JP2011090742A - ディスク記録装置およびディスク記録学習方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザデータ領域を学習領域として使用する場合でも、ユーザデータ領域の容量を削減しないようにすること。
【解決手段】管理情報登録部6は、光ディスク9上のユーザデータ領域に対しデータを書き込み後、未記録領域を残してクローズ処理した未記録領域有りクローズトラックを示す管理情報を登録する。学習実施領域設定部3は、記録学習使用サイズ算出部2が算出した学習使用サイズを、光ディスク9上のユーザデータ領域とは別に設けられた所定の学習領域に確保できるか否かを判断し、確保できると判断した場合は、その学習領域に記録学習実施領域を設定する一方、学習領域に確保できないと判断した場合に、学習使用サイズを未記録領域有りクローズトラックの未記録領域に確保できるか否かを判断し、確保できると判断した場合、クローズトラック内の未記録領域に学習可能領域を確保する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディスクに対し記録学習を行うディスク記録装置およびディスク記録学習方法に関する。
光ディスク等のディスクに対し高精度の記録を行うためには、レーザーパワーや記録パルス形状などを適正な値に設定する必要があり、そのために記録学習が重要になる。特に、データの上書きや消去ができないBD(Blu-Ray Disc)−Rのような追記型光ディスクでは、データ記録前の記録学習は必須である。
そのため、記録学習を行う学習領域の消費が問題となる。専用の学習領域を消費してしまった場合、別の用途の領域を記録学習用に振り替えることが考えられ、例えば、ユーザデータ領域の後に保護領域と学習領域とを配置したディスクに対し、学習領域を使い切った後は保護領域であった部分を新規に学習領域として使用する方法(例えば、特許文献1参照。)や、ユーザデータ領域において何もデータが記録されてないオープントラックにて記録学習を行う方法が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2005−327385号公報 国際公開第2005/034111号
しかし、前記特許文献1に記載の発明では、所定の学習領域を使用し終わった後は、ユーザデータ領域と学習領域との間の保護領域を学習領域として使用するため、ユーザデータ領域をその分の保護領域に振り替えることになる。よって、この方法によれば、ユーザデータ領域の容量を小さくしてしまう課題がある。
また、前記特許文献2に記載の発明では、所定の学習領域を使用し終わった後は、ユーザデータ領域のオープントラックを学習領域として使用し、使用したユーザデータ領域に対して代替記録領域を割り当てているので、代替記録領域の消耗が激しくなり、代替情報を記録する一時的管理情報記録領域も消費する。さらに、代替記録領域と元のユーザデータ領域は物理的に離れた位置にあるので、映像データなどのストリーム記録が可能な連続領域が減るという課題がある。
そこで、本発明は、学習領域消費後でも、ユーザデータ領域を始めとする各種用途の記録領域の容量を削減しないようにしたディスク記録再生装置およびディスク記録学習方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のディスク記録装置は、ディスク上のユーザデータ領域に対しデータを書き込み後、未記録領域を残してクローズ処理した未記録領域有りクローズトラックを示す管理情報を登録する管理情報登録手段と、前記ユーザデータ領域に対するデータを書き込む前に、前記管理情報登録手段によって登録された前記管理情報を参照して、記録学習に使用する記録学習使用サイズを前記未記録領域有りクローズトラックの前記未記録領域に確保できるか否かを判断し、確保できると判断した場合、前記未記録領域有りクローズトラックの前記未記録領域に学習実施領域を設定する学習実施領域設定手段と、前記学習実施領域設定手段によって設定された前記学習実施領域において記録学習を実行するように記録学習を管理する記録学習管理手段と、を有するディスク記録装置である。
ここで、前記学習実施領域設定手段は、前記学習使用サイズを、前記ディスク上のユーザデータ領域とは別に設けられた所定の学習領域に確保できるか否かを判断し、前記学習使用サイズを前記学習領域に確保できると判断した場合は、前記学習領域に記録学習実施領域を設定する一方、前記学習使用サイズを前記所定の学習領域に確保できないと判断した場合に、前記学習使用サイズを前記未記録領域有りクローズトラックの前記未記録領域に確保できるか否かを判断する、ディスク記録装置でも良い。
また、前記管理情報登録手段は、さらに、ユーザデータ領域においてクローズ処理をしていないオープントラックの情報を登録しており、前記学習実施領域設定手段は、前記管理情報登録手段によって登録された前記管理情報を参照して、前記学習使用サイズを前記ユーザデータ領域におけるクローズトラックの未記録領域に確保できないと判断した場合、前記管理情報登録手段に登録されたオープントラックの情報を参照して、前記ユーザデータ領域におけるオープントラックに学習実施領域を設定する、ディスク記録装置でも良い。
また、前記管理情報登録手段は、未記録領域有りクローズトラックを示す管理情報として、未記録領域有りクローズトラックのトラック番号を登録する、ディスク記録装置でも良い。
