JP2009080538A - 情報処理システム、情報処理プログラム、携帯端末、およびサーバ装置 - Google Patents

情報処理システム、情報処理プログラム、携帯端末、およびサーバ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】異なるデータフォーマットのデータを共通に処理することができる情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理システムは、複数の項目のうち少なくとも携帯端末100で利用する項目に対する参照情報をデータに付加する付加部と、参照情報が付加されたデータを携帯端末100に送信する送受信部と、を備えたパーソナライゼーションサーバ300と、参照情報が付加されたデータをパーソナライゼーションサーバ300から受信する送受信部と、受信したデータを記憶するデータ記憶部と、記憶されたデータからデータに付加された参照情報に基づいて利用する項目を取得し、取得した項目を用いて予め定められた処理を実行するアプリケーションコントローラ部と、を備えた携帯端末100と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、IDカードなどの記録媒体から取得したデータを取り込んでアプリケーションを実行する情報処理システム、情報処理プログラム、携帯端末、およびサーバ装置に関するものである。
従来から、流通業界を中心に、プリペイドカード、会員証カード、またはIDカードなどの各種カードが、来客率の増加等を目的として広く利用されている。特許文献1では、異なる店舗で共通に使用できるとともに、店舗ごとの独自要求を満たすプライベートデータ項目も記録可能なプリペイドカードに関する技術が開示されている。
また、近年の携帯電話等の携帯端末の高機能化に伴い、携帯端末に会員証カード等の情報を取り込み、携帯端末上で動作するアプリケーションよって、会員証カードと同等の機能を実現する技術が開発されている。
会員証カードから情報を読取るPOS(Point Of Sales)端末などの読み取り装置は、通常、会員証カードと携帯端末とを区別せずに同じ仕組みで情報を取得する。このため、携帯端末上で会員証機能を実現する場合は、携帯端末内の非接触型ICチップにも、会員証カードと同じデータ形式でデータ項目を格納する必要がある。
データ形式としては、「バーコード・磁気ストライプ形式」および「リライト形式」が広く利用されている。「バーコード・磁気ストライプ形式」は、データ構成(フォーマット)がほぼ統一されているため、例えば1つのアプリケーションによって複数のサービス事業者の会員証機能を実現することができる。すなわち、「バーコード・磁気ストライプ形式」に対しては、アプリケーションの汎用化を容易に実現することができる。
特開平6-333346号公報
しかしながら、「リライト形式」のカードは、データフォーマットが統一されていないため、サービス事業者ごとに異なるデータフォーマットでカード内にデータが記録されている場合が多い。例えば、会員番号のように各サービス事業者で共通に利用するデータ項目であっても、通常はサービス事業者ごとにカード内の異なる位置に記録される。このため、携帯端末内で会員証機能を実現するアプリケーションは、同様のデータ項目を扱う場合であっても、サービス事業者ごとにデータの取得方法を変更しなければならなかった。すなわち、複数のサービス事業者のそれぞれに対して個別にアプリケーションを開発する必要があるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、異なるデータフォーマットのデータを共通に処理することができる情報処理システム、情報処理プログラム、携帯端末、およびサーバ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、携帯端末と、前記携帯端末にネットワークを介して接続されたサーバ装置とを備えた情報処理システムであって、前記サーバ装置は、複数の項目を含むデータを記憶する第1データ記憶部と、前記複数の項目のうち前記携帯端末で利用する項目に対する参照情報を前記データに付加する付加部と、前記参照情報が付加された前記データである付加済みデータを前記携帯端末に送信するデータ送信部と、を備え、前記携帯端末は、前記付加済みデータを記憶可能な第2データ記憶部と、前記付加済みデータを前記サーバ装置から受信して前記第2データ記憶部に保存するデータ受信部と、前記第2データ記憶部に記憶された前記付加済みデータから、前記付加済みデータに付加された前記参照情報に基づいて利用する項目を取得し、取得した項目を用いて予め定められた処理を実行する実行部と、を備えたことを特徴とする。本発明によれば、サーバ装置でデータに付加された参照情報によって利用する項目を取得することができるため、携帯端末は異なるデータフォーマットのデータを共通に処理することができる。
また、本発明は、サーバ装置とネットワークを介して接続された携帯端末であって、データを記憶可能なデータ記憶部と、データに含まれる複数の項目のうち前記携帯端末で利用する項目に対する参照情報が付加された前記データである付加済みデータを前記サーバ装置から受信して前記データ記憶部に保存するデータ受信部と、前記データ記憶部に記憶された前記付加済みデータから、前記付加済みデータに付加された前記参照情報に基づいて利用する項目を取得し、取得した項目を用いて予め定められた処理を実行する実行部と、を備えたことを特徴とする。本発明によれば、サーバ装置でデータに付加された参照情報によって利用する項目を取得することができるため、携帯端末は異なるデータフォーマットのデータを共通に処理することができる。
