JP2009539153A - 賭博活動を提供するためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

賭博活動を提供するための様々なシステムと方法を開示する。特に、多数のプレーヤーがそれぞれのエントリ費用を提供する賭博活動に関連する。従来の賭博活動においては、プレーヤーはエントリ費用をリスクさらすことが必要とされる。本発明の少なくともいくつかの好ましい態様においては、プレーヤーのエントリ費用が必ずしも完全にリスクにさらされないよう、従来の賭博活動の運営方法を改良する。実際、いくつかの実施形態では、よりリスクが高いが改良された他のプレーヤーによる潜在的な参加と並んで、賞を獲得する機会を保持しながらも、エントリ費用が完全に払い戻されるというオプションに基づいてプレーヤーは参加できる。

Description

本発明は、賭博活動(gaming activities)を提供するためのシステムおよび方法に関する。いくつかの実施形態はそのようなシステムおよび方法を実施するためのハードウェアまたはソフトウェア構成要素を提供する。用語“賭博(gaming)”は、広い意味で、賭博(gambling)、賭け事(wagering)、賭け(betting)、くじ(lotteries)および試合(games)もしくは能力および/または知識および/またはチャンスの競技と解釈されることを意図するものである。
以下の従来技術の説明は、本発明を適切な背景に置くことにより、本発明の固有の特徴ならびに利点を十分に理解できるようにすることを意図するものである。しかしながら、本明細書全体にわたる従来技術の説明は、該従来技術が周知である、または当該従来技術が一般知識の一部を形成する、ことを明瞭にまたは暗示的に認めるものではない。
多数の賭博活動が知られており、様々な異なる形態で実施されている。賭博活動の広いカテゴリの一つが、一般に、パリミューチュエル方式(pari-mutuel)の賭博と呼ばれるものである(“パラミューチュアル方式(para-mutual)”、“パラミューチュアル方式(paramutual)ならびに“パリミューチュエル方式(parimutuel)”などの表現で知られている)。この形式においては、通常、プレーヤーが提供する賭博活動に関連したエントリ費用が、プール、オペレータのコミッション、及びプールから差し引かれる費用および料金と合算され、かつ、残余金額は所定の規定に従って賭博活動の勝者に分配される賞プールを形成する。宝くじ、トータリゼーター(賭け率表示装置)などもこのカテゴリに該当する。
パリミューチュエル方式の賭博の特徴は、賭博活動のエントリ者の数と、エントリ者それぞれのエントリレベルが開始時には不確定であるため、それらに依存する勝ちの数は必ずしもあらかじめ知られていないということである。
他の特徴は、オペレータの費用および料金ならびに政府と監督官庁の課税および税金が分配前に賞プールから差し引かれるため、賭博オペレータにより特別な内部相互補助が行なわれない限り、賞としてエントリ者にまとめて払い戻される全額の合計がエントリ費用または賭け金としてエントリ者からまとめて受領する全額よりも必然的に少ないことである。これらの費用および料金は大きな額であり、全賞プールの15%〜40%程にもなる場合が多々あり、エントリ者が懸念する限りにおいてはこの賭博活動形式に特有な欠点である。
賭博活動の他の広いカテゴリとして“固定配当率”ベースの賭博活動がある。これは通常、賭博(wagering)と呼ばれ、ほとんどのスポーツ賭博およびブックメイカーの運営の典型である。この形態においては、それぞれの賭けが行われるときに、特定の結果の配当率がオペレータによってあらかじめ決定されているため、各エントリ者に対する潜在的な勝ちの数は開始時に既知であり、他のエントリ者によって引き続きなされた賭け数には関係ない。この場合、賞としてエントリ者にまとめて払い戻される全額は、賭けとしてまとめてエントリ者等から受領する全額より少ない必要はなく、その意味でオペレータはある程度のリスクを負っている。しかしながら、オペレータは、判断と経験によって所定の利益幅を時間平均で確保するように努力し、通常、これは8%〜10%程度である。
これら二つの形態およびそれ以外の賭博形態のさらなる欠点とは、勝ち結果がない場合、賭けまたはエントリ費用の当初額がもはや各エントリ者のものではなく、統計的には配当率がプレーヤーの実質的な負担になることである。
この欠点に対して、ある性格型が相当な個人的および様々な社会的コストを負い、賭博の犠牲になることが知られている。しかしながら、道徳的な問題や固有のリスクに対する忌避に由来してこれらの活動に参加することを拒む者は、エンターテイメント的価値および勝ちの結果を得ることの利点を逃すことになる。
本発明の目的は、従来技術における1つ以上の欠点を克服あるいは改良すること、またはこれに対し少なくとも有用な代替法を提供することにある。
本発明の第一の態様によれば、複数のプレーヤーがそれぞれエントリ費用を提供する賭博活動の方法であって、複数のリスクプロファイルを定義し、所定の払戻金規定に基づいてエントリ費用の払戻金の割合と、相補的なリスク対象割合とを各リスクプロファイルにて定義するステップと、各プレーヤーについて、該プレーヤーから提供されたエントリ費用を示すデータと該プレーヤーによって選択されたリスクプロファイルとを受領するステップと、該プレーヤーによって提供された該エントリ費用と、該プレーヤーによって選択されたリスクプロファイルと、に基づいて、該賭博活動に関して1つ以上のエントリを各プレーヤーに分配するステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態により、100%のエントリ費用が払い戻されるリスクプロファイルが複数のリスクプロファイルに含まれる方法を提供する。
一実施形態により、100%のエントリ費用がリスク対象であるリスクプロファイルが複数のリスクプロファイルに含まれる方法を提供する。
一実施形態により、エントリ費用のX%が払戻可能であり、エントリ費用のY%がリスク対象であるリスクプロファイルが少なくとも1つ複数のリスクプロファイルに含まれる方法であって、ここでX+Y=100であり、かつ、0<X<100である方法を提供する。
一実施形態により、エントリ費用のX%が払戻可能であり、エントリ費用のY%がリスク対象である複数のリスクプロファイルを含む方法であって、ここでX+Y=100であり、かつ、0<X<100である方法を提供する。
一実施形態により、プレーヤーのエントリ費用の払戻金の割合の選択的指示および/またはエントリ費用の相補的なリスク対象割合を示すデータに応答して少なくとも1つのリスクプロファイルを決定する方法を提供する。
一実施形態によれば、所与のプレーヤーによって選択されたリスクプロファイルが、提供されたエントリ費用と交換に該プレーヤーが賭博活動において賞を獲得する相対的確率に影響を与える方法を提供する。
一実施形態により、所与のプレーヤーによって選択されたリスクプロファイルが、提供されたエントリ費用と交換に該プレーヤーに割り当てられるエントリ数に影響を与える方法を提供する。
一実施形態により、第1のリスクプロファイルに関して、所与のプレーヤーが、所定のエントリ費用と交換に所定のエントリ数を割り当てられ、第2のリスクプロファイルに関して、所与のプレーヤーが同じ所定のエントリ費用に対してより多くのエントリ数を割り当てられ、ここで第1のリスクプロファイルが、第2のリスクプロファイルと比較して、エントリ費用の払戻金の割合をより大きく設定する、方法を提供する。
一実施形態によれば、所与のプレーヤーに割り当てられるエントリ数が、該プレーヤーによるか、あるいは該プレーヤーの代表によって行われる賞プールへの出資に関係する方法を提供する。
一実施形態によれば、所与のプレーヤーに割り当てられるエントリ数が、式、Eplayer= kA + B により決定され、式中、Eplayerは、所与のプレーヤーが提供するエントリ費用と交換に該プレーヤーに割り当てられるエントリ数であり、Aは、該プレーヤーまたは該プレーヤーの代表による賞プールに対する出資額に関するパラメータであり、Bは調整係数であり、kは、エントリの配分が所定のリスク/チャンス優先率プロトコルに従うように選択される比例係数である、
方法を提供する。
一実施形態によれば、0.01<<100である方法を提供する。
一実施形態によれば、1<<100である方法を提供する。
一実施形態によれば、k>1である方法を提供する。
一実施形態によれば、約k=1である方法を提供する。
一実施形態によれば、所与のプレーヤーによって選択されたリスクプロファイルが、割り当てた所定のエントリ数と引き換えられるエントリ費用の単額に影響を与える、方法を提供する。
一実施形態によれば、第1のリスクプロファイルに関して、所与のプレーヤーは、所定のエントリ費用と引き換えに所定のエントリ数を割り当てられ、かつ、第2のリスクプロファイルに関して、所与のプレーヤーは、所定のエントリ費用未満で同じ所定のエントリ数を割り当てられ、ここで該第1のリスクプロファイルは、該第2のリスクプロファイルと比較して、エントリ費用の払戻金の割合をより大きく設定する、方法を提供する。
一実施形態によれば、所与のプレーヤーによって選択されたリスクプロファイルが、提供されたエントリ費用と交換に該プレーヤーの勝ちの対象となる賞の1つ以上の特徴に影響を与える方法を提供する。
一実施形態によれば、第1のリスクプロファイルに関して、所与のプレーヤーが、所定のエントリ費用と引き換えに第1の額を有する賞を獲得することができ、かつ、第2のリスクプロファイルに関して、第1の額よりも大きい第2の額を有する賞を獲得することができ、さらに、該第1のリスクプロファイルが、該第2のリスクプロファイルと比較してエントリ費用の払戻金の割合をより大きく設定する方法を提供する。
一実施形態によれば、賭博活動について1つ以上の勝ちのエントリを特定するステップと、所定の賞分配プロトコルに従って勝ちのエントリを割り当てられたプレーヤーに賞を与えるステップと、エントリ費用の払戻可能である割合がゼロでないリスクプロファイルを選択した各プレーヤーに対して、払戻可能な該エントリ費用の割合を払い戻すステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態によれば、該賞を与えるステップが、勝ちのエントリが割り当てられた該プレーヤーまたはその代表により賞が収集可能であるようにするステップを含む方法を提供する。
一実施形態によれば、所与のプレーヤーに対して、エントリ費用の払戻し割合を払い戻すステップは、エントリ費用の払戻し割合を、該プレーヤーまたはその代わりにより収集可能であるようにするステップを含む方法を提供する。
一実施形態によれば、少なくとも一人のプレーヤーに対して該エントリ費用の払戻し割合を払い戻すステップは、エントリ費用の払戻金の割合を、後続の賭博活動における後続のエントリ費用の少なくとも一部として設定するステップと、該少なくとも一人のプレーヤーに対して、該後続のエントリ費用と交換に後続の賭博活動において1つ以上のエントリを配分するステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態によれば、少なくとも一人のプレーヤーに対して、該エントリ費用の払戻金の割合を払い戻すステップが、該エントリ費用の払戻金の割合を後続の賭博活動における後続のエントリ費用として設定するステップと、該後続のエントリ費用と交換に、該後続の賭博活動において1つ以上のエントリを該少なくとも一人のプレーヤーに与えるステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態によれば、該後続の賭博活動が、上述の実施形態による方法によって提供される賭博活動である方法を提供する。
一実施形態によれば、各エントリ費用と、該エントリ費用に対応する全出資額とを確認するステップであって、該全出資額は、i. いずれかの所定の控除額を差し引いた該エントリ費用のリスク対象割合を含む第一の出資額と、ii. 補助的な出資額と、を含むステップと、賞プールを形成すべく該それぞれのエントリ費用の該全出資額を合算するステップと、1つ以上の勝ちのエントリを特定するステップと、所定の賞分配プロトコルに従って勝ちのエントリを割り当てられたプレーヤーの間で該賞プールを分配するステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態によれば、所与のエントリ費用に対して、該補助的な出資額が特定の割合の該エントリ費用を少なくともある期間投資することによって得られる投資収益と、オペレータの出資額と、第三者の出資額と、からなるグループから選択される1つ以上から得られる額に対応する方法を提供する。
一実施形態によれば、所与のエントリ費用に対して、該補助的な出資額が、少なくともある割合の該エントリ費用をある期間投資することによって得られる投資収益に対応する方法を提供する。
一実施形態によれば、賭博活動に関して1つ以上の勝ちのエントリを特定するステップと、所定の賞分配プロトコルに従って、勝ちのエントリを割り当てるプレーヤーの間で賞プールを提供するステップと、該賞プールの分配されなかった割合を特定するステップと、投資収益が発生するよう分配されなかった該賞プールの少なくともある割合を投資するステップと、該投資収益の少なくともある割合に対応した額を、後続の賭博活動において後続の賞プールに加えるステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態によれば、該後続の賭博活動が上述の実施形態による方法によって提供される賭博活動である、方法を提供する。
一実施形態によれば、所与のプレーヤーに関して、各プレーヤーに対して1つ以上のエントリを与えるステップが、リスク対象の該エントリ費用の割合に対し該プレーヤーに第1のエントリを与え、該第1のエントリが勝ちのエントリであると特定される場合に第1の賞を該プレーヤーに与え、払戻可能な該エントリ費用の該割合に対し1つ以上の第2のエントリを該プレーヤーに与え、該第2のエントリが勝ちのエントリであると特定される場合に第2の賞を該プレーヤーに与える、ことを含む、方法を提供する。
一実施形態によれば、該第1のエントリが関連する配当性向を有し、かつ、該第1の賞がリスク対象の該エントリ費用の割合と配当性向に基づいて該プレーヤーに与えられる、方法を提供する。
一実施形態によれば、該第1のエントリが勝ちのエントリであると特定される場合に、該第2のエントリは勝ちのエントリであると特定されない方法を提供する。
一実施形態によれば、該第1のエントリが勝ちのエントリと特定されない場合に、該第2のエントリが勝ちのエントリと特定され、エントリ費用の払戻金の割合がゼロでない所与のプレーヤーが該第1の賞または該第2の賞のいずれか一方を獲得する方法を提供する。
一実施形態によれば、補助的収益を導くステップと、該補助的収益の少なくともある割合に対応する額を第2の賞プールに加えるステップと、該エントリ費用の払戻可能な割合を各プレーヤーに払い戻すステップと、該第2の賞プールを、所定の賞分配プロトコルに従って、勝ちの第2のエントリを割り当てられたプレーヤーの間で分配するステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態によれば、補助的収益を導くステップが、投資収益の形で補助的収益を発生させるために少なくともある割合のエントリ費用を投資手続きに供することを含む方法を提供する。
本発明の第二の態様は、複数のプレーヤーがそれぞれエントリ費用を提供する賭博活動を提供する方法であって、リスクプロファイルを設定し、所定の払戻規定に基づいてエントリ費用のゼロでない払戻可能な割合と、リスク対象の該エントリ費用の相補的な割合と、を該リスクプロファイルにて設定するステップと、各プレーヤーに関して、該プレーヤーが提供した該エントリ費用を示すデータを受領するステップと、各プレーヤーが提供する該エントリ費用と該リスクプロファイルに基づいて該賭博活動において1つ以上のエントリを該プレーヤーに与えるステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態によれば、該リスクプロファイルに関して、該エントリ費用のX%が払戻可能であり、かつ該エントリ費用のY%がリスク対象であり、ここでX+Y=100であり、かつ0<X<100である方法が提供される。
一実施形態によれば、該賭博活動についての1つ以上の勝ちのエントリを特定するステップと、所定の賞分配プロトコルに従って勝ちのエントリを与えられたプレーヤーに賞を与えるステップと、エントリ費用の払戻金の割合がゼロでないリスクプロファイルを選択した各プレーヤーに対して、エントリ費用の払戻金の割合を払い戻すステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態によれば、該エントリ費用の払戻金の割合を払い戻すステップが、少なくとも1人のプレーヤーについて、エントリ費用の払戻金の割合を後続の賭博活動における後続のエントリ費用の少なくとも一部として設定するステップと、該後続のエントリ費用と交換に該後続の賭博活動において1つ以上のエントリを少なくとも1人のプレーヤーに割り当てるステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態によれば、該エントリ費用の払戻金の割合を払い戻すステップが、少なくとも1人のプレーヤーについて、該エントリ費用の払戻金の割合を後続の賭博活動における後続のエントリ費用として設定するステップと、該後続のエントリ費用と交換に後続の賭博活動において1つ以上のエントリを少なくとも1人のプレーヤーに割り当てるステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態によれば、該後続の賭博活動が、上述の実施形態による方法によって提供される賭博活動である、方法を提供する。
一実施形態によれば、各エントリ費用について、エントリ費用に対応する全出資額を特定するステップであって、該全出資額は、i. リスク対象のエントリ費用の割合から事前に決定された控除額を差し引いた額を含む第1の出資額と、ii. 補助的な出資額と、を含むステップと、賞プールを形成するためにそれぞれのエントリ費用の該全出資額を合算するステップと、1つ以上の勝ちのエントリを特定するステップと、該賞プールを所定の賞分配プロトコルに従って勝ちのエントリを割り当てられたプレーヤーの間で分配するステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態によれば、所与のエントリ費用について、該補助的な出資額が、少なくともある割合の該エントリ費用をある期間投資手続きに供することによって得られる投資収益と、オペレータ出資額と、第三者の出資額と、から選択される1つ以上の源から得られる額に対応する方法を提供する。
一実施形態によれば、所与のエントリ費用について、該補助的な出資額は、少なくともある割合の該エントリ費用をある期間投資手続きに供することによって得られる投資収益に対応する方法を提供する。
一実施形態によれば、該賭博活動について1つ以上の勝ちのエントリを特定するステップと、所定の賞分配プロトコルに従って、勝ちのエントリを割り当てられたプレーヤーの間で分配するための賞プールを提供するステップと、該賞プールの非分配部分を特定するステップと、該賞プールの該非分配部分の少なくともある割合を、投資収益を発生させるために投資するステップと、投資収益の少なくともある割合に対応する額を、後続の賭博活動に関連する後続の賞プールに加えるステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態によれば、該後続の賭博活動が、上述の実施形態による方法によって提供される賭博活動である方法を提供する。
一実施形態によれば、所与のプレーヤーについて、1つ以上のエントリを各プレーヤーに割り当てるステップが、リスク対象のエントリ費用の割合について、該プレーヤーに第1のエントリを割り当てることにより、該第1のエントリが勝ちのエントリであると特定される場合には第1の賞を該プレーヤーに与え、エントリ費用の払戻金の割合について、該プレーヤーに1つ以上の第2のエントリを割り当てることにより、該第2のエントリの1つが勝ちのエントリであると特定される場合に該プレーヤーに第2の賞を与える、ことを含む方法を提供する。
一実施形態によれば、該第1のエントリが関連する配当性向(payout ratio)を有し、かつ、第1の賞が、リスク対象のエントリ費用の割合と該配当性向に基づいて該プレーヤーに与えられる方法を提供する。
一実施形態によれば、該第1のエントリが勝ちのエントリであると特定される場合に、該第2のエントリは勝ちのエントリであると特定されない方法が提供される。
一実施形態によれば、該第1のエントリが勝ちのエントリであると特定されない場合に、エントリ費用の払戻金の割合がゼロでない所与のプレーヤーが、該第1の賞または該第2の賞のいずれか一方を獲得するように、該第2のエントリを勝ちのエントリであると特定する方法を提供する。
一実施形態によれば、補助的収益を導くステップと、該補助的収益の少なくともある割合に対応する額を第2の賞プールに加えるステップと、エントリ費用の払戻金の割合を各プレーヤーに払い戻すステップと、勝ちの第2のエントリを割り当てられたプレーヤーの間で所定の賞プロトコルに従って第2の賞プールを分配するステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態によれば、補助的収益を導くステップが、投資収益の形で補助的収益を発生させるためにエントリ費用の少なくともある割合を投資手続きに供するステップを含む、方法を提供する。
本発明の第三の態様は、複数のプレーヤーがそれぞれエントリ費用を提供する賭博活動を提供するシステムであって、第一および第二の態様による賭博活動を提供する方法を実行するよう構成されたプロセッサを含むシステムを提供する。
本発明の第四の態様は、1つ以上のプロセッサによって実行される場合に該1つ以上のプロセッサに第一または第二の態様による賭博活動を提供する方法を実行させる、命令セットを保持するコンピュータ読み込み可能な記録媒体を提供する。
本発明のさらなる態様によれば、賭博活動を提供する方法であって、1人以上のプレーヤーからエントリ費用を受領するステップと、該エントリ費用を合わせてエントリ費用プールを提供するステップと、賞プールに加えるために該エントリ費用プールの賞部分を決定するステップと、(a) 該エントリ費用プールを形成するファンドの所有、(b) 1人以上のプレーヤーとの相互的なやりとり、のいずれか一方あるいは両方により補助的総収益を導くステップと、1つ以上の所定の差額を該補助的総収益から差し引くことによって補助的純収益を特定するステップと、該エントリ費用のプールの該賞部分を補助的総収益と組み合わせて該賞プールを形成するステップであって、該賞プールは該エントリ費用の合計よりも大きい値を有すステップと、分配プロトコルに基づいて勝ちプレーヤーの間で該賞プールを分配するステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態において、賭博活動は反復可能な賭博活動である。
一実施形態において、エントリ費用プールを形成する資金の所有によって補助的総収益を導くステップは、投資総収益を得るためにいくつかのまたは全てのエントリ費用プールを投資手続きに供するステップを含む。
