JP2011035771A - 撮像装置、編集装置および撮像システム - Google Patents

撮像装置、編集装置および撮像システム Download PDF

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Abstract

【課題】液晶パネルやファインダの表示を用いることなく所望の構図の画像を容易にかつ確実に得る。
【解決手段】所定の視野領域の光を集光して被写体像を結像する光学系と、該光学系が結像した被写体像をデジタルの画像信号に変換して出力する撮像素子とを有する撮像手段と、前記撮像手段が出力した画像信号に画像処理を施すことによって画像データを生成する画像処理手段と、前記画像処理手段が生成した画像データに対応する画像の所定領域に含まれるオブジェクトを認識するオブジェクト認識手段と、前記オブジェクト認識手段が認識したオブジェクトの名称を音声で出力する音声出力手段と、前記音声出力手段が名称を音声出力したオブジェクトの一部または全部のオブジェクトが選択入力されるオブジェクト選択手段と、を備え、前記撮像手段は、前記オブジェクト選択手段によって選択入力された全てのオブジェクトを含む画像を撮影する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像を撮像する撮像装置、撮像装置が撮影した画像を編集する編集装置、および撮像装置と編集装置とを備えた撮像システムに関する。
近年、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置では、最適な構図を自動的に設定するための様々な技術が開示されている。例えば、人物の顔検出を行うことによって集合した全員の顔が入るような構図にする技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。また、撮像装置が構図を認識し、被写体が小さい場合にはズームアップしたり、被写体が傾いている場合には画像処理によって修正する技術が知られている(例えば、特許文献2を参照)。また、黄金分割の構図に基づくように被写体を画面に配置したり、被写体が串刺しになっている場合に撮像装置を移動して串刺しを解消する技術が知られている(例えば、特許文献3を参照)。
特開2008−227918号公報 特開2008−219450号公報 特開2006−191524号公報
しかしながら、最適な構図というのは撮影者の主観による部分も大きいため、上述した従来技術を用いて撮影した画像が撮影者にとって常に最適な構図であるとは限らなかった。
また、上述した従来技術では、撮影者が構図を決定する際にファインダで表示される画像を見て行うことが多いが、撮影経験が少ない撮影者の場合には、ファインダを見ながら構図を決定すること自体が技術的に難しかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ファインダの表示を用いることなく撮影者が所望する構図の画像を容易にかつ確実に得ることができる撮像装置、編集装置および撮像システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、所定の視野領域の光を集光して被写体像を結像する光学系と、該光学系が結像した被写体像をデジタルの画像信号に変換して出力する撮像素子とを有する撮像手段と、前記撮像手段が出力した画像信号に画像処理を施すことによって画像データを生成する画像処理手段と、前記画像処理手段が生成した画像データに対応する画像の所定領域に含まれるオブジェクトを認識するオブジェクト認識手段と、前記オブジェクト認識手段が認識したオブジェクトの名称を音声で出力する音声出力手段と、前記音声出力手段が名称を音声出力したオブジェクトの一部または全部のオブジェクトが選択入力されるオブジェクト選択手段と、を備え、前記撮像手段は、前記オブジェクト選択手段によって選択入力された全てのオブジェクトを含む画像を撮影することを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置は、上記発明において、前記光学系は焦点距離可変のズームレンズを有し、前記オブジェクト選択手段によって選択入力された全てのオブジェクトを含むように前記光学系の画角を調整する画角調整手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置は、上記発明において、前記オブジェクト認識手段は、前記オブジェクト選択手段によってオブジェクトが選択入力されるまで、前記光学系の焦点距離をテレ側からワイド側に間欠的に移動しながら各焦点距離でオブジェクトの認識を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置は、上記発明において、前記光学系は単焦点レンズを有し、前記オブジェクト選択手段によって選択入力された全てのオブジェクトを含むように前記撮像手段が撮影した画像のトリミングを行うトリミング手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置は、上記発明において、前記オブジェクト認識手段は、前記オブジェクト選択手段によってオブジェクトが選択入力されるまで、認識対象の領域を中心部から外周部へ間欠的に広げながら、各領域でオブジェクトの認識を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置は、上記発明において、前記オブジェクト選択手段は、外部からの入力される音声に応じてオブジェクトが選択入力される音声入力手段を有することを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置は、上記発明において、前記オブジェクト選択手段は、外部からの押圧によってオブジェクトが選択入力される入力ボタンを有することを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置は、上記発明において、前記入力ボタンは撮影指示信号が入力されるレリーズボタンであり、該レリーズボタンが半押しされた場合にオブジェクトが選択入力されることを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置は、上記発明において、当該撮像装置の動きを検出する動き検出手段をさらに備え、前記動き検出手段が当該撮像装置の動きを検出した時、当該撮像装置が実行中の処理を中断することを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置は、上記発明において、撮影シーンに応じたシーン別撮影モードを設定可能であり、前記オブジェクト認識手段は、設定された前記シーン別撮影モードに応じて定められるオブジェクトのみを認識対象とすることを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置は、上記発明において、前記シーン別撮影モードとして、人物の顔を撮影するポートレードモードを設定可能であり、前記オブジェクト認識手段は、前記シーン別撮影モードが前記ポートレートモードに設定されている場合、人物の顔のみを認識対象とすることを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置は、上記発明において、前記音声出力手段は、前記オブジェクト認識手段が同じ名称を有する複数のオブジェクトを認識した場合、該複数のオブジェクトの名称とともに各オブジェクトを識別可能な2次情報を音声出力することを特徴とする。
