JP2009142357A - 体内留置カテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】カテーテル本体の座屈やキンクを確実に防止して、側孔からの薬液の注入が妨げられず、マイクロカテーテル等の出し入れも容易な体内留置カテーテルを提供する。
【解決手段】この体内留置カテーテル1は、チューブ状のカテーテル本体10と、管状器官内に係止できるように、カテーテル本体10の先端部を屈曲形成してなる係止部30と、薬液等の投与口、体液等の吸引口又はガイドワイヤやマイクロカテーテルの挿通孔として利用できるように、カテーテル本体10の周壁に形成した側孔15とを備えている。そして、カテーテル本体10の側孔15が位置する部分の周壁の少なくとも一部に、同周壁を補強するための補強部材20が配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば血管、尿管、胆管、気管等の人体の管状器官内に、継続的又は一時的に留置させておき、例えば、制癌剤等の薬液を投与することができる、体内留置カテーテルに関する。
従来、例えば制癌剤等の薬液を投与する場合、注射器や点滴等によって血管内に投与すると、薬液が血管を通って体中に循環するため、癌細胞だけでなく正常な細胞にもダメージを与えるという問題があった。そのため、経皮的に血管内にカテーテルを挿入し、このカテーテルの先端を癌に侵された臓器の動脈入口に位置させ、薬液が癌に侵された臓器にダイレクトに注入されるようにして、薬液の投与量を少なくしても顕著な制癌効果をもたらすようにする方法が採用されつつある。
上記のような用途に用いられるカテーテルとして、下記特許文献1には、チューブ状のカテーテル本体の少なくとも先端部内周に沿って、コイル又はメッシュチューブからなる付形部材を配置し、目的とする留置部位の内壁に固定できるように前記カテーテル本体の先端部に留置部位の内径よりも大きな外径の屈曲形状を付与すると共に、前記付形部材の中心軸線に沿って内腔を確保し、先端部を開放させたことを特徴とする制癌剤投与用体内留置カテーテルが開示されている。そして、カテーテル本体の基部には、合成樹脂製の容器の開口に、注射器等を差し込むことが可能なゴム膜を装着し、容器の側壁に薬液流出口を設けて構成された薬液注入ポートの前記薬液流出口を接続して、カテーテル本体及び薬液注入ポートを体内に留置させ、薬液注入ポートに注射器によって薬液を注入することにより、カテーテル本体の先端開口部や側壁に形成された薬液流出口を通して薬液を投与するようにしている。
また、近年では、目的とする血管から分岐する抹消側の血管の内、比較的重要度の低い血管にカテーテルの先端を挿入し、該血管とカテーテルの隙間を閉塞コイルで詰めて固定し、カテーテルの側孔から薬液を流出させて、癌に侵された臓器に至る主な血管に選択的に薬液が流れるようにする方法が採用されつつある。この方法では、側孔を設けた体内留置カテーテルを血管内に挿入した後、この体内留置カテーテル内を通して上記側孔からマイクロカテーテルを挿出させ、マイクロカテーテルの先端を閉塞すべき血管内に到達させた後、該先端から閉塞具を押し出して、血管を閉塞するようにしている。
このようなカテーテルとして、例えば、下記特許文献2には、可撓性チューブからなるカテーテルであって、少なくとも1つの側孔を有し、この側孔にスリットを有するカテーテルが開示されている。このカテーテルは、側孔にスリットが形成されているので、側孔からマイクロカテーテル等を出し入れする時に、同側孔がスリットによって大きく開き、マイクロカテーテル等の出し入れがしやすくなっている。また、側孔の軸方向端部の近傍には、前記スリットによってカテーテルが必要以上に裂けるのを防止するために、Pt等の金属で形成された環状の補強体が配置されている。
特許3524788号公報 特開2006−102024号公報
カテーテルに側孔を設けると、側孔を設けた分だけカテーテルの周壁がカットされるので、その部分の剛性が低下することになる。そのため、屈曲した管状器官内に挿入する際に、側孔が設けられた部分で、カテーテルが座屈したり折れ曲がってキンクしたりすることがあった。そして、カテーテルが座屈したり折れ曲がったりすると、側孔の開口が小さくなってしまうので、薬液を注入しにくくなったり、マイクロカテーテルを出し入れしにくくなったりするという問題があった。
