JP2009130755A - 表示制御装置、表示制御方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】番組の詳細情報が表示されるまでの時間を短縮することができるようにする。
【解決手段】番組再生装置1には複数のチューナが設けられている。この複数のチューナを用いることによって、番組表から1つの番組(コンテンツ)が選択され、番組説明画面を表示することがユーザにより指示される前に、カーソルなどによってユーザにより選択されている番組と同じチャンネルによって放送される番組の詳細情報を予め受信し、デコードしておくことができるようになされている。本発明は、EPGデータを扱う録画機器、テレビジョン受像機、パーソナルコンピュータに適用することができる。
【選択図】図1
【解決手段】番組再生装置1には複数のチューナが設けられている。この複数のチューナを用いることによって、番組表から1つの番組(コンテンツ)が選択され、番組説明画面を表示することがユーザにより指示される前に、カーソルなどによってユーザにより選択されている番組と同じチャンネルによって放送される番組の詳細情報を予め受信し、デコードしておくことができるようになされている。本発明は、EPGデータを扱う録画機器、テレビジョン受像機、パーソナルコンピュータに適用することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、表示制御装置、表示制御方法、およびプログラムに関し、特に、番組の詳細情報が表示されるまでの時間を短縮することができるようにした表示制御装置、表示制御方法、およびプログラムに関する。
デジタル放送に対応したテレビジョン受像機やデジタル録画機器などの番組再生装置には、通常、EPG(Electronic Program Guide)データに基づいて番組表を表示させる機能がある。
具体的には、番組表の表示は、EPGデータとしてのSI-EIT(Service Information-Event Information Table)を用いて行われる。ARIB(Association of Radio Industries and Businesses) STD-B10で規定されるSI-EITには、番組のタイトル、放送日時、放送内容などの、番組に関連する情報が含まれる。
このSI-EITを用いて、いわゆるラテ欄形式などの任意のレイアウトの番組表が番組再生装置により画面上に表示される。
SI-EITには、主に、EIT[schedule basic]とEIT[schedule extended]がある。
EIT[schedule basic]には、番組のタイトル、ジャンル、放送日時などの簡単な情報が含まれる。これに対し、EIT[schedule extended]には、番組の出演者、あらすじなどの詳細情報が含まれる。EIT[schedule extended]は、EIT[schedule basic]と比べてデータ量が多い。
EIT[schedule basic]はデータ量が比較的少ないため、番組再生装置においては、全番組分の情報について受信し、保存しておくことが所定の周期で行われる。番組表の表示が指示されたとき、保存しておいたEIT[schedule basic]に基づいて、例えば、放送が行われるチャンネルと時間帯に応じてそれぞれの番組に表示欄が割り当てられたラテ欄形式の番組表が表示される。それぞれの表示欄には、EIT[schedule basic]に含まれる番組のタイトルなどの簡単な情報が表示される。
ラテ欄形式の番組表からカーソルなどによって1つの番組が選択されたとき、画面の表示は、タイトルや放送日時の情報とともに、選択された番組の詳細情報を表示する番組説明画面に切り替えられる。この番組説明画面の詳細情報の表示に、EIT[schedule extended]が用いられる。
ユーザ(視聴者)は、EIT[schedule extended]に基づいて番組説明画面に表示される、出演者、あらすじなどの詳細情報を確認することができる。
特許文献1には、番組の詳細情報として、視聴の可否を表す情報を表示する技術が記載されている。
特開2001−251568号公報
EIT[schedule basic]の受信は所定の周期で行われるのに対して、EIT[schedule extended]の受信は、番組説明画面を表示させる1つの番組が番組表から選択されたときに行われる。
詳細情報が表示されるのはEIT[schedule extended]の受信が完了した後になるため、ユーザは、番組を選択したタイミングによっては、詳細情報を確認することができるようになるまでに、SI-EITの再送信周期間隔である20秒〜360秒の間待たされる。
ユーザが行った操作が即座に表示に反映されないため、このことは、ユーザにストレスを与えてしまうことになる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、番組の詳細情報が表示されるまでの時間を短縮することができるようにするものである。