また、本発明に係る編集装置は、所定の視野領域の光を集光して被写体像を結像する光学系と、該光学系が結像した被写体像をデジタルの画像信号に変換して出力する撮像素子とを有する撮像手段と、前記撮像手段が出力した画像信号に画像処理を施すことによって画像データを生成する画像処理手段と、前記画像処理手段が生成した画像データに対応する画像の所定領域に含まれるオブジェクトを認識するオブジェクト認識手段と、前記オブジェクト認識手段が認識したオブジェクトの名称を音声で出力する音声出力手段と、前記音声出力手段が名称を音声出力したオブジェクトの一部または全部のオブジェクトが選択入力されるオブジェクト選択手段と、を備えた撮像装置が撮影した画像を編集する編集装置であって、前記オブジェクト選択手段によって選択入力された全てのオブジェクトを含むように画像のトリミングを行うトリミング手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る撮像システムは、画像を撮像して該画像の電子的な画像データを生成する撮像装置と、前記撮像装置と前記画像データを含む情報の通信を行うことが可能であり、前記画像データに対応する画像を編集する編集装置とからなる撮像システムであって、前記撮像装置は、所定の視野領域の光を集光して被写体像を結像する光学系と、該光学系が結像した被写体像をデジタルの画像信号に変換して出力する撮像素子とを有する撮像手段と、前記撮像手段が出力した画像信号に画像処理を施すことによって画像データを生成する画像処理手段と、前記画像処理手段が生成した画像データに対応する画像の所定領域に含まれるオブジェクトを認識するオブジェクト認識手段と、前記オブジェクト認識手段が認識したオブジェクトの名称を音声で出力する音声出力手段と、前記音声出力手段が名称を音声出力したオブジェクトの一部または全部のオブジェクトが選択入力されるオブジェクト選択手段と、前記編集装置と前記画像データを含む情報の送受信を行う第1通信手段と、を備え、前記編集装置は、前記撮像装置と前記画像データを含む情報の送受信を行う第2通信手段と、前記第2通信手段が受信した前記画像データに対し、前記オブジェクト選択手段によって選択入力された全てのオブジェクトを含むように画像のトリミングを行うトリミング手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、撮像している画像のオブジェクトを認識し、認識したオブジェクトの名称を音声で出力した後、撮影対象とするオブジェクトを撮影者からの選択入力によって定める構成を有するため、ファインダを用いることなく撮影者が所望する構図の画像を容易にかつ確実に得ることができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の外観構成を示す斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置が自動フレーミング撮影モードに設定されている場合の処理の概要を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置が視野領域のオブジェクトを音声出力する状況を模式的に示す図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置に撮影者が撮影対象のオブジェクトを音声によって選択入力する状況を模式的に示す図である。 図6は、本発明の実施の形態1の変形例に係る撮像装置が参照するシーン別撮影モードと認識対象オブジェクトとの関係を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態2に係る撮像装置が自動フレーミング撮影モードに設定されている場合の処理の概要を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態2に係る撮像装置が行うオブジェクト認識処理の概要を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態3に係る撮像装置が自動フレーミング撮影モードに設定されている場合の処理の概要を示すフローチャートである。 図10は、本発明の実施の形態3に係る撮像装置がオブジェクトの認識処理を行う小領域の設定例を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態4に係る撮像装置が自動フレーミング撮影モードに設定されている場合の処理の概要を示すフローチャートである。 図12は、本発明の実施の形態4に係る撮像装置が視野領域のオブジェクトを音声出力する状況を模式的に示す図である。 図13は、本発明の実施の形態5に係る撮像システムの構成を示すブロック図である。 図14は、本発明の実施の形態5に係る撮像装置が自動フレーミング撮影モードに設定されている場合の処理の概要を示すフローチャートである。 図15は、本発明の実施の形態5に係る編集装置が行う画像の編集処理の概要を示すフローチャートである。 図16は、本発明の実施の形態6に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 図17は、本発明の実施の形態6に係る撮像装置が自動フレーミング撮影モードに設定されている場合の処理の概要を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)を説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。また、図2は、本実施の形態1に係る撮像装置の外観構成を示す斜視図である。これらの図に示す撮像装置1は、所定の視野領域の画像を撮像して該画像に対応するデジタルの画像信号を出力する撮像部2と、撮像部2が生成した画像信号を一時的に保管するメモリ3と、メモリ3に保管された画像信号に画像処理を施すことによって画像データを生成する画像処理部4と、撮像装置1の表面に設けられた各種スイッチまたはボタンからなり、撮像装置1の操作信号等の入力を受け付ける入力部5と、画像処理部4が生成した画像データに対応する画像の所定領域に含まれるオブジェクトの名称を音声出力する音声出力部6と、外部からの音声の入力を受け付ける音声入力部7と、画像データを含む各種情報を記憶する記憶部8と、撮像装置1の動作を全体的に統括して制御する制御部9と、を備える。これらの構成部位は、システムバスを介して相互に接続している。
