JP2010114128A - Cabinet, and storage system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、被収納体を収納するキャビネット、およびそのキャビネットを備えた収納システムに関するものである。 The present invention relates to a cabinet for storing a storage object and a storage system including the cabinet.
この種のキャビネットとして、特開2004−23036号公報に開示された電子機器収納ラックが知られている。この電子機器収納ラックは、底板、天板、左右側板、背板および扉で構成されたラックと、送風箱、ダクトおよびノズルで構成されてラック内に装着される冷却装置とを備えて、ラック内に収納された電子機器から発生する熱をラックの外に排出するように構成されている。この電子機器収納ラックでは、冷却装置における送風箱内の送風ファンによって室内(ラックの外)の空気を床側から取り込み、ダクトを介して各ノズルからその空気を送風する。この際に、ノズルから吹き出した空気が、ラック内に収納された電子機器に吹き付けられて、電子機器の周囲の熱気を吹き飛ばし、あるいは熱交換して、電子機器およびその周囲が冷却される。また、電子機器の周囲から吹き飛ばされた熱気あるいは熱交換された空気は、ラック内の通風空間を上昇して、側板の上部に設けられている換気口から排気ファンを介してラックの外(室内)に排気される。
ところが、従来の電子機器収納ラックには、以下の問題点がある。すなわち、この電子機器収納ラックでは、ラック内に取り込んだ室内(ラックの外)の空気によって電子機器およびその周囲を冷却し、ラック内の熱気(熱交換された空気)をラックの換気口からラックの外、つまり室内に排気している。一方、この電子機器収納ラックが設置される室内の温度は、電子機器収納ラックから排気される熱気によって上昇する。この場合、室内の温度が上昇するに従い、上記のような冷却効果を十分に発揮することができなくなり、ラック内の温度も上昇する。このため、ラック内に電子機器としてのサーバが収納されているときには、サーバが有するオーバーヒート防止機能によってサーバから警報が発せられたり、最悪の場合にはサーバの電源が遮断されたりすることとなる。このような事態の発生を防止するため、この種の電子機器収納ラックが設置される室内では、大形の空調設備によって温度上昇を防止する措置を講じることが不可欠となっている。したがって、従来のこの種の電子機器収納ラックでは、大形の空調設備の稼動によって多大な電力消費が発生しており、この点がコスト面および省エネルギーの観点から課題となっている。 However, the conventional electronic equipment storage rack has the following problems. That is, in this electronic equipment storage rack, the electronic equipment and its surroundings are cooled by the air in the room (outside of the rack) taken into the rack, and the hot air in the rack (heat exchanged air) is sent from the rack vent to the rack. Exhaust outside the room, that is, indoors. On the other hand, the temperature in the room where the electronic device storage rack is installed rises due to the hot air exhausted from the electronic device storage rack. In this case, as the indoor temperature rises, the cooling effect as described above cannot be sufficiently exerted, and the temperature in the rack also rises. For this reason, when a server as an electronic device is stored in the rack, an alarm is issued from the server by the overheat prevention function of the server, or in the worst case, the server is powered off. In order to prevent the occurrence of such a situation, it is indispensable to take measures to prevent a temperature rise with a large-scale air conditioning facility in a room where this kind of electronic equipment storage rack is installed. Therefore, in this type of conventional electronic equipment storage rack, a large amount of power is consumed due to the operation of a large air conditioning facility, which is a problem from the viewpoint of cost and energy saving.
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、内部の温度上昇を低コストで防止し得るキャビネットおよび収納システムを提供することを主目的とする。 The present invention has been made in view of such problems, and a main object of the present invention is to provide a cabinet and a storage system that can prevent an internal temperature rise at low cost.
