JP2009277015A - 入力支援プログラム、入力支援装置および入力支援方法 - Google Patents

入力支援プログラム、入力支援装置および入力支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的かつ操作性を向上させた文例検索を行うことを課題とする。
【解決手段】入力支援装置は、文例を検索するための文字列を示す検索キーと、当該検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された前記検索キーとは異なる文字列と、当該文例を検索するために当該文字列が入力された入力回数とを対応付けて記憶する文例情報DBを有する。そして、入力支援装置は、文例情報DBに記憶される入力回数が所定の回数以上である文字列を、当該文字列に対応付けられて文例情報DBに記憶される文例の新たな検索キーとして、文例情報DBに格納する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、入力された文字列を用いて検索された文例を出力する入力支援プログラム、入力支援装置および入力支援方法に関する。
従来より、例えば、電子カルテなどのシステムのように、近年に電子化されたシステムでは、ペンをキーボードやマウスに持ち替えたストレスはまだまだ多く、更なる改善が求められている。
電子カルテを例にして説明すると、ユーザは、図16に示すように、「症状(先月より胃が〜発生する)」と「診察結果(胃潰瘍の疑い〜必要。)」とをキーボードを用いて入力する必要がある。そして、ペンを用いていた人間にとっては、図16に示すような長い文書をキーボードで入力すること自体がストレスになっている。
そこで、このような長い文書をキーボードでストレスなく入力することを目的とした技術として、FEP(フロントエンドプロセッサー:日本語入力プログラム)や文例参照機能などがある。
FEPとは、ワープロ入力などで一般的に使われている補助機能であり、平仮名−漢字変換を実施することができ、文例参照機能とは、入力された文字列が含まれる文例をユーザに表示して選択させることで、長い文書を直接入力させる手間を省くことができる。また、これらを組み合わせた電子カルテシステムなども開発されている。
また、長い文書を直接入力させる手間を省くことを目的とする技術としては、近い時間帯に実施された検索の検索条件を同義語に対する検索条件であるとみなして、検索処理を実行する技術(特許文献1参照)があり、これを文例参照機能に組み合わせることも考えられる。
特開平11−312168号公報
しかしながら、上記した従来の技術では、システム全体として効率的でなく、操作性が悪いという課題があった。具体的には、FEP機能や文例参照機能は、いずれも独立した機能であり、操作性にシームレスさが無い。
そのため、電子カルテシステムでは、例えば、ユーザにより「いかいよう」が入力されると、FEPにより変換候補として「胃潰瘍」と「胃かいよう」とを表示する。この候補から「胃潰瘍」が選択されると、電子カルテシステムでは、「胃潰瘍」を含む文例を表示する。ここで、ユーザが所望する文例が表示されていればよいが、所望する文例の「いかいよう」が「胃かいよう」となっていた場合には、所望する文例は表示されない。
すると、「胃かいよう」で登録されている所望の文例を検索したい場合であっても、「胃潰瘍」で検索すると所望の文例を検索することができず、ユーザが「胃かいよう」で検索しなおす必要がある。また、ユーザが「胃かいよう」で検索することに気付かない場合には、文例を検索することはできないことになる。
つまり、従来の技術では、ユーザの判断により検索する文字列を確定させた後でしか文例を表示することができず、所望の文例が検索されるまで、「文字列入力」、「検索実行」、「文字列再入力」、「検索実行」の処理を何回も繰り返す必要があるので、処理が効率的ではなく、操作性も悪い。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、効率的かつ操作性を向上させた文例検索を行うことが可能である入力支援プログラム、入力支援装置および入力支援方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本装置は、入力された文字列を用いて検索された文例を出力する入力支援装置であって、前記文例を検索するための文字列を示す検索キーと、当該検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された文字列を示す検索キー候補と、当該文例を検索するために当該検索キー候補が入力された入力回数とを対応付けて記憶する文例情報記憶手段と、前記文字列が入力される度に、当該文字列を変換した変換文字列に対応付けて、当該変換文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を前記文例情報記憶手段から取得して所定の表示部に表示出力する検索文例出力手段と、前記検索文例出力手段により出力された文例から選択された文例を検索結果として出力する検索結果出力手段と、前記検索結果出力手段により検索結果が出力された場合に、当該検索結果が出力されるまでに入力された文字列が、当該検索結果が出力される直前までに表示された文例それぞれに対応付けて前記文例情報記憶手段の検索キー候補として記憶されているか否かを判定する判定手手段と、前記判定手段により前記文例情報記憶手段の検索キー候補として記憶されていると判定された場合には、前記検索キー候補に対応付けられて記憶される入力回数を計数し、前記判定手段により前記文例情報記憶手段の検索キー候補として記憶されていないと判定された場合には、前記検索結果が出力される直前までに表示された文例に対応付けて前記文例情報記憶手段の新たな検索キー候補として格納する文字列格納手段と、前記文例情報記憶手段に記憶される入力回数が所定の回数以上である検索キー候補を、当該検索キー候補に対応付けられて前記文例情報記憶手段に記憶される文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶手段に格納する検索キー格納手段と、を有する。
本発明によれば、効率的かつ操作性を向上させた文例検索を行うことが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る入力支援プログラム、入力支援装置および入力支援方法の実施例を詳細に説明する。
[入力支援装置の概要および特徴]
最初に、実施例1に係る入力支援装置の概要および特徴を説明する。実施例1に係る入力支援装置は、ユーザが長い文章などを入力する際に、入力されるであろう文章をユーザが入力した文字列から予測(推測)してユーザに提示することを概要とするものであり、電子カルテなどに利用されるパーソナルコンピュータなどの装置である。
そして、実施例1に係る入力支援装置は、特に、ユーザから入力された文字列を変換するとともに、当該変換した文字列に関する文章を文例として表示し、表示された文例が選択された場合に、当該文字列を選択された文例に置き換えて出力することで、効率的かつ操作性を向上させることが可能である。
具体的に例を挙げると、実施例1に係る入力支援装置は、ユーザが所望する文例Aを検索するために用いた文字列「胃かいよう」、「胃潰瘍」、「精検」などのうち、最終的に文例Aがユーザに選択されるまでに入力された文字列「胃かいよう」を文例Aの新たな検索キーとして用いるようにする。つまり、文例Aの検索キーではないが、当該ユーザに限らず他のユーザも、文例Aを検索するために文字列「胃かいよう」を頻繁に使用していると判定できる場合には、「胃かいよう」も文例Aの検索キーとする。そうすることにより、ユーザは、文例Aを検索するために、他の文字列を入力して検索する必要はなく、文字列「胃かいよう」を用いた一回の検索で、文例Aを入手することができる。
[入力支援装置の構成]
次に、図1を用いて、実施例1に係る入力支援装置の構成を説明する。図1は、実施例1に係る入力支援装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、入力支援装置10は、通信制御I/F部11と、入力部12と、表示出力部13と、記憶部20と、制御部30とから構成される。
