JP2008299655A - 情報検索装置 - Google Patents

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浩 竹野
Koichi Ushijima
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準二 富田
Yuji Kaneda
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Abstract

【課題】利用者の趣向が反映された表示順序で表示される表示情報からなる検索結果を提供する。
【解決手段】情報格納部のコンテンツ検索部323は、携帯端末1からの検索要求に含まれた検索語に適合する文章をコンテンツ索引部322から検索し、行動履歴格納部321が閲覧要求記憶部3211から生成した利用者テーブルとコンテンツテーブルを利用して、その文章に対応する表示情報に表示の順序を付与した検索結果のページを生成する。コンテンツ送信部313は、検索結果のページを携帯端末1へ送信し、その中の各表示情報を表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のコンテンツから選択してコンテンツを取得しようとする端末に表示される表示情報に表示の順序を付与して表示させる情報検索装置に関する。
従来の情報検索装置では、コンテンツ内の文書を蓄積しておき、複数のコンテンツから選択してコンテンツを取得しようとする端末から与えられる検索語により文書を検索する。非特許文献1にあるように、検索された各文章を含むコンテンツを示すべく表示される表示情報に表示順序を付与する際には、文章における検索語の使用頻度に基づいて、文章と検索語の関連度を求める方法が用いられる。
しかしながら、使用頻度が高く、表示情報が上位に表示されたとしても、対応するコンテンツが、利用者の求めるものであるとは必ずしも言えない。それとは反対に、使用頻度が低く、表示情報が下位に表示されたとしてもコンテンツは利用者の求めるものである可能性がある。
つまり、上記手法によって表示順序を付与され表示情報は利用者にとって求める順序で表示されているとは限らず、求めるコンテンツを取得するまでに多くの試行錯誤を要する場合があった。この問題を解決するために、例えば、特許文献1では、端末からの閲覧要求の数を記録し、この数を加味することによって、よりユーザの求めるコンテンツに対応する表示情報をより先に表示することを述べている。すなわち、閲覧要求の多いコンテンツについての表示情報を含むページをより先に表示し、一方、閲覧要求の少ないコンテンツについての表示情報を含むページをより後に表示することにより、上記問題の解決を試みてきた。
特願平11−29501号公報 北研二他、「情報検索アルゴリズム」、共立出版、2002
上記の従来の手法では、情報検索装置が閲覧要求を記録するため、その情報検索装置を利用してコンテンツを閲覧した場合には効果が発揮されるが、情報検索装置を利用しないでコンテンツを閲覧した場合にはその効果が発揮されないという問題があった。
例えば、ある利用者が情報検索装置を用いずに、雑誌や新聞などからコンテンツの所在場所を調べて、情報検索装置を用いることなく、コンテンツを閲覧した場合は、その閲覧要求を情報検索装置の検索結果に加味させることができない。
また、例えば、ある利用者が情報検索装置を用いて、所望のコンテンツを検索して、閲覧して、コンテンツ内のハイパーリンクを辿ることで、より所望するところのコンテンツに到達して、コンテンツが利用者の嗜好に最合致する運びとなり、コンテンツが何回も繰り返し閲覧された場合であっても、閲覧要求は情報検索装置の範疇の外であるため、閲覧要求を情報検索装置の検索結果に加味させることができない。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、情報検索装置を通して閲覧した場合に限らず、利用者が任意の手段でコンテンツを閲覧した場合においても、閲覧要求の記録から利用者の趣向が検索結果に反映されるようにして、利用者の趣向が反映された表示順序で表示される表示情報からなる検索結果を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、第1の本発明に係る情報検索装置は、コンテンツを取得した端末から送信され且つ該コンテンツのコンテンツ識別子を含む閲覧要求が記憶される閲覧要求記憶手段と、コンテンツを取得しようとする端末から送信され且つ該コンテンツのコンテンツ識別子を含む閲覧要求を前記閲覧要求記憶手段に記憶させる手段と、複数のコンテンツから選択してコンテンツを取得しようとする端末において該各コンテンツについて表示される表示情報を対象とし、該表示情報に対応するコンテンツのコンテンツ識別子の少なくとも一部を含む閲覧要求を前記閲覧要求記憶手段から検索し、該閲覧要求を使用して、該対象の表示情報に順序を付与する手段と、該手段により付与された順序にしたがって、該各表示情報を、コンテンツを取得しようとする前記端末に表示させる手段とを備える。
第2の本発明に係る情報検索装置は、前記順序を付与する手段は、前記対象の表示情報に対応するコンテンツのコンテンツ識別子の少なくとも一部を含む閲覧要求または該部分を含み且つコンテンツを取得しようとする前記端末から送信される検索要求内の検索語に適合する閲覧要求である目的の閲覧要求を前記閲覧要求記憶手段から検索し、該目的の閲覧要求の数の多さを示す閲覧適合度を求め、該表示情報について既に付与された順序または該コンテンツについて求められた文章適合度と該閲覧適合度を併用して得点を求め、該得点により順序を付与することを特徴とする。
第3の本発明に係る情報検索装置は、前記閲覧要求記憶手段内の閲覧要求には、該閲覧要求を送信した端末を利用する利用者の利用者識別子が記録され、前記順序を付与する手段は、前記対象の表示情報に対応するコンテンツのコンテンツ識別子の少なくとも一部を含む閲覧要求または該部分を含み且つコンテンツを取得しようとする前記端末から送信される検索要求内の検索語に適合する閲覧要求である目的の閲覧要求を前記閲覧要求記憶手段から検索し、該目的の閲覧要求に含まれる利用者識別子により示される利用者の数または該数と該目的の閲覧要求の数を併用して値を求め、該値の大きさを示す閲覧適合度を求め、該表示情報について既に付与された順序または該コンテンツについて求められた文章適合度と該閲覧適合度を併用して得点を求め、該得点により順序を付与することを特徴とする。