また、上記特許文献2においては、側孔にスリットを設け、更に側孔の先端側及び後端側の近傍位置に環状の補強体を配置して、この問題を解決しようとしているが、上記補強体は、スリットによってカテーテルが過度に裂けてしまうのを防止する効果は有するものの、側孔によって剛性低下した部分の補強効果は乏しく、カテーテルの座屈やキンクを効果的に防止することはできないと考えられる。
したがって、本発明の目的は、側孔が設けられた部分におけるカテーテル本体の座屈やキンクを確実に防止して側孔の開口状態を確保し、薬液等の注入操作や、体液等の吸引操作や、更にはガイドワイヤやマイクロカテーテル等の出し入れ操作を容易に行うことができるようにした体内留置カテーテルを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、チューブ状のカテーテル本体と、管状器官内に係止できるように前記カテーテル本体の先端部を屈曲形成してなる係止部と、薬液等の投与口、体液等の吸引口又はガイドワイヤやマイクロカテーテルの挿通孔として利用できるように前記カテーテル本体の周壁に形成した側孔とを備えた体内留置カテーテルにおいて、前記カテーテル本体の前記側孔が位置する部分の周壁の少なくとも一部に、同周壁を補強するための補強部材が配置されていることを特徴とする体内留置カテーテルを提供するものである。
上記発明によれば、ガイドワイヤ等を介して体内留置カテーテルを管状器官内に挿入すると、その屈曲形成された先端部が管状器官内で係合して所定位置に保持される。それによって、体内留置カテーテルの側孔の位置が固定されるので、この側孔を通して、制癌剤等の薬液を流出させたり、体液等を吸引したり、体内留置カテーテル内に挿入されたガイドワイヤやマイクロカテーテルを挿出させたりすることができる。
そして、カテーテル本体の側孔が位置する部分の周壁の少なくとも一部に、同周壁を補強するための補強部材が配置されているので、カテーテル本体の側孔が位置する部分が座屈したり、折れ曲がってキンクしたりすることを防止することができる。その結果、側孔の開口を大きく確保することができるので、薬液の流出や体液の吸引などが妨げられることがなく、また、ガイドワイヤやマイクロカテーテルを側孔からスムーズに出し入れすることができる。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記補強部材は、少なくとも前記側孔に対向する周壁部分にあって、少なくとも前記側孔の軸方向の手元側の半分をカバーするように配置されている体内留置カテーテルを提供するものである。
上記発明によれば、少なくとも側孔に対向する周壁部分にあって、少なくとも側孔の軸方向の手元側の半分をカバーするように配置された補強部材によって補強されるので、側孔の少なくとも手元側を大きく開口した状態に保持することができる。そのため、カテーテル本体の手元側から、ガイドワイヤやマイクロカテーテルを挿入して、側孔から出し入れしやすくすることができる。
本発明の第3は、前記第1又は第2の発明において、前記補強部材は、前記カテーテル本体の内側に配設されている体内留置カテーテルを提供するものである。
上記発明によれば、補強部材はカテーテル本体の内側に配設されているので、カテーテル本体から補強部材が脱落しにくく、しっかりと固着させることができる。また、補強部材の外周に、カテーテル本体が配置されるので、比較的滑らかな外周面とすることができ、管状器官内壁に引っ掛かりにくくすることができる。
本発明の第4は、前記第1〜3のいずれか1つの発明において、前記カテーテル本体の側孔が位置する周壁の内径は、前記カテーテル本体の側孔が位置していない周壁の内径よりも大きくなるように形成されている体内留置カテーテルを提供するものである。
上記発明によれば、側孔が位置するカテーテル本体の周壁の内径が、それ以外の部分よりも大きいので、ガイドワイヤやマイクロカテーテルの側孔からの出し入れ操作を、容易に行うことができる。また、補強部材をカテーテル本体の内側に配置した場合には、その部分でカテーテル本体の内径が拡径していることにより、補強部材による段差を少なくすることができる。
本発明の第5は、前記第1〜4のいずれか1つの発明において、前記補強部材は、前記側孔が開口した方向に屈曲部の外側を向けて、くの字状に屈曲されている体内留置カテーテルを提供するものである。
上記発明によれば、補強部材は、側孔が開口した方向に屈曲部の外側を向けて、くの字状に屈曲されていることにより、側孔を大きく開口させることができるので、ガイドワイヤやマイクロカテーテルの側孔からの出し入れ操作がより容易となる。
