JP2008525926A - ディスク保護スキーム - Google Patents

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Abstract

本発明は、ある第一のメディアストリームにおいて提供されるコンテンツの知覚を乱す可搬記憶媒体、メディアプレーヤーおよび方法に関する。前記第一のメディアストリームは、他の諸メディアストリームと組み合わされて少なくとも一つのトランスポートストリームをなし、少なくとも一つの第二のメディアストリームとともに可搬記憶媒体上に提供されている。メディアプレーヤーは、前記記憶媒体から再生制御ユニットを取得し、実装する(ステップ37)制御ユニットを含んでいる。前記第一のメディアストリームにおいて提供されるコンテンツを再生するユーザー選択を受領し(ステップ40)、該ユーザー選択に基づいて前記第一のメディアストリームと関係して呈示するための前記第二のメディアストリームを選択し(ステップ44)、前記第二のメディアストリームにおいて提供されるコンテンツを、前記第一のメディアストリームと関係して呈示し、前記第二のメディアストリームのコンテンツが前記第一のメディアストリームにおいて提供されているコンテンツの知覚を乱すようにする(ステップ48)。

Description

本発明は概括的には、メディアストリームにおいて提供されるコンテンツの保護に、より詳細にはある第一のメディアストリームにおいて提供されるコンテンツの知覚を乱す可搬記憶媒体、メディアプレーヤーおよび方法に関する。
近年、可搬記憶媒体上にマルチメディアデータを記録するための規格が、たとえばDVD(デジタル多用途ディスク)およびブルーレイディスクビデオなど、いくつも開発されている。異なる複数のメディアストリームが提供され、それらは互いに多重化されてトランスポートストリームになる。その際、ユーザーは呈示されるべきストリームを選択することもできる。たとえば、関係する国に依存して、異なるオーディオ言語ストリームおよび異なる字幕ストリームを選択するのである。
そのようなディスク上でコンテンツを提供するとき、コンテンツの限定バージョンを提供することが有利である。この限定バージョンとは、コンテンツ全体の部分集合をなすものである。そうすると、この限定バージョンは、当該コンテンツの主要な特徴のいくつかについて潜在的顧客に知らせるために無料で配布できる。ひとたび顧客がそのコンテンツを購入したら、その顧客はそのコンテンツの完全バージョンを与えられる。これは通常、限定バージョンのディスクと完全バージョンのディスクとで別個のディスクを提供することによってなされる。これはコンテンツを提供するには複雑かつ高価な方法である。したがって、同一のディスクが限定バージョンと完全バージョンの両方に使われれば有益であろう。
そのようにする一つの方法がUS2003/0163724において提示されている。ここでは、情報製品に対するオーバーレイ、中断、干渉、擾乱または配向乱れ(disorientation)としてマスク効果が提供され、ここで情報オブジェクトは画像、ビデオ、オーディオなどとして提供できる。情報製品はサーバー上で提供され、ユーザーにストリーミングされるが、CD-ROM記憶媒体上で提供されることもできる。
従来技術に鑑みれば、可搬記憶媒体上で提供されるコンテンツの知覚を乱す改良された方法を提供することが有利であろう。
したがって、可搬記憶媒体上で提供されるコンテンツの知覚を乱す改良された方法を提供することが、本発明の一つの目的である。
本発明の第一の側面によれば、この目的は、第一のメディアストリームにおいて提供されるコンテンツの知覚を乱すための、メディアプレーヤーにおいて使用されるべき可搬記憶媒体であって:
他の諸メディアストリームと組み合わされた前記第一のメディアストリームのほか、やはりトランスポートストリームにおいて提供される第二のメディアストリームを有する少なくとも一つのトランスポートストリームと、
前記メディアプレーヤーにロードされたときに、該メディアプレーヤーをして再生制御ユニットを実装せしめるコンピュータ・プログラム・コードとが保存されている記憶媒体であって、
前記再生制御ユニットは、
前記第一のメディアストリームにおいて提供されるコンテンツを再生するユーザー選択に基づいて、前記第一のメディアストリームと関係して呈示するための前記第二のメディアストリームを選択し、
前記第二のメディアストリームの少なくとも一部分において提供されるコンテンツの、前記第一のメディアストリームの対応する部分と関係しての呈示を命令し、前記第二のメディアストリームのコンテンツが前記第一のメディアストリームにおいて提供されているコンテンツの知覚を乱すようにする、
よう設定されている、記憶媒体によって達成される。
本発明のある第二の側面によれば、前記目的は、第一のメディアストリームにおいて提供されているコンテンツの知覚を乱すためのメディアプレーヤーであって、前記第一のメディアストリームは記憶媒体上で、他のメディアストリームと組み合わされて少なくとも一つのトランスポートストリームをなし、またあるトランスポートストリームにおいて少なくとも一つの第二のメディアストリームとともに提供されており、当該メディアプレーヤーが:
前記記憶媒体から再生制御ユニットを取得し、実装するよう構成された制御ユニットを有しており、該再生制御ユニットは、
前記第一のメディアストリームにおいて提供されるコンテンツを再生するユーザー選択に基づいて、前記第一のメディアストリームと関係して呈示するための前記第二のメディアストリームを選択し、
前記第二のメディアストリームの少なくとも一部分において提供されるコンテンツの、前記第一のメディアストリームの対応する部分と関係しての呈示を命令し、前記第二のメディアストリームのコンテンツが前記第一のメディアストリームにおいて提供されているコンテンツの知覚を乱すようにする、
よう設定されている、メディアプレーヤーによっても達成される。
本発明のある第三の側面によれば、前記目的は、第一のメディアストリームにおいて提供されているコンテンツの知覚を乱す方法であって、前記第一のメディアストリームは可搬記憶媒体上で、他のメディアストリームと組み合わされて少なくとも一つのトランスポートストリームをなし、またあるトランスポートストリームにおいて少なくとも一つの第二のメディアストリームとともに提供されており、当該方法が:
前記記憶媒体から再生制御ユニットを取得し、それを実装する段階と、
前記第一のメディアストリームにおいて提供されるコンテンツを再生するユーザー選択を受領する段階と、
