JP2008517196A - スロットル装置 - Google Patents

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Abstract

内燃機関を制御するためのスロットル装置では、スロットル弁が正確に支承されていることが重要である。
本発明では、ロックエレメントがスロットル弁軸(6)を軸方向において保持するようになっている、スロットル弁ハウジング(2)を備えたスロットル装置が提案される。
スロットル装置は特に、スロットル式内燃機関を備えた車両のために適している。

Description

従来技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の、内燃機関用のスロットル装置に関する。
内燃機関用のスロットル装置は通常、スロットル弁ハウジングに旋回可能に支承されたスロットル弁軸を有しており、このスロットル弁軸にはスロットル弁が一体成形されているか又は固定されている。スロットル弁ハウジングを貫いてガス通路が延びている。ガス通路を通って、例えば空気又は一般に混合気と呼ばれる燃料・空気混合物が内燃機関に流れることができる。スロットル弁軸の旋回によって、スロットル弁はガス通路を開閉する。
スロットル弁がガス通路の壁に衝突することを回避するために、スロットル弁軸の軸方向における可動性を狭い範囲に制限することが知られている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開DE3924611A1に開示されたスロットル装置では、スロットル弁軸は軸方向において、つまりスロットル弁軸の長手方向において、スロットル弁軸を貫いて横方向に延びるピンによって固定される。
ドイツ連邦共和国特許出願公開DE3048995A1に開示されたスロットル装置では、スロットル弁軸とスロットル弁ハウジングとの間における軸方向の力伝達は、スロットル弁ハウジングに組み込まれた玉軸受を介して行われる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開DE19510622A1に開示されたスロットル装置では、スロットル弁ハウジングに軸受手段がプレス嵌めされていて、スロットル弁軸を軸方向において正確に位置付けるために、この軸受手段に向かってばねがスロットル弁軸を押圧している。
使用される材料、特にスロットル弁ハウジングのために使用される材料に関連して、従来技術では、スロットル弁軸の軸方向支承部がシフトし、その結果スロットル弁ハウジング内におけるスロットル弁の邪魔されない可動性を、如何なる温度においても保証することがもはや不可能になることがある。
発明の利点
請求項1の特徴部記載のように構成された本発明による内燃機関用のスロットル装置は、従来技術に対して次のような利点、すなわちロックエレメントを用いてスロットル弁軸を軸方向において極めて確実に固定することができる、という利点を有している。ロックエレメントはスロットル弁軸の軸方向における支承のために働くので、スロットル弁軸を半径方向において案内する軸受は、極めて単純に構成することができ、しかも、スロットル弁軸を半径方向において案内するこの軸受に対して、軸方向において作用する力が影響を及ぼすということを、懸念する必要がなくなる。たとえ、半径方向において案内する軸受が、極めて小さな押圧力でスロットル弁ハウジングに組み込まれている場合でも、この軸受が不都合に軸方向においてシフトすることを、心配する必要はない。このことは特に簡単な形式で、特に良好な耐久性をもって、スロットル弁ハウジングのためのプラスチックの使用を可能にする。
ロックエレメントは付加的に次のように、すなわちスロットル弁軸を半径方向において案内する軸受の領域においてスロットル弁ハウジングの安定化が得られるように、構成されていてもよい。そのためには、スロットル弁ハウジングもしくは、スロットル弁ハウジングに設けられていて内部にラジアル軸受が位置している延長部が、プラスチックから成っていると、特に有利である。
従属請求項に記載したその他の手段によって、請求項1に記載したスロットル装置の有利な構成および改良形態が可能となる。
