JP2011101161A - 撮像装置、その制御方法、再生装置およびプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、再生装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011101161A
JP2011101161A JP2009253914A JP2009253914A JP2011101161A JP 2011101161 A JP2011101161 A JP 2011101161A JP 2009253914 A JP2009253914 A JP 2009253914A JP 2009253914 A JP2009253914 A JP 2009253914A JP 2011101161 A JP2011101161 A JP 2011101161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
information
image
privacy protection
captured image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009253914A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuaki Nishida
徳朗 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009253914A priority Critical patent/JP2011101161A/ja
Publication of JP2011101161A publication Critical patent/JP2011101161A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】手間をかけることなく、撮影場面に応じて最適な保護を撮影画像内の被写体に施すことができる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像部11で撮影が開始されると、制御部15は、画像解析部13に対し、画像処理部12で画像処理された撮影画像の撮影画角内に存在する被写体を認証させる(S2)。制御部15は、画像解析部13に対し、認証した被写体の判断パラメータに従った被写体情報を判断情報蓄積部32に蓄積させる(S3)。撮影が停止されると、制御部15は、画像解析部13に対し、蓄積された被写体情報から各被写体のプライバシー保護レベルを算出させる(S5)。制御部15は、画像解析部13からのプライバシー保護情報を付属情報(メタデータ)として、混合器14により画像処理部12からの画像情報に付加し、記録媒体18に記録する(S6)。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像を撮影して記録する撮像装置、その制御方法、再生装置およびプログラムに関する。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラで撮影した動画像や静止画像がインターネットを通じて公開されている。しかし、主被写体とは別に写り込んでしまった個人や物などが画像処理されることなく、このような動画像や静止画像は、そのままアップロードされている。この結果、このような動画像や静止画像に登場する被写体に対し、プライバシーの侵害となるおそれがあった。
これに対し、撮影画像に登場する被写体のプライバシーを保護する技術として、予め顔情報データベースを準備しておき、そのデータベースに一致しない顔が検出された場合、その顔にモザイクなどの画像処理を施すという技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2004−62560号公報
しかしながら、上記従来の技術では、あらかじめ顔情報をデータベースに登録しておく必要があるので、事前の準備に手間がかかるという問題があった。また、撮影場面によってはモザイク等の画像処理をかけたくない被写体になることがあるにも関わらず、モザイク等の画像処理がかかってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、手間をかけることなく、撮影場面に応じて最適な保護を撮影画像内の被写体に施すことができる撮像装置、その制御方法、再生装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、画像を撮影して記録する撮像装置において、撮影画像から被写体を認識する認識手段と、前記認識手段によって認識された被写体の情報を蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段によって蓄積された被写体の情報に基づき、前記認識手段によって認識された被写体の保護情報を取得する取得手段と、前記保護情報を前記撮影画像の付属情報として出力する出力手段とを有し、前記撮影画像に前記付属情報を関連付けて記録することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る撮像装置は、蓄積された被写体の情報に基づき、認識された被写体の保護情報を取得し、この保護情報を撮影画像の付属情報として出力し、撮影画像に付属情報を関連付けて記録する。これにより、手間をかけることなく、撮影場面に応じて最適な保護を撮影画像内の被写体に施すことができる。この結果、意図せずに写りこんでしまった他人のプライバシーを保護することができ、動画や静止画などの画像公開の文化に重要な役割を果たすことができる。
請求項2に係る撮像装置によれば、再生時に適切に画像処理を施すことができる。
請求項3に係る撮像装置によれば、主たる被写体とその他の被写体がどのような登場関係にあるのかを判断することができる。例えば、基準となる主たる被写体に対してかけ離れた数値が算出される被写体がある場合、それはその被写体と主たる被写体との関係が薄いと判断することができる。