撮像部2は、一または複数のレンズからなる光学系と、シャッタと、絞りと、撮像素子とを有する。光学系は、焦点距離可変のズームレンズを有し、撮像素子の撮像面上に被写体像を結像する。また、撮像素子は、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を用いて実現され、光学系が結像した被写体像をデジタルの画像信号に変換して出力する。
メモリ3は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)を用いて実現される。このようにDRAMを用いることにより、メモリ3の書き込み速度および読み出し速度を速くすることができる。
画像処理部4は、特定用途向けの集積回路(ASIC)等を用いて実現され、メモリ3から読み出した画像信号に同時化(デモザイク処理)、ホワイトバランス調整、階調補正、レベル補正、アンシャープマスク、シェーディング補正等の処理を施すことによって画像データを生成する。
入力部5は、レリーズ信号を入力するレリーズボタン51と、撮像装置1の電源ボタン52と、撮像装置1で設定可能な各種動作モードの切替を行うモード切替スイッチ53とを有する。
音声出力部6は、音声データをD/A変換して出力するD/A変換器と、D/A変換器が変換したアナログ音声信号を出力するスピーカとを有する。なお、スピーカをイヤホン端子によって実現してもよい。スピーカをイヤホン端子によって実現する場合、撮影者はそのイヤホン端子にイヤホンやヘッドホンを装着によって音声出力部6が出力する音声を聞くこともできる。
音声入力部7は、外部から入力される音声を集音するマイクと、マイクが集音した音声をA/D変換して音声認識部へ出力するA/D変換器とを有する。音声入力部7は、音声出力部6が出力したオブジェクトの名称のうち、撮影者が撮影対象として所望するオブジェクトの音声入力を受け付ける。この意味で、音声入力部7は、音声出力手段(音声出力部6)が名称を音声出力したオブジェクトの一部または全部のオブジェクトが選択入力されるオブジェクト選択手段の少なくとも一部の機能を有する。
記憶部8は、画像処理部4が生成した画像データを記憶する画像データ記憶部81と、画像認識用の基本画像データを記憶する基本画像データ記憶部82とを有する。画像データ記憶部81が記憶する画像データは、必要に応じてJPEG圧縮されている。画像データには、撮影を行う際に撮影者が音声入力部7を介して入力したオブジェクトの名称の音声データが含まれる。基本画像データ記憶部82は、基本画像として人、花、木、動物、山、海等の画像を記憶するとともに、各画像に対応する音声を記憶する。なお、基本画像データは、SVM(サポートベクターマシン)、カーネル判別分析、ニューラルネット、部分空間法またはアンサンブル学習等の学習型の対象物認識アルゴリズムを用いて生成することが望ましい。
記憶部8は、フラッシュメモリ等の記憶媒体を用いて実現される。このような記憶媒体は、撮像装置1に内蔵されるものであってもよいし、撮像装置1に対して着脱自在に構成されるものであってもよい。
制御部9は、画像処理部4が生成した画像データに対応する画像の所定領域に含まれるオブジェクトを認識するオブジェクト認識部91と、音声入力部7から入力された音声データに含まれる音声を認識する音声認識部92と、音声認識部92が認識した音声によって特定されるオブジェクトを全て含むように光学系の画角を調整する画角調整部93と、を有する。オブジェクト認識部91は、画像に含まれる被写体の中で基本画像データ記憶部82が記憶する基本画像との相関度が所定値より高い被写体をオブジェクトとして抽出し、この抽出したオブジェクトの名称の音声データを音声出力部6へ出力する。音声認識部92は、音声入力部7から入力された音声データを画像データに含まれる音声データと比較することによって音声認識を行う。制御部9は、CPU(Central Processing Unit)を用いて実現される。
以上の構成を有する撮像装置1は、撮影モードとして、通常撮影モードに加え、音声入力部7によって名称が入力されたオブジェクトを全て含むように自動的にフレーミングを行って撮影する自動フレーミング撮影モードを設定することができる。
図3は、撮像装置1が自動フレーミング撮影モードに設定されている場合の処理の概要を示すフローチャートである。図2において、撮像装置1は、まずピント調整を行う(ステップS1)。撮像装置1と撮影レンズの視野領域に含まれる複数の被写体との距離にバラツキがある場合、すなわち複数の被写体がカメラの近くから遠くまで存在している場合、全ての被写体に同時にピントを合わせるには光学系の被写界深度を深くする必要がある。被写界深度を深くするためには光学系の絞りを絞ればよいが、絞りを絞ると取り込むことができる光量が減少するので、撮像素子のISO感度を上げることによって撮像した画像の画像信号を電気的に増幅することが望ましい。なお、このステップS1におけるズームの初期位置は任意である。
続いて、撮像部2、メモリ3および画像処理部4によって画像を取り込み、画像データを生成する(ステップS2)。
この後、オブジェクト認識部91が、画像データに含まれるオブジェクトを抽出し(ステップS3)、抽出したオブジェクトを基本画像と比較することによってオブジェクトの認識を行う(ステップS4)。オブジェクト認識部91は、認識したオブジェクトの名称に対応する音声データを音声出力部6へ出力する。オブジェクト認識部91から音声データを受信した音声出力部6は、音声データに含まれるオブジェクトの名称を出力する(ステップS5)。図4は、ステップS5の処理を模式的に示す図である。図4に示す場合、音声出力部6は、視野領域V内にあるオブジェクトとして「二人、バス、木、牛、家、山」という名称を音声出力する。