ロックエレメントが、スロットル弁ハウジングに設けられた延長部を取り囲むように構成されていると、ロックエレメントを特に簡単にスロットル弁ハウジングに固定できる、という利点が得られる。
スロットル弁軸に係合作用する円板、もしくはスロットル弁軸を軸方向において保持する円板を設けることによって、スロットル弁軸を極めて簡単に製造することができ、しかもスロットル弁軸を両方向において軸方向で極めて簡単に固定することができる、という利点が得られる。
ロックエレメントとスロットル弁ハウジングとの間において作用する係止体には次のような利点、すなわちロックエレメントを極めて簡単に小さな力でスロットル弁ハウジングと結合することができ、しかもスロットル弁ハウジングからの不都合な再解離が回避される、という利点がある。
図面
次に図面を参照しながら、本発明の特に有利な実施例を説明する。
図1は、スロットル装置の有利な実施例を示す平面図であり、
図2は、図1においてIIでマーキングされた円の領域を示す縦断面図であり、
図3は、図1においてIIでマーキングされた円の領域における、別の実施形態を示す縦断面図であり、
図4は、図1においてIIでマーキングされた円の領域における、さらに別の実施形態を示す縦断面図であり、
図5A及び図5Bはロックエレメントを示す縦断面図及び平面図である。
実施例の説明
本発明によるスロットル装置は、ガス通路を通る貫流をスロットル弁を用いて制御することが望まれている種々様々な内燃機関において使用することができる。ガス通路は例えば空気、燃料・空気混合物などの流れのために設けられている。スロットル弁の旋回位置に応じて、ガスの流れは多く又は少なく絞られる。通常、スロットル弁は90°まで旋回可能である。しかしながらまた、スロットル弁が90°よりも小さな角度しか旋回できない構成や、90°よりも大きな角度、例えば180°までの角度で旋回できる構成も存在する。スロットル弁を備えたスロットル弁軸は、スロットル弁軸に係合作用する調節装置を用いて旋回可能である。調節装置は例えば、スロットル弁軸に係合作用するサーボモータ(Stellmotor)であって、例えば直接的に又はスロットル弁軸の伝動装置を介してスロットル弁軸を移動させるサーボモータである。
図1には、スロットル装置の特に有利な第1実施例が平面図で示されている。
図1に示されたスロットル装置はスロットル弁ハウジング2を有している。このスロットル弁ハウジング2を貫いて、図1に上から見た平面図で示されたガス通路4が延びている。このガス通路4は例えば、内燃機関の燃焼室に通じる吸気管である。ガス通路4を貫いて横方向に、スロットル弁ハウジング2に旋回可能に支承されたスロットル弁軸6が延びている。スロットル弁軸6にはスロットル弁8が固定されている。スロットル弁8は例えばスロットル弁軸6と一緒にプラスチックから一体的に製造されていてもよい。
スロットル弁ハウジング2には、伝動装置ボックス9と調節装置18とが設けられている。この調節装置18は例えば電気式のサーボモータである。このサーボモータは、伝動装置ボックス9内における伝動装置を介して、スロットル弁軸6に作用して、該スロットル弁軸6を周方向において旋回させることができる。スロットル弁軸6は、ガス通路4の一方の側において第1の軸受24(図2)を介して、かつガス通路4の他方の側においては第2の軸受を介して、スロットル弁ハウジング2に回転可能に支承されている。
図1には、一点鎖線で囲まれていてIIで示された円が示されている。図2は、スロットル弁ハウジング2の図1に示された円IIの領域を、スロットル弁軸6の軸線に沿って断面して示す縦断面図である。図2には、スロットル弁軸6が軸受24を介してスロットル弁ハウジング2に支承されている領域におけるスロットル弁ハウジング2が縦断面図で示されている。
すべての図面において、同じ又は同じ作用を有する部材には同一符号が用いられている。異なっていることが記載されていないもしくは図示されていない場合には、図面のうちの1つにおいて記載及び図示されたことが、他の実施例においても共通である。特に記載がない場合には、種々異なった実施例の個々の構成は互いに組み合わせることができる。
図2に示されているように、スロットル弁ハウジング2には段付孔10aが設けられている。この段付孔10aの領域は、スロットル弁ハウジング2にスロットル弁軸6を支承する軸受24のための軸受受容部10として働く。