上記目的を達成すべく請求項1記載のキャビネットは、被収納体を載置可能なキャビネット本体と、前記キャビネット本体を覆うカバー部とを備えて前記被収納体を収納可能に構成され、前記カバー部には、当該カバー部の外部の空気を導入するための吸気用開口部が当該カバー部の下端部に設けられると共に、当該カバー部の内部の空気を排出するための排気管を接続可能な排気用開口部が当該カバー部の天井部に設けられている。
In order to achieve the above object, the cabinet according to
また、請求項2記載のキャビネットは、請求項1記載のキャビネットにおいて、前記カバー部は、前記キャビネット本体とは別体に構成されている。
Moreover, the cabinet of
また、請求項3記載のキャビネットは、請求項1または2記載のキャビネットにおいて、前記カバー部を構成する壁部材は、柔軟性を有するシート体で構成されている。
Moreover, the cabinet of
さらに、請求項4記載のキャビネットは、請求項1から3のいずれかに記載のキャビネットにおいて、前記カバー部の内側には、当該カバー部の内部空間における前記キャビネット本体の設置領域と当該カバー部との間の領域を当該キャビネット本体の前面側の第1領域と当該キャビネット本体の背面側の第2領域とに区画する隔壁が設けられ、前記排気用開口部は、前記第2領域に連通するように設けられている。
Furthermore, the cabinet of Claim 4 is a cabinet in any one of
また、請求項5記載の収納システムは、請求項1から4のいずれかに記載のキャビネットと、前記カバー部の前記排気用開口部に取り付けられて当該排気用開口部を介して当該カバー部の内部の前記空気を排気するための排気管とを備えている。
A storage system according to claim 5 is attached to the exhaust opening of the cabinet according to any one of
請求項1記載のキャビネットおよび請求項5記載の収納システムでは、外部の空気を導入するための吸気用開口部と内部の空気を排出するための排気管を接続可能な排気用開口部とが設けられてキャビネット本体を覆うカバー部を備えてキャビネットが構成されている。このため、このキャビネットおよび収納システムでは、カバー部の排気用開口部に取り付けた排気管を屋外に配管することで、キャビネットの内部に収納した被収納体から放出された熱によって温度上昇した温風を排気管を通して屋外に排出させることができる。したがって、このキャビネットおよび収納システムによれば、キャビネットが設置された設置室内への温風の排出が防止される結果、設置室内への温風の排出による設置室内の温度上昇、およびそれに伴うキャビネットの内部(カバー部の内部)の温度上昇を大形の空調設備を用いることなく低コストで確実に防止することができる。また、このキャビネットおよび収納システムでは、吸気用開口部がカバー部の下端部に設けられ、排気用開口部がカバー部の天井部に設けられているため、設置室の床面近くの比較的温度の低い空気をカバー部の下端部から効率的に導入することができると共に、上方に上昇する温風をカバー部の天井部から効率的に排出することができる。
The cabinet according to
また、請求項2記載のキャビネットおよび請求項5記載の収納システムでは、カバー部がキャビネット本体とは別体に構成されている。このため、このキャビネットおよび収納システムでは、キャビネット本体を設置した状態のままで、カバー部だけを交換することができる。したがって、このキャビネットおよび収納システムによれば、例えば、破損等に起因してカバー部を交換する必要が生じたときに、カバー部の交換作業を容易に行うことができる。
Moreover, in the cabinet of
さらに、請求項3記載のキャビネットおよび請求項5記載の収納システムでは、カバー部を構成する壁部材が柔軟性を有するシート体で構成されている。このため、このキャビネットおよび収納システムによれば、カバー部を軽量に構成することができると共に、製作コストを十分に低く抑えることができる。
Furthermore, in the cabinet of
また、請求項4記載のキャビネットおよび請求項5記載の収納システムでは、カバー部の内部空間におけるキャビネット本体の設置領域とカバー部との間の領域をキャビネット本体の前面側の第1領域とキャビネット本体の背面側の第2領域とに区画する隔壁がカバー部の内側に設けられ、排気用開口部が第2領域に連通するように設けられている。このため、このキャビネットおよび収納システムによれば、カバー部の吸気用開口部から導入された常温の空気と温度上昇した排気との混合を少なく抑えることができる結果、キャビネット本体の内部に収納された被収納体の冷却効率を十分に向上させることができる。 Further, in the cabinet according to claim 4 and the storage system according to claim 5, the area between the installation area of the cabinet body and the cover part in the internal space of the cover part is defined as the first area on the front side of the cabinet body and the cabinet body. A partition wall that is divided into a second region on the back side is provided inside the cover portion, and an exhaust opening is provided so as to communicate with the second region. Therefore, according to this cabinet and the storage system, the mixing of the normal temperature air introduced from the intake opening of the cover portion and the exhaust gas whose temperature has risen can be suppressed, and as a result, the cabinet is stored inside the cabinet body. The cooling efficiency of the storage object can be sufficiently improved.
