JP2012514492A - エスプレッソ飲料の製造方法及び製造システム - Google Patents

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    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/24Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure
    • A47J31/34Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure
    • A47J31/36Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure with mechanical pressure-producing means
    • A47J31/3604Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure with mechanical pressure-producing means with a mechanism arranged to move the brewing chamber between loading, infusing and ejecting stations
    • A47J31/3609Loose coffee being employed

Abstract

本発明は、概して、低圧力による第1の圧縮と高圧力による第2の圧縮を伴う、シングルまたはダブルのエスプレッソのショットを調製する方法及びシステムに関するものである。この効率のよい圧縮によって、挽いたコーヒーの抽出を最大化することができ、得られるエスプレッソ含有飲料の味を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

本開示は、概して、エスプレッソ・ショットの抽出を最大化し且つ味を良くする、効率の良い圧縮に関係する調製方法及びシステムに関するものである。
エスプレッソ(espresso)は、スチームまたは湯を、挽いたコーヒーに強い力で通す(force through)ことで入れられるコーヒー飲料(coffee beverage)である。典型的に、エスプレッソは、相対体積当たり(per relative volume)、ドリップコーヒーよりも溶解固形物(dissolved solids)を多く含有し、ドリップコーヒーよりも濃度が濃く、また、提供するときのサイズは、通常、ショット(shots)で計量する。典型的な市販の自動エスプレッソマシンは、ダブルショット(およそ12グラムからおよそ18グラムの挽いたコーヒー[ground coffee]をおよそ1.5オンスからおよそ4.0オンスの水で入れたもの)のエスプレッソを入れるように設計されている。これは、一般的な自動エスプレッソマシンに求められているためである。このようなエスプレッソマシンを用いてダブルショットのエスプレッソを製造する(produce)場合、加圧する力に対して、12から18グラムの挽いたコーヒーが必要であり、この力によって、挽いたコーヒーを堅いパック(puck)に変形させる。そして、挽いたコーヒーのパックに、高温且つ高圧力の水を強い力で通してエスプレッソを形成する。
典型的な自動エスプレッソマシンがダブルショットのエスプレッソを製造するように設計されていることを考慮すると、シングルショット(およそ6グラムからおよそ9グラムの挽いたコーヒーをおよそ0.75オンスからおよそ2.0オンスの水で入れたもの)のエスプレッソを製造する際に、ダブルショットのエスプレッソを調製し、そして、得られたエスプレッソの半分を捨てるということがよく行われており、廃棄物を生み出し、コストを高めてしまう。したがって、シングル及びダブルショットの両方用のエスプレッソマシンを用いて、バラツキのない(consistent)且つ均質な(equal)フレーバーのプロフィール(flavor profile)のエスプレッソを提供することは困難である。
エスプレッソコーヒーを製造するには、高圧抽出工程(high pressure extraction process)が必要であるため、典型的な自動エスプレッソマシンを用いてショットを製造する場合には、水流に対して適切な抵抗(resistance)を与えるために、挽いたコーヒーを高圧縮するまたは“タンプ(たたいて詰める)(tamped)”する必要がある。従来のエスプレッソ装置(equipment)は、備え付けのタンパー(fixed tamp)を備えており、抽出の工程は、次の順番の通りである:(A)高圧のタンピングをするために;(B)任意に、挽いたコーヒーに予め水を注ぐ(pre-infuse);(C)任意に、挽いたコーヒーが水を吸収するように休ませ(rest)、コーヒーの状態を良くし(condition)(熱を吸収し、効率のよい抽出が可能な状態);(D)高圧で熱湯を注入し、挽いたコーヒーに通す。
しかしながら、この方法によっては、ダブルショットのエスプレッソと同じフレーバーのプロフィールを用いて、シングルショットのエスプレッソを調製する場合に、抽出前に挽いたコーヒーの状態を十分に効率のよい状態にすることができない。実際に、シングルショットのエスプレッソを製造するのに上記工程を用いた場合、苦い(bitter)または“加工された(processed)”味がしてしまう、挽いたコーヒーの分離した抽出物が生成される場合がある。
いくつかの実施の形態は、次のエスプレッソの調製方法に関するものである。
