JP2009060551A - 映像処理装置 - Google Patents

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Minako Toba
美奈子 鳥羽
Junichi Kimura
淳一 木村
Yasuhide Mori
靖英 森
Masahiro Kato
雅弘 加藤
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Abstract

【課題】ある番組を視聴している際に、他のチャンネルで放送中の番組の情報およびその番組のシーン単位の内容を示す情報を、ユーザが容易かつ視聴中の番組を邪魔することなく取得できるテレビジョン受信機を提供することが課題である。
【解決手段】上記の問題を解決するため、本発明は以下の手段を用いる。EPGなどの番組情報だけでなく、番組のシーンに付随する字幕、音声、画像、インターネットから取得できるメタデータなど様々な情報源から番組およびシーン単位に対応するキーワードを抽出し、選別することで、裏番組の番組単位の情報、さらに各シーン単位の情報を取得する。裏番組のシーン単位の内容を表す情報は、視聴中の画面に逐次テキストで表示することで、画面分割で裏番組を表示する場合に比べ、必要な情報は示した上で視聴画面を邪魔する領域は小さくなる。
【選択図】図1

Description

技術分野は、テレビジョン受信機等の映像処理装置に関する。
映像処理装置、例えばテレビジョン受信機でテレビ視聴中のとき、或る時刻に視聴している或るチャンネルの番組以外に、他のチャンネルの番組(裏番組)の内容を知りたいというニーズがある。
例えば特許文献1では、要約書において「放送局からのシーン情報を別途必要とぜす、表番組を裏番組の所望のシーンに切換えることが可能な受信装置を提供」を課題とし、その解決手段として「比較部14は、裏番組の画像に現れた文字パターンのテキストデータと、所望のシーンに現れるキーワードのテキストデータとを比較し、両者が一致した場合は一致検出信号を出力する。信号切換部6は、一致検出信号に応答して表示部7の映像を表番組から裏番組に切換える」ことを開示している。特許文献2では、要約書において「放送局から送信される映像および音声以外の情報を必要とせず、所望シーンと同様な所定シーンを検出可能にする」ことを課題とし、その解決手段として「画面内情報抽出部3は、裏番組の信号の所望シーンと同様な所定シーンからキーワードとなる画面内情報を読み取り、画面内情報記憶部6に記憶する。次に比較部7は、画面内情報記憶部6に記憶した画面内情報と画面内情報抽出部3が裏番組の信号から抽出した画面内情報を比較し、一致した場合検出信号を提示方法指定部8に供給する。これにより信号切替混合部9は、映像メモリ部4より画面内情報が一致したシーンを含む裏番組の信号を読み出し、表示部10に送信する」ことを開示している。
また、チューナを複数有するテレビジョン受信機では、親画面に重ねて子画面を表示するPicture in Picture方式など、画面分割で複数のチャンネルの画面を同時に表示することにより、裏番組の画面も表示する機能を持つ製品がある。
特開平10-191190号公報 「受信装置」 特開2001-211398号公報 「デジタル放送受信機」
しかしながら、特許文献1及び2のいずれにおいても、裏番組で所定のキーワードが検出された場合に、主番組に切り替えるものであり、所定のキーワードが決まっていることが前提である。しかし、ユーザは予め決まったキーワードにだけ興味を示すわけではない。例えば、その日の気分によって見知らぬキーワードに興味を惹かれることもある。
また、Picture in Picture方式などの画面分割で複数のチャンネルを表示し続けると視聴中の画面の邪魔になることがある。
そこで例えば、ある番組を視聴している際に、他のチャンネルで放送中の番組の情報およびその番組のシーン単位の内容を示す情報を、ユーザが容易かつ視聴中の番組を邪魔することなく取得できるテレビジョン受信機を提供する。
具体的に例えば、番組のシーンに付随する字幕、音声、画像、インターネットから取得できるメタデータなど様々な情報源から番組およびシーン単位に対応するキーワードを抽出し、選別することで、裏番組の番組単位の情報、さらに各シーン単位の情報を取得し、視聴中の画面に逐次テキストで表示する。
