JP2009068858A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置の作動時と作動停止時の両方で、斬新な見映えを得ることが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置1は、画面21上に各種情報を画像22,22a、23,24として形成し発光表示する表示器2と、画面21の前面側に画面21を部分的に覆うように配置され、光透過性を有する第1装飾部材と、画面と第1装飾部材3との間に配置された第2装飾部材4とを備え、第2装飾部材4が、光透過性を有する光透過性部材41と、光透過性部材41上に形成され、光透過性と光反射性とを有する半透光層42とを備え、第1装飾部材3と第2装飾部材4が、表示器2の作動時に、画面21から出射される光によって透過照明される。これにより、表示装置の作動時と作動停止時の両方で、斬新な見映えを得ることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置に関するものであり、たとえば自動車に用いて好適である。
従来の表示装置としては、たとえば、バックライトにより透過照明される液晶パネルの前面側に透明材質からなる装飾リングを配置し、この装飾リングを液晶パネルからの光により透過照明する構成のものが提案されている(特許文献1参照)。
この従来の表示装置では、装飾リングを透過照明することにより、表示装置の立体感を強調して斬新な見映えを得ることができる。
特開2006−201038号公報
しかしながら、上述の従来の表示装置において、表示装置の作動停止時には、即ち、装飾リングが透過照明されない際には、透明な装飾リングが認識し難くなり、このため、装飾リングによる斬新な見映えが得難くなるという問題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、表示装置の作動時と作動停止時の両方で、斬新な見映えを得ることが可能な表示装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
本発明の請求項1に記載の表示装置は、画面上に各種情報を画像として形成し発光表示する表示器と、画面の前面側に画面を部分的に覆うように配置され、光透過性を有する第1装飾部材と、画面と第1装飾部材との間に配置された第2装飾部材とを備え、第2装飾部材が、光透過性を有する光透過性部材と、光透過性部材上に形成され、光透過性と光反射性とを有する半透光層とを備え、第1装飾部材と第2装飾部材が、表示器の作動時に、画面から出射される光によって透過照明されることを特徴とする。
この構成では、光透過性を有する第1装飾部材と第2装飾部材が、視認方向において画面よりも前面側に配置され、且つ、表示器の作動時に、即ち、表示装置の作動時に、画面から出射される光によって透過照明される。このため、表示装置の作動時に透過照明された第1装飾部材と第2装飾部材とにより、表示装置の見映えを立体感に富んだものとすることができる。
さらに、画面よりも前面側に配置された第2装飾部材の半透光層が、表示装置の作動停止時に、第1装飾部材を透過した外来光によって反射照明されて視認される。反射照明されて視認される半透光層により、表示器の作動停止時においても、表示装置の見映えを立体感に富んだものとすることができる。したがって、表示装置の作動時と作動停止時の両方で、斬新な見映えを得ることが可能な表示装置を提供できる。
本発明の請求項2に記載の表示装置は、第1装飾部材と第2装飾部材が、画像の少なくとも一部を画面上において画定する形状で形成されていることを特徴とする。これにより、第1装飾部材と第2装飾部材によって画定された画像を、第1装飾部材と第2装飾部材によって強調して表示できる。
本発明の請求項3に記載の表示装置は、画像の少なくとも一部が、指針の回動角度位置により物理量を指示する指針計器であり、指針が指示する目盛を第1装飾部材に形成していることを特徴とする。
これにより、第1装飾部材と第2装飾部材によって画定された指針計器を、第1装飾部材と第2装飾部材によって強調して表示できる。さらに、画面よりも前面側に配置された第1装飾部材に目盛を形成しているため、表示装置の見映えを立体感に富んだものとすることができる。
本発明の請求項4に記載の表示装置は、第2装飾部材が、表示器の作動時に、指針の回動角度位置の近傍から反時計回りの領域で画面から出射される光によって透過照明されることを特徴とする。
これにより、第2装飾部材が透過照明される領域が、指針の回動と連動して変動するため、指針の回動を、指針の回動と第2装飾部材が透過照明される領域の変動との両方によって認識できる。したがって、表示装置の視認性を向上できる。
本発明の請求項5に記載の表示装置は、自動車に搭載される表示装置であって、画像の少なくとも一部が、自動車に備わる機器の作動状態を報知するインジケータと自動車の異常を警告するウォーニングの少なくとも一方を表すマークであることを特徴とする。これにより、第1装飾部材と第2装飾部材によって画定されたマークを、第1装飾部材と第2装飾部材によって強調して表示できる。
本発明の請求項6に記載の表示装置は、表示器が液晶表示器であることを特徴とする。これにより、画像を容易に形成することができる。
