JP2013196511A - ネットワークシステム、機器、サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークに参加する携帯端末が、ネットワークに接続するための接続情報を円滑に取得するネットワークシステムを提供すること。
【解決手段】サーバ300は、携帯端末100がネットワーク99に接続するために必要なネットワーク接続情報及び前記機器のIPアドレスを含む接続情報を生成する接続情報生成手段19と、前記接続情報を前記機器に送信する接続情報送信手段18と、を有し、前記機器200は、前記接続情報を画像コードに変換して表示するか、又は、前記サーバから受信した前記接続情報から変換済みの前記画像コードを表示する画像コード表示手段15と、前記画像コードをデコードし前記ネットワーク接続情報を用いて前記ネットワークに接続した前記携帯端末から、前記機器の前記IPアドレスを指定して送信されたジョブ要求を受信する要求受信手段16と、前記ジョブ要求に基づきジョブを実行するジョブ実行手段17とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、機器とサーバがネットワークを介して接続されたネットワークシステム等に関する。
出張などの外出先でユーザが携帯する端末をネットワークに接続させたい場合が少なくない。ネットワークに接続できれば、例えば、インターネットに接続してクラウドサービスを利用したり、勤務先のサーバにアクセスして蓄積してある文書を利用したりすることが可能になる。
しかしながら、ネットワークに接続するためには、不特定多数のユーザに開放されている特殊なネットワークを除いて、携帯端末に何らかの設定が必要になる。例えば、無線LANのアクセスポイントに接続するためには、SSID(Service Set Identifier)と暗号キーが必要になる。インターネットに接続するにはさらに自機のIPアドレスが必要になる。また、プリンタのような機器にアクセスするためには、機器のIPアドレスが必要になる。
例えば、機器が液晶などの表示部を有していれば、機器の近くのアクセスポイントの接続情報を表示して、ユーザが携帯端末に設定することで、ユーザはアクセスポイントを介してネットワークにアクセスすることができる。
また、携帯端末のIPアドレスは例えばDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバから動的に提供される。機器のIPアドレスも、例えばDHCPサーバから動的に割り当てられている。ユーザが携帯端末により、その機器にアクセスするのであれば、機器が機器のIPアドレスを表示すればよく、ユーザが携帯端末に機器のIPアドレスを設定することで携帯端末と機器が通信可能になる。DHCPサーバが配布する機器のIPアドレスが配布する毎に異なっていたとしても、ユーザは機器のIPアドレスを携帯端末に設定することができる。
しかしながら、接続情報を人間が読み取れる態様で表示することはセキュリティ上、好ましくないとされている。そこで、例えば、MFP(Multifunction Peripheral)が接続情報をバーコードに変換することが考えられる(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、電子機器が表示したQRコード(登録商標。以下、省略する。)を操作機器が読み取り、操作機器が携帯電話基地局を介してQRコードに含まれる識別コードを電子機器に送信し、電子機器は受信した識別コードが一致すると操作機器から受信した操作を行う操作システムが開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された操作システムでは、ローカルに配置されている電子機器が識別コードを作成しているため、電子機器が生成した識別コードが他の電子機器と重複しないという保証がない。仮に重複した場合、操作機器は別の電子機器と通信してしまい最寄りの電子機器を操作できなくなってしまう。
電子機器が生成する情報を識別コードでなくIPアドレスとして考えると、電子機器には一意のIPアドレスが与えられているとしても、操作機器に一意のIPアドレスが与えられるとは限らず、ネットワーク内でIPアドレスが重複してしまう。すなわち、電子機器が単にIPアドレスをコード化し、それを操作機器が自機に設定しても不都合なく通信できるという保証がない。
上記のDHCPサーバの機能を電子機器に搭載すれば、IPアドレスの一意性が保証され、そのIPアドレスによる名前解決が可能になる。しかし、1つの電子機器にDHCPサーバの機能を搭載することは現実的ではない。
ネットワーク上にDHCPサーバを接続することも考えられるが、上記のように、IPアドレスを取得するためには無線LANのアクセスポイントに接続する必要があり、ネットワーク上にDHCPサーバを接続するだけでは不十分である。
本発明は上記課題に鑑み、ネットワークに参加する携帯端末が、ネットワークに接続するための接続情報を円滑に取得するネットワークシステムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、機器とサーバがネットワークを介して接続されたネットワークシステムであって、前記サーバは、携帯端末がネットワークに接続するために必要なネットワーク接続情報及び前記機器のIPアドレスを含む接続情報を生成する接続情報生成手段と、前記接続情報を前記機器に送信する接続情報送信手段と、を有し、前記機器は、前記接続情報を画像コードに変換して表示するか、又は、前記サーバから受信した前記接続情報から変換済みの前記画像コードを表示する画像コード表示手段と、前記画像コードをデコードし前記ネットワーク接続情報を用いて前記ネットワークに接続した前記携帯端末から、前記機器の前記IPアドレスを指定して送信されたジョブ要求を受信する要求受信手段と、前記ジョブ要求に基づきジョブを実行するジョブ実行手段と、を有することを特徴とする。
ネットワークに参加する携帯端末が、ネットワークに接続するための接続情報を円滑に取得するネットワークシステムを提供することができる。
本実施形態のネットワークシステムの概略的な特徴を説明する図の一例である。 本実施形態のネットワークシステムの概略構成図の一例を示す。 携帯端末のハードウェア構成図の一例である。 サーバのハードウェア構成図の一例である。 MFPのハードウェア構成図の一例である。 一般的なIPネットワークで使用されるいくつかのプロトコルを説明する図の一例である。 ネットワークシステムの機能ブロック図の一例である。 文書データ管理部が保持する管理テーブルの一例である。 表示部に表示されるいくつかの画面の一例を示す図である。 ユーザがソフトキーを選択した場合に表示される画像コード画面の一例を示す図である。 ネットワークシステムの動作手順を示すシーケンス図の一例である。 携帯端末とサーバの通信について説明する図の一例である。 表示部に表示される画像コード画面の一例である。 ネットワークシステムの動作手順を示すシーケンス図の一例である。 ネットワークシステムがジョブを実行する手順を示すシーケンス図の一例である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本実施形態のネットワークシステム500の概略的な特徴を説明する図の一例である。ユーザはスマートフォンやタブレット端末などの携帯端末100を携帯して外出し、外出先(例えば、勤務しているフロアと別のフロア、別の建屋、別の事業所など)のネットワーク99に接続したいと考える。
ハブやL2スイッチがあれば有線接続することが可能だが、携帯端末100にインタフェースが必要になり、また、ケーブルも必要になってしまう。そこで、本実施形態では、ネットワーク99に無線接続する。携帯端末100がLANに無線接続するための仕組みとして、無線LANアクセスポイント(以下、単にアクセスポイントという)400が知られている。アクセスポイント400に接続するためには、SSID(Service Set Identifier)と暗号キーが必要になる。このうち、SSIDは一般的なアクセスポイント(ステルスモードでない)からビーコンによって周囲に配信されているが、暗号キーが分からないとアクセスポイント400に接続することができない。また、携帯端末100がインターネットに接続するためには携帯端末100にIPアドレスが付与されることが必要である。
また、携帯端末100がMFP200と通信するためには、携帯端末100はMFP200のIPアドレスを知っている必要である。
このため、サーバ300、MFP200、及び、携帯端末100は以下のように動作する。
(1)サーバ300が携帯端末100に提供するためのIPアドレスを、MFP200に送信する。サーバ300はDHCPサーバの機能と動的DNSサーバ(以下、単にDNSサーバという)の機能を有しており、携帯端末100のために一意のIPアドレスを生成する。また、この時、サーバ300は、アクセスポイント400のSSIDと暗号キーをMFP200に送信する。
