JP2013190900A - 端末装置 - Google Patents

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武 岡田
Yoshio Takeshita
純郎 竹下
Hirokazu Hamada
浩和 浜田
Tatsuya Yoshino
達哉 芳野
晃暢 ▲濱▼田
Akinobu Hamada
Tomohiro Sugitani
智宏 杉谷
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Abstract

【課題】Bluetoothを用いたユーザ認証において、利便性の向上を実現した端末装置を提供すること。
【解決手段】端末装置(1)は、ユーザの所有する携帯端末(2)から送信されるBluetooth信号を受信する受信部(11)と、受信したBluetooth信号の電波強度を測定する強度測定部(12)と、測定の結果、所定値以上の電波強度であることを条件に、当該携帯端末(2)のユーザの使用を許可する使用許可部(14)と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザの所有する携帯端末から送信されるBluetooth(登録商標、以下同じ)信号を用いて使用許可を判別する端末装置に関する。
近年のネットワーク環境の発展に伴い、ユーザには、様々な状況でユーザ認証が要求される。一例としては、社内ネットワーク上においてユーザが端末装置を用いる際に当該ユーザに対して端末装置の使用を許可するか否か判別するようなユーザ認証があげられる。このような判別は、典型的には、ユーザIDやパスワードの入力を受け付けることにより行われるが、近年では、他者によるなり済ましを防止する工夫として、ICカードを用いる工夫も広く採用されている。このような方法では、ICカードの所有が条件となるため、ユーザIDやパスワード等が他者に取得された場合であっても、ICカードを取得されない限り他者によるなり済ましを防止することができる。
また、ICカードではなく、ユーザが常時所有する割合の高い携帯電話を用いてユーザに対して端末装置を使用させるか否かを判別する工夫も知られている。
例えば、特許文献1には、端末装置に携帯電話が接続されていることを条件とする方法が記載されており、特に、端末装置と携帯電話との接続をUSB(Universal Serial Bus)接続の他、Bluetoothを用いて行うことが可能な点が記載されている。
特開2002−176492号公報
ところで、単にBluetoothを用いて携帯電話が接続されているか否か判別する特許文献1に記載された方法は、必ずしも十分ではなく更なる改善が求められる。
そこで、本発明は、Bluetoothを用いたユーザ認証において、更なる利便性の向上を実現した端末装置を提供することを目的とする。
本発明は、ユーザの所有する携帯端末を用いて使用許可を判別する端末装置であって、前記携帯端末から送信されるBluetooth信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記Bluetooth信号の電波強度を測定する強度測定部と、前記強度測定部の測定の結果、所定値以上の電波強度であることを条件に、当該携帯端末のユーザの使用を許可する使用許可部と、を備える端末装置に関する。
また、端末装置の前記使用許可部は、前記所定値以上の電波強度である携帯端末が複数存在する場合には、複数の前記携帯端末のうち最も強い電波強度である携帯端末のユーザの使用を許可することが好ましい。
また、端末装置は、通信可能に接続された他の端末装置を使用しているユーザを管理するログイン管理部を備え、前記使用許可部は、他の端末装置を使用しているユーザに対しては、携帯端末の電波強度に関わらず使用を許可しないことが好ましい。
また、端末装置は、前記受信部が受信した前記Bluetooth信号に含まれ、前記携帯端末を識別する固有識別情報に基づいて、使用許可可能なユーザであるか否かを判別する認証部を備え、前記使用許可部は、所定値以上の電波強度の携帯端末のユーザであり、かつ、前記使用許可可能なユーザに対して、使用を許可することが好ましい。
本発明によれば、Bluetooth信号の電波強度を用いてユーザに対して使用の許可を行うため、セキュリティが向上し、利便性の向上を実現することができる。
