JP2009290476A - 画像編集装置、記録媒体および画像編集方法 - Google Patents

画像編集装置、記録媒体および画像編集方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009290476A
JP2009290476A JP2008139899A JP2008139899A JP2009290476A JP 2009290476 A JP2009290476 A JP 2009290476A JP 2008139899 A JP2008139899 A JP 2008139899A JP 2008139899 A JP2008139899 A JP 2008139899A JP 2009290476 A JP2009290476 A JP 2009290476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
editing
information
user
instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008139899A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaji
啓 山路
Yukita Gotoda
祐己太 後藤田
Masashi Norimatsu
正志 乗松
Ichigaku Mino
一学 三野
Karin Kon
花梨 今
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2008139899A priority Critical patent/JP2009290476A/ja
Publication of JP2009290476A publication Critical patent/JP2009290476A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

【課題】画像データを編集し、閲覧可能とする画像編集装置、記録媒体および画像編集方法であって、複数のユーザが画像のデータの編集を行う際に、各ユーザの意思を反映し、かつ、作業を効率化することのできる画像編集装置、記録媒体および画像編集方法を提供する。
【解決手段】複数のユーザが、各自の指示手段を用いて画像の選択および編集指示を行い、画像編集手段において、これに基づき、指示を行ったユーザのユーザ識別情報ごとに第1編集情報を作製し、同一の画像について複数のユーザにより作製された複数の第1編集情報から、各情報の内容が競合した場合には、各ユーザの意思を反映するように、編集情報演算手段によって第2編集情報を作製し、これを画像に適用することにより、上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像データを電子アルバムとして、編集し、閲覧可能とする画像編集装置および画像編集方法に関し、詳しくは、このような電子アルバムに対して、複数のユーザが画像のデータの編集を行う際に、各ユーザの意思を反映し、かつ、作業を効率化することのできる画像編集装置、記録媒体および画像編集方法に関する。
近年、ユーザの手により画像処理などの編集を行うことで、ユーザの好みに応じた画像の作製を行うことのできる画像編集システムが種々提案されている。また、このようなシステムでは、複数人のユーザによって、同時に一つの画像に対して編集処理を行うための方法も提案されている。
複数人で画像の編集を行う方法の一つとしては、例えば、特許文献1に、複数の表示画面から構成される表示手段と、この複数の表示画面のそれぞれに対応し、各ユーザからの編集入力を受け付ける複数の操作パネルを有する画像印刷装置が開示されている。特許文献1では、各ユーザが、それぞれ異なる表示画面および操作パネルを用いて、同一の画像データの編集を行うことができるため、編集入力を迅速かつ効率的に入力することができると記載されている。
また、特許文献2には、複数の描画手段を有し、複数のユーザの間で、一つの画像について編集を行うことのできる画像編集装置が開示されている。特許文献2では、複数のユーザが異なる描画手段により行った編集を重ね合わせて合成画像を作製することで、複数のユーザが同じ画像に対して同時に絵や文字の入力を行った場合でも、優れた操作性で、かつ短時間に入力作業を行うことができると記載されている。
特許第3196897号公報 特開2003−125348号公報
しかし、上述した従来の方法によれば、複数のユーザにより操作可能な操作手段などを用いて画像の編集を行う場合に、一人のユーザが編集を行った後に、他のユーザがその編集を取り消すような操作を行うと、編集行為が上書きされ、最新の編集内容が画像に反映されてしまい、先に編集を行ったユーザの編集内容が画像に反映されないという問題がある。あるいは、複数のユーザが画像内の同じ領域に対して書き込みなどの編集を行った場合に、書き込みの表示が重複してしまい、お互いが意図しない編集となってしまうおそれもある。
このような場合に、扱う画像が小数であれば、複数のユーザ間で合意しながら編集処理を進めることもできるが、大量の画像群を扱う場合には、各画像について合意形成を行っていると時間がかかってしまい効率が悪い。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、複数のユーザにより画像の編集を行う際に、各ユーザの意思を反映し、かつ、編集作業を効率化することのできる画像編集装置および画像編集方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、複数のユーザにより画像の編集を行う画像編集装置であって、前記画像を取得して記憶する画像入力手段と、前記ユーザのユーザ識別情報を有し、前記画像入力手段に記憶されている1以上の画像の中から、編集を行う画像を選択すると共に、前記選択された画像の編集を指示する1以上の指示手段と、前記指示手段による指示内容に基づいて、前記選択された画像について、前記ユーザ識別情報ごとに第1編集情報を作製する画像編集手段と、1以上の前記画像に関する前記第1編集情報を取得し、これらに基づいて第2編集情報を算出する編集情報演算手段と、前記第2編集情報に基づいて、前記画像入力手段に記憶されている1以上の画像に編集処理を施す画像生成手段とを有することを特徴とする画像編集装置を提供する。