以下、本発明による表示装置を、自動車に搭載されるコンビネーションメータ1に適用した場合を例に、図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1に示すコンビネーションメータ1は、自動車車室内運転席前方のインストルメントパネル内に配置され、自動車の運転に必要な情報や自動車各部の作動状態に関する情報を液晶パネル2の画面21上に画像として形成して表示する。本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1において、当該自動車の走行速度を指示するスピードメータSは、画像として形成され、図示しない他の計器等も画像またはその他の方式で形成される。
図2において、表示器であり且つ液晶表示器である液晶パネル2は、TFT(Thin Film Transistor)型のドットマトリクスタイプであり、その背後(図2の右側)に配置されたバックライト(図示せず)により透過照明されて発光表示される。液晶パネル2の画面21上に、上述したスピードメータSが画像として形成される。
画像の少なくとも一部であるスピードメータSは、指針計器として形成され、数字22と文字22aと指針23とリング照明部24が、図1に示すように、画面21上に画像として形成される。指針23は、自動車の走行速度に対応して画面21上において仮想中心Cの回りに回転して表示される。指示図形としての指針23が、数字22と後述する第1装飾部材である目盛リング3に形成された目盛31とを指示することにより、走行速度が表示される。数字22および目盛31は、図1に示すように、仮想中心Cを中心とした同一円弧上に沿い且つ放射状に配列される。
例えば青色のリング照明部24は、仮想中心Cを中心とした円弧上に形成され、例えば濃い青色の照明端部24aを、指針23の回動角度位置の近傍に備え、指針23の回動角度位置の近傍から反時計回りの領域で表示されるように制御される。したがって、指針23が時計回りに回動すると、これと連動して、リング照明部24も時計回りに長くなり、指針23が反時計回りに回動すると、これと連動して、リング照明部24も反時計回りに短くなるように制御される。
目盛リング3は、無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成され、図2に示すように、画面21の前面側(図2において左側)に画面21を部分的に覆うように配置される。目盛リング3は、スピードメータSを画面21上において画定する形状、換言すると、スピードメータSの外枠をなす形状、即ち、図1に示すように、一部が切れた円環状に、つまり、数字22の配列に沿った円弧状で形成され、指針23の回転中心である仮想中心Cと同軸上に配置される。目盛31は、図3と図4に示すように、目盛リング3の裏面に凹部として形成される。
目盛リング3は、樹脂からなるリング押さえ5の爪部51によって、液晶パネル2側に抑えられ、目盛リング3の両端が、ケーシング8または見返し板9に固定される。また、目盛リング3の両端から目盛リング3内に光りを入射させる発光ダイオード6が、目盛リング3の両端側に配置される。
第2装飾部材である装飾リング4は、図2に示すように、画面21と目盛リング3との間に配置され、スピードメータSを画面21上において画定する形状、換言すると、スピードメータSの外枠をなす形状、すなわち、図1に示すように、一部が切れた円環状に、つまり、数字22の配列に沿った円弧状で形成され、仮想中心Cと同軸上に配置される。ここで、装飾リング4は、リング照明部24と重なるように、リング照明部24と同一の円周上であって同一のリング幅で形成される。
装飾リング4は、図3に示すように、無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成された光透過性部材であるリング母材41と、リング母材41上に形成され、光透過性と光反射性とを有する半透光層であるハーフミラー層42とを備える。ハーフミラー層42は、たとえば、誘電体多層膜をコーティングによりリング母材41上に形成する、あるいは誘電体多層膜をコーティングした薄いシートをリング母材41上に貼着する等して形成される。
目盛リング3と装飾リング4は、コンビネーションメータ1の作動時に、即ち、液晶パネル2の作動時に、画面21から出射される光によって、即ち、リング照明部24の表示光によって透過照明される。
たとえばガラスエポキシ基板等からなりコンビネーションメータ1の電気回路を構成するプリント基板7は、図2に示すように、液晶パネル2の裏側に配置される。液晶パネル2は、たとえば図示しないFPC(Flexible Printed Circuit)によって、プリント基板7に電気的に接続される。
液晶パネル2の表示作動を制御するコントローラ12は、プリント基板7に実装される。コントローラ12は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成され、外部からの電気信号、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、車速センサ15からの検出信号に基づいて自動車の走行速度を算出しそれを表示させるべく液晶パネル2を駆動する。