一実施形態において、1人以上のプレーヤーとの相互的なやりとりによって補助的総収益を導くステップは、マーケティング情報を1人以上の該プレーヤーに提供することによって、または1人以上の該プレーヤーの個人情報を得ることによって、これらの情報とマーケティング総収益とを第三者と交換するステップを含む。
一つの実施形態において、1人以上のプレーヤーとの相互的なやりとりによって補助的総収益を導くステップは、1人以上のプレーヤーに関する個人的情報および/または連絡先と、第三者からのマーケティング総収益と、を該第三者と交換するステップを含む。
本明細書全体にわたって引用される“一実施形態”、“いくつかの実施形態”または“実施形態”とは、本発明の実施形態の少なくとも1つにおける実施形態において説明した特定の特徴、構造または特徴を含むことを意味する。そのため、本明細書全体にわたる様々な場面における句“一実施形態において”、“いくつかの実施形態”、あるいは“実施形態において”の全てが同じ実施形態を参照する必要はないが、参照する可能性もある。さらに、特定の機能、構造または特徴は、本明細書の1つ以上の実施形態から当業者等に自明である方法で組み合わせられてもよい。
同様に、上記例示的な本発明の実施形態の説明、本発明の種々の特徴は、本明細書を簡潔するために、本発明の1つ以上の種々の態様の理解を補足する目的で、単一の実施形態、形状または説明としてまとめる場合があるということを理解されたい。しかしながら、該開示方法は、特許請求の範囲に記載の発明が、各特許請求の範囲に明確に記載されている特徴より多くの特徴を要求することを意図しているものではない。むしろ、以下の特許請求の範囲が示すように本発明の進歩性は上記において開示の単一の実施形態の特徴全てより少ない部分にある。そのため、各特許請求の範囲の記載自体が本発明の個々の実施態様として機能するように、詳細な説明に続く特許請求の範囲はここで明確に組み入れられる。
さらに、ここで開示されているいくつかの実施形態は、その他の実施形態に包含されるいくつかの特徴を含むが、当業者等によって理解されるように、別の実施形態の特徴の組み合わせは本発明の範囲内にあることを意味し、別の実施形態を形成する。例えば、以下の特許請求の範囲において記載されているいずれかの実施形態をどのような組み合わせで用いてもよい。
さらには、実施形態のいくつかは、コンピュータシステムのプロセッサや該機能を実行するその他の方法によって実施可能な方法または方法の構成要素の組み合わせとして開示される。したがって、そのような方法や方法の構成要素を実行すべく必要な指示を備えたプロセッサは、該方法や方法の構成要素を実行する手段を形成する。さらには、ここで開示されている装置の実施形態の構成要素は、本発明を実施する目的のための構成要素によって実行される機能を実行する手段の例である。
ここに提供する開示において多くの具体的な細部が記載される。しかしながら、本発明の実施形態がこれら具体的な細部を要することなく実行され得ることは理解されよう。他の例では、本明細書の理解を不明瞭にしないよう周知の方法、構造ならびに技術の詳細な説明は省略されている。
ここで用いられる場合、別途特定しない限り、共通の対象を説明する通常の形容詞“第1の”、“第2の”、“第3の”などの使用は、単に類似の対象の異なる例を参照しており、そのように説明するそれら対象が、時間的にまたは空間的に所与の配列に、序列に、あるいはその他の方法によって順序付けられることを暗示するものではない。
以下の特許請求の範囲および本開示における、“含む(comprising)”、“により構成される(comprised of)”または“は...を含む(which comprises)”のいずれかの用語は、その後に続く構成要素/特徴を少なくとも包含することを意味するが、他を排除するものではない。したがって、用語“含む(comprising)”は、特許請求の範囲の記載で用いられる場合、その後にあげられる手段や、構成要素やステップを制限するものと解釈すべきではない。例えば、AとBを含むデバイスという表現の範囲は、要素AとBのみからなる(consisting only)デバイスと限定すべきではない。ここで用いるとき、用語“有す(including)”、“は...を有す(which includes)”または“それは有す(that includes)”のいずれか一つもまた、その後に続く構成要素/特徴を少なくとも含むことを意味しており、その他を排除するものではない。したがって、“有す(including)”は、“含む(comprising)”と同義かつ同じ意味である。
同様に、ここで用いられる場合、用語“連結される(coupled)”は、直接的な結合のみに制限的に解釈されるべきではない。用語“連結される(coupled)”と“結合される(connected)”はそれらの派生語とともに用いることができる。“デバイスBに連結されたデバイスA”という表現の範囲は、デバイスAのアウトプットがデバイスBのインプットに直接結合されるデバイスまたはシステムに限定すべきではない。AのアウトプットとBのインプットとの間に、その他のデバイスや手段を含む可能性のあるパスが存在するという意味である。“連結された(coupled)”は、2つ以上の構成要素が直接物理的に、あるいは電気的に接触していることを意味するか、または、2つ以上の構成要素が、直接相互に接触してはいないが相互に協働するか相互作用することを意味する。
用語“相補的な(complementary)”は、2つの相互に排除的な構成要素の相対的な比率として主に用いられ、主としてリスク対象のエントリ費用の割合、及びこれに相補的な割合である、払戻可能なエントリ費用の割合に関して用いられる(あるいは逆もまた同様)。本明細書において、所与の割合がX%であった場合、相補的割合は100%−X%となる。ここで用いられる場合、別途指示がない限り、“割合(a proportion)”への言及は、割合が0%または100%である場合、ならびにいずれかの中間パーセンテージを含むことを意図するものである。
本発明の好ましい実施形態を、関連図面を参照しながら例示の方法で説明する。
一実施形態による賭博活動を提供する方法を図示する。 一実施形態による賭博活動を提供する方法を図示する。 一実施形態による賭博活動を提供する方法を図示する。 一実施形態による賭博活動を提供する方法を図示する。 一実施形態による賭博活動を提供する方法を図示する。 一実施形態による賭博活動を提供する方法を図示する。 一実施形態による賭博活動を提供する方法を図示する。 一実施形態による賭博活動を提供するシステムを図示する。 一実施形態による賭博活動を提供するシステムを図示する。 一実施形態による賭博活動を提供する方法を図示する。 一実施形態による賭博活動を提供する方法を図示する。 一実施形態による賭博活動を提供するシステムを図示する。 一実施形態による賭博活動を提供するシステムを図示する。 一実施形態による賭博活動を提供するシステムを図示する。 一実施形態による賭博活動を提供するシステムを図示する。
本明細書は、特に、複数のプレーヤーがそれぞれエントリ費用を提供する賭博活動に関連する、賭博活動を提供する種々のシステムおよび方法を提供する。従来の賭博活動においては、プレーヤーが彼または彼女のエントリ費用をリスクにさらす必要がある。本発明は、少なくともいくつかの好ましい形態において、プレーヤーのエントリ費用を必ずしも全てリスク対象にしないように、従来の賭博活動を運営する方法を改善するものである。実際にいくつかの実施形態において、プレーヤーは、より高いリスクを有するが改良された他のプレーヤーのエントリと潜在的に並んで、賞を獲得する機会を維持しながら、該プレーヤーのエントリ費用が完全に払戻可能であるという原則に基づいて参加する選択肢を提供される。
本開示との関連において、賭博活動は、多数のプレーヤーがそれぞれのエントリ費用を提供する活動であると見なされる。エントリ費用と交換にプレーヤーはそれぞれ1つ以上のエントリを割り当てられる。用語“プレーヤー(player)”とは、ここで用いられる場合、エントリ費用の提供者と見なされる。該用語は、人間のプレーヤー、人間でないプレーヤー、2以上の人間および/または人間でないプレーヤーのグループによって定義される構成またはシンジケート(人間のプレーヤー同士のコラボレーションなど)、その他の法人組織(会社やトラストなど)の両方を含むよう広く解釈されたい。場合によっては、プレーヤーは固有の識別子によってコンピュータシステム内で識別され、この識別子は、目的画定型識別子、個人情報、電子メールアドレス、携帯電話番号などに基づく識別子を含んでもよい。
本開示との関連において、エントリを“割り当てられた”プレーヤーについての説明と、エントリを“提供された”プレーヤーについての説明とがある。用語“割り当てられた(allocated)”と“提供された(provided)”は、これに関しては同義と見なされる。さらに、これら用語のいずれも、プレーヤーが実際に、物理的にエントリを受け取る(とはいえ、物理的に受け取るようにしてもよい)ことを暗示するものではなく、エントリが概念上該プレーヤーに割り当てられることを暗示するものである。
プレーヤーは、それぞれのエントリ費用を提供するものと考えられるが、場合によっては、単一のプレーヤーが複数のエントリ費用を複数の機会に提供することがあることも理解されたい。
本開示において、用語“エントリ費用”は、全体または部分的に払戻可能な支払いを構成する賭け金の合計を指すものである。単語“費用(fee)”から特定的な意味合いや暗示を導くべきでなく、これは単なる説明的目的において用いられる。いくつかの実施形態において、エントリ費用は、全体的または部分的に貨幣として提供される。その他の実施形態において、消費者が名目上エントリに関係ない所定の商品および/または役務を購入することで、エントリ費用は名目上購入価格の関数として決定され、あるいはプレーヤーがマーケティング活動(例えば、公示を見ることや調査に回答したりすることにより)に参加することで、エントリ費用は名目上、賭博オペレータまたは第三者がそれらのマーケティング活動へのプレーヤーの参加により受け取る利益に基づいて定義される。すなわち、ある製品を購入することにより、消費者はエントリ費用を提供したものと見なされて、1つ以上のエントリを相当して割り当てられる。ここで考慮される実施形態において、エントリ費用は、賭博活動に参加する目的で全てが提供される。
いくつかの実施形態において、“エントリ費用(entry fee)”は、1つ以上のエントリと交換にプレーヤーが提供する賭け金の合計の一部のみを成す。例えば、いくつかの実施形態において、プレーヤーはエントリ費用と、追加費用の成分と、を含むエントリ総額を提供し、ここで、追加費用とは場合よってはオペレータのサービス料に起因する。いくつかの実施形態において、エントリ費用は完全に払戻可能であるが、これはエントリ総額のエントリ費用成分が完全に払戻可能なのであって、追加費用の成分は払戻不可能である。また、“エントリ費用”が金銭的なものである必要は全く無く、実質的な、仮想的な、認められたあるいは認知された価値を有する取引可能な商品により成り得ることを理解されたい。
“払戻金”、“払戻可能な”エントリ費用などに対する言及は、本開示において別途指示しない限り、完全および部分的な払戻金、払戻総額、および払戻純額を包含するものと理解されたい。場合によっては、例えば名目上の払戻金は課税、税金、徴収税またはその他の課税金がかかるため、その払戻金が名目上完全か部分的かに拘わらず、実際にプレーヤーが受け取る払戻純額が名目上の払戻金または払戻総額より小さくなることがある。このような変形例は、本発明の要旨や範囲から逸脱するものと考えるべきではない。
ここで用いる場合、用語“賭博(gaming)”と“賭博活動(gaming activity)”は、賭博(gambling)、賭博ゲーム(gaming)、または賭け事(wagering)を広く包含し、以下を含むが、これらに限定されるものではない。* くじおよびくじタイプのゲーム。オーストラリア市場との関連において、特に“ロト(Lotto)”、“OZロト(OZLotto)”、”パワーボール(Power Ball)”、“Art Union Lotteries”などを含む。米国市場との関連においては、特に、“ホットロト(Hot Lotto)”, “メガミリオン(Mega Millions)”, “パワーボール(Powerball)”, “ペイチェック(Paycheck)”および“トリスター(Tri-State)”などを含む。* 伝統的なくじ引き、インスタントくじおよび“スクラッチ”くじ。
* プレーヤーが、それぞれがチケット識別子を有する1つ以上の固有のチケットを与えられ、かつ1人以上の当選者が、選択した1つ以上の当選チケット識別子に基づいて確認されるラッフルやその他のゲーム。* プレーヤーが、独立した客観的ソースから引いた数字で自分の数字を調整するよう探す、“キノ(Keno)”、“ビンゴ(Bingo)”および“ハウジー(Housie)”、“トンボラ(Tombola、ロトに似たゲーム)”および“中国式ラッフル(Chinese Raffle)”スタイルのゲーム。* パリミューチュエル方式または“固定配当率”ベースのスポーツ賭博とサッカー賭博。
* 政治的論争、次期国王または注目すべき人物誕生の結果、天気の結果および自然現象などに関連するイベントベースの賭け事活動。* 賭け率表示装置。* 競馬、競犬やその他の形態のレース、スポーツ競技会、政治的論争などのイベントなどに関する懸賞。* オンラインチャンスベース、スキル(skill、技能、能力)ベースまたはチャンス/スキルの組み合わせベースのゲーム競技を含む、PC(パーソナルコンピュータ)ベースおよびその他の電子ゲーム競技。これらは、結果がプレーヤーのスキルに部分的に依存し、ある場合においてはチャンス(chance)を含む偶然要因に部分的に依存するオンラインビデオゲームを含む。
* スキルおよび/または知識および/またはチャンスに基づくその他のゲームまたは競技。
* ポーカーおよびその他の電子ゲーム機で対戦されるチャンスベースのゲーム。* パリミューチュエル方式または“固定賭け率”ベースの1つ以上の未知の結果に関するスキルおよび/またはチャンスのゲーム。
これらの例全てにおいて、多数のプレーヤーはそれぞれのエントリ費用を提供し、エントリ費用と交換に、プレーヤーはそれぞれ1つ以上のエントリを与えられる。
用語“パリミューチュエル方式(pari-mutuel)”は、一般的にエントリ費用を全部あるいは部分的に用いて賞を成す賭博形式である。この用語は、“パラミューチュアル(paramutual)”、“パラミューチュアル(para-mutual)”、“パリミューチュエル(parimutuel)”、“ミューチュアル賭け(mutual betting)”およびその他の変形と同義であることを意図するものである。
“賭博活動の提供方法”は、賭博活動を提供するいずれの方法も実質的に包含する。これは、限定されるものではないが、賭博活動の管理者によって行われ得る方法、賭博活動におけるエントリのベンダーによって行われ得る方法、プレーヤーによって行われ得る方法、賭博活動の管理および/またはそのような賭博活動におけるエントリの販売に関連してコンピュータに実行され得る方法などを含む。同様に、“賭博活動を提供するシステム”は、賭博活動を提供する方法の実行に関連するいずれかのハードウェア構成要素またはハードウェア構成要素のグループを実質的に含む。例えば、そのようなシステムは、賭博活動の管理者、賭博活動におけるエントリのベンダー、またはプレーヤー自身によってまたはその代わりに維持あるいは実施される情報システムを含む。
ここで用いられる場合、用語“賭博オペレータ”は、賭博活動の運行ならびに管理責任を負う関係者または該関係者のグループを指す。すなわち、賭博オペレータは、賭博活動のエントリパラメータとその他の所定の規約と条件を規定すること、エントリ費用と交換でエントリを販売すること、プレーヤーからエントリ費用を受領すること、エントリ費用と交換でプレーヤーにエントリを割り当てること、1人以上の勝ちのエントリを特定すること、およびプレーヤー間での賞の分配を手配すること、を含むがこれらに限定されない職務を負う。実際には、これら職務は多数の関係者等によって行われる場合が多い。例えば、関係者の第1のカテゴリ(ベンダーまたはエージェントなど)は、エントリ費用と交換でエントリを販売し、プレーヤーからエントリ費用を受領する責任を負うものであってよく、一方、第2の関係者は、1つ以上の勝ちエントリを特定する責任を負うものであってよい。しかしながら、本目的においてはこれを無視し、用語“賭博オペレータ”は、特定の賭博活動の運行および管理に責任を負うお互いに関連するおよび/または関連しない関係者のいかなるグループを包含するよう、十分広い意味を持つことを意図している。
従って、場合によっては、賭博活動は複数の関係者等によって提供されてよく、該関係者等はお互いに関連または提携していてもしていなくてもよい。さらに、いくつかの場合において、賭博活動は、異なる関係者等によって提供され得る別個のくじなどの複数の副活動を含み得る。しかしながら、そのような複数の副活動は、提供関係者等間の関係の種類に関係なく、本明細書の開示において単一の賭博活動と見なすべきである。いくつかの場合において、複数の副活動は、異なる場所における異なる関係者等によっておよび/または異なるブランドで実施することができる。しかしながら、これら副活動からのエントリ費用の一部または全ては、例えば、投資、リスク管理または活動を共有するインフラストラクチャを容易にするよう、概念上または物理的に共通のプールになるよう一体化されてもよい。そのような場合において、本明細書の開示においては、副活動は、確実に単一の賭博活動としてまとめて見なされるべきである。
リスクプロファイル 図1は、賭博活動を提供する方法100を図示する。この賭博活動においては複数のプレーヤーがそれぞれのエントリ費用を提供する。方法100は、複数のリスクプロファイルを定義するステップ101を含み、ここで、それぞれのリスクプロファイルは、所定の払戻条件及びリスク対象のエントリ費用の相補的割合に基づきエントリ費用の払戻金の割合を規定する。ステップ102は、各プレーヤーについて、プレーヤーが提供したエントリ費用と、該プレーヤーによって選択されたリスクプロファイルとを示すデータを受領することを含む。ステップ103は、プレーヤーが提供したエントリ費用と、該プレーヤーによって選択されたリスクプロファイルとに基づいて、賭博活動に関する1つ以上のエントリを各プレーヤーに割り当てることを含む。
用語“相補的な(complementary)”は、2つの相互排除的な構成要素または割合の相対的なパーセンテージに関連して主に用いられ、主としてリスク対象のエントリ費用の割合、及びこれに「相補的」な、エントリ費用の払戻金の割合という形で用いられる(あるいは逆もまた同様)。本明細書において、所与の割合がX%であった場合、相補的割合は100%−X%となる。ここで用いられる場合、別途指示がない限り、“割合(a proportion)”とは、割合が0%または100%である場合、ならびにいずれかの中間パーセンテージである場合を含むことを意図するものである。
上述の通り、ステップ101は複数のリスクプロファイルを定義することを含む。定義されるリスクプロファイルの種類および数は実施形態ごとに異なる。リスクプロファイルには3種の主なカテゴリがある。
* “リスクなし”リスクプロファイル。これらはエントリ費用の100%が払戻可能であるリスクプロファイルである。
* “完全リスク”リスクプロファイル。これらはエントリ費用の100%がリスク対象のリスクプロファイルである。
* “ハイブリッド”のリスクプロファイル。これらはエントリ費用のX%は払戻可能であり、かつエントリ費用のY%がリスク対象であり、ここでX+Y=100であり、0<X<100であるリスクプロファイルである。少なくとも理論的には、無数のハイブリッドリスクプロファイルが定義可能であると理解されよう。
これらカテゴリのうちいずれが利用可能であるかは、実施形態ごとに変更されるものであることは理解されよう。特に、いくつかの実施形態は、リスクなしプロファイルと完全リスクプロファイルのみを利用するものであり、いくつかの実施形態は、リスクなしプロファイルと、完全リスクプロファイルと1つ以上のハイブリッドリスクプロファイルとを利用するものであり、いくつかの実施形態は、リスクなしプロファイルと、1つ以上のハイブリッドリスクプロファイルとを利用するものであり、いくつかの実施形態は、完全リスクプロファイルと、1つ以上のハイブリッドリスクプロファイルとを利用するものであり、いくつかの実施形態は、1つ以上のハイブリッドリスクプロファイルのみを利用するものである。
リスクプロファイルを定義する方法もまた、実施形態ごとに異なる。一般的に、相互排除的ではない2つの主な方法がある。第1の方法は、賭博オペレータが1つ以上の所定のリスクプロファイルを規定し、それらをプレーヤーに提供することである。そのような実施形態の一つにおいて、“リスクなし”プロファイルと“完全リスク”プロファイルのみが提供され、一方、その他のそのような実施形態においてはハイブリッドリスクプロファイルが追加的に、あるいは代替的に、例えば20%単位の増量(20%がリスク対象であり、80%が払戻可能、40%がリスク対象であり、60%が払戻可能、など)で提供される。当然のことながら、この簡単な例に限定されるものではなく、その他の単位(一貫した単位および一貫性のない単位を含む)が他の場合では用いられる。第2の方法は、賭博オペレータがプレーヤーによるリスクプロファイルの規定を許すものである。例えば、所与のプレーヤーは、エントリ費用の幾らをリスク対象とし、および/またはエントリ費用の幾らを払戻可能にするかを正確に決定することを要請される。この状況では“および/または”が用いられているが、大抵の場合において、プレーヤーは、エントリ費用の幾らをリスクにさらすかを正確に決めることにより、相互排除により幾らを払戻可能とするかを潜在的に規定し、逆もまた同様である。この第2のアプローチにおいて、図1と比べた場合にステップ101と102の命令が逆である図2の方法200を考慮することがより直観的であろう。これに関連して、ここで特定の順序で実行されるものとして開示されている方法のステップはいずれも、その他の実施形態において、実際的な障害がない限り異なる順序で実行可能であることを理解されたい。
ここで説明する実施形態の大部分は、複数(すなわち2つ以上)のリスクプロファイルが定義される状況に関与しているが、いくつかの実施形態においては唯一のリスクプロファイルが存在する。特に、いくつかの実施形態において、唯一のハイブリッドリスクプロファイルのみが定義される。すなわち、プレーヤーの全てが、同一のハイブリッドプロファイルに基づいてそれぞれのエントリ費用を置く。
ここで用いられる用語“払戻金”は、出資される形態かあるいはその他の形態で、エントリ費用の額の全てまたは部分的な払戻を含むことを意図するものである。そのため払戻金は現金または現物であってよい。特に、本発明のいくつかの実施形態において、払戻は、同じまたは異なるタイプの後続の特定の数の賭博活動についての限定数の繰り越しエントリの形態、同じまたは異なるタイプの後続の不定の数の賭博活動についての非制限数の繰り越しエントリの形態、もしくは、前の賭博活動からの制限数の繰り越しエントリまたは非制限数の繰り越しエントリの維持の形態を取ってよい。該用語はまた、払戻オプションも包含することを意図し、このオプションは、どのような形態を取ってもよく、どの時点において実行されても良く、また全く実行されなくてもよい。いくつかの実施形態において、プレーヤーは、実質上いずれかの時点でも払戻オプションを実行することができる。さらには、用語“払戻金”は、エントリ費用自体の額に基づく払戻金に替わって、あるいはそれに追加されて、約束された賞という概念を含むことを意図するものである。したがって、特定の賭博活動との関連における払戻金は、対応するエントリの全額を超え得る。