上記手段によれば例えば、ユーザは番組を視聴中に、他のチャンネルで放送されている番組(裏番組)のシーン単位の内容を逐次又は適宜に、比較的省スペースで知ることができ利便性が向上する。
以下、本発明に好適な実施形態の例(実施例)を説明する。ただし、本発明は本実施例に限定されない。
図1は、本実施例の情報提示装置の構成の一例を示す。この装置は例えばテレビジョン受信機である。地上デジタル放送のデータを受信するチューナA101、チューナB102と、それらを受ける復調部103と、各データに分離する分離部104から番組のストリームを受け、データ処理部117に渡す。チューナ部は3個以上複数保持する構成としてもよい。データ処理部117は、字幕処理部105と、音声処理部106と、画像処理部107と、番組情報処理部108を含む。さらに、ネットワークから情報を取得する通信装置110と、通信装置により得たメタデータを処理するメタデータ処理部111を有する。番組に付随するデータ放送の情報を処理する、データ放送処理部を有してもよい。ここでいうメタデータとは、通信機器を通してネットワークより得られる、各番組や各シーンなどのコンテンツに対応して、それぞれの内容や、また権利や編集状態を示す情報を指す。例えば、各番組や各シーンに対応した番組名や出演者名、コーナー名といった情報が含まれる。
キーワードとは、番組の情報や、番組のシーン単位の情報を示す文字情報を指す。例えば、人名地名などの固有名詞、「6回表」、「18番ホール」や「ホームラン」、「ゴール」といったスポーツなどの進捗や得点シーンを表す言葉、「チャンス」や「ファインプレー」といった見所を示唆する言葉、「気象情報」や「為替情報」など特定のコーナー名、「申し込み」、「電話番号」、「参考ホームページアドレスは」、のような特定のアクションを示す言葉を含む。キーワード処理部112は、データ処理部109、メタデータ処理部111から得た情報を、適切なキーワードに処理する。例えば、キーワードとしてふさわしくない助詞や助動詞、また語の重複を省くといった処理を行う。また、ある番組やシーンに対し、複数のキーワードがあってもよい。
「番組の情報」とは、例えば番組タイトルや番組概要、主な出演者等の番組全体の内容を示す情報を指すが、「番組のシーン単位の情報」とは、例えば、ある時刻に出演者○○が登場した、ある時刻に気象情報のコーナーが始まった、などの、ある番組のある時刻におけるシーン単位の内容を示す情報を指す。各シーンの放送時刻に応じて、シーン対応したキーワード、すなわちシーン単位の情報が得られることにより、番組全体を視聴したくはないが、例えば目当ての出演者が出演した時刻だけ視聴したい、目当てのコーナーのみ視聴する、といった、番組内の特定のシーンのみ視聴するという視聴方法が可能になる。ここで、シーンとは、ある番組の中で、1フレーム以上の、例えば数秒から数十秒を目安とした範囲を指す。一定の時刻で区切った範囲でもよいし、もしくは意味的にひとつの区切りを持つ範囲でもよい。例えば、ある出演者が登場している範囲や、気象情報など特定のコーナーが開始されてから終了するまでの範囲である。
表示部118は、表示制御部109に制御されてデータを表示し、処理や表示する情報の選択や切り替えなどは指示入力部114より行う。表示部118は例えばLCDやPDPである。指示入力部114は、例えばテレビジョン受信機で使用されるリモートコントローラや、PCで使用されるキーボード、マウス等である。また、時刻管理部115と、録画したデータを保持する映像情報記憶部116を有する。映像情報記憶部116は、例えばHDDや光ディスクによって実現できる。各処理や全体の制御は制御部113が行う。
チューナA101より受信した信号は、復調部103、分離部104を経て119、表示制御部109に送られ、表示部118に提示される。チューナB102より受信した情報は、復調部103、分離部104を経て、字幕処理部105、音声処理部106、画像処理部107で文字情報に処理され121、キーワード処理部112に渡され、放送中の番組のシーン単位の内容を示す情報として取得される。番組情報信号処理部108は番組を示す情報を取得し処理する。また、インターネットから通信装置110を経て取得したメタデータ処理部111も、番組のシーン単位の内容を示す情報を取得する。取得された情報は各処理部により文字情報に処理されてキーワード処理部112に渡される121。生成されたキーワードは表示制御部109に渡され120、チューナA101で受信した番組の映像情報に多重して表示部118に表示される。