かかる通信制御I/F部11は、他の外部装置との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する。具体的に例をあげれば、通信制御I/F部11は、電子カルテを一括して管理する電子カルテシステムホストサーバやバックアップサーバなどとの間でやり取りされる各種データなどの送受信を行う。また、通信制御I/F部11は、ユーザにより選択された文例を所定の領域(文例に置き換えられる文字列)に出力する。
入力部12は、キーボードやマウス、マイクなどを有して各種の情報の入力を受付ける。具体的に例を挙げれば、入力部12は、当該入力支援装置10を使用するユーザから文字列(例えば、いかいようなど)を受け付けて、受け付けた文字列を後述する制御部30に出力する。なお、後述するモニタも、マウスと協働してポインティングディバイス機能を実現する。
表示出力部13は、モニタ(若しくはディスプレイ、タッチパネル)やスピーカを有し、各種の情報を出力する。具体的に例を挙げると、表示出力部13は、後述する制御部30により検索された文例一覧を受け付けて表示する。また、表示出力部13は、入力部12と連動して動作し、表示する文例一覧から入力部(例えば、マウスなど)により選択された文例を制御部30に出力する。
記憶部20は、制御部30による各種処理に必要なデータおよびプログラム(FEPプログラム)、通信に必要なアドレス情報やルーティング情報などを格納するとともに、特に本発明に密接に関連するものとしては、文例情報DB21と、文字列回数規定値DB22と、文例選択回数規定値DB23と、バッファ24とを有する。
かかる文例情報DB21は、文例を検索するための文字列を示す検索キーと、当該検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された検索キー候補と、当該文例を検索するために当該検索キー候補が入力された入力回数とを対応付けて記憶する。具体的に例を挙げれば、文例情報DB21は、図2に示すように、「関連文例検索キー、文例、文例選択回数、変遷候補(変遷文例キー、変遷回数)」として『「胃かいよう」、「精検」、「胃潰瘍の疑い。丈夫消化管内視鏡による精密検査が必要」、「35」、「胃かいよう、12」、「精検、10」、「いかいよう、2」』などと記憶する。
ここで記憶される「関連文例検索キー」とは、文例を検索するための検索キーであり、「文例」は、ユーザにより検索されて、ユーザにより入力された文字列を置き換える文章であり、「文例選択回数」とは、ユーザにより選択された回数を示す。また、「変遷候補の変遷文例キー」とは、文例が選択されるまでに検索文字列として入力された検索キー候補を示し、「変遷候補の変遷回数」とは、当該文例が選択されるまでに検索キー候補として入力された回数である。上記した「関連文例検索キー」や「変遷候補」は、登録する事象が発生する度に、レコードを増やすことができる。なお、図2は、文例情報DBに記憶される情報の例である。
文字列回数規定値DB22は、変遷文例キーを関連文例検索キーと判定するための閾値を記憶する。具体的に例を挙げれば、文字列回数規定値DB22は、図3に示すように、『変遷文例キーを関連文例検索キーと判定するための閾値を示す「変遷回数規定値」』として「10」などと記憶する。この回数は、管理者などによって予め登録される。なお、図3は、文字列回数規定値DBに記憶される情報の例を示す図である。
文例選択回数規定値DB23は、文字列回数規定値DB22に記憶される条件とは異なる条件である変遷文例キーを関連文例検索キーと判定するための閾値を記憶する。具体的に例を挙げれば、文例選択回数規定値DB23は、図4に示すように、『文例が選択された回数を示す「文例選択回数規定値」、ユーザに文例検索のために入力された変遷文例キーの回数を示す「キー認定変遷候補変遷回数」』として「10、5」などと記憶する。なお、図4は、文例選択回数規定値DBに記憶される情報の例を示す図である。
バッファ24は、文例検索のために入力部12を介して入力された検索キー候補を一時的に記憶する。具体的に例を挙げれば、バッファ24は、図5に示すように、『文例検索のために入力部12を介して入力された検索キー候補を示す「文字列検索バッファ」』として「胃かいよう」や「胃潰瘍」などと記憶する。なお、図5は、バッファに記憶される情報の例を示す図である。
制御部30は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に本発明に密接に関連するものとしては、検索文例出力部31と、検索結果出力部32と、判定部33と、文字列格納部34と、検索キー格納部35とを備え、これらによって種々の処理を実行する。
かかる検索文例出力部31は、文字列が入力される度に、当該文字列を変換した変換文字列(変換候補)に対応付けて、当該変換文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を文例情報DB21から取得して表示出力部13に表示出力する。具体的には、検索文例出力部31は、入力部12を介して文字列が入力される度に、FEP(フロントエンドプロセッサー)を起動して、当該文字列を変換した変換文字列の一覧を表示出力部13に表示出力する。そして、検索文例出力部31は、変換文字列の一覧を表示するとともに、一覧として表示される変換文字列それぞれに対応付けて、変換文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を文例情報DB21から取得して表示出力部13に表示出力する。
例えば、検索文例出力部31は、入力部12を介して文字列「いかいよう」が入力される場合、FEPを起動して、当該文字列「いかいよう」を変換した変換文字列の一覧「胃潰瘍、胃かいよう、いかいよう、イカイヨウ」を表示出力部13に表示出力する。そして、変換文字列の一覧「胃潰瘍、胃かいよう、いかいよう、イカイヨウ」を表示するとともに、検索文例出力部31は、一覧として表示される変換文字列「胃潰瘍、胃かいよう、いかいよう、イカイヨウ」それぞれに対応付けて「文例検索ボタン」を表示出力部13に表示出力する。この「文例検索ボタン」がクリックされると、検索文例出力部31は、クリックされた「文例検索ボタン」が対応付けられている変換文字列「胃潰瘍」に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を、文例情報DB21から取得して表示出力部13に表示出力する。
また、検索文例出力部31は、入力された変換文字列に対応する文例が検索できない(存在しない)場合には、「文例なし」のメッセージを表示出力部13に表示出力する。
検索結果出力部32は、検索文例出力部31により出力された文例から選択された文例を検索結果として出力する。具体的には、検索結果出力部32は、上記した「文例検索ボタン」がクリックされて出力された文例のうち、ユーザにより選択された文例で、当該文例を検索するために入力された文字列(検索キー候補)を置き換える。
例えば、検索文例出力部32は、入力部12を介して文字列「いかいよう」がユーザにより入力された後に、変遷文字列として「胃潰瘍」が選択されて、「文例検索ボタン」がクリックされると、「胃潰瘍」に関する文例「文例A〜文例D」を表示出力部13に出力する。その後、表示された文例「文例A〜文例D」のうち文例Aがユーザにより選択されると、検索結果出力部32は、文字列「いかいよう」が入力された領域(予め指定された領域でもよい)に、選択された「文例A」を入力して、検索および選択が終了したことを後述する判定部33に通知する。
