JP2009218671A - ヘッドセット装着傘、携帯電話装置及びその制御方法、ヘッドセットのためのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】傘を差しながら、通話が可能なヘッドセット装着傘、携帯電話装置及びその制御方法、ヘッドセットのためのプログラムを提供する。
【解決手段】ヘッドセット装着傘100は、携帯電話装置200との間で短距離無線通信を行うヘッドセット101を有する。ヘッドセット101は、傘100の開動作及び閉動作を検知する傘開閉機構25と、傘100の柄11の表面又はその近傍に配置される操作部22と、制御部29とを備える。制御部29は、傘開閉機構25によって検知された傘の開動作及び閉動作に応答してヘッドセット101を起動及び停止すると共に、携帯電話装置200の着信時に操作部22の操作があると携帯電話装置200に着信処理を実行させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヘッドセット装着傘、携帯電話装置及びその制御方法、ヘッドセットのためのプログラムに関し、更に詳しくは、携帯電話装置との間で短距離無線通信を行うヘッドセットを有するヘッドセット装着傘、携帯電話装置及びその制御方法、ヘッドセットのためのプログラムに関する。
近年、携帯電話機では、機能の多様化が進んでおり、例えば通話やメールの送受信を行う機能だけでなく、各種端末と近距離で通信を行うための近距離用の無線通信機能を有しているものが知られている。
特許文献1には、携帯電話機との間で無線通信を行う無線機能付ヘッドセットが記載されている。この無線機能付ヘッドセットは、携帯電話機から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部の表示を行う表示手段とを備えており、ユーザが、携帯電話機を見ることなく着信情報を知ることが可能になる。
特開2005−323265号公報
特許文献1に記載の技術では、無線機能付ヘッドセットを利用する際には、ユーザが無線機能付ヘッドセットを予め頭部等に装着している必要があった。さらに、この技術では、携帯電話機を見ずに、着信情報を知ることができるだけであり、日常生活で想定される各種状況を考慮していない。
例えば、ユーザが、雨の日に外出しており、その際に着信があったという状況を想定すると、一方の手で傘を差しながら、他方の手で携帯電話機を持って通話する必要がある。さらに、片手に荷物を持っていると、通話がより困難となる。その対策として、ユーザが、外出中に、上記無線機能付ヘッドセットを常に装着することも考えられるが、それはユーザにとって大きな負担となる。
本発明は、傘を差しながら、通話が可能なヘッドセット装着傘、携帯電話装置及びその制御方法、ヘッドセットのためのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、携帯電話装置との間で短距離無線通信を行うヘッドセットを有するヘッドセット装着傘であって、
前記ヘッドセットは、
傘の開動作及び閉動作を検知する開閉検知スイッチと、
傘の柄の表面又はその近傍に配置される着信応答スイッチと、
前記開閉検知スイッチによって検知された傘の開動作及び閉動作に応答してヘッドセットを起動及び停止すると共に、前記携帯電話装置の着信時に前記着信応答スイッチの操作があると、前記携帯電話装置に着信処理を実行させる制御部とを備えることを特徴とするヘッドセット装着傘を提供する。
また、本発明は、上述したヘッドセット装着傘と組み合わせて使用される携帯電話装置であって、
前記ヘッドセットとの間で近距離無線通信が遮断された状態を検知するとアラームを発生することを特徴とする携帯電話装置を提供する。
また、本発明は、携帯電話装置との間で短距離無線通信を行うヘッドセットを有するヘッドセット装着傘を用いて携帯電話装置を制御する方法であって、
傘の開動作及び閉動作を検知して、ヘッドセットを起動及び停止するステップと、
前記携帯電話装置の着信時に、ヘッドセットの着信応答スイッチの操作を検知して、前記携帯電話装置に着信処理を実行させるステップと有することを特徴とする携帯電話装置の制御方法を提供する。
さらに、本発明は、傘に装着され、短距離無線通信を用いて携帯電話装置を制御するヘッドセットのためのプログラムであって、前記ヘッドセットに、
傘の開動作及び閉動作を検知して、ヘッドセットを起動及び停止する処理と、
前記携帯電話装置の着信時に、ヘッドセットの着信応答スイッチの操作を検知して、前記携帯電話装置に着信処理を実行させる処理とを実行させることを特徴とするプログラムを提供する。