本発明の一側面の表示制御装置は、複数のチューナを有する表示制御装置において、前記複数のチューナのうちのいずれかのチューナを用いて所定のチャンネルで提供されるコンテンツを受信している状態のときに、未使用のチューナを用いて、所定のコンテンツの詳細情報を記述したテーブル情報を受信させる受信制御手段と、前記所定のコンテンツの詳細情報を表示することが指示された場合、前記受信制御手段による制御によって受信された前記テーブル情報に基づいて詳細情報を表示させる表示制御手段とを備える。
前記受信制御手段には、所定のチャンネルで提供される前記コンテンツを受信している状態であって、番組表に表示される、コンテンツの選択に用いられるカーソルの移動がユーザにより指示されたときに、未使用のチューナを用いて、前記テーブル情報の受信を開始させることができる。
前記受信制御手段には、前記カーソルによって選択されたコンテンツの詳細情報を記述した前記テーブル情報を受信させた後、さらに、前記カーソルによって選択されたコンテンツと同じチャンネルで提供されるコンテンツの詳細情報を記述した前記テーブル情報を受信させることができる。
本発明の一側面の表示制御方法またはプログラムは、複数のチューナのうちのいずれかのチューナを用いて所定のチャンネルで提供されるコンテンツを受信している状態のときに、未使用のチューナを用いて、所定のコンテンツの詳細情報を記述したテーブル情報を受信させ、前記所定のコンテンツの詳細情報を表示することが指示された場合、受信された前記テーブル情報に基づいて詳細情報を表示させるステップを含む。
本発明の一側面においては、複数のチューナのうちのいずれかのチューナを用いて所定のチャンネルで提供されるコンテンツを受信している状態のときに、未使用のチューナを用いて、所定のコンテンツの詳細情報を記述したテーブル情報を受信させることが行われる。また、前記所定のコンテンツの詳細情報を表示することが指示された場合、受信された前記テーブル情報に基づいて詳細情報を表示させることが行われる。
本発明の一側面によれば、番組の詳細情報が表示されるまでの時間を短縮することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る番組再生装置1の構成例を示すブロック図である。
図1に示されるように、番組再生装置1には、チューナ17−1乃至17−nの複数のチューナが設けられる。
番組再生装置1においては、この複数のチューナを用いることによって、番組表から1つの番組(コンテンツ)が選択され、番組説明画面を表示することがユーザにより指示される前に、カーソルなどによってユーザにより選択されている番組と同じチャンネルによって放送される番組の詳細情報を予め受信し、デコードしておくことができるようになされている。
CPU(Central Processing Unit)11は、ROM(Read Only Memory)12に記憶されているプログラムを実行し、システムバス16を介して接続される各部の動作を制御する。RAM(Random Access Memory)13は、CPU11によって実行されるプログラムや、プログラムの実行に必要な一時的なデータなどを記憶する。これらのCPU11、ROM12、およびRAM13は、システムバス16により相互に接続されている。
CPU11にはまた、システムバス16を介してインタフェース(I/F)14が接続されている。インタフェース14は、リモートコントローラ15からの赤外線を受光し、ユーザ操作の内容を表す信号をCPU11に出力する。
チューナ17−1乃至17−nは、図示せぬアンテナからのデジタル放送信号を受信し、受信信号を復調器18−1乃至18−nにそれぞれ出力する。
復調器18−1乃至18−nは、チューナ17−1乃至17−nから供給された受信信号を復調し、番組の映像信号、音声信号、字幕データの他に、EPGデータであるSI-EITが多重化されたトランスポートストリームをデスクランブラ19−1乃至19−nにそれぞれ出力する。
デスクランブラ19−1乃至19−nは、復調器18−1乃至18−nから供給されたトランスポートストリームに対してデスクランブル処理を施し、デスクランブル処理を施すことによって得られたトランスポートストリームを多重分離器20−1乃至20−nにそれぞれ出力する。
多重分離器20−1乃至20−nは、デスクランブラ19−1乃至19−nから供給されたトランスポートストリームから所定のストリームを抽出する。多重分離器20−1乃至20−nは、抽出したストリームを構成するパケットのうち、字幕の内容を表すパケットを字幕デコーダ23に、映像の内容を表すパケットを映像デコーダ24に、音声の内容を表すパケットを音声デコーダ25に、それぞれ出力する。
