要があり、そのため、待機時消費電力は非常に大きくなる。
In the system of FIG. 1, the
この例からも分かるように、無線ネットワーク経由で機器間で制御を行う場合、少なくとも制御される側の機器については無線通信部の電源をONに維持しておく必要があり、待機時においてもその無線通信部の電源をOFFできないので待機時の消費電力が大きくなる。 As can be seen from this example, when performing control between devices via a wireless network, it is necessary to keep the power of the wireless communication unit ON for at least the controlled device, even during standby. Since the power of the wireless communication unit cannot be turned off, the power consumption during standby increases.
また、特許文献1に記載の機器制御システムにおけるマスタ機器では、受光部がIRリモコン信号を受信すると自己宛のコマンドか否かを判断して、自己宛でない場合(つまりスレーブ機器宛である場合)にのみ、システム部がプロトコル変換してBluetooth通信により変換後のコマンドを送信しているため、IRリモコン信号としてスレーブ機器へのコマンドを受信する場合には、システム部が動作状態にある必要があるだけでなく、プロトコル変換も必要となる。また、同様の理由から、上記の機器制御システムでは、スレーブ機器用の電源ON信号を受信したときにのみスレーブ機器の電源をONするため、IRリモコン信号をIRリモコンから発するためには対象となるスレーブ機器を指定して行う必要がある。
Further, in the master device in the device control system described in
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、ソース機器から無線通信により受信した映像データを表示することが可能な表示装置において、表示装置とソース機器の待機時の消費電力の低減を図りながら、電源ON操作を検知した場合に表示装置だけでなくソース機器の電源もONにできるようにすることにある。 The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and an object of the present invention is to provide a display device capable of displaying video data received from a source device by wireless communication. It is intended to enable not only the display device but also the power source of the source device to be turned on when a power-on operation is detected while reducing power consumption.
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、ソース機器に設けられたソース側第1無線通信部と無線通信する第1無線通信部を備え、該ソース機器から該第1無線通信部で無線受信した映像データを表示する表示装置であって、前記第1無線通信部の制御を含む前記表示装置の制御を行うメインプロセッサと、前記第1無線通信部より低消費電力で無線通信する第2無線通信部と、電源をONするON操作を検知し、前記第2無線通信部に電源ON情報を伝えるサブプロセッサと、を備え、前記第2無線通信部は、前記電源ON情報をトリガとして、前記ソース機器に設けられたソース側第2無線通信部に、前記ソース機器の電源をONするための電源ON信号を送信することを特徴としたものである。 In order to solve the above-described problem, a first technical means of the present invention includes a first wireless communication unit that wirelessly communicates with a source-side first wireless communication unit provided in a source device, from the source device to the first wireless communication unit. A display device for displaying video data wirelessly received by a wireless communication unit, a main processor for controlling the display device including control of the first wireless communication unit, and lower power consumption than the first wireless communication unit A second wireless communication unit that performs wireless communication, and a sub-processor that detects an ON operation to turn on the power and transmits power ON information to the second wireless communication unit, and the second wireless communication unit includes the power ON Using the information as a trigger, a power-on signal for turning on the source device is transmitted to a source-side second wireless communication unit provided in the source device.
本発明の第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記サブプロセッサは、前記ON操作を検知したとき、前記メインプロセッサ及び前記第1無線通信部に電源を供給するための信号を出力すると共に、前記第2無線通信部に直接、前記電源ON情報を示す信号を出力することを特徴としたものである。 According to a second technical means of the present invention, in the first technical means, the sub processor outputs a signal for supplying power to the main processor and the first wireless communication unit when detecting the ON operation. In addition, a signal indicating the power ON information is directly output to the second wireless communication unit.
本発明の第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記サブプロセッサは、前記ON操作を検知したとき、前記メインプロセッサ及び前記第1無線通信部に電源を供給するための信号を出力すると共に、前記第2無線通信部に電源を供給するための信号を出力することで、前記第2無線通信部に直接、前記電源ON情報を伝えることを特徴としたものである。 According to a third technical means of the present invention, in the first technical means, the sub-processor outputs a signal for supplying power to the main processor and the first wireless communication unit when detecting the ON operation. In addition, the power ON information is directly transmitted to the second wireless communication unit by outputting a signal for supplying power to the second wireless communication unit.
本発明の第4の技術手段は、第1の技術手段において、前記メインプロセッサは、電源が供給されたときに前記第2無線通信部に前記電源ON情報を伝える機能を有し、前記サブプロセッサは、前記ON操作を検知したとき、前記メインプロセッサ及び前記第1無線通信部に電源を供給するための信号を出力すると共に、前記メインプロセッサの前記機能により前記第2無線通信部に前記電源ON情報を伝えることを特徴としたものである。 According to a fourth technical means of the present invention, in the first technical means, the main processor has a function of transmitting the power ON information to the second wireless communication unit when power is supplied, and the sub processor Outputs a signal for supplying power to the main processor and the first wireless communication unit when the ON operation is detected, and turns on the power to the second wireless communication unit by the function of the main processor. It is characterized by conveying information.
