JP2012222503A - 情報処理装置及び方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数人のユーザが、視聴状態によらず、同一のシーンを同時に視聴することができるようにする。
【解決手段】 再生制御部は、所定のコンテンツの再生を制御し、所定のコンテンツを他の情報処理装置と同期して再生する場合に、他の情報処理装置における所定のコンテンツの再生状態を示す情報を受信し、所定のコンテンツを他の情報処理装置と同期して再生するに際し、受信した情報に応じて、所定のコンテンツと他のコンテンツとを切り替えて再生する制御をする。本技術は、コンテンツの同期再生が行われる情報処理装置に適用することができる。
【選択図】図5

Description

本技術は、情報処理装置及び方法、並びにプログラムに関し、特に、複数人のユーザが、視聴状態によらず、同一のシーンを同時に視聴することができる、情報処理装置及び方法、並びにプログラムに関する。
従来、遠隔地にいる者同士が同一のコンテンツの同一のシーンを同時に視聴できるように、コンテンツを同期再生する手法が存在する(特許文献1参照)。コンテンツの同期再生により、遠隔地にいる者同士が、チャット等により、リアルタイムで同一のシーンに対する意見や感想を交換することができる。
特開2006−41885号公報
しかしながら、コンテンツの同期再生は、ユーザが連続してコンテンツを視聴することを前提に行われる。すなわち、ユーザがコンテンツを視聴している場所から離れる場合については想定されておらず、あるユーザがコンテンツを視聴している場所から離れた場合にも、同期再生されているコンテンツは、他のユーザに対して再生されているのと同様に再生され続ける。したがって、コンテンツを視聴している場所から離れたユーザは、他のユーザと同じタイミングで同一のシーンを視聴することができない。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、複数人のユーザが、視聴状態によらず、同一のシーンを同時に視聴することができるようにしたものである。
本技術の一側面の情報処理装置は、所定のコンテンツの再生を制御する再生制御部を備え、前記再生制御部は、前記所定のコンテンツを他の情報処理装置と同期して再生する場合に、前記他の情報処理装置における前記所定のコンテンツの再生状態を示す情報を受信し、前記所定のコンテンツを前記他の情報処理装置と同期して再生するに際し、受信した前記情報に応じて、前記所定のコンテンツと他のコンテンツとを切り替えて再生する制御をする。
前記再生制御部は、前記他の情報処理装置において前記所定のコンテンツの再生が一時停止されたことを示す情報を受信した場合、前記所定のコンテンツの再生を一時停止して前記他のコンテンツの再生に切り替え、前記他の情報処理装置において前記所定のコンテンツの再生の一時停止が解除されたことを示す情報を受信した場合、前記他のコンテンツの再生を停止して前記所定のコンテンツの再生に切り替えることができる。
前記再生制御部は、前記所定のコンテンツの内容の盛上りの度合いを示す盛上り特性の値が、所定の閾値以下となった場合に、前記所定のコンテンツの再生を一時停止して前記他のコンテンツの再生に切り替えることができる。
前記所定のコンテンツを再生する再生モードとして、前記他の情報処理装置と同期して再生する同期再生モードと、前記他の情報処理装置と非同期に再生する通常再生モードとのうち一方から他方へ切り替える再生モード切替部をさらに備え、前記再生制御部は、前記再生モード切替部により前記同期再生モードに切り替えられた場合、前記他の情報処理装置における前記所定のコンテンツの再生状態を示す情報を受信することができる。
前記再生制御部は、前記所定のコンテンツの音声レベルが一定のレベル以下となった場合、またはシーンチェンジが検出された場合に、前記所定のコンテンツの再生を一時停止して前記他のコンテンツの再生に切り替えることができる。
前記再生制御部により前記他の情報処理装置において前記所定のコンテンツの再生が一時停止されたという情報が受信された場合、前記他の情報処理装置における前記所定のコンテンツの再生の一時停止時間の計測を開始する計時部をさらに備えることができる。
前記再生制御部は、前記計時部により計測されている前記一時停止時間が予め設定された許容時間を超えた場合、前記他のコンテンツの再生を前記所定のコンテンツの再生に切り替えることができる。
前記計時部は、前記一時停止時間が前記許容時間を超えた場合、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の計測を開始することができる。
前記再生制御部は、前記一時停止時間が許容時間を超えた後で、前記他の情報処理装置において前記所定のコンテンツの再生の一時停止が解除されたという情報を受信した場合、その後の前記所定のコンテンツの再生を、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の分だけ遅延することができる。
前記再生制御部は、前記所定のコンテンツの再生を、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の分だけ遅延させるために、前記所定のコンテンツの前記盛上り特性の値が所定の閾値以下となった場合に、前記所定のコンテンツの再生を前記他のコンテンツの再生に切り替える処理を、前記盛上り特性の値が所定の閾値以下である区間分の前記他のコンテンツの再生が、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の分になるまで繰り返すことができる。
前記再生制御部は、前記所定のコンテンツの再生を、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の分だけ遅延させるために、前記所定のコンテンツの前記盛上り特性の値が所定の閾値以下となった場合に、前記所定のコンテンツの再生を前記他のコンテンツの再生に切り替える処理を、前記盛上り特性の値が所定の閾値以下である区間分の前記他のコンテンツの再生が、前記許容時間を超えてからの一時停止時間から前記所定のコンテンツの所定の区間の再生時間を除いた分になるまで繰り返すことができる。
前記他のコンテンツは、前記所定のコンテンツに関係する内容のコンテンツ、広告コンテンツ、または前記ユーザの嗜好を反映した内容のコンテンツとすることができる。
前記再生制御部により前記所定のコンテンツまたは前記他のコンテンツが再生されている最中に、前記他の情報処理装置との間で送受信されるテキストデータを表示する表示部をさらに備えることができる。
前記所定のコンテンツ及び前記他のコンテンツは、ネットワークを介してストリーミング配信されたものであり、前記ストリーミング配信された前記所定のコンテンツ及び前記他のコンテンツを記録する記録部をさらに備え、前記再生制御部は、受信した前記情報に応じて、前記記録部に記録された前記所定のコンテンツと前記他のコンテンツとを切り替えて再生する制御をすることができる。
前記他のコンテンツは、ネットワークを介してストリーミング配信されたものであり、前記ストリーミング配信された前記他のコンテンツ、及び前記所定のコンテンツを記録する記録部をさらに備え、前記再生制御部は、受信した前記情報に応じて、前記記録部に記録された前記所定のコンテンツと前記他のコンテンツとを切り替えて再生する制御をすることができる。
本技術の一側面の情報処理方法及びプログラムは、上述した本技術の一側面の情報処理装置に対応する方法及びプログラムである。
本技術の一側面の情報処理装置及び方法並びにプログラムにおいては、所定のコンテンツの再生が制御され、前記所定のコンテンツが他の情報処理装置と同期して再生される場合に、前記他の情報処理装置における前記所定のコンテンツの再生状態を示す情報が受信され、前記所定のコンテンツが前記他の情報処理装置と同期して再生されるに際し、受信された前記情報に応じて、前記所定のコンテンツと他のコンテンツとが切り替えられて再生する制御がされる。
以上のごとく、本技術によれば、複数人のユーザが、視聴状態によらず、同一のシーンを同時に視聴することができる。
第1実施形態が適用される共同視聴システムの構成を示すブロック図である。 共同視聴の概要について説明する図である。 サーバの構成例を示すブロック図である。 表示装置の構成例を示すブロック図である。 システムコントローラの機能的構成例を示すブロック図である。 コンテンツの盛上りの度合いに応じてコンテンツを切り替える共同視聴の手法について説明する図である。 コンテンツの一時停止時間が長時間に及ぶ場合の共同視聴の手法について説明する図である。 コンテンツの一時停止時間が長時間に及ぶ場合の共同視聴の他の手法について説明する図である。 表示装置の同期再生処理の流れを説明するフローチャートである。 他の表示装置の同期再生処理の流れを説明するフローチャートである。 ディスプレイの表示例を示す図である。 第2実施形態が適用される共同視聴システムの構成を示すブロック図である。
本技術の実施形態として、2つの実施形態(以下、それぞれ第1実施形態及び第2実施形態と称する)について、以下の順序で説明する。
1.第1実施形態(共同視聴コンテンツと個別CMコンテンツがストリーミング配信される例)
2.第2実施形態(各表示装置に記録されたコンテンツから共同視聴コンテンツが決定される例)
以下、図面を参照して、本技術の実施の形態について説明する。
<1.第1実施形態>
[共同視聴システム1の構成例]
図1は、本技術の第1実施形態が適用される共同視聴システムの構成を示すブロック図である。
共同視聴とは、コンテンツの同期再生により、複数人のユーザが当該コンテンツの同一のシーンを同時に視聴することをいう。
コンテンツは、映画、音楽、演劇、文芸、写真、漫画、アニメーション、コンピュータゲームその他の文字、図形、色彩、音声、動作若しくは映像若しくはこれらを組み合わせたもの又はこれらに係る情報を電子計算機を介して提供するためのプログラム(電子計算機に対する指令であって、一の結果を得ることができるように組み合わせたものをいう。)である。ただし、本実施形態では、コンテンツとして映像(動画像)が採用されている。また、コンテンツは、記録媒体に記録される必要があるため、その記録媒体に記録可能なデータの形態を取る。
シーンは、コンテンツから区分された所定の区間の映像であり、1つのコンテンツは、複数のシーンの集合体からなる。
図1の共同視聴システム1は、サーバ11及び表示装置12−1乃至12−N(Nは、2以上の整数値であって、図1の例では3)が、インターネット21を介して相互に接続されて構成されている。なお、ユーザU1(図示せず。以下、同様)は表示装置12−1を、ユーザU2は表示装置12−2を、ユーザU3は表示装置12−3を、それぞれ用いてコンテンツの共同視聴を行う。以下、表示装置12−1乃至12−3を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて表示装置12と称する。
サーバ11は、インターネット21を介して、表示装置12−1乃至12−3のそれぞれに対して、共同視聴コンテンツ41をストリーミング配信する。また、サーバ11は、インターネット21を介して、表示装置12−1乃至12−3のそれぞれに対して、個別CM(commercial message)コンテンツ51−1乃至51−3のそれぞれを個別にストリーミング配信する。
共同視聴コンテンツ41は、ユーザU1乃至U3にとって共同視聴の対象とされる映像(動画像)であり、ストリームデータの形態で伝送される。個別CMコンテンツ51−i(iは、1乃至3のうちの何れかの整数値)は、ユーザUiの視聴状態に応じて、共同視聴コンテンツ41から切り替えられて表示装置12−iにおいて再生される。個別CMコンテンツ51−iとしては、共同視聴コンテンツ41に関係する他のコンテンツ、広告コンテンツ、または各ユーザUiの嗜好を反映したユーザUi毎に個別のコンテンツを採用することができる。以下、共同視聴コンテンツ41と個別CMコンテンツ51−1乃至51−3とを総称して、適宜、コンテンツとも称する。即ち、以下、断りのない限り、コンテンツとは、共同視聴コンテンツ41、個別CMコンテンツ51−1乃至51−3のうちの何れかであるものとする。また、表示場所の観点から、表示装置12−iにおいて再生されるコンテンツを、コンテンツCiと称する。
