JP2013013854A - 二酸化炭素吸収剤及び該吸収剤を用いた二酸化炭素の分離回収方法 - Google Patents
二酸化炭素吸収剤及び該吸収剤を用いた二酸化炭素の分離回収方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013013854A JP2013013854A JP2011148256A JP2011148256A JP2013013854A JP 2013013854 A JP2013013854 A JP 2013013854A JP 2011148256 A JP2011148256 A JP 2011148256A JP 2011148256 A JP2011148256 A JP 2011148256A JP 2013013854 A JP2013013854 A JP 2013013854A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon dioxide
- absorbent
- reaction
- mass
- dioxide absorbent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02C—CAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
- Y02C20/00—Capture or disposal of greenhouse gases
- Y02C20/40—Capture or disposal of greenhouse gases of CO2
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/151—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions, e.g. CO2
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
Description
二酸化炭素を、[1]〜[4]のいずれか一項に記載の二酸化炭素吸収剤に吸収させる工程;及び
該吸収剤から二酸化炭素を加熱することによって分離回収する工程
を含む、二酸化炭素の分離回収方法。
二酸化炭素吸収剤とは二酸化炭素を吸収除去することを目的とするものであり、本願における「二酸化炭素吸収剤」は、特に、少なくとも1種のアミン化合物と水との組み合わせを含む。本発明の二酸化炭素吸収剤は、アミン化合物として、上記式(I)で表されるジアミン群Aから少なくとも1種選択される、ジアミン化合物を含有する。
ジアミン群Aは、上記一般構造式(I)の構造において、nの数が2以上6以下の範囲となる。nがこの範囲であれば、適度な親水性が得られ水に可溶性となり、且つ両アミノ基の距離が適度となることによって上記のジアミンとしての効果を発揮できる。両アミノ基に挟まれる炭化水素基は、直鎖のアルキレン基である必要はなく、上記nの範囲内で分岐を有することも出来る。
上記ジアミン群Aの製造方法としては、特に限定されない。具体的な製造方法の例としては、下記の一般構造式(III )で示されるジアミン化合物1当量に対して、エポキシ化合物を2当量反応させる方法や、ジハロアルカン1当量に対して、1−アミノ−2−プロパノールを2当量反応させる方法等が挙げられる。
上述したように、二酸化炭素吸収剤中のアミンとしては、少なくともジアミン群Aから選ばれる一種以上のジアミン化合物を含有させる必要がある。
本発明の二酸化炭素吸収剤は、ジアミン群A以外の他のアミン化合物を含有させることができる。含有させることで、吸収量や放出量といった二酸化炭素吸収剤の性能を補助的に向上させることが可能である。ジアミン群Aと二酸化炭素との反応を妨げなければ特に制限はないが、蒸気圧の低い又は沸点の高いものが好ましく、二酸化炭素との反応熱の小さいものがより好ましい。含有させることが可能なアミン化合物の例としては、モノエタノールアミン、1−アミノ−2−プロパノール、1−アミノ−2−ブタノール、2−アミノ−1−プロパノール、2−アミノ−1−ブタノール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−1,3−プロパンジオール、3−アミノ−1−プロパノール、3−アミノ−1,2−プロパンジオール、アニリン、シクロヘキシルアミン等の第一級アミン類、2−メチルアミノエタノール、2−エチルアミノエタノール、2−イソプロピルアミノエタノール、2−プロピルアミノエタノール、ジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、2−t−ブチルアミノエタノール、2−n−ブチルアミノエタノール、ピペリジン等の第二級アミン類、2−ジメチルアミノエタノール、2−ジエチルアミノエタノール、1−ジメチルアミノ−2−プロパノール、N−エチル−N−メチルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N,N−ジメチルアニリン、ピリジン、1−ヒドロキシエチルピペリジン等の第三級アミン類、1,3−ジアミノプロパン−2−オール、エチレンジアミン、N−(2−ヒドロキシエチル)−1,2−エチレンジアミン、N−(2−ヒドロキシプロピル)−1,2−エチレンジアミン、N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