JP2009109587A - 音声認識制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの作業負担を軽減し、かつ音声コマンドの検索時間を短縮する。
【解決手段】音声認識制御装置10は、認識することができる音声コマンドを表示する表示部70と、認識することができる音声コマンドの照合用データを格納する照合用データ記憶部16と、機器の動作状況を随時検出する動作状況検出部19と、認識することができる音声コマンドに対して機器の取り得る動作状況ごとに付された優先度のデータを格納した第1の優先度データ記憶部17とを備える。優先度のデータは、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度を示す。表示部70は、第1の優先度データ記憶部17に格納された優先度のデータを参照して、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味等の程度が所定の基準値以上の音声コマンドのみを表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが発する音声による命令を認識し、この音声による命令に応じた機器の制御を実行する音声認識制御装置に関する。
ユーザが発する音声による命令を入力し、入力された音声による命令が所定の音声コマンドに該当すると認識した場合に、認識した音声コマンドに対応して、様々な機器の制御を実行する音声認識制御装置が知られている。
また、音声認識制御装置に近似するものとして、ユーザが発する音声を入力し、入力された音声を分析して登録されている音声データパターンとの比較を行って音声認識し、認識した音声に対応して応答する(発話や特定動作を行う)音声認識対話装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、話者の話した言葉と違う単語や言葉を認識してしまうことを抑制するため、予め登録されている認識対象音声の認識データに対して、対話内容に影響を及ぼす変動データ(時刻、気温、天気、日付など)の値に対応させて重みづけ係数を設定し、挨拶言葉が入力された場合、その挨拶言葉の認識率を高めている。
特開平08−297498号公報
ところで、音声認識制御装置が認識することができる音声コマンドの数が増加すると、認識可能な音声コマンドをユーザが記憶する作業負担も増してしまう。そこで、この作業負担を軽減する為に、認識可能な音声コマンドを表示装置に表示してユーザに教示することが行われている。
しかし、認識可能な音声コマンドが多数に及ぶ場合、表示装置の表示領域の制限から、一度に表示可能な音声コマンドの数が制限される。よって、ユーザは画面スクロールなどにより実際に使用したい音声コマンドを探さなければならず、音声コマンドの検索時間が増加してしまう。また、表示される音声コマンドのうち実際に発話して効果がある音声コマンドがどれであるのかがユーザには分らない。
本発明は、上記問題点を解決するために成されたものであり、その目的は、認識可能な音声コマンドを記憶するユーザの作業負担を軽減することができ、かつ音声コマンドの検索時間を短縮することもできる音声認識制御装置を提供することである。
本発明の第1の特徴は、ユーザが発する音声を入力し、入力された音声が所定の音声コマンドに該当すると認識した場合に、認識した音声コマンドに対応して機器の制御を実行する音声認識制御装置であって、この装置は、音声認識制御装置が認識することができる音声コマンドを表示する表示部と、音声認識制御装置が認識することができる音声コマンドの照合用データを格納する照合用データ記憶部と、機器の動作状況を随時検出する動作状況検出部と、音声認識制御装置が認識することができる音声コマンドに対して機器の取り得る動作状況ごとに付された、動作状況検出部により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度を示す優先度のデータを格納した第1の優先度データ記憶部とを備え、表示部は、第1の優先度データ記憶部に格納された優先度のデータを参照して、動作状況検出部により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドのみを表示することである。
音声認識制御装置において、機器の現在の動作状況を考慮することにより、次に実行して意味のある制御や実行して効果のある制御と、逆に次に実行して意味や効果のない制御とを識別することができる。例えば、照明装置が消灯している状況において、照明装置を点灯させる制御は意味又は効果のある制御であるが、逆に照明装置を消灯させる制御は意味及び効果のない制御であるといえる。したがって、表示部には、現在の機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の無い音声コマンドを表示する必要性は低く、現在の機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の有る音声コマンドのみを表示すれば十分である。例えば、前記の照明装置の例において、表示装置は、照明装置を点灯させる音声コマンドを表示すればよく、照明装置を消灯させる音声コマンドを表示しなくてもよい。
そこで、本発明の表示部は、第1の優先度データ記憶部に格納された優先度のデータを参照して、動作状況検出部により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドのみを表示することにより、次に実行して意味のある制御や実行して効果のある音声コマンドだけを表示装置に表示させることができるので、認識可能な音声コマンドを記憶するユーザの作業負担が軽減され、かつ表示装置が表示する音声コマンドの数が減るので音声コマンドの検索時間が短縮される。
なお、特許文献1に記載された、対話内容に影響を及ぼす変動データは、時刻、気温、天気、日付など、すべて音声認識対話装置の外部の環境や状況に関する情報であり、音声認識対話装置の動作状況や音声認識対話装置と対話するユーザに関係の無い一般的な情報であるのに対して、本発明の第1の特徴では、音声認識制御装置により制御される様々な機器の動作状況であって、音声認識制御装置及び音声認識制御装置により制御される被制御機器からなる音声認識制御システムの内部の状況や状態に関する情報を考慮して、表示装置に表示する音声コマンドを選択している点が異なる。
本発明の第1の特徴において、音声認識制御装置は、ユーザが発する音声を拾い、この音声を所定の音声信号に変換する音声入力部と、音声入力部によって変換された音声信号と照合用データ記憶部に格納された照合用データとを照合して、ユーザが発する音声が所定の音声コマンドに該当するか否かを判定するコマンド判定部と、コマンド判定部によって判定された音声コマンドに対応して、機器の制御を実行する機器制御部とを更に備え、コマンド判定部は、第1の優先度データ記憶部に格納された優先度のデータを参照して、動作状況検出部により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドのみを音声信号との照合対象としてもよい。
音声認識制御装置が認識することができる音声コマンドの総てを認識対象としてしまうと、ユーザが発した音声と誤った音声コマンドを認識してしまう誤認識の確率が高くなり、機器の誤動作の原因となる。そこで、本発明のコマンド判定部は、第1の優先度データ記憶部に格納された優先度のデータを参照して、動作状況検出部により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドのみを音声信号との照合対象とすることにより、次に実行して意味のある制御や実行して効果のある音声コマンドだけを音声信号との照合対象とすることができるので、音声認識率が向上し、機器の誤動作を抑制することができる。
