JP2012085167A - 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】基地局が省電力モードに入っている場合、通信パラメータを提供できないことがある。
【解決手段】基地局としての機能を有する通信装置であって、休止状態とアウェイク状態に周期的に遷移させる省電力モードで通信装置を動作させている際に、アウェイク状態の時に第2通信装置から通信パラメータの提供が要求されると、休止状態への周期的な遷移を停止する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラムに関し、特に、省電力モードで通信を確立する通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラムに関する。
近年、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11に代表される無線LAN(Local Area Network)システムはアクセスポイント(以下、「基地局」とも称する)によってネットワーク制御される。この基地局と、基地局の電波到達範囲内に存在し、無線接続状態であるステーション(以下、「無線端末」とも称する)とによって無線ネットワークが構成される。基地局は無線端末からのプローブリクエストと呼ばれる検索信号及びアソシエーションリクエストと呼ばれる接続要求信号を受信することにより、接続処理を開始する。
無線LANでは、ネットワーク内にある無線端末はデータ送受信の必要がない場合には間欠的に受信動作を行う省電力モードに移行することにより、低消費電力化を図ることができる。具体的には、無線端末は次回あるいは複数回先のビーコン受信時刻まで受信機の電源を落とした状態(以下、「休止状態」「Doze状態」、あるいは「ドーズ状態」と称する)に入る。そして、意図されたビーコン受信時刻が近づくと各無線端末は自発的に電源を給電した状態(以下、「給電状態」「Awake状態」、あるいは「アウェイク状態」と称する)に入り、必要があればデータ送受信を行う。
また、基地局として通信を行うアクセスポイント機能と、当該基地局へ接続して通信を行うステーション機能との両方の機能を備える機器が登場している。このような機器は、状況に応じて自身が基地局となってネットワークを構築することが可能である。また、他の基地局が構築したネットワークへ無線端末として参加することも可能である。
特許文献1では、基地局と無線端末とのいずれの役割にも切換え可能な通信装置の一例が開示されている。さらに、当該通信装置は基地局と無線端末との両方の機能を同時に動作することも可能である。
特許文献2では、通信装置に、基地局としての機能と無線端末としての機能とを同時に動作させ、基地局としてネットワークを構築し且つ制御する一方、異なるネットワークに無線端末として参加する場合について開示されている。
また、IEEE802.11規格シリーズに準拠した無線LANに代表される無線通信では、使用前に設定しなければならない設定項目が数多く存在する。例えば、設定項目として、ネットワーク識別子としてのSSID、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線通信を行うために必要な通信パラメータがあり、ユーザが手入力により設定するには非常に煩雑である。
そこで、様々なメーカから、通信パラメータを簡単に無線機器に設定するための自動設定方法が考案されている。これら自動設定方法は、接続する機器間で予め定められた手順、及びメッセージにより、一方の機器から他方の機器へ通信パラメータを提供し、通信パラメータの設定を自動的に行える。
非特許文献1では、無線LANインフラストラクチャモードの通信(以下、「インフラ通信」とも称する)における通信パラメータの自動設定の一例が開示されている。
また特許文献3では、無線LANアドホックネットモードの通信(以下、「アドホック通信」とも称する)における通信パラメータの自動設定の一例が開示されている。
特許文献3では、アドホック通信を行う機器は、ネットワークに参加する機器の中から通信パラメータを提供する機器(以下、「提供装置」とも称する)を定め、提供装置は他の機器(以下、「受信装置」とも称する)へ通信パラメータを提供する。
このように、通信パラメータの自動設定を利用することで、ユーザは単純な操作で自動的に通信パラメータを設定することができる。
特開2006−005844号公報 特開2005−086350号公報 特開2006−352282号公報