また、前記第1編集情報は、前記選択された画像の識別情報と、前記選択された画像に対して編集の指示を行った前記位置指示手段ごとに設定された前記ユーザ識別情報と、前記指示手段による編集指示の内容とを含むことが好ましい。
さらに、前記編集情報演算手段は、予め設定された、複数の前記第1編集情報を組み合わせるための演算テーブルを有しており、前記演算テーブルに基づいて、複数の前記第1編集情報の中間値を算出することにより、前記第2編集情報を算出することが好ましい。
また、前記指示手段ごとにユーザ優先度を設定するユーザ優先度設定手段を有し、
前記編集情報演算手段は、前記ユーザ優先度の高い前記ユーザ識別情報を有するユーザの第1編集情報を優先的に実行するように第2編集情報を算出することが好ましい。
さらに、前記ユーザ識別情報ごとの前記ユーザ優先度を表示する表示手段を有することが好ましい。
また、前記第1編集情報を一時的に記憶するための編集情報記憶手段を有することが好ましい。
さらに、前記画像入力手段において取得した画像のうち、前記指示手段による編集が可能なものを選別して、前記表示手段に表示する画像選択手段を有することが好ましい。
また、前記指示手段は、ネットワークを介して画像の選択および前記画像の編集指示を行うことが好ましい。
また、本発明は、複数のユーザにより画像の編集を行う画像編集方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、取得され、記憶されている1以上の画像の中から、編集を行う画像を選択すると共に、前記選択された画像の編集を指示するステップと、前記指示の内容に基づいて、前記選択された画像について、前記ユーザのユーザ識別情報ごとに第1編集情報を作製するステップと、1以上の前記画像に関する前記第1編集情報を取得し、これらに基づいて第2編集情報を算出するステップと、前記第2編集情報に基づいて、前記画像入力手段に記憶されている1以上の画像に編集処理を施すステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体を提供する。
さらに、本発明は、複数のユーザにより画像の編集を行う画像編集方法であって、取得され、記憶されている1以上の画像の中から、編集を行う画像を選択すると共に、前記選択された画像の編集を指示するステップと、前記指示の内容に基づいて、前記選択された画像について、前記ユーザのユーザ識別情報ごとに第1編集情報を作製するステップと、1以上の前記画像に関する前記第1編集情報を取得し、これらに基づいて第2編集情報を算出するステップと、前記第2編集情報に基づいて、前記画像入力手段に記憶されている1以上の画像に編集処理を施すステップとを有することを特徴とする画像編集方法を提供する。
本発明の画像編集装置、記録媒体および画像編集方法によれば、複数のユーザが同じ画像の編集を行う場合に、ユーザごとの編集情報を記憶し、この編集情報を演算して、新しい編集情報を生成することにより、最新の編集を行ったユーザの意思だけが反映されるのではなく、編集を行った全てのユーザの意思を反映することができる。これにより、各ユーザの意思を反映して、かつ、作業効率が高まり、優れた操作性で画像の編集を行うことができる。
以下に、本発明の画像編集方法を実現する本発明の画像編集装置について、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の画像編集装置の装置構成の一実施形態を示すブロック図である。図1に示す画像編集装置10は、複数のユーザによって、画像の編集を行うためのものである。
画像編集装置10は、画像入力手段12、指示手段14、画像選択手段16、画像編集手段18、編集情報記憶手段20、編集情報演算手段22、画像生成手段24、優先度設定手段26および表示手段28を有する。
画像入力手段12は、画像編集装置10において編集を行う画像(画像データ)を取得し、これらを、各画像に固有の識別情報(画像ID)と対応付けて記憶するものである。取得され記憶される画像には特に限定はなく、例えば、ユーザがカメラなどの撮影機器で撮影した画像データや、ネットワーク上からダウンロードした画像データなどを、撮影機器を直接画像編集装置10に接続するか、あるいはネットワークを介するなどして間接的に取得して、記憶すればよい。また、画像IDは、予め各画像が有しているものを用いてもよいし、画像入力手段12において画像ごとに設定してもよい。
指示手段14は、画像編集装置10において、各画像に対して編集処理を行う際に、表示手段28の画面上で、編集を行う画像を選択して、編集内容を指示するものである。指示手段14の具体的な態様には特に限定はなく、赤外線通信によるリモートコントローラやマウス、キーボード、タッチペンなど、公知の各種の操作機器を用いればよい。
本発明においては、指示手段14は少なくとも1以上存在しており、各ユーザごとに割り当てられている。また、指示手段14には、予め、それを使用するユーザのユーザ識別情報が設定される。ユーザ識別情報は、後述する優先度設定手段26に記憶されている各ユーザのユーザ情報および優先度情報と対応付けられている。画像の編集を行う際には、指示手段14は、指示手段14を操作するユーザのユーザ識別情報、画像の編集を行う際の優先順位を決定するためのユーザ優先度情報、および編集指示の内容を、後述する画像編集手段18に送信することにより、編集の指示を行う。なお、指示手段14の操作は、表示手段28に表示される、各指示手段14ごとのポインタの動きと連動しており、ユーザは、ポインタの位置や動きを見ながら、指示手段14を操作する。
なお、本実施例においては、複数のユーザが同じ表示手段28を見ながら、各自の指示手段14を用いて、画像の編集を行うものとするが、本発明はこれに限定されず、各ユーザがPCなどを用いて、遠隔地から、各画像に対して同時に編集を行うことも可能である。この場合は、表示手段28として、各ユーザのPCのモニタを用いて、PCのマウスやキーボード、タッチペンなどを指示手段14として用いることにより、画像の編集を行うこともできる。
また、本実施例では、一人のユーザが1つの指示手段14を用いて編集を行うが、本発明はこれに限定されず、1つの指示手段14を複数のユーザで共有することもできる。この場合は、各ユーザは、操作を開始する前に、ボタン押下、タブ切換えなどの入力操作によって、自身のユーザ識別情報を指示手段14に、あるいはさらに、画像編集手段18に入力することで、ユーザ識別情報の設定変更を行う。
これにより、指示手段14が実際のユーザ数よりも少ない場合であっても、ユーザ識別情報を切換えながら複数のユーザで1つの指示手段14を操作することで、各ユーザの行った操作を識別することができる。