本発明の第1の特徴において、表示部は、動作状況検出部により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が高い音声コマンドから優先して表示してもよい。これにより、ユーザが求める音声コマンドを早期に発見する確率が高まるので音声コマンドの検索時間が更に短縮される。
なお、機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度には、「音声コマンドと機器の動作状況との関係の近さ」や「機器の動作状況において音声コマンドに対応する機器の制御を次に実行することによって所定のシーンを構築する効果(いやし効果等)が増加する程度」が含まれ、これらの尺度は、ユーザの立場を基準とする場合と、ユーザの立場に装置作製者の意図も加味する場合とが含まれる。音声コマンドと機器の動作状況との関係が近いものが優先して表示されることにより、認識可能な音声コマンドを記憶するユーザの作業負担が軽減され、かつ音声コマンドの検索時間が短縮される。また、所定のシーンを構築する効果が増加するものが優先して表示されることにより、所定のシーンを構築する効果が増加する制御に対応する音声コマンドを記憶するユーザの作業負担が軽減され、かつ音声コマンドの検索時間が短縮される。
本発明の第1の特徴において、第1の優先度データ記憶部に格納された優先度のデータは、音声認識制御装置が認識することができる音声コマンドに対して、複数の機器の取り得る動作状況の組み合わせごとに付されていてもよい。複数の機器の取り得る動作状況の組み合わせごとに優先度のデータを付すことにより、より高度かつ複雑な優先度データが形成され、更なる音声コマンドの検索時間の短縮及び音声認識率の向上が実現される。
本発明の第2の特徴は、ユーザが発する音声を入力し、入力された音声が所定の音声コマンドに該当すると認識した場合に、認識した音声コマンドに対応して機器の制御を実行する音声認識制御装置であって、この装置は、音声認識制御装置が認識することができる音声コマンドを表示する表示部と、音声認識制御装置が認識することができる音声コマンドの照合用データを格納する照合用データ記憶部と、複数の機器に対して実行して意味又は効果がある制御に対応する音声コマンドの組み合わせを示す優先度のデータを格納した第2の優先度データ記憶部とを備え、表示部は、第2の優先度データ記憶部に格納された優先度のデータを参照して、音声コマンドの組み合わせのいずれかの音声コマンドが認識された場合に、前記組み合わせ内の残りの音声コマンドを他の音声コマンドよりも優先して表示することである。
第2の優先度データ記憶部に格納された優先度のデータを参照して、音声コマンドの組み合わせのいずれかの音声コマンドが認識された場合に、前記組み合わせ内の残りの音声コマンドを他の音声コマンドよりも優先して表示することにより、認識可能な音声コマンドを記憶するユーザの作業負担を軽減することができ、かつ音声コマンドの検索時間を短縮することもできる。
本発明の第2の特徴において、複数の機器に対して実行して意味又は効果がある音声コマンドの組み合わせは、当該音声コマンドの組み合わせに対応する複数の機器の制御を実行することによって、所定のシーンを構築する効果が増加する音声コマンドの組み合わせであってもよい。所定のシーンを構築する効果が増加するものが優先して表示されることにより、所定のシーンを構築する効果が増加する制御に対応する音声コマンドを記憶するユーザの作業負担が軽減され、かつ音声コマンドの検索時間が短縮される。
本発明によれば、表示部は、優先度データ記憶部に格納された優先度のデータを参照して、動作状況検出部により検出された機器の動作状況において又は音声認識された音声コマンドに対して次に実行して意味又は効果の有る音声コマンドを他の音声コマンドより優先して表示することにより、認識可能な音声コマンドを記憶するユーザの作業負担を軽減することができ、かつ音声コマンドの検索時間を短縮することもできる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。本発明の実施形態では、浴室に設置された様々な機器をユーザが発する音声によって制御する音声認識制御装置について説明する。
(第1の実施の形態)
先ず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る音声認識制御装置の全体構成を説明する。第1の実施の形態に係る音声認識制御装置10は、ユーザの発話音声を入力して、入力した発話音声が所定語彙(音声コマンド)に該当すると認識した場合に、認識した音声コマンドに応じて機器(ここでは浴室機器20)の制御を実行する装置である。
音声認識制御装置10は、ユーザインターフェースを形成するコントローラ11と、コントローラ11を介して入力されたユーザの音声による命令が所定の音声コマンドに該当するか否かを判断する音声認識部(コマンド判定部)12と、音声認識部12により認識された音声コマンドに応じた浴室機器20の制御を実行するための制御信号を出力する機器制御部13と、機器制御部13から出力された制御信号を浴室機器20へ送信し、浴室機器20から出力された動作状況を示す信号を動作状況検出部19へ送信する制御IF(インターフェース)部15と、ユーザに対して出力する音声を合成する音声合成部14と、機器の動作状況を随時検出する動作状況検出部19と、音声認識制御装置10が認識することができる音声コマンドの照合用データを格納する照合用データベース(照合用データ記憶部)16と、機器の各動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度を示す優先度のデータを格納した第1の優先度データ記憶部17と、複数の機器に対して実行して意味又は効果がある制御に対応する音声コマンドの組み合わせを示す優先度のデータを格納した第2の優先度データ記憶部18とを備える。
コントローラ11は、ユーザが発する音声を拾い、これを電気信号(音声信号)として出力する音声入力部40と、ユーザに対して所定の音声を出力する音声出力部50と、ユーザのスイッチ操作を受け付ける操作ボタン部60と、ユーザに対して所定の画面などを表示する表示部70とを備える。
音声入力部40は、ユーザの発話音声を拾い、これを音声信号に変換するマイクと、この音声信号を増幅する増幅部と、増幅された音声信号をデジタル信号に変換するA/D変換部と、このデジタル化された音声信号から雑音成分を除去する雑音減算部とを備える。雑音減算部により雑音が除去された音声信号は、音声認識部12へ送信される。
音声出力部50は、音声合成部14にて合成された音声信号をアナログ信号に変換するD/A変換部と、アナログ化された音声信号を増幅する増幅部と、増幅された音声信号を音声に変換して出力するスピーカとを備える。
操作ボタン部60は、浴室機器20の動作設定などをユーザの手入力により行うための各種ボタンからなり、この中には、コントローラ11の運転のオン/オフ状態を切替えるコントローラオン/オフスイッチが含まれる。