また、本発明は、サーバ装置とネットワークを介して接続された携帯端末に実行させる情報処理プログラムであって、前記携帯端末は、データを記憶可能なデータ記憶部を備え、データに含まれる複数の項目のうち前記携帯端末で利用する項目に対する参照情報が付加された前記データである付加済みデータを、前記サーバ装置から受信して前記データ記憶部に保存するデータ受信手順と、前記データ記憶部に記憶された前記付加済みデータから、前記付加済みデータに付加された前記参照情報に基づいて利用する項目を取得し、取得した項目を用いて予め定められた処理を実行する実行手順と、を前記携帯端末に実行させる情報処理プログラムである。本発明によれば、サーバ装置でデータに付加された参照情報によって利用する項目を取得することができるため、携帯端末で動作する情報処理プログラムは異なるデータフォーマットのデータを共通に処理することができる。
また、本発明は、携帯端末にネットワークを介して接続されたサーバ装置であって、複数の項目を含むデータを記憶するデータ記憶部と、前記複数の項目のうち前記携帯端末で利用する項目に対する参照情報を前記データに付加する付加部と、前記参照情報が付加された前記データを前記携帯端末に送信するデータ送信部と、を備えたことを特徴とする。本発明によれば、利用する項目を取得するための参照情報を付加したデータを作成して携帯端末に送信することができるため、データを受信した携帯端末は、データに付加された参照情報によって利用する項目を取得することができる。これにより、携帯端末は異なるデータフォーマットのデータを共通に処理することができる。
また、本発明は、携帯端末にネットワークを介して接続されたサーバ装置に実行させる情報処理プログラムであって、前記サーバ装置は、複数の項目を含むデータを記憶するデータ記憶部を備え、前記複数の項目のうち前記携帯端末で利用する項目に対する参照情報を前記データに付加する付加手順と、前記参照情報が付加された前記データを前記携帯端末に送信するデータ送信手順と、を前記サーバ装置に実行させる情報処理プログラムである。本発明によれば、利用する項目を取得するための参照情報を付加したデータを作成して携帯端末に送信することができるため、データを受信した携帯端末は、データに付加された参照情報によって利用する項目を取得することができる。これにより、携帯端末は異なるデータフォーマットのデータを共通に処理することができる。
本発明によれば、データフォーマットが異なる場合であっても、データに付加された参照情報によって利用する項目を取得することができるため、異なるデータフォーマットのデータを共通に処理することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理システム、情報処理プログラム、携帯端末、およびサーバ装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
本実施の形態にかかる情報処理システムは、会員証カード等で用いるデータを記憶するサーバ装置から、データに含まれる項目を取得するための参照情報を付加したデータを携帯端末に送信し、携帯端末では、参照情報を用いて各項目のデータを取得し、取得したデータを用いて会員証機能などを有するアプリケーションを実行するものである。以下では、会員証機能を携帯端末で実現する情報処理システムを例に説明するが、適用可能なシステムはこれに限られるものではない。
図1は、本実施の形態にかかる情報処理システム10の構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム10は、携帯端末100と、ダウンロードサーバ200と、サーバ装置としてのパーソナライゼーションサーバ300と、リモート発行サーバ400と、会員管理サーバ500と、POS端末600と、非接触R/W(リーダ/ライタ)700とを備えている。
なお、同図では省略しているが、情報処理システム10に含まれる携帯端末100は1つに限られるものではなく、例えば各ユーザが所有する複数の携帯端末100を含むことができる。同様に、情報処理システム10は、例えば各店舗に設置された複数のPOS端末600および複数の非接触R/W700を含むことができる。また、ダウンロードサーバ200、パーソナライゼーションサーバ300、およびリモート発行サーバ400をそれぞれ複数の装置によって実現するように構成してもよい。
携帯端末100は、非接触型のICチップ151に会員証機能で用いるデータ(以下、会員証データという)を記憶して会員証として利用可能な端末である。携帯端末100は、例えば、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)などにより実現することができる。以下では、携帯端末100を携帯電話によって実現した例について説明する。携帯端末100の機能・構成の詳細については後述する。
ダウンロードサーバ200は、携帯端末100を会員証として利用可能とするためのアプリケーションを記憶し、携帯端末100からの要求に応じてアプリケーションを携帯端末100に送信してダウンロードさせるものである。
パーソナライゼーションサーバ300は、既存の会員証カード310からカード情報(会員証データ)を取り込んで記憶するとともに、記憶した会員証データを、携帯端末100で利用できるデータ形式のパーソナライズデータに加工するものである。なお、パーソナライズデータとは、ダウンロードサーバ200から携帯端末100にダウンロードしたアプリケーションを特定のユーザの会員証として利用できるようにするためのデータをいい、少なくとも会員番号等のユーザを識別する情報を含む。
また、パーソナライゼーションサーバ300は、携帯端末100からの要求に応じて、パーソナライズデータを携帯端末100に送信する。さらに、パーソナライゼーションサーバ300は、各会員のステータスを記憶し、このステータスなどを管理するための管理者用のWEBサイトを提供する。パーソナライゼーションサーバ300の構成・機能の詳細については後述する。
