JP2008509936A - 経口不活化ワクチンのための用量を決定するための方法 - Google Patents

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Abstract

感染または疾病に対し、個体群における個体の免疫に使用するための経口不活化ワクチンの投与療法を決定するための方法が開示される。方法は、個体群の一人以上の個体に経口不活化ワクチンを投与することと、一人以上の個体でワクチンに対する免疫系反応の減少を誘発する、ワクチンの暗示的な用量レベルを同定することを含む。次いで、ワクチンに対する免疫系反応の減少を誘発することなく、個体群の一人以上の個体において、免疫反応を誘発する、さらなる用量レベルが決定される。

Description

本発明は、感染症または疾患に対して免疫するために、適切な経口不活化ワクチンのための投与療法を決定する方法に関する。
抗菌ワクチンは公知技術であり、実施例は破傷風の毒素タンパク質が接合している細菌多糖類から成るインフルエンザ菌Bワクチンを含む。また、予防または消化器官の感染症の治療のための死菌ワクチンは知られており、腸チフスのための死菌ワクチンは市販されている。これらのワクチンが全身抗体反応を刺激して疾患の予防を提供するようにすることを意図するという点で、これらのワクチンは主に注射によって、もしそうでなければ投与されて、古典的なワクチンとして役立つ。
また、無莢膜型インフルエンザ(NTHi)による感染に対する経口死菌ワクチンが公知である。NTHiは、慢性肺疾患を有する患者の鼻および気管支でのコロニー形成と関連がある、最も一般的な細菌であって、これらの患者の急性気管支炎発症と関連がある。このような患者の急性気管支炎の発症における重要な要因は、コロニーを作っている細菌に応答する気管支ルーメンへの好中球の抑制されていない不適切な移動である。気管支内の好中球の蓄積した(neurophil-laden)流体の蓄積は、化膿した痰に結果としてなる。居合わせた患者による感染の獲得によって評価されるように、経口NTHi死菌ワクチンの活用は、化膿した痰生産、高レベルの気道の細菌コロニー形成および細菌の環境での広がりから防御することを示した。このワクチンは、腸管関連リンパ組織(GALT)の活性後の一般の粘膜システム、より詳しくは、腸のパイエル板を刺激する。
経口投与される抗原は、全身リンパ組織とは異なって、GALTによって処理される。目的論的に、これは、粘膜炎症に損傷を与えることを犠牲にすることなく、環境抗原が除外されることを必要とする粘膜生理学に関して理解されることができる。したがって、このような抗原に対する免疫反応に潜在的にダメージを与えることを最小にするために、強力な抑制メカニズムが存在する。この概念は、最初は、全身免疫反応(つまり、抗体の生成によって介される)が粘膜抗体反応(寛容)を検出することができないことに関連する、「スプリット トレランス(split tolerance)」として同定された。経口的に投与した不活化インフルエンザウィルスを活用する研究は、狭い範囲の抗原用量を超えて、抗体反応が刺激されることを示す。この免疫「領域」は、高低「領域」寛容がある。領域でも、同じ概念は細胞性免疫に適用し、抗体反応がなく起こっている防御については、より広い範囲で、Tリンパ球を介する反応が刺激されることができる。GALTとの抗原相互作用の結果は、感染の遠い粘膜部位に対する、B及びTリンパ球の選択的な移動であり、そこでは、B及びTリンパ球が防御を仲介する。しかしながら、NTHiワクチンの臨床的価値が判明した一方で、急性気管支炎発症の減少、数および程度によって判断されるように、異なる個体のNTHにより、粘膜感染症に対して提供される防御レベルは可変的である。
広義的に述べると、本発明は、ワクチンへの反応状態から寛容状態へと免疫系の切り替えを誘導する、暗示的な用量レベルの同定に基づいて経口不活化ワクチンにおける投与療法を決定するための方法に関する。最適投与療法よりも少ない活用から、過去の経口不活化ワクチンの活用と関連する異種交配された個体群の粘膜免疫における変化は、少なくとも部分的に起こると考えられている。与えられた経口不活化ワクチンにおいて、寛容状態への切り替えが誘発される、異種交配された個体群で暗示的な用量レベルを決定することによって、最適化された投与療法は、個体群の範囲内で異なる個体の免疫を発生させるために同定されることができる。