また、サーバ11は、表示装置12−1乃至12−3から、それぞれ共同視聴コンテンツ41が再生されているか否かの情報を受信して、表示装置12−1乃至12−3のそれぞれに、他の表示装置12で共同視聴コンテンツ41が再生されているか否かの情報(以下、他装置再生有無情報と呼ぶ)を送信する。
表示装置12−iは、サーバ11から配信されるコンテンツをバッファリングする。そして、表示装置12−iは、サーバ11から受信した他装置再生有無情報に応じて、バッファリングされたコンテンツのうち、共同視聴コンテンツ41と個別CMコンテンツとを切り替えて再生する。
なお、表示装置12−iを操作するユーザUiは、共同視聴コンテンツ41を視聴する場合に、当該表示装置12−iの再生モードを、通常再生モードまたは同期再生モードに切り替えることができる。通常再生モードでは、共同視聴コンテンツ41が中断されずに再生される。同期再生モードでは、他のユーザUj(jは、i以外の1乃至3の整数値)の視聴状態に応じて、共同視聴コンテンツ41と個別CMコンテンツ51−iとが切り替えられて再生される。
また、ユーザUiとユーザUjとが、共同視聴コンテンツ41を共同視聴中にチャット(すなわち、リアルタイムな対話)をすることができるように、表示装置12−iは、ユーザUiが入力したテキストデータ等を、インターネット21を介して他の表示装置12−jに送信することができる。
[共同視聴の概要]
図2は、共同視聴システム1による共同視聴の概要について説明する図である。
図2の下方に示される横軸は、時間を示している。
図2Aは、通常再生モード時に、表示装置12−1乃至12−3のそれぞれが同期再生する共同視聴コンテンツ41を示している。共同視聴コンテンツ41は、シーン41−1乃至41−M(Mは2以上の整数値)から構成される。シーン41−1乃至41−Mのそれぞれは、その順番で連続して再生される。なお、図2Aにおいては、M=6以上とされており、シーン41−1乃至41−Mのうち、シーン41−1乃至41−6のみが示されている。
図2Bは、同期再生モード時に、ユーザU1が、表示装置12−1を操作して共同視聴コンテンツ41の再生を一時停止してその後再生する場合に、表示装置12−1に再生されるコンテンツC1を示している。なお、以下の説明では、ユーザU1が、共同視聴コンテンツ41の再生を一時停止した場合について説明するが、他のユーザUjが、共同視聴コンテンツ41の再生を一時停止した場合も同様の処理となる。
ユーザU1は、所定の視聴場所で共同視聴コンテンツ41を共同視聴している最中の、例えば共同視聴コンテンツ41のシーン41−2の再生が終わった時刻ta1に、リモートコントローラ等の入力機器を操作して共同視聴コンテンツ41の再生を一時停止する指示をし、視聴場所から離れたとする。この場合、表示装置12−1は、当該指示にしたがって、時刻ta1から共同視聴コンテンツ41の再生を一時停止させる。
その後、ユーザU1が視聴場所に戻り、時刻ta2に入力機器を操作して共同視聴コンテンツ41の再生の一時停止の解除を指示したとする。この場合、表示装置12−1は、時刻ta2に、共同視聴コンテンツ41の一時停止状態を解除して、シーン41−2の次のシーンであるシーン41−3から再生を再開させる。
図2Cは、同期再生モード時に、表示装置12−2に再生されるコンテンツC2を示している。表示装置12−2には、時刻ta1までは、共同視聴コンテンツ41がコンテンツC2として連続して再生される。しかしながら、ユーザU1が共同視聴コンテンツ41の再生の一時停止を指示して視聴場所から離れた時刻ta1に、表示装置12−2は、表示対象のコンテンツC2を、共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ51−2に切り替える。そして、時刻ta1から、ユーザU1が共同視聴コンテンツ41の一時停止状態の解除を指示する時刻ta2までの間、表示装置12−2は、個別CMコンテンツ51−2を連続して再生する。
個別CMコンテンツ51−2は、シーン51−21乃至51−2n(nは、1以上の整数値)から構成され、時刻ta1から時刻ta2までの時間帯では、その時間分のシーンが再生される。図2の例では、個別CMコンテンツ51−2は、時刻ta1から時刻ta2の間に、シーン51−21乃至51−23が再生される。
その後、ユーザU1が共同視聴コンテンツ41の一時停止状態の解除を指示させた時刻ta2から、表示装置12−2は、コンテンツC2を個別CMコンテンツ51−2から共同視聴コンテンツ41に切り替え、当該共同視聴コンテンツ41の再生を再開させる。この場合、共同視聴コンテンツ41のシーン41−3から再生される。
図2Dは、同期再生モード時に、表示装置12−3に再生されるコンテンツC3を示している。表示装置12−3にも、表示装置12−2と同様に、時刻ta1までは、共同視聴コンテンツ41がコンテンツC3として連続して再生される。しかしながら、ユーザU1が共同視聴コンテンツ41の再生の一時停止を指示して視聴場所から離れた時刻ta1に、表示12−3は、表示対象のコンテンツC3を、共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ51−3に切り替える。そして、時刻ta1から、ユーザU1が共同視聴コンテンツ41の再生の一時停止状態の解除を指示する時刻ta2までの間、表示装置12−3は、個別CMコンテンツ51−3を連続して再生する。
個別CMコンテンツ51−3は、シーン51−31乃至51−3n(nは、1以上の整数値)から構成され、時刻ta1から時刻ta2までの時間帯では、その時間分のシーンが再生される。図2の例では、個別CMコンテンツ51−3は、時刻ta1から時刻ta2の間に、シーン51−31乃至51−33が再生される。
その後、ユーザU1が共同視聴コンテンツ41の再生の一時停止状態の解除を指示させた時刻ta2から、表示装置12−3は、コンテンツC3を個別CMコンテンツ51−3から共同視聴コンテンツ41に切り替え、当該共同視聴コンテンツ41の再生を再開させる。この場合、共同視聴コンテンツ41のシーン41−3から再生される。
なお、ユーザU1は、視聴場所から離れる場合には、入力機器を操作して共同視聴コンテンツ41の再生を一時停止する指示をする。しかしながら、共同視聴コンテンツ41の再生の一時停止は、ユーザU1による入力機器の操作によらなくてもよい。すなわち、センサ等の検出結果からユーザU1が視聴場所から離れたと判定された場合に、共同視聴コンテンツ41の再生が一時停止されるようにしてもよい。同様に、共同視聴コンテンツ41の再生の一時停止状態の解除も、ユーザU1による入力機器の操作によらず、センサ等の検出結果からユーザU1が視聴場所に戻ったと判定された場合に、共同視聴コンテンツ41の再生の一時停止が解除されるようにしてもよい。
このように、ユーザU1が共同視聴している共同視聴コンテンツ41の再生を一時停止する指示をすると、ユーザU2が視聴するコンテンツC2が共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ51−2に切り替えられ、同様に、ユーザU3が視聴するコンテンツC3が共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ51−3に切り替えられる。
すなわち、ユーザU1がコンテンツC1を視聴する表示装置12−1は、当該ユーザU1が視聴場所から離れると、当該ユーザU1の指示操作にしたがって、共同視聴コンテンツ41の再生を一時停止させる。これに同期して、ユーザU2がコンテンツC2を視聴する表示装置12−2、及びユーザU3がコンテンツC3を視聴する表示装置12−3は、共同視聴コンテンツ41の再生を一時停止させる。ただし、この間、ユーザU2は視聴場所から離れずに視聴状態を維持している。このため、表示装置12−2は、コンテンツC2の再生を一時停止させるのではなく、コンテンツC2として、共同視聴コンテンツ41の代わりに、個別CMコンテンツ51−2を再生させる。同様に、ユーザU3は視聴場所から離れずに視聴状態を維持している。このため、表示装置12−3は、コンテンツC3の再生を一時停止させるのではなく、コンテンツC3として、共同視聴コンテンツ41の代わりに、個別CMコンテンツ51−3を再生させる。
その後、ユーザU1が視聴場所に戻り再生の再開を指示すると、表示装置12−1は、共同視聴コンテンツ41の再生を再開させる。これに同期して、ユーザU2用の表示装置12−2は、コンテンツC2として、個別CMコンテンツ51−2から共同視聴コンテンツ41に切り替えて再生を続ける。同様に、ユーザU3用の表示装置12−3は、コンテンツC3として、個別CMコンテンツ51−3から共同視聴コンテンツ41に切り替えて再生を続ける。
したがって、共同視聴が行われている最中に、その中の1人のユーザU1が視聴場所を離れた場合であっても、ユーザU1,U2,U3は、同一のコンテンツの同一のシーンを同時に視聴することができる。
[サーバ11の構成例]
図3は、図1の共同視聴システム1のうちのサーバ11の構成例を示すブロック図である。
サーバ11は、ネットワークI/F部71、共同視聴サービスポータルWEB部72、コンテンツ配信管理部73、コンテンツライセンス管理部74、共同視聴コンテンツ蓄積部75、個別CMコンテンツ蓄積部76、ユーザ情報管理部77、及び共同視聴マッチング部78が、インター/イントラネットワーク79を介して相互に接続されている。サーバ11は、ネットワークI/F部71を介してインターネット21に接続されている。
共同視聴サービスポータルWEB部72は、複数のユーザがコンテンツの共同視聴をできるようにするためのサービス(以下、共同視聴サービスと称する)を提供する窓口となる装置である。このため、共同視聴サービスポータルWEB部72は、インターネット21を介して表示装置12−1乃至12−3のそれぞれと個別に通信し、共同視聴に必要な情報を授受する。
したがって、表示装置12−iは、共同視聴サービスを受けようとする場合、インターネット21を介して共同視聴サービスポータルWEB部72にアクセスする。この場合、共同視聴サービスポータルWEB部72は、例えば、表示装置12−iを用いるユーザUiに対して共同視聴の参加の勧誘をするための情報を、表示装置12−iとの間で授受する。即ち、共同視聴サービスポータルWEB部72は、ユーザUiに所定の日時から所定のコンテンツを共同視聴できる旨の情報を送信し、共同視聴の参加の勧誘をする。
コンテンツ配信管理部73は、共同視聴コンテンツ蓄積部75に対して、表示装置12−1乃至12−3のそれぞれへの共同視聴コンテンツ41の配信指示を行う。また、コンテンツ配信管理部73は、個別CMコンテンツ蓄積部76に対して、表示装置12−1乃至12−3のそれぞれへの個別CMコンテンツ51−1乃至51−3のそれぞれの配信指示を行う。例えば、コンテンツ配信管理部73は、共同視聴サービスポータルWEB部72がユーザUiに提示した所定の日時に所定のコンテンツが配信されるように、共同視聴コンテンツ蓄積部75及び個別CMコンテンツ蓄積部76に対して配信指示を行う。
コンテンツライセンス管理部74は、表示装置12に配信される共同視聴コンテンツ41及び個別CMコンテンツ51−1乃至51−3のライセンス管理を行う。
共同視聴コンテンツ蓄積部75は、共同視聴コンテンツ41を記録する。
個別CMコンテンツ蓄積部76は、個別CMコンテンツ51−1乃至51−3を記録する。
ユーザ情報管理部77は、共同視聴サービスの提供対象となるユーザUiと当該ユーザUiの表示装置12−iについての情報を管理する。
共同視聴マッチング部78は、共同視聴サービスの提供対象となるユーザUi、並びに配信される共同視聴コンテンツ41及び個別CMコンテンツ51−1乃至51−3の決定を行う。