なお、会員証カード310は、従来のように「バーコード・磁気ストライプ形式」または「リライト形式」によって会員証データを格納するカードである。本実施の形態では、まず、このような既存の会員証カード310から会員証データをパーソナライゼーションサーバ300に取り込んで記憶する。そして、パーソナライゼーションサーバ300から会員証データを加工したパーソナライズデータを携帯端末100内に取り込むことにより、携帯端末100を会員証として利用する。
なお、パーソナライゼーションサーバ300が、既存の会員証カード310から会員証データを取り込んで記憶する代わりに、事前に自装置内または外部装置で作成されたパーソナライズデータを記憶し、携帯端末100からの要求に応じてパーソナライズデータを送信するように構成してもよい。
リモート発行サーバ400は、携帯端末100内のICチップ151内にパーソナライズデータを登録して利用可能とするリモート発行処理を実行する装置である。なお、リモート発行サーバ400をパーソナライゼーションサーバ300と統合し、パーソナライゼーションサーバ300でリモート発行処理を実行するように構成してもよい。
会員管理サーバ500は、会員となったユーザに関する情報を管理するものである。会員管理サーバ500は、例えば、会員番号、会員の氏名、住所、電話番号、ポイント値などをデータベース等によって管理する。
POS端末600は、POSシステムの端末として各店舗等に設置され、店舗等での商品の販売情報を管理するものである。例えば、POS端末600は、後述する非接触R/W700が携帯端末100のICチップ151から読み取ったパーソナライズデータを用いて会員を特定し、特定した会員に対して販売額等に応じたポイント値を算出し、会員管理サーバ500に送信する。会員管理サーバ500は、送信されたポイント値によって対応する会員のポイント値を更新する。なお、ポイント値の算出は、例えば会員管理サーバ500などのPOS端末600以外の装置で実行するように構成してもよい。
非接触R/W700は、非接触方式により、携帯端末100の非接触型のICチップ151内のデータの読み書きを行うものである。非接触R/W700は、POS端末600と接続されており、読取ったデータをPOS端末600に送信する機能、POS端末600からの指示に従い携帯端末100のICチップ151にデータを書込む機能を有する。
次に、本実施の形態にかかる情報処理システムに含まれる各装置のハードウェア構成について説明する。まず、ダウンロードサーバ200、パーソナライゼーションサーバ300、リモート発行サーバ400、および会員管理サーバ500(以下、各サーバという)のハードウェア構成について図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態にかかる各サーバのハードウェア構成を示す説明図である。
本実施の形態にかかる各サーバは、CPU(Central Processing Unit)51などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)52やRAM(Random Access Memory)53などの記憶装置と、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F54と、HDD(Hard Disk Drive)、CD(Compact Disc)ドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置と、各部を接続するバス61を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
次に、携帯端末100のハードウェア構成について図3を用いて説明する。図3は、本実施の形態にかかる携帯端末100のハードウェア構成を示す説明図である。
同図に示すように、携帯端末100は、非接触通信機能を有する携帯型の端末である。また、携帯端末100は、電話用のロッドアンテナ102とは別に、非接触通信用アンテナ103を端末内部に備えている。非接触通信用アンテナ103は、2から3ターンの銅線コイルなどで形成されている。そして、ICチップ151に設けられた非接触通信端子が非接触通信用アンテナ103の端部A1、A2に直接的または間接的に接続するように構成されている。
非接触通信用アンテナ103は、同図に示すように携帯端末100の筐体101の内部周囲に配線してもよいし、ICチップ151の周囲に配線してもよい。当該非接触通信用アンテナ103により、携帯電話の通常の無線通信とは異なる帯域13.56MHzによる近接非接触通信を行う。
本実施の形態の携帯端末100は、この非接触通信により、POS端末600との間でポイント値の算出などを含む会員証機能に関する処理を行うものである。なお、同図に示したような携帯端末100の構成は一例であって、本発明を実現できる構成であれば、これに限定されるものではない。
携帯端末100の筐体101の片面には、カラー液晶ディスプレイなどにより種々の情報を表示する表示部104が設けられている。表示部104と同一平面には、キーパッドや動作選択ボタン等が配列された入力部105が備えられていて、電源のオン−オフ、表示選択や動作決定、または文字入力等が可能となっている。これらは、通常の携帯電話の機能と同様のものである。なお、特に図示しないが、当然のことながら、携帯端末100にはマイクやスピーカなどの携帯電話に必要な様々な要素が備わっている。