以下、本発明に係るキャビネットおよび収納システムの最良の形態について、添付図面を参照して説明する。 Hereinafter, the best mode of a cabinet and a storage system according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
最初に、収納システム1の構成について説明する。図1に示す収納システム1は、本発明に係る収納システムの一例であって、キャビネット2、排気管3および排気機構4を備えて構成されている。
First, the configuration of the
キャビネット2は、本発明に係るキャビネットの一例であって、図1に示すように、キャビネット本体11およびカバー部12を備えて、被収納体の一例としての電子機器(例えば、同図に示すサーバ100)を収納可能に構成されている。キャビネット本体11は、本発明におけるキャビネット本体の一例であって、図2,3に示すように、4本の支柱21と、各支柱21によって支持される複数(この例では、5枚)の棚板22を備えて、サーバ100を複数載置可能に構成されている。この場合、キャビネット本体11は、支柱21に対する各棚板22の上下方向の位置を変更可能に構成されている。
The
カバー部12は、本発明におけるカバー部の一例であって、図1,5に示すように、キャビネット本体11とは別体に構成されて、キャビネット本体11を覆うことが可能に構成されている。具体的には、カバー部12は、図4に示すように、4本の支持部材41、並びに各支持部材41に取り付けられた前面板(扉)51,51、背面板52、側面板53,53および天板54(この場合、各板51〜54が本発明における壁部材に相当する)を備えて全体として縦長の箱状に構成されている。また、カバー部12は、図5に示すように、キャビネット本体11を覆った状態(設置状態)において、各板51〜54がキャビネット本体11から所定の距離だけ離間するようにその大きさが規定されている。この場合、このカバー部12では、キャビネット本体11を外部から視認可能とするために、各板51〜54が光透過性を有する板材(例えば、光透過性を有する樹脂板やガラス板)で構成されている。
The
また、図4,5に示すように、前面板51,51、背面板52および側面板53,53は、各々の下端部が、支持部材41の下端部から所定の長さだけ上方に位置するように取り付けられている。このため、図5に示すように、カバー部12(キャビネット2)が設置される床面と各板51〜53との間に隙間が形成されており、この隙間がカバー部12の外部の空気をカバー部12の内部に導入するための吸気用開口部61として機能する。また、天板54には、排気管3を接続可能な排気用開口部62が形成されている。この場合、排気用開口部62は、後述する第2領域72に連通するようにその形成位置(具体的には、天板54における背面板52側の位置)が規定されている。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
さらに、カバー部12の内側には、図4,5に示すように、カバー部12の内部空間の中心部に向けて突出する隔壁55が設けられている。この場合、隔壁55は、側面板53,53の内面における奥行き方向(前面板51側から背面板52側に向かう方向)の中間部位において上下方向に沿って形成されると共に、天板54の内面における奥行き方向の中間部位において幅方向(一方の側面板53から他方の側面板53に向かう方向)に沿って形成されている。この隔壁55は、図5に示すように、キャビネット本体11を覆った状態において、カバー部12の内部空間におけるキャビネット本体11の設置領域とカバー部12との間の領域を、キャビネット本体11の前面11a側の第1領域71とキャビネット本体11の背面11b側の第2領域72とに区画する機能を有している。
Further, as shown in FIGS. 4 and 5, a
排気管3は、図5に示すように、カバー部12の排気用開口部62に取り付けられると共に、図1に示すように、キャビネット2のカバー部12とキャビネット2が設置されている設置場所(例えば、同図に示す設置室200)の外部(屋外300)との間に配管されている。排気機構4は、例えば排気ファンで構成されて、排気管3を介してカバー部12の内部の空気を屋外300に排出させる。
As shown in FIG. 5, the
次に、収納システム1の使用方法の一例について、図面を参照して説明する。
Next, an example of how to use the
この収納システム1は、例えば、図1に示すように、設置室200内において稼動させるサーバ100を収納する際に使用される。収納システム1をこのような形態で使用する際には、設置室200内の所定位置にキャビネット本体11を設置する。次いで、そのキャビネット本体11を覆うようにしてカバー部12を設置する。この場合、カバー部12の設置に際しては、まず、支持部材41をキャビネット本体11を取り囲むようにして配置し、続いて、図4に示すように、前面板51,51、背面板52、側面板53,53および天板54を支持部材41に取り付けてカバー部12を組み立てる。
The
次いで、カバー部12の内側(側面板53,53および天板54の内面)に隔壁55を取り付ける。この場合、図5に示すように、各板51〜54がキャビネット本体11から所定の距離だけ離間するようにカバー部12の設置位置(支持部材41の配置位置)を調整する。この状態では、同図に示すように、カバー部12の内部空間におけるキャビネット本体11の設置領域とカバー部12の各板51〜54との間の領域が、カバー部12の内側に設けられている隔壁55によってキャビネット本体11の前面11a側の第1領域71とキャビネット本体11の背面11b側の第2領域72とに区画される。
Next, the
