JP2010132115A - Curtain shield airbag mounting structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、カーテンシールドエアバック取付構造に係わり、特に、インフレータを自動的に保持することができるカーテンシールドエアバック取付構造に関する。 The present invention relates to a curtain shield airbag mounting structure, and more particularly to a curtain shield airbag mounting structure capable of automatically holding an inflator.
近時、自動車には、車両の側面方向からの衝突により強い衝撃を受けた際に乗員を保護するためカーテンシールドエアバックが装備されている。(例えば、特許文献1、2参照)。
Recently, automobiles have been equipped with curtain shield airbags to protect passengers when subjected to strong impacts due to collisions from the side of the vehicle. (For example, refer to
このようなカーテンシールドエアバックは、図7に示すように、車内側のドア等の開口の上縁側周縁におけるフロンロピラー(不図示)からセンターピラー110を経由してリヤピラー120付近に至るまでのルーフサイドレール部100に、折り畳んだ状態のエアバック130を長く配設させることで構成されている。
As shown in FIG. 7, such a curtain shield airbag has a roof side extending from a front pillar (not shown) at the upper edge side periphery of an opening such as a door inside the vehicle to the vicinity of the
このようなルーフサイドレール部100は、図8に示すように、車両の長手方向に延出した車両ボディとしてのルーフサイドレール140と、縁部がオープニングトリム150を介してルーフサイドレール140に結合された成形天井160と、成形天井160の端部近傍の上部側でルーフサイドレール140に取り付けられたエアバック130とを備えている。また、ルーフサイドレール140は、ルーフサイドインナーパネル140aとアウターパネル140bとで構成され、ルーフサイドインナーパネル140aとアウターパネル140bの各フランジを相互に連結することで閉ループの空間Gが形成されている。
As shown in FIG. 8, such a roof
なお、エアバック130は折り畳まれた状態で、ルーフサイドインナーパネル140に固定されている。また、エアバック130を膨張させるためのガスを噴出させるインフレータ170はルーフサイドインナーパネル140aの下面側にボルト180a・ナット180b等で締結された鉄板等から成る支持板190の湾曲部190aに載置・固定されている。
The
このようなルーフサイドレール部100においては、車両の側面方向から強い衝撃を受けると、センターピラー110の下部位置などに配置されたセンサー(不図示)の感知により、ガスがインフレータ170からソフトライナー(ガス導入部)200を介してエアバック130内へ噴出され、当該エアバック130がカーテン状に展開されることで乗員の保護が行われる。なお、図7、8中、符合130aはアシストグリップ用ブラケット、210は板金等から成るジャンプ台、220はエアバックボディ取付部、230はインフレータブラケットを示している。
In such a roof
ところで、このような構成のルーフサイドレール部100においては、インフレータ170を天井モジュールとして取り付ける場合、図9に示すように、成形天井160に、インフレータ取付用工具300を挿入するための孔310を例えば2個離間して設ける必要があり、また、成形天井160に工具挿入用の孔310を形成した場合には、当該孔310を例えば爪部材320aを有する閉塞蓋320で閉塞しなければならないという難点があった。さらに、当該孔310に閉塞蓋320を取り付けた構成の成形天井160では、外観上見栄えが悪くなり、視認性に劣るという難点があった。
By the way, in the roof
本発明は、上述の難点を解決するためになされたもので、天井モジュールに搭載されたインフレータを自動的に保持し、作業性が良好で、視認性に優れたカーテンシールドエアバック取付構造を提供することを目的としている。 The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and provides a curtain shield airbag mounting structure that automatically holds an inflator mounted on a ceiling module, has good workability, and has excellent visibility. The purpose is to do.
本発明の第1の態様であるカーテンシールドエアバック取付構造は、成形天井の上部にインフレータが搭載された天井モジュールと、インフレータの上部であってインフレータと対応する位置に所定長離間して配置されたインフレータ保持部材とを備え、インフレータ保持部材は、天井モジュールの上方への持ち上げによりインフレータを自動的に保持する保持手段を備えているものである。 The curtain shield airbag mounting structure according to the first aspect of the present invention includes a ceiling module in which an inflator is mounted on an upper part of a molded ceiling, and a predetermined length apart from the upper part of the inflator at a position corresponding to the inflator. The inflator holding member is provided with holding means for automatically holding the inflator by lifting the ceiling module upward.