次に、本実施の形態にかかる情報処理システムに含まれる各装置の機能の詳細について説明する。まず、パーソナライゼーションサーバ300の構成・機能の詳細について図4を用いて説明する。図4は、パーソナライゼーションサーバ300の構成を示すブロック図である。同図に示すように、パーソナライゼーションサーバ300は、主なハードウェア構成として、データ記憶部321と、参照情報記憶部322とを備えている。また、パーソナライゼーションサーバ300は、HDD等に格納されたプログラムにしたがってCPUが動作することにより実現される主なソフトウェア構成として、送受信部301と、認証部302と、付加部303と、を備えている。
データ記憶部321は、ユーザごとに会員証カード310に格納された会員証データを記憶するものである。データ記憶部321は、上述の「バーコード・磁気ストライプ形式」または「リライト形式」などの予め定められたデータ形式の会員証データを会員証カード310から取得し、取得した会員証データを、当該データ形式で、または当該データ形式に復元可能な形式で記憶する。
図5は、データ記憶部321に記憶された会員証データのデータ構造の一例を示す説明図である。図5に示すように、会員証データは、会員番号と、会員名と、ポイントとを含んでいる。なお、同図は、「バーコード・磁気ストライプ形式」の会員証データをデータ記憶部321に記憶した場合の会員証データのデータ構造の例を示している。会員証データのデータ形式が異なる場合は、当該データ形式に応じて、データ記憶部321に記憶される会員証データのデータ構造も異なる。
ここで、会員証データのデータ形式の具体例について説明する。図6および図7は、会員証データのデータ形式の一例を示す説明図である。なお、図6は、図5に例示した会員証データのデータ形式を表している。
図6および図7に示すように、データ形式は、データに含まれる各要素を表すデータ項目、データ項目のタイプ、データ項目のサイズによって表される。なお、各図のデータ形式は、各図に表したデータ項目の内容を上から下に順に結合することを表している。また、各図では、説明のため、実際の会員証データの例を右の列に記載している。
図6では、会員番号、会員名、およびポイントの3つのデータ項目を含み、それぞれタイプが数字、ASCII(American Standard Code for Information Interchange)、および数字であるデータ形式(バーコード・磁気ストライプ形式)の例が示されている。また、図6では、各データ項目のサイズが、それぞれ8、16、および4であることが示されている。
図7は、図6とは異なるデータ形式の例を示している。すなわち、図7は、会員名、住所、および生年月日の3つのデータ項目を含み、タイプがそれぞれASCII、ASCII、および数字であり、サイズがそれぞれ8、24、および4であるデータ形式(リライト形式)の例を表している。
データ記憶部321は、図6または図7のようなデータ形式の会員証データを、ユーザごとに、例えばRDB(Relational DataBase)などの方式で記憶する。
図4に戻り、参照情報記憶部322は、データ記憶部321に記憶されている会員証データに含まれる各データ項目のうち、少なくとも携帯端末100のアプリケーションで利用するデータ項目に対する参照情報を記憶するものである。
図8は、参照情報記憶部322に記憶される参照情報のデータ構造の一例を示す説明図である。なお、図8は、図6で示したデータ形式の会員証データに対する参照情報の一例を示している。
図8に示すように、参照情報は、参照情報全体のサイズを表す参照情報長と、データ記憶部321に記憶されたデータ項目のそれぞれについて、データ項目を識別するための項目番号と、サイズと、オフセットと、を含んでいる。なお、本実施の形態では、項目番号、サイズ、およびオフセットはそれぞれ1バイトの数字で表すため、参照情報長はn×3バイト(nはデータ項目の個数)となる。図6の例では、データ項目の個数が3であるため、参照情報長には9(=3×3)が設定される。
項目番号は、すべてのサービス事業者で共通するように予め定められた値を設定する。例えば、会員番号に対して「01」、会員名に対して「03」、ポイントに対して「04」などのように、データ項目の内容ごとに一意の値を設定する。オフセットには、既存の会員証から取り込んでデータ記憶部321に記憶している会員証データの先頭を基準として、データ項目が何バイト目に格納されているかを表す値を設定する。
図4に戻り、送受信部301は、携帯端末100などの外部装置との間でデータを送受信するものである。例えば、送受信部301は、携帯端末100またはユーザを識別する識別情報を受信する識別情報受信部として機能する。また、送受信部301は、識別情報に対応するデータを携帯端末100に送信するデータ送信部として機能する。
認証部302は、携帯端末100から受信したユーザIDなどの識別情報とパスワードとを用いて携帯端末100またはユーザを認証するものである。認証部302による認証方法はこれに限られず、指紋認証や声紋認証などの従来から用いられているあらゆる認証方法を適用できる。
付加部303は、データ記憶部321に記憶された会員証データの先頭に、参照情報記憶部322に記憶された参照情報を付加した付加済みデータを、パーソナライズデータとして作成するものである(後述する図10を参照)。なお、参照情報の付加方法はこれに限られるものではなく、参照情報を会員証データと区別して認識できる方法であれば、例えば会員証データの末尾に付加する方法などのあらゆる方法を適用できる。
次に、携帯端末100の構成・機能の詳細について図9を用いて説明する。図9は、携帯端末100の構成を示すブロック図である。同図に示すように、携帯端末100には、無線モジュールとして機能するICチップ151と、近接非接触通信で実行される情報処理プログラムとしてのアプリケーションが格納されるアプリケーション部152と、携帯電話機能を発揮する携帯電話モジュール160と、表示部104と、入力部105と、非接触通信用アンテナ103とが備えられている。