たとえば樹脂材料等から略枠状に形成された見返し板9は、液晶パネル2の前面側の外周部に密着して配置される。たとえばアクリル樹脂またはポリカーボネート樹脂等の薄板から形成された透明カバー10は、見返し板9の視認者側(図2の左側)端部に取り付けられ、コンビネーションメータ1内への異物(塵埃、水滴等)の侵入を防ぎ液晶パネル2の画面21を清浄に維持している。
たとえば樹脂材料等から形成され、上述した液晶パネル2、プリント基板7等を収容固定するケーシング8は、見返し板9の背後(図2の右側)に配置される。ケーシング8の後端側開口を覆ってケーシング8内部への埃、水分等の侵入を防止するロアカバー11は、ケーシング8の背後(図2の右側)に配置される。
次に、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成について、図5に基づき説明する。
図5において、コントローラ12には、バッテリ14から電力が常時供給され、イグニッションスイッチ13が、その作動状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続される。コントローラ12には、発光ダイオード6と液晶パネル2が接続され、当該自動車の走行速度を検出する車速センサ15が検出信号を入力可能に接続される。車速センサ15は、たとえば変速機の出力軸の回転数、たとえばプロペラシャフトの回転数を検出する。
次に、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の作動について説明する。
運転者によりイグニッションスイッチ13がONされると、コントローラ12は、それを検知してコンビネーションメータ1の作動制御を開始し、それにより、発光ダイオード6を点燈し、液晶パネル2を作動状態とする。
図1において、点燈した発光ダイオード6の光りは、目盛リング3の円弧に沿って目盛リング3中を進み、目盛31で反射して、図2ないし図4に示すように、光路P1にしたがって目盛リング3を透過する。この透過光が、図1に示すように目盛31として発光表示される。画面21よりも前面側に配置された目盛リング3に目盛31を形成しているため、コンビネーションメータ1の見映えを立体感に富んだものとすることができる。
また、液晶パネル2が作動状態になると、その画面21上にスピードメータSを形成する4つの画像、すなわち数字22、文字22a、指針23およびリング照明部24が形成される。
指針23は、コントローラ12が車速センサ15からの検出信号に基づいて算出した自動車の走行速度を指示する角度位置へ回動され、リング照明部24は、指針23の回動角度位置の近傍の照明端部24aから反時計回りの領域で表示されるように制御される。リング照明部24の表示光は、図2と図3に示すように、光路P2にしたがって、ハーフミラー層42を含む装飾リング4と目盛リング3を透過照明する。この透過光が、図1に示すように照明部24として、指針23の回動と連動して視認される。これにより、指針23の回動を、指針23の回動と、これと連動するリング照明部24の変動との両方によって認識できる。したがって、スピードメータSの視認性を向上できる。
また、目盛リング3と装飾リング4が、視認方向において画面21よりも前面側に配置されているため、リング照明部24の表示光によって透過照明された目盛リング3と装飾リング4とにより、コンビネーションメータ1の見映えを立体感に富んだものとすることができる。
また、目盛リング3と装飾リング4が、画面21上においてスピードメータSを画定する形状で形成されているため、目盛リング3と装飾リング4によってスピードメータSを強調して表示できる。
一方、イグニッションスイッチ13がOFFされると、コントローラ12は、それを検知してコンビネーションメータ1の作動を停止し、それにより、発光ダイオード6を消燈し、液晶パネル2の作動を停止する。発光ダイオード6の消燈と、液晶パネル2の作動停止とにより、図6に示すように、目盛31は発光表示されず、数字22と文字22aと指針23とリング照明部24も表示されない。
目盛31が発光表示されないことと、リング照明部24が表示されないことと、目盛リング3と装飾リング4のリング母材41が透明であることにより、目盛31と目盛リング3と装飾リング4のリング母材41は、視認し難くなる。しかし、画面21よりも前面側に配置された装飾リング4のハーフミラー層42が、透明な目盛リング3を透過した外来光によって反射照明されて、図6に示すように視認される。このため、反射照明されて視認されるハーフミラー層42により、コンビネーションメータ1の作動停止時においても、コンビネーションメータ1の見映えを立体感に富んだものとすることができる。したがって、コンビネーションメータ1の作動時と作動停止時の両方で、斬新な見映えを得ることが可能なコンビネーションメータ1を提供できる。