本発明の第2の態様は、第1の態様であるカーテンシールドエアバック取付構造において、保持手段は、バネ部材によって開閉可能な一対のブラケットを備えるものである。 According to a second aspect of the present invention, in the curtain shield airbag mounting structure according to the first aspect, the holding means includes a pair of brackets that can be opened and closed by a spring member.
本発明の第3の態様は、第2の態様であるカーテンシールドエアバック取付構造において、インフレータ保持部材は、車両のボディに固定されたベースプレートを備え、一対のブラケットは、それぞれフランジを介してベースプレートに回転可能に支持されているものである。 According to a third aspect of the present invention, in the curtain shield airbag mounting structure according to the second aspect, the inflator holding member includes a base plate fixed to a vehicle body, and the pair of brackets are respectively connected to the base plate via flanges. Are rotatably supported.
本発明の第4の態様は、第2の態様または第3の態様であるカーテンシールドエアバック取付構造において、インフレータ保持部材は、インフレータを一対のブラケットで保持した状態をロックするロック手段を備えるものである。 According to a fourth aspect of the present invention, in the curtain shield airbag mounting structure according to the second aspect or the third aspect, the inflator holding member includes a lock unit that locks the state in which the inflator is held by the pair of brackets. It is.
本発明の第1の態様乃至第4の態様のカーテンシールドエアバック取付構造によれば、天井モジュールを上方に向けて持ち上げることで、インフレータをインフレータ保持部材により自動的に保持することができることから、従来のように、成形天井に、インフレータ取付用工具を挿入するための孔を設ける必要がなく、また、成形天井に工具挿入用の孔を形成する必要がなくなることから、従来のように爪部材を有する閉塞蓋を準備する必要がなくなる。従って、本発明のカーテンシールドエアバック取付構造によれば、作業性が良好で外観上見栄えのよい視認性に優れた成形天井を提供することができる。 According to the curtain shield airbag mounting structure of the first to fourth aspects of the present invention, the inflator can be automatically held by the inflator holding member by lifting the ceiling module upward. Since it is not necessary to provide a hole for inserting an inflator mounting tool in the molded ceiling as in the prior art, and it is not necessary to form a hole for inserting a tool in the molded ceiling, a claw member is provided as in the prior art. There is no need to prepare a closure lid with Therefore, according to the curtain shield airbag mounting structure of the present invention, it is possible to provide a molded ceiling having excellent workability and excellent visual appearance.
以下、本発明のカーテンシールドエアバック取付構造を適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。 DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS The best embodiment to which the curtain shield airbag mounting structure of the present invention is applied will be described below with reference to the drawings.