賭博活動の運行 図3は方法300を図示しており、該方法はステップ101から103にいくつかの追加背景を提供する。特に、図3は追加のステップ301から304を例示しており、それらは概して賭博活動が完了される方法に関連する。
賭博活動の結果はステップ301で決定される。ステップ301は、少なくともいくつかの場合において、独立したイベントであって方法300の一部である必要がないことを示すために点線で境界されている。例えば、いくつかの実施形態において、賭博活動の結果はスポーツイベントなどの完了によって決定される。
ステップ302は1つ以上の勝ちのエントリを特定することを含む。いくつかの賭博活動との関連において唯一の勝ちのエントリのみが存在するのに対して、別の賭博活動においては多数の勝ちのエントリが存在する。全体的に、賭博オペレータは、現場で、いずれのエントリが“勝ちのエントリ”(勝ちのイベントが適用する限りにおけるエントリ)であり、いずれのエントリが“勝ちでないエントリ”(勝ちでないイベントが適用する限りにおけるエントリ)であるかを賭博活動の結果に基づいて決定する所定の規定を有する。いくつかの実施形態において、賭博活動は、チームAとチームB間のスポーツイベントの結果に対する賭博を含む。所与のエントリが、チームAが勝利するという賭けに基づいて行われると想定する。スポーツイベントの結果によりチームAが勝利者であると公開された場合、エントリが勝ちのエントリであると特定される。そうでない場合、エントリは勝ちでないエントリであると特定される。勝ちのエントリを特定することは、例えば複雑なロトスタイルのゲームにおける場合においては、より詳細な手続きであることは理解されよう。
ステップ303は、賞の賞プールを勝ちのエントリを割り当てられたプレーヤーに分配することを含む。すなわち、賞プールは1つ以上の賞の資金を提供するために用いられ、これら賞は複数の勝ちのプレーヤー(または、1つの賞のみが存在する場合、又は一人のプレーヤーが全ての賞を獲得する場合は単一のプレーヤー)に付与される。これは所定の賞分配プロトコルにしたがって行われる。ステップ303の完了時に、関係するプレーヤーが物理的に賞を受け取らねばならないということはない。むしろ、いくつかの実施形態において、ステップ303は、単に、指定の方法でプレーヤーのエントリを清算することによって、勝ちのプレーヤーが賞を得るとする。実際には、勝ちのエントリは清算されず、対応する賞は物理的に付与されない場合もある。(非請求賞及び放棄された賞についての以下の説明を参照のこと)。
賞プール、およびその賞プールから分配される賞は本質的に金銭的である必要がない。例えば、いくつかの実施形態において、賞プールは商品および/または役務を賞として分配されるものとして含む。例としては、限定されるものではないが、自動車、家電機器、ファッション製品、小売商品、家畜、不動産、専門的サービス、教育サービス、宿泊飲食サービス、割引券、別の賭博活動におけるエントリなどが含まれる。
ステップ304は、エントリ費用の払戻可能な部分を、払戻可能な割合がゼロでないリスクプロファイルを選択したプレーヤーに払い戻すことを含む。例えば、プレーヤーが、エントリ費用の50%が払戻可能であるリスクプロファイルに基づいてエントリ費用を提供するものと想定する。その場合、ステップ304は、プレーヤーのエントリ費用の50%を該プレーヤーに払い戻すことを含む。ステップ303と同様に、ステップ304の完了時に、関係するプレーヤーは物理的に賞を受け取らねばならないということはない。むしろ、いくつかの実施形態において、ステップ304は指定の方法でエントリを清算することによって勝ちのプレーヤーが賞を得られる資格を単に作り出すことを含む。実際、勝ちのエントリが清算されず、そのため対応する賞が物理的に付与されない場合も存在する。
ここに開示の大抵の実施形態において、1つ以上の勝ちおよび/または1つ以上の勝ちでないエントリがエントリ費用と交換で割り当てられたかにかかわらず、全てのプレーヤーはエントリ費用の払戻金の割合で払戻を受けると仮定される。しかしながら、いくつかの実施形態において、勝ちのチケットに起因するエントリ費用は払い戻されない。
反復エントリ 図4に図示されている通り、いくつかの実施形態において、ステップ304は各プレーヤーについて、エントリ費用の払戻可能な部分の少なくとも一部を後続の賭博活動に関連した後続エントリ費用として特定的に設定する。このような場合ステップ304は、少なくとも1人のプレーヤーに対して後続の賭博活動に関連する1つ以上のエントリを後続エントリ費用と交換で割り当てることを含む。
図4との関連において、ステップ304はサブステップ401〜404を含む。サブステップ401は、プレーヤーが反復エントリオプションを選択したか否かを確認することを含む。この目的を達成するために、図4のシナリオが適用される賭博活動について、プレーヤーはエントリ費用を提供する時点か、あるいはその後に反復エントリオプションを選択する機会を与えられる。いくつかの実施形態において、プレーヤーは所定の規定が満たされた場合において反復エントリオプションを選択したと見なされる。例えば、種々の実施形態において、これら所定の規定は、明確に反復エントリオプションを選択しなかった場合および/または特定の時間枠内で、取立可能なエントリ費用の払戻可能な部分について清算しなかった場合を含む。
プレーヤーが反復エントリオプションを選択しなかった場合、方法はステップ402に進む。ステップ402は、(例えば、関連するエントリまたは複数のエントリの清算時に所定の時間に払戻金を取立可能にすることにより)プレーヤーのエントリ費用の払戻可能な部分を払い戻すことを含む。いくつかの実施形態において、もしこの清算が特定の時間枠内で行われない場合、方法はステップ403に進む。
例示の実施形態において、ステップ401においてプレーヤーが反復エントリオプションを選択したと確認された場合、方法はステップ402に進み、該ステップはエントリ費用の払戻可能な部分を後続の賭博活動における後続のエントリ費用として設定する。いくつかの実施形態において、エントリ費用の払戻可能な部分の一部のみが後続のエントリ費用として設定される。さらに、いくつかの実施形態においては、エントリ費用の払戻可能な部分は、後続のエントリ費用の一部としてのみ設定される。しかしながら、本発明の実施例においては、払戻可能な部分は後続のエントリ費用として単に設定されると想定する。次いで、ステップ404において、後続のエントリ費用と交換に1つ以上の後続の賭博活動に関連するエントリがプレーヤーに割り当てられる。
後続の賭博活動は実施形態ごとに本質的に異なる。例えば、いくつかの場合において、それは初期のエントリ費用が提供された賭博活動に全く関係ない。しかしながら、いくつかの実施形態において、ステップ301で結果が確認される賭博活動は反復賭博活動であり、後続の賭博活動はステップ301において結果が確認される賭博活動の反復(いくつかの実施形態においては次の反復である)である。したがって、いくつかの実施形態においては、エントリ費用は初期の賭博活動に割り当てられ、その後は、同一の賭博活動の後続の個々の反復に繰り越して割り当てることができる。これにより、いつでもあるいは所定の時点で払戻可能な不定的なまたは“恒久的な”エントリを創出することができる。
どのようにしてこれが生じるかは図5の方法500によって例示される。該方法においては、ステップ304後にステップ301が続き、ループ方法を形成する。方法がステップ301に戻る度に、反復賭博活動の異なる反復結果が確認される。
反復賭博活動の典型的な例として、周期的くじ引きを含むくじがあることは理解されよう。
図5に従ういくつかの実施形態において、後続のエントリ費用は、最初のエントリ費用と同じリスクファイルに基づいて受領されたと見なされる。しかしながら、これは必ずしもそうとは限らず、いくつかの実施形態においては、後続のエントリ費用に関するリスクファイルはデフォルトのリスクファイルあるいはプレーヤーによって指名された、または別の所定のプロトコルに従って決定されたリスクプロファイルである。
後続のエントリ費用が、最初のエントリ費用と同じリスクプロファイルに基づいて受領されたと見なされた場合において、いくつかの顕著な結果に直面する。最初のエントリに関してリスクなしのプロファイル及び反復エントリオプションが選択される場合において、恒久的な反復エントリが実際的に提供されることになる(当然のことながら、これは賭博活動が継続して反復されることを条件とする)。この場合、プレーヤーは本質的に一つのエントリ費用を提供することができ、そのエントリ費用と交換に賭博活動と全ての後続の賭博活動の反復において1つ以上のエントリが提供される。周期的くじ引きを有するくじとの関連においては、プレーヤーは1回限りのエントリ費用と交換に本質的に各くじ引きにおいて1つ以上のエントリを提供される。ハイブリッドリスクプロファイルが選択された場合においては、後続の賭博活動に関して提供されたエントリ費用は各活動後に減少し、払戻可能な部分がエントリ費用と交換できないレベルにまで不可避的に減少する。変形例として、いくつかの実施形態において、もしハイブリッドリスクプロファイルが選択される場合、リスクなしプロファイルが後続の活動に自動的に採用されるため、恒久的な反復が提供されることになる(当然のことながら、これは賭博活動の継続的な反復を条件とするものである)。
いくつかの実施形態において、ユーザは反復エントリを選択するか否かについて、いつでもこれを変更してよいとする。本質的に、これは残存する払戻可能なエントリ費用に相当する払戻金をユーザが得ることがいつでも(例えば、次の賭博活動の終了時またはその前に)許可されていることを意味する。通常、所与の賭博活動の終了前に払戻を受けたプレーヤーはその賭博活動においてのエントリを喪失する。
賞プールの補填 予示したように、ステップ303は勝ちのエントリを割り当てられたプレーヤー間で賞プールを配分することを含む。いくつかの実施形態において、特に賭博活動がパリミューチュエル方式の態様の場合、この賞プールは少なくとも部分的にはエントリ費用の一部で資金提供される。
用語“プール”はまた、最も広範囲での解釈を意図するものであり、物理的な賭けプール、単一のデポジットアカウント、もしくはその他の投資製品へのエントリ費用または他の費用成分、ならびに複数のアカウントや複数の投資製品にわたるこれらの成分の実質上のプールを含むとし、また、これらの成分が同時にまたは別々の時間にデポジットされる場合、およびそれらの成分が同じまたは異なる時間枠にわたって投資される場合を包含する。
パリミューチュエル方式型の賭博活動との関連において、リスクなしプロファイルは直観に反するものと見なされる可能性がある。特に、そのような賭博活動の多くとの関連において、エントリ費用は賞に出資するのに用いられる。しかしながら、エントリ費用が完全に払戻可能な場合、従来のメカニズムにおいてはエントリ費用を賞に出資することは不可能である。
本発明のいくつかの実施形態においては、所与のエントリ費用に関してリスクなしプロファイルを選択したにもかかわらず、プレーヤーがそのエントリ費用に基づいて賞プールに出資できる方法を示す。これは、以下に説明する“賞プール補填“と呼ばれるプロセスによって達成される。
賞プール補填の一般的な例は、図6の方法600において例示する。ステップ601は、ステップ102で複数のプレーヤーから受領したエントリ費用をエントリ費用プールに組み合わせることを含む。このエントリ費用プールは本発明の実施形態においては3つの部分を含む。
* 賞部分。この賞部分は、ステップ102で受領されたエントリ費用の少なくともリスク対象の部分によって定義される。
* 払戻可能な部分。ステップ102で受領されたエントリ費用の払戻可能な部分がこの払戻部分を定義する。
* 控除可能な部分。この部分は本質的に、賞部分または払戻部分に割り当てられなかったエントリ費用の残余の部分によって定義される。いくつかの実施形態においては、賭博オペレータは該控除可能な部分から利益を得る。いくつかの実施形態において、政府の税金、課税、徴税または手数料は、この控除可能な部分に含まれる。いくつかの実施形態において、該控除可能な部分はゼロ(0)である。
ステップ602は、補助的収益を受領することを含む。この補助的収益は、賞部分と非賞部分とを含み、いくつかの実施形態においては、該非賞部分はゼロである。
ステップ604は、補助的収益の賞部分を、エントリ費用のプールの賞部分と組み合わせることによって、賞が分配される賞プールを形成することを含む。いくつかの実施形態において、そのような方法及び以下でより詳細に説明する方法により、エントリ費用の合計よりも大きい値の賞プールを提供することが可能である。すなわち、賭博活動は、プレーヤーに対してエントリ費用として収集されたものよりも大きい賞合計を分配する。
ステップ605は、エントリ費用のプールの払戻可能な部分から払戻金プールを提供することを含む。この払戻金プールが、ステップ304で払戻金が分配される資金を提供することは理解されるであろう。
ステップ602で受ける補助的収益の性質は実施形態ごとに異なる。いくつかの実施形態において、補助的収益の性質は、以下の広いカテゴリのうちの1つ以上に該当する収入を含むが、これらに限定されるものではない。
* 投資収益。これは“エントリ費用の投資による賞プール補填”という見出し以下でより詳細に検討し、ここで開示されている種々の実施形態では、補助的収益がこの形式をとることと見なしている。概要的には、プレーヤーから集められたエントリ費用の一部あるいは全ては、ある期間投資手続きに供され、補助的収益は、その(投資収益を受領することを見込んだオペレータによって任意に提供される)投資手続きから派生する幾分かあるいは全ての投資収益、あるいはその投資手続きから派生した幾分かまたは全ての投資収益に相当する値を有する額面を含む。
* オペレータの出資。いくつかの実施形態において、賭博オペレータ自身が自己の資金から補助的収益の幾分かまたは全てを提供する。例えば、場合によっては、オペレータは賞プールを増強することによって、これが行なわれない場合に比べてプレーヤーの参加レベルを高める。
* 第3者の出資。いくつかの実施形態においては、第三者が貢献し、補助的収益は、第三者による出資の幾分かまたは全てを含む。いくつかの実施形態においては、第3者はマーケティング機会を付与されることを考慮して出資する。例えば、第3者は、賭博オペレータとの提携に参加することにより、所定の出資額と、1人以上のプレーヤーへの第3者のマーケット情報の提供すること、または後続のマーケティング目的のために1人以上のプレーヤーに関する情報(個人情報あるいは意見情報)を第3者へ提供することとを交換する。一つの例において、エントリは物理的にチケットに印刷され、これらチケットは、印刷されたマーケット情報を有しており、第3者は、それらのチケットに印刷された自身のマーケット情報と交換で出資を行う。様々なマーケット構造が、実施形態ごとに実施され得ることは理解されよう。
補助的収益の概念における顕著な結果は、少なくともいくつかの実施形態において、賭博オペレータが本質的に、一貫して持続可能な方法で、合計金額またはプレーヤーから受領したエントリ費用の合計より大きい額に相当する賞をプレーヤーに分配する賭博活動を提供できることである。すなわち、賭博は本質的に“取る以上に与えること”ができる。これについては以下でさらに説明する。
エントリ費用の投資による賞プール補填 前述で示唆したように、いくつかの実施形態において、補助的収益は、プレーヤーから集められたエントリ費用の幾分または全てをある期間投資手続きに供することにより派生した投資収益の幾分または全部、またはその投資収益の幾分または全部に相当する額面により、実際的または理論的に資金援助される。これは図7の方法700に図示されている。特に、ステップ701は、エントリ費用プールの一部(この場合はゼロでない部分)を投資することを含む。ステップ703は、賞部分(ここでは投資純収益と見なす)と非賞部分とを含む投資総収益を受領することを含む。ステップ703は、投資純収益に相当する額面を、エントリ費用プールの賞部分と組み合わせて勝ちのプレーヤーに分配するための賞プールを提供することを含む。場合によっては、投資純収益に相当する額面は投資収益自体であり、一方別の場合においては、これは投資純収益を想定して、あるいはそれに換えてなされる第3者またはオペレータの出資額である。
いくつかの実施形態において、長期の投資期間を可能にすべく、ステップ301またはステップ302後しばらくはステップ703を発生させない場合がある。この期間はオプションとして日単位、週単位あるいは月単位である。
ここで参照される“投資収益”または“投資収入”は、別途特定的に指示しない限り“投資純収益”および“投資純収入”を意味するものと解釈される。実際には、投資手続きは投資総収益を派生させ、様々な控除額(税金、徴税、課税、歩合、投資コスト、ブローカー手数料、オペレータ手数料など)が、この投資総収益から引かれる。用語“投資純収益”は、該投資総収益の残余を意味し、この投資純収益は、補助的収益の幾分または全てとして賞プールに加えられる。
ここで用いられる場合、用語“税金”および“税”は、関連する連邦、州および/または地方税、税または輸入品ならびに徴税や手数料を包含することを意図するものであり、これらは賭博活動に関連する仲介者またはその他の第3者によって適用され、賭博オペレータまたはプレーヤーが関係する限り本質的に任意に決定されないものである。
ここで用いられる場合、用語“投資する”、“投資すること”、“投資”などは、通常の意味での資金または貴重な資産の利用または処理などを含む広範囲で解釈されること意図するものである。例には、これらに限定されるものではないが、金融資産または不動産資産またはいずれかの所有権における投資を含み、証券またはその他であり、それらはいずれかの通貨建てまたは組み合わせた複数の通貨建てによる額であり、それらは公の取引所にリストアップされているか、あるいはされておらず、証明書、オプション、デリバティブ、繰延購入契約書、分割払い領収書など、以下にわたるものを含む。
* 利付きまたはそうでない、ならびに金融機関またはその他の関係者が保持する第3者によるデポジット。
* いずれかの形式の担保、債務証書または債務証券。
* 米国預託証書(ADR)の様式またはいずれかの司法管轄において時折入手可能であり得る同様の証書や資産区分。
* 約束手形、手形、兌換紙幣、手形貸付け、またはその他の形式の債務または債務証券。
* 転換社債またはその他の社債。
* 優先株、償還優先株、有価証券、普通株またはいずれかの区分の完全にまたは部分的に支払い済みの株。
* 証明書、オプション、デリバティブ、繰延購入契約書、分割払い領収書など。
* いずれかの種類の有価証券、株または普通株に交換可能なオプション、証明書または類似の証明書。
* これらに限定されるものではないが、いずれかの種類の株、普通株、または先物、もしくは、いずれかの金融証券または金融資産、に関連する指数における証明書、オプション、デリバティブ、繰延購入契約書、分割払い領収書など。
* 通貨または金利スワップ取引、将来利子率など。* 不動産または知的財産を含むその他の種類の所有権。
* 商品または複数の商品の価値に関連する値に利益を与えるいずれかの種類の契約書、同意書または証明書。
* いずれかの物品、商品または物質に関連する先物取引など。
* 通貨。
* 貴金属。
* 芸術作品および切手、コインまたは宝石などの貴重品。
* 少なくともある期間にわたる資本収益の可能性を提供するその他の形式の投資。該資本は保証されているか否か、かつ該資本収益は保証されているか否かに拘わらない。
* 海外投資。
* 金塊などでの取引。
* 代替的な形式の貴重な財産の供託、例えば買い戻し契約書およびイスラム法、あるいはいずれかのその他の宗教的またはその他の慣習や信仰に照らしたある司法管轄において使用されるその他の証明書、
さらに、ここで用いられる場合、用語“投資する”、“投資すること”、“投資”などは、限定されるものではないが、入手可能な資金額を増大するための1つ以上の財務管理技術の使用と、得られた増大した入手可能な資金額を投資することを含むものと解釈されるべきである。“投資収益”は、現金ベースまたは本質的に金銭的である必要はないが、賭博活動との広い関連においてある固有の、事実上の、認められたまたは認知された値を有するものであると理解されたい。
さらには、本発明においては、投資手続き(またはプレーヤーもしくはその代わりに補助的な寄付を発生させるその他の方法)は、賭博オペレータまたはその代わりによる“バック・オフィス”オペレーションとして管理され、プレーヤー側においては不可視であってもよいことを理解されたい。実際には、これは多くの実施形態において好ましい方法である。何故なら、潜在的に複雑な投資戦略およびリスク管理戦略の詳細をプレーヤーから隠ぺいすることによって、賭博活動自体の経験と楽しみの魅力が損なわれることを回避することができるためである。このことは、根本的な投資機構の明確な理解が重要であり、関連する賭博活動は二次的である幾つかの形式の投資手続きとの重要な差異である。
図8Aは、賞プールが投資収入によって補填される一実施形態による例示的な賭博管理システム801を概略的に図示する。プレーヤー801はシステム801のそれぞれのエントリ費用を提供する。これらのエントリ費用はエントリ費用プール802に統合される。このエントリ費用プールは、非投資資金804と投資資金805とを含むが、いくつかの実施形態において前者(非投資資金804)はゼロ値を有する。投資資金805は、任意に電子的資金移動によって、投資手段806に提供される。いくつかの実施形態において、エントリ費用、またはそれらの部分は、実質的に直接この手段に転送される。非投資資金804は賞プール807に加えられる。
所定の投資期間の終わりに、投資資金805は賞プール807に加えられる。投資総収益808が受領され、その他の差引額815(税金、課税、徴税、投資コストなど)と共にそこから管理手数料814が差し引かれ、それにより、投資純収益809が定義される。投資純収益809は、賞プール807に加えられ、該賞プールは適当な時間にプレーヤーに分配される。
エントリ費用プールより大きい賞プールの維持 前述で示唆したように、補助的収益の概念から得られる重要な結果とは、少なくともいくつかの実施形態においては、本質的に、プレーヤーから受領したエントリ費用の合計より大きい合計金(またはある額を有する賞プール)をプレーヤーに分配する賭博活動を、賭博オペレータにとって一貫して持続可能な方法で提供できるということである。すなわち、“取る以上に与える”賭博である。本発明のいくつかの実施形態は、リスクプロファイルの側面とは別に、そのような賭博活動に焦点をあてたものである。例えば、一実施形態では、本発明は以下のステップを含む方法を提供する。
* プレーヤーから参加費用を受領するステップ。
* エントリ費用をエントリ費用プールに加えるステップ。
* 賞プールに加えられるエントリ費用プールの賞部分を定義するステップ。