また、前記管理情報登録手段は、未記録領域有りクローズトラックを示す管理情報として、クローズトラックの先頭アドレスまたは記録終端アドレスのいずれか一方に、未記録領域有りか、未記録領域無しかを示す状態ビットを追加する、ディスク記録装置でも良い。
さらに、本発明のディスク記録学習方法は、ディスク上のユーザデータ領域に対しデータを書き込み後、未記録領域を残してクローズ処理した未記録領域有りクローズトラックを示す管理情報を登録するステップと、前記ユーザデータ領域に対するデータを書き込む前に、前記未記録領域有りクローズトラックを示す管理情報を参照して、記録学習に使用する記録学習使用サイズを前記未記録領域有りクローズトラックの前記未記録領域に確保できるか否かを判断するステップと、前記学習使用サイズを前記未記録領域有りクローズトラックの前記未記録領域に確保できると判断した場合、前記未記録領域有りクローズトラックの未記録領域に学習実施領域を設定するステップと、前記未記録領域有りクローズトラックの未記録領域に設定された前記学習実施領域において記録学習を実行するステップと、を有するディスク記録学習方法である。なお、このディスク記録学習方法でも、上記ディスク記録装置のようなバリエーションが可能である。
本発明のディスク記録装置およびディスク記録学習方法によれば、通常は使用されることがない未記録領域を残してクローズ処理した未記録領域有りクローズトラックの未記録領域を、学習領域として使用するので、ユーザデータ領域を学習領域として使用する場合でも、ユーザデータ領域の容量が削減されることを防止することができる。
本発明に係る実施形態のディスク記録再生装置の一例を示す図である。 本実施形態の光ディスク上の各領域の配置例を示す図である。 本実施形態の記録学習使用サイズ算出部における記録学習使用サイズの算出の一例を示す説明図である。 本実施形態の学習実施領域設定部の構成及び処理の一例を示す図である。 従来のユーザデータ領域における各トラックの管理情報の一例を示す図である。 本実施形態のメモリに記憶されるユーザデータ領域における各トラックの管理情報の一例を示す図である。 本実施形態のディスク記録再生装置で、所定の学習領域またはユーザデータ領域のどちらで学習を実施するかを判定する例を示す図である。 本実施形態のディスク記録再生装置における記録学習実行時の学習予約アドレスの更新の一例を示す図である。 本実施形態の管理情報登録部の構成及び処理の一例を示す図である。
以下、本実施形態に係るディスク記録再生装置1の一例について、図1〜図9を用いて説明する。
図1は、本実施形態のディスク記録再生装置1の一例を示す図である。
図1において、本実施形態1の記録再生装置1は、データ記録毎にデータ記録の条件やユーザデータの記録位置等に応じて記録学習使用サイズを算出する記録学習使用サイズ算出部2と、メモリ4に記憶された各トラックのアドレスや管理情報を参照して、学習領域またはユーザデータ領域上で記録学習を実施する学習実施領域を学習予約アドレスとして決定しメモリ4に登録する学習実施領域設定部3と、データ記録の際、メモリ4に記憶された学習予約アドレスに基づいて記録学習を管理する記録学習管理部5と、記録学習実行時やトラッククローズ処理時において、クローズトラックの未記録領域の有無を判定しメモリ4に記憶されたユーザデータ領域91における各トラックの管理情報を更新する管理情報登録部6と、周知の記録再生処理部7およびピックアップユニット(P.U.)8とを有しており、BD−R等の追記型の光ディスク9に対しデータを書き込んだり、光ディスク9からデータを読み出すように構成されている。
なお、図1では、主に本実施形態のディスク記録再生装置1の学習領域管理に関する機能の構成を示しており、記録再生系処理その他の機能については特記すべき特徴はなく、周知の構成であるので、詳細な記載は省略している。また、常に同一条件でデータの記録を行う場合は、記録学習使用サイズは一定となるので、記録学習使用サイズ算出部2を省略しても良い。
図2は、本実施形態の光ディスク9上の各領域の配置例を示す図である。
図2に示すように、光ディスク9上には、例えば、データが書き込まれるユーザデータ領域91の他に、ユーザデータ領域91の内周側と外周側それぞれに、記録エラー時に代替記録を行うための2つの代替記録領域92a,92bや、最新の内容に更新された管理情報を一時的に記録しておく3つの一時的管理情報記録領域93a〜93c、最適な記録ができるようレーザーパワーなどの記録設定の調整を行うため記録学習が行われる学習領域94a,94bと、記録学習の学習結果を記憶しておく学習結果保存領域95と、当該光ディスク9の倍速情報等の媒体物理情報を記憶しておくための物理情報領域96等が設けられている。なお、図2に示す光ディスク9上の各種領域の配置や、各種領域に書き込む順などは、あくまで一例であり、規格や、書込みアプリケーションプログラム等により異なってくる。
一般に、記録学習の基本処理における記録学習使用サイズは、記録学習の処理内容、すなわち基本処理や調整処理により概ね決まっているが、光ディスク9の性質や状況、さらにはデータの書き込む位置や速度等の各種条件により、トータルの記録学習使用サイズは変動する。