本発明の端末装置の概要を示す図である。 本発明の端末装置の機能構成を示すブロック図である。 ログイン管理部の一例を示す図である。 本発明の端末装置の動作例を示す図である。 本発明の端末装置の動作例を示す図である。 本発明の端末装置の動作例を示す図である。 本発明の端末装置の動作例を示す図である。 本発明の端末装置の処理の流れを示すフローチャートである。 使用を許可した際に表示されるログイン画面を示す図である。 別実施形態の端末装置の機能構成を示すブロック図である。 別実施形態の端末装置の動作例を示す図である。
[第1実施形態]
初めに、図1〜図9を参照して、第1実施形態の端末装置1について説明する。
[端末装置1の概要]
図1を参照して、本発明の端末装置1を含む認証システム3を例にとり、本発明の端末装置1の概要について説明する。
認証システム3は、複数の端末装置1A,1B・・・と、複数の携帯端末2A,2B・・・と、を含んで構成される。認証システム3では、複数の端末装置1A,1B・・・の夫々は、社内ネットワーク等を介して互いに通信可能に接続され、また、複数の端末装置1A,1B・・・の夫々と複数の携帯端末2A,2B・・・の夫々とはBluetoothにより互いに通信可能に接続される。
なお、複数の端末装置1A,1B・・・の夫々は、本発明の端末装置1であり、以下では、夫々を区別する場合には端末装置1A,1Bと呼び、夫々を区別しない場合には端末装置1と呼ぶ。また、複数の携帯端末2A,2B・・・についても、夫々を区別する場合には携帯端末2A,2Bと呼び、夫々を区別しない場合には携帯端末2と呼ぶ。
携帯端末2は、好適には携帯電話やスマートフォンであり、少なくともBluetooth信号を送信する機能を有する。本実施形態において、携帯端末2は、使用するユーザと一対一で対応付けられている。例えば、携帯端末2Aは、ユーザAに対して対応付けられ、携帯端末2Bは、ユーザBに対して対応付けられている。ここで、Bluetooth信号には、携帯端末2を識別する固有識別情報が含まれ、この固有識別情報からBluetooth信号を送信した携帯装置2(ユーザと等価である)を特定可能となっている。なお、携帯端末2の種類については、携帯電話やスマートフォンに限られず、ユーザが常時所有する割合が高い携帯型の情報端末であれば、その他の情報端末を用いることとしてもよい。
本実施形態では、端末装置1は、携帯端末2から受信したBluetoothの電波強度が所定値以上であることを条件に、当該携帯端末2のユーザに対して端末装置1の使用を許可する。図1では、端末装置1Aに対して携帯端末2AのBluetoothの電波強度が所定値以上であり、携帯端末2BのBluetoothの電波強度が所定値未満であるため、端末装置1Aは、携帯端末2AのユーザAに対して使用を許可している。なお、図中「Bluetooth(強)」とは、電波強度が所定値以上であることを意味し、「Bluetooth(弱)」とは、電波強度が所定値未満であることを意味する。
また、本実施形態では、端末装置1は、他の端末装置1との間で端末装置1を使用しているユーザについての情報を共有しており、既に端末装置1を使用しているユーザの携帯端末2の電波強度が所定値以上であっても、当該ユーザに対して端末装置1の使用を許可しない。図1では、ユーザAに使用されている端末装置1Aだけでなく、他の端末装置1B・・・も端末装置1AがユーザAにより使用されていることを把握しており、ユーザAが端末装置1Aを使用している状況で他の端末装置1BがユーザAの携帯端末2Aから所定値以上の電波強度のBluetooth信号を受信したとしても、他の端末装置1Bは当該ユーザAに対して端末装置1Bの使用を許可しない。
[端末装置1の構成]
以下、このような端末装置1を実現するための具体的な構成について図2を参照して説明する。なお、複数の端末装置1A,1B・・・の夫々の構成は、全て同一である。
図2に示すように本発明の端末装置1は、受信部11と、強度測定部12と、認証部13と、使用許可部14と、ログイン管理部15と、を含んで構成される。
受信部11は、所謂Bluetooth受信器であり、携帯端末2から送信されるBluetooth信号を受信する。受信部11は、端末装置1と一体に設けることとしてもよく、端末装置1とは別に外付けのBluetooth受信器を用いることとしてもよい。
強度測定部12は、受信部11が受信したBluetooth信号の電波強度を測定する。
