JP2011047305A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の暖機を促進すると共に、内燃機関の運転状態に応じて内燃機関各部を適切な温度状態にすることのできる冷却装置を備えた内燃機関を提供する。
【解決手段】内燃機関1に冷却水が導入される複数の冷却水通路を有し、この冷却水通路のうち、シリンダブロック3に接続される第1の冷却水通路10を流れる冷却水が、EGRクーラー20において排気と熱交換するようにした。同冷却水は、排気によって昇温されるのでシリンダブロック3の暖機が促進されるとともに、内燃機関1のその他の部位とで温度差を設け、各部を適切な温度状態にすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関に関する。
周知のように、内燃機関の内部には冷却水通路が設けられ、この冷却水通路に冷却水を流すことで、運転中の内燃機関を適切な温度に保つようにしている。なお、内燃機関のシリンダブロックとシリンダヘッドとでは、最適な温度がそれぞれ異なっている。そのため、シリンダブロックとシリンダヘッドとでは、冷却の態様を異ならせることが望ましい。
そこで、従来、特許文献1には、シリンダヘッド、シリンダブロックへの冷却水の供給態様を異ならせるようにした内燃機関が提案されている。この内燃機関では、内燃機関の始動時において、シリンダブロックへの冷却水の導入量を制限して、冷却水によるシリンダブロックの冷却を抑制することで、シリンダブロックの昇温を促進するようにしている。こうした内燃機関では、機関始動時にシリンダブロックをより早期に昇温することが可能であり、ピストン等の摺動部材のフリクションの低下により、燃費を向上することが可能となる。
特開2007−211594号公報
こうした従来の内燃機関によれば、機関始動時におけるシリンダブロックの昇温を早期化することは、確かに可能となる。しかしながら、機関始動時においてシリンダブロックに導入される冷却水自体の水温は低温であることから、同冷却水がシリンダブロックから多くの熱を受熱し、シリンダブロックの昇温は遅れてしまう。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであって、その解決しようとする課題は、シリンダブロックを流れる冷却水に係り、同冷却水がシリンダブロックから受ける熱量を少なくすることのできる冷却装置を備えた内燃機関を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、内燃機関の内部を通じて冷却水を循環させることで前記内燃機関の冷却を行う冷却装置と、冷却水を昇温する昇温手段と、を備える内燃機関において、前記冷却装置には、前記昇温手段により昇温された冷却水を前記内燃機関のシリンダブロックの内部に導入する第1の冷却水通路と、前記昇温手段により昇温されない冷却水を前記内燃機関の他の部位に導入する第2の冷却水通路と、が設けられてなることを要旨とする。
同構成では、内燃機関のシリンダブロックの内部には、昇温手段によって暖められた冷却水が導入され、同内燃機関の他の部位には、昇温手段を通過せず、故に冷たいままの冷却水が導入されるようになる。シリンダボアの形成されるシリンダブロックの温度が低いと、ピストン摺動部のフリクションが高くなり、燃費が顕著に悪化する。そのため、シリンダブロックは、内燃機関にあって、最も昇温要求の高い部位となっている。その点、上記構成では、シリンダブロックに導入される冷却水のみを昇温手段で暖めるようにしており、シリンダブロックの昇温を優先しておこなうことができるようになる。また、同冷却水はシリンダブロックに導入される前に昇温手段によって昇温されていることから、同冷却水がシリンダブロックから受ける熱量は、昇温されていない場合に比べて少なくなる。したがって、シリンダブロックの昇温を促進することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関において、同内燃機関は、排気通路を流れる排気の一部を取り出して吸気通路に還流する排気再循環装置と、冷却水と前記排気通路から取り出された排気の一部との間で熱交換を行う熱交換器と、を備え、前記昇温手段が前記熱交換器であることを要旨とする。