請求項4に係る撮像装置によれば、被写体同士の比較ではなく、撮影画像における被写体の占有状態から、絶対値的に保護情報を判断することができる。
請求項5に係る撮像装置によれば、画像情報の再生時、保護情報からプライバシーの保護が必要な被写体に対してだけ画像処理を施すことができる。
請求項6に係る撮像装置によれば、保護が必要な被写体であるか否かの判別が容易となる。
請求項7に係る撮像装置によれば、被写体の顔部分をプライバシー保護対象として捉えることができる。
請求項8に係る撮像装置によれば、ユーザの操作性を向上させることができる。
請求項9に係る撮像装置によれば、例えば、ホームページ上へのアップロード時に適切に画像処理を施すことができる。
第1の実施形態における撮像装置10の撮影に係わる部分の構成を示すブロック図である。 画像解析部13の内部の構成を示す図である。 判断パラメータに応じたプライバシー保護レベルを示すプライバシー保護用の判断テーブルである。 撮像装置10で再生される動画像および撮影・記録時の動画像を表示する表示画面の例を示す図である。 撮影時間に対する判断パラメータの変化を示すグラフである。 被写体ごとにプライバシー保護レベルが算出されたプライバシー保護用の判断テーブルである。 撮影動作手順を示すフローチャートである。 撮像装置10の撮影画像の再生に係わる部分の構成を示すブロック図である。 再生動作手順を示すフローチャートである。 プライバシー保護情報をもとにプライバシー保護機能を使用した場合の再生画像を表示する表示画面を示す図である。 第2の実施形態における絶対値的な判断方法を説明する図である。
本発明の撮像装置、その制御方法、再生装置およびプログラムの実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の撮像装置は、動画像や静止画像を撮影して記録するとともに、再生することが可能な撮像装置に適用される。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態における撮像装置10の撮影に係わる部分の構成を示すブロック図である。撮像装置10は、撮像部11、画像処理部12、画像解析部13、混合器14、制御部15、表示部16、操作部17、記録媒体18などを備える。撮像部11は撮影画像を取り込む。画像処理部12は、撮像部11から得られた画像情報を処理する。画像解析部13は、画像情報からプライバシー保護をかけるべき被写体を抽出する。混合器14は、画像処理部12から出力される情報に画像解析部13からの情報を付加する。制御部15は各部デバイスに命令を出す。表示部16は動作状況や画像を表示する。操作部17はユーザからの操作を受け付ける。記録媒体18は動画像や静止画像を記録する。
このような構成を有する撮像装置10において、画像を撮影する際の処理の流れについて簡単に説明する。なお、図中の矢印は、撮影時における信号あるいは情報の流れを示す。撮像部11は、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子、画像を拡大・縮小するためのズームレンズ、画像の焦点を合わせるフォーカスレンズなどで構成され、映し出される光学的な情報を電気的な情報に変換する役割を持つ。特に図示していないが、撮像部11には音声マイクなども含まれる。この音声マイクを用い、撮像部11は、画像と合わせて音声情報を取得する取得部としても働く。
撮像部11から出力される画像や音声の情報は画像処理部12に入る。画像処理部12は、画像の画質補正処理を行うと共に、画像や音声の情報を圧縮(エンコード)する機能を持つ。また、画像処理部12は、画像や音声以外の情報も付加する機能を持つ。特に図示していないが、例えば、GPS(Global Positioning System)機能が装備されている場合、撮影した場所や時間などの情報を取得することができる。また、明るさや被写物によって撮像装置の動作パラメータが変わる場合、その設定情報なども取得することができる。これらの情報は、画像処理部12に集約され、付属情報(メタデータ)として映像や音声の情報と一緒に保存された後、再生時に利用される。
画像解析部13は、画像処理部12の処理と合わせて動作する。画像解析部13では、プライバシー保護をかけるべき被写体を抽出するための処理が行われ、その保護される被写体の情報が付属情報として出力される。この付属情報は主にプライバシーを保護するための情報であり、この情報も再生時に利用される。
画像処理部12と画像解析部13から出力された情報は、混合器14で合成されて記録媒体18に記録される。記録媒体18は、光ディスクとしてのDVD(Digital Versatile Disc)、磁気記録媒体としてのHDD(Hard disc Drive)、半導体メモリを用いたSSD(Solid State Drive)などに相当する。
動画撮影や静止画撮影、撮影モードや再生モード、撮影の開始や停止などの動作モードの切り替えは、ユーザが操作部17を操作することによって行われる。操作部17は、ユーザが直接操作できる部分であり、機械的なボタンスイッチや切り替えスイッチなどのインターフェース部分である。ユーザが操作部17を操作することで、操作部17から制御部15に信号が送られる。制御部15は、この信号に基づき、各デバイスを制御する。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)を持つマイクロコンピュータであり、撮像装置10の頭脳として働く。制御部15は、ユーザの命令を各デバイスに送るだけでなく、動作モードに応じたシステムの制御なども合わせて行う。撮影画像や動作状態などは表示部16に表示される。表示部16として、一般的にLCD(Liquid Crystal Display)などが用いられる。
つぎに、画像解析部13で行われる処理の概要を説明する。図2は画像解析部13の内部の構成を示す図である。画像解析部13は、被写体認識部31、判断情報蓄積部32、プライバシー保護レベル算出部33、付属情報生成部34などから構成される。被写体認識部31は、画像における被写体を検出する部分であり、人物や動物などの、背景とは異なる動的な被写体を識別する部分である。なお、被写体認識部31には、後述する顔認識機能、色認識機能や形状認識機能が含まれる。