)−1,2−エチレンジアミン、N,N,N’−トリス(2−ヒドロキシエチル)−1,2−エチレンジアミン、N,N,N’−トリス(2−ヒドロキシプロピル)−1,2−エチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシエチル)−1,2−エチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)−1,2−エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、N−(2−ヒドロキシエチル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン、N−(2−ヒドロキシプロピル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン、N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン、N,N,N’−トリス(2−ヒドロキシエチル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン、N,N,N’−トリス(2−ヒドロキシプロピル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシエチル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン、等のジアミン類、ピペラジン、2−メチルピペラジン、2,5−ジメチルピペラジン、1−ヒドロキシエチルピペラジン等のピペラジン類、ジエチレントリアミン、テトラエチレンペンタミン、ポリエチレンイミン、ポリビニルアミン、ポリアリルアミン等、が挙げられる。
二酸化炭素吸収剤において、その他の成分として、必要に応じて水以外にも溶媒を含有していてもよい。含有させる溶媒は、二酸化炭素吸収剤に用いるアミンの溶解性又は分散性に応じて適応するものが違うが、蒸気圧が低く沸点の高いものは分離回収工程において揮発しにくいため好ましい。また、二酸化炭素吸収剤に用いるアミンと反応性の高いものも好ましくない。省エネルギー化の観点では、比熱が低く熱伝導性のよいものが好ましい。含有させてもよい溶媒として、具体的には、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール等の多価アルコール類、ブタノール、ペンタノール、シクロヘキサノール等の炭素数4以上のアルコール類、2−ピロリドン、N−メチルピロリドン、ジメチルアセトアミド等のアミド類、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ジエチルカーボネート等のカーボネート類又はシリコンオイル等を挙げることができる。
本発明の二酸化炭素吸収剤の形態としては、溶液状態の他に、分散液、エマルジョンの形態を取ることが可能である。また、多孔質の支持体に担持させて使用することも可能である。
本発明における二酸化炭素の分離回収方法では、前述した二酸化炭素吸収剤を用いる。具体的には、本発明における二酸化炭素吸収剤に、二酸化炭素を含有するガスを接触させることにより二酸化炭素を吸収させ、その後、上記二酸化炭素吸収剤を加熱することにより二酸化炭素を分離回収する方法が最も好ましい。特に、二酸化炭素吸収剤を溶液状態で取り扱う場合には、従来の化学吸収法と同様の装置、設備によって連続的に分離回収を行なうことが可能である。
BHPEDA:N,N’−ビス(2−ヒドロキシプロピル)−1,2−エチレンジアミン
BHPHDA:N,N’−ビス(2−ヒドロキシプロピル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン
THPEDA:N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)−1,2−エチレンジアミン
DPA:ジイソプロパノールアミン
EAE:2−エチルアミノエタノール
MEA:モノエタノールアミン
化合物の組成を、液体クロマトグラフ質量分析装置(LC−MS)によって解析した。LC装置は、Agilent,1100series(カラムGL Sciences Inc.,Inertsil ODS−3)を用いた。LCの移動相は水/アセトニトリル混合液を用いて、カラム温度は40℃で測定を行った。また、MS装置は、ThermoElectron,LCQを用いた。
[実施例1](BHPEDAの製造例)
攪拌機、コンデンサー及び温度計を備えた反応容器に、エチレンジアミン10.0gと水90.0mlとの混合液を仕込み、オイルバスにて30℃に昇温した。次に、プロピレンオキサイド19.3gとエタノール10.0mlとの混合液を攪拌しながら5分間かけて滴下し、滴下終了後20分間攪拌しながら反応させた。さらに、80℃で8時間攪拌しながら反応させた。反応後の液を室温まで放冷した後、蒸留により未反応のプロピレンオキサイドと反応溶媒を留去し、その後再結晶を行うことで、BHPEDAを得た。LC−MS測定及び13C NMR測定からBHPEDAの生成を確認した。