同構成では、第1の冷却水通路を通りシリンダブロックに導入される冷却水は、排気再循環装置によって排気通路から取り出された排気の一部によって、熱交換器において昇温される。一般的な排気再循環装置は、内燃機関の高負荷領域では、新気の量を増やすために排気の取り入れを制限するようにしている。そのため、熱交換器に排気が導入されないので、上記熱交換器において排気とシリンダブロックに導入される冷却水との熱交換が行われず、同冷却水は昇温されないようになる。一方、内燃機関の高負荷領域では、シリンダブロック内のシリンダボア付近が非常に高温となっているため、同シリンダボア付近が適切に冷却されなければ、ノッキングが生じる虞がある。すなわち、内燃機関の高負荷領域においては、シリンダブロックに導入される冷却水は、低温であることが望ましい。その点、一般的な排気浄化装置では、高負荷運転時には、上述のように排気の取り入れが制限されているので、熱交換器において同冷却水は昇温されないようになる。したがって、排気再循環装置による排気の還流制御によって、シリンダブロックに導入される冷却水の昇温も適切に制限することができるようになり、格別な部品を追加せずとも、機関運転状態に応じた冷却水の昇温制御を行うことが可能となる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の内燃機関において、前記第2の冷却水通路は、前記内燃機関のシリンダヘッドの内部に前記昇温手段を通過しない冷却水を導入するように構成されることを要旨とする。
同構成では、シリンダヘッドの内部には、昇温手段を通過してシリンダブロックに導入される冷却水よりも低温の冷却水が導入される。シリンダヘッドは、低温であるほど吸気の充填効率が向上するところ、上記構成によれば、シリンダヘッドには昇温されていない冷却水が導入されるため、シリンダヘッドを良好に冷却することができ、吸気の充填効率の低下を抑制することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の内燃機関において、前記排気再循環装置には、当該排気再循環装置の排気取入口よりも排気下流側における前記排気通路に前記熱交換器を通過後の排気を戻す排気戻し通路と、前記排気通路から取り出した排気を前記吸気通路に還流するか、前記排気戻し通路を通じて前記排気通路に戻すかを切り替える切替手段と、が設けられることを要旨とする。
内燃機関の暖機中は燃焼が不安定であり、このとき排気が吸気通路に再循環されると、燃焼がいっそう不安定なものとなってしまう。その点、上記構成では、排気通路から取り出した排気を吸気通路に還流することなく、排気通路に再び戻すことが可能である。そのため、シリンダブロックに導入される冷却水を排気の熱で暖めつつも、同排気を吸気通路に還流しないようにすることができるようになる。したがって、上記構成によれば、燃焼状態の不安定化を招くことなく、機関始動時のシリンダブロックの昇温を促進することができるようになる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の内燃機関において、前記切替手段は、前記内燃機関の暖機中に前記排気戻し通路を通じて前記排気通路に前記排気を戻し、前記内燃機関の暖機完了後に前記吸気通路に前記排気を還流するように構成されてなることを要旨とする。
同構成では、排気通路から取り出された排気は、内燃機関の暖機中には、排気戻し通路を通じて排気通路に戻され、内燃機関の暖機後は、吸気通路に還流されるようになる。そのため、シリンダブロックの昇温を促進しつつも、排気が吸気通路に再循環されて燃焼状態が不安定となることを回避することができるようになる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の内燃機関において、前記排気戻し通路は、前記内燃機関のオイルパンを通過するように形成されてなることを要旨とする。
同構成では、排気戻し通路を通じて排気通路に戻される排気の熱で、オイルパン内のエンジンオイルを昇温することができる。エンジンオイルが昇温されるとその粘度が低下して、内燃機関の摺動部品のフリクションが低下されることから、燃費が向上するようになる。こうした燃費向上の効果が顕著なのは、エンジンオイルが低温であり粘度が高い状態にある内燃機関の始動時である。したがって、排気通路から取り入れられた排気を機関始動時に排気戻し通路を通じて排気通路に戻すようにすれば、エンジンオイルの過度な粘度低下による、摺動部品の接触による焼き付き等の不具合を抑制することができるようになる。
本発明にかかる内燃機関の一実施形態について、これが適用される内燃機関の冷却系及び吸排気系の構成を示す模式図。 本実施形態における、内燃機関の機関運転状態と再循環排気量との関係を示す略図。 本実施形態において、内燃機関の暖機時における冷却水及び吸排気の流れを示す模式図。 本実施形態において、内燃機関の暖機後であって機関負荷が低・中負荷時における冷却水及び吸排気の流れを示す模式図。 本実施形態において、内燃機関の暖機後であって機関負荷が高負荷時における冷却水及び吸排気の流れを示す模式図。