表示部70は、点灯/消灯/点滅によって浴室機器20の動作状況をユーザに対して表示するLEDと、文字や絵図等の画像により浴室機器20の動作状況をユーザに対して表示する液晶表示装置とを有する。液晶表示装置は、音声認識制御装置10が認識することができる音声コマンドをユーザに対して表示する。ユーザは、液晶表示装置に表示された音声コマンドの中から所望の音声コマンドを発音すれば、音声認識による機器の操作を行うことができる。このように、認識可能な音声コマンドを表示部70に表示してユーザに教示することにより、認識可能な音声コマンドをユーザが記憶する作業負担を軽減することができる。表示部70の詳細については図3を参照して後述する。
音声認識部12は、音声入力部40から出力された音声信号と照合用データベース16に記憶された照合用データとを照合して、上記音声信号が所定の音声コマンドに該当するか否かを判定する。具体的に、音声認識部12は、音声入力部40から出力された音声信号(音声データ)と照合用データベース16に格納された照合用データとを比較することによりユーザが発する音声が所定の音声コマンドに該当するか否かを判定し、音声コマンドであると判定した場合には当該音声コマンドに対応する所定の信号を機器制御部13へ出力する。
機器制御部13は、マイクロコンピュータと所定の記憶領域(RAM)を備え、所定のプログラムに従って浴室機器20及び音声認識制御装置10の各構成要素の動作を制御する。具体的に、機器制御部13は、音声認識部12が認識した音声コマンドに対応する所定の信号を受信するか、操作ボタン部60のボタン操作に対応する所定の信号を受信すると、浴室機器20又は音声認識制御装置10の各構成要素に対して、当該音声コマンド又はスイッチ操作に相当する制御信号を送信する。
また、機器制御部13は、第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータを参照して、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドを照合用データベース16内から選択する音声コマンド選択部13aを備える。音声コマンド選択部13aにより選択された音声コマンドは表示部70へ送信され、表示部70は、音声コマンド選択部13aにより選択された音声コマンドを表示する。
第1の優先度データベース17は、機器の各動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度を示す優先度のデータと格納する。この優先度のデータは、音声認識制御装置10が認識することができる音声コマンドに対して、機器の取り得る動作状況ごとに付されている。
なお、機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度には、「音声コマンドと機器の動作状況との関係の近さ」や「機器の動作状況において音声コマンドに対応する機器の制御を次に実行することによって所定のシーンを構築する効果(いやし効果等)が増加する程度」が含まれ、これらの尺度は、ユーザの立場を基準とする場合と、ユーザの立場に装置作製者の意図も加味する場合とが含まれる。
第2の優先度データベース18は、複数の機器に対して実行して意味又は効果がある制御に対応する音声コマンドの組み合わせを示す優先度のデータを格納する。
なお、図1においては、第1の優先度データベース17及び第2の優先度データベース18の両方を図示したが、音声認識制御装置10は、第1の優先度データベース17及び第2の優先度データベース18の少なくともいずれか一方を備えていれば良い。本発明の第1の実施の形態では、第1の優先度データベース17のみを備えている場合について説明し、第2の実施の形態では、第2の優先度データベース18のみを備えている場合について説明する。
動作状況検出部19は、制御IF部15を介して浴室機器20から浴室機器20の動作状況を示す信号を受信することにより、各浴室機器の動作状況を検出する。また、動作状況を示す信号の受信は、機器制御部13の制御により実行され、図6のフローチャートに示すように、機器の動作状況に変化が認められる場合に、随時実行される。ここで、「機器の動作状況に変化が認められる場合」には、機器制御部13が制御信号を送信した場合、音声認識部12が浴室機器20の制御に関する音声コマンドを認識した場合、及び操作ボタン部60のボタン操作が有った場合が含まれる。
浴室機器20には、照明装置21、換気扇22、給湯器23、テレビ24、ジェット噴流バス装置25、及びミストサウナ装置26が含まれる。照明装置21は、浴室内を人工的な光で照らして明るくするための装置であり、換気扇22は浴室の壁や窓などに取り付け、モーターで羽根を回転させて浴室内の空気を排出する電気器具である。照明装置21には、浴室内全体を明るくするための天井ライトの他に、様々なシーンを演出する為に使い分ける複数の照明器具が含まれる。ジェット噴流バス装置25は、浴槽の壁面の数カ所に設置された噴出口から気泡混じりの湯を噴き出し、入浴者の背中や足腰などに当てる装置である。ミストサウナ装置26は、浴室内に暖められた霧状の水蒸気を送出する装置であって、送出される水蒸気をユーザが浴びることによりユーザの体を温める入浴方法において使用される。
図2は、図1に示した音声認識制御装置10及び浴室機器20の配置例を示す浴室内の外観図である。浴室機器20として、照明装置21の一つである天井ライト21a及び換気扇22が浴室内天井に設置され、浴室の浴槽3付近の壁面にテレビ24及びミストサウナ装置26が設置され、ジェット噴流バス装置25の噴出口25a及び吸込口25bが浴室の浴槽3内に設置されている。また、浴室の浴槽3付近の壁面には、音声認識制御装置10のコントローラ11が設置されている。なお、浴室機器20の1つである給湯器23やジェット噴流バス装置25のポンプ装置、ミストサウナ装置26の熱源機、及び音声認識制御装置10のコントローラ以外の構成要素は浴室外に設置されている。
なお、ここで示した配置例は一例であり、音声認識制御装置10及び浴室機器20は他のレイアウトを取り得る。また、図1及び図2では、照明装置21、換気扇22、給湯器23、テレビ24、ジェット噴流バス装置25及びミストサウナ装置26を浴室機器20の例として挙げたが、これに限らず、浴室機器20には、カセットテープ、CD、MD、DVDなどの記録媒体に格納された音楽や映像を再生する電気器具や、暖房機器やパーソナルコンピュータなど、浴室内においてユーザが利用する電気器具が含まれる。
次に、図3を参照して、図1及び図2に示したコントローラ11の操作面のレイアウトを説明する。コントローラ11の操作面には、音声入力部40のマイク41、音声出力部50のスピーカ53、各種操作ボタン60a〜60i、及び表示部70としてのLED71及び液晶表示装置72が配置されている。
各種操作ボタン60a〜60iは、メニューボタン60a、確定ボタン60b、戻るボタン60c、十字キー60d、優先ボタン60e、追いだきボタン60f、ふろ自動ボタン60g、通話ボタン60h及びコントローラオンオフスイッチ60iからなる。これらボタン60a〜60iのうち、優先ボタン60e、追いだきボタン60f、ふろ自動ボタン60g、及び通話ボタン60hは、給湯器23の制御のために用いられる。また、他のボタン及びスイッチは、給湯器23に限らず、その他の浴室機器20及び音声認識制御装置10の各構成要素の制御のためにも用いられる。このように、コントローラ11は、浴室機器20をスイッチ操作により制御する浴室リモコンと、音声認識制御装置10のコントロールパネルとの機能を兼ねる構成となっている。