続いて、図1に示すように、排気機構4を、例えば設置室200の外壁201に設置する。次いで、キャビネット2のカバー部12と屋外300(設置室200の外部)との間に排気管3を配管して、排気管3の一端部をカバー部12の排気用開口部62に取り付けると共に、排気管3の他端部を排気機構4に接続する。以上により、収納システム1の設置が完了する。続いて、設置したキャビネット2におけるキャビネット本体11の棚板22の上にサーバ100を載置して収納する。
Subsequently, as shown in FIG. 1, the exhaust mechanism 4 is installed on the
上記のようにして設置した収納システム1におけるキャビネット2の内部に収納したサーバ100を稼動させている状態では、サーバ100から熱が放出される。一方、この収納システム1では、図5に矢印で示すように、カバー部12の外部(設置室200内)の常温の空気がカバー部12の吸気用開口部61からカバー部12の内部に導入される。この際に、カバー部12の内部に導入された空気は、第1領域71を通ってサーバ100の前面側(キャビネット本体11の前面11a側)から吸気され、サーバ100から放出された熱によって温度上昇し、これによってサーバ100の周囲の温度が所定の温度以下に維持される(冷却される)。
In the state where the
一方、図5に矢印で示すように、サーバ100からの熱によって温度上昇した空気(温風)は、サーバ100内の排気ファン(図示せず)によってサーバ100の背面側(キャビネット本体11の背面11b側)からカバー部12の第2領域72に排出される。この際に、第2領域72に排出された温風は、第2領域72を通ってカバー部12の天井部に上昇し、排気機構4による吸引によって排気用開口部62および排気管3を通って屋外300に排出される。
On the other hand, as indicated by arrows in FIG. 5, the air (hot air) whose temperature has been increased by the heat from the
この場合、この収納システム1では、上記したように、サーバ100から放出された熱によって温度上昇した温風が排気管3を通って屋外300に排出されるため、設置室200内への温風の排出が防止されている。このため、この収納システム1では、設置室200内への温風の排出による設置室200内の温度上昇、および設置室200内の温度上昇によるキャビネット2の内部(カバー部12の内部)の温度上昇を大形の空調設備を用いることなく低コストで防止することが可能となっている。また、この収納システム1では、上記したように、カバー部12の内部空間におけるキャビネット本体11の設置領域とカバー部12の各板51〜54との間の領域が、隔壁55によってキャビネット本体11の前面11a側の第1領域71とキャビネット本体11の背面11b側の第2領域72とに区画されている。このため、図5に示すように、カバー部12の吸気用開口部61から導入された常温の空気は、第1領域71を通ってサーバ100の前面側から吸気され、サーバ100内の排気ファン(図示せず)によってサーバ100の背面側(キャビネット本体11の背面11b側)から第2領域72排出された温風は、第1領域71への流入が少なく抑えられつつ屋外300に排出される。つまり、この収納システム1では、カバー部12の外部から導入した常温の空気と温度上昇した温風との混合が少なく抑えられている。このため、この収納システム1では、カバー部12の外部から導入した常温の空気によるサーバ100の冷却効率を向上させることが可能となっている。
In this case, in the
このように、このキャビネット2および収納システム1では、外部の空気を導入するための吸気用開口部61と内部の空気を排出するための排気管3を接続可能な排気用開口部62とが設けられてキャビネット本体11を覆うカバー部12を備えてキャビネット2が構成されている。このため、このキャビネット2および収納システム1では、カバー部12の排気用開口部62に取り付けた排気管3を屋外300に配管することで、キャビネット2に収納したサーバ100から放出された熱によって温度上昇した温風を排気管3を通して屋外300に排出させることができる。したがって、このキャビネット2および収納システム1によれば、キャビネット2が設置された設置室200内への温風の排出が防止される結果、設置室200内への温風の排出による設置室200内の温度上昇、およびそれに伴うキャビネット2の内部(カバー部12の内部)の温度上昇を大形の空調設備を用いることなく低コストで確実に防止することができる。また、このキャビネット2および収納システム1によれば、吸気用開口部61がカバー部12の下端部に設けられ、排気用開口部62がカバー部12の天井部に設けられているため、設置室200の床面近くの比較的温度の低い空気をカバー部12の下端部から効率的に導入することができると共に、上方に上昇する温風をカバー部12の天井部から効率的に排出することができる。
Thus, the
また、このキャビネット2および収納システム1では、カバー部12がキャビネット本体11とは別体に構成されている。このため、このキャビネット2および収納システム1では、キャビネット本体11を設置した状態のままで、カバー部12だけを交換することができる。したがって、このキャビネット2および収納システム1によれば、例えば、破損等に起因してカバー部12を交換する必要が生じたときに、カバー部12の交換作業を容易に行うことができる。
Further, in the
また、このキャビネット2および収納システム1では、カバー部12の内部空間におけるキャビネット本体11の設置領域とカバー部12の各板51〜54との間の領域をキャビネット本体11の前面11a側の第1領域71とキャビネット本体11の背面11b側の第2領域72とに区画する隔壁55がカバー部12の内側に設けられ、排気用開口部62が第2領域72に連通するように設けられている。このため、このキャビネット2および収納システム1によれば、カバー部12の吸気用開口部61から導入された常温の空気と温度上昇した排気との混合を少なく抑えることができる結果、サーバ100の冷却効率を十分に向上させることができる。