以上、本実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1は、画面21上に各種情報を画像22,22a、23,24として形成し発光表示する表示器である液晶パネル2と、画面21の前面側に画面21を部分的に覆うように配置され、光透過性を有する第1装飾部材である目盛リング3と、画面21と目盛リング3との間に配置された第2装飾部材である装飾リング4とを備え、装飾リング4が、光透過性を有する光透過性部材であるリング母財41と、リング母財41上に形成され、光透過性と光反射性とを有する半透光層であるハーフミラー層42とを備え、目盛リング3と装飾リング4が、液晶パネル2の作動時に、画面21から出射される光によって透過照明される。
これにより、表示装置の作動時と作動停止時の両方で、斬新な見映えを得ることが可能な表示装置を提供できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1について説明する。
本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1では、図1に示す目盛リング3の目盛31の代わりに、図7に示すように、目盛25を画面21上に画像として形成し、画面21上において指針23の下方側に、マーク26を形成する。マーク26は、当該自動車に備わる機器の作動状態を報知するインジケータや当該自動車の異常を警告するウォーニングを表すマークである。マーク26を表示することによって、それが表すインジケータやウォーニングの情報を知らせることができる。なお、図7は、全マーク26が表示されている状態を示す。
また、図1に示す目盛リング3や装飾リング4の代わりに、それぞれ、第1装飾部材である第1装飾バー16と第2装飾部材である第2装飾バー17とを設ける。目盛リング3や装飾リング4が、画面21上においてスピードメータSを画定する円弧状で形成されたのに対して、第1装飾バー16と第2装飾バー17は、画面21上において全マーク26(全マーク26が表示される領域)を画定する屈曲したバー状に形成される。
第1装飾バー16は、無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成され、図8に示すように、画面21の前面側(図8において左側)に画面21を部分的に覆うように配置される。コンビネーションメータ1が搭載される自動車の車種名などを表すロゴマーク161が、第1装飾バー16の裏面に凹部として形成され、第1装飾バー16の両端が、ケーシング8または見返し板9に固定される。また、第1装飾バー16の両端から第1装飾バー16内に光りを入射させる発光ダイオード6が、第1装飾バー16の両端側に配置される。
第2装飾バー17は、図8に示すように、画面21と第1装飾バー16との間に配置され、無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成された光透過性部材であるバー母材171と、バー母材171上に形成され、光透過性と光反射性とを有する半透光層であるハーフミラー層172とを備える。
次に、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の作動について説明する。
コンビネーションメータ1の作動時には、図7において、点燈した発光ダイオード6の光りは、第1装飾バー16のバーに沿って第1装飾バー16中を進み、ロゴマーク161で反射する。この反射光は、図8に示すように、光路P3にしたがって第1装飾バー16を透過して、図7に示すようにロゴマーク161として発光表示される。画面21よりも前面側に配置された第1装飾バー16にロゴマーク161を形成しているため、コンビネーションメータ1の見映えを立体感に富んだものとすることができる。
また、液晶パネル2が作動状態になると、その画面21上にスピードメータS、バー照明部27および情報を知らせる必要があるマーク26が形成される。
第1装飾バー16と第2装飾バー17が、視認方向において画面21よりも前面側に配置されているため、バー照明部27の表示光によって透過照明された第1装飾バー16と第2装飾バー17とにより、コンビネーションメータ1の見映えを立体感に富んだものとすることができる。
また、第1装飾バー16と第2装飾バー17が、画面21上において全マーク26(表示されていないマーク26を含めて)を画定する形状で形成されているため、第1装飾バー16と第2装飾バー17によってマーク26を強調して表示できる。
一方、コンビネーションメータ1の作動停止時には、発光ダイオード6を消燈し、液晶パネル2の作動を停止する。発光ダイオード6の消燈と、液晶パネル2の作動停止とにより、図9に示すように、ロゴマーク161は発光表示されず、スピードメータS、バー照明部27および全マーク26も表示されない。
ロゴマーク161が発光表示されないことと、バー照明部27が表示されないことと、第1装飾バー16と第2装飾バー17のバー母材171が透明であることにより、ロゴマーク161と第1装飾バー16と第2装飾バー17のバー母材171は、視認し難くなる。しかし、画面21よりも前面側に配置された第2装飾バー17のハーフミラー層172が、透明な第1装飾バー16を透過した外来光によって反射照明されて、図9に示すように視認される。このため、反射照明されて視認されるハーフミラー層172により、コンビネーションメータ1の作動停止時においても、コンビネーションメータ1の見映えを立体感に富んだものとすることができる。したがって、コンビネーションメータ1の作動時と作動停止時の両方で、斬新な見映えを得ることが可能なコンビネーションメータ1を提供できる。