エスプレッソマシンのブリューチャンバ(brew chamber)に挽いたコーヒーを供給し、およそ10kgからおよそ60kgの圧力で、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行い、およそ60kgからおよそ500kgの圧力で、挽いたコーヒーに対して第2の圧縮を行い、挽いたコーヒーに、温められ且つ加圧された水を通して、エスプレッソを抽出する。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行うことが、およそ15kgからおよそ55kgの圧力で挽いたコーヒーを圧縮することからなる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行うことが、およそ20kgからおよそ40kgの圧力で挽いたコーヒーを圧縮することからなる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行うことが、およそ30kgからおよそ33kgの圧力で挽いたコーヒーを圧縮することからなる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行うことが、およそ31kgの圧力で挽いたコーヒーを圧縮することからなる。
いくつかの実施の形態では、さらに、挽いたコーヒーを休ませることを含む。
いくつかの実施の形態では、さらに、挽いたコーヒーに水を注入することを含む。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーを休ませることの前に、さらに、挽いたコーヒーに水を注入することを含む。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに水を注入することを、およそ1000ミリ秒行う。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに水を注入することを、およそ1000ミリ秒行う。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーを休ませることを、およそ2000ミリ秒行う。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーが、およそ6グラムからおよそ12グラムの挽いたコーヒーからなる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーが、およそ8グラムからおよそ10グラムの挽いたコーヒーからなる。
いくつかの実施の形態では、加圧された水が、およそ8barからおよそ10barの圧力に加圧されている。
いくつかの実施の形態は、自動エスプレッソマシンを用いて、挽いたコーヒーからエスプレッソ含有飲料(espresso-containing beverage)を調製するコンピュータ実現方法であって、コンピュータ実現方法は、およそ10kgからおよそ60kgの圧力で、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行わせ、およそ60kgからおよそ500kgの圧力で、挽いたコーヒーに対して第2の圧縮を行わせ、挽いたコーヒーに、温められ且つ加圧された水を通して、エスプレッソを抽出させることを特徴とするエスプレッソ含有飲料調製のコンピュータ実現方法である。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行わせることが、およそ15kgからおよそ55kgの圧力で挽いたコーヒーを圧縮させることからなる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行わせることが、およそ20kgからおよそ40kgの圧力で挽いたコーヒーを圧縮させることからなる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行わせることが、およそ30kgからおよそ33kgの圧力で挽いたコーヒーを圧縮させることからなる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行わせることが、およそ31kgの圧力で挽いたコーヒーを圧縮させることからなる。
いくつかの実施の形態では、さらに、挽いたコーヒーを休ませることを含む。
いくつかの実施の形態では、さらに、挽いたコーヒーに水を注入させることを含む。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーを休ませることの前に、さらに、挽いたコーヒーに水を注入させることを含む。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに水を注入させることを、およそ1000ミリ秒行う。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに水を注入させることを、およそ1000ミリ秒行う。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーを休ませることを、およそ2000ミリ秒行う。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーが、およそ6グラムからおよそ12グラムの挽いたコーヒーからなる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーが、およそ8グラムからおよそ10グラムの挽いたコーヒーからなる。
いくつかの実施の形態では、加圧された水が、およそ8barからおよそ10barの圧力に加圧されている。