多重分離器20−1乃至20−nのうちの多重分離器20−1は、抽出したストリームを構成するパケットのうちのSI-EITの内容を表すパケットを、バッファ21を用いて抽出し、SI-EITデコーダ22に出力する。
SI-EITデコーダ22は、多重分離器20−1から供給されたSI-EITパケットをデコードし、デコードして得られたSI-EITをバッファ22Aに格納する。
上述したように、SI-EITには、タイトルやジャンルなどの簡単な情報が含まれるEIT[schedule basic]と、出演者やあらすじなどの詳細情報が含まれるEIT[schedule extended]がある。
SI-EITデコーダ22は、新たなEIT[schedule basic]が格納されたパケットが多重分離器20−1から所定の周期で供給される毎に、供給されたパケットをデコードして新たなEIT[schedule basic]を取得し、バッファ22Aに格納しておいたEIT[schedule basic]を更新する。バッファ22Aに格納されているEIT[schedule basic]は、番組表の表示がユーザにより指示されたとき、映像信号処理回路26に供給される。
また、SI-EITデコーダ22は、EIT[schedule extended]が格納されたパケットが多重分離器20−1から供給された場合、供給されたパケットをデコードし、デコードして得られたEIT[schedule extended]をバッファ22Aに格納する。バッファ22Aに格納されているEIT[schedule extended]は、番組表から1つの番組が選択され、番組説明画面の表示がユーザにより指示されたとき、映像信号処理回路26に供給される。
字幕デコーダ23は、多重分離器20−1乃至20−nから供給されたパケットをデコードし、デコードして得られた字幕のデータを映像信号処理回路26に出力する。
映像デコーダ24は、多重分離器20−1乃至20−nから供給されたパケットをデコードし、デコードして得られた映像データを映像信号処理回路26に出力する。
音声デコーダ25は、多重分離器20−1乃至20−nから供給されたパケットをデコードし、デコードして得られた音声データをD/A(Digital/Analog)変換器28に出力する。
映像信号処理回路26は、SI-EITデコーダ22のバッファ22Aに格納されているSI-EITに基づいて番組表の表示に用いられる信号を生成し、生成した信号を、ケーブルなどを介して接続される図示せぬテレビジョン受像機に映像出力端子27から出力する。
また、映像信号処理回路26は、字幕デコーダ23、映像デコーダ24から供給されたデータに基づいて、番組の映像信号を生成し、生成した映像信号を、テレビジョン受像機に映像出力端子27から出力する。
D/A変換器28は、音声デコーダ25から供給された音声データに対してD/A変換を施し、D/A変換を施すことによって得られた音声信号を、テレビジョン受像機に音声出力端子29から出力する。
以下、説明の便宜上、nの値は2とし、チューナ17−2、復調器18−2、デスクランブラ19−2、多重分離器20−2を用いて、視聴の対象としてユーザにより選択された番組の受信が行われているものとする。
受信された番組の映像は、映像デコーダ24によりデコードされたデータを用いてテレビジョン受像機に表示され、音声は、音声デコーダ25によりデコードされたデータを用いてテレビジョン受像機のスピーカから出力される。番組の受信が行われている間、SI-EITの提供が行われている時間を除いて、チューナ17−1は未使用のチューナとなる。
図2は、以上のような構成を有する番組再生装置1により表示されるラテ欄形式の番組表の例を示す図である。
ユーザにより番組の視聴が行われている状態において、リモートコントローラ15に設けられる番組表ボタンが押され、番組表の表示が指示されたとき、テレビジョン受像機には、番組の映像に替えて、または番組の映像に重ねて、図2に示されるような番組表が表示される。番組表が表示されている間も、ユーザにより視聴されている番組の受信は、チューナ17−2、復調器18−2、デスクランブラ19−2、多重分離器20−2を用いて続けられる。
図2の番組表の横方向はチャンネルを表し、縦方向は時間帯を表す。図2の例においては、037,047,057,067,077,087,097の7つのチャンネルが横方向に並べて表示され、15:00から19:00までの時間帯が縦方向に表示されている。
放送が行われるチャンネル、時間帯に応じた位置にある表示欄がそれぞれの番組に割り当てられ、それぞれの表示欄には番組のタイトルが表示される。例えば、037チャンネルの列に並ぶ「番組37A」、「番組37B」、「番組37C」、「番組37D」、「番組37E」は、それぞれ、037チャンネルで放送される番組のタイトルである。これらのタイトルは、SI-EITデコーダ22により取得され、バッファ22Aに格納されているEIT[schedule basic]に基づいて表示される。