なお、ハーフミラー層42,172の代わりに、光透過性と光反射性とを有する例えば青色の半透光層を形成することも可能である。これによっても、上述と同様の効果を得ることができる。
また、上述の実施形態によるコンビネーションメータ1においては、目盛リング3と装飾リング4がスピードメータSを画定する形状で形成され、第1装飾バー16と第2装飾バー17が全マーク26を画定する形状で形成されたが、これに限らない。
また、以上説明した本発明の上述の実施形態によるコンビネーションメータ1においては、液晶パネル2の画面上に形成される画像を、スピードメータSとしているが、これに限る必要はなく、他の種類の表示画像、たとえば、当該自動車のエンジン回転速度を指示するタコメータ、燃料タンク内の残存燃料量を指示する燃料計等に置き換えることが可能である。
また、以上説明した本発明の上述の実施形態においては、表示装置を、自動車に搭載されるコンビネーションメータ1に適用した場合を例に説明したが、車両用の表示装置に限定する必要はなく、他の民生用機器等に組み込まれている表示装置に本発明を適用することが可能である。
図1は、本発明の第1実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1の部分正面図である。 図2は、図1中のII−II線断面図である。 図3は、図2中のIII部の拡大断面図である。 図4は、図1中のIV−IV線断面図である。 図5は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。 図6は、作動停止時における図1に示すコンビネーションメータ1の部分正面図である。 図7は、本発明の第2実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1の部分正面図である。 図8は、図7中のVIII−VIII線断面図である。 図9は、作動停止時における図7に示すコンビネーションメータ1の部分正面図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ(表示装置)
2 液晶パネル(表示器、液晶表示器)
21 画面、22 数字、22a 文字、23 指針、24 リング照明部
24a 照明端部、25 目盛、26 マーク(画像)、27 バー照明部
3 目盛リング(第1装飾部材)、31 目盛
4 装飾リング(第2装飾部材)、41 リング母材(光透過性部材)
42 ハーフミラー層(半透光層)、5 リング押さえ、51 爪部
6 発光ダイオード、7 プリント基板、8 ケーシング、9 見返し板
10 透明カバー、11 ロアカバー、12 コントローラ
13 イグニッションスイッチ、14 バッテリ、15 車速センサ
16 第1装飾バー(第1装飾部材)、161 ロゴマーク
17 第2装飾バー(第2装飾部材)、171 バー母材(光透過性部材)
172 ハーフミラー層(半透光層)、C 中心
S スピードメータ(画像)、P1−P4 光路

Claims (6)

  1. 画面上に各種情報を画像として形成し発光表示する表示器と、
    前記画面の前面側に前記画面を部分的に覆うように配置され、光透過性を有する第1装飾部材と、
    前記画面と前記第1装飾部材との間に配置された第2装飾部材とを備え、
    前記第2装飾部材は、光透過性を有する光透過性部材と、前記光透過性部材上に形成され、光透過性と光反射性とを有する半透光層とを備え、
    前記第1装飾部材と前記第2装飾部材は、前記表示器の作動時に、前記画面から出射される光によって透過照明されることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1装飾部材と前記第2装飾部材は、前記画像の少なくとも一部を前記画面上において画定する形状で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記画像の前記少なくとも一部は、指針の回動角度位置により物理量を指示する指針計器であり、
    前記指針が指示する目盛を前記第1装飾部材に形成していることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第2装飾部材は、前記表示器の作動時に、前記指針の前記回動角度位置の近傍から反時計回りの領域で前記画面から出射される光によって透過照明されることを特徴とする請求項3に記載の指針計器。
  5. 自動車に搭載される表示装置であって、
    前記画像の前記少なくとも一部は、前記自動車に備わる機器の作動状態を報知するインジケータと前記自動車の異常を警告するウォーニングの少なくとも一方を表すマークであることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  6. 前記表示器は液晶表示器であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の表示装置。
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