(2)MFP200は、アクセスポイント400のSSIDと暗号キー、及び、携帯端末100のIPアドレスが含まれる、QRコードやバーコード(以下、単に画像コード11という)を表示部に表示する。なお、画像コード11の生成はサーバ300又はMFP200のどちらで行ってもよい。ユーザがプロジェクタ230を使用する場合、プロジェクタ230は画像コード11を投影する。
(3)ユーザは携帯端末100を操作して画像コード11を撮影し、アクセスポイント400のSSIDと暗号キー及び携帯端末100のIPアドレスをデコードする。そして、これらを自機に設定する。
(4)携帯端末100は、アクセスポイント400のSSIDと暗号キーが設定されることでアクセスポイント400にアクセスすることが可能になる。また、IPアドレスが設定されたので、他の機器のIPアドレス(又はホスト名)が分かっていれば、他の機器と通信することもできる。例えば、MFP200のIPアドレスは画像コード11で取得することもできるし、サーバ300に問い合わせることもできる。
なお、以下では、アクセスポイント400のSSIDと暗号キー、携帯端末100のIPアドレス、及び、MFP200のIPアドレスを区別することなく接続情報という場合がある。また、ネットワーク環境に応じて接続情報がこれら以外の情報を含む場合がある。
(5)MFP200のIPアドレスを取得した携帯端末100は、MFP200に文書データを送信してプリントアウトすることなどが可能になる。
このように、本実施形態のネットワークシステム500は、ネットワーク99(アクセスポイント400)への接続情報及びMFP200のIPアドレスが画像コード11として提供されるのでセキュリティの低下を抑制できる。
携帯端末100のIPアドレスはサーバ300が作成するので、ネットワーク99における一意性が保証できる。したがって、ユーザは、外出先で携帯端末100を用いて画像コード11を撮影するという簡単な操作で、MFP200を使用することが可能になる。すなわち、ネットワークに接続可能な環境があれば、簡単な操作でどこからでもMFP200を利用できる。
〔構成例〕
図2は、本実施形態のネットワークシステム500の概略構成図の一例を示す。サーバ300、PC330、MFP200、及び、プロジェクタ230は予めLAN1,2に接続されている据え置き型の装置(区別しない場合、機器という)である。いずれの機器もLAN1又は2に有線で接続されているが、アクセスポイント400を介して無線で接続されていてもよい。
ネットワークシステム500は2つのLAN1,2を有し、LAN同士はルータ401を介して接続されている。LAN1,2にはそれぞれアクセスポイント400が配置されており、携帯端末100はアクセスポイント400を介してLAN1,2に接続する。なお、アクセスポイント400はLAN1又はLAN2のいずれかにあればよいが、1つのLANに複数のアクセスポイント400が設けられてもよい。特許請求の範囲の「ネットワーク」とはLAN1若しくはLAN2、又は、これらの少なくとも一方とインターネットを含む。
LAN1とLAN2にはネットワークアドレスが定められており、LAN1に接続された機器のネットワークアドレスは共通であり、LAN2に接続された機器のネットワークアドレスは共通である。
ルータ401は、LAN1とLAN2を分割するとともに、LAN1,2間の通信を制御する。すなわち、LAN1に接続した機器が送信するイーサネット(登録商標)フレーム又はMACフレーム(以下、単にフレームという)は、ルータ401を含むLAN1の全ての機器が受信可能であり、各機器は宛先MACアドレスが自機宛のフレームを選択的に受信する。ルータ401は、フレームの宛先MACアドレスが自機宛の場合、宛先のIPアドレスを参照してネットワークアドレスを特定し、例えばLAN2にフレームを中継する。また、ルータ401にはインターネットが接続されており、宛先のIPアドレスによってはインターネット側にIP層のパケットを送信するなどの経路制御を行う。
また、ルータ401は、LAN1とLAN2を1つのLANとして扱ったり、LAN1の一部の機器とLAN2の一部の機器を同一のLANに接続されているとして扱うVLAN(Virtual LAN)の機能を有していてもよい。
携帯端末100として、タブレット及びスマートフォンが図示されているが、携帯端末100はカメラ及び無線LANの通信機能を備えた情報処理装置であればよく、ノートPC、PDA(Personal Digital Assistants)、ネットブック、携帯電話なども携帯端末100となりうる。携帯端末100は、LANに接続するための通信装置を予め有しているか、又は、LANに接続するためのアダプタを装着可能になっておりMACアドレスを有している。
サーバ300は、DHCPサーバ及びDNSサーバの機能を有している。これらの機能が別々の情報処理装置に搭載されていてもよい。DHCPサーバとしてのサーバ300は、LAN1又はLAN2に接続されている機器に一意のIPアドレスを与える。図示するように、2つのLAN1,2にDHCPサーバが一台しかない場合、ルータ401がDHCPクライアント(本実施形態では携帯端末100が直接、DHCPクライアントになるわけではないので、例えば、MFP200)からのブロードキャスト要求を中継するように予め設定されている(リレーエージェント機能)。DHCPサーバはDHCPクライアントからの要求に応答する形でIPアドレスなどを配信する。その他の機器に対しても予めIPアドレスが与えられているものとする。
DNSサーバとしてのサーバ300は、LAN1又はLAN2に接続されている機器のホスト名とIPアドレスを対応づけている。DNSサーバとしてのサーバ300は、機器からIPアドレスを受信するとそのIPアドレスに対応づけられたホスト名を返し、機器からホスト名を受信するとそのホスト名に対応づけられたIPアドレスを返す。
なお、サーバ300は、文書管理サーバと一体又は文書管理サーバへのアクセスが許可されているサーバ300であることが好ましい。文書管理サーバは、ユーザの文書が蓄積されたサーバ300であり、ユーザはLAN1又はLAN2を経由して文書管理サーバにアクセスし、文書をMFP200で印刷するなどの使い方が可能になる。
MFP200は、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ、複写機、などの機能を備えており、複合機と呼ばれることも多い。MFP200は、これらの全ての機能を有する必要はなく、プリンタのみ又はファクシミリのみのように、1つの機能のみを有していてもよい。本実施形態では、携帯端末100がMFP200と通信可能となることで、文書を印刷したりファックス送信することが想定されている。
プロジェクタ230は、D−Subなどの画像送信ケーブルで接続された機器の画面をそのまま投影する装置であるが、本実施形態のプロジェクタ230は文書のファイルを画像に変換し投影することができる。すなわち、携帯端末100が例えばJpegフォーマットやPDFの文書のファイルをプロジェクタ230に送信すると、プロジェクタ230は受信したファイルの文書の画像を投影することができる。
PC330は、本実施形態では機器の一例であり、例えば、携帯端末100からの要求により文書のOCRや圧縮などのサービスを提供することも可能である。
〔ハードウェア構成〕
図3は、携帯端末100のハードウェア構成図の一例を示す。携帯端末100は、上記のように可搬型の情報処理装置である。携帯端末100は、無線LANに接続する無線LAN通信部108の他、キャリア通信部109を有することが多い。本実施形態ではキャリア通信部109は特に使用しない。
無線LAN通信部108は、IEEE802.11b/11a/11g/11nに基づき変調方式、伝送速度、周波数等を制御し、受信した電波をデジタル信号に変換する。また、CPU101から送信要求されたデータを規格に従って変調等して電波として送信する。
キャリア通信部109は、携帯端末100のユーザが契約している電気通信事業者によって様々な通信を行う。電気通信事業者は、例えば、CDMAやLTEなどの通信規格で通信する携帯電話事業者、WiMax事業者、などである。キャリア通信部109にはSIM(Subscriber Identity Module Card)カードが装着されている。SIMカードは、電気通信事業者が契約者に発行する契約者情報が記憶されたICカードであり、主にIMSI(International Mobile Subscriber Identity)と呼ばれる固有の番号及び携帯電話番号等が記憶されている。
キャリア通信部109は、電気通信事業者が定める通信方式に従い変調等を行い、インターネット11に接続されている不図示の基地局と通信する。基地局は電気通信事業者の事業者サーバと接続されており、事業者サーバは携帯端末100に一時的なIPアドレスを与える(本実施形態では使用しない)。携帯端末100は、インターネットを介してサーバ300と通信することも可能である。