また、データ処理部117やキーワード処理部112を持たず、副チャンネルの字幕をそのまま表示部118に表示してもよい。例えば、チューナBで受信した信号は、119を通って直接表示制御部109に渡され、チューナAで受信した番組に多重して、チューナBで受信した番組の字幕を表示する。これにより、データ処理部117やキーワード処理部112を有し、キーワードを生成する処理を経る場合に比べて、処理が軽くなる効果がある。また、副チャンネルの字幕をそのまま得て、より詳細に副チャンネルのリアルタイムな内容を知りたいというユーザにとっては、利便性が高くなるという効果がある。
図2は、番組視聴方法の処理例を示すフロー図である。当該フローチャートは図1の制御部113が実行する。制御部113はCPUでプログラムを読み込んで実行してもよいし、専用LSI等のハードウェアで実行してもよい。この点は、以下、図3、9、10、13、16でも同様である。
表示制御部109は表示部118に初期値のチャンネルの画面を表示する(S201)。ユーザは図1の指示入力部114より、視聴するチャンネルを選択(S202)してもよい。その場合、次に、S202で選択されたチャンネルに対応するデータとして、チューナA101で受信し復調部103、分離部104を経たデータを、表示制御部109により表示部118に提示する。
裏番組の内容、すなわち副チャンネルで放送中の番組の内容を示す情報を得る場合(S204)は、指示入力部114より副チャンネルを選択する(S205)。S205で選択されたチャンネルに対応するデータとして、チューナB102)で受信し復調部103、分離部104を経たデータを、データ処理部117にて文字情報としてからキーワード処理部112で番組やシーン単位の情報を表すキーワードに整形し、表示部118に提示する(S207)。
副チャンネル(sub channel)とは、現在視聴しているチャンネルとは異なる、裏番組(=counter-program)を放送中のチャンネルを指す。主に視聴するチャンネル(主チャンネル=main channel、本チャンネル=original channel)と副チャンネルは、それぞれユーザが指定するが、例えば、複数のチャンネルの情報を提示している場合は、視聴画面において一番大きい領域を占めるチャンネル、または、音声を出力しているチャンネルを主チャンネルとしてもよい。または、視聴画面内にテキストやグラフィックなど動画以外の情報が提示されている場合は、動画領域において一番大きい領域を占めるチャンネルを、主チャンネルとしてもよい。この場合、主チャンネル及び副チャンネルとは、チューナ部101を通して受信する現在放送中のチャンネルのみでなく、映像情報記憶部116に保持された録画番組の再生や、通信装置110から受信した動画、EPG画面などの番組情報画面のなど、動画以外のテキスト、グラフィックスの表示を含む。裏番組とは、副チャンネルで再生中、表示中の番組および動画や静止画を指す。裏番組(=sub program)を副番組とも呼ぶ。逆に、主チャンネルで再生中、表示中の番組及び動画や静止画を主番組や本番組と呼ぶ。
リモコン等の指示入力部114を用いて視聴中のチャンネル(主チャンネル)は変えず副チャンネルを変える(S208、S209)、または副チャンネルは変えず視聴するチャンネルを変える(S210、S211)ことも可能である。この操作により、視聴するチャンネルと副チャンネルが一致(S212)、すなわちチューナA101とチューナB102が受信するチャンネルが一致した場合は、制御部113は、副チャンネルの情報を非表示にする(S213)。再びチューナA101とチューナB102の受信するチャンネルが異なれば、副チャンネルの情報の表示を再開してもよい。
図3は、情報提示方法の処理例を示すフロー図であり、図2の副チャンネルの情報処理(S206)に相当する。当該フローチャートは図1の制御部113が実行する。