判断情報蓄積部32には、図3に示すプライバシー保護用の判断テーブルにおける、プライバシー保護に関連するパラメータが準備されている(以後、これを判断パラメータと定義する)。図3は判断パラメータに応じたプライバシー保護レベルを示すプライバシー保護用の判断テーブルである。ここでは、判断パラメータとして、顔データ精度、顔検出持続時間、顔検出枠の大きさ、画角内滞在度、フレームアウト回数、被写体の大きさ、被写体までの距離などの判断要素が示されている。これらの判断パラメータは、判断条件に従って、プライバシー保護レベルとして、「1」〜「5」の値に分けられる。具体的に、顔データ精度が正確でないほど、プライバシー保護レベルは「高」となる。また、顔検出持続時間が短いほど、プライバシー保護レベルは「高」となる。また、顔検出枠の大きさが小さいほど、プライバシー保護レベルは「高」となる。また、画角内滞在度が低いほど、プライバシー保護レベルは「高」となる。また、フレームアウト回数が多いほど、プライバシー保護レベルは「高」となる。また、被写体の大きさが小さいほど、プライバシー保護レベルは「高」となる。また、被写体までの距離が短いほど、プライバシー保護レベルは「高」となる。
判断情報蓄積部32は、撮影画像内において各判断パラメータが時間に応じてどのように変わっていくかという情報を蓄積していく働きを行う(以後、この情報をサンプリング情報と定義する)。
プライバシー保護レベル算出部33は、判断情報蓄積部32から得られたサンプリング情報を利用し、図3に示すプライバシー保護用の判断テーブルに対し、プライバシー保護が必要であるか否かの程度を設定する。以後、この程度をプライバシー保護レベルと定義する。プライバシー保護レベル算出部33は、各被写体のプライバシー保護レベルをまとめ、付属情報として付加できる形式の情報に変換する(以後、このようにまとめて変換されたプライバシー保護レベルのことをプライバシー保護情報と定義する)。
付属情報生成部34は、このプライバシー保護情報を出力する。この出力されたプライバシー保護情報は、画像情報と合成される。
つぎに、実際の動画像を用いて、画像解析部13で行われる処理について説明する。図4は撮像装置10で再生される動画像および撮影・記録時の動画像を表示する表示画面の例を示す図である。同図(a)は撮像装置10で撮影された動画像を再生しているときの表示画面を示す。表示画面550には、動画像が表示されている。この表示画面550は、撮像装置10で再生される場合、表示部16に表示される。表示画面550には、被写体551、552、状態表示553などが表示されている。また、状態表示553として、動作状態やタイムコードなどが表示されている。ここでは、再生状態が示されている。
なお、図中の矢印は、時間的な流れの方向を示しており、図示されている表示画面の左から右に行くに従って、時間が進むことを意味する。以後、同様の図においては、図中の左から右へ時間が流れているものとする。図4(a)の状況として、被写体551は画面中央に静止状態で立っている。一方、被写体552は被写体551の後方を走り抜けているような状況にある。
同図(b)は同図(a)の動画像を撮影しているときの表示画面を示す。近年のデジタルビデオカメラやデジタルカメラでは、前述した顔認識機能が付属しており、本実施形態の撮像装置においてもこの機能が付属している。この顔認識機能により、表示画面550には、顔検出枠561、562などが表示されている。
同図(b)では、被写体551に関して、終始顔認識枠が表示されており、顔を認識し続けている状態にあることがわかる。一方、後方を走り抜ける被写体552に関しては、登場してもしばらく顔認識されず、途中で一旦顔認識することができるものの、すぐにフレームアウトしてしまうという状態にあることがわかる。
また、図4(b)を用いて、本実施形態の撮像装置を説明すると、画像解析部13は、一連の動画像に対し、まず、被写体認識部31により、この動画像に被写体551および被写体552が登場することを検出する。さらに、画像解析部13は、背景に対して動的に存在しているものを検出し、この検出と合わせて顔認識や色認識など様々な方法で被写体を認識していく。
そして、画像解析部13は、このように認識されたそれぞれの被写体の登場状態が、図3に示すプライバシー保護用の判断パラメータに対し、時間が進むにつれてどのように変わっていくかを、判断情報蓄積部32でサンプリング情報として蓄積していく。
プライバシー保護レベル算出部33は、これらサンプリング情報を利用して各被写体のプライバシー保護レベルを算出する。最後に、付属情報生成部34は、画像情報の付属情報として付加されるプライバシー保護情報を出力する。
ここで、判断情報蓄積部32で行われる動作を、プライバシー保護用の判断パラメータ(図3参照)を用いて説明する。撮像装置10に顔検出機能などが備わっている場合、プライバシー保護レベルを設定するための判断パラメータとして、顔情報に関するものを準備することができる。これにより、被写体の顔部分をプライバシー保護対象として捉えることができる。
図5は撮影時間に対する判断パラメータの変化を示すグラフである。同図(a)は各種の判断パラメータの中から顔データ精度を一例として示す。図5(a)では、図4(a)の一連の動画像に対し、手前に立っている被写体551と後方を走り抜ける被写体552のサンプリング情報が示されている。
また、図5(a)に示すグラフの縦軸は顔データ精度を表す。その横軸は撮影時間を表す。また、このグラフには、被写体551の顔データ精度サンプリング値673、および被写体552の顔データ精度サンプリング値674が示されている。
図4(b)を参照すると、被写体551については、終始顔検出されており、この顔の情報が時間の経過とともに蓄積されていく。従って、図5(a)では、被写体551の顔データ精度サンプリング値673は右肩上がりとなり、精度が良くなっていることがわかる。