ステップS5でオブジェクトの名称が音声出力されると、撮影者はその中で撮影したいオブジェクトを選択し、選択したオブジェクトの名称を音声入力部7から音声によって入力する。撮像装置1では、音声出力部6がオブジェクトの名称を出力してから所定時間以内に撮影者から所望のオブジェクトを選択する音声入力された場合(ステップS6:Yes)、画角調整部93が、音声入力部7によって入力された全てのオブジェクトを含むように画角を調整する(ステップS7)。図5は、撮影者によって「二人、バス」が指定された場合の撮像装置1の視野領域V1の設定例を模式的に示す図である。
画角調整部93による画角の調整が完了した後、撮像装置1は、音声出力部6から撮影可能状態にあることを報知するメッセージ(例えば、「撮影できます。」というメッセージ)を出力する(ステップS8)。
撮影可能メッセージを出力してから所定時間以内にレリーズボタン51が押された場合(ステップS9:Yes)、撮像装置1は自動露出(AE)、オートフォーカス(AF)、オートホワイトバランス(AWB)等の処理を行うことによって画像を撮影し、画像データを生成する(ステップS10)。続いて、撮像装置1は、生成した撮影画像の画像データを画像データ記憶部81へ記録する(ステップS11)。
ステップS11の後、入力部5によって撮影を終了する信号が入力された場合(ステップS12:Yes)、撮像装置1は一連の処理を終了する。一方、入力部5によって撮影を終了する信号が入力されない場合(ステップS12:No)、撮像装置1はステップS1に戻る。
ステップS9において、撮影可能メッセージを出力してから所定時間以内にレリーズボタン51が押されなかった場合(ステップS9:No)、撮像装置1はステップS12へ移行する。
次に、音声出力部6がオブジェクトの名称を出力してから所定時間以内に撮影者から所望のオブジェクトを選択する音声入力がない場合(ステップS6:No)を説明する。この場合、音声出力部6は、音声入力を促すメッセージ(例えば、「撮影するオブジェクトの名称を音声入力してください。」というメッセージ)を出力する(ステップS13)。その後、入力部5によって撮影を終了する信号が入力された場合(ステップS14:Yes)、撮像装置1は一連の処理を終了する。一方、入力部5によって撮影を終了する信号が入力されない場合(ステップS14:No)、撮像装置1はステップS6に戻る。
以上説明した本発明の実施の形態1によれば、撮像している画像のオブジェクトを認識し、認識したオブジェクトの名称を音声で出力した後、撮影対象とするオブジェクトを撮影者からの選択入力によって定める構成を有するため、ファインダを用いることなく撮影者が所望する構図の画像を容易にかつ確実に得ることができる。
また、本実施の形態1によれば、撮影者は撮影対象とするオブジェクトの名称を音声入力するだけで構図を決定することができるため、撮影に不慣れな撮影者や目の不自由な撮影者であっても所望の構図を容易に決定することができる。
(実施の形態1の変形例)
本実施の形態1の変形例は、撮影シーン別に認識対象オブジェクトを変更することを特徴とする。本変形例において、撮像装置1では撮影シーンに応じたシーン別撮影モードを設定することができる。図6は、シーン別撮影モードと認識対象オブジェクトとの関係を示す図である。図6において、例えばシーン別撮影モードがポートレートモードに設定されている場合、オブジェクト認識部91が認識対象とすべきオブジェクトは「人物」である。また、シーン別撮影モードが風景モードに設定されている場合、オブジェクト認識部91が認識対象とすべきオブジェクトは「人物以外」である。
より具体的な例を説明する。撮像装置1がポートレートモードに設定された状態で図4に示す視野領域Vを撮像している場合、オブジェクト認識部91は「人物」のみを認識対象とするため、音声出力部6は「二人」のみを音声出力する。また、撮像装置1が風景モードに設定された状態で図4に示す視野領域Vを撮像している場合、オブジェクト認識部91は「人物以外」を認識対象とするため、音声出力部6は「バス、木、牛、家、山」を音声出力する。
このような本実施の形態1の変形例によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、シーン別撮影モードに応じたオブジェクトのみを認識してその名称を音声出力するため、撮影者は撮影目的に合致しないオブジェクトの名称を聞かないで済む。したがって、オブジェクトの選択入力が容易となり、撮影者が所望する構図を的確に得ることができる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係る撮像装置が自動フレーミング撮影モードに設定されている場合の処理の概要を示すフローチャートである。なお、本実施の形態2に係る撮像装置の構成は、上述した撮像装置1の構成と同じである。以下の説明において、撮像部2が有する撮影レンズの焦点距離を、35mmカメラ換算で35〜105mmとする。なお、以下に記載する焦点距離は、全て35mmカメラ換算値である。
図7において、撮像装置1は、まず撮像部2が有する光学系の焦点距離をテレ端(焦点距離105mm)に設定する(ステップS21)。ステップS21に続くステップS22〜S25の処理は、図3のステップS2〜ステップS5の処理に順次対応している。なお、撮像装置1に動きを検出する加速度センサや角速度センサ等の動き検出手段を設けておき、ステップS22〜S25を行う間に撮像装置1が移動した場合には、処理を中断してステップS21に戻るようにしてもよい。
図8は、撮像装置1が行うオブジェクト認識処理の概要を示す図である。図8では、焦点距離がテレ端である場合の視野領域をVtとしている。視野領域Vtにおいて、ステップS25で音声出力部6が出力するオブジェクトの名称は「二人、バス」である。
音声出力部6がオブジェクトの名称を音声出力してから所定時間以内に撮影者からオブジェクトを選択する音声入力があった場合(ステップS26:Yes)、画角調整部93は、音声入力部7によって入力された全てのオブジェクトを含むように画角を調整する(ステップS27)。この後のステップS28〜S33の処理は、上述したステップS8〜S13の処理に順次対応している。
次に、所定時間以内に撮影者からオブジェクトを指定する音声入力がなかった場合(ステップS26:No)を説明する。この場合、光学系の焦点距離がワイド端(焦点距離35mm)であれば(ステップS33:Yes)、音声出力部6は警告メッセージ(例えば、「これ以上オブジェクトは増えませんので、撮影するオブジェクトの名称を音声入力してください。」というメッセージ)を出力する(ステップS34)。その後、入力部5によって撮影を終了する信号が入力された場合(ステップS35:Yes)、撮像装置1は一連の処理を終了する。一方、入力部5によって撮影を終了する信号が入力されない場合(ステップS35:No)、撮像装置1はステップS26に戻る。ステップS33において、光学系の焦点距離がワイド端でなければ(ステップS33:No)、制御部9は、光学系の焦点距離を一段階ワイド側に設定し(ステップS36)、ステップS22に戻る。