本発明のヘッドセット装着傘、携帯電話装置の制御方法、及びヘッドセットのためのプログラムによると、傘の開閉動作に応答して、ヘッドセットを起動及び停止し、携帯電話装置の着信時に、ヘッドセットの着信応答スイッチの操作を検知して、携帯電話装置に着信処理を実行させるので、ユーザが傘を差しながら、通話を容易に行うことができる。
また、本発明の携帯電話装置によると、ヘッドセットとの間で近距離無線通信が遮断された状態を検知するとアラームを発生するので、ユーザが、ヘッドセット装着傘を忘れてしまうことを防止できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るヘッドセット装着傘の構成を示す図である。ヘッドセット装着傘(以下、単に傘という)100は、携帯電話装置200との間で短距離無線通信を行うヘッドセット101を有し、中心軸10と、中心軸10の一端に形成され、ユーザに把持される柄11と、傘布12が張られた外骨と、一端が外骨に連結され、他端が中心軸10に摺動自在に挿通されたロクロに連結された内骨とを備える。なお、外骨、ロクロ及び内骨は、既存の部材を適用可能であり、図示していない。
次に、図1及び図2を参照して、ヘッドセット101の機能等を説明する。ヘッドセット101は、例えば、アンテナ20と、近距離無線回路部21と、操作部22と、着信LED23と、バイブレータ24と、傘開閉機構25と、マイク26と、スピーカ27a,27bと、記憶部28と、制御部29等とを備える。また、ヘッドセット101は、例えば、傘100の中心軸10内に電池を収容し、この電池から供給される電力により動作可能となる。なお、ヘッドセット101とは、少なくともマイク26とスピーカ27a,27bとを備えており、ユーザが携帯電話装置200を直接操作することなく、携帯電話装置200の各種機能を利用可能とするものをいう。
アンテナ20は、傘100の柄11に配置されており、近距離無線回路部21と接続されている。近距離無線回路部21は、図1に示すように、中心軸10の一端付近であって、アンテナ20の近傍に配置されており、アンテナ20を介して携帯電話装置200との間で近距離無線通信(例えば、Bluetooth「ブルートゥース エスアイジー,インコーポレイテッド社の登録商標」、無線LAN等)を行う。
操作部22は、例えば、中心軸10の表面であって、ユーザが傘100を差しながらでも、その傘100を持つ手で容易にキー操作ができるような位置に配置されている。操作部22は、リモコン操作機能を有しており、例えば、携帯電話装置200の着信時に押下(操作)されると通話が開始される、図示しない着信応答スイッチ、通話中に押下されると通話が終了する通話終了スイッチ、携帯電話装置200に発信させるための発信用スイッチ、音量の増減を調整するための音量スイッチ、通話以外の各種機能を操作するための更に他のスイッチ等とを備える。
着信LED23は、図1に示すように、中心軸10の表面であって、操作部22の近傍に配置され、携帯電話装置200の着信時(又はメール受信時等)に応答して発光する機能を有する。バイブレータ24は、中心軸10であって、近距離無線回路部21の近傍に配置され、着信時等に応答して振動する機能を有する。ユーザは、着信LED23の発光又はバイブレータ24の振動により、着信等を認識できる。
傘開閉機構25は、傘100の中心軸10に配置されており、傘100の開閉動作をワンタッチで可能とする機構であって、例えば、傘100を開くためのワンタッチプッシュボタンと、傘100の開動作及び閉動作を検知する開閉検知スイッチとを有する。マイク26は、傘100の柄11の先端部に配置されており、ユーザが発した音声を携帯電話装置200に入力する機能を有する。また、スピーカ27a,27bは、例えば、外骨等に取り付けられて、傘布12付近に位置しており、携帯電話装置200からの音声データ(例えば、通話での音声、各種報知のための音声)を出力する機能を有する。記憶部28は、中心軸10であって、操作部22の近傍に配置されており、着信番号等やリダイヤル可能な番号等を記憶している。
制御部29は、ヘッドセット101全体を制御する機能を有し、上記各部21〜28と電気的に接続されており、携帯電話装置200とのインターフェースとして近距離無線回路部21及びアンテナ20を用いて、携帯電話装置200と音声信号や制御信号の送受信を行う。また、制御部29は、傘開閉機構25に含まれる開閉検知スイッチによって検知された傘100の開動作及び閉動作に応答して、ヘッドセット101を起動(電源オン)及び停止(電源オフ)すると共に、携帯電話装置200の着信時に、操作部22に含まれる着信応答スイッチの操作があると、携帯電話装置200に着信処理を実行させる。以下、具体的に説明する。