前記ユーザー選択に基づいて、前記第一のメディアストリームと関係して呈示するための前記第二のメディアストリームを選択する段階と、
前記第二のメディアストリームの少なくとも一部分において提供されるコンテンツを、前記第一のメディアストリームの対応する部分と関係して呈示し、前記第二のメディアストリームのコンテンツが前記第一のメディアストリームにおいて提供されているコンテンツの知覚を乱すようにする段階、
とを有する方法によっても達成される。
コンテンツの知覚を乱すことは、本発明によって、可搬記憶媒体上に設けられる既存のコマンド構造を使って、簡単な方法で実現される。このようにして、コンテンツを乱すための追加的な複雑な施策を使うことが回避できる。これは、コンテンツ提供者に、コンテンツを乱すために実行される施策の完全なコントロールを許容するというさらなる利点がある。本発明はまた、コンテンツのプレビューおよび完全なコピーを提供するために同じ記憶媒体を使用することをも許容する。これはそのような可搬記憶媒体の製造コストを下げる。さらに、購入後にコンテンツを乱す施策を除去するためにコンテンツを編集する必要もない。検証された購入後は単にオフにできるのである。
請求項2に記載するところでは、前記第二のストリームは、情報を呈示する通常の目的のために当該媒体上に設けられる型のものである。この特徴は、他の目的のためにディスク上にすでに設けられているストリームの型を使ってコンテンツの擾乱を実現するという利点をもつ。このようにして、コンテンツの知覚を乱すための追加的なストリームおよび複雑な追加的施策は回避される。
請求項3および4に記載するところでは、前記再生制御ユニットは、いくつかのコマンド・モジュールを有し、その少なくとも一つが、ユーザーがストリームの生成を選択するときに作動させられ、前記選択を実行し、前記呈示を命令するよう設定されている。この施策は、コンテンツの知覚を乱すための施策の高速かつ単純な実装を許容する。
請求項5および6に記載するところでは、前記再生制御ユニットは、いくつかのメディアストリーム制御モジュールを有し、各メディアストリーム制御モジュールは、コマンド・モジュールによって作動させることができ、少なくとも一つのトランスポートストリームの少なくとも一部の再生を制御する、少なくとも一つの再生項目制御モジュールを有する。前記再生項目制御モジュールにはストリーム割り当てテーブルも関連付けられており、前記再生項目制御モジュールのための許容可能なストリームをリストする。ここで、前記第二のメディアストリームの選択は、前記ストリーム割り当てテーブルにおける設定に依存してなされ、前記呈示する命令は前記再生項目制御モジュールを作動させるコマンド・モジュールを通じて実行される。これにより、コンテンツの知覚を乱すべきときにはある再生項目制御モジュールを選択し、乱さないときには別の再生項目制御モジュールを選択するようなコマンド・モジュールの設定が許容される。
請求項7に記載するところでは、前記再生項目制御モジュールに関連付けられたユーザー操作テーブルが提供される。このテーブルは、許容されるユーザーコマンドのリストを含んでおり、作動させられたコマンド・モジュールによって制御される再生項目制御モジュールに関連付けられている。これは、少なくとも前記第二のメディアストリームの呈示を除去することに関係したコマンドの変更を禁じる少なくとも一つの設定をもつ。この施策は、コンテンツの知覚を乱すために適用された施策をユーザーが除去できないことを保証するという利点を有する。
請求項8に記載するところでは、前記第一のメディアストリームはビデオストリームであり、前記第二のメディアストリームは追加的な視覚情報を有するストリームであり、前記再生制御モジュールは、前記第一のストリームのコンテンツの知覚を乱すために、前記第二のストリームを前記第一のストリームに重畳して呈示するよう構成されている。この施策は、コンテンツの知覚を乱すために、媒体上に通常設けられる追加的なグラフィックおよび/または字幕のストリームを使うという利点がある。
請求項9に記載するところでは、前記第二のストリームは、ユーザー選択可能なコマンドが埋め込まれたメディアストリームであり、該コマンドは前記第一のメディアストリームのコンテンツの知覚を乱し、ユーザー選択を無視するよう設定されている。この特徴は、コンテンツの知覚を乱すために、ユーザーとの対話を許容するために通常使われる既存のストリーム型を使うという利点がある。さらに、そのようなストリームの使用により、コンテンツの知覚を規則的に乱すいくつかの異なる施策を提供することが可能になる。
請求項10に記載するところでは、前記第一のメディアストリームはビデオストリームであり、前記第二のメディアストリームも同じコンテンツのより低品質のビデオストリームであり、前記再生制御モジュールは前記第一のストリームの代わりに前記第二のストリームを呈示するよう構成される。この特徴は、コンテンツの知覚を乱すために、コンテンツのために設けられている別アングルのビデオを使用できるという利点がある。このようにして、コンテンツの知覚を乱すための施策は、同じコンテンツの異なるコードを用いて提供されうる。これは、低い追加的なコストで実装できる非常に限定的な追加的努力である。
請求項11に記載するところでは、前記第一のメディアストリームはビデオストリームと組み合わされるオーディオ・ストリームであり、前記第二のメディアストリームもオーディオ・ストリームであり、前記再生制御モジュールは、前記第一のメディアストリームのコンテンツの知覚を乱すために前記第一のストリームの代わりに前記第二のストリームを呈示するよう構成される。この特徴は、音声の知覚を乱すために、他の目的のために通常設けられる既存のオーディオ・ストリームの使用を許容するという利点がある。
本発明の任意的な特徴によれば、前記第一および第二のストリームは異なるトランスポートストリームにおいて与えられる。
本発明のもう一つの任意的な特徴によれば、前記第一および第二のストリームは同じトランスポートストリームにおいて与えられる。
本発明の基本的発想は、知覚を乱すため、あるいは媒体上に提供されているコンテンツをマスクするために、記憶媒体上にすでに提供されているコマンド構造を使用するということである。このようにして、コンテンツを乱すための追加的な複雑な施策を使用することを回避することが可能である。
上記のことを含む本発明のさまざまな側面は、以下に記載される実施形態を参照することから明らかであり、明快にされるであろう。
本発明について、付属の図面を参照しつつさらに述べる。