[表示装置12の構成例]
図4は、図1の共同視聴システム1のうちの表示装置12の構成例を示すブロック図である。
表示装置12は、ネットワークI/F部91、チューナ92、記録処理部94、画像音声特徴抽出部95、操作部96、I/F部97、メモリ98、ディスクドライブ99が、コントロールバス110を介して相互に接続されている。また、表示装置12は、記録媒体101、再生指示部102、再生処理部103、視覚センサ104、聴覚センサ105、視聴状態判定部106、表示処理部107、ディスプレイ108、及びシステムコントローラ109が、コントロールバス110を介して相互に接続されている。表示装置12の各構成要素のデータは、データバス111を介して送受信される。
表示装置12は、ネットワークI/F部91を介してインターネット21に接続されている。即ち、サーバ11から配信されるコンテンツは、インターネット21からネットワークI/F部91に受信され、記録処理部94に供給される。
チューナ92は、図示せぬ複数の放送局の中から受信対象の放送局を選択し、受信対象として選択した放送局から電波として放送されるコンテンツ(テレビジョン放送番組等)をアンテナ93を介して受信する。チューナ92は、受信した電波を復調し、その結果映像信号となったコンテンツに対して各種処理を施し、記録処理部94に供給する。
記録処理部94は、サーバ11から配信されてネットワークI/F部91に受信されたコンテンツや、放送局から放送されてチューナ92に受信されたコンテンツを、記録媒体101に記録するために適した形態、例えば所定の圧縮符号化方式に準拠した圧縮符号化データの形態に変換し、記録媒体101に記録させる。
画像音声特徴抽出部95は、サーバ11から配信されてネットワークI/F部91に受信されたコンテンツのうち共同視聴コンテンツ41から、画像特徴量と音声特徴量を抽出し、システムコントローラ109に供給する。なお、共同視聴コンテンツ41の画像特徴量と音声特徴量は、コンテンツの内容の盛上りの度合いを表す盛上り特性の算出に用いられる。盛上り特性については後述する。
操作部96は、ボタンやダイヤルを有するリモートコントローラ等により構成され、ユーザUiによる所定操作を受け付ける。ユーザUiは、操作部96を操作することにより、コンテンツの再生、一時停止等を指示することができる。また、ユーザUiは、操作部96を操作することにより、コンテンツの再生モードの切り替えを指示することができる。
I/F部97は、操作部96により受け付けられた所定操作に基づいた操作信号を、システムコントローラ109に供給する。
メモリ98は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成され、システムコントローラ109が各種の処理を実行する上において必要なデータ等が適宜記憶される。
ディスクドライブ99には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなるリムーバブルメディア100が適宜装着される。そして、これらから読み出されたコンテンツが、必要に応じて記録媒体101にバッファリングされる。
記録媒体101は、ハードディスク、フラッシュメモリ等により構成され、記録処理部94から供給されたコンテンツの映像信号をバッファリングする。または、ディスクドライブ99に装着されたリムーバブルメディア100に記録されたコンテンツをバッファリングする。
再生指示部102は、システムコントローラ109の指示に基づいて、再生処理部103の再生処理を指示する。
再生処理部103は、ディスクドライブ99に装着されたリムーバブルメディア100に記録されたコンテンツ、または記録媒体101にバッファリングされているコンテンツを、再生指示部102の指示に従って再生する。
視覚センサ104及び聴覚センサ105は、ユーザUiがディスプレイ108に表示された共同視聴コンテンツ41を視聴できる位置にいるかを検出し、検出結果を視聴状態判定部106に供給する。
視聴状態判定部106は、視覚センサ104及び聴覚センサ105から供給された検出結果からユーザUiの視聴状態を判定し、判定結果をシステムコントローラ109に供給する。すなわち、視聴状態判定部106は、ユーザが視聴場所から離れたこと、及び戻ってきたことを判定する。
表示処理部107は、再生処理部103によって再生されるコンテンツを、ディスプレイ108に表示するために適した形態に変換し、ディスプレイ108に供給する。
ディスプレイ108は、表示処理部107から供給されるコンテンツを表示する。
システムコントローラ109は、表示装置12全体の処理を制御する。システムコントローラ109の機能について、図5を用いて説明する。
[システムコントローラの機能的構成例]
図5は、システムコントローラ109の機能的構成例を示すブロック図である。
システムコントローラ109は、再生モード切替部131、再生制御部132、及び計時部133から構成されている。
再生モード切替部131は、ユーザによる所定操作を受けた操作部96からの操作信号に従って、再生モードとして、通常再生モードと同期再生モードとのうち一方から他方へ切り替える。
再生制御部132は、再生指示部102に対してコンテンツの再生や停止の指示をすることで、コンテンツの再生を制御する。例えば、再生制御部132は、ユーザによる所定操作を受けた操作部96からの操作信号に従って、コンテンツの再生を再生指示部102に指示する。また、再生制御部132は、視聴状態判定部106による視聴状態の判定結果に基づいて、ユーザが視聴場所から離れた場合にはコンテンツの再生を一時停止させ、当該ユーザが視聴場所に戻ってきた場合には一時停止を解除するように、再生指示部102に対してコンテンツの一時停止や再生の指示をする。
また、再生制御部132は、インターネット21を介してサーバ11から供給される、他装置再生有無情報等から、再生指示部102に対してコンテンツの再生の指示をする。
さらに、再生制御部132は、画像音声特徴抽出部95により抽出された画像特徴量と音声特徴量から、盛上り特性を算出する。盛上り特性は、コンテンツの内容の盛上りの度合いを示す値の時間推移であり、その値が高いほど盛上っていることを示す。盛上り度合いとは、多数の視聴者にとって、盛上っていると感じる度合いの推定量である。再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の画像特徴量の変化(すなわち、画像特徴量の変化が激しいほど盛上っていると判断できる)、及び音声特徴量の変化(すなわち、音声レベルが高いほど盛上っていると判断できる)に応じて盛上り特性の値を算出する。
計時部133は、コンテンツの再生時間及び一時停止時間を計測する。
このような構成の共同視聴システム1において、ユーザU1乃至U3が共同視聴コンテンツ41を共同視聴している最中に、その中の1人のユーザU1が視聴場所を離れた場合であっても、その後ユーザU1が視聴場所に戻ってきた後は、ユーザU1乃至U3は、共同視聴コンテンツ41の同一のシーンを同時に視聴することができる。すなわち、複数人のユーザU1乃至U3の全員が、それぞれの視聴場所に存在する場合には、共同視聴コンテンツ41の同一のシーンを同時に視聴することができる。また、ユーザU2及びU3の各々は、ユーザU1が視聴場所を離れたことにより共同視聴コンテンツ41の再生が中断されても、その間は、例えば、自身の嗜好が反映された個別CMコンテンツ51−2,51−3の各々が再生されるので、有益な情報を得ることができ、退屈しなくてすむ。
しかしながら、ユーザU2,U3の各々が視聴しているコンテンツC2,C3の各々が、ユーザU1が視聴場所を離れたことにより共同視聴コンテンツ41の再生を一時停止したタイミングで、突然、共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ51−2,51−3の各々切り替えられると、ユーザU2,U3は違和感を覚えるおそれがある。したがって、このようなおそれを回避すべく、ユーザU2,U3の各々が視聴しているコンテンツC2,C3の各々を共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ51−2,51−3の各々に切り替えるタイミングとして、例えば、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性に応じたタイミングを採用するとよい。ユーザU2,U3にとっては他人のユーザU1が視聴場所から離れたという行動(なお、その行動はユーザU2,U3は見えないので即座に確認できない)時点よりも、ユーザU2,U3が実際に視聴している共同視聴コンテンツ41の盛上りの度合いが下がった時点で、個別CMコンテンツ51−2,51−3のそれぞれに切り替えられた方が、ユーザU2,U3の違和感が減少すると想定できるからである。
このようにコンテンツの盛上り特性に応じてコンテンツを切り替える共同視聴の手法について、図6乃至図9を用いて説明する。
[コンテンツの盛上りの度合いに応じてコンテンツを切り替える共同視聴の手法]
図6は、コンテンツの盛上りの度合いに応じてコンテンツを切り替える共同視聴の手法について説明する図である。
図6Aは、ユーザU1用の表示装置12−1に再生されるコンテンツC1を示している。
図6Bは、ユーザU2用の表示装置12−2に再生されるコンテンツC2を示している。なお、以下では、説明の簡略化のため、表示装置12−2に再生されるコンテンツC2にのみ言及するが、表示装置12−3に再生されるコンテンツC3も、基本的にコンテンツC2と同様である。ただし、表示装置12−2と表示装置12−3に再生される個別CMコンテンツ51−2,51−3は、その内容が異なる場合がある。
図6Cは、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性を示すグラフである。図6Cの縦軸は、盛上り特性の瞬時値を示し、横軸は時間を示している。また、盛上り特性には、予め所定の閾値Lが設定されている。
図6Aに示されるように、共同視聴コンテンツ41のシーン41−2の再生が終了した時刻ta1で、ユーザU1が視聴場所をちょうど離れたため、コンテンツC1の再生が一時停止されたものとする。この場合、表示装置12−1において、共同視聴コンテンツ41は、時刻ta1から一時停止状態となる。すなわち、時刻ta1は、表示装置12−1の共同視聴コンテンツ41の一時停止開始点となる。
一方、図6Bに示されるように、コンテンツC2については、コンテンツC1の再生が時刻ta1で一時停止された後も、共同視聴コンテンツ41の再生がシーン41−3まで続く。そして、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性が閾値L以下となった時刻tb1で、コンテンツC2は、共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ51−2の再生に切り替えられる。すなわち、時刻tb1は、表示装置12−2の共同視聴コンテンツ41の一時停止開始点となる。
その後、図6Aに示されるように、表示装置12−1では、時刻ta2に、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の一時停止状態が解除されたとする。すると、表示装置12−1では、コンテンツC1として、共同視聴コンテンツ41のシーン41−2の次のシーンであるシーン41−3から再生が開始される。すなわち、時刻ta2は、表示装置12−1の共同視聴コンテンツ41の一時停止解除点となる。
一方、図6Bに示されるように、時刻ta2に、表示装置12−1でコンテンツC1として共同視聴コンテンツ41の再生が開始された後も、表示装置12−2では、個別CMコンテンツ51−2の再生が続く。すなわち、表示装置12−2では、表示装置12−1で再生されるコンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41が一時停止状態であった時刻ta1からta2の間に、コンテンツC2として再生された共同視聴コンテンツ41のシーンのすべてが、表示装置12−1のコンテンツC1のコンテンツとして再生し終わるまで、個別CMコンテンツ51−2の再生が続けられる。