本発明の第6は、前記第1〜5のいずれか1つの発明において、前記側孔の軸方向の手元側に位置するカテーテル本体の内径は、前記側孔の軸方向の先端側に位置するカテーテル本体の内径よりも大きくなるように形成されている体内留置カテーテルを提供するものである。
上記発明によれば、側孔の手元側に位置するカテーテル本体の内径が大きいので、ガイドワイヤやマイクロカテーテルの側孔からの出し入れを容易に行うことができると共に、側孔の先端側に位置するカテーテル本体の内径が小さいので、カテーテル外周と管状器官内壁との間の隙間が大きくとれて、カテーテルを管状器官内でスムーズに移動でき、更にカテーテルが管状器官内壁に接触しにくくなって、管状器官への圧迫も少なくすることができる。
本発明の体内留置カテーテルによれば、ガイドワイヤ等を介して体内留置カテーテルを管状器官内に挿入すると、屈曲形成された先端部が管状器官内で係合して所定位置に保持される。それによって、体内留置カテーテルの側孔の位置が固定されるので、この側孔を通して、制癌剤等の薬液を流出させたり、体液等を吸引したり、体内留置カテーテル内に挿入されたガイドワイヤやマイクロカテーテルを挿出させたりすることができる。
そして、カテーテル本体の側孔が位置する部分の周壁の少なくとも一部に、同周壁を補強するための補強部材が配置されているので、カテーテル本体の側孔が位置する部分が座屈したり、折れ曲がってキンクしたりすることを防止することができる。その結果、側孔の開口を大きく確保することができるので、薬液の流出や体液の吸引などが妨げられることがなく、また、ガイドワイヤやマイクロカテーテルを側孔からスムーズに出し入れすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の体内留置カテーテルの一実施形態について説明する。
この体内留置カテーテル1(以下、「カテーテル1」という)は、血管、尿管、胆管、気管等の人体の管状器官内に、継続的又は一時的に留置して、必要に応じて制癌剤等の薬液を投与したり、体液の吸引をしたりといった種々の処置を施すことができるもので、チューブ状のカテーテル本体10と、管状器官内に係止できるように、カテーテル本体10の先端部を屈曲形成してなる係止部30とを有している(図1参照)。
図1に示すように、この実施形態では、カテーテル本体10の先端部内周に付形コイル31が配設され、この付形コイル31が屈曲されて所定形状に付形されることにより、係止部30が形成されている。この係止部30は、前記カテーテル本体10内に図示しないガイドワイヤを挿入することにより、引き伸ばされた状態とされて、管状器官内に挿入可能な状態とされ、ガイドワイヤをカテーテル本体10から引き抜くことにより、元の付形形状に戻るようになっている。それによって、係止部30が、例えば、図5(a)に示すように、管状器官V1の内壁に係合して、カテーテル1先端を固定できるようになっている。また、カテーテル本体10内周に沿って配置される付形コイル31を採用したので、カテーテル本体10の先端の内腔が確保されて、図示しないガイドワイヤを挿通可能となっている。また、付形コイル31の材料としては、Ni−Ti合金等の形状記憶合金や、ステンレス等を用いることができる。更に、付形コイル31の他に、屈曲されたメッシュチューブ等を配設してもよい。
一方、チューブ状のカテーテル本体10の基端部には、カテーテルハブ35が連結されている。このカテーテルハブ35は、カテーテル本体10の内腔に連通する挿通管36を有しており、図示しないガイドワイヤや、マイクロカテーテル50(図5(b)参照)をカテーテル本体10内に挿通可能となっている。なお、制癌剤の投与に用いる場合、体内に留置する際には、カテーテル本体10の基端部をカテーテルハブ35から切り離し、カテーテル本体10の基端部に図示しない薬液注入ポートを接続して、体内に埋設することになる。
