JP2011203620A - プロジェクター装置および接続確立方法 - Google Patents

プロジェクター装置および接続確立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】任意のコンピューターを、複数のプロジェクター装置に対して容易に接続可能に
するプロジェクター装置および接続確立方法を提供する。
【解決手段】自装置が属するグループ内の各プロジェクター装置のIDを含むグループ情
報を記憶するグループ情報記憶部12と、任意のコンピューターからの接続要求を受けた
とき、当該任意のコンピューターのIDをグループ情報に書き込むと共に、当該任意のコ
ンピューターとの接続を確立する接続確立手段9と、任意のコンピューターからの接続要
求を受けたとき、グループ情報記憶部12を参照し、グループに属する自装置以外のプロ
ジェクター装置に対して接続要求を行う接続要求手段(PC接続要求部22、PJ接続要
求部31)と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介してコンピューターと複数のプロジェクター装置とを接続
させて、コンピューターからの出力画像を投写するプロジェクター装置および接続確立方
法に関するものである。
従来、この種のプロジェクター装置の制御システムとして、単一のコンピューター(制
御装置)とネットワークを介して接続された複数のプロジェクター装置に対し、コンピュ
ーターから同期制御を行うことで、複数のプロジェクター装置から同一の投写画像を一斉
に投写する制御システムが知られている(特許文献1参照)。この制御システムは、コン
ピューターに設けられたプロジェクター管理部によりコンピューターに接続された複数の
プロジェクター装置を検出および登録して、同期制御する複数のプロジェクター装置を認
識する。
特開2006−003903号公報
ところで、例えば大規模な会議やプレゼンテーションにおいて複数のプロジェクター装
置から同時投写する場合、複数の発表者が個々のコンピューターを使用して順に発表(同
時投写)したいという要望がある。しかし、上記の制御システムでは、複数のコンピュー
ターから、同じ複数のプロジェクター装置に同時投写させる場合、コンピューター毎に当
該複数のプロジェクター装置を検索および登録しなければならないため、接続に手間がか
かるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑み、任意のコンピューターを、複数のプロジェクター装置に対
して容易に接続可能にするプロジェクター装置および接続確立方法を提供することを課題
としている。
本発明のプロジェクター装置は、自装置が属するグループ内の各プロジェクター装置の
プロジェクター装置IDを含むグループ情報を記憶するグループ情報記憶部と、任意のコ
ンピューターからの接続要求を受けたとき、当該任意のコンピューターのコンピューター
IDをグループ情報に書き込むと共に、当該任意のコンピューターとの接続を確立する接
続確立手段と、任意のコンピューターからの接続要求を受けたとき、グループ情報記憶部
を参照し、グループに属する自装置以外の他のプロジェクター装置に対して接続要求を行
う接続要求手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の接続確立方法は、コンピューターと複数のプロジェクター装置との間で接続を
確立する接続確立方法であって、プロジェクター装置が、自装置が属するグループ内の各
プロジェクター装置のプロジェクター装置IDを含むグループ情報を所定の記憶領域に記
憶するグループ情報記憶ステップと、任意のコンピューターから接続要求を受けたとき、
当該任意のコンピューターとの接続を確立すると共に、所定の記憶領域を参照し、グルー
プに属する自装置以外の他のプロジェクター装置に対して接続要求を行う接続要求ステッ
プと、を実行することを特徴とする接続確立方法。
上記の構成によれば、プロジェクター装置が、グループ内の各プロジェクター装置のプ
ロジェクター装置IDを含むグループ情報を記憶しているため、コンピューターは、グル
ープ化されている複数のプロジェクター装置のうち、任意の1台のプロジェクター装置に
接続要求を行うだけで、自動的にグループ内の全てのプロジェクター装置に接続すること
ができる。これにより、コンピューターが、複数のプロジェクター装置に対して同時投写
を行う場合、各プロジェクター装置に対して検索、指定および接続要求を行う必要が無い
ため、迅速且つ容易に複数のプロジェクター装置に接続することができる。
この場合、任意のコンピューターからの接続要求を受けたとき、グループ情報記憶部に
グループ情報が記憶されているか否かを判別するグループ情報判別手段と、グループ情報
判別手段によりグループ情報が記憶されていないと判別された場合であって、接続要求に
よって自装置を含む複数のプロジェクター装置がグループ化された場合、当該グループ内
の各プロジェクター装置のプロジェクター装置IDと、接続要求を行ったコンピューター
のコンピューターIDと、を、グループ情報として生成するグループ情報生成手段を、さ
らに備え、グループ情報記憶部は、グループ情報生成手段により生成されたグループ情報
を記憶することが好ましい。
上記の構成によれば、一度、任意の1台のコンピューターから複数のプロジェクター装
置に接続要求を行えば、そのグループ情報をプロジェクター装置に記憶させておくことが
できる。これにより、2台目以降に接続しようとするコンピューターは、グループ内の1
台のプロジェクター装置に対してのみ接続要求を行えば、グループ内の全てのプロジェク