第4の本発明に係る情報検索装置は、前記閲覧要求記憶手段内の閲覧要求には、該閲覧要求を送信した端末を利用する利用者の利用者識別子、並びに、該閲覧要求が送信された時点である閲覧要求時点が記録され、前記順序を付与する手段は、複数の利用者識別子のそれぞれにつき、該利用者識別子を含み且つ前記閲覧要求記憶手段に記憶された閲覧要求からなる利用者テーブルを生成し、各利用者テーブルにつき、該利用者テーブル内の各閲覧要求を対象とし、該対象の閲覧要求の閲覧要求時点から直後の閲覧要求の閲覧要求時点までの時間長である滞在時間を求め、該滞在時間を該対象の閲覧要求に記録し、該滞在時間を記録した閲覧要求から前記目的の閲覧要求を検索し、該閲覧要求に記録された滞在時間の累積または平均の値を求め、該値を前記閲覧適合度の計算に用いることを特徴とする。
第5の本発明に係る情報検索装置は、前記閲覧要求記憶手段内の閲覧要求には、該閲覧要求によるコンテンツの送信に要した通信量または該通信量に従う従量型課金の料金が記録され、前記順序を付与する手段は、前記検索された目的の閲覧要求に記録された通信量または料金を前記閲覧適合度の計算に用いることを特徴とする。
第6の本発明に係る情報検索装置は、前記閲覧要求記憶手段内の閲覧要求には、該閲覧要求が送信された時点である閲覧要求時点が記録され、前記順序を付与する手段は、前記検索された目的の閲覧要求に記録された閲覧要求時点から現時点までの時間長である経過時間を求め、該経過時間を前記閲覧適合度の計算に用いることを特徴とする。
第7の本発明に係る情報検索装置は、前記閲覧要求記憶手段内の閲覧要求には、該閲覧要求を送信した端末を利用する利用者の利用者識別子、並びに、該閲覧要求が送信された時点である閲覧要求時点が記録され、前記順序を付与する手段は、複数の利用者識別子のそれぞれにつき、該利用者識別子を含み且つ前記閲覧要求記憶手段に記憶された閲覧要求からなる利用者テーブルを生成し、各利用者テーブルにつき、該利用者テーブル内の各閲覧要求を対象とし、該対象の閲覧要求の直前の且つ検索要求の閲覧要求時点から該対象の閲覧要求の閲覧要求時点までの時間長である検索要求後経過時間を求め、該検索要求後経過時間を該対象の閲覧要求に記録し、該検索要求後経過時間を記録した閲覧要求から前記目的の閲覧要求を検索し、該閲覧要求に記録された検索要求後経過時間を前記閲覧適合度の計算に用いることを特徴とする。
第8の本発明に係る情報検索装置は、前記閲覧要求記憶手段内の閲覧要求には、該閲覧要求を送信した端末を利用する利用者の利用者識別子、並びに、該閲覧要求が送信された時点である閲覧要求時点が記録され、前記順序を付与する手段は、複数の利用者識別子のそれぞれにつき、該利用者識別子を含み且つ前記閲覧要求記憶手段に記憶された閲覧要求からなる利用者テーブルを生成し、各利用者テーブルにつき、該利用者テーブル内の各閲覧要求を対象とし、該利用者テーブル内の閲覧要求に記録された閲覧要求時点に基づき、該対象の閲覧要求の直前の且つ検索要求の直後の閲覧要求から該対象の閲覧要求までの数である検索要求後閲覧要求数を求め、該検索要求後閲覧要求数を該対象の閲覧要求に記録し、該検索要求後閲覧要求数を記録した閲覧要求から前記目的の閲覧要求を検索し、該閲覧要求に記録された検索要求後閲覧要求数を前記閲覧適合度の計算に用いることを特徴とする。
第9の本発明に係る情報検索装置は、前記閲覧要求記憶手段内の閲覧要求には、該閲覧要求を送信した端末を利用する利用者の利用者識別子が記録され、複数の利用者識別子のそれぞれにつき、該利用者識別子の利用者がもつ属性を含む利用者属性情報が記憶される利用者属性格納手段を備え、前記順序を付与する手段は、コンテンツを選択しようとする前記端末の利用者がもつ属性を取得し、該属性に等しいまたは類似するための基準を満たす属性を含む利用者属性情報を前記利用者属性格納手段から検索し、該利用者属性情報内の利用者識別子を含む目的の閲覧要求を優先的に前記閲覧要求記憶手段から検索し、該目的の閲覧要求を前記閲覧適合度の計算に用いることを特徴とする。
本発明に係る情報検索装置によれば、複数のコンテンツから選択してコンテンツを取得しようとする端末において該各コンテンツについて表示される表示情報を対象とし、該表示情報に対応するコンテンツのコンテンツ識別子の少なくとも一部を含む閲覧要求を閲覧要求記憶手段から検索し、該閲覧要求を使用して、該対象の表示情報に順序を付与し、付与された順序にしたがって、該各表示情報を、コンテンツを取得しようとする端末に表示させることで、該端末の利用者の趣向が反映された順序で表示情報を表示させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置を含んで構成されたシステムの構成図である。
携帯端末1は、無線通信網2を介して、情報検索装置3に接続され、情報検索装置3は、通信網4を介して、ウェブサーバ5に接続されている。
無線通信網2は、携帯端末1と、情報検索装置3の間での、無線通信を提供する。
通信網4は、例えばLAN、インターネット、公衆回線網、ケーブルテレビ網等を利用して構成される。なお、インターネットとは、所定のプロトコルに基づいて相互リンクされたネットワークの集合体である。
ウェブサーバ5は、コンテンツを有し、閲覧要求により、そのコンテンツを通信網4を介して情報検索装置3へ送信するようになっている。
携帯端末1は、図示しない表示装置、キーボードなどの入力装置、無線通信網2との通信手段等を備える。携帯端末1は、その利用者により、複数のコンテンツから選択してコンテンツを取得しようとしていることとする。
情報検索装置3は、該各コンテンツについての表示情報を表示させ、その中から選択された表示情報に対応するコンテンツを送信するようになっている。この表示情報は、情報検索装置3が、予めコンテンツ内の文章を記憶しておき、携帯端末1からの検索要求によりいずれかの文章を検索したときの検索結果を構成するものである。
なお、コンテンツは、ウェブページや携帯電話用のページや画像ファイルや音楽ファイルなどであるが、以下においては、コンテンツがウェブページであることとする。
情報検索装置3は、ゲートウェイ部31と検索結果生成部32を備える。
ゲートウェイ部31は、携帯端末1から閲覧要求や携帯端末1の端末識別子を受信する閲覧要求受信部311と、ウェブサーバ5からコンテンツを取得するコンテンツ取得部312と、取得されたコンテンツを携帯端末1に送信するコンテンツ送信部313とを備える。
検索結果生成部32は、閲覧要求などを記憶する行動履歴格納部321と、予め取得したコンテンツ内の文章が記憶されるコンテンツ索引部322と、閲覧要求が検索語を含むまたは伴う検索要求だったときに、該検索語を基にコンテンツ索引部322から文章を検索するコンテンツ検索部323とを備える。
閲覧要求受信部311は、無線通信網2との通信手段を有し、携帯端末1から受信した閲覧要求などをコンテンツ取得部312へ送り、その際に閲覧要求を行動履歴格納部321に格納するようになっている。