より詳細には、本発明の第一態様において、経口不活化ワクチンのための投与療法を決定するための方法が提供され、この方法は、個体群の一人以上の個体に対する経口不活化ワクチンの投与と、一人以上の個体でワクチンへの免疫系反応の減少を誘発する、ワクチンの暗示的な用量レベルの同定と、ワクチンへの免疫系反応の減少を誘発することなく、個体群の一人以上の個体で免疫反応を引き出す、さらなる用量レベルの決定とからなる。
典型的には、経口不活化ワクチンは、複数の個体に対して投与され、かつまた、全てまたは少なくとも大多数の個体における免疫系反応の減少を誘発する、ワクチンの暗示的な用量レベルが同定される。
暗示的な用量レベルは、経口不活化ワクチンの一用量を含むか、または、同一であるか若しくは異なる、経口不活化ワクチンの複数の用量からなる投与コースを含む。ワクチンの投与コースが活用される場合、各用量間の間隔は可変であってよい。さらなる用量レベルは、暗示的な用量レベルを修正することによって導き出すことができる。暗示的な用量レベルの修正は、例えば、一つ以上又は各ワクチンの用量を減じ、投与されるワクチンの投薬数若しくはワクチンの投与コース数を増減し、用量間の間隔の変更(例えば、増加)を有してよい。
好ましくは、さらなる用量レベルが選択され、それは、実質的に、暗示的な用量レベルによる免疫反応の最大の誘発を、実質的にワクチンに対する免疫系反応の減少を誘発することなく、ワクチンによって達成されるように選択される。
本発明の別の態様において、経口不活化ワクチンのための用量計画を立てる方法が提供され、その方法は、ワクチンの用量レベルを決定することを有し、ワクチンの用量レベルは、個体群の一人以上の個体でワクチンに対する免疫系反応の減少を誘発する、ワクチンの暗示的な用量レベル以下で個体群の一人以上の個体の免疫反応を生じ、その用量レベルは、実質的に免疫反応の最大の誘発を達成するように選択される免疫反応を生じる。
ワクチンに対する免疫系反応は、ワクチンによる抗原反応性細胞の活性化と関連する一つ以上のパラメーターを測定することによって決定できる。抗原反応性細胞は、通常、1つ以上の抗原提示細胞と、B及び/又はTリンパ球を有する。好ましくは、細胞は、抗原提示細胞とTリンパ球の一つ又は両者を有する。典型的に、抗原提示細胞はマクロファージを有する。最も好ましくは、Tリンパ球は、Th1細胞を有する。抗原反応性細胞の活性は、細胞の直接及び/又は間接的な活性を含むために、最も広義に解される。直接的な活性は、例えば、ワクチンの抗原が細胞に結合するか又は細胞によって食菌される場合、ワクチンが抗原反応性細胞と接触することによって、抗原反応性細胞の少なくとも幾つかを活性化することを意味する。間接的な活性は、ワクチンの抗原と接触したマクロファージなどの細胞との相互作用によって、又は、例えば、サイトカイン若しくはワクチンによって引き出されるか、誘発される放出物である、他の化学的な伝達物質によって、あるいは、そのような可能性の組み合わせによって、抗原反応性細胞の少なくとも幾つかを活性化することを意味する。
典型的には、経口不活化ワクチンは、例えば、細菌、菌類若しくは酵母による個体の粘膜表層の異常であるか又は望ましくないコロニー形成に対するワクチンである。好ましくは、ワクチンは、経口死菌ワクチンである。最も好ましくは、ワクチンは、一つ以上の不活化全微生物体(whole killed microbial organism)である。しかしながら、本発明は、不活化全生物体(whole killed organism)の使用及びここに記載の方法に限定されず、さらに、微生物体に由来する可溶な及び/又は微粒子物質を含む経口不活化ワクチンに適用される。
また、典型的には、ワクチンによって導かれる免疫反応は、実質的に排他的でなければ、主に細胞免疫反応よりなる。
他の態様において、経口不活化ワクチンで個体を免疫する方法が提供され、その方法は、本発明の第一の態様による方法によって決定されるワクチンのための投与療法を活用して、個体に対してワクチンの効果的な量を投与することよりなる。
哺乳類は、経口不活化ワクチンで処置できる哺乳類であってよく、例えば、霊長類、ラット、マウスのような齧歯目系統の部類、またはウシの部類、豚、羊または馬の系統であってもよい。しかしながら、好ましくは、哺乳類はヒトである。
本明細書の記載において、「有する」、またはその表現の変形としての「含む」、「よりなる」は、他のいかなる要素、整数若しくはステップまたは要素、整数若しくはステップの群の除外でなく、記載された要素、整数若しくはステップまたは要素、整数若しくはステップの群の包含を意味することが理解される。