有利な実施例のスロットル弁ハウジング2には、軸受24を受容するために延長部22が一体成形されている。延長部22を備えたスロットル弁ハウジング2は軸受受容部10の領域に、ほぼ円筒形状の周面2aを有している。この周面2aは軸受24の外側における外周部を形成している。図示の実施例では延長部22(図2)は伝動装置ボックス9(図1)内に進入している。
有利な実施例では、半径方向ガイドとして働く軸受24は、押し込まれたブシュの形をした滑り軸受である。軸受24はしかしながらまた、例えば転動体としてボール、ローラ又はニードルを備えたころがり軸受でもよい。さらにまた軸受24は、スロットル弁ハウジング2に直接一体的に成形されていてもよく、つまりスロットル弁軸6はブシュなしにスロットル弁ハウジング2において直接、半径方向において案内されていてもよい。
スロットル弁ハウジング2の延長部22の周面2aもしくは外周部には、ロックエレメント20が被せ嵌められている。
このロックエレメント20は有利には円筒形又はスリーブ形状であり、ほぼ次のような形状、すなわち円筒領域20aと半径方向領域20bとを備えていて端面が開放していて段付けされたスリーブ形状の円筒体の形をしている。
ロックエレメント20は周方向で見て有利には閉じられている。ロックエレメント20はしかしながらまた例えば母線に沿ってスリットを備えていてもよい。
ロックエレメント20は例えば金属、有利には焼き入れ硬化された金属、特にばね鋼から成っている。ロックエレメント20が少なくとも部分的に母線に沿ってスリットを備えている場合には、特に良好なばね作用が得られ、これによって許容誤差に応じて、スロットル弁ハウジング2におけるロックエレメント20の固定を容易にすることができる。ロックエレメント20が周方向において閉鎖されている場合には、スロットル弁ハウジング2の材料の特に良好な安定化作用が得られる。スロットル弁ハウジング2は有利にはプラスチックから成っているので、ロックエレメント20は周面2aに対して小さな寸法を有している場合でも、スロットル弁ハウジング2に容易に被せ嵌められることができる。
スロットル弁軸6の周囲には環状の切り込みもしくは溝6bが設けられている。この溝6bには円板26が取り付けられている。この円板26は、スロットル弁軸6の外径に比べて小さな内径を有している。溝6bへの円板26の取付けのために、円板26は半径方向にスリットを備えている。円板26は大まかに見てC字形である。
円板26は、軸受24の内径よりも少なくとも幾分大きな外径を有している。しかしながら、円板26の外径を軸受受容部10の直径よりも大きく選択すると、有利である。ロックエレメント20の半径方向領域20bの内径は、円板26の外径よりも小さい。
延長部22に、もしくは少なくとも間接的にスロットル弁ハウジング2に固定されたロックエレメント20は、その半径方向領域20bで、軸受24の半径方向外側において円板26を軸方向でスロットル弁ハウジング2に押圧し、正確に言えば、図示の実施例では延長部22の端面に向かって押圧している。
スロットル弁軸6における溝6bは円板26の厚さよりも幾分厚い。
ロックエレメント20が円板26を軸方向でスロットル弁ハウジング2に固定していること、並びに円板26が溝6bに係合していることによって、軸方向におけるスロットル弁軸6の位置は確実かつ十分にしかもほとんど遊びを有することなしに位置決めされている。ロックエレメント20はプリロードもしくは予負荷をもってスロットル弁ハウジング2の周面2aにプレス嵌めされ、これによって確実に固定されている。
円板26は溝6bの幅に比べて僅かな厚さを有しているので、円板26がロックエレメント20によってスロットル弁ハウジング2に不動に保持されているにもかかわらず、スロットル弁軸6は小さなトルクで容易に回転することができる。
スロットル弁軸6は円板26に対して相対回動する。スロットル弁軸6及び円板26は有利には摩耗の少ない硬い材料から成っているので、このような構成では、良好な持続性もしくは堅牢さを見込むことができる。