図1は、本発明の実施例におけるインフレータの搭載前におけるカーテンシールドエアバック取付構造の一例を示す正面図(車両を幅方向に沿って切断し、当該切断面を車両の後部側から視た説明図)を示している。なお、図7および図8と同一部分には同一の符合を付して詳細な説明を省略する。 FIG. 1 is a front view showing an example of a curtain shield airbag mounting structure before mounting an inflator in an embodiment of the present invention (explanation in which the vehicle is cut along the width direction and the cut surface is viewed from the rear side of the vehicle). Figure). 7 and 8 are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
図1において、本発明におけるカーテンシールドエアバック取付構造は、成形天井1の上部に仮置き台2を介してインフレータ3が搭載された天井モジュール4と、インフレータ3の上部であってインフレータ3と対応する位置に所定長離間して配置されたインフレータ保持部材5とを備えている。
In FIG. 1, the curtain shield airbag mounting structure in the present invention corresponds to the ceiling module 4 in which the inflator 3 is mounted on the upper part of the
インフレータ保持部材5は、インフレータ1の上部であってインフレータ3と対応する位置に所定長離間して配置され、車両ボディとしてのルーフサイドレール140に固定されたベースプレート8と、ベースプレート8の下面側に配設され、インフレータ1を自動的に保持するための保持手段Hとを備えている。
The
ベースプレート8は、図2に示すように、矩形板状のベースプレート本体81と、当該ベースプレート本体81の一側縁部側に斜め下方に向けて延出するように連接され、ルーフサイドインナーパネル140a(図1参照)の下面側にボルト180a・ナット180b(図1参照)等で取り付けられる平板状の取付部材82と、ベースプレート本体81の前端側の両側角部および後端側の両側角部にそれぞれ下方に向けてベースプレート本体81の水平面と直交するように突設された舌状の第1〜第4のピン取付フランジ83a〜83dと、ベースプレート本体81の下面側であって、ベースプレート本体81と取付部材82との連設部の長手方向中央部付近に下方に向けてベースプレート本体81の水平面と直交しかつそれ自身の面が連設部の長手方向と平行になるように突設された矩形駒状のシャフトプレート取付部材84とを備えており、ベースプレート本体81のシャフトプレート取付部材84の近傍には第1のシャフトS1を装着するための第1の貫通孔H1がベースプレート本体81の水平面と直交するように設けられ、ベースプレート本体81の後端側の両側縁部近傍には後述する第1、第2のコイル状のスプリングSP1、SP2の一端部側をそれぞれ挿入・係止するための第1、第2の係止孔K1、K2がベースプレート本体81の水平面と直交する方向に設けられている。また、第1〜第4のピン取付フランジ83a〜83dの先端部側(図中下端部側)には後述するピン85を装着するための第1〜第4挿入孔86a、86b(不図示)、86c、86d(不図示)が第1〜第4のピン取付フランジ83a〜83dの垂直面と直交する方向に設けられている。さらに、シャフトプレート取付部材84の先端部側(図中下端部)には後述する第2のシャフトS2を装着するための第2の貫通孔H2がシャフトプレート取付部材84の垂直面と直交する方向に設けられている。なお、図2中、符合87は取付部材82に設けられた半円状の切欠、88a、88bは取付部材82に取付部材82の斜面と直交するように離間して設けられた透孔、519a、519b、530a、530bは第1、第2の取付フランジ515a、515b、第3、第4の取付フランジのそれぞれの先端部に、それぞれ第1、第2の取付フランジ515a、515b、の垂直面、第3、第4の取付フランジの垂直面と直交する方向に突設された爪部材を示している。
As shown in FIG. 2, the
保持手段Hは、ベースプレート8とインフレータ1との間に回転可能に配置された一対の樋状のブラケット51、52を備えている。
The holding means H includes a pair of bowl-
一方のブラケット(以下「左側ブラケット」という。)51は、図2に示すように、側面部510と、側面部510の上端縁に上部R面部511を介して側面部510の垂直面と直交する方向に水平に連設された上面部513と、側面部510の下端縁に下部R面部512を介して側面部510の垂直面と直交する方向に水平に連設された下面部514とを有し、全体として断面視U字状を呈するブラケット本体B1と、ブラケット本体B1の上部R面部511の両端縁部にそれぞれ上部R面部511の水平面と直交しそれぞれ対応する第1、第2のピン取付フランジ83a、83bに向けて延びるように連設された第1、第2の取付フランジ515a、515bと、上面部513の側縁部の長手方向中央部より若干前面側に上面部513の水平面と直交しかつそれ自身の面が上面部513の側縁部の長手方向と平行になるよう連接された矩形板状の係止片516と、上面部513の後端部側に上面部513の水平面と直交しかつそれ自身の面が上面部513の側縁部の長手方向と平行になるように連接された駒状の押出部材517とを備えており、第1、第2の取付フランジ515a、515bの先端部側にはピン85(以下「第1のピン85a」という。)を挿通するための第1、第2の挿通孔518a、518bがそれぞれ第1、第2の取付フランジ515a、515bの垂直面と直交する方向に設けられ、係止片516には後述するロック部材9の挿入部92aを挿通するための挿通孔519が係止片516の垂直面と直交する方向に設けられている。