* 補助的総収益を得るステップ。場合によっては、補助的総収益は、エントリ費用プールを定義する資金へのアクセス権をオペレータが有することによって(例えば、エントリ費用プールの幾分または全部を投資することにより)得られる。場合によっては、この補助的収益は、オペレータと、プレーヤーとの相互的やりとりによって得られる。(たとえば、プレーヤーに、チケットに印刷された会社名またはロゴなどのマーケット情報を提供すること、またはプレーヤーの詳細な連絡先や購買嗜好などの個人情報のマーケット価値を獲得すること、などによって得られる補助的収益を指す)。
* 補助的純収益を定義するステップ。これは、いくつかの実施形態において、税金、徴税、課税、オペレータの控除、歩合、投資コストなどのいずれかの所定の控除額を補助的総収益から差し引いた額である。
* 賞プールを形成するためにエントリ費用プールの賞部分を、補助的純収益と統合するステップであって、ここで、賞プールはエントリ費用の合計より大きい値を有する、ステップ。
* 賞プールを、分配プロトコルに基づいて勝ちのプレーヤーに分配するステップ。
従来技術においては、賭博オペレータ自身が、賞プールに出資することにより、エントリ費用の合計より大きい値を有する賞プールを提供することが知られている。しかしながら、これは持続不可能であり、通常、一時的なものであるか、あるいはその場または一回限りのアプローチであり、参加数が予想を下回るイベントにおいてプレーヤーの参加を増やすために、あるいは約束された賞などを提供するために時々実施されるものである。一方で、本発明のいくつかの実施形態は、より長期間持続できる方法を提供しており、これらは、反復的な賭博活動に特に有用である。
引き取り手のない/放棄された賞 いくつかの実施形態において、引き取り手のない賞は賞プールをさらに補填するのに用いられる。前記で検討した例を参照すると、ステップ303とステップ304は、賞プールまたは賞を勝ちのエントリが割り当てられたプレーヤーへ配分すること、および払戻可能な部分がゼロでないリスクプロファイルを選択したプレーヤーに、エントリ費用の払戻可能な部分を払い戻すこと、をそれぞれ含む。前記で示唆したように、ステップ303とステップ304の完了時に、関連するプレーヤーが賞および/または払戻金を物理的に受領しなければならないということはない。むしろ、いくつかの実施形態において、これらのステップは、勝ちのプレーヤーが指定の方法で賞および/または払戻金と引き換えにエントリを得ることを含む。
少なくとも幾つかの払戻金と賞については、ステップ303/ステップ304と、プレーヤーが実際に払戻金を得る時間と、の間に遅延が不可避的に存在する。この遅延時間中、払戻金は“引き取り手のない賞”とみなされる(少なくともいくつかの場合において、これらは賞と払戻金の両方を含む)。場合によっては、所定の時間が経過した後、引き取り手のない賞は関連するプレーヤーまたは複数のプレーヤーによって取得され得ないと見なされ、これらは“放棄された賞”(同様に、少なくともいくつかの場合において、これらは賞と払戻金の両方を含む)として分類される。
いくつかの実施形態において、引き取り手のない賞の幾分または全ては、投資手続きに供されて投資収入を発生させる。従って、この投資収入の少なくとも一部は、後続の賭博活動に関連する後続の賞プールに加えられる。通常、後続の賭博活動とは、引き取り手のない賞の元であった賭博活動の(直後の後続の反復である必要はないが)反復である。そのような方法により、追加の賞プール補填が可能となることは理解されよう。
いくつかの実施形態において、放棄された賞の部分もまた後続の賭博活動のための賞プールに加えられる。
出資 以下で考慮するいくつかの実施形態において、所与のプレーヤーに割り当てられるエントリの数は、該プレーヤーによってなされる“出資”を考慮に入れたものである。理論上、各エントリ費用は対応する全出資を含む。この全出資は以下を含む。
* エントリ費用の(ゼロであり得る)リスク対象の割合を含み、所定の控除額を差し引いた第1の出資額。これら所定の控除額は、オペレータの控除額(例えば、賭博オペレータがエントリ費用の一部を収入として取る場合)、課税、税金、徴税などを含むか、またはそれらを含まず別の額を含む。本質的に、それはエントリ費用の賞プールに割り当て可能な割合である。
* 補助的な出資額。所与のエントリについて、補助的な出資額とは、補助的収益の該エントリから得られる割合のことである。図7と図8Aによるいくつかの例において、補助的出資額は、理論上または実際上、投資収益の賞部分の所与のエントリから得られる割合を含む。このことは、以下でさらに検討する例を参照することにより、より完全に理解されるであろう。
出資額を定義する正確な方法は実施形態ごとに異なるため、本開示の範囲は、特定の定義に必ずしも限定されるべきではない。いくつかの実施形態における所与のプレーヤーに関する補助的出資額の部分は、以下に相当する額を含む。
* エントリ費用補助的出資額。例えば、オペレータは、各エントリ費用の所定の割合が、該エントリ費用に対する補助的出資額の少なくとも一部を成すことを指定する。
* ある期間(エントリ費用が受領された時から第1の賞が割り当てられた時までなど)エントリ費用を投資手続きに供することによって発生する投資純収益。投資手続きは、投資総収益を生じ、この中の投資純収益分は、好ましくはプレーヤーの補助的出資額の一部を成す。
* 分配マーケット純額。例えば第3者が、マーケット情報をプレーヤーに提供したことを考慮して、分配マーケット総額(通貨または商品/役務など)を賭博オペレータに提供する。この分配マーケット総額中の分配マーケット純額分は、プレーヤーの補助的出資額の一部を成すことが好ましい。場合によっては、プレーヤーは、関連のあるマーケット情報が記載された(物理的または電子的)チケットを、エントリ費用に対する領収書として受領する。場合によっては、プレーヤーは、例えば電子広告を見るなどして、さらなるマーケット材料を受領することにより、その分配マーケット純額を増大させることができる。
* 収集マーケット純額。これは、上記で考慮した例に類似しているが、たとえば個人情報や意見情報などの情報をプレーヤーから収集することにより生じる。たとえば、場合によっては、プレーヤーは世論調査に参加することによってその収集マーケット純額を増加することができる。
* その他の第3者の純出資額。これは限定的なリストではなく、実施形態の変形例ではより広い範囲の額を利用する。
上記例において“総額”および“純額”に関する説明がなされている。用語“総額”および“純額”は説明的な意味でのみ用いられる。特に、用語“総額”は、賭博オペレータによって得られる額と見なされ、かつ用語“純額”は、補助的出資額に加えられる額と見なされる。場合によっては、純額は、適用する税金、課税またはオペレータ手数料を総額から差し引いた額に対応する。その他の場合、総額と純額との間には直接的な結びつきはない。
いくつかの実施形態において、プレーヤーは物理的なエントリ費用を提供することなく、代わりにマーケット活動に参加し、補助的な出資額を発生させる(すなわち、これによりゼロでない出資をなす)ことによって1つ以上のエントリを得る。場合によっては、エントリは本質的に名目上のものであるため、関連するリスク要因および/またはその他の基準に基づいて、完全にまたは部分的に払戻可能であると見なされ得る。しかしながら、プレーヤーは、マーケット活動への参加により、オペレータがマーケット出資総額を得るという意味で、オペレータにとって価値のあるエントリ費用を実際に提供することになる。これにより、プレーヤーは補助的出資額を生み出すことができるため、1つ以上のエントリを受領することができる。実際の例として、プレーヤーは、このようにして、公示を見ることまたはマーケット調査活動に参加するのと引き換えに本質的に“ただ”でエントリを得ることができる。所与のプレーヤーに割り当てられるエントリの数は、上記で考慮した種々のその他の例において見られるように、該プレーヤーについての補助的出資額に関連することが好ましい。
プレーヤーへのエントリの割り当て ステップ103において所与のプレーヤーに割り当てられるエントリの数は実施形態ごとに異なる。一般的な概念として、プレーヤーによって選択されたリスクプロファイルは、該プレーヤーの賭博活動への出資額に影響を及ぼす。リスクプロファイルを選択することにより、プレーヤーは選んだリスクを本質的に管理することができ、該リスクは、所与のエントリ費用のリスク割合がリスク費用自体に対して大きくなる程、本質的に増大する。リスクプロファイルの選択がどのようにして、プレーヤーの賭博活動への関与に影響を及ぼすかに関する例の幾つかのカテゴリを以下に考慮する。これらのカテゴリは一般的に以下のように分類される。
* リスクとチャンス。このカテゴリでは、所与のプレーヤーが選択したリスクプロファイルは、プレーヤーが提供したエントリ費用と引き換えに、賭博活動に関連する賞を獲得する相対的確率に影響を及ぼす。場合によっては、この相対的確率はより多くのエントリを割り当てることによって増大し、所与のプレーヤーが選択したリスクプロファイルは、提供されたエントリ費用と引き換えに該プレーヤーに割り当てられたエントリの数に影響を及ぼす。
* リスクとコスト。このカテゴリでは、所与のプレーヤーが選択したリスクプロファイルは、所定のエントリ数を割り当てることと引き換えのエントリ費用の額に影響を及ぼす。
* リスクとリターン。このカテゴリでは、所与のプレーヤーが選択したリスクプロファイルは、該プレーヤーが提供したエントリ費用と引き換えに獲得可能な賞の1つ以上の特徴に影響を及ぼす。
* 組み合わせアプローチ。このカテゴリは2つ以上の上記カテゴリを組み合わせたものである。例えば、場合によっては、所与のプレーヤーが選択したプロファイルは、所定のエントリ数が割り当てられることと引き換えのエントリ費用の額と、提供されたエントリ費用と引き換えにプレーヤーによって獲得可能な賞の1つ以上の特徴とに影響を及ぼす。これらカテゴリは、それぞれの見出しの下で、以下でより詳細に説明する。
リスクとチャンス 前述で示唆したように、本発明のいくつかの実施態様により、プレーヤーは複数の固有のリスクプロファイルから選択することができ、そうすることでリスクとチャンスとの様相を管理する。概して、各リスクプロファイルは、所定の払戻基準に基づいて払戻可能なエントリ費用の部分と、リスク対象のエントリ費用の相補的部分とを定義する。上記で示したように、いくつかの実施形態においてリスクプロファイルは以下を含む。
* “リスクなし”プロファイル。このプロファイル下では、エントリ費用は勝ちのないイベントの場合100%払戻可能である。すなわち、プレーヤーが選択する“リスクなし”プロファイルは、賭博活動の収入に関わらず、該プレーヤーのエントリ費用の払戻が本質的に約束されている。
* “完全リスク”プロファイル。このプロファイル下では、100%のエントリ費用がリスク対象のため、プレーヤーは、勝ちのないイベントの場合払戻は約束されない。
* 1つ以上のハイブリッドリスクプロファイルであって、X+Y=100かつ0<X<100であるときに、エントリ費用のX%は払戻可能であり、エントリ費用のY%はリスク対象である。
“リスクとチャンス”との関連において、所与のプレーヤーが選択したリスクプロファイルは、提供したエントリ費用と引き換えに関連する賭博活動においてプレーヤーが賞を獲得する相対的確率に影響を及ぼす。場合によっては、この相対的確率は、より多くのエントリを割り当てることによって増大し、所与のプレーヤーによって選択されたリスクプロファイルは、提供されたエントリ費用と引き換えに該プレーヤーまたはその代表に割り当てられたエントリ数に影響を及ぼす。
用語“相対的確率”は、本質的には、収入が決定された時点(ステップ301の時点)でのエントリの総数に対して、あるエントリが勝ちのエントリと特定される確率を指す。ここで用いる場合、用語“チャンス”と“複数のチャンス”は、相対的確率という概念からは特に区別される。用語“チャンス”は、理論的には単一のチャンスを示すのに用いられ、賞を獲得する“チャンス”の相対的確率は、競合するチャンスの総数に依存する。例えば、第1のプレーヤーが、全部で100のチャンスが与えられる賭博で単一のチャンスを与えられる場合、該プレーヤーは、該チャンスに基づき、1に100の相対的確率で勝つとする。もし第2のプレーヤーが同じ賭博において該全部で100のチャンスのうちの10のチャンスを与えられる場合、該プレーヤーは、1に10の相対的確率で勝つとする。もし別の100のチャンスが続いて与えられる場合、賭博におけるチャンスの総数は200に増大することになり、第1および第2のプレーヤーが勝つ相対的確率は、1に200および1に20にそれぞれ減少する。ここで用いる場合、別途示さない限り、語句“勝ちのチャンス”は、チャンスの数と見なされ、必ずしも勝ちの相対的確率ではない。
概して、リスクとチャンスの実施形態においては、特定の賭博活動においてプレーヤーが賞を獲得するチャンスは、該賭博活動に関連して該プレーヤーが保持するエントリ数に相当するものと仮定する。エントリ数を倍増することにより、チャンスの数も対応して倍増する。プレーヤーに与えられるチャンスを増大することにより、プレーヤーが勝つ確率も対応して増大するが、プレーヤーが勝つ相対的確率は、賭博におけるチャンス/エントリの総数に依存するため、賭博におけるチャンス/エントリの総数が変化するのにともない変化し得る。
本開示との関連において、単一のエントリは単一のチャンスに相当する。これは、便宜上のためであり、いくつかの実施形態においては、いくつかのエントリは、複数のチャンスを含むように定義または構成される。例えば、いくつかの実施形態においては、各エントリを5つのチャンスを含む“パケット”として対応させてもよい。
本発明のいくつかの実施形態において、所与のエントリ費用に基づいて所与のプレーヤーに割り当てられるエントリ数は、該プレーヤーがより保守的でないリスクプロファイル(すなわち、より高い割合のエントリ費用がリスク対象のリスクプロファイル)を選択する場合に、より大きくなる。すなわち、第1のリスクプロファイルにおいて、第2のリスクプロファイルと比較して、エントリ費用の払戻可能な割合をより大きく設定する場合、所与のプレーヤーは、第1のリスクプロファイルについて、所定のエントリ費用と引き換えに所定数のエントリを割り当てられ、第2のリスクプロファイルについて、同じ所定のエントリ費用と引き換えにより多くの数のエントリを割り当てられる。
いくつかの実施形態において、所与のプレーヤーに割り当てられるエントリ数は、関連する賞プールに対して該プレーヤーまたは該プレーヤーの代表によってなされた出資額に関連する。例えば、いくつかの実施形態において、所与のプレーヤーに割り当てられるエントリ数は、以下の一般式にしたがって決定される。
Figure 2009539153
式中、Eplayerは、所与のプレーヤーが提供したエントリ費用と引き換えに該プレーヤーに割り当てられるエントリ数であり、Aは、賞プールに対して該プレーヤーまたは該プレーヤーの代表によってなされた出資額に関連するパラメータであり、Bは、調整係数であり、kは、所定のリスク/チャンスの優先度プロトコルにしたがったエントリの割り当てなどから選択される比例係数である。場合によっては、k>1であることが好ましく、いくつかの実施形態においては、1<k<100である。しかしながら、異なる実施形態においては、0.01<k<100である。
リスクとチャンスを実行する方法の一つは、“ボーナスエントリ”を使用することである。一般的な概念として、エントリ費用のゼロでない割合をリスク対象とするプレーヤーは、リスクなしプロファイルを採用する(すなわち、リスク費用を全くリスクにさらさない)プレーヤーより多くのボーナスエントリを受領するため、前者のプレーヤーはより多くのエントリ数をボーナスエントリの形で与えられる。様々な実施形態において、どのようにボーナスエントリが割り当てられるかについて、いくつかの例を以下で考慮する。これらの例において、以下のパラメータが用いられる。
* tplayer、所与のプレーヤーが提供したエントリ費用。いくつかの実施形態において、tplayerは、徴税、税金、オペレータ手数料などを抜いた純額分であるとみなされる。すなわち、tplayerは、プレーヤーが提供した実際の金額よりも小さい。
* bplayer、tplayerと引き換えに所与のプレーヤーに与えられる“ボーナスエントリ”の数。
* splayer、tplayerと引き換えに所与のプレーヤーに与えられる“標準エントリ”の数。
* Eplayer、エントリ費用tplayerに基づく所与のプレーヤーに与えられるエントリの総数。 別途特別に示さない限り、このエントリの総数は標準エントリとボーナスエントリで構成されている(Eplayer=splayer+bplayer)。いくつかの実施態様においては、以下で説明するように標準エントリがなくボーナスエントリのみである。
* a、所与のプレーヤーに対する所望の払戻割合であって、0<a<1。これは、本質的に、リスクプロファイルを示す。具体的には、a = 0は完全リスクであり、a=1はリスクなしである。a=0.2の場合、エントリ費用の20%が払戻可能であり、エントリ費用の80%がリスク対象の。(1-a)はリスク割合であると認められる。
* I1とI2、エントリ費用の払戻可能部分とエントリ費用の払戻可能でない部分それぞれにおける、補助的出資戦略に基づく利益の純率である。これは、オペレータ手数料、投資コスト、税金、課税などに帰する補助的出資を差し引いたものという意味において“純”戦略である。それは賞プールに加えられるものと指定された補助的出資額にのみ関連する。本発明の例において、便宜上、補助的出資額は投資収益のみの形を取る。しかしながら、これは例示目的のためであり、本発明の実施形態は、補助的出資額の全体またはその一部が投資収益により構成される状況に限定することは意図しないことを理解されよう。本発明の例において、I1 (a.tplayer)は、エントリ費用の払戻可能な部分に基づく投資額に基づいた純収益を提供し、同様に、I2.((1-a).tplayer)は、エントリ費用のリスク対象の部分に基づく投資額に基づいた純収益を提供することは理解されよう。簡単な例であるが、I1の投資戦略が“賭博期間”にわたって投資される資金の投資額に基づいて1%の純収益を提供する場合、I1=0.01となる。これに関連して、“賭博期間”とは、エントリ費用の受領から賞額と払戻金が分配されるまでの、エントリ費用が投資に供される期間であることは理解されよう。いくつかの実施形態においては、I1 = I2であり、またいくつかの実施形態においてはI1またはI2のいずれか一方がゼロ(0)である。I1またはI2の値は、賭博オペレータの適切な投資戦略とリスク管理戦略の選択に依存し、これは、概して本発明の範囲を超えた部分に該当する問題であることは理解されよう。本開示における状況においては、正の収益が投資額に基づいて得られることを想定する。本発明の実施形態では、線形的な投資戦略を想定しているが、その他の実施形態では非線形的な投資戦略が用いられる。本発明の実施形態は、例えば、確保された金融機関による固定金利預金や、その他の方法によって損失をヘッジすることにより、所望であれば本質的に正の投資額による収益をオペレータが保証できるよう想定している。この特徴は、プレーヤーに分配可能な賞プールの合計が、通常、プレーヤーから賭けとして受領した総額よりも小さいものである従来のパリミューチュエル型の賭博システムと比べると、プレーヤーの面から見て特に有利で魅力的な結果である。
* Cplayer。tplayerに基づいてプレーヤーが出資した額。Cplayerは、本発明の実施形態において、エントリ費用により生じた投資額に、リスク対象のエントリ費用の部分を加えたものからなる。以下の式がCplayerを計算するのに用いることができることは理解されよう。
Figure 2009539153
その他の実施形態においては、異なるCplayerの定義が用いられ、例えば、ある実施形態では補助的収益が投資純収益以外の成分(オペレータの出資額または第3者の出資額)を含むか、またはそれによって定義される。
* tunit。ユニット支払額。このパラメータは、いくつかの実施形態においてオペレータが、最小の支払いレベルを設定し、および/またはエントリ費用を共通の額の倍数で受領することを望む場合に用いられる。例えば、一実施形態において、tunit=$10であり、エントリは$10ロットで販売される。いくつかの実施形態において、tunitはある状況のみにおいて適用される。例えば、tunit は実際の小売場で販売されるエントリに対して適用され、仮想的小売値(電話、SMS、電子メール、インターネットなど)で販売されるエントリには適用されない。場合によっては、最小の消費レベルがtunitとは独立して設定される。いくつかの実施形態において、エントリ費用が最小消費レベルよりも大きいという条件のもとであれば、プレーヤーが提供可能なエントリ費用の量に基づく制限は実質的にない。
* e。ユニット支払額ごとの標準エントリの数。eは、tunitと組み合わせて用いられる。例えば、いくつかの実施形態において、$10ロットで5つの標準エントリが購入できるため、tunit=$10かつe=5である。tunitとeがもちいられるいくつかの実施形態においては、以下の式により、単一の標準エントリの価格であるspriceが得られることは理解されよう。
Figure 2009539153
ユニット支払額と引き換えにプレーヤーに与えられる標準エントリ数splayerは、以下の式で与えられることは理解されよう。
Figure 2009539153
いくつかの実施形態において、プレーヤーが提供するエントリ費用にたいする制限はないため、所与のプレーヤーに付与されるエントリ数は、単純に該プレーヤーが提供した総額をspriceで割ったものであり、これにより生じる残余額は“公平なエントリ”によるつり銭として返される。場合によっては、spriceは実質的に残余額を除くために$0.01(あるいは法定通貨の最も低いユニット)に設定される。
* k。比例係数。この比例係数は、AがBに比例する場合にA=kBであるという意味において用いられる。該比例係数は、リスク回避または非リスク回避(またはそれらのいずれでもない)を選択するプレーヤーのどちらを優先するかなど、賭博の特徴に影響を与えるために変更する。すなわち、kは、ボーナスエントリの割り当てが所定のリスク/チャンス優先度プロトコルに従うべく選択される比例係数である。
用語“ボーナス”は、説明的用途のみを意図するものであり、この用語の使用はいずれの場合も限定的と見なすべきではない。すなわち、その他の実施形態において、“ボーナス”エントリと明確に称される必要はないが、概念的に“ボーナス”エントリと分類されるエントリのカテゴリを設ける方法を実施する。用語“ボーナスエントリ”、“複数のボーナスエントリ”などは、物理的ボーナスエントリ及び仮想的ボーナスエントリの両方、ならびに特定の参加者が、1人以上の他の参加者または参加者のカテゴリと比較して、あるいは異なる状況の同じプレーヤーと比較して、関連する賭博活動で勝ちを得るチャンスをある明瞭な方法で増大させる効果を有するその他の物理的または仮想的機構、数学的アルゴリズム、ソフトウェアプログラム、プログラミングサブルーチンまたはそれらの組み合わせ、を含むよう広く解釈されるよう意図するものである。ボーナスエントリはまた、1人以上の他の参加者と比較して、同じまたは異なる勝ちのチャンスに基づく、より大きい賞プールに参加する特定の参加者に機会を提供し得る。