番組表にはカーソルCが表示される。図2の例においては、057チャンネルで放送される「番組57B」を選択した状態でカーソルCが表示されている。番組表が表示された直後には、ユーザがそれまで視聴していた番組(「番組57B」)を選択した状態でカーソルCは表示される。
ユーザは、リモートコントローラ15に設けられる十字キーを押してカーソルCを移動させ、所定の番組を選択することができる。例えば、カーソルCを用いて所定の番組が選択され、リモートコントローラ15に設けられる決定ボタンを押すなどの所定の操作が行われたとき、そのとき選択されている番組の番組説明画面が表示される。
図3は、図2の状態において、十字キーの下方向のキーが押されたときの番組表の様子を示す図である。
十字キーの下方向のキーが押されたとき、図3の白抜き矢印に示されるように、カーソルCは下方向に移動し、それまで選択されていた「番組57B」の下に表示されている「番組57C」を選択した状態となる。
このとき、番組再生装置1においては、未使用のチューナであるチューナ17−1の他に、復調器18−1、デスクランブラ19−1、多重分離器20−1を用いて、カーソルCによって選択されている「番組57C」と同じ057チャンネルで放送される番組のEIT[schedule extended]の受信とデコードが開始される。
番組説明画面の表示が指示される前にデコードが完了することによって取得された「番組57C」のEIT[schedule extended]は、SI-EITデコーダ22のバッファ22Aに格納される。
カーソルCによって選択されている番組の前後(時間軸上で前後)に並べて表示されている数件の番組の分のEIT[schedule extended]が取得されるまで、057チャンネルで放送されるそれぞれの番組を対象として、EIT[schedule extended]の受信とデコードが繰り返される。
例えば、「番組57C」がカーソルCによって選択されている状態で番組説明画面を表示することがユーザにより指示された場合、その指示が行われる前に予め取得されていた「番組57C」のEIT[schedule extended]に基づいて、「番組57C」の詳細情報が番組説明画面に表示される。
すなわち、番組説明画面の表示がユーザにより指示される可能性の高い番組の詳細情報を予め受信し、デコードして先読みしておくことが行われる。これにより、番組再生装置1は、指示が行われてから詳細情報の受信を開始する場合に比べて、詳細情報を表示するまでの時間を短縮させることができる。ユーザが操作を行ってから、その操作が表示に反映されるまでのレスポンスが速くなり、ユーザにストレスを感じさせることもなくなる。
ここで、図4のフローチャートを参照して、番組表の表示を制御する番組再生装置1の処理について説明する。
この処理は、チューナ17−2、復調器18−2、デスクランブラ19−2、多重分離器20−2を用いて所定の番組の受信が行われ、番組の視聴がユーザにより行われているときに開始される。
ステップS1において、CPU11は、I/F14からシステムバス16を介して供給されるユーザの操作を表す信号に基づいて、番組表を表示する操作がユーザにより行われたか否かを判定する。CPU11は、番組表を表示する操作がユーザにより行われたとステップS1において判定するまで待機する。
例えば、リモートコントローラ15に設けられる番組表ボタンが押されたことから、番組表を表示する操作がユーザにより行われたとステップS1において判定された場合、ステップS2において、映像信号処理回路26は、SI-EITデコーダ22のバッファ22Aに格納されているEIT[schedule basic]に基づいて、図2に示されるような番組表の表示を開始する。番組表には、それまでユーザが視聴していた番組を選択した状態でカーソルCが表示される。
ステップS3において、CPU11は、未使用のチューナであるチューナ17−1に対する電力の供給を開始する。以降、チューナ17−1は、詳細情報の先読みに用いられる。
ステップS4において、CPU11は、カーソルCを移動させる操作、すなわち、カーソルCによって選択対象とする番組を変更する操作がユーザにより行われたか否かを判定する。
選択対象の番組を変更する操作が行われたとステップS4において判定した場合、ステップS5において、CPU11は、そのことを表す信号を映像信号処理回路26に出力し、ユーザの操作に応じて、表示を変更させる。
例えば、十字キーの上下方向のキーが押された場合、カーソルCは、ユーザが視聴していた番組と同じチャンネルの番組を選択した状態となり、左右方向のキーが押された場合、カーソルCは、ユーザが視聴していた番組とは異なるチャンネルの番組を選択した状態となる。