時刻管理部115から提示される時刻より判断し、副チャンネルが番組の開始される時刻であれば(S301)、図1の番組情報処理部108は副チャンネルの番組情報からキーワード抽出処理を行う(S302)。例えば、番組情報に含まれる番組タイトルや出演者がキーワードとする。番組情報とはEPGなどを示す。EPGとは放送番組表をテレビの画面等に示すシステムのことであり、一般に、番組タイトルや各番組の概要や主な出演者等の情報を備える。番組情報には、番組に含まれるシーン全てを通したキーワードが含まれるので、シーン単位を現しているとはいえない情報も含まれる。よって、番組開始時刻にのみ情報を処理し、表示してもよい。
副チャンネルで放送中の番組に字幕があれば(S303)、すなわちチューナB102で受信し、復調部103と分離部104を経て得たデータに字幕情報が存在すれば、字幕情報処理部105は字幕にキーワード抽出処理を行う(S304)。字幕情報は、字幕処理部105には文字情報として得られる。得られる字幕情報は、番組出演者等の発言を書き下した会話文となっていることが多い。例えば、この会話文を形態素解析して品詞毎に分解し、固有名詞や人名のみをキーワードとする。
同様に、テロップがあれば(S305)、画像処理部107はテロップからキーワード抽出処理(S306)を行う。番組では、人物の出現時や特徴的な出来事の生じた際に画像中にテロップを表示することが頻繁にある。例えば、この画像から、文字画像の存在する範囲を抽出し、文字認識を行い文字情報としてキーワードとする。
また音声処理部106は、音声の抽出処理(S307)を行う。例えば、音声情報は、発話される音の最小単位である音素に分解して、特定のある単語の発話と推定することが可能である。この推定された発話を文字情報とし、キーワードとするなどの方法がある。
メタデータ処理部111は、通信装置110がネットワークから取得したメタデータからも副チャンネルのキーワード抽出処理を行う(S308)。例えば、インターネットを通して番組のメタデータを配信するサービスを利用する。
キーワード処理部112は、抽出したキーワードの重複や不要なものを除く選別処理を行う(S309)。例えば、字幕・音声・画像・番組情報・インターネットを通して得たキーワードから、不要と思われる助詞や助動詞を除いたり、「再放送」など、番組やシーン単位の内容を表しているとはいえない単語をキーワードから外す。
制御部113は、視聴中の本チャンネルの画面に重畳して副チャンネルのキーワードを提示する(S310)。キーワードは、例えば、キーワード処理部で生成され次第、逐次提示してもよいし、副チャンネルで字幕が表示される時刻と同時刻に提示してもよい。また、例えば10秒毎など、一定時刻ごとに提示してもよい。また、例えばCM中など、キーワードが生成されない間は、キーワードは提示しなくてもよいし、前のキーワードを提示し続けてもよい。これによって、ユーザは、裏番組のタイトルなどといった番組単位の情報だけでなく、放送中のシーン単位の内容を表す情報を逐次得ることが可能となる。
図4は、副チャンネルで放送中の番組の内容をテキスト401で、視聴中のチャンネルの画面402に重ねて示す画面例である。チューナA101で受信した画像を表示部118に示し(401)、その画面に重畳して、チューナBで102受信した番組の情報を示す文字情報を示す(402)。領域402のように、副チャンネルの画面そのものではなく、文や単語を表示するようにすることで、必要な情報は示した上で、表示部118の表示領域に占める領域402の割合を従来よりも小さくできる。言い換えると、本チャンネルの表示領域401をユーザの視野から隠す面積(割合)を、従来よりも小さくできる。
また、副チャンネルで放送中の情報は別窓に表示してもよい。図5はその画面例であり、副チャンネルで放送中の番組の内容をテキスト401で、視聴中のチャンネルの画面402とは別窓に表示する。
なお、本チャンネル、副チャンネルの番組は現在放送中の番組でなくとも、図1の映像情報記憶部116に記憶された録画番組でもよい。
また、チューナを3個以上有する構成の場合は、副チャンネルも複数あってもよい。その際、ユーザは複数の副チャンネルの情報を同一の時刻に得られ、利便性が高くなる。例えば複数ある副チャンネルの情報を並べて表示する。