実施例1:出資額に比例するボーナスエントリ いくつかの実施形態において、付与されるボーナスエントリは、プレーヤーの出資額に比例する。すなわち、以下の式が適用される。
Figure 2009539153
このような実施形態において、プレーヤーに付与されるエントリの総数は、式Eplayer=splayer+bplayerによって与えられる。場合によっては、プレーヤーは、ユニットエントリ額について設定された標準エントリ数、例えば、$1に対して5つのエントリ、$5に対して1つのエントリ、あるいは$1ごとのエントリを提供される。プレーヤーはこの多数の標準エントリに加えて、出資額に比例するボーナスエントリを受領する。そのような場合、k > 1であることが好ましく、いくつかの実施形態においては、1 < k < 100である。しかしながら、異なる実施形態においては0.01 < k < 100である。
数値的な例として、e/tunit=0.1($10に対して1つのエントリなど)、I1 = I2= 0.02かつk=1である場合を考慮する。3人のプレーヤーのそれぞれが、a=0、a=0.5およびa=1のそれぞれで$100のエントリ費用を提供する。第1のプレーヤー(a=0)は、12のエントリ(10の標準エントリ、2のボーナスエントリ)を受領し、第2のプレーヤー(a=0.5)は62のエントリ(10の標準エントリと52のボーナスエントリ)を受領し、第3のプレーヤー(a=1)は、112のエントリ(10の標準エントリと102のボーナスエントリ)を受領する。
いくつかの実施形態において、splayer=0 (すなわち、e/tunit=0)であり、これはボーナスエントリのみが付与されることを意味する(そのような実施形態では、用語“ボーナス”は、 Eplayer=bplayerであるため不必要であることは理解されよう)。さらなる数値的な例として、e/tunit=0、I1 = I2= 0.02、かつk=1である場合を考慮する。3人のプレーヤーのそれぞれが、a=0、a=0.5、およびa=1のそれぞれで、$100のエントリ費用を提供する。第1のプレーヤー(a=0)は、2のエントリを受領し、第2のプレーヤー(a=0.5)は52のエントリを受領し、第3のプレーヤー(a=1)は、102のエントリを受領する。k=1, bplayer = Cplayerによるものと認められよう。
実施例2:出資額に比例する全エントリ いくつかの実施形態において、付与されるエントリの総数は、プレーヤーの出資額に比例する。すなわち、以下の式が適用される。
Figure 2009539153
そのような実施形態において、プレーヤーに付与されるエントリの総数は、式Eplayer=splayer+bplayerによって与えられる。したがって、以下が与えられる。
Figure 2009539153
数値的な例として、e/tunit=0.1、I1 = I2= 0.02、かつk=10である場合を考慮する。3人のプレーヤーのそれぞれが、a=0、a=0.5およびa=1のそれぞれで$100のエントリ費用を提供する。第1のプレーヤー(a=0)は、20のエントリ(10の標準エントリ、10のボーナスエントリ)を受領し、第2のプレーヤー(a=0.5)は530のエントリ(10の標準エントリと520のボーナスエントリ)を受領し、第3のプレーヤー(a=1)は、1030のエントリ(10の標準エントリと1020のボーナスエントリ)を受領する。
もしk.(Cplayer)<splayerである場合、上記式は、bplayerについて負の結果を与える。いくつかの実施形態において、これは適切なkを選択することで避けられる。しかしながら、その他の実施形態においては、哲学的見地を変えることで負のボーナスエントリの概念を得る。例えば、一実施形態において、splayerは、全額リスクプロファイルの採用により得られるエントリの最大数を定義するmplayerに置き換えられ、bplayerは、プレーヤーがより保守的なリスクプロファイルの採用することにより見送られるエントリ数fplayerに置き換えられる。すなわち、Eplayer=mplayer-fplayerである。より大きいリスクを取るプレーヤーを優先する見方から小さなリスクを取るプレーヤーを罰するという見方へ移るものの、根本的な概念が同じであることは理解されよう。
実施例3:リスク対象のエントリ費用に比例するボーナスエントリ いくつかの実施形態において、プレーヤーに付与されるボーナスエントリの数は、プレーヤーがリスク対象とするエントリ費用の部分に比例する。すなわち、以下の式が適用される。
Figure 2009539153
これは、一般的に実施例1に似ているが、投資に基づく収益から得られる出資額はボーナスエントリを生じない。その結果、“リスクなし”リスクプロファイルを採用するプレーヤーはボーナスエントリを受領しない。
プレーヤーに付与されるエントリの総数は、式Eplayer=splayer+bplayerで与えられ、プレーヤーは、この多数の標準エントリに加えて出資額に比例するボーナスエントリを受領する。実施例1と同じように、k > 1であることが好ましく、いくつかの実施形態のいては1 < k < 100である。さらなる実施形態においては0.01 < k < 100である。
この実施例の利点は、I1またはI2の正確な知識を有する必要なくエントリを正確に付与可能であるということである。しかしながら、投資収益は、分配のために賞プールに戻される。
数値的な例として、e/tunit=0.1、I1 = I2= 0.02、かつk=1である場合を考慮する。3人のプレーヤーのそれぞれが、a=0、a=0.5およびa=1のそれぞれで$100のエントリ費用を提供する。第1のプレーヤー(a=0)は、10のエントリ(10の標準エントリ、0のボーナスエントリ)を受領し、第2のプレーヤー(a=0.5)は60のエントリ(10の標準エントリと50のボーナスエントリ)を受領し、第3のプレーヤー(a=1)は、110のエントリ(10の標準エントリと100のボーナスエントリ)を受領する。
実施例4:資金がリスク対象の場合にのみ付与されるボーナスエントリ いくつかの実施形態において、ボーナスエントリは、資金がリスク対象の場合においてのみ付与される。すなわち、リスクなしプロファイル(a=1)を採用するプレーヤーはボーナスエントリを受領しない。この例を開示するにあたって、リスクなし標準エントリの“実質コスト”を考慮することから始める。
概して、リスクなし標準エントリは、tunit/eであるコストで公表され、プレーヤーはtunit/eの資金を引き渡すことによって100%払戻可能な単一の標準エントリを購入することを許される。しかしながら、オペレータは、これらの資金を保持し続けない。むしろ、オペレータは投資収益総額であるI1 (tunit/e)(このエントリについては、a=1かつtplayer= tunit /eであることに留意されたい)を得るためにこれら資金を投資する。したがって、プレーヤーは、該リスクなし標準エントリについて実際にI1 (tunit/e)を支払い、実質コストRsは、プレーヤーの見込みから“機会コスト”に対応する意味で、以下の式によって与えられる。
Figure 2009539153
例えば、標準エントリの価格が$2(すなわち、tunit /e = 2)であり、さらにI1 = 0.01であると想定する。単一の標準エントリをa=1で販売することにより、$0.02の投資収益額に基づいて収益が得られる。したがって、標準エントリの実質コストは$0.02である。
本発明の実施例において、Rsは、特定のリスクプロファイルでのエントリ費用tplayerを提供するプレーヤーに付与されるべきエントリ(標準およびボーナス)の総数を決定するのに用いられ、その論拠は、全エントリが、リスクなし標準エントリとして、相対的出資額に関して同費用がかかるべきであるからである。すなわち、
Figure 2009539153
プレーヤーが行い得る最小の出資額は、a=1の場合(この場合、Ca=1と記される)である。すなわち、
Figure 2009539153
したがって、プレーヤーがa=1のリスクプロファイルを採用する場合において、付与されるボーナスチケットの数は(この場合、ba=1によって参照される)、以下によって与えられる。
Figure 2009539153
これにより、資金をリスクにさらさないプレーヤーがボーナスエントリを受領しないことが確認される。
bplayerに関する上記式は、“公正なポジション”を与えるものであり、これは、(少なくとも理論的には)リスク回避のプレーヤーと非リスク回避のプレーヤーが公正に取り扱われるポジションである。数値的な例としては、標準エントリの価格が$1(すなわち、e/tunit= 1)であり、I1 = I2= 0.02である場合、a=1における$1のtplayerに関するリスク対象の出資額は1.02である。このエントリによると、Rs=0.02であり、a=1におけるエントリ費用$1に対して50のボーナスエントリが得られ、合計51のエントリとなる。
いくつかの実施形態において、この公正なポジションを避けるようkが用いられ、それによりリスク回避プレーヤーまたは非リスク回避プレーヤーのいずれかが優先されるかに影響を及ぼす。したがってこの式の一般的な形態は以下の通りである。
Figure 2009539153
通常は 0.01 < k < 100 であり、より好ましくは0.01 < k < 10、または0.1 < k < 10 であり、さらに好ましくは0.5 < k < 5 である。いくつかの実施例においては、k = 1、または約k = 1とされる。
上の議論はリスクなしで販売された単一の標準エントリーを考慮することによりRsを計算することに焦点を置いているが、また、出発点として、a = 0でtunit /eの額を投資することを考慮することによって、同じ一般的な目的を達成することも可能である。
他の例 いくつかの実施形態では、与えられたエントリの総数は「リスクあり出資額」に比例している。「リスクあり出資額」はリスクあり基金(リスクあり基金とリスクあり基金自体の投資利益率)から生じる出資を示すものであり、以下の公式により与えられる:
Figure 2009539153
一方、プレーヤーに付与されるエントリの総数は公式Eplayer = splayer + bplayerにより得られるため:
Figure 2009539153
上で述べたように、与えられた標準のエントリの数は以下の公式により得られる。
Figure 2009539153
他の実施形態では、与えられるボーナスエントリの数は以下のようにリスクあり出資額に比例する:
Figure 2009539153
上記のそれぞれの例が以下の一般的な形式を利用していることを理解されたい:
Figure 2009539153
αはプレーヤーによる賞プールへの出資額に関連するパラメータ(例えば一つ以上のCplayer, Crisk, Tplayer、およびRsに基づくパラメータなど)である、そして、βは調整係数(Splayerに関連するか、ゼロのパラメータなど)である。 本発明の範囲内の他の実施形態は,この一般的な形式に基づき交互の関係を利用する。
リスクとコスト 前述で示唆したように、いくつかの実施形態では、プレーヤーはリスクとコストの様態を管理できる。そのような場合、所与のプレーヤーによって選択されたリスクプロファイルは、割り当てられる所定のエントリ数と引き換えになる単一のエントリ費用に影響を及ぼす。そのような場合においては、第1のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは、所定のエントリ費用と引き換えに所定のエントリ数を割り当てられ、2番目のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは、所定のエントリ費用より少ない費用で同じ所定数のエントリを割り当てられる。第1のリスクプロファイルは2番目のリスクプロファイルと比べて、エントリ費用のより多くの割合を払戻可能と定義する。
簡単な例として、オペレータは「リスクなしエントリ」(つまりエントリ費用の100%が払戻可能なエントリ)と「完全リスクエントリ」(つまりエントリ費用の100%がリスク対象のエントリ)を販売する。それぞれの価格でそれぞれのタイプのエントリを提供する。価格は場合によっては、所定の(場合によっては一である)エントリ数と引き換えに提供されるエントリ費用の単額を定義する。この簡単な例では、価格は、単一のエントリと引き換えに提供されるエントリ費用の単額を定義するため、所定の数を1とする。単一のリスクなしエントリより、単一の完全リスクエントリを低い価格で販売する。一般的に、この基本的な理由は、完全リスクエントリを購入するプレーヤーが、リスクなしエントリを購入するプレーヤーと比べて、賞プールへの、より大きい出資をするためである。実際に、いくつかの実施形態では、リスクなしエントリによる賞プールへの出資額は、ゼロであるか、またはそのリスクなしエントリと引き換えに提供されたエントリ費用の全てまたは幾分かにより得られた投資収益の部分 (または、他の補助的収益)から来る。
より複雑な実施形態では、より多くのエントリタイプが用いられ、1つ以上の「ハイブリッドリスクエントリ」(すなわち、ハイブリッドリスクプロファイルに対応するエントリ)を含んでいる。一般的に言えば、エントリ費用の払戻金の割合が増加するのに従って、エントリ費用と引き換えに割り当てられる共通の所定のエントリ数も増加する。
リスクプロファイルの変形に従って価格構成を実施する方法は実施形態の間で異なる。1つの方法は、完全リスクエントリによる賞プールへの出資額(税金、義務、課税、オペレータ料金、およびその他の控除の純額)を考慮し、すべてのエントリが賞プールへの同じ額を出資するように規制することである。例えば、完全リスクエントリが単価10ドルで販売される状況を考慮する。 例示するための便宜上、1ドル(10%に対応する)の投資収益が10ドルの完全リスクエントリに対し賞プールに加えられると仮定する。従って、そのエントリの出資額は11ドルである。価格構成を決定する際に、任意のエントリにおける出資額が11ドルになるよう規制を設定する。同様に、リスクなしエントリを考慮する。リスクなしエントリによる出資額は、賞プールに加えられる投資収益の一部である。従って、投資収益は11ドルであるべきである。この例に関して、投資収益がエントリ費用の10%であることに注意すると、リスクなしエントリは単価110ドルで販売されることになる。
もう一つの実施形態では、完全リスクエントリによる出資は、投資収益を除いたものと定義される。従って、例えば10ドルの完全リスクエントリの出資額は10ドルである。リスクなしエントリに対して10%の投資利益率が賞プールに加えられると仮定すると、このようなエントリは単価100ドルで販売されることになる。
いくつかの実施形態では、所定のリスク/コスト優先度プロトコルの適用に従って価格構成を変更する。例えば、上に提供された例と比べて、リスクなしエントリと完全リスクエントリの間のユニットコストにおける差異は、(リスクを嫌うプレーヤーを優先し)軽減されるか、(リスクを嫌うプレーヤーに不都合であるように)増加される。
異なるリスクプロファイルのエントリ向けに適切な価格構成を決定するために、多くの方法が、様々な実施形態にわたって実施されている。いくつかの例を以下で考慮する。また、以下のパラメータを用いる:
* a, 所与のプレーヤーの所望の払戻金の割合であり、 0 < a < 1である. 本質的には、これはリスクプロファイルを示している。特に、 a = 0 は全額リスク対象であり、 a = 1 はリスクなしである。a = 0.2の場合、エントリ費用の20%は払い戻し可能であり、エントリ費用の80%はリスク対象である。 (1- a)はリスク対象の割合であるであることを認識されたい。
* Fa=n, a = nによって定義されたリスクプロファイルにおいて、所定のエントリ数を得るためにプレーヤーが提供するエントリ費用であり、 0 < n < 1である。例えば、所定数のリスクなしエントリのエントリ費用はFa=1により与えられ、同じ所定数の完全リスクエントリのエントリ費用はFa=0によって与えられ、エントリ費用の50%がリスク対象の同所定数のエントリのエントリ費用はFa=0.5によって与えられる。簡単な例によれば、仮に1ドルで所定数のリスクなしエントリが与えられるならば、Fa=1 = 1ドルである。 いくつかの実施形態では、該所定数は1である。
* I1とI1、エントリ費用の払い戻される部分およびエントリ費用払戻し不能な部分に対する補助的な出資戦略に基づくそれぞれの純利益率。これはオペレータ料金、投資コスト、税金、課税などに起因する補助的な出資額を除くという意味で「純」戦略である。これは、賞プールへの追加のために指定される補助的な出資の一部に関するものだけである。例示のための便宜上、補助的な出資額は投資収益の形のみを取ると仮定する。しかしながら、これは例示のためのみであり、補助的な出資が完全にまたは部分的に投資収益から成る状況に限定されることを意図しないことは理解されたい。現在の例では、I1 (a.Fa=n)が、a = nの単一のエントリに対するエントリ費用の払戻部分の投資により得られる純収益を与えることが理解されよう。同様にI2.((1-a).Fa=n) は、a = nの単一のエントリに対するエントリ費用のリスク部分の投資により得られる純収益を与える。簡単な例によれば、投資戦略I1が、「ゲームの期間」の過程で投資された資金により1%の投資収益を提供する場合、I1 = 0.01である。これに関して、「ゲームの期間」は、エントリ費用が投資収益の対象となる期間、すなわち、エントリ費用の受領から賞および払戻金の分配までの間の期間である。いくつかの実施形態においては、I1またはI2のうちの1つは、ゼロである。I1かI2の値はゲームオペレータ側の適切な投資とリスク管理戦略の選択に依存するものであることを理解されよう。これは、一般的に、本開示の範囲を超える課題である。現状況では、正の投資収益を仮定する。さらに、本発明の実施形態では、線形的な投資戦略を想定するが、他の実施形態がでは非線形的な投資戦略が用いられる。例えば、安全な金融機関との固定利子預金により、または別の方法で損失に対してヘッジすることにより、オペレータは実質的に正の投資収益を保証できる。この特徴は、プレーヤーに配当可能な賞プールの合計がプレーヤーから賭けとして受領する額の合計よりも必然的に少ない従来のパリミューチュアルタイプの賭博システムとは対照的に、プレーヤー観点からは特に有益であり、魅力的な結果である。
* Ca=n, Fa=nのエントリ費用と引き換えに所定数のエントリが販売されることにより生じる賞プールへの出資額である。Ca=nは、現在の例で、危険にさらされるエントリ費用をプラスして、エントリ費用の部分で引き出された投資利益率から成る。Ca=nについて計算するために以下の公式を使用できることが理解されよう:
Figure 2009539153
* kは比例係数である。この比例係数はAがBに比例する場合に、A = kBであるという意味で使用される。比例係数を変更することによって、幾つかのゲーム特徴、(例えば、リスク回避プレーヤーか非リスク回避プレーヤー、または、このどちらでもないプレーヤーを優先するなど)に影響を及ぼす。すなわち、kは、価格構成が所定のリスク/チャンス優先度プロトコルを適用するように選択された比例係数である。
いくつかの実施形態では、価格構成は出資の平等性に基づいている。 より詳細には、採用されたリスクプロファイルにかかわらず各エントリの出資が同じであるように制限を課す。すなわち、Ca=nは nの如何にかかわらず一定である。
最初に、Fa=0と引き換えに所定数のエントリが販売される完全リスクエントリを考慮する。所定数の完全リスクエントリの販売により形成する賞プールへの出資額は以下の公式から得られる:
Figure 2009539153
単純な数値的な例としては、完全リスクエントリの所定数が$1で販売される状況を考慮する。 すなわち, Fa=0 = 1である. 例示目的のため、I1= I2 = 0.01と仮定する。これにより、以下の関係を適用する:
Figure 2009539153
この価格構成のもとでは、同じ所定数のリスクなしエントリは以下の価格で販売される:
Figure 2009539153
すなわち、リスクなしエントリはそれぞれ$101で販売される。
同様の方法で、所定のエントリ費用で所定数のエントリを販売することができ、そのエントリ費用の単額に基づき、適用されるべきリスクプロファイルを決定することが可能である。例えば、所定数のエントリが$10のエントリ費用と引き換えに販売されると仮定する:
Figure 2009539153
これにより、(約)a = n = 0.9を得る。したがって、$10のエントリの約$1分は払い戻し可能であり、$9はリスク対象である。
価格構成が出資額に基づくいくつかの実施形態では、kは、所定のリスク/チャンス優先度のプロトコルを実施するために使用される。そのような実施形態の1つでは、以下の公式が適用される:
Figure 2009539153
この一般的公式の変形式が他の実施形態で適用される。例えば、以下の公式では、Fa=nを導くにあたって、完全リスクエントリによる金利収益を考慮しない:
Figure 2009539153
他のリスク及びコストの変形例が追加的な実施形態で実施される。
リスクとリターン 「リスクとリターン」に関しては、プレーヤーによって選択されたリスクプロファイルが、そのエントリに基づいて勝った場合に得られる賞の1つ以上の特徴に影響を及ぼすため、リスクとリターンの側面をプレーヤーが制御できるようになる。例えば、いくつかの実施形態では、1つ以上の特徴は賞の価値を含み、より高価な賞を獲得するためにより高いリスクを冒す機会をプレーヤーに与える。すなわち、第一のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは、所定のエントリ費用と引き換えに第1の額を有す賞を獲得することができ、そして、第2のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは、同じ所定のエントリ費用と引き換えに、第2の額を有す賞を獲得することができる。ここで、第2の額は第1の額よりも大きく、第1のリスクプロファイルが、第2のリスクプロファイルと比べて、エントリ費用のより多くの割合を払戻可能と定義する。
いくつかのリスクとリターンスタイルの実施形態は、2つの異なったリスクプロファイル間で選択することにより、2つの異なったカテゴリの賞においてプレーする機会をプレーヤーに提供する。説明の便宜上、これらの賞のカテゴリを「第1の賞」、および「第2の賞」として説明する。以下の説明において理解されるように、第1の賞は一般的に第2の賞よりも高価であることを意図する。しかしながら、いくつかの実施形態の変形例においては、これは適用しない。いくつかの実施形態においては、第1の賞は第2の賞をその一部として含む。予示するならば、リスクなしプロファイルを選ぶプレーヤーは、払戻可能なエントリ費用の単額に基づくエントリ数で、第2の賞に対する賭けの一つ以上のリスクなしエントリを割り当てられる。同様に、完全リスクプロファイルを選ぶプレーヤーは、払戻可能なエントリ費用の単額に基づくエントリ数で、第1の賞に対する賭けの一つ以上の完全リスクエントリを割り当てられる。この線に沿った例を(1つの実施形態におけるプール分配結果を図式的に示す)図8Bに示す。
