JP2009187219A - 携帯端末装置および携帯端末装置を用いた決済システム - Google Patents

携帯端末装置および携帯端末装置を用いた決済システム Download PDF

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Abstract

【課題】電波障害等のメール不達の可能性がある場合において、あるいは利用者は非接触ICカードでの支払い後の残額がリアルタイムに認識することができる携帯端末装置および携帯端末装置を用いた決済システムを提供することである。
【解決手段】たとえば非接触ICカード機能を有する携帯電話および電子マネーの課金管理を行うサーバシステムにおいて、携帯電話に内臓した非接触ICカード機能による代金支払い後、すぐに同電話上のLED等で残額の状況が一目で判断でき、且つ残額不足時においては同電話上のキーを押下することにより同電話内蔵の非接触ICカード部へ簡単に電子マネーを追加購入することを可能とする携帯電話システムを提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は携帯端末装置および携帯端末装置を用いた決済システムに関し、特に、非接触ICカード機能を備えた携帯端末装置および携帯端末装置を用いた決済システムに関する。
従来、たとえば携帯電話のような携帯端末装置に非接触ICカード機能を備え、非接触による店舗において非接触にて決済を行うシステムが知られている。
たとえば特許文献1には、「非接触ICカード機能を有した携帯電話システムにおける簡易決済システム」が記載されている。
この特許文献1に記載の発明においては、利用者は携帯電話等の携帯端末装置と非接触ICカードとを保有し、非接触ICカードには電子マネーをあらかじめ残額積み増し(チャージ)しておき、非接触ICカードでの支払い後にカードに登録されている残額が、ある基準額以下になったときに前記携帯端末装置に対してメールにて通知し、且つ当該メールの記載内容に従って電子マネーを購入指示することにより、前記非接触ICカードに対する残額積み増し処理を可能とする特徴を有している。
特開2004−280522号公報
しかしながら、上述の従来例では以下のような問題があった。
すなわち特許文献1に記載の発明においては、非接触ICカードに登録されている電子マネーの残額が基準額以下であった場合、利用者の携帯端末装置への通知は外部のサーバシステムからメールにて実施されることになる。このため、メール受信時において電波障害等の要因による当該メール不達の可能性やリアルタイム性に欠けるという問題がある。
それに加え、電子マネーの追加購入時は、メールを閲覧後購入指示を行う必要があるため、購入操作が煩雑になるという問題もあり、利便性に問題がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、電波障害等のメール不達の可能性がある場合において、あるいは利用者は非接触ICカードでの支払い後の残額がリアルタイムに認識することができる携帯端末装置および携帯端末装置を用いた決済システムを提供することを目的とする。
本発明は、たとえば非接触ICカード機能を有する携帯電話および電子マネーの課金管理を行うサーバシステムにおいて、携帯電話に内臓した非接触ICカード機能による代金支払い後、すぐに同電話上のLED等で残額の状況が一目で判断でき、且つ残額不足時においては同電話上のキーを押下することにより同電話内蔵の非接触ICカード部へ簡単に電子マネーを追加購入することを可能とする携帯電話システムを提供する。
本発明は、電子マネーを取り扱う非接触ICカード部を有する携帯端末装置において、前記非接触ICカード部にて使用可能な電子マネーの残額が所定金額以下であるときにその旨を利用者に通知する通知手段を備えたことを特徴とする。
また本発明は、前記通知手段がLEDの点灯によって、前記非接触ICカード部にて使用可能な電子マネーの残額が所定金額以下である旨を通知することを特徴とする。
また本発明は、前記非接触ICカード部にて使用可能な電子マネーの残額を増加させる該電子マネーの購入操作を利用者がワンタッチで行うことができる操作キーを設けたことを特徴とする。
また本発明は、前記携帯端末装置が携帯電話であることを特徴とする。
また本発明は、携帯端末装置を用いた決済システムにおいて、電子マネーを取り扱う非接触ICカード部を有する携帯端末装置と、前記非接触ICカード部の電子マネーで料金支払い可能なレジと、前記非接触ICカード部の課金管理を行う課金サーバとを有し、前記非接触ICカード部に記憶してある該非接触ICカード部にて使用可能な電子マネーの残額と、前記課金サーバに記憶してある該非接触ICカード部にて使用可能な電子マネーの残額との同期をとる手段を備えたことを特徴とする。