本明細書で言及したすべての刊行物は、参照としてここに組み込まれる。本明細書に含まれる、いかなる文書の記載、作用、物質、装置、物品等は、単に、本願明細書における関係を提供するためにある。これらのいかなる事項若しくは全ての事項が従来技術の基礎の一部を形成するか、または、本出願の各請求項の優先日前にオーストラリアか他の地域で、本発明に関連する分野の共通の一般知識であったということが承認されるように解されない。
さらに、本発明の特徴及び利点は、下記の好ましい実施態様の記載から明白となる。
本発明によって具体化された方法は、口、鼻、口咽頭、咽頭、消化管、膣、眼関連、および尿粘膜表層などの体の他の粘膜部位と同様に、肺および他の気道粘膜表層の微生物感染症の治療または予防のための経口不活化ワクチンのための投与療法を決定する際の特定の応用を見出す。本発明の方法に採用される、経口不活化ワクチンに含まれる細菌は、例えば、クラミジア属種、ヘモフィルス属種、無莢膜型ヘモフィルス インフルエンザ(NTHi)、シュードモナス属種、ストレプトコッカス属種、スタフィロコッカス属種、エシェリヒア コリ、マイコプラズマ属種、及びヘリコバクター属種、他にその他から選択されてよい。また、ワクチンは、そのような細菌の異なる属種、または他の微生物の組み合わせを組み込んでよい。このようなワクチンで利用されることができる細菌以外の微生物は、カンジダ属種(例えば、カンジダ・アルビカンス)と、サッカロミセス属種のような酵母とを含む。
本発明の方法によって決定される投与療法と一致して投与される経口死菌ワクチンは、NTHi、S.アウレウス(aureus)、Ps.エルギノーサ(aeruginosa)、S.ニューモニエ(pneumoniae)及びこれらの組み合わせからなるグループから選択される感染に対する経口不活化ワクチンを含む。例えば、P.エルギノーサは、気道にコロニーを形成するだけでなく、眼球粘膜と耳腔に影響を与える。NTHiは、また、中耳炎を含む、伝染状況の範囲において、そして、肺炎および慢性気管支炎の悪化において関係している。したがって、それらの細菌の1つ以上の不活化された分離体を含有するワクチンは、この種の関連する状況の予防または治療のために投与されてよい。さらなる実施例として、不活化無莢膜型インフルエンザ、S.ニューモニエ又はP.エルギノーサを含むワクチンは、気管支炎または肺炎、嚢胞性線維症および慢性閉塞性気道疾患の急性感染症、洞疾患、並びに、他の肺および気道疾患障害と同様の易感染性の肺機能の予防または治療において利用されることができる。
マクロファージ及びTリンパ球の一方または両方のような抗原反応性細胞の活性化のレベルを表す好適なパラメーターは、細胞増殖、特にTリンパ球増殖、細胞表面抗原提示、細胞エフェクター機能の測定、およびサイトカイン生産を含む。抗原反応性細胞は、このようなパラメーターの特徴のための個体のリンパ管および/または血液から分離されることができる。
細胞増殖は、細胞数、H−チミジン取り込み及び/又はMTT分析によって簡便に評価されることができる。抗原反応性細胞の細胞表面提示は、細胞活性の結果として、アップレギュレーション又はダウンレギュレーションされることが知られている細胞表面抗原の標識を含む、フローサイトメトリー分析によって容易に決定することができ、そのような表面抗原に特異的な適切な標識抗体を活用する。例えば、活性化されたTリンパ球は、リンパ球機能に関連する抗原−1(LFA−1)、CD2、CTLA−4、IL−2レセプター、CD4、T細胞レセプター、L−セレクチン、CD40リガンド及びCD45ROのアップレギュレートされたレベルを表す。Tリンパ球の活性でダウンレギュレートされた、細胞表面分子の例は、CD45RAである。同様に、活性化された抗原提示細胞は、CD80、CD86、MHC II分子、CD14、CD11c及びCD18のアップレギュレートされたレベルを表す。
サイトカインの発現は、キャプチャー(capture)若しくはサンドイッチ酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)によって直接的に測定されるか、又は感心のあるサイトカインが成長因子若しくは阻害剤として作用する、細胞成長アッセイによって間接的に測定される。サイトカインの発現はまた、逆転写酵素ポリメラーゼ連鎖反応(RT−PCR)、又は、従来技術において周知である、単一細胞、若しくは細胞群及び特定のオリゴヌクレオチドプローブを活用する、in-situハイブリダイゼーションプロトコールを採用することにより、サイトカインをコードするmRNAの発現レベルを決定することによって評価される。