Wi-Fi CERTIFIEDTM for Wi-Fi Protected Setup: Easing the User Experience for Home and Small Office Wi-Fi Networks,http:/www.wi-fi.org/wp/wifi-protected-setup
通信パラメータの自動設定を行う場合、基地局は無線端末からの要求に応えて、通信パラメータを提供する。しかしながら、基地局が省電力モードであり、更にDoze状態の際に、無線端末が通信パラメータを要求する信号を送信しても、基地局は当該要求信号を受信することが出来ない。このため、通信パラメータを提供するためのプロトコルがタイムアウトしてしまい、通信パラメータの提供に失敗してしまうという課題がある。また、基地局が通信パラメータの提供要求を受信したとしても、基地局が周期的にDoze状態になってしまうと、Doze状態中に通信パラメータの提供プロトコルがタイムアウトしてしまうという課題がある。
上記の課題に鑑み、本発明は、基地局が省電力モードであっても、通信端末に通信パラメータを提供できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る通信装置は、
基地局としての機能を有する通信装置であって、
休止状態とアウェイク状態に周期的に遷移させる省電力モードで通信部を動作させる省電力手段と、
前記省電力モードの前記アウェイク状態の時に第2通信装置から通信パラメータの提供が要求されると、前記休止状態への周期的な遷移を停止する停止手段と、
前記停止手段により前記休止状態への周期的な遷移を停止し、前記第2通信装置に通信パラメータを提供する提供手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、基地局が省電力モードであっても、無線通信端末に通信パラメータを提供することが可能となる。
第1実施形態に係る無線LANシステムの構成図。 基地局101の機能ブロック図。 無線通信端末A及び無線通信端末Bの機能ブロック図。 装置内のソフトウェア機能ブロック図。 第1実施形態におけるシーケンス図。 プローブリクエストを受信した際の基地局の処理の流れを示すフローチャート。 省電力モードを通知する際の基地局の処理の流れを示すフローチャート。 省電力時間情報を比較し、省電力モードの通知先を決定する際の基地局の処理の流れを示すフローチャート。
以下、添付図面に従って本発明に係る各実施形態を説明する。以下では、IEEE802.11規格に準拠して無線LANシステムを用いた例について説明するが、通信形態は必ずしもこれに限らない。
(第1実施形態)
まず図1を参照して、IEEE802.11規格に準拠した無線LANシステムの構成例を説明する。図1は、基地局101(通信装置)と、無線通信端末A102(以下、「端末A」または「第3通信装置」と称する)と、無線通信端末B103(以下、「端末B」または「第2通信装置」と称する)と、基地局及び端末Aからなるネットワーク104とを示す。本実施形態において、基地局101、端末A、及び端末Bは、それぞれ無線LANの通信機能を有しているものとする。
継に図2乃至図4を参照して、基地局101、端末A、及び端末Bにおける機器のブロック図を説明する。まず、図2を参照して、基地局101、端末A、および端末Bのハードウエア構成を示す機能ブロック図を説明する。基地局101、端末A、および端末Bは、制御部201と、無線通信処理部202と、アンテナ制御部203と、表示部204と、操作部205と、記憶部206と、電源部207と、アンテナ208とを備える。
制御部201は、記憶部206に記憶される制御プログラムを実行することにより無線通信装置全体を制御する。無線通信処理部202は、無線通信を行う。アンテナ制御部203は、アンテナ208を制御する。表示部204は、LCD又はLEDのように視覚で認知可能な情報の出力、あるいはスピーカなどの音出力が可能な機能を有し、各種表示を行う。操作部205は、例えば通信装置を操作するボタンである。操作部205には、通信パラメータの自動設定を開始するトリガを与えるための設定ボタンや通信装置に入力を行うための操作ボタン等が含まれる。制御部201は、操作部205に含まれる設定ボタンのユーザによる操作を検出することにより、後述する通信パラメータの設定動作を開始する。記憶部206は、制御部201が実行する制御プログラムと、通信パラメータ等の各種情報を記憶する。後述する各種動作は、記憶部206に記憶された制御プログラムを制御部201が実行することにより行われる。電源部207は、通信装置に電源を供給する。