また、チューナ数が受信できるチャンネル数より少ない場合は、副チャンネルは、視聴中の本チャンネル以外の全てのチャンネルを巡回してもよい。例えば、副チャンネルは一定時間ごと制御部が自動的に切り替えることで、ユーザは操作をすることなく、本チャンネル以外の全てのチャンネルの情報を順に得られ、利便性が高まり、また、チューナ数は受信できる全チャンネル分に足りなくとも全チャンネルの情報が得られるので、コスト効果も高まる。
また、本チャンネル・副チャンネルはチューナを通して受信するテレビ放送でなくIPTVであってもよい。その場合、あらかじめIPTV配信サーバより配信されるメタデータから、番組のシーン単位の内容を表すキーワードを生成してもよい。
また、本装置はテレビジョン受信機を例として説明したが、テレビジョン受信機能を持つハードディスクレコーダやPCでも適用可能である。また、テレビジョン受信機能を持たなくとも、通信装置から番組を受信機能や、映像記録情報に保持された録画番組の再生機能を持つPC等の装置でも適用可能である。
実施例1では、副チャンネルで放送されている番組のシーン単位の情報を逐次視聴中の本チャンネルの画面に提示した。実施例2では、副チャンネルに、ユーザ嗜好する内容が出現した際に、副チャンネルの情報を提示する。この実施例によれば、本チャンネルを提示中、基本的には副チャンネルの情報が表示されず、ユーザの本チャンネルの視聴を妨げない。一方、ユーザが嗜好する内容が出現した際には、ユーザに知らせることができる。
図6は実施例2の情報提示装置の構成の一例を示し、実施例1の構成に加え、キーワード情報記憶部601を持つ。
キーワード情報記憶部601は、興味のある内容の番組やシーンが副チャンネルで放送された際にはその情報が取得できるように、ユーザの過去の操作履歴などから、制御部により、嗜好が高いと判断されたキーワードを保持する。例えば、過去に登録された録画予約において、番組情報内に高頻度で登場していた単語を、出現頻度に応じて嗜好度の得点をつけ、ユーザが嗜好するキーワードとして保持する。操作履歴からユーザの嗜好するキーワードを自動で保持してユーザの興味のあるシーンを判別することにより、ユーザが自らキーワードを入力する手間が省かれる。また、自動で保持されたキーワードを用いることにより、ユーザが自覚していなくとも、無意識に興味のあったシーンも提示される。なお自動で保持されるキーワードの補助的に、ユーザがあらかじめ図1の指示入力部114より、関心のあるキーワードを入力しておいてもよい。例えばリモコンやキーボード、または画面上に表示されるキーボード状のGUIからキーワードを入力してもよいし、制御部113が過去に嗜好したキーワードなどを画面上に表示して推薦し、リモコンなどでユーザに意図するキーワードを選ばせるという方法で入力してもよい。入力されたキーワードは、ユーザが嗜好すると判断されたキーワードと同じく、キーワード情報記憶部601に保持される。
ユーザが嗜好するキーワードは、キーワード情報記憶部601内の図7のキーワードテーブル701に優先順位702と各キーワード703が登録される。優先順位は、直近に登録されたキーワードから高いとしてもよいし、またはユーザが明示的にキーワードの優先順位を指定してもよい。キーワードテーブルは書き換え可能であり、興味のなくなったキーワードを削除したり、新しいキーワードを追加できる。また、ユーザが過去に入力したキーワードをキーワード情報記憶部601に記憶し、入力歴のあるキーワード、または入力された頻度に応じて優先順位をつけてもよい。
また、出現頻度などに応じて、嗜好度の得点をつけてもよい。得点の高いキーワードは、キーワード情報記憶部601内の図8のキーワードテーブル801に、嗜好順位802と各キーワード703、キーワードごとの嗜好度803が登録される。
キーワード情報を有することにより、制御部113はユーザの興味のあるシーンを、嗜好するキーワードが出現していることから判別して、ユーザの興味のないシーンの放送中は副チャンネルの情報は隠し興味のあるシーンが放送された時刻にユーザに情報を与えることが可能になるという効果を持つ。
図9は、実施例2のキーワードテーブル処理を含む番組視聴方法の処理例を示すフロー図である。当該フローチャートは図6の制御部113が実行する。実施例1における図2と共通の番号のステップについては、説明を省略する。