As shown in FIG. 2, one bracket 51 (hereinafter referred to as “left bracket”) 51 is orthogonal to the vertical surface of the
他方のブラケット(以下「右側ブラケット」という。)52は、側面部520と、側面部520の上端縁に上部R面部521を介して側面部520の垂直面と直交する方向に水平に連設された上面部523と、側面部520の下端縁に下部R面部522を介して側面部520の垂直面と直交する方向に水平に連設された下面部524とを有し、全体として断面視U字状を呈するブラケット本体B2と、ブラケット本体B2の上部R面部521の両端縁部にそれぞれ上部R面部521の水平面と直交しそれぞれ対応する第3、第4のピン取付フランジ83c、83dに向けて延びるように連設された第3、第4の取付フランジ525c、525dと、上面部523の左側ブラケット52の係止片516と対応する位置に当該係止片516を挿通し得るように上面部523の水平面と直交する方向に設けられた矩形状の挿通孔526と、上面部523の左側ブラケット51の押出部材517と対応する位置に当該押出部材517を挿通し得るように上面部523の水平面と直交する方向に設けられた矩形状の挿通孔527と、上面部523の側縁部の前端部側および後端部側に左側ブラケット51に向けて階段状に連接された第1、第2の当接部材530a、530bとを備えており、第3、第4の取付フランジ525a、525bの先端部側にはピン85(以下「第2のピン85b」という。)を挿通するための第1、第2の挿通孔528a、528bが第3、第4の取付フランジ525a、525bの垂直面と直交する方向に設けられ、側面部520の下部R面部522側には半円状の切欠529a、529bが離間して設けられている。
The other bracket (hereinafter referred to as “right side bracket”) 52 is horizontally provided in a direction perpendicular to the vertical surface of the
ロック手段Lは、ベースプレート本体81の下面側に配設され、第1のシャフトS1を軸として水平面内において回転可能に取り付けられるロック部材9と、ベースプレート本体81の下面側でかつシャフトプレート取付部材84のロック部材9と対向する側に配設され、第2のシャフトS2を軸として垂直面内において回転可能に取り付けられるシャフトプレート10と、ロック部材9とベースプレート本体81の第2の係止孔K2間に張設される第2のコイル状のスプリングSP2とを備えている。
The locking means L is disposed on the lower surface side of the
ロック部材9は、図3(a)に示すように、それ自身の下面に凹陥部91aを有する矩形板状のロック部材本体91と、ロック部材本体91の一方の側縁部(図中左側)の下端部にロック部材本体91の面と平行にかつ段差を呈するように突設される平板状の挿入部材92と、ロック部材本体91の他方の側縁部(図中右側)の下端部にロック部材本体91の面と平行にかつ段差を呈するように突設される平板状の係止部材93とを備えている。また、ロック部材本体91の中央部近傍には前述の第1のシャフトS1を螺着するためのネジ孔91bがロック部材本体91の水平面と直交する方向に設けられ、挿入部材92の端部側の一側縁部側(図中手前側)には前述の係止片516の挿通孔519に挿入し得る平面視矩形状の挿入部92aが挿通孔519に向けて突設され、係止部材93の略中央部には第2のコイル状のスプリングSP2の他端部を挿入・係止するための係止孔93bが係止部材93の水平面と直交する方向に設けられ、係止部材93の端部側の一方の側縁部側(図中手前側)には係止部材93の水平面と直交する方向に係止壁93aが立設されている。なお、図3中、91c、92bは半円状の突起部を示している。
As shown in FIG. 3A, the
シャフトプレート10は、図3(b)に示すように、それ自身の面がロック部材本体91の水平面と直交しかつ係止部材93の係止壁93aの垂直面と平行になるように配設されるシャフトプレート本体10aと、シャフトプレート本体10aの一端部側(図中右側)に係止部材93の係止壁93aの垂直面と直交しかつ係止部材93の係止壁93aに向けて突設される連結部材10bと、連結部材10bの一端部側(図中右側)にそれ自身の面が係止部材93の係止壁93aの垂直面と平行になるように連設される当接部材10cとを備えており、全体として平面視鉤状を呈している。また、シャフトプレート本体10aの一端部側(図中左側)には前述の第2のシャフトS2を挿通し得る貫通孔10dがシャフトプレート本体10aの垂直面と直交する方向に設けられている。
As shown in FIG. 3B, the
図4は、本発明におけるインフレータ1の一実施例における斜視図を示している。本実施例においては、インフレータ1は、所定長離間して配設された一対のインフレータリング1a、1bを備えており、一対のインフレータリング1a、1bの間隔Xは、右側ブラケット本体B2の長手方向の幅Yの間隔と同等若しくは若干幅Yの間隔より大とされている。これは、インフレータ1を車幅方向に固定する必要があるからである。
FIG. 4 shows a perspective view of an embodiment of the
次に、このような構成のインフレータ保持部材5としてのベースプレート8、ロック部材9およびシャフトプレート10の組立方法について説明する。
Next, a method for assembling the