具体的に、優先ボタン60eは、浴室で給湯温度やシャワー温度を設定したいときに使用するボタンである。一般的に水や湯は、浴室以外にも台所等で用いられる。このため、給湯器23の給湯温度やシャワー温度を設定しても他の箇所で水や湯を使用されると、実際の給湯温度やシャワー温度にズレが生じる可能性がある。そこで、優先ボタン60eを押下することにより、他の箇所よりも浴室を優先し、実際の給湯温度やシャワー温度にズレが生じ難いようにすることができる。また、優先ボタン60eが押下されると、LED71が点灯する、又は液晶表示装置72に優先状態を表示する等の方法により、表示部70に優先マーク(不図示)が表示される。
追いだきボタン60fは、浴槽内の湯水の温度を高くするときに使用されるボタンである。追いだきボタン60fが押下されると、前記の優先マークと同様にして、表示部70に追いだきマーク(不図示)が表示される。ふろ自動ボタン60gは、予め設定した湯量と温度とで浴槽内にお湯をはるときに使用されるボタンである。ふろ自動ボタン60gが押下されると、前記の優先マークと同様にして、表示部70に自動マーク(不図示)が表示される。
通話ボタン60hは、浴室外、例えば台所などに設置される台所用リモコンと通話するときに使用されるボタンである。通話ボタン60hが押下されると、前記の優先マークと同様にして、表示部70に通話マーク(不図示)が表示される。
メニューボタン60aは、手入力により浴室機器20及び音声認識制御装置10の動作を設定するためのボタンである。メニューボタン60aが押下されると、浴室機器20及び音声認識制御装置10の動作項目(例えば換気扇オフ、テレビ電源オン、テレビチャンネル+1、ミストサウナ装置オン、音声認識部オンなど)が液晶表示装置72に複数個表示される。ユーザは、これら複数の動作項目から十字キー60dを操作して1つの動作項目を選択することとなる。
確定ボタン60bは、十字キー60dを操作して選択された動作項目の動作を浴室機器20及び音声認識制御装置10に実行させる際に押下されるボタンである。戻るボタン60cは、液晶表示装置72に表示される画面を1つ前の状態に戻すときなどに使用されるボタンである。例えば、液晶表示装置72上に動作項目を3つ程度しか表示できない場合、十字キー60dを操作することにより、次の画面に移行することができる。また、戻るボタン60cを押下すれば、移行した画面を元に戻して、前回画面の動作項目を液晶表示装置72に表示させることができる。十字キー60dは、給湯温度やシャワー温度の温度設定、湯量の設定、動作項目の選択、オン/オフの選択などに用いられるボタンである。
コントローラオンオフスイッチ60iは、コントローラ11の電源をオン又はオフするためのボタンであり、コントローラオンオフスイッチ60iを押下する度に、コントローラ11の電源のオンとオフが切り替わる。コントローラオンオフスイッチ60iによりコントローラ11の電源がオフされた場合、液晶表示装置72の表示は消去し、コントローラ11のスイッチ操作を介した浴室機器20及び音声認識制御装置10の制御が無効となり、かつ音声認識による浴室機器20及び音声認識制御装置10の制御も無効となる。
なお、メニューボタン60aを操作し、液晶表示装置72に表示される音声認識部12のオン及びオフのいずれか一方を十字キー60d及び確定ボタン60bで選択決定することによって、音声認識部12のオンとオフを切り替えることが可能である。音声認識部12のオンとオフは、LED71の点灯と消灯などにより、又は液晶表示装置72に音声認識部12のオン又はオフを表示するなどの方法によって、表示部70に音声認識オン/オフマーク(不図示)が表示される。あるいは、スピーカ53から音声認識部12がオン状態又はオフ状態であることを示す音声を出力してユーザに教示してもよい。このように、音声又は光を用いて音声認識部12がオン状態又はオフ状態であることをユーザに対して教示することにより、ユーザの無駄な発話を抑制し、音声認識率を向上させることができる。
また、上記した各種操作ボタン60a〜60iのスイッチ操作による機器制御の代わりに、ユーザの発話音声の音声認識機能を用いても同様な機器制御を実行することができる。即ち、照合用データベース16は、上記したコントローラ11のスイッチ操作と同等な制御に相当する音声コマンドの照合用データを格納し、音声認識部12は、音声入力部40から出力された音声信号(音声データ)と照合用データベース16に格納された照合用データとを比較することにより、上記した各種操作ボタン60a〜60iのスイッチ操作に相当する音声コマンドを認識することができる。
液晶表示装置72は、音声認識制御装置10が認識することができる音声コマンドを表示する。液晶表示装置72の表示領域の制限により、一度に表示可能な音声コマンドの数が制限される。図3の例では、「換気扇つけて」「電気を切り替えて」及び「標準ライトをけして」の3つの音声コマンドまでを1つの画面内で表示することができる。ユーザが実際に行いたい操作に相当する音声コマンドがこの画面内に表示されていない場合、ユーザは、後述する十字キーを用いて画面をスクロールさせる等により、最初の画面に表示されていなかった音声コマンドを表示させることができ、画面スクロールを繰り返し実施することにより、実際に使用したい音声コマンドを液晶表示装置72に表示させることができる。
被制御機器(浴室機器20)の増加や被制御機器が備える機能の高度化・複雑化などによって、音声認識制御装置10が認識することができる音声コマンドが多数に及ぶ場合がある。この場合、ユーザが実際に使用したい音声コマンドを見つけるまでに要する時間、つまり音声コマンドの検索時間が増加してしまう。そこで、本発明の第1の実施の形態において、液晶表示装置72は、第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータを参照して、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドのみを表示する。具体的に、図1の音声コマンド選択部13aは、第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータを参照して、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドを照合用データベース16内から選択し、液晶表示装置72は、音声コマンド選択部13aにより選択された音声コマンドを表示する。優先度のデータを適宜設定することにより、液晶表示装置72は、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行して意味又は効果のある音声コマンドだけを表示することができる。よって、認識可能な音声コマンドを記憶するユーザの作業負担を軽減することができ、かつ音声コマンドの検索時間を短縮することもできる。
なお、音声認識制御装置10が認識することができる音声コマンドを表示する装置として、液晶表示装置72を例示しているが、文字や記号から成る音声コマンドを表示することができる表示装置であれば、これに限らず、適用可能である。
図4(a)及び図4(b)は、音声コマンド選択部13aにより選択された音声コマンドのみを表示する液晶表示装置72の表示例を示す図である。図4(a)は、天井ライト21aが消灯している動作状況を動作状況検出部19が検出した場合における液晶表示装置72に表示される音声コマンドを示す。天井ライト21aが消灯している動作状況において「天井ライトをつけて」は次に実行して意味又は効果が有るが、「天井ライトをけして」は次に実行して意味又は効果が無いといえる。よって、天井ライト21aが消灯している動作状況における「天井ライトをつけて」の優先度を所定の基準値より高く、天井ライト21aが消灯している動作状況における「天井ライトをけして」の優先度を所定の基準値より低く設定する。これにより、液晶表示装置72は、天井ライト21aが消灯している動作状況において次に実行して意味又は効果が有る「天井ライトをつけて」を表示して、天井ライト21aが消灯している動作状況において次に実行して意味又は効果が無い「天井ライトをけして」を表示しないようにすることができる。