まず、図3を参照して、傘100と携帯電話装置200との接続動作を説明する。制御部29は、傘100が開状態か否かを判定する(ステップS10)。開状態とは、ユーザがワンタッチプッシュボタンを押下することで、傘100が開いた状態をいう。つまり、ステップS10では、制御部29が、ワンタッチプッシュボタンが押下されたか否かを、開閉検知スイッチからの検出信号に基づいて判定する。
ステップS10で、傘100が開状態でなければ(N)、ヘッドセット101の電源をオフ状態とする(ステップS11)。これは、傘100が閉状態であれば、ヘッドセット101を起動する必要がなく、無駄な電力の消費を回避するためである。
一方、ステップS10で、傘100が開状態であれば(Y)、ヘッドセット101の電源をオン状態とし(ステップS12)、さらに、制御部29は、携帯電話装置200とヘッドセット101とを近距離無線通信で接続し(ステップS13)、ヘッドセット101を着信/発信待ち状態とする(ステップS14)。
続いて、制御部29は、上記着信/発信待ち状態で、傘100が閉状態か否かを判定し(ステップS15)、閉状態であれば(Y)、携帯端末装置との接続を切断して(ステップS16)、ヘッドセット101の電源をオフ状態とする(ステップS11)。また、ステップS15で、閉状態でなければ(N)、再びステップS14に戻り、上記待ち状態となる。
次に、図4を参照して、傘100での着信動作を説明する。携帯電話装置200に着信があると(ステップS20)、制御部29は、傘100の操作部22の着信応答スイッチが押下されたか否かを判定し(ステップS21)、押下されたときには(Y)、近距離無線通信により音声接続を確立して(ステップS22)、通話状態とする(ステップS23)。なお、ステップS21で、着信応答スイッチが押下されていなければ(N)、ステップS21の状態を維持する。
ステップS22では、スピーカ27a,27b及びマイク26が有効となる。また、ステップS23での通話状態では、傘100のスピーカ27a,27bから通話相手の音声が出力され、かつ、ユーザの音声が傘100のマイク26に入力されることで、通話が可能となる。即ち、ヘッドセット101では、携帯電話装置200に着信があると、近距離無線回路部21を用いて、携帯電話装置200との間で信号を送受信し、制御部29に対して着信があったこと示す信号を送信する。それに応じて、制御部29は、スピーカ27a,27bを鳴動させるか、又はバイブレータ24を振動させることで、ユーザが着信を認識できる。その後に、ヘッドセット101では、ユーザが操作部22を操作して着信を受け付けると、スピーカ27a,27b及びマイク26を用いて通話が可能となる。
続いて、制御部29は、操作部22の通話終了スイッチが押下されたか否かを判定する(ステップS24)。ステップS24で通話終了スイッチが押下されたときには(Y)、制御部29は、携帯電話装置200と傘100との音声接続を解除して(ステップS25)、終話状態とし、着信待ち状態とする(ステップS26)。なお、ステップS24で、通話終了スイッチが押下されないときには(N)、ステップS23の通話状態を維持する。
本実施形態の傘100によれば、短距離無線通信を行うヘッドセット101を備えているので、片手で荷物を持っていても、片手で傘100を差しながら、通話を容易に行うことができる。また、傘100の開閉動作に応答して電源がオン状態又はオフ状態となるので、ユーザが意識することなくヘッドセット101を利用でき、また、省電力制御により消費電力を低減できる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係るヘッドセット装着傘の構成を示す図である。なお、上記第1の実施形態に係る傘100と重複する各部材等には同一符号等を付し、説明を適宜省略する。傘100Aは、ヘッドセット101Aを有しており、中心軸10の表面であって、操作部22の近傍にクレードル30を配置した点で、傘100と異なる。
クレードル30は、携帯電話装置200Aの表示装置に連動して表示を行う表示部30aと、通話以外の機能、例えばミュージックプレイヤー等を操作するためのスイッチ(例えば、方向キー)等とを備える。クレードル30は、図6に示すように、制御部29Aとの間で各種信号のやり取りを行い、例えば、上記スイッチの押下に応じた検出信号を制御部29Aに送信する。制御部29Aは、操作部22の各種スイッチからの検出信号だけでなく、クレードル30に配置されたスイッチからの検出信号に従い、通話機能だけでなく、その他の各種機能を実行する。