図3には、図1において円IIでマーキングされた領域におけるスロットル装置の変化実施例が示されている。図3には、スロットル弁軸6が軸受24を介してスロットル弁ハウジング2に支承されている領域におけるスロットル弁ハウジング2の別の有利な実施例が縦断面図で示されている。
図3に示されているように、スロットル弁ハウジング2は軸受受容部10に対して同心的に、軸方向に突出する段部28を有している。これによって、スロットル弁ハウジング2の延長部22の端面と、ロックエレメント20の半径方向領域20bの、スロットル弁ハウジング2に向けられた端面との間には、中間室30が存在している。
この実施例では円板26はスロットル弁軸6に固定されている。中間室30は半径方向において、円板26の外径よりも大きく、軸方向においては、つまりスロットル弁8の長手方向においては、中間室30は円板26の厚さよりも幾分広幅である。これによって円板26は中間室30の内部において、スロットル弁軸6と一緒に自由回転することができる。中間室30は一方ではスロットル弁ハウジング2によって、かつ他方ではロックエレメント20の半径方向領域20bによって正確に画成されているので、スロットル弁軸6はロックエレメント20を用いて、円板26との共働において軸方向において正確に案内される。円板26は長手方向において中間室30に比べて僅かな厚さを有しているので、円板26がスロットル弁ハウジング2に不動に保持されているにもかかわらず、スロットル弁軸6は小さなトルクで容易に回転することができる。
図2及び図3に示された特に有利な実施例では、ロックエレメント20はスロットル弁軸6の両長手方向におけるスロットル弁軸6のずれもしくは逃げを阻止することができる。
図4には、図1においてIIでマーキングされた円の内部の領域におけるさらに別の変化実施例が、スロットル弁軸6の軸線に沿った縦断面図で示されている。
図4に示された実施例ではスロットル弁軸6は端面側に段部6cを有している。
ロックエレメント20の半径方向領域20bの内径は、スロットル弁軸6の大きな直径よりも小さい。これによって、スロットル弁軸6が不都合に右(図4で見て)に向かって移動することを阻止することができる。軸方向左(図4で見て)に向かってのスロットル弁軸6の案内は、図4には示されていない別の軸方向ガイドによって保証される。
軸受24がスロットル弁軸6の軸方向ガイドによって負荷されることなしに、ロックエレメント20は間接的に円板26を介して(図2及び図3)もしくは直接的にスロットル弁軸6を軸方向において位置決め及び案内しているので、軸受24は極めて単純に構成されることができ、つまり軸受24はほとんどもしくはまったくプリロードもしくは予負荷されることなしに、スロットル弁ハウジング2内に組み込まれることができる。これによって、スロットル弁ハウジング2のためのプラスチックの使用が極めて容易になる。
図2〜図4に示された実施例から分かるように、ロックエレメント20及び軸受24は互いに無関係に独立して働く。すなわちスロットル弁軸6の軸方向ガイドは、スロットル弁軸6の半径方向ガイドとは無関係である。
ロックエレメント20はプリロードもしくは予負荷されて周面2aにプレス嵌めされていることができる。これによってロックエレメント20は、軸受24の領域において軸受受容部10を補強するために働くことができる。これによって、スロットル弁ハウジング2もしくは延長部22の材料が比較的軟質の材料であっても、かつ延長部22が軸受24の領域において比較的薄壁であっても、改善された耐久性を得ることができる。
図5A及び図5Bには、ロックエレメント20がスロットル弁ハウジング2に取り付けられる前における、ロックエレメント20が単独で示されている。図5Aにはロックエレメント20の一部が縦断面図で示されている。図5Bには、図5Aの矢印Vの方向から見たロックエレメント20が平面図で示されている。
図面から明らかなようにこのスロットル装置には、係止体32が設けられている。この係止体32はスロットル弁ハウジング2とロックエレメント20との間において作用する。
有利な実施例では係止体32は、ロックエレメント20の円筒領域20aに舌状片32aが一体成形されていることによって、形成される。大まかに見て、舌状片32aは、ロックエレメント20の円筒領域20aの、3辺が打ち抜かれた部分である。舌状片32aの自由端部はほぼ半径方向内側に向かって曲げられている。舌状片32aの自由端部には尖った爪32bが設けられている。舌状片32aの自由端部には複数の尖った爪32bが設けられていてもよい。