図8に示す場合、テレ端に相当する視野領域Vtとワイド端に相当する視野領域Vw以外に、テレ端の焦点距離とワイド端の焦点距離との間の焦点距離(例えば50mm程度)を有する視野領域Vが存在する。すなわち、図8に示す場合には、撮像装置1が光学系の焦点距離を間欠的に三段階変化させることができる。視野領域Vにおいて音声出力部6が出力するオブジェクトの名称は「二人、バス、木」であり、視野領域Vwにおいて音声出力部6が出力するオブジェクトの名称は「二人、バス、木、山、牛、家」である。
以上説明した本発明の実施の形態2によれば、撮像している画像のオブジェクトを認識し、認識したオブジェクトの名称を音声で出力した後、撮影対象とするオブジェクトを撮影者からの選択入力によって定める構成を有するため、ファインダを用いることなく撮影者が所望する構図の画像を容易にかつ確実に得ることができる。
また、本実施の形態2によれば、撮影対象のオブジェクトが音声入力されるまで、光学系の焦点距離をテレ端からワイド端に間欠的に多段階で変化させていくため、音声出力部が出力するオブジェクトの数は、段階を経るごとに徐々に増加していく。この結果、撮影者は、最初から多くのオブジェクトの名称を聞かずに済むため、視野領域に含まれるオブジェクトを覚えやすい。したがって、撮影対象とするオブジェクトの選択を的確に行うことができる。
(実施の形態3)
図9は、本発明の実施の形態3に係る撮像装置が自動フレーミング撮影モードに設定されている場合の処理の概要を示すフローチャートである。なお、本実施の形態3に係る撮像装置の構成は、上述した撮像装置1の構成と同じである。
図9において、ステップS41〜S44の処理は、図3のステップS1〜S4の処理に順次対応している。ただし、ステップS43におけるオブジェクトの認識処理では、オブジェクトの位置情報も認識する。具体的には、オブジェクト認識部91は、図10に示す矩形状の小領域D1〜D5にそれぞれ含まれるか否かを判定し、この判定結果を画像データの一部として画像データ記憶部81へ記録する。例えば、バスは全ての小領域D1〜D5に含まれるが、山は小領域D5にのみ含まれる。図10に示す場合、小領域Dmの面積は、画面全体の面積の20m%である。
ステップS44に続いて、撮像装置1は、小領域Dmを識別するカウンタmを1とし(ステップS45)、小領域Dmに含まれるオブジェクトの名称を音声出力部6によって出力する(ステップS46)。例えば、小領域D1の場合、音声出力部6は「二人、バス」という音声を出力する。
ステップS46でオブジェクトの名称を出力してから所定時間以内に撮影者から所望のオブジェクトを指定する音声入力があった場合(ステップS47:Yes)、画角調整部93は、音声入力部7によって入力された全てのオブジェクトを含むように画角を調整する(ステップS48)。画角調整部93による画角の調整が完了した後、音声出力部6は、撮影可能状態にあることを報知するメッセージを出力する(ステップS49)。
撮影可能メッセージを出力してから所定時間以内にレリーズボタン51が押されれば(ステップS50:Yes)、撮像装置1は画像の撮影を行い、画像データを生成する(ステップS51)。続いて、撮像装置1は、生成した撮影画像の画像データを画像データ記憶部81へ記録する(ステップS52)。
その後、入力部5によって撮影を終了する信号が入力された場合(ステップS53:Yes)、撮像装置1は一連の処理を終了する。一方、入力部5によって撮影を終了する信号が入力されない場合(ステップS53:No)、撮像装置1はステップS41に戻る。
次に、ステップS47において、所定時間以内に撮影者からオブジェクトを指定する音声入力がなかった場合(ステップS47:No)を説明する。この場合、カウンタmが最大値M(図9の場合にはM=5)と等しければ(ステップS54:Yes)、音声出力部6から警告メッセージを出力する(ステップS55)。ここでの警告メッセージは、図7のステップS34における警告メッセージと同様である。
その後、入力部5によって撮影を終了する信号が入力された場合(ステップS56:Yes)、撮像装置1は一連の処理を終了する一方、入力部5によって撮影を終了する信号が入力されなかった場合(ステップS56:No)、撮像装置1はステップS47に戻る。ステップS47に戻った場合、撮像装置1は、警告メッセージを出力してから所定時間以内にオブジェクトを指定する音声入力があるか否かを判定する。
ステップS54において、カウンタmが最大値Mと等しくなければ(ステップS54:No)、カウンタmの値を1増やし(ステップS57)、ステップS46へ戻る。
以上説明した本発明の実施の形態3によれば、撮像している画像のオブジェクトを認識し、認識したオブジェクトの名称を音声で出力した後、撮影対象とするオブジェクトを撮影者からの選択入力によって定める構成を有するため、ファインダを用いることなく撮影者が所望する構図の画像を容易にかつ確実に得ることができる。
また、本実施の形態3によれば、撮像した画像の中心から間欠的に広がっていく複数の小領域を設け、面積が小さい小領域からオブジェクトの認識を行うため、音声出力部が出力するオブジェクトの数は、小領域の面積が大きくなるにつれて徐々に増加していく。この結果、撮影者は最初から多くのオブジェクトの名称を聞かずに済むため、小領域に含まれるオブジェクトの名称を覚えやすい。したがって、撮影対象とするオブジェクトの選択を的確に行うことができる。
(実施の形態4)
図11は、本発明の実施の形態4に係る撮像装置が自動フレーミング撮影モードに設定されている場合の処理の概要を示すフローチャートである。なお、本実施の形態4に係る撮像装置の構成は、上述した撮像装置1の構成と同じである。
図11において、ステップS61〜S64の処理は、図3のステップS1〜S4の処理に順次対応している。この後、認識したオブジェクトの中で同じ名称のオブジェクトが複数ある場合(ステップS65:Yes)、同一名称のオブジェクトについては名称に加えて各オブジェクトを識別可能な2次情報を音声出力する一方、それ以外のオブジェクトについては名称のみを音声出力する(ステップS66)。例えば、図12に示す視野領域V2には木が二つある。この場合、音声出力部6は、「二人、バス、二人の横の木、バスの横の木」というように、「木」というオブジェクトに関して、「木」という名称に加えて「二人の横」や「バスの横」といった2次情報を音声出力する。
ステップS65において同一名称のオブジェクトが複数ない場合(ステップS65:No)、認識したオブジェクトの名称を音声出力部6によって音声出力する(ステップS67)。