例えば、高速での記録が可能な倍速対応ディスクでは、対応する各速度での記録条件を求める必要があるので、その数だけ学習を行わなければならない。また、記録学習の処理によっては、内外周やゾーンに分割された領域毎に記録学習処理が必要であったり、記録学習に使用するサイズが異なることもある。また、過去の学習結果を記録、保存できるディスクであれば、その情報を利用することで学習を省略または短縮することが可能である。さらに、自社製ディスクなど、予め特定の種類のディスクについての調整データを、ディスク記録装置側がメモリ等に所有することでも学習の省略、短縮が可能になる。
そのため、本実施形態の記録学習使用サイズ算出部2では、データ記録毎に、光ディスク9から読み込んでメモリ4に記憶されている媒体物理情報や管理情報から記録学習に関連する情報を集め、速度やゾーン等の条件別に学習に必要な領域のサイズである記録学習使用サイズを算出する。
図3は、本実施形態のディスク記録再生装置1の記録学習使用サイズ算出部2における記録学習使用サイズの算出の一例を示す説明図である。
記録学習使用サイズ算出部2は、例えば、光ディスク9の物理情報領域96から読み出し、メモリ4に記憶しておいた媒体物理情報より、当該光ディスク9の媒体物理情報として、例えば、8倍速(8X)対応で、ゾーンの分割や内外周差が無いディスクであるという倍速情報と、各倍速での学習基準値とを取得し、2倍速(2X)、4倍速(4X)、8倍速での学習が必要であるという情報を得たとする。
また、記録学習使用サイズ算出部2は、光ディスク9の学習結果保存領域95から読み出し、メモリ4に記憶しておいた過去の学習結果保存データから、例えば、2倍速での過去の学習結果データを取得したので、2倍速については過去の学習結果保存データを利用可能として、今回は記録学習が不要と判断する。
さらに、記録学習使用サイズ算出部2は、本装置の図示しない内蔵メモリやメモリ4等から本装置が所有する調整データを参照して、「当該ディスクの2倍速、4倍速についての調整データあり。」という調整データを取得したとすると、4倍速は、調整データのテーブル値を基準値とする。これにより、4倍速も学習不要となるので、学習処理の短縮が図れる。
そのため、今回、記録学習使用サイズ算出部2は、8倍速について、物理情報領域96に格納された媒体物理情報に記載された学習基準値を使って基本処理で学習を実行することになる。
ここで、記録学習使用サイズ算出部2は、本装置の図示しない内蔵メモリやメモリ4等を参照して、本装置(ドライブ)における記録学習仕様データを参照して、処理に応じた学習サイズを算出する。具体的には、記録学習使用サイズ算出部2は、記録学習仕様データを参照して、基本処理による基本学習サイズでは、16クラスタ(0×200セクタ)の領域を使用し、調整データを用いた調整処理による短縮時学習サイズでは、2クラスタ(0×40セクタ)の領域が必要であると判断する。その結果、記録学習使用サイズ算出部2は、図3の例では、4倍速で2クラスタ、8倍速で16クラスタの記録学習使用サイズが必要であるという記録学習使用サイズを求め、求めた記録学習使用サイズを学習実施領域設定部3に通知する。
学習実施領域設定部3では、記録学習使用サイズ算出部2が算出した記録学習に必要な記録学習使用サイズと、メモリ4に記憶された各トラックのアドレスや管理情報とに基づいて、学習実施領域のアドレスを学習予約アドレスとして決定する。ここで、光ディスク9の内外周や、ゾーン別で特性や線速などの条件が異なる場合には、その条件分だけ学習実施領域を確保しなければならない。
図4は、本実施形態の学習実施領域設定部3の構成及び処理の一例を示す図である。
図4に示すように、学習実施領域設定部3は、未記録領域検出部31と、学習実施領域判定部32とを有している。
未記録領域検出部31は、メモリ4から所定の学習領域94a,94bにおける未記録領域のアドレスや、ユーザデータ領域91における未記録領域を残してクローズ処理したトラックである未記録領域有りクローズトラックにおける当該未記録領域のアドレス、ユーザデータ領域91におけるまだ何もデータを書き込んでいないオープン領域のアドレスや、光ディスク9上の各トラックの状態を示す管理情報を取得する。なお、所定の学習領域94a,94bは、シーケンシャルに使用し、使用した学習領域94a,94bの記録境界のアドレスは、管理情報としてメモリ4に記憶され、その後、光ディスク9の一時的管理情報記録領域93a〜93cに記録される。ユーザデータ領域で記録学習を実行した場合も同様に、まず、メモリ4に記録境界のアドレスが記憶された後、光ディスク9にの一時的管理情報記録領域93a〜93cに記録される。
図5は、従来のユーザデータ領域91における各トラックの管理情報の一例を示す図である。
管理情報は、メモリ4に記憶されるもので、例えば、図5に示すように、トラック数やデータ更新カウンタなどを記載したヘッダ51と、各トラックの先頭アドレスPSN(Start Physical Sector Number(Start PSN))及び記録終端アドレスLRA(Last Recorded Address)を記載したエントリデータ52とを有する。
従来のヘッダ51は、管理情報を識別するための管理情報ID51aと、管理情報が更新された回数を示す更新カウント51b、当該光ディスク9におけるトラック数51cと、クローズ処理されてないオープントラックの数を示すオープントラック数51dと、オープントラックの番号を示すオープントラック番号リスト51eとを有している。例えば、図5に示す従来のヘッダ51では、トラック数51cが16であり、オープントラック数51dが4であることを示している。