次に、図3を参照して、基地局101のソフトウェア機能ブロックを説明する。ブロック301は、無線通信装置のソフトウェア機能ブロックを示す。ブロック308は、通信パラメータの自動設定機能ブロックを示す。本実施形態では、ネットワーク識別子としてのSSID、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線通信を行うために必要な通信パラメータの自動設定を行う。ブロック301は、基地局機能処理部302と、省電力モード処理部303と、受信部304と、送信部305と、ネットワーク制御部306と、検索信号判断部307と、ブロック308とを備える。ブロック308は、通信パラメータ提供部309と、通信パラメータ自動設定制御部310と、通信パラメータ記憶部311とを備える。省電力モードとは、休止状態とアウェイク状態に周期的に遷移させるモードである。
基地局機能処理部302は、アクセスポイントとして機能するための機能を備え、自身が構築するネットワークに参加する無線端末の情報を管理する。具体的には、基地局機能処理部302は、無線端末それぞれの識別子、省電力モードの有効/無効などの状態を把握する。省電力モード処理部303は、省電力モード時の処理を行う。受信部304は、各種通信にかかわるパケットを受信する。送信部305は、各種通信にかかわるパケットを送信する。本実施形態では、ユーザが操作部205を操作し、通信パラメータの自動設定処理を開始した場合は、ビーコン、及びプローブレスポンスに自動設定中(自動設定動作中)であることを示す情報を付加して送信する。
通信パラメータの自動設定中(自動設定動作中)であることを示す情報は、IE(Information Element:インフォメーション エレメント)と呼ばれる情報に含まれる(以下、「自動設定IE」と称する)。
ネットワーク制御部306は、無線LANネットワークへの接続を制御する。検索信号判断部307は、検索信号に自動設定IEが含まれているかどうかを判断する。通信パラメータ自動設定機能ブロック308における、通信パラメータ提供部309は、通信パラメータの提供装置として機能する場合に、相手機器に通信パラメータを提供する。
通信パラメータ自動設定制御部310は、通信パラメータ提供部309の起動/停止を制御する。通信パラメータ記憶部311は、受信装置へ提供する通信パラメータを記憶する。
次に、図4を参照して、端末A及び端末Bのソフトウェア機能ブロックを説明する。ブロック401は、端末機能処理部402と、省電力モード処理部403と、受信部404と、送信部405と、ネットワーク制御部406と、ブロック407とを備える。ブロック407は、通信パラメータ受信部408と、通信パラメータ自動設定制御部409と、通信パラメータ提供元検出部410と、通信パラメータ記憶部411とを備える。基地局101のソフトウェア機能ブロックと同様の構成については説明を省略し、差異部分について説明する。端末機能処理部402は、無線端末としての機能を処理する。送信部405は、各種通信にかかわるパケットを送信する。例えば、ユーザが操作部205を操作し、自動設定処理を開始した場合は、プローブリクエストに自動設定IEを付加して送信する。
通信パラメータ受信部408は、通信パラメータの提供装置から送信された通信パラメータを受信する。通信パラメータ自動設定制御部409は、通信パラメータ受信部408の起動/停止を行う。
通信パラメータ提供元検出部410は、提供装置を検出する。通信パラメータ提供元検出部410は、送信部405による検索信号の送信と、受信部404による検索応答信号の受信とにより、通信パラメータの提供装置を検出する。また、通信パラメータ提供元検出部410は、受信部404によるビーコンの受信により、提供装置を検出することもできる。そして、通信パラメータの提供を受ける場合は、検出された提供装置に通信パラメータの提供を依頼要求し、通信パラメータの提供を受ける。通信パラメータ記憶部411は、提供装置から提供を受けた通信パラメータを記憶する。
図1の無線LANシステムにおいては、無線基地局101と端末Aとがネットワークを確立し、省電力モードになった後、端末Bがネットワークへの参加意思を表明する場合が考えられる。図5のシーケンスを参照して、その場合の具体的な方法を説明する。
基地局と端末Aとが無線接続してネットワークを構築する(501)。次に、基地局はDoze状態(ドーズ状態、休止状態)とAwake状態(アウェイク状態、給電状態)との周期間隔や開始時刻などの省電力時間情報を含む省電力モード情報を端末Aに通知し(502)、端末Aは基地局へ了承した旨を示す省電力モード応答情報を返信する(503)。省電力時間情報を含む省電力モードの通知が終了したら、基地局と端末Aとは省電力動作に入り、Doze状態へと移行する(504)。
基地局と端末Aとは、あらかじめ通知及び了承した一定の周期でAwake状態へと移行し(505)、この際に基地局はビーコンを発信する(506)。このビーコンを端末Bが検知することにより、基地局の存在を認識することが出来る(507)。