以下、この発明にかかる内燃機関の冷却装置を具体化した一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
図1に、本実施形態における内燃機関の冷却系及び吸排気系の構成を示す。
この図1に示すように、冷却水循環用のウォーターポンプ6の吐出口と、内燃機関1のシリンダヘッド2における冷却水導入口とは、第2の冷却水通路11によって接続されている。また、この第2の冷却水通路11は途中で分岐され、上記昇温手段を構成するEGRクーラー20の冷却水導入口にも接続されている。そして、EGRクーラー20の冷却水排出口と内燃機関1のシリンダブロック3における冷却水導入口とは、第1の冷却水通路10によって接続されている。したがって、内燃機関1に導入される冷却水は、シリンダヘッド2の冷却水導入口とシリンダブロック3の冷却水導入口との2箇所から導入されている。そしてシリンダブロック3には、EGRクーラー20を通過した冷却水が、シリンダヘッド2には、EGRクーラー20を通過しない冷却水が、それぞれ導入されるようになっている。
内燃機関1内の冷却水通路(ウォータージャケット)のうち、シリンダヘッド2内の冷却水通路は、シリンダヘッド2の冷却水導入口に導入された冷却水が、シリンダヘッド2内を冷却した後、シリンダヘッド2の冷却水排出口から排出されるように構成されてなる。同様に、シリンダブロック3内の冷却水通路は、シリンダブロック3の冷却水導入口に導入された冷却水が、シリンダブロック3内を冷却した後、シリンダブロック3の冷却水排出口から排出されるように構成されてなる。このとき、本実施例においては、シリンダヘッド2内の冷却水通路とシリンダブロック3内の冷却水通路は分離されている。すなわち、両冷却水通路を流れる冷却水は、内燃機関1内において混合されないようになっている。
シリンダヘッド2の冷却水排出口及びシリンダブロック3の冷却水排出口には、第3の冷却水通路12が接続されている。こうした第3の冷却水通路12の下流側は、ラジエータ7の冷却水導入口に接続されている。また、同ラジエータ7の冷却水排出口とサーモスタット8のラジエータ側ポートとは、第4の冷却水通路13によって接続されている。このサーモスタット8は、上記のラジエータ側ポートの他に、バイパスポート及び出口ポートを備えている。こうしたサーモスタット8のバイパスポートには、第3の冷却水通路12から分岐しラジエータ7をバイパスするバイパス通路15が接続されている。また、同サーモスタット8の出口ポートは、第5の冷却水通路14を通じてウォーターポンプ6の吸入口に接続されている。
なお、このサーモスタット8は、内燃機関1の暖機が完了するまでは、バイパスポートと出口ポートとを連通するようにしている。またこのときのラジエータ側ポートは閉鎖され、バイパス通路15と第5の冷却水通路14とが連通されるようになっている。一方、内燃機関1の暖機が完了すると、ラジエータ7側ポート及び出口ポートが連通されるとともに、バイパスポートが閉鎖されて、第4の冷却水通路13と第5の冷却水通路14とが連通されるようになっている。
次に、本実施形態における内燃機関の吸排気系について説明する。この図1に示すように、内燃機関1には排気通路30が接続され、同排気通路30の途中には排気を浄化する触媒31が設けられている。また、同排気通路30の途中であって、内燃機関1と触媒31との間には、排気絞り弁32が設けられている。この内燃機関1では、吸気通路35を通過した新気と燃料噴射弁から噴射された燃料との混合気が内燃機関1内の燃焼室で燃焼され、燃焼によって生じた排気が、排気通路30及び触媒31を通過した後、大気へと排出される。
内燃機関1には、排気の一部を再循環排気として吸気通路35に還流する排気再循環装置(以下、EGR装置という)が設けられている。このEGR装置には、排気通路30にあって排気絞り弁32の排気上流側から分岐されたEGR通路21が設けられており、このEGR通路21は、吸気通路35に設けられたサージタンク36に接続されている。EGR通路21の途中には、シリンダブロック3に導入される冷却水が内部を通る、上記EGRクーラー20が配設されている。また、EGR通路21にあって、EGRクーラー20とサージタンク36との間には、吸気側に還流される排気の量を調整するEGR制御弁22が設けられている。このEGR制御弁22は、弁の開度を調節することによって、排気通路30から取り出される排気の量を調節するものとなっている。
