JP2009288856A - 覗き見防止機能付き携帯端末 - Google Patents

覗き見防止機能付き携帯端末 Download PDF

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Abstract

【課題】他人に覗き見されては困る部分のみを見え難くすることで、表示画面の見易さとプライバシーの保護とを両立させた覗き見防止機能を備える携帯端末の提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係る携帯端末は、ディスプレイに情報を表示する際に、表示する情報から特定の情報を検索して、特定の情報が抽出された場合は、抽出された特定の情報の表示属性を視認性が低下するような表示属性に変更して、情報をディスプレイに表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末等の表示画面の表示制御に関し、特に覗き見防止機能を動作中の表示画面の見易さを向上させる技術に関する。
近年の、携帯電話機等の携帯端末には、音声による通話を行う機能等の様々な通信機能が備えられ、ディスプレイに様々な情報を表示するようになっている。例えば、メール、インターネットのページなどである。
携帯端末は、その可搬性から、何時でも何処でも使用できるという利便性があるものの、一方で、電車の中などで使用した場合には、ディスプレイに表示している内容を他人に見られてしまう場合がある。
ディスプレイに表示している内容が、広告などの一般に広く知られても良い内容である場合には問題は生じ得ないが、プライバシーに関するもの、例えば、個人宛のメールの内容や、個人の携帯電話の番号などである場合には、問題が生ずる場合があり得る。
そこで、自装置の位置に応じてディスプレイの視野角を変更する技術、例えば、駅の構内では狭視野角にする技術が開発されている(特許文献1)。
また、メールを作成したり閲覧したりする場合に、ユーザが指定した領域以外は隠蔽する技術(特許文献2)も開発されている。詳細には、ユーザが指定した領域のみが通常通りに表示されており、他の領域は隠蔽される技術である。具体的には、メールを作成する場合は、入力中の漢字変換前のかな文字を含む部分が、メールを閲覧している場合は、方向キーによって移動する数文字分が通常通りに表示され、他の部分は、背景色と近似した文字色で表示される。
これらの技術によれば、ディスプレイに表示されているメール本文等を、他人に容易に把握されてしまうことを防ぐことができるようになる。
特開2007−33935号公報 特開2004−252773号公報
しかし、最初の技術では、ディスプレイ全体の表示を見え難くすることによって表示内容の把握をし難くしているので、ユーザ本人にもディスプレイが見え難いという問題がある。
また、二つ目の技術では、メール表示画面の一部分は通常と同じように見え易くなっているものの、それ以外の部分はユーザ本人にとっても見え難い。しかし、この見え易くなっている一部分を拡大したのでは、覗き見防止の役割が果たせなくなってしまうという問題がある。
そこで、本発明は、他人に覗き見されては困る部分のみを見え難くすることで、表示画面の見易さとプライバシーの保護とを両立させた覗き見防止機能を備える携帯端末の提供を目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の携帯端末は、ディスプレイと、前記ディスプレイに情報を表示する表示制御手段と、前記ディスプレイに表示する情報の表示属性を設定する属性設定手段と、特定の情報を抽出する抽出手段とを備え、前記表示制御手段は、前記抽出手段に、前記ディスプレイに表示する情報から特定の情報を抽出させ、抽出された特定の情報の表示属性を、視認性が低下するような表示属性に前記属性設定手段で変更して、当該表示する情報を前記ディスプレイに表示することを特徴とする。
ここで、情報とは、かな、漢字、アルファベット、数字等の文字をいい、更には、記号、図、絵文字、画像等をいうものとする。また、文字は、全角、半角を問わない。
また、表示属性とは、文字であれば、色、大きさ、書体等をいい、記号、図等であれば、その色、大きさ等をいうものとする。また、ハッチングをかける、点滅させる等も表示属性であるとする。
また、視認性が低下するとは、見えはするが、その内容が容易に把握できなくなることをいうものとする。
本発明に係る携帯端末は、上述の構成を備えることにより、特定の情報のみを見え難くし、他の部分は通常の表示となるので、ユーザの使い勝手は通常と同様でありながら、プライバシー等を保護することが出来るようになる。
また、表示画面は、特定の情報以外の部分は通常の表示となるので、全体としては見易いままであり、従来の覗き見防止機能を動作させた場合に比べ、ユーザの使い勝手は一段と向上する。
<実施形態>
<概要>
本発明の携帯端末に搭載されている覗き見防止機能は、ディスプレイに表示されている情報のすべてを一律に隠蔽したい訳ではないことに鑑み、本当に隠蔽が必要な情報のみを選び出して隠蔽するものである。ここで隠蔽とは、見え難くするような態様で表示することを言うものとする。
すなわち、ディスプレイに表示されている情報のうち、必要最小限の部分のみが隠蔽されることから、ユーザにとっては、表示されている情報の全体は理解しつつ、ポイントだけは他人からは容易に把握できないようにすることが可能となる。例えば、受信メールを表示している場合、メール本文の中の会社名だけを見え難くするなどである。