図4(b)は、天井ライト21aが点灯している動作状況を動作状況検出部19が検出した場合における液晶表示装置72に表示される音声コマンドを示す。天井ライト21aが点灯している動作状況において「天井ライトをけして」は次に実行して意味又は効果が有るが、「天井ライトをつけて」は次に実行して意味又は効果が無いといえる。よって、天井ライト21aが点灯している動作状況における「天井ライトをけして」の優先度を所定の基準値より高く、天井ライト21aが点灯している動作状況における「天井ライトをつけて」の優先度を所定の基準値より低く設定する。これにより、液晶表示装置72は、天井ライト21aが消灯している動作状況において次に実行して意味又は効果が有る「天井ライトをつけて」を表示して、天井ライト21aが消灯している動作状況において次に実行して意味又は効果が無い「天井ライトをけして」を表示しないようにすることができる。
図5は、第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータ内容の一例を示す表である。第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータは、音声認識制御装置10が認識することができる音声コマンドに対して、複数の機器の取り得る動作状況の組み合わせごとに付されている。図5の「動作状況」の欄には、複数の機器の取り得る動作状況の組み合わせを記載し、「音声コマンド」は、音声認識制御装置10が認識することができる音声コマンドを記載している。例えば、照明装置21の一つである標準ライトがオン状態であり、かつ換気扇22がオフ状態である動作状況の組み合わせにおいて、音声コマンドである「標準ライトをけして」の優先度は1であり、「電気切り替えて」の優先度は5であり、「換気扇をつけて」の優先度は11であり、「標準ライトをつけて」及び「換気扇をけして」の優先度は空欄にされている、つまり音声コマンドに対して優先度が付されていない。なお、図5には、複数の機器の取り得る動作状況の組み合わせの一例を示したに過ぎず、複数の機器の動作状況の組み合わせは、図5に示す以外にも存在する。
このように、優先度のデータは、音声認識制御装置10が認識することができる各音声コマンドに対して複数の機器の取り得る動作状況の組み合わせごとに付されている。また、機器が動作している場合(標準ライトがオン状態である場合)、動作している機器(標準ライト)に対する制御内容を示す音声コマンドの優先度を高くする(ここでは、「標準ライトをけして」を1とし、「電気切り替えて」を5としている)。
上記のような標準ライト及び換気扇の動作状況の組み合わせを図1の動作状況検出部19が検出した場合、所定の基準値を1とすれば、液晶表示装置72は、図3に示したように、「換気扇をつけて」「電気切り替えて」及び「標準ライトをけして」の3つの音声コマンドが表示するが、「標準ライトをつけて」及び「換気扇をけして」を表示しない。
このように、液晶表示装置72は、第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータを参照して、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度(=優先度)が所定の基準値以上である音声コマンドのみを表示するので、次に実行して意味のある制御や実行して効果のある音声コマンドだけを液晶表示装置72に表示させることができるので、認識可能な音声コマンドを記憶するユーザの作業負担が軽減され、かつ表示装置が表示する音声コマンドの数が減るので音声コマンドの検索時間が短縮される。
また、図5に示した優先度のデータ内容の一例では、機器単体の取り得る動作状況ごとではなく、複数の機器の取り得る動作状況の組み合わせごとに優先度のデータが付されていることにより、1つの機器の取り得る動作状況ごとに付す場合に比べて、より高度かつ複雑な優先度のデータが形成され、更なる音声コマンドの検索時間の短縮及び音声認識率の向上が実現される。勿論、第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータ内容の他の例として、音声コマンドに対して機器単体の取り得る動作状況ごとに優先度のデータが付されていても構わない。すなわち、図5の「動作状況」の欄に、機器単体の取り得る動作状況を記載してもよい。
更に、液晶表示装置72は、図3に示したように、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度(=優先度)が高い音声コマンドから優先して表示する。ここで、「優先して表示する」には、表示する順番を先(上)にしてもよいし、他の音声コマンドよりも文字を大きくしたり、或いは枠で囲んだりしてもよい。これにより、ユーザが求める音声コマンドを早期に発見する確率が高まるので音声コマンドの検索時間が更に短縮される。優先度を調整することにより、音声コマンドの表示順序に装置製作者の企画意図やユーザの好みを反映させることができる。
次に、図6を参照して、図1の音声認識制御装置10の動作手順の一例を説明する。ここでは、動作状況検出部19が検出した浴室機器20の動作状況において次に実行して意味又は効果が有る音声コマンドを液晶表示装置72に表示する動作手順の一例を説明する。
(イ)先ず、音声認識制御装置10に電源が供給され、音声認識制御装置10が作動状態になると、音声認識制御装置10は、コントローラ11の運転スイッチ60iがオン状態であるか否かを判断する(S101)。判断の結果、オン状態である場合(S101にてYES)、ステップS103へ進み、動作状況検出部19は、浴室機器20の動作状況を検出する。検出した浴室機器20の動作状況を示す信号を機器制御部13へ送信する。
(ロ)そして、機器制御部13の音声コマンド選択部13aは、第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータを参照して(S105)、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドを照合用データベース16内から選択して表示部70へ送信する(S107)。
(ハ)ステップS109に進み、表示部70の液晶表示装置72は、音声コマンド選択部13aにより選択された音声コマンドを例えば図3、図4(a)、又は図4(b)のように表示する。
(ニ)ステップS111に進み、機器制御部13は、音声認識やボタン操作の有無などに基づいて、機器の動作状況に変化が認められるか否かを判断する。機器の動作状況に変化が認められる場合(S111でYES)、ステップS103に戻り、機器の動作状況に変化が認められない場合(S111でNO)、ステップS113に進み、コントローラ11の運転スイッチ60iがオフされたか否かを判断する。オフされた場合(S113でYES)、図6のフローチャートは終了し、オン状態に維持されている場合(S113でNO)、ステップS111に戻る。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態によれば、以下の作用効果が得られる。