コンテンツ取得部312は、閲覧要求受信部311から閲覧要求を取得し、閲覧要求が検索要求だったなら、コンテンツ検索部323へ閲覧要求を送信し、コンテンツ検索部323から、検索された各文章に対応するコンテンツを示すべく携帯端末1において表示される表示情報からなる検索結果を受信し、その検索結果をコンテンツ送信部313へ送信するようになっている。
コンテンツ取得部312は、閲覧要求が検索要求でない単なる閲覧要求だったなら、それを通信網4を介してウェブサーバ5へ送信し、ウェブサーバ5から対応するコンテンツを取得し、コンテンツ送信部313へ送信するようになっている。
コンテンツ送信部313は、コンテンツ取得部312からコンテンツを取得し、無線通信網2を介して、携帯端末1へ送信するようになっている。また、検索結果のページを携帯端末1へ送信し、その中の各表示情報を表示させるようになっている。
図2に示すように、コンテンツ索引部322は、予め取得されたコンテンツのコンテンツ識別子(例えば、ウェブページのURL)に対し該コンテンツ内の文章を対応づけて記憶している。文章は、コンテンツがウェブページであればその中に記載されたものである。つまり、コンテンツを取得しなくても、検索語により文章を検索することで、実質的にコンテンツを検索できるようになっている。
図1に戻り、コンテンツ検索部323は、検索語に適合する文章をコンテンツ索引部322から検索し、その文章に対応する表示情報に表示の順序を付与した検索結果のページを生成し、コンテンツ取得部312へ送るようになっている。なお、表示情報への順序を付与する手段は、必ずしもコンテンツ検索部323でなくてよいが、以下の説明では、コンテンツ検索部323が表示情報へ順序を付与することとする。
コンテンツ検索部323は、検索された各文章に対して検索語が適合する程度を示す文章適合度をTF法やTF/IDF法の計算式などにより求め、その文章適合度を順序を求めるのに使用するようになっている。
コンテンツ検索部323は、その表示の順序を文章適合度だけでなく、行動履歴格納部321と協働して得た閲覧適合度を併用して求めるようになっている。
行動履歴格納部321は、受信された閲覧要求が記憶される閲覧要求記憶手段としての閲覧要求記憶部3211と、閲覧要求記憶部3211内の閲覧要求に含まれた各利用者識別子につき生成される利用者テーブルが記憶される利用者テーブル記憶部3212と、利用者テーブル記憶部3212内の閲覧要求を基にして、各表示情報に対応するコンテンツにつき生成されたコンテンツテーブルが記憶されるコンテンツテーブル記憶部3213とを備える。
図3は、閲覧要求記憶部3211に記憶された閲覧要求の内容を例示した図である。
閲覧要求には、該閲覧要求が送信された時点である閲覧要求時点としての閲覧要求日時と、該閲覧要求を送信した端末を利用する利用者の利用者識別子と、該閲覧要求に対応するコンテンツのコンテンツ識別子が記録され、そのような閲覧要求が、閲覧要求記憶部3211に蓄積される。例えば、図3に示すように、閲覧要求記憶部3211は、1回分の閲覧要求を1行に対応する形で蓄積している。例えば、1行目の閲覧要求は、「2007年2月27日12時32分34秒」に送信され、利用者識別子「5927」の利用者が、コンテンツ識別子「http://mobile.goo.ne.jp/」のコンテンツの閲覧を要求したことを示している。
図4は、利用者テーブル記憶部3212に記憶される1つの利用者テーブルの内容を例示した図である。
利用者テーブルは、対応する利用者の利用者識別子を含み且つ閲覧要求記憶部3211に記憶された閲覧要求からなる。図4では、対応する利用者識別子を閲覧要求から抜き出して示している。また、利用者テーブルの閲覧要求には、同じ利用者テーブル内の他の閲覧要求を基に得た内容が記録される。この内容は、関連検索語、検索要求後経過時間、検索要求後閲覧要求数、滞在時間として図示している。
図5は、コンテンツテーブル記憶部3213に記憶される1つのコンテンツテーブルの内容を例示した図である。
コンテンツテーブルは、対応するコンテンツのコンテンツ識別子を含み且つ利用者テーブル記憶部3212の利用者テーブルに含まれた閲覧要求からなる。図5では、対応するコンテンツ識別子を閲覧要求から抜き出して示している。
(第1の実施の形態の動作)
図6は、第1の実施の形態に係る情報検索装置3の動作を示すフローチャートである。このフローチャートを用いて該動作を説明する。
ステップS1:閲覧要求受信部311が、コンテンツや検索結果を表示すべく携帯端末1から無線通信網2を介して送信された閲覧要求を受信する。閲覧要求は、そのコンテンツのコンテンツ識別子を含む。通信確立時に、携帯端末1の利用者の利用者識別子が得られるので、閲覧要求受信部311は、それと現在の日時である閲覧要求日時を閲覧要求に記録し、閲覧要求記憶部3211に記憶させる。
ステップS2:コンテンツ取得部312が、ステップS1で得られた閲覧要求内のコンテンツ識別子を基に、その閲覧要求が、ウェブサーバ5のコンテンツを要求するものか、検索語によるコンテンツの検索を要求するものつまり検索要求であるかを判定する。
具体的には、コンテンツ識別子が一定の部分文字列を含むか否かにより判定する。例えば、情報検索装置3が、インターネット上の「mobile.goo.ne.jp」というドメインにて情報検索サービスを提供している場合、コンテンツ識別子が、例えば「http://mobile.goo.ne.jp/search.jsp?検索語=xxxx」であるなら、閲覧要求が、検索語「xxxx」による検索要求であると判定できる。一方、コンテンツ識別子が「http://www.ntt.co.jp/」であるなら、閲覧要求は検索要求ではないと判定できる。判定の結果、検索要求であった場合はステップS3へ進み、それ以外の場合はステップS5へ進む。
ステップS3:コンテンツ検索部323が、検索要求内の検索語によりコンテンツ索引部322を検索し、得られた文章に対応するコンテンツについて表示される表示情報に対し、行動履歴格納部321と協働して表示の順序を付与する。この詳細は後述する。
ステップS4:ステップS3で得られた検索結果に基づいて、コンテンツ検索部323が、図7のような検索結果のページを生成する。
例えば、表示情報であるコンテンツ識別子に付与された表示の順序を示す番号をコンテンツ識別子と共に列挙する。また、コンテンツ識別子の表示をハイパーリンク形式にして、利用者が該ハイパーリンクを押下することによってコンテンツを閲覧できるようにしてもよい。また、コンテンツ識別子そのものを表示情報とするのではなく、コンテンツの表題などを表示情報としてもよい。また、本処理はコンテンツ取得部312が行う構成にしてもよい。
ステップS5:ステップS1で得られたコンテンツ識別子に基づいて、コンテンツ取得部312が、通信網4を介して、対応するウェブサーバ5からコンテンツを取得し、コンテンツ送信部313へ送る。