以下、図7を参照して、クレードル30の表示部30aを用いた操作について具体的に説明する。ここで、クレードル30は、表示部30aの近傍に配置された、左方向(「←」)、右方向(「→」)に対応する方向キーや、決定キー、クリアキーを有している。制御部29Aは、これらのキーの押下に応じて、表示部30aの表示画面上のポインタ(カーソル)を移動させる等の各種制御を行う。まず、表示部30aの表示画面にメニュー画面が表示されると(ステップS30)、制御部29Aは、右方向「→」キーが押下されたか否かを、クレードル30からの検出信号に基づいて判定する(ステップS31)。
ステップS31で、右方向キーが押下されると(Y)、制御部29Aは、表示部30aの表示画面上のポインタを、「→」方向に移動させて(ステップS32)、再びステップS30のメニュー表示に戻る。
一方、ステップS31で右方向キーが押下されなければ(N)、制御部29Aは、左方向「←」キーが押下されたか否かを判定し(ステップS33)、押下されると(Y)、上記ポインタを、「←」方向に移動させて(ステップS34)、ステップS30のメニュー表示に戻る。また、ステップS33で、左方向「←」キーが押下されなければ(N)、制御部29Aは、決定キーが押下されたか否かを判定する(ステップS35)。
ステップS35で、決定キーが押下されると(Y)、制御部29Aは、決定キーによって選択された動作を実行し(ステップS36)、その後に、ステップS30のメニュー表示に戻る。また、ステップS35で決定キーが押下されなければ(N)、制御部29Aは、クリアキーが押下されたか否かを判定し(ステップS37)、押下されなければ(N)、再びステップS30のメニュー表示に戻る。一方、クリアキーが押下されると(Y)、クリアキーによって選択された動作を実行して(ステップS38)、必要なメニュー画面に戻る。
本実施形態に係る傘100Aによれば、クレードル30を配置したので、ユーザが表示画面を見ながら、携帯電話装置200Aに対する各種操作をより容易に行い、利便性を向上できる。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3の実施形態に係るヘッドセット装着傘の構成を示す図である。傘100Bは、ヘッドセット101Bを有しており、中心軸10の表面であって、操作部22の近傍にモード設定部40を配置した点で、傘100と異なる。モード設定部40は、図9に示すように、制御部29Bとの間で信号のやり取りを行い、傘忘れ防止機能の有効/無効を設定するためのスイッチである。
以下、図10を参照して、傘忘れ防止機能について説明する。まず、モード設定部40により傘忘れ防止機能を有効とする設定がなされると(ステップS40)、携帯電話装置200Bは、自身の位置情報に関連付けた天気予報情報をインターネット等から取得し、降水確率が高いか否かを判定する(ステップS41)。
ステップS41で、降水確率が低ければ(N)、携帯電話装置200Bは、装置内部に保持された傘忘れ防止設定用Flagをオフとして(ステップS42)、再びステップS41の処理に戻り、定期的に天気予報を確認する。一方、ステップS41で、降水確率が高く、雨予報であれば(Y)、携帯電話装置200Bは、傘忘れ防止用Flagをオンにし、さらに、傘100Bとの通信が確立できるか否かを判定する(ステップS43)。ステップS43で、通信の確立ができなければ(N)、携帯電話装置200Bは、定期的に通信の確立ができないかを確認し(ステップS44)、再びステップS43に戻る。
ステップS43で、通信の確立ができるか否かは、携帯電話装置200Bと傘100Bとの距離に依存する。つまり、傘100Bの近くに携帯電話装置200Bがない場合には、通信の確立が困難であるから、ステップS44の処理を行うことになる。また、傘100Bの近くに携帯電話装置200Bがあれば、通信の確立が可能であり(ステップS43,Y)、携帯電話装置200Bは、短距離無線通信により傘100Bとの通信を確立する(ステップS45)。
通信が確立された後に、携帯電話装置200Bは、傘100Bが通信可能な距離から離れたか否かを確認し(ステップS46)、距離が離れておらず(N)、通信が持続しているのであれば、定期的に通信距離を確認する(ステップS47)。一方、ステップS46で、傘100Bが通信可能な距離から離れたときには(Y)、通信状態が解除される。携帯電話装置200Bは、通信状態が解除されると、警告音(アラーム)を発生する(ステップS48)。ユーザは、このアラームによって、自身が傘100Bから離れていることを知ることになり、その結果として、傘100Bを忘れることが少なくなる。
本実施形態の傘100Bによれば、近距離無線通信が遮断された状態を携帯電話装置200Bが検知すると、アラームを発生するので、ユーザが傘100Bを忘れてしまうことを低減できる。