液晶表示装置72は、第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータを参照して、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドのみを表示することにより、次に実行して意味のある制御や実行して効果のある音声コマンドだけを液晶表示装置72に表示させることができるので、認識可能な音声コマンドを記憶するユーザの作業負担が軽減され、かつ液晶表示装置72が表示する音声コマンドの数が減るので音声コマンドの検索時間が短縮される。
なお、特許文献1に記載された、対話内容に影響を及ぼす変動データは、時刻、気温、天気、日付など、すべて音声認識対話装置の外部の環境や状況に関する一般的な情報であり、音声認識対話装置の動作状況や音声認識対話装置と対話するユーザに関しない情報であるのに対して、本発明の第1の実施の形態は、音声認識制御装置10により制御される様々な機器の動作状況であって、音声認識制御装置10及び音声認識制御装置10により制御される被制御機器からなる音声認識制御システムの内部の状況や状態に関する情報を考慮して、液晶表示装置72に表示する音声コマンドを選択している点が異なる。
また、図3に示すように、液晶表示装置72は次に実行することの意味又は効果の程度(=優先度)が高い音声コマンドから優先して表示することにより、ユーザが求める音声コマンドを早期に発見する確率が高まるので音声コマンドの検索時間が更に短縮される。
なお、機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度には、「音声コマンドと機器の動作状況との関係の近さ」や「機器の動作状況において音声コマンドに対応する機器の制御を次に実行することによって所定のシーンを構築する効果(いやし効果等)が増加する程度」が含まれ、これらの尺度は、ユーザの立場を基準とする場合と、ユーザの立場に装置作製者の意図も加味する場合とが含まれる。
また、図5に示すように、第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータは、音声認識制御装置10が認識することができる音声コマンドに対して、複数の機器の取り得る動作状況の組み合わせごとに付されている。これにより、機器単体の動作状況ごとに付されている場合に比べて、より高度かつ複雑な優先度データが形成され、更なる音声コマンドの検索時間の短縮及び音声認識率の向上が実現される。
(第1の実施の形態の変形例)
液晶表示装置72に表示する音声コマンドのみならず、音声認識部12が認識の対象にする音声コマンドも、機器の動作状況において次に実行して意味又は効果の有るものに限定する音声認識制御装置について説明する。
図1に示した音声認識制御装置10の構成において、音声認識部12は、第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータを参照して、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドを照合用データベース16内から選択する音声コマンド選択部12aを備える。
音声認識部12は、照合用データベース16に記憶された照合用データの内、音声コマンド選択部12aにより選択された音声コマンドの照合用データのみを音声入力部40から出力される音声信号との照合対象とする。よって、音声認識部12は、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドの照合用データと音声入力部40から出力された音声信号とを照合することができる。
次に、図7を参照して、本発明の第1の実施の形態の変形例に関わる音声認識制御装置の動作手順の一例を説明する。
(イ)図7のステップS201〜S209の各手順は、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドのみを表示装置に表示するための手順を示すものであって、図6のステップS101〜S109と同じであるため、説明を省略する。
(ロ)ステップS211において、音声入力部40にユーザの発話音声が入力されたか否かを判断する。ユーザの発話音声が入力されて音声信号が音声認識部12へ出力された場合(S211でYES)ステップS213へ進み、発話音声が入力されなかった場合(S211でNO)、ステップS223に進む。
(ハ)そして、音声認識部12の音声コマンド選択部12aは、第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータを参照して(S213)、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドを照合用データベース16内から選択する(S215)。
(ニ)ステップS217に進み、音声認識部12は、音声コマンド選択部12aにより選択された音声コマンドの照合用データと音声入力部40から出力された音声信号とを照合してユーザが発する音声が所定の音声コマンドに該当するか否かを判定する。音声コマンドであると判定した(音声認識に成功した)場合(S217でYES)、ステップS219に進み、当該音声コマンドに対応する所定の信号を機器制御部13へ出力し、機器制御部13は当該音声コマンドに対応する機器の制御を実行する。その後、ステップS203に戻る。
(ホ)一方、音声コマンドであると判定しない(音声認識に失敗した)場合(S217でNO)、ステップS221に進み、音声認識できない旨を液晶表示装置72に表示する。その後、S223に進み、音声認識やボタン操作の有無などに基づいて、機器の動作状況に変化が認められるか否かを判断する。機器の動作状況に変化が認められる場合(S223でYES)、ステップS203に戻り、機器の動作状況に変化が認められない場合(S223でNO)、ステップS225に進み、コントローラ11の運転スイッチ60iがオフされたか否かを判断する。オフされた場合(S225でYES)、図7のフローチャートは終了し、オン状態に維持されている場合(S225でNO)、ステップS211に戻る。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態の変形例によれば、上記の作用効果の他に以下の作用効果が得られる。
音声認識制御装置10が認識することができる音声コマンドの総てを音声認識部12の認識対象としてしまうと、ユーザが発した音声と誤った音声コマンドを認識してしまう誤認識の確率が高くなり、機器の誤動作の原因となる。そこで、音声認識部12は、第1の優先度データ記憶部に格納された優先度のデータを参照して、動作状況検出部19により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドのみを音声入力部40より出力された音声信号との照合対象とすることにより、次に実行して意味のある制御や実行して効果のある音声コマンドだけを音声信号との照合対象とすることができるので、音声認識率が向上し、機器の誤動作を抑制することができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、動作状況検出部19及び第1の優先度データベース17を用いて、表示装置に表示される音声コマンド及び音声認識の対象となる音声コマンドを、次に実行して意味又は効果がある制御に対応するものに限定する場合について説明した。