カテーテル本体10は円筒状をなして伸びており、その材料としては、例えば、ポリウレタン、ナイロンエラストマー、スチレン系エラストマー等の熱可塑性エラストマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコーン、ポリエーテルブロックアミド、ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル、更には、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、四フッ化エチレン−エチレン共重合体(ETFE)等のフッ素系樹脂等の合成樹脂が採用される。この場合、BaSO、Bi、W等の粉末を含有させてX線不透過性のチューブとしてもよい。また、カテーテル本体10の外周には、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、メチルビニルエーテル、無水マレイン酸共重合体等の親水性樹脂をコーティングしてもよい。
カテーテル本体10の軸方向途中の周壁には、薬液等の投与口、体液等の吸引口、又は、ガイドワイヤやマイクロカテーテル50の挿通孔として利用できる、カテーテル本体10の内腔に連通する側孔15が形成されている。この実施形態では、カテーテル本体10の先端側であって、前記係止部30から手元側に所定長さ離れた位置に、側孔15が形成されている。側孔15の形状は、薬液の流出量や、出し入れするガイドワイヤ、マイクロカテーテル50等の外径によって適宜選択することができ、例えば、楕円形状や、長孔形状、円形状、角形状等の種々の形状を採用することができるが、カテーテル本体10の軸方向に長く、周方向には狭い形状である楕円形状や長孔形状であることが、周壁の剛性を比較的損なわずに、側孔15の開口を広く確保できるので好ましい。
この実施形態における側孔15は、カテーテル本体10の軸方向に沿って長く伸びる略楕円形状をなし、図2(a),(b)に示すように、カテーテル本体10の径方向外方に向かって次第に広がるように開口している。この側孔15の寸法は、カテーテル本体10の外周面を基準として、長径a1が1.0〜7.0mm、短径a2が0.2〜2.4mmであることが好ましい(図2(a)〜(c)参照)。
そして、このカテーテル1においては、カテーテル本体10の側孔15が位置する部分で、側孔15の分だけ周壁がカットされているため、側孔15が設けられた周壁部分は、側孔15が形成されてない他の周壁部分よりも剛性が低下している。そのため、補強部材20によって、カテーテル本体10の側孔15が位置する周壁の補強が図られている。
この実施形態では、カテーテル本体10の内側に補強部材20が配設されている。それにより、図2(a)に示すように、カテーテル本体10の補強部材20が配置された部分17(以下、「補強配置部17」という)の外径Dが、補強部材20が配置されていない部分18(以下、「補強未配置部18」)の外径Eよりも大きく形成されている。また、カテーテル本体10の補強配置部17の両端部と、その両側の補強未配置部18,18との境界部分は、R状に盛り上がった形状をなしている。それによりカテーテル本体10の外周が、段差のない滑らかな形状となっており、カテーテル1の移動時に、管状器官内壁に引っ掛かりにくくなっている。また、挿入すべき管状器官の大きさ等や用途によって異なるが、例えば制癌剤投与用体内留置カテールの場合、カテーテル本体10の寸法は、図2(a)に示すように、補強配置部17の外径Dが0.6〜2.5mm、内径dが0.5〜2.4mm、補強未配置部18の外径Eが0.5〜2.0mm、内径eが0.4〜1.9mmのものが好ましく用いられる。
補強部材20の材料は、カテーテル本体10の側孔15が位置する周壁を、どの程度補強したいのかによって適宜選択される。例えば、前記カテーテル本体10と同じような材料、すなわち、ポリウレタン、ナイロンエラストマー、スチレン系エラストマー等の熱可塑性エラストマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコーン、ポリエーテルブロックアミド、ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル、更には、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、四フッ化エチレン−エチレン共重合体(ETFE)等のフッ素系樹脂等の合成樹脂を用いることができる。これらの合成樹脂よりも剛性を高めたい場合には、ステンレスや、Ni−Ti合金等の超弾性合金、更にはPt、Ti、Pd、Rh、Au、W等の放射線不透過性の金属を用いてもよい。また、前記合成樹脂には、BaSO、Bi、W等の粉末を含有させてX線不透過性としてもよい。補強部材20は、上記のような材料で形成された、板状片や、筒状部材や、メッシュチューブ等で構成することができる。