ステップS66またはステップS67に続いて行うステップS68〜S76の処理は、図3のステップS6〜S14の処理に順次対応している。
以上説明した本発明の実施の形態4によれば、撮像している画像のオブジェクトを認識し、認識したオブジェクトの名称を音声で出力した後、撮影対象とするオブジェクトを撮影者からの選択入力によって定める構成を有するため、ファインダを用いることなく撮影者が所望する構図の画像を容易にかつ確実に得ることができる。
また、本実施の形態4によれば、同一名称を有する複数のオブジェクトがある場合、音声出力部は、各オブジェクトを識別するための2次情報を加えた音声を出力するため、撮影者は同一名称を有する複数のオブジェクトを的確に識別することができる。
なお、同一名称のオブジェクトが複数ある場合の識別の精度をさらに上げるために、オブジェクト認識部91が判定した内容に基づいて、より詳細な情報を音声出力するようにしてもよい。例えば、図12に示す場合に、木と人やバスとの距離、木の色等の情報をオブジェクト認識部91が判定できる場合には、それらの情報をさらに加えて音声出力するようにしてもよい。
また、オブジェクトまでの距離や位置、オブジェクトのカテゴリー等によって、出力する音声の音量や周波数を変化させることによって被写体の情報を与えても良い。例えば、出力する音声の音量を大、中、小の3段階とし、撮像装置1から被写体までの距離が1m未満であれば音量を小とし、その距離が1m以上5m未満であれば音量を中とし、その距離が5m以上であれば音量を大とするようにしてもよい。また、出力する音声の周波数を大、中、小の3段階とし、画面の右側に被写体がいる場合は周波数を小として低い音声を出力し、画面の左側に被写体がいる場合は周波数を大として高い音声を出力し、画面の中央部に被写体がいる場合は周波数を中として画面の左右にいる場合の中間の高さの音声を出力するようにしてもよい。
(実施の形態5)
図13は、本発明の実施の形態5に係る撮像システムの構成を示すブロック図である。同図に示す撮像システム100は、撮像装置11と、撮像装置11が撮影した画像を編集する編集装置21とを備える。撮像装置11と編集装置21とは相互に通信可能である。
撮像装置11は、撮像装置1の構成に加えて、編集装置21との間で画像データを含む情報の送受信を行う通信部12(第1通信手段)を有する。
編集装置21は、撮像装置11との間で情報の送受信を行う通信部22(第2通信手段)と、通信部22が受信した画像データに対応する画像のトリミングを行うトリミング部23と、画像データを含む各種情報を記憶する記憶部24と、編集装置21の動作を制御する制御部25と、を備える。編集装置21は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)を用いて実現される。
制御部25は、通信部22が受信した音声データに含まれる音声を認識する音声認識部251と、音声認識部251の認識結果に基づいて、通信部22が受信した画像に含まれるオブジェクトを抽出するオブジェクト抽出部252とを有する。制御部25は、CPUを用いて実現される。
撮像装置11と編集装置21との間の通信は、無線LAN(Local Area Network)や赤外線通信などの無線通信によって実現してもよいし、ケーブルを用いた有線通信によって実現してもよい。
図14は、撮像装置11が自動フレーミング撮影モードに設定されている場合の処理の概要を示すフローチャートである。図14において、ステップS81〜S85は、図3のステップS1〜S5の処理に順次対応している。
以下、ステップS86以降の処理を説明する。音声出力部6がオブジェクトの名称を出力してから所定時間以内に撮影者からオブジェクトを選択する音声入力があった場合(ステップS86:Yes)、音声出力部6は撮影可能メッセージを出力する(ステップS87)。
撮影可能メッセージを出力してから所定時間以内にレリーズボタン51が押された場合(ステップS88:Yes)、撮像装置11は画像の撮影を行い、画像データを生成する(ステップS89)。続いて、撮像装置11は、生成した撮像画像の画像データを画像データ記憶部81へ記録する(ステップS90)。
この後、通信部12は、撮影画像の画像データと撮影を行う際に撮影者によって選択入力されたオブジェクトの名称の音声データを編集装置21へ送信する(ステップS91)。
その後、入力部5によって撮影を終了する信号が入力された場合(ステップS92:Yes)、撮像装置11は一連の処理を終了する。一方、入力部5によって撮影を終了する信号が入力されない場合(ステップS92:No)、撮像装置11はステップS81に戻る。
次に、ステップS86で所定時間以内に撮影者からオブジェクトを指定する音声入力がない場合(ステップS86:No)を説明する。この場合、音声出力部6は音声入力を促すメッセージを出力する(ステップS93)。その後、入力部5によって撮影を終了する信号が入力された場合(ステップS94:Yes)、撮像装置11は一連の処理を終了する。一方、入力部5によって撮影を終了する信号が入力されない場合(ステップS94:No)、撮像装置はステップS86に戻る。
図15は、編集装置21が行う画像の編集処理の概要を示すフローチャートである。図15において、編集装置21が撮像装置11から画像データおよびオブジェクトの名称の音声データを受信した場合(ステップS101:Yes)、音声認識部251は、受信した音声データを解析して音声を認識する(ステップS102)。
続いて、オブジェクト抽出部252は、受信した画像データから、音声認識部251が認識した音声に対応するオブジェクトを抽出する(ステップS103)。
その後、トリミング部23は、オブジェクト抽出部252が抽出したオブジェクトを全て含むように画像のトリミングを行い(ステップS104)、トリミングを行った画像の画像データを記憶部24に記録する(ステップS105)。これにより、編集装置21は、一連の処理を終了する。
以上説明した本発明の実施の形態5によれば、撮像している画像のオブジェクトを認識し、認識したオブジェクトの名称を音声で出力した後、撮影対象とするオブジェクトを撮影者からの選択入力によって定める構成を有するため、ファインダを用いることなく撮影者が所望する構図の画像を容易にかつ確実に得ることができる。
また、本実施の形態5によれば、撮影者が入力したオブジェクトを含む画像の編集(トリミング)を撮像装置とは別の編集装置で行うため、撮像装置の負荷を軽減することができる。
なお、本実施の形態5において、撮像装置や編集装置に通信機能を具備させずに、記憶媒体を用いて撮影した画像データを編集装置に転送するようにしてもよい。この場合、編集装置は、複数の画像データのトリミングを連続的に行うこととなる。