携帯端末100は、この他、CPU101、ROM102、RAM103、フラッシュROM104、表示部105、操作部106、メディアI/F部107及びカメラ110を有する。CPU101は、フラッシュROM104に記憶されたプログラム111を実行して携帯端末100の全体の動作を制御する。ROM102は、IPL(Initial Program Loader)や静的なデータを記憶している。RAM103は、CPU101がプログラム111を実行する際のワークエリアとして使用される。
フラッシュROM104にはCPU101が実行するプログラム111が記憶されている。プログラム111は、OS(例えば、Andoroid(登録商標)、iOS(登録商標)、Windows(登録商標))、ミドルウェア、及び、携帯端末100の下記の機能を提供するプログラムが含まれる。
表示部105は、液晶や有機ELなどのUI画面を表示する。不図示のグラフィック制御部は、CPU101がビデオRAMに書き込んだ描画コマンドを解釈して表示部105にウィンドウ、メニュー、カーソル、文字又は画像などの各種情報を表示する。なお、表示部105はタッチパネルを一体に有している。
操作部106は、ユーザの操作を受け付けるハードキーやボタン、及び、タッチパネルである。操作内容はCPU101に通知される。
メディアI/F107は、フラッシュメモリ等の記録メディアに対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
プログラム111は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録メディアに記録して配布される。また、プログラム111は、不図示のサーバからインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで携帯端末100に配布される。
図4は、サーバ300のハードウェア構成図の一例を示す。サーバ300は、一般的な情報処理装置の構成を有していればよい。
サーバ300は、CPU301、ROM302、RAM303、HDD304、グラフィックボード305、キーボード・マウス306、メディアドライブ307、及び、通信装置308を有する。CPU301は、RAM303を作業メモリにしてHDD304に記憶されたプログラム310を実行し、サーバ300の全体を制御する。キーボード・マウス306はユーザの操作を受け付ける入力装置である。メディアドライブはCD、DVD及びブルーレイディスクなどの光学メディアにデータを読み書きする。通信装置308は例えばLAN1又は2に接続するためのイーサネット(登録商標)カードである。
プログラム310には、OS(Windos Linux等)、ミドルウェア、及び、下記の機能を提供するプログラムが含まれる。プログラム310は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録メディアに記録して配布される。また、プログラム310は、不図示のサーバからインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで配布される。
図5は、MFP200のハードウェア構成図の一例を示す。MFP200は、コントローラ240、操作パネル214、FCU(ファクシミリコントロールユニット)211、スキャナエンジン212及びプロッタエンジン213を有する。
コントローラ240は、CPU201と、ASIC205と、NB(ノースブリッジ)202と、SB(サウスブリッジ)206と、MEM−P(システムメモリ)203と、MEM−C(ローカルメモリ)204と、HDD(ハードディスクドライブ)218と、メモリカードスロット216と、NIC(ネットワークインタフェースコントローラ)207と、USBデバイス208と、IEEE1394デバイス209と、セントロニクスデバイス210とを有する。
CPU201は、種々の情報処理を実行するためのICであり、アプリやサービスを提供するプログラムをUNIX(登録商標)、Linux(登録商標)等のOSによりプロセス単位で並列的に実行する。ASIC205は、画像処理用のICである。NB202は、CPU201とASIC205を接続するためのブリッジである。SB206は、NB202と周辺機器等を接続するためのブリッジである。ASIC205とNB202は、AGP(accelerated Graphics Port)を介して接続されている。
MEM−P203は、NB202に接続されたメモリである。MEM−C204は、ASIC205に接続されたメモリである。HDD220は、ASIC205に接続されたストレージであり、画像データ蓄積・文書データ蓄積・プログラム蓄積・フォントデータ蓄積・フォームデータ蓄積等を行うために使用される。
メモリカードスロット216は、SB206に接続され、メモリカード217をセット(挿入)するために使用される。メモリカード217は、USBメモリ等のフラッシュメモリであり、プログラム220を配布するために使用される。
NIC207は、ネットワーク等を介してMACアドレス等を使用したデータ通信を行うためのコントローラである。USBデバイス208は、USB規格に準拠したシリアルポートを提供するためのデバイスである。IEEE1394デバイス209は、IEEE1394規格に準拠したシリアルポートを提供するためのデバイスである。セントロニクスデバイス210は、セントロニクス仕様に準拠したパラレルポートを提供するためのデバイスである。NIC207と、USBデバイス208と、IEEE1394デバイス209と、セントロニクスデバイス210は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスを介してNB202とSB206に接続されている。
プログラム220には、OS、ミドルウェア、及び、下記の機能を提供するプログラムが含まれる。プログラム220は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録メディアに記録して配布される。また、プログラム220は、不図示のサーバからインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで配布される。
操作パネル214は、ユーザがMFP200に入力を行うためのハードウェア(操作部)であると共に、MFP200がユーザに可視情報を提供するためのハードウェアである表示部215を有する。操作パネル214は、ASIC205に接続されている。FCU211と、スキャナエンジン212と、プロッタエンジン213は、PCIバスを介してASIC205に接続されている。
スキャナエンジン212は、コンタクトガラスに載置された原稿を光学的に走査して、その反射光をA/D変換して画像処理を施し、所定の解像度のデジタルデータ(以下、画像データという)を生成する。
プロッタエンジン213は、例えばタンデム型の感光ドラムを有し、画像データやPC330から受信したPDLデータに基づきレーザビームを変調し感光ドラムを走査して潜像を形成する。潜像にトナーを付着して現像した1ページ毎の画像を用紙に熱と圧力で転写する。このような電子写真方式のプロッタに限られず、液滴を吐出して画像を形成するインクジェット型のプロッタエンジンでもよい。
FCU211は、NIC207を介してネットワークに接続し例えばT.37,T.38の規格に対応した通信手順、又は、公衆通信網に接続し例えばG3、G4規格に対応した通信手順、に従い画像データの送受信を行う。また、MFP200の電源がOFFのときに画像データを受信しても、プロッタエンジン213を起動して画像データを用紙に印刷することができる。
〔通信プロトコル〕
図6は、一般的なIPネットワークで使用されるいくつかのプロトコルを説明する図の一例である。OSI参照モデルでは、物理層(第1層)、データリンク層(第2層)、ネットワーク層(第3層)、トランスポート層(第4層)、セッション層(第5層)、プレゼンテーション層(第6層)、アプリケーション層(第7層)の階層構造にて通信を管理する。下位層は上位層のデータをカプセル化するので、各層は上位層の違いに関係なく同じ処理を行えばよいことになる。OSI参照モデルは、TCP(UDP)/IPを使用して通信する場合、階層を4階層に簡略化して扱うことが多い。