ター装置に接続ができ、他のプロジェクター装置に接続要求をする工程を省くことができ
る。また、各プロジェクター装置に予めグループ情報を記憶させておく必要がないため、
最初の1台のコンピューターからの接続要求時に、同時投写させたい複数のプロジェクタ
ー装置を自由に選択することができる。
また、グループ情報判別手段によりグループ情報が記憶されていると判別された場合、
任意のコンピューターが接続要求を行っている他のプロジェクター装置が存在するか否か
を判別する接続要求判別手段をさらに備え、接続要求手段は、接続要求判別手段により他
のプロジェクター装置が存在すると判別された場合、当該他のプロジェクター装置に対し
ては接続要求を行わないことが好ましい。
上記の構成によれば、プロジェクター装置は、自装置に接続要求を行ったコンピュータ
ーがグループ内の他のプロジェクター装置に対しても同時に接続要求している場合は、他
のプロジェクター装置に対して接続要求しないため、重複した接続要求を防ぐことができ
る。
一方、任意のコンピューターから接続切断要求があった場合、自装置以外の他のプロジ
ェクター装置に対して接続切断要求を行う接続切断要求手段を、さらに備えていることが
好ましい。
上記の構成によれば、任意の1のコンピューターから接続切断要求を行うことにより、
当該1のコンピューターとグループ内の全てのプロジェクター装置との接続(グループ化
)を解除することができる。
この場合、接続切断要求手段は、グループ情報に複数のコンピューターのコンピュータ
ーIDが含まれている場合であって、当該複数のコンピューターのうちいずれか1のコン
ピューターから接続切断要求があった場合、グループ情報内の当該1のコンピューター以
外の他のコンピューターに対して接続切断要求を行うことが好ましい。
上記の構成によれば、任意の1のコンピューターから接続切断要求を行うことにより、
グループ内の全てのコンピューターとグループ内の全てのプロジェクター装置との接続(
グループ化)を解除することができる。
これらの場合、接続確立手段は、任意のコンピューターと通信を行うPC通信部と、当
該PC通信部およびグループ情報記憶部と情報の授受を行う通信制御部と、からなること
が好ましい。
上記の構成によれば、通信制御部により、コンピューターから受信した当該コンピュー
ターのID、接続要求およい接続切断要求とグループ情報とを結びつけ、当該コンピュー
ターと、自装置および自装置以外の他のプロジェクター装置との接続を確立することがで
きる。
また、これらの場合、接続要求手段および接続切断要求手段は、任意のコンピューター
と通信を行うPC通信部と、他のプロジェクター装置と通信を行うPJ通信部と、からな
ることが好ましい。
上記の構成によれば、PC通信部およびPJ通信部により、任意のコンピューターおよ
び自装置以外の他のプロジェクター装置に対して、接続要求および接続切断要求を送信す
ることができる。
プロジェクター装置とコンピューターとの接続構成を示す図である。 (a)は、単一のプロジェクター装置との接続操作をする際のコンピューター画面の一例であり、(b)は、複数のプロジェクター装置をグループ化操作する際のコンピューター画面の一例であり、(c)は、複数のプロジェクター装置をグループ化操作した後のコンピューター画面の一例である。 プロジェクター装置の制御構成を示すブロック図である。 プロジェクター装置の接続処理を示すフローチャートである。 (a)は、図4のCASE1における装置間の接続動作を示す図であり、(b)は、図4のCASE2における装置間の接続動作を示す図であり、(c)は、図4のCASE3における装置間の接続動作を示す図であり、(d)は、図4のCASE4における装置間の接続動作を示す図である。 プロジェクター装置の接続切断処理を示すフローチャートである。 プロジェクター装置のグループ情報の消去処理を示すフローチャートである。 (a)は、図6のCASE5における装置間の接続切断動作を示す図であり、(b)は、図6のCASE6における装置間の接続切断動作を示す図であり、(c)は、図6のCASE7における装置間の接続切断動作を示す図である。
以下、添付の図面を参照し、本発明の一実施形態に係るプロジェクター装置および接続
確立方法について説明する。図1は、本実施形態に係るプロジェクター装置とコンピュー
ターとの接続構成を示している。図示のように、複数のコンピューターPC1,・・・,
PCnと、複数のプロジェクターPJ1,・・・,PJmとが、ネットワークNWを介し
て相互に通信可能となっている。本実施形態は、このようにネットワーク接続された状態
において、各コンピューターPCからの出力画像を、グループ化された複数のプロジェク
ターPJ(例えばプロジェクターPJ1,PJ2,PJ3)に対して同時投写すべく、任
意のコンピューターPCと当該複数のプロジェクターPJとの接続を確立するものである
ネットワーク接続された複数のコンピューターPC1,・・・,PCnと、複数のプロ
ジェクターPJ1,・・・,PJmは、各々に装置IDが付され(例えば、コンピュータ
ーPC1には装置ID「PC1」が、プロジェクターPJ1には装置ID「PJ1」が、
それぞれ付されている)、各装置が、ネットワーク接続された装置のIDを記憶しており
、装置IDによって相互に装置を認識する。なお、ネットワークNWは、インターネット
やローカルエリアネットワークを介したものが考えられ、接続の形態は、無線の通信回線
でも良いし、ケーブル等を使用した有線の通信回線でも良い。また、本実施形態では、装
置名と装置IDとを同じものとしたが、装置名と装置IDを異なるものとしても良い。