本発明の第5の技術手段は、第1〜第4のいずれか1の技術手段における表示装置に映像データを送信するソース機器であって、前記第1無線通信部との無線通信により前記映像データの送信を行うソース側第1無線通信部と、該ソース側第1無線通信部の制御を含む前記ソース機器の制御を行うソース側プロセッサと、前記第2無線通信部との無線通信により前記電源ON信号を受信するソース側第2無線通信部と、を備え、前記ソース側第2無線通信部は、前記電源ON信号を受信したとき、前記ソース側プロセッサ及び前記ソース側第1無線通信部に電源を供給するための信号を出力することを特徴としたものである。 A fifth technical means of the present invention is a source device that transmits video data to a display device according to any one of the first to fourth technical means, wherein the video is transmitted by wireless communication with the first wireless communication unit. The wireless communication between the source-side first wireless communication unit that transmits data, the source-side processor that controls the source device including the control of the source-side first wireless communication unit, and the second wireless communication unit A source-side second wireless communication unit that receives a power-on signal, and when the source-side second wireless communication unit receives the power-on signal, the source-side processor and the source-side first wireless communication unit A signal for supplying power is output.
本発明の表示装置によれば、表示装置とソース機器の待機時の消費電力の低減を図りながら、表示装置に対して電源ON操作を検知した場合に表示装置だけでなくソース機器の電源もONにすることが可能になる。 According to the display device of the present invention, the power of not only the display device but also the source device is turned on when a power-on operation is detected for the display device while reducing power consumption during standby of the display device and the source device. It becomes possible to.
以下、本発明の一実施形態について、図4〜図8を参照しながら説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係るセパレート型テレビシステムの一構成例を示すブロック図である。図4のシステムは、リモートコントローラ(以下、リモコン)1、表示装置2、及び映像のソースとなるソース機器3で構成される。表示装置2としては、液晶パネル、有機EL(Electro-Luminescence)パネル、プラズマディスプレイパネルなど、どのような表示形式の表示部を有する装置でも適用できる。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 4 is a block diagram showing a configuration example of a separate television system according to an embodiment of the present invention. The system shown in FIG. 4 includes a remote controller (hereinafter referred to as a remote controller) 1, a
なお、本実施形態に限らず、以下の説明では、ソース機器3としてチューナを例に挙げているが、チューナはSTB(Set Top Box)と呼ばれるものであってもよい。さらに、ソース機器3としては、例えば、外付けにより録画を行うためのHDD(Hard disk drive)、チューナを具備するレコーダ、映像プレーヤ、音楽プレーヤなど、様々な機器が適用できる。このうちソース機器3が音楽プレーヤである場合には、規定の静止画像や動画像を示す映像データをソース機器3が表示装置2に出力し、表示装置2がその静止画像や動画像を表示させるなどすればよい。また、ソース機器3をチューナで例示しているため、図4や後述する図9のシステムをテレビシステムと呼んでいるが、本発明に係る表示装置とソース機器とを備えたシステムはテレビシステムに限ったものではない。
In the following description, a tuner is used as an example of the
チューナ3は、無線通信を行う無線通信部32と、無線通信部32の制御を含むチューナ3の制御(統括的な制御)を行うソース側プロセッサ(以下、メインプロセッサ)31とを備え、アンテナ又はネットワークに繋がれている。チューナ3は、アンテナ又はネットワークから受信した映像信号を復調して、復調した映像データを無線通信部32により表示装置2に出力する。つまり、チューナ3の無線通信部32は、表示装置2に設けられた後述の無線通信部24との無線通信により映像データの送信を行う。
The
表示装置2は、チューナ3に設けられた無線通信部32と無線通信する無線通信部24を備え、チューナ3から無線通信部24で無線受信した映像データを表示する。無線通信部24は第1無線通信部の一例であり、無線通信部32はソース側第1無線通信部の一例である。無線通信部24と無線通信部32は、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)802.11規格の無線LANを採用したWiFiを用いて、無線通信を行うものとして説明するが、他の無線通信規格を採用してもよい。ここで、表示装置2、チューナ3が待機時には、それぞれ無線通信部24、無線通信部32には電源が供給されていないもの(つまりOFF状態)とする。
The
表示装置2は、無線通信部24の制御を含む表示装置2の制御(統括的な制御)を行うメインプロセッサ(主制御部)23と、リモコン1からの赤外線によるリモコン信号を受信するIR受光部21と、IR受光部21で受光したユーザ操作を示すリモコン信号をメインプロセッサ23に伝えるサブプロセッサ(副制御部)22とを備える。なお、IR受光部21の代わりに、赤外線を用いない無線通信方式でリモコン1からのリモコン信号を受信するリモコン信号受信部を設けてもよいが、基本的に後述の制御専用無線通信部25での無線周波数と異なる周波数を用い、その到達範囲及び待機電力も制御専用無線通信部25より小さいものとする。
The