画像選択手段16は、画像入力手段12に記憶されている画像の中から、編集可能なものを選択して、表示手段28にサムネイル画像として表示させるものである。表示手段28には、画像入力手段12に記憶されている全ての画像データのサムネイル画像を表示してもよいし、画像選択手段16において適宜選択された画像データのみを表示するようにしてもよい。また、画像選択手段16は、表示手段28のどの領域にどの画像を表示するかなど、表示手段28に表示する内容全般の制御を行うことができる。
表示手段28に表示された画像は、ユーザが指示手段14によって画像の選択および編集の指示を行うことで、画像編集手段18において編集情報の受付がなされる。
画像編集手段18は、指示手段14の指示に基づいて、編集する画像の選択、および、選択された画像の編集指示を受け付け、これらの指示に基づき、各ユーザの指示に対応する第1編集情報を作製するものである。画像編集手段18は表示手段28に表示された画像のうち、指示手段14により選択された画像に対して、各指示手段14に設定されているユーザ識別情報と、編集指示とに基づき、編集指示を受け付ける。また、表示手段28に、指示手段14による編集指示を反映させた画像を表示する。
さらに、画像編集手段18では、各指示手段14から受信したユーザ識別情報と、指示された編集内容、編集対象である画像の画像IDとを関連付けて、第1編集情報として、後述する編集情報演算手段22および編集情報記憶手段20に送信する。
編集情報記憶手段20(以下、記憶手段20という)は、画像編集手段18から受け取った第1編集情報を記憶するものである。記憶手段20は、各指示手段14に設定されているユーザ識別情報ごとに、第1編集情報を記憶する。記憶されたこれらの情報は、必要に応じて、後述する編集情報演算手段22に送信される。
編集情報演算手段22(以下、演算手段22という)は、画像編集手段18において作製され、記憶手段20に記憶された第1編集情報にしたがって、画像ごとに、新たな編集情報として第2編集情報を算出するものである。演算手段22は、記憶情報20から、各画像について、複数の異なるユーザによりなされた複数の第1編集情報を取得して、それらを演算して、新たな編集情報である第2編集情報を算出する。
画像生成手段24は、演算手段22において算出された第2編集情報に基づいて、選択された画像に編集処理を施すものである。
優先度設定手段26は、画像編集装置10を使用する各ユーザからの指示が重複、競合した場合などに、どの指示を優先して行うかを決定するために、各ユーザについてユーザ優先度を設定するものである。ユーザ優先度は、各ユーザのユーザ識別情報ごとに設定される。また、ユーザ優先度は、数値(スコア)として設定してもよいし、他のユーザに対する優先順位として設定してもよい。
ユーザ優先度は、複数のユーザが同一の画像に編集指示を行う際に、どのユーザの指示を優先して実行するかの判定や、演算手段22において第2編集情報を算出する際の、各ユーザの第1編集情報の重み付け演算などに用いられる。
ユーザ優先度は、表示手段28に表示される初期設定画面などにおいて、予め、各ユーザのユーザ識別情報に対して任意に設定される。設定は、装置側で自動的に行ってもよいし、各ユーザが手動で設定してもよい。また、初期状態では、ユーザ優先度は各ユーザ間で異なっていてもよいし等しくてもよい。
設定されたユーザ優先度は、優先度設定手段26において、指示手段14で設定されたユーザ識別情報、あるいはさらに、それを使用する各ユーザのプロフィールや処理履歴など、ユーザに関する各種の情報であるユーザ情報に対応付けられて記憶される。
ユーザ優先度は、各ユーザの操作状況に応じて変動する。つまり、優先度設定手段26は、指示手段14の移動量など、指示手段14による各ユーザの編集操作を解析し、解析結果に応じてユーザ優先度を動的に変化させる。
例えば、画像の編集の操作を頻繁に行っている指示手段14のユーザは、ユーザ優先度を高くして、指示手段14があまり移動していない場合は、操作をほとんど行っていないものとみなして、ユーザ優先度を低く設定する。
また、指示手段14による操作の種類ごとに、ユーザ優先度を高くする操作や、低くする操作などを設定しておいてもよい。例えば、各ユーザがなるべく平等に画像データの編集を行えるようにするために、画像の編集指示の操作を行うとユーザ優先度を低くして、編集の取消を行うとユーザ優先度を高くするなどというようにすればよい。
さらに、所定の時間を経過しても指示手段14が全く移動しておらず、ユーザが操作を行っていないと考えられる場合には、ユーザ優先度を0としてもよい。この場合は、そのユーザは存在しないものとみなされる。
ユーザ優先度は、表示手段28においてユーザが確認できるような形で表示することが好ましい。このため、例えば画像編集手段18などにおいて、ユーザ優先度を表示手段28に表示させてユーザに確認させるための優先度確認機能を有していることが好ましい。
表示手段28は、画像入力手段12において取得された画像を表示し、さらに、画像の編集を行うための画面を表示するためのものである。ユーザは、表示手段28を見ながら、指示手段14を用いて、画像の編集を行う。
次に、本発明の画像編集方法を実現する本発明の画像編集装置の具体的な作用について説明する。
図2に、表示手段28に表示される編集画面の初期状態の一例を示す。図2の表示手段28の編集画面は、画像選択領域32、画像編集領域34、および、編集メニュー領域36を有している。
画像選択領域32には、画像入力手段12に記憶されている画像データのうち、画像選択手段16によって選択された画像の一覧がサムネイル画像として表示される。また、サムネイル画像の一覧は、横方向にスクロールできるようになっている。
本実施例においては、ユーザ1P、2P、および3Pの3名のユーザが、各自の指示手段14を用いて画像データの編集を行うものとする。このため、各指示手段14の操作内容を示す各ユーザのポインタ38a〜38cが、初期画面上に表示されている。これらのポインタは、各ユーザの指示手段14に対応している。
画像データの編集を行う際には、まず、ユーザは、指示手段14によって、画像選択領域32に表示されているサムネイル画像の中から、編集を行いたい画像を選択する。ユーザによるサムネイル画像の選択がなされると、選択されたサムネイル画像の原画像が、編集領域34に表示される。