判定部33は、検索結果出力部32により検索結果が出力された場合に、当該検索結果が出力されるまでに入力された文字列が、当該検索結果が出力される直前までに表示された文例に対応付けて文例情報DB21の変遷文例キーとして記憶されているか否かを判定する。上記した例で具体的に説明すると、検索および選択が終了したことが通知された判定部33は、表示された文例のうち「文例A」がユーザにより選択されるまでに、入力部12を介して入力された「胃潰瘍」などの文字列が、文例A〜文例Dのそれぞれに対応付けて文例情報DB21の変遷文例キーとして記憶されているか否かを判定する。そして、判定部33は、変遷文例キーとして記憶されている場合には、記憶されていることを後述する文字列格納部34に通知し、変遷文例キーとして記憶されていない場合には、記憶されていないことを文字列格納部34に通知する。
また、判定部33は、当該文例Aが選択されるまでに入力された文字列が、最終的に選択された文例Aに対応付けて文例情報DB21の変遷文例キーとして記憶されているか否かを判定するようにしてもよい。
文字列格納部34は、判定部33により文例情報DB21の変遷文例キーとして記憶されていると判定された場合には、変遷文例キーに対応付けられて記憶される入力回数を計数し、判定部33により文例情報DB21の変遷文例キーとして記憶されていないと判定された場合には、検索結果が表示される直前に表示された文例に対応付けて文例情報DB21の新たな変遷文例キーとして格納する。
上記した例で具体的に説明すると、文字列格納部34は、判定部33により、「胃潰瘍」が文例情報DB21の文字列(変遷文例キー)として記憶されていると判定された場合には、変遷文例キーに対応付けられて記憶される入力回数を計数する。また、文字列格納部34は、判定部33により、「胃潰瘍」が文例情報DB21の変遷文例キーとして記憶されていない判定された場合には、検索結果である文例Aに対応付けて文例情報DB21の新たな変遷文例キー「胃潰瘍」、回数「1」を格納する。
なお、文例Aが選択されるまでに、「いかいよう」が複数回変遷された場合(例えば、5回)には、文例Aが選択されるまで変遷された文字列全て(5つの文字列)に対して、判定部33により判定が行われる。そのため、文字列格納部34は、判定部33により判定された文字列全て(例えば、5つの文字列)に対して、上記した処理を行う。
検索キー格納部35は、文例情報DB21に記憶される入力回数(変遷回数)が所定の回数以上である検索キー候補(変遷文例キー)を、当該文字列に対応付けられて文例情報DB21に記憶される文例の新たな検索キーとして、文例情報DB21に格納する。
例えば、文例情報DB21は、「関連文例検索キー、文例、文例選択回数、変遷候補(変遷文例キー、変遷回数)」として「−(なし)、文例A、35、(胃かいよう、12)、(精検、10)、(いかいよう、2)」を記憶しているとする。この場合、検索キー格納部35は、文例情報DB21に記憶される入力回数(変遷回数)が、文字列回数規定値DB22に記憶される回数以上(10回以上)である文字列(変遷文例キー:胃かいよう、精検)を、文例Aの新たな検索キーとして格納する。つまり、この処理の実行後、文例情報DB21は、「関連文例検索キー、文例、文例選択回数、変遷候補(変遷文例キー、変遷回数)」として「(胃かいよう、精検)、文例A、35、(胃かいよう、12)、(精検、10)、(いかいよう、2)」を記憶していることとなる。
また、検索キー格納部35は、文字列回数規定値DB22に記憶される回数以上を検索キーとするだけでなく、文例選択回数規定値DB23に記憶される条件(文例選択回数規定値=10、キー認定変遷候補変遷回数=5)を満たす検索キー候補(変遷文例キー)を、検索キーとすることもできる。
例えば、文例情報DB21は、「関連文例検索キー、文例、文例選択回数、変遷候補(変遷文例キー、変遷回数)」として「−(なし)、文例B、22、(吐気、7)、(ウイルス性肝炎、6)、(急性A型肝炎、3)」を記憶しているとする。この場合、文字列回数規定値DB22に記憶される回数以上(10回以上)である変遷文例キーは存在しない。ところが、検索キー格納部35は、文例選択回数規定値DB23に記憶される条件(文例選択回数規定値=10、キー認定変遷候補変遷回数=5)を満たす文字列(変遷文例キー:吐気、ウイルス性肝炎)が存在していることより、これらの変遷文例キーを文例Bの新たな検索キーとして格納する。つまり、この処理の実行後、文例情報DB21は、「関連文例検索キー、文例、文例選択回数、変遷候補(変遷文例キー、変遷回数)」として「(吐気、ウイルス性肝炎)、文例B、22、(吐気、7)、(ウイルス性肝炎、6)、(急性A型肝炎、3)」を記憶していることとなる。
上記したように、所定の回数を超える「検索キー候補(変遷文例キー)」を新たな検索キー(関連文例検索キー)とすることにより、検索文例出力部31は、入力部12を介して入力された文字列に関する文例を検索することができ易くなる。また、ユーザにとっては、今まで数回変遷して検索した後に得られた文例を、1回の検索で得られることができる。
[入力支援装置による処理(フローチャート)]
次に、図6〜10を用いて、入力支援装置による処理を説明する。図6は、入力支援装置により起動処理の流れを示すフローチャートであり、図7は、入力支援装置により文字列変換処理の流れを示すフローチャートであり、図8および図9は、入力支援装置により検索およびキー格納処理の流れを示すフローチャートであり、図10は、入力支援装置により終了処理の流れを示すフローチャートである。
なお、ここでは、最終的に選択された文例に対して新たな検索キー(関連文例検索キー)を登録するか否かを判定するのでなく、最終的に選択される直前に表示された全ての文例に対して新たな検索キー(関連文例検索キー)を登録するか否かを判定する例について説明する。
(起動処理の流れ)
図6に示すように、入力支援装置10は、FEP機能立ち上げ指示を受け付けると(ステップS101肯定)、文字列回数規定値DB22に記憶される「変遷回数規定値」と、文例選択回数規定値DB23に記憶される「文例選択回数規定値」とを読み込む(ステップS102)。
なお、FEP機能立ち上げ指示とは、入力支援装置10の電源が投入された時点でもよく、入力部12によって受け付けられた文字列が変換されるタイミングでもよく、FEP開始コマンドなどが投入されたタイミングでもよい。
(文字列変換処理の流れ)
図7に示すように、入力支援装置10は、入力部12を介して変換対象となる文字列が入力されると(ステップS201肯定)、当該文字列の「変換文字列」と当該変換文字列に関する文例を表示させるための「文例検索ボタン」とを表示出力部13に表示する(ステップS202)。
そして、「文例検索ボタン」がクリックされる、つまり、文例検索が選択されると(ステップS203選択)、入力支援装置10は、選択された「文例検索ボタン」に対応する「変換文字列」を文例検索対象文字列の読み出しパラメータとして、図7以降の処理を実行する(ステップS204)。
図7移行の処理終了後、入力支援装置10は、「変換文字列」に対応して文例を表示し、表示した文例のうち、いずれかの文例がユーザにより選択された場合に(ステップS205選択)、当該選択された文例に対して確定展開処理を実行する(ステップS206)。なお、確定展開処理とは、変換候補となった文字列を文例に置き換える処理である。
一方、「文例検索ボタン」がクリックされない、つまり、文例検索が選択されない場合(ステップS203非選択)、入力支援装置10は、ユーザにより選択された変換文字列を確定展開する(ステップS206)。なお、変換文字列処理とは、入力された文字列を変換候補である変換文字列となった文字列に置き換える処理である。
また、図7以降の処理終了後、入力支援装置10は、「変換文字列」に対応して文例を表示し、表示した文例のうち、いずれかの文例がユーザにより選択されなかった場合に(ステップS205非選択)、ステップS202に戻って以降の処理を繰り返す。
(検索およびキー格納処理の流れ)
図8と図9に示すように、入力支援装置10は、文例検索対象文字列を受け取ると(ステップS301肯定)、受け取った文例検索対象文字列による文例検索を実施する(ステップS302)。ここで実施される文例検索とは、当該文例検索対象文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該文例検索対象文字列が含まれる文例を、文例情報DB21から取得する一連の流れを示す。