隠蔽とは、見え難くするような態様で表示することを言うものとするが、見え難くする表示形態としては、背景色と近い色で表示する、小さい文字で表示する、背景とともに輝度を落として表示するなど様々な表示形態がある。本実施形態では、背景色と近い色で文字を表示するものとする。
ここで、図2と図3とを用いて、本発明の携帯端末に係る覗き見防止機能について、簡単に説明する。
図2は、受信メールを表示している画面を表す図である。
画面4000は、覗き見防止機能を動作させずにメールを表示した画面を示し、画面4100は、覗き見防止機能を動作させてメールを表示した画面を示す。本図では、斜線が引いてある文字又は文字列が、隠蔽されている文字又は文字列を示すものとする。以下、「文字列」は、1以上の文字を意味するものとする。
画面4100では、メール本文中の「経理」、「AA工業」、「1、234、000」、「090-1234-5678」が隠蔽されている。
次に、図3は、メールを作成している画面を表す図である。
画面5000は、「かぶしきがいしゃ」5001を入力している画面を示し、画面5100は、漢字変換を行い「株式会社」を確定したときの画面を示す。
画面5000では、「AA工業」は未だ隠蔽されていないが、画面5100では、「AA工業」5101は隠蔽されている。
以下、本発明にかかる覗き見防止機能付き携帯電話機を説明する。
尚、本実施形態では、メールの表示時と作成時の覗き見防止機能について説明するが、他のアプリケーションによりディスプレイに情報を表示する場合であってもよい。
<構成>
まず、本発明の実施形態に係る携帯電話機の構成について図1を用いて説明する。図1は、携帯電話機の構成を示す機能ブロック図である。
携帯電話機100は、アンテナ1101を備える通信部1100、操作部1110、ディスプレイ1120、外部音声を入力するマイク1131と音声信号を出力するスピーカ1132とを備える音声処理部1130、表示制御部1600を含む制御部1200、メール送受信部1300、メール作成部1400、メール表示部1500、特定文字/関連文字抽出部1700、位置情報取得部1800、メール記憶部2000、抽出条件記憶部2100、アドレス帳記憶部2200及び動作条件記憶部2300から構成される。
まず、制御部1200は、図示しないCPU、メモリ等を備え、通話、着呼やメール受信の報知等、携帯電話機に必要な一般的な制御処理を行う他、以下に説明する各機能部に指示を出して本発明に特有の処理、例えば、表示する文字列のうちの一部の文字列の表示色を変えて表示する等の処理を行う。
次に、制御部1200に含まれる表示制御部1600は、ディスプレイ1120に文字列を表示するよう依頼する機能を有し、ディスプレイに表示する文字列、すなわち、画面1枚分の文字列のデータを内部のメモリに記憶する。この表示する文字列のデータは、<データ>の項で説明する。
また、表示制御部1600は、覗き見防止機能を動作させるか否かの判断を行い、動作させる場合は、覗き見防止機能の処理を行う機能を有する。
通信部1100は、変復調回路や信号処理回路等を含み、制御部1200の指示により、基地局(図示しない。)と通信する機能を有する。
また、操作部1110は、キー、ボタン等を含み、ボタンの押下等のユーザ操作を検出し制御部1200に通知する機能を有する。
ディスプレイ1120は、液晶等のディスプレイパネルを含み、制御部1200の指示により、当該ディスプレイにメニューやメール本文等を表示する機能を有する。
音声処理部1130は、音声のデジタル化や変復調等の処理を行う機能を有する。
メール送受信部1300は、メールの送受信を制御部1200と通信部1100とを介して行う機能を有する。受信したメールは、メール記憶部2000に記憶し、送信するメールは、メール記憶部2000から読み出して送信する。
ここで、メール記憶部2000は、メールを記憶する機能を有し、受信したメールである受信メール2010、送信済みのメールである送信メール2020及び未送信メールである保存メール2030を記憶している。
次に、メール作成部1400は、通常のメールを作成する機能を有し、ディスプレイ1120に表示する場合には、表示制御部1600に依頼する。作成したメールは、メール記憶部2000に記憶する。
また、メール作成部1400は、制御部1200を介して、操作部1110が検知したユーザが入力したかな文字を受け取り、かな漢字変換を行う機能を有する。
メール表示部1500は、受信メール2010や送信メール2020、保存メール2030をディスプレイ1120に表示する機能を有する。この際、ディスプレイ画面1枚分のメール本文を表示制御部1600に渡して、ディスプレイ1120に表示するよう依頼する。
また、このメール表示部1500は、メールの本文が長文であってディスプレイ1120に表示できないときには、操作部1110が検出したカーソル移動の情報を制御部1200を介して受信し、ディスプレイ1120に表示されているメール本文を変更する、いわゆるスクロールを行う機能も有する。
特定文字/関連文字抽出部1700は、特定文字や関連文字を文字列から検索し、抽出する機能を有する。ここで、特定文字とは、隠蔽する文字列を探すためのキーとなる文字列であり、関連文字とは、実際に隠蔽する文字列であって、特定文字と所定の関連を持つ文字列をいう。