画像の選択は、例えば、指示手段14を用いて、画像選択領域32のサムネイル画像を画像編集領域34にドラッグさせることにより行えばよい。
編集メニュー領域36は、例えば、明るさ、シャープネス、彩度、文字入力、その他の各種の効果処理などを行うための操作ボタンなどを有している。
本実施例では、一例として、明るさ値を変更するボタン36aおよび36b、シャープネス値を変更するボタン36cおよび36d、文字入力ボタン36e、セピア・モノクロ表示の設定を行う効果ボタン36f、および、編集内容を確定するOKボタン36gを備えている。これにより、明るさおよびシャープネスの変更、キーボードなどによる文字入力、マウスなどによる手書き文字や絵の入力、画像のセピアまたはモノクロ表示などの編集を行うことができる。編集メニュー領域36は、さらに、この他の各種の画像処理および編集機能を備えていてもよい。
ユーザが、指示手段14を用いて画像の選択を行うと、図3に示すように、選択された画像が画像編集領域34に表示される。
ユーザは、編集メニュー領域36を操作することで、画像編集領域34に表示された画像の編集を行うことができる。
ここで、画像編集装置10では、複数のユーザが同時に画像を編集することができる。
複数のユーザにより画像の編集を行う場合には、各ユーザ間で、異なる画像を同時に編集したい場合がある。複数のユーザが、編集を行う画像として、それぞれ異なる画像を選択した場合は、表示手段28の画面において、画像編集領域34および編集メニュー領域36を2つ以上表示して、それぞれのユーザが同じ表示手段28を見ながら同時に編集を行えるようにしてもよい。
例えば、異なる2つの画像が選択された場合には、図4に示すように、表示手段28の画面上に2つの画像編集領域34および40を設けて、これらの領域にそれぞれ異なる画像を表示して、さらに、画面の左右の端に、編集メニュー領域36および42を表示させてもよい。この時、画像編集領域34の画像には、編集メニュー領域36が、画像編集領域40の画像には編集メニュー領域42が、それぞれ対応している。
また、表示手段28には、編集を行う各ユーザ1P、2Pおよび3Pの指示手段14に対応するポインタ38a、38bおよび38cが表示されている。各ユーザは、自身の指示手段14を用いてポインタを操作することで、編集メニュー領域36または42を操作して、画像の編集を行う。
なお、画像編集手段18では、この時、どの指示手段がどの画像編集領域の画像に対して編集を行っているかを確認するための確認機能を有していることが好ましい。
このように、複数のユーザが同じ画像に対して編集を行う場合は、各ユーザは、図4において、編集メニュー領域36を操作して、各々所望の編集を行うことができる。
なお、図4の例では、画像編集領域を2つ表示しているが、本発明はこれに限定されず、表示手段28の画面の大きさなどに応じて、3つ以上の画像編集領域を表示する構成としてもよい。また、これに伴い、編集メニュー領域も3つ以上表示してもよい。
また、予め、指示手段14で設定されているユーザ識別情報を取得することなどにより、編集を行っているユーザの数を知見して、ユーザと同じ数の画像編集領域あるいはさらに編集メニュー領域を表示するようにしてもよい。
ここで、図4において、複数のユーザが同じ画像に対して同時に異なる編集を行う場合には、優先度設定手段26において設定された各ユーザの優先度に基づいて、編集が行われる。
例えば、複数のユーザが、同じ画像に対して同時に明るさの変更を行おうとした場合は、画像編集手段18は、各指示手段14に設定されているユーザ識別情報を取得して、これに基づいて、優先度設定手段26において、各ユーザのユーザ優先度を取得する。そして、ユーザ優先度のより高いユーザのユーザ識別情報が設定されている指示手段14による編集指示を実行する。
これにより、複数のユーザが同時に画像データの編集を行う場合であっても、優れた操作性で、効率的な編集を行うことができる。
このため、優先度設定手段26は、ユーザがユーザ優先度を確認するための優先度確認機能を有していることが好ましい。優先度確認機能の一例としては、各指示手段14のポインタの表示方法を変更することが挙げられる。例えば、ユーザ優先度の高い順に、ポインタの大きさを大きくしたり、ポインタの色を変更することで、各ユーザのユーザ優先度を視覚的に認識させることができる。また、表示手段28の画面上に、ユーザ優先度の表示領域を設けて、各ユーザのユーザ優先度を常に表示しておいてもよい。あるいは、優先度確認機能は、操作時に音を発するようにして、その音の種類によってユーザ優先度を認識させてもよい。さらに、複数のポインタが画面上で重なった場合には、最もユーザ優先度の高いポインタが、他のポインタを跳ねのけるような動きをするようにしてもよい。
ユーザ優先度は、画像を編集していく過程で変動するものであるため、ユーザ優先度が変更された際には、表示手段28において、メッセージを画面表示または音声表示したり、音や光などを発することによって、ユーザにユーザ優先度が変更されたことを認識させるようにする。
ユーザによる画像の編集が終了すると、ユーザは、指示手段14を用いて、編集メニュー領域のOKボタンを操作する。すると、画像編集手段18は、編集対象の画像の画像ID、指示手段14で設定されているユーザ識別情報、その指示手段14によって行われた編集内容、および編集が行われた日時を対応づけて、これらをまとめて第1編集情報として、記憶手段20に送信する。記憶手段20は、受信した第1編集情報を記憶する。これにより、画像の編集が完了する。
なお、編集を行った後は、画像編集領域や画像選択領域には、編集の結果を反映した画像を表示することが好ましい。さらに、表示手段28の画面上の、ある所定の領域に画像が表示されている時に、他の画像編集領域において同一の画像の編集がなされた場合には、他の領域に表示されている画像にも、その都度編集結果を反映させて再表示させるのがよい。
また、表示手段28の画像表示領域の大きさは、指示手段14を用いて変更することができる。例えば、ユーザ優先度に応じて、優先度が高いユーザの選択した画像のみを表示したり、その画像を他のものよりも大きく表示したりすることができる。
さらに、画像選択領域32では、すでに編集が行われた画像を判別できるような確認機能を有することが好ましい。例えば、図5に示すように、編集が行われた画像のサムネイル画像に、太枠44のような装飾を施す。これにより、ユーザは、画像選択領域32を見ただけで、編集が行われた画像を判別することができる。
次に、すでに編集が行われた画像に対して、他のユーザがさらに追加の編集を行う場合について説明する。