ロックエレメント20の円筒領域20の内径は、スロットル弁ハウジング2の周面2aとほぼ同じ大きさか、又はスロットル弁ハウジング2の周面2aよりも幾分小さいので、ロックエレメント20は僅かな力で延長部22に被せ嵌めることもしくは押し嵌めることができる。この際に係止体32の舌状片32aは半径方向外側に向かって押圧される。ロックエレメント20の材料は弾性的に弾発するので、係止体32の爪32bはスロットル弁ハウジング2の材料を押圧する。スロットル弁ハウジング2の材料は有利には比較的軟らかいので、この際に係止体32はスロットル弁ハウジング2内に引っ掛かる。これによって、ロックエレメント20が不都合にスロットル弁ハウジング2もしくは延長部22から滑り出すこともしくは抜け落ちることは、阻止される。
係止体32は半径方向領域20bと共に、ロックエレメント20をすべての方向においてスロットル弁ハウジング2に対して持続的に固定するために、働く。
スロットル装置の有利な実施例を示す平面図である。 図1においてIIでマーキングされた円の領域を示す縦断面図である。 図1においてIIでマーキングされた円の領域における、別の実施形態を示す縦断面図である。 図1においてIIでマーキングされた円の領域における、さらに別の実施形態を示す縦断面図である。 ロックエレメントを示す縦断面図である。 ロックエレメントを示す平面図である。

Claims (11)

  1. 内燃機関用のスロットル装置であって、スロットル弁ハウジング(2)と、スロットル弁(8)を備えたスロットル弁軸(6)とが設けられており、該スロットル弁軸(6)が、スロットル弁ハウジング(2)において該スロットル弁ハウジング(2)に設けられた軸受受容部(10)において旋回可能に支承されていて、スロットル弁軸(6)に係合作用する調節装置(18)を用いて旋回可能である形式のものにおいて、少なくとも間接的にスロットル弁ハウジング(2)に固定されていて該スロットル弁ハウジング(2)の少なくとも一部分を取り囲んで係合するロックエレメント(20)が、軸方向におけるスロットル弁軸(6)の可動性を制限していることを特徴とするスロットル装置。
  2. ロックエレメント(20)が、スロットル弁ハウジング(2)に設けられたほぼ円筒形の周面(2a)を少なくとも部分的に取り囲んでいる、請求項1記載のスロットル装置。
  3. スロットル弁ハウジング(2)に延長部(22)が一体成形されていて、ロックエレメント(20)が延長部(22)に固定されている、請求項1記載のスロットル装置。
  4. 延長部(22)が、ほぼ円筒形の周面(2a)を有していて、ロックエレメント(20)が延長部(22)の周面(2a)を少なくとも部分的に取り囲んでいる、請求項3記載のスロットル装置。
  5. スロットル弁軸(6)が軸方向において少なくとも間接的にロックエレメント(20)の半径方向領域(20b)に沿って案内される、請求項1から4までのいずれか1項記載のスロットル装置。
  6. ロックエレメント(20)の半径方向領域(20b)が円板(26)を介してスロットル弁軸(6)を軸方向において案内する、請求項5記載のスロットル装置。
  7. ロックエレメント(20)が円板(26)を少なくとも間接的にスロットル弁ハウジング(2)に対して負荷している、請求項6記載のスロットル装置。
  8. 円板(26)がロックエレメント(20)に対して周方向において可動である、請求項6記載のスロットル装置。
  9. 係止体(32)がロックエレメント(20)の不都合なシフトを阻止している、請求項1から8までのいずれか1項記載のスロットル装置。
  10. ロックエレメント(20)がスリーブ形状である、請求項1から9までのいずれか1項記載のスロットル装置。
  11. ロックエレメント(20)が、半径方向におけるスロットル弁軸(6)の支承とは無関係に、スロットル弁軸(6)を軸方向において案内する、請求項1から10までのいずれか1項記載のスロットル装置。
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