上記補強部材20は、カテーテル本体10の少なくとも側孔15に対向する周壁部分にあって、少なくとも側孔15の軸方向の手元側の半分をカバーするように配置されていることが好ましい。また、補強部材20は、同周壁を補強することができれば、板状片等であってもよいが、周壁の剛性を高める観点からは、カテーテル本体10の周壁の内周、又は、外周の少なくとも一部を覆うように形成された壁体で構成されることが好ましく、更には、カテーテル本体10の周壁の内周、又は、外周の少なくとも一部を覆うように形成された筒状の壁体で構成されることがより好ましい。
図1には、カテーテル1の斜視図に加えて、側孔15近傍の要部拡大斜視図が示されている(但し、便宜上、補強部材20を実線で示し、カテーテル本体1を2点鎖線で示している)。この図1の要部拡大斜視図及び図2(a)を併せて参照すると、この実施形態の補強部材20は、前記側孔15の長径a1よりも長く伸びる円筒状をなしている。また、前記側孔15に整合して、補強部材20の軸方向ほぼ中央には、軸方向に長く伸びる略楕円形状の貫通孔21が形成されている。この貫通孔21は、側孔15に対して段差なく連通するように、側孔15よりも小さな相似形をなし、かつ、補強部材20の径方向外方に向かって次第に広がるように開口した形状をなしている。なお、この貫通孔21は楕円形状だけでなく、長孔形状等を採用してもよく、特に限定されるものではない。また、貫通孔21の寸法は、例えば制癌剤投与用体内留置カテールの場合、補強部材20の内周面を基準として、長径b1が1.0〜7.0mm、短径b2が0.2〜2.4mmであることが好ましい(図2(a)〜(c)参照)。
そして、補強部材20は、側孔15の開口周縁に貫通孔21の開口周縁が重なるように、貫通孔21が側孔15に整合して配置されると共に、その両端部23,23が側孔15の軸方向の手元側(カテーテルハブ35側)及び先端側(係止部30側)に所定長さ延出されるように、カテーテル本体10の側孔15が位置する周壁の内側に配設されている。その結果、側孔15と貫通孔21とが連通し、側孔15を通して、薬液の流出やマイクロカテーテル50等の外部への出し入れが可能となっている。
このように、カテーテル本体10に補強部材20が配置されることにより、カテーテル本体10の側孔15が位置する部分の周壁の補強がなされて、その剛性が向上し、カテーテル本体10の座屈やキンクが防止される。それによって側孔15の開口が大きく確保されるので、薬液の流出や体液の吸引などがスムーズになされ、ガイドワイヤ、マイクロカテーテル50等の出し入れも容易となる。また、図2(a)に示すように、貫通孔21内周と側孔15内周との接合部には段差がないので、マイクロカテーテル50等が引っ掛からずにスムーズに出し入れ可能となっている。
また、この実施形態では、補強部材20が、カテーテル本体10の内側に配設されているので、カテーテル本体10から補強部材20が脱落しにくく、しっかりと固着させることができる。また、補強部材20の外周にカテーテル本体10が配置されるので、比較的滑らかな外周面となり、管状器官内壁に引っ掛かりにくい。
なお、補強部材20の寸法は、用途に応じたカテーテル1の寸法に適合するように設定すればよいが、例えば制癌剤投与用体内留置カテールの場合、図2(a)における、外径Fが0.5〜2.0mm、内径fが0.4〜1.9mmのものが好ましく用いられる。また、この実施形態の補強部材20は、その内径fがカテーテル本体10の補強未配置部18の内径eとほぼ同一とされている。その結果、ガイドワイヤやマイクロカテーテル50が、補強部材20と補強未配置部18,18との境界部分で引っ掛かることなく、カテーテル1内でスムーズに移動させることができる。
図1、2に示す実施形態においては、側孔15の長径a1よりも長い補強部材20を用い、これをカテーテル本体10の内側に、かつ、側孔15の軸方向に全体をカバーするように配設したが、補強部材20の形状及び配置としてはこれに限定されるものではなく、例えば、図3(a)〜(d)、及び、図4(a)〜(d)に示すものを採用することができる。
図3(a)は、補強部材20が、側孔15の軸方向長さの少なくとも半分の長さで伸びる円筒状をなし、側孔15の軸方向の手元側半分をカバーするように、カテーテル本体10の外側に配設されて、その外周に被着されているものである。