本発明では、画像の編集は、同じ画像に対して同じユーザであっても異なるユーザであっても、何度でも行うことができ、編集が行われる度に、記憶手段20には、編集を行った画像の画像ID、編集を行ったユーザのユーザ識別情報、編集内容、および編集を行った日時が第1編集情報として記憶される。
図6に、ユーザ1Pによってすでに編集が行われた画像を、ユーザ2Pが、編集対象の画像として画像選択領域32から画像編集領域34にドラッグして編集を行う場合における、表示手段28の画面表示の一例を示す。
ユーザ2Pは、図6に示すように、すでに編集が行われ、太枠44の表示されているサムネイル画像を指示手段14を用いてドラッグして、画像編集領域34に配置する。このとき、画像編集領域34には、ユーザ1Pによってすでに行われた編集の結果が反映された画像が表示される。
また、編集メニュー領域36には、すでに行われた編集の内容が、ユーザにわかるように表示されている。図示例では、明るさのボタンの上に「+2」という表示があり、前回の編集時に、明るさのレベルを2つ上げる編集が行われたことがわかる。ユーザ2Pは、前回の編集結果を参考に、好みの編集を行う。
ここで、ユーザ2Pが、明るさを「−2」とする編集を行ったものとする。ユーザ2Pは、明るさボタン36aを操作して明るさを「−2」として、OKボタン36gを操作する。すると、画像編集手段18は、編集対象の画像の画像IDと、ユーザ2Pのユーザ識別情報と、入力された編集内容と、編集日時とを対応付けて、第1編集情報として記憶手段20に送信する。記憶手段20は、受信した第1編集情報を記憶する。
次に、記憶手段20は、記憶されているデータの中から、編集対象の画像の画像IDに対応する第1編集情報を検索して取得し、これを演算手段22に送信する。本実施例では、ユーザ1Pが「明るさ+2」の編集を行い、その後、ユーザ2Pが「明るさ−2」の編集を、この画像に対して行っているため、これらの2つの第1編集情報が送信される。
演算手段22では、受信した第1編集情報に基づいて、編集情報の演算を行い、第2編集情報を作製する。
1つの画像に対して、1人のユーザのみによる編集がなされている場合や、複数のユーザが、それぞれ異なる項目について編集を行っており、各編集内容が重複・競合しない場合は、演算手段22は、編集情報の演算を行う必要はなく、第1編集情報の編集内容をそのまま画像生成手段24に送信する。
他方、1つの画像に対して、複数のユーザが編集を行っており、かつ、ユーザごとの編集内容が重複・競合する場合には、演算手段22は、全ての編集内容を反映させるように第1編集情報を組み合わせて、新たな編集情報として第2編集情報を作成する。
本実施例においては、ユーザ1Pが「明るさ+2」、ユーザ2Pが「明るさ−2」の編集を、同一の画像に対して行っている。
ここで、編集を行った日時はユーザ1Pの方が先であり、ユーザ2Pはユーザ1Pの編集内容が反映された画像を見ながら編集を行ったので、ユーザ1Pは、編集を行う前の原画像に対して明るさを+2として、ユーザ2Pは、原画像から+2の明るさとなった画像に対して、明るさを−2にしたことになる。つまり、この画像に関するユーザ1Pの好みの明るさは、原画像+2の明るさであり、ユーザ2Pの好みの明るさは原画像のままの明るさである。
従来の方法では、このような場合に、ユーザ1Pおよび2Pの編集内容を単純に加算して、「+2−2=0」となることから、明るさを±0としていた。しかし、この結果では、単純な上書き編集となり、ユーザ2Pの意思のみが反映されており、ユーザ1Pの意思は反映されない。
本発明では、編集を行った各ユーザの意思を等しく反映させることを目的とする。このため、編集情報を単なる上書きでなく、原画像からどれだけ変化したかによって算出する。
本実施例では、ユーザ1Pの行った明るさの編集は、原画像+2であり、ユーザ2Pのそれは、ユーザ1Pの編集後の画像の明るさ−2、つまり、原画像±0である。したがって、両者の中間値は、原画像+1の明るさということになる。
演算手段22は、この「+1」という値を、ユーザ1Pおよび2Pの編集内容を組み合わせた新たな編集情報として算出する。
このようにして算出された編集情報は、編集対象の画像の画像IDと対応付けられて、第2編集情報として、画像生成手段24に送信される。
画像生成手段24では、受信した第2編集情報に基づいて、受信した画像IDに該当する画像に対して、第2編集情報による編集を実行する。さらに。編集を行った画像を表示手段28に表示する。
このように、演算手段22において、単に最新の編集内容を上書きするのではなく、各ユーザの編集内容の中間値を算出することにより、複数人による画像の編集を行う場合に、各ユーザの意思を反映した編集を行うことができる。
あるいは、演算手段22において演算を行う際には、ユーザ優先度に基づいて重み付け演算を行うようにしてもよい。
例えば、上述の実施例において、ユーザ1Pの方が、ユーザ2Pよりもユーザ優先度が高い場合は、ユーザ1Pの重みを100%、ユーザ2Pの重みを0%として、ユーザ1Pの編集した「明るさ+2」を第2編集情報として、これに基づいて、画像生成手段24において画像を生成してもよい。
また、セピア・モノクロなどの画像処理の効果について、ユーザ間での編集内容が異なっている場合にも、同様にして、各ユーザの意思を反映した編集情報を作成することができる。
例えば、同一の画像に対して、ユーザ1Pが「セピア」の編集を行い、その後、ユーザ2Pが「モノクロ」の編集を行ったものとする。従来であれば、この場合、後に編集を行ったユーザ2Pの「モノクロ」を適用する。しかし、本発明では、演算手段22において、セピアの色味をモノクロに近づけるような演算を行うなどして、各ユーザの意思を共に反映させるような編集情報を作成する。
あるいは、上述した明るさの編集における演算の場合と同様に、ユーザ優先度を用いて重み付けを行い、ユーザ優先度の高いユーザの編集情報を適用するようにしてもよい。また、ユーザ1Pおよび2Pのユーザ優先度が等しい場合は、編集を行った順番に応じて、最後に行ったユーザ2Pの処理を優先するようにしてもよい。
さらに、演算手段22における演算結果に加えて、新たな画像処理を行うようにしてもよい。
例えば、ユーザ1Pが「ズーム(画像の拡大、トリミング)」の編集を行い、ユーザ2Pが「画像の回転」の編集を行った場合に、演算手段22は、この2つの第1編集情報を演算して、さらに、演算結果の画像に効果的な編集として、画像に渦巻状の線を描画する「渦巻き効果線」を新たに加えて、「ズーム、回転、渦巻き効果線を付加」という第2編集情報を作製してもよい。