そして、本発明の主たる特徴の一つとして、表示装置2は、無線通信部24より低消費電力で無線通信する制御専用無線通信部25を備え、チューナ3は、制御専用無線通信部25と無線通信する制御専用無線通信部33を備える。例えば、制御専用無線通信部25,33はいずれも、内部にマイクロコンピュータ等の制御部と、実際に無線通信を行うRF(Radio Frequency)回路とを備える。
As one of the main features of the present invention, the
制御専用無線通信部25は第2無線通信部の一例であり、制御専用無線通信部33はソース側第2無線通信部の一例である。制御専用無線通信部25と制御専用無線通信部33とは、ZigBee(登録商標)、Bluetooth等の低消費電力の無線通信方式を採用した無線通信部である。これらの方式は、無線通信部24や無線通信部32について例示したWiFiより低消費電力となっている。制御専用無線通信部25,33での無線周波数としては無線通信部24,32と異なる周波数を用いればよい。なお、制御専用無線通信部25,33は双方向の通信が可能であればよいが、少なくとも制御専用無線通信部25側から制御専用無線通信部33への無線送信が可能であればよい。
The control dedicated
また、本発明の主たる特徴の一つとして、サブプロセッサ22は、電源をONするON操作を検知し、制御専用無線通信部25に電源ON情報を伝える。
Further, as one of the main features of the present invention, the
このような制御を行うために、本実施形態におけるサブプロセッサ22は、上記のON操作を検知したとき、メインプロセッサ23及び無線通信部24に(並びに他のOFF状態の部位に、換言すれば表示装置2のシステム全体に)電源を供給するための信号を出力すると共に、メインプロセッサ23により制御専用無線通信部25に上記電源ON情報を伝える。つまり、本実施形態において、メインプロセッサ23は、電源が供給されたときに制御専用無線通信部25に上記電源ON情報を伝える機能を有するものとし、サブプロセッサ22は、上記のON操作を検知したときにメインプロセッサ23を介して制御専用無線通信部25に上記電源ON情報を伝える。以下、上記した電源を供給するための信号をシステム電源ON信号として説明する。
In order to perform such control, the sub-processor 22 in the present embodiment, when detecting the above-described ON operation, displays on the
上記のON操作は、表示装置2の電源をONするユーザ操作を指し、例えばIR受光部21がリモコン1からのユーザ操作をリモコン信号として受信し、サブプロセッサ22がIR受光部21からそのリモコン信号を受信することで検知を行う。若しくは、表示装置2の本体に操作ボタン等の操作部を設け、その操作部でON操作を受け付け可能に構成しておき、上記のON操作として、サブプロセッサ22がその操作部で受け付けたON操作を示す操作信号を検知してもよい。無論、この操作部とIR受光部21とを併設し、いずれからのON操作も検知するようにしておいてもよい。
The above ON operation indicates a user operation for turning on the power of the
また、このような検知を行うため、サブプロセッサ22やIR受光部21及び/又は操作部には待機時(表示装置2がOFF状態の時)にも電源が供給されているものとする。なお、本実施形態に限らず、以下の説明では、上記のON操作をリモコン1からのリモコン信号としてIR受光部21が受信する場合についてのみ説明するが、操作部で受け付けた場合にも同様である。また、サブプロセッサ22は、ON操作以外のユーザ操作を示すリモコン信号又は操作信号を受信した場合には、そのユーザ操作内容をメインプロセッサ23に伝え、メインプロセッサ23がそれに応じた制御を行えばよい。但し、OFF操作については後述するようにサブプロセッサ22が制御を行うこともできる。
In order to perform such detection, it is assumed that power is supplied to the
さらに、本発明の主たる特徴の一つとして、制御専用無線通信部25は、上記電源ON情報をトリガとして、チューナ3に設けられた制御専用無線通信部33に、チューナ3の電源をONするための電源ON信号を送信する。
Furthermore, as one of the main features of the present invention, the control dedicated
そして、チューナ3側では、制御専用無線通信部33が、制御専用無線通信部25との無線通信により上記電源ON信号を受信する。制御専用無線通信部33は、上記電源ON信号を制御専用無線通信部25から受信したとき、メインプロセッサ31及び無線通信部32に(並びに他のOFF状態の部位に、換言すればチューナ3のシステム全体に)電源を供給するための信号を出力する。以下、チューナ3に関しても、この電源を供給するための信号をシステム電源ON信号として説明する。
On the
次に、本実施形態における電源ON操作時の処理について、図5〜図8を参照しながら説明する。図5は、図4のシステムにおける表示装置のサブプロセッサで実行される電源ON操作検知処理の一例を説明するためのフロー図、図6は、図4のシステムにおける表示装置で実行されるシステム電源起動処理の一例を説明するためのフロー図、図7は、図4のシステムにおける表示装置の制御専用無線通信部で実行される起動処理の一例を説明するためのフロー図、図8は、図4のシステムにおけるソース機器(チューナ)の制御専用無線通信部で実行される電源ON情報受信処理の一例を説明するためのフロー図である。 Next, processing at the time of power-on operation in the present embodiment will be described with reference to FIGS. 5 is a flowchart for explaining an example of the power ON operation detection process executed by the sub processor of the display device in the system of FIG. 4, and FIG. 6 is a system power supply executed by the display device in the system of FIG. FIG. 7 is a flowchart for explaining an example of the startup process, FIG. 7 is a flowchart for explaining an example of the startup process executed by the control dedicated wireless communication unit of the display device in the system of FIG. 4, and FIG. 6 is a flowchart for explaining an example of a power ON information reception process executed by a control dedicated wireless communication unit of a source device (tuner) in the system of FIG.