本発明は概括的には、可搬記憶媒体上のメディア・コンテンツの知覚を乱すことに関する。可搬記憶媒体は通常光ディスクであるが、たとえばメモリースティックなど他の型の媒体も本発明での使用が可能である。本発明に基づくメディア・コンテンツの知覚の擾乱の詳細をさらに述べる前に、そのような記憶媒体上で情報が与えられる仕方の一般的な構造およびそれがメディアストリームを制御するためにどのように使われるかについてまず述べておく。
図1は、可搬記憶媒体上のコンピュータ・プログラム・コードによって与えられるメディア・コンテンツ・コマンド構造の概略図である。このコンテンツ・コマンド構造は、当該コンピュータ・プログラムがメモリにロードされ、好適なプロセッサ上で実行されたときに動作する。プロセッサは通常、メディアプレーヤー内に存在する。本構造は、異なる層L1、L2、L3にグループ化され、これらは再生制御ユニットのための構造をなす。もう一つの層L4は、該再生制御ユニットによって制御されるメディア・コンテンツを与える。最初の最上層L1はインデックス・テーブルITを含んでおり、ここには第一の再生項目FP、トップメニュー項目T-M、第一のタイトル項目T-1および第二のタイトル項目T-2が含まれる。この層L1は、ユーザーが当該媒体上のメディア・コンテンツにアクセスできるときに介するユーザー・インターフェースと通信するよう適応されている。この最上層L1は、いくつかのコマンド・モジュールを含む第二層L2を覆っている。該コマンド・モジュールはここではムービー・オブジェクトMO1、MO2、MO3とも呼ばれる。これらのムービー・オブジェクトMO1、MO2、MO3は、ユーザー入力に基づいて、最上層L1のインデックス・テーブルIT中の諸項目によって作動させられる。第三層L3は、プレイリストPL1、PL2、PL3の形のメディアストリーム制御モジュールを含んでいる。各プレイリストは、一つまたは複数の再生項目制御モジュールPI(以下では再生項目と印す)を有する。再生項目PIは第四層L4におけるデータをポイントする。そのデータはクリップC1およびC2の形で与えられている。該クリップはそれぞれ、多重化されたメディアストリームのトランスポートストリームTS1およびTS2を、クリップ情報ファイルCI-1およびCI-2の形の対応するオーバーヘッドデータとともに含む。
クリップ情報ファイルおよびトランスポートストリームについては、図2を参照しつつ述べる。図2は、一つのトランスポートストリームTS2を、対応するクリップ情報ファイルCI-2とともに示している。トランスポートストリームTSはMPEG符号化されたビデオVパケットおよびドルビーAC-3符号化されたオーディオパケットAを、ストリーム制御パケットSC、さらに対話グラフィックIGならびに呈示グラフィックおよびテキストPGパケットとともに含む。対話グラフィック・ストリームについてはのちに述べる。呈示グラフィックおよびテキスト・ストリームは、追加的なグラフィックおよびテキストを提供する。呈示グラフィックおよびテキスト・ストリームは、二次元のランレングス符号化されたラスタ画像に、画像、色などの配置のための制御情報を合わせたものとして提供される。ストリームはアクセス単位に分割される。図には3つのアクセス単位AU1、AU2、AU3しか示していない。通常、もういくつか多いアクセス単位があることは理解しておくべきである。記述を簡単にするため、図では、各アクセス単位は各型の一つのパケットしか含んでいないが、実際には通常、各アクセス単位内に各型のいくつかのパケットがあることを理解しておくべきである。さらに、アクセス単位中の総パケット数は好ましくは規格化され、各アクセス単位は、異なるトランスポートストリーム間での切り換えを単純化するために同量のパケットを含む。アクセス単位のためによく使われるもう一つの用語は「フレーム」である。ストリームは、呈示タイムスタンプ(PTS: presentation time stamps)およびソースパケット番号(SPN: source packet numbers)を設けられており、クリップ情報ファイルCI-2は、トランスポートストリームの入口点および出口点をポイントする情報を含むEPテーブルを含んでいる。異なるトランスポートストリーム間での切り換え、そしてまた同じストリームの異なる部分間での切り換えを許容するためである。
図3Aは、クリップ情報ファイルCI-2において設けられている、最初のアクセス単位AU1の最初のビデオパケットをポイントするそのようなEPテーブルの例EP1を示している。ここで、第一の呈示タイムスタンプPTSおよび第一のソースパケット番号SPNが与えられている。これらはいずれも1に設定されており、そのことは、このEPテーブルがストリーム中の最初のパケットをポイントし、このパケットがユーザーに最初に呈示されるアクセス単位中の最初のパケットでもあるということを示している。ここで、アングル変更フラグACも与えられ、1に設定されている。このことは、アングル変更が実行できることを示している。アングル変更についてはのちにより詳細に述べる。図3Bは、第二のアクセス単位AU2に付随しており、このアクセス単位の最初のビデオパケットをポイントする第二のEPテーブルを示している。このビデオパケットはトランスポートストリームTS1におけるSPN番号1000を有している。ここでもまた、呈示タイムスタンプがあり、この例では2に設定されている。これは、このアクセス単位におけるビデオ情報は、第一のアクセス単位のビデオ情報の直後に呈示されることを示している。呈示順は、ビデオ符号化がどのように実行されたかに依存して、異なることがありうることに注意しておくべきであろう。この場合もアングル変更フラグACが設けられており、0に設定されている。この設定は、アングル変更ができないことを示している。図2に示されるように、第三のアクセス単位に関連付けられたEPテーブルもある。これは第一および第二のアクセス単位と同様の性質である。さらに、ストリーム中にはより多くのEPテーブルがある。ここで、EPテーブルは、ストリームのいくつかのアクセス単位について、各EPテーブル間の小さな時間間隔をもって与えられる。ビデオストリームが与えられる場合、該テーブルはあるアクセス単位の最初のオーディオパケットをポイントする。ビデオストリームもオーディオ・ストリームもない場合には、EPテーブルは全くない。
ここに参照によって組み込まれる文書EP1198133はまた、トランスポートストリームおよびクリップ情報ファイルがどのようにして設定され、協働させられるかを記載している。