そして、入力支援装置10は、文例検索の結果、該当文例がある場合には(ステップS303有り)、文例一覧を表示出力部13に表示する(ステップS304)。
一方、該当文例がない場合には(ステップS303無し)、入力支援装置10は、文例検索を実行した文例検索対象文字列をバッファ24に格納するとともに、文例無しのメッセージを表示出力部13に表示して処理を終了する(ステップS305とステップS306)。
ステップS304に戻り、入力支援装置10は、表示した文例一覧から文例がユーザにより選択されると(ステップS307選択有り)、選択された文例に辿りつくまでに変遷した(入力された)全ての文字列(検索キー候補)を、選択された文例の変遷文例キーとして登録し、既に登録されている場合には変遷回数をカウントアップし、選択された文例の文例選択回数をカウントアップする(ステップS308)。また、入力支援装置10は、ここで選択された文例を選択結果としてユーザに出力する。
その後、入力支援装置10は、文字列回数規定値DB22から読み込んだ変遷回数規定値を超える変遷文例キーが文例情報DB21に記憶されているか否かを判定する(ステップS309)。
変遷回数規定値を超える変遷文例キーが文例情報DB21に記憶されている場合(ステップS309規定値越え)、入力支援装置10は、直前に表示した全ての文例の関連文例検索キーに、規定値を超える変遷文例キーを文例情報DB21にセットする(ステップS310)。
一方、変遷回数規定値を超える変遷文例キーが文例情報DB21に記憶されていない場合(ステップS309規定値未満)またはステップS310の処理を実行した後、入力支援装置10は、文例選択回数規定値DB23から読み込んだ文例選択回数規定値を超える文例が文例情報DB21に記憶されているか否かを判定する(ステップS311)。
文例選択回数規定値を超える文例が文例情報DB21に記憶されている場合(ステップS311規定値越え)、入力支援装置10は、文例選択回数規定値DB23から読み込んだキー認定変遷候補変遷回数を超える変遷文例キーが文例情報DB21に記憶されているか否かを判定する(ステップS312)。
そして、キー認定変遷候補変遷回数を超える変遷文例キーが文例情報DB21に記憶されている場合(ステップS312規定値越え)、入力支援装置10は、規定回数を超える変遷文例キー全てを対応する文例の関連文例検索キーとして文例情報DB21にセットする(ステップS313)。
その後、ステップS313の処理を実行した後、または、文例選択回数規定値を超える文例が文例情報DB21に記憶されていない場合(ステップS311規定値未満)、キー認定変遷候補変遷回数を超える変遷文例キーが文例情報DB21に記憶されていない場合(ステップS312規定値未満)、入力支援装置10は、ユーザにより選択された文例を確定展開する(ステップS314)。
一方、入力支援装置10は、ステップS307において、表示した文例一覧から文例がユーザにより選択されない場合には(ステップS307選択無し)、当該検索およびキー格納処理を終了する。
(終了処理の流れ)
図10に示すように、図6〜図9の処理を実行した入力支援装置10は、バッファ24に記憶されている情報(文例検索キー)をクリアして処理を終了することにより、当該入力支援プログラムを終了する(ステップS401)。
[入力支援装置による処理(画面遷移)]
次に、図11〜図14を用いて、入力支援装置による処理を画面遷移を用いて説明する。図11は、文例候補がヒットする例を示す画面遷移図であり、図12および図13は、文例候補がヒットしない例を示す画面遷移図であり、図14は、新たに検索キーが関連付けられた場合の画面遷移の例を示す図である。
(文例候補がヒットする例)
図11の(1)に示すように、入力支援装置10は、<O>の欄に「いかいよう」が入力された場合には、「いかいよう」の変換一覧とそれぞれの文例検索ボタンとを表示出力部13に表示する。
そして、入力支援装置10は、ユーザにより「胃潰瘍」の「文字検索ボタン」がクリックされると、図11の(2)に示すように、「胃潰瘍」を用いた文例を検索して、その検索結果を表示出力部13に表示し、ユーザによる選択を受け付ける。ここでは、「1」が選択されたとする。
その後、入力支援装置10は、図11の(3)に示すように、入力された「いかいよう」を選択された文例「1」で置き換える。このようにすることで、ユーザは、長文を入力する必要なく、「いかいよう」という文字列のみで簡単に所望の文章を入力することができる。
(文例候補がヒットしない例)
この例では、図11と同様の文例を検索する例について説明する。図12の(1)に示すように、入力支援装置10は、<O>の欄に「いかいよう」が入力された場合には、「いかいよう」の変換一覧とそれぞれの文例検索ボタンとを表示出力部13に表示する。
そして、入力支援装置10は、ユーザにより「胃かいよう」の「文字検索ボタン」がクリックされると、図12の(2)に示すように、「胃かいよう」を用いた文例を検索して、その検索結果として「文例なし」を表示出力部13に表示する。
その後、図13の(1)に示すように、入力支援装置10は、図11の文例1を検索するために、<O>の欄に「せいけん」が新たに入力された場合には、「せいけん」の変換一覧とそれぞれの文例検索ボタンとを表示出力部13に表示する。
そして、入力支援装置10は、ユーザにより「精検」の「文字検索ボタン」がクリックされると、図13の(2)に示すように、「精検」を用いた文例を検索して、その検索結果として「文例なし」を表示出力部13に表示する。
その後、図13に示した変換および検索を実行したユーザは、図11に示した同様の手法で、文例1を検索する。
(新たに検索キーが関連付けられた例)
ここでは、図11に示した文例1の検索キーとして「胃かいよう」が既に対応付けられていることとする。この場合、図14の(1)に示すように、入力支援装置10は、ユーザにより「胃かいよう」の「文字検索ボタン」がクリックされると、「胃かいよう」を用いた文例を検索して、その検索結果を表示出力部13に表示する。
この際、図14の(2)に示すように、図12では「胃かいよう」で表示されなかった文例(図11の(2)の文例1)が示されている。そのため、ユーザは、図12および図13を実施した後に、図11を実施しなければ得られなかった「文例1」を図14に示した1回の検索で得ることができる。
[実施例1による効果]
このように、実施例1によれば、入力支援装置10は、文例を検索するための文字列を示す検索キー(関連文例検索キー)と、当該関連文例検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された文字列を示す検索キー候補(変遷文例キー)と、当該文例を検索するために当該変遷文例キーが入力された入力回数とを対応付けて記憶する文例情報DB21を有する。そして、入力支援装置10は、文字列が入力される度に、当該文字列を変換した変換文字列に対応付けて、当該変換文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を文例情報DB21から取得して表示出力部13に表示出力する。また、入力支援装置10は、出力された文例から選択された文例を検索結果として出力する。そして、入力支援装置10は、検索結果が出力された場合に、当該検索結果が出力されるまでに入力された文字列が、当該検索結果が出力される直前までに表示された文例それぞれに対応付けて文例情報DB21の変遷文例キーとして記憶されているか否かを判定する。続いて、入力支援装置10は、文例情報DSB21の変遷文例キーとして記憶されていると判定された場合には、変遷文例キーに対応付けられて記憶される入力回数を計数し、文例情報DB21の変遷文例キーとして記憶されていないと判定された場合には、検索結果が出力される直前までに表示された文例に対応付けて文例情報DB21の新たな変遷文例キーとして格納する。その後、入力支援装置10は、文例情報DB21に記憶される入力回数が所定の回数以上である変遷文例キーを、当該変遷文例キーに対応付けられて文例情報DB21に記憶される文例の新たな関連文例検索キーとして、文例情報DB21に格納する。その結果、入力支援装置10は、ユーザの癖などを考慮して検索キーを登録することができ、ユーザは、所望の文例を検索するために、他の文字列を入力して検索する必要はなく、良く使う文字列を用いた一回の検索で、所望の文例を入手することができる。つまり、本願か開示する入力支援装置は、簡単に検索キーが登録される事象および検索キーがなかなか登録されない事象を防止しつつ、効率的かつ操作性を向上させた文例検索を行うアルゴリズムを提供することが可能である。