図3(b)は、図3(a)とほぼ同じ態様をなし、補強部材20が、カテーテル本体10の内側に配設されて、その内周に固定されているものである。
図3(c)は、図3(b)に対して、補強部材20の内径fが、カテーテル本体10の補強未配置部18の内径eよりも大きく形成されている点が異なり、補強部材20の配置は同じものである。その結果、側孔15の軸方向の手元側に位置するカテーテル本体10の内径d(補強配置部17)は、側孔15の軸方向の先端側に位置するカテーテル本体10の内径e(補強未配置部18)よりも大きくなっている。
図3(d)は、補強部材20の両端部23,23の一方が小径円筒状をなし、他方が大径円筒状をなしていて、それらが側孔15の軸方向の先端側及び手元側に配置されており、その他は図3(c)と同様の構成をなすものである。側孔15の軸方向の手元側に位置するカテーテル本体10の内径d1(補強配置部17の手元側)は、側孔15の軸方向の先端側に位置するカテーテル本体10の内径d2(補強配置部17の先端側)よりも大きくなっている。
図4(a)は、円筒状の補強部材20が、その両端部23,23が側孔15の軸方向両側に位置して側孔15の軸方向の全体をカバーするように、カテーテル本体10の外側に配設されて、その外周に被着されているものである。図1,2に示す実施形態とは、補強部材20が外側に配設されている点で異なる。
図4(b)は、円筒状の補強部材20が、側孔15の軸方向の全体をカバーするように、カテーテル本体10の外側に配設されて、その外周に被着されると共に、補強部材20の内径fが、カテーテル本体10の補強未配置部18の内径eよりも大きく形成されているものである。図1,2に示す実施形態とは、補強部材20の内径fが、カテーテル本体10の補強未配置部18の内径eよりも拡径している点が異なる。
図4(c)は、円筒状をなした補強部材20が、貫通孔21を中心として、両端部23,23を互いに近接するように「くの字」状に曲げられて、側孔15が開口した方向に、屈曲部の外側を向けて、カテーテル本体10の内側に配設されたものである。この補強部材20は、側孔15の軸方向の全体をカバーするように配置されている。
図4(d)は、図4(c)とほぼ同じ態様をなしており、くの字状をなした補強部材20がカテーテル本体10の外側に配設されて、その外周に被着されているものである。
上記各種の態様の補強部材20によって、次の作用効果がもたらされる。すなわち、図3(a)〜(d)、図4(a)〜(d)においては、補強部材20が少なくともカテーテル本体10側孔15の軸方向の手元側に配設されているので、少なくとも側孔15の手元側を大きく開口させることができ、カテーテル本体10の手元側から、マイクロカテーテル50を挿入していくときに、側孔15から出し入れしやすくなる。
図3(b)〜(d)、図4(b),(c)においては、補強部材20がカテーテル本体10の内側に配設されているので、カテーテル本体10から補強部材20が脱落しにくく、しっかりと固着させることができると共に、カテーテル本体10の外周を滑らかにして、管状器官内壁に引っ掛かりにくくなる。
図3(c),(d)においては、側孔15の手元側に位置するカテーテル本体10の内径d又はd1が、先端側のカテーテル本体10の内径e又はd2よりも大きいので、ガイドワイヤやマイクロカテーテルの、側孔15からの出し入れが容易となる。また、側孔15の先端側に位置するカテーテル本体10の内径が小さいので、カテーテル1外周と管状器官内壁との間の隙間が大きくとれて、カテーテル1を管状器官内でスムーズに移動させることができ、更にカテーテル1が管状器官内壁に接触しにくくなるので、管状器官への圧迫も少なくすることができる。
図4(b)においては、カテーテル本体10の側孔15が位置する周壁の内径(補強配置部17の内径d)は、カテーテル本体10の側孔が位置していない周壁の内径(補強未配置部18の内径e)よりも大きくなるように形成されている。すなわち、側孔15が位置するカテーテル本体10の周壁の内径が、それ以外の部分よりも大きいので、ガイドワイヤやマイクロカテーテルの、側孔15からの出し入れ操作が容易となる。また、補強部材20をカテーテル本体10の内側に配置した場合には、その部分でカテーテル本体10の内径が拡径していることにより、補強部材20による段差を少なくすることができる。
図4(c),(d)においては、補強部材20は、側孔15が開口した方向に屈曲部の外側を向けて、くの字状に屈曲されているので、側孔15を大きく開口させることができる。その結果、ガイドワイヤやマイクロカテーテルの、側孔15からの出し入れ操作がより容易となる。
