JP2009163334A - 情報処理装置、プログラム及びバックアップ方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム及びバックアップ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バックアップ時に消費するリソース量の削減を図るバックアップ用プログラムを提供する。
【解決手段】記憶部に記録されたファイルを管理する情報処理装置において、前記情報処理装置の制御部は、前記記憶部に記録されているファイルが有するファイル管理情報に、バックアップ時点を示す情報を記録し、所定のバックアップ時点のファイル管理情報と別のバックアップ時点のファイル管理情報とを比較し、比較した差分の情報を取得して記録することとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、NAS(Network Attached Storage)等で用いられるファイルシステム用プログラム及びファイル群のバックアップ方法に関する。
関連する技術としては、NAS等の多量のファイルを記憶する記憶装置で用いられるファイルシステムが挙げられる。また、ファイルシステムのバックアップ方法が挙げられる。
多量のファイルを記憶する記憶装置では、ファイルのバックアップが重要な課題と成っており、当該課題の解決の為に多くの発明や設計が成されている。
関連するファイルシステムのバックアップ方法は、ミラーリング方式、スナップショット方式等が挙げられる。
ミラーリング方式は、バックアップする静止点(任意の時点)を設定し、当該静止点でのファイル群をバックアップ用記憶装置に全て記憶することで、バックアップを行なう。
これに対して、スナップショット方式は、バックアップする静止点で、ファイルのバックアップ管理情報(スナップショット)を取得し、書換え等のファイルの変更時点で前記スナップショットに基づきファイルをバックアップする(コピーオンライト方式)。即ち、ミラーリング方式の様に、変更の発生しないファイルについてバックアップしないので、情報処理装置の制御部に加わる負荷及び、バックアップに要する記憶領域の低減が図れる。また、別ディスク装置やテープメディア等に、スナップショットに基づいてバックアップする。
尚、スナップショット方式は、スナップショットを用いて、コピーオンライト方法を利用し、バックアップを行なうが、当該スナップショットには、ファイル群の一覧の他に、例えばアーカイブビットなどのファイルの属性も記録される。
これら関連する技術を例示すれば、特許文献1が挙げられる。特許文献1には、スナップショット方式の動作を行なう記憶システム(記憶装置)が開示されている。特許文献1の記憶システムでは、ファイルが記憶されたマスターボリュームをバックアップする為に、バッファボリュームとスナップショットボリュームと共有ボリュームとを設け、更に、各ボリューム間のデータ移動を行なう各種手段を設けられている。前記各ボリュームに記憶されるページ番号(論理領域のアドレス情報)と実データ(物理領域に記録される情報)とを、スナップショット方式によって前記各種手段を用い移動することで、マスターボリュームのバックアップを可能とする。
また、周知技術として、ファイルシステムプログラムがファイル管理情報(メタ情報)にファイルのディレクトリ情報や作成者、アクセス許可状態等の情報を記録することも知られている。
特開2006-268139
特許文献1を始め、多くの関連する技術では、スナップショット取得時点に、アプリケーションプログラムを用いて、記憶装置に格納されたファイル群の現在(カレント)の状態を取得し、当該状態のファイル群が記録されている物理ボリュームをバックアップ(フルバックアップ)する。更に、別のスナップショット取得時点に、記憶装置に格納されたファイル群の状態と先に取得した状態とを比較し、その差分を取得し、当該差分が記録されている物理ボリュームをバックアップ(差分バックアップ)する。尚、差分バックアップと増分バックアップの語彙をバックアップ方式によって使い分ける場合もあるが、本明細書では、両方とも差分バックアップとして記載する。
前述の様にファイル群をバックアップする場合、差分バックアップを利用する場合が多いが、先に取得したスナップショット取得時点の記憶装置に記録してあるファイル群の状態と、現在の記憶装置に記録してあるファイル群の状態をアプリケーションプログラムの有する機能を利用し、差分を比較する必要がある。
アプリケーションプログラムの機能を利用してバックアップ対象領域の差分を比較すると、記憶装置のバックアップ対象ボリュームにある全てのファイルを一つずつ確認する必要がある為、バックアップ対象ボリュームに記録されているファイル数が多い場合には、変更等の処理が成された差分となるファイル数が少なくても、差分の取得に多分のリソースを費やす必要がある。即ち、差分の抽出に多くの時間が掛かり、また、制御部に多大な負荷が加わることになる。換言すれば、バックアップに多くの時間が掛かる。
本発明の目的は、上記課題を解決し、バックアップ時に消費するリソース量の削減を図るプログラム及びディスク装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、差分バックアップ時に消費するリソース量の削減を図るプログラム及びディスク装置を提供することにある。