また、実施例1によれば、文例が検索結果として選択された選択回数および入力された検索キー候補(変遷文例キー)が所定の回数以上であれば、当該変遷文例キーも検索キーとして登録することができるので、複数のユーザに跨って本装置を利用する場合であっても、効率的かつ操作性を向上させた文例検索を行うアルゴリズムを提供することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に示すように、(1)変換文例キー登録手法、(2)適用分野、(3)サーバ運営、(4)システム構成等、(5)プログラム、にそれぞれ区分けして異なる実施例を説明する。
(1)変換文例キー登録手法
例えば、本願が開示する入力支援装置は、最終的に選択された文例に対して変遷文例キーを関連文例検索キーとしてもよく、最終的に選択される直前に表示された全ての文例に対して変遷文例キーを関連文例検索キーとしてもよい。最終的に選択された文例に対して変遷文例キーを関連文例検索キーとすることにより、簡単に検索キーが登録されることを防止し、より精密な検索アルゴリズムを提供することが可能である。
(2)適用分野
また、本願が開示する入力支援装置は、上記した実施例のように電子カルテに限らず、一般的な文書作成装置(文書作成プログラム)や、携帯電話などのメール作成プログラムなど様々な分野に適用することができる。
(3)サーバ運営
また、実施例1では、文例情報DBを自装置内に有する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、サーバ・クライアントシステムのように、文例情報DBをサーバなどにより一括で管理していてもよい。
(4)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、図2〜図5など)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(5)プログラム
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムを他の実施例として説明する。
図15は、入力支援プログラムを実行するコンピュータシステムの例を示す図である。図15に示すように、コンピュータシステム100は、RAM101と、HDD102と、ROM103と、CPU104とから構成される。ここで、ROM103には、上記の実施例と同様の機能を発揮するプログラム、つまり、図15に示すように検索文例出力プログラム103aと、検索結果出力プログラム103bと、判定プログラム103cと、文字列格納プログラム103dと、検索キー格納プログラム103eとがあらかじめ記憶されている。
そして、CPU104には、これらのプログラム103a〜103eを読み出して実行することで、図15に示すように、検索文例出力プロセス104aと、検索結果出力プロセス104bと、判定プロセス104cと、文字列格納プロセス104dと、検索キー格納プロセス104eとなる。なお、検索文例出力プロセス104aは、図1に示した、検索文例出力部31に対応し、同様に、検索結果出力プロセス104bは、検索結果出力部32に対応し、判定プロセス104cは、判定部33に対応し、文字列格納プロセス104dは、文字列格納部34に対応し、文字列格納プロセス104dは、文字列格納部34に対応し、検索キー格納プロセス104eは、検索キー格納部35に対応する。
また、HDD102には、文例を検索するための文字列を示す検索キーと、当該検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された文字列と、当該文例を検索するために当該文字列が入力された入力回数とを対応付けて記憶する文例情報テーブル102aと、変遷文例キーを関連文例検索キーと判定するための閾値を記憶する文字列回数規定値テーブル102bと、文字列回数規定値テーブル102bに記憶される条件とは異なる条件である変遷文例キーを関連文例検索キーと判定するための閾値を記憶する文例選択回数規定値テーブル102cと、文例検索のために入力部12を介して入力された文字列を一時的に記憶するバッファ102dとが設けられる。
なお、文例情報テーブル102aは、図1に示した文例情報DB21に対応し、同様に、文字列回数規定値テーブル102bは、文字列回数規定値DB22に対応し、文例選択回数規定値テーブル102cは、文例選択回数規定値DB23に対応し、バッファ102dは、バッファ24に対応する。
ところで、上記したプログラム103a〜103eは、必ずしもROM103に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータシステム100に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータシステム100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらに、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータシステム100に接続される「他のコンピュータシステム」に記憶させておき、コンピュータシステム100がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施例1〜2を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)入力された文字列を用いて検索された文例を出力することをコンピュータに実行させる入力支援プログラムであって、
前記文字列が入力される度に、当該文字列を変換した変換文字列に対応付けて、当該変換文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を、前記文例を検索するための文字列を示す検索キーと、当該検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された文字列を示す検索キー候補と、当該文例を検索するために当該検索キー候補が入力された入力回数とを対応付けて記憶する文例情報記憶部から取得して所定の表示部に表示出力する検索文例出力手順と、
前記検索文例出力手順により出力された文例から選択された文例を検索結果として出力する検索結果出力手順と、
前記検索結果出力手順により検索結果が出力された場合に、当該検索結果が出力されるまでに入力された文字列が、当該検索結果が出力される直前までに表示された文例それぞれに対応付けて前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されているか否かを判定する判定手順と、
前記判定手順により前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されていると判定された場合には、前記検索キー候補に対応付けられて記憶される入力回数を計数し、前記判定手順により前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されていないと判定された場合には、前記検索結果が出力される直前までに表示された文例に対応付けて前記文例情報記憶部の新たな検索キー候補として格納する文字列格納手順と、
前記文例情報記憶部に記憶される入力回数が所定の回数以上である検索キー候補を、当該検索キー候補に対応付けられて前記文例情報記憶部に記憶される文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶部に格納する検索キー格納手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする入力支援プログラム。