図1では、プレイリストPLはいくつかの再生項目PIを含んでいる。ここで、再生項目はクリップ情報ファイルCI内の入口位置および出口位置をポイントできる。その際、プレイリストはいくつかの再生項目を含むことができ、それによりいくつかのトランスポートストリーム・セクションが互いに続けて再生されるようにできる。単に一例である図1は、最初のプレイリストPL1が、最初のクリップC1の最初のセクションをポイントする第一の再生項目PI1と、最初のクリップC1の第二のセクションをポイントする第二の再生項目PI2を有していることを示している。第二のプレイリストPL2は、第二のクリップC2全体をポイントする第三の再生項目PI3を有し、一方、第三のプレイリストPL3は、最初のクリップC1のあるセクションをポイントする第四の再生項目PI4および第二のクリップC2のあるセクションをポイントする第五の項目PI5を有する。
プレイリストを介して、さらに、トランスポートストリームに関係する他の諸ストリームの再生を選択することも可能である。そのような一つのストリームは、主トランスポートストリームと同期した別個のトランスポートストリームとして与えられるテキスト字幕ストリームである。このストリームは、テキスト情報のほかボックスサイズ、フォントタイプおよび文字サイズの定義といったその他の情報を含んだいくつかのパケットを含む。このストリームは、各アクセス単位のヘッダにおいて与えられるタイミング位置をも有する。もう一つのそのようなストリームは、同じビデオコンテンツの異なるアングル、すなわち、別のカメラで撮影されたビデオ情報である。今のコンテキストでは、この別アングルは、別個のクリップ情報ファイルをもつ異なるトランスポートストリームにおいて与えられる。ここでは、符号化されたビデオストリームだけは異なるが、少なくとも、それらのトランスポートストリームにおける前記いくつかの他の型のストリームは同じであり、よって再生項目は二つの異なるビデオストリームを指すことができる。本発明では、アングルは、通常の場合とはやや異なる仕方で使用される。
ユーザーは、インデックス・テーブルITにおいてなされる選択を介して、クリップ中に与えられているメディアデータを再生することを選択できる。ひとたびそのような選択がなされたら、この選択はムービー・オブジェクトMOを呼び出す。これは今度はプレイリストPLを選択する。このプレイリストを介して、呈示される実際のコンテンツが選択される。上述したように、ムービー・オブジェクトMOは、媒体がロードされたプレーヤーによって実行されるコマンドの集合であり、一つのコマンドはプレイリストPLを呼び出し、このプレイリストがポイントしているコンテンツの再生を命じることができる。別のある型のコマンドは、別のムービー・オブジェクトをポイントする。ムービー・オブジェクトがインデックス・テーブルにおけるある入口をポイントすることも可能である。すると、これらの型のコマンドは、インデックス・テーブルにおける別のムービー・オブジェクト、プレイリスト、入口に無条件にジャンプしたり、あるいはインデックス・テーブル、ムービー・オブジェクトおよび/またはプレイリストを介して実行されたアクションが終了したあとにオペレーションを再開したりさせられることができる。さらに、異なる情報の比較に基づいて条件付きでジャンプまたは選択をすることも可能である。ムービー・オブジェクトは、ストリーム設定(set stream)のようなコマンドも含む。ストリーム設定は、ビデオ、オーディオ、呈示グラフィックおよびテキスト、さらには対話グラフィック・ストリームといった異なる型のストリームに適用可能である。このコマンドは、あるプレイリストが作動させられるときにある型のストリームが再生されるよう設定する。ムービー・オブジェクトとインデックス・テーブルにおける入口の間に一対一の関係はないことも理解しておくべきである。インデックス・テーブルは一つのムービー・オブジェクトを呼び出すが、インデックス・テーブル中の入口が直接呼び出さないムービー・オブジェクトもありうるのである。
各再生項目PIには、ストリーム割り当てテーブル(STNテーブルとも呼ばれる)が関連付けられている。図4は、図1の再生項目PIに関連付けられたSTNテーブルを示している。このテーブルが示しているのは、再生項目のトランスポートストリームについて許容可能な設定、すなわちあるクリップの異なるストリームのうちどれをユーザーが選択できるか、そして一つのトランスポートストリーム中の、あるいはより多くのトランスポートストリーム中のどのストリームが互いに関連付けられているかである。テーブル中で設定されたストリームは、ユーザーが再生することを許されているストリームである。図4のテーブルでは、第一のビデオストリーム、第一のオーディオ・ストリーム、第二の呈示グラフィックおよびテキスト・ストリームならびに第三の対話グラフィック・ストリームが許されている。テーブル中の設定は、再生項目によって再生されることが許されるストリームがこれらのみであることを示す。
図5は、再生項目に関連付けられたユーザー操作マスクテーブル(user-operating mask table)UO-Tを示している。このテーブルはいくつかのフラグを有しているが、それらのフラグはある種のストリームに関してユーザーが変更をすることを許されているかどうかを定義している。ここで、第一のフラグCH-Aはユーザーがオーディオ・ストリームを変更することを許されているかどうかを示し、第二のフラグCH-PGはユーザーが呈示グラフィックおよびテキスト・ストリームを変更することを許されているかどうかを示し、第三のフラグCH-ANGはユーザーがアングルを変更することを許されているかどうかを示し、第四のフラグS-Bはユーザーがボタンを選択することを許されているかどうかを示し、第五のフラグはユーザーがボタンを作動させることを許されているかどうかを示す。ここで、第四および第五のフラグは、ボタンが設けられる対話グラフィック・ストリームに関するものである。これらのボタンの意味についてはのちに述べる。