コンピューターPCは、一般的なパーソナルコンピューターを適用可能であり、制御部
(図示省略)、記憶部(図示省略)、ディスプレイ1、キーボード2およびマウス(図示
省略)を備え、ネットワーク・インターフェース(図示省略)を介してネットワークNW
に接続されている。
図2は、ネットワーク接続されたプロジェクターPJが検索された際の、任意のコンピ
ューターPCの画面の一例である。コンピューターPCと投写させるプロジェクターPJ
との接続を確立させたい場合、使用者は、コンピューターPCの画面上で所望のプロジェ
クターPJ(PJ1)を選択し、接続ボタン3をクリックすることにより、接続操作を実
行する(同図(a)参照)。コンピューターPCは、使用者のキーボード2およびマウス
操作に応じて制御部によりネットワークNW上にある複数のプロジェクターPJ1,・・
・,PJmの中から、投写させたいプロジェクターPJ1の装置ID「PJ1」を検索し
、プロジェクターPJ1に自身の装置ID「PC1」および接続要求を送信する。そして
、プロジェクターPJ1から装置ID「PJ1」および接続完了通知を受信することによ
り、コンピューターPC(PC1)とプロジェクターPJ1の接続が確立する(図5(a
)参照)。その後、コンピューターPCは、使用者のキーボード2およびマウス操作(接
続操作)に応じて記憶部に記憶した画像データをプロジェクターPJ1に送信し、プロジ
ェクターPJ1により画像が投写される。
一方、コンピューターPCからの出力画像を、複数のプロジェクターPJ(例えばPJ
1,PJ2,PJ3)に投写させたい場合、使用者は、コンピューターPCの画面上でプ
ロジェクターPJ1、PJ2、PJ3を選択し、グループ化ボタン4をクリックする(図
2(b)参照)。グループ化ボタン4がクリックされると、コンピューターPCは、選択
されたプロジェクターPJ1、PJ2、PJ3の装置ID「PJ1」、「PJ2」、「P
J3」を検索し、検索した装置IDにグループID「A」を付して記憶する(グループ化
)。画面上では、接続プロジェクターリスト内に、グループ化されたプロジェクター名が
グループID「A」と共に表示される(図2(c)参照)。
その後、使用者により接続ボタン3がクリックされると、コンピューターPCは、グル
ープ化したプロジェクターPJ1,PJ2,PJ3に、自身の装置ID「PC1」と接続
要求とをそれぞれ送信する。そして、プロジェクターPJ1,PJ2,PJ3から装置I
D「PJ1」,「PJ2」,「PJ3」および接続完了通知を受信して、コンピューター
PC(PC1)とプロジェクターPJ1,PJ2,PJ3の接続が確立する(図5(b)
参照)。その後、コンピューターPCは、使用者のキーボード2およびマウス操作(グル
ープ化操作)に応じて記憶部に記憶した画像データをプロジェクターPJ1,PJ2,P
J3に送信し、プロジェクターPJ1,PJ2,PJ3により画像が投写される。
なお、コンピューターPCは、複数のプロジェクターPJに接続要求を送信する場合、
自身の装置IDおよび接続要求と共に、全てのプロジェクターPJに対して、接続要求し
た全てのプロジェクターPJの装置IDを送信する。また、全てのプロジェクターPJに
対し、装置IDにグループIDを付して送信しても良い。
ところで本実施形態では、上記の接続要求に続いて、別のコンピューターPCからの出
力画像を、複数のプロジェクターPJ(例えばPJ1,PJ2,PJ3)に投写させたい
場合、上記の接続要求とは異なり、複数のプロジェクターPJのうちいずれか1のプロジ
ェクターのみに接続要求を行うだけで良い。当該処理については、後に詳述する。
一方、コンピューターPCとプロジェクターPJとの接続を切断する場合、使用者は、
コンピューターPCの画面上の接続切断ボタン(図示省略)をクリックすることで、切断
操作を実行する。コンピューターPCは、使用者のキーボード2およびマウス操作(切断
操作)に応じて、制御部により、接続状態にあるプロジェクターPJに対して、自身の装
置IDおよび接続切断要求を送信する。そして、プロジェクターPJから装置ID「PJ
1」および切断完了通知を受信することにより、コンピューターPC(PC1)とプロジ
ェクターPJ(PC1)の切断が完了する。
なお、本実施形態では、複数のプロジェクターPJが接続状態にある場合、任意の1台
に接続切断要求を送信することで、接続状態にある全てのプロジェクターPJとの接続を
切断することができる。また、複数のコンピューターPCが接続状態にある場合、任意の
1台のコンピューターPCから任意の1台のプロジェクターPJに接続切断要求を送信す
るだけで、全てのコンピューターPCとプロジェクターPJとの接続が切断される。これ
らの処理についても、後に詳述する。
図3は、プロジェクターPJの構成を示すブロック図である。なお、複数のプロジェク
ターPJ1,・・・,PJmは、いずれも同様の構成を備えている(図中ではプロジェク
ターPJ1と表示)。同図に示すように、プロジェクターPJは、ネットワークNW上の
自装置以外の装置と接続を確立する接続確立部9(接続確立手段)、グループ情報記憶部
12(所定の記憶領域)、画像処理部13、中央制御部14、操作部15、投写制御部1
6および投写光学系17を備えている。
接続確立部9は、ネットワークNW上の自装置以外の装置と通信を行う通信部10と、
この通信を制御する通信制御部11とを有している。
通信部10は、ネットワークNW上の複数のコンピューターPC(PC1,・・・,P
Cn)と通信を行うPC通信部20と、自装置以外の複数のプロジェクターPJ(PJ2
,・・・,PJm)と通信を行うPJ通信部30と、を有している。
PC通信部20は、コンピューターPCから画像データを受信する画像データ受信部2