(付記2)入力された文字列を用いて検索された文例を出力することをコンピュータに実行させる入力支援プログラムであって、
前記文字列が入力される度に、当該文字列を変換した変換文字列に対応付けて、当該変換文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を、前記文例を検索するための文字列を示す検索キーと、当該検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された文字列を示す検索キー候補と、当該文例を検索するために当該検索キー候補が入力された入力回数とを対応付けて記憶する文例情報記憶部から取得して所定の表示部に表示出力する検索文例出力手順と、
前記検索文例出力手順により出力された文例から選択された文例を検索結果として出力する検索結果出力手順と、
前記検索結果出力手順により検索結果が出力された場合に、当該検索結果が出力されるまでに入力された文字列が、当該検索結果として出力された文例に対応付けて前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されているか否かを判定する判定手順と、
前記判定手順により前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されていると判定された場合には、前記検索キー候補に対応付けられて記憶される入力回数を計数し、前記判定手順により前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されていないと判定された場合には、前記検索結果として表示された文例に対応付けて前記文例情報記憶部の新たな検索キー候補として格納する文字列格納手順と、
前記文例情報記憶部に記憶される入力回数が所定の回数以上である検索キー候補を、当該検索キー候補に対応付けられて前記文例情報記憶部に記憶される文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶部に格納する検索キー格納手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする入力支援プログラム。
(付記3)前記文例情報記憶部は、前記文例が検索結果として選択された選択回数をさらに記憶するものであって、
前記検索キー格納手順は、前記文例情報記憶部に記憶される選択回数が第一の閾値以上であり、前記選択回数が第一の閾値以上である文例に対応付けられている検索キー候補の入力回数が第二の閾値以上である場合に、当該検索キー候補を前記文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶部に格納することを特徴とする付記1または2に記載の入力支援プログラム。
(付記4)入力された文字列を用いて検索された文例を出力する入力支援装置であって、
前記文例を検索するための文字列を示す検索キーと、当該検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された文字列を示す検索キー候補と、当該文例を検索するために当該検索キー候補が入力された入力回数とを対応付けて記憶する文例情報記憶手段と、
前記文字列が入力される度に、当該文字列を変換した変換文字列に対応付けて、当該変換文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を前記文例情報記憶手段から取得して所定の表示部に表示出力する検索文例出力手段と、
前記検索文例出力手段により出力された文例から選択された文例を検索結果として出力する検索結果出力手段と、
前記検索結果出力手段により検索結果が出力された場合に、当該検索結果が出力されるまでに入力された文字列が、当該検索結果が出力される直前までに表示された文例それぞれに対応付けて前記文例情報記憶手段の検索キー候補として記憶されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記文例情報記憶手段の検索キー候補として記憶されていると判定された場合には、前記検索キー候補に対応付けられて記憶される入力回数を計数し、前記判定手段により前記文例情報記憶手段の検索キー候補として記憶されていないと判定された場合には、前記検索結果が出力される直前までに表示された文例に対応付けて前記文例情報記憶手段の新たな検索キー候補として格納する文字列格納手段と、
前記文例情報記憶手段に記憶される入力回数が所定の回数以上である検索キー候補を、当該検索キー候補に対応付けられて前記文例情報記憶手段に記憶される文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶手段に格納する検索キー格納手段と、
を備えたことを特徴とする入力支援装置。
(付記5)入力された文字列を用いて検索された文例を出力する入力支援装置であって、
前記文例を検索するための文字列を示す検索キーと、当該検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された文字列を示す検索キー候補と、当該文例を検索するために当該検索キー候補が入力された入力回数とを対応付けて記憶する文例情報記憶手段と、
前記文字列が入力される度に、当該文字列を変換した変換文字列に対応付けて、当該変換文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を前記文例情報記憶手段から取得して所定の表示部に表示出力する検索文例出力手段と、
前記検索文例出力手段により出力された文例から選択された文例を検索結果として出力する検索結果出力手段と、
前記検索結果出力手段により検索結果が出力された場合に、当該検索結果が出力されるまでに入力された文字列が、当該検索結果として出力された文例に対応付けて前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記文例情報記憶手段の検索キー候補として記憶されていると判定された場合には、前記検索キー候補に対応付けられて記憶される入力回数を計数し、前記判定手順により前記文例情報記憶手段の検索キー候補として記憶されていないと判定された場合には、前記検索結果として表示された文例に対応付けて前記文例情報記憶手段の新たな検索キー候補として格納する文字列格納手段と、
前記文例情報記憶手段に記憶される入力回数が所定の回数以上である検索キー候補を、当該検索キー候補に対応付けられて前記文例情報記憶手段に記憶される文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶手段に格納する検索キー格納手段と、
を備えたことを特徴とする入力支援装置。
(付記6)前記文例情報記憶手段は、前記文例が検索結果として選択された選択回数をさらに記憶するものであって、
前記検索キー格納手段は、前記文例情報記憶手段に記憶される選択回数が第一の閾値以上であり、前記選択回数が第一の閾値以上である文例に対応付けられている検索キー候補の入力回数が第二の閾値以上である場合に、当該検索キー候補を前記文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶手段に格納することを特徴とする付記4または5に記載の入力支援装置。
(付記7)入力された文字列を用いて検索された文例を出力することに適した入力支援方法であって、
前記文字列が入力される度に、当該文字列を変換した変換文字列に対応付けて、当該変換文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を、前記文例を検索するための文字列を示す検索キーと、当該検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された文字列を示す検索キー候補と、当該文例を検索するために当該検索キー候補が入力された入力回数とを対応付けて記憶する文例情報記憶部から取得して所定の表示部に表示出力する検索文例出力工程と、