また本発明は、携帯端末装置を用いた決済システムにおいて、前記携帯端末装置が携帯電話であり、前記同期が携帯電話網を介して行われることを特徴とする。
本発明によれば、電波障害等のメール不達の可能性がある場合において、あるいは利用者は非接触ICカードでの支払い後の残額がリアルタイムに認識することができる携帯端末装置および携帯端末装置を用いた決済システムを提供することができる。
すなわち、本発明においては、非接触ICカード機能を有する携帯電話および電子マネーの課金管理を行うサーバシステムにおいて、携帯電話上で非接触ICカード機能により代金支払い後、直ぐに本携帯電話上のLED等で残金額の状況が一目で判断でき、不足時においては前記電話上のキーを押下することにより同電話内蔵の非接触ICカード部へ簡単に電子マネーを追加購入することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明による携帯端末装置を用いた決済システムの一実施の形態で用いる携帯電話の構成を示すブロック図である。この実施の形態では、携帯端末装置の一例として携帯電話を用いる。以下、図1の各構成要素について説明する。
図1に示すように、携帯電話1は、無線部11と、制御部12と、音声信号処理部13と、LCD部14と、キー入力部15と、レシーバ/マイク部16と、ROM1部17と、RAM部18と、非接触ICカード部19と、LED部20とを有して構成される。
無線部11は、無線回線を使用して送受信するものである。
制御部12は、あらかじめROM部17に書き込まれたプログラムにより本装置を動作させるものである。
音声信号処理部13は、レシーバ/マイク部16のマイクより入力された音声信号をデジタル信号に変換するものであり、また、受信したデジタル信号をレシーバ/マイク部16へ送出される音声信号に変換するものである。
LCD部14は、各種メッセージ情報やユーザデータを表示するものである。
キー入力部15は、利用者より各種指示を行うためのものである。
レシーバ/マイク部16は、音声信号処理部13にてデジタル信号から変換された音声信号を出力し、また、音声信号を入力するものである。
ROM1部17は、制御部12が動作するための携帯電話1のプログラムおよび暗証番号があらかじめ書き込まれたものであり、通常の利用者の操作では書き換えが不可能なように構成されている。
RAM部18は、制御部12が各種動作を行う際の作業用データの一時格納を行うとともに、利用者からの設定情報を一時保存するためのものである。
非接触ICカード部19は、専用リーダライタと通信し電子マネーを管理するものである。
LED部20は、ICカード部19内の電子マネーの残額に応じて点灯あるいは消灯させることにより携帯電話1の利用者に対して電子マネーの残額状況を通知するものである。
次に図2および図3を用いて本実施の形態のシステム構成を説明する。
図2は、本実施の形態の決済システムの構成を示すブロック図である。
この決済システムは、携帯電話1とレジ2と携帯電話網3とクレジットサーバ4と課金サーバ5とを有して構成される。以下、図2の各構成について説明する。
携帯電話1は、図1にその詳細を示したものであって、利用者が使う携帯電話であり、この決済システムにおける電子マネーを購入するためのクレジット情報があらかじめ登録されている。
携帯電話1は、非接触ICカード対応リーダライタ21と通信し、代金支払い処理を可能とするための非接触ICカード部19を有する。非接触ICカード部19と非接触リーダライタ21との間における通信の詳細については図3を参照して後述する。
図2に示すように、レジ2は、非接触ICカード機能による代金支払い機能を有し、店舗A内において商品購入後の代金支払いの際に使用されるレジである。このレジ2は課金サーバ5とも接続される。
携帯電話網3は基地局や交換機等を有して構成される。
クレジットサーバ4にはあらかじめ与信情報が登録されており、携帯電話1からクレジット情報を受信すると、与信情報に基づき当該クレジット情報を審査し、審査の結果問題なければ電子マネーを購入し、課金サーバ5へチャージ指示を行う。
課金サーバ5には当該携帯電話1内の電子マネー残額が保持されている。この課金サーバ5に保持される電子マネー残額は、利用者が店舗Aのレジ2で携帯電話1を使って代金支払いをするときに、携帯電話1内の非接触ICカード部19との間で残額情報の同期をとった後、保持される。