1と、コンピューターPCと接続情報を送受信するPC接続要求部22(接続要求手段)
と、切断情報を送受信するPC接続切断要求部23(接続切断要求手段)と、を有してい
る。一方、PJ通信部30は、自装置以外のプロジェクターPJと接続情報を送受信する
PJ接続要求部31(接続要求手段)と、切断情報を送受信するPJ接続切断要求部32
(接続切断要求手段)と、を有している。なお、接続情報は、接続要求、接続完了通知お
よび装置ID、グループIDを含み、切断情報は、接続切断要求、切断完了通知および装
置ID、グループIDを含んでいる。
画像データ受信部21は、コンピューターPCから画像データを受信し、コンピュータ
ーPCから出力されたRGB信号を受信するインターフェースにより実現される。
PC接続要求部22は、コンピューターPCから送信された装置ID「PC1」および
接続要求を受信すると共に、コンピューターPCに対して自身の装置ID「PJ1」およ
び接続完了通知を送信する。また、コンピューターPCが複数のプロジェクターPJ(例
えばPJ1、PJ2、PJ3)をグループ化して接続要求を送信している場合、PC接続
要求部22は、グループ化されたプロジェクターPJの装置ID「PJ1」、「PJ2」
、「PJ3」も受信する。
PC接続切断要求部23は、コンピューターPCから送信された装置ID「PC1」お
よび接続切断要求を受信すると共に、コンピューターPCに対して自身の装置ID「PJ
1」および切断完了通知を送信する。また、PC接続切断要求部23は、後述する通信制
御部11からの指令に基づいて、接続状態にある他のコンピューターPC(例えばPC2
)に対して、装置ID「PJ1」および接続切断要求を送信する。
PJ接続要求部31は、PC接続要求部22により、コンピューターPCから接続要求
と共に複数のプロジェクターPJの装置IDを受信した場合、通信制御部11の指令に基
づいて、IDを受信した自装置以外のプロジェクターPJ(PJ2、PJ3)に対し、コ
ンピューターPCの装置ID「PC1」および接続要求を送信する。反対に、自装置以外
のプロジェクターPJから、コンピューターPCの装置ID「PC1」および接続要求を
受信すると、PJ接続要求部31は、受信した装置ID「ID」に対応するコンピュータ
ーPC1に自身の装置IDおよび接続完了通知を送信する。
PJ接続切断要求部32は、後述する通信制御部11からの指令に基づいて、自装置以
外のプロジェクターPJ(PJ2、PJ3)に対して、コンピューターPCの装置ID「
PC1」および接続切断要求を送信する。反対に、自装置以外のプロジェクターPJから
、コンピューターPCの装置ID「PC1」および接続切断要求を受信すると、PJ接続
切断要求部32は、受信した装置IDに対応するコンピューターPC1に自身の装置ID
および切断完了通知を送信する。
通信制御部11は、PC接続要求部22によりコンピューターPCから自装置以外のプ
ロジェクターPJの装置IDが受信されたか否かを判別する接続要求判別部41(接続要
求判別手段)と、PC接続要求部22によりコンピューターPCから受信した装置IDか
らグループ情報を生成するグループ情報生成部42と、後述するグループ情報記憶部12
にグループ情報が記憶されているかを判別するグループ情報判別部43と、を有している
。また、グループ情報判別部43は、グループ情報に複数のコンピューターPCの装置I
Dが含まれているか、および否かも判別する。これは、任意のコンピューターPCから接
続切断要求を受けた際、接続状態にある全てのコンピューターPCおよびプロジェクター
PJに対して接続切断要求を行うためである。
グループ情報生成部42は、PC接続要求部22によりコンピューターPCから装置I
Dを受信した場合であって、受信した装置IDに自装置以外のプロジェクターPJの装置
IDが含まれていた場合、コンピューターPCの装置ID「PC1)と、自装置以外のプ
ロジェクターPJ(例えばPJ2、PJ3)の装置ID「PJ2」、「PJ3」と、自装
置の装置ID「PJ1」と、にグループID「A」を付してグループ化し、グループ情報
「グループA:PC1,PJ1,PJ2,PJ3」を生成する。また、グループ情報生成
部42は、さらにPC接続要求部22により他のコンピューターPCから装置IDを受信
すると、生成したクループ情報に、当該他のコンピューターPCの装置ID「PC2」を
グループ情報に追加する。この場合、グループ情報は、「グループA:PC1,PC2,
PJ1,PJ2,PJ3」となる。
なお、グループ情報生成部42は、グループ情報がグループ情報記憶部12に記憶され
ていない場合に限り、グループ情報を生成する。つまり、本実施形態においてグループ情
報記憶部12は、複数のグループ情報を記憶できないようになっている。また、グループ
情報がグループ情報記憶部12に記憶されていない場合でも、PC接続要求部22により
コンピューターPCから受信した装置IDに自装置以外のプロジェクターPJの装置ID
が含まれてなかった場合、グループ情報を生成しない。
グループ情報記憶部12は、グループ情報生成部42によって生成されたグループ情報
を書き換え可能に記憶する。なお、グループ情報記憶部12に記憶されたグループ情報は
、PC接続切断要求部23およびPJ接続切断要求部32から接続切断要求を受信した時
点で、消去されるようになっている。
中央制御部14は、プロジェクターPJの全体を統括制御する。操作部15は、ユーザ
ーが各種設定および操作を行うためのものであり、プロジェクターPJ本体に備えられた
操作パネルやリモコン(いずれも図示省略)により実現される。