また、従来のエントリデータ52は、各トラック毎に、トラック番号と、各トラックの先頭アドレスPSN(Start PSN)と、記録終端アドレスLRAの上位に状態を示すstatusビットを付加したものとを有している。ここで、上位4ビットに配置されたstatusビットが“0x8”の場合、セッションの開始トラックを示す一方、“0x0”の場合、セッションの開始以外のトラックを示しているので、例えば、トラック番号1のトラックは、セッションの開始トラックである一方、トラック番号2,3のトラックは、セッションの開始以外のトラックであることを示している。
図6(a),(b)は、本実施形態のメモリ4に記憶されるユーザデータ領域91における各トラックの管理情報の一例で、未記録領域有りクローズトラックを示す管理情報の記述例を示す図である。
ここで、本実施形態の管理情報としては、図6(a)に示すヘッダ51’、または図6(b)に示すエントリデータ52’の双方を有していても良いが、いずれか一方のみを有していもよい。いずれか一方のみを有する場合には、他方は、図5に示す前述のヘッダ51またはエントリデータ52となる。
つまり、本実施形態では、図6(a)のように、未記録領域を有するクローズトラックのトラック番号を未記録領域有りクローズトラック番号リスト51gとしてヘッダ51’に有するか、あるいは図6(b)のようにエントリデータ52’の該当するトラック番号の先頭アドレスPSN(Start PSN)または記録終端アドレスLRAの所定位置(ビット)に、未記録領域有りか、未記録領域無しを示すフラグを立てるかのいずれかにより、未記録領域有りクローズトラックを示すものとする。
具体的には、本実施形態では、まず、図6(a)に示すヘッダ51’のように、図5に示すヘッダ51の管理情報ID51aと、更新カウント51b、トラック数51cと、オープントラック数51dと、オープントラック番号リスト51e以外に、さらに、未記録領域有りクローズトラック数51fと、未記録領域有りクローズトラック番号リスト51gとを有するようにしても良い。
学習実施領域設定部3の未記録領域検出部31は、ヘッダ部51’の未記録領域有りクローズトラック番号リスト51gから未記録領域有りクローズトラックのトラック番号を認識し、認識したトラック番号に基づいて図5に示すエントリデータ52もしくは図6(b)に示すエントリデータ52’ のトラック番号を検索して未記録領域有りクローズトラックのアドレスを取得する。
また、図6(a)のようにヘッダ51’に、さらに、未記録領域有りクローズトラック数51fと、未記録領域有りクローズトラック番号リスト51gとを設けるのではなく、図6(b)に示すエントリデータ52’に示すように、記録終端アドレスLRAの上位ビットに付加されている各トラックのstatusビットを利用して、未記録領域を残している未記録領域有りクローズトラックなのか、未記録領域を残していない未記録領域無しクローズラックなのかを識別するようにしてもよい。
図6(b)の場合、記録終端アドレスLRAの上位にstatusビットを付加した32ビットのうちの上位4ビット、すなわちstatusビットが“0x1”の場合、未記録領域有りクローズトラックであることを示す一方、このstatusビットが“00”の場合、未記録領域のないクローズトラックであることを示している。そのため、図6(b)では、トラック番号“3” と“4”のトラックが、未記録領域有りクローズトラックであり、トラック番号“5”のトラックが、未記録領域無しクローズトラックである。
なお、オープントラックの情報は、図5に示すヘッダ部51、あるいは図6(a)に示すヘッダ部51’にあるオープントラック番号リスト51eに記載のトラック番号から、同様にして図5に示すエントリデータ52もしくは図6(b)に示すエントリデータ52’ のトラック番号を検索してオープントラックのアドレスを取得することができる。
また、未記録領域有りクローズトラックの情報は、あるいは図6(a)に示すヘッダ部51’であれば、未記録領域有りクローズトラック番号リスト51gから簡単に特定することができるが、図5に示すヘッダ部51の場合でも、オープントラック番号リスト51eに記載のトラック番号以外のトラック番号を、図5に示すエントリデータ52もしくは図6(b)に示すエントリデータ52’ のトラック番号を検索すれば、簡単にクローズトラックのアドレスを取得することができ、図6(b)に示すエントリデータ52’の場合であれば、記録終端アドレスLRAの上位にstatusビットを付加した32ビットのうちの上位4ビット、すなわち状態を示すstatusビットにより、未記録領域有りクローズトラックであるか、未記録領域無しクローズトラックであるかを簡単に認識することができる
学習領域判定部32では、メモリ4に記憶されている所定の学習領域94a,94bの記録アドレスを参照して、まずは記録学習使用サイズ算出部2にて算出された記録学習使用サイズと、所定の学習領域94a,94bの空き容量とを比較し、所定の学習領域94a,94bの空き容量に必要な記録学習使用サイズに確保できなくなった場合、メモリ4に記憶されているユーザデータ領域91における未記録領域有りクローズトラックの管理情報とそのアドレスとを参照して、ユーザデータ領域91における未記録領域有りクローズトラックの未記録領域に必要な記録学習使用サイズが確保できないか否かを判断し、未記録領域有りクローズトラックに記録学習使用サイズが確保できなくなった場合、メモリ4に記憶されているユーザデータ領域91におけるオープントラックの管理情報とそのアドレスとを参照して、ユーザデータ領域91におけるオープントラックに記録学習使用サイズが確保できないか否かを判断し、学習実行アドレスを決定しメモリ4に保存する。