具体的には、図6Bに示されるように、表示装置12−2では、時刻ta1から時刻ta2の間に、コンテンツC2として共同視聴コンテンツ41のシーン41−3が再生された。したがって、表示装置12−2では、表示装置12−1でコンテンツC1として共同視聴コンテンツ41のシーン41−3の再生が終わる時刻tb2まで、コンテンツC2として個別CMコンテンツ51−2の再生が続けられる。なお、図6Bの例では、個別CMコンテンツ51−2は、時刻tb1から時刻tb2の間に、シーン52−21乃至51−2kが再生される。そして、時刻tb2で、コンテンツC2は、個別CMコンテンツ51−2kから、共同視聴コンテンツ41のシーン41−4に切り替えられる。したがって、時刻tb2は、表示装置12−2の共同視聴コンテンツ41の一時停止解除点となる。
時刻tb2以降は、コンテンツC1としてもコンテンツC2としても共同視聴コンテンツ41の同一のシーンが同一のタイミングで同期再生される。
このように、コンテンツC2を、共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ52に切り替えるタイミングとして、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性に応じたタイミングを採用することで、ユーザU2の違和感が減少すると想定できる。
しかしながら、図6の例では、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の再生が一時停止されている間、コンテンツC2では連続して個別CMコンテンツ51−2の再生が継続される。したがって、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の一時停止状態が長時間に及んだ場合、ユーザU2は、長時間にわたって共同視聴コンテンツ41の視聴ができないことになる。したがって、以下の図7,図8の例では、コンテンツC1の一時停止が継続する時間に、一定の許容時間が予め設定される。そして、コンテンツC1の一時停止が継続する時間が許容時間を超えた場合には、コンテンツC2が共同視聴コンテンツ41に切り替えられる。
[コンテンツC1の一時停止が長時間に及ぶ場合の共同視聴の手法]
図7は、コンテンツC1の一時停止が長時間に及ぶ場合の共同視聴の手法について説明する図である。
図7Aは、ユーザU1用の表示装置12−1に再生されるコンテンツC1を示している。
図7Bは、ユーザU2用の表示装置12−2に再生されるコンテンツC2を示している。
図7Cは、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性を示すグラフである。図7Cの縦軸は、盛上り特性の瞬時値を示し、横軸は時間を示している。また、盛上り特性には、予め所定の閾値Lが設定されている。
なお、図7の例において、図6と同様の処理についての説明は繰り返しになるので、適宜省略する。
図7Aに示されるように、共同視聴コンテンツ41のシーン41−2の再生が終了した時刻ta1で、ユーザU1が視聴場所をちょうど離れたため、コンテンツC1の再生が一時停止されたものとする。この場合、表示装置12−1において、共同視聴コンテンツ41は、時刻ta1から一時停止状態となる。すなわち、時刻ta1は、表示装置12−1の共同視聴コンテンツ41の一時停止開始点となる。
本手法では、コンテンツC1の一時停止が継続する時間に、一定の許容時間thが予め設定される。したがって、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41が一時停止されると、一時停止状態の継続時間tp(以下、一時停止時間tpと称する)の計測が開始される。すなわち、図7の例では、時刻ta1から一時停止時間tpの計測が開始される。
一方、図7Bに示されるように、コンテンツC2については、コンテンツC1の再生が時刻ta1で一時停止された後も、共同視聴コンテンツ41の再生がシーン41−3まで続く。そして、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性が閾値L以下となった時刻tb1で、コンテンツC2は、共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ51−2の再生に切り替えられる。すなわち、時刻tb1は、表示装置12−2の共同視聴コンテンツ41の一時停止開始点となる。
その後、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の一時停止状態が継続したとしても、一時停止時間tpが許容時間thを超えた場合、コンテンツC2は、共同視聴コンテンツ41に切り替えられる。すなわち、表示装置12−2では、一時停止時間tpが許容時間thを超えた時刻tb2で、コンテンツC2は、個別CMコンテンツ51−2kから、共同視聴コンテンツ41のシーン41−4に切り替えられる。したがって、時刻tb2は、表示装置12−2の共同視聴コンテンツ41の一時停止解除点となる。
表示装置12−1の共同視聴コンテンツ41の一時停止時間tpが許容時間thを超えると、その時点から新たに一時停止時間txの計測が開始される。すなわち、一時停止時間tpが許容時間thを超えた時刻tb2から、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の一時停止時間txの計測が開始される。コンテンツC1として共同視聴コンテンツ41についての一時停止時間txが継続されている間、表示装置12−2では共同視聴コンテンツ41の一時停止状態が続くのに対して、表示装置12−2側では共同視聴コンテンツ41の再生が続けられる。
その後、図7Aに示されるように、表示装置12−1では、時刻ta2に、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の一時停止状態が解除されたとする。すると、表示装置12−1では、コンテンツC1として、共同視聴コンテンツ41のシーン41−3から再生が開始される。すなわち、時刻ta2は、表示装置12−1の共同視聴コンテンツ41の一時停止解除点となる。なお、コンテンツC1の共同視聴コンテンツ41の一時停止時間txは、コンテンツC2の共同視聴コンテンツ41の一時停止解除点である時刻tb2から、コンテンツC2の共同視聴コンテンツ41の一時停止解除点である時刻ta2までの時間となる。
時刻ta2以降は、コンテンツC1としてもコンテンツC2としても共同視聴コンテンツ41が再生される。しかしながら、コンテンツC1は、表示装置12−2のコンテンツC2の共同視聴コンテンツ41の一時停止時間txの間に、コンテンツC2として再生された分の共同視聴コンテンツ41のシーンの再生が遅れている。すなわち、表示装置12−1,12−2の各々において再生されている共同視聴コンテンツ41は、表示装置12−1の共同視聴コンテンツ41の一時停止時間txの分だけズレが生じている。
したがって、時刻ta2以降、表示装置12−2は、コンテンツC2として適宜個別CMコンテンツ51−2の再生を挟むことによって、時間tx分のズレを解消させる。この場合にも、表示装置12−2がコンテンツC2を共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ51−2に切り替えるか否かの判断要素として、ユーザU2の違和感を減少させるために、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性が採用される。
図7Bに示されるように、表示装置12−2は、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性が閾値L以下となる時刻tc1から時刻tc2までの時間帯で、コンテンツC2を、共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ51−2に切り替える。これにより、表示装置12−2では、個別CMコンテンツ51−2のシーン51−2mが再生される。
表示装置12−1,12−2の各々で共同視聴コンテンツ41の再生されている部分の時間的ズレが解消されるまで、表示装置12−2は、コンテンツC2として個別CMコンテンツ51−2を挿入し、その後共同視聴コンテンツ41に再度切り替えるといった処理を繰り返し実行する。すなわち、表示装置12−2では、時刻ta2以降、表示装置12−1側での共同視聴コンテンツ41の一時停止時間txの分だけ、共同視聴コンテンツ41が遅延して再生される。
その後、表示装置12−1,12−2の各々で共同視聴コンテンツ41の再生されている部分の時間的ズレが解消されると、コンテンツC1としてもコンテンツC2としても共同視聴コンテンツ41の同一のシーンが同一のタイミングで再生される。コンテンツC1としてもコンテンツC2としても共同視聴コンテンツ41の最終シーン41−zの再生が終了すると、共同視聴は終了する。
このように、コンテンツC1の一時停止が継続する時間に、一定の許容時間thが設定されることにより、ユーザU2が長時間にわたって共同視聴コンテンツ41の視聴ができないという事態を回避することができる。また、表示装置12−1,12−2の各々で共同視聴コンテンツ41の再生されている部分の時間的ズレを解消させるために、コンテンツC2として個別CMコンテンツ51−2を挿入する判断要素として、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性が採用されるので、ユーザU2の違和感を減少させることができる。
図7の例では、表示装置12−1,12−2の各々で共同視聴コンテンツ41の再生されている部分の時間的ズレを解消させるために、コンテンツC2として個別CMコンテンツ51−2が挿入された。しかしながら、表示装置12−1,12−2の各々で共同視聴コンテンツ41の再生されている部分の時間的ズレを解消させるための手法はこれに限定されない。例えば、コンテンツC2として個別CMコンテンツ51−2が挿入されるのに加え、さらに、コンテンツC1として再生されている共同視聴コンテンツ41の所定のシーンを間引いて再生し、当該時間的ズレを解消させてもよい。
[コンテンツC1の一時停止が長時間に及ぶ場合の共同視聴の他の手法]
図8は、コンテンツC1の一時停止が長時間に及ぶ場合の共同視聴の他の手法について説明する図である。
図8Aは、ユーザU1用の表示装置12−1に再生されるコンテンツC1を示している。
図8Bは、ユーザU2用の表示装置12−2に再生されるコンテンツC2を示している。
図8Cは、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性を示すグラフである。図8Cの縦軸は、盛上り特性の瞬時値を示し、横軸は時間を示している。また、盛上り特性には、予め所定の閾値Lが設定されている。
図8の例は、図7の例と基本的に同様である。したがって、同様の処理の説明については繰り返しになるので省略し、異なる処理、すなわち時刻ta2以降の処理についてのみ説明する。
時刻ta2以降は、コンテンツC1としてもコンテンツC2としても共同視聴コンテンツ41が再生される。しかしながら、コンテンツC1は、表示装置12−2のコンテンツC2の共同視聴コンテンツ41の一時停止時間txの間に、コンテンツC2として再生された分の共同視聴コンテンツ41のシーンの再生が遅れている。すなわち、表示装置12−1,12−2の各々において再生されている共同視聴コンテンツ41は、表示装置12−1の共同視聴コンテンツ41の一時停止時間txの分だけズレが生じている。
したがって、時刻ta2以降、表示装置12−2で、コンテンツC2として適宜個別CMコンテンツ51−2の再生を挟むことに加え、さらに、表示装置12−1でも、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の所定のシーンの再生を適宜間引くことにより、時間tx分のズレを解消させる。