対話グラフィック・ストリームは、いくつかのボタンを表示する、ビデオストリームにかぶせて与えられうるオーバーレイ画面として与えられる。このストリームは、二次元のランレングス符号化されたラスタ画像として与えられるいくつかのグラフィック・オブジェクトを有する。このストリームはまた、画像、色などの配置のための制御情報をも有する。ストリーム中のいくつかのオブジェクトは、コマンドスクリプトに関連付けられたボタンである。そのようなオーバーレイ画面は図6に示されている。この図は、MPEG符号化を通じて与えられるビデオ画像にかぶせて与えられるいくつかのボタン4を示している。ビデオ画像はここでは家6を示している。オーバーレイ画像は、アクセス単位中の最初のそのようなパケットのヘッダにおけるタイムスタンプによって示される種々の時間位置において示されるよう設定できる。上述したように、これらのボタン4には、コマンドスクリプトの形のいくつかの埋め込まれたユーザー選択可能コマンドが関連付けられている。ここで、ユーザーがあるボタンを作動させると、あるコマンドスクリプトが呼び出される。ボタンに関連付けられている実際のコマンドスクリプトは通常、コンテンツ提供者によって選ばれる。よって、インターフェースグラフィック・ストリーム中のボタンに関連付けられたいくつかのコマンドがあり、該コマンドはストリームそのものにおいて与えられる。これらのコマンドは、ストリーム設定コマンドのようにムービー・オブジェクトについて提供されるコマンドのいくつかを含むが、再生項目への分岐、現在のプレイリストにおける別の再生項目へのジャンプおよび再生終了といった、いくつかの他のコマンドおよび設定も可能である。媒体の通常の使用では、対話グラフィック・ストリーム全体はユーザーが不活性にできる。よって、ユーザーは通常はストリーム全体の呈示を無効にできる。さらに、これらのコマンドスクリプトはUO-Tテーブルとも関連付けられている。一つのクリップ中に二つ以上の対話グラフィック・ストリームがありうることも理解しておくべきである。
さて、本発明が実装される環境の一般的な構造について記述したので、以下では本発明の記述を行う。
光ディスクのような可搬記憶媒体がメディア・コンテンツを与えられるとき、コンテンツのプレビュー・コピーが提供されうるようにメディアデータを提供することがしばしば有利である。これは、潜在的な顧客が購入すべきかどうか決心するためにディスクのコンテンツの一部を視聴できるので、プロモーションの観点から有益でありうる。伝統的には、これは、限定されたコンテンツのプロモーション用コピーとコンテンツ全部の完全コピーとでコンテンツの別個のコピーを作成し、別個の可搬記憶媒体またはディスクで提供することによってなされる。本発明は、一枚のディスク上でコンテンツ全体を与えることに関する。すなわち、一枚のディスクがプレビュー・コピーと完全コピーの両方を提供するのである。しかしながら、その際、プレビューだけを認めるために、コンテンツの少なくとも大半は隠蔽されるか、ブロックされるか、あるいは他の何らかの仕方で知覚するのが困難にされるべきである。そして、ひとたび購入がなされたら保護を除去することが可能であるべきである。
図7は、図1のシステムの層L1、L2、L3におけるコマンド構造の提供を可能にするコンピュータ・プログラム・コードが、同じ図1の層L4におけるクリップC1、C2とともに保存されている、光ディスク8の形の可搬記憶媒体を示している。層L1ないしL3におけるコマンド構造は次いでメディアプレーヤーに移される。メディアプレーヤーの一例は図8のブロック図に示されている。
プレーヤー10は、ディスク8を受け容れるよう構成された光ディスクドライブ14を含む。該装置はまた、制御ユニット12および該制御ユニット12に接続されたユーザー・インターフェース16をも含む。ディスクドライブ14は、ディスク8上の情報を読むための読み取りユニット20に接続されている。読み取りユニット20はさらに、制御ユニット12に、およびストリーム分離ユニット22に接続されている。該ストリーム分離ユニット22は、クリップを受け取り、クリップ情報ファイルを切り離して制御ユニット12に供給し、トランスポートストリーム中で与えられているメディアストリームを別個のメディアストリームに分離すなわち多重化解除するよう構成されている。したがって、ストリーム分離ユニット22は、MPEGビデオ信号を復号するためのビデオ復号ユニット32、オーディオを復号するためのオーディオ復号ユニット30、呈示グラフィックおよびテキスト・ストリームを処理するためのグラフィック処理ユニット28ならびに対話グラフィック・ストリームを処理するための対話グラフィック処理ユニット26に接続されている。制御ユニット12は、これらのユニット32、30、28、26を制御するためにこれらすべてにも接続されており、また、状態レジスタ18にも接続されている。状態レジスタ18は、現在のアングル、現在のオーディオおよび現在の再生項目といった、プレーヤー10の現在の状態情報を保存する。
ここで、本発明に基づくある方法のフローチャートである図9を参照しつつ本発明について述べる。まず、制御ユニット12は図1の層L1、L2、L3において提供されているコマンド構造をディスク8から読み取りユニット20を介して取得し、実装する(ステップ36)。それにより制御ユニット12は今や、ディスク8上で提供されているトランスポートストリームの呈示を制御する再生制御ユニットとして動作できる。以下の記述では、コマンド構造のうち、保護ストリームすなわち当該コンテンツの知覚を乱すために使われるべきストリームの制御に関わる部分は、第二のムービー・オブジェクトMO2、第二のプレイリストPL2および第三の再生項目PI3だけであるとする。しかしながら、この保護のためにより多くのムービー・オブジェクト、プレイリストおよび再生項目が使用されうることは理解しておくべきである。まず、制御ユニット12は、ユーザー・インターフェース14を介したユーザー選択を待つ。インデックス・テーブルITのうちのある項目の選択であるユーザー選択が受領されると(ステップ38)、制御ユニット12は、選択されたテーブル項目に関連付けられたムービー・オブジェクトMO2を選択する(ステップ40)。選択されるムービー・オブジェクトは今の場合、第二のムービー・オブジェクトMO2である。このムービー・オブジェクトはストリーム設定コマンドを有しており、このコマンドが、再生されるべきストリーム、すなわち保護ストリームを自動的に設定する(ステップ42)。この場合、ムービー・オブジェクトが状態レジスタ18におけるプレーヤー状態を調べ、二つ以上の保護ストリームがあるときに適切な保護ストリームを選択することも可能である。後述するように、保護ストリームとして選択できるいくつかの異なるストリームがある。次いで制御ユニット12は、ムービー・オブジェクトMO2をしてプレイリストを選択させる(ステップ44)。このプレイリストは今の例では第二のプレイリストPL2である。次いで、制御ユニット12は、再生項目に関連付けられた、保護ストリームを制御するためのユーザー操作テーブルUO-Tを、ユーザーが保護ストリームに影響することができないように設定する。これは、保護ストリームに関連付けられた適切なフラグを、ユーザーによる変更を禁止するよう設定することによってなされる。