また、本実施の形態5において、撮像装置が撮影した後、複数通りのオブジェクトの組み合わせを順次音声入力できるようにしてもよい。この場合には、編集装置が複数通りのオブジェクトの組み合わせに応じた複数のトリミング画像を生成することができるようにしておけば、互いに異なる構図を有する複数の画像を1回の撮影によって生成することが可能となる。
(実施の形態6)
図16は、本発明の実施の形態6に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。同図に示す撮像装置31は、撮像部32、メモリ3、画像処理部4、入力部5、音声出力部6、音声入力部7、記憶部8および制御部33を備える。撮像部32は、単焦点レンズを有し、所定の視野領域の光を集光して被写体像を結像する光学系と、光学系が結像した被写体像をデジタルの画像信号に変換して出力する撮像素子とを備える。また、制御部33は、オブジェクト認識部91と、音声認識部92と、画像のトリミングを行うトリミング部331とを備える。
図17は、以上の構成を有する撮像装置31が自動フレーミング撮影モードに設定されている場合の処理の概要を示すフローチャートである。図17において、撮像装置31は、撮像部32、メモリ3および画像処理部4によって画像を取り込み、画像データを生成する(ステップS111)。この後、オブジェクト認識部91が、画像データに含まれるオブジェクトを抽出し(ステップS112)、抽出したオブジェクトを基本画像と比較することによってオブジェクトの認識を行う(ステップS113)。この際、オブジェクト認識部91は、オブジェクトの位置情報も認識する。具体的には、オブジェクト認識部91は、オブジェクトが図10に示す小領域D1〜D5にそれぞれ含まれるか否かを判定し、この判定結果を画像データの一部として画像データ記憶部81へ記録する。
続いて、撮像装置31は、小領域Dmを識別するカウンタmを1とし(ステップS114)、小領域Dmに含まれるオブジェクトの名称を音声出力部6によって出力する(ステップS115)。
ステップS115でオブジェクトの名称を出力してから所定時間以内に撮影者から小領域決定の指示入力があった場合(ステップS116:Yes)において、小領域決定の指示入力から所定時間以内にレリーズボタン51が押されたとき(ステップS117:Yes)、撮像装置31は画像の撮影を行い、画像データを生成する(ステップS118)。続いて、撮像装置31は、生成した撮影画像の画像データを画像データ記憶部81へ記録する(ステップS119)。ステップS116における小領域決定の指示入力は、レリーズボタン51を半押しすることによって実現される。したがって、例えば視野領域Vtで音声出力部6がオブジェクトの名称を音声出力した後、撮影者がレリーズボタン51を半押しすれば、撮像装置1は視野領域Vtの画像を撮影することとなる。この意味で、レリーズボタン51は、オブジェクト選択手段の少なくとも一部の機能を有する。なお、レリーズボタン51以外のボタンを小領域決定の指示入力用として適用することも可能である。
続いて、トリミング部331は、撮影した画像を小領域Dmに合わせてトリミングし(ステップS119)、トリミングした画像を画像データ記憶部81へ記録する(ステップS120)。
その後、入力部5によって撮影を終了する信号が入力された場合(ステップS121:Yes)、撮像装置31は一連の処理を終了する。一方、入力部5によって撮影を終了する信号が入力されない場合(ステップS121:No)、撮像装置31はステップS111に戻る。
ステップS116において所定時間以内に撮影者から小領域決定の指示入力がない場合(ステップS116:No)に撮像装置31が行うステップS122〜S125は、図9のステップS54〜S57の処理に順次対応している。ただし、ステップS124において、入力部5によって撮影を終了する信号が入力されない場合(ステップS124:No)、撮像装置31はステップS116に戻る。
以上説明した本発明の実施の形態6によれば、撮像している画像のオブジェクトを認識し、認識したオブジェクトの名称を音声で出力した後、撮影対象とするオブジェクトを撮影者からの選択入力によって定める構成を有するため、ファインダを用いることなく撮影者が所望する構図の画像を容易にかつ確実に得ることができる。
また、本実施の形態6によれば、撮像した画像の中心から間欠的に広がっていく複数の小領域を設け、面積が小さい小領域からオブジェクトの認識を行うため、音声出力部が出力するオブジェクトの数は、小領域の面積が大きくなるにつれて徐々に増加していく。この結果、撮影者は最初から多くのオブジェクトの名称を聞かずに済むため、小領域に含まれるオブジェクトの名称を覚えやすい。したがって、撮影対象とするオブジェクトの選択を的確に行うことができる。
なお、本実施の形態6において、小領域決定の指示入力を音声入力部7から音声入力するようにしてもよい。この場合には、撮影者が小領域決定を指示するメッセージ(例えば、「OK。」というメッセージ)を入力すればよい。
(その他の実施の形態)
本発明は、上述した6つの実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。例えば、本発明に係る撮像装置は、図2に示す形状に限られるわけではなく、ペン型を有しているものであってもよいし、メガネに組み込むことが可能な小型形状を有していてもよい。また、本発明に係る撮像装置は、ファインダを有する通常の撮像装置と同様の形状を有していてもよい。このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態を含みうるものである。
1、11、31 撮像装置
2、32 撮像部
3 メモリ
4 画像処理部
5 入力部
6 音声出力部
7 音声入力部
8、24 記憶部
9、25、33 制御部
12、22 通信部
21 編集装置
23、331 トリミング部
51 レリーズボタン
52 電源ボタン
53 モード切替スイッチ
81 画像データ記憶部
82 基本画像データ記憶部
91 オブジェクト認識部
92、251 音声認識部
93 画角調整部
100 撮像システム
252 オブジェクト抽出部
1〜D5、Dm 小領域
V、V1、V2、V、Vt、Vw 視野領域

Claims (14)

  1. 所定の視野領域の光を集光して被写体像を結像する光学系と、該光学系が結像した被写体像をデジタルの画像信号に変換して出力する撮像素子とを有する撮像手段と、
    前記撮像手段が出力した画像信号に画像処理を施すことによって画像データを生成する画像処理手段と、