認証部13は、受信部11が受信したBluetooth信号に含まれる固有識別情報に基づいて、当該Bluetooth信号を送信した携帯端末2のユーザが、当該端末装置1の使用許可が可能なユーザとして設定されたユーザであるか否かを判別する。本実施形態では、複数の端末装置1A,1B・・・の夫々について使用許可を可能とするユーザを予め設定しておくこととしている。例えば、端末装置1Aは、ユーザA,Bに対しては使用許可が可能である一方でユーザCに対しては使用許可が不可能に設定されている。認証部13は、Bluetooth信号を送信した携帯端末2のユーザが、予め使用許可が可能に設定されたユーザであるか否かを判別する。
使用許可部14は、強度測定部12により測定された電波強度が所定値以上であることを条件に、携帯端末2のユーザに対して端末装置1の使用を許可する。このとき、使用許可部14は、電波強度が所定値以上である携帯端末2のユーザであっても、当該端末装置1に対して使用許可の設定がされていないユーザに対しては、使用を許可しないことが好ましい。すなわち、端末装置1Aの使用許可部14は、ユーザCの携帯端末2Cから受信したBluetooth信号の電波強度が所定値以上であっても、使用許可が設定されていないユーザCに対しては、端末装置1Aを使用させない。
また、使用許可部14は、所定値以上の電波強度の携帯端末2のユーザであり、かつ、使用許可が設定されたユーザが複数存在する場合には、当該複数のユーザのうち、電波強度が最も強い携帯端末2のユーザに対して使用を許可することが好ましい。
このとき、電波強度が最も強い携帯端末2のユーザが既に他の端末装置1を使用していた場合には、使用許可部14は、当該ユーザではなく、次に強い電波強度の携帯端末2のユーザに対して使用を許可することが好ましい。これにより、1のユーザが複数の端末装置1を同時に使用することを防止することができる。
また、使用許可部14は、端末装置1の使用中に、使用しているユーザの携帯端末2のBluetooth信号の電波強度が特定値未満となることを条件に、当該ユーザの使用を終了する。ここで、使用を許可する際の所定値及び使用を終了する際の特定値については、任意に設定することができ、同じ値(電波強度)を採用してもよく、異なる値(電波強度)を採用することとしてもよい。このとき、異なる値を採用する場合には、所定値よりも特定値が小さな値となることが好ましい。すなわち、電波強度が所定値以上になり端末装置1を使用している状況では、電波強度が所定値未満になってもその使用は終了せず、電波強度が特定値未満まで弱くなった場合にその使用が終了する。もちろん、電波強度が特定値未満になる前にユーザが自ら終了指示を行った場合にも、使用許可部14は、その使用を終了する。なお、使用許可部14がユーザの使用を終了する際には、終了するタイミングにおける状況を記憶した上でその使用を終了することが好ましく、また、記憶した状況は、当該ユーザが他の端末装置1を使用した際に利用可能であることが好ましい。
ログイン管理部15は、複数の端末装置1ごとに使用許可が設定されたユーザを記憶する。例えば、端末装置1Aに対して、使用許可が設定されたユーザとしてユーザA,B・・・等を記憶する(ユーザCは使用許可が設定されていないと記憶する)。また、ログイン管理部15は、複数の端末装置1ごとにユーザにより使用中であるか否か、使用中である場合は試用しているユーザを記憶する。例えば、端末装置1AがユーザAに使用されている場合には、その旨を記憶する。
ここで、図3にログイン管理部15に記憶される各種情報を示す。なお、図3に示すログイン管理部15のデータ構造は、ログイン管理部15の理解を容易にするためのであり、このような構造に限られるものではない。すなわち、ログイン管理部15は、少なくとも、端末装置1ごとに使用許可が設定されたユーザ、及び端末装置1ごとに使用中のユーザを記憶可能であればよい。
[端末装置1のハードウェア構成]
以上説明した端末装置1のハードウェアは、一般的なコンピュータによって構成することができる。一般的なコンピュータは、例えば、制御部として、中央処理装置(CPU)を備える他、記憶部として、メモリ(RAM、ROM)、ハードディスク(HDD)及び光ディスク(CD、DVD等)を、ネットワーク通信装置として、各種有線/無線LAN装置及びBluetooth受信器を、表示装置として、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等の各種ディスプレイを、入力装置として、例えば、キーボード及びポインティング・デバイス(マウス、トラッキングボール等)を適宜備え、これらは、バスラインにより接続されている。このような一般的なコンピュータにおいて、CPUは、端末装置1を統括的に制御し、各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