待機時の表示装置2の処理について、図5を参照しながら説明する。サブプロセッサ22が、ユーザ操作によりリモコン1から送出されたリモコン信号をIR受光部21で受信したか否かを判定する(ステップS21)。リモコン信号を受信すると(ステップS21でYESとなったとき)、サブプロセッサ22は、そのリモコン信号が電源ON操作を示す規定コマンドと一致するか否かを判定する(ステップS22)。なお、リモコン1の表示装置2に対する電源ONボタンの操作に限らず、リモコン1での他のユーザ操作であっても、電源ONの制御も行うように関連づけられた操作(例えばソース機器がレコーダの場合には「録画リスト表示操作」など)であれば、規定コマンドと一致すると判定すればよい。
The processing of the
ステップS22でNOの場合には、ステップS21に戻る。なお、ここでは待機時の説明を行っているが、システム電源ONの状態では上述したようにサブプロセッサ22はリモコン信号に含まれるユーザ操作内容をメインプロセッサ23に伝える処理を行うことになる。
If NO in step S22, the process returns to step S21. Although the description is made here in the standby state, when the system power is on, the sub-processor 22 performs the process of transmitting the user operation content included in the remote control signal to the
一方、ステップS22でYESの場合には、サブプロセッサ22が、OUT1信号(OUT1信号のパルス)をアサートする(ステップS23)ことで、システム電源ON信号を出力する。このシステム電源ON信号は、電源回路をON(起動)させてシステム全体に電源を供給するための信号であり、システム制御信号とも言える。また、OUT1信号のアサートは、サブプロセッサ22が、表示装置2側で発生した起動要因(タイマによる起動要因)によっても実行すればよい。
On the other hand, if YES in step S22, the sub-processor 22 asserts the OUT1 signal (OUT1 signal pulse) (step S23), thereby outputting a system power ON signal. This system power ON signal is a signal for turning on (starting up) the power supply circuit to supply power to the entire system, and can also be called a system control signal. Further, the assertion of the OUT1 signal may be executed by the sub-processor 22 depending on the activation factor (activation factor by the timer) generated on the
ステップS23のアサート後のメインプロセッサ23側の処理について、図6を参照しながら説明する。メインプロセッサ23は、上記のシステム電源ON信号により電源回路が起動して電源が供給された状態となり、システムパワーをONするシーケンスを実行し(ステップS31)、システムを起動後(ステップS32)、同じく電源回路により電源供給がなされた制御専用無線通信部25に対して各種通信設定を行い(ステップS33)、制御専用無線通信部25を送受信可能な状態にする(ステップS34)。
The processing on the
メインプロセッサ23は、ステップS34により制御専用無線通信部25が送受信可能な状態になったことを検知した後、チューナ3の電源をONするための電源ON信号(チューナ起動コマンド)の送信を、制御専用無線通信部25に指示する(ステップS35)。なお、上記の電源ON情報として電源ON信号の送信指示を行う例を挙げたが、上記の通信設定時にこのような送信指示を伝えてもよい。ステップS35の処理後、メインプロセッサ23は、同じく電源回路により電源供給がなされた無線通信部(WiFi)24に対して通信設定を行うなどして、WiFi接続を行い、図3で説明したようにテレビ番組を視聴可能な状態にする。
The
電源が供給された後の制御専用無線通信部25側の処理について、図7を参照しながら説明する。制御専用無線通信部25は、電源の供給により内部の制御部及びRF回路が起動し、その制御部がRF回路についての無線通信のための各種設定を行う(ステップS41)。なお、この制御部だけには表示装置2がOFF状態でも電源供給を行っておいてもよい。次に、制御専用無線通信部25は、ステップS35で受けた送信指示に基づきチューナ起動コマンドを送信する(ステップS42)。この送信に応答して正常時には制御専用無線通信部33が受け取り完了のコマンドを返信し、異常時には受け取りエラーのコマンドを返信することになるが、制御専用無線通信部25は、この返信が受け取りエラーを示すか否かを判定することで、通信エラーが起きたか否かを判定する(ステップS43)。
Processing on the control dedicated
ステップS43でNOの場合、つまり受け取り完了のコマンドが返信された場合には、正常に処理を終了する。一方で、ステップS43でYESの場合、制御専用無線通信部25は予め設定した所定時間に基づきタイムアウトしたか否かを判定し(ステップS44)、タイムアウト後であれば(YESの場合)にはエラーで終了し、タイムアウト前であれば(NOの場合)にはステップS42に戻り、チューナ起動コマンドの送信を再度実行(リトライ)する。
If NO in step S43, that is, if a reception completion command is returned, the process ends normally. On the other hand, if YES in step S43, the control-only
チューナ3側の処理について、図8を参照しながら説明する。チューナ3では、制御専用無線通信部33の制御部には常に電源が供給されており、制御専用無線通信部33は、例えば500msec毎など所定期間毎の間欠動作で受信待ちを実行し(ステップS51)、受信待ちの動作時には受信があったか否かを判定する(ステップS52)。間欠動作は、制御専用無線通信部33の制御部が所定期間毎にRF回路を起動させ、受信をトライし、それが終了した段階でRF回路を低消費電力モード(スタンバイ状態)にすればよく、これによりRF回路の待機消費電力分だけ消費電力を下げることができる。
The processing on the
間欠動作によりRF回路で何らかの受信があった場合(ステップS52でYESの場合)、制御専用無線通信部33の制御部は、受信したデータが規定のデータであったか否かを判定する(ステップS53)。上記規定のデータとは、制御専用無線通信部25から送信されるチューナ起動コマンドを指す。ステップS52でNOの場合やステップS53でNOの場合にはステップS51に戻る。
If there is any reception in the RF circuit due to the intermittent operation (YES in step S52), the control unit of the control-only
ステップS53でYESの場合、すなわちチューナ起動コマンドを受信した場合、制御専用無線通信部33の制御部は、OUT2信号をアサートする(ステップS54)ことで、システム電源ON信号を出力する。このシステム電源ON信号により、チューナ3のシステム全体に電源が供給され、チューナ3の全体が起動してON状態となる。換言すれば、チューナ3のシステムは、待機時にはOFF状態であるが、OUT2信号のアサートをトリガとして起動してON状態に切り換えることが可能になっている。
If YES in step S53, that is, if a tuner activation command is received, the control unit of the control-only
次に、図4のシステムにおいて電源OFF操作を検知した場合の処理について、簡単に説明する。リモコン1から電源OFF操作を示すリモコン信号が送出された場合には、表示装置2のサブプロセッサ22は、自身の待機状態を保ちながら、表示装置2のシステム全体の電源供給を遮断するシステム電源OFF信号を出力する。なお、サブプロセッサ22が、メインプロセッサ23に電源OFFを示す電源OFF情報を伝え、メインプロセッサ23が必要な情報の保存を行った後に、メインプロセッサ23がシステム電源OFF信号を出力するようにしてもよい。システム電源OFF信号により表示装置2の電源はOFFとなり、IR受光部21及びサブプロセッサ22以外の電源供給が遮断された状態になる。
Next, processing when a power OFF operation is detected in the system of FIG. 4 will be briefly described. When a remote control signal indicating a power OFF operation is sent from the