例えば、隠蔽したい情報が金額を表す文字列「1000万円」である場合、お金を表す特定文字「円」と、その「円」前の数字は、お金を示す記号と金額を表す数字という関係にあり、その数字「1000万」が関連文字となる。
位置情報取得部1800は、いわゆるGPS(Global Positioning System)であり、自装置の位置を緯度と経度で測定し、表示制御部1600から要求されたときに通知する機能を有する。
抽出条件記憶部2100は、特定文字/関連文字抽出部1700が特定文字や関連文字を抽出するための条件を記憶する機能を有する。記憶している条件については、<データ>の項で説明する。
アドレス帳記憶部2200は、いわゆるアドレス帳を記憶する機能を有する。
動作条件記憶部2300は、覗き見防止機能を動作させるための条件を記憶する機能を有する。記憶している条件については、<データ>の項で説明する。
尚、制御部1200等の各部による各処理の全部または一部は、CPUが各種プログラムを実行することにより実現されるものである。
<データ>
以下、本発明の携帯電話機が用いる主なデータについて、図4〜図7を用いて説明する。
まず、図4は、抽出条件テーブル2110の構成例及び内容例を示す図である。
この抽出条件テーブル2110は、抽出条件記憶部2100に記憶されているテーブルであり、表示する文字列から、隠蔽する文字を抽出するための条件を規定している。このテーブルは、特定文字/関連文字抽出部1700によって参照される。
尚、この抽出条件テーブル2110は、覗き見防止機能を動作させるときには作成されているものであり、内容は、ユーザが自らが、秘密の度合い等を考慮して設定、変更できるものとする。
抽出条件テーブル2110は、特定文字2111、関連文字要件2112及び登録名詞2113で構成される。
特定文字2111は、隠蔽する文字列を探すためのキーとなる文字列である。ここでは、例えば、会社名を隠蔽する場合は、会社名を探すための特定文字として「株式会社」、「(株)」を、金額を隠蔽する場合は、金額を探すための特定文字として「円」、「¥」等を登録している。
関連文字要件2112は、関連文字と成り得るための要件である。関連文字とは、実際に隠蔽する文字列であって、特定文字と所定の関連を持つ文字列である。
また、登録名詞2113は、関連文字要件2112を満たす文字列のうち、隠蔽すべき文字列を示している。
例えば、特定文字2111「株式会社」の場合、関連文字要件2112は「前後の登録名詞」であり、登録名詞2113は「AA工業」、「BB電算」等である。従って、「株式会社」の前後の文字列のうち、「AA工業」、「BB電算」等の文字列を関連文字として隠蔽する。
また、例えば、特定文字2111「円」の場合、関連文字要件2112は「前の数字(金額)」と「登録名詞」であり、登録名詞2113は「億」、「万」等である。従って、「円」の前の金額を表す形式の数字と、「億」、「万」等の文字列を関連文字として隠蔽する。例えば、「1000万円」を表示する場合、「1000万」の部分が関連文字として隠蔽される。
また、例えば、特定文字2111「090」の場合、関連文字要件2112は「後の数字(電話番号)」である。従って、「090」の後の電話番号を表す数字を関連文字として隠蔽する。
また、例えば、特定文字2111「06」の場合、関連文字要件2112は「後の数字(電話番号)」であり、登録名詞2113は「アドレス帳に登録されている電話番号」である。従って、「06」の後の電話番号を表す形式の数字であって、アドレス帳に電話番号として登録されている「06」に続く数字を関連文字として隠蔽する。
関連文字を抽出する手順を、以下に簡単に説明する。
手順としては、表示する文字列等の抽出対象の文字列から、特定文字2111を検索し、特定文字が見つかった場合、検索された特定文字との関係で関連文字要件2112を満たす関連文字を見つける。
具体例として、図3の画面4000に表示されているメール本文から、関連文字を抽出する場合を説明する。
メール本文の最初から、特定文字2111を検索すると、「課」が抽出される。この「課」に対応する関連文字要件2112で規定する要件に合致する関連文字を抽出する。
特定文字「課」場合、関連文字要件は「前の登録名詞」であるので、関連文字「課」に対応する登録名詞2113「人事」、「経理」、「購買」等の文字が、「課」の「前」にあるか否かを検索する。
画面4000のメール本文では、「課」の前に「経理」があるので、この「経理」を関連文字として抽出する。
同様に、メール本文の最後まで、特定文字を抽出し、関連文字を抽出していく。
次に、図5(a)は、アプリ条件テーブル2310の構成及び内容例を示す図であり、図5(b)は、時間条件テーブル2320の構成例及び内容例を示す図であり、図5(c)は、位置条件テーブル2330の構成例及び内容例を示す図である。
アプリ条件テーブル2310、時間条件テーブル2320及び位置条件テーブル2330は、動作条件記憶部2300に記憶されているテーブルであり、覗き見防止機能を動作させるための条件を規定している。本実施形態では、これらの3つの条件において動作させることとなった場合であって、ユーザが覗き見防止機能をONにしていた場合に、覗き見防止機能を動作させるものとする。これらのテーブルは、表示制御部1600によって参照される。