本発明の情報処理装置は、記憶部に記録されたファイルを管理する情報処理装置において、前記情報処理装置の制御部は、前記記憶部に記録されているファイルが有するファイル管理情報に、バックアップ時点を示す情報を記録し、所定のバックアップ時点のファイル管理情報と別のバックアップ時点のファイル管理情報とを比較し、比較した差分の情報を取得して記録することを特徴とする。
本発明によれば、バックアップ時に消費するリソース量の削減を図れる。
本発明の第1の実施の一形態を図1ないし図9に基づいて説明する。
図1は、実施の一形態のバックアップシステムを示すブロック図である。
バックアップシステムは、バックアップ対象のファイル群を格納するネットワークストレージデバイスであるディスク装置10、バックアップ対象のファイルを使用や書換えを行うクライアントPC20、バックアップ管理者がバックアップ操作や各種設定を行なう管理クライアントサーバ30、ディアス装置10に格納されているバックアップ対象のファイル群のフルバックアップファイル及び差分バックアップファイルを記録するメディアサーバ40、がネットワーク50を介して通信可能に接続されている。尚、メディアサーバ40は、多量のデータを記録可能であれば、どの様な構成でも良く、記憶領域をHDDによって構成しても良いし、テープメディアやディスクメディアを用いて構成しても良い。
本実施の一形態のバックアップシステムでは、ディスク装置10に本発明の要であるプログラムを格納し、またディスク装置10の制御部がプログラムを動作することとする。尚、本発明は、ファイルシステムの構造と動作の発明であるため、プログラムの格納場所や当該プログラムをどの制御部で動作させるかは自由度があり、例えば、管理クライアントサーバ30やメディアサーバ40の制御部がプログラムを動作させ、ディスク装置10にデータを格納する様にしても良い。
図2は実施の一形態のディスク装置10を例示するブロック図である。
ディスク装置10は、概ね、ファイルの移動やコピー処理等の演算処理を行う制御部100と、基本制御プログラムが格納されているROM110と、情報を一時記憶や、各種動作に用いるプログラムが展開されて記録されるメモリ(RAM)120と、ネットワーク50を介し管理クライアントサーバ30などの外部装置との通信を行うためのネットワークインタフェイス130と、ストレージデバイスと通信可能とするストレージインタフェイス140と、論理的に格納されるファイル群やプログラムが、物理的にデータブロックに区切られ書き込まれるディスクスドライブ150とで構成される。
メモリ120には、ディスク装置全体の処理動作を行なうファイルサーバプログラム121、ファイルシステムの動作処理全般を行うファイルシステム処理プログラム122、バックアップ時点のスナップショットを作成するスナップショット作成プログラム123、2つのバックアップ時点のスナップショットを比較し、差分情報を作成する差分作成プログラム124、その他各種演算処理に用いる情報等が展開されて記録されている。
スナップショット作成プログラム123は、バックアップ要求(スナップショット作成要求、世代情報作成要求)を受け、当該時点の世代情報を作成し、ファイルシステム管理情報151に記録する。また、バックアップ時点のファイル等のバックアップ対象の状態をスナップショット(ファイル管理情報等)として取得する。
差分作成プログラム124、スナップショットの情報と別のスナップショットの情報とを比較し、スナップショットの差分情報を抽出する。ここでスナップショットの差分情報とは、『カレント世代―世代1』の様に、2つの世代を指定し、主に世代間のファイル管理情報152の差分を示す情報である。例えば、前回のスナップショット取得時のファイルの状況と、現在のファイルの状況とを比較したファイルの状況の差分が記録される。また、『世代2―世代1』の様に、バックアップ世代間のスナップショット同士の世代間のファイルの差分を示す情報である。
尚、『世代2−世代1』とは、世代2にあって世代1に無い情報、即ち、新規作成ファイル又は変更ファイルを示す。また、『世代1−世代2』であれば、世代1にあって世代2に無い情報、即ち、削除されたファイルを示す。
ディスクスドライブ150は、複数のHDD(Hard Disk Drive)がストレージインタフェイス140を介して制御部100によって制御され、一つのディスクストレージデバイスとして管理される。尚、ディスクスドライブ150は大容量ストレージを実現する為に複数個のHDDを合わせて用いているのみであり、本発明は一個でも良いし、多数でも良い。個数に限定は無い。
ディスクスドライブ150には、論理的にファイルシステム管理情報151、ファイル管理情報152、ファイル153等が記録され、物理的にデータブロックとして記録される。
ファイルシステム管理情報151は、スナップショットの世代情報が記録・管理される。
ファイル管理情報152には、記録されるファイルのデータブロック情報(物理的記録領域を示す情報)、世代情報等が記録される。
データブロック情報とは、論理的に構成されるファイル等が使用する記憶領域の複数のデータブロックの配置を記憶する情報である。即ち、ファイルシステムがファイルを構築・識別する為に用いるアドレスを示すメタ情報である。