IL−12は、活性化の初期段階で、γ−IFNと組み合わされ、抗原提示細胞によって生成され、Th1細胞に分化するために、増殖しているCD4とTリンパ球を誘導する。Th1細胞は、γ−IFNの分泌とマクロファージによって発現されるCD40レセプターを有するTh1細胞によって発現されるCD40リガンドの相互作用により、感染したマクロファージを刺激する。より広義には、Th1細胞は、食細胞(例えば、好中球及びマクロファージ)の抗菌性機能を刺激し、このような食細胞を感染の部位に引きつける、サイトカインを放出する。加えて、典型的には、IFN−γ、Th1細胞は、IL−12及びTNF−βを分泌する。
Th1とTh2の両細胞がIL−3、GM−CSF、例えば、TNF−αを分泌する一方で、Th1及びTh2細胞における全体のサイトカインのプロファイルは異なる。より詳細には、Th2細胞の活性化は、主に、活性化されたB細胞によってB-リンパ球の活性および抗体の生成によって特徴とされる体液性免疫反応に結果としてなり、その一方で、Th1細胞は非抗体細胞免疫反応を仲介する。免疫反応を導く、Th2細胞に特有のサイトカインは、IL−4、IL−5、IL−10、IL−13及びTGF−βを含む。したがって、例えば、IL−12とγ−IFNの一つまたは両者の分泌レベルの測定は、抗原提示細胞及び/又は、Th1がコミットされたCD4T−リンパ球(Th1 committedCD4T−lymphocytes)の活性化状態の評価に役立つ。
寛容状態への免疫システムの切り替えが誘発される際に考慮される経口不活化ワクチンの暗示的な用量レベルは、個体群の個体に免疫反応を誘発することが知られているワクチンのコースを投与すること、何度も投与コースを繰り返すこと、及び評価期間にわたりレシピエントから抗原反応性細胞の活性化レベルを測定することによって同定できる。例えば、ワクチン投与コースは、ワクチンの一用量であるか、または二日以上における毎日の投与からなる。例えば、投与コースは、約2週間から約6週間までの間隔で、より好ましくは、約3週間から約5週間の間隔で毎回繰り返すことができる。非反応性の誘導は、ワクチンに対する免疫反応の最大限のレベルからの抗原反応性細胞の活性状態で継続された減少によって示される。次いで、結果として、ワクチンへの免疫系反応の減少にならない、ワクチンの最適な用量レベルが同定され、投与コース若しくは各投与コースの増加(例えば、10−14日間までの長さ)に関係なく、ワクチンのコース間の間隔を広げることによって、又は、例えば、ワクチンの低容量を選択し、各コースの投与間の同じ間隔を維持することによって、同定される。
代替として、ワクチンの異なる用量は、個体群における異なる個体のグループに対して投与でき、ワクチンに対する免疫反応の減少が発生する最大の用量が同定される。次いで、最適化された用量レベルは、非反応性の状態への免疫反応の切り替えの誘発がなく、効果的又は実質的に最大の免疫反応を生じる、ワクチンの低用量を選択することによって得られてよい。一般的に、個体群は通常の個体群であり、個体のグループは、概して個体群を基本的に代表する。グループは、個体の無作為なグループから成ることができるか、または、例えば、個体群の範囲内で特定の年齢または体重の範囲を代表することができる。
本発明と一致して投与されるワクチンは、概して、ワクチン組成の約5%乃至約80%w/wの量の選択された細菌の分離体を含む。投与される細菌の分離体又は投与される各細菌の分離体の用量は、概して、それぞれ、約10乃至約1012、より好ましくは、約1010乃至約1011cfuの範囲である。
ワクチン自体は、フリーズドライにされることができるか、または生理的に受け入れられるバッファー若しくは流体を利用して後の還元のために凍結乾燥されることができる。また、ワクチンは、1つ以上の凝結防止剤、等張性剤、チメロサールのような防腐剤、アミノ酸および砂糖部位のような安定剤、蔗糖、ラクトースまたはサッカリンなどの甘味料、水酸化ナトリウム、塩酸、リン酸一ナトリウムおよび/またはリン酸二ナトリウムのpH調整剤、生理食塩水、適切なバッファー、溶媒、分散媒体及び等張性剤のような薬学的に許容可能なキャリアを含むことができる。薬学的に活性な物質及びワクチンのためのそのような成分及び媒体の使用は、公知技術である。また、免疫反応(特に、γ−IFN、IL−12およびTNF−βのようなTh1反応に特有のサイトカイン)を促進するための一つ以上のサイトカインのような補助的な活性剤は、ワクチンに取り入れられることができる。ワクチンは、また、一つ以上のアジュバントを含むことができる。経口不活化ワクチンで活用され得る、アジュバント、薬学的に許容可能なキャリア及び成分の組み合わせは、例えば、「Remington: The Science and Practice of pharmacy (Mack Publishing Co., 1995)」(この内容は、その全体がここで参照として組み込まれている)などの熟練した対象者にとって知られているハンドブック及びテキストで見ることができる。