携帯端末100に内蔵されるICチップ151には、アプリケーション部152の実行を制御するアプリケーションコントローラ部153と、アプリケーション部152に格納されるアプリケーションを実行する際に用いる各種データを格納するデータ記憶部154と、が備えられている。
本実施の形態では、アプリケーション部152には、携帯端末100を会員証として使用するためのアプリケーションが格納される。なお、ICチップ151内にアプリケーション部152を備えるように構成してもよい。
アプリケーションコントローラ部153は、アプリケーション部152に格納されるアプリケーションを実行する実行部としての機能を備えている。例えば、アプリケーションコントローラ部153は、非接触R/W700が発信する近接非接触通信用の電波を、非接触通信用アンテナ103を介して受信すると、アプリケーション部152に格納されているアプリケーションを実行する。
アプリケーションコントローラ部153は、ダウンロードサーバ200、パーソナライゼーションサーバ300、およびリモート発行サーバ400などの外部装置との間でデータを送受信する送受信部153aを備えている。
例えば、送受信部153aは、アプリケーション部152に格納するアプリケーションのダウンロード要求をダウンロードサーバ200に送信する。また、送受信部153aは、要求に応じてダウンロードサーバ200が送信したアプリケーションを受信する。また、送受信部153aは、ユーザIDなどの識別情報をパーソナライゼーションサーバ300に送信する識別情報送信部として機能する。さらに、送受信部153aは、参照情報が付加されたパーソナライズデータをパーソナライゼーションサーバ300から受信するデータ受信部として機能する。
データ記憶部154には、パーソナライゼーションサーバ300から受信したパーソナライズデータが記憶される。図10および図11は、データ記憶部154に記憶されるパーソナライズデータのデータ構造の一例を示す説明図である。図10および図11は、それぞれ図6および図7で示したデータ形式の会員証データに参照情報が付加されたパーソナライズデータのデータ構造例を示している。
図10および図11では、矩形で囲まれた領域が1バイトのデータ単位を表している。なお、図10および図11では、説明の便宜上、データ項目ごとにデータ単位をグループ化しているが、実際には全データ単位を順に結合したデータがデータ記憶部154に記憶される。
図10では、データ1001〜データ1004が参照情報に相当し、データ1005が会員証データに相当する。データ1001は、参照情報長を表している。同図では、参照情報長が9であることが示されている。データ1002、1003、1004がそれぞれデータ項目ごとの参照情報を表している。図8で説明したように、データ項目ごとの参照情報は、左から項目番号、サイズ、およびオフセットの3バイトで表される。
アプリケーションは、まず、参照情報長を参照して、パーソナライズデータから参照情報を除いたデータである会員証データの開始位置を特定する。そして、アプリケーションは、3バイト単位の参照情報を順に読み出し、項目番号によってデータ項目を識別し、会員証データの開始位置を基準としたオフセットに相当する位置からサイズ分に相当するデータを、識別したデータ項目の内容として読み出す。
図11は、図7のデータ形式によるパーソナライズデータの格納例を表している。図7のデータ形式では、項目番号=「03」のデータ項目である会員名が最初に格納されている。一方、図10に対応する図6のデータ形式では、会員名は、項目番号=「01」のデータ項目である会員番号の次に格納されている。
このため、従来は、同じデータ項目である会員名を取得する場合であっても、データ形式が異なる場合はそれぞれ別の格納位置から取得するようにアプリケーションを変更する必要があった。これに対し、本実施の形態によれば、参照情報を参照して会員名の格納位置を特定することができるため、異なるデータ形式の会員証データから共通の処理で所望のデータ項目の内容を取得可能となる。
なお、携帯端末100が会員証として利用される場合、POS端末600は、パーソナライズデータから参照情報を除外した会員証データのみを携帯端末100から読み出す機能を備える必要がある。POS端末600の機能を変更する代わりに、参照情報を除いた会員証データのみが非接触R/W700によって読取られるようにする機能を、携帯端末100側に備えるように構成してもよい。また、POS端末600が、本実施の形態の携帯端末100のように参照情報を参照して所望のデータ項目に対応するデータを取得する機能を備えるように構成してもよい。これにより、POS端末600の処理を共通化することができる。
なお、パーソナライゼーションサーバ300のデータ記憶部321、参照情報記憶部322、および携帯端末100のデータ記憶部154は、HDD、光ディスク、メモリカード、RAMなどの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。
次に、このように構成された本実施の形態にかかる情報処理システム10によるデータ取得処理について図12を用いて説明する。データ取得処理とは、ダウンロードサーバ200からダウンロードしたアプリケーションによって、当該アプリケーションで利用するパーソナライズデータをパーソナライゼーションサーバ300から取得してICチップ151に書込む処理をいう。図12は、本実施の形態におけるデータ取得処理の全体の流れを示すフローチャートである。
最初に、パーソナライゼーションサーバ300は、既存の会員証カード310からカード情報を読み出し、必要に応じて加工した会員証データをデータ記憶部321に保存しておく(ステップS1201)。
次に、携帯端末100は、会員証用のアプリケーションのダウンロード要求をダウンロードサーバ200に送信する(ステップS1202)。ダウンロードサーバ200は、要求に応じてアプリケーションを携帯端末100に送信する(ステップS1203)。