図8Bの例は賞プール/リターンプール850を例示する。プール850は、第1の賞、第2の賞、および払戻金の資金を供給するのに使われ、実質上、(必要に応じてエントリ費用を払い戻すための)払戻プール851及び賞プールを含み、賞プールは、エントリ費用の賞部分852および投資純収益809により形成される。 賞部分852および投資収益809を合わせて第1の賞と、第2の賞とに資金を供給する。
第1の賞および第2の賞に資金を供給する賞プールの割合は、実施形態の間で異なり、所定の比例関係が第1の賞と、第2の賞との間に存在するように選択されることが好ましい。図8の中で図式的に例示されるように、第1、第2の賞各々はエントリ費用賞部分852と投資純収益809の一部によって資金を供給される。この割合は同じである必要はなく、第1、第2の賞の間に所望の価値関係を提供するように適当な割合が選ばれる。例えば、場合によっては、第2の賞は投資収益809の一部のみによって資金を供給される。
一実施形態に従い、図8Aのシステムに関する賭博活動を提供するための例示的な方法900を図式的に図.9に例示する。概要では、901でエントリ費用と選択されたリスクプロファイル(この例においては、完全リスクまたはリスクなしのどちらか)を示したデータを受領する。本例の説明を単純にするために、エントリ費用は単一のエントリと交換されると仮定する。しかしながら、他の実施形態では、そのエントリ費用と引き換えに異なる所定数のエントリが割り当てられる。完全リスクプロファイルが選択された場合、方法はステップ902に進む。 リスクなしプロファイル選択された場合、方法はステップ912に進む。
ステップ903では、該エントリが勝ちエントリであるか否かを決定する。該エントリが勝ちエントリである場合、方法は904へ進み、プレーヤーは第2の賞に対する賭けの勝ち額を付与される。さもなければ、エントリが勝ちのエントリでない場合には、方法は905へ進み、プレーヤーはエントリ費用を払い戻される。
ステップ913では、エントリが勝ちエントリであるか否かを決定する。該エントリが勝ちエントリである場合、方法は914へ進み、プレーヤーは第1の賞に対する賭けの勝ち額を付与される。さもなければ、エントリが勝ちのエントリでない場合、方法は915へ進み、プレーヤーには何も付与されない。
図9においては、完全リスクとリスクなしプロファイルのみが考慮されるが、類似した実施形態においては、このいずれか1つ、または両方のリスクプロファイルに加えて1つ以上のハイブリッドリスクプロファイル、または、2つ以上の異なったハイブリッドリスクプロファイルを使用することを理解されたい。
例示されるように、図9は、第2の賞と関連して勝ち結果を決定するための第1の副次的活動、および第1の賞と関連して勝ち結果を決定するための第2のサブ活動を賭博活動が含むことを意味する。しかしながら、いくつかの実施形態では、これらの副次的活動は実質上同じ活動である。
図8Bと図 9の実施形態に基づくいくつかの数値的な例を考慮する。これらは、説明の便宜上のみ提示されるものであり、これらに限定されるものではない。特に、発明の他の形態と同様に、投資収益は単に補助的な出資の1つ形態であり、他の実施形態においては、オペレータによる出資やマーケティング情報の交換から得られる第三者の出資などの、他の形の補助的な出資が追加的に、または代わりに使われることを理解されたい。
1つの例においては、リスクなしエントリ(100%払戻可能)とリスクありエントリ(リスク100%)を許容する2つのリスクプロファイルがある。これらのエントリがそれぞれ$1の価格で販売される。1個の第1の賞、および1個の第2の賞がある。さらに、第2の賞と、第1の賞との額はそれぞれ、リスクなしエントリとリスクありエントリの販売による賞プールへの出資額に関連する。投資戦略は10%の収益を提供するとされ、この収益の10%は投資コストと管理料金のためのものである。
特定のイベントに関して、各エントリタイプをそれぞれ50,000販売することにより、$100,000の投資資金がもたらされる。これは、$9,000が配当プールに提供される部分である$10,000の投資収益を発生させるために投資される($1,000は投資コストと管理料金のためのものである)。 従って、総配当プールは$109,000である。このうち、$50,000は、リスクなしエントリに対して払い戻されることになるため、払戻プールのためのものである。残りの$59,000は賞プールのためのものである。この賞プールにおいて、リスクなしエントリによる出資額は合計$4,500 (投資ベースの賞部分の半額)になり、リスクありエントリからの出資額は合計で$54,500 (投資ベースの賞部分の半分およびリスクありエントリ費用)になることを理解されたい。それぞれのリスクなしエントリにより$4,500を獲得する相対的確率は1/50,000であり、それぞれのリスクありエントリにより5万4500ドルを獲得する相対的確率は1/50,000である。別の変形例では、全エントリが、単一の賭けに結合されるものの、賞を獲得するための評価基準それぞれのリスクプロファイルに関連しているゆえ、それぞれのリスクなしエントリにより$4,500を獲得する相対的確率は1/100,000であり、それぞれのリスクありエントリにより$54,500を獲得する相対的確率は1/100,000である。
別の例では、リスクなしエントリとリスクありエントリがそれぞれ1ドルで販売される。前記同様、1個の第1の賞と1個の第2の賞がある。さらに、投資戦略により10%の収益が得られるとされ、この90%が配当プールに加えられ、10%は投資コストと管理料金のためのものである。しかしながら、この例では、第2および第1の賞は相対的出資率に関連せず、むしろ以下のように定義される:
* 第2の賞には、配当プールに加えられた投資純収益の半分の額と等しい価値がある。すなわち、第2の賞は投資純収益の45%に等しい。
* 第1の賞には、配当プールに加えられた投資純収益の半分にリスクエントリ費用を加えた額と等しい価値がある。
特定のイベントに関して、90,000のリスクなしエントリおよび10,000のリスクありエントリを販売し、$100,000の投資資金を得る。これにより、$10,000の投資収益が生じ、この中から$9,000の純額が配当プールに提供される。従って、総配当プールは109,000ドルであり、この中の50,000ドルは払戻プールのためのものであり、59,000ドルは賞プールのためのものである。それぞれのリスクなしエントリにより第2の賞($4,500)を獲得する相対的確率は1/90,000であり、それぞれのリスクありエントリにより第1の賞(5万4500ドル) を獲得する相対的確率は1/10,000である。別の変形例においては、全エントリが単一の賭けに結合されるが、勝ちの場合に賞を得るための評価基準はそれぞれのリスクプロファイルに関連するため、それぞれのリスクなしエントリにより$4,500を獲得する相対的確率sは1/100,000であり、それぞれのリスクありエントリにより$54,500を獲得する相対的確率は1/100,000である。
別の例では、同様に、それぞれ$1の価格でリスクなしエントリとリスクありエントリを販売する。更に同じように、1個の第1の賞と1個の第2の賞がある。投資戦略は、10%の投資収益を提供するとされ、 その90%が配当プールに加えられ、10%は投資コストと管理料金のためのものである。この例では、第2の賞および第1の賞は以下のように定義される:
* 第2の賞には、賞プールの25%と等しい価値がある。
* 第1の賞には、賞プールの75%と等しい価値がある。
特定のイベントと関連して、90,000のリスクなしエントリを販売し、10,000のリスクありエントリを販売して、$100,000の投資資金を得る。これを投資することにより、$10,000の投資収益が生じ、このうち$9,000は配当プールに提供される。従って、配当プールの総額は$109,000である。このうち、$50,000は払戻プールのためのものであり、$59,000は賞プールのためのものである。それぞれのリスクなしエントリにより第2の賞($14,750)を獲得する確率は1/90,00であり、それぞれのリスクありエントリにより第1の賞(4万4250ドル)を獲得する確率は1/10,000である。
別の実施形態では、第2の賞は賞プールの10%と等しい価値を持っている、そして、第1の賞には、賞プールの90%と等しい価値がある。さらなる実施形態では、他のパーセンテージが用いられ、勝ち結果の場合の潜在的な収入の適切な誘因となるよう、異なったリスクプロファイルをプレーヤーに提供することを一般的な目的とする。これは、ある程度は、マーケティングの演習問題であることが理解されよう。
上記の例は、一個の第1の賞および一個の第2の賞のためのものであるが、他の実施形態においては、多数の階層化された第1の賞および/または第2の賞がある。例えば、1つの実施形態では1番目、2番目、3番目と階層化された第1の賞、および1番目、2番目、および3番目と階層化された第2の賞を提供する。一般に第2の賞より第1の賞はより大きい価値有すことを意図しているが、複数の価値階層型の第1および第2の賞がある実施形態においては、それぞれの第1の賞が、すべての第2の賞より大きい価値を有する必要はない。さらに、貨幣以外による支払の場合では、個々のプレーヤーは、異なったタイプの賞に異なった主観的価値を置くことができる。
リスクとリターンの上記例においては、2つのリスクプロファイルだけが利用可能であると仮定したが、いくつかの実施形態では、いくつかのリスクプロファイルを追加的に利用可能にする。実際に、いくつかの実施形態では、獲得可能な賞の最大値はリスク対象のエントリ費用の割合に直接関連し、それは、さらにオペレータおよび/またはプレーヤー側のより精密な選択性に依存してもよい。そのような一実施形態は以下で述べる図10の方法1000によって提供される。
方法1000に関しては、単一エントリ費用あたり1セットのエントリを販売するものであり、プレーヤーはリスクプロファイルをリスク範囲の下限である(勝ちなしの場合においては全額が払い戻される)0%リスクなしから、リスク範囲の上限である(勝ちなしの場合においては払戻額ゼロである)100%完全リスクの範囲から選択する。ステップ1001においてエントリ費用および選択されたリスクプロファイルを示したデータを受領する。投資収益はステップ1002で得られる。他の実施形態では、代替的な補助的収益が資産収益とともに、または、これに代わって用いられることに注意されたい。
賞プールは、標準の賞プールとボーナス賞プールを含むように概念的に構成される。この特定の実施形態では、投資収益はステップ1003で標準の賞プール($A)を定義するのに使用され、そして、エントリ費用のリスク部分は、ステップ1004でボーナス賞プール($B)を定義するのに使用される。いくつかの実施形態では、これらの賞プールを定義するために代替的方法が使用される。例えば、1つの実施形態では、ボーナス賞プールはリスクあり100%以下のエントリ費用によって定義される。
賭博活動終了の際に、単一の勝ちエントリがステップ1005で特定される。1006で、勝ちエントリに関連したプレーヤーに賞を与える。特に、賞は標準の賞プールの全体、およびリスクに置かれたエントリ費用の割合分に対応するボーナスの賞プールの割合分を含む。例えば、プレーヤーがリスクエントリ費用の半分をリスクに置いて、結局勝った場合、標準の賞プールの全体、およびボーナス賞プールの半分が該プレーヤーに与えられる。この場合、各エントリにより、採用されたリスクプロファイルにかかわらず同じ相対的確率で賞を勝ち取ることができ、賞の価値のみが変化する。すなわち、100%払戻リスクプロファイルに基づいて置かれたエントリは0%払戻リスクプロファイル、またはいかなる他のプロファイルと同じ賞を得る相対的確率を有す。
勝ちエントリが、エントリ費用の100%をリスク対象とする条件で置いた場合を除いて、賞の配当後のボーナス賞プール内には残余額があるのが理解されよう。 本例では、この残余額は、ステップ1008で、ボーナス賞プールへの出資額に従ってプレーヤーへ分配される。特に、以下により各エントリは払い戻される:
* エントリ費用の払戻可能な部分。
* エントリ費用のリスク対象の部分。この部分は勝ちエントリに対して置かれたリスクにさらされたエントリ費用の割合の逆数である。すなわち、勝ちエントリが0%のリスクにさらされている場合は、すべてのエントリ費用のリスク部分は完全に払い戻される。他方では、勝ちエントリが100%のリスクさらされている場合は、いかなるエントリ費用のリスク部分の払戻もない。勝ちエントリが60%のリスクに置かれた場合は、エントリ費用のリスク部分の40%が払い戻される。
このような実施形態の数値的な例を考慮する。この例では、それぞれ$100のエントリ費用でエントリを販売する。標準の賞プールは、投資収益の賞部分と等しく、ボーナス賞プールはすべてのエントリ費用の払戻し不可能な部分と等しい。さらに、ボーナス賞プールの残余部分は、プレーヤーのボーナス賞プールへの出資額(または、該プレーヤーに代わってなされた概念的な出資額)に従って、複数のプレーヤー内で分配される。投資戦略が10%のリターンを提供すると仮定し、この90%は標準の賞プールを形成し、10%は投資コストおよび管理料金のためのものであるとする。
特定のイベントにおいて、1,000のエントリを販売することにより、$100,000の投資資金が発生するとする。$10,000の資産収益が発生し、$9,000の標準の賞プールを形成する。例示のために、以下のリスクプロファイルに応じてエントリを置く:
* 500のエントリを0%リスク(100%払戻可能)で販売する。これらはボーナス賞プールに寄与しない。
* 200のエントリを10%リスク(90%払い戻される)で販売する。これらはボーナス賞プールに2,000ドルを寄与する。
* 200のエントリを50%リスク (50%払い戻される)で販売する。これらはボーナス賞プールに1万ドルを寄与する。
* 50のエントリを80%リスク(20%払い戻される)で販売する。これらはボーナス賞プールに4,000ドルを寄与する。
* 50のエントリを100%リスク(0%払い戻される)で販売する。これらはボーナス賞プールに5,000ドルを寄与する。
したがって、ボーナス賞プールは合計で$21,000になる。
例示のために、勝ちエントリが10%リスク(90%払い戻される)で置かれたと仮定する。すると、プレーヤーは$9,000の標準の賞プールに加えてボーナス賞の10%-$2,100を獲得する。従って、賞の総額は$11,100になる。
この例では、ボーナス賞プールに$18,900の残余額があり、これはエントリの相対的寄与率に従って、払戻額としてエントリの間で分配される。賞がボーナス賞プールの10%を取り去ったため、エントリ費用のリスク部分の90%が払い戻されたことを理解されたい。より詳細には:
* 10%リスク(90%払い戻される) に基づいて販売されたエントリそれぞれに$9が払い戻される。
* 50%リスク(50%払い戻される) に基づいて販売されたエントリそれぞれに$45が払い戻される。
* 80%リスク(20%払い戻される) に基づいて販売されたエントリそれぞれに$72が払い戻される。
* 100%リスク(0%払い戻される) に基づいて販売されたエントリそれぞれに$90が払い戻される。
この方法により、プレーヤーがリスク対象とした金額の払戻を受けることが可能であることが理解されよう。払戻を受ける確率および払戻の額は、賭博活動にわたるプレーヤーによるリスク選択に依存する。
上記の例では、ボーナス賞プールの残余額をプレーヤーに払い戻すが、他の実施形態では、この残余額は、ジャックポットとして繰り越しにされるか、賭博管理者が受け取るか、または1つ以上の副賞として、一人以上のプレーヤーに分配される。
さらなる実施形態においては、標準とボーナス賞プールの間における他の配分方法が使用される。例えば、一態様では、標準の賞プールとボーナス賞プールは、事前に定義された割合で維持される。
いくつかの方法の組み合わせ 前述したように、このカテゴリは、リスクおよびチャンス、リスクおよびコスト、リスクおよびリターンのうちの2つ以上の組み合わせである。方法の組み合わせに関して、以下で、いくつかの例を考慮する。
* いくつかの実施形態では、第1のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは所定のエントリ費用と引き換えに所定数のエントリを割り当てられ、第2のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは前記所定のエントリ費用より低い費用と引き換えに同じ所定数のエントリを割り当てられ、第1のリスクプロファイルは、第2のリスクプロファイルと比べてエントリ費用のより大きい割合を払戻可能として設定する。第1のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは特定のエントリ費用と引き換えに第1の額を有す賞を獲得することができ、第2のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは同じ所定のエントリ費用と引き換えに第2の額を有す賞を獲得することができる。例えば、1つの実施形態では、「ボーナスエントリ」が、標準のエントリとは異なった賞に対して競争する。
* いくつかの実施形態では、第1のリスクプロファイルに関して、所与のプレーヤーは所定のエントリ費用と引き換えに所定数のエントリを割り当てられ、第2のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは前記所定のエントリ費用より低い費用と引き換えに同じ所定数のエントリを割り当てられ、第1のリスクプロファイルは、第2のリスクプロファイルに比べてエントリ費用のより大きい割合を払戻可能として設定する。第1のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは、所定のエントリ費用と引き換えに所定数のエントリを割り当てられ、第2のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは、同じ前記所定のエントリ費用に対してより多くのエントリを(すなわち、チャンスを)割り当てられる。
* いくつかの実施形態では、第1のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは所定のエントリ費用と引き換えに所定数のエントリを割り当てられ、第2のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーには、前記所定のエントリ費用より低い費用と引き換えに同じ所定数のエントリを割り当られ、第1のリスクプロファイルは、第2のリスクプロファイルと比べてエントリ費用のより大きい割合を払戻可能として設定する。第1のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは所定のエントリ費用と引き換えに第1の額を有す賞を獲得することができ、第2のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは同じ所定のエントリ費用と引き換えに第2の額を有す賞を獲得することができる。
* いくつかの実施形態では、第1のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは所定のエントリ費用と引き換えに所定数のエントリを割り当てられ、第2のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーには、前記所定のエントリ費用より低い費用と引き換えに同じ所定数のエントリを割り当られ、第1のリスクプロファイルは、第2のリスクプロファイルと比べてエントリ費用のより大きい割合を払戻可能として設定する。第1のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは所定のエントリ費用と引き換えに第1の額を有す賞を獲得することができ、第2のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは同じ所定のエントリ費用と引き換えに第2の額を有す賞を獲得することができる。第1のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは、所定のエントリ費用と引き換えに所定数のエントリを割り当てられ、第2のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーは、同じ前記所定のエントリ費用に対してより多くのエントリを割り当てられる。
様々な実施形態において、広範囲にわたる可能性によりこれらの方法の組み合わせを実施できることが理解されよう。
払戻可能なヘッジ いくつかの実施形態では、リスクプロファイルの概念を用いて、第2のヘッジエントリが物理的若しくは概念的に従来の第1のエントリに関連付けられた(「ステープルで留められた」)賭博活動を提供する。これにより、プレーヤーは、追加的なリスクを負う必要なく、勝ちまたは収入を得るためのより有利な見通しを得る。上述された実施形態と同様に、プレーヤーは提供するエントリ費用に対するリスクプロファイルを選択し、リスクプロファイルは所定の評価基準に基づいてエントリ費用の払戻可能な割合と、エントリ費用のリスク対象の相補的な割合を定める。一般的な概念としては、本例に関しては、エントリ費用のリスク割合は第1のエントリと交換され、エントリ費用の払戻可能な割合は、第1のエントリに対して「ヘッジ」されている1つ以上の第2のエントリと交換される。「ヘッジ」されている、とは、第1のエントリが勝ちのエントリであると特定されない場合に、第2のエントリが勝ちのエントリであると特定される権利を有することを意味する。反対に、第1のエントリが勝ちのエントリであると特定された場合には、第2のエントリは勝ちのエントリとして特定される対象からは除かれる。これは、第1のエントリまたは賭けに含まれない結果の1つ、幾つか、または全てを包含するものであるため、場合によっては「逆の賭け」と呼ばれる。すなわち、第1のエントリに対する勝ちのイベントと、1つ以上の第2のエントリの勝ちイベントと、は互いに排除的である。ここでは、2つの主なカテゴリのヘッジを考慮する:
* 「部分的なヘッジ」:第1のエントリが勝ちエントリであると特定された場合、1つ以上の第2のエントリが勝ちエントリであると特定されてもよいが、これらの1つ以上の第2のエントリが勝ちエントリであると特定される保証はないというもの。
* 「完全ヘッジ」:第1のエントリが勝ちのエントリであると特定された場合、1つ以上の第2のエントリが勝ちエントリであると特定される。すなわち、プレーヤーは、該プレーヤーのエントリの少なくとも1つは、勝ちエントリであることが保証される。
いくつかの実施形態では、これらのカテゴリの1つだけが考慮される。
しかしながら、賭博オペレータは、このどちらかまたは両方を利用可能にしてもよいことは理解されよう。
払戻可能なヘッジの概念は、「固定賭け率」を背景に考慮することが便利であり、以下ではこの点により考慮する。しかしながら、他の実施形態が、固定賭け率のカテゴリの賭博活動に限られるものでなく、この一般概念は広い範囲の状況における多種多様な賭博活動に適用されるものであることは理解されよう。