また、メインプロセッサ23は、電源OFF情報を検知したとき(無論、自身への電源供給が遮断される前に)、無線通信部24若しくは制御専用無線通信部25のうち予め定めた通信部に電源OFF情報を伝えて、その通信部が、電源OFF情報をトリガとしてチューナ3の電源をOFFするための電源OFF信号をチューナ3に送信すればよい。無論、表示装置2におけるその通信部についての電源供給は、この送信後に遮断すればよい。チューナ3は、電源OFF信号を受けて、制御専用無線通信部33以外(間欠動作であれば制御専用無線通信部33の制御部以外)の電源供給を遮断してOFF状態になる。
Further, when the
そして、このようにOFF状態となった後でも、図5〜図8で説明したように、表示装置2に対する電源ON操作によりチューナ3もON状態に切り換えることはできる。また、図4のシステムでは、無線通信部24,32より低消費電力の制御専用無線通信部25,33を別途設けているため、待機時の消費電力、特にチューナ3側の待機時消費電力を小さくすることが可能である。
Even after being turned off in this way, as described with reference to FIGS. 5 to 8, the
以上のように、本発明の表示装置によれば、表示装置2とチューナ3の待機時の消費電力の低減を図りながら、表示装置2に対して電源ON操作を検知した場合に表示装置2だけでなくチューナ3の電源もONにする(起動する)ことが可能になる。
As described above, according to the display device of the present invention, only the
ここで、本発明では、特許文献1に記載の機器制御システムと異なり、電源のON操作に対してのみ制御専用無線通信部25に電源ON情報を伝えるため、プロトコル変換が不要である。さらに、本発明では、マスタ機器に対応する表示装置2の電源ON操作を受け付けた場合に、この電源ON操作を利用して、マスタ機器のみならずスレーブ機器に対応するチューナ3の電源もONすることができるため、マスタ機器の電源ON操作してスレーブ機器の電源ON操作を行う必要がある上記の機器制御システムに比べ、テレビシステム全体としての起動時間を短縮することができる。また、本発明では、IR受光部21で例示したようにリモコン1として従来多用されているリモコンを採用するだけで、例えばリモコン1からの赤外線によるリモコン信号が届かない範囲(例えば表示装置2とは別の部屋)に設置したチューナ3に対しても、OFF状態とON状態の切り換えが可能になる。
Here, in the present invention, unlike the device control system described in
さらに、本発明では、制御専用無線通信部25で送信可能なコマンドをチューナ起動コマンド以外にも複数種類用意しておき、ユーザ操作内容に応じたメインプロセッサ23からの指示に応じたコマンドをチューナ3側に送信するように構成することもできる。これにより、無線通信部24と無線通信部32による映像データの送受に影響を与えずに制御情報の送受ができる。また、制御専用無線通信部25から送信可能なコマンドとして符号化したデータを採用することで、コマンド数を増やすことができる。
Further, in the present invention, a plurality of types of commands other than the tuner activation command are prepared that can be transmitted by the control dedicated
また、表示装置2に複数のソース機器が接続されている場合、いずれのソース機器(但し同様の制御専用無線通信部33を備える機器)でも上記のチューナ起動コマンドを受けてシステム電源をONにするように構成しておけばよい。但し、このような構成例では、例えばソース機器をアドレスで指定するなどによりソース機器毎に起動コマンドを用意しておき、どのソース機器を表示装置2と同時に起動するかを、予めユーザ設定しておくことができるように構成することが好ましい。
In addition, when a plurality of source devices are connected to the
次に、図9〜図11を併せて参照しながら、本発明の他の実施形態について説明する。
図9は、本発明の他の実施形態に係るセパレート型テレビシステムの一構成例を示すブロック図である。図9で示すシステムの構成については、図4のシステムと基本的に同様であるが、図4のシステムに比べ、電源ON操作に対するテレビシステム全体の起動時間を短縮するために、制御専用無線通信部25に常に電源が供給されているものとし、主にシステム電源起動処理及び制御専用無線通信部25での処理が異なる。
Next, another embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 9 is a block diagram showing an example of the configuration of a separate television system according to another embodiment of the present invention. The configuration of the system shown in FIG. 9 is basically the same as the system shown in FIG. 4, but compared with the system shown in FIG. It is assumed that the power is always supplied to the
具体的には、制御専用無線通信部25が、サブプロセッサ22におけるOUT1信号のアサートを割り込み処理により検知する。換言すれば、本実施形態におけるサブプロセッサ22は、上記した電源をONするON操作を検知したとき、メインプロセッサ23及び無線通信部24に電源を供給するための信号(システム電源ON信号)を出力すると共に、制御専用無線通信部25に直接、上記電源ON情報を示す信号を出力することで、上記電源ON情報を伝える。これにより、メインプロセッサ23からのシステム起動完了を待たずに、制御専用無線通信部25に上記電源ON情報を伝え、制御専用無線通信部25がチューナ起動コマンドの送信を行うことができる。
Specifically, the control-only
図9のシステムにおける、このような図4のシステムとの処理の違いについて、図10及び図11を参照しながら説明する。図10は、図9のシステムにおける表示装置で実行されるシステム電源起動処理の一例を説明するためのフロー図、図11は、図9のシステムにおける表示装置の制御専用無線通信部で実行される起動処理の一例を説明するためのフロー図である。なお、図5は、図9のシステムにおける表示装置のサブプロセッサで実行される電源ON操作検知処理の一例を説明するためのフロー図でもあり、図8は、図9のシステムにおけるソース機器(チューナ)の制御専用無線通信部で実行される電源ON情報受信処理の一例を説明するためのフロー図でもある。 The difference in processing between the system of FIG. 9 and the system of FIG. 4 will be described with reference to FIGS. 10 and 11. FIG. 10 is a flowchart for explaining an example of the system power supply startup process executed by the display device in the system of FIG. 9, and FIG. 11 is executed by the control dedicated wireless communication unit of the display device in the system of FIG. It is a flowchart for demonstrating an example of a starting process. FIG. 5 is also a flowchart for explaining an example of the power ON operation detection process executed by the sub processor of the display device in the system of FIG. 9, and FIG. 8 is a diagram illustrating the source device (tuner) in the system of FIG. ) Is a flowchart for explaining an example of the power ON information reception process executed by the control-dedicated radio communication unit.
