JP2009009468A - 社会的自己形成補助装置及びそのためのプログラム - Google Patents

社会的自己形成補助装置及びそのためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】希望者が潜在的に有する適性等を含めた形で、かつ、長期間に渡って継続的に、キャリアを構築することをサポートできる装置等を提供する。
【解決手段】自己の経歴の構築を希望する希望者の個人会員端末2と、人材を募集する募集者の法人会員端末3とに対して、ネットワーク4を介して接続可能とされたキャリアサポートサーバ10であって、希望者が所定項目に応じて入力した所定項目情報と、希望者が任意形式で入力した任意形式情報と、募集者が入力した募集情報とを受信すると、受信された任意形式情報に基づいて希望者と募集者とを相互にマッチングに用いる情報を抽出し、受信された所定項目情報及び前記抽出情報と、受信された募集情報とを相互に照合することにより、マッチング処理を行う。マッチングにて特定された希望者には募集情報の一部、募集者には所定項目情報や任意形式情報の少なくとも一部を、ネットワークIF13を介して送信する。
【選択図】図3

Description

この発明は、学生が進学先や就職先といったキャリアを選択する際等のサポートをコンピュータ及びネットワークを介して行うための社会的自己形成補助装置及び社会的自己形成補助プログラムに関する。
従来、学生が進学先や進路を選択する際のサポート体制としては、各学校の進路相談担当者によって行われるサポートが主体であったが、このようなサポートでは、各学生に対して長期間に渡り、かつ、継続的なサポートを行うことが困難であった。すなわち、従来のサポートは各学校の進路相談担当者という局所的な人的資源に依存していたので、進学や転校によって学校が代わるとサポートの担当者も代わってしまい、各学生に対して長期に渡るサポートを行うことができなかった。また、従来のサポートは進学前や就職前という極めて限定されたタイミングでのみサポートを行うものであったので、このようなタイミング以外では学生に対してスキルアップの方向性や動機付けを提示する機会がなく、継続的なサポートが困難であった。
転職に関しては、近年の景気変動や就職事情の変化に伴い、よりよい条件の会社やより自分に適した会社へ転職したいとのニーズが高まっている。このような背景の下、人的資源ではなくコンピュータを用いて個人のキャリアをサポートするシステムも提案されており、例えば被験者に対して評価質問を提示し、この評価質問に対する回答を統計的に分析等することにより、被験者に適合する職種を自動的に評価するものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2000−76329号公報
この特許文献1に記載の如きシステムでは、予め固定された評価質問を被験者に提示することで当該被権者のデータを収集していたので、被権者が明確に自覚している適性や希望しかシステム側で把握することができなかった。しかし実際には、被権者自身が自覚しておらず潜在的に持っている適性や希望が存在することがあり、特に被権者が若い場合には自己の能力や適性を客観的に自覚することが難しいためにこの傾向が顕著である。従って、このような潜在的な適性等を考慮してサポートを行わなければ、被権者にとって最適な進路を提示することができない可能性が高い。
また、特許文献1に記載の如きシステムでは、継続的なサポートが困難であるという問題は解消することができなかった。すなわち、このシステムでは、評価質問を被験者に提示した時点の情報しか取得することができず、一過性の評価に過ぎないため、被権者の成長に応じて適性が変化するような場合であっても当該適性の変化を把握することができず、被権者にとって各時点での最適な進路を提示することができないという問題があった。
この発明は、このような従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、希望者が潜在的に有する適性等を含めた形で、かつ、長期間に渡って継続的に、キャリアを構築することをサポートできる社会的自己形成補助装置及びそのためのプログラムを提供することを課題とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1、5に記載の本発明は、希望者が入力した所定項目情報及び任意形式情報から抽出した抽出情報と、募集情報とを、相互に照合することにより希望者と募集者とをマッチングする。
請求項2に記載の本発明は、自然言語解析にて情報抽出を行い、所定方法で特定された前記優先度の高い順に語句を募集情報と照合する。
請求項3に記載の本発明は、出現回数、出現変化率、あるいは、重み付け値の少なくともいずれか一つを用いて優先度を特定する。
請求項4に記載の本発明は、公開範囲設定情報にて特定される公開可能な範囲の情報のみを募集者端末又は希望者端末に送信する。
請求項1、5に記載の本発明によれば、希望者が自覚している顕在的情報のみならず、希望者が自覚していない潜在的情報を考慮してマッチングを行うことができるので、希望者が気が付いていない適性や希望に合致した学校や企業を推薦できる等、各会員にとって最適な経歴を構築するための有効なデータを、各会員に提供することができる。
請求項2に記載の本発明によれば、優先度の高い順に語句を募集情報と照合することで、顕在的又は潜在的な語句の重要度に合致したマッチングを行うことができるので、各会員にとって最適な経歴を構築するための有効なデータを、各会員に提供することができる。
請求項3に記載の本発明によれば、出現回数、出現変化率、あるいは、重み付け値の少なくともいずれか一つを用いて優先度を特定することで、多様な側面から重要度を特定することができる。
請求項4に記載の本発明によれば、公開可能な範囲の情報を制限できるので、個人情報や企業情報を不用意に漏洩させることなく企業紹介や人材紹介を行うことができ、ユーザが安心して継続的にサービスを受けることができるキャリアサポートシステムを構築することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態について説明する。ただし、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。本実施の形態を説明した後、本実施の形態に対する変形例について説明する。
(概要及び定義)
まず、本発明に係る社会的自己形成補助装置及び社会的自己形成補助プログラムを用いて構築された社会的自己形成補助システム(以下、本システム)について概説する。図1は本システムを概念的に示す説明図である。本システム1は、自己の経歴の構築を希望する希望者(例えば高校生X1〜大学生Xn)の希望者端末2と、人材を募集する募集者(例えば大学Y1〜企業Yn)の募集者端末3と、これら希望者端末2及び募集者端末3に対してネットワーク4を介して接続可能とされたキャリアサポートサーバ(特許請求の範囲における社会的自己形成補助装置に対応する)10とを、インターネットの如きネットワーク4を介して通信可能に接続して構成されている。
ここでいう「経歴」とは、希望者の学歴、職歴、個々の社会活動(例えばボランティアやクラブ活動)等を含むもので、いわゆるポートフォリオである。図2には、ポートフォリオの例を示す。ここでは、大項目として「プロフィール」、「教育」、「キャリア」、「スキル」、及び、「評価」が含まれ、各大項目にはそれぞれ図示の小項目が含まれる。ただし、これらはポートフォリオの一例にすぎず、希望者のポートフォリオを構成する任意の経歴要素を含めることができる。そして、本システム1では、これらポートフォリオに含まれる大項目や小項目のうち、任意の一部又は全部を用いて、希望者の社会的自己形成の補助を行う。
本システム1はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)環境を提供するものであり、各希望者や各募集者は、このSNSの会員として予め登録し、このSNSによるコミュニケーション環境の中でキャリアサポートサービスを受けることを前提としている。そして、本システム1の管理者は、必要に応じて、これら希望者や募集者から公知の方法で課金を行うことができる。以下の説明では、後述する図3に示すように、SNSの会員として登録されている希望者(高校生X1〜大学生Xn)を「個人会員」と称し、会員として登録されている募集者(大学Y1〜企業Yn)を「法人会員」と称する。また、希望者端末2は「個人会員端末2」、募集者端末3は「法人会員端末3」と称する。ただし、会員制や登録制の採否やその具体的内容は任意である。
これら個人会員と法人会員とのマッチングを行うため、個人会員に関する情報としては、少なくとも「所定項目情報」と「任意形式情報」との2種類の情報を用いる。所定項目情報とは、各個人会員に対して所定の評価項目を提示して、当該評価項目に対して個人会員が回答することによって入力される情報(上述したポートフォリオの一部)である。この評価項目としては、個人会員のポートフォリオに含まれる任意の項目(例えば図2の大項目や小項目)を設定することができるが、ここでは、「関心のある職務」、「学歴」、「性格」、「希望条件」とする。「任意形式情報」は、個人会員が任意形式で個人会員端末2に入力した情報である。ここでは、任意形式として、個人会員がキャリアサポートサーバ10を介して開設したブログ(Web log)を利用する。すなわち、個人会員がブログに入力した日常の出来事や日記等の情報を、任意形式情報として利用する。特に、個人会員によって入力された各種の情報は、個人情報を保護する観点から、キャリアサポートサーバ10に格納するのではなく、基本的には各個人端末2のローカルメモリに格納し、必要に応じてキャリアサポートサーバ10に一時的に送信される。
一方、マッチングを行うため、法人会員に関する情報としては、少なくとも「募集情報」と「任意形式情報」との2種類の情報を用いる。募集情報とは、各法人会員に対して所定の募集項目を提示して、当該募集項目に対して法人会員が回答することによって入力される情報である。この募集項目としては、法人会員が求めている個人会員の経歴を判断する際の参考になり得る任意の項目を設定することができるが、ここでは、「ビジョン(=各法人会員の理念)」、「学部(法人会員が学校の場合)」又は「求人部門(法人会員が企業の場合)」、「コース(法人会員が学校の場合)」又は「業務紹介(法人会員が企業の場合)」、「条件他(例えば学校や会社までのアクセス、初任給等)」、「求める個人会員」、「卒業生情報(OB/OG情報)(法人会員が学校の場合)」又は「仕事情報(法人会員が企業の場合)」とする。「任意形式情報」は、法人会員が任意形式で法人会員端末3に入力した情報であり、ここでは、任意形式として、法人会員がキャリアサポートサーバ10を介して開設したブログを利用する。すなわち、法人会員がブログに入力した学校や企業内での出来事等を、任意形式情報として利用する。
これら個人会員によって入力された所定項目情報や任意形式情報、あるいは、法人会員によって入力された募集情報や任意形式情報を、そのままマッチングに用いることもできるが、ここでは、これら各種の情報の中から所定ロジック(例えば自然言語解析)で抽出された語句(以下、キーワード)を用いる。
このようなキーワードを用いて個人会員と法人会員とのマッチングを行うために、各個人会員や各法人会員は、所定項目情報や募集情報に含まれる各情報に対して、マッチングにおいて優先すべき情報の相対的な重み(優先順位)を指定することができる。この重み付け用の値を「照合ウェイト」と称する。この照合ウェイトの指定方法は任意であるが、本実施の形態では、1から10迄の整数値で指定するものとし、1を最低値、10を最高値とする。
また、このようなマッチングの結果、必要に応じて、個人会員の所定項目情報や任意形式情報等が法人会員に対して開示され、あるいは、法人会員の募集情報や任意形式情報等が個人会員に対して開示される。ここで、各個人会員や各法人会員は、これら各情報のうち、各法人会員や各個人会員に対して開示することを許容する範囲を指定することができ、この指定にて許可された範囲の情報のみが、各個人会員や各法人会員に対して開示される。この情報開示範囲の指定用の値を「開示レベル」と称する。この開示レベルの指定方法は任意であるが、本実施の形態では、AからC迄のアルファベットで指定するものとし、Aを開示の許容度の最高レベル、Cを開示の許容度の最低レベルとする。
(システム構成)
次に、本システム1の具体的な構成について説明する。図3はシステム構成を示す機能概念的に示すブロック図である。上述のように本システム1は、複数の個人会員端末2及び複数の法人会員端末3をネットワーク4を介してキャリアサポートサーバ10に対して接続可能として構成されている。なお、個人会員端末2及び法人会員端末3は、公知の情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータであり、ネットワーク接続機能、ブラウジング機能、及び、ローカルメモリを備えるもの)として構成することができるので、その構成の詳細な説明は省略する。
(システム構成−キャリアサポートサーバ)
キャリアサポートサーバ10の構成について説明する。このキャリアサポートサーバ10は、個人会員DB11、法人会員DB12、ネットワークインターフェース(以下「ネットワークIF」)13、及び、制御部14をバス15にて通信可能に接続して構成されている。
個人会員DB11は、個人会員に関する情報(以下、個人会員情報)を格納する個人会員情報格納手段である。図4には個人会員情報の構成例を示す。個人会員情報は、例えば、「会員基本情報」、「キーワード」、「抽出回数」、「照合ウェイト」、「優先度」、「開示レベル」、を相互に関連付けて構成される。このうち、会員基本情報は、個人会員の基本的データや属性情報であり、例えば各個人会員を一意に特定するための「個人会員ID」、各個人会員を認証するための「パスワード」、「氏名」、「住所」、「年齢」、「所属先(学校名や企業名等)」を含む(図4では一部を省略して示す)。このうち、会員基本情報、照合ウェイト、及び、開示レベルは、後述する個人会員情報入力処理において各個人会員によって入力される。一方、キーワード、抽出回数、優先度は、後述するマッチング処理において自動的に取得される。
法人会員DB12は、法人会員に関する情報(以下、法人会員情報)を格納する法人会員情報格納手段である。法人会員情報は、「会員基本情報」、「キーワード」、「抽出回数」、「照合ウェイト」、「優先度」、「開示レベル」、を相互に関連付けて構成される。このうち、会員基本情報は、法人会員の基本的データや属性情報であり、例えば各法人会員を一意に特定するための「法人会員ID」、各法人会員を認証するための「パスワード」、「名称」、「住所」を含む。このうち、会員基本情報、照合ウェイト、及び、開示レベルは、後述する法人会員情報入力処理において各法人会員によって入力される。一方、キーワード、抽出回数、優先度は、後述するマッチング処理において自動的に取得される。なお、これら法人会員情報は図4の個人会員情報と同様に構成できるので、その図示を省略する。
図3において、ネットワークIF13は、キャリアサポートサーバ10がネットワーク4を介した通信を行うための通信制御インターフェースであり、例えばネットワークボードとして構成される。このネットワークIF13は、特許請求の範囲における受信手段及び送信手段に対応する。
制御部14は、キャリアサポートサーバ10の各部を制御する制御手段であり、機能概念的に、会員管理部14a、情報抽出部14b、マッチング処理部14c、及び、アクセス処理部14dを備える。さらに、情報抽出部14bは自然言語解析部14bを備える。これら、情報抽出部14b、マッチング処理部14c、自然言語解析部14bは、特許請求の範囲における情報抽出手段、マッチング手段、自然言語解析手段に対応する。この制御部14は、具体的には、CPU(Central Processing Unit)や、このCPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの制御プログラムや、各種の処理手順などを規定したプログラム)、及び、所要プログラムや所要データを格納するための内部メモリを備えて構成される。
(処理内容)
次に、このように構成された本システム1を用いて行われる社会的自己形成補助処理について説明する。
(処理内容−個人会員情報入力処理)
まず、個人会員が各種の情報を入力するための個人会員情報入力処理について説明する。各個人会員は、個人会員端末2を用いて公知の方法でキャリアサポートサーバ10にアクセスした後、所定方法で会員登録を行う。この際、会員管理部14aは、個人会員IDやパスワードを所定方法で発行して個人会員DB11に格納する。この処理以降、各個人会員が個人会員端末2を用いて個人会員ID及びパスワードを指定すると、会員管理部14aは、指定された個人会員ID及びパスワードを用いて個人会員DB11を参照することで、当該個人会員のログイン可否を判断し、ログイン可と判断した場合には、所定フォーマットの個人会員専用画面のWebデータを個人会員端末2に送信する。この結果、個人会員端末2のモニタ画面に個人会員専用画面が表示される。
図5には個人会員専用画面の表示例を示す。この個人会員専用画面20は、「ブログ領域」21、「ポートフォリオ領域」22、「個人会員情報取込みボタン」23、「キーワード抽出ボタン」24、「キーワード表示ボタン」25、「法人会員検索ボタン」26、「法人会員への情報開示指示ボタン」27、「開示レベル設定ボタン」28、及び、「汎用検索ツールの起動ボタン」29を含んで構成されている。
ブログ領域21は、当該個人会員が任意形式情報をブログ形式にて入力したり、入力された内容をブログ形式で表示するための領域である。ポートフォリオ領域22は、図6に拡大して示すように、当該個人会員の所定項目情報(ポートフォリオ)等を表示するための領域であり、「関心のある職務」、「学歴」、「性格」、「希望条件」と、これら所定項目情報の各々に対して当該個人会員によって設定された開示レベル及び照合ウェイトとが相互に関連付けて表示されている。個人会員情報取込みボタン23は、当該個人会員専用画面20において入力された各種の情報をキャリアサポートサーバ10に対して送信することで、キャリアサポートサーバ10における情報を更新するための指示ボタンである。キーワード抽出ボタン24は、当該個人会員専用画面20において入力された各種の情報の中からキーワードの抽出をキャリアサポートサーバ10に対して指示するための指示ボタンである。キーワード表示ボタン25は、キーワード抽出ボタン24を介して行われた指示に基づいてキャリアサポートサーバ10で抽出されたキーワードを当該個人会員端末2に表示することを指示するための指示ボタンである。法人会員検索ボタン26は、当該個人会員と法人会員とのマッチングの実行を指示するための指示ボタンである。法人会員への情報開示指示ボタン27とは、法人会員検索の結果として選定された法人会員に対して当該個人会員の情報の開示許可を与えるためのボタンである。汎用検索ツールの起動ボタンとは、所定の汎用検索ページ(例えばGoogle)へのリンクボタンである。
この個人会員専用画面20を用いて個人会員は各種の操作を行うことができる。すなわち、ブログ領域21を選択すると、ブログを設定又は編集するための所定フォーマットの画面がモニタに表示されるので、この画面を用いて興味のある事柄や日常の出来事を入力や編集することができる。また、ポートフォリオ領域22を選択すると、所定項目情報、開示レベル、及び照合ウェイトを設定又は編集するための所定フォーマットの画面がモニタに表示されるので、この画面を用いてこれら各情報を設定又は編集することができる。
このように設定等された各種の情報は、基本的には当該個人会員端末2のローカルメモリに当該情報の入力日時情報(タイムスタンプ)と共に不揮発的に格納されるが、必要に応じてキャリアサポートサーバ10に送信される。例えば、キーワード抽出ボタン24を選択すると、その時点においてローカルメモリに格納されている所定項目情報や任意形式情報がキャリアサポートサーバ10に送信される。この情報を受けたキャリアサポートサーバ10の情報抽出部14bは、自然言語解析部14bを介して当該任意形式情報に対して公知の自然言語解析を行うことによって当該任意形式情報の中に含まれるキーワードを抽出し、当該抽出したキーワードを、個人会員端末2に送信したり、あるいは、個人会員DB11において当該個人会員の会員IDに関連付けて格納する。個人会員端末2に送信した場合には、当該送信されたキーワードが個人会員専用画面20やその他の任意フォーマットの画面で表示される。個人会員DB11に格納する場合には、その後に個人会員がキーワード表示ボタン25を選択した時点で、当該キーワードが個人会員DB11から取得されて個人会員端末2に送信され、当該送信されたキーワードが個人会員専用画面20やその他の任意フォーマットの画面で表示される。これらのことにより、当該個人会員は個人のマッチングに利用されるキーワードを確認できる。
また、任意形式情報は、ブログとして入力された情報のみでなく、当該個人会員が汎用検索ページを用いて検索を行った際の検索キーワードを含む。すなわち、個人会員が汎用検索ツールの起動ボタンを選択すると、汎用検索画面が立ち上がり、当該汎用検索画面に任意の検索キーワードを入力して、Webページの検索を行うことができる。この時に入力された検索キーワードは、基本的には当該個人会員端末2のローカルメモリに不揮発的に格納されるが、必要に応じてキャリアサポートサーバ10に送信される。例えば、キーワード抽出ボタン24を選択した際に、それまでに入力された検索キーワードが任意形式情報に含まれた形でキャリアサポートサーバ10に送信され、上述と同様にキーワードが抽出される。なお、法人会員検索ボタン26、法人会員への情報開示指示ボタン27、及び、開示レベル設定ボタン28を用いた操作については後述する。
(処理内容−法人会員情報入力処理)
次に、法人会員が各種の情報を入力処理するための法人会員情報入力処理について説明する。ただし、この法人会員情報入力処理は、上述の個人会員情報入力処理の説明において「個人会員」の語と「法人会員」の語とを相互に入れ替えると共に、「所定項目情報」の語と「募集情報」の語とを相互に入れ替えることで説明できるため、その詳細は省略する。
概略的には、各法人会員が法人会員端末3をキャリアサポートサーバ10にログインすると、法人会員端末3のモニタ画面に法人会員専用画面が表示される。この法人会員専用画面の図示は省略するが、例えば「ブログ領域」、「ポートフォリオ領域」、「法人会員情報取込みボタン」、「キーワード抽出ボタン」、「キーワード表示ボタン」、「個人会員検索ボタン」、「個人会員への情報開示指示ボタン」、「開示レベル設定ボタン」、及び、「汎用検索ツールの起動ボタン」を含んで構成されている。そして、法人会員は、ブログ領域において当該法人会員における社内行事やニュースリリースを入力又は編集することができ、この内容に基づいて、キャリアサポートサーバ10でキーワードが抽出される。また、法人会員は、ポートフォリオ領域において募集情報、開示レベル、及び、照合ウェイトを設定でき、このように設定された内容がキャリアサポートサーバ10に送信されて法人会員情報DB12に格納される。
(処理内容−個人会員の指示によるマッチング処理)
次に、個人会員の指示により、当該個人会員と各法人会員とを相互にマッチングするためのマッチング処理について説明する。図7はマッチング処理のフローチャートである。まず、個人会員が図5の個人会員専用画面20において法人会員検索ボタン26を選択すると、この法人会員検索指示がキャリアサポートサーバ10に送信される(ステップSA−1)。この指示を受けたキャリアサポートサーバ10の情報抽出部14bは、当該指示を送信した個人会員端末2のローカルメモリに格納されている所定項目情報、任意形式情報、開示レベル、照合ウェイト、及び、検索キーワードを取得し(ステップSA−2、SA−3)、自然言語解析部14bを介して所定項目情報、任意形式情報、及び、検索キーワードに含まれるキーワードを抽出する(ステップSA−4)。
そして、情報抽出部14bは、抽出されたキーワードに対して、それぞれ優先度を設定する(ステップSA−5)。この優先度の設定処理のフローチャートを図8に示す。情報抽出部14bは、所定項目情報から抽出されたキーワードに関しては(ステップSB−1,Yes)、当該各所定項目情報に対して個人会員によって設定された照合ウェイトをそのまま優先度として設定する(ステップSB−2)。例えば、所定項目情報が「関心のある職務=エコロジー関係(或いは農業でもよい)」であり、この所定項目情報の照合ウェイトとして「5」が設定されていた場合、この所定項目情報から抽出されたキーワード「エコロジー」及び「農業」に対して「優先度=5」が設定される。
一方、情報抽出部14bは、任意形式情報や検索キーワードから抽出されたキーワードに関しては(ステップSB−1,No)、当該キーワードの平均出現回数(ステップSB−3)、当該キーワードの出現変化率(ステップSB−4)、及び、当該キーワードの照合ウェイトをそれぞれ算定又は特定し(ステップSB−5〜SB−7)、これら3つの数値を相互に乗じることで優先度を算定する(ステップSB−8)。
平均出現回数は、一定期間(例えば直近52週)における、当該キーワードの任意形式情報又は検索キーワードにおける出現回数の平均値(例えば各週毎)である。例えば、上述した個人会員情報入力処理において個人会員端末2のローカルメモリに記録された入力日時情報(タイムスタンプ)を取得することで、当該キーワードを含む任意形式情報又は検索キーワードの入力日時を特定し、この入力日時を用いて一定期間における出現回数の平均値を算定する(出現変化率の算定においても同様に入力日時を用いる)。また、出現変化率は、一定期間(例えば直近52週)における、当該キーワードの任意形式情報又は検索キーワードにおける出現回数の推移(推移グラフの傾き)であり、例えば最小二乗法等の統計処理によってトレンド指数として計算される。具体例として、個人会員によってブログに記述された特定の単語の出現回数の推移が、最小二乗法による近似直線「y=1.2x+b」として表される場合、傾き「1.2」が出現変化率になる。照合ウェイトは、当該キーワードが所定項目情報から抽出されたキーワードと共通するか否かを判定し(ステップSB−5)、共通する場合には当該共通するキーワードを含む所定項目情報に対して設定された照合ウェイトを設定し(ステップSB−6)、共通しない場合にはデフォルトの照合ウェイト(例えば最低値である1)を用いる(ステップSB−7)。例えば、出現回数が1.5回、出現変化率が1.2、照合ウェイトが10である場合、優先度=平均出現回数×出現変化率×ウェイト=1.5×1.2×10=18となる。
次いで図7に戻り、マッチング処理部14cは、ステップSA−4において抽出したキーワードと、ステップSA−5において設定した優先度を用いて、個人会員と法人会員とのマッチングを行う(ステップSA−6)。具体的には、所定項目情報と自然言語解析部14bを介して抽出されたキーワードが、法人会員DB12に登録されている全法人会員の募集情報に含まれているか否かを、当該所定項目情報又は当該キーワードに設定された優先度の高い順に、絞り込み検索する。この結果、適合度の高い(合致するキーワードの数が多い)法人会員を特定することができる。なお、ウェイトが最高値(例えば10)に設定されているキーワードについては、当該絞り込み検索の絶対条件とし、当該キーワードが最優先で検索される。
そして、マッチング処理部14cは、特定された法人会員の募集情報を、当該マッチングの指示を送信した個人会員端末2に送信する(ステップSA−7)。この際、マッチング処理部14cは、送信する募集情報に設定された開示レベルを法人会員DB12から取得して参照し、当該開示レベルによって許容されている範囲の募集情報のみを、個人会員端末2に送信する。例えば、開示レベルAの募集情報のみを送信し、開示レベルBの情報については後述する専用掲示版領域においてのみ表示可能とし、開示レベルCの情報については開示不可とする。このように送信された募集情報は、個人会員端末2のモニタに所定フォーマットで表示される(ステップSA−8)。従って、個人会員は、個人が顕在的に入力した所定項目情報や、ブログに入力した情報のなかから自動的に抽出された潜在的な情報に合致する法人会員を、把握することができる。なお、募集情報の表示形式は任意であるが、例えば複数の法人会員の募集情報を表示する場合には、ステップSA−6のマッチングにおける適合度の高い法人会員の募集情報から順に一覧形式で表示される。
その後、モニタに表示された法人会員にアクセスしたい場合、個人会員が法人会員への情報開示指示ボタン27を選択すると、当該個人会員の情報が、当該法人会員に送信される。すなわち、アクセス処理部14dは、ステップSA−2〜SA−3において取得した各種の情報を、ステップSA−6のマッチングにおいて特定された法人会員の法人会員端末3に対して送信する。例えば、各法人会員の担当者のメールアドレスを法人会員DB12に法人会員IDに関連付けて格納しておき、このメールアドレスを法人会員DB12から取得して、個人会員の情報をメールにて送信する。この結果、法人会員は、自己へのアクセスを希望している個人会員を把握することができ、直接的にコンタクトを取ることができる。
ここで、個人会員の情報を送信する際には、当該個人会員によって設定された開示レベルの範囲でのみ、情報が送信される。すなわち、アクセス処理部14dは、情報開示指示ボタンを選択した個人会員の開示レベルを個人会員DB11から取得し、この開示レベルによって開示が許可されている情報のみを法人会員端末3に送信する。この結果、個人会員は、法人会員に開示される情報の範囲を制限できるので、開示したくない個人情報までが不用意に開示されることを防止でき、安心してサポートサービスを利用することができる。また、個人会員は、開示レベルを変更したい場合、個人会員専用画面20の開示レベル設定ボタン28を選択すると、開示レベルを変更するための所定フォーマットの画面がモニタに表示されるので、この画面を用いて開示レベルを変更することができる。
(処理内容−法人会員の指示によるマッチング処理)
次に、法人会員の指示によるマッチング処理について説明する。ただし、このマッチング処理は、上述の個人会員の指示によるマッチング処理の説明において「個人会員」の語と「法人会員」の語とを相互に入れ替えると共に、「所定項目情報」の語と「募集情報」の語とを相互に入れ替えることで説明できるため、その詳細は省略する。
概略的には、法人会員専用画面において法人会員が個人会員検索ボタンを選択すると、キャリアサポートサーバ10の情報抽出部14bは、当該指示を送信した法人会員端末3のローカルメモリに格納されている募集情報、任意形式情報、開示レベル、照合ウェイト、及び、検索キーワードを取得し、自然言語解析部14bを介して募集情報、任意形式情報、及び、検索キーワードに含まれるキーワードを抽出する。そして、情報抽出部14bは、各キーワードに優先度を設定し、マッチング処理部14cは、キーワード及び優先度を用いて、個人会員と法人会員とのマッチングを行う。この結果、特定された個人会員に関する情報であって、個人会員が設定した開示レベルの範囲内の情報のみが、法人会員端末3に送信される。そして、この個人会員にアクセスしたい場合、法人会員が個人会員への情報開示指示ボタンを選択すると、当該法人会員の情報であって、当該法人会員が設定した開示レベルの範囲内の情報のみが、個人会員に送信される。
なお、個人会員と法人会員との相互のアクセスは、上述したメールによるアクセス以外にも種々の形態を取ることができる。例えば、ステップSA−8において個人会員端末2に表示された一覧や、法人会員の指示によるマッチング処理において同様に法人会員端末3に表示された一覧において、個人会員や法人会員がアクセスしたい相手方を選択すると、当該選択された相手方の個人会員端末2又は法人会員端末3に対して「アクセス希望通知」が送信される。この「アクセス希望」通知を受信した個人会員や法人会員が、「アクセス許可通知」を返信した場合、両者の各々の会員専用画面に専用掲示版領域が設けられ、この専用掲示版領域を介して両者が任意のタイミングで連絡を取ることが可能になる。この専用掲示版領域には、これら個人会員と法人会員の各種情報のうち、開示レベルで開示が許可された範囲の情報も表示され、連絡時に各会員が参照することが可能になる。
(実施の形態の効果)
このように本実施の形態によれば、個人会員や法人会員が自覚している顕在的情報のみならず、自覚していない潜在的情報を考慮してマッチングを行うことができるので、個人会員が気が付いていない適性や希望に合致した学校や企業を推薦できる等、各会員にとって最適な経歴を構築するための有効なデータを、各会員に提供することができる。
また、優先度の高い順にキーワードを照合することで、顕在的又は潜在的なキーワードの重要度に合致したマッチングを行うことができるので、各会員にとって最適な経歴を構築するための有効なデータを、各会員に提供することができる。
また、出現回数、出現変化率、あるいは、重み付け値の少なくともいずれか一つを用いて優先度を特定することで、多様な側面から重要度を特定することができる。
さらには、公開可能な範囲の情報を制限できるので、個人情報や企業情報を不用意に漏洩させることなく企業紹介や人材紹介を行うことができ、各会員が安心してサービスを受けることができるキャリアサポートシステムを構築することができる。
〔III〕実施の形態に対するその他の変形例
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び方法は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良できる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(構成及び制御について)
また、上記各実施の形態で自動的に行われるものとして説明した制御の全部または任意の一部を手動で行っても良く、逆に、手動で行われるものとして説明した制御の全部または任意の一部を公知技術または上述した思想に基づいて自動化しても良い。また、上記実施の形態において示した各構成要素の各機能ブロックの一部又は全部を、ハードワイヤードロジックにて構成しても良い。
(分散や統合について)
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成できる。例えば、キャリアサポートサーバ10の機能の一部を個人会員端末2や法人会員端末3に持たせてもよい。特に、個人会員端末2や法人会員端末3において入力された各種の情報については、これら個人会員端末2や法人会員端末3ではなく、キャリアサポートサーバ10に送信して当該キャリアサポートサーバ10の個人会員DB11や法人会員DB12に格納するようにしてもよい。ただし、上記実施の形態のように、これら各情報を基本的には個人会員端末2や法人会員端末3にのみ格納することで、システム側における個人情報管理が容易になる。
(抽出処理について)
任意形式情報に基づいてキーワードを抽出する処理は、当該任意形式情報の中に直接的に含まれるキーワードを抽出する処理に限定されない。例えば、任意形式情報として、個人会員が汎用検索ツールを用いて閲覧したWebページの履歴やURLのみが残っている場合に、これら履歴やURLにて特定されるWebページの中からキーワードを抽出してもよい。また、ブログに他のWebページへのリンクが貼られている場合には、当該リンク先のWebページの中からキーワードを抽出してもよい。
(マッチング処理について)
マッチング処理は、上述した処理以外にも、個人会員の情報から取得したキーワードと、法人会員の情報から取得したキーワードとを相互に照合したり、キーワード抽出処理を経ることなく所定項目情報、募集情報、あるいは、任意形式情報をそのまま照合してもよい。また、これら情報からキーワードを抽出する際、抽出する対象を意味解析により予め設定されたポジティブメッセージのみを対象とすることも考えられる。
(優先度の設定処理について)
優先度の設定処理は、上述した処理以外にも種々の方法を採ることができ、例えば、平均出現回数、出現変化率、あるいは、照合ウェイトの一部のみを用いてもよい。また、出現変化率は、最小二乗法以外の統計式で算定してもよい。
(その他の処理について)
また、マッチング後の所定時期(例えばマッチングにより特定された個人会員が法人会員に入学や就職等した際)に、相互評価を行い、当該会員の次のマッチング時や他の会員のマッチング時の参考とすることができる。例えば、入学や就職前の印象と、入学や就職後の印象とを文字データや評価数値として各会員DBに格納しておき、同一の会員を対象とした次回のマッチング時や、同一のキーワードを用いて他の会員のマッチングを行う時に、当該文字データや評価数値を各会員DBから取得して、マッチング結果の補正を行う。
本発明の実施の形態に係るシステムを概念的に示す説明図である。 ポートフォリオを例示する図である。 システム構成を示す機能概念的に示すブロック図である。 個人会員DBにおける個人会員情報の構成例を示す図である。 個人会員専用画面の表示例を示す図である。 図5のポートフォリオ領域の拡大図である。 マッチング処理のフローチャートである。 優先度の設定処理のフローチャートである。
符号の説明
1 社会的自己形成補助システム
2 個人会員端末
3 法人会員端末
4 ネットワーク
10 キャリアサポートサーバ
11 個人会員DB
12 法人会員DB
13 ネットワークインターフェース
14 制御部
14a 会員管理部
14b 情報抽出部
14b 自然言語解析部
14c マッチング処理部
14d アクセス処理部
15 バス
20 個人会員専用画面
21 ブログ領域
22 ポートフォリオ領域
23 個人会員情報取込みボタン
24 キーワード抽出ボタン
25 キーワード表示ボタン
26 法人会員検索ボタン
27 法人会員への情報開示指示ボタン
28 開示レベル設定ボタン
29 汎用検索ツールの起動ボタン

Claims (5)

  1. 自己の経歴の構築を希望する希望者の希望者端末と、人材を募集する募集者の募集者端末とに対して、ネットワークを介して接続可能とされた社会的自己形成補助装置であって、
    前記希望者が所定項目に応じて前記希望者端末に入力した所定項目情報と、前記希望者が任意形式で前記希望者端末に入力した任意形式情報と、前記募集者が前記募集者端末に入力した募集情報とを、受信する受信手段と、
    前記受信手段にて受信された前記任意形式情報に基づいて、前記希望者と前記募集者とを相互にマッチングに用いる抽出情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記受信手段にて受信された前記所定項目情報又は前記情報抽出手段にて取得された前記抽出情報と、前記受信手段にて受信された前記募集情報とを相互に照合することにより、前記希望者が構築したい経歴に合致する前記募集者、又は、前記募集者の人材の募集内容に合致する前記希望者を特定するマッチング手段と、
    前記マッチング手段にて前記希望者が構築したい経歴に合致する前記募集者が特定された場合に、当該特定された募集者に関する前記募集情報の少なくとも一部を当該希望者の前記希望者端末に送信し、あるいは、前記マッチング手段にて前記募集者の人材の募集内容に合致する前記希望者が特定された場合に、当該特定された希望者に関する前記所定項目情報、前記任意形式情報、又は前記抽出情報の少なくとも一部を当該募集者の前記募集者端末に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする社会的自己形成補助装置。
  2. 前記情報抽出手段は、前記受信手段にて受信された前記任意形式情報に対して所定の自然言語解析処理を行うことにより、当該任意形式情報に含まれる語句を抽出し、
    前記マッチング手段は、前記情報抽出手段にて抽出された前記語句を前記募集情報と照合する際の優先度を所定方法で特定し、当該特定された前記優先度の高い順に前記語句を前記募集情報と照合すること、
    を特徴とする請求項1に記載の社会的自己形成補助装置。
  3. 前記マッチング手段は、
    前記情報抽出手段にて抽出された語句が前記受信手段にて受信された前記任意形式情報に出現する出現回数を算定し、当該算定した出現回数の所定期間内における変化傾向である出現変化率を算定し、あるいは、前記希望者が所定項目に応じて前記希望者端末に入力した値であって当該所定項目の当該希望者にとっての重要度を示す重み付け値を前記受信手段を介して受信し、
    前記出現回数、前記出現変化率、あるいは、前記重み付け値の少なくともいずれか一つを用いて前記優先度を特定すること、
    を特徴とする請求項2に記載の社会的自己形成補助装置。
  4. 前記受信手段は、前記マッチング手段にて特定された前記希望者に関する前記所定項目情報、前記任意形式情報、又は前記抽出情報のうち前記募集者に対して公開可能な範囲を特定するための情報であって、前記希望者が前記希望者端末を介して予め設定した第1公開範囲設定情報を当該希望者端末から受信し、あるいは、前記マッチング手段にて特定された前記募集者に関する前記募集情報のうち前記希望者に対して公開可能な範囲を特定するための情報であって、前記募集者が前記募集者端末を介して予め設定した第2公開範囲設定情報を当該募集者端末から受信し、
    前記送信手段は、前記マッチング手段にて前記希望者が構築したい経歴に合致する前記募集者が特定された場合に、当該特定された募集者に関する前記募集情報のうち、前記受信手段にて受信された前記第2公開範囲設定情報にて特定される公開可能な範囲の情報のみを前記希望者端末に送信し、あるいは、前記マッチング手段にて前記募集者の募集内容に合致する前記希望者が特定された場合に、当該特定された希望者に関する前記所定項目情報、前記任意形式情報、又は前記抽出情報のうち、前記受信手段にて受信された前記第1公開範囲設定情報にて特定される公開可能な範囲の情報のみを前記募集者端末に送信すること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の社会的自己形成補助装置。
  5. 自己の経歴の構築を希望する希望者の希望者端末と、人材を募集する募集者の募集者端末とに対して、ネットワークを介して接続可能とされた社会的自己形成補助装置において、社会的自己形成補助方法を実行させるための社会的自己形成補助プログラムであって、
    前記希望者が所定項目に応じて前記希望者端末に入力した所定項目情報と、前記希望者が任意形式で前記希望者端末に入力した任意形式情報と、前記募集者が前記募集者端末に入力した募集情報とを、当該希望者端末又は当該募集者端末から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信された前記任意形式情報に基づいて、前記希望者と前記募集者とを相互にマッチングに用いる抽出情報を抽出する情報抽出ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信された前記所定項目情報及び前記情報抽出ステップにおいて取得された前記抽出情報と、前記受信ステップにおいて受信された前記募集情報とを相互に照合することにより、前記希望者が構築したい経歴に合致する前記募集者、又は、前記募集者の人材の募集内容に合致する前記希望者を特定するマッチングステップと、
    前記マッチングステップにおいて前記希望者が構築したい経歴に合致する前記募集者が特定された場合に、当該特定された募集者に関する前記募集情報の少なくとも一部を当該希望者の前記希望者端末に送信し、あるいは、前記マッチングステップにおいて前記募集者の人材の募集内容に合致する前記希望者が特定された場合に、当該特定された希望者に関する前記所定項目情報、前記任意形式情報、又は前記抽出情報の少なくとも一部を当該募集者の前記募集者端末に送信する送信ステップと、
    前記社会的自己形成補助装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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