尚、これらの条件テーブル(2310、2320、2330)は、覗き見防止機能を動作させるときには作成されているものであり、内容は、ユーザがメニューから項目を選択して設定、変更できるものとする。また、この条件に関わらず、ユーザの指示、例えば、ディスプレイにメールが表示されている時に、所定のボタンを押下すると覗き見防止機能を動作させることも可能であるとする。
まず、アプリ条件テーブル2310は、アプリケーション2311と覗き見防止有無2312とで構成される。
このアプリ条件テーブル2310は、覗き見防止機能を動作させるアプリケーションを規定するものであり、アプリケーション2311は、自装置で動作可能なアプリケーションを示す。また、覗き見防止有無2312は、該当するアプリケーションで覗き見防止機能を動作させるか否かを示し、「有効」の場合は、アプリケーション実行時に、覗き見防止機能を動作させ、「無効」の場合は、覗き見防止機能を動作させないものとする。
例えば、アプリケーション2311が「メール」、覗き見防止有無2312が「有効」の場合、メール機能を動作させるときは、時間条件テーブル2320等の条件が満たされれば、覗き見防止機能を動作させる。
時間条件テーブル2320は、曜日2321と時間2322とで構成される。
この時間条件テーブル2320は、覗き見防止機能を動作させる時間的な条件を規定するものであり、曜日2321と時間2322とは、それぞれ覗き見防止機能を動作させる曜日と時間帯を示している。
例えば、曜日2321が「月、火、水」、時間2322が「7:30-9:00、13:00-20:00」の場合、月曜日と火曜日と水曜日の7時半から9時までと、13時から20時までの間に、メールの表示又はメールの作成を行う場合には、自動的に覗き見防止機能が動作する。
また、位置条件テーブル2330は、場所2331、位置2332及び範囲2333で構成される。
この位置条件テーブル2330は、覗き見防止機能を動作させる位置的な条件を規定するものである。ここでは、動作させない場所を規定するものとする。
場所2331は、場所の識別名称であり、位置2332及び範囲2333とは、それぞれ覗き見防止機能を動作させる緯度経度の値と半径とを示している。
例えば、場所2331が「会社」、位置2332が「(X01,Y01)」、範囲2333が「50m」の場合、座標「(X01,Y01)」を中心として半径「50m」以内に自装置がある場合は、メールの表示又はメールの作成を行う場合であっても、自動的に覗き見防止機能を動作させない。
次に、図6は、アドレス帳2210の構成例及び内容例を示す図である。
このアドレス帳2210は、アドレス帳記憶部2200に記憶され、表示制御部1600が関連文字を決定する際に参照される。
アドレス帳2210は、項目2211と、複数の個人情報2212とで構成される。
項目2211は、アドレス帳に登録されている個人情報の項目を表し、「登録番号」、「名前」、「電話番号」、「メールアドレス」、「会社住所」、「部署」等で構成され、個人情報2212は、項目2211で示される項目の情報を含む通信相手に関する個人情報である。
まず、項目2211の「登録番号」は、このアドレス帳の個人情報の識別子を表す。本実施形態では、「001」、「002」等で示される。
「名前」は、本アドレス帳に登録されている通信相手の氏名、名称等を表し、「電話番号」は、本アドレス帳に登録されている通信相手の携帯電話機の電話番号である。また、「メールアドレス」は、通信相手のメールアドレスである。
例えば、「登録番号」が「001」で識別される個人情報2212は、「名前」が「B男」、「電話番号」が「0622222222」、「メールアドレス」が「A@BBB.ne.jp」である。
例えば、図4の抽出条件テーブル2110が参照された場合には、メール本文に「0622222222」は、隠蔽されて表示される。
図7は、表示制御部1600が記憶している表示データ(1610、1620)の構成例及び内容例を示す図である。
表示データ1610は、表示画面4010の表示データを示し、表示データ1620は、表示画面4110の表示データを示す。
表示データ1610は、色1611、サイズ1612、背景1613及び文字列1614で構成される。表示データ1620も同様の構成である。
色1611は文字列の表示色を、サイズ1612は1文字の大きさを、背景1613は文字の背景色を、文字列1614は表示する文字列を示す。
表示画面4010は、覗き見防止機能を動作させずにメール本文を表示させた画面であり、表示データ1610で示されるように、文字列1614「いつもお世話に・・・5678まで。」は、背景1613で示される「白」色の背景に、サイズ1612で示される「中」サイズの大きさで、色1611で示される「黒」色で、表示されている。
また、表示画面4110は、覗き見防止機能を動作させてメール本文を表示させた画面である。表示データ1620で示されるように、文字列1614「いつもお世話になっております。」は、背景1613で示される「白」色の背景に、サイズ1612で示される「中」サイズの大きさで、色1611で示される「黒」色で表示され、文字列1614「経理」は、背景1613で示される「白」色の背景に、サイズ1612で示される「中」サイズの大きさで、色1611で示される「灰」色で表示されている。