攪拌機、コンデンサー及び温度計を備えた反応容器に、エチレンジアミン10.0gと水90.0mlとの混合液を仕込み、オイルバスにて30℃に昇温した。次に、プロピレンオキサイド19.3gとエタノール10.0mlとの混合液を攪拌しながら5分間かけて滴下し、滴下終了後20分間攪拌しながら反応させた。さらに、80℃で8時間攪拌しながら反応させた。反応後の液を室温まで放冷した後、蒸留により未反応のプロピレンオキサイドと反応溶媒を留去し、実施例2の吸収剤用化合物を得た。得られた化合物の組成を、LC−MS測定により確認した。具体的な組成は、BHPEDA 57.9質量%、N,N−ビス(2−ヒドロキシプロピル)−1,2−エチレンジアミン 30.8質量%、N,N,N’−トリス(2−ヒドロキシプロピル)−1,2−エチレンジアミン 6.5質量%、THPEDA 4.8質量%であった。
攪拌機、コンデンサー、温度計を備えた反応容器に、ヘキサメチレンジアミン10.0gと水90.0mlとの混合液を仕込み、オイルバスにて30℃に昇温した。次に、プロピレンオキサイド10.0gとエタノール10.0mlとの混合液を攪拌しながら5分間かけて滴下し、滴下終了後20分間攪拌しながら反応させた。さらに、80℃で8時間攪拌しながら反応させた。反応後の液を室温まで放冷した後、蒸留により未反応のプロピレンオキサイドと反応溶媒を留去し、実施例3の吸収剤用化合物を得た。得られた化合物の組成は、LC−MS測定により確認した。具体的な組成は、BHPHDA 29.5質量%、N−(2−ヒドロキシプロピル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン 22.1質量%、N,N−ビス(2−ヒドロキシプロピル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン 9.9質量%、N,N,N’−トリス(2−ヒドロキシプロピル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン 29.6質量%、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン 8.9質量%であった。
攪拌機、コンデンサー及び温度計を備えた反応容器に、エチレンジアミン10.0gと水90.0mlとの混合液を仕込み、オイルバスにて30℃に昇温した。次に、プロピレンオキサイド48.3gとエタノール10.0mlとの混合液を攪拌しながら5分間かけて滴下し、滴下終了後20分間攪拌しながら反応させた。さらに、80℃で8時間攪拌しながら反応させた。反応後の液を室温まで放冷した後、蒸留により未反応のプロピレンオキサイドと反応溶媒を留去することで、BHPEDAを得た。LC−MS測定及び13C NMR測定からBHPEDAの生成を確認した。
表1に記載の組成で実施例1〜3、比較例1〜4の二酸化炭素吸収速度及び放出量評価用二酸化炭素吸収剤を調製した。調製は、アミンと水とを表1の配合で混合溶解させることで行った。表1の実施例2及び3において、ジアミン群A以外に吸収剤に含有されるアミンを、実施例2では混合物B、実施例3では混合物Cと記載した。具体的には、混合物Bは、N,N−ビス(2−ヒドロキシプロピル)−1,2−エチレンジアミン 11.1質量%、N,N,N’−トリス(2−ヒドロキシプロピル)−1,2−エチレンジアミン 2.4質量%、THPEDA 1.7質量%である。また、混合物Cは、N−(2−ヒドロキシプロピル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン 11.0質量%、N,N−ビス(2−ヒドロキシプロピル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン 5.0質量%、N,N,N’−トリス(2−ヒドロキシプロピル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン 14.8質量%、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)−1,6−ヘキサメチレンジアミン 4.4質量%である。
図2に示す装置を作成した。この装置は、二酸化炭素を含有するガスを、密閉系でポンプにより循環させながら、二酸化炭素を吸収剤の入ったガス洗浄瓶に通気させることにより吸収させて、ガス中に残留している二酸化炭素濃度から、吸収量を測定する装置である。ここでまず、25と26のバルブを閉じ、27のバルブを開けた状態で、ポンプ211により1.5L/分の流量でガスを循環させながら、二酸化炭素ボンベ21から供給される二酸化炭素をガス用シリンジ22にて500mlを仕込み、さらに二酸化炭素濃度が17体積%となるように空気を仕込んで調整する。二酸化炭素吸収剤6gをガス洗浄瓶214に仕込み、内温が任意の温度になるようにオイルバス213により調節する。次に25と26のバルブを開け、27のバルブを閉める。そして、二酸化炭素含有ガスをガス洗浄瓶214の方へ循環させ、二酸化炭素が吸収剤により吸収される量を、二酸化炭素濃度計29にてモニタリングする。吸収量を評価後、オイルバスの温度を上げ、同様に吸収量を測定し、吸収量の減少分を放出量として評価する。二酸化炭素の吸収量は、二酸化炭素濃度と初期の装置内容積から計算される空気量2.85Lとから計算する。初期の装置内容積は、吸収剤を入れずに同様の操作を行い、二酸化炭素濃度から計算した。尚、室内は常圧・常温であった。