画像処理部13は、画像データ受信部21により受信した画像データに対し、予め記憶
されている画像処理プログラムに基づいて、所定の画像処理を実行する。所定の画像処理
としては、キーストーン歪補正処理、画質調整処理、画像サイズ調整処理、ガンマ補正処
理、画像合成処理等を行う。
投写制御部16は、画像処理部13により処理された画像を、後述する液晶ライトバル
ブ54の各画素に対応する階調値を導出することにより、全画素の階調値からなる画像デ
ータを生成し、当該画像データに基づいて投写制御を行う。
投写光学系17は、スクリーンSC上に、画像を投写するものであり、ライトバルブ駆
動部51と、ランプ駆動部52と、光源部53と、3原色に対応した液晶ライトバルブ5
4(54R,54G,54B)と、投写レンズ55と、を有する。各液晶ライトバルブ5
4は、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。各透明基
板の内面には、液晶に対して微小領域毎に駆動電圧を印加可能な透明電極が、画素として
マトリクス状に形成されている。ライトバルブ駆動部51は、液晶ライトバルブ54の各
画素に、画像データに応じた駆動電圧を印加することにより、各画素の光透過率を設定す
る。つまり、光源部53から射出された照明光は、不図示の光分離光学系によって、R,
G,Bの色光に分離された後、各色用の液晶ライトバルブ54を透過することによって変
調される。また、変調された画像光は、不図示の光合成光学系(ダイクロイックプリズム
など)により画素毎に合成されてカラー画像化され、当該カラー画像化された画像光が投
写レンズ55によって投写されることにより、スクリーンSC上にカラー画像が写し出さ
れる。なお、光源部53としては、超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノン
ランプ等を採用可能である。また、これら放電発光型のランプに限らず、発光ダイオード
、有機EL素子、シリコン発光素子、レーザーダイオード等の各種自己発光素子を採用し
ても良い。
次に、図4を参照し、プロジェクターPJ(PJ1)の接続処理(接続確立方法)につ
いて説明する。プロジェクターPJ(通信制御部11)は、PC接続要求部22により、
任意のコンピューターPC(PC1)から装置IDおよび接続要求を受信すると(S01
)、接続要求を受信したコンピューターPC1に対して自身の装置IDおよび接続完了通
知を送信する(S02)。続いて、グループ情報判別部43によりグループ情報記憶部1
2にグループ情報が記憶されているか否かを判別する(S03)。
グループ情報が記憶されていない場合(S03;NO)、さらに、接続要求判別手段4
1により、コンピューターPC1から自装置以外のプロジェクターPJの装置IDが受信
されたか否かを判別する(S04)。自装置以外のプロジェクターPJの装置IDが受信
されなかった場合(S04;NO)、接続処理を終了する(S05)。これまで辿ったフ
ローをCASE1とする(図5(a)参照)。
一方、コンピューターPC1から自装置以外のプロジェクターPJの装置ID(例えば
「PJ2」、「PJ3」)が受信された場合(S04;YES)、グループ情報生成部4
2により、コンピューターPC1とプロジェクターPJ1、PJ2と自装置の装置IDに
グループID「A」を付して、グループ情報「グループA:PC1、PJ1、PJ2、P
J3」を生成し、グループ情報記憶部12に記憶して(S06)、接続処理を終了する(
S05)。これまで辿ったフローをCASE2とする(図5(b)参照)。
グループ情報が記憶されていた場合(S03;YES)、グループ情報生成部42によ
り、記憶されていたグループ情報にコンピューターPC1の装置IDを加える(S07)
。さらに、接続要求判別手段41により、コンピューターPC1から自装置以外のプロジ
ェクターPJの装置IDが受信されたか否かを判別する(S08)。自装置以外のプロジ
ェクターPJの装置IDが受信されなかった場合(S08;NO)、グループ情報に含ま
れた全ての装置IDに対応する自装置以外のプロジェクターPJ2、PJ3に対して、コ
ンピューターPC1の装置IDと接続要求を送信し(S09)、接続処理を終了する(S
05)。これまで辿ったフローをCASE3とする(図5(c)参照)。
一方、コンピューターPC1から自装置以外のプロジェクターPJの装置ID(例えば
「PJ2」)が受信された場合(S08;YES)、受信した装置IDに対応するプロジ
ェクターPJ2を除くプロジェクターPJ3に対してのみ、コンピューターPC1の装置
IDと接続要求を送信し(S10)、接続処理を終了する(S05)。これまで辿ったフ
ローをCASE4とする(図5(d)参照)。
続いて、図5を参照し、コンピューターPC1とプロジェクターPJ1、PJ2および
PJ3との間の接続動作について説明する。同図は、図4のCASE1、CASE2、C
ASE3およびCASE4における各装置の動作を示している。また、図中において、実
線で示された矢印は「接続要求」を、点線で示された矢印は「接続完了通知」を示してい
る。
図5(a)に示すように、グループ情報が記憶されていない場合、CASE1において
、コンピューターPC1からプロジェクターPJ1に装置ID「PC1」および接続要求
が送信されると、プロジェクターPJ1は、コンピューターPC1に装置ID「PJ1」
および接続完了通知を送信する。また、図5(b)に示すように、CASE2において、
コンピューターPC1から、プロジェクターPJ1、PJ2およびPJ3に装置ID「P
C1)、「PJ1」、「PJ2」、「PJ3」および接続要求が送信された場合、プロジ