経口死菌ワクチンは、乾燥粉末又は液状で投与されてよい。例えば、投与は、投薬液体としてエアゾール吸入によって、またはスプレーとして滴下によって、達成されることができる。経口ワクチンの送達を容易にするための装置が当該技術分野で知られており、メータード ドース インハラー(metered dose inhalers)(MDIs)、乾燥粉末吸入器(DPIs)及び超音波エネルギー、または圧縮空気、または原子化を達成する他の推進体を使用するものを含むネブライザー(nebulisers)を含む。MDIsにおいて用いられることができる推進体は、例えば、クロロフルオロカーボン類(CFCs)(例えばトリクロロフルオロカーボン(CFC−11)およびジクロロジフルオロカーボン(CFC−12)およびハイドロ・フルオロ・アルカンを含む。
実施例1:経口ワクチンとしての用途のための不活化されたPs.エルギノーサの最適用量の同定
この研究において、気管支拡張症および慢性咳および化膿した痰を訴える9人のヒトの被験者は、0日、28日及び56日で、3コースのPs. エルギノーサ(Ps.a)感染症に対する経口死菌ワクチンを与えられた。3日間連続して、各々のコースは、1日につき2錠の経口投与から成った。各錠剤は、1011の不活化全菌体Ps.aを含んだ。T−リンパ球が血液から分離され、可溶性のPs.aで刺激されて、増殖は、H-チミジン取り込みの測定によって検出された。
28日のコース(1)および56日のコース(2)後、H-チミジンの取り込みの増加が強調された(図1参照)。各々のコースの3日後の反応の減少(腸管関連リンパ組織の一時的な隔離による)の後に、第一の(2)のコースにおいて循環する高感度のTリンパ球の増加が続いた。しかしながら、84日で、循環するTリンパ球は、添加した抗原に対して反応せず、非反応性の状態の誘導を反映した。これは、免疫療法が最適化されなかったことを示す。
最適化は、用量を減らすことによって、および/または、例えば、ワクチンの投与を2本のコースに制限するなどスケジュールを変えることによって、または、ワクチンの3つの用量の投与を維持するが、ワクチンの最終的な用量を減らすことによって達成されることができる。これらの結果がPs.a関連の免疫の特定のダウンレギュレーションを反映することは、84日間の期間にわたる非特異性のT細胞マイトジェン、フィトヘムアグルチニン(PHA)(図2参照)に対する反応の保持によって見られることができる。第一(つまり、28日)及び第二(つまり、56日)の経口コースと比較して、この84日のダウンレギュレーションが前述の2コースと比較してワクチンによって誘発された免疫の損失を反映することは、84日で測定される痰化膿の増加によって示される(図3参照)。56日と84日との間の痰細菌数の類似した増加(それぞれ、コース2及び3の結果)は、被験者1〜5および8の細菌数の増加によって観察された。わずかな減少が被験者1において観察される一方で、細菌数における変化は被験者2において観察されなかった(図4参照)。全ての結果は、関連した標準誤差(S.E.)での平均値として示される。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
84日間の評価期間にわたる可溶なPs. エルギノーサ抗原の3コースの異なる用量で治療された、気管支拡張症、慢性咳および化膿性の痰を有するヒトの被験者からのTリンパ球の増殖的な反応を示すグラフである。 評価期間にわたって非特異的なT細胞マイトジェン、フィトヘムアグルチニン(PHA)に対する被験者からのTリンパ球の増殖的な反応を示すグラフである。 評価期間にわたって被験者の化膿性の痰のレベルの変化を示すグラフである。 評価期間にわたって被験者の痰細菌数における変化を示すグラフである。

Claims (36)

  1. 経口不活化ワクチンのための投与療法を決定するための方法であって、該方法は、
    個体群の一人以上の個体に対する前記経口不活化ワクチンの投与と、
    前記一人以上の個体において、前記ワクチンに対して免疫系反応の減少を誘発する、前記ワクチンの暗示的な用量レベルの同定と、