この場合にも、表示装置12−2がコンテンツC2を共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ51−2に切り替えるか否かの判断要素として、ユーザU2の違和感を減少させるために、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性が採用される。また、表示装置12−1がコンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の所定のシーンの再生を間引くか否かの判断要素として、ユーザU1の違和感を減少させるために、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性が採用される。
図8Bに示されるように、表示装置12−2は、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性が閾値L以下となる時刻tc1から時刻tc2までの時間帯で、コンテンツC2を、共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ51−2に切り替える。これにより、表示装置12−2では、個別CMコンテンツ51−2のシーン51−2mが再生される。
さらに、図8Aに示されるように、表示装置12−1は、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性が閾値L以下となる時刻td1から時刻td2までの時間帯で、共同視聴コンテンツ41のシーン41−4を間引いて再生する。すなわち、表示装置12−1では、共同視聴コンテンツ41の時刻td1乃至td2の間の映像に対応するシーン41−4が間引かれて再生される。
表示装置12−1,12−2の各々で共同視聴コンテンツ41の再生されている部分の時間的ズレが解消されるまで、上述の処理が繰り返し実行される。
その後、表示装置12−1,12−2の各々で共同視聴コンテンツ41の再生されている部分の時間的ズレが解消されると、コンテンツC1としてもコンテンツC2としても共同視聴コンテンツ41の同一のシーンが同一のタイミングで再生される。コンテンツC1としてもコンテンツC2としても共同視聴コンテンツ41の最終シーン41−zの再生が終了すると、共同視聴は終了する。
このように、表示装置12−1,12−2の各々で共同視聴コンテンツ41の再生されている部分の時間的ズレを解消させるために、コンテンツC2として個別CMコンテンツ51−2を挿入するだけではなく、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の所定のシーンを間引くことで、より早く当該時間的ズレを解消させることができる。
次に、コンテンツC1の一時停止が長時間に及ぶ場合の共同視聴において、表示装置12−1と12−2で同時に実行される処理(以下、同期再生処理と称する)をそれぞれ図9と図10を用いて説明する。
[表示装置12−1の同期再生処理]
図9は、表示装置12−1の同期再生処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS11において、再生モード切替部131は、同期再生モードであるかを判定する。すなわち、再生モード切替部131は、ユーザU1による所定操作を受けた操作部96からの操作信号に従って、再生モードが同期再生モードに切り替えられたかを判定する。
同期再生モードである場合、ステップS11においてYESであると判定されて、処理はステップS14に進む。なお、ステップS14以降の処理については後述する。
これに対して、同期再生モードでない場合、すなわち、通常再生モードである場合、ステップS11においてNOであると判定されて、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、再生制御部132は、通常再生モードで再生する。すなわち、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41を中断せずに再生する。
ステップS13において、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の再生が終了したかを判定する。すなわち、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の最終シーン41−zの再生が終了したかを判定する。
共同視聴コンテンツ41の再生が終了していない場合、ステップS13においてNOであると判定されて、処理はステップS12に戻され、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、共同視聴コンテンツ41の再生が終了するまでの間、ステップS12,S13のループ処理が繰り返される。
その後、共同視聴コンテンツ41の再生が終了した場合、ステップS13においてYESであると判定されて、表示装置12−1の同期再生処理は終了する。
一方、ステップS11において、同期再生モードである場合、YESであると判定されて、処理はステップS14に進む。
ステップS14において、再生制御部132は、同期再生を開始する。すなわち、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の再生を開始する。なお、ステップS14の処理は、後述する図10のステップS34の処理と同時に実行される。
ステップS15において、再生制御部132は、コンテンツC1の再生が一時停止されたかを判定する。すなわち、I/F部97から供給されたユーザU1の所定操作に基づいた操作信号が、共同視聴コンテンツ41の再生を一時停止させるものであったか、または、視聴状態判定部106から、ユーザが視聴場所から離れたという視聴状態の判定結果が供給されたかを判定する。
コンテンツC1の再生が一時停止されていない場合、ステップS15においてNOであると判定されて、処理はステップS19に進む。なお、ステップS19以降の処理については後述する。
これに対して、コンテンツC1の再生が一時停止にされた場合、ステップS15においてYESであると判定されて、処理はステップS16に進む。
ステップS16において、再生制御部132は、コンテンツC1の再生を一時停止する。すなわち、図7Aに示されるように、再生制御部132が、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41のシーン41−2の再生が終了した時刻ta1で一時停止すると、共同視聴コンテンツ41は、時刻ta1から一時停止状態となる。
ステップS17において、再生制御部132は、コンテンツC1の一時停止状態が解除されたかを判定する。すなわち、再生制御部132は、I/F部97から供給されたユーザU1の所定操作に基づいた操作信号が、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の再生の一時停止を解除させるものであったか、または、視聴状態判定部106から、ユーザが視聴場所に戻ってきたという視聴状態の判定結果が供給されたかを判定する。
コンテンツC1の一時停止状態が解除されない場合、ステップS17においてNOであると判定されて、処理はステップS17に戻され、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の一時停止状態が解除されるまでの間、ステップS17の判定処理が繰り返される。
その後、コンテンツC1の一時停止状態が解除された場合、ステップS17においてYESであると判定されて、処理はステップS18に進む。
ステップS18において、再生制御部132は、コンテンツC1の再生を開始する。すなわち、図7Aに示されるように、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の一時停止状態が、時刻ta2で解除されたとすると、再生制御部132は、コンテンツC1として、共同視聴コンテンツ41のシーン41−3から再生を開始する。
ステップS19において、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の再生が終了したかを判定する。すなわち、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の最終シーン41−zの再生が終了したかを判定する。
共同視聴コンテンツ41の再生が終了していない場合、ステップS19においてNOであると判定されて、処理はステップS15に戻され、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、共同視聴コンテンツ41の再生が終了するまでの間、ステップS15乃至S19のループ処理が繰り返される。
その後、共同視聴コンテンツ41の再生が終了した場合、ステップS19においてYESであると判定されて、表示装置12−1の同期再生処理は終了する。なお、この場合、同期再生が行われていた表示装置12−2においても、同時に共同視聴コンテンツ41の再生が終了する。
次に、上述の表示装置12−1の同期再生処理と同時に行われる、表示装置12−2の同記再生処理について説明する。
[表示装置12−2の同期再生処理]
図10は、表示装置12−2の同期再生処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS31において、再生モード切替部131は、同期再生モードであるかを判定する。すなわち、再生モード切替部131は、ユーザU2による所定操作を受けた操作部96からの操作信号に従って、再生モードが同期再生モードに切り替えられたかを判定する。
同期再生モードである場合、ステップS31においてYESであると判定されて、処理はステップS34に進む。なお、ステップS34以降の処理については後述する。
これに対して、同期再生モードでない場合、すなわち、通常再生モードである場合、ステップS31においてNOであると判定されて、処理はステップS32に進む。
ステップS32において、再生制御部132は、通常再生モードで再生する。すなわち、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41を中断せずに再生する。
ステップS33において、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の再生が終了したかを判定する。すなわち、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の最終シーン41−zの再生が終了したかを判定する。
共同視聴コンテンツ41の再生が終了していない場合、ステップS33においてNOであると判定されて、処理はステップS32に戻され、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、共同視聴コンテンツ41の再生が終了するまでの間、ステップS32,S33のループ処理が繰り返される。
その後、共同視聴コンテンツ41の再生が終了した場合、ステップS33においてYESであると判定されて、表示装置12−2の同期再生処理は終了する。
一方、ステップS31において、同期再生モードである場合、YESであると判定されて、処理はステップS34に進む。
ステップS34において、再生制御部132は、同期再生を開始する。すなわち、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の再生を開始する。なお、ステップS34の処理は、上述した図9のステップS14の処理と同時に実行される。
ステップS35において、再生制御部132は、コンテンツC1の再生が一時停止されたかを判定する。すなわち、再生制御部132は、サーバ11から、表示装置12−1において、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の再生が一時停止されたという他装置再生有無情報を受信したかを判定する。