    前記画像処理手段が生成した画像データに対応する画像の所定領域に含まれるオブジェクトを認識するオブジェクト認識手段と、
    前記オブジェクト認識手段が認識したオブジェクトの名称を音声で出力する音声出力手段と、
    前記音声出力手段が名称を音声出力したオブジェクトの一部または全部のオブジェクトが選択入力されるオブジェクト選択手段と、
    を備え、
    前記撮像手段は、
    前記オブジェクト選択手段によって選択入力された全てのオブジェクトを含む画像を撮影することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記光学系は焦点距離可変のズームレンズを有し、
    前記オブジェクト選択手段によって選択入力された全てのオブジェクトを含むように前記光学系の画角を調整する画角調整手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記オブジェクト認識手段は、
    前記オブジェクト選択手段によってオブジェクトが選択入力されるまで、前記光学系の焦点距離をテレ側からワイド側に間欠的に移動しながら各焦点距離でオブジェクトの認識を行うことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記光学系は単焦点レンズを有し、
    前記オブジェクト選択手段によって選択入力された全てのオブジェクトを含むように前記撮像手段が撮影した画像のトリミングを行うトリミング手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記オブジェクト認識手段は、
    前記オブジェクト選択手段によってオブジェクトが選択入力されるまで、認識対象の領域を中心部から外周部へ間欠的に広げながら、各領域でオブジェクトの認識を行うことを特徴とする請求項2または4に記載の撮像装置。
  6. 前記オブジェクト選択手段は、
    外部からの入力される音声に応じてオブジェクトが選択入力される音声入力手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記オブジェクト選択手段は、
    外部からの押圧によってオブジェクトが選択入力される入力ボタンを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の撮像装置。
  8. 前記入力ボタンは撮影指示信号が入力されるレリーズボタンであり、該レリーズボタンが半押しされた場合にオブジェクトが選択入力されることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 当該撮像装置の動きを検出する動き検出手段をさらに備え、
    前記動き検出手段が当該撮像装置の動きを検出した時、当該撮像装置が実行中の処理を中断することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の撮像装置。
  10. 撮影シーンに応じたシーン別撮影モードを設定可能であり、
    前記オブジェクト認識手段は、
    設定された前記シーン別撮影モードに応じて定められるオブジェクトのみを認識対象とすることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の撮像装置。
  11. 前記シーン別撮影モードとして、人物の顔を撮影するポートレードモードを設定可能であり、
    前記オブジェクト認識手段は、
    前記シーン別撮影モードが前記ポートレートモードに設定されている場合、人物の顔のみを認識対象とすることを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記音声出力手段は、
    前記オブジェクト認識手段が同じ名称を有する複数のオブジェクトを認識した場合、該複数のオブジェクトの名称とともに各オブジェクトを識別可能な2次情報を音声出力することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の撮像装置。
  13. 所定の視野領域の光を集光して被写体像を結像する光学系と、該光学系が結像した被写体像をデジタルの画像信号に変換して出力する撮像素子とを有する撮像手段と、前記撮像手段が出力した画像信号に画像処理を施すことによって画像データを生成する画像処理手段と、前記画像処理手段が生成した画像データに対応する画像の所定領域に含まれるオブジェクトを認識するオブジェクト認識手段と、前記オブジェクト認識手段が認識したオブジェクトの名称を音声で出力する音声出力手段と、前記音声出力手段が名称を音声出力したオブジェクトの一部または全部のオブジェクトが選択入力されるオブジェクト選択手段と、を備えた撮像装置が撮影した画像を編集する編集装置であって、
    前記オブジェクト選択手段によって選択入力された全てのオブジェクトを含むように画像のトリミングを行うトリミング手段を備えたことを特徴とする編集装置。
  14. 画像を撮像して該画像の電子的な画像データを生成する撮像装置と、前記撮像装置と前記画像データを含む情報の通信を行うことが可能であり、前記画像データに対応する画像を編集する編集装置とからなる撮像システムであって、
    前記撮像装置は、
    所定の視野領域の光を集光して被写体像を結像する光学系と、該光学系が結像した被写体像をデジタルの画像信号に変換して出力する撮像素子とを有する撮像手段と、
    前記撮像手段が出力した画像信号に画像処理を施すことによって画像データを生成する画像処理手段と、
    前記画像処理手段が生成した画像データに対応する画像の所定領域に含まれるオブジェクトを認識するオブジェクト認識手段と、
    前記オブジェクト認識手段が認識したオブジェクトの名称を音声で出力する音声出力手段と、
    前記音声出力手段が名称を音声出力したオブジェクトの一部または全部のオブジェクトが選択入力されるオブジェクト選択手段と、
    前記編集装置と前記画像データを含む情報の送受信を行う第1通信手段と、
    を備え、
    前記編集装置は、
    前記撮像装置と前記画像データを含む情報の送受信を行う第2通信手段と、
    前記第2通信手段が受信した前記画像データに対し、前記オブジェクト選択手段によって選択入力された全てのオブジェクトを含むように画像のトリミングを行うトリミング手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像システム。
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