世代情報とは、バックアップ時点を示す情報である。即ち、スナップショット作成時にバックアップ対象であるファイルのデータブロック情報等が含まれるファイル管理情報(メタ情報)と関連付けられる情報である。
図3は、ディスクドライブ150に記録されるファイルが有する情報を模式的に例示した図である。
論理的に構成されたファイルAは、ファイル管理情報152として管理情報X152aを有している。
管理情報X152aには、データブロック情報としてデータブロックA〜D153aの配置が記録され、世代情報として世代1、世代2が記録されている。
世代1には、スナップショット世代1作成時点のファイル管理情報152である管理情報A152bが関連付けられ、世代2cには、スナップショット世代2作成時点のファイル管理情報152である管理情報B152cが関連付けられている。
各世代の管理情報152a〜cには、夫々のスナップショット作成時点のデータブロック情報153a〜cが記録されており、当該情報153a〜cのデータブロックA〜Fは、物理的にディスクドライブ150に記録されている。
データブロックA〜Fは、図に示す様に、共通するデータブロックとして各世代間で共有される。具体的には、データブロックA、Bはカレント世代、スナップショット世代1、スナップショット世代2の全ての世代に共有される。一方データブロックC〜Fは一部の世代のみに使用される。
このように、データブロックを世代間で共有することによって、ディスクドライブ150の物理的記憶領域の削減を図っている。
本発明のファイルシステムは、スナップショットの情報をまとめて管理するのではなく、ファイル管理情報152を使用してファイル153毎に世代情報(バックアップ情報)を保持する。データブロックで構成されるファイル153は、世代情報によって示される管理情報152のデータブロック情報の差分によってバックアップされる為、更新のないファイルには「更新がない」という記録を保持するのではなく、更新情報自体を保持しない。
この為、バックアップに必要な物理的記憶領域のデータブロックは、カレントのファイルのデータブロックと、スナップショット作成時と別のスナップショット作成時との差分のデータブロックとで共有可能となり、記憶領域の削減が可能となる。尚、ファイルを更新することにより、当該ファイルを構成するデータブロックの配置がすべて書き換わることは稀であり、書き換わらないデータブロックは、同一データであるので共有可能である。
このような構成において、実施の一形態のディスク装置は、差分バックアップ時に消費するリソース量の削減できる。
次に、第1の実施の一形態の主要動作について説明する。
図4は、バックアップ時のスナップショット作成処理を示すフローチャートである。
ディスク装置10は、管理クライアントサーバ30から送信されるバックアップ要求に対して、指定された時点のスナップショットを取得し、バックアップ処理する。
ディスク装置10の制御部100は、メモリ120に展開されたスナップショット作成プログラム123に従い、ファイルシステム管理情報151にスナップショットの世代情報を記録する(ステップS401)。ここで、スナップショットの世代情報とは、バックアップ時点の世代(時点、瞬間)を示す情報である。
尚、コピーオンライト方式を使用する為、この時点ではファイルの更新(データブロックの書換え等)やファイル毎の管理情報152の更新は行わない。スナップショット作成後、初めてのファイル更新(作成や削除を含む)が行われた時点で、ファイルのバックアップ処理を行う。
ファイル更新が行われた時点でのファイルのバックアップ処理は、次の様に動作する。
1.制御部100は、ファイルシステム処理プログラム122を使用し、更新しようとするファイル管理情報152を管理情報152nとしてコピーする。
2.ファイルの更新部分を格納するデータブロック領域を確保し、確保したデータブロック領域にファイルの更新部分のデータブロックを書き込む。
3.ファイル管理情報152にスナップショット世代用にコピーした管理情報152nにアクセスするための世代情報を登録する。
このとき、更新されない(共有可能な)データブロックはカレントのファイルとスナップショットのファイルとで共有する。尚、同一のバックアップ世代の更新は、カレントのファイルのデータブロックを上書更新する。
このようなスナップショットを用いてバックアップ時点(スナップショット作成時点、世代情報取得時点)のファイルにアクセス可能とし、更に、当該ファイル管理情報152及び、データブロック153をメディアサーバ40等の外部メディアに記録することで、ディスクドライブ150のバックアップが行なえる。
図5は、当該システムのファイルの更新処理を示すフローチャートである。
ディスク装置10の制御部100は、ファイルシステム処理プログラム122に従い、ファイルの更新処理を行う。尚、ファイルの更新処理は、コピーオンライト処理である。
クライアントPC20からのファイルの更新操作を受け、制御部100は、ファイルシステム管理情報151にアクセスし、現在のスナップショットの世代情報を取得する(ステップS501)。尚、このときのスナップショットの世代情報とは、現在の世代を示す情報である。即ち、最後にスナップショット作成処理で作成された世代情報を取得する。