ユーザが基地局の通信パラメータの自動設定を開始するトリガを与える設定ボタンを押下することにより、基地局は、通信パラメータ自動設定の待ち受け状態となる(508)。
また、端末Bの通信パラメータの自動設定を開始するトリガを与える設定ボタンを押下することにより、端末Bは、通信パラメータ自動設定の開始を示す設定開始情報を含む自動設定IEを付加したプローブリクエストを基地局に送信する(510)。このとき、基地局はDoze状態であるため、当該プローブリクエストを受信することができず、その結果、端末Bへ応答しない(511)。端末Bは、基地局からの応答がないと、再度自動設定IEを付加したプローブリクエストを基地局へ送信する(512)。
このときに、基地局がAwake状態であれば、基地局はプローブリクエストを受信する(検索要求受信処理)(513)。基地局は、受信したプローブリクエストに自動設定IEが付加されているか否かを確認する。自動設定IEが付加されていれば省電力モードを解除し、自動設定開始に応答する設定開始応答情報を付加したプローブレスポンスを返答する(検索応答送信処理)。一方、自動設定IEが付加されていなければ、省電力モードを継続する。
プローブリクエストとプローブレスポンスとにより、接続先を認識した基地局と端末Bとは、通信パラメータの提供処理を行う(515)。この通信パラメータの提供処理(515)には、通信パラメータを送受信するための暫定的な無線接続処理を含む。具体的には、端末Bは、基地局に通信パラメータの提供を要求する。基地局は、該要求に応じて、端末Bに通信パラメータを提供する。通信パラメータの提供処理が終了したら、端末Bは、基地局が構築するネットワークに参加するために、提供された通信パラメータによって無線接続処理を行う(516)。
なお、省電力モードを解除してから一定期間内に、端末から通信パラメータの提供要求を受信しなかった場合は、基地局は再び省電力モードに入る。
接続処理が終了すると、基地局は端末Bに省電力時間情報を含む省電力モードの通知を行い(省電力モード情報送信処理)(517)、省電力モードを受信した端末Bは省電力モードの返答を行う(省電力モード応答情報受信処理)(518)。 その後、端末Bからの返答を受信すると、基地局はDoze状態へと移る(521)。このとき、端末Bとの通信(515〜518)によって、端末Aの省電力モードのAwake状態とDoze状態の切替え周期と、基地局Awake状態とDoze状態の切替え周期とにずれが生じる場合がある。その場合、基地局は端末AがAwake状態の際に、再度省電力モードのDoze状態とAwake状態との周期間隔(周期情報)や開始時刻(タイミング情報)などの省電力時間情報を含む省電力モードを通知してもよい(519)。省電力モードの通知を受けた端末Aは、了承の旨の返答を行って(520)、通知された省電力時間情報に従った同期動作を行う。
以上のように、本実施形態では、基地局と無線通信端末とにおいて、省電力モードに入っている基地局は、無線通信端末からの自動設定IEを含むプローブリクエストを受信することにより、省電力モードを解除する(省電力解除処理)。これにより、無線通信端末との通信パラメータの提供および接続処理に応えることが可能となる。
なお、本実施形態では、無線接続完了を契機として省電力モードへの再開を行っている。しかしながら、通信パラメータの提供終了時、または通信パラメータの提供終了後所定時間内に端末Bからの無線接続要求の受信がないこと、を契機として省電力モードの再開を行ってもよい。
図6乃至図8を参照して、図5で説明したシーケンスを満たすための、基地局における処理を説明する。
図6は、端末Bから受信したプローブリクエストに自動設定IEが付加されている場合の基地局における処理の流れを示すフローチャートである。すわなち、図5における513の際の動作を説明するフローチャートである。
S601において、基地局は、端末Bからプローブリクエストを受信する。S602において、基地局は、受信したプローブリクエストに自動設定IEが付加されているかどうかを判定する。なお、無線通信端末によっては、通信パラメータの自動設定を開始していない場合においても、自動設定IEをプローブリクエストに付加する無線通信端末の存在が考えられる。よって、自動設定IEに加えて通信パラメータの自動設定を開始した旨の情報が含まれている場合、プローブリクエストに自動設定IEが付加されていると判定してもよい。