現在の例では、これは第三の再生項目PI3のUO-Tテーブルについてなされる(ステップ46)。設定は、保護ストリームに関連付けられたストリーム変更マスクを設定することによって実行される。第三の再生項目PI3について、これは、保護ストリームがオーディオ・ストリームであればマスクCH-A、保護ストリームが呈示グラフィックおよびテキスト・ストリームであればマスクCH-PG、また保護ストリームが別アングルもしくはビデオストリームである場合にはCH-ANGであることができる。その後、制御ユニット12は、第二のプレイリストPL2中の再生項目PI3をして第二のクリップC2を再生させる(ステップ48)。ここで、ストリーム設定コマンドのため、該再生項目が第二のトランスポートストリームTS2の再生を開始するときに、保護ストリームが再生されることが保証される。その際、ユーザーがトランスポートストリームTS2を再生しようとすると、ムービー・オブジェクトにおける設定に従って、自動的に保護ストリームが再生されることになる。これは、選択されたストリームをそれぞれの復号器に与え、ディスプレイに表示するかスピーカーに与えるかすることによってなされる。
本方法の種々のステップは、下記の表1に与えられる。

表1
36 層L1、L2、L3中のコマンド構造をディスクから取得して実装
38 ユーザー選択を受領
40 関連付けられたムービー・オブジェクトに進む
42 ストリーム設定コマンドを使うことにより自動的に保護ストリームを選択
44 プレイリストを選択
46 コンテンツ擾乱に関係する再生項目のためのストリーム変更マスクを無効に
48 プレイリスト中の再生項目によって設定されているトランスポートストリームを、保護ストリームが選択されるように再生

ここで、ユーザーが再生することを選択するのは、トランスポートストリームTS2のビデオストリームVまたはオーディオ・ストリームAでありうる少なくとも第一のストリームだが、通常は両方を同時に再生することの選択である。しかしながら、そこで、ムービー・オブジェクトが、第二の保護ストリームが再生されるように設定する。これは、第一の選択されたストリームの代わりにか、あるいは選択された第一のストリームに追加してである。ある実施形態では、保護ストリームは対話グラフィック・ストリームIGであり、別の実施形態では保護ストリームは呈示グラフィックおよびテキスト・ストリームPGであり、いずれも同じトランスポートストリームTS2のものである。いずれにせよ、第二のストリームは、情報を呈示する通常の目的のために媒体上に与えられる型のものである。
コンテンツの知覚を乱すことは、本発明によって、可搬記憶媒体上に提供される既存のコマンド構造を使って単純な仕方で実現される。このようにして、コンテンツを乱すための追加的な複雑な施策の使用を回避することが可能である。これは、コンテンツ提供者に、コンテンツを乱すために実行される施策の完全な制御を許容するというさらなる利点を有する。本発明はまた、コンテンツのプレビュー・コピーと完全コピーを提供するために同じ記憶媒体を使用することをも許容する。これはそのような可搬記憶媒体の製造コストを低下させる。さらに、購入後にコンテンツを乱す施策を除去するためにコンテンツを編集する必要がなく、検証された購入後には簡単にオフにできる。第二のストリームは情報を呈示する通常の目的のために媒体上に提供される型のものなので、他の目的のためにディスク上にすでに提供されているストリームの型が、コンテンツの知覚を乱すことを達成するために使用される。このようにして、コンテンツの知覚を乱すための追加的なストリームおよび複雑な追加的施策が回避される。
保護ストリームはいくつもの方法で提供できる。本発明のある第一の実施形態によれば、保護ストリームはあるアングルのビデオである。この場合、実際にはアングルは異なるカメラから撮影されたものではなく、ビデオコンテンツがより低い品質でコードされたものである。ひとたびあるビデオが再生のために選択されると、その低品質ビデオを有する異なるトランスポートストリームへの変更がなされる。
本発明の別の実施形態によれば、保護ストリームは別のオーディオ・ストリームである。これは通常の言語とは異なる言語または理解不能な音を有するオーディオでのストリームでありうる。この場合、ユーザーが選択する通常のオーディオ・ストリームに代わって、あるいは通常のオーディオ・ストリームに加えて、このストリームが再生のために選択されることができる。
もう一つの実施形態によれば、呈示グラフィックおよびテキスト・ストリームが保護ストリームとして選択される。その際、このストリームはユーザー選択されたストリームに加えて提供されることができる。
ある実施形態では、呈示グラフィックおよびテキスト・ストリームは、コンテンツが保護されていることを示すメッセージのような、警告メッセージを表示する。もう一つの変形は、該ストリームに、長方形または三角形など一つまたは複数の幾何学図形を提供させることである。そうした図形は通常のビデオコンテンツにわたって動かすこともできる。
さらにもう一つの実施形態によれば、テキスト字幕ストリームが保護ストリームとして使用される。それには、字幕のためのテキストに含まれる文字は、ユーザーにこの上なくわずらわしいように選択される。この場合、ウェブディング(Webdings)・タイプのようなある種の文字を最大フォントサイズで使用することができる。このときも、最適の保護を得るために、字幕は通常のビデオコンテンツにわたって動くように設定されることができる。
本発明のさらにもう一つの変形によれば、保護ストリームは対話グラフィック・ストリームであり、これはユーザー選択された第一のストリームに加えて提供される。