制御部100は、スナップショットの世代情報が存在したかを識別し、存在しない場合にはステップS503に進み、存在する場合にはステップS505に進む(ステップS502)。尚、スナップショットの世代情報が存在しない場合とは、未だスナップショット作成要求が成されていない場合であり、存在する場合とは、スナップショット作成要求を受け、スナップショットの世代情報が書き込まれた場合である。
スナップショットの世代情報が存在しない場合には、制御部100は、クライアントPC20の操作に従い、ストレージインタフェイス140を介してディスクドライブ150にファイルの構成に必要なデータブロック領域を確保し、更にデータブロック領域にデータ(データブロック)を書き込む(ステップS503)。
制御部100は、ステップS503で書き込んだデータブロック情報をファイル管理情報152に書き込み、ファイルの更新処理を終了する(ステップS504)。
スナップショットの世代情報が存在する場合には、制御部100は、クライアントPC20の操作したファイルのファイル管理情報152にアクセスし、ファイルが有する世代情報を取得する(ステップS505)。
制御部100は、ファイル管理情報152のスナップショットの世代情報がステップS501で取得したスナップショットの世代と同一の世代であるか識別し、同一の場合にはステップS503に進み、同一では無い場合にはステップS507に進む(ステップS506)。尚、同一の世代情報がある場合とは、バックアップ要求であるスナップショット取得要求を受けてから、次のスナップショット取得要求を受けていない場合である。即ち、同一世代として更新された後の情報が管理情報152として記録されることになる。一方、同一の世代情報がない場合とは、前回のスナップショットの作成から、一度もファイルが更新されていない場合である。
制御部100は、カレント世代のファイル管理情報152のデータブロック等の情報を、ステップS505で取得したスナップショット世代の管理情報としてコピーして当該世代のスナップショットの管理情報として記録する(ステップS507)。
制御部100は、ディスクドライブ150にファイルの構成に必要なデータブロック領域を確保し、当該領域にデータブロックを書き込む(ステップS508)。
制御部100は、ステップS508で書き込んだデータブロック情報をファイル管理情報152に書き込む(ステップS509)。
制御部100は、スナップショットの各世代用に作成したファイル管理情報152のファイルシステム上のアドレス(論理アドレス)をスナップショットの世代情報と関連付けて、ファイル管理情報152に記録し、ファイルの更新処理を終了する(ステップS510)。
図6は、当該システムのファイルの更新処理動作を例示して説明する説明図である。
ファイルシステム管理情報151に世代情報として世代1が記録された状態で、ファイルAを更新処理することとする。尚、更新前のファイルAはデータブロックA、B、C、Dで構成され、更新後は、データブロックA、B、E、Dで構成されるものとする。
(1)クライアントPC20等からのファイルの更新操作を受ける。
(2)制御部100は、ファイルシステム管理情報151にアクセスし、現在のスナップショットの世代情報である『世代1』を取得する(図5のステップS501処理)。制御部100は、ファイルAの有する世代情報とファイルシステム管理情報151から取得した世代情報とを比較(図5のステップS506処理)し、同一で無いため、ファイルAの管理情報X152aを、『世代1』のスナップショットの管理情報A152bとしてコピーして記録する(図5のステップS507処理)。
(3)制御部100は、ディスクドライブ150にデータブロック領域を確保し、更にデータブロックEを書き込む。カレント世代の管理情報Xは、ここで構成するデータブロック情報が書き換えられる。(図5のステップS508、S509処理)。
(4)制御部100は、世代1スナップショットを(2)でコピーしたファイル管理情報A152bと関連付けて、管理情報X152aに書き込む(図5のステップS510処理)。
このように、ファイルAのカレント世代の管理情報X152aと、データブロックE、世代1スナップショット等がファイルシステム処理プログラム122によって更新処理され、ファイルシステムとして機能する。
図7は、ファイルの読み出し要求処理を示すフローチャートである。
ディスク装置10の制御部100は、ファイルシステム処理プログラム122に従い、ファイルの読み出し更新処理を行う。
クライアントPC20からのファイルやフォルダの読み出し(アクセス)を受け、制御部100は、ファイルパスを取得する(ステップS701)。
制御部100は、ファイルパスから、読み出しファイルやフォルダがカレント世代のファイルやフォルダかバックアップ世代のファイルやフォルダかを識別し、カレント世代の場合は次ステップに進み、スナップショット世代(バックアップ世代)の場合は、ステップS706に進む(ステップS702)。
カレント世代のファイルやフォルダの場合では、制御部100は、カレント世代のファイル管理情報152から、ファイルやフォルダを構成するデータブロックの情報を取得する(ステップS703)。
制御部100は、取得したファイルやフォルダを構成するデータブロックの情報を使用し、ディスクドライブ150からデータブロックを取得しファイルやフォルダとして構成する(ステップS704)。