前記検索文例出力工程により出力された文例から選択された文例を検索結果として出力する検索結果出力工程と、
前記検索結果出力工程により検索結果が出力された場合に、当該検索結果が出力されるまでに入力された文字列が、当該検索結果が出力される直前までに表示された文例それぞれに対応付けて前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されているか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程により前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されていると判定された場合には、前記検索キー候補に対応付けられて記憶される入力回数を計数し、前記判定手順により前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されていないと判定された場合には、前記検索結果が出力される直前までに表示された文例に対応付けて前記文例情報記憶部の新たな検索キー候補として格納する文字列格納工程と、
前記文例情報記憶部に記憶される入力回数が所定の回数以上である検索キー候補を、当該検索キー候補に対応付けられて前記文例情報記憶部に記憶される文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶部に格納する検索キー格納工程と、
を含んだことを特徴とする入力支援方法。
(付記8)入力された文字列を用いて検索された文例を出力することに適した入力支援方法であって、
前記文字列が入力される度に、当該文字列を変換した変換文字列に対応付けて、当該変換文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を、前記文例を検索するための文字列を示す検索キーと、当該検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された文字列を示す検索キー候補と、当該文例を検索するために当該検索キー候補が入力された入力回数とを対応付けて記憶する文例情報記憶部から取得して所定の表示部に表示出力する検索文例出力工程と、
前記検索文例出力工程により出力された文例から選択された文例を検索結果として出力する検索結果出力工程と、
前記検索結果出力工程により検索結果が出力された場合に、当該検索結果が出力されるまでに入力された文字列が、当該検索結果として出力された文例に対応付けて前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されているか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程により前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されていると判定された場合には、前記検索キー候補に対応付けられて記憶される入力回数を計数し、前記判定手順により前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されていないと判定された場合には、前記検索結果として表示された文例に対応付けて前記文例情報記憶部の新たな検索キー候補として格納する文字列格納工程と、
前記文例情報記憶部に記憶される入力回数が所定の回数以上である検索キー候補を、当該検索キー候補に対応付けられて前記文例情報記憶部に記憶される文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶部に格納する検索キー格納工程と、
を含んだことを特徴とする入力支援方法。
(付記9)前記文例情報記憶部は、前記文例が検索結果として選択された選択回数をさらに記憶するものであって、
前記検索キー格納工程は、前記文例情報記憶部に記憶される選択回数が第一の閾値以上であり、前記選択回数が第一の閾値以上である文例に対応付けられている検索キー候補の入力回数が第二の閾値以上である場合に、当該検索キー候補を前記文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶部に格納することを特徴とする付記7または8に記載の入力支援方法。
実施例1に係る入力支援装置の構成を示すブロック図である。 文例情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 文字列回数規定値DBに記憶される情報の例を示す図である。 文例選択回数規定値DBに記憶される情報の例を示す図である。 バッファに記憶される情報の例を示す図である。 入力支援装置により起動処理の流れを示すフローチャートである。 入力支援装置により文字列変換処理の流れを示すフローチャートである。 入力支援装置により検索およびキー格納処理の流れを示すフローチャートである。 入力支援装置により検索およびキー格納処理の流れを示すフローチャートである。 入力支援装置により終了処理の流れを示すフローチャートである。 文例候補がヒットする例を示す画面遷移図である。 文例候補がヒットしない例を示す画面遷移図である。 文例候補がヒットしない例を示す画面遷移図である。 新たに検索キーが関連付けられた場合の画面遷移の例を示す図である。 入力支援プログラムを実行するコンピュータシステムの例を示す図である。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
10 入力支援装置
11 通信制御I/F部
12 入力部
13 表示出力部
20 記憶部
21 文例情報DB
22 文字列回数規定値DB
23 文例選択回数規定値DB
24 バッファ
30 制御部
31 検索文例出力部
32 検索結果出力部
33 判定部
34 文字列格納部
35 検索キー格納部
100 コンピュータシステム
101 RAM
102 HDD
102a 文例情報テーブル
102b 文字列回数規定値テーブル
102c 文例選択回数規定値テーブル
102d バッファ
103 ROM
103a 検索文例出力プログラム
103b 検索結果出力プログラム
103c 判定プログラム
103d 文字列格納プログラム
103e 検索キー格納プログラム
104 CPU
104a 検索文例出力プロセス
104b 検索結果出力プロセス
104c 判定プロセス
104d 文字列格納プロセス
104e 検索キー格納プロセス

Claims (5)

  1. 入力された文字列を用いて検索された文例を出力することをコンピュータに実行させる入力支援プログラムであって、
    前記文字列が入力される度に、当該文字列を変換した変換文字列に対応付けて、当該変換文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を、前記文例を検索するための文字列を示す検索キーと、当該検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された文字列を示す検索キー候補と、当該文例を検索するために当該検索キー候補が入力された入力回数とを対応付けて記憶する文例情報記憶部から取得して所定の表示部に表示出力する検索文例出力手順と、
    前記検索文例出力手順により出力された文例から選択された文例を検索結果として出力する検索結果出力手順と、
    前記検索結果出力手順により検索結果が出力された場合に、当該検索結果が出力されるまでに入力された文字列が、当該検索結果が出力される直前までに表示された文例それぞれに対応付けて前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されているか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順により前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されていると判定された場合には、前記検索キー候補に対応付けられて記憶される入力回数を計数し、前記判定手順により前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されていないと判定された場合には、前記検索結果が出力される直前までに表示された文例に対応付けて前記文例情報記憶部の新たな検索キー候補として格納する文字列格納手順と、