いくつかの実施の形態は、挽いたコーヒーからエスプレッソ含有飲料を調製する装置に関するものであって、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行うタンパー(tamper)と、挽いたコーヒーに対して第2の圧縮を行うタンパーとを備え、第1の圧縮は、およそ10kgからおよそ60kgの圧力で行い、第2の圧縮は、およそ60kgからおよそ500kgの圧力で行う装置である。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行うタンパーが、およそ15kgからおよそ55kgの圧力で挽いたコーヒーを圧縮させることからなる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行うタンパーが、およそ20kgからおよそ40kgの圧力で挽いたコーヒーを圧縮させることからなる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行うタンパーが、およそ30kgからおよそ33kgの圧力で挽いたコーヒーを圧縮させることからなる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行うタンパーが、およそ31kgの圧力で挽いたコーヒーを圧縮させることからなる。
いくつかの実施の形態では、第1の圧縮と第2の圧縮の間に、挽いたコーヒーを休ませるようになっている。
いくつかの実施の形態では、第1の圧縮と第2の圧縮の間に、挽いたコーヒーに水を注入するようになっている。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーを休ませる前に、挽いたコーヒーに水を注入するようになっている。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに、水をおよそ1000ミリ秒間注入する。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに、水をおよそ1000ミリ秒間注入する。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーを、およそ2000ミリ秒間休ませる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーが、およそ6グラムからおよそ12グラムの挽いたコーヒーからなる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーが、およそ8グラムからおよそ10グラムの挽いたコーヒーからなる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに、加圧され且つ温められた水を通すエレメントをさらに備えており、加圧され且つ温められた水は、およそ8barからおよそ10barの圧力に加圧されている。
いくつかの実施の形態は、ブリューチャンバと、少なくとも1つのタンパーと、プロセッサと、メモリとを備えた自動エスプレッソマシンであって、プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行し、およそ10kgからおよそ60kgの圧力で、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行い、およそ60kgからおよそ500kgの圧力で、挽いたコーヒーに対して第2の圧縮を行い、挽いたコーヒーに温められ且つ加圧された水を通して、エスプレッソを抽出するように、少なくとも1つのタンパー及びブリューチャンバの動作を制御することを特徴とする自動エスプレッソマシンである。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対する第1の圧縮が、およそ15kgからおよそ55kgの圧力で行われる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対する第1の圧縮が、およそ20kgからおよそ40kgの圧力で行われる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対する第1の圧縮が、およそ30kgからおよそ33kgの圧力で行われる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに対する第1の圧縮が、およそ31kgの圧力で行われる。
いくつかの実施の形態では、第1の圧縮と第2の圧縮の間に、挽いたコーヒーを休ませる。
いくつかの実施の形態では、第1の圧縮と第2の圧縮の間に、挽いたコーヒーに水が注入される。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーを休ませる前に、挽いたコーヒーに水が注入される。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに、水をおよそ1000ミリ秒間注入する。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに、水をおよそ1000ミリ秒間注入する。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーを、およそ2000ミリ秒間休ませる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーが、およそ6グラムからおよそ12グラムの挽いたコーヒーからなる。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーが、およそ8グラムからおよそ10グラムの挽いたコーヒーからなる。
いくつかの実施の形態では、加圧された水が、およそ8barからおよそ10barの圧力に加圧されている。