ェクターPJ1、PJ2およびPJ3は、それぞれコンピューターPC1に自装置の装置
IDおよび接続完了通知を送信する。このとき、プロジェクターPJ1、PJ2およびP
J3では、「グループA:PC1、PJ1、PJ2、PJ3」というグループ情報が生成
・記憶される。
また、図5(c)に示すように、グループ情報「グループA:PC1、PJ1、PJ2
、PJ3」が記憶されている場合、CASE3において、コンピューターPC1からプロ
ジェクターPJ1に装置ID「PC1」および接続要求が送信された場合、プロジェクタ
ーPJ1は、コンピューターPC1に装置ID「PJ1」および接続完了通知を送信する
と共に、グループに属しているプロジェクターPJ2およびPJ3に対して、装置ID「
PC1」および接続要求を送信する。プロジェクターPJ1から装置ID「PC1」およ
び接続要求を受けたプロジェクターPJ2およびPJ3は、それぞれコンピューターPC
1に対して装置ID「PJ2」または「PJ3」および接続完了通知をそれぞれ送信する
これは、CASE2において、グループ情報が生成された後、他のコンピューターPC
(例えばPC2)が、プロジェクターPJ1に接続要求を送信した場合のフローと同様と
なる。すなわち、2台目以降に接続したコンピューターPCは、グループ内の任意の1台
のプロジェクターPJ(例えばPJ1)のみに接続要求を行えば、グループ内の全てのプ
ロジェクターPJ(例えばPJ2、PJ3)に接続することができる。
図5(d)に示すように、CASE4において、コンピューターPC1からプロジェク
ターPJ1、PJ2に装置ID「PC1)、「PJ1」、「PJ2」および接続要求が送
信された場合、プロジェクターPJ1は、コンピューターPC1に装置ID「PC1」お
よび接続完了通知を送信すると共に、コンピューターPC1から装置IDが送信されたプ
ロジェクターPJ2には接続要求を送信せず、装置IDが送信されなかったプロジェクタ
ーPJ3に対してのみ、装置ID「PC1」および接続要求を送信する。同様に、プロジ
ェクターPJ2は、コンピューターPC1に装置ID「PJ2」および接続完了通知を送
信すると共に、コンピューターPC1から装置IDが送信されたプロジェクターPJ1に
は接続要求を送信せず、装置IDが送信されなかったプロジェクターPJ3に対してのみ
、装置ID「PC1」および接続要求を送信する。このように、プロジェクターPJ1お
よびプロジェクターPJ2に対する重複した接続要求を防ぐことができる。
しかし、この場合プロジェクターPJ3に対する他のプロジェクターPJ(PJ1、P
J2)からの接続要求が重複するため、グループ内のプロジェクターPJに優先順位を付
けて、グループ情報が記憶されている場合であって、コンピューターPCから同時に複数
のプロジェクターPJに接続要求が送信された場合、優先順位の高いプロジェクターPJ
からのみ、他のプロジェクターPJに対して接続要求を送信するようにしても良い。
次に、図6を参照して、プロジェクターPJ(PJ1)の接続切断処理について説明す
る。プロジェクターPJ1(通信制御部11)は、PC接続切断要求部23により、任意
のコンピューターPC(PC1)から装置IDおよび接続切断要求を受信すると(S11
)、切断要求を受信したコンピューターPC1に対して自身の装置IDおよび接続完了通
知を送信する(S12)。続いて、グループ情報判別部43によりグループ情報記憶部1
2にグループ情報が記憶されているか否かを判別する(S13)。グループ情報が記憶さ
れていなかった場合(S13;NO)、切断処理を終了する(S14)。これまで辿った
フローをCASE5とする(図8(a)参照)。
一方、グループ情報が記憶されていた場合(S13;YES)、さらに、グループ情報
判別部43により、グループ情報内に複数のコンピューターPCの装置IDが含まれてい
るか否かを判別する(S15)。複数のコンピューターPCの装置IDが含まれていない
場合(S15;NO)、グループ情報に含まれた全ての装置IDに対応する自装置以外の
プロジェクターPJ2、PJ3に対して、コンピューターPC1の装置IDと接続切断要
求を送信し(S16)、グループ情報記憶部12に記憶したグループ情報を消去して(S
17)、切断処理を終了する(S14)。これまで辿ったフローをCASE6とする(図
8(b)参照)。
グループ情報内に複数のコンピューターPCの装置IDが含まれていた場合(S15;
YES)、切断要求を受信したコンピューターPC1以外のコンピューターPC2に対し
て、自身の装置IDと接続切断要求を送信する(S18)。そして、グループ情報に含ま
れている全ての装置IDに対応する自装置以外のプロジェクターPJ2、PJ3に対して
、コンピューターPC1の装置IDと接続切断要求を送信し(S16)、グループ情報記
憶部12に記憶したグループ情報を消去して(S17)、切断処理を終了する(S14)
。これまで辿ったフローをCASE7とする(図8(c)参照)。
一方、図7に示すように、プロジェクターPJ(通信制御部11)は、自装置以外のプ
ロジェクターPJから装置ID(例えば「PC1」、「PC2」)および接続切断要求を
受信すると(S19)、受信した装置IDに対応する全てのコンピューターPC(PC1
,PC2)に対して、自身の装置IDおよび切断完了通知を送信する(S20)。そして
、グループ情報記憶部12に記憶したグループ情報を消去して(S21)、切断処理を終
了する(S22)。
続いて、図8を参照し、コンピューターPC1、PC2とプロジェクターPJ1、PJ
2およびPJ3との間の切断動作について説明する。同図は、CASE5、CASE6お