あるいは、ユーザ1Pが「明るさ+2」の編集を行い、ユーザ2Pは「シャープネス+2」の編集を行った場合に、この2つの第1編集情報を演算して、さらに、演算結果の画像に効果的な編集として、「彩度+1」を加えて、「明るさ+2、シャープネス+2、彩度+1」という第2編集情報を作製してもよい。
上述のような、複数の第1編集情報を組み合わせた第2編集情報の作製は、演算手段22において自動的に行われる。演算手段22は、第2編集情報の作製のための判断機能や、演算テーブルを予め有しており、そこには、所定の種類の編集情報を組み合わせる際の演算方法や、追加する編集内容などが、設定されている。また、ユーザがこれらの演算方法を決定して、予め演算テーブルに登録し、必要に応じて登録内容の変更を行ってもよい。
また、画像編集手段18では、編集の追加だけでなく、すでに行った編集内容を取り消すこともできる。この場合も、編集内容を全て取り消すのではなく、取り消したいユーザの第1編集情報のみを取り消して、他のユーザの意思を残した第2編集情報を再作成する。
上述の、ユーザ1Pが+2、ユーザ2Pが−2の明るさの編集を行った例において、ユーザ1Pの編集内容を取り消す場合について説明する。
編集後の画像では、上述したように、明るさは+1となっている。これは、ユーザ1Pが原画像に対して明るさを+2として、ユーザ2Pがユーザ1Pの編集後の画像に対して、明るさを−2、つまり原画像±0の明るさを設定した結果である。
ここで、ユーザ1Pの編集内容を取り消す場合は、ユーザ2Pの第1編集情報のみを残せばよく、原画像±0の明るさとすればよい。このように、第1編集情報を取り消すユーザの重みを0として演算を行うことで、ユーザの欲する結果を得ることができる。
なお、第1編集情報の取り消しの可否を、各ユーザのユーザ優先度に応じて決定してもよい。例えば、自分よりもユーザ優先度の高いユーザの第1編集情報を取り消すことはできないようにする。反対に、自分よりもユーザ優先度の低いユーザの行った編集は、取消および変更を行うことができるようにしてもよい。
また、上述の例では、画像に施された編集結果を、その都度反映させて、編集後の画像を表示手段28に表示させているが、本発明はこれに限定されず、すでに編集が加わっている画像に対して編集内容を反映させずに、原画像を表示するようにしてもよい。この場合は、編集の加わった画像であっても、画像編集領域には編集前の原画像(オリジナル画像)を表示して、ユーザごとに好みの編集を行う。そして、後に、演算手段22において、各ユーザの第1編集情報に基づき、第2編集情報を作成して、これを原画像に施して、編集の内容を反映させる。
また、図4のような表示画面上で、複数のユーザによって編集を行っている場合に、各ユーザにより同一の画像が選択され、2つの画像編集領域に同一の画像が表示されるような指示がなされた場合には、図7に示すように、画像編集領域を1つにして、画像を大きく表示させるようにしてもよい。これにより、複数のユーザが同時に同じ画像を編集する際に、画像がより見やすく、操作性が向上する。
さらに、全ての画像について編集処理が終了すると、指示手段14を用いて、編集の終了を通知するようにしてもよい。
また、上述したように、本発明の画像編集装置においては、表示手段28は1つに限らず、複数有していてもよい。さらに、各表示手段がそれぞれ別の場所に設置されている場合には、ネットワーク接続により、複数のユーザでの編集を行うことができる。
図8に、ネットワーク接続による画像編集を行う場合の装置構成の一例を示す。
図8において、サーバ50は、図1に示す画像編集装置10のうち、指示手段14および表示手段28以外の全ての構成を備えている。また、サーバ50は、画像データを記憶するメモリを備えており、画像群を記憶している。端末52aおよび52bは、各ユーザが有するPCなどの端末であり、モニタなどの表示手段28と、モニタを見ながら画像に編集を行うための、キーボードやマウスなどの指示手段14とを備える。
サーバ50および各端末52は、インターネットなどの公知のネットワークにより接続され、互いにデータの送受信などの通信が可能である。なお、図示例では2つの端末がサーバ50と接続されているが、本発明はこれに限定されず、3つ以上の端末がサーバ50と接続されていてもよい。
このような構成により、複数の表示手段が異なるデバイス上にある場合であっても、画像の編集を行うことができる。この場合は、各端末に、各ユーザごとの画像表示領域を表示することができるため、ユーザがより効率的に編集を行うことができる。
このように、本発明の画像編集方法を用いる画像編集装置によれば、複数のユーザが同じ画像の編集を行う場合に、ユーザごとの編集情報(第1編集情報)を記憶し、この編集情報を演算して、新たな編集情報(第2編集情報)を生成することにより、最新の編集を行ったユーザの意思だけが反映されるのではなく、編集を行った全てのユーザの意思を反映することができる。これにより、各ユーザの意思を反映して、かつ、作業効率が高まり、優れた操作性で画像の編集を行うことができる。
ここで、上述の実施例においては、同一の画像に対する複数の第1編集情報を基に、第2編集情報を生成し、これを第1編集情報の作成時の編集対象であった画像に適用しているが、本発明はこれに限定されず、第1編集情報および第2編集情報は、第1編集情報の編集対象の画像だけでなく、その他の画像に対して用いてもよい。
例えば、ある画像Aに対して複数のユーザにより第1編集情報が作製され、それらを組み合わせて演算して第2編集情報が生成されたものとする。この時、第2編集情報は、上述の実施例にように画像Aに対して用いるだけでなく、画像入力手段に記憶されているその他の画像に対して用いてもよい。
あるいは、異なる画像A、BおよびCに対して、各々1つずつ第1編集情報が作製されている場合に、これらを組み合わせて第2編集情報を生成することもできる。このようにして生成された第2編集情報は、画像A、BおよびCに対して使用してもよいのはもちろんのこと、さらにその他の画像に対して使用してもよい。
以上、本発明の画像編集装置、画像編集方法、および、このような画像編集方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体について詳細に説明したが、本発明は上記種々の実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