いくつかの実施の形態は、少なくとも1つのタンパーと、プロセッサと、メモリとを備えた自動エスプレッソマシンであって、プロセッサによって実行されることによって、メモリに記憶された命令は、少なくとも1つのタンパーに、およそ10kgからおよそ60kgの圧力で、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行わせ、且つ、少なくとも1つのタンパーに、およそ60kgからおよそ500kgの圧力で、挽いたコーヒーに対して第2の圧縮を行わせることを特徴とする自動エスプレッソマシンである。
いくつかの実施の形態では、挽いたコーヒーに加圧された水を通すエレメントをさらに備えており、加圧された水は、およそ8barからおよそ10barの圧力に加圧されている。
本開示の実施の形態で説明する、実施の形態の工程の概要を示すプロセスフロー図である。 自動エスプレッソマシンの実施の形態を示す図である。 自動エスプレッソマシンの他の実施の形態を示す図である。 自動エスプレッソマシンを用いてエスプレッソを調製するシステムの概略図である。
以下の説明は、当業者が1以上の実施の形態を製造または使用できるように記述したものである。ここに示した一般原理は、本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、以下に詳述された実施例及び応用例に適用することが可能である。したがって、本実施の形態は、特定の実施形態に限定する意図ではなく、本明細書において開示されている原理及び特長に一致する限りにおいて最も広範な適用範囲が認められることになることを意図するものである。
いくつかの実施の形態は、バラツキのないフレーバーのプロフィールのダブルショット及びシングルショットのエスプレッソの両方を製造することが可能な自動エスプレッソマシン及び自動エスプレッソマシンによって実行される方法に関するものである。エスプレッソ製品のフレーバーは、コーヒーの定性的記述分析(coffee qualitative descriptive analysis)でトレーニングされた専門家パネル(expert panel)によるブラインド試験(blind basis)によって、定性的に評価する(qualitatively evaluated)ことが可能である。このようなエスプレッソの主題専門家(subject matter expert)は、既成の標準的なコーヒー(established coffee standards)と、対象の製品の定性的な比較を行う。専門家パネルのメンバによって検出されるフレーバーの特性(attributes)は、甘味(sweetness)、キャラメル風のフレーバー(caramel-like flavor)及びクリーミーなボディーを含む。
図2及び図3を参照すると、いくつかの実施の形態は、操作者(human operator)の最小限の入力で、エスプレッソを調製するのに必要な工程を実行することが可能な自動エスプレッソマシン10に関するものである。本例の自動エスプレッソマシン10は、ブリューチャンバ15を含む。ブリューチャンバ15には、グラインダ・アセンブリ(grinder assembly)から重力送り(gravity feed)によって、計量された分量(measured charge)の挽いたコーヒーが配置される。グラインダ・アセンブリは、装置(device)27から基準量(measure)の焙煎したコーヒー豆(roasted beans)を受ける。いくつかの実施の形態では、ブリューチャンバは、水平になっている。他の実施の形態では、ブリューチャンバは、例えば、垂直または斜めに傾いていてもよい。しかしながら、本実施の形態では、そのように限定していない。また、ブリューチャンバは、どのような形状でも大きさであってもよい。いくつかの実施の形態では、ブリューチャンバは、直径がおよそ10mmからおよそ100mmの円筒形(cylindrical)であるが、本実施の形態では、そのように限定していない。ブリューチャンバの形状及び大きさを変更すると、ここで説明している方法で使用されるタンパーの動き及び圧縮に影響を与える場合があることに注意すべきである。
いくつかの実施の形態では、自動エスプレッソマシンは、さらに、タンパー17を含む。タンパー17は、ブリューチャンバ15内の挽いたコーヒーを所定の程度まで圧縮する。タンパーは、例えば、固定または可変であってもよく、直線的に動いてもよい。しかしながら、本実施の態様では、そのように限定していない。いくつかの実施の形態では、タンパーはピストンである。挽いたコーヒーを所定の力(“タンプ”)で圧縮した後、給湯器(water heater vessel)から、およそ8barからおよそ10barの水圧で、ブリューするための湯(hot brewing water)(およそ85℃からおよそ96℃)を供給する。いくつかの実施の形態では、自動エスプレッソマシンは、ブリューチャンバ15にスクリーン(screen)を備えている。スクリーンは、分配ノズル(dispensing nozzle)11に抽出されていない挽いたコーヒーが入り込むことを防ぐ。スクリーンは、例えば、円形、三角形、四角形または矩形の様々な複数の孔形状を有していてもよいが、本実施の態様では、そのように限定していない。スクリーンは、様々な大きさの孔や孔の間隔(spacing)を有していてもよい。ある実施の形態では、スクリーンは、およそ0.1mmからおよそ1.0mmの大きさの複数の三角形の孔で、およそ0.5からおよそ2.0mmの孔間隔を有していてもよい。