上記補強部材20は、例えば、次のような工程によりカテーテル本体10の内周又は外周に配設することができる。すなわち、補強部材20がカテーテル本体10の内側に配設されているものについては、チューブ状のカテーテル本体10を溶剤により予め膨潤させておき、膨潤したカテーテル本体10の内部に補強部材20を挿入して、所定位置に配設する。その後、カテーテル本体10に含有された溶剤を乾燥させることにより、カテーテル本体10を収縮させて補強部材20の外周に被着させる。それにより補強部材20がカテーテル本体10の内側に配設されて、その内周に固定される。
若しくは、カテーテル本体10として、補強部材20よりも拡径した熱収縮性のチューブを用い、この内部に補強部材20を挿入配置した後、カテーテル本体10を加熱することにより収縮させて、補強部材20の外周に被着させるようにしてもよい。
更には、カテーテル本体10として、補強部材20よりも拡径したチューブを選択すると共に、カテーテル本体10内周又は補強部材20の外周に予め接着剤を塗布しておき、補強部材20をカテーテル本体10内に挿入することにより固着させてもよい。また、接着剤を用いずに、カテーテル本体10外周及び/又は補強部材20の内周を加熱して、カテーテル本体10内周に補給部材20を溶着させてもよい。
一方、補強部材20がカテーテル本体10の外側に配設される場合には、上記とは逆で、補強部材20を溶剤で膨潤させて、カテーテル本体10外周に配設した後、溶剤を乾燥させて被着させたり、カテーテル本体10外周に補強部材20を被せて、接着剤や溶着により被着させたりすることができる。
そして、以上のようにカテーテル本体10の内周又は外周に補強部材20を配設した後は、例えば、カテーテル本体10の軸方向に対して直交する方向から、円形状の刃を有するカッターによって、カテーテル本体10の周壁及び補強部材20の周壁の一部を同時にカットすることにより、段差がなく滑らかな内周面を有する、側孔15及び貫通孔21を形成することができる。この側孔15及び貫通孔21の形成には、例えば、特開2001−149749号公報に記載された医療用チューブ加工治具を用いることができる。また、この態様に限らず、カテーテル本体10及び補強部材20に、それぞれ側孔15及び貫通孔21を予め形成しておき、カテーテル本体10の内周又は外周に補強部材20を、側孔15に貫通孔21を整合させて配設してもよい。
次に上記構成からなる本発明のカテーテル1の使用方法について説明する。この実施形態では、図5、6に示すように、複数に分岐した管状器官V1、V2の一方の管状器官V1にカテーテル1を挿入し、図示しない癌細胞等を有する臓器等に連結した、特定の管状器官V2のみに、薬液を選択的に投与する方法について述べる。
まず、周知のセルディンガー法によって、穿刺針等や鞘状のシース等を介し皮膚を通して、管状器官内に図示しないガイドワイヤを挿入し、このガイドワイヤの外周に沿って造影カテーテルを挿入し、造影剤を投与して管状器官を造影する。その後、造影カテーテルを抜いて、上記と同じか又は別のガイドワイヤを更に挿入していき、ガイドワイヤが分岐部に至ったら管状器官V1を選択して、その先端を目的箇所まで到達させる。
次に、体内留置用のカテーテル1を、ガイドワイヤの基部側から挿入していくことにより、ガイドワイヤによって、先端が屈曲付形された係止部30が引き伸ばされた状態とされる。その状態でガイドワイヤ外周に沿ってカテーテル1を移動させていき、その先端を管状器官V1の目的箇所まで到達させたらガイドワイヤを引き抜く。すると、係止部30が元の屈曲形状に戻り、図5(a)に示すように、係止部30が管状器官V1の内壁に係合して、カテーテル1が所定位置に保持される。
上記状態で、カテーテルハブ35の挿通管36から、図示しないガイドワイヤをカテーテル1内に挿入して、補強部材20の貫通孔21及びカテーテル本体10の側孔15を通して挿出させて、管状器官V1を選択して所定位置まで挿入する。その後、ガイドワイヤ外周に沿って、先端に所定形状に付形されたコイル状の閉塞具51(図6(a)参照)が充填されたマイクロカテーテル50を、カテーテルハブ35の挿通管36を介してカテーテル1内に挿入する。そして、同マイクロカテーテル50を、補強部材20の貫通孔21及びカテーテル本体10の側孔15を通して、カテーテル1の外部へ挿出させて、図5(b)に示すように、その先端部を管状器官V1の所定位置まで到達させる。