上記各実施形態では、ヘッドセット101,101A,101Bが短距離無線回路21を用いて、携帯電話装置200,200A,200Bと通信する構成を示したが、これに限定されず、イヤホンマイクIFを用いるようにしてもよい。また、図4では、ヘッドセット101の着信動作について説明したが、例えば、発信動作を行う際には、制御部29が、記憶部28からリダイヤルや着信した番号に関する情報を読み出した上で、発信用スイッチを用いて、これらの番号に発信するようにしてもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明のヘッドセット装着傘、携帯電話装置及びその制御方法、ヘッドセットのためのプログラムは、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
本発明の第1の実施形態に係るヘッドセット装着傘の構成を示す図。 図1に示すヘッドセットの機能を示すブロック図。 ヘッドセット装着傘と携帯電話装置との接続動作を示すフローチャート。 ヘッドセット装着傘での着信動作を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係るヘッドセット装着傘の構成を示す図。 図5に示すヘッドセットの機能を示すブロック図。 ヘッドセット装着傘のメニュー画面での動作を示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態に係るヘッドセット装着傘の構成を示す図。 図8に示すヘッドセットの機能を示すブロック図。 ヘッドセット装着傘での傘忘れ防止動作を示すフローチャート。
符号の説明
10:中心軸
11:柄
12:傘布
20:アンテナ
21:近距離無線回路部
22:操作部
23:着信LED
24:バイブレータ
25:傘開閉機構
26:マイク
27a,27b:スピーカ
28:記憶部
29,29A,29B:制御部
30:クレードル
30a:表示部
40:モード設定部
100,100A,100B:ヘッドセット装着傘
101,101A,101B:ヘッドセット
200,200A,200B:携帯電話装置

Claims (7)

  1. 携帯電話装置との間で短距離無線通信を行うヘッドセットを有するヘッドセット装着傘であって、
    前記ヘッドセットは、
    傘の開動作及び閉動作を検知する開閉検知スイッチと、
    傘の柄の表面又はその近傍に配置される着信応答スイッチと、
    前記開閉検知スイッチによって検知された傘の開動作及び閉動作に応答してヘッドセットを起動及び停止すると共に、前記携帯電話装置の着信時に前記着信応答スイッチの操作があると、前記携帯電話装置に着信処理を実行させる制御部とを備えることを特徴とするヘッドセット装着傘。
  2. 前記制御部は、前記携帯電話装置の通話中に前記着信応答スイッチの操作があると、前記携帯電話装置による通話を終了させる、請求項1に記載のヘッドセット装着傘。
  3. 前記ヘッドセットは、前記携帯電話装置における通話以外の制御を行うための1つ以上の操作スイッチを更に備える、請求項1又は2に記載のヘッドセット装着傘。
  4. 前記ヘッドセットは、前記携帯電話装置の表示装置に連動して表示を行う表示部を更に備える、請求項1〜3の何れか一に記載のヘッドセット装着傘。
  5. 請求項1〜4の何れか一に記載のヘッドセット装着傘と組み合わせて使用される携帯電話装置であって、
    前記ヘッドセットとの間で近距離無線通信が遮断された状態を検知するとアラームを発生することを特徴とする携帯電話装置。
  6. 携帯電話装置との間で短距離無線通信を行うヘッドセットを有するヘッドセット装着傘を用いて携帯電話装置を制御する方法であって、
    傘の開動作及び閉動作を検知して、ヘッドセットを起動及び停止するステップと、
    前記携帯電話装置の着信時に、ヘッドセットの着信応答スイッチの操作を検知して、前記携帯電話装置に着信処理を実行させるステップとを有することを特徴とする携帯電話装置の制御方法。
  7. 傘に装着され、短距離無線通信を用いて携帯電話装置を制御するヘッドセットのためのプログラムであって、前記ヘッドセットに、
    傘の開動作及び閉動作を検知して、ヘッドセットを起動及び停止する処理と、
    前記携帯電話装置の着信時に、ヘッドセットの着信応答スイッチの操作を検知して、前記携帯電話装置に着信処理を実行させる処理とを実行させることを特徴とするプログラム。
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