いくつかの実施の形態では、ブリューするための湯は、ブリューチャンバ15の内部に運ばれてから、コーヒーパック(coffee puck)に運ばれる。ブリューするための湯は、液体であっても、スチームであってもよい。湯の温度は、例えば、およそ85℃からおよそ96℃であってもよい。ブリューの段階の最後には、タンパー17は、使用済みの挽いたコーヒーのパックを取り出して廃棄物容器(waste receptacle)に入れるために、上方に動かすことができる。自動エスプレッソマシンは、ブリューチャンバ15、タンパー17及び分配ライン(dispensing lines)及びノズル11に充填された湯が流される(flush)間に、クリーニングサイクルを行ってもよい。このようなクリーニングサイクルは、例えば、操作者の判断によって行うように設定しておいてもよい。
図4に示すように、上述の自動エスプレッソマシンの構成要素は、マイクロプロセッサ80によって制御されていてもよい。実行命令(executing instructions)はメモリ85に記憶されている。したがって、上述のように、操作者の最小限の入力でエスプレッソを調製する自動エスプレッソマシン10によって実行される工程は、コンピュータによって実行されていると考えることができる。さらに、いくつかの実施の形態では、自動エスプレッソマシン10で実行される工程は、マイクロプロセッサ80によって制御されるユーザーインターフェース(図示せず)を介して、操作者によって設定可能であってもよい。
エスプレッソ及びその他の類似した飲料を調製する場合のように、工程の影響を受けるコーヒー及びその他の製品は、加工条件(processing conditions)によってフレーバーやアロマが変質(change)する。これらの変質は、飲料を製造するための原材料中の合成物(compounds)の最初の(initial)結合構造(bonded structure)が変化することによってもたらされる。コーヒーの場合、どのような加工でも、未処理のコーヒー豆に見い出される合成物の結合構造を変化させることができる。そのため、加工におけるわずかな変質が、結果的に得られる製品の味、アロマ及び/またはフレーバーに大きな影響を与える場合がある。いくつかの実施の形態では、上述の方法で、エスプレッソ以外のコーヒー製品を使用することもできる。さらに、他の飲料、例えば、茶(tea)、ジュースなども上述の方法で調製することができる。
本開示のいくつかの実施の形態では、およそ10kgからおよそ60kgの低圧力である第1の圧縮を用いて、続けて、およそ60kgからおよそ500kgの高圧力である第2の圧縮を用いて、エスプレッソ含有飲料を調製するシステムを対象にしている。実例に沿って、図1乃至図3を参照すると、(1)操作者、エスプレッソマシンまたは付加的な装置(additional machinery)が、エスプレッソマシン10のブリューチャンバ15に挽いたコーヒーを挿入し、ブリュー工程(brewing process)を開始する。他の実施の形態では、このような工程は、例えば、さらに自動化されていたり、または、タイマーに接続されていてもよい。そのような実施の形態では、工程の開始を遅らせるためにタイマーを使用してもよい。次に、(2)自動エスプレッソマシン10は、タンパー17を用いて、第1の低圧力により、挽いたコーヒーの“タンピング”を行い、コーヒーパックを形成する。その後、(3)エスプレッソマシンは、挽いたコーヒーに予め水を注ぐ。そして、(4)エスプレッソマシン10によって、100から500ミリ秒の間、休ませる工程(resting phase)が行われる。休ませる工程によって挽いたコーヒーが水分を吸収し、且つ、さらに均質化する。次の(5)では、エスプレッソマシン10は、タンパー17を用いて、第2の高圧力により、挽いたコーヒーの“タンピング”を行い、さらにコーヒーパックを形成する。この時点で(6)エスプレッソマシン10は、温められ且つ加圧された水(およそ8barからおよそ10bar)を挽いたコーヒーパックに通し、コーヒーパックからエスプレッソを抽出する。最後に、(7)操作者が、エスプレッソを単独の飲料として、または、エスプレッソを加味してエスプレッソ含有飲料を提供する。
いくつかの実施の形態では、ダブルショットを調製することにより発生する廃棄物を発生させることなく、また、ダブルショットの半分を捨てることなく、シングルショットのエスプレッソをもっと効率よく調製することができる。初めに、ブリューチャンバ15において、軽く圧縮することで、挽いたコーヒーは、予め水を注ぐステップの間に、より多くの水を受け入れることが可能になる。いくつかの実施の形態では、休ませる段階が後に続く。この段階では、追加の水はコーヒーに注ぎ込まれることはない。このことによって、コーヒーの状態を良くすることができ、湯を吸収し、抽出するために合成物を膨張させ、また、温めはじめることができる。初めの低圧力によるタンピングのおかげで、コーヒーがただ高圧力で圧縮された場合よりも、挽いたコーヒーの状態がよくなり、水分を吸収し、温めることができる。いくつかの実施の形態では、予め水を注ぐ段階と休ませる段階の後に、ブリューチャンバ15で、第2の圧縮またはタンピングが行われる。この第2の圧縮によって、第1の圧縮が形成するよりも密度の高い(dense)コーヒーパックを形成し、このコーヒーパックはエスプレッソを抽出するために、温められ且つ加圧された水をコーヒーパックに通す抽出工程に適している。いくつかの実施の形態では、この工程は、シングルショットのエスプレッソを調製するために使用される。他の実施の形態では、この工程は、ダブルショットのエスプレッソを調製するために使用される。