本発明の画像編集装置の装置構成の一例を示すブロック図である。 本発明の画像編集装置の初期画面の一例を示す図である。 画像の編集画面の一例を示す図である。 複数の画像を同時に編集する編集画面の一例を示す図である。 複数の画像を同時に編集する編集画面の他の一例を示す図である。 複数の画像を同時に編集する編集画面の他の一例を示す図である。 複数のユーザが同時に編集を行う編集画面の一例を示す図である。 本発明の画像編集装置の装置構成の他の一例を示す図である。
符号の説明
10 画像編集装置
12 画像入力手段
14 指示手段
16 画像選択手段
18 画像編集手段
20 編集情報記憶手段
22 編集情報演算手段
24 画像生成手段
26 優先度設定手段
28 表示手段
32 画像選択領域
34、40 画像編集領域
36、42 編集メニュー領域
38a、38b、38c、38d ポインタ
44 太枠
50 サーバ
52a、52b 端末

Claims (10)

  1. 複数のユーザにより画像の編集を行う画像編集装置であって、
    前記画像を取得して記憶する画像入力手段と、
    前記ユーザのユーザ識別情報を有し、前記画像入力手段に記憶されている1以上の画像の中から、編集を行う画像を選択すると共に、前記選択された画像の編集を指示する1以上の指示手段と、
    前記指示手段による指示内容に基づいて、前記選択された画像について、前記ユーザ識別情報ごとに第1編集情報を作製する画像編集手段と、
    1以上の前記画像に関する前記第1編集情報を取得し、これらに基づいて第2編集情報を算出する編集情報演算手段と、
    前記第2編集情報に基づいて、前記画像入力手段に記憶されている1以上の画像に編集処理を施す画像生成手段と
    を有することを特徴とする画像編集装置。
  2. 前記第1編集情報は、前記選択された画像の識別情報と、前記選択された画像に対して編集の指示を行った前記位置指示手段ごとに設定された前記ユーザ識別情報と、前記指示手段による編集指示の内容とを含む請求項1に記載の画像編集装置。
  3. 前記編集情報演算手段は、予め設定された、複数の前記第1編集情報を組み合わせるための演算テーブルを有しており、前記演算テーブルに基づいて、複数の前記第1編集情報の中間値を算出することにより、前記第2編集情報を算出する請求項1または2に記載の画像編集装置。
  4. さらに、前記指示手段ごとにユーザ優先度を設定するユーザ優先度設定手段を有し、
    前記編集情報演算手段は、前記ユーザ優先度の高い前記ユーザ識別情報を有するユーザの第1編集情報を優先的に実行するように第2編集情報を算出する請求項1〜3のいずれかに記載の画像編集装置。
  5. 前記ユーザ識別情報ごとの前記ユーザ優先度を表示する表示手段を有する請求項4に記載の画像編集装置。
  6. 前記第1編集情報を一時的に記憶するための編集情報記憶手段を有する請求項1〜5のいずれかに記載の画像編集装置。
  7. 前記画像入力手段において取得した画像のうち、前記指示手段による編集が可能なものを選別して、前記表示手段に表示する画像選択手段を有する請求項5または6に記載の画像編集装置。
  8. 前記指示手段は、ネットワークを介して画像の選択および前記画像の編集指示を行う請求項1〜7のいずれかに記載の画像編集装置。
  9. 複数のユーザにより画像の編集を行う画像編集方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、
    取得され、記憶されている1以上の画像の中から、編集を行う画像を選択すると共に、前記選択された画像の編集を指示するステップと、
    前記指示の内容に基づいて、前記選択された画像について、前記ユーザのユーザ識別情報ごとに第1編集情報を作製するステップと、
    1以上の前記画像に関する前記第1編集情報を取得し、これらに基づいて第2編集情報を算出するステップと、
    前記第2編集情報に基づいて、前記画像入力手段に記憶されている1以上の画像に編集処理を施すステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  10. 複数のユーザにより画像の編集を行う画像編集方法であって、
    取得され、記憶されている1以上の画像の中から、編集を行う画像を選択すると共に、前記選択された画像の編集を指示するステップと、
    前記指示の内容に基づいて、前記選択された画像について、前記ユーザのユーザ識別情報ごとに第1編集情報を作製するステップと、
    1以上の前記画像に関する前記第1編集情報を取得し、これらに基づいて第2編集情報を算出するステップと、
    前記第2編集情報に基づいて、前記画像入力手段に記憶されている1以上の画像に編集処理を施すステップと
    を有することを特徴とする画像編集方法。
JP2008139899A 2008-05-28 2008-05-28 画像編集装置、記録媒体および画像編集方法 Withdrawn JP2009290476A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008139899A JP2009290476A (ja) 2008-05-28 2008-05-28 画像編集装置、記録媒体および画像編集方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008139899A JP2009290476A (ja) 2008-05-28 2008-05-28 画像編集装置、記録媒体および画像編集方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009290476A true JP2009290476A (ja) 2009-12-10

Family

ID=41459266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008139899A Withdrawn JP2009290476A (ja) 2008-05-28 2008-05-28 画像編集装置、記録媒体および画像編集方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009290476A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011248566A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Casio Comput Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