ステップS6:コンテンツ送信部313が、送られたコンテンツまたは検索結果のページを無線通信網2を介して携帯端末1へ送信する。これにより、携帯端末1は、その検索結果のページ内の各表示情報を表示する。
次に、ステップS3における動作を図8を用いて説明する。
ステップS11:コンテンツ取得部312が、ステップS1で得られた検索要求のコンテンツ識別子から検索語を抽出する。
例えば、コンテンツ識別子が「http://mobile.goo.ne.jp/search.jsp?検索語=特許」であった場合は、検索語は「特許」となる。また、検索語は何らかの符号化方式によって符号化された形でコンテンツ識別子に付加されていて、本ステップにより復号化して検索語を得るようにしてもよい。また、検索語をコンテンツ識別子に付加するのではなく、携帯端末1が閲覧要求を送信する際に、コンテンツ識別子とは別に検索語を閲覧要求受信部311へ送信し、コンテンツ取得部312が該検索語を取得するようにしてもよい。
なお、本ステップはコンテンツ検索部323が行う構成としてもよい。
ステップS12:コンテンツ検索部323が、ステップS11で得られた検索語により、コンテンツ索引部322から文章を検索し、検索語に適合した文章のコンテンツ識別子と、その文章に対して検索語が適合する程度を示す文章適合度を得る。
ステップS13:このステップでは、行動履歴格納部321が、一連の処理を行う。ステップの遷移について言及しない限りは、本ステップでの処理として説明を行う。
まず、行動履歴格納部321は、閲覧要求記憶部3211内の閲覧要求に含まれた各利用者識別子につき、利用者テーブルを生成し、利用者テーブル記憶部3212に記憶させる。
各利用者テーブルの生成処理は同様なのでその1つを説明すると、まず、行動履歴格納部321は、対応する利用者識別子を含む閲覧要求を閲覧要求記憶部3211から読み出す。次に、コンテンツ検索部323が、読み出した各閲覧要求を対象とし、関連検索語、検索要求後経過時間、検索要求後閲覧要求数、滞在時間を取得し、対象の閲覧要求に記録する。
関連検索語について行動履歴格納部321は、まず、対象の閲覧要求が検索要求なら、コンテンツ識別子から検索語を関連検索語として、対象の閲覧要求に記録する。
一方、対象の閲覧要求が検索要求でないなら、閲覧要求日時を利用して、対象の閲覧要求の直前の検索要求を検索し、その中の検索語を関連検索語として対象の閲覧要求に記録する。
図4では、上から4番目の閲覧要求を対象とすると、上から2番目の閲覧要求が直前の検索要求なので、そのコンテンツ識別子の検索語「opn」が、対象の閲覧要求に記録される。
こうして、全てまたは殆どのの閲覧要求に関連検索語が記録される。
つまり、最初の検索要求よりも前の閲覧要求については、図4のように、関連検索語を記録しなくてもよいこととする。
一般的に、利用者は検索語を用いて検索を行った後は、その検索語に関連するコンテンツを連続して探して閲覧する傾向があるので、この処理により、その検索語とコンテンツを関連づけ、これを閲覧適合度に反映させるようにしている。
検索要求後経過時間について行動履歴格納部321は、対象の閲覧要求の直前の検索要求の閲覧要求日時から対象の閲覧要求の閲覧要求日時までの時間長である検索要求後経過時間を求め、検索要求後経過時間を対象の閲覧要求に記録する。検索要求後経過時間の単位は、例えば、1秒などとすればよい。
検索要求後閲覧要求数について行動履歴格納部321は、対象の閲覧要求の直前の検索要求の直後の閲覧要求から対象の閲覧要求までの数である検索要求後閲覧要求数を求め、検索要求後閲覧要求数を対象の閲覧要求に記録する。
検索要求後経過時間と検索要求後閲覧要求数は、その値が小さいほど、対象の閲覧要求で要求されるコンテンツと関連検索語の関連度が大きいといえるので、これらを閲覧適合度に反映させるようにしている。
滞在時間について行動履歴格納部321は、対象の閲覧要求の閲覧要求日時から直後の閲覧要求の閲覧要求日時までの時間長である滞在時間を求め、滞在時間を対象の閲覧要求に記録する。
滞在時間は、利用者が対象の閲覧要求により送信されたコンテンツを閲覧していた時間と考えることができるので、これを閲覧適合度に反映させるようにしている。。
ただし、滞在時間が異常に長い場合は、その間は携帯端末1の利用を中止していたと考えられるので、求めた滞在時間が所定の値より大きいなら、例えば20秒といったような所定値を滞在時間とするか、または、通信の切断までの時間を滞在時間としてもよい。
また、時間的に最後の閲覧要求については滞在時間が計算で求まらないので、例えば20秒といったような所定値を滞在時間としてもよい。
そして、行動履歴格納部321は、こうした処理後の各閲覧要求からなる利用者テーブルを利用者テーブル記憶部3212に記憶させる。
なお、ここでは、1つの利用者テーブルの生成処理を説明したが、行動履歴格納部321は、他の利用者テーブルについても同様に生成し、利用者テーブル記憶部3212に記憶させる。
次に、行動履歴格納部321が、ステップS12で得られた各文章を含んだコンテンツにつきコンテンツテーブルを生成してコンテンツテーブル記憶部3213に記憶させる。
各コンテンツテーブルの生成処理は同様なのでその1つを説明すると、まず、行動履歴格納部321は、対応するコンテンツのコンテンツ識別子の一部を含む閲覧要求を利用者テーブル記憶部3212の利用者テーブルから検索し、その閲覧要求からなるコンテンツテーブルをコンテンツテーブル記憶部3213に記憶させる。
このように、閲覧要求の検索では、コンテンツテーブルに対応するコンテンツのコンテンツ識別子と、利用者テーブル記憶部3212の利用者テーブルの閲覧要求内のコンテンツ識別子とを照合する際に、コンテンツ識別子同士の完全一致を条件とせずに、部分一致を条件としてもよい。例えば、各コンテンツ識別子からドメイン名を抽出して、ドメイン名同士で照合してもよい。例えば、前者のコンテンツ識別子が、「http://www.goo.ne.jp/〜tokkyo/gaiden/ushi/gus.html」であった場合、これからドメイン名として、www.goo.ne.jpを抽出して、これが利用者テーブル記憶部3212の利用者テーブルの閲覧要求内のコンテンツ識別子のドメイン名と一致するなら、そのような閲覧要求を全て読み出すようにする。
また、ドメイン名でなく、’/’、’.’、’〜’などの記号で区切った任意の要素の組み合わせを検索の条件としてもよい。例えば、「www.goo.ne.jp/〜tokkyo」、「www.goo.ne.jp/〜tokkyo/gaiden」、「www.goo.ne.jp/〜tokkyo/gaiden/ushi」、「goo.ne.jp」、「tokkyo」、「gus.html」などの部分を、検索条件としてもよい。