予め水を注ぐステップと休ませるステップの前に、低圧力による第1のタンピングを行うおかげで、ブリューチャンバ15内の挽いたコーヒーを、膨張させ、且つ、柔らかくすることができ、抽出に適した状態にすることができる。さらに、潤滑剤(lubricant)として挽いたコーヒー内に液体が存在し、エスプレッソの抽出をより効率的にすることができる。したがって、圧縮を1度以上行うことによって、挽いたコーヒーを圧縮することが可能であり、エスプレッソをより効率よく抽出することができる。特定のメカニズムの原理(theory of mechanism)と結びつけられていないが、初めに低圧力で圧縮した後の圧縮された挽いたコーヒーの“パック”の方が、均質な塊になっていると考えられる。したがって、このパックを通じて注入した水は、均等に(evenly)且つ等速に(isokinetic fashion)通り(travels)、挽いたコーヒーからエスプレッソをさらに均等に抽出することに寄与する。このことによって、苦いまたは加工された味がしてしまうコーヒーの分離した抽出物を生成することなく、シングルショットのための限られた量のコーヒーから、エスプレッソの抽出を最大化することができる。
図2を参照すると、本開示のいくつかの実施の形態は、エスプレッソマシン10のブリューチャンバ15内のタンパー17で、低圧力で第1の圧縮を行い、続いて、ブリューチャンバ15内のタンパー17で、高圧力で第2の圧縮を行い、エスプレッソ含有飲料12を調製する方法に関するものである。いくつかの実施の形態は、自動エスプレッソマシン10に低圧力で第1の圧縮を行わせて、続いて、高圧力で第2の圧縮を行わせる実行命令がメモリ85に記憶されたプロセッサ80によって実行される、エスプレッソ含有飲料12を調製する方法に関するものである。さらに、他の実施の形態は、低圧力で第1の圧縮を行い、続いて、高圧力で第2の圧縮を行い、エスプレッソ含有飲料12を調製するシステムに関するものである。
いくつかの実施の形態では、エスプレッソ含有飲料を調製する方法は、挽いたコーヒーに第1の圧力を加え、挽いたコーヒーに予め水を注ぎ、挽いたコーヒーを休ませて、第1の圧力よりも高い圧力を挽いたコーヒーに加え、加圧された水で挽いたコーヒーを抽出する。ある実施の形態では、第1の圧縮は、およそ10から60kgで行われる。他の実施の形態では、第1の圧縮は、およそ15から55kgで行われる。さらに、他の実施の形態では、第1の圧縮は、およそ20から50kgで行われる。さらに、他の実施の形態では、第1の圧縮は、およそ25から40kgで行われる。さらに、他の実施の形態では、第1の圧縮は、およそ31kgで行われる。
ある実施の形態では、第2の圧縮は、およそ60から1000kgで行われる。さらに、他の実施の形態では、第2の圧縮は、およそ70から500kgで行われる。さらに、他の実施の形態では、第2の圧縮は、およそ100から500kgで行われる。さらに、他の実施の形態では、第2の圧縮は、およそ150から250kgで行われる。
図2乃至図4を参照すると、いくつかの実施の形態では、自動エスプレッソマシンは、プロセッサ80及び命令を記憶しているメモリ85を備えている。命令は、プロセッサによって実行されると、エスプレッソマシンのブリューチャンバ内のタンパー17に、挽いたコーヒーに対して、およそ10kgからおよそ60kgの圧力で第1の圧縮(またはタンピング)を適用させ、次に、挽いたコーヒーに水分を注入するためにブリューチャンバ15に湯を供給し、そして次に、タンパー17に、挽いたコーヒーに対して第1の圧力よりも高い圧力で第2の圧縮(またはタンピング)を適用させ、そして次に、温められ且つ加圧された水を挽いたコーヒーに通し、エスプレッソを抽出する。
以下の例は、実例としての目的にのみ提供されるものであり、本実施の形態の範囲を限定する意図のものではない。
(実施例1)
ある実施例では、以下の条件の下で、エスプレッソ含有飲料を調製する。図2を参照すると、レギュラー(regular)に挽いたコーヒーは、供給装置(feed device)27を介して、自動エスプレッソマシンのブリューチャンバ15内に配置される。メモリ85に記憶され、自動エスプレッソマシン10のプロセッサ80によって実行される命令にしたがって、初めに、タンパーで軽くタンピングを行い、挽いたコーヒーを31kgの圧力で圧縮してパックにする。次に、挽いたコーヒーに予め水を、およそ1000ミリ秒間、注ぐ。それから、挽いたコーヒーの状態をよくするために、およそ2000ミリ秒間、休ませる。次に、可動範囲(movement)が2.5mmの備え付けのリニアタンパー17を用いて、タンパーによる第2のタンピングを行い、挽いたコーヒーのパックを圧縮し、分配ノズル11を通して分配するエスプレッソ製品を製造する。このエスプレッソ製品は、単独の飲料として、または、エスプレッソ含有飲料12を調製するのに使用される。
この実施例では、シングルショットのコーヒーの分量は、およそ8から10グラムであり、ブリューチャンバ15は設計で直径42mmある。ブリューチャンバ15で使用したスクリーンには、三角形パターンの0.3mmの複数の孔があいており、孔間の間隔は1.2mmである。水圧は、およそ8から10barである。
(実施例2)
カフェイン抜きの挽いたコーヒーを自動エスプレッソマシンのブリューチャンバ15に配置したこと、及び、可動範囲が1.3mmの備え付けのリニアタンパー17を用いて、タンパーによる第2のタンピングを行い、カフェイン抜きの挽いたコーヒーのパックを圧縮した以外は、上記実施例1と同様の手順にしたがって行われた。カフェイン抜きのコーヒーに対して、可動範囲の小さいタンパーを用いることで、過度に抽出してしまうこと及び加工フレーバーを可能な限り防ぐことができる。特定のメカニズムの原理と結びつけられていないが、カフェインを抜くためにコーヒーを加工することで、過度に抽出されやすくなる可能性があるため、抽出の際の圧力を低くすることで、レギュラーコーヒーとバラツキの小さい、より優れた結果物及びフレーバープロフィールを製造することができると考えられる。