一方、後方を走り抜ける被写体552は、横を向いており、顔検出されてもすぐに画角外にフレームアウトしてしまう。このため、図5(a)では、被写体552の顔データ精度サンプリング値674は、顔検出されると上がるものの、全体的に低い状態である。
また、被写体の画角内の滞在時間やフレームアウト回数なども判断パラメータとして使用することができる。被写体認識部31は、顔だけではなく色や形などでも被写体を認識する。図5(b)では、判断パラメータとして画角内滞在度のサンプリング情報が示されている。
図5(b)に示すグラフの縦軸は画角内滞在度を表す。その横軸は撮影時間を表す。また、このグラフには、被写体551の画角内滞在度サンプリング値683、および被写体552の画角内滞在度サンプリング値684が示されている。
図4(b)を参照すると、被写体551は終始画角内に滞在しているので、図5(b)では、被写体551の画角内滞在度サンプリング値683は横ばいのデータとなっている。一方、被写体552は、画角外にいたが、画角内に一時的に入って、そして画角外に抜け出ているので、被写体552の画角内滞在度サンプリング値684は途中だけ高くなるようなデータとなる。
その他、ズームレンズやフォーカスレンズの位置検出や、被写体551と被写体552のそれぞれの画像の合焦具合などを利用することで、被写体の大きさや、被写体までの距離なども検出することができる。これらの情報もプライバシー保護用の判断パラメータとして使用することができる。勿論、判断パラメータとしては、図3に示したもの以外にも考えられ、画像や音声から得られる情報は、全て判断パラメータとして利用することが可能である。
このようにして蓄積されたサンプリング情報を用いて、プライバシー保護レベル算出部33は、各被写体のプライバシー保護レベルを算出して決定する。ここで、プライバシー保護レベルを算出するために、図3に示す判断テーブルを使用することは前述したとおりである。また、プライバシー保護レベルの算出には、相対値的な方法と絶対値的な方法を用いることができる。つまり、基準となる被写体に対してその他の被写体の状態がどの程度であるかを判断する判断方法と、画角全体(画面全体)に対して各被写体の状態がどの程度であるかを判断する判断方法とが適用可能である。これらの方法の違いは比較基準の違いによる。
相対値的な方法では、比較基準が時々刻々と変化することが特徴である。一方、絶対値的な方法では、比較基準が変化せず固定していることが特徴である。まず、前者の相対値的な方法により判断する場合について説明する。
図5(a)を用いて説明すると、被写体551は、顔データ精度が高いので、この動画像において、撮影者が積極的に撮影したい被写体である可能性が高い。そこで、被写体551を主被写体(主たる被写体)と考え、基準となる被写体に設定する。被写体551を主被写体として扱うので、被写体552はその他の被写体(第三者の被写体)ということになる。
被写体551を基準としたことにより、被写体552の顔データ精度がどの程度低いのかという数値を算出することができる。例えば、プライバシー保護レベルの「5」から「1」を、それぞれ顔データ精度の100%から81%、80%から61%、60%から41%、40%から21%、20%から0%に割り当てたとする。
ある時間において、被写体551の顔データ精度を100%とした場合、被写体551の顔データ精度のサンプリング情報に対する、被写体552の顔データ精度のサンプリング情報が比較により算出される。その数値が20%である場合、図6(a)、(b)に示すように、被写体551のプライバシー保護レベルは「1」、被写体552のプライバシー保護レベルは「5」となる。図6は被写体ごとにプライバシー保護レベルが算出されたプライバシー保護用の判断テーブルである。同図(a)は被写体551の場合を示し、同図(b)は被写体552の場合を示す。
この相対的な方法は、複数の被写体が登場する場合に有効であり、主被写体とそれ以外の被写体の相対関係を利用するので、この方法には、主たる被写体とその他の被写体がどのような登場関係にあるのかを判別しやすいというメリットがある。例えば、基準となる被写体に対してかけ離れた数値が算出される被写体がある場合、それはその被写体と主被写体との関係が薄いことを意味する。従って、その被写体は、意図せずに写りこんでしまった被写体である可能性が高く、プライバシー保護されるべき被写体であると考えられる。
この方法で全ての時間におけるプライバシー保護レベルを算出し、それを平均化することで最終的なプライバシー保護レベルが決まってくる。なお、この相対的な方法は、図5(b)に示す画角内滞在度についても同じように適用できる。
このような相対値的な方法を用いて、平均化したプライバシー保護レベルを算出すると、被写体551については、図6(a)に示すように、全体的にプライバシー保護レベルは低く算出される。一方、被写体552については、図6(b)に示すように、プライバシー保護レベルが高めに算出される。最終的に、撮影画像の付属情報として付加されるプライバシー保護情報は、プライバシー保護レベルにおいて、例えば「5」から「1」を点数と見立て、その点数の平均を算出した値として得られる。
具体的に、図6(a)、(b)の点数を平均してみると、被写体551の平均点は1.43点となり、被写体552の平均点は4.43点となる。この平均点が高いほど、意図せずに写りこんでしまった被写体であり、プライバシー保護されるべき被写体である可能性が高い。逆に、この平均点が低いほど、撮影者が積極的に撮影した被写体であると考えることができる。これにより、保護が必要な被写体であるか否かの判別が容易となる。なお、平均点を算出することなく、プライバシー保護レベルの合計値をプライバシー保護情報として、この合計値からプライバシー保護が必要な被写体か否かを判断するようにしてもよい。また、本実施形態では、複数の判断パラメータによる複数のプライバシー保護レベルからプライバシー保護情報が得られたが、1つの判断パラメータ(判断要素)による1つのプライバシー保護レベルからプライバシー保護情報を得るようにしてもよい。