従来の固定賭け率賭博活動では、賭博オペレータは複数のイベント結果を定義し、プレーヤーはこれらの結果に賭ける。従来、賭博オペレータは「配当性向」(一般に「賭け率」と呼ばれる)を各結果に設定する。例えば、最初のチーム Aが2番目のチームBと競争するスポーツ競技においては、オペレータはチーム Aが勝つ場合を1つのイベント結果として定め、チーム Bが勝つ場合を別のイベント結果として定める。場合によっては、引き分けをさらなる結果として定める。プレーヤーは、各イベント結果に対し配当性向を与えられる。例えば、所与のプレーヤーはチーム Aの勝ちに対し5:1が与えられる。チーム Aが勝つ場合、この結果に金額を賭けたプレーヤーは、賭けた金額の5倍の額を受領する。(すなわち、1ドルの賭けに対し5ドルの収益がある)。
リスクプロファイルにおいては、第1のエントリは基本的には従来の固定賭け率賭け(完全リスク)である。すなわち、エントリ費用が、プレーヤーによって選択されるリスクプロファイルおよびイベント結果に基づいて置かれる。イベント結果は賭博オペレータによって事前に設定される配当性向に関連する。選択されたイベント結果が勝ちイベント結果である場合は、リスク対象のエントリ費用の割合と、配当性向とに基づいて、プレーヤーに第1の賞が与えられる。
エントリ費用の払戻可能な部分は1つ以上の、部分的または完全にヘッジされた第2のエントリと交換される。第2のエントリが勝ちのエントリであると特定された場合には、プレーヤーに第2の賞が与えられる。本実施形態では、第2の賞は実質的にパリミューチュエル方式による。すなわち、第2の賞は「配当性向」などにかかわらず、勝ちプレーヤーの中で賞プールの分配をすることにより提供される。1つ以上の第2のエントリが、エントリ費用の払戻可能な部分と引き換えに割り当てられることに注意して、第2のエントリが勝ちエントリとして特定されない場合は、プレーヤーがその第2のエントリ対するエントリ費用を払い戻されることが理解されよう。
以下の表は、払戻ヘッジによる1つの実施形態におけるいくつかの可能な結果を示す。
Figure 2009539153
割り当てられた第2のエントリの数は実施形態の間で異なる。いくつかの実施形態では、その数は所定であり、エントリ費用の払戻可能な割合の額に関連しない。他の実施形態では、第2のエントリの数はエントリ費用の払戻可能な割合の額に比例している。
第2の賞の少なくとも一部は、第2の賞プールによって資金を寄与される。特定の実施例では、一般的な方法として、補助的収益を発生させ、補助的収益の少なくとも一部に相当する額を第2の賞プールに加えて、各々のプレーヤーにエントリ費用の払戻可能な割合を払い戻し、所定の賞分配プロトコルに従って第2の賞プールを勝ちの第2のエントリを割り当てられたプレーヤーの中で分配することを含む。いくつかの実施形態では、補助的収益を発生させることは、エントリ費用の少なくとも一部を投資手順に出資することにより、投資収益の形で補助的収益を発生させることを含む。しかし、他の実施形態においては、補助的収益は、投資手順からのみではなく、第三者またはオペレーターから、マーケティングの相互やりとりまたは他の要因に基づいて得られてもよい。まだ他の実施形態では、このような補助的収益はなく、エントリ費用の一部により異なった賞プールが単に作成される。
各々の第2の賞は、所与のプレーヤーにおいては、該プレーヤーのエントリ費用の払戻可能な割合より大きい価値を有すると仮定される。いくつかの実施形態では、これは、すべての権利のあるプレーヤーに必須の払戻金額を払い戻し、勝ちの第2のエントリを有すプレーヤーに補助的純収益の一部または全てを分配することによって、実質的に達成される。いくつかの実施形態には、補助的純収益へのプレーヤーの出資と、該プレーヤーが獲得できる第2の賞の額との間に関係がある。
ヘッジによる重要な効果は、ここに説明されるように、事後的に、プレーヤーは、より大きいエントリ費用を提供することによって、該プレーヤーの負担のレベルに応じてよりより良い賭け率を受けることができることである。一般的な概念では、配当性向はエントリ費用のリスク対象の部分に適用するとされるが、所与のプレーヤーの最大の負担は、場合によってはエントリ費用のリスク対象の部分より少ない。特に、いくつかの実施形態においては、勝ちでない第1のエントリにおいては、プレーヤーはエントリ費用の払戻可能な割合より大きい額の第2の賞を受領する。
いくつかの実施形態において、この重要な結果によれば、より大きなエントリ費用の額と引きかえに、プレーヤーがより高い配当性向または賭け率を与えられる。場合によっては、これは、第2の賞の額があらかじめ計算されるように賭博活動を構成することを必要とする。例えば、1つの実施形態では、プレーヤーよって獲得できる第2の賞の額は予想された補助的収益にエントリの払戻可能な割合を加えたものと等しい。
いくつかの実施形態では、プレーヤーは、完全ヘッジに基づいて、より大きいエントリ費用の額と引き換えにより高い配当性向が与えられ、「損失」してもよい最大の額に相当する「最大の負担」を選択する。 (利益または損失は収入からエントリ費用を引くことによって計算され、負の結果は損失を示す)。この最大の負担は、ここに記載のリスクプロファイルにおいては「リスク対象のエントリ費用の割合」より少ない。(第1のエントリが勝ちエントリでない場合は、プレーヤーはエントリ費用の払戻可能な割合と、このエントリ費用に基づく予想出資額と、を受領する。) しかしながら、配当性向は、リスク対象のエントリ費用の割合(単額における)に適用される。 よって、総エントリ費用を上げることによって、同じ最大の負担に対してより高い配当性向を提供することが可能である。
数値的な例として、5:1の配当性向がイベント結果のために定義されると仮定する。さらに、予期された補助的収益へ出資が、所与のプレーヤーが提供した総エントリ費用の10%であるとさらに仮定する。例のために、プレーヤーは最大負担$10に基づいて参加を希望するとする。
プレーヤーが10ドルのエントリ費用を提供し、賭けに負けた場合、プレーヤーは何も受領しない(プレーヤーは、賭け量/最大負担である10ドルを失う)。第2の賞はなく、第2のエントリは割り当てられない。 従って、プレーヤーは第1のエントリと$10を交換し、ここで、エントリ費用のリスク割合は$10 (100%)であり、 第1のエントリが勝ちエントリである場合に、5:1の配当性向に従ってプレーヤーは50ドルを獲得する。
プレーヤーは、同じ最大の負担評価基準に基づいて$100のエントリ費用を提供し賭けに負けた場合、$90を受領する(同様にして、プレーヤーは、賭け量/最大負担10ドルを失う)。この$90は、10%予期された出資に基づいて、10ドルの補助的収益を含んでいる。従って、エントリ費用の$80が概念的に第2のエントリと交換されたと推論される。$20が第1のエントリと交換されたことになるため、エントリ費用のリスク割合は20ドルである。この$20は第1のエントリが勝つ場合において5:1の配当性向の対象になるため、プレーヤーは第1のエントリに基づいて$100を獲得することができる。
この方法論によると、以下のオプションをプレーヤーに提示することができる:
* $10のエントリ費用に基づいて$10賭ける。 5:1の配当性向を提供する。 最大の勝ちは$50である。 最大の損失は$10である。 これは従来の固定賭け率賭けであると認識される。
* $100のエントリ費用に基づいて10ドル賭ける。 10:1の配当性向を提供する。 最大の勝ちは$100である。 最大の損失は$10である。
コンピュータシステムを、上述の論理に従って作用するように構成することによって、単に所定のレベルの総エントリ費用を必須とすることで、特定のイベントおよび賭けにおいて実質的に無数の配当性向をプレーヤーに提供できることが理解されよう。
そのような実施形態においては、大抵の場合プレーヤーに第2のエントリの存在を知らせず、第2のエントリはバックグラウンドのメカニズムとして作動する。しかしながら、第2のエントリをプレーヤーに知らせる場合の方法はマーケティングの演習問題であることが理解されよう。
代替の実施形態では、プレーヤーは、提供する所定のエントリ費用の単額に対してより大きな割合をリスクさらすことにより(またはリスクにさらす誘因として)、同じ単額を提供した他のプレーヤーよりも、良好な配当性向または賭け率を提供されるようにしてもよい。
ハードウェア/ソフトウェア実装 上述の開示の大部分においては方法の形を取る実施形態に焦点を合わせたが、本発明の様々な実施形態がハードウェアとソフトウェアの様々な組み合わせにより、技術的に実装されることを理解されたい。 これらのいくつかを以下で考慮する。
図 11Aはシステム1100の形態として、賭博活動を供給するシステムを例示する。 システム1100は賭博管理サーバ1101を含む。この賭博管理サーバは、メモリ・モジュール1106および通信インタフェース1107に連結するプロセッサ1105を含む。
メモリ・モジュール1106は、プロセッサ1105上で実行されることでサーバ1101に様々な(これらに限定されるものではないが、本明細書で説明された1つ以上の)方法を実行させるソフトウェアコード1106を保持するように構成されている。
「通信インタフェース」または「インタフェース」という用語は、(イーサネット(登録商標)インタフェース、もしくは他の有線または無線ネットワーク・インターフェースなどの)ネットワーク・インターフェース、モデム、サーバ1101と別の処理プラットホームとの間の通信を可能にする他のインタフェース、キーボードなどの入力/出力装置からデータを受領するか、またはこれらにデータを供給するための(直列、または並列)ポート、スキャナ、ならびにプリンタなどの1つ以上を含むコンポーネントまたはコンポーネントの集団を含むように広く解釈されるべきである。
例示したように、サーバ1101はエントリデータベース1110と連結されている。 本例に関しては、このデータベースは単一のコンポーネントとして例示されているが、代替の実施形態では、複数の分散されたコンポーネントによって定義され、オプションとしてサーバ1101などの1つ以上のサーバのメモリ・モジュールを含んでいる。
図11Bに例示されているようないくつかの実施形態において、複数のその他または同様のサーバ1101は、一般のデータベース1110に連結している。例えば、データベース1110を中心的な位置に設け、サーバ1101を分散した位置に設ける。
データベース1110は、様々な実施形態においては、以下で示したデータの1つ以上の面を含むエントリトランザクションを示したデータを保持する。
* 受領したエントリ費用を示すデータ。これはエントリ費用の額を示したデータ、およびオプションとしてそのエントリ費用に対応する資金が格納されている位置(例えば、銀行口座など)を示したデータ、および/またはエントリ費用の支払方法を示したデータなどを含む。
* エントリ費用に関連したリスクプロファイルを示すデータ。上述したように、少なくともいくつかの実施形態では、エントリ費用は、リスクプロファイルの選択を条件としてプレーヤーが提供する。リスクプロファイルはエントリ費用の払戻可能な割合およびリスク割合を定義する。
* エントリ費用を提供したプレーヤーを示すデータ。いくつかの実施形態では、プレーヤーは、賭博に関連するトランザクションに用いられる識別子を割り当てられる。例えば、1つの実施形態では、この識別子は、例えばバーコードかRFIDタグの形として、ポイントカードに含まれる。
* エントリ費用と引き換えにプレーヤーに割り当てられた1つ以上のエントリを示したデータ。いくつかの実施形態では、各エントリは、(宝くじやラッフルなどで勝ちエントリを特定するためにオプションとして使用される)唯一の識別子を付与される。いくつかの実施形態では、所定のエントリ費用に対してプレーヤーに割り当てられた1つ以上のエントリに共通の識別子を付与する、例えば、プレーヤーは、チケット識別子を含む、仮想的または物理的な「チケット」を付与される。エントリ識別子および/またはチケット識別子は、以下でさらに説明されるように、関連するプレーヤーにより賞および/または払戻金を回収するために事後使用される。
* エントリ費用および/または割り当てられたエントリに関連する特定の賭博活動を示したデータ。
このデータの種々な側面は、インタフェース1107を介して受領され、および/またはサーバ1101によって(例えばインタフェース1107を介して受領されたデータに応じて)定義される。 いくつかの実施形態では、エントリ割り当てはサーバ1101で起こり、他の実施形態では、エントリ割り当ては、例えばプレーヤーにエントリが販売される小売業者ターミナルなどの、別の場所で起こる。
図11Cは、サーバ1101が販売ターミナル1131および回収ターミナル1141と連結されている実施形態を例示する。 いくつかの実施形態では、これらは単一のターミナルとして統合されている。
例示するように、ターミナル1131はプロセッサ1132、通信インタフェース1133および(ソフトウェアコード1135を保持する)メモリ・モジュール1134を含む。また、チケット・プリンタ1136はプロセッサ1132と連結している。
概して、プレーヤーは、賭博活動における1つ以上のエントリを購入するために、ターミナル1132とやりとりをする。いくつかの実施形態では、これは直接的なやりとりであるが、他の実施形態では、端末オペレータがプレーヤーを代表してターミナル1132とやりとりをする間接的なやりとりである。プレーヤーは、エントリ購入の対象の賭博活動およびリスクプロファイルなどの情報を提供する。また、プレーヤーはオプションとして現金または電子/カード支払いの形でエントリ費用を提供する。エントリ費用は、直後または指定された期間後(例えば、毎日)に賭博オペレータによって指定された口座に直接的または間接的に振り込まれる。一旦エントリ費用が提供されると、プレーヤーは、エントリ費用の単額と選択されたリスクプロファイルに基づいて、1つ以上のエントリを割り当てられる。エントリの割り当ては、場合によっては、ターミナル1131において実行された処理に基づいていて、他の場合では、ターミナル1131により提供されたデータに基づいてターミナル1101で実行された処理に基づいている。本例では、エントリを示したデータはプリンタ1136を介して(領収書を含んでもよい)チケットに印刷される。 いくつかの実施形態では、このチケットは割り当てられたエントリに対応するチケット識別子および/または1つ以上のエントリ識別子を有す。本例では、この情報はチケットに印刷されたバーコード(例えば2次元または3次元のバーコードなど)から導き出せる。
例示されるように、ターミナル1141はプロセッサ1142、通信インタフェース1143、および(ソフトウェア命令コード1145を保持する)メモリ・モジュール1144を含んでいる。 また、バーコードスキャナ1146はプロセッサ1142と連結されている。概して、1つ以上のエントリを回収するために、プレーヤーは、スキャナ1146によって得られる関連識別子(または、複数の識別子)を有すバーコードを含むチケットを提供する。 そしてスキャナ1146は、読まれたバーコードが勝ちエントリのいずれかを示しているか決定するために、クエリを実行する。場合によっては、これはサーバ1101との通信を必要とする。 適切な賞および/または払戻金をプレーヤーに提供する。場合によっては、これらは現金により、または場合によっては、さらなるチケット、もしくは提示することによってまたは未来の所定の時間において現金やチェックに交換可能である資格を示す他のものを介して提供される。さらなる場合においては、プレーヤーは賞/払戻金が届けられるべき(実際の住所や銀行口座などの)位置を指名する。 場合によっては、プレーヤーは、賞/払戻金が指定された銀行/クレジットカード口座に入れられるよう手配する。
いくつかの実施形態では、回収処理は自動化されている。 例えば、プレーヤーはユーザアカウントを作るように促され、このアカウントには賞/払戻金を入れる銀行口座の詳細を含み、口座への入金は自動的に起こる。
いくつかの実施形態では、ターミナル1131および1141のどちらかまたは両方の一般的な機能の一部または全てがパーソナルコンピューティングプラットフォーム(デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、携帯電話、PDA、ゲーム機、または他のプラットホームなどの)においてプレーヤーに提供される。このような実施形態のいくつかでは、たとえばインターネット上のウェブサイトなどにアクセスすることによりエントリを購入する。例えば、これはウェブブラウザによって提示されるウェブページによって提供される選択インタフェースにおいてリスクプロファイルを選んで、オンライン支払い手順に従いエントリ費用を提供するなどによって行なわれる。他の実施形態では、プレーヤーはブラウザーに基づく方法の代替方法として独立的ソフトウェアをダウンロードする。
いくつかの実施形態では、エントリは(例えばインターネットにおいてアクセス可のウェブサイトを介す)オンライン方法および(例えば販売ターミナルや回収ターミナルを備える店舗で)店舗販売による方法を介して販売される。場合によっては、店舗で販売されたエントリとオンラインで販売されたエントリとでは異なる規定が適用される。例えば、一実施形態においては、店舗販売のエントリは、第1の最低支払い額に基づいて販売され、オンラインエントリは(第1の最低支払い額より低い)第2の最低支払い額に基づいて販売される。場合によっては、店舗販売のエントリは、最低支払額または他の所定額の整数倍のエントリ費用のみと引き換えることができる。しかしながら、これらの規定はオンラインにおいては適用されなくともよい。
図 12Aと図 12Bは、賭博管理サーバ1101を複数の(オプションとして、プレーヤーの個人のターミナルと、エントリ小売開催地で提供されたターミナルなどを含む)クライアントターミナル1204と接続させる2つの方法を示す。いくつかの実施形態においては、2つのアプローチの組合せが用いられる。
図12Aの方法では、クライアントターミナルを管理サーバに接続するためにウェブサイト1201をインターネット上で提供することになっている。 図12Bでは、VPN接続などをインターネット上または(LANかWANなどの)別のネットワーク1250を介してクライアントターミナルを管理サーバに接続する方法を提供する。
別途指定されない限り、幾つかの実施形態においては、「処理する」、「コンピューティング」、「計算する」、「決定する」、「分析する」、などの用語は、物理的に(例えば電子的に)表現されたデータを同様に物理的に表現された他のデータに操作および/または変換するコンピュータまたはコンピュータシステム、もしくは同様の電気的コンピューティング機器における動作および/またはプロセスを指すことを理解されたい。
同じように、用語「プロセッサ」は、例えば、電子データを処理する(例えば、レジスタおよび/またはメモリから電子データを読み出し、レジスタおよび/またはメモリに格納されてもよい他の電子データに変換するなどの)、デバイスまたはそれの一部を指してもよい。
いくつかの実施形態では、ここに説明された方法は、1つ以上のプロセッサに実行された場合に、本明細書における方法の少なくとも1つまたは本明細書における方法の少なくとも1つの変形例を実行する、コンピュータ読み込み可能(機械読み込み可能)な命令セットを有するコードを受け取る該1つ以上のプロセッサにより実行可能である。動作を指定する(直列的または他の)命令セットを実行可能なプロセッサのいずれをも含むことを意図する。従って、一例としては1つ以上のプロセッサを含む典型的な処理システムがある。各プロセッサは、1つ以上のCPU、グラフィック処理ユニット、およびプログラム可能なDSPユニットを含んでも良い。該処理システムは、主要RAMおよび/またはSRAMおよび/またはROMを有するサブシステムをさらに含んでも良い。処理システムがディスプレイを必要とする場合、例えばLCD(液晶)ディスプレイまたはCRT(ブラウン管)ディスプレイなどが含まれていても良い。手動によるデータ入力が必要な場合は、処理システムは、さらに1つ以上のキーボードなどの英数字入力ユニットまたはマウスなどのポイント装置を含んでも良い。ここで使用される用語メモリユニットは、文脈において明瞭であり別途明確な指定がない場合は、ディスクドライブなどの格納システムを網羅する。処理システムは、幾つかの構成において、音声出力装置や、ネットワーク・インターフェース装置を含む。メモリサブシステムは、1つ以上のプロセッサにより実行された場合に本明細書記載の方法の1つ以上を実行させる(コンピュータ読み取り可能な、すなわちソフトウェア)命令セットを保持するコンピュータ読み取り可能なキャリア媒体を含む。方法が幾つかの要素(すなわちステップ)を有する場合には、別途指定がない限り、それらが順序付けられることを意味しないことに留意されたい。ソフトウェアは、コンピュータシステムによる実行時に、ハードディスク、もしくはRAMおよび/またはプロセッサ内に完全にまたは一部的に格納されていてもよい。従って、メモリおよびプロセッサが、コンピュータ読み取り可能なコードを有するコンピュータ読み取り可能なキャリア媒体を構成するようにしてもよい。
さらに、コンピュータ読み取り可能なキャリア媒体は、コンピュータ製品を形成するか、またはそれに含まれていても良い。
代替の実施形態では、一つ以上のプロセッサが、独立した装置として作動するか、またはネットワーク構成として(例えば他のプロセッサに連結されるなどして)連結されていてもよい。1つ以上のプロセッサは、サーバ、サーバ・ユーザネットワーク環境におけるユーザ、もしくはピアツーピアネットワーク環境または分散ネットワーク環境におけるピアマシンとして作動してもよい。1つ以上のプロセッサは、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、セットトップボックス(STB)、携帯端末(PDA)、携帯電話、ウェブ装置、ネットワークルータ、スイッチまたはブリッジ、もしくは動作を指定する命令セットを実行可能な装置を含んでも良い。
いくつかの図は、コンピュータ読み込み可能なコードを有する単一のメモリと単一のプロセッサのみを示すが、本発明の側面を不明瞭にしないため、明確には説明されないまたは示されないが、本発明には、前述した多数の構成要素が含まれることを当業者は理解するであろう。例えば、単一のマシンのみが図示されているが、用語「マシン」または「装置」は本明細書記載の一以上の方法を命令セット(または複数の集合)によって、共同で、または単一で実行するいずれかのマシンの集合を含むことを意図している。
ここで説明されている各方法の少なくとも1つの実施形態は、1つ以上のプロセッサ(情報システムの一部である1つ以上のプロセッサなど)により実行可能な(コンピュータプログラムなどの)命令セットを含むコンピュータ読み取り可能なキャリア媒体の形態である。従って、本発明の実施形態は、方法、特定の目的を有する機器、データ処理システムなどの機器、または(コンピュータプログラム製品などの)コンピュータ読み取り可能なキャリア媒体にとして実施可能であることは当業者に理解されよう。コンピュータ読み取り可能なキャリア媒体は、1つ以上のプロセッサにより実行されることにより該1つ以上のプロセッサにより方法が実施される命令セットを有するコンピュータ読み取り可能なコードを含む。従って、本発明のある側面は、方法による実施形態、完全なハードウェア実施形態、完全なソフトウェア実施形態、またはソフトウェアとハードウェア両方を含む実施形態を取ってもよい。更に、本発明は、コンピュータ読み込み可能なプログラムコードが組み込まれた(例えばコンピュータ読み取り可能な記録媒体またはコンピュータプログラムなどの)キャリア媒体の形態をとってもよい。