よびCASE7における各装置の動作を示している。また、図中において、実線で示され
た矢印は「接続切断要求」を、点線で示された矢印は「切断完了通知」を示している。
図8(a)に示すように、グループ情報が記憶されていない場合、CASE5において
、コンピューターPC1からプロジェクターPJ1に装置ID「PC1」および接続切断
要求が送信されると、プロジェクターPJ1は、コンピューターPC1に装置ID「PJ
1」および切断完了通知を送信する。
図8(b)に示すように、グループ情報が記憶されている場合であって、グループ情報
に複数のコンピューターPCのIDが含まれていなかった場合(例えば、グループ情報「
グループA:PC1、PJ1、PJ2、PJ3」)、CASE6において、コンピュータ
ーPC1からプロジェクターPJ1に装置ID「PC1」および接続切断要求が送信され
ると、プロジェクターPJ1は、コンピューターPC1に対して装置ID「PC1」およ
び切断完了通知を送信すると共に、プロジェクターPJ2およびPJ3に対して、装置I
D「PC1」および接続切断要求を送信する。装置ID「PC1」および接続切断要求を
受けたプロジェクターPJ2およびPJ3は、それぞれコンピューターPC1に対して装
置ID「PC2」または「PJ3」および切断完了通知を送信する。
一方、図8(c)に示すように、グループ情報に複数のコンピューターPCの装置ID
が含まれていた場合(例えば、グループ情報「グループA:PC1、、PC2、PJ1、
PJ2、PJ3」)、CASE7において、コンピューターPC1からプロジェクターP
J1に装置ID「PC1」および接続切断要求が送信されると、プロジェクターPJ1は
、コンピューターPC1に装置ID「PJ1」および切断完了通知を送信すると共に、接
続切断要求を受けていないコンピューターPC2に対して、装置ID「PJ1」および接
続切断要求を送信する。装置ID「PJ1」および接続切断要求を受信したコンピュータ
ーPC2は、プロジェクターPJ1に対して、切断完了通知を送信する。また、プロジェ
クターPJ1は、プロジェクターPJ2およびPJ3に対して装置ID「PC1」、「P
C2」および接続切断要求を送信する。装置ID「PC1」、「PC2」および接続切断
要求を受信したプロジェクターPJ2およびPJ3は、コンピューターPC1、PC2に
対して装置ID「PJ2」または「PJ3」および切断完了通知をそれぞれ送信する。
このように、プロジェクターPJにグループ情報が記憶され、複数のコンピューターP
Cと複数のプロジェクターPJが接続状態にある場合、任意の1台のコンピューターPC
から、任意の1台のプロジェクターPJに接続切断要求を送信すれば、グループ内の全て
の装置間の接続を切断することができる。
以上、これまで、説明してきたプロジェクターPJおよびコンピューターPCと複数の
プロジェクターPJとの接続確立方法によれば、各プロジェクターPJが、グループ情報
として、グループ内の複数のプロジェクターPJおよびコンピューターPCの装置IDを
記憶しておくため、コンピューターPCは、グループ内の任意の1台のプロジェクターP
Jに接続要求を送信すれば、当該任意のプロジェクターPJが、記憶している装置IDを
参照し、コンピューターPCの代わりに自装置以外のプロジェクターPJに接続要求を送
信するため、容易に接続を確立することができる。特に複数のコンピューターPCが、ネ
ットワークNW上で複数のプロジェクターPJに接続させたい場合に、容易に接続を確立
することができ、利便性が良い。
なお、上記の実施形態では、1台目のコンピューターPCは各プロジェクターPJに対
して接続要求を行う必要があるとしたが、予め各プロジェクターPJにグループ情報を記
憶させておく構成としても良い。この構成によれば、コンピューターPCから、グループ
化させる各プロジェクターPJに対して接続要求を行う必要がなく、1台目のコンピュー
ターPCから、簡単にグループ化された複数のプロジェクターPJに接続することができ
る。さらに、1台のプロジェクターPJにグループ情報を記憶させておき、当該プロジェ
クターPJが任意のコンピューターPCから接続要求を受信した際に、当該プロジェクタ
ーPJが自装置以外のプロジェクターPJにグループ情報を送信する構成にすれば、グル
ープ情報を記憶させておくプロジェクターPJは1台で済むため、接続をより簡単にする
ことができる。
また、上記の実施形態では、コンピューターPC1からプロジェクターPJ1に接続切
断要求を行った場合、プロジェクターPJ1がグループ内の全てのコンピューターPCお
よびプロジェクターPJに対して接続切断要求を行うとしたが、コンピューターPC1に
よる切断動作に伴い、コンピューターPC1からグループ内の全コンピューターPCとプ
ロジェクターPJ1に接続切断要求を出し、プロジェクターPJ1はグループ内の自装置
以外のプロジェクターPJに対して接続切断要求を出すようにしても良い。
なお、最初に接続を確立したコンピューターPCとプロジェクターPJとをメインのコ
ンピューターPCとプロジェクターPJとし、後から接続を確立したコンピューターPC
とプロジェクターPJと区別して記憶しても良い。この構成によれば、メインのコンピュ
ーターPCから切断要求を行った場合のみ、グループ内の全ての接続を解除するような構
成としたり、メインのプロジェクターPJに接続要求を行った場合のみ、グループ内の全
てのプロジェクターPJとの接続を確立するような構成とすることで、メインのコンピュ
ーターPCおよびプロジェルターPJにより装置間の接続状態を管理することができる。
また、上記の実施形態に示したプロジェクターPJの各構成要素をプログラムとして提