制御部113は、副チャンネルの情報を提示し続けるのではなく、監視し続ける(S901)。そして、キーワードテーブル701、801が持つユーザの嗜好するキーワードが副チャンネルで放送中の番組のシーンの内容を表す情報として登場したときに(S903でYes)、副チャンネルの情報を示す(S904)。
図10は、情報提示方法の処理例を示すフロー図であり、図9のS902からS904の詳細に相当する。当該フローチャートは図1の制御部113が実行する。実施例1における図3と共通の番号のステップについては、説明を省略する。
まず、キーワード情報記憶部601の、ユーザの嗜好するキーワードテーブル701、801またはユーザが指定したキーワードテーブル701から、ユーザの嗜好するキーワードを取得する(S1001)。
図1の時刻管理部115より、実施例1同様、現在が副チャンネルの開始時刻であれば(S301)、番組情報処理部108は副チャンネルの番組情報からS1001で取得したキーワードを検索する(S1002)。
副チャンネルに字幕があれば(S303)、字幕処理部105は副チャンネルの字幕からユーザの嗜好するキーワードを検索する(S1003)。同様に、テロップがあれば(S305)、画像処理部107は実施例1同様に画像中のテロップを文字情報として認識し、テロップを検索S1004)、またメタデータ処理部111はネットワークから取得したメタデータを(S1005)、音声処理部106も実施例1同様に発話を音素に解析して、音声からもユーザの嗜好するキーワードを検索する(S1006)。
いずれかの検索で、副チャンネルに1個以上のユーザの嗜好するキーワードが検出されれば(S1007=S903)、本チャンネルの画面に副チャンネルの画面を提示する(S1008=S904)。これによって、副チャンネルの番組がユーザの嗜好するキーワードに関連するシーンになった時刻に、自動的に副チャンネルの画面が提示される。この際、ユーザは自ら操作をする必要はない。また、副チャンネルで放送中のシーンがユーザにとって興味のないシーンである間は、副チャンネルの画面は提示されないので、視聴中の本チャンネルの画面の領域を邪魔しない。
また、副チャンネルの画面を提示してから一定時間が経過すれば(S1009)、制御部113は副チャンネルの画面を消す(S1010)。ユーザが副チャンネルの情報提示を終了する(S1011でYes)まで、副チャンネルにユーザの嗜好するキーワードが出現すれば、処理を繰り返す。
提示例を図11に示す。本チャンネルの画面401に重畳して、Picture in Pictureで副チャンネルの画面を提示する(1101)。また、図12のように、副チャンネルの画面1101は本チャンネルの画面401とは別窓に表示してもよい。
また、図10のフロー図では副チャンネルの画面を表示(S1008)したが、画面ではなくアラートを表示してもよい。アラートは、例えば「○チャンネルでユーザの興味のある情報○○○に関連するシーンを放映中である」「○ch:○○○」というメッセージ情報を簡潔に示す。その画面例を図13に示す。本チャンネルの画面401に重畳してアラート(1301)を表示する。このアラートを図12における別窓で表示してもよい。
また、ユーザの嗜好するキーワードを1つ以上検出したら(S1007でYes)、視聴チャンネル自体を本チャンネルから副チャンネルに切り替え、そのまま表示し続けてもよい。
図7のデータ例を用いて、図9〜11をより具体的に説明する。ユーザは本チャンネルを視聴中であり、もし副チャンネルの番組が興味のあるシーンになれば副チャンネルの番組も観たい、但し興味のないシーンである間は本チャンネルの画面を、邪魔されることなく観たいというニーズを持っている。
制御部113は、S1001でキーワード情報記憶部601に格納されている図9のデータテーブルから、ユーザの嗜好するキーワード「鈴木花子」「株価」を取得する。S1002で、この「鈴木花子」「株価」が、番組情報処理部109で処理された副チャンネルの番組情報に含まれているか否かを判断する。いずれのキーワードも含まれていなければ、S303に移る。字幕情報に「鈴木花子」が含まれていればS804、「鈴木花子」があったことを制御部113内にフラグ立てしておく。同様に、音声・テロップ・インターネットから取得したメタデータにも「鈴木花子」「株価」が含まれているか否かを判断する。制御部113は、S1007でフラグを見ることによって「鈴木花子」「株価」が検出されたことが分かる。制御部113は、S1007で「鈴木花子」が検出されたことが分かったので、チューナA101で受信した副チャンネルの画面を、上述した図11や図12の1101のように表示部118に表示させる。