本明細書で使用されている“コーヒー(coffee)”の用語は、レギュラーコーヒー、カフェイン抜きのコーヒー、挽いたコーヒー、挽いていないコーヒー豆、焙煎済みコーヒー豆、挽いた焙煎済みコーヒー、コーヒー抽出物、可溶性のコーヒー及び未焙煎のコーヒーを含み且つ包含する(includes and encompasses)。
本明細書に記載の全ての工程は、1以上の汎用のコンピュータまたはプロセッサによって実行されるソフトウェア・コードモジュール(software code modules)によって具体化され、且つ、完全に自動化されていてもよい。コードモジュールは、どのようなタイプのコンピュータ読取可能なメディアまたはその他のコンピュータ・ストレージデバイスに記憶されていてもよい。いくつかの、または、全ての方法は、代わりに、専用のコンピュータ・ハードウェアによって具体化されていてもよい。さらに、本明細書に記載の構成要素及び命令(instructions)は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの組み合わせによって実行されていてもよい。いくつかの実施の形態では、本開示(instant disclosure)に表されている方法及びシステムに、マイクロプロセッサが含まれていてもよい。そのようなプロセッサは、例えば、Pentium(登録商標)processor、Pentium(登録商標) Pro processor、8051 processor、MIPS(登録商標)processor、Power PC processorまたはALPHA(登録商標)processorなど、従来からある(conventional)どのような汎用のシングルチップまたはマルチチップのマイクロプロセッサでもよい。さらに、マイクロプロセッサは、従来からあるデジタル信号プロセッサやグラフィックプロセッサなど、どのような専用のマイクロプロセッサであってもよい。マイクロプロセッサは、アドレスライン(address lines)、データライン(data lines)及び1以上のコントロールライン(control lines)を有していてもよい。
条件付きの言葉、例えば、数ある中でも、“〜してもよい”“〜ことができる”等の言葉は、特段の記載がない限り、または、使用されている文脈で他のように解釈できない限り、ある実施の形態を含み、他の実施の形態を含まない、ある特徴、構成要件及び/またはステップを一般的に意味することを意図している。したがって、そのような条件付きの言葉は、その特徴、構成要件及び/またはステップを一般的に意味することを意図していない。その特徴、構成要件及び/またはステップは、1以上の実施の形態に要求されている、または、決定するための論理を含む1以上の実施の形態が必然的に含み、ユーザによる入力または促し(prompting)を伴って、または、伴わないで、これらの特徴、構成要件及び/またはステップが特定の実施の形態に含まれ、または、実行される。
上記実施の形態には、多くの変形及び改良を行うことができることを強調する必要があり、上記実施の形態の構成要件は、何よりも受け入れ可能な例であると理解すべきである。ここで開示されている範囲は、そのような全ての変形及び改良を含むことを意図しており、以下の特許請求の範囲によって保護される。

Claims (36)

  1. エスプレッソの調製方法であって、
    エスプレッソマシンのブリューチャンバに、挽いたコーヒーを供給し、
    およそ10kgからおよそ60kgの圧力で、前記挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行い、
    およそ60kgからおよそ500kgの圧力で、前記挽いたコーヒーに対して第2の圧縮を行い、
    前記挽いたコーヒーに、温められ且つ加圧された水を通して、前記エスプレッソを抽出することを特徴とするエスプレッソの調製方法。
  2. 前記挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行うことが、およそ15kgからおよそ55kgの圧力で前記挽いたコーヒーを圧縮することからなる請求項1に記載のエスプレッソの調製方法。
  3. 前記挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行うことが、およそ20kgからおよそ40kgの圧力で前記挽いたコーヒーを圧縮することからなる請求項1に記載のエスプレッソの調製方法。
  4. 前記挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行うことが、およそ30kgからおよそ33kgの圧力で前記挽いたコーヒーを圧縮することからなる請求項1に記載のエスプレッソの調製方法。
  5. 前記挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行うことが、およそ31kgの圧力で前記挽いたコーヒーを圧縮することからなる請求項1に記載のエスプレッソの調製方法。
  6. さらに、前記挽いたコーヒーを休ませることを含む請求項1に記載のエスプレッソの調製方法。
  7. さらに、前記挽いたコーヒーに水を注入することを含む請求項1に記載のエスプレッソの調製方法。
  8. 前記挽いたコーヒーを休ませる前に、さらに、前記挽いたコーヒーに水を注入する請求項6に記載のエスプレッソの調製方法。
  9. 前記挽いたコーヒーに水を注入することを、およそ1000ミリ秒行う請求項7に記載のエスプレッソの調製方法。