このストリームは、視野をブロックするように、あるいはブロックしないように提供されることができる。よって、ボタンは透明、半透明または不透明であることができる。さらに、このストリームは、ストリーム中でボタンが非常に頻繁に提供され、該頻繁に繰り返して現れるボタンの少なくとも一つのそれぞれにコマンドスクリプトが関連付けられているように提供されることができる。ボタンはストリーム設定コマンドに関連付けられており、このストリーム設定コマンドはさらに、問題のボタンによって常に自動的に呼び出されるように設定される。これは、問題のボタンがストリーム中に現れるときには常にコンテンツの知覚を乱すはたらきをするコマンドスクリプトが呼び出されることを意味している。再生項目のUO-Tテーブル中でボタン関係の項目を設定することにより、ボタンに対するユーザーの影響は禁止される。コマンドスクリプトに関連付けられたUO-Tテーブルにおける設定を介して、ユーザーがそのコマンドスクリプトの自動選択を除去できることが防止される。この場合、コマンドスクリプトは、たとえばビデオストリームが常に低品質ビデオストリームに変更されるようにストリームを定期的に変更するよう設定されることができる。同様に、上述した他のストリーム、すなわち別のオーディオ・ストリーム、呈示グラフィックおよびテキスト・ストリームおよびテキスト字幕ストリームを呈示されると設定することも可能である。また、そのようなボタンが現れるときは常に異なるストリームの間で絶えず変更することも可能である。たとえば、異なるオーディオ・ストリームの間で絶えず切り換え、可能性としてはそれに音のミュートを組み合わせる、あるいは異なるアングルのビデオの間で絶えず切り換えるのである。ストリーム設定コマンドを使ってのストリームの変更は、制御ユニットが状態レジスタを見て、保護ストリームが現在のストリームになっていなければ保護ストリームに変更することによって実行される。別の変形は、ボタンの作動または選択に関連付けられているクリック音を設定することである。ここで、このクリック音は、ボタンが作動または選択されるときには常に発され、そのような作動または選択が自動的かつ非常に頻繁に行われるのである。この特徴は、それだけで設けることもできるし、あるいは上述した保護の諸変形のいずれと組み合わせることもできる。
このように、上述した施策のいくつかを組み合わせることができることも理解しておくべきである。
本発明に関係しては、いくつものさらなる変形がある。クリップのある部分についての保護ストリームを、別の部分についての通常のブロックされない呈示と組み合わせることも可能である。その一つの例は、図1に見ることができる。ここでは、第三のプレイリストPL3は、保護ストリームを提供することに向けられた項目でありうる第四の再生項目PI4を、コンテンツの制約されない視聴を提供する第五の再生項目PI5という再生項目とともに含んでいる。この方法では、ユーザーは、購入するかどうかを判断するためにコンテンツを知覚できるために、乱されたコンテンツとともに、コンテンツの一部に対する無制限のアクセスを得ることが可能である。こうして、第一のユーザー選択されたメディアストリームの少なくとも一部分が第二のメディアストリームの対応する部分によって乱される。
本発明に対してその他の変形をなすことができる。一つのそのような変形は、ムービー・オブジェクトがストリーム設定コマンドを使用せず、代わりに、呈示されるべき保護ストリームを定義する再生項目のSTNテーブルにおける設定を使用するというものである。
本発明によれば、ディスクをロック解除することも可能である。ユーザーがコンテンツを購入すると決めた場合、ディスクは、たとえば、購入検証に基づいて行われる分岐を有するムービー・オブジェクトによってロック解除される。購入がなされない場合、保護ストリームを再生するためのストリーム設定コマンドが設定されるが、一方、購入がなされている場合、ストリーム設定コマンドは設定されない。STNテーブル設定の場合には、ムービー・オブジェクトは、購入がされていない場合、STNテーブルにおいて定義される保護ストリームを有する再生項目を作動させる。この場合、ストリーム設定コマンドはこのロック解除シーケンスでは現れない。この場合、ロック解除シーケンスの後または前に、コンテンツへのあらゆる変更を許容するUOテーブルの再設定が行われることもできる。
制御ユニットは、好ましくは、本発明に基づく方法を実行するために保存されうるコマンド構造を取ってくるプログラムコードを含む付随するプログラムメモリをもつプロセッサの形で提供される。
本プレーヤーの他の部分は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはそれらの組み合わせを含むいかなる好適な形で実装されることもできる。特に、復号器および処理ユニットはハードウェアで提供されてもよい。本発明の実施形態の要素およびコンポーネントは、物理的、機能的および論理的に、いかなる好適な方法で実装されてもよい。実際、機能性は、単一のユニットで、複数のユニットで実装されてもよいし、あるいは物理的および機能的に異なるユニットおよびプロセッサの間で分散されてもよい。
本発明について個別的な実施形態との関連で記載してきたが、ここに述べられている特定の形に限定されることは意図されてはいない。むしろ、本発明の範囲は付属の請求項によってのみ限定される。請求項において、動詞「有する」およびその活用形は他の要素またはステップの存在を排除しない。個々に挙げられてはいても、複数の手段、要素または方法ステップは、たとえば単一のユニットまたはプロセッサによって実装されてもよい。個々の特徴が異なる請求項に含められていることもあるが、それらは有利に組み合わせることができることもあるのであって、異なる請求項に含められていることが、諸特徴の組み合わせが現実的および/または有利でないことを意味するものではない。さらに、単数形での言及は複数を排除するものではない。よって、「ある」「第一の」「第二の」などの用語は複数を排除しない。請求項において参照符号があったとしても、それは単に明確にするための例として与えられているのであって、いかなる仕方であれ特許請求の範囲を限定するものと解釈してはならない。
メディアデータのクリップを再生するために提供されるコマンド構造をそのようなクリップとともに示す概略図である。 トランスポートストリームを有するクリップを、対応するクリップ情報ファイルとともに示す概略図である。 図2のクリップ情報ファイルにおいて与えられるEPテーブルを示す概略図である。 図2のクリップ情報ファイルにおいて与えられるEPテーブルを示す概略図である。 図1のストリーム制御モジュールに関連付けられたストリーム割り当てテーブルを示す概略図である。 やはり図1のストリーム制御モジュールに関連付けられたユーザー操作テーブルを示す概略図である。 ビデオストリームに重畳した対話グラフィック・ストリームの呈示を示す概略図である。 本発明に基づく可搬記憶媒体であって、クリップとともに図1に示したコマンド構造を提供するためのソフトウェアを有している媒体を示す概略図である。 図1のコマンド構造を提供し、やはり図1に与えられているクリップを再生するよう構成されたメディアプレーヤーのブロック図である。 本発明に基づく、コンテンツの知覚を乱す方法のフローチャートである。

Claims (13)

  1. 第一のメディアストリームにおいて提供されるコンテンツの知覚を乱すための、メディアプレーヤーにおいて使用されるべき可搬記憶媒体であって:
    他の諸メディアストリームと組み合わされた前記第一のメディアストリームのほか、やはりトランスポートストリームにおいて提供される第二のメディアストリームを有する少なくとも一つのトランスポートストリームと、
    前記メディアプレーヤーにロードされたときに、該メディアプレーヤーをして再生制御ユニットを実装せしめるコンピュータ・プログラム・コードとが保存されている記憶媒体であって、
    前記再生制御ユニットは、
    前記第一のメディアストリームにおいて提供されるコンテンツを再生するユーザー選択に基づいて、前記第一のメディアストリームと関係して呈示するための前記第二のメディアストリームを選択し、
    前記第二のメディアストリームの少なくとも一部分において提供されるコンテンツの、前記第一のメディアストリームの対応する部分と関係しての呈示を命令し、前記第二のメディアストリームのコンテンツが前記第一のメディアストリームにおいて提供されているコンテンツの知覚を乱すようにする、
    よう設定されている、記憶媒体。
  2. 前記第二のストリームが、情報を呈示する通常の目的のために当該媒体上に設けられる型のものである、請求項1記載の記憶媒体。
  3. 前記再生制御ユニットが、いくつかのコマンド・モジュールを有し、その少なくとも一つが、ユーザーがストリームの生成を選択するときに作動させられる、請求項1記載の記憶媒体。
  4. 少なくとも一つのコマンド・モジュールが、前記選択を実行し、前記呈示を命令するよう設定されている、請求項3記載の記憶媒体。
  5. 前記再生制御ユニットがさらにいくつかのメディアストリーム制御モジュールを有しており、各メディアストリーム制御モジュールは、コマンド・モジュールによって作動させることができ、少なくとも一つのトランスポートストリームの少なくとも一部の再生を制御する少なくとも一つの再生項目制御モジュールを有する、請求項3記載の記憶媒体。
  6. 前記再生項目制御モジュールに関連付けられた、前記再生項目制御モジュールのための許容可能なストリームをリストするストリーム割り当てテーブルをさらに有する請求項5記載の記憶媒体であって、前記第二のメディアストリームの選択は、前記ストリーム割り当てテーブルにおける設定に依存してなされ、前記呈示の命令は前記再生項目制御モジュールを作動させるコマンド・モジュールを通じて実行される記憶媒体。
  7. 前記再生項目制御モジュールに関連付けられた、許容可能なユーザーコマンドのリストを含んでいるユーザー操作テーブルをさらに有する請求項5記載の記憶媒体であって、作動させられたコマンド・モジュールによって制御される再生項目制御モジュールに関連付けられた前記ユーザー操作テーブルが、少なくとも前記第二のメディアストリームの呈示を除去することに関係したコマンドの変更を禁じる少なくとも一つの設定をもつ記憶媒体。
  8. 前記第一のメディアストリームがビデオストリームであり、前記第二のメディアストリームが追加的な視覚情報を有するストリームであり、前記再生制御モジュールは、前記第一のストリームのコンテンツの知覚を乱すために、前記第二のストリームを前記第一のストリームにかぶせて呈示するよう構成されている、請求項1記載の記憶媒体。
  9. 前記第二のストリームは、ユーザー選択可能なコマンドが埋め込まれたメディアストリームであり、該コマンドは前記第一のメディアストリームのコンテンツの知覚を乱し、ユーザー選択を無視するよう設定されている、請求項8記載の記憶媒体。
  10. 前記第一のメディアストリームがビデオストリームであり、前記第二のメディアストリームも同じコンテンツのより低品質のビデオストリームであり、前記再生制御モジュールは前記第一のストリームの代わりに前記第二のストリームを呈示するよう構成されている、請求項1記載の記憶媒体。
  11. 前記第一のメディアストリームがビデオストリームと組み合わされるオーディオ・ストリームであり、前記第二のメディアストリームもオーディオ・ストリームであり、前記再生制御モジュールは、前記第一のメディアストリームのコンテンツの知覚を乱すために前記第一のストリームの代わりに前記第二のストリームを呈示するよう構成される、請求項1記載の記憶媒体。
  12. 第一のメディアストリームにおいて提供されているコンテンツの知覚を乱すためのメディアプレーヤーであって、前記第一のメディアストリームは記憶媒体上で、他のメディアストリームと組み合わされて少なくとも一つのトランスポートストリームをなし、あるトランスポートストリームにおける少なくとも一つの第二のメディアストリームとともに提供されており、当該メディアプレーヤーが:
    前記記憶媒体から再生制御ユニットを取得し、実装するよう構成された制御ユニットを有しており、該再生制御ユニットは、
    前記第一のメディアストリームにおいて提供されるコンテンツを再生するユーザー選択に基づいて、前記第一のメディアストリームと関係して呈示するための前記第二のメディアストリームを選択し、
    前記第二のメディアストリームの少なくとも一部分において提供されるコンテンツの、前記第一のメディアストリームの対応する部分と関係しての呈示を命令し、前記第二のメディアストリームのコンテンツが前記第一のメディアストリームにおいて提供されているコンテンツの知覚を乱すようにする、
    よう設定されている、メディアプレーヤー。
  13. 第一のメディアストリームにおいて提供されているコンテンツの知覚を乱す方法であって、前記第一のメディアストリームは可搬記憶媒体上で、他のメディアストリームと組み合わされて少なくとも一つのトランスポートストリームをなし、あるトランスポートストリームにおける少なくとも一つの第二のメディアストリームとともに提供されており、当該方法が:
    前記記憶媒体から再生制御ユニットを取得し、それを実装する段階と、
    前記第一のメディアストリームにおいて提供されるコンテンツを再生するユーザー選択を受領する段階と、
    前記ユーザー選択に基づいて、前記第一のメディアストリームと関係して呈示するための前記第二のメディアストリームを選択する段階と、
    前記第二のメディアストリームの少なくとも一部分において提供されるコンテンツを、前記第一のメディアストリームの対応する部分と関係して呈示し、前記第二のメディアストリームのコンテンツが前記第一のメディアストリームにおいて提供されているコンテンツの知覚を乱すようにする段階、
    とを有する方法。
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