図1、図2および図3において、先ず、ベースプレート8を構成するベースプレート本体81の下面にロック部材9を構成するロック部材本体91の上面を当接し、第1のシャフトS1を第1の貫通孔H1に挿通しその先端部をネジ孔91bに螺着する。これにより、ロック部材9がベースプレート本体81の下面に第1のシャフトS1を軸として水平面内において回転可能に取り付けられる。次に、対向するシャフトプレート10のシャフトプレート本体10aの垂直面とシャフトプレート取付部材84の垂直面とを当接し、かつ対向するシャフトプレート10の当接部材10cの垂直面とロック部材9の係止壁93aの垂直面とを当接し、さらにシャフトプレート10の貫通孔10dの軸線をシャフトプレート取付部材84の第2の貫通孔H2の軸線と合わせた上で第2のシャフトS2を螺合させる。これにより、シャフトプレート10が第2のシャフトS2を軸として垂直面内において回転可能に配設される。次いで、第2のコイル状のスプリングSP2の一端部側を第2の係止孔K2に挿入・係止し、他端部側を係止孔93bに挿入・係止する。これにより、係止孔93bと第2の係止孔K2間にバネ力が付勢され、ひいてはシャフトプレート10の当接部材10cの垂直面がロック部材9の係止壁93aの垂直面に当接(係止)された状態が維持される。
1, 2, and 3, first, the upper surface of the lock member
一方、左側ブラケットB1の第1、第2の取付フランジ515a、515bの垂直面と第1、第2のピン取付フランジ83a、83bの垂直面とを当接し、第1、第2の挿通孔518a、518bの軸線をベースプレート本体81の第1、第2の挿入孔86a、86bの軸線にそれぞれ合わせた上で第1のピン85aを装着することで、左側ブラケットB1が第1のピン85aを軸として回転可能に配置される。同様に、右側ブラケットB2の第3、第4の取付フランジ525c、525dの垂直面と第3、第4のピン取付フランジ83c、83dの垂直面とを当接し、第3、第4の挿通孔528c、528dの軸線をベースプレート本体81の第3、第4の挿入孔86c、86dの軸線にそれぞれ合わせた上で第2のピン85bを装着することで、右側ブラケットB2が第2のピン85bを軸として回転可能に配置される。
On the other hand, the vertical surfaces of the first and second mounting
さらに、第1のコイル状のスプリングSP1を第2のピン85bに嵌挿すると共にその一端部側を第1の係止孔K1に挿入・係止し、他端部側を右側ブラケットB2の上面部523に当接することで、インフレータ保持部材5に左側ブラケットB1および右側ブラケットB2を矢印Y2、Y3と反対方向のバネ力が作用するように、すなわち、常時左側ブラケットB1および右側ブラケットB2の下面部514、524が開くように構成されている。
Further, the first coil-shaped spring SP1 is fitted and inserted into the
次に、このような構成のインフレータ保持部材5にインフレータ1を取り付ける動作について説明する。
Next, an operation of attaching the
図1において、天井モジュール4を治具(不図示)により、矢印方向Y1に向けて上昇させると、インフレータ1の頂部がインフレータ保持部材5の上部係合部bに衝当し、さらに天井モジュール4を上昇させると、左側ブラケットB1が第1のピン85aを軸として矢印方向Y2に回転し、同様に、右側ブラケットB2も第2のピン85bを軸として矢印方向Y3に回転する。これにより、インフレータ1が、図5に示すように、一対の左側ブラケットB1および右側ブラケットB2により把持され、この状態が次に述べるようにしてロックされる。
In FIG. 1, when the ceiling module 4 is raised in the arrow direction Y <b> 1 by a jig (not shown), the top portion of the
すなわち、天井モジュール4を矢印方向Y1に向けて上昇させ、左側ブラケットB1が第1のピン85aを軸として矢印方向Y2に、右側ブラケットB2が第2のピン85bを軸として矢印方向Y3に回転すると、図6(a)に示すように、左側ブラケットB1の係止片516が右側ブラケットB2の挿通孔526を貫通し、右側ブラケットB2の上面部523の上面より上方に突出し、さらに左側ブラケットB1の押出部材517が右側ブラケットB2の挿通孔527を貫通し押出部材517が右側ブラケットB2の上面部の上面より上方に突出する。そして、押出部材517が右側ブラケットB2の上面部より上方に突出すると、図6(b)に示すように、シャフトプレート10が第2のシャフトS2を軸として当接部材10cが矢印方向Y4に回転し、シャフトプレート10の当接部材10cが係止壁93aの上面より上方に持ち上がる。これにより、ロック部材9の係止壁93aとシャフトプレート10の当接部材10cとの係合状態が解除され、ひいてはロック部材9が第1のシャフトS1を軸として矢印方向Y5に回転し、ロック部材9を構成する挿入部92aが左側ブラケットB1の係止片516の挿通孔519に嵌挿される。これにより、図6に示す状態、すなわちロック状態が維持されることになる。
That is, when the ceiling module 4 is raised in the arrow direction Y1, the left bracket B1 rotates in the arrow direction Y2 around the