  10. 前記挽いたコーヒーに水を注入することを、およそ1000ミリ秒行う請求項8に記載のエスプレッソの調製方法。
  11. 前記挽いたコーヒーを休ませることを、およそ2000ミリ秒行う請求項6に記載のエスプレッソの調製方法。
  12. 前記挽いたコーヒーが、およそ6グラムからおよそ12グラムの挽いたコーヒーからなる請求項1に記載のエスプレッソの調製方法。
  13. 前記挽いたコーヒーが、およそ8グラムからおよそ10グラムの挽いたコーヒーからなる請求項1に記載のエスプレッソの調製方法。
  14. 前記加圧された水が、およそ8barからおよそ10barの圧力に加圧されている請求項1に記載のエスプレッソの調製方法。
  15. 自動エスプレッソマシンを用いて、挽いたコーヒーからエスプレッソ含有飲料を調製するコンピュータ実現方法であって、
    前記コンピュータ実現方法は、
    およそ10kgからおよそ60kgの圧力で、前記挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行わせ、
    およそ60kgからおよそ500kgの圧力で、前記挽いたコーヒーに対して第2の圧縮を行わせ、
    前記挽いたコーヒーに、温められ且つ加圧された水を通して、前記エスプレッソを抽出させることを特徴とするエスプレッソ含有飲料調製のコンピュータ実現方法。
  16. 前記挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行わせことが、およそ20kgからおよそ40kgの圧力で前記挽いたコーヒーを圧縮させることからなる請求項15に記載のコンピュータ実現方法。
  17. 前記挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行わせることが、およそ31kgの圧力で前記挽いたコーヒーを圧縮させることからなる請求項15に記載のコンピュータ実現方法。
  18. さらに、前記挽いたコーヒーを休ませることを含む請求項15に記載のコンピュータ実現方法。
  19. さらに、前記挽いたコーヒーに水を注入させることを含む請求項15に記載のコンピュータ実現方法。
  20. 前記挽いたコーヒーを休ませることの前に、さらに、前記挽いたコーヒーに水を注入させることを含む請求項18に記載のコンピュータ実現方法。
  21. 前記挽いたコーヒーに水を注入させることを、およそ1000ミリ秒行う請求項19に記載のコンピュータ実現方法。
  22. 前記挽いたコーヒーに水を注入させることを、およそ1000ミリ秒行う請求項20に記載のコンピュータ実現方法。
  23. 前記挽いたコーヒーを休ませることを、およそ2000ミリ秒行う請求項18に記載のコンピュータ実現方法。
  24. 前記加圧された水が、およそ8barからおよそ10barの圧力に加圧されている請求項15に記載のコンピュータ実現方法。
  25. ブリューチャンバと、少なくとも1つのタンパーと、プロセッサと、メモリとを備えた自動エスプレッソマシンであって、
    前記プロセッサは、前記メモリに記憶された命令を実行し、およそ10kgからおよそ60kgの圧力で、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行い、およそ60kgからおよそ500kgの圧力で、前記挽いたコーヒーに対して第2の圧縮を行い、前記挽いたコーヒーに温められ且つ加圧された水を通して、エスプレッソを抽出するように、前記少なくとも1つのタンパー及び前記ブリューチャンバの動作を制御することを特徴とする自動エスプレッソマシン。
  26. 前記挽いたコーヒーに対する第1の圧縮が、およそ20kgからおよそ40kgの圧力で行われる請求項25に記載の自動エスプレッソマシン。
  27. 前記挽いたコーヒーに対する第1の圧縮が、およそ31kgの圧力で行われる請求項25に記載の自動エスプレッソマシン。
  28. 前記第1の圧縮と前記第2の圧縮の間に、前記挽いたコーヒーを休ませる請求項25に記載の自動エスプレッソマシン。
  29. 前記第1の圧縮と前記第2の圧縮の間に、前記挽いたコーヒーに水が注入される請求項25に記載の自動エスプレッソマシン。
  30. 前記挽いたコーヒーを休ませる前に、前記挽いたコーヒーに水が注入される請求項28に記載の自動エスプレッソマシン。
  31. 前記挽いたコーヒーに、水をおよそ1000ミリ秒間注入する請求項29に記載の自動エスプレッソマシン。
  32. 前記挽いたコーヒーに、水をおよそ1000ミリ秒間注入する請求項30に記載の自動エスプレッソマシン。
  33. 前記挽いたコーヒーを、およそ2000ミリ秒間休ませる請求項28に記載の自動エスプレッソマシン。
  34. 前記加圧された水が、およそ8barからおよそ10barの圧力に加圧されている請求項25に記載の自動エスプレッソマシン。
  35. 少なくとも1つのタンパーと、プロセッサと、メモリとを備えた自動エスプレッソマシンであって、
    前記プロセッサによって実行されることによって、前記メモリに記憶された命令は、前記少なくとも1つのタンパーに、およそ10kgからおよそ60kgの圧力で、挽いたコーヒーに対して第1の圧縮を行わせ、且つ、前記少なくとも1つのタンパーに、およそ60kgからおよそ500kgの圧力で、前記挽いたコーヒーに対して第2の圧縮を行わせることを特徴とする自動エスプレッソマシン。
  36. 前記挽いたコーヒーに加圧された水を通すエレメントをさらに備えており、
    前記加圧された水は、およそ8barからおよそ10barの圧力に加圧されている請求項35に記載の自動エスプレッソマシン。
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