待機時の表示装置2の処理のうち、サブプロセッサ22の処理については図5を参照して説明した通りであり、その説明を省略する。図5のステップS23のアサート後のメインプロセッサ23側の処理について、図10を参照しながら説明する。
Of the processes of the
メインプロセッサ23は、上記のシステム電源ON信号により電源回路が起動して電源が供給された状態となり、システムパワーをONするシーケンスを実行し(ステップS61)、システムを起動後(ステップS62)、同じく電源回路により電源供給がなされた無線通信部(WiFi)24に対して通信設定を行うなどして、WiFi接続を行い、図3で説明したようにテレビ番組を視聴可能な状態にする。
The
待機時の制御専用無線通信部25側の処理について、図11を参照しながら説明する。制御専用無線通信部25は、図5のステップS23のアサートによりOUT1信号割り込み処理を開始する。この割り込み処理では、常に起動している内部の制御部がRF回路の起動を行う(ステップS71)。また、制御専用無線通信部25の制御部は、割り込み処理の代わりに、ポーリング処理によりOUT1信号を検知してもよい。
Processing on the control-only
なお、このように制御専用無線通信部25の全体に常に電源が供給されている必要はなく、少なくとも内部の制御部に常に電源が供給されていれば、OUT1信号による割り込み処理やポーリング処理が可能であるため、待機時には制御専用無線通信部25のRF回路の電源供給を行わないことが好ましい。これにより、RF回路の待機消費電力分だけ消費電力を抑えることができる。
Note that it is not always necessary to supply power to the entire control-dedicated
なお、図9では、アサートされたOUT1信号(つまり、システム電源ON信号)が、表示装置2のシステム全体と制御専用無線通信部25との双方に別々に入力されるように図示しているが、基本的にシステム全体に送信される信号が制御専用無線通信部25の制御部にも入力されることを示しているに過ぎない。但し、ここでは、システム電源ON信号を、上記電源ON情報を示す信号として利用した例を挙げているが、サブプロセッサ22は、システム電源ON信号とは別に上記電源ON情報を示す信号を制御専用無線通信部25の制御部に出力するように構成してもよい。
In FIG. 9, the asserted OUT1 signal (that is, the system power ON signal) is illustrated so as to be separately input to both the entire system of the
ステップS71の処理後、制御専用無線通信部25は、チューナ起動コマンドを送信する(ステップS72)。その後、図7のステップS43,S44と同様の処理が実行される(ステップS73,S74)。
After the process of step S71, the control-only
チューナ3側では、制御専用無線通信部33が、ステップS72で送信されたチューナ起動コマンドを受信したときに、チューナ3のシステム電源ON信号を出力することになる。チューナ3側の具体的な処理については図8を参照して説明した通りであり、その説明を省略する。
On the
次に、図9のシステムにおいて電源OFF操作を検知した場合の処理について、簡単に説明する。リモコン1から電源OFF操作を示すリモコン信号が送出された場合には、表示装置2のサブプロセッサ22は、自身の待機状態を保ちながら、表示装置2のシステム全体の電源供給を遮断するシステム電源OFF信号を出力する。なお、例えば、サブプロセッサ22が、メインプロセッサ23に電源OFFを示す電源OFF情報を伝え、メインプロセッサ23が必要な情報の保存を行った後に、メインプロセッサ23がシステム電源OFF信号を出力するようにしてもよい。システム電源OFF信号により表示装置2の電源はOFFとなり、IR受光部21、サブプロセッサ22、及び制御専用無線通信部25以外の電源供給が遮断された状態になる。
Next, processing when a power-off operation is detected in the system of FIG. 9 will be briefly described. When a remote control signal indicating a power OFF operation is sent from the
また、メインプロセッサ23は、電源OFF情報を検知したとき(無論、自身への電源供給が遮断される前に)、無線通信部24若しくは制御専用無線通信部25のうち予め定めた通信部に電源OFF情報を伝えて、その通信部が、電源OFF情報をトリガとしてチューナ3の電源をOFFするための電源OFF信号をチューナ3に送信すればよい。無論、その通信部が無線通信部24であった場合にはその電源供給をこの送信後に遮断すればよい。若しくは、制御専用無線通信部25が、出力されたシステム電源OFF信号を電源OFF情報として受け、それをトリガとして上記の電源OFF信号をチューナ3に送信してもよい。いずれの場合でも、チューナ3は、電源OFF信号を受けて、制御専用無線通信部33以外(間欠動作であれば制御専用無線通信部33の制御部以外)の電源供給を遮断してOFF状態になる。
Further, when the
そして、このようにOFF状態となった後でも、図5,図10,図11,図8で説明したように、表示装置2に対する電源ON操作によりチューナ3もON状態に切り換えることはできる。
Even after being turned off in this way, the
以上の構成及び処理から分かるように、図9のシステムでは、基本的に図4のシステムと同様の効果を奏するが、さらに図4のシステムに比べて、リモコン1でON操作を行ってから表示装置2からチューナ3に対してチューナ起動コマンドを送信するまでの時間(つまり待機時からの起動時間)を短縮することができる。これは、図9のシステムでは、図4のシステムのように、表示装置2のシステム起動後(正確にはメインプロセッサ23の起動後)にチューナ3のシステム電源をONするためのチューナ起動コマンドを送信することになるのではなく、電源ON操作を示すリモコン信号により表示装置2のメインプロセッサ23が起動を開始する同時に、メインプロセッサ23を介さない直接制御により制御専用無線通信部25での無線通信が可能になり、この通信を使ってチューナ起動コマンドを送信することができるためである。
As can be seen from the above configuration and processing, the system of FIG. 9 has basically the same effect as the system of FIG. 4, but further, the display after the ON operation is performed with the
以上、図4〜図8を参照しながら説明した実施形態では、制御専用無線通信部25がシステム電源ON信号を受けてOFF状態からON状態になり、メインプロセッサ23からチューナ起動コマンドの送信指示を受けてチューナ起動コマンドの送信を実行し、一方で、図9〜図11を参照しながら説明した実施形態では、常にON状態の制御専用無線通信部25がシステム電源ON信号によりチューナ起動コマンドの送信を実行した。
As described above, in the embodiment described with reference to FIGS. 4 to 8, the control dedicated