    前記文例情報記憶部に記憶される入力回数が所定の回数以上である検索キー候補を、当該検索キー候補に対応付けられて前記文例情報記憶部に記憶される文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶部に格納する検索キー格納手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする入力支援プログラム。
  2. 入力された文字列を用いて検索された文例を出力することをコンピュータに実行させる入力支援プログラムであって、
    前記文字列が入力される度に、当該文字列を変換した変換文字列に対応付けて、当該変換文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を、前記文例を検索するための文字列を示す検索キーと、当該検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された文字列を示す検索キー候補と、当該文例を検索するために当該検索キー候補が入力された入力回数とを対応付けて記憶する文例情報記憶部から取得して所定の表示部に表示出力する検索文例出力手順と、
    前記検索文例出力手順により出力された文例から選択された文例を検索結果として出力する検索結果出力手順と、
    前記検索結果出力手順により検索結果が出力された場合に、当該検索結果が出力されるまでに入力された文字列が、当該検索結果として出力された文例に対応付けて前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されているか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順により前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されていると判定された場合には、前記検索キー候補に対応付けられて記憶される入力回数を計数し、前記判定手順により前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されていないと判定された場合には、前記検索結果として表示された文例に対応付けて前記文例情報記憶部の新たな検索キー候補として格納する文字列格納手順と、
    前記文例情報記憶部に記憶される入力回数が所定の回数以上である検索キー候補を、当該検索キー候補に対応付けられて前記文例情報記憶部に記憶される文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶部に格納する検索キー格納手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする入力支援プログラム。
  3. 前記文例情報記憶部は、前記文例が検索結果として選択された選択回数をさらに記憶するものであって、
    前記検索キー格納手順は、前記文例情報記憶部に記憶される選択回数が第一の閾値以上であり、前記選択回数が第一の閾値以上である文例に対応付けられている検索キー候補の入力回数が第二の閾値以上である場合に、当該検索キー候補を前記文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶部に格納することを特徴とする請求項1または2に記載の入力支援プログラム。
  4. 入力された文字列を用いて検索された文例を出力する入力支援装置であって、
    前記文例を検索するための文字列を示す検索キーと、当該検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された文字列を示す検索キー候補と、当該文例を検索するために当該検索キー候補が入力された入力回数とを対応付けて記憶する文例情報記憶手段と、
    前記文字列が入力される度に、当該文字列を変換した変換文字列に対応付けて、当該変換文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を前記文例情報記憶手段から取得して所定の表示部に表示出力する検索文例出力手段と、
    前記検索文例出力手段により出力された文例から選択された文例を検索結果として出力する検索結果出力手段と、
    前記検索結果出力手段により検索結果が出力された場合に、当該検索結果が出力されるまでに入力された文字列が、当該検索結果が出力される直前までに表示された文例それぞれに対応付けて前記文例情報記憶手段の検索キー候補として記憶されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記文例情報記憶手段の検索キー候補として記憶されていると判定された場合には、前記検索キー候補に対応付けられて記憶される入力回数を計数し、前記判定手段により前記文例情報記憶手段の検索キー候補として記憶されていないと判定された場合には、前記検索結果が出力される直前までに表示された文例に対応付けて前記文例情報記憶手段の新たな検索キー候補として格納する文字列格納手段と、
    前記文例情報記憶手段に記憶される入力回数が所定の回数以上である検索キー候補を、当該検索キー候補に対応付けられて前記文例情報記憶手段に記憶される文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶手段に格納する検索キー格納手段と、
    を備えたことを特徴とする入力支援装置。
  5. 入力された文字列を用いて検索された文例を出力することに適した入力支援方法であって、
    前記文字列が入力される度に、当該文字列を変換した変換文字列に対応付けて、当該変換文字列に一致する検索キーに対応付けられた文例および当該変換文字列が含まれる文例を、前記文例を検索するための文字列を示す検索キーと、当該検索キーにより検索される文例と、当該検索キーが入力されて文例が最終的に検索されるまでに当該文例を検索するために入力された文字列を示す検索キー候補と、当該文例を検索するために当該検索キー候補が入力された入力回数とを対応付けて記憶する文例情報記憶部から取得して所定の表示部に表示出力する検索文例出力工程と、
    前記検索文例出力工程により出力された文例から選択された文例を検索結果として出力する検索結果出力工程と、
    前記検索結果出力工程により検索結果が出力された場合に、当該検索結果が出力されるまでに入力された文字列が、当該検索結果が出力される直前までに表示された文例それぞれに対応付けて前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されているか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程により前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されていると判定された場合には、前記検索キー候補に対応付けられて記憶される入力回数を計数し、前記判定手順により前記文例情報記憶部の検索キー候補として記憶されていないと判定された場合には、前記検索結果が出力される直前までに表示された文例に対応付けて前記文例情報記憶部の新たな検索キー候補として格納する文字列格納工程と、
    前記文例情報記憶部に記憶される入力回数が所定の回数以上である検索キー候補を、当該検索キー候補に対応付けられて前記文例情報記憶部に記憶される文例の新たな検索キーとして、前記文例情報記憶部に格納する検索キー格納工程と、
    を含んだことを特徴とする入力支援方法。
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