次に、ダウンロードされインストールされた会員証用のアプリケーションがユーザによって起動されると、アプリケーションコントローラ部153が、ユーザによって入力された、ユーザIDなどの認証用の識別情報およびパスワードを受付ける(ステップS1204)。ユーザIDとしては、例えば会員番号を用いることができる。そして、アプリケーションコントローラ部153の送受信部153aが、入力されたユーザIDおよびパスワードをパーソナライゼーションサーバ300に送信する(ステップS1205)。
パーソナライゼーションサーバ300の送受信部301がユーザIDおよびパスワードを受信し、受信したユーザIDおよびパスワードを用いて、認証部302がユーザを認証する(ステップS1206)。
ユーザが認証された場合、付加部303は、認証したユーザのユーザIDに対応する会員証データをデータ記憶部321から取得する(ステップS1207)。具体的には、付加部303は、認証されたユーザのユーザID(会員番号)を検索キーとして、データ記憶部321から対応する会員証データを読み出す。なお、会員番号以外の識別情報によって認証する場合は、この識別情報を検索キーとして会員証データを取得できるように、識別情報と会員証データを対応づけてデータ記憶部321に記憶する。
次に、付加部303は、取得した会員証データに、参照情報記憶部322に記憶されている参照情報を付加することによりパーソナライズデータを作成する(ステップS1208)。なお、認証後にパーソナライズデータを作成する代わりに、付加部303が事前に管理情報を付加したパーソナライズデータを作成してデータ記憶部321に保存し、保存したパーソナライズデータを取得するように構成してもよい。
次に、パーソナライゼーションサーバ300の送受信部301は、作成されたパーソナライズデータを携帯端末100に送信する(ステップS1209)。なお、携帯端末100は、受信したパーソナライズデータをRAM53に一時的に格納する。
次に、携帯端末100のアプリケーションコントローラ部153の送受信部153aは、リモート発行を要求するリモート発行リクエストをリモート発行サーバ400に送信する(ステップS1210)。リモート発行リクエストには、パーソナライゼーションサーバ300から受信したパーソナライズデータが含まれる。
リモート発行サーバ400は、リモート発行リクエストに応じて、リモート発行に関するリモート発行処理を実行する(ステップS1211)。さらに、リモート発行サーバ400は、リモート発行用のパーソナライズデータを携帯端末100に送信する(ステップS1212)。
携帯端末100のアプリケーションコントローラ部153は、受信したパーソナライズデータをICチップ151内のデータ記憶部154に書込む(ステップS1213)。
次に、アプリケーションが、書込んだパーソナライズデータから各種データ項目の内容を表すデータを読み出して所定の処理を実行する情報処理について図13を用いて説明する。図13は、本実施の形態における情報処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、アプリケーションコントローラ部153は、データ記憶部154に記憶したパーソナライズデータの先頭1バイトの情報を読み出すことにより、参照情報長を取得する(ステップS1301)。データ記憶部154に図10のようなパーソナライズデータが記憶されている場合は、アプリケーションコントローラ部153は、参照情報長として「09」を取得する。
次に、アプリケーションコントローラ部153は未処理の参照情報を読み出す(ステップS1302)。具体的には、アプリケーションコントローラ部153は、参照情報長を格納した先頭1バイトの次のバイト位置から3バイト分の参照情報を読み出す。上述のように、読み出した3バイトの参照情報の各バイトは、左からそれぞれ項目番号、サイズ、およびオフセットを表す。
次に、アプリケーションコントローラ部153は、パーソナライズデータ内の会員証データの先頭を基準としたオフセットに対応する位置から、サイズ分のデータ項目を読み出す(ステップS1303)。そして、アプリケーションコントローラ部153は、読み出したデータ項目を所定の表示画面上の対応する表示位置に表示する(ステップS1304)。
なお、アプリケーションコントローラ部153は、項目番号により、取得したデータがいずれのデータ項目の内容を表すかを識別することができる。また、本実施の形態では、取得したデータ項目の内容を表示画面上に表示する処理を所定の処理の一例として説明しているが、データ記憶部154に記憶したパーソナライズデータを用いて実行される処理であればあらゆる処理に適用することができる。
図14は、携帯端末100の表示部104に表示される表示画面の一例を示す説明図である。図14に示すように、表示画面は、会員番号を表示するフィールド1401と、ポイント値を表示するフィールド1402と、会員名を表示するフィールド1403とを含んでいる。フィールド1401、1402、および1403は、それぞれ項目番号が「01」、「04」、および「03」であるデータ項目の内容を表示することが事前に定義されている。
図13に戻り、ステップS1304で読み出したデータ項目を対応する表示位置(フィールド)に表示した後、アプリケーションコントローラ部153は、参照情報長から、参照情報の単位長さを減算する(ステップS1305)。図10のようなパーソナライズデータの場合は、アプリケーションコントローラ部153は、参照情報長である9から参照情報の単位長さである3(バイト)を順次減算する。