供することが可能である。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッ
シュメモリ等)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピューターを、プ
ロジェクターPJの各構成要素として機能させるためのプログラム、およびそれを記録し
た記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれるものである。
また、上記の実施形態では、透過型液晶表示方式を採用しているが、反射型液晶表示方
式、CRT表示方式やライトスイッチ表示方式(マイクロミラーデバイス方式)など、プ
ロジェクターPJの表示原理は問わない。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適
宜変更が可能である。
9:接続確立部 10:通信部 11:通信制御部 12:グループ情報記憶部 22
:PC接続要求部 23:PC接続切断要求部 31:PJ接続要求部 32:PJ接続
切断要求部 41:接続要求判別手段 42:グループ情報生成部 43:グループ情報
判別部 NW:ネットワーク PC:コンピューター PJ:プロジェクター

Claims (8)

  1. 自装置が属するグループ内の各プロジェクター装置のプロジェクター装置IDを含むグ
    ループ情報を記憶するグループ情報記憶部と、
    任意のコンピューターからの接続要求を受けたとき、当該任意のコンピューターのコン
    ピューターIDを前記グループ情報記憶部に書き込むと共に、当該任意のコンピューター
    との接続を確立する接続確立手段と、
    前記任意のコンピューターからの接続要求を受けたとき、前記グループ情報記憶部を参
    照し、前記グループに属する自装置以外の他のプロジェクター装置に対して接続要求を行
    う接続要求手段と、を備えたことを特徴とするプロジェクター装置。
  2. 前記任意のコンピューターからの接続要求を受けたとき、前記グループ情報記憶部に前
    記グループ情報が記憶されているか否かを判別するグループ情報判別手段と、
    前記グループ情報判別手段により前記グループ情報が記憶されていないと判別された場
    合であって、前記接続要求によって前記自装置を含む複数のプロジェクター装置がグルー
    プ化された場合、当該グループ内の各プロジェクター装置のプロジェクター装置IDと、
    接続要求を行ったコンピューターのコンピューターIDと、を、前記グループ情報として
    生成するグループ情報生成手段を、さらに備え、
    前記グループ情報記憶部は、前記グループ情報生成手段により生成された前記グループ
    情報を記憶することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター装置。
  3. 前記グループ情報判別手段により前記グループ情報が記憶されていると判別された場合
    、前記任意のコンピューターが接続要求を行っている他のプロジェクター装置が存在する
    か否かを判別する接続要求判別手段をさらに備え、
    前記接続要求手段は、前記接続要求判別手段により前記他のプロジェクター装置が存在
    すると判別された場合、当該他のプロジェクター装置に対しては接続要求を行わないこと
    を特徴とする請求項2に記載のプロジェクター装置。
  4. 前記任意のコンピューターから接続切断要求があった場合、前記自装置以外の他のプロ
    ジェクター装置に対して接続切断要求を行う接続切断要求手段をさらに備えたことを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載のプロジェクター装置。
  5. 前記接続切断要求手段は、グループ情報に複数のコンピューターのコンピューターID
    が含まれている場合であって、当該複数のコンピューターのうちいずれか1のコンピュー
    ターから接続切断要求があった場合、前記グループ情報内の当該1のコンピューター以外
    の他のコンピューターに対して接続切断要求を行うことを特徴とする請求項4に記載のプ
    ロジェクター装置。
  6. 前記接続確立手段は、前記任意のコンピューターと通信を行うPC通信部と、当該PC
    通信部および前記グループ情報記憶部と情報の授受を行う通信制御部と、からなることを
    特徴とする請求項4または5に記載のプロジェクター装置。
  7. 前記接続要求手段および前記接続切断要求手段は、前記任意のコンピューターと通信を
    行うPC通信部と、前記他のプロジェクターと通信を行うPJ通信部と、からなることを
    特徴とする請求項4ないし6のいずれかに記載のプロジェクター装置。
  8. コンピューターと複数のプロジェクター装置との間で接続を確立する接続確立方法であ
    って、
    前記プロジェクター装置が、
    自装置が属するグループ内の各プロジェクター装置のプロジェクター装置IDを含むグ
    ループ情報を所定の記憶領域に記憶するグループ情報記憶ステップと、
    任意のコンピューターから接続要求を受けたとき、当該任意のコンピューターとの接続
    を確立すると共に、前記所定の記憶領域を参照し、前記グループに属する自装置以外の他
    のプロジェクター装置に対して接続要求を行う接続要求ステップと、を実行することを特
    徴とする接続確立方法。
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