このような数値をプライバシー保護情報として付属情報生成部34から出力し、画像情報に付加しておくことで、動画像の再生時や、インターネット上のホームページなどに動画像をアップロードする際の画像処理に利用することができる。なお、記録媒体に記録された動画像のアップロードは、撮像装置から直接に行われてもよいし(送信手段)、パソコン等を介して行われてもよい。
また、被写体があるにも関わらず被写体認識部31で認識できない場合、そのプライバシー保護レベルは鑑賞時に被写体として認識できないレベルであるということになるので、他人が見たとしても、プライバシーは保護できていると考えられることを特筆しておく。
図7は撮影動作手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは制御部15内のROMに格納されており、制御部15内のCPUによって実行される。制御部15は、操作部17から所定の操作が行われると、撮像部11に対して所望の撮影を開始させる(ステップS1)。
制御部15は、画像解析部13に対し、撮像部11で撮影され、画像処理部12で画像処理された撮影画像の撮影画角内に存在する被写体を認証させる(ステップS2)。
そして、制御部15は、画像解析部13に対し、認証した被写体の判断パラメータに従った被写体情報を判断情報蓄積部32に蓄積させる(ステップS3)。
制御部15は、操作部17からユーザの操作によって撮影が停止されたか否かを判別する(ステップS4)。撮影が停止されていない場合、制御部15は、ステップS2に戻って同様の処理を行う。
一方、撮影が停止されると、制御部15は、画像解析部13に対し、蓄積された被写体情報から各被写体のプライバシー保護レベルを算出させる(ステップS5)。画像解析部13は、算出した各被写体のプライバシー保護レベルからプライバシー保護情報を算出する。
制御部15は、画像解析部13からのプライバシー保護情報を付属情報(メタデータ)として、混合器14により画像処理部12からの画像情報に付加し、記録媒体18に記録する(ステップS6)。この後、制御部15は本処理を終了する。なお、画像情報に付属情報を関連付ける際、画像情報に付属情報を付加して1つのファイルとしてもよいし、別々のファイルとして記録するようにしてもよい。
これにより、本実施形態の撮像装置のような、プライバシー保護機能を持った再生機で、このプライバシー保護情報が付加された画像が再生されると、適切なプライバシー保護処理が働き、他人のプライバシーを保護することが可能となる。
つぎに、このプライバシー保護情報を使用して再生する場合について説明する。図8は撮像装置10の撮影画像の再生に係わる部分の構成を示すブロック図である。まず、記録媒体18に記録済みの撮影画像を再生する際の処理の流れについて説明する。なお、図中の矢印は、再生時における信号あるいは情報の流れを示す。
ユーザが操作部17を操作し、表示部16に表示される所望の画像を選択すると、制御部15から発せられる命令に従って、画像処理部12は、記録媒体18から圧縮(エンコード)された画像情報を読み出す。
画像処理部12は、プライバシー保護情報が付加された画像を再生する機能を有し、読み出された画像情報を伸張(デコード)して再生を開始する。再生画像は表示部16に表示され、ユーザはその内容を確認することができる。なお、特に図示していないが、撮像装置10は外部出力端子などを備えてもよく、この外部出力端子に接続されたTVなどの外部表示機器で鑑賞することも可能である。
また、画像処理部12で伸張された画像には、撮影時に画像情報と一緒に記録された、撮影した場所や時間の情報、撮像装置の設定情報などが付属情報(メタデータ)として、含まれている。これら情報は再生時の追加情報として表示部16に表示される。
図9は再生動作手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは制御部15内のROMに格納されており、制御部15内のCPUによって実行される。制御部15は、操作部17から所定の操作が行われると、画像処理部12に対し、記録媒体18から圧縮された画像情報を読み出させる(ステップS11)。
制御部15は、画像処理部12に対し、読み出された画像情報にプライバシー保護情報が含まれているか否かを判別させる(ステップS12)。プライバシー保護情報が含まれていない場合、制御部15は、ステップS15の処理に進む。
一方、プライバシー保護情報が含まれている場合、制御部15は、画像処理部12に対し、プライバシー保護が必要な被写体であるか否かを判別させる(ステップS13)。プライバシー保護が必要な被写体でない場合、制御部15は、ステップS15の処理に進む。
一方、プライバシー保護が必要な被写体である場合、制御部15は、画像処理部12により、プライバシー保護が必要な被写体に対し、モザイク処理、ぼかし処理、マーク画像の重畳処理等の画像処理を施す(ステップS14)。
そして、制御部15は、ステップS14で画像処理が施された画像情報の再生動作を行い、表示部16に再生画像を表示する(ステップS15)。この後、制御部15は本処理を終了する。なお、ステップS12でプライバシー保護情報が含まれていない場合、あるいはステップS13でプライバシー保護が必要な被写体でない場合、ステップS15では、画像処理が施されることなく、画像情報の再生動作が行われる。
図10はプライバシー保護情報をもとにプライバシー保護機能を使用した場合の再生画像を表示する表示画面を示す図である。撮像装置10では、記録媒体18から読み出された情報にプライバシー保護情報が入っている場合、画像処理部12はプライバシー保護情報を検出することができる。
前述した例の場合、被写体551ではプライバシー保護レベルの平均点が1.43点、被写体552ではプライバシー保護レベルの平均点が4.43点という情報が撮影画像に含まれている。画像処理部12は、このプライバシー保護情報を検出すると、前述したステップS13において、ある閾値以上の点数がついた被写体をプライバシー保護が必要な被写体であると判断する。
例えば、3点以上の被写体は、プライバシー保護対象であると設定されている場合、画像処理部12は、その被写体に対しては著しく解像度を落とす、モザイク処理、ぼかし処理、マーク画像の重畳処理等の画像処理を施す。図10では、被写体552はプライバシー保護が必要な被写体であり、その顔の部分には画像処理811が施されている。これにより、プライバシー保護が必要な被写体に対してだけ画像処理を施すことができる。