以上より、本発明のカーテンシールドエアバック取付構造によれば、天井モジュール4を上方に向けて持ち上げることで、インフレータ3をインフレータ保持部材5により自動的に保持することができることから、従来のように、成形天井1に、インフレータ取付用工具を挿入するための孔を設ける必要がなく、また、成形天井1に工具挿入用の孔を形成する必要がなくなることから、従来のように爪部材を有する閉塞蓋を準備する必要がなく、ひいては作業性が良好で外観上見栄えのよい視認性に優れた成形天井を提供することができる。
As described above, according to the curtain shield airbag mounting structure of the present invention, the inflator 3 can be automatically held by the
なお、これまで本発明について、図面に示した特定の実施の形態をもって本発明を説明しているが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られているいかなる構成であっても採用することができる。 The present invention has been described with respect to the present invention with specific embodiments shown in the drawings. However, the present invention is not limited to these embodiments, and as long as the effects of the present invention are exhibited. Any configuration known so far can be employed.
1・・・成形天井
3・・・インフレータ
4・・・天井モジュール
5・・・インフレータ保持部材
8・・・ベースプレート
515a、515b・・・フランジ(第1、第2の取付フランジ)
525c、525d・・・フランジ(第3、第4の取付フランジ)
51、52・・・ブラケット(左側ブラケット、右側ブラケット)
H・・・保持手段
L・・・ロック手段
DESCRIPTION OF
525c, 525d ... Flange (third and fourth mounting flanges)
51, 52 ... Bracket (left bracket, right bracket)
H: Holding means L ... Locking means
Claims (4)
前記インフレータ保持部材は、前記天井モジュールの上方への持ち上げにより前記インフレータを自動的に保持する保持手段を備えていることを特徴とするカーテンシールドエアバック取付構造。 A ceiling module in which an inflator is mounted on the upper part of the molded ceiling, and an inflator holding member disposed at a position corresponding to the inflator at an upper part of the inflator and spaced apart by a predetermined length,
The curtain shield airbag mounting structure, wherein the inflator holding member includes holding means for automatically holding the inflator by lifting the ceiling module upward.
前記一対のブラケットは、それぞれフランジを介して前記ベースプレートに回転可能に支持されていることを特徴とする請求項2記載のカーテンシールドエアバック取付構造。 The inflator holding member includes a base plate fixed to a vehicle body,
The curtain shield airbag mounting structure according to claim 2, wherein the pair of brackets are rotatably supported by the base plate via flanges.
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JP (1) | JP2010132115A (en) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11139238A (en) * | 1997-09-15 | 1999-05-25 | Trw Occupant Restraint Syst Gmbh | Roof head lining having integrally head part protecting gas bag constitutional unit |
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2008
- 2008-12-04 JP JP2008309470A patent/JP2010132115A/en active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11139238A (en) * | 1997-09-15 | 1999-05-25 | Trw Occupant Restraint Syst Gmbh | Roof head lining having integrally head part protecting gas bag constitutional unit |
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