また、コンテンツ識別子の照合を完全一致にするか、前述のような部分一致にするかを、それによって読み出す閲覧要求の個数が一定以上になるように、自動で切り替えるようにしてもよい。
行動履歴格納部321は、他のコンテンツテーブルについても同様に生成し、コンテンツテーブル記憶部3213に記憶させる。
なお、コンテンツ索引部322内の全てのコンテンツ識別子について、本ステップの処理を事前に行ってコンテンツテーブルを生成し、コンテンツテーブル記憶部3213に記憶させておくことで、本ステップをスキップできる構成にしてもよい。
以下、コンテンツ検索部323は、ステップS12で得られた各文章に対応する各コンテンツについて表示される表示情報を対象とし、対象の表示情報についてステップS14、S15の処理を行う。
ステップS14:コンテンツ検索部323が、対象の表示情報について閲覧適合度を計算する。閲覧適合度は、対象の表示情報に対応するコンテンツが、ステップS1で受信された検索要求内の検索語に適合する程度を示すものである。閲覧適合度が文章適合度と異なるのは、閲覧適合度には閲覧要求記憶部3211の内容が加味される点である。
例えば、コンテンツ検索部323は、対象の表示情報に対応するコンテンツについてのコンテンツテーブルに含まれた閲覧要求の数Pを閲覧適合度として計数する。つまり、1つの閲覧要求は、1回の閲覧を意味するので、コンテンツ検索部323は、そのコンテンツの閲覧の回数を計数するのである。
例えば、図5に示したコンテンツテーブルの場合は、閲覧要求の数P=7であり、閲覧適合度Sは、S=P=7となる。
このように閲覧要求の数Pを用いて閲覧適合度Sを計算することにより、過去に閲覧が多くなされたコンテンツに対しては閲覧適合度Sが大きくなり、後の処理で、対象の表示情報に対応するコンテンツの得点を得るときに、文章適合度と併用することにより、より人気のあるコンテンツをより優先して利用者に提供することができる。
また、S=log(P)、S=exp(P)、S=f(P)、などと任意の関数を用いてもよい。
また、そのコンテンツテーブル内の閲覧要求に記録された滞在時間をDとした時、S=Σlog(D)としてもよい。例えば、図5に示したコンテンツテーブルの場合は、S=log(4)+log(19)+…+log(23)となる。また、滞在時間の累積ΣDや平均を求め、それを閲覧適合度Sの計算に用いてもよい。
このように滞在時間Dを用いて閲覧適合度Sを計算することにより、過去に長い時間にわたって閲覧がなされたコンテンツに対しては閲覧適合度Sが大きくなり、後の処理で、コンテンツの得点を得るときに、文章適合度と併用することにより、より人気のあるコンテンツをより優先して利用者に提供することができる。
また、cを定数として、S=Σlog(c*D)、S=log(Σlog(c*D))、S=Σf(D)などと任意の関数を用いてもよい。
また、そのコンテンツテーブル内の閲覧要求に記録された閲覧要求日時から現時点までの時間長である経過時間Nを計算し、S=Σexp(−N)としてもよい。例えば、図5に示したコンテンツテーブルの場合は、Nの単位を日とし、現在を2007/02/27とすると、S=exp(−1)+exp(−1)+exp(−0)+exp(−0)+exp(−0)+exp(−0)+exp(−0)となる。
このように経過時間Nを用いて閲覧適合度Sを計算することにより、最近に多く閲覧がなされたコンテンツに対しては閲覧適合度Sが大きくなり、後の処理で、コンテンツの得点を得るときに、文章適合度と併用することにより、より最近に人気のあるコンテンツをより優先して利用者に提供することができる。
また、cを定数として、S=Σexp(−c*N)、S=log(Σlog(−c*N))、S=Σf(N)などと任意の関数を用いてもよい。
また、このコンテンツテーブルの閲覧要求に記録された利用者識別子により示される利用者の数Uを求め、閲覧適合度S=Uとしてもよい。例えば、全ての利用者識別子から、重複する利用者識別子については1つとみなし、その上で利用者識別子の数を利用者の数Uとして計数すればよい。
例えば、図5に示したコンテンツテーブルの場合は、利用者識別子「780」の重複については1つとみなし、その上で利用者識別子の数を計数するとU=5となる。
このように利用者の数Uを用いて閲覧適合度Sを計算することにより、過去に多くの利用者によって閲覧がなされたコンテンツに対しては閲覧適合度Sが大きくなり、後の処理で、コンテンツの得点を得るときに、文章適合度と併用することにより、より人気のあるコンテンツをより優先して利用者に提供することができる。
また、cを定数として、S=c*U、S=log(U)、S=f(U)などと任意の関数を用いてもよい。
また、利用者識別子が重複する閲覧要求については1つのみを残し、その上で、S=Σlog(D)、S=Σexp(−N)、S=Σ(log(D)+exp(−N))、S=log(Σ(log(D)+exp(−N))、S=Σf(D,N)などとしてもよい。
また、このコンテンツテーブルから、ステップS1で受信された検索要求内の検索語に一致する関連検索語を記録した閲覧要求を検索し、その数Cを計数し、閲覧適合度S=Cとしてもよい。例えば、検索語が「電気」であった場合、図7に示したコンテンツテーブルの場合は、閲覧適合度S=3となる。
また、検索語に完全一致する関連検索語を記録した閲覧要求を検索するのでなく、部分一致した関連検索語を記録した閲覧要求を検索してもよい。また、検索語と関連検索語に対して形態素解析を施した上で照合を行うようにしてもよい。
このように検索語に適合する関連検索語を記録した閲覧要求の数Cを用いて閲覧適合度Sを計算することにより、過去に同じ検索語で検索して閲覧がなされたコンテンツに対しては閲覧適合度Sが大きくなり、後の処理でコンテンツの得点を得るときに文章適合度と併用することにより、より人気のあるコンテンツをより優先して利用者に提供することができる。
また、cを定数として、S=c*C、S=log(C)、S=Σf(C)などと任意の関数を用いてもよい。
また、検索語に適合する関連検索語を記録した閲覧要求に記録された検索要求後経過時間をE、滞在時間をDとして、S=Σexp(−E)*log(D)としてもよい。
このように検索要求後経過時間Eと滞在時間Dを用いて閲覧適合度Sを計算することにより、検索要求後経過時間Eが短い閲覧要求については大きく評価し、逆に検索要求後経過時間Eが長い閲覧要求については小さく評価することになる。これは、関連検索語で検索してから直後に閲覧したコンテンツの方が、検索してから長い時間が経ってから閲覧したコンテンツに比べて、より関連検索語に適合したコンテンツであることが考えられるからである。同様に、検索要求後閲覧要求数をFとして、S=Σexp(−F)*log(D)、S=Σexp(−E)*exp(−F)*log(D)、S=Σf(E,F,D)など、任意の関数も用いてもよい。