排気通路30を通る排気の一部は再循環排気としてEGR通路21に導入され、EGRクーラー20にて冷却水と熱交換された後、吸気通路35へ還流されて新気とともに再び内燃機関1の燃焼室に導入される。このように排気を再循環させることにより、混合気の燃焼温度が低下してNOxの排出量が低減されるようになる。また、排気が吸気通路35に再循環されると、燃焼室への新気の導入量が減少するため、そうした新気の導入量の減少を補うためにスロットルバルブの開度は大きくされ、これにより内燃機関1のポンプ損失が低減されるようになる。
なおEGR通路21にあって、EGRクーラー20とEGR制御弁22との間には、上記切替手段を構成する排気切替弁25が設けられており、同排気切替弁25において排気戻し通路26がEGR通路21から分岐されている。すなわち、排気切替弁25は、3方弁として構成されている。
この排気切替弁25の内部には弁体が設けられ、同弁体は全開状態または全閉状態に切り替えられる。それにより、EGR通路21を通り排気切替弁25に至った再循環排気が、EGR制御弁22に流れ吸気通路35に還流されうる状態と排気戻し通路26に流れる状態とが切り替えられるようになっている。
なお、排気戻し通路26は、排気通路30の排気絞り弁32と触媒31との間に接続されている。また、排気戻し通路26は、オイルパン4に設けられた円筒状の孔5を通るように配設されている。
また、内燃機関1の機関運転状態等は各種センサによって検出されるようになっている。例えば、エアフロメータ40により、内燃機関1に吸入される空気の量(吸入空気量GA)が検出されている。また、クランクポジションセンサ41により、内燃機関1のクランクシャフトの回転角度、すなわちクランク角度が検出され、その検出信号に基づいて機関回転速度NEが算出されている。また、水温センサ42により、内燃機関1の冷却水の温度(冷却水温THW)が検出されている。
内燃機関1の各種制御は、電子制御装置9によって行われる。この電子制御装置9は、各種制御にかかる演算処理を実行するCPU、その制御に必要なプログラムやデータの記憶されたROM、CPUの演算結果が一時的に記憶されるRAM、外部との間で信号を入・出力するための入・出力ポート等を備えて構成されている。電子制御装置9は、各種センサにて検出された機関運転状態に応じて、内燃機関1の燃料噴射制御、点火時期制御、スロットルバルブの開度制御等を行うとともに、上記EGR制御弁22の開度制御を通じて排気還流制御を行う。
図2に、本実施形態における、内燃機関1の機関運転状態と再循環排気量との対応を示す。この図に示されるように、EGR制御は、基本的に機関負荷が高いときほど、再循環排気量が少なくなるように行われている。すなわち、EGR制御弁22の開度は、機関負荷が高いときほど、小さくなるように制御されている。そして、機関運転状態が一定の高負荷領域にあるときには、EGR制御弁22は閉じられて排気の再循環が停止されるようになっている。その結果、還流されていた再循環排気量に相当する分だけ新気の量が増大し、機関出力の増大を図ることができるようになる。なお、各種センサにて機関運転状態がアイドル状態であると検出された場合にも、燃焼の悪化を防ぐために、排気の再循環を停止すべく、EGR制御弁22は閉じられる。
さて、次に、内燃機関の運転状況に応じて変化する、冷却水及び吸排気の流れについて、図3〜図5を用いて説明する。なお、以下の図では電子制御装置9の図示は省略されている。また図3〜図5において、実線矢印は冷却水の流れを、点線矢印は吸排気の流れをそれぞれ示している。
(内燃機関が暖機中のとき)
図3に、内燃機関1の暖機中における冷却水及び吸排気の流れを示す。内燃機関の暖機中においては、ウォーターポンプ6のバイパスポートと出口ポートとが連通されるとともに、ラジエータ側ポートは閉鎖され、バイパス通路15と第5の冷却水通路14とが連通されている。したがって、冷却水はラジエータ7を通過することなく、バイパス通路15を通ってウォーターポンプ6に吸入される。このときの冷却水は、ラジエータ7において空冷されないため、昇温が促進されるようになる。また、ウォーターポンプ6から吐出された冷却水は、シリンダヘッド2に導入されるものと、EGRクーラー20を通過しシリンダブロック3に導入されるものと、に分流されるようになっている。