図示するように4階層は、ネットワーク層、インターネット層、トランスポート層、及び、アプリケーション層である。図には各階層の代表的なプロトコルが例示されている。ネットワーク層のプロトコルとしては、IEEE802.3(イーサネット(登録商標))やPPP、ARP等が知られており、インターネット層としてはIP(Internet Protocol)、IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)、ICPM(Internet Control Message Protocol)等が知られており、トランスポート層としてはTCP(Transmission Control Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)等が知られており、アプリケーション層としてはHTTP(Hypertext Transfer Protocol)、HTTPs(HTTP over Secure Socket Layer)、FTP(File Transfer Protocol)、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)、Telnet(Telecommunication network)、DHCP、DNS、SNMP(Simple Network Management Protocol)、NTP(Network Time Protocol)、TFTP(Trivial File Transfer Protocol)、SAMBA等が知られている。なお、DNSはドメインネームサーバという意味と、DNSプロトコルという意味の2つの意味で使用される。
ネットワーク層は、他の機器と物理的な通信レイヤーを構築し、電圧を増幅したり信号波形を成形する等を行うと共に、通信の調停などを行っている。また、ネットワーク層のデータがフレームであり、フレームを各機器を識別するアドレスがMACアドレスである。
インターネット層のプロトコルであるIPは、通信相手のIPアドレスに基づきパケットを通信相手に到達させる。ICMPはIPを補完するプロトコルであり、IPアドレスを指定して通信相手の応答を要求するエコー要求、その応答であるエコー応答などのコマンドをサポートしている。
トランスポート層においてセッションやコネクションの確立が必要な場合、TCPが使用される。TCPは、通信対象のデータのパケットへの分解、再構築を行い、通信相手とセッションを確立すると共に通信手順を制御し、また、上位のアプリケーションをポート番号で識別してインターネット層とアプリケーション層を橋渡しする。セッションやコネクションの確立を必要としない通信では、UDPが使用される。
アプリケーション層は、HTTPなどの各プロトコルにしたがって通信を行う。TCPとUDPで好ましいプロトコルが決まっており、TCP層の上のアプリケーション層のプロトコルは通信の順番制御などセッション確立が必要なもの(HTTP(s)、FTP、LDAP、Telnet)である。UDP層の上のアプリケーション層のプロトコルはセッション・コネクションを必要としないものである(DHCP、DNS、SNMP、NTP、TFTP)。
アプリケーション層のサービスは、サーバ300で提供されている(クライアント側もサーバ300の機能を利用する形でアプリケーション層のプロトコルを実装している。)。本実施形態のネットワークシステム500は、サーバ300がDHCP、DNSと同等の機能を提供する。例えばDNSでは、nslookupコマンドを用いてホスト名からIPアドレスを実行する名前解決の機能がよく知られている。また、DHCPではがDHCPクライアントからサーバ300にDHCPDISCOVERメッセージをブロードキャストで送信し、それに対しサーバ300がIPアドレスを配布する。この時、サブネットマスクやデフォルトゲートウェイもDHCPクライアントに通知されることが多い。
〔ネットワークシステムの機能〕
図7は、ネットワークシステム500の機能ブロック図の一例を示す。各機能はそれぞれの機器のCPU101,201,301がプログラムを実行し、ハードウェアと協働することで実現される。
<携帯端末>
携帯端末100とMFP200はアクセスポイント400を介して互いに通信を確立している。無線LANの通信形態には、アクセスポイント400を介して機器が通信するインフラストラクチャモードと、機器同士が直接通信するアドホックモードがある。携帯端末100がアクセスポイント400に接続し、MFP200が有線でLAN2に接続されている場合、通信形態はインフラストラクチャモードとなる。
携帯端末100がアクセスポイント400と接続するためには、携帯端末100がアクセスポイント400と同じSSID及び暗号キーを有することが必要になる。SSIDはアクセスポイント400が配信するビーコン信号に含まれるが、暗号キーは不明である。このため、携帯端末100はSSIDと暗号キーを以下のようにして取得する。
携帯端末100は、デコード部12、通信設定部13及びジョブ要求部14を有している。デコード部12は、カメラが撮影した画像から画像コード11を認識し、画像コード11をテキストデータにデコードする。後述するように、テキストデータには、アクセスポイント400のSSIDと暗号キー、及び、携帯端末100に付与されるIPアドレス等が含まれる。画像コード11からデコードされたテキストデータが上記の接続情報となる。
通信設定部13は、接続情報を携帯端末100に設定する。すなわち、SSIDと暗号キーを無線LAN通信部108のレジスタ等に設定し、IPアドレスを、IP通信を行うOSやミドルウェアなどに設定する。これにより、携帯端末100はアクセスポイント400と接続され、LAN1又はLAN2に接続することができる。なお、MFP200と通信するためには、さらにMFP200のIPアドレスが必要である。
ジョブ要求部14は、ユーザの操作を受け付けて例えばMFP200に印刷などのジョブを要求する。携帯端末100は文書の作成・編集などが可能なワープロプログラムを有している。例えば、ワープロプログラムから呼び出されるプリンタドライバが、ジョブ要求部14としてジョブ要求と文書データをMFP200に送信する。
携帯端末100がMFP200のIPアドレスを取得する方法には以下の2つの方法がある。
(i)サーバ300(又はMFP200でもよい)が接続情報にMFP200のIPアドレスを含めて画像コード11にエンコードする
(ii) 携帯端末100がDNS機能部21にMFP200のホスト名による名前解決を要求する
(i)の方法では、サーバ300又はMFP200が画像コード11にMFP200のIPアドレスも含める必要があるが、携帯端末100が確実にMFP200のIPアドレスを取得できる。(ii)の方法では、画像コード11の情報量を減らすことができるが、携帯端末100はMFP200のホスト名を取得する必要がある。
<MFP>
MFP200はサーバ要求部15、要求受信部16、及び、ジョブ実行部17を有する。サーバ要求部15は、サーバ300に接続情報の生成を要求し、接続情報を取得する。サーバ要求部15が要求せずに接続情報を取得するとしてもよい。サーバ300は後述するように、接続情報を生成してMFP200に送信する。サーバ要求部15は、例えば、Webブラウザとして実装されることが好適である。これは、MFP200が、ユーザ操作を受け付けサーバ300にアクセスし、サーバ300から受信した接続情報を表示するためである。このような動作は、一般的なPCとWebサーバの通信と同様である。サーバ要求部15は、HTMLやXMLで記述されたWebページをレンダリングして、後述するような画面として表示部215に表示する。したがって、接続情報を画像コード11にエンコードする処理はサーバ300が行うことが好ましい。ただし、接続情報の種類や管理のしやすさによっては、MFP200がエンコードすることもできる。
例えば、管理者などが、接続情報のうち、SSIDと暗号キー以外の情報だけをサーバ300が生成するようにネットワークシステム500を設計することができる。この場合、SSIDと暗号キーのエンコードをMFP200が行うので、MFP200がIPアドレスを含む全ての接続情報をエンコードした方がよい(そうしないとユーザが2つの画像コード11を撮影する必要が生じてしまう)。したがって、MFP200が画像コード11を生成する場合もある。
なお、サーバ要求部15は、ユーザ操作を受け付けた場合に接続情報を要求することもできるし、ユーザ操作を受け付けなくても、MFP200の起動後、サーバ300から接続情報を受信することができる。前者ではIPアドレスを無駄に消費することがなく、後者では、MFP側で常に1つ以上の接続情報をストックしておくこともできる。どちらの動作モードとなるかは、MFP200の管理者等が設定することができる。いずれの場合でも、携帯端末100のユーザは表示部215に表示された画像コード11を撮影し、デコード部12がデコードする。
携帯端末100とアクセスポイント400との通信が可能になり、携帯端末100がMFP200のIPアドレスを取得した場合、携帯端末100はMFP200と通信することができる。要求受信部16は、携帯端末100から文書データと、文書データを用いたジョブ要求を受信する。要求受信部16は、ジョブ要求の内容を判別して文書データと共にジョブ実行部17に送出する。