コンテンツC1の再生が一時停止された場合(すなわち、図9のステップS15でYESであると判定され、ステップS16の処理が実行された場合)、ステップS35においてYESであると判定されて、処理はステップS36に進む。なお、ステップS36以降の処理については後述する。
これに対して、コンテンツC1の再生が一時停止されていない場合(すなわち、図9のステップS15でNOであると判定された場合)、ステップS35においてNOであると判定されて、処理はステップS47に進む。
ステップS47において、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の再生が終了したかを判定する。すなわち、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の最終シーン41−zの再生が終了したかを判定する。
共同視聴コンテンツ41の再生が終了していない場合、ステップS47においてNOであると判定されて、処理はステップS35に戻され、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、共同視聴コンテンツ41の再生が終了するまでの間、ステップS35乃至S47のループ処理が繰り返される。
その後、共同視聴コンテンツ41の再生が終了した場合、ステップS47においてYESであると判定されて、表示装置12−2の同期再生処理は終了する。
一方、ステップS35において、コンテンツC1の再生が一時停止された場合、YESであると判定されて、処理はステップS36に進む。
ステップS36において、計時部133は、コンテンツC1の一時停止時間tpの計測を開始する。すなわち、図7に示されるように、計時部133は、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の一時停止開始点である時刻ta1から、一時停止時間tpの計測を開始する。
ステップS37において、再生制御部132は、コンテンツC2を個別CMコンテンツ51−2に切り替える。この場合、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性に応じて、コンテンツC2を個別CMコンテンツ51−2に切り替える。すなわち、図7に示されるように、再生制御部132は、コンテンツC2としての共同視聴コンテンツ41の盛上り特性が閾値L以下となった時刻tb1で、コンテンツC2を共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ51−2に切り替える。
ステップS38において、再生制御部132は、コンテンツC1の一時停止時間tpが許容時間thを超えたかを判定する。すなわち、再生制御部132は、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の一時停止時間tpが許容時間thを超えたかを判定する。
コンテンツC1の一時停止時間tpが許容時間thを超えた場合、ステップS38においてYESであると判定されて、処理はステップS41に進む。なお、ステップS41以降の処理については後述する。
これに対して、コンテンツC1の一時停止時間tpが許容時間th以内である場合、ステップS38においてNOであると判定されて、処理はステップS39に進む。
ステップS39において、再生制御部132は、コンテンツC1の一時停止状態が解除されたかを判定する。すなわち、再生制御部132は、サーバ11から、表示装置12−1においてコンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の一時停止状態が解除されたという他装置再生有無情報を受信したかを判定する。
コンテンツC1の一時停止状態が解除されない場合、ステップS39においてNOであると判定されて、処理はステップS38に戻され、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の一時停止状態が解除されるまでの間、ステップS38,S39のループ処理が繰り返される。
その後、コンテンツC1の一時停止状態が解除された場合、ステップS39においてYESであると判定されて、処理はステップS40に進む。
ステップS40において、再生制御部132は、コンテンツC2を共同視聴コンテンツ41に切り替える。この場合、再生制御部132は、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41が一時停止状態であった間に、コンテンツC2として再生された共同視聴コンテンツ41のシーンのすべてが表示装置12−1で再生し終わってから、コンテンツC2を共同視聴コンテンツ41に切り替える。
その後、処理はステップS47に進む。なお、ステップS47以降の処理については後述する。
一方、ステップS38において、コンテンツC1の一時停止時間tpが許容時間thを超えた場合、YESであると判定されて、処理はステップS41に進む。
ステップS41において、再生制御部132は、コンテンツC2を共同視聴コンテンツ41に切り替える。すなわち、図7Bに示されるように、再生制御部132は、一時停止時間tpが許容時間thを超えた時刻tb2で、コンテンツC2を個別CMコンテンツ51−2から共同視聴コンテンツ41に切り替える。
ステップS42において、計時部133は、一時停止時間txの計測を開始する。すなわち、図7Cに示されるように、計時部133は、一時停止時間tpが許容時間thを超えた時刻tb2から、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の一時停止時間txの計測を開始する。
ステップS43において、再生制御部132は、コンテンツC1の一時停止状態が解除されたかを判定する。すなわち、再生制御部132は、サーバ11から、表示装置12−1においてコンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の一時停止状態が解除されたという他装置再生有無情報を受信したかを判定する。
コンテンツC1の一時停止状態が解除された場合(すなわち、図9のステップS17でYESであると判定された場合)、ステップS43においてYESであると判定されて、処理はステップS45に進む。なお、ステップS45以降の処理については後述する。
これに対して、コンテンツC1の一時停止状態が解除されない場合(すなわち、図9のステップS17でNOであると判定された場合)、ステップS43においてNOであると判定されて、処理はステップS44に進む。
ステップS44において、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の再生が終了したかを判定する。すなわち、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の最終シーン41−zの再生が終了したかを判定する。
共同視聴コンテンツ41の再生が終了した場合、すなわち、コンテンツC1の一時停止中にコンテンツC2の共同視聴コンテンツ41の再生が終了した場合、表示装置12−2の同期再生処理は終了する。
これに対して、共同視聴コンテンツ41の再生が終了していない場合には、ステップS44においてNOであると判定されて、処理はステップS43に戻される。
その後、コンテンツC1の一時停止状態が解除された場合、ステップS43においてYESであると判定されて、処理はステップS45に進む。
ステップS45において、再生制御部132は、コンテンツC2としての共同視聴コンテンツ41をtx時間分、遅延させて再生する。すなわち、表示装置12−1,12−2の各々において再生されている共同視聴コンテンツ41は、表示装置12−1の共同視聴コンテンツ41の一時停止時間txの分だけズレが生じている。したがって、再生制御部132は、tx時間分のズレを解消させるために、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性に応じて、コンテンツC2として適宜個別CMコンテンツ51−2の再生を挿入する。再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の盛上り特性が閾値L以下になると、コンテンツC2を、共同視聴コンテンツ41から個別CMコンテンツ51−2に切り替える、という処理を繰り返し実行する。
ステップS46において、再生制御部132は、コンテンツC2としての共同視聴コンテンツ41をtx時間分、遅延させて再生したかを判定する。すなわち、再生制御部132は、表示装置12−1,12−2の各々で共同視聴コンテンツ41の再生されている部分の時間的ズレが解消するよう、コンテンツC2として個別CMコンテンツ51−2を挿入して、共同視聴コンテンツ41をtx時間分、遅延させて再生したかを判定する。
共同視聴コンテンツ41をtx時間分、遅延させて再生していない場合、ステップS46においてNOであると判定されて、処理はステップS46に戻され、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、共同視聴コンテンツ41をtx時間分、遅延させて再生するまでの間、ステップS45,46のループ処理が繰り返される。
その後、共同視聴コンテンツ41をtx時間分、遅延させて再生した場合、ステップS46においてYESであると判定されて、処理はステップS47に進む。
ステップS47において、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の再生が終了したかを判定する。すなわち、再生制御部132は、共同視聴コンテンツ41の最終シーン41−zの再生が終了したかを判定する。
共同視聴コンテンツ41の再生が終了していない場合、ステップS47においてNOであると判定されて、処理はステップS35に戻され、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、共同視聴コンテンツ41の再生が終了するまでの間、ステップS35乃至S47のループ処理が繰り返される。
その後、共同視聴コンテンツ41の再生が終了した場合、ステップS47においてYESであると判定されて、表示装置12−2の同期再生処理は終了する。なお、この場合、同期再生が行われていた表示装置12−1においても、同時に共同視聴コンテンツ41の再生が終了する。
なお、図10の例では、表示装置12−1,12−2の各々で共同視聴コンテンツ41の再生されている部分の時間的ズレを解消させるために、コンテンツC2として適宜個別CMコンテンツ51−2が挿入された。しかしながら、表示装置12−1,12−2の各々で共同視聴コンテンツ41の再生されている部分の時間的ズレを解消させるために、図8の例による手法を用いてもよい。すなわち、コンテンツC1としての共同視聴コンテンツ41の所定のシーンが間引かれて再生されてもよい。
次に、表示装置12で共同視聴が行われている場合のディスプレイ108の表示例について説明する。
[共同視聴の表示例]
図11は、共同視聴が行われているときのディスプレイ108の表示例を示す図である。なお、図11では、表示装置12−1のディスプレイ108の表示例について説明するが、その他の表示装置12についても同様である。
図11に示されるように、ディスプレイ108には、メインコンテンツ表示領域171が配置され、その下方には、シーン表示領域172が配置される。シーン表示領域172の下方には、再生位置表示領域173及びテキスト表示領域174が配置される。
メインコンテンツ表示領域171には、表示装置12−1で現在再生されているコンテンツC1が表示される。
シーン表示領域172には、共同視聴コンテンツ41のシーン41−1乃41−M(Mは2以上の整数値)が表示される。なお、図11の例では、シーン41−1乃至41−Mのうち、シーン41−1乃至41−5のみが示されている。シーン41−1乃41−5のうち、現在表示装置12−1で再生されているシーン、すなわちメインコンテンツ表示領域171で再生されているシーンには、枠191が表示される。図11の例では、枠191の位置から、表示装置12−1ではシーン41−2が再生されていることがわかる。