一方、内燃機関1の暖機中には、排気絞り弁32はある程度に絞り制御されており、排気通路30において、排気絞り弁32の上流側に対して下流側には負圧が発生するようになっている。また、このときの排気切替弁25は、全閉状態に維持されており、EGR通路21と排気戻し通路26とは連通されている。したがって、上記負圧により、排気通路30の排気絞り弁32上流側からEGR通路21に排気の一部が取り出されるとともに、取り出された排気はEGRクーラー20及び排気戻し通路26を通って排気通路30の排気絞り弁32下流側に戻される。なお、このときのEGR制御弁22は、全閉状態に維持されている。そしてEGR制御弁22が全閉状態に維持されることによって、EGRクーラー20を通過した再循環排気が、吸気通路35に還流されることが防がれるようになっている。
ところで、内燃機関1の暖機中にあっては、燃焼は不安定な状態となっている。そしてまた、EGRクーラー20に導入される冷却水の温度は低温となっているため、排気通路30から取り出された排気がEGRクーラー20を通過すると、排気はEGRクーラー20において過冷却されてしまうようになる。この過冷却された排気が吸気通路35に還流されて新気と共に燃焼室に導入されると、燃焼状態が更に不安定になる虞がある。
その点、上記排気切替弁25の制御によれば、EGRクーラー20を通過した排気が吸気通路35に還流されることが防がれる。すなわち、内燃機関1の暖機中であっても、燃焼状態の更なる不安定化を抑制する一方、EGRクーラー20内を流れる冷却水は排気の一部によって昇温され、ひいては内燃機関1の暖機が促進される。さらに、本実施形態においては、EGRクーラー20内で昇温された冷却水は、第1の冷却水通路10を通ってシリンダブロック3に導入される。したがって、シリンダボアの形成されるシリンダブロックの昇温が優先的に促進されることにより、ピストン摺動部のフリクションを低下させ、燃費を向上させることができる。
他方、シリンダヘッド2にはEGRクーラー20において昇温されていない冷却水が導入されることから、シリンダヘッド2は低温の状態に維持され、吸気の充填効率の低下が抑制される。
また、排気戻し通路26のうち、オイルパン4に設けられた孔5を貫通する箇所において、排気戻し通路26を通過する排気とオイルパン4内のエンジンオイルとは熱交換する。その結果、エンジンオイルの昇温が促進されるため、ピストン摺動部等の摺動部におけるフリクションがより早期に低下され、燃費が向上する効果が得られる。
(内燃機関が暖機後であって機関負荷が低・中負荷のとき)
図4に、内燃機関1の暖機後であって機関負荷が低・中負荷のときにおける冷却水及び吸排気の流れを示す。内燃機関1の暖機後においては、ウォーターポンプ6のラジエータ側ポートと出口ポートとが連通されるとともに、バイパスポートが閉鎖されることにより、第4の冷却水通路13と第5の冷却水通路14とが連通される。したがって、第3の冷却水通路12を流れる冷却水は、ラジエータ7を通過し空冷された後、第4の冷却水通路13及び第5の冷却水通路14を通ってウォーターポンプ6に吸入される。なお、ウォーターポンプ6から吐出された冷却水は、上述した内燃機関1が暖機中の場合と同様に、シリンダヘッド2に導入されるものとEGRクーラー20を通過しシリンダブロック3に導入されるものとに分流される。
一方、内燃機関の暖機後においては、排気切替弁25は全開状態に維持され、排気戻し通路26への通路が閉鎖されるとともに、EGR通路21が排気切替弁25の上流及び下流で連通される。また、機関の低・中負荷時では、EGR制御弁22は、図2に示した機関運転状態と再循環排気量との対応マップに基づく開度で開弁される。すなわち、このときのEGR通路21は、排気通路30とサージタンク36とを連通するようになる。また、このときのサージタンク36には、スロットルバルブ(図示略)の絞りにより負圧が発生しており、排気通路30内に比べて低圧となっている。したがって、この圧力差に基づき、排気通路30を流れる排気の一部は、EGR通路21に取り出され、EGRクーラー20を通りサージタンク36へと再循環されるようになる。
以上のように、内燃機関の暖機完了後にあって機関負荷が低・中負荷のときには、EGRクーラー20での熱交換を通じて昇温された冷却水がシリンダブロック3に導入されるようになる。このときの内燃機関の発熱量は、余り大きくないため、昇温した冷却水でも、シリンダブロック3を適度な温度に維持することが可能である。
またこのときの再循環排気は、EGRクーラー20における冷却水との熱交換により冷却されることになる。これにより、再循環された排気によって吸気の温度が過度の高温状態にされることが抑制されるので、吸気の密度の減少による機関出力の低下が抑制されるようになる。