Further, in the
なお、本発明は、上記した構成に限定されない。例えば、カバー部12をキャビネット本体11とは別体に構成した例について上記したが、カバー部12をキャビネット本体11と一体に構成することもできる。また、カバー部12を構成する壁部材としての各板51〜54を光透過性を有する板材で構成した例について上記したが、これらの各板51〜54の材質は特に限定されず、金属材料や木材等の任意の材料を用いることができる。この場合、各板51〜54に代えて、柔軟性を有するシート体で壁部材を構成することもできる。この構成によれば、カバー部12を軽量に構成することができると共に、製作コストを十分に低く抑えることができる。
The present invention is not limited to the configuration described above. For example, although an example in which the
また、サーバ100等の電子機器を収納する例について上記したが、キャビネット2に収納する被収納体は特に限定されず、任意のものを収納できるのは勿論である。さらに、排気機構4を備えることなく、カバー部12の内部の空気(サーバ100から排出される温風)を排気管3を介して屋外300(設置室200の外部)に自然排気させる構成を採用することもできる。また、キャビネット本体11の前面11a、背面11b、側面および天面に板部材を配設してキャビネット本体11を箱状に構成して、前面11aに配設した板部材に吸気口を設けると共に、背面11bに配設した板部材に排気口を設ける構成を採用することもできる。
Moreover, although the example which accommodates electronic devices, such as the
また、各々の下端部を支持部材41の下端部から所定の長さだけ上方に位置するように各板51〜53を取り付けることで、カバー部12における下端部の四方(前面側、背面側および両側面側)に吸気用開口部61を形成した構成例について上記したが、背面板52および側面板53の下端部が支持部材41の下端部と同じ位置となるように(床面と各板52,53との間に隙間が生じないか、または僅かな隙間となるように)各板52,53を取り付けて、カバー部12の前面側のみに吸気用開口部61を形成した構成を採用することもできる。この場合、隔壁55の下端部が支持部材41の下端部と同じ位置となるように隔壁55を構成して、第1領域71および第2領域72をカバー部12の上端部から下端部に至るまで区画する構成を採用することもできる。さらに、キャビネット本体11の底部や、カバー部12における支持部材41の下端部にキャスタを取り付けて、キャビネット本体11およびカバー部12を容易に移動可能とする構成を採用することもできる。
Further, by attaching the
1 収納システム
2 キャビネット
3 排気管
4 排気機構
11 キャビネット本体
11a 前面
11b 背面
12 カバー部
21 支柱
22 棚板
41 支持部材
51 前面板
52 背面板
53 側面板
54 天板
55 隔壁
61 吸気用開口部
62 排気用開口部
71 第1領域
72 第2領域
100 サーバ
200 設置室
201 外壁
300 屋外
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記カバー部には、当該カバー部の外部の空気を導入するための吸気用開口部が当該カバー部の下端部に設けられると共に、当該カバー部の内部の空気を排出するための排気管を接続可能な排気用開口部が当該カバー部の天井部に設けられているキャビネット。 A cabinet main body on which the object to be stored can be placed, and a cover that covers the cabinet body, and configured to store the object to be stored.
The cover portion is provided with an intake opening for introducing air outside the cover portion at a lower end portion of the cover portion, and connected to an exhaust pipe for discharging the air inside the cover portion. A cabinet in which possible exhaust openings are provided in the ceiling of the cover.
前記排気用開口部は、前記第2領域に連通するように設けられている請求項1から3のいずれかに記載のキャビネット。 Inside the cover part, an area between the installation area of the cabinet body in the internal space of the cover part and the cover part is a first area on the front side of the cabinet body and a first area on the back side of the cabinet body. A partition wall is provided to divide into two regions,
The cabinet according to any one of claims 1 to 3, wherein the exhaust opening is provided so as to communicate with the second region.
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