図7は、本実施形態のディスク記録再生装置1の学習領域判定部32が所定の学習領域94a,94bまたはユーザデータ領域91のどちらで学習を実施するかを判定する例を示す図である。
図7(a)は、所定の学習領域94a,94bにて記録学習を実行すると判定した場合を示している。
つまり、学習領域判定部32は、所定の学習領域94a,94bの未使用範囲(未記録領域)が、例えば、“0xFE000〜0xFF000”の“0x1000”分のセクタが残っており、記録学習に“4倍速(4X)用”の“0x40”分のセクタと、“8倍速(8X)用”の“0x200”分のセクタが必要である場合、所定の学習領域94a,94bに記録学習実施領域が確保可能と判断して、メモリ4に学習実行アドレスを記憶する。
具体的には、学習領域判定部32は、学習実行アドレスとして、 “2X用”の学習領域として“0x00000−0x00000”を使用、すなわち“2X用”の場合には記録学習せず、4倍速(4X)用”の学習領域として“0xFE000−0xFE040”を使用し、“8倍速(8X)用”の学習領域として“0xFE040−0xFE240”を使用することをメモリ4に、記憶する。
これに対し、図7(b)に示すように、所定の学習領域94a,94bの未使用範囲(未記録領域)が、例えば、“0xFEFE0〜0xFF000”の“0x20”分のセクタしか残っておらず、記録学習に“4倍速(4X)用”の“0x40”分のセクタと、“8倍速(8X)用”の“0x200”分のセクタが必要である場合、学習領域判定部32は、所定の学習領域94a,94bに学習領域が不足であると判断して、図6(a)に示すヘッダ51’、または図6(b)に示すエントリデータ52’を参照して、まずは、ユーザデータ領域91における、未記録領域有りクローズトラックを検索する。
そして、学習領域判定部32は、記録学習使用サイズと、未記録領域有りクローズトラックの未記録領域のサイズとを比較して、記録学習使用サイズ以上のサイズを有する未記録領域有りクローズトラックを検索する。ここで、記録学習使用サイズ以上のサイズを有する未記録領域有りクローズトラックが複数検索できた場合、学習領域判定部32は、例えば、光ディスク9のより内周側の未記録領域有りクローズトラックから学習実施領域とする。
これにより、本実施形態によれば、追記型ディスク6における所定の学習領域94a,94bを使い切った場合でも、ユーザデータ領域91における通常は使用されることの無いクローズトラックの未記録領域を記録学習に使用するので、ユーザデータ領域91を学習領域として使用する場合でも、ユーザデータ領域91の容量が削減されることを防止することができる。その結果、より多くの回数の記録学習を実施でき、ユーザデータ容量をロスすることなく記録学習を継続できる。
そして、学習領域判定部32は、ユーザデータ領域91における未記録領域有りクローズトラックにも記録学習使用サイズ分の未記録領域を確保できないと判断した場合は、ユーザデータ領域91における、図5または図6(a)のオープントラック番号リスト51eを検索して、オープントラックにて記録学習使用サイズ分を確保するようにする。なお、この場合も、例えば、光ディスク9のより最も内周側のオープントラックから学習実施領域とする。
これにより、本実施形態によれば、所定の学習領域94a,94bを使い切り、さらに、未記録領域有りクローズトラックの当該未記録領域も使い切った場合でも、さらに、ユーザデータ領域91におけるオープントラックに学習実施領域を設定するので、より多くの回数の記録学習を実施することができる。
そして、学習領域判定部32は、選択した所定の学習領域94a,94bや、ユーザデータ領域91における未記録領域有りクローズトラックの当該未記録領域に必要サイズ分だけ確保した学習実施領域のアドレスを、学習予約アドレスとしてメモリ4に記憶する。
また、学習領域判定部32は、ユーザデータ領域91におけるオープントラックに学習実施領域を設定した場合も、当該オープントラックのアドレスを、同様に学習予約アドレスとしてメモリ4に記憶する。なお、その際、必要あれば、学習領域判定部32等は、学習実施領域として設定した範囲だけトラック分割してクローズし、未記録領域無しクローズトラックとして扱うようにする。
その結果、メモリ4には、所定の学習領域94a,94bや、ユーザデータ領域91における未記録領域有りクローズトラックにおける未記録領域、さらにはオープントラックの記録学習実施領域のアドレスが学習予約アドレスとして登録されるので、記録学習管理部5は、データの記録要求が入力される毎に、メモリ4に記憶された学習予約アドレスを参照して、記録再生処理部7に対し記録学習の指示を出力する。
そして、記録学習が完了すると、記録学習管理部5は、記録学習に使用した学習予約アドレスを、学習実行アドレスとしてメモリ4に登録すると共に、管理情報登録部6へ出力する。
図8は、本実施形態のディスク記録再生装置1にて記録学習を実行した時の学習予約アドレスの更新の一例を示す図である。