反応熱の測定は、リアクションカロリーメーターC−80(SETARAM社製)にて行った。セルはGas circulation normal pressureタイプ(Stainless steel 31/1415)を使用し、ガス入り口、出口に図3のように機器を接続した。各吸収剤をセルに入れ、C−80にセットした。温度を30℃に調節し、安定させた。バルブ34を閉じ、二酸化炭素ボンベ31から供給される二酸化炭素から、ガス用シリンジ32に二酸化炭素を50ml注入し、その後バルブ34を開けた。C−80によって、発熱量を計測しながら、圧力計35によって、内圧の減少を計測し、反応量を評価した。その際に、発熱量及び反応量は、予め試料を入れずに測定した圧縮熱及び内圧の検量線を用いて算出した。
表1は、二酸化炭素吸収剤としての性能を比較したものである。実施例1〜3に示される二酸化炭素吸収剤と比較例1、2に示される二酸化炭素吸収剤とを比較すると、吸収反応率において実施例1〜3に示される二酸化炭素吸収剤の方が優れている。これは、実施例1〜3に示される二酸化炭素吸収剤が、ジアミン群Aを含有している効果である。
12 ノズル
13 下部充填部
14 排ガス供給口
15 吸収液循環ポンプ
16 冷却器
17 吸収液循環ポンプ
18 熱交換器
19 脱二酸化炭素排ガス排出口
110 再生加熱器
111 下部充填部
112 ノズル
113 還流水ポンプ
114 気液分離器
115 回収二酸化炭素排出ライン
116 再生塔還流冷却器
117 吸収液再生塔
21 ボンベ
22 ガス用シリンジ
23 三方バルブ
24 逆止弁
25 ボールバルブ
26 ボールバルブ
27 ボールバルブ
28 テドラーバッグ
29 赤外線式二酸化炭素濃度計
210 SUS配管(φ6mm)
211 ガス循環ポンプ
212 ガス流量計
213 温浴
214 ガス洗浄瓶(ガラス製、25ml)
215 コンデンサー
31 ボンベ
32 ガス用シリンジ
33 三方バルブ
34 ボールバルブ
35 圧力計
36 ねじ口瓶(250ml)
37 SUS配管(φ6mm)
38 C−80セル
Claims (5)
- 前記アミンを、5.0質量%以上80.0質量%以下で、且つ水を20.0質量%以上95.0質量%以下で含有する、請求項1又は2に記載の二酸化炭素吸収剤。
- 全アミン中の請求項1又は2に記載のジアミン化合物の割合が、10.0質量%以上100.0質量%以下である、請求項3に記載の二酸化炭素吸収剤。
- 以下の工程:
二酸化炭素を、請求項1〜4のいずれか一項に記載の二酸化炭素吸収剤に吸収させる工程;及び
該吸収剤から二酸化炭素を加熱することによって分離回収する工程
を含む、二酸化炭素の分離回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011148256A JP5688335B2 (ja) | 2011-07-04 | 2011-07-04 | 二酸化炭素吸収剤及び該吸収剤を用いた二酸化炭素の分離回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011148256A JP5688335B2 (ja) | 2011-07-04 | 2011-07-04 | 二酸化炭素吸収剤及び該吸収剤を用いた二酸化炭素の分離回収方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013013854A true JP2013013854A (ja) | 2013-01-24 |
JP5688335B2 JP5688335B2 (ja) | 2015-03-25 |
Family
ID=47687073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011148256A Expired - Fee Related JP5688335B2 (ja) | 2011-07-04 | 2011-07-04 | 二酸化炭素吸収剤及び該吸収剤を用いた二酸化炭素の分離回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5688335B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101427044B1 (ko) * | 2013-04-29 | 2014-08-05 | 한국서부발전 주식회사 | 산성가스 분리용 흡수제 |
WO2016024633A1 (ja) * | 2014-08-15 | 2016-02-18 | 国立大学法人九州大学 | ガス吸収材料、そのガス吸収への使用、ガス吸収体およびガス吸収方法、並びに、酸性ガス吸収装置、酸性ガス回収装置、水蒸気吸収装置、水蒸気回収装置、熱交換器および熱回収装置 |
JP2017113672A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 株式会社神戸製鋼所 | 吸収剤及びその製造方法並びに酸性化合物の分離回収方法 |
EP3459616A1 (en) * | 2017-09-21 | 2019-03-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Carbon dioxide absorbent and apparatus of separating and recovering carbon dioxide |
JP2020157211A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 東ソー株式会社 | 二酸化炭素分離組成物 |