ステップS6において、CPU11は、チューナ17−1を制御し、カーソルCによって選択対象となっている番組と同じチャンネルで放送される番組のEIT[schedule extended](EPGデータ)の受信を開始させる。例えば、カーソルCによって選択対象となっている番組のEIT[schedule extended]の先読みが開始され、それが完了した後、番組表において、カーソルCによって選択対象となっている番組の前後に並ぶ数件の番組の分のEIT[schedule extended]の先読みが順次行われる。
ステップS7において、CPU11は、番組説明画面を表示させる操作がユーザにより行われたか否かを判定する。
番組説明画面を表示させる操作がユーザにより行われていないとステップS7において判定した場合、ステップS4に戻り、CPU11は、それ以降の処理を繰り返す。
一方、番組説明画面を表示させる操作が行われたとステップS7において判定された場合、ステップS8において、映像信号処理回路26は、CPU11による制御に従って番組説明画面を表示させる。番組説明画面には、番組のタイトル、ジャンル、放送日時などの情報がEIT[schedule basic]に基づいて表示されるとともに、出演者やあらすじなどの詳細情報をEIT[schedule extended]に基づいて表示する欄が設けられる。
ステップS9において、映像信号処理回路26は、番組説明画面を表示することが指示された番組のEIT[schedule extended]が取得済みであるか否かを判定する。
EIT[schedule extended]が取得済みであるとステップS9において判定した場合、映像信号処理回路26は、SI-EITデコーダ22のバッファ22Aに格納されているEIT[schedule extended]を読み出し、ステップS10において、番組説明画面に設けられている欄に、詳細情報を表示させる。
図5、図6は、番組説明画面の表示例を示す図である。
例えば、図2の番組表から、カーソルCによって「番組57C」が選択され、番組説明画面の表示が指示された場合、図5に示されるように、番組説明画面には、そのタイトル、ジャンル、放送日時の情報が表示される。図5の例においては、「番組57C」のジャンルは「バラエティ」とされ、放送日時は「2007年11月1日(木) 17:00〜19:00」とされている。これらの情報の下には、詳細情報が表示される欄である詳細欄Aが設けられている。
番組説明画面の表示を開始する前に「番組57C」のEIT[schedule extended]が既に取得済みである場合、詳細欄Aには、図5に示される画面が表示された直後に、図6に示されるような詳細情報が表示される。図6の例においては、「番組57C」のあらすじである「アップアップがお送りするスペシャルトークショー。・・・」が表示されている。
これにより、ユーザは、番組説明画面の表示を開始する操作を行った直後に、詳細情報を確認することができる。
図4の説明に戻り、一方、ステップS9において、EIT[schedule extended]が取得済みでないと判定された場合、ステップS11において、EIT[schedule extended]を取得する処理が継続される。EIT[schedule extended]の取得が完了次第、図6に示されるように、詳細情報が詳細欄Aに表示される。
ステップS10,S11において詳細情報を表示した場合、または、ステップS4において、選択対象とする番組を変更する操作が行われていないと判定された場合、ステップS12において、CPU11は、番組表を消去する操作がユーザにより行われたか否かを判定する。
番組表を消去する操作がユーザにより行われていないとステップS12において判定した場合、ステップS4に戻り、CPU11は、それ以降の処理を繰り返す。
一方、番組表を消去する操作が行われたとステップS12において判定された場合、ステップS13において、映像信号処理回路26は、番組表を消去する。このとき、テレビジョン受像機には、番組表の表示が指示される前に視聴が行われていた番組の映像が表示される。
ステップS14において、CPU11は、詳細情報の先読みに使用していたチューナ17−1に対する電力の供給を停止し、処理を終了させる。
以上の処理により、番組再生装置1は、番組の詳細情報が表示されるまでの時間を短縮することができる。
以上においては、チューナの数が2つであり、一方のチューナを用いて番組の受信が行われ、他方のチューナを用いて、カーソルCによって選択対象になっている番組と同じチャンネルで放送される番組の詳細情報についてだけ、先読みが行われるものとしたが、チューナなどの、詳細情報の受信を行う構成に余裕がある場合、カーソルCによって選択対象になっている番組と異なるチャンネルで放送される番組の詳細情報についても先読みが行われるようにしてもよい。