第2の実施の形態では、動作状況検出部19及び第1の優先度データベース17の代わりに、複数の機器に対して実行して意味又は効果がある制御に対応する音声コマンドの組み合わせを示す優先度のデータを格納する第2の優先度データベース(第2の優先度データ記憶部)18を備える音声認識制御装置について説明する。
音声認識制御装置の構成は図1に示したものと同じであるので説明を省略する。ただし、第2の実施の形態において、動作状況検出部19及び第1の優先度データベース17は無くても構わない。
図8を参照して、第2の優先度データベース18に格納された優先度のデータ内容の一例を説明する。第2の優先度データベース18には、音声コマンド1、音声コマンド2、音声コマンド3、・・・と示すように、複数の音声コマンドの組み合わせを示す優先度のデータが格納されている。複数の音声コマンドは、互いに異なる機器の制御に関するものであって、これら複数の音声コマンドを実行することによって所定のシーンを構築する効果(いやし効果等)が増加すると認められる音声コマンドを組み合わせたものである。なお、「所定のシーンを構築する効果」には装置製作者が意図する効果が含まれ、浴室内で実現される様々なシーンを構築するために必要な複数の音声コマンドの組み合わせが第2の優先度データベース18に格納されている。
例えば、図8の「いやしライトをつけて」及び「いやし湯をつけて」の組み合わせは、浴室内で実現される「いやしシーン」を構築するために必要な複数の音声コマンドの組み合わせであって、これらの音声コマンドを実行することによっていやし効果(いやしシーンを構築する効果)の増加が期待される。同様にして、「リラックスライトをつけて」及び「リラックス湯をつけて」の組み合わせは、浴室内で実現される「リラックスシーン」を構築するために必要な複数の音声コマンドの組み合わせであって、これらの音声コマンドを実行することによってリラックス効果(リラックスシーンを構築する効果)の増加が期待される。「ミストサウナをつけて」及び「LED調光ライトをつけて」の組み合わせは、ミストサウナ装置26を用いて入浴している際のいやし効果やリラックス効果を増加させる音声コマンドの組み合わせである。
次に、図9を参照して、第2の実施の形態に係わる音声認識制御装置の動作手順の一例を説明する。ここでは、第2の優先度データベース18を参照して、次に実行して意味又は効果が有る音声コマンドの組み合わせを液晶表示装置72に表示する動作手順の一例を説明する。
(イ)先ず、音声認識制御装置10に電源が供給され、音声認識制御装置10が作動状態になると、音声認識制御装置10は、コントローラ11の運転スイッチ60iがオン状態であるか否かを判断する(S301)。判断の結果、オン状態である場合(S301にてYES)、ステップS303へ進み、機器制御部13は、音声認識部12が音声コマンドを認識したか否かを判断する。音声コマンドを認識した場合(S303でYES)ステップS305に進み、音声コマンドを認識しなかった場合(S303でNO)ステップS313に進む。
(ロ)そして、機器制御部13の音声コマンド選択部13aは、第2の優先度データベース18に格納された優先度のデータを参照して(S305)、S303で認識された音声コマンドが第2の優先度データベース18に格納された音声コマンドの組み合わせのいずれかの音声コマンドであるか否かを判断する(S307)。
(ハ)音声コマンドの組み合わせのいずれかの音声コマンドである場合(S307でYES)、ステップS309に進み、音声コマンドの組み合わせのいずれの音声コマンドでもない場合(S307でNO)、ステップS313に進む。ステップS309において、音声コマンド選択部13aは、当該音声コマンドの組み合わせ内の残りの音声コマンドを選択する。
(ニ)ステップS311に進み、表示部70の液晶表示装置72は、音声コマンド選択部13aにより選択された音声コマンドを例えば図4(a)、又は図4(b)のように表示する。ステップS313に進み、コントローラ11の運転スイッチ60iがオフされたか否かを判断する。オフされた場合(S313でYES)、図9のフローチャートは終了し、オン状態に維持されている場合(S313でNO)、ステップS303に戻る。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、以下の作用効果が得られる。
第2の優先度データベース18は、複数の機器に対して実行して意味又は効果がある制御に対応する音声コマンドの組み合わせを示す優先度のデータを格納する。音声コマンド選択部13aは、第2の優先度データベース18に格納された優先度のデータを参照して(S305)、S303で認識された音声コマンドが第2の優先度データベース18に格納された音声コマンドの組み合わせのいずれかの音声コマンドであるか否かを判断し(S307)、音声コマンドの組み合わせのいずれかの音声コマンドである場合に、当該音声コマンドの組み合わせ内の残りの音声コマンドを選択する。液晶表示装置72は、音声コマンド選択部13aにより選択された音声コマンドを表示する。よって、液晶表示装置72は、第2の優先度データベース18に格納された優先度のデータを参照して、音声コマンドの組み合わせのいずれかの音声コマンドが認識された場合に、組み合わせ内の残りの音声コマンドを他の音声コマンドよりも優先して表示することができる。したがって、認識可能な音声コマンドを記憶するユーザの作業負担を軽減することができ、かつ音声コマンドの検索時間を短縮することもできる。
また、複数の機器に対して実行して意味又は効果がある音声コマンドの組み合わせは、当該音声コマンドの組み合わせに対応する複数の機器の制御を実行することによって、所定のシーンを構築する効果(いやし効果やリラックス効果等)が増加する音声コマンドの組み合わせである。これにより、所定のシーンを構築する効果が増加する音声コマンドが優先して表示されるので、所定のシーンを構築する効果が増加する制御に対応する音声コマンドを記憶するユーザの作業負担が軽減され、かつ音声コマンドの検索時間が短縮される。
(第2の実施の形態の変形例)
複数の機器に対して実行して所定のシーン(いやしシーン)を構築する効果が増加する制御に対応する音声コマンドの組み合わせ(例えば図8の表)の代わりに、音声認識制御装置10が認識することができる各音声コマンドに対して複数の機器の取り得る動作状況の組み合わせごとに付されている優先度のデータを用いても、所定のシーンを構築する効果(いやし効果等)を増加させる音声コマンドを優先して表示することができる。
図10は、第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータ内容の他の例を示す表である。図10の「動作状況」の欄には、所定のシーン(いやしシーン)を構築する効果が増加する複数の機器の取り得る動作状況の組み合わせを記載している。例えば、いやしシーンを構築する効果は、いやしライト、いやし湯、いやしミストが、それぞれオンすることにより増加する。したがって、例えば、いやしライトがオン、いやし湯がオフ、いやしミストがオフの動作状況においては、「標準ライトをつけて」や「標準ライトをけして」よりも「いやし湯をつけて」及び「いやしミストをつけて」の方を高い優先度に設定する。
これにより、いやしシーンを構築する効果が増加する音声コマンドを優先して表示することができるので、所定のシーンを構築する効果が増加する制御に対応する音声コマンドを記憶するユーザの作業負担が軽減され、かつ音声コマンドの検索時間が短縮される。