プローブリクエストに自動設定IEが付加されていないと判定された場合(S602;NO)、応答としてのプローブレスポンスを送信し(S612)、処理を終了して省電力モードを継続する。なお、自動設定IEが付加されていないプローブリクエストを省電力モード中に受信した場合には、プローブレスポンスを返信しないようにしてもよい。一方、プローブリクエストに自動設定IEが付加されていると判定された場合(S602;YES)、受信した際の当該基地局の状態が省電力モードであるかどうかを判定する(603)。省電力モードでないと判定された場合(S603;NO)、S605に進む。一方、省電力モードであると判定された場合(S603;YES)、S604において、基地局は省電力モードを解除して、Doze状態への遷移を停止する。そして、S605において、基地局は端末Bへプローブレスポンスを送信する。S606において、基地局は、通信パラメータ提供要求受信待機期間内であるかどうか判定する。通信パラメータ提供要求受信待機期間内でないと判定された場合(S606;NO)、S607において、基地局は、通信パラメータ提供要求受信待機を中止して、省電力モードを再開し、処理を終了する。一方、通信パラメータ提供要求受信待機期間内であると判定された場合(S606;YES)、S608へ進む。S608において、基地局は、操作部205を介して、ユーザから通信パラメータ提供要求受信待機の中止が受付けられたかどうかを判定する。中止要請が行われたと判定された場合(S608;YES)、S609において、通信パラメータ提供要求受信待機を中止し、省電力モードを再開し、処理を終了する。一方、ユーザから通信パラメータ提供要求受信待機の中止要請が行われていないと判定された場合(S608;NO)、S610において、基地局は、端末Bから通信パラメータ提供要求を受信したかどうかを判定する。通信パラメータ提供要求を受信していないと判定された場合(S610;NO)、S606へ戻る。一方、通信パラメータ提供要求を受信したと判定された場合(S610;YES)、S611において、基地局は端末Bと通信パラメータの提供プロトコルを実施し、通信パラメータを提供する。
次に、図7は、基地局と端末Bとの通信により、基地局と端末Aの省電力モードにおけるAwake状態とDoze状態との周期にズレが生じた際に、基地局が省電力モードに遷移する場合の処理の流れを示すフローチャートである。すなわち、図5における517から520の詳細な動作を説明するフローチャートである。
S701において、基地局は、端末Bへ省電力時間情報を含む省電力モードを通知する。S702において、基地局は、端末Bからの応答信号を受信する。次に、S703において、基地局は、端末AがAwake状態であるかどうかを判定する。Awake状態でないと判定された場合(S703;NO)、Awake状態であると判定されるまで、待機する。一方、端末AがAwake状態であると判定された場合(S703;YES)、S704へ進む。S704において、基地局は、端末Bへ送信した省電力時間情報を含む省電力モードを端末Aに通知する。S705において、基地局は、端末Aからの応答信号を受信する。S706において、全ての端末に対する省電力時間情報を含む省電力モードの通知処理が終了し、基地局はDoze状態へと移行する。以上で処理が終了する。
そして、図8は、基地局が再度省電力モードに遷移する場合に、全ての接続している端末と省電力時間情報を統一する際の処理の流れを示すフローチャートである。すなわち、図7において、通知する省電力時間情報を含む省電力モードの通知先を判定する際の詳細な動作を説明するフローチャートである。
S801において、基地局は、現在の省電力情報を記憶部206に記憶する。S802において、基地局は、現在の省電力情報を記憶部206に記憶した後省電力モードを解除する。S803において、基地局は、端末Bに通信パラメータを提供する。S804において、基地局は、端末Bとの接続処理を行う。S805において、基地局は、接続処理が終了したかどうかを判定する。終了したと判定された場合(S805;YES)、S806へ進む。一方、終了していないと判定された場合(S805;NO)、終了するまで待機する。S806において、基地局は、新規省電力時間情報の算出を行う。S807において、基地局は、新規省電力時間情報と、記憶部206に記憶された省電力モード解除前の省電力時間情報とが一致するかどうか判別する。新規省電力時間情報と、記憶部206に記憶された省電力モード解除前の省電力時間情報とが一致すると判別された場合(S807;NO)、S808へ進む。S808において、基地局は、端末Bに省電力モードの通知を行い、処理を終了する。一方、新規省電力時間情報と、記憶部206に記憶された省電力モード解除前の省電力時間情報とが異なっていると判別された場合(S807;YES)、S809へ進む。S809において、基地局は、接続している全端末へ省電力モードの通知を行う。