また、SI-EITが、放送波を介してではなく、インターネットなどのネットワークを介して所定のサーバから取得されるようになされている場合、詳細情報の先読みの処理として、そのサーバに対するアクセスと詳細情報のダウンロードが行われるようにしてもよい。ダウンロードが行われることによって、例えば、番組表に掲載されるすべての番組についての詳細情報が取得される。
さらに、番組再生装置1により取得されるコンテンツは、放送波を介して取得されるコンテンツだけでなく、ネットワークを介して提供されるコンテンツであってもよい。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図7は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)51、ROM(Read Only Memory)52、RAM(Random Access Memory)53は、バス54により相互に接続されている。
バス54には、さらに、入出力インタフェース55が接続されている。入出力インタフェース55には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部56、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部57、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部58、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部59、光ディスクや半導体メモリなどのリムーバブルメディア61を駆動するドライブ60が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU51が、例えば、記憶部58に記憶されているプログラムを入出力インタフェース55及びバス54を介してRAM53にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
CPU51が実行するプログラムは、例えばリムーバブルメディア61に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供され、記憶部58にインストールされる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 番組再生装置, 17−1乃至17−n チューナ, 18−1乃至18−n 復調器, 19−1乃至19−n デスクランブラ, 20−1乃至20−n 多重分離器, 22 SI-EITデコーダ, 26 映像信号処理回路
Claims (5)
- 複数のチューナを有する表示制御装置において、
前記複数のチューナのうちのいずれかのチューナを用いて所定のチャンネルで提供されるコンテンツを受信している状態のときに、未使用のチューナを用いて、所定のコンテンツの詳細情報を記述したテーブル情報を受信させる受信制御手段と、
前記所定のコンテンツの詳細情報を表示することが指示された場合、前記受信制御手段による制御によって受信された前記テーブル情報に基づいて詳細情報を表示させる表示制御手段と
を備える表示制御装置。 - 前記受信制御手段は、所定のチャンネルで提供される前記コンテンツを受信している状態であって、番組表に表示される、コンテンツの選択に用いられるカーソルの移動がユーザにより指示されたときに、未使用のチューナを用いて、前記テーブル情報の受信を開始させる
請求項1に記載の表示制御装置。 - 前記受信制御手段は、前記カーソルによって選択されたコンテンツの詳細情報を記述した前記テーブル情報を受信させた後、さらに、前記カーソルによって選択されたコンテンツと同じチャンネルで提供されるコンテンツの詳細情報を記述した前記テーブル情報を受信させる
請求項2に記載の表示制御装置。 - 複数のチューナを有する表示制御装置の表示制御方法において、
前記複数のチューナのうちのいずれかのチューナを用いて所定のチャンネルで提供されるコンテンツを受信している状態のときに、未使用のチューナを用いて、所定のコンテンツの詳細情報を記述したテーブル情報を受信させ、
前記所定のコンテンツの詳細情報を表示することが指示された場合、受信された前記テーブル情報に基づいて詳細情報を表示させる
ステップを含む表示制御方法。 - 複数のチューナを有する表示制御装置の表示制御処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記複数のチューナのうちのいずれかのチューナを用いて所定のチャンネルで提供されるコンテンツを受信している状態のときに、未使用のチューナを用いて、所定のコンテンツの詳細情報を記述したテーブル情報を受信させ、
前記所定のコンテンツの詳細情報を表示することが指示された場合、受信された前記テーブル情報に基づいて詳細情報を表示させる
ステップを含むプログラム。
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