ジョブ実行部17は、例えばプロッタエンジン213を制御するプロッタ制御部、FCU211を制御するFCU制御部などであり、ジョブ要求に基づきこれらのエンジンを制御して、ジョブを実行する。このように、携帯端末100は外出先のLAN1,2に接続してMFP200を利用することができる。
<サーバ>
サーバ300は、通信制御部18、DHCP機能部19、DNS機能部21及び文書データ管理部22を有している。また、各アクセスポイント400のSSIDと暗号キーが登録されたアクセスポイントテーブル24を記憶している。
通信制御部18は、サーバ要求部15と通信する際にWebページを生成して送信する。プロトコルとしては例えばHTTP(s)を使用するが、どのようなプロトコルを使用してもよい。通信制御部18は、MFP200の例えばIPアドレスに基づきLAN1又はLAN2のどちらに接続している機器かを特定し、特定したLANのアクセスポイント400のSSIDと暗号キーをアクセスポイントテーブル24から読み出す。
この他、通信制御部18は、SSIDと暗号キーをMFP200に固有のシリアル番号等に対応づけて管理しておいてもよい。すなわち、MFP200の近くのアクセスポイント400のSSIDと暗号キーが対応づけられている。この場合、通信制御部18は、MFP200からシリアル番号を受信して、MFP200の近くのアクセスポイント400のSSIDと暗号キーをMFP200に送信できる。
通信制御部18は、MFP200と直接、通信するのでMFP200のIPアドレスはサーバ300にとって明らかになっている。このため、通信制御部18は接続情報にMFP200のIPアドレスを含めることができる。
DHCP機能部19は、DHCPサーバの機能を本実施形態のネットワークシステム500に適用したものであり、DHCPサーバと同等の機能を備える。DHCPサーバは、一般には以下のような手順でIPアドレスを配信する。
a1.DHCPクライアントがDHCP DISCOVERメッセージをDHCPサーバに送信する(ブロードキャスト、送信元IPアドレスは"0,0,0,0")
a2.DHCPサーバがDHCP OFFERメッセージを返送する(ブロードキャスト)。このOFFERメッセージには、割り当て候補のIPアドレスが含まれている。
a3.DHCPクライアントは、候補のIPアドレスを受信するとDHCPサーバにDHCP REQUESTメッセージを送信する(宛先はDHCPサーバのIPアドレス、送信元IPアドレスは"0,0,0,0")。このメッセージはIPアドレスの取得要求となる。
a4.DHCPサーバはACKメッセージを送信する。一般的にはDHCPサーバは、ACCKメッセージに、「サブネットマスク」「デフォルトゲートウェイ」「DNSサーバのIPアドレス」「ホスト名」を含めている。これらは、予めdhcpd.confというファイルに記述されている。
この後、DHCPサーバは、DNSサーバにDHCPクライアントのホスト名とIPアドレスを対応づけて登録する。これにより、DNSサーバは機器からの要求に対し名前解決することができる。
DHCP機能部19は、a1のDHCP DISCOVERメッセージの代わりに、MFP200のサーバ要求部15から接続情報の要求を受信して、管理対象のネットワーク内(本実施形態ではLAN1、LAN2)で重複しないIPアドレスとホスト名を生成する。このIPアドレスとホスト名は、MFP200のものではなく、携帯端末100のものである点でDHCPサーバと異なっている。また、a2〜a4の処理を携帯端末100に対して行うことは困難なので、通信制御部18は、SSID及びアクセスキーと共にIPアドレスをエンコードして(画像コード11を作成し)、MFP200のサーバ要求部15に送信する。
また、DHCP機能部19は、IPアドレス及びホスト名をDNS機能部21に送出する。DNS機能部21はDNSサーバと同様にIPアドレス及びホスト名を対応づけて記録する。
文書データ管理部22は、文書データDB23に記憶されたユーザの文書データを管理している。ユーザは、この文書データをLAN1,2に接続した携帯端末100を使用して取得することができる。
図8は、文書データ管理部22が保持する管理テーブルの一例である。「所属GP」「ユーザID」「文書名」「URI」「共有」が1つのレコードとして互いに対応づけて登録されている。「所属GP」はユーザが所属するグループであり、1つのグループには一人以上のユーザが所属している。ユーザと所属GPの対応は既知である。「ユーザID」はユーザを一意に識別する番号、記号、数値、アルファベット又はこれらの組み合わせである。「文書名」は例えばファイル名である。「URI」は文書データの保存先フォルダ(またはディレクトリ)である。「共有」には文書データを他のユーザと共有するか否かが設定される。"不可"は一切の共有ができないことを、"グループ内で可"は所属GPが同じユーザは共有できることを、"全て可"は全てのユーザが共有できることを、それぞれ意味する。文書データDB23には文書データの他、動画・音声データを登録することができる。また、文書データは文字・記号・数値以外に写真、図形を含んでいてもよい。
〔接続情報について〕
SSID,暗号キー、IPアドレス以外の接続情報について説明する。
<サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ>
LAN1とLAN2は異なるネットワークアドレスを有しているので、異なるサブネットを構成している。このため、LAN1の機器がLAN2の機器にフレームを送信するためには、ルータ401を経由する必要がある。サブネットマスクは相手先が自機と同じサブネットに接続されているか否かを判定するためのIPアドレスと同桁の数値である。各機器は、自機のIPアドレスとサブネットマスク、相手先のIPアドレスとサブネットマスクのそれぞれの論理積を計算し、両者が同じサブネットに属しているか否かを判定する。同じサブネットの場合、フレームの相手先MACアドレスに、相手のMACアドレスを設定する。この場合、サブネット内で通信が完了する。異なるサブネットの場合、フレームの相手先MACアドレスに、ルータ401のMACアドレスを設定する。こうすることで、ルータ401がフレームを別のサブネットに中継し、通信が可能になる。
この時のルータ401のMACアドレスが「デフォルトゲートウェイ」である。したがって、DHCPサーバが「サブネットマスク」と「デフォルトゲートウェイ」をIPアドレスと共に配信することで、携帯端末100がルータ401を超えて通信することが可能になる。換言すると、携帯端末100が1つのサブネット内(LAN内)でMFP等と通信する場合は、「サブネットマスク」と「デフォルトゲートウェイ」は必須でなく、携帯端末100が異なるサブネットのMFP等と通信する場合は、「サブネットマスク」と「デフォルトゲートウェイ」が必須となる。
<ホスト名>
また、DHCP機能部19が携帯端末100に付与する「ホスト名」も必須ではない。他の機器が携帯端末100のIPアドレスを取得しなければならない必要性は低いためである。これに対し、携帯端末100がMFP200と通信するには、MFP200のIPアドレスが必要である。
<DNSサーバのIPアドレス>
DNSサーバのIPアドレスは、本実施形態ではサーバ300のIPアドレスとする。DNSサーバのIPアドレスは、携帯端末100がMFP200のIPアドレスを取得した場合、不要になる。一方、インターネットに接続する場合、ユーザが接続先のIPアドレスを知っていることは希なので、DNSサーバのIPアドレスは必須となる。
このように携帯端末100は、SSID、暗号キー、自機のIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバ(DNS機能部)のIPアドレス、ホスト名、及び、MFP200のIPアドレスを画像コード11から取得できる。また、サーバ300のIPアドレス、ドメインネーム、NTPサーバのIPアドレス、プロキシサーバのIPアドレス、プロキシサーバのポート番号等を画像コード11から取得することもできる。
〔ユーザによる文書データの取得〕
ユーザは、MFP200に文書データをダウンロードすることもできるし、携帯端末100に文書データをダウンロードすることもできる。
ユーザはMFP200を使用する際、ユーザIDとパスワードを入力したりICカードからMFP200に読み取らせる。よってMFP200はユーザIDを取得できる。MFP200がユーザIDをサーバ300に送信し、文書データのリストを要求することで、ユーザは自己の文書データだけでなく、共有が許可された他のユーザの文書データを使用することができる。
また、このようにMFP経由で文書データを使用するだけでなく、携帯端末100がサーバ300に直接、アクセスして文書データを使用することもできる。この場合、文書管理サーバとしてのサーバ300のIPアドレスが必要となるが、サーバ300のIPアドレスは、サーバ300又はMFP200にとって既知であるので、MFP200が画像コード11にサーバ300のIPアドレスをエンコードする、ことができる。