再生位置表示領域173には、再生位置表示タグ192が表示される。再生位置表示タグ192は、他の表示装置12で再生されている共同視聴コンテンツ41の再生位置を示し、再生位置と同期して移動する。図11の例では、再生位置表示タグ192の位置から、他の表示装置12ではシーン41−3が再生されていることがわかる。
これにより、ユーザU1は、ユーザU1用の表示装置12−1で再生されている共同視聴コンテンツ41と、他のユーザの表示装置21で表示されている共同視聴コンテンツ41の再生位置を把握することができる。例えば、ユーザU1が、共同視聴コンテンツ41の視聴場所から所定時間離れた場合には、表示装置12−1で再生されている共同視聴コンテンツ41は、所定時間分遅れて再生されているので、枠191と再生位置表示タグ192の位置にはズレが生じる。
ユーザU1は、枠191を移動させることにより、表示装置12−1で再生される共同視聴コンテンツ41のシーンを自由に変更することができる。したがって、例えば、ユーザU1は、枠191の位置を現在のシーン41−2の位置からシーン41−3の位置に移動させることにより、他のユーザと同じシーン41−3を、メインコンテンツ表示領域171で視聴することができる。
なお、上述したような表示装置12−1と他の表示装置12の各々で共同視聴コンテンツ41の再生されている部分の時間的ズレが解消された場合には、シーン表示領域172及び再生位置表示領域173が表示されないようにしてもよい。さらにこの場合、メインコンテンツ表示領域171をディスプレイ108の全領域に配置するようにしてもよい。
テキスト表示領域174には、共同視聴を行っているユーザ同士が、共同視聴コンテンツ41の再生中にチャットを行う場合、各ユーザが入力したテキストデータ等が表示される。
例えば、他のユーザが、共同視聴コンテンツ41の所定のシーンが再生されている時にテキストを入力したとする。この場合、ユーザU1が共同視聴コンテンツ41の他のシーンを視聴していたとしても、メインコンテンツ表示領域171の表示は、所定のシーンの再生に切り替えられるようにしてもよい。これにより、ユーザU1は、他のユーザがテキストを入力したときに視聴しているシーンと同一のシーンを視聴して、意見や感想を入力することができる。
<2.第2実施形態>
第1実施形態においては、共同視聴の対象である共同視聴コンテンツ、及び個別CMコンテンツは、サーバ11からストリーミング配信された。しかしながら、共同視聴コンテンツ41は、サーバ11からストリーミング配信されるものではなく、それぞれの表示装置12に記録されているコンテンツであってもよい。
[共同視聴システム211の構成例]
図12は、本技術の第2実施形態が適用される共同視聴システムの構成を示すブロック図である。
図12の共同視聴システム211は、サーバ231及びユーザ用表示システム232−1乃至232−3N(Nは、2以上の整数値であって、図12の例では3)が、インターネット251を介して相互に接続されて構成されている。また、ユーザ用表示システム232−i(iは、1乃至3のうちの何れかの整数値)は、表示装置271−i、及び記録再生装置272−iにより構成されている。
以下、ユーザ用表示システム232−1乃至232−3を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめてユーザ用表示システム232と称する。他の構成要素についても同様とする。
なお、図12のサーバ231及びユーザ用表示システム232の基本的な構成は、図1のサーバ11及び表示装置12のそれぞれの構成と同様で一致する。そこで、図3のサーバ11の構成は、図12のサーバ231の構成としても引用する。
ユーザ用表示システム232の記録再生装置272には、記録済みのコンテンツ(以下、記録済みコンテンツと称する)291が記録されている。ユーザ用表示システム232は、これらの記録済みコンテンツ291の識別情報をサーバ231に送信する。識別情報は、例えば、コンテンツのタイトル等、記録済みコンテンツを識別できる情報であればよい。
サーバ231の共同視聴コンテンツ蓄積部75は、複数のユーザ用表示システム232から受信した記録済みコンテンツ291の識別情報を記録する。
そして、サーバ231の共同視聴マッチング部78は、複数の記録済みコンテンツ291の識別情報から、共同視聴サービスの対象とする記録済みコンテンツ291を決定し、当該記録済みコンテンツ291を、共同視聴コンテンツとする。
共同視聴マッチング部78は、共同視聴コンテンツを決定する場合、例えば、より多くのユーザ用表示システム232に記録されている記録済みコンテンツ291を共同視聴コンテンツとすることができる。また、例えば、共同視聴サービスポータルWEB部72を用いて、ユーザに共同視聴の対象とするコンテンツの希望を募り、共同視聴コンテンツを決定することもできる。また、共同視聴マッチング部78は、共同視聴コンテンツに決定された記録済みコンテンツ291が記録されているユーザ用表示システム232のユーザを、共同視聴サービスの提供対象となるユーザとして決定する。
さらに、サーバ231のコンテンツ配信管理部73は、インターネット251を介して、ユーザ用表示システム232−1乃至232−3のそれぞれに対して、個別CMコンテンツ292−1乃至292−3のそれぞれを個別にストリーミング配信する。
また、サーバ231のコンテンツ配信管理部73は、ユーザ用表示システム232−1乃至232−3から、それぞれ共同視聴コンテンツに決定された記録済みコンテンツ291が再生されているか否かの情報を受信する。そして、サーバ231は、ユーザ用表示システム232−1乃至232−3のそれぞれに、他装置再生有無情報を送信する。
ユーザ用表示システム232−iは、サーバ231から配信される個別CMコンテンツ292−iを、バッファリングする。そして、ユーザ用表示システム232は、サーバ231から受信した他のユーザの視聴状態に応じて、バッファリングされた個別CMコンテンツと共同視聴コンテンツに決定された記録済みコンテンツ291とを切り替えて再生する。
第2実施形態においては、それぞれの表示装置12に記録されている記録済みコンテンツ291の中から、共同視聴コンテンツが決定される。したがって、サーバ231側で共同視聴コンテンツを記録する必要がなくなる。
なお、上述の例では、個別CMコンテンツと共同視聴コンテンツとを切り替える場合に、共同視聴コンテンツの盛上り特性が用いられた。しかしながら、盛上り特性が用いられることに限定されず、例えば、無音検出またはシーンチェンジ検出の検出結果が用いられてもよい。
コンテンツのジャンルによっては、コンテンツの音声が無音の場合には、コンテンツの内容が盛上っていないと判断することができる場合がある。具体的には、コンテンツの音声レベルが一定のレベル以下となる場合を無音であると検出して、共同視聴コンテンツの音声レベルが無音であると検出された場合に、コンテンツの共同視聴コンテンツが個別CMコンテンツへ切り替えられるようにする。これにより、盛上り特性を用いた場合と同様に、ユーザの違和感を減少させることができる。
シーンチェンジとは、コンテンツの内容が変わるポイントであり、そのポイントの前後の画像は、差異が大きい画像となっている。例えば、番組の本編からコマーシャルに切り替わるポイントや、夜の場面から昼間の場面に切り替わるポイントが、シーンチェンジとして検出される。したがって、シーンチェンジが検出された場合に、コンテンツの共同視聴コンテンツが個別CMコンテンツへ切り替えられるようにする。これにより、盛上り特性を用いた場合と同様に、ユーザの違和感を減少させることができる。
[本技術のプログラムへの適用]
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
このようなプログラムを含む記録媒体は、図4に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア(パッケージメディア)100により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているメモリ98や、記録媒体101に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
なお、本技術は、以下のような構成もとることができる。
(1)
所定のコンテンツの再生を制御する再生制御部を備え、
前記再生制御部は、
前記所定のコンテンツを他の情報処理装置と同期して再生する場合に、前記他の情報処理装置における前記所定のコンテンツの再生状態を示す情報を受信し、前記所定のコンテンツを前記他の情報処理装置と同期して再生するに際し、受信した前記情報に応じて、前記所定のコンテンツと他のコンテンツとを切り替えて再生する制御をする
情報処理装置。
(2)
前記再生制御部は、
前記他の情報処理装置において前記所定のコンテンツの再生が一時停止されたことを示す情報を受信した場合、前記所定のコンテンツの再生を一時停止して前記他のコンテンツの再生に切り替え、
前記他の情報処理装置において前記所定のコンテンツの再生の一時停止が解除されたことを示す情報を受信した場合、前記他のコンテンツの再生を停止して前記所定のコンテンツの再生に切り替える
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記再生制御部は、前記所定のコンテンツの内容の盛上りの度合いを示す盛上り特性の値が、所定の閾値以下となった場合に、前記所定のコンテンツの再生を一時停止して前記他のコンテンツの再生に切り替える
前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記所定のコンテンツを再生する再生モードとして、前記他の情報処理装置と同期して再生する同期再生モードと、前記他の情報処理装置と非同期に再生する通常再生モードとのうち一方から他方へ切り替える再生モード切替部を
さらに備え、
前記再生制御部は、前記再生モード切替部により前記同期再生モードに切り替えられた場合、前記他の情報処理装置における前記所定のコンテンツの再生状態を示す情報を受信する
前記(1)、(2)、または(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記再生制御部は、前記所定のコンテンツの音声レベルが一定のレベル以下となった場合、またはシーンチェンジが検出された場合に、前記所定のコンテンツの再生を一時停止して前記他のコンテンツの再生に切り替える
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6)
前記再生制御部により前記他の情報処理装置において前記所定のコンテンツの再生が一時停止されたという情報が受信された場合、前記他の情報処理装置における前記所定のコンテンツの再生の一時停止時間の計測を開始する計時部をさらに備える
前記(1)乃至(5)のいずれかに記載の情報処理装置。
(7)
前記再生制御部は、前記計時部により計測されている前記一時停止時間が予め設定された許容時間を超えた場合、前記他のコンテンツの再生を前記所定のコンテンツの再生に切り替える
前記(1)乃至(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)
前記計時部は、前記一時停止時間が前記許容時間を超えた場合、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の計測を開始する
前記(1)乃至(7)のいずれかに記載の情報処理装置。
(9)
前記再生制御部は、前記一時停止時間が許容時間を超えた後で、前記他の情報処理装置において前記所定のコンテンツの再生の一時停止が解除されたという情報を受信した場合、その後の前記所定のコンテンツの再生を、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の分だけ遅延する