ここでは、関連文字、例えば、「経理」は、背景色「白」色と近似した色である「灰」色で表示して、他の黒色で表示されている文字より見難くしている。
<動作>
以下、上述した携帯電話機の動作について図8〜図11を用いて説明する。
本実施形態では、覗き見防止機能の2つの動作を説明する。メールを表示する場合と、メールを作成する場合である。
<メールを表示する場合の表示処理>
まず、図8と図9とを用いて、メールを表示する場合の表示処理を説明する。
図8は、メール表示処理を示すフローチャートである。
ユーザは、メールを指定して表示する操作を行う。例えば、メール一覧から表示するメールを選択し、表示を指示するボタンを押下する。
操作が成されたことを検知した操作部1110は、検知した操作を制御部1200に通知し、通知を受けた制御部1200は、通知された操作がメールを表示する指示であることを判定する。
メール表示の指示であることを判定した制御部1200は、指定されたメールの表示をメール表示部1500に依頼する(ステップS100)。この依頼の際、指定されたメールを特定できる情報を渡す。
メール表示部1500は、メールの表示を行う旨を制御部1200に通知し、制御部1200の表示制御部1600は、メール表示の際に、覗き見防止機能を動作させるか否かを判断する。
まず、表示制御部1600は、動作条件記憶部2300のアプリ条件テーブル2310を参照し、アプリケーション2311が「メール」の覗き見防止有無2312が「有効」か「無効」かを確認する(ステップS110)。
「有効」である場合(ステップS110:YES)は、時間条件テーブル2320を参照し、現時点での曜日と時刻が曜日2321と時間2322とに該当するかを確認する(ステップS120)。現時点での曜日と時刻は、自機内部のタイマ(図示していない。)から取得する。例えば、現在が月曜日の8時であれば、該当すると判断する。
該当する場合(ステップS120:YES)は、次に、位置条件テーブル2330を参照し、現在位置が位置2332から範囲2333内にいるかいないかを判断する(ステップS130)。現在位置は、位置情報取得部1800から取得する。
範囲2333内にいないと判断した場合(ステップS130:YES)は、ユーザが覗き見防止機能をONに設定しているか否かを判断する(ステップS140)。ユーザが覗き観防止機能をONにしているか否かは、制御部1200に問い合わせて判断するものとし、制御部1200は、ユーザの各種設定を記憶しているものとする。
ユーザが覗き見防止機能をONに設定している場合(ステップS140:設定有り)は、覗き見防止機能を動作させると判断する。
また、覗き見防止有無2312が「無効」である場合(ステップS110:NO)、現時点での曜日と時刻が、該当しない場合(ステップS120:NO)、現在位置が範囲2333内にあると判断した場合(ステップS130:NO)、ユーザが覗き見防止機能をONに設定していない場合(ステップS140:設定無し)は、覗き見防止機能を動作させないと判断する。
覗き見防止機能を動作させるか否かを判断した表示制御部1600は、判断が終了して表示データを取得する準備ができたことをメール表示部1500に通知する。
覗き見防止機能を動作させると判断した場合は、覗き見防止機能を動作させてメールの表示処理を行い(ステップS150)、覗き見防止機能を動作させないと判断した場合は、通常のメールの表示処理を行う(ステップS160)。
次に、図9を用いて、覗き見防止機能を動作させたメールの表示処理を説明する。この処理は、図8のステップS150に該当する処理である。
図9は、覗き見防止機能を動作させたメール表示処理を示すフローチャートである。
表示データを取得する準備ができた旨を、表示制御部1600から受け取ったメール表示部1500は、表示するメールをメール記憶部2000から読出し(ステップS200)、1ページ分を切り出して表示制御部1600に渡す(ステップS210)。
表示するメールの文字列データを受け取った表示制御部1600は、抽出条件記憶部2100の抽出条件テーブル2110を参照し、受け取った文字列から特定文字2111を検索する(ステップS220)。
特定文字を見つけた場合(ステップS220:YES)は、見つけた特定文字2111に対応する関連文字要件2112と登録名詞2113とを参照して、関連文字を抽出する(ステップS230)。特定文字を、受け取った文字列データの最後まで検索する(ステップS220:NO)。
関連文字があった場合(ステップS230:YES)は、関連文字の属性を変更して表示データ1620を作成する(ステップS240、図7参照)。本実施形態では、隠蔽する文字列の文字色は、背景の色に応じて予め決めておくものとする。例えば、背景の色が白色ならば、隠蔽する文字列の文字色は灰色とするなどである。文字色の決め方はこれに限られず、例えば、背景色の明度の値に、予め決められた値を加えた色を、文字の色として設定するなどと決めておくこととしてもよい。
関連文字がなかった場合(ステップS230:NO)は、受け取った文字列データの最後まで次の特定文字の検索を行う(ステップS250:NO、ステップS220)。
受け取った文字列データの検索が終了した場合(ステップS250:YES)は、表示制御部1600は、表示データ1620をディスプレイ1120に渡して表示を依頼する。
表示を依頼されたディスプレイ1120は、表示データ1620を表示する(ステップS270、図2の画面4100参照)。