これらの実施形態の他の実施形態として、本発明は、表示装置2の待機時に制御専用無線通信部25をOFF状態とし、システム電源ON信号(OUT1信号)を受けて制御専用無線通信部25に電源を供給し、且つメインプロセッサ23からの指示無しでチューナ起動コマンド(電源ON信号)を送信するような構成も採用することができる。
As another embodiment of these embodiments, the present invention turns off the control dedicated
このような実施形態について説明する。ここで説明する実施形態においては、サブプロセッサ22は、上記ON操作を検知したとき、メインプロセッサ23及び無線通信部24に電源を供給するための信号を出力すると共に、制御専用無線通信部25に電源を供給するための信号を出力することで、制御専用無線通信部25に上記電源ON情報を伝える。つまり、制御専用無線通信部25は、電源を供給するための信号(システム電源ON信号)を上記電源ON情報として受信する。
Such an embodiment will be described. In the embodiment described here, the sub-processor 22 outputs a signal for supplying power to the
そして、制御専用無線通信部25は、電源供給がなされたときに(実際には電源供給がなされて送受信可能状態になったときに)、自動的に制御専用無線通信部33に電源ON信号を送信するようにすればよい。このような送信は、制御専用無線通信部25の制御部において、電源供給がなされたときに(実際には電源供給がなされて送受信可能状態になったときに)、そのような自動的な電源ON信号の送信を行うように予め設定しておけば実現できる。
The control dedicated
そして、チューナ3側では、図8を参照して説明した通り、制御専用無線通信部33が、このような電源ON信号を受信したときに、チューナ3のシステム電源ON信号を出力することになる。
On the
このような実施形態において、電源OFF操作を検知した場合の処理について、簡単に説明する。リモコン1から電源OFF操作を示すリモコン信号が送出された場合には、表示装置2のサブプロセッサ22は、自身の待機状態を保ちながら、表示装置2のシステム全体の電源供給を遮断するシステム電源OFF信号を出力する。なお、例えば、サブプロセッサ22が、メインプロセッサ23に電源OFFを示す電源OFF情報を伝え、メインプロセッサ23が必要な情報の保存を行った後に、メインプロセッサ23がシステム電源OFF信号を出力するようにしてもよい。システム電源OFF信号により表示装置2の電源はOFFとなり、IR受光部21及びサブプロセッサ22以外の電源供給が遮断された状態になる。
In such an embodiment, a process when a power-off operation is detected will be briefly described. When a remote control signal indicating a power OFF operation is sent from the
また、電源OFF操作時に、チューナ3の電源をOFFするための電源OFF信号をチューナ3に送信する方法については、図4等で説明した実施形態と同様である。そして、チューナ3の電源がOFF状態となった後でも、上述したように、表示装置2に対する電源ON操作によりチューナ3もON状態に切り換えることはできる。
Further, a method for transmitting a power-off signal for turning off the power of the
以上の構成から分かるように、本実施形態では、図4等で説明した実施形態と比べると、電源が供給されたときに制御専用無線通信部25に上記電源ON情報を伝える機能をメインプロセッサ23に設けておかずに済み、且つ、メインプロセッサ23の起動を待たずして制御専用無線通信部25の起動が完了すればその時点でチューナ起動コマンド(上記電源ON信号)を送信することができるため、テレビシステム全体としての起動時間が短くて済む。また、本実施形態では、図9等で説明した実施形態に比べて、制御専用無線通信部25の起動時間分だけテレビシステム全体としての起動に時間がかかるものの、制御専用無線通信部25も待機時にOFF状態にしておくことができ、待機時の消費電力を抑えることができる。
As can be seen from the above configuration, in this embodiment, compared to the embodiment described with reference to FIG. 4 and the like, the
1…リモコン、2…表示装置、3…ソース機器(チューナ)、21…IR受光部、22…サブプロセッサ、23…メインプロセッサ、24…無線通信部、25…制御専用無線通信部、31…チューナ側のメインプロセッサ、32…チューナ側の無線通信部、33…チューナ側の制御専用無線通信部。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記第1無線通信部の制御を含む前記表示装置の制御を行うメインプロセッサと、
前記第1無線通信部より低消費電力で無線通信する第2無線通信部と、
電源をONするON操作を検知し、前記第2無線通信部に電源ON情報を伝えるサブプロセッサと、を備え、
前記第2無線通信部は、前記電源ON情報をトリガとして、前記ソース機器に設けられたソース側第2無線通信部に、前記ソース機器の電源をONするための電源ON信号を送信することを特徴とする表示装置。 A display device that includes a first wireless communication unit that wirelessly communicates with a source-side first wireless communication unit provided in a source device, and that displays video data wirelessly received from the source device by the first wireless communication unit,
A main processor for controlling the display device including control of the first wireless communication unit;
A second wireless communication unit that performs wireless communication with lower power consumption than the first wireless communication unit;
A sub processor that detects an ON operation to turn on the power and transmits power ON information to the second wireless communication unit,
The second wireless communication unit transmits a power ON signal for turning on the source device to the source-side second wireless communication unit provided in the source device, using the power ON information as a trigger. A characteristic display device.