また、検索語に適合する関連検索語を記録した閲覧要求に記録された利用者識別子により示される利用者の数を求め、それを閲覧適合度Sとしてもよい。この利用者の数については、上記の利用者の数Uと同様にして求めることができる。
また、その際に、各閲覧要求に記録された検索要求後経過時間(E)を計算式に含めるようにしてもよい。
以上、P,D,N,U,C,E,Fを用いて、任意の関数f(P,D,N,U,C,E,F)を用いて計算してもよい。
例えば、S=log(P)+log(D)+log(U)などとしてもよい。
ステップS15:コンテンツ検索部323は、ステップS12で得られた文章適合度と、ステップS14で得られた閲覧適合度とを、併用して得点を得る。併用の方式は、加算であってもよいし、乗算でもよいし、任意の併用の仕方を用いればよい。
ここで、文章適合度と閲覧適合度を併用することによって、検索語と適合し、かつ人気のあるコンテンツが優先的に利用者に提供されることを、図9を用いて説明する。
図9の例では、ステップS1で得た検索語は「東京都」であると仮定する。また、ステップS12で得られた文章のコンテンツについての表示情報は、「東京都情報」、「東京都庁」、「東京の観光」、「東京大学」、「東京駅」であったとし、表示情報がこの順序で表示されることを利用者は望んでいるとする。また、各表示情報に対応する文章適合度は、図9のようにそれぞれ147、150、152、145、142であったとする。ここで、文章適合度は、基本的にコンテンツ中に検索語「東京都」という文字列が出現する頻度に基づくので、「東京の観光」などのように観光地の名称が多く使われているようなコンテンツに対して大きな値をとる。これから各コンテンツの得点を計算するに当たり、古典的な手法によれば図9の(a)のように文章適合度を得点とするため、コンテンツ中の「東京都」の出現回数のみの観点により順序が付与されるもので、利用者が求める順序の検索結果が得られるとは限らなかった。
これに対し、本ステップによる文章適合度と閲覧適合度の併用によれば、図9の(b)のように、利用者が望む順序通りの検索結果を提供することができる。これは、文章適合度と閲覧適合度を併用することにより、検索語との適合度が大きく、かつ閲覧数の多いコンテンツを上位に表示するように順序を付与することが可能になるからである。
また、ここでは文章適合度と閲覧適合度の併用方法として、加算する例を示したが、加算ではなく乗算としてもよいし、文章適合度で順序を付与して得られた上位N件のコンテンツだけを、文章適合度と閲覧適合度を併用した得点によって並び替えるようにしてもよい。
ステップS16:対象の全表示情報についての処理が完了した場合はS17へ進む。完了していない場合は、ステップS14に戻り、次の文章について処理を続ける。
ステップS17:ステップS15で得られた得点を元に、コンテンツ検索部323が、各表示情報に対し表示の順序を付与する。ここでは、各表示情報が得点の高い順に並ぶようにする。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態では、検索結果のページのリンク先のコンテンツ識別子に、該検索結果の取得時に用いた検索語と、特定の識別子を含めることによって、閲覧要求受信部311が、検索結果のページのリンク先のコンテンツの閲覧を契機とした閲覧要求を判別可能とし、該閲覧要求に限って、関連検索語を閲覧要求に記録することにより、コンテンツテーブルでは重要な閲覧要求だけに関連検索語が記録されるようにし、より利用者の検索語に適合して、かつ多くの利用者が閲覧したコンテンツが優先して出力されることを特徴とする。
第2の実施の形態のシステム構成は、第1の実施の形態と同じである。
第2の実施の形態の動作を、図10と図11のフローチャートを用いて説明する。
以下に説明するステップの他は、第1の実施の形態と同じである。
ステップS204:コンテンツ検索部323は、検索結果のページを生成する際に、各検索結果の表示をハイパーテキスト形式にして、リンク先を図12に示すように、特定の識別子(例えば「http://mobile.goo.ne.jp/click.jsp」)、検索要求に用いられた検索語(例えば「opn」)、検索結果のコンテンツ識別子(例えば「http://www.opn.ne.jp」)を含めるようにする。ただし、閲覧要求受信部311において、該コンテンツ識別子から検索語とクリック先コンテンツ識別子が抽出可能なように、「検索語=」や「クリック先=」など、適宜必要な文字列を付加するようにしてもよい。
ステップS205:コンテンツ検索部323は、ステップS1で得られたコンテンツ識別子が、あらかじめ定められた識別子、例えば「http://mobile.goo.ne.jp/click.jsp」を含む場合は、あらかじめ定められた識別子、例えば「クリック先=」を検索することにより、クリック先のコンテンツ識別子を抽出する。例えば、ステップS1で得られたコンテンツ識別子が、「http://mobile.goo.ne.jp/click.jsp?検索語=opn&クリック先=http:://www.opn.ne.jp」であったならば、クリック先のコンテンツ識別子は、「http:://www.opn.ne.jp」となる。
次に、コンテンツ検索部323は、抽出されたクリック先のコンテンツ識別子を用いて、対応するコンテンツをウェブサーバ5から取得して、コンテンツ送信部313へ送信する。
ステップS213:行動履歴格納部321が、閲覧要求記憶部3211を基に、利用者テーブルを生成する際に、閲覧要求記憶部3211のコンテンツ識別子が特定の識別子、例えば「http://www.mobile.goo.ne.jp/click.jsp」を含む場合は、利用者テーブルの閲覧要求のコンテンツ識別子には、特定の識別子を含む閲覧要求記憶部3211のコンテンツ識別子から抽出できるクリック先のコンテンツのコンテンツ識別子を格納するようにして、関連検索語には同じく抽出できる検索語を格納するようにする。
例えば、閲覧要求記憶部3211のコンテンツ識別子が「http://mobile.goo.ne.jp/search.jsp?検索語=opn&クリック先=http://www.opn.ne.jp」であった場合は、図13の利用者テーブルの上から2番目の閲覧要求のように、コンテンツ識別子「http://www.opn.ne.jp」と関連検索語「opn」を記録する。それ以外の閲覧要求には、関連検索語を記録しない。
ここで、検索結果のページのクリック行動は、検索に用いた検索語と、クリック先コンテンツとの確実な適合性がみられることが多いので、本実施の形態によれば、コンテンツテーブルでは重要な閲覧要求だけに関連検索語が記録されるので、より利用者の検索語に適合して、かつ多くの利用者が閲覧したコンテンツが優先して出力される。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態では、情報検索装置3でない外部のウェブサーバ5において供給される検索結果について、情報検索装置3によって閲覧適合度を計算して検索結果の順序付けを改善して利用者に提供することにより、外部のウェブサーバ5による検索結果であっても、多くの利用者が閲覧したコンテンツが優先して出力されることを特徴とする。