    前記ワクチンに対する免疫系反応の減少を誘発することなく、前記個体群の前記一人以上の個体において、免疫反応を誘発する、さらなる用量レベルの決定と、
    からなることを特徴とする方法。
  2. 前記ワクチンは前記個体群の複数の個体に投与され、前記個体のすべてまたは主要な個体で免疫系反応の減少を誘発する、前記ワクチンの暗示的な用量レベルが同定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記暗示的な用量レベルは、ワクチンの一用量、または、同じか若しくは異なる、前記ワクチンの複数の用量からなる投与コースを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. さらなる用量レベルは、前記暗示的な用量レベルを修正することによって導かれることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記さらなる用量レベルは、前記ワクチンの用量量の減少、前記ワクチンの投与コースの減少または増加、及び前記ワクチンのコース間の間隔の変更からなるグループから選択される1つ以上の修正を採用することを含み、前記暗示的な用量レベルを修正することによって導かれることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記さらなる用量レベルは、実質的に、前記暗示的な用量レベルによる前記免疫反応の最大の誘発が、前記ワクチンに対する免疫系反応の減少を誘発することなく、前記ワクチンによって達成されるように選択されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記ワクチンに対する前記免疫系反応は、前記ワクチンによる抗原反応性細胞の活性化と関連する、1つ以上のパラメーターを測定することによって決定されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記抗原反応性細胞は、抗原提示細胞及びリンパ球の一つまたは両者を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記抗原反応性細胞は、マクロファージを含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記リンパ球は、Tリンパ球を含むことを特徴とする請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記抗原反応性細胞の活性化と関連する、前記一つ以上のパラメーターは、細胞増殖、細胞表面抗原提示、1つ以上の細胞エフェクター機能の測定及びサイトカイン生成からなるグループから選択されることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 抗原提示細胞の活性化レベルを表す少なくとも一つのパラメーター及びTリンパ球の活性化レベルを表す少なくとも一つのさらなるパラメーターの測定を含むことを特徴とする請求項8又は9に記載の方法。
  13. 前記抗原提示細胞の活性化レベルを表すパラメーターは、IL−12発現を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記Tリンパ球の活性化レベルを表すパラメーターは、γ−IFN発現を含むことを特徴とする請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記免疫反応は、主に細胞性免疫反応を含むことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記ワクチンは、1つ以上の完全に不活化した微生物、及び/または可溶性及び/またはそれの粒子状物質を含むことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記経口不活化ワクチンは、細菌、菌類若しくは酵母からなるグループから選択される微生物によって、粘膜表層の異常であるか又は望ましくないコロニー形成に対するワクチンを含むことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記微生物は、クラミジア属種、ヘモフィルス属種、無莢膜型ヘモフィルス インフルエンザ、シュードモナス属種、ストレプトコッカス属種、スタフィロコッカス属種、シェリヒア コリ、マイコプラズマ属種、ヘリコバクター属種、カンジダ属種及びサッカロミセス属種からなるグループから選択されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記経口不活化ワクチンは、経口死菌ワクチンであることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記微生物は、無莢膜型インフルエンザ、S.ニューモニエ、P.エルギノーサ及びS.アウレウスからなるグループから選択されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  21. 経口不活化ワクチンで個体を免疫する方法であって、該方法は、