なお、プライバシー保護が必要な被写体であるという情報を、プラバシー保護情報とともにあるいは代わりに記録媒体に記録するようにしてもよい。この場合、画像情報の再生時、プライバシー保護情報からプライバシー保護が必要な被写体であるか否かを判断する処理が不要となり、再生時の処理が簡単になる。
また、プライバシー保護機能の有無や、プライバシー保護を機能させる閾値レベルを、ユーザが任意に設定することも可能である。また、このプライバシー保護機能を働かせた状態で再生動作などを行う場合、表示画面550にその状態を知らせるプライバシー保護マーク812などを表示して鑑賞者に知らせてもよい。
このように、第1の実施形態の撮像装置によれば、手間をかけることなく、撮影場面に応じて最適なプライバシー保護を撮影画像内の被写体に施すことができる。
[第2の実施形態]
前記第1の実施形態では、相対値的な判断方法、すなわち被写体同士を比較し、プライバシー保護レベルを判断する方法を示した。しかし、プライバシー保護用の判断テーブル(図3参照)におけるいくつかの判断パラメータについては、被写体同士の比較ではなく、撮影画角(撮影画像)における被写体の占有状態から、絶対値的にプライバシー保護レベルを判断することもできる。第2の実施形態では、絶対値的な判断方法について説明する。なお、第2の実施形態の撮像装置の構成および動作は前記第1の実施形態と同様である。
図11は第2の実施形態における絶対値的な判断方法を説明する図である。図11(a)は顔検出枠の撮影画角に対する大きさを表す。図11(a)の左図に示すように、被写体551、552にそれぞれ顔検出枠561、562が表示された場合、右図に示すように、これらの顔検出枠561、562を占有面積として考えることもできる。つまり、撮影画角の面積921に対し、顔検出枠561、562の占有面積はそれぞれ面積922、923となる。なお、ここでは、「面積」という用語を使用したが、撮像装置におけるCCD等の撮像素子の「画素数」に置き換えて考えてもよい。
近年のフルハイビジョン画質などでは、水平方向に1920個、垂直方向に1080個の画素が配列されている。この場合、1920×1080個の画素によって構成される大きさが撮影画角の面積と考えることができる。
同様に、面積922、923についても占有される画素の数を算出することが可能である。撮影画角の面積921を基準とした場合、この基準に対する顔検出枠の面積が大きければ大きいほど、撮影者が積極的に撮影した顔であるということになる。逆に、小さければ小さいほど、意図せずに写りこんでしまった顔である可能性が高い。
例えば、画角の面積921を100%とすると、面積922は撮影画角の面積に対して30%、面積923は撮影画角の面積に対して5%に算出できたものとする。顔を画角一杯に拡大して表示することは少ないので、プライバシー保護レベル「1」から「5」に対し、100%〜41%、40%〜31%、30%〜21%、20%〜11%、10〜0%と重みをつけて分割し、それぞれを割り当てておく。このように設定すると、被写体551のプライバシー保護レベルは「3」、被写体552のプライバシー保護レベルは「5」であると判断することができる。
同様に、図11(b)は被写体の大きさを表す。被写体認識部31は、背景に対して動的な被写体を認識する。図11(b)の左図には、そのときの認識領域が示されている。認識領域931、932は、被写体551、552の大きさを示すことになる。この場合も、前述と同様に、撮影画角の面積933と被写体の面積934、935と考えることができる。
この画角に対する被写体の面積が大きければ大きいほど、撮影者が積極的に撮影した被写体であると考えられるので、プライバシー保護レベルは低くなる。逆に、面積が小さければ小さいほど、意図せずに写りこんでしまった被写体である可能性が高いので、プライバシー保護レベルは高くなる。
このように、第2の実施形態の撮像装置によれば、撮影画角に対する占有面積による絶対値的な判断方法を用いてプライバシー保護が必要な被写体を判別することができる。また、撮影画角に対する占有面積による絶対値的な判断方法と、前述した被写体同士の比較による相対値的な判断方法を合わせて使用することで、より正確にプライバシー保護が必要な被写体の判別を行うことが可能となる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。また、上記実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
特に、撮影時に本発明の機能を使うことについて詳述してきたが、この機能を持っていない撮像装置で撮影された画像コンテンツに対しても、本発明の機能を実施することも可能である。また、本発明の機能を使用することで、既に撮影してしまった画像コンテンツにプライバシー保護を施すための処理を施すことも可能である。
また、プライバシー保護レベルの算出に、ユーザの意図を含ませてもよく、判断パラメータへの重み付けや、手動でプライバシー保護したい被写体を選択するような仕組みにしてもよい。また、複数の判断パラメータのうち、ユーザが必要とする判断パラメータを選択できるようにしてもよい。また、判断パラメータに基づくプライバシー保護情報と比較される閾値を、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
このような機能により、作業者が意識しなくとも、各被写体に対してプライバシー保護レベルが算出され、プライバシー保護情報が付加されるので、再生時やホームページ上へのアップロード時に適切な画像処理が施される。また、結果として、意図せずに写りこんでしまった他人のプライバシーを保護することができ、動画や静止画などの画像公開の文化に重要な役割を果たす機能であると考えられる。