JP2021035676A (ja) * | 2011-08-19 | 2021-03-04 | 国立大学法人九州大学 | 二酸化炭素分離膜 |
JP7479548B1 (ja) | 2022-11-02 | 2024-05-08 | artience株式会社 | 二酸化炭素の吸収液、及び二酸化炭素の分離回収方法 |
-
2011
- 2011-07-04 JP JP2011148256A patent/JP5688335B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7108322B2 (ja) | 2011-08-19 | 2022-07-28 | 国立大学法人九州大学 | 二酸化炭素分離膜 |
JP2021035676A (ja) * | 2011-08-19 | 2021-03-04 | 国立大学法人九州大学 | 二酸化炭素分離膜 |
KR101427044B1 (ko) * | 2013-04-29 | 2014-08-05 | 한국서부발전 주식회사 | 산성가스 분리용 흡수제 |
WO2016024633A1 (ja) * | 2014-08-15 | 2016-02-18 | 国立大学法人九州大学 | ガス吸収材料、そのガス吸収への使用、ガス吸収体およびガス吸収方法、並びに、酸性ガス吸収装置、酸性ガス回収装置、水蒸気吸収装置、水蒸気回収装置、熱交換器および熱回収装置 |
JPWO2016024633A1 (ja) * | 2014-08-15 | 2017-06-29 | 国立大学法人九州大学 | ガス吸収材料、そのガス吸収への使用、ガス吸収体およびガス吸収方法、並びに、酸性ガス吸収装置、酸性ガス回収装置、水蒸気吸収装置、水蒸気回収装置、熱交換器および熱回収装置 |
US10987652B2 (en) | 2014-08-15 | 2021-04-27 | Kyushu University, National University Corporation | Gas absorption material, use of same for gas absorption, gas absorption body, gas absorption method, acidic gas absorption device, acidic gas recovery device, water vapor absorption device, water vapor recovery device, heat exchanger, and heat recovery device |
KR102103971B1 (ko) * | 2015-12-22 | 2020-04-23 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 흡수제 및 그 제조 방법, 그리고 산성 화합물의 분리 회수 방법 |
KR20180084943A (ko) * | 2015-12-22 | 2018-07-25 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 흡수제 및 그 제조 방법, 그리고 산성 화합물의 분리 회수 방법 |
US11185814B2 (en) | 2015-12-22 | 2021-11-30 | Kobe Steel, Ltd. | Absorption agent, method of manufacturing same, and method for separation and recovery of acidic compound |
JP2017113672A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 株式会社神戸製鋼所 | 吸収剤及びその製造方法並びに酸性化合物の分離回収方法 |
JP2019055371A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | 株式会社東芝 | 二酸化炭素吸収剤及び二酸化炭素除去装置 |
CN109529542A (zh) * | 2017-09-21 | 2019-03-29 | 株式会社东芝 | 二氧化碳吸收剂及二氧化碳除去装置 |
EP3459616A1 (en) * | 2017-09-21 | 2019-03-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Carbon dioxide absorbent and apparatus of separating and recovering carbon dioxide |
CN109529542B (zh) * | 2017-09-21 | 2021-06-25 | 株式会社东芝 | 二氧化碳吸收剂及二氧化碳除去装置 |
US11123683B2 (en) | 2017-09-21 | 2021-09-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Carbon dioxide absorbent and apparatus of separating and recovering carbon dioxide |
JP2020157211A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 東ソー株式会社 | 二酸化炭素分離組成物 |