記録学習管理部5は、記録学習が実施された場合、記録学習に使用した学習予約アドレスを学習実行アドレスとして、メモリ4に登録する。具体的には、記録学習が実施された場合、記録学習管理部5は、学習予約アドレスを参照して、その時の記録学習として使用した領域、すなわち所定の学習領域94a,94bや、ユーザデータ領域91における未記録領域有りクローズトラックにおける当該未記録領域、さらにはオープントラックにおける学習実行アドレス、すなわち学習実施領域のアドレスを0に変更する。
図8の例では、4倍速(4X)で記録学習を実行した場合を示している。そのため、4倍速(4X)の記録学習用の学習予約アドレス“0x5F8000−0x5F8040”を使用したので、記録学習管理部5は、“0x5F8000−0x5F8040”のアドレスを、“0x000000−0x000000”に設定する。
ここで、学習不要な領域に対しても、記録学習管理部5は、学習実行アドレスとして0を格納しておく。図8の例では、2倍速(2X)用の“0x000000−0x000000”が学習不要な領域であることを示している。
なお、図8の例では、8倍速用の学習実行アドレス“0x5F8040−0x5F8240”は、記録学習されないので、変更されていない。
また、図8の例では、アドレスを6ビットにより示しており、statusビットを示していない。ユーザデータ領域91における未記録領域有りクローズトラックにおける当該未記録領域を記録学習に用いる場合、図6(b)に示すように、記録終端アドレス(LRA)にstatusビットを追加したアドレスであってもよい。
このようにして、記録学習管理部5は、データ記録要求があり、データ記録が行われる毎に、メモリ4に記憶されている学習予約アドレスを取得して、図8に示す2倍速(2X)の学習予約アドレスのように学習不要(実行済)を示す0が設定されていない限り、その学習予約アドレスに従って記録再生処理部7に記録学習の指令を出力して、記録学習を実行させる。
そして、記録学習の実行後、記録学習管理部5は、メモリ4上の学習予約アドレスを記録学習の実施に応じて更新すると共に、メモリ4上に記憶した記録学習を実行したユーザデータ領域91の図5や図6に示すユーザデータ領域91における各トラックの管理情報を更新するため、管理情報登録部6に対し学習実行アドレスとして通知する。
すると、管理情報登録部6は、記録学習実行時とトラッククローズ要求時に、ユーザデータ領域91において学習領域として使用したクローズトラックの未記録領域の有無の状況や、オープントラックの状況を確認して、ユーザデータ領域91における各トラックの管理情報を更新する。なお、管理情報登録部6は、所定の学習領域94a,94bにて記録学習を実行した場合には、従来の方法と同様に、学習実行アドレス等を更新する。
図9は、本実施形態の管理情報登録部6の構成及び処理の一例を示す図である。
図9のように管理情報登録部6は、未記録領域判定部61と、管理情報更新部62とを有する。管理情報登録部6は、記録学習実行時とトラッククローズ時に、ユーザデータ領域91における各トラックの管理情報を更新するので、分けて説明する。
まず、トラッククローズ時に管理情報を更新する場合における、未記録領域判定部61と、管理情報更新部62と動作の一例について説明する。
トラッククローズ時、すなわちユーザデータ領域91におけるデータの書き込みが完了し、図示しない書き込み制御部や記録再生処理部7等からトラッククローズ要求を受けると、未記録領域判定部61は、まず、トラッククローズ要求の内容と、メモリ4に記憶したデータの書き込みが完了しクローズ処理するクローズトラックの管理情報(図6参照)から、クローズトラックに未記録領域が残っているかを判定し、判定結果を管理情報更新部62へ出力する。
例えば、未記録領域判定部61は、メモリ4に記憶した管理情報(図6参照)から、トラッククローズ要求により指定されたクローズ処理するクローズトラックにおける記録終端アドレスLRAと、トラックの最終アドレス(Last PSN)または次のトラックの先頭アドレス(Start PSN)とを読み出し、データの書き込みが完了し、クローズ処理するクローズトラックに未記録領域が残っているかを判定する。その際、必要あれば、未記録領域に対するデータ埋め込み指示であるPadding指示の有無等も確認する。ただし、本発明および本実施形態では、Padding指示は無い、すなわち未記録領域に対する埋め込みを行わないことを前提としているので、Padding指示の有無等は省略しても良い。
管理情報更新部62は、未記録領域判定部61より、データの書き込みが完了し、クローズ処理されるトラックに未記録領域が残っていないという“未記録領域無し” 情報を受けた場合、メモリ4に記憶している当該トラックのオープントラック番号を削除する。これは、データの書き込みが完了しクローズ処理されたトラックは、オープントラックからクローズトラックに変わるからである。
具体的には、図5または図6(a)に示すヘッダ51,51’において、管理情報更新部62は、オープントラック番号リスト51eから当該トラックのトラック番号を削除する。
これに対し、管理情報更新部62は、未記録領域判定部61より、データの書き込みが完了したトラックに未記録領域が残っているという“未記録領域有り” 情報を受けた場合、メモリ4に記憶している当該トラックのオープントラック番号を削除すると共に、当該トラックに“未記録領域有り”という情報を書き込む。