操作部1110は、スクロール等の表示画面が変化するような指示の操作を検知した場合は、その旨を制御部1200に通知し、制御部1200は、メール表示部1500にその旨通知する(ステップS270:YES)。
メール表示部1500は、操作の内容に応じて表示するメールの文字列データを切り出して表示制御部1600に渡し、ステップS210からステップS260までを繰り返す。
操作部1110は、メールの表示を終了する指示の操作を検知した場合は、その旨を制御部1200に通知し、通知を受けた制御部1200は、メール表示部1500にその旨を通知する(ステップS280)。メール表示部1500は終了処理を行う。
<メールを作成する場合の表示処理>
次に、図10と図11とを用いて、メールを作成する場合の表示処理を説明する。
図10は、メール作成処理を示すフローチャートである。
この処理は、図8を用いて説明したメール表示処理とほとんど同じであるため、異なる点を中心に説明する。
ユーザは、メールを作成する操作を行う。例えば、メール作成ボタンを押下する。
操作が成されたことを検知した操作部1110は、検知した操作を制御部1200に通知し、通知を受けた制御部1200は、通知された操作がメールを作成する指示であることを判定し、メールの作成をメール作成部1400に依頼する(ステップS300)。
メール作成部1400は、メールの作成を行う旨を表示制御部1600に通知し、通知を受けた表示制御部1600は、メール作成の際に、覗き見防止機能を動作させるか否かを判断する。
この判断は、図8のステップS110〜ステップS140と同様である。すなわち、表示制御部1600が、動作条件記憶部2300のアプリ条件テーブル2310、時間条件テーブル2320、位置条件テーブル2330を参照し、ユーザが覗き見防止機能をONに設定しているか否かを判断して、覗き見防止機能を動作させるか否かを判断する。
覗き見防止機能を動作させるか否かを判断した表示制御部1600は、判断が終了してメールの作成準備ができたことをメール作成部1400に通知する。
覗き見防止機能を動作させると判断した場合は、覗き見防止機能を動作させてメールの作成処理を行い(ステップS305)、覗き見防止機能を動作させないと判断した場合は、通常のメールの作成処理を行う(ステップS306)。
次に、図11を用いて、覗き見防止機能を動作させたメールの作成処理を説明する。この処理は、図10のステップS305に該当する処理である。
図11は、覗き見防止機能を動作させたメール作成処理を示すフローチャートである。
メールの作成準備ができた旨を、表示制御部1600から受け取ったメール作成部1400は、制御部1200と操作部1110とを介して、ユーザが入力したかな文字(図3の画面5100参照)から、かな漢字変換を行って文字を確定し、確定した文字列データを表示制御部1600に渡す(ステップS320)。
確定した文字列データを受け取った表示制御部1600は、受け取った文字列データを作業メモリに記憶し、作業メモリ内の文字列データから、抽出条件記憶部2100の抽出条件テーブル2110を参照して特定文字2111を検索する(ステップS330)。検索は、作業メモリに記憶してあるメールを検索する。ここで、作業メモリは、メール作成部1400から受け取った文字列データを記憶しておくメモリであり、本実施形態では、作成しているメールのすべてを記憶しているものとする。
特定文字を見つけた場合(ステップS330:YES)は、見つけた特定文字2111に対応する関連文字要件2112と登録名詞2113とを参照して、関連文字を検索する(ステップS340)。特定文字が見つからない場合(ステップS330:NO)は、作業メモリの文字列データの最後まで検索する。
関連文字があった場合(ステップS340:YES)は、関連文字の属性を変更して表示データ1620を作成する(ステップS350、図7参照)。
表示データ1620は、作成されているメールが記憶されている作業メモリとは別に、表示するためだけのデータとして記憶しているものである。従って、表示データ1620は、文字が確定して今まで関連文字ではなかったものが関連文字となった場合には、その部分の属性が変更される。例えば、図3の「AA工業」は、「株式会社」が確定した時に関連文字と判断され、属性が変更される。
関連文字がなかった場合(ステップS340:NO)は、作業メモリの文字列データの最後まで次の特定文字の検索を行う(ステップS360:NO、ステップS330)。
作業メモリの文字列データの検索が終了した場合(ステップS360:YES)は、表示制御部1600は、表示データ1620を渡してディスプレイ1120に表示を依頼する。
表示を依頼されたディスプレイ1120は、表示データ1620を表示する(ステップS370、図3の画面5100参照)。
操作部1110は、メールの作成を終了する指示の操作を検知した場合(ステップS380:YES)は、その旨を制御部1200に通知し、通知を受けた制御部1200は、メール作成部1400にその旨を通知する。メール作成部1400は、作業メモリに記憶しているメールをメール記憶部2000に記憶し、処理を終了する。
メールの作成を終了する指示の操作を検知するまで(ステップS380:NO)、メール作成部1400は、制御部1200と操作部1110とを介して、ユーザが入力したかな文字(図3の画面5100参照)から、漢字変換等を行って文字を確定し、確定した文字列データを表示制御部1600に渡し、ステップS320からステップS370までを繰り返す。