制御部100は、ファイルを要求したクライアントPC20に対してファイルやフォルダのデータを送信し、処理を終了する(ステップS705)。
スナップショット世代のファイルやフォルダの場合には、制御部100は、カレント世代の管理情報152から、バックアップされているファイルやフォルダのスナップショット世代が示すファイル管理情報152を取得する(ステップS706)。
このとき、例えば、ファイルパスによって指定されるファイルが、例えばスナップショット世代1と関連付けられている管理情報Aが有するデータブロック構造であるファイルAであれば、カレント世代の管理情報X152aに記録されているスナップショット世代情報『世代1』を介して、ファイルパスで指定された世代1のファイルAの管理情報A152bを取得する。
制御部100は、スナップショット世代のファイル管理情報152から、ファイルやフォルダを構成するデータブロックの情報を取得する(ステップS707)。
後の処理は、カレント世代のファイル読み出し処理と同様であり、ステップS704、S705の処理を行う。即ち、制御部100は、取得したファイルやフォルダを構成するデータブロックの情報を使用し、データブロックを取得しファイルやフォルダとして構成し、クライアントPC20に対してファイルやフォルダのデータを送信する。
このようにして、スナップショットの取得と、当該スナップショットから各世代のファイルを取得できる。
次に、当該システムの差分バックアップ処理を説明する。
図8は、差分バックアップ時のスナップショット作成処理を示すフローチャートである。
ディスク装置10は、管理クライアントサーバ30から送信される差分バックアップ要求に対して、スナップショット作成プログラム123、差分作成プログラム124に従い、指定された時点のスナップショットを取得し、差分バックアップ処理する。
ディスク装置10の制御部100は、スナップショット作成プログラム123に従い、ファイルシステム管理情報151にスナップショットの差分情報を記録する(ステップS801)。
スナップショットの差分情報とは、『カレント世代―世代1』の様に、2つの世代を指定し、世代間のファイルの差分を示す情報である。即ち、前回のスナップショット取得時のファイルの状況と、現在のファイルの状況とを比較したファイルの状況を取得可能とする情報である。
ここで当該スナップショットの差分情報を記録することによって、コピーオンライト方式のバックアップは、以下の様に成る。
クライアントPC20等からのファイルの作成や更新操作を受け、制御部100は、ファイルシステム管理情報151にアクセスし、スナップショットの世代情報として記録されている差分情報を取得する(図5のステップS501に該当)。
制御部100は、クライアントPC20の操作したファイル管理情報152にアクセスし、スナップショットの各種世代の世代情報を識別して取得する(図5のステップS505に該当)。尚、各種世代の世代情報とは、差分情報を構成する2世代の世代情報である。
制御部100は、ファイル管理情報152からスナップショットの各種世代の世代情報を取得し、同一の差分世代(同一の世代)をバックアップしたか識別し、同一の差分世代のバックアップがある場合には、更新処理を終了する(図5のステップS506に該当)。尚、同一の差分世代のバックアップがある場合は、差分バックアップ済みであることを示す。
制御部100は、世代情報が示すファイル管理情報152の差分(データブロック情報等)を、差分スナップショットとしてコピーし、世代情報の管理情報として記録する(図5のステップS507に該当)。
制御部100は、ディスクドライブ150にファイルの構成に必要なデータブロック領域を確保し、更にデータブロック153を書き込み、当該データブロック153と世代情報の管理情報とを差分バックアップとして記録する。
このように、差分バックアップ(世代情報のスナップショットの管理情報とデータブロック153)をメディアサーバ40等の外部メディアに記録することで、ディスクドライブ150の差分バックアップが行なえる。
次に、メディアサーバ40等の外部メディアに記録されたバックアップファイルから、バックアップしたファイルの読み出しについて説明する。
尚、ディスク装置10には、カレント世代を始め、各世代の世代情報が示すファイル管理情報152及びデータブロック153が記録されているのに対し、メディアサーバ40等の外部メディアには、フルバックアップファイル(第1世代等)と差分バックアップファイル(差分世代)とが記録され、全ての世代のファイルを構築しアクセス可能とする。
図9は、バックアップファイルからのファイルの読み出し要求処理を示すフローチャートである。
メディアサーバ40の制御部は、ファイルシステム処理プログラムを利用し、ファイルの読み出し要求処理を行う。
クライアントPC20からのファイルやフォルダの読み出し(アクセス)を受け、メディアサーバ40の制御部は、ファイルパスを取得する(ステップS901)。
メディアサーバ40の制御部は、ファイルパスから、読み出すファイルやフォルダがフルバックアップか差分バックアップ(差分情報)へのアクセスかを識別し、フルバックアップへのアクセスの場合は次ステップに進み、差分バックアップの場合は、ステップS706に進む(ステップS902)。