その後、マイクロカテーテル50からガイドワイヤを引き抜くと共に、図示しないプッシャを挿入して閉塞具51を押し込むか、生理食塩水等をマイクロカテーテル50内に注入して閉塞具51を押し出すことにより、閉塞具51が弾性復帰して管状器官V1内壁に係合して、図6(a)に示すように、管状器官V1の内腔が閉塞される。なお、カテーテル1の先端部の内腔も、上記の閉塞具51等によって閉塞することが好ましい。その後、マイクロカテーテル50を引き抜くと共に、カテーテル1の基端側に、チューブを介して図示しない薬液注入ポートを接続して、これを皮膚組織下に埋設することにより、カテーテル1が体内に留置される。
そして、癌細胞等に制癌剤等の薬液を投与したい場合には、図示しない薬液注入ポートを介して、注射器等によって薬液を注入することにより、カテーテル1の側孔15を通して薬液が流出して、図6(b)の矢印に示すように、薬液が特定の管状器官V2に選択的に流れて、同管状器官V2に連結した図示しない癌細胞等を有する臓器のみに、薬液を注入することができる。
そして、このカテーテル1によれば、カテーテル本体10の側孔15が位置する部分の周壁の少なくとも一部に、同周壁を補強するための補強部材20が配置されているので、カテーテル本体10の側孔15が位置する部分が座屈したり、折れ曲がってキンクしたりすることを防止することができる。その結果、側孔15の開口を大きく確保することができるので、薬液の流出や体液の吸引などが妨げられることがなく、また、ガイドワイヤやマイクロカテーテルを側孔からスムーズに出し入れすることができる。
本発明のカテーテルの一実施形態を示す斜視図である。 同カテーテルの要部を示しており、(a)は軸方向に沿った断面図、(b)は(a)のH−H矢視線における断面図、(c)は平面図である。 同カテーテルを構成する補強部材の他の構造を示しており、(a)は第1構造の断面図、(b)は第2構造の断面図、(c)は第3構造の断面図、(d)は第4構造の断面図である。 同カテーテルを構成する補強部材の他の構造を示しており、(a)は第5構造の断面図、(b)は第6構造の断面図、(c)は第7構造の断面図、(d)は第8構造の断面図である。 同カテーテルの使用方法を示しており、(a)は第1手順を示す説明図、(b)は第2手順を示す説明図である。 同カテーテルの使用方法を示しており、(a)は第3手順を示す説明図、(b)は第4手順を示す説明図である。
符号の説明
1 体内留置カテーテル(カテーテル)
10 カテーテル本体
15 側孔
20 補強部材
30 係止部
50 マイクロカテーテル
V1,V2 管状器官

Claims (6)

  1. チューブ状のカテーテル本体と、管状器官内に係止できるように前記カテーテル本体の先端部を屈曲形成してなる係止部と、薬液等の投与口、体液等の吸引口又はガイドワイヤやマイクロカテーテルの挿通孔として利用できるように前記カテーテル本体の周壁に形成した側孔とを備えた体内留置カテーテルにおいて、
    前記カテーテル本体の前記側孔が位置する部分の周壁の少なくとも一部に、同周壁を補強するための補強部材が配置されていることを特徴とする体内留置カテーテル。
  2. 前記補強部材は、少なくとも前記側孔に対向する周壁部分にあって、少なくとも前記側孔の軸方向の手元側の半分をカバーするように配置されている請求項1記載の体内留置カテーテル。
  3. 前記補強部材は、前記カテーテル本体の内側に配設されている請求項1又は2記載の体内留置カテーテル。
  4. 前記カテーテル本体の側孔が位置する周壁の内径は、前記カテーテル本体の側孔が位置していない周壁の内径よりも大きくなるように形成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の体内留置カテーテル。
  5. 前記補強部材は、前記側孔が開口した方向に屈曲部の外側を向けて、くの字状に屈曲されている請求項1〜4のいずれか1つに記載の体内留置カテーテル。
  6. 前記側孔の軸方向の手元側に位置するカテーテル本体の内径は、前記側孔の軸方向の先端側に位置するカテーテル本体の内径よりも大きくなるように形成されている請求項1〜5のいずれか1つに記載の体内留置カテーテル。
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