<補足>
以上、本発明に係る携帯電話機について実施形態に基づいて説明したが、この携帯電話機を部分的に変形することもでき、本発明は上述の実施形態に限られないことは勿論である。即ち、
(1)実施形態では、覗き見防止機能を動作させる条件として、アプリケーションの種類を用い、メール機能の場合は、覗き見防止機能を動作させることとしたが、これに限られないのはもちろんである。
例えば、インターネットのサイトを表示するブラウジング機能の場合は、社内サイトや、セキュリティーで保護されているサイト、例えば、インターネットバンキングのサイトなどは、覗き見防止機能を動作させることとしてもよい。
また、携帯電話会社の公式サイトといわゆる勝手サイトとで、覗き見防止機能を動作させるか否かを変えることとしてもよい。
また、実施形態では、メールの表示時と作成時の覗き見防止機能を説明したが、特定の通信相手とのメールのみを覗き見防止機能を動作させる対象とすることとしてもよい。
この場合、例えば、アドレス帳に登録されている相手のうち、覗き見防止機能を動作させる相手を選択できるようにしたり、ダイレクトメールは覗き見防止機能の対象外とする。
また、実施形態では、メールの本文のみを覗き見防止の対象としているが、タイトルや送受信者名等を対象としてもよい。
(2)実施形態では、覗き見防止機能を動作させる条件として、曜日と時間を用いることとしているが、これ以外の時間の要件を用いてもよい。
例えば、スケジュール帳を参照して、移動中なのか、客先にいるのか等を判断することとしてもよい。
また、覗き見防止機能を動作させるアプリケーションに応じて、期限を決めてもよい。例えば、メールであれば、送受信した時刻から24時間過ぎたら覗き見防止機能は動作させないとか、社内サイトのページであれば、更新されてから1週間経ったら、動作させないとかである。
(3)実施形態では、覗き見防止機能を動作させる条件として、会社にいるかいないかを用いることとしているが、これ以外の場所の用件を用いてもよい。
例えば、人ごみの中、たとえば、電車の中や雑踏の中にいる場合や、自装置が移動している場合等にも、覗き見防止機能を動作させないこととしてもよい。
人ごみの中にいるか否かは、周囲の音やカメラで撮影した映像等を解析することで判断したり、自装置が移動しているか否かは、加速度センサ等で判断することができる。
(4)実施形態では、自装置の位置の検出をGPSを用いて行っているが、他の方法で位置を検出することとしてもよい。
例えば、携帯電話機の場合は、現在通信している基地局から位置を特定したり、携帯端末の場合は、無線LANのアクセスポイントから位置を特定するなどである。
(5)実施形態では、文字を背景の色と近似する色で表示することで見え難くしているが、文字と背景とのコントラストを小さくする、文字と背景の輝度を近くする、内容を把握し難いような形態のフォントを使用する、文字のサイズを小さくするなどを変更することとしてもよい。関連文字を、他人が認識し難くできればよい。
また、実施形態では、関連文字のみの表示属性を変えているが、特定文字の属性も同様に変更することとしてもよい。
(6)実施形態では、関連文字2112となる文字を登録名詞2113として記憶しているが、別に、個別に辞書を備えておいてもよい。
また、実施形態では、金額や部署などを示す文字を特定文字としたが、他の文字であってももちろんよい。
例えば、比率を表す文字「%」等、日時を表す「月、日、時、分」等、曜日を表す「曜日、月、火、水」等である。
更に、実施形態では、文字を覗き見防止の対象としているが、特定の画像を対象としてもよい。この場合、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)のIMGタグ内のalt属性として指定された文字列などから、覗き見防止の対象とする画像であるか否かを判断する。例えば、alt属性として指定された文字列に所定のキーワードが含まれていた場合には、IMGタグで指定された画像は覗き見防止の対象とする画像であると判断する。
(7)実施形態では、覗き見防止機能を備える携帯端末の例として携帯電話機を説明したが、モバイル型のみならず据え置き型のパソコンであってもよく、文字等の表示装置であってもよい。
例えば、社内においても、覗き見されては困るような情報、例えば、人事評価情報などをパソコン画面に表示する場合はあり得るからである。
(8)実施形態では、例えば、メール表示前に覗き見防止機能を動作させるか否かを判断し、判断に従ってメール表示処理を行っているが、通常の表示を行っている途中で、覗き見防止機能を動作させることが出来ることとしてもよい。また、その逆に、覗き見防止機能を動作させてメール表示処理を行っている途中で、通常の表示処理とすることが出来ることとしてもよい。
例えば、特定のボタンを押下する、携帯電話機を所定の速度以上で振るなどをトリガーとして、表示処理を変更してもよい。
また、覗き見防止機能を動作させている場合に、隠蔽されていない文字列を指定して隠蔽したり、隠蔽されている文字列を指定して通常の表示にしたりできることとしてもよい。
例えば、隠蔽されている文字列をカーソルで指定して、所定のキーを押下すると表示形態が変更されたりするなどである。また、隠蔽されている文字列を指定した場合は、隠蔽されている文字列が通常の表示態様でポップアップ表示となるなどである。