フルバックアップのファイル等へのアクセスの場合では、制御部は、第1世代のファイル管理情報152から、ファイルやフォルダを構成するデータブロック情報を取得する(ステップS903)。
制御部は、取得したファイルやフォルダを構成するデータブロック情報を使用し、フルバックアップファイルからデータブロックを取得しファイルやフォルダとして構成する(ステップS904)。
制御部は、ファイルを要求したクライアントPC20に対してファイルやフォルダのデータを送信し、処理を終了する(ステップS905)。
差分バックアップのファイル等へのアクセスの場合には、制御部は、世代情報の管理情報から、要求された差分バックアップされているファイルやフォルダの各世代のファイル管理情報152を取得する(ステップS906)。
制御部は、各世代のファイル管理情報が同一かどうか比較し、同一の場合はステップS909に進み、同一でない場合には次ステップに進む(ステップS907)。尚、同一の場合とは、差分を構成する世代情報が示すファイル管理情報が同一の時であって、スナップショットの世代情報の作成時点でファイルに変更が無いことを示し、当該変更が無い為に、当該差分バックアップにデータブロックが記録されていないことを示す。
各世代のファイル管理情報が同一でない場合には、制御部は、差分を構成する世代のファイル管理情報152から、ファイルやフォルダを構成するデータブロックの差分の情報を取得し、フルバックアップ時点のファイル管理情報152から、残りのデータブロック情報を取得する(ステップS908)。
このときの動作を図3の説明例を用いて説明するとすれば、ファイルパスによって指定されるファイルAが、例えばスナップショット『世代2−世代1』であれば、世代2のファイル管理情報Bと世代1の管理情報Aとを取得し、両管理情報から差分のデータブロック情報Fを取得する。更に、フルバックアップ時のファイル管理情報Xから残りのデータブロック情報A、Bを取得する。後の処理は、フルバックアップファイル等へのアクセスの場合と同様であり、ステップS904、S905の処理を行う。即ち、制御部は、取得したファイルやフォルダを構成するデータブロック情報を使用し、データブロックを取得しファイルやフォルダとして構成し、クライアントPC20に対してファイルやフォルダのデータを送信する。
このようにして、『世代2−世代1』の様に差分バックアップからのファイルの読み出を可能する。
各世代のファイル管理情報が同一の場合には、スナップショットの世代情報の作成時点でファイルに変更が無い為、アクセス先のファイルが存在しないとして処理する(ステップS909)。これは、『世代2−世代1』が同一のファイル管理情報であった場合には、世代2時点で新たに記録された情報が無い為であり、世代2時点のファイルには世代1のファイル管理情報にアクセスすれば当該時点のファイルにアクセス可能である。
このように、ファイル毎の管理情報(メタ情報)にバックアップ世代情報を記録する領域を設け、当該情報を利用することにより、世代毎のファイルを読み出し可能とすると共に、バックアップするデータブロック量を削減できる。
また、実施の一形態の様にバックアップすれば、バックアップ時に消費する各装置の処理工数及び記憶領域の削減が図れる。
更に、本発明によれば、ファイル群の変更箇所の識別が、管理情報同士の比較で行なえる為、ファイル全部(データブロック全体)の変更箇所を比較する必要が無い為、従来処理に比べ高速に行なえる。更に、更新箇所の識別が高速に成ることによって、バックアップ及びバックアップ済みファイルへのアクセスが高速に行なえる。
更に、各世代のファイル管理情報を用いる為、2世代を指定し、作成や削除されたファイルを表示可能とし、操作性も向上する。
即ち、記録する管理情報の削減や処理に要するリソースの削減を可能とし、更に、バックアップ時に消費するリソース量の削減を図ることができる。
本発明は、ネットワークアタッチドストレージ(NAS)やストレージエリアネットワーク(SAN)などの記憶領域のバックアップに適用できる。また、現在及び過去のファイルにアクセス可能とするバックアップに適用できる。更に、停止処理の行なえない、ファイルシステム間のデータ移行の用途にも適用可能である。
バックアップシステムを示すブロック図である。 ディスク装置を例示するブロック図である。 ディスクドライブに記録されるファイルが有する情報を模式的に示した図である。 バックアップ時のスナップショット作成処理を示すフローチャートである。 ファイルの更新処理を示すフローチャートである。 ファイルの更新処理動作を例示して説明する説明図である。 ファイルの読み出し要求処理を示すフローチャートである。 差分バックアップ時のスナップショット作成処理を示すフローチャートである。 差分バックアップからのファイルの読み出し要求処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ディスク装置
20 クライアントPC
30 管理クライアントサーバ
40 メディアサーバ
50 ネットワーク
100 制御部
110 ROM
120 メモリ(RAM)
121 ファイルサーバプログラム
122 ファイルシステム処理プログラム(管理情報記憶手段の一部、差分情報記録手段の一部、バックアップ手段、ファイル構築手段)