また、上記実施形態では、プライバシー保護の対象として、被写体の顔の部分を検出し、顔の部分に対し、モザイク処理、ぼかし処理、マーク画像の重畳処理等の画像処理を施す場合を示したが、プライバシー保護の対象としては、これに限られない。例えば、色検出機能や形状検出機能を用いて特定の色や形を有する部分を検出し、これらの部分をプライバシー保護の対象として画像処理を施すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、撮影画像は動画像である場合を示したが、静止画像であってもよいことは勿論である。
また、上記実施形態では、撮像素子としてCCD素子が用いられたがCMOS素子が用いられてもよいことは勿論である。
また、表示部としては、液晶ディスプレイに限らず、有機ELディスプレイ、表面電界ディスプレイ(SED)、プラズマディスプレイなどを用いてもよい。また、表示部として、バックライト方式のLCDパネルを用いているが、有機ELディスプレイなどの自発光型の表示手段を用いてもよい。
また、本発明は、撮像装置として、デジタルカメラの他、監視カメラなどにも適用可能である。さらには、本発明は、撮像装置を有し、タッチパネルを用いたパーソナルコンピュータやPDAといった機器に適用してもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
10 撮像装置
12 画像処理部
13 画像解析部
15 制御部
31 被写体認識部
32 判断情報蓄積部
33 プライバシー保護レベル算出部
34 付属情報生成部

Claims (12)

  1. 画像を撮影して記録する撮像装置において、
    撮影画像から被写体を認識する認識手段と、
    前記認識手段によって認識された被写体の情報を蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段によって蓄積された被写体の情報に基づき、前記認識手段によって認識された被写体の保護情報を取得する取得手段と、
    前記保護情報を前記撮影画像の付属情報として出力する出力手段とを有し、
    前記撮影画像に前記付属情報を関連付けて記録することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮影画像を再生する再生手段と、
    前記付属情報に基づき、前記再生手段によって再生される撮影画像内の被写体に画像処理を施す画像処理手段とを有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記取得手段は、
    前記認識手段によって認識された被写体のうち、主たる被写体を選択する選択手段を有し、
    前記選択手段によって選択された主たる被写体の前記蓄積手段によって蓄積された情報と、他の被写体の前記蓄積手段によって蓄積された情報とを比較し、この比較の結果から前記保護情報を取得することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記取得手段は、前記撮影画像の大きさと、前記認識手段によって認識された前記撮影画像内の被写体の大きさとを比較し、この比較の結果から前記保護情報を取得することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記保護情報に基づき、保護が必要な被写体であるか否かを判別する判別手段を有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記取得手段は、前記認識手段によって認識された被写体に対し、少なくとも1つの判断要素による値を算出し、前記算出された判断要素による値を前記保護情報として取得し、
    前記判別手段は、前記算出された判断要素による値が閾値以上である場合、前記保護が必要な被写体であると判別し、前記算出された判断要素による値が閾値に達しない場合、前記保護が必要な被写体でないと判別することを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記認識手段によって認識された被写体の顔を検出する顔検出手段を有し、
    前記蓄積手段は、前記被写体の情報として、前記顔検出手段によって検出された顔の情報を蓄積することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  8. ユーザによる前記判断要素の選択および前記閾値の設定が可能であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  9. 前記撮影画像を送信する送信手段と、
    前記付属情報に基づき、前記送信手段によって送信される撮影画像内の被写体に画像処理を施す画像処理手段とを有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置によって記録された前記撮影画像を再生する再生手段と、
    前記付属情報に基づき、前記再生手段によって再生される撮影画像内の被写体に画像処理を施す画像処理手段とを有することを特徴とする再生装置。
  11. 画像を撮影して記録する撮像装置の制御方法において、
    撮影画像から被写体を認識する認識ステップと、
    前記認識ステップで認識された被写体の情報を蓄積する蓄積ステップと、
    前記蓄積ステップで蓄積された被写体の情報に基づき、前記認識ステップで認識された被写体の保護情報を取得する取得ステップと、
    前記保護情報を前記撮影画像の付属情報として出力する出力ステップと、
    前記撮影画像に前記付属情報を関連付けて記録する記録ステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. 画像を撮影して記録する撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記制御方法は、
    撮影画像から被写体を認識する認識ステップと、
    前記認識ステップで認識された被写体の情報を蓄積する蓄積ステップと、
    前記蓄積ステップで蓄積された被写体の情報に基づき、前記認識ステップで認識された被写体の保護情報を取得する取得ステップと、
    前記保護情報を前記撮影画像の付属情報として出力する出力ステップと、