前記(1)乃至(8)のいずれかに記載の情報処理装置。
(10)
前記再生制御部は、前記所定のコンテンツの再生を、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の分だけ遅延させるために、前記所定のコンテンツの前記盛上り特性の値が所定の閾値以下となった場合に、前記所定のコンテンツの再生を前記他のコンテンツの再生に切り替える処理を、前記盛上り特性の値が所定の閾値以下である区間分の前記他のコンテンツの再生が、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の分になるまで繰り返す
前記(1)乃至(9)のいずれかに記載の情報処理装置。
(11)
前記再生制御部は、前記所定のコンテンツの再生を、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の分だけ遅延させるために、前記所定のコンテンツの前記盛上り特性の値が所定の閾値以下となった場合に、前記所定のコンテンツの再生を前記他のコンテンツの再生に切り替える処理を、前記盛上り特性の値が所定の閾値以下である区間分の前記他のコンテンツの再生が、前記許容時間を超えてからの一時停止時間から前記所定のコンテンツの所定の区間の再生時間を除いた分になるまで繰り返す
前記(1)乃至(10)のいずれかに記載の情報処理装置。
(12)
前記他のコンテンツは、前記所定のコンテンツに関係する内容のコンテンツ、広告コンテンツ、または前記ユーザの嗜好を反映した内容のコンテンツである
前記(1)乃至(11)のいずれかに記載の情報処理装置。
(13)
前記再生制御部により前記所定のコンテンツまたは前記他のコンテンツが再生されている最中に、前記他の情報処理装置との間で送受信されるテキストデータを表示する表示部を
さらに備える
前記(1)乃至(12)のいずれかに記載の情報処理装置。
(14)
前記所定のコンテンツ及び前記他のコンテンツは、ネットワークを介してストリーミング配信されたものであり、
前記ストリーミング配信された前記所定のコンテンツ及び前記他のコンテンツを記録する記録部を
さらに備え、
前記再生制御部は、受信した前記情報に応じて、前記記録部に記録された前記所定のコンテンツと前記他のコンテンツとを切り替えて再生する制御をする
前記(1)乃至(13)のいずれかに記載の情報処理装置。
(15)
前記他のコンテンツは、ネットワークを介してストリーミング配信されたものであり、
前記ストリーミング配信された前記他のコンテンツ、及び前記所定のコンテンツを記録する記録部を
さらに備え、
前記再生制御部は、受信した前記情報に応じて、前記記録部に記録された前記所定のコンテンツと前記他のコンテンツとを切り替えて再生する制御をする
前記(1)乃至(14)のいずれかに記載の情報処理装置。
本技術は、コンテンツの同期再生が行われる情報処理装置に適用することができる。
1 共同視聴システム, 11 サーバ, 12 表示装置, 21 インターネット, 41 共同視聴コンテンツ, 51乃至53 個別CMコンテンツ, 91 ネットワークI/F部, 92 チューナ, 94 記録処理部, 95 画像音声特徴抽出部, 96 操作部, 97 I/F部, 98 メモリ, 99 ディスクドライブ, 101 記録媒体, 102 再生指示部, 103 再生処理部, 104 視覚センサ, 105 聴覚センサ, 106 視聴状態判定部, 107 表示処理部, 108 ディスプレイ, 109 システムコントローラ, 110 コントロールバス, 111 データバス, 131 再生モード切替部, 132 再生制御部, 133 計時部, 171 メインコンテンツ表示領域, 172 シーン表示領域, 173 再生位置表示領域, 174 テキスト表示領域, 211 共同視聴システム, 231 サーバ, 232 ユーザ用表示システム, 272 表示装置, 272 記録再生装置, 291 記録済みコンテンツ, 292乃至294 個別CMコンテンツ

Claims (17)

  1. 所定のコンテンツの再生を制御する再生制御部を備え、
    前記再生制御部は、
    前記所定のコンテンツを他の情報処理装置と同期して再生する場合に、前記他の情報処理装置における前記所定のコンテンツの再生状態を示す情報を受信し、前記所定のコンテンツを前記他の情報処理装置と同期して再生するに際し、受信した前記情報に応じて、前記所定のコンテンツと他のコンテンツとを切り替えて再生する制御をする
    情報処理装置。
  2. 前記再生制御部は、
    前記他の情報処理装置において前記所定のコンテンツの再生が一時停止されたことを示す情報を受信した場合、前記所定のコンテンツの再生を一時停止して前記他のコンテンツの再生に切り替え、
    前記他の情報処理装置において前記所定のコンテンツの再生の一時停止が解除されたことを示す情報を受信した場合、前記他のコンテンツの再生を停止して前記所定のコンテンツの再生に切り替える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記再生制御部は、前記所定のコンテンツの内容の盛上りの度合いを示す盛上り特性の値が、所定の閾値以下となった場合に、前記所定のコンテンツの再生を一時停止して前記他のコンテンツの再生に切り替える
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定のコンテンツを再生する再生モードとして、前記他の情報処理装置と同期して再生する同期再生モードと、前記他の情報処理装置と非同期に再生する通常再生モードとのうち一方から他方へ切り替える再生モード切替部を
    さらに備え、
    前記再生制御部は、前記再生モード切替部により前記同期再生モードに切り替えられた場合、前記他の情報処理装置における前記所定のコンテンツの再生状態を示す情報を受信する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記再生制御部は、前記所定のコンテンツの音声レベルが一定のレベル以下となった場合、またはシーンチェンジが検出された場合に、前記所定のコンテンツの再生を一時停止して前記他のコンテンツの再生に切り替える
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記再生制御部により前記他の情報処理装置において前記所定のコンテンツの再生が一時停止されたという情報が受信された場合、前記他の情報処理装置における前記所定のコンテンツの再生の一時停止時間の計測を開始する計時部を
    さらに備える請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記再生制御部は、前記計時部により計測されている前記一時停止時間が予め設定された許容時間を超えた場合、前記他のコンテンツの再生を前記所定のコンテンツの再生に切り替える
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記計時部は、前記一時停止時間が前記許容時間を超えた場合、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の計測を開始する
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記再生制御部は、前記一時停止時間が許容時間を超えた後で、前記他の情報処理装置において前記所定のコンテンツの再生の一時停止が解除されたという情報を受信した場合、その後の前記所定のコンテンツの再生を、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の分だけ遅延する
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記再生制御部は、前記所定のコンテンツの再生を、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の分だけ遅延させるために、前記所定のコンテンツの前記盛上り特性の値が所定の閾値以下となった場合に、前記所定のコンテンツの再生を前記他のコンテンツの再生に切り替える処理を、前記盛上り特性の値が所定の閾値以下である区間分の前記他のコンテンツの再生が、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の分になるまで繰り返す
    請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記再生制御部は、前記所定のコンテンツの再生を、前記許容時間を超えてからの一時停止時間の分だけ遅延させるために、前記所定のコンテンツの前記盛上り特性の値が所定の閾値以下となった場合に、前記所定のコンテンツの再生を前記他のコンテンツの再生に切り替える処理を、前記盛上り特性の値が所定の閾値以下である区間分の前記他のコンテンツの再生が、前記許容時間を超えてからの一時停止時間から前記所定のコンテンツの所定の区間の再生時間を除いた分になるまで繰り返す
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記他のコンテンツは、前記所定のコンテンツに関係する内容のコンテンツ、広告コンテンツ、または前記ユーザの嗜好を反映した内容のコンテンツである
    請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記再生制御部により前記所定のコンテンツまたは前記他のコンテンツが再生されている最中に、前記他の情報処理装置との間で送受信されるテキストデータを表示する表示部を
    さらに備える請求項11に記載の情報処理装置。
  14. 前記所定のコンテンツ及び前記他のコンテンツは、ネットワークを介してストリーミング配信されたものであり、
    前記ストリーミング配信された前記所定のコンテンツ及び前記他のコンテンツを記録する記録部を
    さらに備え、
    前記再生制御部は、受信した前記情報に応じて、前記記録部に記録された前記所定のコンテンツと前記他のコンテンツとを切り替えて再生する制御をする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 前記他のコンテンツは、ネットワークを介してストリーミング配信されたものであり、
    前記ストリーミング配信された前記他のコンテンツ、及び前記所定のコンテンツを記録する記録部を
    さらに備え、
    前記再生制御部は、受信した前記情報に応じて、前記記録部に記録された前記所定のコンテンツと前記他のコンテンツとを切り替えて再生する制御をする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  16. 所定のコンテンツの再生を制御する再生制御ステップを含み、
    前記再生制御ステップの処理は、
    前記所定のコンテンツを他の情報処理装置と同期して再生する場合に、前記他の情報処理装置における前記所定のコンテンツの再生状態を示す情報を受信し、前記所定のコンテンツを前記他の情報処理装置と同期して再生するに際し、受信した前記情報に応じて、前記所定のコンテンツと他のコンテンツとを切り替えて再生する制御をする
    情報処理方法。
  17. 所定のコンテンツの再生を制御し、
    前記所定のコンテンツを他の情報処理装置と同期して再生する場合に、前記他の情報処理装置における前記所定のコンテンツの再生状態を示す情報を受信し、前記所定のコンテンツを前記他の情報処理装置と同期して再生するに際し、受信した前記情報に応じて、前記所定のコンテンツと他のコンテンツとを切り替えて再生する制御をする
    制御処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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