ここで、非接触ICカード19と非接触カード対応リーダライタ21を用いて、非接触カード部19内にて課金データを保存する場合の処理について、先に図3を参照しながら説明する。
図3は、非接触ICカード部19および非接触カード対応リ−ダライタ21の内部構成の一例を示すブロック図である。
非接触ICカード部19は、携帯電話1の制御部12と接続され、非接触ICカード部19を制御するための制御部191と、対向する非接触ICカード対応リーダライタ21と無線通信をするためのアンテナ部192と、携帯電話1の制御部12あるいはアンテナ部192を通して受信した課金データを保持するためのメモリ部193とを有して構成される。
一方、非接触ICカード対応リーダライタ21は、レジ2の処理部22と接続され、非接触ICリーダライタ21の処理を制御するための制御部211と、対向する非接触ICカード部19と無線通信をするためのアンテナ部212とを有して構成される。
レジ2において非接触ICカード機能で代金支払い処理をしたときは、レジ2の処理部22から非接触ICカード対応リーダライタ21の制御部211へ代金情報(課金データが)が送信される。その後、課金データは制御部211からアンテナ部212を通して非接触ICカード部19に送信される。
非接触ICカード部19においては課金データをアンテナ部192によって受信し、メモリ部193に保存する。
また、図3には記載していないが、携帯電話1では、携帯電話網3を経由して課金サーバ5から課金データを受信し、非接触ICカード部19内のメモリ部193にこの課金データを保存することも可能である。
加えて、この携帯電話1においては無線通信回線経由の音声通話機能、HTML形式のコンテンツを受信し表示する機能、JAVAにより記述されたアプリケーション(プログラム)をダウンロードし実行するJAVA動作環境を備えた機能、の3種類の機能を有する。これらの機能や通信手順(プロトコル)については、ここでは特に言及しないが、既知のいかなる技術をも適用されるものである。
続いて、以下に本実施の形態の決済システムの動作について説明する。
本実施の形態の決済システムにおいて、携帯電話1を使って非接触ICカード機能による代金支払いを行う処理を、図4〜図7を用いて説明する。
図4は、携帯電話1の初期設定処理の一例を示すフローチャートである。
図5〜7は、本実施の形態の決済システムにおいて、携帯電話1を使って非接触ICカード機能による代金支払いを行う際の処理シーケンスの一例を示す図であって、図6は図5の後に続く図であり、図7は図6の後に続く図であり、それぞれ丸付き数字の同じ数字にて連結される。
利用者は、まず代金支払いを行う前に、携帯電話1に対して初期設定を行う必要がある。その処理を図4を中心に参照して説明する。
利用者は、携帯電話1を入手した後に、設定メニューの中から処理を選択してりクレジットカード情報(Info1)を登録して保存する。クレジットカード情報(Info1)とはクレジットカードのカード番号、有効期限、名義、電話番号などのクレジット与信処理が可能な各種情報を示す(ステップF1)。
その後ステップF1と同様に、携帯電話1の設定メニューの中から処理を選択して残金閾値(Info2)を設定する。残金閾値(Info2)とは、非接触ICカード部19のメモリ部193に保持された電子マネーの残額の基準額を決める情報であり、メモリ部193の残額が残金閾値(Info2)未満になれば、LED部20あるいはLCD部14で携帯電話1の利用者に、残金が基準額以下になった旨を知らせるための役目がある(ステップF2)。
ステップF2の後に引き続き、携帯電話1の設定メニューの中から処理を選択して購入額(Info3)を設定する。購入額(Info3)とは、非接触ICカード部19に対する一回当たりの購入金額を決めるものであり、携帯電話1の利用者によるチャージ指示があった場合は、購入額(Info3)として設定した金額分だけ電子マネーを購入し、非接触ICカード部19に加算して保持する。
以上が、利用者が携帯電話1を入手した後に行う設定の内容である。なお、この設定は入手直後の初回のみ実施する、あるいは登録情報に変更がある際に適時設定すればよく、毎回設定する必要は無い。
次に、利用者が商品を購入してその代金を支払う際に、本実施の形態の携帯電話1の電子マネーを使用する際の処理シーケンスを、図5〜図7を中心に参照して説明する。ここで、携帯電話1には、図4に示した初期設定処理を既に完了しているものとする。