具体的には、管理情報更新部62は、オープントラック番号リスト51eから当該トラックのトラック番号を削除すると共に、図6(a)の場合であれば、未記録領域有りクローズトラック番号リスト51gに当該トラックのトラック番号を追加する。また、図6(b)の場合であれば、エントリデータ52’の該当トラック番号の記録終端アドレスLRAに上位に4ビット分追加したstatusビットに、未記録領域有りクローズトラックであることを示すフラグ“0x1”をセットする。
なお、これら管理情報更新部62により更新された更新管理情報は、メモリ4に記憶される。
次に、記録学習実行時に管理情報を更新する場合における、未記録領域判定部61と、管理情報更新部62と動作の一例について説明する。
記録学習実行後、未記録領域判定部61は、記録学習管理部5より学習実行アドレスを取得すると、取得した学習実行アドレスから学習が実行されたユーザデータ領域91における未記録領域有りクローズトラックの当該未記録領域を使い切ったか否かの判定を行い、管理情報更新部62は、その判定結果に基づきメモリ4に記憶されたユーザデータ領域91の各トラックの管理情報を更新する。
具体的には、未記録領域判定部61は、記録学習管理部5より取得した学習実行アドレスと、図5や図6(b)に示す学習に使用したトラックの記録終端アドレスLRAとを比較して、記録学習に使用した未記録領域有りクローズトラックに、未記録領域が残っているか否かを判定し、その判定結果を管理情報更新部62へ出力する。ここで、所定の学習領域94a、94bにて記録学習を実行した場合には、学習実行アドレスと、所定の学習領域94a、94bの最終記録可能アドレス等を比較して、所定の学習領域94a、94bに未記録領域が残っているか否かを判定し、その判定結果を管理情報更新部62へ出力する。オープントラックでの記録学習については後述する。
すると、管理情報更新部62は、未記録領域判定部61より記録学習を行った未記録領域有りクローズトラックに未記録領域無し、すなわち未記録領域を使い切ってしまったという判定結果を受信した場合は、図6(a)に示すヘッダ51’の場合であれば、未記録領域有りクローズトラック番号リスト51gから該当する未記録領域有りクローズトラックの番号を削除する。その一方、図6(b)に示すエントリデータ52’の場合であれば、該当トラックの記録終端アドレスLRAの上位に4ビット分追加したstatusビットに、未記録領域無しクローズトラックであることを示すフラグ“0x0”をセットする。図6(b)に示すエントリデータ52’の場合であれば、トラック番号5が未記録領域無しクローズトラックに設定されている。
これに対し、管理情報更新部62は、記録学習実行時に、未記録領域判定部61より記録学習を行った未記録領域有りクローズトラックに、未記録領域有り、すなわち未記録領域が残っているという判定結果を受信した場合は、そのまま処理を終了する。
なお、未記録領域有りクローズトラックの未記録領域における記録学習実行時、未記録領域有りクローズトラックに未記録領域が残っていない場合も、未記録領域が残っている場合も、さらには所定の学習領域94a,94bにて記録学習を実行した場合も、記録学習に使用された学習実行アドレスは、記録学習管理部5からメモリ4に出力されて、直接更新されている。
また、ユーザデータ領域91におけるオープントラックでの記録学習実行時には、管理情報更新部62は、記録学習実行領域を1つのオープントラックに設定し、未記録領域無しクローズトラックとして登録する。また、記録学習実行した範囲がオープントラックの一部であった場合は、その境界でトラック分割し、未記録領域無しクローズトラックと、オープントラックとに分かれるので、図6(a)におけるトラック数が1増加するが、オープントラック数は変わらない。あるオープントラックの全範囲を使って記録学習を実行した場合は、そのトラックがオープントラックから未記録領域無しクローズトラックに変わるので、図6(a)のオープントラック数51dが1つ減り、オープントラック番号リスト51eからそのトラック番号を削除する。
そして、管理情報更新部62は、記録学習実行時も、トラッククローズ時と同様に、更新した更新管理情報をメモリ4に記憶する。
従って、本実施形態のディスク記録再生装置1によれば、追記型ディスク6における所定の学習領域94a、94bを使い切った場合でも、ユーザデータ領域91における通常は使用されることの無い未記録領域有りクローズトラックの当該未記録領域を記録学習に使用するようにしたので、ユーザデータ領域91を学習領域として使用する場合でも、ユーザデータ領域91の容量が削減されることを防止することができる。
その結果、より多くの回数の記録学習を実施でき、ユーザデータ領域91の容量をロスすることなく、記録学習が継続可能なディスク記録再生装置を提供できる。
また、本実施形態のディスク記録再生装置1では、所定の学習領域94a、94bを使い切り、さらに、ユーザデータ領域91における未記録領域有りクローズトラックの当該未記録領域も使い切った場合は、さらに、ユーザデータ領域91におけるオープントラックに学習実施領域を設定するようにしたので、より多くの回数の記録学習を実施することが可能となる。
特に、本実施形態のディスク記録再生装置1では、クローズトラックに未記録領域が存在する否かの情報を管理情報として保持するので、学習領域の検出や選択の高速化が図れる。
また、クローズトラックに未記録領域が存在する否かの情報を含めたユーザデータ領域91における各トラックの管理情報は、本装置のメモリ4から読み出され、追記型ディスク9の一時的管理情報記録領域93a〜93cにも記憶されるので、再度、この追記型ディスク9がディスク記録再生装置1に挿入された場合には、データ記録終端アドレス以降の部分の記録状態を調査する必要がなく、学習領域検出の高速化が図れる。