(9)実施形態で示した携帯電話機の各機能を実現させる為の各制御処理(図8等参照)をCPUに実行させる為のプログラムを、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM、フラッシュメモリ等がある。流通、頒布されたプログラムは、機器におけるCPUで読み取り可能なメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのCPUがそのプログラムを実行することにより実施形態で示した各機能が実現される。
他人に見られる可能性がある場所で、ディスプレイに文字等を表示する場合の技術として有用である。
本発明の携帯電話機の構成を示す機能ブロック図である。 受信メールを表示している画面を表す図である。 メールを作成している画面を表す図である。 抽出条件テーブル2110の構成例及び内容例を示す図である。 図5(a)は、アプリ条件テーブル2310の構成及び内容例を示す図であり、図5(b)は、時間条件テーブル2320の構成例及び内容例を示す図であり、図5(c)は、位置条件テーブル2330の構成例及び内容例を示す図である。 アドレス帳2210の構成例及び内容例を示す図である。 表示制御部1600が記憶している表示データ(1610、1620)の構成例及び内容例を示す図である。 メール表示処理を示すフローチャートである。 覗き見防止機能を動作させたメール表示処理を示すフローチャートである。 メール作成処理を示すフローチャートである。 覗き見防止機能を動作させたメール作成処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 携帯電話機
1100 通信部
1110 操作部
1120 ディスプレイ
1130 音声処理部
1200 制御部
1300 メール送受信部
1400 メール作成部
1500 メール表示部
1600 表示制御部
1700 特定文字/関連文字抽出部
1800 位置情報取得部
2000 メール記憶部
2100 抽出条件記憶部
2200 アドレス帳記憶部
2300 動作条件記憶部

Claims (6)

  1. ディスプレイと、
    前記ディスプレイに情報を表示する表示制御手段と、
    前記ディスプレイに表示する情報の表示属性を設定する属性設定手段と、
    特定の情報を抽出する抽出手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記抽出手段に、前記ディスプレイに表示する情報から特定の情報を抽出させ、抽出された特定の情報の表示属性を、視認性が低下するような表示属性に前記属性設定手段で変更して、当該表示する情報を前記ディスプレイに表示する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記ディスプレイに表示する情報は、文字列であり、
    前記属性設定手段は、文字の形態を定める表示属性を設定し、
    前記抽出手段は、特定の文字と当該特定の文字と関連する情報を表す文字である関連文字とを抽出し、
    前記表示制御手段は、前記抽出手段に、前記ディスプレイに表示する文字列から特定の文字を抽出させ、抽出された特定の文字と抽出された特定の文字と関連する関連文字の少なくともいずれか一方の表示属性を前記属性設定手段で変更して、当該文字列を前記ディスプレイに表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記表示装置は、更に、個人情報を記憶する個人情報記憶手段を備え、
    前記抽出手段は、前記特定の文字と関連する前記関連文字として、前記個人情報に含まれる情報を示す文字を抽出する
    ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 前記表示装置は、更に、前記特定の文字と対応する固有名詞を記憶する固有名詞記憶手段を備え、
    前記抽出手段は、前記特定の文字と関連する前記関連文字として、当該特定の文字と対応する固有名詞を検索する
    ことを特徴とする請求項2の表示装置。
  5. 前記表示属性は、ディスプレイに表示する文字の色を定める色属性を含み、
    前記表示制御手段は、前記抽出された関連文字の色属性を、当該関連文字が表示される背景の色と近似した色の色属性に前記属性設定手段で変更する
    ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  6. ディスプレイを備える表示装置で用いられる表示方法であって、
    前記ディスプレイに情報を表示する表示制御ステップと、
    前記ディスプレイに表示する情報の表示属性を設定する属性設定ステップと、
    特定の情報を抽出する抽出ステップとを備え、
    前記表示制御ステップは、前記抽出ステップで、前記ディスプレイに表示する情報から特定の情報を抽出し、抽出した特定の情報の表示属性を、視認性が低下するような表示属性に前記属性設定ステップで変更して、当該表示する情報を前記ディスプレイに表示する
    ことを特徴とする表示方法。
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