まず図5を参照し、携帯電話1の利用者が店舗Aにて商品を購入する(ステップS1)。
商品購入後、利用者は代金支払い処理を開始する。利用者は、代金支払い処理のために、携帯電話1をレジ2の非接触ICカード対応リーダライタ21にかざす。携帯電話1が非接触ICカード対応リーダライタ21の通信可能範囲にかざされると、携帯電話1の非接触ICカード部19と非接触ICカード対応リーダライタ21との間で接続処理が行われる(ステップS2)。
ステップS2の後に、課金サーバ5に保存されている残額データと非接触ICカード部19に管理されている残額データとの同期処理が行われる(ステップS3)。
この同期処理について説明すると、課金サーバ5と接続されていないレジを使って商品購入、非接触ICカード機能による代金支払いが行われたとき、非接触ICカード部19にしか最新の残額データが残らない場合がある。また携帯電話1を使わずにクレジット処理による電子マネーが追加され、携帯電話1には情報が更新されず、課金サーバ5のみに残額データが更新される場合がある。これらの場合を想定して、課金サーバ5に保存された残額データと同カード部19に管理された残額データとを照合し、双方管理の残額データを最新の情報に一致させる。これが同期処理である。
残額データの同期処理が完了した後、その結果を非接触ICカード部19のメモリ部193に残額として保存する(ステップS4)。
その後、レジ2において商品に応じた代金を差し引くため、レジ2(の非接触ICカード対応リーダライタ21)から携帯電話1(の非接触ICカード部19)へ購入金額を送信する(ステップS5)。
その後、携帯電話1の非接触ICカード部19において、非接触ICカード部19内のメモリ部193に保存された残額と前記購入金額とを比較する。比較した結果、残額よりも購入金額の方が大きければ、レジ2との通信を切断し、残額不足の旨アラーム通知し、終了する(以上、ステップS6−2、S28)。
また、比較した結果、残額よりも購入金額の方が小さければ(ステップS6−1)、残額から前記購入金額を減算して購入後の残額を算出し、その購入後の残額をメモリ部193に保存する(ステップS7)。
その後、非接触ICカード部19から非接触ICカード対応21、レジ2を通して、課金サーバ5に対して現在の残額を送出する(ステップS8)。
残額を受信した課金サーバ5においては、後の携帯電話1との同期処理のため、当該残額を保存する(ステップS9)。
図6へと進み、携帯電話1においては、ステップS8の後に非接触通信の相手先であったレジ2(非接触ICカード対応リーダライタ21)との通信を切断し、終了する(ステップS10)。
その後、携帯電話1においては、利用者に残額状況を通知し電子マネーの購入処理を促す。その動作について説明する。
携帯電話1においては残金閾値(Info2)と残額とを比較し、残金閾値(Info2)よりも残額が少ない場合は(ステップS11−1)、残額が残金閾値(Info2)を下回っていることを利用者に通知するためにLED部20を発光する(ステップS12)。
LED部20が発光することにより、利用者は残額が同閾値(Info2)より少ないことがわかる。これにより利用者は電子マネーを追加購入するかどうかの判断の機会が生じる。この場合はLED部20が発光しているため、利用者は電子マネーの追加購入が必要と判断できる。
利用者は電子マネーの追加購入が必要と判断したならば、電子マネーの購入操作を行う。このとき既に携帯電話1には、キー入力部15から操作し易いキーのひとつが、電子マネーの購入指示用に割り付けられているものとする。たとえばサイドキーに割付されているものとして、利用者は携帯電話1のサイドキーを押下する(以上、ステップS13−1)。
携帯電話1のサイドキーが押下されたならば、利用者から電子マネーの購入指示があったものと判断し、クレジットサーバ4に対して電子マネーのクレジット購入を指示する。まず、携帯電話網3に対して呼接続処理を行い回線接続後(ステップS14)、携帯電話網3経由であらかじめ携帯電話1に保存されたクレジットカード情報(Info1)と購入額(チャージ額)(Info3)をクレジットサーバ4へ送信する(ステップS15)。
カード情報(Info1)およびチャージ額(Info3)を受信したクレジットサーバ4は、まず受信したカード情報(Info1)に従い与信処理を行う(ステップS16)。
クレジットサーバ4において当該カード情報(Info1)の審査結果、問題なく購入可能であるならば、課金サーバ5に対して購入処理メッセージにてチャージ額(Info3)分だけ電子マネーの購入指示を行う。このチャージ額(Info3)は購入処理メッセージに含む(ステップS17)。