WO2015125510A1 (ja) * 2014-02-19 2015-08-27 富士フイルム株式会社 合成画像生成サーバ,合成画像生成方法,ならびにそのプログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体
JP2020013287A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 辰巳電子工業株式会社 画像編集装置、画像編集方法および画像編集プログラム
JPWO2020196670A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011248566A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Casio Comput Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
WO2015125510A1 (ja) * 2014-02-19 2015-08-27 富士フイルム株式会社 合成画像生成サーバ,合成画像生成方法,ならびにそのプログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体
JP2020013287A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 辰巳電子工業株式会社 画像編集装置、画像編集方法および画像編集プログラム
JP7102680B2 (ja) 2018-07-17 2022-07-20 辰巳電子工業株式会社 画像編集装置、画像編集方法および画像編集プログラム
JPWO2020196670A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01
WO2020196670A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び制御プログラム
US20220012839A1 (en) * 2019-03-28 2022-01-13 Fujifilm Corporation Image processing apparatus, control method of image processing apparatus, and control program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6886939B2 (ja) 情報処理装置の制御方法、制御プログラム及び情報処理装置
US8234568B2 (en) Selecting image arrangement regions based on number of users
US20130145286A1 (en) Electronic device, social tile displaying method, and tile connection method
KR20130080179A (ko) 휴대용 단말기에서 아이콘 관리 방법 및 장치
US10860182B2 (en) Information processing apparatus and information processing method to superimpose data on reference content
US20210274106A1 (en) Video processing method, apparatus, and device and storage medium
JP5929387B2 (ja) 情報処理装置、履歴データ生成プログラム及び投影システム
JP2014050027A (ja) 写真シール作成装置、写真シール作成装置の制御方法、及び写真シール作成装置の制御プログラム
CN113082696A (zh) 显示控制方法、装置和电子设备
US20120313968A1 (en) Image display system, information processing apparatus, display device, and image display method
CN112774192A (zh) 游戏场景跳转方法、装置、电子设备及存储介质
JP2009290476A (ja) 画像編集装置、記録媒体および画像編集方法
US20170374391A1 (en) System, method, and program for distributing video
JP2007066081A (ja) 電子会議装置及び電子会議装置制御プログラム
JP5867743B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理装置用プログラム
JP6492571B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、画面表示方法及びプログラム
JP2018124758A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP6175375B2 (ja) 表示装置、表示方法及びプログラム
JPH0997039A (ja) プレゼンテーション支援方法と装置
JP2015210631A (ja) コンテンツ管理システム、管理装置、端末装置、コンテンツの処理方法、および管理プログラム
JP6201501B2 (ja) 動画編集装置、動画編集方法およびプログラム
JP2010198509A (ja) 表示制御装置、入力操作装置、及び管制システム
JP6095743B2 (ja) 支援装置、プログラム
JP2014212381A (ja) 画像処理装置、プレビュー画像を表示する方法、およびプログラム
US11995868B2 (en) Image processing device, image providing server, image display method, and image provision method for navigating horizontally or vertically between floor images

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20110802