〔無線LAN以外の接続〕
なお、携帯端末100は無線LANではなく、例えばBluetooth(登録商標)のような近距離無線通信でMFP200と通信することも可能である。この場合、MFP200と携帯端末100が通信するために同じPINコード(パスキーともいう)をBluetooth(登録商標)の通信装置に設定する必要がある。このため、サーバ300は、MFP200のBluetooth(登録商標)の通信装置のPINコードを接続情報として画像コードにエンコードする。
Bluetoothでは機器同士が通信するため同じプロファイルを有している必要がある。IPネットワークと親和性が高いプロファイルとしたPAN(Personal Area Networking)があり、例えばこのプロファイルを携帯端末100とMFP200が有している。
PANにて通信が確立すると、携帯端末100とMFP200の間でIP接続が可能になる。すなわち、LAN1側にさらにサブネットができた状態となる。例えばMFP200がルータの機能を有することで、携帯端末100はMFP200を介してサーバ300を含め、LAN2やインターネットに接続することができる。
このほか、近距離無線通信の規格としては、ZigBee、無線IEEE1394等がある。
〔画面例〕
サーバ要求部15(Webブラウザ)が作成し、表示部215に表示するいくつかの画面例について説明する。
図9(a)は表示部215に表示される初期画面の一例を示す図である。ユーザは、インターネットに接続したい場合、又は、MFP200に接続したい場合、操作パネル214を操作して図示する画面を表示させる。初期画面には2つのソフトキーA,Bが表示されている。
A.「モバイルデバイスでこのネットワークに参加する」は、携帯端末100をLAN1又はLAN2を経由してインターネットに接続させる場合に、ユーザが選択するソフトキーである。
B.「本機に接続する」は、携帯端末100をLAN1又はLAN2に接続して、MFP200に接続させる場合に、ユーザが選択するソフトキーである。
図9(b)はユーザがAのソフトキーを選択した場合に表示される画像コード画面の一例を示す。図9(b)の画像コード画面には、QRコードとバーコードの2つの画像コード11が表示されている。いずれも含んでいる情報は同じである。ユーザは携帯端末100が対応している画像コード11を撮影すればよい。なお、画像コード11の下部にIPアドレスが表示されているが、これは説明のための記述であり実際には表示されない。
ユーザがAのソフトキーを選択しているので、図9(b)のソフトキーにはSSID、暗号キー、及び、携帯端末100のIPアドレスが含まれる。この他、「サブネットマスク」「デフォルトゲートウェイ」「DNSサーバのIPアドレス」「ホスト名」が含まれていることが多い。
ここで、1つの画像コード11にこれら全ての接続情報がコード化できればよいが、接続情報が多い場合、1つの画像コード11に全ての接続情報がコード化できない場合があり得る。特に、情報量が少ないバーコードを画像コード11に採用した場合はこの状況が生じうる。そこで、サーバ要求部15は2回以上に分けて画像コード11を表示する。
図9(c)は、図9(b)の画像コード画面の後、ユーザが操作パネル214を操作することで、又は、自動的に表示される画像コード画面の一例を示す。図9(b)の画像コード11にSSID、暗号キー、及び、携帯端末100のIPアドレスが含まれている場合、図9(c)の画像コード11には残りの「サブネットマスク」「デフォルトゲートウェイ」「DNSサーバのIPアドレス」「ホスト名」が含まれている。
サーバ要求部15が、自動的に画像コード11を切り替える場合、ユーザが意識することなく多くの情報を取得することができる。この場合、例えば周期的に繰り返して画像コード11を表示し、デコード部12はそれを次々とデコードするので、接続情報の取得漏れをなくすことができる。デコード部12は、デコードして同じ接続情報が得られた場合は破棄すればよい。
図10はユーザが図9(a)のBのソフトキーを選択した場合に表示される画像コード画面の一例を示す。図10では、QRコードのみが表示されているが、図9(b)と同様にQRコードとバーコードの2つの画像コード11を表示することができる。
ユーザがBのソフトキーを選択しているので、図10のソフトキーには、図9(a)(b)の接続情報に加え、MFP200又はプロジェクタ230のIPアドレスが含まれている。ユーザがAのソフトキーを選択した場合と同様に、複数個の画像コード11を表示して、画像コード11の情報量不足を補うことができる。
〔動作手順〕
図11は、ネットワークシステム500の動作手順を示すシーケンス図の一例である。ここでは、ユーザがMFP200を使用する例を説明するが、プロジェクタ230を使用する場合も動作手順は同様である。
S1:まず、ユーザはMFP200を使用するため又は特定の機能を利用するため、MFP200に対しログインする。ログイン画面を表示部215に表示させ、ユーザは操作パネル214を操作してユーザIDを入力するか又はリストからユーザIDを選択し、パスワードを入力する。ICカードをMFP200のICカードリーダにかざすことでユーザIDとパスワードを入力してもよい。
S2:MFP200は、ユーザIDとパスワードの組が、予め登録されているユーザIDとパスワードの組と一致するか否かに基づき、認証が成立するか否かを判定する。認証が成立する場合、MFP200は認証を許可する。具体的には、操作パネル214に操作メニューを表示したり、「認証されました」などのメッセージを表示する。
S3:MFP200のサーバ要求部15は、利用許可がでたため、サーバ300にアクセスする。サーバ要求部15は例えばブラウザ機能なので、ブラウザが立ち上がる又は呼び出される。
S4:サーバ300は、ブラウザの要求に対し(例えば、GETメッセージ)、MFP200に対しメニューを表示させる。メニューは例えばWebページ(HTTPレスポンス)として送信される。
S5:MFP200のサーバ要求部15は、表示部214にメニュー画面を表示する。ユーザはメニュー画面から使いたいメニューを選択する。いくつかのメニューの中から所定のメニューが選択されると図9(a)の初期画面が表示される。ユーザは、上記のA又はBのソフトキーを選択する(押下する)。
S6:サーバ要求部15は、ユーザが選択したソフトキーを受け付ける。ここではBのソフトキーを選択したものとする。
S7:サーバ要求部15は、ユーザが選択したソフトキーに応じて、サーバ300に対して接続情報を要求する。この場合は、「SSID」、「暗号キー」、「携帯端末のIPアドレス」、「サブネットマスク」「デフォルトゲートウェイ」「DNSサーバのIPアドレス」「ホスト名」「MFPのIPアドレス」「サーバ(サーバ300のこと)のIPアドレス」を含む接続情報が要求される。
S8:接続情報の要求を受信すると、サーバ300の通信制御部18は、送信元のMFP200に対応づけられたSSID及び暗号キーをアクセスポイントテーブル24から読み出す。また、DHCP機能部19は接続情報を生成する。まず、携帯端末のIPアドレス」をLAN1、LAN2で重複しないように決定する。「サブネットマスク」「デフォルトゲートウェイ」「DNSサーバのIPアドレス」「ホスト名」はdhcpd.confに設定されている。「MFPのIPアドレス」は、フレームの送信元IPアドレスである。通信制御部18は、これらの接続情報をエンコードして画像コード11を作成する。
S9:通信制御部18は、Webページの一部として画像コード11をMFP200に送信する。
S10:MFP200のサーバ要求部15は、Webページを解析して(レンダリングして)表示部215に表示することで、図10の画像コード画面を表示する。これにより、ユーザは接続情報が画像コード11で表示されたことを認識できる。
S11:ユーザは画像コード11を目視して、携帯端末100のカメラを起動する。必要であれば、携帯端末100をコード認識モードに設定する。
S12:携帯端末100のカメラが画像コード11を撮影する。
S13:これにより、デコード部12がエンコードされた画像コード11をデコードし接続情報を取り出す。
S14:通信設定部13は、SSID、暗号キー、及び、IPアドレスを自機に設定する。これにより、携帯端末100はアクセスポイント400と通信する準備が整ったことになる。この他、「サブネットマスク」「デフォルトゲートウェイ」「DNSサーバのIPアドレス」「ホスト名」も自機に設定される。これにより、携帯端末100はアクセスポイント400を介してLAN1又はLAN2やインターネットに接続する準備が整ったことになる。
S15:携帯端末100は、設定が完了したことを表示部105に表示する。また、この時、MFP200と通信可能となったことも表示することが好ましい。これにより、ユーザは、操作しているMFP200にジョブを要求できるようになったことを把握できる。