第3の実施の形態のシステム構成を、図14を用いて説明する。
以下に説明の他は、第1の実施の形態と同じである。
コンテンツ加工部314は、コンテンツ取得部312が検索結果のページを受信した場合に、コンテンツテーブル記憶部3213のコンテンツテーブルを参照して、検索結果の順序付けを変更して、コンテンツ送信部313へ送信する。
第3の実施の形態の動作を、図15のフローチャートを用いて説明する。
以下に説明するステップの他は、第1の実施の形態と同じである。
ステップS303:コンテンツ加工部314は、ステップS302で取得されたコンテンツが、検索結果を示すものであるかどうかを判定する。具体的には、コンテンツの内容が、図7のようにコンテンツ識別子が列挙されており、タイトル等の場所に“「xxx」の検索結果”などという文字列が含まれていたならば、該コンテンツは検索結果であると判定する。
ステップS304:第2の実施の形態の場合と同様に、利用者テーブルを生成する際に、閲覧要求記憶部3211のコンテンツ識別子が特定の識別子、例えば「http://mobile.goo.ne.jp/click.jsp」を含む場合は、利用者テーブルの閲覧要求のコンテンツ識別子には、特定の識別子を含む閲覧要求記憶部3211のコンテンツ識別子から抽出できるクリック先のコンテンツのコンテンツ識別子を格納するようにして、関連検索語には同じく抽出できる検索語を格納するようにする。その際に、特定の識別子として、外部のウェブサーバ5において提供されている情報検索システムにて提供される検索結果のクリック先の識別子についても同様の処理を行う。
例えば、“vahoo”という外部の検索サービスにおいて、その検索結果に含めたコンテンツ識別子が「http://vahoo.co.jp/click.jsp?Keyword=電気&Dest=http://denki.com」のようなものであるならば、利用者テーブルの閲覧要求には、関連検索語「電気」、コンテンツ識別子「http://denki.com」を記録する。
ここで、外部の検索サービスにおける識別子、例えば「http://vahoo.co.jp/click.jsp」と、その検索サービスが検索語とクリック先を識別するのに用いる方法、例えば「Keyword=」、「Dest=」による指定、に関しては、行動履歴格納部321に事前に情報提供し、判別可能な状態であるようにすればよい。
本ステップの処理により、外部の検索システムを利用した利用者の閲覧行動履歴から、検索語とその検索結果での閲覧要求対象とを関連付けることができる。これにより、外部の情報検索装置の利用者の閲覧履歴を検索結果に反映させることができる。
ステップS305:ステップS14を、ステップS303で検索結果と判定されたコンテンツ(検索結果)に含まれる全てのコンテンツ識別子について、繰り返し処理を行うようにする。
ステップS306:その検索結果に含まれる各コンテンツ識別子(各表示情報)に、それぞれ得点が付いている場合は、該得点と、ステップS14で得られた閲覧適合度とを併用して最終的な得点として、これによって検索結果における表示情報の順序を変更する。得点の求め方は、例えば加算や乗算をすればよい。すなわち、検索結果の得点をR、閲覧適合度をSとした場合、最終的な得点Fを、a,bを適当な定数として、F=a*R+b*Sによって計算する。また、F=R*S、F=log(R)*S、F=f(R,S)などと、任意の関数を用いてもよい。
例えば、図16の例の場合は、再度の順序付与前の得点が、上位から80点、75点、72点であり、それぞれのコンテンツの閲覧適合度がそれぞれ3点、10点、20点であった場合である。ここで、最終的な得点を、再度の順序付与前の得点と閲覧適合度とを加算する方式を採用したとすれば、最終的な得点はそれぞれ、83点、85点、92点となり、この得点でもって検索結果の順序を付与することにより、図16のように検索結果の順序付けが変わることになる。このようにして得られる検索結果の順序によれば、より多くの利用者が閲覧したコンテンツが優先して出力することができる。
また、ステップS302で得られた検索結果に得点が含まれていない場合は、順位によって適当な仮想的な得点を付与して、前述と同様の処理を行えばよい。具体的には、1位は100点、2位は95点、3位は92点、…などのように、適当に決められた得点を付与すればよい。また、そうではなく、ステップS302で得られた検索結果の順序と、各表示情報に対応する閲覧適合度の順序との調和平均を用いて再順序付けを行ってもよい。具体的には、ステップS302で得られた検索結果のN位の表示情報に、(1/N)の得点を与え、一方、それぞれの表示情報を閲覧適合度で順序付けした場合のM位の表示情報に、(1/M)の得点を与え、a,bを適当な定数として、最終的な得点Fを、F=a*(1/N)+b*(1/M)によって計算すればよい。また、F=a*exp(−N)+b*exp(−M)、F=f(1/N,1/M)など、任意の関数を用いてもよい。
[第4の実施の形態]
本発明の第4の実施の形態では、利用者の性別や年齢等の属性を参照することで、利用者と似た属性を有する利用者の閲覧要求を優先して閲覧適合度の計算に用いることで、自分と属性が類似した利用者が閲覧したコンテンツが優先して出力されることを特徴とする。
また、本発明の第4の実施の形態では、閲覧要求毎に、コンテンツの閲覧で要した通信量は通信量に従うように課金される従量型課金の料金(パケット代)とを、閲覧適合度に加味することを特徴とする。
第4の実施の形態のシステム構成を、図17を用いて説明する。
以下に説明することの他は、第1の実施の形態と同じである。
検索結果生成部32は、各利用者識別子につき、利用者識別子の利用者がもつ属性を含む利用者属性情報が記憶された利用者属性格納手段としての利用者属性格納部324を備える。図18のように、利用者属性情報は、利用者識別子、性別、年齢、趣味、職業、国籍、住所など、利用者の各種属性に関する情報を含む。
閲覧要求記憶部3211の閲覧要求には、図19のように、閲覧要求日時、利用者識別子、コンテンツ識別子の他に、通信量とパケット代が記録される。
第4の実施の形態の処理を、図20と図21のフローチャートを用いて説明する。
以下に説明するステップの他は、第1の実施の形態と同じである。