[端末装置1の動作例]
続いて、図4〜図7を参照して、端末装置1がユーザに対し使用を許可する際の動作例について説明する。
図4(1)を参照して、端末装置1Aは、ユーザCの携帯端末2Cから所定値以上の電波強度のBluetooth信号を受信している。ここで、端末装置1Aは、ユーザCに対して使用許可の設定がされていないため、端末装置1Aは、所定値以上の電波強度のBluetooth信号を送信している携帯端末2CのユーザCに対して使用を許可しない。
また、図4(2)において、端末装置1Aは、ユーザAの携帯端末2Aから所定値以上の電波強度のBluetooth信号を受信している。ここで、端末装置1Aは、ユーザAに対して使用許可の設定がされているため、端末装置1Aは、ユーザAに対して使用を許可する。
続いて、図5(1)を参照して、端末装置1Aは、ユーザAの携帯端末2AからBluetooth信号を受信しているが、その電波強度が所定値未満であるため、端末装置1Aは、ユーザAに対して使用を許可しない。
他方、図5(2)では、端末装置1Aは、ユーザAの携帯端末2Aから所定値以上の電波強度のBluetooth信号を受信しているため、端末装置1Aは、ユーザAに対して使用を許可する。
続いて、図6を参照して、端末装置1Aは、ユーザAの携帯端末2A及びユーザBの携帯端末2Bの双方から所定値以上の電波強度のBluetooth信号を受信している。このとき、図6では、ユーザAの携帯端末2Aから送信されるBluetooth信号の電波強度の方が、ユーザBの携帯端末2Bから送信されるBluetooth信号の電波強度よりも強いものとする。その結果、端末装置1Aは、所定値以上の電波強度である複数の携帯端末2A及び携帯端末2Bのうちより電波強度の強い携帯端末2AのユーザAに対して使用を許可し、ユーザBに対しては使用を許可しない。
続いて、図7(1)を参照して、端末装置1Bは、他の端末装置1Aを使用中のユーザAの携帯端末2Aから所定値以上の電波強度のBluetooth信号を受信している。なお、端末装置1Bは、ユーザA及びユーザBに対して使用許可の設定がされているものとする。このとき、端末装置1Bは、ユーザAが既に他の端末装置1Aを使用中であるため、ユーザAに対して使用を許可しない。
また、図7(2)を参照して、端末装置1Bは、ユーザBの携帯端末2Bから所定値以上の電波強度のBluetooth信号を受信している。図7(2)では、ユーザBは未だ端末装置1を使用していないため、端末装置1Bは、ユーザBに対して使用を許可する。このとき、ユーザAが既に他の端末装置1Aを使用中であるため、ユーザBの携帯端末2Bの電波強度は、所定値以上であれば足り、ユーザAの携帯端末2Aの電波強度よりも強い必要はない。
[端末装置1の処理]
続いて、図8を参照して、端末装置1の処理について説明する。
S1:初めに、端末装置1の受信部11は、携帯端末2から送信されるBluetooth信号を受信する。
S2:続いて、端末装置1の強度測定部12は、S1で受信したBluetooth信号の電波強度を測定する。
S3:続いて、端末装置1の使用許可部14は、S2で測定した電波強度が所定値以上であるか否かを判別する。この判別がYESのときは、処理はS4に移り、NOのときは、処理は終了する。
S4:続いて、端末装置1の認証部13は、ログイン管理部15を参照して、所定値以上の電波強度の携帯端末2のユーザが使用許可の設定されたユーザであるか否かを判別する。この判別がYESのときは、処理はS5に移り、NOのときは、処理は終了する。
S5:続いて、端末装置1の使用許可部14は、ログイン管理部15を参照して、所定値以上の電波強度の携帯端末2のユーザであり、かつ、使用許可の設定がされているユーザが、他の端末装置1を使用中であるか否かを判別する。この判別がNO(他の端末装置1を使用していない)のときは、処理はS6に移り、YES(他の端末装置1を使用中)のときは、処理は終了する。
S6:続いて、端末装置1の使用許可部14は、S5においてNOと判別された携帯端末2のユーザに対して使用を許可する。一例として、使用許可部14は、使用の許可として、端末装置1の表示画面上に、図9に示すログイン画面100を表示することとしてもよい。このとき、ユーザIDについては、携帯端末2の種別から自動的に入力しておくこととしてもよい。なお、S6における使用の許可の結果として、ユーザが端末装置1を使用した場合(例えば、端末装置1に対してログインした場合)には、使用許可部14は、当該ユーザが端末装置1を使用中であることを他の端末装置1に対して送信する。