なお、図10の例では、いやしシーンを構築する効果に関する優先度のデータのみを示しているが、その他のリラックスシーンや読書シーンを構築する効果に関する優先度のデータが第1の優先度データベース17に格納されていることが望ましい。
また、図10の「動作状況」の欄に、機器単体の取り得る動作状況を記載してもよい。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は、2つの実施形態とその変形例によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本発明に係わる音声認識制御装置は、浴室に限らず、寝室、リビング、会社のデスク付近及び会議室など、他の箇所に適用することが可能であり、これらの部屋に設置されている電気器具の制御を行うことができる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の第1の実施の形態に係る音声認識制御装置の全体構成を示すブロック図である。 図1に示した音声認識制御装置10及び浴室機器20の配置例を示す浴室内の外観図である。 図1に示したコントローラ11の操作面の詳細を示す正面外観図である。 図4(a)及び図4(b)は、音声コマンド選択部13aにより選択された音声コマンドのみを表示する液晶表示装置72の表示例を示す図である。 第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータ内容の一例を示す表である。 図1の音声認識制御装置10の動作手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の変形例に関わる音声認識制御装置の動作手順の一例を示すフローチャートである。 第2の優先度データベース18に格納された、複数の機器に対して実行して意味又は効果がある制御に対応する音声コマンドの組み合わせを示す優先度のデータ内容の一例を示す表である。 第2の実施の形態に係わる音声認識制御装置の動作手順の一例を示すフローチャートである。 第1の優先度データベース17に格納された優先度のデータ内容の他の例を示す表である。
符号の説明
3…浴槽
10…音声認識制御装置
11…コントローラ
12…音声認識部(コマンド判定部)
12a…音声コマンド選択部
13…機器制御部
13a…音声コマンド選択部
14…音声合成部
15…制御IF部
16…照合用データベース
17…第1の優先度データベース(第1の優先度データ記憶部)
18…第2の優先度データベース(第2の優先度データ記憶部)
19…動作状況検出部
20…浴室機器
21…照明装置
21a…天井ライト
22…換気扇
23…給湯器
24…テレビ
25…ジェット噴流バス装置
25a…噴出口
25b…吸込口
26…ミストサウナ装置
40…音声入力部
41…マイク
50…音声出力部
53…スピーカ
60…操作ボタン部
60a…メニューボタン
60b…確定ボタン
60c…戻るボタン
60d…十字キー
60e…優先ボタン
60f…追いだきボタン
60g…自動ボタン
60h…通話ボタン
60i…コントローラオンオフスイッチ
70…表示部
71…LED
72…液晶表示装置

Claims (7)

  1. ユーザが発する音声を入力し、入力された音声が所定の音声コマンドに該当すると認識した場合に、認識した音声コマンドに対応して機器の制御を実行する音声認識制御装置であって、
    前記音声認識制御装置が認識することができる音声コマンドを表示する表示部と、
    前記音声認識制御装置が認識することができる音声コマンドの照合用データを格納する照合用データ記憶部と、
    前記機器の動作状況を随時検出する動作状況検出部と、
    前記音声認識制御装置が認識することができる音声コマンドに対して機器の取り得る動作状況ごとに付された、前記動作状況検出部により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度を示す優先度のデータを格納した第1の優先度データ記憶部とを備え、
    前記表示部は、前記第1の優先度データ記憶部に格納された優先度のデータを参照して、前記動作状況検出部により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドのみを表示する
    ことを特徴とする音声認識制御装置。
  2. 前記ユーザが発する音声を所定の音声信号に変換する音声入力部と、
    前記音声入力部によって変換された音声信号と前記照合用データ記憶部に格納された照合用データとを照合して、前記ユーザが発する音声が所定の音声コマンドに該当するか否かを判定するコマンド判定部と、
    前記コマンド判定部によって判定された音声コマンドに対応して、前記機器の制御を実行する機器制御部とを更に備え、
    前記コマンド判定部は、前記第1の優先度データ記憶部に格納された優先度のデータを参照して、前記動作状況検出部により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が所定の基準値以上である音声コマンドのみを前記音声信号との照合対象とする
    ことを特徴とする請求項1記載の音声認識制御装置。
  3. 前記表示部は、前記動作状況検出部により検出された機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度が高い前記音声コマンドから優先して表示することを特徴とする請求項1又は2記載の音声認識制御装置。
  4. 前記機器の動作状況において次に実行することの意味又は効果の程度は、機器の動作状況において音声コマンドに対応する機器の制御を次に実行することによって、所定のシーンを構築する効果が増加する程度を示していることを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の音声認識制御装置。
  5. 前記第1の優先度データ記憶部に格納された優先度のデータは、前記音声認識制御装置が認識することができる音声コマンドに対して、複数の機器の取り得る動作状況の組み合わせごとに付されていることを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の音声認識制御装置。
  6. ユーザが発する音声を入力し、入力された音声が所定の音声コマンドに該当すると認識した場合に、認識した音声コマンドに対応して機器の制御を実行する音声認識制御装置であって、
    前記音声認識制御装置が認識することができる音声コマンドを表示する表示部と、
    前記音声認識制御装置が認識することができる音声コマンドの照合用データを格納する照合用データ記憶部と、
    複数の機器に対して実行して意味又は効果がある制御に対応する音声コマンドの組み合わせを示す優先度のデータを格納した第2の優先度データ記憶部とを備え、
    前記表示部は、前記第2の優先度データ記憶部に格納された優先度のデータを参照して、前記音声コマンドの組み合わせのいずれかの音声コマンドが認識された場合に、前記組み合わせ内の残りの音声コマンドを他の音声コマンドよりも優先して表示する
    ことを特徴とする音声認識制御装置。
  7. 前記複数の機器に対して実行して意味又は効果がある音声コマンドの組み合わせは、当該音声コマンドの組み合わせに対応する複数の機器の制御を実行することによって、所定のシーンを構築する効果が増加する音声コマンドの組み合わせであることを特徴とする請求項6記載の音声認識制御装置。
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