    前記撮影画像に前記付属情報を関連付けて記録する記録ステップとを有することを特徴とするプログラム。
JP2009253914A 2009-11-05 2009-11-05 撮像装置、その制御方法、再生装置およびプログラム Pending JP2011101161A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009253914A JP2011101161A (ja) 2009-11-05 2009-11-05 撮像装置、その制御方法、再生装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009253914A JP2011101161A (ja) 2009-11-05 2009-11-05 撮像装置、その制御方法、再生装置およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011101161A true JP2011101161A (ja) 2011-05-19

Family

ID=44191990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009253914A Pending JP2011101161A (ja) 2009-11-05 2009-11-05 撮像装置、その制御方法、再生装置およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011101161A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015065612A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 カシオ計算機株式会社 画像処理装置、プログラム及び表示制御方法
JP2016535364A (ja) * 2013-09-06 2016-11-10 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー 世界駆動型アクセス制御
CN115499703A (zh) * 2021-12-13 2022-12-20 中兴通讯股份有限公司 一种图像处理方法、装置、设备及存储介质

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016535364A (ja) * 2013-09-06 2016-11-10 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー 世界駆動型アクセス制御
JP2015065612A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 カシオ計算機株式会社 画像処理装置、プログラム及び表示制御方法
CN115499703A (zh) * 2021-12-13 2022-12-20 中兴通讯股份有限公司 一种图像处理方法、装置、设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8571378B2 (en) Image capturing apparatus and recording method
US8629915B2 (en) Digital photographing apparatus, method of controlling the same, and computer readable storage medium
US8000558B2 (en) Thumbnail generating apparatus and image shooting apparatus
JP5456023B2 (ja) 画像撮影装置、画像撮影方法、プログラム、及び集積回路
WO2011099299A1 (ja) 映像抽出装置、撮影装置、プログラム及び記録媒体
JP2008109336A (ja) 画像処理装置および撮像装置
US20110032979A1 (en) Image display control device and imaging device provided with the image display control device, image processing device and imaging device using the image processing device
JP2011527841A (ja) 画像処理装置およびそれを用いた撮像装置
KR101909126B1 (ko) 요약 동영상 디스플레이 방법 및 장치
JP5655668B2 (ja) 撮像装置、画像処理方法及びプログラム
JP2007266659A (ja) 撮像再生装置
US8538247B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP2010245856A (ja) 映像編集装置
JP5332369B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
WO2011048742A1 (ja) 半導体集積回路及びそれを備える撮像装置
JP2011101161A (ja) 撮像装置、その制御方法、再生装置およびプログラム
JP2009272921A (ja) 動画像記録装置、動画像再生装置、動画像記録方法、動画像再生方法および半導体集積回路
JP2009290318A (ja) 撮像装置およびズーム調整方法
JP2010263270A (ja) 撮像装置
JP4888829B2 (ja) 動画処理装置、動画撮影装置および動画撮影プログラム
JP5332668B2 (ja) 撮像装置および被写体検出プログラム
JP4936816B2 (ja) 撮像装置及び同時表示制御方法
JP2011119934A (ja) 画像撮影装置及び画像撮影方法
JP2012029119A (ja) 表示制御装置、カメラ、および、表示装置
TWI492866B (zh) 影像記錄裝置