以上、本実施形態の端末装置1について説明した。このような端末装置1によれば、Bluetooth信号の電波強度を用いてユーザに対して使用の許可を行うため、電波強度の弱い(すなわち、端末装置1から離れた場所にいる)ユーザに対して使用させることがなく、セキュリティの向上を図ることができる。すなわち、ユーザの携帯端末2のBluetooth信号が届いてしまう位置にある端末装置1に対する他者のなり済ましを軽減又は防止することができる。
このとき、端末装置1では、使用を許可する電波強度を満たす携帯端末2が複数存在する場合には、最も強い電波強度である携帯端末2のユーザに対して使用を許可する。これにより、端末装置1では、複数のユーザが1の端末装置1を同時に使用することを防止することができる。
また、端末装置1では、他の端末装置1を既に使用中である場合には、Bluetooth信号の電波強度が所定値以上である携帯端末2のユーザであっても使用を許可しない。これにより、1のユーザが複数の端末装置1を同時に使用することを防止することができ、また、他の端末装置1を使用中に当該端末装置1の近傍の端末装置1に対する他者のなり済ましを防止することができる。
また、端末装置1では、使用許可が可能なユーザを予め設定することとしている。これにより、例えば、他部署のユーザに対して使用を許可しないといったように、複数の端末装置1の管理を適切に行うことができる。
[第2実施形態]
続いて、図10及び図11を参照して、第2実施形態の端末装置1について説明する。第1実施形態の端末装置1では、使用しているユーザの携帯端末2のBluetooth信号の電波強度が特定値未満となることを条件に、当該ユーザの使用を終了することとしているのに対して、第2実施形態の端末装置1では、ユーザが端末装置1に対して何も操作しない状態が継続した場合に(無操作時間に応じて)、当該ユーザの使用を終了する点で異なる。
[端末装置1の構成]
図10を参照して、第2実施形態の端末装置1の構成について説明する。なお、第1実施形態の端末装置1と同様の構成については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
第2実施形態の端末装置1は、受信部11と、強度測定部12と、認証部13と、使用許可部14と、ログイン管理部15とに加え、送信停止要求部16と、無操作時間判別部17と、送信要求部18と、を含んで構成される。
送信停止要求部16は、ユーザによる端末装置1の使用開始を条件として、当該ユーザの携帯端末2に対してBluetooth信号の送信停止を要求する。なお、端末装置1の使用開始とは、例えば、図9に示すログイン画面100において適切なパスワードが入力された結果行われる所定のログイン処理が行われたタイミングを採用することができる。また、Bluetooth信号の送信停止の要求は、任意の方法により行うことができ、端末装置1にBluetooth発信器を設けることとし、端末装置1と携帯端末2との間のBluetooth通信により要求を行うこととしてもよい。
無操作時間判別部17は、使用中の端末装置1の無操作時間を測定し、当該無操作時間が所定時間を経過したか否か判別する。なお、無操作とは、キーボードやマウス等の入力装置に対して何らの操作も行われていない状態をいう。
送信要求部18は、無操作時間判別部17により無操作時間が所定時間を経過したと判別されることを条件に、使用中のユーザの携帯端末2に対してBluetooth信号の送信開始の要求を行う。
電話対応や書類確認等のように端末装置1に対する操作を行うことなく作業を行っていることも考えられ、このような場合にまで直ちにユーザの使用を終了してしまうことは必ずしも好ましくない。そのため、第2実施形態の端末装置1では、送信要求部18による送信開始の要求に応じて携帯端末2から送信されたBluetooth信号の電波強度に応じて、ユーザの使用を終了することとしている。
そこで、第2実施形態の使用許可部14は、送信要求部18の送信開始の要求に応じて送信されたBluetooth信号の電波強度が所定値以上であるか否かを判別し、ユーザの使用を継続又は終了する。すなわち、電波強度が所定値以上である場合には、使用許可部14は、当該携帯端末2のユーザが未だ使用中であると判断し、ユーザの使用を継続する。他方、電波強度が所定値未満である場合には、使用許可部14は、当該携帯端末2のユーザが既に使用していないと判断し、ユーザの使用を終了する。
