JP2010520545A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. 第１の資金量を、少なくとも１つの第１の通貨で少なくとも１つの第１の金利にて借入する手順と、
   投資額演算器を用いて、借入した前記資金の一部を少なくとも１つの第２の通貨に両替する手順と、
   前記第１の通貨で借入した前記資金の借入費用の少なくとも一部を補填する、少なくとも１つの第２の金利での利払いがあり、前記第２の通貨建ての投資物件に、借入した前記資金の前記一部を投資する手順と、
   合成通貨生成器を用いて、第３の金利での利払いがある合成通貨として第３の通貨を算出する手順であって、前記第３の通貨の価値は、前記合成通貨のオリジナルの価値、前記第３の金利、前記第１の資金量の価値、前記少なくとも１つの第１の金利、借入した前記資金の前記一部の価値、前記少なくとも１つの第２の金利、及び借入した前記資金の残り部分、の関数である手順と、
   １つ以上の相手先に対し前記第３の金利での１つ以上の取引において利用できる合成通貨を生成する手順と、
   を備えることを特徴とする方法。
2. 請求項１に記載の方法であって、
   前記合成通貨の価値は、さらに前記第１及び前記第２の通貨の交換レートでの交換の関数であることを特徴とする方法。
3. 請求項１に記載の方法であって、
   前記投資する手順は、デリバティブ契約に投資することを含む
   ことを特徴とする方法。
4. 請求項１に記載の方法であって、
   前記投資する手順は、借入した前記資金の前記一部を貸し付けることを含む
   ことを特徴とする方法。
5. 請求項１に記載の方法であって、
   前記投資物件は、前記借入費用に加えて手数料を補填する利払いがある
   ことを特徴とする方法。
6. 請求項１に記載の方法であって、
   前記少なくとも１つの第１の通貨は、複数種類の通貨を含む
   ことを特徴とする方法。
7. 請求項１に記載の方法であって、
   前記少なくとも１つの第２の通貨は、複数種類の通貨を含む
   ことを特徴とする方法。
8. 請求項１に記載の方法であって、
   前記投資する手順は、借入した前記資金のその借入のための総費用を少なくとも補填する利払いがある投資物件に、借入した前記資金の前記一部を投資することを含む
   ことを特徴とする方法。
9. 請求項８に記載の方法であって、
   前記第３の金利は０パーセントである
   ことを特徴とする方法。
10. 請求項８に記載の方法であって、
    前記第３の金利は、正の金利である
    ことを特徴とする方法。
11. 請求項１に記載の方法であって、
    前記投資する手順は、前記資金を借入するための総費用に満たない額を補填する利払いがある投資物件に、借入する前記資金の前記一部を投資することを含む
    ことを特徴とする方法。
12. 請求項１１に記載の方法であって、
    前記第３の金利は負の金利である
    ことを特徴とする方法。
13. 請求項１に記載の方法であって、
    前記第３の通貨は電子マネーである
    ことを特徴とする方法。
14. 請求項１に記載の方法であって、
    前記第３の通貨は、電子スマートカードである
    ことを特徴とする方法。
15. 請求項１に記載の方法であって、
    さらに、利益を生じる金利で前記合成通貨を貸し出す手順
    を含むことを特徴とする方法。
16. 請求項１に記載の方法であって、
    さらに、利益を生じる手数料で前記合成通貨を貸し出す手順
    を含むことを特徴とする方法。
17. 少なくとも１つのプログラムを実行可能に記憶するメモリと、
    前記メモリと通信可能に接続された少なくとも１つのプロセッサと、を備え、
    前記少なくとも１つのプログラムは、前記少なくとも１つのプロセッサにより実行された際に、前記少なくとも１つのプロセッサに、
    少なくとも１つの第１の通貨で少なくとも１つの第１の金利にて借入した第１の資金量に関するデータに対するアクセス及び処理、
    少なくとも１つの第２の金利に関するデータに対するアクセス及び処理、
    前記第１の資金量の一部を含む、少なくとも１つの第２の通貨での第２の資金量の算出、
    前記少なくとも１つの第１の通貨での第１の資金量と、前記第２の資金量の前記少なくとも１つの第１の通貨での価値との相違に基づく第３の資金量の算出、
    第３の金利での利払いがある合成通貨としての第３の通貨の算出であって、前記第３の通貨の価値は、前記合成通貨のオリジナルの価値、前記第３の金利、前記第１の資金量の価値、前記少なくとも１つの第１の金利、借入した資金の前記一部の価値、前記少なくとも１つの第２の金利、及び借入した資金の残り部分、の関数である、前記第３の通貨の算出、及び、
    利用できる合成通貨の価値の電子的形成、
    を実行させる
    ことを特徴とするシステム。
18. 少なくとも１つのプロセッサに実行可能に接続される、少なくとも１つのプロセッサの読み出し可能な記憶媒体を備え、
    前記少なくとも１つのプロセッサの読み出し可能な記憶媒体は、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行可能な、プロセッサの読み出し可能な指示を有し、前記少なくとも１つのプロセッサの読み出し可能な記憶媒体は、
    （ｉ）少なくとも１つの第１の通貨で少なくとも１つの第１の金利にて借入した第１の資金量に関連した借入資金データ
    （ｉｉ）投資額演算器を用いて少なくとも１つの第２の通貨に変換された借入資金の一部に関連する投資資金データ
    （ｉｉｉ）少なくとも１つの第２の金利に関連する第２金利データ
    （ｉｖ）前記借入資金の残りの部分に関連する残余資金データ
    を記憶し、
    前記少なくとも１つのプロセッサを用いて、第３の金利での利払いがある合成通貨として第３の通貨を算出する合成通貨生成器を備え、
    前記第３の通貨の価値は、（ｉ）前記合成通貨のオリジナルの価値、（ｉｉ）前記第３の金利、（ｉｉｉ）前記第１の資金量の価値、（ｉｖ）前記少なくとも１つの第１の金利、（ｖ）前記投資資金データ、（ｖｉ）前記第２金利データ、及び（ｖｉｉ）前記残余資金データ、の関数であり、
    前記合成通貨生成器は、利用可能な合成通貨の価値を生成する
    ことを特徴とするシステム。