なお、ユーザがMFP200の代わりにプロジェクタ230を使用する場合、プロジェクタ230はブラウザ機能を有するほど処理能力が高くないことがある。このような場合、サーバ300の通信制御部18はHTMLのWebページでなく、画像コード11をJPEG画像などに変換してMFP200に送信する。プロジェクタ230やその他の機器でもJPEG画像には対応しているので、画像コード11を投影することができる。
<アクセスポイントへの接続について>
ステップS13により携帯端末100がアクセスポイント400に接続可能となった後、アクセスポイント400に接続するまでの手順を説明する。
アクセスポイント400は、定期的にビーコン信号を送信しており、電波の到達範囲の機器はそれを受信することができる。ビーコンには、チャネル(周波数範囲)、ESSID、サポートしている伝送速度、セキュリティ方式、タイムスタンプ、及び、QoS等が含まれている。
(i) ビーコン信号を受信した携帯端末100はアクセスポイント400にプローブ要求を送信する。プローブ要求は、自機に設定されているSSIDを有するアクセスポイント400に応答を要求するものである。
(ii) アクセスポイント400は、携帯端末100に対しプローブ応答を送信する。すなわち、同じSSIDを有するアクセスポイント400が携帯端末100に応答する。
(iii) 携帯端末100は、アクセスポイント400に対して認証要求を行う。認証機能には、オープンシステム認証と共通鍵認証(シェアードキー)と呼ばれる認証方法がある。共通鍵認証の場合、携帯端末100はアクセスポイント400から受信したチャレンジテキストを暗号キーで暗号化してアクセスポイント400に送信する。アクセスポイント400はそれを復号化してチェレンジテキストと一致する場合に、携帯端末100の認証が成立したと判定する。
(iv) 携帯端末100はアクセスポイント400にアソシエーション要求(接続要求)を送信する。
(v) アクセスポイント400は携帯端末100にアソシエーション応答(接続許可)を送信する。
以上により接続が確立し、互いにデータが含まれるフレームを送信することができる。
<サーバへの通知>
図12は、携帯端末100とサーバ300の通信について説明する図の一例である。上記の手順で、LAN1又はLAN2に接続した携帯端末100は、サーバ300に接続成功の通知をする。図12では、携帯端末100として、タブレット、スマートフォン1、スマートフォン2が図示されているが、それぞれがサーバ300に接続成功の通知をしている(S1、S3、S5)。この通知に対し、サーバ300は、携帯端末100に接続情報が設定されたこと、特に発行したIPアドレスなどが確実に使用されていることを確認できる。
また、サーバ300と携帯端末100がLAN1又はLAN2を介して接続されため、両者がフレームにより通信することができる(S2,S4、S6)。例えば、サーバ300は、画像コード11に入りきらない接続情報(例えば、プリンタサーバのIPアドレス、NTPサーバのIPアドレス、プロキシサーバのIPアドレス、プロキシサーバのポート番号)などを通知できる。また、公開鍵が必要な機器があればその公開鍵をワンタイムパスワードとして作成し、機器に設定すると共に携帯端末100に送信することも可能である。これらの情報は、画像コードに含めることも可能である。
また、サーバ300は定期的に携帯端末100と通信することで、IPアドレスが使用されているか否かを確認する。携帯端末100から応答が無くなった場合、そのIPアドレスは使用されていないと判定して、別の携帯端末100への配布対象とする。なお、一般に、DHCPサーバがIPアドレスを貸与する時間には制限があり、貸与された機器は定期的に延長要求する。このため、サーバ300は延長要求がなくなったことからそのIPアドレスが使用されていないと判定してもよい。
また、この他、サーバ300は、広告やお知らせ、注意事項など、様々な情報を携帯端末100に送信することができる。
〔動作手順の別の一例〕
MFP200が予め接続情報をストックしておき、それをスクリーンセーバのように表示部215に表示しておくこともできる。接続情報を表示させるための操作が不要になるので、利便性が向上する。
図13は、表示部215に表示される画像コード画面の一例を示す。MFP200のサーバ要求部15は、ユーザ操作の前にサーバ300から接続情報を取得しておく。そして、携帯端末100を使用しないでMFP200で複写等を行う一般のユーザがMFP200を離れると、サーバ要求部15が画像コード画面の表示を開始する。これにより、ユーザは特別な操作をしなくても、接続情報が含まれる画像コード11を表示させ、携帯端末100に設定することができる。サーバ要求部15は、画像コード11の位置を定期的(1分程度)に変えることで焼き付きを防止している。
図14は、ネットワークシステム500の動作手順を示すシーケンス図の一例である。図11と異なり、ステップS1の接続情報の確認から始まっている。このステップS1で図13のスクリーンセーバの画像コード11が表示されている。ステップS2〜S6の処理は図11と同様である。
そして、ステップS7においてユーザはログインし、ステップS8においてMFP200が認証を許可する。これにより、ユーザはMFP200の機能を利用することができるようになる。また、携帯端末100は図12で説明した処理を行う。
なお、図13ではスクリーンセーバとしたが、MFP200の起動時ロゴ、about(アバウト)画面、等既存の情報とともに表示することもできる。すなわち、スクリーンセーバとして表示するのでなく、従来からある別の情報と共に表示する。こうすることで、MFP200の操作体系が複雑化することを抑制できる。
〔ジョブの実行〕
図15は、ネットワークシステム500がジョブを実行する手順を示すシーケンス図の一例である。すでに携帯端末100はアクセスポイント400に接続し、MFP200及びサーバ300と通信することが可能な状態である。
S1:ユーザはサーバ300から文書リストを取得する操作を携帯端末100に対して行う。この時、ユーザIDを入力する。予め、MFP200はログインしたユーザのユーザIDをサーバ300に送信しておく。MFP200とサーバ300が認証結果を共有することでユーザの認証操作が1回で済む。改めてユーザがサーバにログインしてもよい。
S2:携帯端末100は、ユーザIDをキーにして文書リスト要求をサーバ300に送信する。
S3:サーバ300の文書データ管理部22は文書データDB23からユーザIDに対応づけられた文書データの文書リストを作成する。また、ユーザIDに対応づけられた「所属GP」が同じユーザのうち、「共有」が"グループ内で可"になっている文書データ、及び、ユーザIDに関係なく「共有」が"全て可"になっている文書データの文書リストを加えることもできる。文書データ管理部22は、文書リストを携帯端末100に送信する。
S4:携帯端末100は文書リストを表示部に表示する。
S5:ユーザは文書リストから1つ以上の文書を選択する操作を携帯端末100に対して行う。
S6:携帯端末100は、選択された文書データの例えば文書IDをキーにして文書データ要求をサーバ300に送信する。
S7:サーバ300の文書データ管理部22は文書データDB23から文書IDで特定した文書データを読み出し、携帯端末100に送信する。
S8:携帯端末100は受信した文書を表示する。表示する際は、文書データのフォーマットに対応したアプリケーションプログラムを用いる。例えば、ワープロプログラムなどである。
S9:ユーザは、携帯端末(ワープロプログラム)100を操作して、受信した文書データのジョブ設定を行う。
S10:ユーザが印刷実行を操作すると、携帯端末100は文書データとジョブ要求をMFP200に送信する。
S11:MFP200はジョブを実行する。
以上のように、ユーザは外出先のネットワークに撮影という簡単な操作で接続し、サーバ300に蓄積されている文書を最寄りのMFP200で印刷することができる。
また、ユーザは、携帯端末100が記憶する文書をMFP200で印刷することもできる。さらに、携帯端末100とMFP200が通信しているので、MFP200を携帯端末100で遠隔操作することもできる。例えば、携帯端末100に表示した文書を、MFP200で直接、スキャンしたり、原稿をスキャンすることができる。
また、MFP200に文書データとジョブ要求を送信して、文書データ(サーバから取得したものでも携帯端末が有するものでもよい)のフォーマットの変換を要求したり、画像処理を要求するなどすることができる。
〔画像コードに含める他の情報〕