また、このときの排気切替弁25は全開状態に維持されているので、再循環排気は排気戻し通路26に流入しないようになる。そのため、排気戻し通路26のうちオイルパン4に設けられた孔を貫通する部分において、すでに高温状態にあるエンジンオイルと再循環排気とが熱交換されないので、エンジンオイルの過度な昇温による摺動部品の接触といった不具合が抑制されるようになる。
(内燃機関が暖機後であって機関負荷が高負荷のとき)
図5に、内燃機関1の暖機後であって機関負荷が高負荷のときにおける冷却水及び吸排気の流れを示す。なお、冷却水の流れについては、上述の、内燃機関が暖機後であって機関負荷が低・中負荷の場合と同様である。
上述の通り、内燃機関1の暖機後には、排気切替弁25は全開状態に維持され、排気戻し通路26への通路が閉鎖されるとともに、EGR通路21が排気切替弁25の上流及び下流で連通されている。さらに、機関の高負荷時においては、新気の導入量を増加させるために、EGR制御弁22は全閉状態に維持され、図2に示したように排気の再循環は停止される。したがって、内燃機関1から排出された排気は、EGR通路21にその一部が取り出されることなく触媒31を通過し車外に排出される。
このように、機関の高負荷時には排気が再循環されないことから、EGRクーラー20内を排気が通過せず、シリンダブロック3に導入される冷却水は同EGRクーラー20において昇温されないようになる。その結果、すでに高温状態にある冷却水が、EGRクーラー20においてさらに昇温されることが抑制されるようになり、シリンダブロック3は同冷却水によって冷却され、吸入空気の充填効率の向上、及びノッキングの抑制が図られるようになる。すなわち、内燃機関の発熱量の大きい高負荷時には、再循環排気による冷却水の昇温が行われないようになり、冷たいままの冷却水をシリンダブロック3に導入することができる。そのため、内燃機関の発熱量の大きい高負荷時にも、シリンダブロック3を適度な温度に維持することができるようになる。
またこのように、シリンダブロック3に導入される冷却水は、機関の高負荷時には排気の再循環が停止されることによって昇温が制限される一方、機関の低・中負荷時には排気が再循環されることによって昇温が促進されることになる。すなわち、そのときの機関の負荷状況に応じたEGR制御弁22の開閉による再循環排気量の制御によって、シリンダブロック3に導入される冷却水の、機関の負荷状態に応じた昇温制御が併せ行われるようになる。ちなみに、シリンダブロック3に導入される冷却水の昇温制御を、別途個別に行うとすれば、冷却水の昇温要求の感知及び昇温制御等をするための新たな部品を設ける必要があり、部品点数の増加を招く。その点、本実施形態では、再循環排気の制御に応じて冷却水の昇温制御が併せ行われるため、部品点数を増加させずに冷却水の昇温制御を行うことが可能である。
以上説明したように、本実施形態の内燃機関1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)内燃機関1は、シリンダブロック3の冷却水導入口に接続される第1の冷却水通路10とシリンダヘッド2の冷却水導入口に接続される第2の冷却水通路11との、2経路から冷却水が導入される。そして、第1の冷却水通路10には、EGRクーラー20において排気と熱交換されうる冷却水が通るようにしている。したがって、EGRクーラー20によって昇温された冷却水がシリンダブロックに導入されるようになっていることから、シリンダブロックに至った同冷却水がシリンダブロックから吸熱する熱量は、同冷却水が昇温されていない場合に比べて少ない。そのため、シリンダブロックの昇温が促進される。一方、シリンダヘッド2には昇温されていない、低温の冷却水を導入するようにしていることから、シリンダヘッドを良好に冷却することができ、吸気の充填効率の低下を抑制することができる。
(2)内燃機関1の暖機後の再循環排気の還流は、EGR制御弁22によって機関負荷状態に応じて制御されている。すなわち、機関負荷が低・中負荷状態のときには、EGRクーラー20を通過して排気が再循環され、機関負荷が高負荷状態のときには、排気の再循環が停止される。すなわち、高負荷状態のときには、EGRクーラー20には、排気が通過しないようになる。一方、EGRクーラー20での排気との熱交換を通じて昇温された冷却水をシリンダブロック3に常に導入するようにすれば、内燃機関の発熱量の小さい低・中負荷時には、シリンダブロック3を十分に冷却できたとしても、発熱量の大きい高負荷時には、シリンダブロック3の冷却を十分に行えなくなってしまう。その点、本実施形態では、高負荷時には、EGRクーラー20への排気の供給が停止され、冷却水の昇温が行われなくなるため、高負荷時にも、シリンダブロック3を十分に冷却することができるようになる。しかも、こうした機関負荷に応じた冷却水の昇温の有無の切り替えは、EGR制御に応じて自動的に行われる。そのため、冷却水の昇温態様を切り替えるための格別な制御機構の追加は必要ないことになる。したがって、格別な制御機構を追加せずとも、機関負荷に応じた冷却水の昇温態様の切り替えを行うことができるようになる。