電子マネーの購入指示を受けた課金サーバ5は、課金サーバ5にて管理している携帯電話1の残額に、当該チャージ額(Info3)を加算後、保存する(ステップS18)。
その後、当該残額の情報を携帯電話1の非接触ICカード部19の残額に反映させるため、当該残額の情報を携帯電話1に対して送信する。課金サーバ5からクレジットサーバ4へは、ステップS18が完了したことを示す購入完了メッセージを使って当該残額の情報を送信し(ステップS19)、その後クレジットサーバ4から携帯電話網3網経由で携帯電話1へ購入手続きを完了したことを示す購入手続き完了通知メッセージにて当該残額の情報を送信する(ステップS20)。
図7へと進み、課金サーバ5から当該残額の情報を受信した携帯電話1は、その残額情報を非接触ICカード部19のメモリ部193に保存し(ステップS21)、続いて携帯電話網3との回線を切断する(ステップS22)。
チャージ額(Info3)が加算された残額情報を保存した携帯電話1は、再び、当該残額情報を残金閾値(Info2)と比較して当該閾値(Info2)を超えていれば(ステップS23−2)、残額が残金閾値(Info2)を超えていることを利用者に通知するためにLED部20を消灯する(ステップS24)。LED部20が消灯することにより、利用者は残額が同閾値(Info2)より多いことがわかる。この場合はLED部20が消灯しているため、利用者は電子マネーの追加購入はこれ以上必要ないと判断できる。
ちなみにステップS23において、残額が当該閾値(Info2)より少ないままであれば、ステップS24をスキップして、LED部20を発光したままにする(ステップS23−2)。LED部20が発光したままであることにより、利用者は残額が同閾値(Info2)より少ないことがわかり、この場合利用者は必要に応じて電子マネーの追加購入を行う。
その後、LCD部14上に最新の残額を表示して(ステップS25)、処理を終了する。
またステップS11で残額が残金閾値(Info2)を超えている場合は(ステップS11−2)、利用者に電子マネーの追加購入を知らせる必要が無いため、ステップS25へ処理が飛び、LCD部14上に残額を表示して処理を終了する。
同様にステップS13にて携帯電話1上のLED部20が発光した状態にも関わらず、利用者が電子マネーの追加購入を希望しない場合は(ステップS13−2)、その状態で処理を終了させるためステップS25へ処理が飛び、LCD部14上に残額を表示して処理を終了する。
以上、説明したように本発明では非接触ICカード部付き携帯電話1、非接触ICカード対応リーダライタ付きレジ2、携帯電話網3、クレジットサーバ4、課金サーバ5より構成される決済システムにおいて、利用者は携帯電話内蔵の非接触ICカード機能により代金を支払った直後に、その携帯電話上のLED等で残額の状況が一目で判断でき、且つ残額不足時においてはその携帯電話上のキーを押下することによりその携帯電話内蔵の非接触ICカード部へ電子マネーを追加購入することが可能である。
その理由に付き以下に説明する。
利用者は携帯電話1を使ってレジ2で非接触ICカード機能により代金を支払う。代金を支払うために、携帯電話1はレジ2と非接触ICカード機能による通信を開始し、レジ2を通して携帯電話1と課金サーバ5において当該電話1の残額データを同期させた後に、携帯電話1内の非接触ICカード部19より当該商品の代金支払いを行う。支払い後の残額は非接触ICカード部19からレジ2を通して課金サーバ5へ送信される処理と並行して、携帯電話1において利用者があらかじめ設定した基準額と当該残額を比較し、残額が基準額を下回っているようであればLED部20を発光する。利用者はLED部20が発光することにより、当該電話1内の非接触ICカード部19の電子マネー残額が少ないことを認識できる。利用者は電子マネー残額が少ないことを認識したならば当該電話1の表面にあるキー(たとえばサイドキー)を押下する。
当該キーが押下されたならば、携帯電話1より携帯電話網3経由でクレジットサーバ4へ、当該電話1内にあらかじめ登録された利用者のクレジットカード情報と電子マネーの購入額を送信する。前記クレジットカード情報と電子マネー購入額を受信したクレジットサーバ4は、当該クレジットカード情報により与信処理を行う。クレジットサーバ4において与信処理に問題がなければ、購入額分だけ電子マネーを購入し、その情報を課金サーバ5へ送信する。課金サーバ5は前記電子マネーの購入分に従い、当該サーバ5内にあらかじめ保存された携帯電話1の残額に加算する。