前記サブプロセッサは、前記ON操作を検知したとき、前記メインプロセッサ及び前記第1無線通信部に電源を供給するための信号を出力すると共に、前記メインプロセッサの前記機能により前記第2無線通信部に前記電源ON情報を伝えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 The main processor has a function of transmitting the power ON information to the second wireless communication unit when power is supplied;
When the sub-processor detects the ON operation, the sub-processor outputs a signal for supplying power to the main processor and the first wireless communication unit, and to the second wireless communication unit by the function of the main processor. The display device according to claim 1, wherein the power ON information is transmitted.
前記第1無線通信部との無線通信により前記映像データの送信を行うソース側第1無線通信部と、該ソース側第1無線通信部の制御を含む前記ソース機器の制御を行うソース側プロセッサと、前記第2無線通信部との無線通信により前記電源ON信号を受信するソース側第2無線通信部と、を備え、
前記ソース側第2無線通信部は、前記電源ON信号を受信したとき、前記ソース側プロセッサ及び前記ソース側第1無線通信部に電源を供給するための信号を出力することを特徴とするソース機器。 A source device that transmits video data to the display device according to claim 1,
A source-side first wireless communication unit that transmits the video data by wireless communication with the first wireless communication unit; a source-side processor that controls the source device including control of the source-side first wireless communication unit; A source-side second wireless communication unit that receives the power ON signal by wireless communication with the second wireless communication unit,
When the source-side second wireless communication unit receives the power-on signal, the source-side second wireless communication unit outputs a signal for supplying power to the source-side processor and the source-side first wireless communication unit. .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012070486A JP2013207308A (en) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | Display device and source apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012070486A JP2013207308A (en) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | Display device and source apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013207308A true JP2013207308A (en) | 2013-10-07 |
Family
ID=49526041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012070486A Pending JP2013207308A (en) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | Display device and source apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013207308A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014064915A1 (en) * | 2012-10-26 | 2014-05-01 | シャープ株式会社 | Av device |
WO2017048076A1 (en) * | 2015-09-16 | 2017-03-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus and method for controlling display of display apparatus |
-
2012
- 2012-03-27 JP JP2012070486A patent/JP2013207308A/en active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014064915A1 (en) * | 2012-10-26 | 2014-05-01 | シャープ株式会社 | Av device |
WO2017048076A1 (en) * | 2015-09-16 | 2017-03-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus and method for controlling display of display apparatus |
US10063804B2 (en) | 2015-09-16 | 2018-08-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus and method for controlling display of display apparatus |
US10939065B2 (en) | 2015-09-16 | 2021-03-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus and method for controlling display of display apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2381678B1 (en) | Broadcasting signal receiving apparatus, remote controller and pairing method thereof | |
US20090172430A1 (en) | Electronic device and power-saving setting method | |
US20130057395A1 (en) | Remote control, remote control system, and remote control method | |
KR101763888B1 (en) | Control device, and method for control of broadcast reciever | |
JP2008054085A (en) | Broadcast receiving apparatus and starting method thereof | |
JP5085720B2 (en) | Video display system | |
JP2008301232A (en) | Television receiving unit and apparatus control method | |
JP2010020536A (en) | Information processor and connected apparatus state display method | |
JP6999216B2 (en) | Electronic device and its power supply control method | |
US8358364B2 (en) | Electronic apparatus and communication system | |
JP4927591B2 (en) | Electronic device startup mode setting method and electronic device | |
JP2013207308A (en) | Display device and source apparatus | |
JP6008557B2 (en) | Communication apparatus and television receiver | |
KR20170089829A (en) | Control device, and method for control of broadcast reciever | |
EP3716593A1 (en) | User terminal apparatus and control method for controlling same | |
KR20100124390A (en) | Spilt type display devide and control method thereof | |
JP2011172167A (en) | Electronic equipment | |
JP2011147135A (en) | Display device, and method of controlling start-up of digital broadcast receiver | |
TW202043989A (en) | Display device, hardware dongle linked to the display device, and method for controlling the display device | |
JP2011050088A (en) | Display device, digital broadcast receiver, and method of controlling start of the same | |
JP5455990B2 (en) | Electronic device and control method | |
JP2011211743A (en) | Display device | |
JP2008092132A (en) | Electrical apparatus and video display system | |
JP2012151902A (en) | Display device | |
JP2009130885A (en) | Remote control transmitter and broadcast receiving system equipped with the same |