(3)EGR通路21におけるEGRクーラー20とEGR制御弁22との間には、排気切替弁25が設けられており、同排気切替弁25によって、EGR通路21を通る排気を排気戻し通路26を通じて排気通路30に戻すか、吸気通路35に還流するかを切り替えている。そして、内燃機関1の暖機中は、EGRクーラー20を通過した排気が排気戻し通路26に流れるように、排気切替弁25を制御するようにしている。したがって、内燃機関1の始動時であっても、燃焼状態の更なる不安定化を抑制しつつ、排気をEGR通路21に取り出して、EGRクーラー20においてシリンダブロック3に導入される冷却水と熱交換させることができる。よって、内燃機関1の始動時から、シリンダブロック3に導入される冷却水及び冷却水全体を昇温させることができる。
(4)排気戻し通路26は、オイルパン4に設けられた筒状の孔5を通るように配設されている。したがって、内燃機関1の暖機時において低温状態にあるエンジンオイルを、排気戻し通路26を通る再循環排気によって昇温させることができ、内燃機関1の摺動部品のフリクションを低下して燃費の向上を図ることができるようになる。
なお、上記実施形態は以下のように変更して実施することもできる。
・上記実施形態では、熱交換器であるEGRクーラー20を通過した冷却水を内燃機関のシリンダブロック3の内部に導入する第1の冷却水通路10と、EGRクーラー20を通過しない冷却水を内燃機関のシリンダヘッド2に導入する第2の冷却水通路11とを設けるようにしていた。すなわち、上記構成では、内燃機関を通過する冷却水の流路を、シリンダブロック3を通過するものと、シリンダヘッド2を通過するものとの2つに分流するようにしていた。こうした内燃機関を通過する冷却水の流路を3つ以上に分流するようにしても良い。その場合にも、分流された流路の一つがEGRクーラー20及びシリンダブロック3を通るように形成されており、他の流路がEGRクーラー20を通らないように形成されていれば、上記(1)および(3)、(4)の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、排気切替弁25は3方弁としたが、2方弁としてもよい。例えば、EGR通路21のEGRクーラー20とEGR制御弁22との間の部分に、排気戻し通路26に分岐する分岐部を設け、2方弁として構成された排気切替弁をこの排気戻し通路26上に設けるようにすることができる。この場合、内燃機関1の暖機時には上記排気切替弁を開弁するとともにEGR制御弁22を閉弁し、内燃機関1の暖機後には上記排気切替弁を閉弁するとともにEGR制御弁22の開度制御を行うことによって、上記実施形態と同様の効果が得られる。また、同様の効果が得られるのであれば、排気切替弁25及びEGR制御弁22を適宜に配置、及び他の構成と一体化等させてもよい。
・上記実施形態における排気絞り弁32の機能を、触媒に持たせるようにしても良い。すなわち、触媒の通過に際しての排気の流れ抵抗が一定以上あれば、触媒の上流側と下流側とで圧力差が生じるようになる。そのため、内燃機関1の暖機時には、その圧力差によって、再循環排気をEGRクーラー20に導入し、排気戻し通路26から排気通路30に戻すことができる。また、その他排気の抵抗となり、その上流側と下流側との間に十分な圧力差を発生させ得るものであれば、排気絞り弁32の代りとして用いることが可能である。
・上記実施形態では、オイルパン4に設けた筒状の孔5を通るように排気戻し通路26を配設していた。ただし、排気戻し通路26からの放射熱によってオイルパン4内のエンジンオイルが昇温されるのであれば、排気戻し通路26は、オイルパン4に近接する領域を通過すればよく、オイルパン4に上記孔5を設けなくてもよい。
・上記実施形態では、排気戻し通路26をオイルパン4の近傍を通過するように設けることで、排気の熱によりオイルを昇温させるようにしていた。そうしたオイルの昇温が特に必要でない場合、或いはオイルパン4近傍への排気戻し通路26の設置が困難な場合などには、オイルパン4の近傍を通らずに排気戻し通路26を設置するようにしても良い。