JP7251251B2 (ja) | 2019-03-26 | 2023-04-04 | 東ソー株式会社 | 二酸化炭素分離組成物 |
JP7479548B1 (ja) | 2022-11-02 | 2024-05-08 | artience株式会社 | 二酸化炭素の吸収液、及び二酸化炭素の分離回収方法 |
WO2024096117A1 (ja) * | 2022-11-02 | 2024-05-10 | artience株式会社 | 二酸化炭素の吸収液、及び二酸化炭素の分離回収方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5688335B2 (ja) | 2015-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5688335B2 (ja) | 二酸化炭素吸収剤及び該吸収剤を用いた二酸化炭素の分離回収方法 | |
Zhou et al. | Low-viscosity and efficient regeneration of carbon dioxide capture using a biphasic solvent regulated by 2-amino-2-methyl-1-propanol | |
US9399192B2 (en) | Carbon dioxide absorber and carbon dioxide separation/recovery method using the absorber | |
US8318117B2 (en) | Absorption medium and method for removing sour gases from fluid streams, in particular from flue gases | |
EP2529824B1 (en) | Acid gas absorbent and acid gas removal method | |
EP2679296B1 (en) | Acid gas absorbent comprising diamine, acid gas removal method, and acid gas removal device | |
JP6173817B2 (ja) | 酸性ガス吸収剤、酸性ガス除去方法及び酸性ガス除去装置 | |
US9636628B2 (en) | Aqueous solution which efficiently absorbs and recovers carbon dioxide in exhaust gas, and method for recovering carbon dioxide using same | |
KR101432951B1 (ko) | 배기 가스 중의 이산화탄소를 효율적으로 흡수 및 회수하는 수용액 | |
JP2012143744A (ja) | 酸性ガス吸収剤、酸性ガス除去方法および酸性ガス除去装置 | |
JP2009006275A (ja) | 排ガス中の二酸化炭素を効率的に回収する方法 | |
JP5646892B2 (ja) | 二酸化炭素吸収剤及びそれを用いた二酸化炭素の分離方法 | |
JP2008013400A (ja) | 排ガス中の二酸化炭素を吸収及び脱離して回収する方法 | |
JP2006240966A (ja) | 排ガス中の二酸化炭素を吸収及び脱離して回収する方法 | |
JP2017035669A (ja) | 酸性ガス吸収剤、酸性ガス除去方法および酸性ガス除去装置 | |
JP2018122278A (ja) | 酸性ガス吸収剤、酸性ガス除去方法および酸性ガス除去装置 | |
JP2015107443A (ja) | 酸性ガス吸収剤、酸性ガス除去装置および酸性ガス除去方法 | |
JP2015112574A (ja) | 酸性ガス吸収剤、酸性ガス除去方法及び酸性ガス除去装置 | |
JP2008168184A (ja) | 排ガス中の二酸化炭素を吸収及び脱離して回収するための組成物及び方法 | |
JP2015047581A (ja) | 二酸化炭素吸収剤及びそれを用いた二酸化炭素の分離回収方法。 | |
JP2017064645A (ja) | Co2、h2s又はそれら双方の吸収液並びにそれを用いた装置及び方法 | |
JP2022049431A (ja) | 酸性ガス吸収剤、酸性ガス除去方法および酸性ガス除去装置 | |
WO2018043630A1 (ja) | 二酸化炭素吸収剤、該吸収剤を用いた二酸化炭素の分離回収方法及び分離回収装置 | |
JP2022119073A (ja) | 酸性ガス吸収剤、酸性ガス除去方法および酸性ガス除去装置 | |
JP2024059402A (ja) | 二酸化炭素を回収するためのアミン溶液、及びそれを用いた二酸化炭素を分離回収する方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140701 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150126 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5688335 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |