JP2008536341A - セルラブロードキャスト/マルチキャストを利用したネットワーク探索 - Google Patents

セルラブロードキャスト/マルチキャストを利用したネットワーク探索 Download PDF

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Abstract

【課題】セルラブロードキャスト/マルチキャストを利用したネットワーク探索を提供する。
【解決手段】ネットワーク情報リポジトリ(NIR)を含むネットワーク上で、余分な信号トラフィックを最小限に抑え、データ処理圧力を最小限に抑えるシステムおよび方法が、ネットワークドメインに入る移動局に、異なる送信元を介して受け取られるネットワーク情報中の不一致を比較、検出させ、これらの不一致をNIRに報告させることと、NIRに、ネットワーク情報でセルブロードキャスト制御装置(CBC)/BMSCを更新させることと、CBC/BMSCに、更新済みの情報をブロードキャストまたはマルチキャストさせることと、を含む。
【選択図】図1

Description

本出願は、無線通信に関し、特に、とりわけネットワーク探索の方法およびシステムに関する。
ネットワーク及びインターネット(登録商標)プロトコル
多様なコンピュータネットワークがあり、インターネットは最も有名である。インターネットは、コンピュータネットワークの世界規模のネットワークである。今日、インターネットは、何百万人ものユーザが利用可能な、公衆の自律的ネットワークである。インターネットは、TCP/IP(すなわち、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル)と呼ばれる1組の通信プロトコルを使って各ホストを接続する。インターネットは、インターネットバックボーンとして呼ばれる通信インフラストラクチャを有する。インターネットバックボーンへのアクセスは大部分企業及び個人へのアクセスを再販するインターネットサービスプロバイダ(ISP)によって制御される。
IP(インターネットプロトコル)に関して、これは、ネットワーク上である装置(電話機、PDA[携帯情報端末]、コンピュータなど)から別の装置にデータを送るためのプロトコルである。今日、IPv4、IPv6などを含めて、様々なIPのバージョンがある。ネットワーク上の各ホスト装置は、独自の一意の識別子である少なくとも1つのIPアドレスを有する。
IPはコネクションレス型プロトコルである。通信時の端点間接続は連続的ではない。ユーザがデータ又はメッセージを送信し、又は受信するとき、データ又はメッセージは、パケットと呼ばれる構成要素に分割される。各パケットは、独立のデータ単位として扱われる。
インターネットなどのネットワークを介した各点間の伝送を標準化するために、OSI(開放型システム間相互接続)モデルが確立された。OSIモデルは、ネットワーク中の2点間の通信プロセスを7つの階層に分け、各層(レイヤ)は独自の機能セットを付加する。各装置は、送信側端点では各層を通る下方への流れがあり、受信側端点では各層を通る上方への流れがあるようにメッセージを処理する。7つの機能層を提供するプログラミング及び/又はハードウェアは、通常、デバイスオペレーティングシステム、アプリケーションソフトウェア、TCP/IP及び/又は他のトランスポート及びネットワークプロトコル、ならびに他のソフトウェア及びハードウェアの組み合わせである。
通常、上位4層は、メッセージがユーザから、又はユーザへ渡されるときに使用され、下位3層は、メッセージが装置(IPホスト装置など)を通過するときに使用される。IPホストは、サーバ、ルータ、ワークステーションなど、IPパケットを送受信することのできるネットワーク上の任意の装置である。他の何らかのホストに向けられているメッセージは、各上位層には渡されず、この他のホストに転送される。OSIモデルの各層を以下に列記する。第7層(すなわち、アプリケーション層)は、例えば、通信相手が識別され、サービス品質が識別され、ユーザ認証及びプライバシが考慮され、データ構文に対する制約条件が識別される層である。第6層(すなわち、プレゼンテーション層)は、例えば、着信及び発信データをあるプレゼンテーション形式から別の形式に変換する層である。第5層(すなわち、セッション層)は、例えば、アプリケーション間の会話、交換及びダイアログをセットアップし、調整し、終了させる層である。第4層(すなわち、トランスポート層)は、例えば、エンドツーエンド制御及び誤りチェックなどを管理する層である。第3層(すなわち、ネットワーク層)は、例えば、経路指定や転送などを処理する層である。第2層(すなわち、データリンク層)は、例えば、物理レベルでの同期を提供し、ビットスタッフィングを行い、伝送プロトコルの知識及び管理などを提供する層である。米国電気電子技術者協会(IEEE)では、データリンク層を、物理層との間のデータ転送を制御するMAC(媒体アクセス制御)層と、ネットワーク層とのインターフェースを取り、コマンドを解釈し、誤り回復を行うLLC(論理リンク制御)層という、2つのさらなる副層(サブレイヤ)に細分する。第1層(すなわち、物理層)は、例えば、物理レベルにおいてネットワークを介してビットストリームを伝達する層である。IEEEでは、物理層を、PLCP(物理層収束手順)副層とPMD(物理媒体依存)副層とに細分する。
無線ネットワーク:
無線ネットワークは、例えば、セルラ及び無線電話機、PC(パーソナルコンピュータ)、ラップトップコンピュータ、装着型コンピュータ、コードレス電話機、ポケットベル、ヘッドセット、プリンタ、PDAなど、多種多様なモバイル機器を組み込むことができる。例えば、モバイル機器は、音声及び/又はデータの高速無線伝送を確保するデジタルシステムを含むことができる。典型的なモバイル機器は、次の構成要素の一部又は全部、即ち送受信機(すなわち、例えば、送信機、受信機及び、必要に応じて、他の機能が統合されたシングルチップ送受信機などを含む、送信機及び受信機)、アンテナ、プロセッサ、1つ又は複数の音声変換器(例えば、音声通信用機器でのスピーカやマイクロホンなど)、電磁データ記憶(データ処理が提供される機器の場合などでの、ROM、RAM、デジタルデータ記憶など)、メモリ、フラッシュメモリ、フルチップセット又は集積回路、インターフェース(USB、CODEC、UART、PCMなど)及び/又は同種のものを含む。
モバイルユーザが無線接続を介してローカルエリアネットワーク(LAN)に接続することのできる無線LAN(WLAN)が、無線通信に用いられ得る。無線通信には、例えば、光、赤外線、電波、マイクロ波などの電磁波を介して伝搬する通信などが含まれ得る。現在、ブルートゥース(登録商標)、IEEE802.11、HomeRFなど、様々なWLAN標準が存在する。
一例として、ブルートゥース製品は、モバイルコンピュータ、モバイル電話機、携帯式ハンドヘルド機器、携帯情報端末(PDA)、及び他のモバイル機器の間のリンク、ならびにインターネットへの接続を提供するのに使用できる。ブルートゥースは、モバイル機器が、短距離無線接続を使って、相互に、また非モバイル機器と、どのようにして容易に相互接続し合うことができるかを詳述するコンピュータ及び電気通信業界仕様である。ブルートゥースは、ある機器と別の機器との間でデータを同期させ、整合させ続けることを必要とする、様々なモバイル機器の普及から生じるエンドユーザ問題に対処して、異なるベンダからの装置を相互にシームレスに動作させるデジタル無線プロトコルを作成する。ブルートゥース機器は、共通の命名概念に従って命名できる。例えば、ブルートゥース機器は、ブルートゥース機器名(BDN)又は一意のブルートゥース機器アドレス(BDA)に関連付けられた名前を持ち得る。また、ブルートゥース機器は、インターネットプロトコル(IP)ネットワークに参加することもできる。ブルートゥース機器がIPネットワーク上で機能する場合、この機器は、IPアドレス及びIP(ネットワーク)名を備え得る。よって、IPネットワークに参加するように構成されたブルートゥース機器は、BDN、BDA、IPアドレス及びIP名などを含むことができる。「IP名」という用語は、インターフェースのIPアドレスに対応する名前を指す。
IEEE標準であるIEEE802.11は、無線LAN及び機器の技術の仕様を定める。802.11を使えば、各単一基地局がいくつかの機器をサポートする無線ネットワークが実現できる。いくつかの例では、機器に無線ハードウェアが事前装備されていることもあり、ユーザが、アンテナを含み得る、カードなどの別個のハードウェアをインストールすることもできる。例えば、802.11で使用される機器は、通常、機器がアクセスポイント(AP)であるか、移動局(STA)であるか、ブリッジであるか、PCMCIAカードであるか、それとも別の機器であるか否かを問わず、無線送受信機、アンテナ、及びネットワークにおける各点間のパケットの流れを制御するMAC(媒体アクセス制御)層という3つの注目すべき要素を含む。
更に、いくつかの無線ネットワークでは、複数インターフェース機器(MID)が利用できる。MIDは、ブルートゥースインターフェースと802.11インターフェースなど、2つの独立のネットワークインターフェースを含むことができ、よって、MIDが2つの別個のネットワーク上に参加すると同時に、ブルートゥース機器ともインターフェースすることが可能になる。MIDは、IPアドレス、及びIPアドレスに関連付けられた共通IP(ネットワーク)名を持つことができる。
無線ネットワーク機器には、それだけに限らないが、ブルートゥース機器、複数インターフェース機器(MID)、802.11x機器(802.11a、802.11b、802.11g機器などを含む、IEEE802.11機器)、HomeRF(家庭内無線周波数)機器、Wi−Fi(Wireless Fidelity)機器、GPRS(汎用パケット無線システム)機器、3Gセルラ機器、2.5Gセルラ機器、GSM(移動通信用グローバルシステム)機器、EDGE(Enhanced Data for GSM Evolution)機器、TDMA型(時分割多重接続)機器、又はCDMA2000を含むCDMA型(符号分割多重接続)機器が含めることができる。各ネットワーク機器は、それだけに限らないが、IPアドレス、ブルートゥース機器アドレス、ブルートゥース共通名、ブルートゥースIPアドレス、ブルートゥースIP共通名、802.11IPアドレス、802.11IP共通名、IEEE MACアドレスを含む、様々な種類のアドレスを含むことができる。
また、無線ネットワークは、例えば、モバイルIP(インターネットプロトコル)システム、PCSシステム、及び他のモバイルネットワークシステムにおいて見られる方法及びプロトコルも関与できる。モバイルIPでは、これに、インターネット技術標準化委員会(IETF)によって作成された標準通信プロトコルが関与する。モバイルIPでは、モバイル機器ユーザは、これらの一旦割り当てられたIPアドレスを維持しつつ、各ネットワークにまたがって移動することができる。コメント要求(RFC)3344を参照されたい。(注:RFCはインターネット技術標準化委員会(IETF)の公式文書である。)モバイルIPは、インターネットプロトコル(IP)を拡張し、モバイル機器のホームネットワーク外部に接続するときに、モバイル機器にインターネットトラフィックを転送する手段を付加する。モバイルIPは、各モバイルノードに、これのホームネットワーク上のホームアドレスと、ネットワーク及びこれのサブネット内の機器の現在位置を識別する気付アドレス(CoA)を割り当てる。機器が異なるネットワークに移動すると、機器は、新しい気付アドレスを受け取る。ホームネットワーク上のモビリティエージェントは、各ホームアドレスを、これの気付アドレスと関連付けることができる。モバイルノードは、インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)などを使って、これの気付アドレスを変更する都度ホームエージェントにバインディング更新を送ることができる。
(例えば、モバイルIP外部などの)基本的なIP経路指定において、経路指定機構は、各ネットワークノードが、常に、インターネットなどへの一定の接続点を有し、かつ各ノードのIPアドレスが、これが接続されているネットワークリンクを識別するという仮定を利用する。本明細書において、「ノード」という用語は、例えば、データ伝送のための再配信点や端点などを含むことができ、他のノードへの通信を認識し、処理し、及び/又は転送することのできる接続点を含む。例えば、インターネットルータは、機器のネットワークを識別するIPアドレスなどを調べることができる。次いで、ネットワークレベルにおいて、ルータは、特定のサブネットを識別するビットセットを調べることができる。次いで、サブネットレベルにおいて、ルータは、特定の機器を識別するビットセットを調べることができる。典型的なモバイルIP通信の場合、ユーザが、例えば、インターネットなどからモバイル機器を切断し、これを新しいサブネットで再接続しようとする場合、機器は、新しいIPアドレス、適正なネットマスク及びデフォルトのルータを用いて再構成する必要がある。そうでなければ、経路指定プロトコルは、パケットを適正に配信することができないはずである。
ネットワーク探索
将来の移動通信システムは、異種混交の無線アクセス技術の統合に焦点を合わせるものになるであろう。これらの技術は、例えば、PAN(非常に小さいカバー領域を有するパーソナルエリアネットワーク)、WLAN(比較的大きいカバー領域を有するローカルエリアネットワーク)、およびWAN(セルラやWiMAXなど、比較的大規模なカバー領域を有する広域ネットワーク)などから構成できる。統合に焦点が合わせられるため、要件は、単なる網間接続の要件よりも厳しいものになる。かかる1つの要件が、ユビキタスで透過的なサービス(ubiquitous and transparent service)を提供する、これら異種混交の無線アクセス技術にまたがるグローバルローミングである。グローバルローミングは、迅速な垂直ハンドオーバの効率的方法を必然的に伴い、これは、さらには、
(a)事前のいくつかのネットワーク要素の識別と、
(b)事前の移動局(MS)とこれらのネットワーク要素の通信
を必要とする。
ネットワーク要素の識別とは、AP(アクセスポイント)、ルータ、DHCPサーバ(動的ホスト構成プロトコル)、ならびに、AAA(認証、許可および課金)、PANAサーバ(ネットワークアクセス認証プロトコル)、場合によってはSIPサーバ(セッション開始プロトコル)などいくつかの認証サーバの有無を判定することを意味する。
ネットワーク要素との通信は、例えば、ネットワークに関する一般情報、下位層に関する情報、および事前対応型セキュリティアソシエーションを確立し、IPアドレスを取得するための上位層サービスに関する利用可能な情報を取り出すなどのためのメッセージ交換を含み得る。ネットワーク要素の識別、およびこれらとの通信を、ネットワーク探索という。
ネットワーク探索は、最近、多くの関心を集めている。いくつかの技法が提案されているが、これらにはいくつかの欠点がある。特に、知られている「ネットワーク探索」の方法は、2段階方式を中心とするものである。
段階1:NIR(ネットワーク情報リポジトリ)を確立し、報告エージェント(RA)によって、これをネットワーク情報で満たす。RAは、ドメイン内のネットワーク要素に関する情報を収集し、これをNIRに送る(例えば、特定のネットワーク要素が接続/分離され、または動作/非動作状態になる場合、これの情報がNIRに報告される)。RAは、このときこのドメイン内に偶然に存在する通常のMSである。また、NIRすなわちネットワーク情報リポジトリは、文献では、ネットワーク情報データベース、またはメディア独立情報サーバとも呼ばれる。
段階2:このドメイン内の新しいモバイル参入者によるNIR情報の再利用、すなわち、任意のMSは、新しいドメインに入るとき、NIRに、このドメイン内のネットワーク要素に関して問い合わせることができる。NIRには、以前このドメインに存在したRAによってデータが取り込まれている。MSは、任意の単一無線インターフェース(802.11アクセスネットワークや3GPPまたは3GPP2ネットワークなど)からNIRにアクセスすることができ、事前に、任意のドメインのネットワーク要素に関する情報を要求することができる。
前述の段階のどちらにも、いくつかの欠点がある。段階1(NIRへのデータ取り込み)では、あるドメインに偶然に入るありとあらゆるMSは、以前に存在し、または通過中のMSが、すでに、NIRを更新していることに気付かず、これが通過しているドメインに関する同じ情報を送信/複製し続ける。これは、NIRを不必要に複製情報の処理で使用中にし続けるのみならず、ネットワークに余計な信号負担も生じる。
段階2(NIR情報の再利用)では、従来の方法は、MSがNIRの到達可能場所を知っているものと仮定する。この方法は、MSがNIRの到達可能場所を知らない場合には、うまく機能しないことも、非効率になることもある。
本発明は、特に、背景技術のシステムおよび方法に優る、様々な前進および改善を提供するものである。
加えて、本発明は、特に、これらの開示全体が参照により本明細書に組み込まれる、以下の参照文献に記載されている背景技術のシステムおよび方法に優る、様々な前進および改善も提供するものである。
参考文献
3GPP TS 23.041, 3rd Generation Partnership Project (3GPP), Technical Specification Group Terminals, Technical realization of Cell Broadcast Service (CBS) (Releases 1 to 7) (http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/23_series/ 23.041/). 3GPP TS 31.102, 3rd Generation Partnership Project (3GPP), Technical Specification Group Core Network and Terminals, Characteristics of the Universal Subscriber Identity Module (USIM) Application (Releases 1 to 7) (http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/31_series/ 31.102/). IEEE 802.21 Media Independent Handover Services, http://www.ieee802.org/21/, I.E.E.E. 802.21 Doc No. 21-05-0240-01-000 (e.g., submitted May, 2005).
本発明は、上記他の背景技術および/または背景技術の問題を改善するものである。
いくつかの実施形態によれば、ネットワーク情報リポジトリ(NIR)を含むネットワーク上で、余分な信号トラフィックを最小限に抑え、データ処理圧力を最小限に抑える方法が、ネットワークドメインに入る移動局に、異なる送信元を介して受け取られるネットワーク情報中の不一致を比較、検出させ、これらの不一致をNIRに報告させること、NIRに、ネットワーク情報でセルブロードキャスト制御装置(CBC)を更新させること、およびCBCに、更新済み情報をブロードキャストまたはマルチキャストさせることを含む。いくつかの例では、この方法は、NIRに、ネットワーク要素が接続されているか、それとも分離されているかを最初に探索する移動局を介して、ドメインのネットワーク要素に関する更新済み情報だけを受け取らせることをさらに含む。いくつかの例では、この方法は、NIRが、地理的場所座標とマップされたネットワーク要素に関する情報を格納するように構成されていることをさらに含む。別のいくつかの例では、この方法は、NIRが、時刻とマップされたネットワーク要素に関する情報を格納するように構成されていることをさらに含む。別のいくつかの例では、この方法は、NIRに、ネットワークおよび/またはネットワーク構成要素の名前および/またはアドレスを含むプライマリ情報と、ネットワーク能力を含むセカンダリ情報を維持させることをさらに含む。
別のいくつかの例では、この方法は、NIRが、CBCに、所与の地理的領域内の移動局に転送されるセルブロードキャストのためのプライマリ情報を伝えるように構成されていることを含む。いくつかの実施形態では、セルブロードキャストは、異なる種類のメッセージが異なるチャネル上でブロードキャストされる多数のブロードキャストチャネルを提供する。別のいくつかの例では、この方法は、NIRに、情報がブロードキャストされるべきCBCの地理的領域を定義させることを含む。別のいくつかの例では、この方法は、NIRに、異なるネットワーク事業者に属する複数のCBCとの通信を行わせることを含む。別のいくつかの例では、この方法は、移動局に、前もって、隣接するネットワークとこれらのパラメータに関して、セルブロードキャストによるプライマリ情報と、NIRへの直接の問い合わせによるセカンダリ情報を獲得させることを含む。好ましくは、移動局は、セルラネットワークから受け取られるブロードキャストと、非セルラネットワークからのビーコンをリッスンして、比較し、受け取られるメッセージ間の不一致を判別するように構成されている。いくつかの実施形態では、移動局は、NIRからセカンダリ情報をプルし、プルしたセカンダリ情報を、実際に候補ネットワークに接続した後で獲得するセカンダリ情報と比較し、NIRと実際の候補ネットワークから受け取られるメッセージ間の不一致を判別するように構成されている。別の実施形態では、移動局は、NIRに、1次および/または2次不一致を通知して、NIRに、これのプライマリおよび/またはセカンダリ情報データベースを更新させ、更新をCBCに伝えさせるように構成されている。
いくつかの例では、移動局は、プライマリ情報が、移動局のセッション継続のために十分であるかどうか、または移動局がセカンダリ情報を必要とするかどうかを決定するように構成されている。好ましい実施形態では、移動局は、WLANインターフェースとセルラインターフェースを含む、複数のインターフェースを備える。いくつかの例では、NIRは、最上位レベルのNIRがCBCに接続された階層として相互に接続されている。いくつかの例では、この方法は、メッセージ形式のヒントの使用に基づくNIRとMSの間の効率的な問い合わせ/応答通信を用いて、MSが、セルラブロードキャストで、NIRが所望の情報を含むというヒントを受け取る場合に限ってNIRに問い合わせを送るようにすることをさらに含む。
加えて、本発明のいくつかの好ましい実施形態は、本明細書で説明するシステムおよび方法を用いるなど、NIRにネットワーク探索情報を取り込む新規で非自明なシステムおよび方法も提供する。
加えて、本発明のいくつかの好ましい実施形態は、本明細書で説明するシステムおよび方法を用いるなど、NIRからネットワーク探索情報を提供する新規で非自明なシステムおよび方法であり、例えば、NIR内のネットワーク探索情報がブロードキャストされ、かつ/またはマルチキャストされ、特に、かかる情報がCBCを介してブロードキャストされ、かつ/またはBM−SCを介してマルチキャストされるシステムおよび方法も提供する。
様々な実施形態の上記他の態様、特徴および/または利点は、以下の説明を添付の図と併せて考察すればさらに理解されるであろう。様々な実施形態は、妥当な場合には、異なる態様、特徴および/または利点を含み、かつ/または除外することができる。加えて、様々な実施形態は、妥当な場合には、他の実施形態の1つまたは複数の態様または特徴を組み合わせることもできる。個々の実施形態の態様、特徴および/または利点の記述は、他の実施形態または特許請求の範囲を限定するものと解釈すべきではない。
本発明の好ましい実施形態を、限定ではなく例として、添付の図に示す。
本発明は、多くの異なる形で実施できるが、本明細書では、本開示が、本発明の原理の例を提供するものとみなされるべきであり、かかる例は、本発明を、本明細書で説明し、かつ/または本明細書で図示する好ましい実施形態だけに限定するためのものではないという了解の下で、いくつかの例示的実施形態について説明する。
例示的アーキテクチャ
好ましい実施形態では、それぞれが、当分野で知られているコンピュータ構成要素などを含む、無線ネットワーク制御装置(RNC)、セルブロードキャストセンタ(CBC)、ネットワークインターフェースリポジトリ(NIR)、アクセスポイント(AP)、移動局(MS)などといった機器が用いられる。例として、各機器は、データ処理機能を含むことができ、例えば、(1つまたは複数の)プロセッサ、データ記憶、メモリ、送受信機などのデータ送受信手段などといった基本的なコンピュータ構成要素、および/または、本開示に基づいて当分野の技術者によって理解されるはずの他の適切な構成要素を含む、当分野で知られているハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素を含むことができる。例として、図5に、モバイル機器が通信を行うことのできる無線アクセスポイントを含むいくつかの例示的、非限定的実装形態において用いられ得る、いくつかの例示的アーキテクチャ構成要素を示す。これに関して、図5には、全体として21で指し示す無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)に接続された例示的有線ネットワーク20が示されている。WLAN21は、アクセスポイント(AP)22と、いくつかのユーザ局23、24を含む。例えば、有線ネットワーク20は、インターネットまたは企業データ処理ネットワークを含むことができる。例えば、アクセスポイント22は、無線ルータとすることができ、ユーザ局23、24は、携帯式コンピュータ、個人用デスクトップコンピュータ、PDA、携帯式インターネットプロトコル上の音声電話機、および/または他の機器などとすることができる。アクセスポイント22は、有線ネットワーク21にリンクされたネットワークインターフェース25と、ユーザ局23、24と通信する無線送受信機を有する。例えば、無線送受信機28は、ユーザ局23、24との無線またはマイクロ波周波数通信のためのアンテナ27を含むことができる。また、アクセスポイント22は、プロセッサ26、プログラムメモリ29、ランダムアクセスメモリ31も有する。ユーザ局23は、アクセスポイント局22との通信のためのアンテナ35を含む無線送受信機36を含む。同様に、ユーザ局24は、アクセスポイント22との通信のための無線送受信機38とアンテナ37を有する。例として、いくつかの実施形態では、かかるアクセスポイント(AP)内で認証符号が用いられてもよく、かつ/または移動ノードまたはユーザ局内でサプリカントまたはピアが用いられてもよい。
図6に、本発明のいくつかの実施形態において、アクセスポイント、移動局などといった機器によって実行されるべき、コンピュータ化プロセスステップを実施するのに使用できる例示的コンピュータまたは制御ユニットを示す。いくつかの実施形態では、このコンピュータまたは制御ユニットは、中央処理装置(CPU)322を含み、中央処理装置322は、バス326を介して(1つまたは複数の)入出力装置の集合324とやりとりすることができる。入出力装置324には、例えば、キーボード、モニタ、および/または他の機器などを含めることができる。CPU322は、バス326を介して、コンピュータ可読媒体(従来の揮発性または不揮発性データ記憶デバイスなど)328(以後「メモリ328」という)とやりとりすることができる。CPU322、入出力装置324、バス326、およびメモリ328の間の対話は、当分野で知られているようなものとすることができる。メモリ328は、例えば、データ330を含むことができる。また、メモリ328は、ソフトウェア338を格納することもできる。ソフトウェア338は、プロセスステップを実施するいくつかのモジュール340を含むことができる。これらのモジュールは、従来のプログラミング技法を使って実施できる。また、メモリ328は、上記および/または他の(1つまたは複数の)データファイルを格納することもできる。いくつかの実施形態では、本明細書で説明する様々な方法が、コンピュータシステムと共に使用するためのコンピュータプログラム製品によって実施できる。この実装形態は、例えば、コンピュータ可読媒体(ディスケット、CD−ROM、ROMなど)上に固定された、またはモデムなどのインターフェース機器を介してコンピュータシステムに送信可能な一連のコンピュータ命令を含んでいてもよい。通信媒体は、実質的に有形のもの(通信回線など)とすることも、および/または実質的に無形のもの(マイクロ波、光、赤外線などを使った無線媒体など)とすることもできる。コンピュータ命令は、様々なプログラミング言語で書くことができ、かつ/または半導体デバイス(チップや回路など)、磁気デバイス、光デバイスおよび/または他のメモリデバイスといった、メモリデバイスに格納することができる。様々な実施形態において、送信には、任意の適切な通信技術を使用してもよい。
好ましい実施形態の考察
好ましい実施形態は、特に、上記他の欠点を克服することのできる、いくつかの例示的な新規の方法およびシステムを提供する。
参考のために、図1に、本発明のいくつかの例示的、非限定的実施形態の例示的アーキテクチャ図を示す。図1に示すように、セルブロードキャストセンタ(CBC)とやりとりする(番号1参照)少なくとも1つのネットワーク情報リポジトリ(NIR)が設けられる。説明例では、以下で論じるように、複数のNIRが、階層として配置される。しかしながら、別の実施形態では、単一のNIRだけを備えるものなど、非階層構造を用いることもできる。図1に示すように、CBCは、例えば、図1のボックスUTRANに示す2つの例示的基地局の1つを介するなど、基地局などを介してブロードキャストを実現させる無線ネットワーク制御装置(RNC)などによるセルラブロードキャストを実現するのに使用できる。やはり図示するように、基地局は、図に六角形のセルで概略的に示すセルカバー領域を有し、これらのセルカバー領域内には、WLANなど1つまたは複数のネットワークとMSが位置付けできる。
参考のために、図7にも、必要に応じて、内部で本発明の構成要素が用いられ得る例示的環境の、例示的、非限定的な一般的アーキテクチャ図を示す。図示のように、移動局、MSは、好ましくは、複数のインターフェースを有し、図示するように、WLANなどのアクセスポイント(AP)との通信と、セルラネットワークなどの基地局(BS)との通信を可能にする。特に、図示の例には、モバイル機器1を、基地局2A、2Bおよびアクセスポイント3A、3Bとの通信を行うためのインターフェースを有するものとして示す例示的ネットワーク構成が示されている。この説明例では、基地局2Aおよび2Bは、基地局制御装置4との通信を行い、基地局制御装置4は、さらに、公衆交換電話網(PSTN)12と通信するコールエージェント7との通信を行うものとして示されている。やはり図示のように、アクセスポイント3Aおよび3Bは、例えば、IPネットワークアクセスポイントを含むことができ、さらに、インターネットなどのIPネットワーク10を経由し、トランキングゲートウェイ11を介して公衆交換電話網12との通信を行うルータ6との通信を行うゲートウェイ5と通信することができる。
この新規の手法の好ましい実施形態によれば、(サーバコンピュータなどを含むことのできる)NIRは、以下の機能を果たすことが可能であるものとする。
1.NIRは、少なくともいくつかのネットワーク要素が接続されているか、それとも分離されているかを最初に探索することになるMSだけを介して、任意のドメインのネットワーク要素に関する更新済み情報だけを受け取ることができる。よって、あるドメインに偶然に入るありとあらゆるMSは、何度も繰り返し同じ情報を送信しなくてもよくなる。これは、情報の複製を処理することからNIRを解放し、また、ネットワーク上の信号量を低減することになる。
2.NIRは、地理的場所座標および時刻と例外なく規定どおりにマップされたネットワーク要素に関する情報を格納することができる。好ましくは、2つのカテゴリの格納情報、すなわち「プライマリ情報」と「セカンダリ情報」がある。プライマリ情報には、例えば、利用可能なネットワークのSSID、DHCPサーバのアドレス、認証サーバのアドレスなどを含めることができる。セカンダリ情報は、主に、ネットワーク能力などから構成できる。かかる場合、様々な実施形態では、各モバイル機器が知ろうとするネットワーク能力は、個々のモバイル機器の能力と用途に応じて大きく異なり得る。よって、セカンダリ情報は、例えば、上位層情報および/または下位層に関する詳細情報などを含み得る追加情報とみなすことができる。例えば、サポートされるセキュリティプロトコルの種類(オープンアクセス制御、ユニバーサルアクセス制御、または802.1Xアクセス制御など)、サポートされるインターネットプロトコルの種類(IPv4、IPv6など)、QoSのサポート、他のネットワークとの網間接続のサポート、ローミング関係の有無とローミング相手先、価格情報、およびネットワークによってサポートされるサービスなどである。以下の各段落では、情報を1次と2次として類別するために注目すべき基礎について説明する。しかしながら、どちらのカテゴリの情報も、MSが、候補ネットワークを決定し、前もって最善のネットワークと事前認証を行うのに役立つ。
3.NIRは、セルブロードキャストのプライマリ情報を伝えるために、CBC(セルブロードキャストセンタ[2])との通信を行うことができる。よって、プライマリ情報は、プッシュ型情報であるともみなすことができる。セルブロードキャストは、セルラネットワークの、既存の、まれにしか使用されない機能であり、3GPPや3GPP2といった標準化団体によって定義されている。セルブロードキャストは、メッセージが、所与の地理的領域内のすべてのモバイル電話機にブロードキャストされるようにする。この領域は、単一のセルによってカバーされる領域からネットワーク全体にまで及ぼすことができる。セルブロードキャストは、特定のセルを対象とすることによって機能するため、モバイル電話番号の知識は不要である。また、セルブロードキャストがセルラネットワークにかける負担もごくわずかである。すなわち、ネットワーク上のあらゆる加入者へのセルブロードキャストは、本質的に、単一の電話機にSMSメッセージを送信することと等価である。セルブロードキャスト技術は、64000のブロードキャストチャネルを提供するため、異なる種類のメッセージ(例えば、交通状態、厳しい天候など、テロ行為や脅威、公示、迷子、および/または他の様々な種類のメッセージなど)が異なるチャネル上でブロードキャストできる。好ましくは、必ずしも、あらゆる加入者がすべてのチャネル、したがって、すべてのメッセージを受け取るとは限らない。いくつかの実施形態では、各チャネルを電話機からアクティブ化することもでき、ネットワークによってリモートでアクティブ化することもできる。いくつかの実施形態では、特定のチャネルが、旅行者らが、例えば、実質的に、偶然に居合わせるいついかなる場所でも警報を受け取ることができるように、(好ましくは、地域的に、または世界的になど、広い地理的領域で標準化されている)特定の種のメッセージに割り振られる。好ましくは、ネットワーク要素に関する基本またはプライマリ情報は、かかるチャネル上でブロードキャストされる。よって、プライマリ情報は、プッシュ型情報と呼ぶこともできる。(注:業務事例または個々の状況に応じて、この情報は、代替として、ブロードキャストを使用するのではなく、加入ユーザにマルチキャストすることもできる。説明のためのマルチキャストの例については、以下の、説明のためのマルチキャスト実施形態という表題の項で詳しく論じる)。
4.NIRは、CBCに対して、情報がブロードキャストされるべき地理的領域を定義することができる。例えば、NIRは、好ましくは、CBCに、例えば、領域A内に位置する基地局から領域Aに付随するネットワーク情報を、例えば、領域Bに位置する基地局から領域Bに付随するネットワーク情報を、以下同様に送信するよう説明することができる。
5.NIRは、(いくつかの実施形態では)異なるネットワーク事業者に属する多数のCBCと通信を行うことができる。
6.また、NIRは、NIRに直接の問い合わせを送るMSに直接セカンダリ情報を配信することもできる。よって、いくつかの実施形態では、MSは、前もって、近隣のネットワークとこれらのパラメータに関する(セルブロードキャストによる)プライマリ情報と、(直接の問い合わせによる)セカンダリ情報を備えることになり得る。このように、MSは、特に、改善されたモビリティサポートおよび/または他の時間に影響されやすいモバイル用途のための高度な機能を実施するのによりよい状況に置くことができる。
本発明の好ましい実施形態によれば、移動局(MS)は、以下の機能を果たすように構成されている。
1.MSは、ブロードキャストをリッスンして、ネットワーク要素に関するプライマリ情報を取得するように構成されている。
2.MSは、NIRに直接の問い合わせを送ることによって、ネットワーク要素に関するセカンダリまたはアディショナル情報を獲得するように構成されている。ブロードキャストによって受け取られるプライマリ情報も、NIRへの問い合わせによって受け取られるセカンダリ情報も、それぞれ、MSが、前もって、候補ネットワークを決定し、最善のネットワークと事前認証を行うのに役立つ。ネットワーク要素に関するセカンダリ情報は、問い合わせに基づき、NIRから抽出され、またはプルされる。したがって、これは、プル型情報と呼ぶこともできる。
上記のタスクに加えて、MSは、好ましくは、以下のタスクも実行するように構成されている。
3.MSは、セルラネットワーク(3GPP、3GPP2など)から受け取られるブロードキャストと、非セルラネットワーク(WLAN、WiMAX、PANなど)から受け取られるビーコンをリッスンして比較し、2つの異なるインターフェースから受け取られるメッセージ間の不一致を把握するように構成されている。これらの不一致をプライマリ不一致といい、例えば、ある特定のネットワーク要素が接続/分離され、または動作/非動作状態になる場合に生じ得るが、CBCは、まだ、これらの更新を知らず、依然として、旧いプライマリ情報をブロードキャストする。
4.MSは、NIRから情報をプルし、プル/セカンダリ情報を、実際に候補ネットワークに接続した後で獲得する情報と比較し、2つの異なる送信元(すなわち、NIRと実際のネットワーク)から受け取られるメッセージ間の不一致を把握するように構成されている。これらの不一致をセカンダリ不一致といい、例えば、ある特定のネットワーク要素が、実際のネットワーク内で接続/分離され、または動作/非動作状態になる場合に生じ得るが、NIRは、これらの更新を知らず、依然として、旧いセカンダリ情報で問い合わせに応答する。
5.MSは、プライマリ不一致(上記ステップ3参照)とセカンダリ不一致(上記ステップ4参照)の両方をNIRに通知するように構成されている(例えば、MSが、ブロードキャストを介して受け取られた情報が、ビーコンによって受け取った情報と一致しない、あるいはNIRからプルされた情報が、在圏ネットワークに接続する通常のプロセスの一部としてネットワークから受け取った情報と一致しないと判定した場合、MSは、直ちに、任意の利用可能なインターフェースを介して、NIRに知らせる)。結果として、NIRは、これのセカンダリおよびプライマリ情報データベースを更新し(場合に応じて、これのデータベースにエントリを追加し、またはこのデータベースからエントリを削除する)、さらに、プライマリ更新をCBCに伝える。このように、この特定のMSが、実際にネットワークに接続することによって不一致を知ることになるとしても、このMSがNIRと情報を共用することにより、他のユーザが、偶然に同じネットワークに在圏し、このネットワークについてNIRに問い合わせる場合に、最も正確なプライマリおよびセカンダリ情報を獲得することが可能になる。
いくつかの実施形態では、MSは、これらのタスクを能動モードまたは受動モードで行うことができる。能動モードでは、プライマリ不一致もセカンダリ不一致も、例えば、図2などに示すように、NIRに伝えることができる。しかしながら、受動モードでは、図4などに示すように、プライマリ不一致だけを送信することができる。好ましくは、しかしながら、セカンダリ不一致は、他のいずれかのMSがこのドメインにおいて能動モードで動作している場合には、これらのMSによって送信されることになる。これは、ネットワーク上の信号トラフィックとNIRに対する複製データ処理圧力を低減することにもなる。これらのタスクは、実際の能動モードタスクに追加されるものであり、並列に、または沈黙時間(すなわち、送信が全く、または基本的に全く行われない期間に)実行できることに留意されたい。好ましい実施形態について、MSによって行われる実際の能動モードタスクを以下に挙げる。
1.事前対応型の保護されたハンドオフを実行するために、MSは、PANAサーバに、PANA認証メッセージを送る。
2.MSは、候補ネットワークのDHCPサーバでIPアドレスを更新する。
3.MSは、通信先ホスト(CH)またはホームエージェントに対応付け更新を送る。
好ましい実施形態によれば、NIRは、CBCに接続される。プライマリカテゴリに関連する情報は、セルブロードキャストのためにCBCに送られる。前述のように、セルブロードキャスト領域は、いくつかの実施形態では、NIRメッセージがブロードキャストされる地理的領域に関連するものとして定義される。これのサイズは、大幅に変動してもよい。このサイズは、密集した都市区域でははるかに小さく(数百ヤード(数百メートル)など)であり、あまり密集していない都市区域では極めて大きいこともある(約3マイル(約4.8km))。比較的大きいセルブロードキャスト領域は、これのフットプリント内に何百ものWLANを包含し得る。(セルブロードキャストフットプリント内に存在する)すべてのWLANに関するすべての情報(プライマリ及びセカンダリ)をブロードキャストすることは、CBCの容量の点から見ると実際的でないこともある。よって、プライマリ情報だけをブロードキャストすれば、CBCの容量を効率よく使用するという意味で成果が上がる。
メッセージ形式:および(本明細書の図1に「1」で示す)NIRとCBCの間のインターフェース/プロトコルが定義できるが、([2]の図1に「2」で示す)CBCと無線ネットワーク制御装置(RNC)の間のインターフェースのために[2]で確立されるプロトコルを再利用することを推奨する。(必要に応じていくつかの改善を伴う)この再利用は、最初からやり直さなくてもよくするだけでなく、CBCが、不必要に、ある種のプロトコルを別のプロトコルに変換しなくてもよくする。参考のために、RNCは、通常、複数の基地局への接続を管理する。例えば、RNCから、パケットトラフィックと呼び出しトラフィックは、通常、分離できる。例えば、呼び出しトラフィックは、モバイル交換局に送られ、データトラフィックは、インターネットまたは専用IPネットワークに進むように転送される。
本発明の別の実施形態では、NIRは、階層として相互に接続することができ、最上位レベルのNIRは、図1に示すように、CBCに接続することができる。簡単にするために、2つの階層レベルだけが示されているが、状況に応じて、これらは、実装要件を満たすより多くのレベルとすることもできる。この説明例では、レベル1のNIRが、レベル2のNIRに情報を送り、レベル2のNIRがレベル3のNIRに情報を送り、レベル3のNIRがCBCに情報を送る。好ましい実施形態では、CBCは、場所座標に基づいて情報を処理し、この情報を特定のセル領域でブロードキャストするために特定の基地局に送る。
本発明の別の実施形態では、セルブロードキャストを介してブロードキャストされるプライマリ情報は、2つのやり方、すなわち、「PSF形式」と「PSE形式」で構築され、または編成される。どちらの形式も、本質的に、MSの同じプライマリ情報を運ぶ。しかしながら、一方の形式は、追加のビットまたはヘッダを挿入してMSに以下のヒントを与えることによって、他方の形式と区別できる。
1.好ましい実施形態では、PSF形式は、MSに、あるNIRにおいてこのプライマリ情報と関連付けられたセカンダリ情報が利用可能であること(すなわち、このNIRがセカンダリ情報で満たされていること)、およびMSが、この情報をプルするためにこのNIRにコンタクトしてもよいことを知らせる。
2.好ましい実施形態では、PSE形式は、MSに、(a)あるNIRにおいてプライマリ情報と関連付けられたセカンダリ情報が利用可能でなく(すなわち、このNIRが空であり)、したがって、セカンダリ情報をプルするためにNIRにコンタクトしても無意味であること、および(b)このNIRがセカンダリ情報で満たされる必要があり、任意のMSが任意の情報を見つけた場合には、情報をこのNIRにも送るべきであることを知らせる。
好ましくは、情報が更新されると、この情報の形式カテゴリがPSEからPSF形式に昇格される。特に、この技法は、NIRとMSの間の効率のよい問い合わせ応答通信を提供するのに役立つ。というのは、1)MSは、このMSが、セルラブロードキャストで、NIRが所望の情報を含むというヒントを受け取る場合に限って、NIRに問い合わせを送り、2)また、MSは、NIRが必要とする場合に限って、任意の新しいネットワーク要素に関する情報を報告するからである。
いくつかの有利な実施形態では、異なる形式または符号を使ったNIRとMSの間の通信(直接の、またはブロードキャストを介した間接のものなど)は、MSをトリガして、NIRのための任意の特定のタスクを行わせることができる。よって、これは、様々な他の用途を生み出すことができる。以下の「例示的用途」という見出しの下で、2つの例示的用途を説明する。
本発明の別の実施形態では、セルラネットワーク支援/関連場所検出機構が示唆できる。これは、MSに、MSの地理的場所を検出する独自の機構を持つことを放棄させることができる。よって、MSクライアントは、状況によっては、もはや、GPS装備であることを必要としなくなる。
本発明の別の実施形態では、MSは、プライマリ情報が、このMSのセッション継続のために十分であるかどうか、またはMSがセカンダリ情報を必要とするかどうかを決定する決定権限を有していてもよい。いくつかの用途/シナリオでは、MSは、セカンダリ情報を必要とせず、よって、かかる場合には、NIRに毎回問い合わせを送る必要がないはずである。この実施形態の例示的流れ図を図3に示す。
本発明の実施形態は、既存の技法に存在する欠点を克服することができるのみならず、例えば以下のような、いくつかの別の利点を提供することもできる。
(a)いくつかの好ましい実施形態では、MSは、常に、セルラブロードキャストを介してNIRの到達可能な場所に関する確実な情報を受け取る。とりわけ、従来の知られているシステムが非効率的であったのは、特に、これらが、必ずしもそうであるとは限らないにもかかわらず、MSがNIRの到達可能な場所を知っているものと仮定していたからである。
(b)いくつかの好ましい実施形態では、ネットワーク上の余分な信号トラフィックと、NIRに対する複製データ処理圧力が低減される。好ましい実施形態では、あるドメインに偶然に入るあらゆるMSは、まず、異なる送信元を介して受け取られる情報における不一致を比較、検出し、これらの不一致をNIRに報告する。NIRがCBCを更新し、CBCが更新情報をブロードキャストし始めると、事実上、不一致がまったく存在しなくなり、事実上、他のMSが報告すべきことがなくなる。これは、冗長な信号トラフィックを無くするのみならず、同時に、NIRを、不必要な複製情報の処理から解放することにもなる。これとは対照的に、従来の技法では、すべての報告エージェントが、いついかなる場所でどんなネットワークを発見しようとも、この情報をネットワークデータサーバに送信し続けるはずであり、これは、ネットワーク上の信号トラフィックと、NIR側の処理負担を増大させることになる。
(c)いくつかの好ましい実施形態では、モバイルにとってのヒントのブロードキャスト(前述のPSF形式やPSE形式など)も、NIRが所望の情報を含まない場合に、MSがNIRにコンタクトするのを回避させる。これは、NIRとMSの間の効率のよい問い合わせ応答通信を提供するのみならず、MSに、NIRがセカンダリ情報を必要としていることを知らせ、MSに、いずれかの情報を発見した場合に、この情報をNIRにも送るべきであることを知らせることにもなる。
(d)いくつかの好ましい実施形態では、プライマリ情報のみのブロードキャストは、CBC容量を効率よく使用する。しかも、CBCブロードキャスト領域のフットプリントが大きいため、MSは、通常、前もって基本情報を過剰に受け取ることになり、事前のモビリティおよび他の時間に影響されやすいモバイル用途をサポートするためには具合がよい。
(e)いくつかの好ましい実施形態では、MSは、このMSがどこにあり、どのローカルネットワークに接続されているかを問わず、常に、単一のプロトコルを使って、所望の情報を取り出すためにNIRと通信する。
参照を容易にするために、次に、各図に示す例示的、非限定的実施形態のさらなる考察を行う。次に、各図のさらなる考察を行う。図2を参照すると、前述のように、図2には、いくつかの例示的実施形態において、能動モードのMCまたはMSによって行われ得る例示的アルゴリズムまたはプロセスフローが示されている。この例示的実施形態では、ステップ120で、モバイルが、セルラブロードキャストをリッスンし、ステップ121で、モバイルが、WLANのビーコンをリッスンする。ステップ127で、モバイルは、これらを比較し、不一致がないかどうか評価する。答えがNOである場合、プロセスはステップ120に戻る。答えがYESである場合、プロセスはステップ128に進み、現在のGPS座標を獲得し、実際に発見されたネットワーク要素に関する情報をNIRに送る。この間に、ステップ122の後で、モバイルは、事前対応型ハンドオフを実行するのに十分な情報があるかどうか判別する。答えがYESである場合、プロセスはステップ125に進み、事前対応型/能動型ハンドオフを実行する。他方、答えがNOである場合、プロセスは、ステップ123に進み、NIRに問い合わせを送る。これに応答して、ステップ124で、モバイルは、NIRから情報を受け取る。次いで、プロセスは、ステップ125に進み、事前対応型/能動型ハンドオフを実行する。ステップ126で、モバイルは、新しく接続したネットワークからネットワーク要素情報を獲得する。ステップ129で、プロセスは、ステップ126で獲得した情報を、ステップ124で受け取った情報と比較し、不一致が存在するかどうか判定する。答えがNOである場合、プロセスはこれ以上進まず停止する。他方、答えがYESである場合、プロセスは、ステップ128に進み、現在のGPS座標を獲得し、実際に発見されたネットワーク要素に関する情報をNIRに送る。
次に図3を参照すると、図3には、いくつかの例示的実施形態において、能動モードのMCまたはMSによって実行できる例示的アルゴリズムまたはプロセスフローの別の実施形態が示されている。具体的には、図示のように、ステップ201で、モバイルが、WLANのビーコンをリッスンし、ステップ202で、モバイルが、セルラブロードキャストをリッスンする。ステップ210で、モバイルは、NIRでセカンダリ情報が利用可能であるかどうか判別する。答えがNOである場合、プロセスは、ステップ215に進み、ここで、モバイルは、限られた利用可能な情報を用いてハンドオフを行うべきかどうか判別する。この時点において、答えがNOである場合、ハンドオフは失敗する。他方、答えがYESである場合、プロセスはステップ250に進む。しかしながら、ステップ210で答えがYESである場合、プロセスはステップ220に進み、セカンダリ情報が必要とされるかどうか判別される。答えがNOである場合、プロセスはステップ250に進む。しかしながら、答えがYESである場合、プロセスはステップ230に進み、NIRに問い合わせを送る。次いで、モバイルは、ステップ240で、NIRから情報を受け取る。ステップ250で、モバイルは、前述の任意の適切なパスを介して到達できるネットワークに、事前対応型/能動型ハンドオフを行う。ステップ260で、モバイルは、新しく接続したネットワークからネットワーク要素情報を取得する。ステップ205に示すように、いくつかの実施形態では、ステップ260でモバイルによって獲得される情報と、ステップ240でNIRから受け取られる情報が、モバイルによって比較されて、不一致があるかどうか判別される。答えがNOである場合、プロセスは、これ以上進まず停止する。他方、答えがYESである場合、ステップ204で、モバイルは、現在のGPS座標を受け取り、NIRに、実際に発見されたネットワーク要素に関する情報を送る。ステップ203に示すように、いくつかの実施形態では、ステップ201と202で(すなわち、ビーコンとブロードキャストから)受け取られる情報に不一致がないか比較される。答えがNOである場合、システムはステップ202に戻る。他方、答えがYESである場合、システムはステップ204に進む。
次に図4を参照すると、図4には、いくつかの例示的実施形態において、受動モードのMCまたはMSによって実行できる例示的アルゴリズムまたはプロセスフローの実施形態が示されている。この場合、ステップ410で、モバイルが、WLANのビーコンをリッスンし、ステップ420で、セルラブロードキャストをリッスンする。ステップ430〜440で、モバイルは、WLANのビーコンとセルラブロードキャストに不一致がないか比較し、不一致が存在するかどうか判別する。ステップ440で到達する答えがNOである場合、プロセスはステップ410に戻る。他方、ステップ440で到達する答えがYESである場合、プロセスはステップ450に進み、モバイルは、現在のGPS座標を獲得する。この後、プロセスは、ステップ460に進み、システムは、NIRに、実際に発見されたネットワーク要素に関する情報を送る。この後、プロセスは、ステップ410に戻る。
例示的アーキテクチャ
いくつかの例示的実施形態によれば、好ましい実施形態の諸態様を実行するのに利用されるNIR、CBCおよびMSは、以下の機能を果たすように構成される。各構成要素(NIR、CBC、MSなど)によって果たされる機能は状況によって変更できることを、本開示に基づいて理解すべきである。
NIRの機能:
いくつかの例示的実施形態では、NIRは、以下の機能の一部または全部、好ましくは全部を果たすように構成される。
1.いくつかの実施形態では、NIRは、NIRがMSから更新を受け取り、またはMSに、データベース内の任意の期限切れ情報を置換するための更新を送るよう求めるように構成されている。
2.いくつかの実施形態では、NIRは、NIRがこれらの更新をCBCに送るように構成されている。
3.いくつかの実施形態では、NIRは、ブロードキャストされるべき情報とは別に、NIRは、CBCの使用または上位レベルのNIRの使用だけのための何らかの管理情報も送るように構成されている。例えば、NIRは、ブロードキャストされるべきメッセージの地理的適用範囲の概略を記述する(ネットワーク情報と地理的領域とのマッピング、または、ブロードキャストが意図されるセルIDのリストとのマッピングなど)ことができる。
4.いくつかの実施形態では、NIRは、各NIRが、独自の識別情報(NIRのIPアドレスなど)を上位レベルのNIRまたはCBCに送るように構成されている。
5.いくつかの実施形態では、NIRは、各NIRが、メッセージに何らかの参照番号を付加するように構成されている。いくつかの例では、これは、通し番号またはバージョン番号、あるいはこれら両方とすることができる。例えば、通し番号は、地理座標と情報の両方が新しい/変更されている場合に使用されてもよく、バージョン番号は、情報内容だけが変更されており、地理座標は変更されていない場合に使用されてもよい。
追加のNIRの機能:
他のいくつかの例示的実施形態では、NIRは、以下の機能の一部または全部、好ましくは全部を果たすように構成される。特に、NIRをより高機能にするために、NIRに以下の追加機能を組み込むことができる。
1.いくつかの実施形態では、NIRは、NIRが、CBCに配信されるべきメッセージをフォーマット設定するすべての態様を行えるように構成されている。例えば、NIRは、上記参照文献[3]などで論じられているRDF(リソース記述フレームワーク)といった、任意のよく知られている形式を使用することもできる。
2.いくつかの実施形態では、NIRは、NIRが、メッセージを、(a)ユーザを対象とするメッセージ(サービス提供者名、料金など)と、(b)基本的にユーザを対象とするものではないメッセージ(NIRや他のサーバのアドレスなど)の2つのクラスに分類することもできるように構成されている。よって、MSは、MSユーザが必要とするメッセージだけを選択的に拾って、表示することができる。
3.いくつかの実施形態では、NIRは、メッセージブロードキャストが求められる好ましい時刻と好ましい頻度を伝達するように構成されている。例として、これには、例えば、ブロードキャストされるべき情報の量、モバイルがセル内を移動する速度など、いくつかの要因を考慮に入れる計算が関与してもよい。
4.いくつかの実施形態では、NIRは、優先度の観点からメッセージを類別するように構成されている。すなわち、例えば、優先度の高いメッセージを、最も早い機会にブロードキャストされるよう要求することもでき、通常のメッセージを、関連付けられる反復期間などに従ってブロードキャストされるよう要求することもできる。また、いくつかの実施形態では、NIRは、必要に応じて、CBCに、メッセージブロードキャストを中止するよう指示することもできる。
5.いくつかの実施形態では、NIRは、MSをトリガして、NIRのためにある所望の処置を実行させることのできる符号化または様々な形式を使用するように構成されている。
CBCの機能:
CBCは、セルラネットワークの一部であり、いくつかのBSC/RNCに接続できる。CBCは、CBSメッセージというブロードキャストメッセージを管理する役割を果たす。いくつかの例示的実施形態では、CBCは、以下の機能の一部または全部、好ましくは全部を果たす。
1.いくつかの実施形態では、CBCは、これのメッセージに通し番号を割り振るように構成されている。
2.いくつかの実施形態では、CBCは、CBCメッセージがブロードキャストされるべきセルを決定するように構成されている。
3.いくつかの実施形態では、CBCは、CBCメッセージがブロードキャストされるべき時刻を決定するように構成されている。
4.いくつかの実施形態では、CBCは、CBCメッセージブロードキャストが反復されるべき頻度を決定するように構成されている。
5.いくつかの実施形態では、CBCは、各BSCおよび/またはRNCに、必要に応じて、CBCメッセージのブロードキャストを中止するよう指示することができるように構成されている。
6.いくつかの実施形態では、CBCは、BSCおよび/またはRNCに固定長のメッセージを送り、必要な場合には、各ページを、例えば、82オクテットの長さにまでパディングすることによってブロードキャストを開始することができるように構成されている。ここで、82オクテットの長さは、デフォルトの文字セットを使用すると、93文字に等しい。これらのページの最大15ページまでが連結できる。いくつかの実施形態では、メッセージ容量を改善するために、例えば、参照によりこれの内容が本明細書に組み込まれる、3GPP Technical Specification TS23.038に記載されている方式など、他のデータ符号化方式も使用できる。
7.いくつかの実施形態では、CBCは、BSCおよび/またはRNCによって保持されるCBCメッセージを変更し、または削除することができるように構成されている。
8.いくつかの実施形態では、CBCは、メッセージがブロードキャストされるべきセルブロードキャストチャネルを決定することができるように構成されている。
9.いくつかの実施形態では、CBCは、NIRとMSの間で行われ得る圧縮および/または圧縮解除を使用することができるように構成されている。
10.いくつかの実施形態では、CBCは、モバイルに、MSユーザが必要とするメッセージだけを選択的に表示させるためのメッセージクラスを割り当てることができるように構成されている。いくつかの実施形態では、メッセージクラスは、情報のカテゴリと、メッセージがコンパイルされている言語を明らかにする。適切な人間/機械インターフェースを使用すれば、ユーザは、例えば、広告情報やよく知らない言語のメッセージなど、ユーザが受信したくない種類のメッセージを無視することができる。
MSの機能:
いくつかの例示的実施形態では、MSは、以下の機能の一部または全部、好ましくは全部を果たすように構成される。
1.いくつかの実施形態では、MSは、例えば、WLANインターフェースとセルラインターフェースを含むデュアルインターフェースなど、複数のインターフェースを備えるように構成されている。好ましい実施形態では、MSは、セルラブロードキャストをリッスンし、「サーチリスト」にメッセージIDがあるCBCメッセージを受け取ろうとする。この「サーチリスト」は、好ましくは、例えば、USIM上のEFCBMIファイル、EFCBMIDファイル、EFCBMIRファイル[上記参照により本明細書に組み込まれている参照文献[2]参照]などに格納されているメッセージIDと、ユーザ機器(UE)の「受け取るべきCBCメッセージのリスト」に格納されている任意のメッセージ識別子を含む。参考のために、UEは、例えば、セルラ電話機や、MSに関連するUSIMといったすべての周辺機器などに関連する。ユーザ機器(UE)が、サーチすることのできるメッセージIDの数に関して制限された機能を有する場合、USIMに格納されているIDが、UEに格納されているどんなメッセージIDより優先される。好ましい実施形態では、UEは、利用可能なネットワークと、セルラネットワークフットプリントのセル内で動作する関連付けられるネットワーク要素(DHCPサーバ、認証サーバなど)のアドレスを知る。これらのネットワークは、同じドメインまたは異なるドメインの一部とすることができる。加えて、MSは、NIRのIPアドレスも知る。
2.いくつかの実施形態では、MSは、連結されたページの場合、各メッセージが、(例えばメッセージの送信元を示す)同じメッセージ識別子と、同じ通し番号を有するように構成されている。この情報を使えば、MS/UEは、すでに受け取られたメッセージの再ブロードキャストを識別し、無視することができる。
例示的用途:
道路渋滞情報:
いくつかの例示的実施形態では、任意の特定の時刻に渋滞に直面している道路または幹線上の区間に関して、リアルタイムでユーザに知らせる道路渋滞情報での適用が可能である。この適用を実施するために、MSは、好ましくは、ブルートゥースまたは任意の短距離WLAN上の走行距離計から乗り物の速度を取得することができるようにされている。好ましくは、MSは、ローカル基地局からブロードキャストされている指定制限速度を受信することもできる。好ましくは、MSは、これ自体の速度とブロードキャストされる制限速度を比較し、有意な差(すなわち不一致)がある場合には、MSは、NIRにメッセージを送る。
したがって、NIRは、道路または幹線の渋滞区間の複数のMSからかかるメッセージを受信することになる。好ましくは、NIRは、例えば、自動車のナビゲーション機器上で(赤、黄などの)色分けを使うなど、自動車または乗り物内で表示するために、渋滞の激しさを変換することができる。様々な実施形態では、この情報は、任意のエアまたは無線インターフェースを介して加入ユーザに送信できる。
加えて、運輸省関連の情報に、(工事区間の制限速度などを考慮に入れた)幹線番号および場所とマップされた指定制限速度を、ローカルNIRに直接(またはセルラシステムのCBCに)供給させることもできる。よって、基地局は、これの区域内で指定される指定制限速度をブロードキャストする。
電子タクシー配車:
いくつかの例示的実施形態では、タクシー配車取次店を不要にする、タクシー配車での適用が提供できる。いくつかの実施形態では、タクシーを必要とするユーザが、例えば、ある場所に位置し、または立っているものとすることができる。好ましい実施形態では、ユーザのモバイル機器が、NIRアドレスを知っている(例えば、前述の実施形態で説明するようにセルブロードキャストから受け取っていてもよい)。いくつかの実施形態では、ユーザは、ユーザのMSのタクシーアイコンを押し、または別の方法でMSを使って、NIRに、ユーザの現在場所座標と共にメッセージを送信する。NIRは、次いで、これのデータベース内の適格なタクシーをサーチすることができる。適格なタクシーを発見すると、NIRは、CBCを介して、タクシー運転手の携帯電話機上のSMSなど、タクシー運転手にメッセージを送信することができる。参考のため、SMS(ショートメッセージサービス)は、最大で160から224文字までのメッセージを、GSM(Global System for Mobile)通信を使用するモバイル電話機に送信するサービスである。通常、SMSメッセージは、同じセル内で、またはローミングサービス機能を有する者に送信される。加えて、SMSサービスは、PCリンクなどを備えるWebサイトアプリケーションからデジタル電話機に、またはあるデジタル電話機から別のデジタル電話機にも送信できる。適格なタクシーとは、以下のものである。
1.好ましい実施形態では、セル電話番号が、(このサービスに加入しているタクシーなど)設定データベースに登録されているタクシー。
2.好ましい実施形態では、ユーザの地理座標の近くにあるタクシー。
3.好ましい実施形態では、旗が立っている(例えば、現在どんな乗客にもサービス提供していない空車の)タクシー。これに関して、タクシーは、本開示に基づいて当業者に理解されるように、タクシーの状況が空車であるか、それとも乗車中であるか識別するメッセージを送信することができる。
説明のためのマルチキャストの例:
前述のように、ブロードキャストを使用するのではなく、NIRから受け取られる情報を、代替として、加入ユーザにマルチキャストすることもできる。当業者であれば、前述の説明に基づき、どのようにして加入ユーザへのマルチキャストを実施すべきか理解するはずであるが、本項では、かかる実施形態の利点に関連する若干の背景情報、および参照を容易にするためのいくつかの例示的実施形態について説明する。ブロードキャストモードとマルチキャストモードの間の目だった区別は、ユーザは、各ブロードキャストサービスでは、別々に加入する必要がないが、マルチキャストモードでは、各サービスに別々に申し込めることである。結果として、ブロードキャストサービスは、一般に、課金されないが、マルチキャストサービスは、加入ユーザに課金し、または請求することができる。
一般に、CBCを介したブロードキャストは、用途によっては、いくつかの実用上の問題が生じ得る。第1に、CBCは、一般に、VERIZONや別の会社などの、セルラ事業者のネットワークによって運用されるはずである。結果として、かかる事業者は、競合他社のネットワークに関連する情報を積極的にブロードキャストしようとしないこともある。よって、これは、競合他社情報に関連する実際の実装に関して、実用上の問題が生じ得る。第2に、CBCおよびセルラネットワークは、一般に、非加入ユーザにさえも無制限にブロードキャストすることを伴うはずである。よって、これは、非加入ユーザへの送信に関連する実際の実装に関して、実用上の問題が生じ得る。例えば、これは、あるユーザが加入料金を支払い、かかる支払に基づいてかかる送信を受け取ることを保証する点で実用上の問題が生じ得る。第3に、CBCおよびセルラネットワークは、一般に、あまり特権を持たない加入者にさえも無制限にブロードキャストすることを伴うはずであるが、セルラ事業者は、一般の加入者やあまり熱心でない加入者など、あまり特権を持たない加入者に対してではなく、プラチナ会員やゴールド会員の加入者などにのみサービスを提供しようとすることもあろう。
例として、いくつかの実施形態では、3GPPに属するマルチキャストに関連する規格に従って、マルチキャストが実施できる。これに関しては、規格文書1)3GPP TS 22.146, 3GPP Multimedia Broadcast Multicast Service Stage-1と、2)3GPP TS 23.246, 3GPP Multimedia Broadcast Multicast Service, Architecture and Functional descriptionの内容全体を、参照により、本明細書に組み込むものである。これに関しては、やはり、参照によりこれらの開示全体が本明細書に組み込まれる、2つの要約文書、1)3G Evolving Technologiesにより、<<http://www.3get.de/pdf/MBMS_PIK_060404.pdfhttp://www.3get.de/pdf/MBMS_PIK_060404.pdf>>に公開されている、Th. Lohmar、H. Wiemann、F. Hundscheidt、M. MeyerおよびR. Keller著、「Support of Multicast Services in 3GPP」と、2)<<http://www.medialab.sonera.fi/workspace/ MBMSWhitePaper.pdf>>と、ZDNETを介して<<http://whitepapers.zdnet.co.uk/ 0,39025945,60154728p-39000516q,00.htm>>に公開されている、TELIASONERAによる白書、「Mobile Broadcast/Muticast Service (MBMS)」も参照するものである。前述の参照文書に記載されているMBMSサービスには、例えば、既存のGSMやUMTSセルラネットワークによって提供できるIPデータキャスト型サービスが関与する。特に、MBMSインフラストラクチャは、サービスとユーザの間の対話に上りチャネルを使用することを可能にする。実際には、マルチキャストユーザは、いくつかの所望のサービスに加入できるようにするには、対話手順のための戻りチャネルを必要とする。特に、MBMSは、既存のGSMやUMTSサービスなどを妨害せず、MBMSをサポートしていないモバイル機器は、MBMS機能を有する顧客にMBMSを提供するネットワークで動作する。さらに、MBMSインフラストラクチャは、一般の無線チャネルを使って、無線リソースを効率よく使用するマルチキャストモードを可能にする。データは、ネットワーク(本明細書のいくつかの実施形態のNIRなど)によって定義されるマルチキャストサービス領域にわたって送信できる。特に、マルチキャストモードは、ネットワークが、マルチキャストグループのメンバを含むマルチキャストサービス領域内のセルに選択的に送信することを可能にする。
例えば、図8Aは、MBMSを実施するいくつかの例示的実施形態による、例示的ブロードキャスト/マルチキャストサービスセンタ(BM−SC)とインターフェースする例示的ネットワークインターフェースリポジトリ(NIR)を示す例示的アーキテクチャ図である。特に、いくつかの実施形態では、CBCは、無制限な方式で(例えば、非加入ユーザに対してさえも)動作し、IP層または第3層情報処理を伴わないこともあるが、BM−SCは、制限された方式で(加入ユーザなどに対して)動作し、IP層または第3層情報処理を伴い得る。
参照を容易にするために、図8Bに、図1と8Aに示される実施形態の好ましい実装形態のどちらにも共通のアーキテクチャを概略的に示す。図示のように、NIRシステムは、好ましくは、いくつかの例示的実施形態では、コアネットワークを介して無線アクセスネットワークとの通信を行う、CBCやBM−SCといった、制御システムまたは装置を介して、セルラ事業者ネットワークとの通信を行う。理解されるように、いくつかの例示的無線アクセスネットワークには、例えば、GRAN(GSM無線アクセスネットワーク)やUTRAN(UMTS無線アクセスネットワーク)などが含まれる。
加えて、いくつかの好ましい実施形態では、モバイル機器は、これの開示全体が参照により本明細書に組み込まれる、本発明の発明者Raziq Yaqubらにより、2005年8月16日に出願された、「IP NETWORK INFORMATION DATABASE IN MOBILE DEVICES FOR USE WITH MEDIA INDEPENDENT INFORMATION SERVER」という名称の、米国特許出願第11/161775号明細書に開示されている方法を用いるなど、1)利用可能なネットワークに関する情報を格納し、2)モバイルのポリシを最も満足させる利用可能なネットワークを選択するように構成されている。加えて、いくつかの好ましい実施形態では、モバイル機器は、必要に応じて、受け取った情報を格納し、再利用することができるように構成されている。いくつかの実施形態では、例えば、MBMSがサポートされていないGSM/UMTSカバー領域ではセルブロードキャストが使用され、MBMSがサポートされている場合にはマルチキャストが使用できるシステムが提供できる。
例示的ハイブリッド移動局:
いくつかの実施形態では、「[i]tは、UEに、ローカルでサポートされる3GPPおよび非3GPPアクセス技術に付随するアクセスネットワーク情報を提供する事業者にとって可能であるものとする」と記載されているTR23.882の第5項の下で、前述のように、UEは、例えば、MBMS、CBCセルブロードキャスト、および802.21によって定義されるプロトコルを介してアクセスネットワークに関する情報を受け取り/要求することができるように構成されている。
これに関して、TR23.882(System Architecture Evolution)に関連して1つ重要なことは、3GPPおよび非3GPPのIPアクセスシステムを含む様々なアクセスシステムをサポートすることである。これは、UEの近傍において利用可能な、かつ/またはサポートされるネットワークを探索することを視野に入れるものである。TR23.882V1.2.2を調べると、アクセスネットワーク情報探索が未解決の問題であることが明らかになる。本出願で述べるように、この問題は、以下の手法によって解決できる。
ブロードキャスト/マルチキャストベースの手法
3GPP規格によれば、ブロードキャストは以下の種類のものである。
1.BCCHを介したチャネルブロードキャスト:アクセスシステムが、UEが近隣のセルを探索するのを支援するために、同じアクセス技術の近隣のセルの情報を告知する。この機能は、他のアクセスネットワークに付随する情報を告知するように拡張されてもよいが、この拡張は、ブロードキャスト制御チャネル上で大量のネットワーク情報を告知/ブロードキャストするために、無線リソースを浪費することになり得る。
2.CBCを介したセルブロードキャスト:アクセスネットワーク情報が、場所に基づいて特定のセル内のすべてのUEにブロードキャストできる。これは、いくつかの理由でより適切な手法となり得る。しかしながら、前述のように、事業者らが、すべての/認証されていないUEに情報を告知しようとしないこともある。
3.MBMSを介したマルチキャスト:アクセスネットワーク情報が、対象とされるUE(サービス加入者など)だけにマルチキャストできる。前述のように、これは、特に、事業者にとって実行可能な業務事例を生み出すことになるため、最も望ましい手法であると考えられる。
問い合わせベースの手法
この場合、UEは、「アクセスネットワークのデータベース(DAN)」(好ましくは、これは、任意の利用可能なアクセスネットワークを介してアクセス可能である)にアクセスして、このUEの近隣で利用可能な他のアクセスネットワークに関連する情報を取り出すことができるように構成できる。前述の実施形態によれば、この手法は、アクセスネットワークの情報を格納することができ、UEの問い合わせに応答し、任意の利用可能なアクセスネットワークインターフェースを介して、この情報をUEに配信することのできる(NIRなどの)既存の、または新規の機能エンティティを必要とする。
上記のアクセスシステム探索手法は、どちらも、関連付けられる設計考慮事項を有する。いくつかの好ましい実施形態では、(前述の)ブロードキャストまたはマルチキャストの手法と、(前述の)問い合わせベースの手法の態様を組み合わせるハイブリッド手法が提供される。
いくつかの好ましい実施形態では、ハイブリッド手法を実現するために、UEとネットワークにおける設備を、UEが以下が可能になるようにする必要がある。
1.近隣の/サポートされるネットワークに関するプライマリ情報を受け取ること(例えば、MBMSに関する3GPP技術仕様(22.146、23.246など)で定義されるマルチキャストを受け取ること、またはCBCに関する3GPP技術仕様(23.041など)で定義されるセルブロードキャストをリッスンすることなどによる)。
2.DANに問い合わせを送って、(必要に応じて)(IEEE802.21で定義されるものなど)いくつかの標準プロトコルを使用する同じネットワークに関する2次または追加の情報を獲得する。
3.UEは、既存のインターフェースを使って(例えば、S1−S5−Giや、S2−Giや、DANが3GPPネットワークの外部にある場合には、BM−SCを介して)任意の利用可能なアクセスネットワークからDANにアクセスすることができるようにされている必要がある。
好ましい実施形態では、プライマリ情報とセカンダリ情報両方の、利用可能な情報から、UEは、セッション継続のためにハンドオーバするのに最も適した候補ネットワークを選択することができる。
参考のために、図9は、かかるハイブリッドシステム(DANなど)に関連するいくつかの機能要素/インターフェースを含む、本明細書のいくつかの実施形態に従って変更された3GPP無線技術のLTE(Long Term Evolution(長期的発展型))を示す図である。ここでは、特に、3GPP文書に記載されているように、GERANは、GSM EDGE無線アクセスネットワークを表し、UTRANはUMTS地上無線アクセスネットワークを表し、MMEはモビリティ管理エンティティを表し、UPEはユーザプレーンエンティティを表し、Inter AS Anchorは、アクセスシステム間アンカを表し、以下同様である。若干の一般的な背景を提供する、<<http://www.3gpp.org/Highlights/LTE/LTE.htm>>の3GPPWebサイトを参照する。特に、番号S1からS7は以下のように記述されている。
S1:ユーザプレーンと制御プレーンのトラフィック搬送のために、コアネットワークから無線アクセスネットワークへ
S2:ユーザプレーン制御とモビリティサポートのために、非3GPPアクセスネットワーク(無線LANなど)からコアネットワークへ
S3:アイドル状態および/またはアクティブ状態の間のユーザとベアラの情報交換のために、GPRSコアから高機能コアネットワークへ
S4:モビリティサポートのために、GPRSコアから高機能コアネットワークへ
S5:ユーザプレーン制御とモビリティサポートのために、モビリティ管理エンティティ/ユーザプレーンエンティティからアクセスシステム間アンカへ
S6:加入者データ(認証と許可)の転送のために、ホーム加入者サーバから高機能コアネットワークへ
S7:サービス品質および課金規則の転送のためにPCRFからポリシ課金実施点へ
(本発明の広い範囲)
本明細書では、本発明の例示的実施形態を説明しているが、本発明は、本明細書で説明した様々な好ましい実施形態だけに限定されず、本開示に基づけば当分野の技術者によって理解されるはずの、等価の要素、改変、省略、(様々な実施形態にまたがる態様などの)組合せ、適合及び/又は変更を有するありとあらゆる実施形態を含むものである。特許請求の範囲における限定は、特許請求の範囲で用いられる言葉に基づいて幅広く解釈されるべきであり、本明細書において、又は本出願の出願中において記述される例だけに限定されず、これらの例は、非排他的であると解釈されるべきである。例えば、本開示において、「好ましくは」という用語は、非排他的であり、「それだけに限らないが、好ましくは」を意味する。本開示において、かつ本出願の出願中において、手段プラス機能又はステッププラス機能限定は、特定のクレーム限定について、この限定において、a)「〜の手段」又は「〜のステップ」が明記されている、b)対応する機能が明記されている、及びc)構造、材料又はこの構造をサポートする動作が記載されていないという条件すべてが存在する場合に限り用いられる。本開示において、かつ本出願の出願中において、「本発明」又は「発明」という用語は、本開示内の1つ又は複数の態様を指すものとして使用され得る。本発明又は発明という言葉は、誤って重要度の識別と解釈されるべきではなく、誤ってすべての態様又は実施形態にわたって適用されるものと解釈されるべきではなく(すなわち、本発明はいくつかの態様及び実施形態を有すると理解されるべきであり)、また、誤って本出願又は特許請求の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。本開示において、かつ本出願の出願中において、「実施形態」という用語は、任意の態様、特徴、プロセス又はステップ、これらの任意の組合せ、及び/又はこれらの任意の部分などを記述するのに使用され得る。いくつかの例では、様々な実施形態が重なり合う特徴を含み得る。本開示では、「例えば」を意味する「e.g.」という省略用語が用いられ得る。
いくつかの例示的実施形態による、セルラシステムのセルブロードキャストセンタ(CBC)とインターフェースする例示的ネットワークインターフェースリポジトリ(NIR)を示すアーキテクチャ図である。 能動モードでMCによって実行される例示的プロセスステップを示す例示的流れ図である。 能動モードでMCによって実行される例示的プロセスステップを示す例示的流れ図である。 受動モードでMCによって実行される例示的プロセスステップを示す例示的流れ図である。 いくつかの例示的ネットワーク要素の例示的構成要素を示す例示的アーキテクチャ図である。 いくつかの例示的実施形態におけるいくつかの例示的装置構成要素を示す例示的アーキテクチャ図である。 複数のインターフェースを有するモバイル機器が複数のネットワークとの通信を行う例示的環境を示す例示的アーキテクチャ図である。 いくつかの例示的実施形態による、セルラシステムの例示的ブロードキャスト/マルチキャストサービスセンタ(BMSC)とインターフェースする例示的ネットワークインターフェースリポジトリ(NIR)を示すアーキテクチャ図である。 図1と8Aに示される実施形態の好ましい実装形態のどちらにも共通のアーキテクチャを概略的に示す図である。 本発明のいくつかの実施形態による、例示的3GPPアーキテクチャへの変更を示す概略図である。

Claims (31)

  1. ネットワーク情報データベースを維持するシステムであって、
    a)ネットワークおよび/またはネットワーク構成要素の名称および/またはアドレスに関連するプライマリ情報と、ネットワーク能力を含むセカンダリ情報を別々に格納するように構成されたネットワーク情報リポジトリを具備し、
    b)前記ネットワーク情報リポジトリはプライマリ情報移動局にブロードキャストまたはマルチキャストするために前記プライマリ情報をセルラネットワークに送信するように構成され、
    c)前記ネットワーク情報リポジトリはセカンダリ情報を前記移動局からの要求時に前記移動局に前記セカンダリ情報を送信するように構成されている、
    ネットワーク情報データベース維持システム。
  2. a)前記移動局の少なくとも1つは、前記プライマリ情報を、セルラネットワークのブロードキャストまたはマルチキャストから獲得し、前記セカンダリ情報を、前記ネットワーク情報リポジトリから獲得するように構成され、
    b)前記移動局は、プライマリおよび/またはセカンダリ情報の不一致を識別し、前記不一致を前記ネットワーク情報リポジトリに通知するよう構成され、前記ネットワーク情報リポジトリはプライマリおよび/またはセカンダリ情報データベースを更新し、更新を前記セルラネットワークに伝える、
    請求項1に記載のシステム。
  3. ネットワーク情報リポジトリ(NIR)を含むネットワーク上で余分な信号トラフィックを最小化し、データ処理圧力を最小化する方法であって、
    ネットワークドメインに入る移動局に、異なる送信元を介して受信されるネットワーク情報中の不一致を比較、検出させ、これらの不一致を前記NIRに報告させることと、
    前記NIRに、前記ネットワーク情報をセルラネットワークに送信させることと、
    前記セルラネットワークに、前記更新済み情報をブロードキャストまたはマルチキャストさせることと、
    を含む最小化方法。
  4. 前記NIRに、ネットワーク要素が接続されているか、それとも分離されているかを最初に探索する移動局を介して、ドメインのネットワーク要素に関する更新済み情報だけを受信させることをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記NIRは、地理的場所座標とマップされたネットワーク要素に関する情報を格納するように構成されていることをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記NIRは、時刻とマップされたネットワーク要素に関する情報を格納するように構成されていることをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記NIRに、ネットワークおよび/またはネットワーク構成要素の名称および/またはアドレスを含むプライマリ情報と、ネットワーク能力を含むセカンダリ情報を維持させることをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  8. 前記プライマリ情報は、ネットワークSSID、DHCPサーバのIPアドレス、アクセスポイントのIPアドレスまたは認証サーバのIPアドレスの少なくとも1つを含み、前記セカンダリ情報は、サポートされるセキュリティプロトコルの種類、サポートされるインターネットプロトコルの種類、QoSのサポート、他のネットワークとの網間接続のサポート、ローミング関係の有無、ローミング相手先の名前、価格情報、および/または前記ネットワークによってサポートされるサービスの少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記NIRは、前記セルラネットワークに、所与の地理的領域内の移動局にプッシュされるセルブロードキャストのためのプライマリ情報を伝達するように構成されている、請求項7に記載の方法。
  10. 前記セルブロードキャストは、異なる種類のメッセージが異なるチャネル上でブロードキャストされる多数のブロードキャストチャネルを提供する、請求項9に記載の方法。
  11. 移動局のユーザに、最初に、前記チャネルの少なくともいくつかを受信するよう加入させることをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 移動局のユーザが前記ユーザの移動局を介して、または前記ネットワークがリモートで、前記チャネルの少なくともいくつかをアクティブ化することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記チャネルの少なくともいくつかは、ある特定の種類のメッセージに割り振られる、請求項9に記載の方法。
  14. 前記の種類のメッセージは、広い地理的領域で標準化されている、請求項13に記載の方法。
  15. 前記NIRに、前記情報がブロードキャストされ、またはマルチキャストされるべき対象である前記セルラネットワークの地理的領域を定義させることをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  16. 前記NIRに、異なるネットワーク事業者に属する複数のセルラシステムとの通信を行わせることをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  17. 前記NIRに、前記NIRに問い合わせを送る移動局にセカンダリ情報を配信させることをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  18. 前記移動局に、前もって、隣接するネットワークと前記隣接するネットワークのパラメータに関して、セルブロードキャストまたはマルチキャストによるプライマリ情報と、前記NIRへの直接の問い合わせによるセカンダリ情報を獲得させることをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  19. 前記NIRに、メッセージブロードキャストまたはマルチキャストが求められる好ましい時刻と、好ましいタイミングを伝達させることをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  20. 前記NIRに、前記メッセージを時間優先度に基づいて類別させることをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  21. 前記移動局は、ブロードキャストまたはマルチキャストをリッスンしてネットワーク要素に関するプライマリ情報を獲得するように構成されており、前記NIRに問い合わせを送ることによってネットワーク要素に関するセカンダリ情報を獲得するように構成されている、請求項3に記載の方法。
  22. 前記移動局は、セルラネットワークから受信する前記ブロードキャストまたはマルチキャストと、非セルラネットワークからのビーコンをリッスンして比較し、前記受信メッセージ間の不一致を判別するように構成されている、請求項3に記載の方法。
  23. 前記移動局は、前記NIRからセカンダリ情報をプルし、前記プルしたセカンダリ情報を、前記移動局が実際に候補ネットワークに接続した後で獲得するセカンダリ情報と比較し、前記NIRと前記実際の候補ネットワークから受信する前記メッセージ間の不一致を判別するように構成されている、請求項3に記載の方法。
  24. 前記移動局は、前記NIRに、1次および/または2次不一致を通知して、前記NIRに、前記NIRのプライマリおよび/またはセカンダリ情報データベースを更新させ、更新を前記セルラネットワークに伝えさせるように構成されている、請求項22または23に記載の方法。
  25. 前記移動局は、1次不一致と2次不一致の両方がNIRに伝えられる能動モードで、または1次不一致だけが前記NIRに伝えられる受動モードで動作するように構成されている、請求項3に記載の方法。
  26. 前記移動局は、前記プライマリ情報が前記移動局のセッション継続のために十分であるかどうか、または前記移動局がセカンダリ情報を必要とするかどうかを決定するように構成されている、請求項3に記載の方法。
  27. 移動局がどこに位置しているか、および前記移動局がどのローカルネットワークに接続されているかを問わず、前記移動局は、同じプロトコルを使って、前記所望の情報を取り出すために前記NIRとの通信を行う、請求項3に記載の方法。
  28. 前記移動局は、WLANインターフェースとセルラインターフェースを含む、複数のインターフェースを備える、請求項3に記載の方法。
  29. 複数のNIRが、最上位レベルのNIRがセルラネットワークに接続された階層として相互に接続されている、請求項3に記載の方法。
  30. メッセージ形式のヒントの使用に基づくNIRとMSの間の効率的な問い合わせ/応答通信を用いて、前記MSが、ブロードキャストまたはマルチキャストで、前記NIRが前記所望の情報を含むというヒントを受け取る場合に限ってNIRに問い合わせを送るようにすることをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  31. ある特定の形式および/または符号を使ったNIRとMSの間の通信が、前記MSをトリガして、前記NIRのための特定のタスクを実行させる、請求項3に記載の方法。
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