その後、クレジットサーバ4は前記加算後残額を携帯電話1へ送信し、携帯電話網3との通信を終了する。携帯電話1においては前記で受信した残額と基準値を比較し、残額が基準値よりも多ければ、発光していたLED部20を消灯し、LCD部14上に最新の残額を表示する。LED部20が消灯することとLCD部14上に最新の残額が表示されたことにより、利用者は電子マネーが追加購入され当該電話1の非接触ICカード部19に管理された残額情報が必要額以上になったことを確認できる。
このように、利用者は携帯電話内蔵の非接触ICカード機能により代金を支払った直後に、当該電話上のLED等で残額の状況が一目で判断でき、且つ残額不足時においては当該電話上のキーを押下することにより当該電話内蔵の非接触ICカード部へ電子マネーを追加購入することが可能である。
これにより、利用者は携帯電話を開いて複雑な操作をすることなく、非接触ICカード機能による代金支払い、残額確認、電子マネーの追加購入が可能となる。ついては利便性の向上につながる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものでなく、携帯電話に限らず、あらゆる携帯端末装置にも適用可能である。
本発明による携帯端末装置を用いた決済システムの一実施の形態で用いる携帯電話の構成を示すブロック図である。 本実施の形態の決済システムの構成を示すブロック図である。 非接触ICカード部19および非接触カード対応リ−ダライタ21の内部構成の一例を示すブロック図である。 携帯電話1の初期設定処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態の決済システムにおいて、携帯電話1を使って非接触ICカード機能による代金支払いを行う際の処理シーケンスの一例を示す図である。 本実施の形態の決済システムにおいて、携帯電話1を使って非接触ICカード機能による代金支払いを行う際の処理シーケンスの一例を示す図である。 本実施の形態の決済システムにおいて、携帯電話1を使って非接触ICカード機能による代金支払いを行う際の処理シーケンスの一例を示す図である。
符号の説明
1 携帯電話
2 レジ
3 携帯電話網
4 クレジットサーバ
5 課金サーバ
11 無線部
12 キー入力部
13 音声信号処理部
14 LCD部
15 キー入力部
16 レシーバ/マイク部
17 ROM1部
18 RAM部
19 非接触ICカード部
20 LED部
21 非接触ICカード対応リーダライタ
22 処理部
191 制御部
192 アンテナ部
193 メモリ部
211 制御部
212 アンテナ部

Claims (6)

  1. 電子マネーを取り扱う非接触ICカード部を有する携帯端末装置において、前記非接触ICカード部にて使用可能な電子マネーの残額が所定金額以下であるときにその旨を利用者に通知する通知手段を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記通知手段がLEDの点灯によって、前記非接触ICカード部にて使用可能な電子マネーの残額が所定金額以下である旨を通知することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記非接触ICカード部にて使用可能な電子マネーの残額を増加させる該電子マネーの購入操作を利用者がワンタッチで行うことができる操作キーを設けたことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  4. 前記携帯端末装置が携帯電話であることを特徴とする請求項1ないし3のうちのいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  5. 電子マネーを取り扱う非接触ICカード部を有する携帯端末装置と、前記非接触ICカード部の電子マネーで料金支払い可能なレジと、前記非接触ICカード部の課金管理を行う課金サーバとを有し、前記非接触ICカード部に記憶してある該非接触ICカード部にて使用可能な電子マネーの残額と、前記課金サーバに記憶してある該非接触ICカード部にて使用可能な電子マネーの残額との同期をとる手段を備えたことを特徴とする携帯端末装置を用いた決済システム。
  6. 前記携帯端末装置が携帯電話であり、前記同期が携帯電話網を介して行われることを特徴とする請求項5に記載の携帯端末装置を用いた決済システム。
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