次に、アプリケーションコントローラ部153は、参照情報長が0と一致するか否かを判断し(ステップS1306)、一致しない場合は(ステップS1306:NO)、未処理の参照情報が存在するため、次の参照情報に対して処理を繰り返す(ステップS1302)。一致する場合は(ステップS1306:YES)、すべての参照情報を処理したと判断することができるため、情報処理を終了する。
このように、アプリケーションコントローラ部153は、データの先頭からのオフセットやサイズを記憶した参照情報を用いて各データ項目を取得することができる。このため、仮に、図10に示したパーソナライズデータのうち、会員証データを表すデータ1005内のデータ項目の格納順が異なっていた場合であっても、それに応じてオフセットを適切に変更した参照情報が付加されていれば、アプリケーションコントローラ部153は、共通の処理によって各データ項目の内容を取得して表示画面に表示できる。
(変形例)
これまでは、ICチップ151を内蔵した携帯端末の例について説明した。これに対し、携帯端末が、ICチップを備えた着脱可能なSIM(Subscriber Identity Module)を装着して上記と同様の機能を実現するように構成してもよい。
図15は、本実施の形態の変形例にかかる携帯端末1500のハードウェア構成を示す説明図である。
同図に示すように、携帯端末1500は、接触通信機能を有する小型の携帯型デバイス(ICカード)であるSIM(Subscriber Identity Module)1550を着脱可能に装着することができる。また、携帯端末1500は、電話用のロッドアンテナ102とは別に、非接触通信用アンテナ103を端末内部に備えている。非接触通信用アンテナ103は、2から3ターンの銅線コイルなどで形成されている。そして、SIM1550の装着時には、SIM1550のICチップ1551に設けられた接触通信端子が非接触通信用アンテナ103の端部A1、A2に直接的または間接的に接続するように構成されている。間接的に接続する場合は、NFC(Near Field Communication)のような近距離無線規格に対応したICチップを用いて、非接触通信用アンテナ103とSIM1550とを相互に接続可能な形態に構成してもよい。
非接触通信用アンテナ103は、同図に示すように携帯端末100の筐体101の内部周囲に配線してもよいし、SIM1550の装着部周囲に配線してもよい。非接触通信用アンテナ103の端部A1、A2は、SIM1550の非接触通信端子に接続して用いることもできる。当該非接触通信用アンテナ103により、携帯電話の通常の無線通信とは異なる帯域13.56MHzによる近接非接触通信を行う。
図16は、本実施の形態の変形例にかかる携帯端末1500の機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、携帯端末1500は、SIM1550にICチップ1551を含むこと、およびICチップ1551内にアプリケーション部152を備える点が、図9の携帯端末100と異なっている。なお、SIM1550の外部の記憶部にアプリケーション部152を備えるように構成してもよい。上記以外の構成および機能は図9と同様である。また、データ取得処理および情報処理の流れは図12および図13と同様であるため、その説明を省略する。
以上のように、本実施の形態にかかる情報処理システム10では、会員証カード等のデータを取り込んだパーソナライゼーションサーバ300から、データに含まれる項目を取得するための参照情報を付加したデータを携帯端末100に送信することができる。そして、携帯端末100では、参照情報を用いてデータ項目を取得し、取得したデータ項目を用いて会員証機能などを有するアプリケーションを実行することができる。すなわち、データ形式が異なるデータであっても、参照情報を用いて各データ項目の内容を取得する機能を備えることにより、データ取得処理を共通化することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる情報処理システム、情報処理プログラム、携帯端末、およびサーバ装置は、会員証機能等を携帯端末で実現するシステムまたはプログラムに適している。
本実施の形態にかかる情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる各サーバのハードウェア構成を示す説明図である。 本実施の形態にかかる携帯端末のハードウェア構成を示す説明図である。 パーソナライゼーションサーバの構成を示すブロック図である。 会員証データのデータ構造の一例を示す説明図である。 会員証データのデータ形式の一例を示す説明図である。 会員証データのデータ形式の一例を示す説明図である。 参照情報のデータ構造の一例を示す説明図である。 携帯端末の構成を示すブロック図である。 パーソナライズデータのデータ構造の一例を示す説明図である。 パーソナライズデータのデータ構造の一例を示す説明図である。 本実施の形態におけるデータ取得処理の全体の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態における情報処理の全体の流れを示すフローチャートである。 表示画面の一例を示す説明図である。 本実施の形態の変形例にかかる携帯端末のハードウェア構成を示す説明図である。 本実施の形態の変形例にかかる携帯端末の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 情報処理システム
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 通信I/F
61 バス
100 携帯端末
101 筐体
102 ロッドアンテナ
103 非接触通信用アンテナ
104 表示部
105 入力部 151 ICチップ
152 アプリケーション部
153 アプリケーションコントローラ部
153a 送受信部
154 データ記憶部