123 スナップショット作成プログラム(世代作成プログラム、管理情報記憶手段の一部)
124 差分作成プログラム(差分情報記録手段の一部)
130 ネットワークインタフェイス
140 ストレージインタフェイス
150 ディスクスドライブ
151 ファイルシステム管理情報
152 ファイル管理情報
153 ファイル(データブロック、記憶情報)

Claims (22)

  1. 記憶部に記録されたファイルを管理する情報処理装置において、
    前記情報処理装置の制御部は、
    前記記憶部に記録されているファイルが有するファイル管理情報に、バックアップ時点を示す情報を追加して記録すると共に、
    所定のバックアップ時点のファイル管理情報と別のバックアップ時点のファイル管理情報とを比較し、比較した差分の情報を取得して前記記憶部に記録する
    動作を行なうことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1記載の情報処理装置であって、
    前記ファイル管理情報は、ファイルを構成する物理的記録領域を示す情報を含むと共に、
    前記差分の情報は、前記物理的記録領域を示す情報の差分を含む
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2記載の情報処理装置であって、
    前記差分の情報を使用し、バックアップする前記物理的領域を定め、当該物理的領域に記録されている記憶情報をバックアップする情報処理装置。
  4. 請求項3記載の情報処理装置であって、
    前記差分の情報を用いてバックアップした記憶情報と、フルバックアップ時点のフルバックアップの記憶情報とを使用し、各バックアップ時点のファイルを構築可能とすることを特徴とする情報処理装置。
  5. ファイルを管理する情報処理装置において、
    ファイル毎に、バックアップ時点を記録する記憶領域を備え、当該記憶領域に、記憶部の物理的記録領域を示す情報を管理情報として記録する管理情報記憶手段と、
    所定のバックアップ時点の管理情報と、別のバックアップ時点の管理情報とを比較し、比較した差分の管理情報を取得して前記記憶部に記録する差分情報記録手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  6. 更に、前記差分の管理情報が示す前記物理的記録領域を示す情報を取得し、当該情報が示す物理的に記録された記録情報を取得する手段と、
    前記物理的に記録された記録情報をバックアップファイルとして取得するバックアップ手段と、
    を有することを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記バックアップファイルと、フルバックアップ時点のフルバックアップファイルとを使用し、各バックアップ時点のファイルを構築する手段を
    有することを特徴とする請求項5又は6記載の情報処理装置。
  8. ファイルを管理するディスク装置において、
    記憶部に記録されるファイルに、バックアップ世代を記録する記憶領域を設け、
    当該記憶領域に、ファイルを構成するデータブロック情報を管理情報として記録し、
    所定のバックアップ世代の管理情報と別のバックアップ世代の管理情報とを対比して差分を抽出し、当該抽出した差分をバックアップ世代間の差分管理情報として取得し、
    前記バックアップ世代間の差分管理情報に示されるデータブロック情報を差分バックアップ情報として取得可能とすることを特徴とする情報処理装置。
  9. 更に、前記バックアップ世代間の差分管理情報に示されるデータブロック情報が示す、物理的に記録されたデータブロックを差分バックアップファイルとして取得可能とすることを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
  10. 前記差分バックアップファイルと、フルバックアップ時点の物理的に記録されたデータブロックであるフルバックアップファイルとを使用し、各バックアップ時点のファイルを構築可能とすることを特徴とする請求項8又は9記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置の制御部が記憶部の管理に用いるファイルを管理するプログラムであって、
    前記制御部を、
    前記記憶部に記録されているファイルが有するファイル管理情報に、バックアップ時点を示す情報を記録し、所定のバックアップ時点のファイル管理情報と別のバックアップ時点のファイル管理情報とを比較し、比較した差分の情報を取得して前記記憶部に記録する様に機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11記載のプログラムであって、
    前記ファイル管理情報に、ファイルを構成する物理的記録領域を示す情報を記録し、
    前記差分の情報に、前記物理的記録領域を示す情報の差分を記録する
    ことを特徴とするプログラム。
  13. 請求項12記載のプログラムであって、
    前記差分の情報に基づき、バックアップする前記物理的領域を取得し、当該物理的領域に記録されている記憶情報をバックアップ処理するプログラム。