S810において、基地局は、接続している全端末へ省電力モードの通知が完了したかどうかを判定する。通知が完了したと判定された場合(S810;YES)、処理を終了する。一方、通知が完了していないと判定された場合(S810;NO)、S809に戻る。
本実施形態によれば、基地局が省電力モードであっても、無線通信端末に通信パラメータを提供することが可能となる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (9)

  1. 基地局としての機能を有する通信装置であって、
    休止状態とアウェイク状態に周期的に遷移させる省電力モードで前記通信装置を動作させる省電力手段と、
    前記省電力モードの前記アウェイク状態の時に第2通信装置から通信パラメータの提供が要求されると、前記休止状態への周期的な遷移を停止する停止手段と、
    前記停止手段により前記休止状態への周期的な遷移を停止し、前記第2通信装置に通信パラメータを提供する提供手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記省電力モードの前記アウェイク状態の時に受信した信号に、通信パラメータの提供を要求する情報が含まれていない場合、前記通信装置は、周期的に前記休止状態に遷移することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記提供手段により前記第2通信装置に通信パラメータを提供し、前記第2通信装置と接続すると、または、前記提供手段により前記第2通信装置に通信パラメータを提供してから所定時間内に前記第2通信装置からの接続が要求されないと、前記省電力手段は、前記通信装置の前記休止状態と前記アウェイク状態の周期的な遷移を再開させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記休止状態と前記アウェイク状態との間を遷移する前記省電力モードのタイミング情報または周期情報を含む省電力モード情報を前記第2通信装置へ送信する送信手段をさらに備え、
    前記省電力手段は、前記省電力モード情報に含まれる前記タイミング情報または前記周期情報に基づいて、前記通信装置および前記第2通信装置を同期させて前記省電力モードで動作させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の通信装置。
  5. 前記通信パラメータの提供を中止する入力を受け付ける受付手段をさらに備え、
    前記停止手段により前記休止状態への遷移を停止した後に、前記受付手段により前記通信パラメータの提供を中止する入力が受け付けられた場合、前記省電力手段は、前記通信装置の前記休止状態と前記アウェイク状態の周期的な遷移を再開させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の通信装置。
  6. 前記停止手段により前記休止状態への遷移を停止する前に、前記通信装置および第3通信装置が省電力モードで動作している場合、前記第2通信装置との間で前記休止状態と前記アウェイク状態を遷移させる周期またはタイミングに関する情報を、前記第3通信装置に送信する送信手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の通信装置。
  7. 前記送信手段は、前記第2通信装置が前記休止状態と前記アウェイク状態を遷移させる周期またはタイミングと、前記第3通信装置が前記休止状態と前記アウェイク状態を遷移させる周期またはタイミングとが一致しない場合、前記第3通信装置に前記情報を送信することを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 省電力手段と、停止手段と、提供手段とを備え、基地局としての機能を有する通信装置の制御方法であって、
    前記省電力手段が、休止状態とアウェイク状態に周期的に遷移させる省電力モードで前記通信装置を動作させる省電力工程と、
    前記停止手段が、前記省電力モードの前記アウェイク状態の時に第2通信装置から通信パラメータの提供が要求されると、前記休止状態への周期的な遷移を停止する停止工程と、
    前記提供手段が、前記停止工程により前記休止状態への周期的な遷移を停止し、前記第2通信装置に通信パラメータを提供する提供工程と、
    を備えることを特徴とする通信装置の制御方法。
  9. 請求項8に記載の通信装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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