・上記実施形態において、排気戻し通路26を設けたが、内燃機関1の暖機速度が十分である場合や、排気戻し通路26を配設するスペースが確保できないといった場合には、これを設けなくてもよい。この場合も、EGRクーラー20において、シリンダブロック3に導入される冷却水が昇温されることから、上記(1)及び(2)の効果を得ることができる。なお、このとき、排気切替弁25及び排気絞り弁32は省略することができる。
・内燃機関1内において、シリンダヘッド2内の冷却水通路とシリンダブロック3内の冷却水通路とが分離されていなくてもよい。すなわち、内燃機関1内で、シリンダヘッド2に導入された冷却水とEGRクーラー20によって昇温されシリンダブロック3に導入された冷却水とが混合してもよい。この場合も、シリンダブロック3側の冷却水の方がある程度高温の状態となり、シリンダブロック3とシリンダヘッド2とを異なる温度状態とすることができ、上記(1)〜(4)の効果を得ることができる。
・排気切替弁25は全開状態と全閉状態とを切り替えるようにしたが、弁開度を中間状態にも切り替えられるようにしてもよい。例えば、エンジンオイルの油温が十分に高くなく、また再循環排気の全量を吸気通路35に還流させる必要がない場合、再循環排気の一部を排気戻し通路26に流すことで、オイルパン4内のエンジンオイルの昇温を促進することができるからである。
・シリンダブロック3に導入される冷却水の流量を調節する、冷却水通路絞り弁等の手段を設けてもよい。この場合でも、上記(1)〜(4)の効果を得ることができる。
・昇温手段としては、上記EGRクーラー20でなくとも、各種ヒーターや、潤滑油または冷却水等との熱交換器であってもよい。
・本発明は、ガソリン機関であれ、ディーゼル機関であれ、任意のタイプの内燃機関に適用することができる。
1…内燃機関、2…シリンダヘッド、3…シリンダブロック、4…オイルパン、5…孔、6…ウォーターポンプ、7…ラジエータ、8…サーモスタット、9…電子制御装置、10…第1の冷却水通路、11…第2の冷却水通路、12…第3の冷却水通路、13…第4の冷却水通路、14…第5の冷却水通路、15…バイパス通路、20…EGRクーラー、21…EGR通路、22…EGR制御弁、25…排気切替弁、26…排気戻し通路、30…排気通路、31…触媒、32…排気絞り弁、35…吸気通路、36…サージタンク、40…エアフロメータ、41…クランクポジションセンサ、42…水温センサ。

Claims (6)

  1. 内燃機関の内部を通じて冷却水を循環させることで前記内燃機関の冷却を行う冷却装置と、冷却水を昇温する昇温手段と、を備える内燃機関において、
    前記冷却装置には、前記昇温手段により昇温された冷却水を前記内燃機関のシリンダブロックの内部に導入する第1の冷却水通路と、前記昇温手段により昇温されない冷却水を前記内燃機関の他の部位に導入する第2の冷却水通路と、が設けられてなる
    ことを特徴とする内燃機関。
  2. 前記内燃機関は、排気通路を流れる排気の一部を取り出して吸気通路に還流する排気再循環装置と、前記冷却水と前記排気通路から取り出された排気の一部との間で熱交換を行う熱交換器と、を備え、
    前記昇温手段が前記熱交換器である
    請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記第2の冷却水通路は、前記昇温手段を通過しない冷却水を前記内燃機関のシリンダヘッドの内部に導入するように構成される
    請求項1又は2に記載の内燃機関。
  4. 前記排気再循環装置には、当該排気再循環装置の排気取入口よりも排気下流側における前記排気通路に前記熱交換器を通過後の排気を戻す排気戻し通路と、前記排気通路から取り出した排気を前記吸気通路に還流するか、前記排気戻し通路を通じて前記排気通路に戻すかを切り替える切替手段と、が設けられる
    請求項2に記載の内燃機関。
  5. 前記切替手段は、前記内燃機関の暖機中に前記排気戻し通路を通じて前記排気通路に前記排気を戻し、前記内燃機関の暖機完了後に前記吸気通路に前記排気を還流するように構成されてなる
    請求項4に記載の内燃機関。
  6. 前記排気戻し通路は、前記内燃機関のオイルパンを通過するように形成されてなる
    請求項4又は5に記載の内燃機関。
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