  14. 請求項13記載のプログラムであって、
    前記差分の情報に基づいてバックアップ処理した記憶情報と、フルバックアップ時点のフルバックアップの記憶情報とを取得し、前記2つの時点の記憶情報を用い、各バックアップ時点のファイルを構築可能とすることを特徴とするプログラム。
  15. 情報処理装置の制御部が記憶部の管理に用いるファイルを管理するプログラムであって、
    前記制御部を、
    ファイル毎に、バックアップ時点を記録する記憶領域を設け、当該記憶領域に、前記記憶部の物理的記録領域を示す情報を管理情報として管理情報記憶手段と、
    所定のバックアップ時点の管理情報と、別のバックアップ時点の管理情報とを比較し、比較した差分の管理情報を取得して前記記憶部に記録する差分情報記録手段として
    機能させることを特徴とするプログラム。
  16. 更に、前記制御部を、
    前記差分の管理情報が示す前記物理的記録領域を示す情報を取得し、当該情報が示す物理的に記録された記録情報を取得する手段と、
    前記物理的に記録された記録情報をバックアップファイルとして取得するバックアップ手段として
    機能させることを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  17. 情報処理装置の制御部を、
    請求項15又は16記載のプログラムによって取得したバックアップファイルと、フルバックアップ時点のフルバックアップファイルとを取得し、前記バックアップファイルと前記フルバックアップファイルを使用し、各バックアップ時点のファイルを構築する手段として
    機能させることを特徴とするプログラム。
  18. 情報処理装置の制御部が記憶部の管理に用いるファイルを管理するプログラムであって、
    前記制御部を、
    ファイルに、バックアップ世代を記録する記憶領域を設け、当該記憶領域に、ファイルを構成するデータブロック情報を管理情報として記録し、所定のバックアップ世代の管理情報と別のバックアップ世代の管理情報とを対比して差分を抽出し、当該抽出した差分情報をバックアップ世代間の差分管理情報として取得し、前記バックアップ世代間の差分管理情報に示されるデータブロック情報を差分バックアップ情報として取得し、当該差分バックアップ情報が示す、物理的に記録されたデータブロックを差分バックアップファイルとして記憶部に記録する手段として
    機能させることを特徴とするプログラム。
  19. 情報処理装置の制御部を、
    請求項18記載のプログラムによって取得した差分バックアップファイルと、 フルバックアップ時点の物理的に記録されたデータブロックが記録されたフルバックアップファイルとを使用し、各バックアップ時点のファイルを構築する手段として機能させるプログラム。
  20. 情報処理装置の制御部を、記憶部に格納されるファイル毎にメタ情報記憶手段を備えるファイルシステムとして機能させるプログラムであって、
    前記ファイルシステムは、
    前記記憶部に格納されるファイルの前記メタ情報記憶手段に、バックアップ世代情報を示すメタ情報記録領域を設定可能に機能させることを特徴とするプログラム。
  21. 情報処理システムの記憶部に記録されているファイルを第1の時点でバックアップし、別の時点である第2の時点でバックアップするときに、前記第1の時点と前記第2の時点のファイルの変更部分を取得することで、前記第1の時点及び前記第2の時点のファイルの状態を復元可能とするバックアップ方法であって、
    情報処理システムの制御部が、
    バックアップを実行する第1の時点でのファイル毎の管理情報を第1の管理情報として取得し、
    バックアップを実行する第2の時点でのファイル毎の管理情報を第2の管理情報として取得し、
    前記第1の管理情報と前記第2の管理情報とを比較し、前記第1の管理情報と前記第2の管理情報との差分を第3の管理情報として取得し、
    前記第3の管理情報で示される、ファイルを構成するデータブロックをバックアップファイルとして記録する
    ことを特徴とするバックアップ方法。
  22. 情報処理システムの記憶部に記録されているファイルを構成する物理的記憶領域を示す第1のデータブロック情報を第1の時点で取得し、別の時点である第2の時点で第2のデータブロック情報を取得し、前記第1のデータブロック情報と前記第2のデータブロック情報との差分を用いて前記第1の時点及び前記第2の時点のファイルを復元可能とするバックアップ方法であって、
    情報処理システムに記録されたプログラムに従い制御部が、
    バックアップを実行する第1の時点でのファイルの物理的記憶領域情報を第1の管理情報として取得し、
    バックアップを実行する第2の時点でのファイルの物理的記憶領域情報を第2の管理情報として取得し、
    前記第1の管理情報と前記第2の管理情報とを比較し、前記第1の管理情報と前記第2の管理情報との差分を第3の管理情報として取得し、
    前記第3の管理情報で示される、物理的記憶領域のデータブロックを差分バックアップファイルとして記録する
    ことを特徴とするバックアップ方法。
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