160 携帯電話モジュール
200 ダウンロードサーバ
300 パーソナライゼーションサーバ
301 送受信部
302 認証部
303 付加部
310 会員証カード
321 データ記憶部
322 参照情報記憶部
400 リモート発行サーバ
500 会員管理サーバ
600 POS端末
700 非接触R/W
1001〜1005 データ
1401〜1403 フィールド
1500 携帯端末
1550 SIM
1551 ICチップ

Claims (8)

  1. 携帯端末と、前記携帯端末にネットワークを介して接続されたサーバ装置とを備えた情報処理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    複数の項目を含むデータを記憶する第1データ記憶部と、
    前記複数の項目のうち前記携帯端末で利用する項目に対する参照情報を前記データに付加する付加部と、
    前記参照情報が付加された前記データである付加済みデータを前記携帯端末に送信するデータ送信部と、を備え、
    前記携帯端末は、
    前記付加済みデータを記憶可能な第2データ記憶部と、
    前記付加済みデータを前記サーバ装置から受信して前記第2データ記憶部に保存するデータ受信部と、
    前記第2データ記憶部に記憶された前記付加済みデータから、前記付加済みデータに付加された前記参照情報に基づいて利用する項目を取得し、取得した項目を用いて予め定められた処理を実行する実行部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記複数の項目は、前記データの先頭からのオフセットとサイズとが予め定められており、
    前記付加部は、前記携帯端末で利用する項目の前記オフセットと前記サイズとを前記参照情報として前記データに付加し、
    前記実行部は、前記第2データ記憶部に記憶された前記付加済みデータの前記オフセットから、前記サイズ分に相当するデータを項目として取得し、取得した項目を用いて前記処理を実行すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1データ記憶部は、さらに、前記データにユーザを識別する識別情報を対応づけて記憶し、
    前記携帯端末は、
    前記識別情報を前記サーバ装置に送信する識別情報送信部をさらに備え、
    前記サーバ装置は、
    前記識別情報を前記携帯端末から受信する識別情報受信部をさらに備え、
    前記付加部は、受信した前記識別情報に対応する前記データを前記第1データ記憶部から取得し、取得した前記データに前記参照情報を付加し、
    前記データ送信部は、前記識別情報を送信した前記携帯端末に対して、前記付加済みデータを送信すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記サーバ装置は、
    受信した前記識別情報に基づいてユーザを認証する認証部をさらに備え、
    前記付加部は、認証されたユーザの前記識別情報に対応する前記データを前記第1データ記憶部から取得し、取得した前記データに前記参照情報を付加すること、
    を特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. サーバ装置とネットワークを介して接続された携帯端末であって、
    データを記憶可能なデータ記憶部と、
    データに含まれる複数の項目のうち前記携帯端末で利用する項目に対する参照情報が付加された前記データである付加済みデータを前記サーバ装置から受信して前記データ記憶部に保存するデータ受信部と、
    前記データ記憶部に記憶された前記付加済みデータから、前記付加済みデータに付加された前記参照情報に基づいて利用する項目を取得し、取得した項目を用いて予め定められた処理を実行する実行部と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末。
  6. サーバ装置とネットワークを介して接続された携帯端末に実行させる情報処理プログラムであって、
    前記携帯端末は、データを記憶可能なデータ記憶部を備え、
    データに含まれる複数の項目のうち前記携帯端末で利用する項目に対する参照情報が付加された前記データである付加済みデータを、前記サーバ装置から受信して前記データ記憶部に保存するデータ受信手順と、
    前記データ記憶部に記憶された前記付加済みデータから、前記付加済みデータに付加された前記参照情報に基づいて利用する項目を取得し、取得した項目を用いて予め定められた処理を実行する実行手順と、
    を前記携帯端末に実行させる情報処理プログラム。
  7. 携帯端末にネットワークを介して接続されたサーバ装置であって、
    複数の項目を含むデータを記憶するデータ記憶部と、
    前記複数の項目のうち前記携帯端末で利用する項目に対する参照情報を前記データに付加する付加部と、
    前記参照情報が付加された前記データを前記携帯端末に送信するデータ送信部と、
    を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  8. 携帯端末にネットワークを介して接続されたサーバ装置に実行させる情報処理プログラムであって、
    前記サーバ装置は、複数の項目を含むデータを記憶するデータ記憶部を備え、
    前記複数の項目のうち前記携帯端末で利用する項目に対する参照情報を前記データに付加する付加手順と、
    前記参照情報が付加された前記データを前記携帯端末に送信するデータ送信手順と、
    を前記サーバ装置に実行させる情報処理プログラム。
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