[端末装置1の動作例]
続いて、図11を参照して、第2実施形態の端末装置1によるユーザの使用を終了する際の動作例について説明する。
図11(1)を参照して、ユーザAが端末装置1Aの使用を開始すると、端末装置1Aの送信停止要求部16は、ユーザAの携帯端末2Aに対してBluetooth信号の送信停止を要求する。これにより、ユーザAの携帯端末2AからはBluetooth信号が送信されなくなる。
図11(2)を参照して、その後、ユーザAが端末装置1Aに対して何らの操作も行わない結果、端末装置1Aの無操作時間判別部17が無操作時間が所定時間(例えば、20分)を経過したと判別すると、端末装置1Aの送信要求部18は、ユーザAの携帯端末2Aに対してBluetooth信号の送信開始を要求する。これにより、ユーザAの携帯端末2AからはBluetooth信号が送信されることになる。
図11(3)を参照して、その後、端末装置1Aの受信部11が携帯端末2AからBluetooth信号を受信すると、端末装置1Aの使用許可部14は、携帯端末2Aの電波強度が所定値以上であるか否かを判別する。なお、図11(2)において送信要求部18が携帯端末2Aに対して送信したBluetooth信号の送信開始要求が携帯端末2Aに届かない可能性もある。そのため、端末装置1Aの使用許可部14は、送信要求部18が送信開始要求を行ってから特定時間(例えば、30秒)経過しても受信部11が携帯端末2AからBluetooth信号を受信していない場合には、電波強度が所定値未満であると判別することが好ましい。
このとき、電波強度が所定値以上である場合には、端末装置1Aの使用許可部14は、ユーザの使用を継続する。
図11(4)を参照して、他方、電波強度が所定値未満である場合には、端末装置1Aの使用許可部14は、ユーザAの使用状況を(当該ユーザが他の端末装置1を使用した際に利用可能に)記憶した上で、ユーザAの使用を終了する。
以上、第2実施形態の端末装置1について説明した。このような端末装置1によれば、端末装置1の使用を開始したユーザの携帯端末2からBluetooth信号が常時送信されることがないため、携帯端末2の電池消費を軽減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態において説明した処理(図8)は、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
1・・・端末装置、11・・・受信部、12・・・強度測定部、13・・・認証部、14・・・使用許可部、15・・・ログイン管理部、2・・・ユーザ端末、3・・・認証システム

Claims (4)

  1. ユーザの所有する携帯端末を用いて使用許可を判別する端末装置であって、
    前記携帯端末から送信されるBluetooth信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記Bluetooth信号の電波強度を測定する強度測定部と、
    前記強度測定部の測定の結果、所定値以上の電波強度であることを条件に、当該携帯端末のユーザの使用を許可する使用許可部と、
    を備える端末装置。
  2. 前記使用許可部は、
    前記所定値以上の電波強度である携帯端末が複数存在する場合には、複数の前記携帯端末のうち最も強い電波強度である携帯端末のユーザの使用を許可する、
    請求項1に記載の端末装置。
  3. 通信可能に接続された他の端末装置を使用しているユーザを管理するログイン管理部を備え、
    前記使用許可部は、
    他の端末装置を使用しているユーザに対しては、携帯端末の電波強度に関わらず使用を許可しない、
    請求項1又は2に記載の端末装置。
  4. 前記受信部が受信した前記Bluetooth信号に含まれ、前記携帯端末を識別する固有識別情報に基づいて、使用許可可能なユーザであるか否かを判別する認証部を備え、
    前記使用許可部は、所定値以上の電波強度の携帯端末のユーザであり、かつ、前記使用許可可能なユーザに対して、使用を許可する、
    請求項1から3の何れかに記載の端末装置。
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