ソフトウェアは、さらにネットワーク・インターフェースまたは他の通信インタフェースを介してネットワーク上において送受信されてもよい。実施例においては、キャリア媒体は単一の媒体として示されたが、用語「キャリア媒体」は、1つ以上の命令セットを有する単一の媒体または(中心または分散データベース、ならびに/もしくは関連したキャッシュまたはサーバなどの)複数の媒体を含むことを意図する。用語「キャリア媒体」は、本発明記載の1つ以上の方法を1つ以上のプロセッサに実行させる命令セットを(例えば、コード化された形で)有すことができる媒体を含むことを意図する。キャリア媒体は、これらに限られるものではないが、非揮発性のメディア、揮発性のメディア、および通信メディアを含む多くの形を取っても良い。非揮発性のメディアは、例えば、光学または磁気ディスク、ならびにMOディスクを含む。揮発性のメディアは、メインメモリなどのダイナミックメモリを含む。通信メディアは同軸ケーブル、銅線、および(バスサブシステムを構成するワイヤーを含む)光ファイバーを含む。また、通信メディアは、電磁波や赤外線通信の間に発生する音波または光波の形を取ってもよい。例えば、「キャリア媒体」という用語は、これらに限定されるものではないが、半導体メモリ、光学または磁気媒体により実装されたコンピュータ製品、一つ以上のプロセッサの少なくとも一つのプロセッサで検出可能であり、実行されることによって特定の方法を実施する命令セットを表す伝播信号を有す媒体、一つ以上のプロセッサの少なくとも一つのプロセッサで検出可能であり命令セットを表す伝播信号を有す搬送波、一つ以上のプロセッサの少なくとも一つのプロセッサで検出可能であり命令セットを表す伝播信号を有すネットワーク内の通信媒体を含む。
ここで説明された方法のステップは、一実施形態においては(コンピュータなどの)処理システムの、格納された(コンピュータ読み込み可能なコードなどの)命令セットを実行する適切なプロセッサ(または、複数のプロセッサ)によって実行されることを理解されたい。また、本発明は、特定の実施方法やプログラミング技術に限定されるものでなく、本発明は、ここで説明した機能を実施するいかなる適切な方法により実装されてもよいことを理解されたい。本発明は、特定のプログラミング言語またはオペレーティングシステムに限定されるものではない。
地域法についてのコメント ここに説明された様々な実施形態は、様々な管区における地域法に反する内容を含むか言及している可能性がある。下記の請求項が特定の管区の条例に反する部分において、その管区において実質的に該条例に反する実施方法または内容は該請求項から除かれると解釈される。考慮され得る特定の例はイスラム法である。(当該法はここに説明されるような賭博および投資の種々な態様に反する姿勢をとるため)。しかしながら、当業者は、実施形態のある側面はイスラム法に準拠しながらも実施可能であることを理解されよう。
結論 従来の賭博活動においては、プレーヤーはエントリ費用をリスクさらすことが必要とされる。本発明の少なくともいくつかの好ましい態様においては、従来の賭博活動の運営方法を改良することにより、よりリスクが高いが改良された他のプレーヤーによる潜在的な参加と並んで、賞を獲得する機会を保持しながらもリスクなしで参加できるオプションがプレーヤーに提示される。従来の賭博活動においては、定義上、金銭や金銭的価値のあるものをリスクにさらすことが必要とされる。この意味において、本発明の少なくとも幾つかの実施形態においては従来の賭博活動運営方法に類似していない。むしろ、本発明は従来の賭博および投資活動をも変更することにより、顧客やプレーヤーに対してリスクのない、もしくは変更されたリスク/リターン、リスク/チャンス、またはリスク/コスト特徴を有す新製品を提示することができ、今までには存在しなかった結果をもたらすことができる。これらの、および他の多数の側面において、本発明は、従来技術に対して実際的で商業的に重要な改良をもたらす。
本発明は特定の例に関して説明されたが、本発明が他の多数の形態をとり得ることは当業者によって理解されよう。本発明の想定された好ましい形態が説明されたが、当業者は、本発明の主題から離れることなく他のおよびさらなる変形例が考えられることを認められよう。これらの変更や変形例は、本発明の請求の範囲であると意図される。例えば、上述の公式はいずれも使用される手続きの代表として与えられている。ブロック図に機能を追加またはそれから削除してもよく、機能ブロックの動作はブロック内で交換されてもよい。本発明の範囲を逸脱しない範囲で、ここで説明された方法のステップは追加または削除されてもよい。

Claims (55)

  1. 複数のプレーヤーがそれぞれエントリ費用を提供する賭博活動を提供するための方法であって、
    複数のリスクプロファイルを定義し、各リスクプロファイルは、所定の払戻基準に基づいて、払戻可能なエントリ費用の割合と、リスク対象の前記エントリ費用の相補的な割合と、を定義するステップと、
    各プレーヤーについて、該プレーヤーが提供した前記エントリ費用と、該プレーヤーが選択したリスクプロファイルと、を示したデータを受領するステップと、
    該プレーヤーが提供した前記エントリ費用と、該プレーヤーが選択した前記リスクプロファイルとに基づいて、1つ以上のエントリを前記賭博活動において各プレーヤーに割り当てるステップと、
    を含む、
    方法。
  2. 前記複数のリスクプロファイルは、前記エントリ費用の100%が払戻可能であるリスクプロファイルを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数のリスクプロファイルは、前記エントリ費用の100%がリスク対象のリスクプロファイルを含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記複数のリスクプロファイルは、前記エントリ費用のX%が払戻可能であり、前記エントリ費用のY%がリスク対象であり、X とY は、X + Y = 100および0 < X < 100を満たす、少なくとも1つのリスクプロファイルを含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記複数のリスクプロファイルは、前記エントリ費用のX%が払戻可能であり、前記エントリ費用のY%がリスク対象であり、X とY は、X + Y = 100および0 < X < 100を満たす、複数のリスクプロファイルを含む、
    請求項1に記載の方法。
  6. 少なくとも1つのリスクプロファイルは、払戻可能なエントリ費用の割合および/またはリスク対象の前記エントリ費用の相補的な割合の、プレーヤーによる選択指定を示したデータに対応して定義される、
    請求項1に記載の方法。
  7. 所与のプレーヤーによって選択された前記リスクプロファイルは、該プレーヤーが、提供する前記エントリ費用と引き換えに前記賭博活動において賞を獲得する相対的確率に影響する、
    請求項1に記載の方法。
  8. 所与のプレーヤーによって選択された前記リスクプロファイルは、前記エントリ費用と引き換えに該プレーヤーに割り当てられたエントリの数に影響する、
    請求項1に記載の方法。
  9. 第1のリスクプロファイルに関しては、所定のエントリ費用と引き換えに所定数のエントリを所与のプレーヤーに割り当て、
    第2のリスクプロファイルに関しては、同じ前記所定のエントリ費用と引き換えにより多くの数のエントリを所与のプレーヤーに割り当て、
    前記第1のリスクプロファイルは、前記第2のリスクプロファイルと比べてエントリ費用の払戻可能な割合をより大きく設定する、
    請求項1に記載の方法。
  10. 所与のプレーヤーに割り当てられたエントリ数は、該プレーヤーによりまたは該プレーヤーの代表人により賞プールに提供された出資額に関係する、
    請求項1に記載の方法。
  11. 所与のプレーヤーに割り当てられたエントリ数は、
    式1により特定され、
    Eplayer= kA + B (式1)
    Eplayerは、所与のプレーヤーが提供した前記エントリ費用と引き換えに前記プレーヤーに割り当てられたエントリの数であり、Aは、前記プレーヤーによりまたは前記プレーヤーの代表人により賞プールに提供された出資額に関連するパラメータであり、Bは、調整係数であり、kは、エントリの配分が所定のリスク/チャンスの優先度割合プロトコルに従うように選択された比例係数である、
    請求項10に記載の方法。
  12. 0.01 < k < 100である請求項11に記載の方法。
  13. 1 < k < 100である請求項11に記載の方法。
  14. k > 1である請求項11に記載の方法。
  15. 約k = 1である請求項11に記載の方法。
  16. 所与のプレーヤーによって選択された前記リスクプロファイルは、割り当てられた所定数のエントリと引き換えに払われるエントリ費用の単額に影響する、
    請求項1に記載の方法。
  17. 第1のリスクプロファイルに関しては、所定のエントリ費用と引き換えに所定数のエントリを所与のプレーヤーに割り当て、
    第2のリスクプロファイルに関しては、前記所定のエントリ費用より少ない費用と引き換えに前記所定数と同じ数のエントリを所与のプレーヤーに割り当て、
    第1のリスクプロファイルが、第2のリスクプロファイルと比べて前記エントリ費用のより大きい割合を払戻可能として設定する、
    請求項1に記載の方法。
  18. 所与のプレーヤーによって選択された前記リスクプロファイルは、該プレーヤーが前記エントリ費用と引き換えに獲得できる賞の1つ以上の特徴に影響する、
    請求項1に記載の方法。
  19. 第1のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーが所定のエントリ費用と引き換えに、第1の額を有する賞を獲得することができ、
    第2のリスクプロファイルに関しては、所与のプレーヤーが同じ前記所定のエントリ費用と引き換えに、第2の額を有する賞を獲得することができ、
    前記第2の額は前記第1の額より大きく、前記第2のリスクプロファイルと比べて、前記第1のリスクプロファイルは前記エントリ費用のより大きい割合を払戻可能と設定する、
    請求項1に記載の方法。
  20. 前記賭博活動において一以上の勝ちのエントリを特定するステップと、
    所定の賞分配プロトコルに応じて、勝ちのエントリを割り当てられたプレーヤーに賞を与えるステップと、
    ゼロでない前記エントリ費用の割合が払い戻されるリスクプロファイルを選択したプレーヤーそれぞれに、前記エントリ費用の前記払戻可能な割合を払い戻すステップと、
    を含む、
    請求項1に記載の方法。
  21. 前記賞を与えることは、前記賞を、勝ちエントリが割り当てられたプレーヤーまたは該プレーヤーの代表人により収集可能であるようにすることを含む、
    請求項20に記載の方法。
  22. 所与のプレーヤーに前記エントリ費用の前記払戻可能な割合を払い戻すことは、前記エントリ費用の前記払戻可能な割合を、前記プレーヤーまたは該プレーヤーの代表人により収集可能であるようにすることを含む、
    請求項20に記載の方法。
  23. 前記エントリ費用の前記払戻可能な割合を払い戻す前記ステップは、少なくとも1人のプレーヤーにおいて、
    前記エントリ費用の前記払戻可能な部分を、後続の賭博活動における後続のエントリ費用の少なくとも一部と設定し、
    前記後続のエントリ費用と引き換えに、前記後続の賭博活動において、前記少なくとも1人のプレーヤーに1つ以上のエントリを割り当てる、
    ことを含む、
    請求項20に記載の方法。
  24. 前記エントリ費用の前記払戻可能な割合を払い戻す前記ステップは、少なくとも1人のプレーヤーにおいて、
    前記エントリ費用の前記払戻可能な部分を、後続の賭博活動における後続のエントリ費用と設定し、
    前記後続のエントリ費用と引き換えに、前記後続の賭博活動において、前記少なくとも1人のプレーヤーに1つ以上のエントリを割り当てる、
    ことを含む、
    請求項23に記載の方法。
  25. 前記後続の賭博活動は、請求項23に記載の方法により提供される賭博活動である、請求項23に記載の方法。
  26. 各々のエントリ費用に対して、該エントリ費用に対する総出資額を特定するステップであって、
    前記総出資額は、i. リスク対象の前記エントリ費用の前記割合から所定の控除額を差し引いた第1の出資額、およびii. 補助的出資額を含む、前記特定するステップと、
    それぞれの前記エントリ費用の前記総出資額を合わせることにより賞プールを形成し、
    一以上の勝ちのエントリを特定し、
    所定の賞分配プロトコルに従って、勝ちエントリが割り当てられたプレーヤーの間で賞プールを分配する、
    ステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  27. 特定のエントリ費用における前記補助的出資額は、
    前記エントリ費用の少なくとも一部を一定期間投資手続きに出資することにより得られる投資収益と、
    オペレータの出資額と、
    第3者による出資額と、
    を含むグループの1つ以上の源から得られた額に対応する、
    請求項26に記載の方法。
  28. 特定のエントリ費用における前記補助的出資額は、前記エントリ費用の少なくとも一部を一定期間投資手続きに出資することにより得られる投資収益に対応する、請求項26に記載の方法。
  29. 一以上の勝ちのエントリを特定するステップと、
    所定の賞分配プロトコルに従って、勝ちエントリが割り当てられたプレーヤーの間で賞プールを分配するステップと、
    前記賞プールの分配されていない部分を特定するステップと、
    前記賞プールの前記分配されていない部分の少なくとも一部を投資することにより投資収益を生じさせるステップと、
    前記投資収益の少なくとも一部を後続の賭博活動における後続の賞プールに加えるステップと、
    を含む、
    請求項1に記載の方法。
  30. 前記後続の賭博活動は、請求項29による方法で提供された賭博活動である、請求項29に記載の方法。
  31. 1つ以上のエントリを各プレーヤーに割り当てる前記ステップは、所与のプレーヤーにおいて、
    リスク対象の前記エントリ費用の前記割合に対して第1のエントリを前記プレーヤーに割り当て、前記第1のエントリが勝ちのエントリとして特定された場合には前記プレーヤーに第1の賞を与え、
    払戻可能な前記エントリ費用の前記割合に対して1つ以上の第2のエントリを前記プレーヤーに割り当て、 前記第2のエントリの1つが勝ちエントリとして特定された場合には前記プレーヤーに第2の賞を与える、
    ことを含む、
    請求項1に記載の方法。
  32. 前記第1のエントリは配当性向を有し、第1の賞は、リスク対象の前記エントリ費用の割合および前記配当性向に基づき前記プレーヤーに付与される、
    請求項31に記載の方法。
  33. 前記第1のエントリが勝ちのエントリとして特定された場合、前記第2のエントリは勝ちエントリとして特定されない、請求項31に記載の方法。
  34. 第1のエントリが勝ちのエントリとして特定されない場合、ゼロでない割合のエントリ費用を払い戻された所与のプレーヤーが、前記第1の賞の1つまたは前記第2の賞を獲得するように、前記第2のエントリを勝ちのエントリとして特定する、請求項31に記載の方法。
  35. 補助的収益を発生させるステップと、
    前記補助的収益の少なくとも一部に相当する額を第2の賞プールに加えるステップと、
    各々のプレーヤーに払戻可能な前記エントリ費用の割合を払い戻すステップと、
    所定の賞分配プロトコルに従って、勝ちの第2のエントリが割り当てられた前記プレーヤーの間で前記第2の賞プールを分配するステップと、
    を含む、
    請求項31に記載の方法。
  36. 前記補助的収益を発生させることは、前記エントリ費用の少なくとも一部を投資手順に出資することにより投資収益の形で補助的収益を発生させることを含む、請求項35に記載の方法。
  37. 複数のプレーヤーがそれぞれエントリ費用を提供する賭博活動を提供する方法であって、
    所定の払戻基準に基づいてエントリ費用の払戻可能な割合をゼロではない値に設定し、リスク対象の前記エントリ費用の割合を相補的に設定する、リスクプロファイルを定義するステップと、
    各プレーヤーについて、該プレーヤーが提供した前記エントリ費用を示したデータを受領するステップと、
    該プレーヤーが提供した前記エントリ費用と、該プレーヤーが選択した前記リスクプロファイルに基づいて、1つ以上のエントリを前記賭博活動において各プレーヤーに割り当てるステップと、
    を含む、
    方法。
  38. 前記リスクプロファイルは、前記エントリ費用のX%が払戻可能であり、前記エントリ費用のY%がリスクにさらされ、X とY は、X + Y = 100および0 < X < 100を満たす、
    請求項37に記載の方法。
  39. 前記賭博活動において一以上の勝ちのエントリを特定するステップと、
    所定の賞分配プロトコルに従って、勝ちのエントリを割り当てられたプレーヤーに賞を与えるステップと、
    前記エントリ費用のゼロでない割合が払い戻されるリスクプロファイルを選択したプレーヤーそれぞれに、前記エントリ費用の前記払戻可能な割合を払い戻すステップと、
    を含む、
    請求項37に記載の方法
  40. 前記エントリ費用の前記払戻可能な割合を払い戻す前記ステップは、少なくとも1人のプレーヤーにおいて、
    前記エントリ費用の前記払戻可能な部分を、後続の賭博活動における後続のエントリ費用の少なくとも一部と設定し、
    前記後続のエントリ費用と引き換えに、前記後続の賭博活動において、前記少なくとも1人のプレーヤーに1つ以上のエントリを割り当てる、
    ことを含む、
    請求項39に記載の方法。
  41. 前記エントリ費用の前記払戻可能な割合を払い戻す前記ステップは、少なくとも1人のプレーヤーにおいて、
    前記エントリ費用の前記払戻可能な部分を、後続の賭博活動における後続のエントリ費用と設定し、
    前記後続のエントリ費用と引き換えに、前記後続の賭博活動において、前記少なくとも1人のプレーヤーに1つ以上のエントリを割り当てる、
    ことを含む、
    請求項39に記載の方法。
  42. 前記後続の賭博活動は、請求項40または請求項41に記載の方法により提供される賭博活動である、請求項40に記載の方法。
  43. 各々のエントリ費用に対して、該エントリ費用に対する総出資額を特定するステップであって、
    前記総出資額は、i. リスク対象の前記エントリ費用の割合から所定の控除額を差し引いた第1の出資額、およびii. 補助的出資額を含む、前記特定するステップと、
    それぞれの前記エントリ費用の前記総出資額を合わせることにより賞プールを形成するステップと、
    一以上の勝ちのエントリを特定するステップと、
    所定の賞分配プロトコルに従って、勝ちエントリが割り当てられたプレーヤーの間で賞プールを分配するステップと、
    を含む、
    請求項37に記載の方法。
  44. 特定のエントリ費用における前記補助的出資額は、
    前記エントリ費用の少なくとも一部を一定期間投資手続きに出資することにより得られる投資収益と、
    オペレータの出資額と、
    第3者による出資額と、
    を含むグループの1つ以上の源から得られた額に対応する、
    請求項43に記載の方法。
  45. 特定のエントリ費用における前記補助的出資額は、前記エントリ費用の少なくとも一部を一定期間投資手続きに出資することにより得られる投資収益に対応する、請求項43に記載の方法。
  46. 前記賭博活動において1つ以上の勝ちのエントリを特定するステップと、
    所定の賞分配プロトコルに従って、勝ちエントリが割り当てられたプレーヤーの間で賞プールを分配するステップと、
    前記賞プールの分配されていない部分を特定するステップと、
    前記賞プールの前記分配されていない部分の少なくとも一部を投資することにより投資収益を発生させるステップと、
    前記投資収益の少なくとも一部を後続の賭博活動における後続の賞プールに加えるステップと、
    を含む、
    請求項37に記載の方法。
  47. 前記後続の賭博活動は、請求項46による方法で提供された賭博活動である、請求項46に記載の方法。
  48. 1つ以上のエントリを各プレーヤーに割り当てる前記ステップは、所与のプレーヤーにおいて、
    リスク対象の前記エントリ費用の前記割合に対して第1のエントリを前記プレーヤーに割り当て、前記第1のエントリが勝ちのエントリとして特定された場合には前記プレーヤーに第1の賞を与え、
    払戻可能な前記エントリ費用の前記割合に対して1つ以上の第2のエントリを前記プレーヤーに割り当て、 前記第2のエントリの1つが勝ちエントリとして特定された場合には前記プレーヤーに第2の賞を与える、
    ことを含む、
    請求項37に記載の方法。
  49. 前記第1のエントリは配当性向を有し、第1の賞は、リスク対象の前記エントリ費用の前記割合および前記配当性向に基づき前記プレーヤーに付与される、
    請求項48に記載の方法。
  50. 前記第1のエントリが勝ちのエントリとして特定された場合、前記第2のエントリは勝ちエントリとして特定されない、請求項37に記載の方法。
  51. 第1のエントリが勝ちのエントリとして特定されない場合、ゼロでない前記エントリ費用の割合を払い戻された所与のプレーヤーが前記第1の賞の1つまたは前記第2の賞を獲得するように、前記第2のエントリを勝ちのエントリとして特定する、請求項37に記載の方法。
  52. 補助的収益を発生させるステップと、
    前記補助的収益の少なくとも一部に相当する額を第2の賞プールに加えるステップと、
    各々のプレーヤーに払戻可能な前記エントリ費用の割合を払い戻すステップと、
    所定の賞分配プロトコルに従って、勝ちの第2のエントリが割り当てられた前記プレーヤーの間で前記第2の賞プールを分配するステップと、
    を含む、
    請求項37に記載の方法。
  53. 前記補助的収益を発生させることは、前記エントリ費用の少なくとも一部を投資手順に出資することにより投資収益の形で補助的収益を発生させることを含む、請求項52に記載の方法。
  54. 複数のプレーヤーがそれぞれのエントリ費用を提供する賭博活動を提供するシステムであって、前記システムは、請求項1〜53のいずれかに記載の賭博活動を提供する方法を実行するように構成したプロセッサを含む。
  55. 1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、請求項1〜53のいずれかに記載の賭博活動を提供する方法を該1つ以上のプロセッサに実行させる命令セットを担持する、コンピュータ読み取り可能なキャリア媒体。
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