情報提示装置の構成例を示すブロック図。(実施例1) 番組視聴方法の処理例を示すフロー図。(実施例1) 情報提示方法の処理例を示すフロー図。(実施例1) 情報提示装置で表示される、他のチャンネルで放送中の番組の内容をテキストで、視聴中のチャンネルの画面に重ねて示す画面例。(実施例1) 情報提示装置で表示される、他のチャンネルで放送中の番組の内容をテキストで、視聴中のチャンネルの画面とは別窓で示す画面例。(実施例1) 情報提示装置の構成例を示すブロック図。(実施例2) キーワード情報117に記憶される、ユーザが登録したキーワードテーブルの例。(実施例2) キーワード情報117に記憶される、ユーザの操作履歴より嗜好度を算出したキーワードテーブルの例。(実施例2) 番組視聴方法の処理例を示すフロー図。(実施例2) 情報提示方法の処理例を示すフロー図。(実施例2) 情報提示装置で表示される、視聴中の画面に他のチャンネルの画面を重ねて表示する画面例。(実施例2) 情報提示装置で表示される、視聴中の画面に他のチャンネルの画面を別窓で表示する画面例。(実施例2) 情報提示装置で表示される、他のチャンネルにキーワードテーブルに保存されたキーワードが出現したアラートを、視聴中の画面に重ねて表示する画面例。(実施例2)
符号の説明
113:制御部、601:キーワード情報記憶部、401:主チャンネルの映像表示画面、402:副チャンネルに関する文字情報、1101:副チャンネルの映像表示画面、1301:アラートメッセージ

Claims (7)

  1. 第1の番組の映像を出力する映像出力部と、
    前記第1の番組とは異なる第2の番組から、当該第2の番組内のシーンに対応するキーワードを抽出するキーワード処理部と、
    前記キーワード処理部で抽出したキーワードを文字情報として、前記映像出力部より前記第1の映像と共に出力させ、当該文字情報を前記第2の番組内のシーンの変化に応じて変化させる制御部とを有する映像処理装置。
  2. 請求項1の映像処理装置であって、
    前記キーワード処理部は、前記第2の番組に含まれる字幕又はテロップ又は音声が、予め登録されたキーワードと一致するときに抽出する映像処理装置。
  3. 請求項2の映像処理装置であって、
    前記予め登録されたキーワードは、ユーザの視聴履歴によって登録されている映像処理装置。
  4. 請求項1の映像処理装置であって、
    複数のチューナを有し、
    前記第1の番組と前記第2の番組は、別々のチューナから入力される映像処理装置。
  5. 請求項1の映像処理装置であって、
    前記第2の番組が前記第1の番組に変更されたとき、前記制御部は前記キーワードの出力を停止する映像処理装置。
  6. 第1の番組の映像を出力する映像出力部と、
    前記第1の番組とは異なる複数の番組から、各番組に対応するキーワードを番組毎に抽出するキーワード処理部と、
    前記キーワード処理部で抽出したキーワードを文字情報として、前記映像出力部より前記第1の映像と共に出力させ出力させ、当該文字情報を各番組の変化及び各番組内のシーンの変化に応じて変化させる制御部とを有する映像処理装置。
  7. 第1の番組の映像を出力する映像出力部と、
    前記第1の番組とは異なる第2の番組にユーザ嗜好に応じたキーワードの登場を検出するキーワード処理部と、
    前記キーワード処理部でキーワードを検出すると、前記映像出力部より前記第2の映像を出力させる制御部とを有する映像処理装置。
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JP (1) JP2009060551A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010103710A1 (ja) 2009-03-13 2010-09-16 日本電気株式会社 光伝送システム

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