なお、本実施形態では、光ディスク9上のユーザデータ領域91とは別に設けられた所定の学習領域94a、94bに学習使用サイズを確保できるか否かを判断し、学習使用サイズをユーザデータ領域91とは別の所定の学習領域94a、94bに確保できないと判断した場合に、初めてユーザデータ領域91の未記録領域有りクローズトラックを学習領域として使用するように説明したが、本発明では、これに限らず、ユーザデータ領域91とは別の所定の学習領域94a、94bに学習使用サイズを確保できる余裕がある場合にも、ユーザデータ領域91の未記録領域有りクローズトラックの未記録領域を、学習領域として使用するようしても勿論よい。
また、本実施形態では、28ビットの記録終端アドレスLRAの上位に状態を示すstatusビットを4ビット追加して、未記録領域有りと、未記録領域無し、を示しているが、本発明ではこれに限らず、先頭アドレスPSNの上位にstatusビットを追加して、未記録領域有りと、未記録領域無しとを示すようにしても勿論よいし、記録終端アドレスLRAや、先頭アドレスPSNとは別に独立したstatusビットを追加しても良いし、記録終端アドレスLRAや、先頭アドレスPSNの下位ビットにstatusビットを追加しても勿論良い。
また、本実施形態では、BD−R等の追記型の光ディスク9を一例に説明したが、本発明では、これに限らず、記録学習を行うディスクであれば、追記型の光ディスク9に限らず対象になる。
1 記録再生装置
2 記録学習使用サイズ算出部
3 学習実施領域設定部
4 メモリ
5 記録学習管理部
6 管理情報登録部
7 記録再生処理部
8 ピックアップユニット(P.U.)
9 光ディスク

Claims (5)

  1. ディスク上のユーザデータ領域に対しデータを書き込み後、未記録領域を残してクローズ処理した未記録領域有りクローズトラックを示す管理情報を登録する管理情報登録手段と、
    前記ユーザデータ領域に対するデータを書き込む前に、前記管理情報登録手段によって登録された前記管理情報を参照して、記録学習に使用する記録学習使用サイズを前記未記録領域有りクローズトラックの前記未記録領域に確保できるか否かを判断し、確保できると判断した場合、前記未記録領域有りクローズトラックの前記未記録領域に学習実施領域を設定する学習実施領域設定手段と、
    前記学習実施領域設定手段によって設定された前記学習実施領域において記録学習を実行するように記録学習を管理する記録学習管理手段と、
    を有するディスク記録装置。
  2. 請求項1記載のディスク記録装置において、
    前記学習実施領域設定手段は、
    前記学習使用サイズを、前記ディスク上のユーザデータ領域とは別に設けられた所定の学習領域に確保できるか否かを判断し、前記学習使用サイズを前記学習領域に確保できると判断した場合は、前記学習領域に記録学習実施領域を設定する一方、前記学習使用サイズを前記所定の学習領域に確保できないと判断した場合に、前記学習使用サイズを前記未記録領域有りクローズトラックの前記未記録領域に確保できるか否かを判断する、ディスク記録装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のディスク記録装置において、
    前記管理情報登録手段は、さらに、
    ユーザデータ領域においてクローズ処理をしていないオープントラックの情報を登録しており、
    前記学習実施領域設定手段は、
    前記管理情報登録手段によって登録された前記管理情報を参照して、前記学習使用サイズを前記ユーザデータ領域におけるクローズトラックの未記録領域に確保できないと判断した場合、前記管理情報登録手段に登録されたオープントラックの情報を参照して、前記ユーザデータ領域におけるオープントラックに学習実施領域を設定する、ディスク記録装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載のディスク記録装置において、
    前記管理情報登録手段は、
    未記録領域有りクローズトラックを示す管理情報として、クローズトラックの先頭アドレスまたは記録終端アドレスのいずれか一方に、未記録領域有りか、未記録領域無しかを示す状態ビットを追加する、ディスク記録装置。
  5. ディスク上のユーザデータ領域に対しデータを書き込み後、未記録領域を残してクローズ処理した未記録領域有りクローズトラックを示す管理情報を登録するステップと、
    前記ユーザデータ領域に対するデータを書き込む前に、前記未記録領域有りクローズトラックを示す管理情報を参照して、記録学習に使用する記録学習使用サイズを前記未記録領域有りクローズトラックの前記未記録領域に確保できるか否かを判断するステップと、
    前記学習使用サイズを前記未記録領域有りクローズトラックの前記未記録領域に確保できると判断した場合、前記未記録領域有りクローズトラックの未記録領域に学習実施領域を設定するステップと、
    前記未記録領域有りクローズトラックの未記録領域に設定された前記学習実施領域において記録学習を実行するステップと、
    を有するディスク記録学習方法。
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