    請求項1乃至20のいずれか一項で規定される方法によって決定される、前記ワクチンのための投与療法を活用して、前記個体に対する前記ワクチンの有効量の投与からなることを特徴とする方法。
  22. 経口不活化ワクチンのための投薬療法を処方するための方法であって、該方法は、
    個体群の一人以上の個体で前記ワクチンに対する免疫系反応の減少を誘発する前記ワクチンの暗示的な用量レベル以下の前記個体群の一人以上の個体の免疫反応を生じる、前記ワクチンの用量レベルの決定からなり、前記免疫反応を生じる用量レベルは、実質的に、前記免疫反応の最大の誘発を達成するように選択されることを特徴とする方法。
  23. 前記免疫系反応の減少は、前記ワクチンによる抗原反応性細胞の活性化と関連する一つ以上のパラメーターで反映されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記抗原反応性細胞は、抗原提示細胞及びリンパ球の一つまたは両者を含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 前記抗原反応性細胞は、マクロファージを含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 前記リンパ球は、Tリンパ球を含むことを特徴とする請求項24または25に記載の方法。
  27. 前記一つ以上のパラメーターは、細胞増殖、細胞表面抗原提示、1つ以上の細胞エフェクター機能の測定及びサイトカイン生成からなるグループから選択されることを特徴とする請求項23乃至26のいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記一つ以上のパラメーターは、抗原提示細胞の活性化レベルを表す少なくとも一つのパラメーター及びTリンパ球の活性化レベルを表す少なくとも一つのさらなるパラメーターを含むことを特徴とする請求項23または24に記載の方法。
  29. 前記抗原提示細胞の活性化レベルを表すパラメーターは、IL−12発現を含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. 前記Tリンパ球の活性化レベルを表すパラメーターは、γ−IFN発現を含むことを特徴とする請求項28または29に記載の方法。
  31. 前記免疫反応は、主に細胞性免疫反応を含むことを特徴とする請求項22乃至30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記ワクチンは、1つ以上の完全に不活化した微生物、及び/または可溶性及び/またはそれの粒子状物質を含むことを特徴とする請求項22乃至31のいずれか一項に記載の方法。
  33. 前記経口不活化ワクチンは、細菌、菌類若しくは酵母からなるグループから選択される微生物によって、粘膜表層の異常であるか又は望ましくないコロニー形成に対するワクチンを含むことを特徴とする請求項22乃至32のいずれか一項に記載の方法。
  34. 前記微生物は、クラミジア属種、ヘモフィルス属種、無莢膜型ヘモフィルス インフルエンザ、シュードモナス属種、ストレプトコッカス属種、スタフィロコッカス属種、エシェリヒア コリ、マイコプラズマ属種、ヘリコバクター属種、カンジダ属種及びサッカロミセス属種からなるグループから選択されることを特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 前記経口不活化ワクチンは、経口死菌ワクチンであることを特徴とする請求項22乃至34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記微生物は、無莢膜型インフルエンザ、S.ニューモニエ、P.エルギノーサ及びS.アウレウスからなるグループから選択されることを特徴とする請求項35に記載の方法。
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