ユーザBが携帯端末Bをネットワークに接続させるよりも前に、別のユーザAの携帯端末Aがネットワークに接続している場合がある。このような場合、ユーザBの携帯端末が撮影する画像コード11に携帯端末AのIPアドレスを含まることで、ユーザBはユーザAと通信することが可能になる。ユーザAとユーザBはいずれもMFP200による認証を受けているので、セキュリティを確保しながら、外出先でユーザAとユーザBが通信することが可能になる。画像コード11でなく、サーバ300が直接、携帯端末Bに携帯端末AのIPアドレスを送信してもよい。
また、ユーザBの携帯端末Bが撮影する画像コード11に、携帯端末Aがサーバ300に登録した又は携帯端末Aがダウンロードした文書の文書IDを含めることも有効である。この場合、携帯端末AのユーザAは、会議などで使用する文書を指定して登録することで、後からLAN1又はLAN2に接続したユーザBは会議で使用する資料をすぐに入手できる。
サーバ300から携帯端末Bに文書IDを通知することも可能だが、この場合、ユーザAは文書を配布してよいユーザBのユーザIDなどを登録する必要がある(携帯端末BのIPアドレスは不明なため)。この操作を省略するため、携帯端末Aがログインしてから一定時間(例えば12時間)内にログインしたユーザの携帯端末Bに文書IDを通知することも考えられるが、この場合、ユーザB以外のユーザもMFP200にログインする可能性があるため好ましくない。
これに対し、画像コード11を表示するユーザは、ネットワークに接続できないユーザ(外出しているユーザ)だけと想定してよい。したがって、携帯端末Aがログインしてから、例えば、一定時間に表示する画像コード11にだけ文書IDを含めることで、簡易的なセキュリティでユーザAとユーザBが文書を共有できる。
具体的には、文書データ管理部22は、ユーザAがMFP200にログインしたという通知を受信した場合、携帯端末Aと最初に通信した時、又は、携帯端末Aが文書を取得したことを時刻と共に記録する。そして、携帯端末Aが取得した文書の文書IDまたは登録された文書IDを記録する。
そして、時刻と共に記録した後、DHCP機能部19が接続情報を生成する際は、記録している文書IDを接続情報に含めるようにDHCP機能部19に要求する。これにより、携帯端末BのユーザBはユーザAが使用する文書の文書IDを容易に取得できる。文書IDに限られず、ユーザA,B間で共有すべき情報を通知することもできる。
以上説明したように、本実施形態のネットワークシステム500は、ネットワーク99、MFP200、サーバ300への接続情報を画像コード11として提供するのでセキュリティの低下を抑制できる。ユーザは、外出先で携帯端末100を用いて画像コード11を撮影するという簡単な操作で、文書をダウンロードしたり、MFP200を使用することが可能になる。また、画像コードでネットワークに接続した他のユーザと画像コードで情報を共有できる。この際、画像コードを何回か表示することで多くの情報を提供することができる。
12 デコード部
13 通信設定部
14 ジョブ要求部
15 サーバ要求部
16 要求受信部
17 ジョブ実行部
18 通信制御部
19 DHCP機能部
21 DNS機能部
22 文書データ管理部
23 文書データDB
99 ネットワーク
100 携帯端末
200 MFP
230 プロジェクタ
300 サーバ
400 アクセスポイント
401 ルータ
500 ネットワークシステム
特開2007−164448号公報

Claims (12)

  1. 機器とサーバがネットワークを介して接続されたネットワークシステムであって、
    前記サーバは、
    携帯端末がネットワークに接続するために必要なネットワーク接続情報及び前記機器のIPアドレスを含む接続情報を生成する接続情報生成手段と、
    前記接続情報を前記機器に送信する接続情報送信手段と、を有し、
    前記機器は、前記接続情報を画像コードに変換して表示するか、又は、前記サーバから受信した前記接続情報から変換済みの前記画像コードを表示する画像コード表示手段と、
    前記画像コードをデコードし前記ネットワーク接続情報を用いて前記ネットワークに接続した前記携帯端末から、前記機器の前記IPアドレスを指定して送信されたジョブ要求を受信する要求受信手段と、
    前記ジョブ要求に基づきジョブを実行するジョブ実行手段と、
    を有するネットワークシステム。
  2. 前記接続情報生成手段は、前記ネットワーク接続情報の一部として、前記ネットワークに接続されたいずれの機器とも重複しない前記携帯端末の前記IPアドレスを作成し、
    前記接続情報送信手段は、前記携帯端末の前記IPアドレスを含む前記接続情報を画像コードに変換して前記機器に送信する、
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 前記画像コード表示手段は、前記接続情報から生成された複数の前記画像コードを時分割して表示する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のネットワークシステム。
  4. 前記画像コード表示手段は、複数の前記画像コードを周期的に繰り返し表示する、
    ことを特徴とする請求項3記載のネットワークシステム。
  5. 前記画像コード表示手段は、前記機器の表示部のスクリーンセーバとして、又は、機器情報を表示する画面の一部に前記画像コードを表示する、
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のネットワークシステム。
  6. 前記接続情報生成手段は、前記機器と通信して得られる機器特定情報に基づき、予め記憶しているアクセスポイント情報から、前記機器の近くにある無線LANアクセスポイントのSSID及び暗号キーを読み出し前記ネットワーク接続情報の一部とする、
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載のネットワークシステム。
  7. 前記接続情報生成手段は 前記接続情報に、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、ドメインネーム、DNSサーバのIPアドレス、及び、ホスト名を含める、
    ことを特徴とする請求項6記載のネットワークシステム。
  8. 前記接続情報生成手段は、前記画像コードをデコードして前記ネットワークに接続した前記携帯端末が当該サーバに登録した登録データ、前記接続情報に含め、
    前記画像コード表示手段は、前記登録データを含む前記画像コードを表示する、
    ことを特徴とする請求項1〜7いずれか1項記載のネットワークシステム。
  9. 前記サーバは、ユーザ識別情報に対応づけて文書データ、を蓄積した文書データ記憶手段と、
    前記携帯端末から前記ユーザ識別情報を受信して、前記文書データ記憶手段から文書データを取得し、前記機器に送信する文書データ送信手段と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜8いずれか1項記載のネットワークシステム。
  10. 前記要求受信手段は、前記携帯端末から文書データと前記ジョブ要求を受信して、
    前記ジョブ実行手段は、前記ジョブ要求に基づき前記文書データを印刷する、
    ことを特徴とする請求項9記載のネットワークシステム。
  11. 携帯端末がネットワークに接続するために必要なネットワーク接続情報及び機器のIPアドレスを含む接続情報を生成する接続情報生成手段と、
    前記接続情報を前記機器に送信する接続情報送信手段と、を有するサーバと、
    ネットワークを介して接続された機器であって、
    前記接続情報を画像コードに変換して表示するか、又は、前記サーバから受信した前記接続情報から変換済みの前記画像コードを表示する画像コード表示手段と、
    前記画像コードをデコードし前記ネットワーク接続情報を用いて前記ネットワークに接続した前記携帯端末から、当該機器の前記IPアドレスを指定して送信されたジョブ要求を受信する要求受信手段と、
    前記ジョブ要求に基づきジョブを実行するジョブ実行手段と、
    を有する機器。
  12. 機器への接続情報を画像コードに変換して表示するか、又は、サーバから受信した前記接続情報から変換済みの前記画像コードを表示する画像コード表示手段と、
    前記画像コードをデコードし前記ネットワーク接続情報を用いて前記ネットワークに接続した前記携帯端末から、前記機器の前記IPアドレスを指定して送信されたジョブ要求を受信する要求受信手段と、
    前記ジョブ要求に基づきジョブを実行するジョブ実行手段と、有する機器と、
    ネットワークを介して接続されたサーバであって、
    前記携帯端末がネットワークに接続するために必要なネットワーク接続情報及び前記機器のIPアドレスを含む接続情報を生成する接続情報生成手段と、
    前記接続情報を前記機器に送信する接続情報送信手段と、
    を有するサーバ。
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