ステップS401:閲覧要求受信部311が、コンテンツや検索結果を表示すべく携帯端末1から無線通信網2を介して送信された閲覧要求と共に、携帯端末1の利用者の属性を取得する。ここで、取得する利用者の属性は、性別、年齢、趣味、職業、国籍、住所など、利用者の各種属性である。利用者の属性は、閲覧要求を発行する際に利用者に入力してもらうようにしてもよいし、携帯端末1にあらかじめ設定しておき、自動的に送信するようにしてもよい。
ステップS406:コンテンツ送信部313が、コンテンツ取得部312から取得したコンテンツや検索結果を携帯端末1へ送信すると共に、それに要した通信量とパケット代とを図19のように閲覧要求記憶部3211の閲覧要求に記録する。通信量の単位は、例えばバイト数とすればよい。また、パケット代の単位は、例えば円などとすればよい。
ステップS413:コンテンツ検索部323が、取得した属性に等しいまたは類似するための基準を満たす属性を含む利用者属性情報を利用者属性格納部324から検索し、行動履歴格納部321は、その利用者属性情報内の利用者識別子を含む閲覧要求を優先的に閲覧要求記憶部3211から検索する。
属性の類似性を判定する基準としては、例えば、性別のみ、性別の年齢、年齢の差が3歳以内、年齢と国籍、など、任意の組み合わせを設定してもよい。
本ステップの処理により、閲覧適合度を計算する際に、自分と似た属性を有する利用者の閲覧要求が優先して用いられることから、それによって得られる閲覧適合度は利用者の嗜好により適合したものになるため、自分の嗜好に合ったコンテンツが優先して出力される。
また、一方、行動履歴格納部321は、利用者テーブルとコンテンツテーブルを生成する際に、その閲覧要求内に、図22、図23のように、通信量とパケット代を残す。そして、閲覧適合度Sを計算する際に、通信量をR、パケット代をTとして、例えば、S=P+log(R)+log(T)のように、計算する。
また、任意の関数f(P,D,N,U,C,E,F,R,T)を用いてSを計算するようにしてもよい。
このように通信量R、パケット代Tを用いて閲覧適合度Sを計算することにより、過去に利用者がより多くの通信量によるより長い待ち時間や、より多くのパケット代がかかることによる不利益を被ってまでも閲覧を欲したような、優良なコンテンツに対しては閲覧適合度Sが大きくなり、後の処理でコンテンツの得点を得るときに文章適合度と併用することにより、より優良なコンテンツをより優先して利用者に提供することができる。
なお、上記の動作の方法を情報検索装置3に実行させるコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納し、陳列などして流通させたり、当該コンピュータプログラムをインターネットなどの通信網を介して伝送させてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置を含んで構成されたシステムの構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ索引部322の内容を例示した図である。 本発明の第1の実施の形態に係る閲覧要求記憶部3211に記憶された閲覧要求の内容を例示した図である。 本発明の第1の実施の形態に係る利用者テーブル記憶部3212に記憶される1つの利用者テーブルの内容を例示した図である。 本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツテーブル記憶部3213に記憶される1つのコンテンツテーブルの内容を例示した図である。 本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置3の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態において生成され表示された検索結果の内容を例示した図である。 本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ検索部323が行動履歴格納部321と協働して行う表示の順序付与の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態において閲覧適合度と文章適合度を併用することにより、検索語と適合し且つ人気のあるコンテンツに対して高い得点を与えることが可能なことを説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態に係る情報検索装置3の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るコンテンツ検索部323が行動履歴格納部321と協働して行う表示の順序付与の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態において生成され表示された検索結果と該検索結果内の各表示情報に対応するリンク先のコンテンツ識別子の内容を例示した図である。 本発明の第2の実施の形態に係る利用者テーブル記憶部3212に記憶される1つの利用者テーブルの内容を例示した図である。 本発明の第3の実施の形態に係る情報検索装置3を含んで構成されたシステムの構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係る情報検索装置3の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における検索結果の再度の順序付与の過程と結果を例示した図である。 本発明の第4の実施の形態に係る情報検索装置3を含んで構成されたシステムの構成図である。 本発明の第4の実施の形態に係る利用者属性格納部324の内容を例示した図である。 本発明の第4の実施の形態に係る閲覧要求記憶部3211に記憶された閲覧要求の内容を例示した図である。 本発明の第4の実施の形態に係る情報検索装置3の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係るコンテンツ検索部323が行動履歴格納部321と協働して行う表示の順序付与の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係る利用者テーブル記憶部3212に記憶される1つの利用者テーブルの内容を例示した図である。 本発明の第4の実施の形態に係るコンテンツテーブル記憶部3213に記憶される1つのコンテンツテーブルの内容を例示した図である。
符号の説明
1…携帯端末
2…無線通信網
3…情報検索装置
4…通信網
5…ウェブサーバ
31…ゲートウェイ部
32…検索結果生成部
311…閲覧要求受信部
312…コンテンツ取得部
313…コンテンツ送信部
314…コンテンツ加工部
321…行動履歴格納部
322…コンテンツ索引部
323…コンテンツ検索部
324…利用者属性格納部
3211…閲覧要求記憶部
3212…利用者テーブル記憶部
3213…コンテンツテーブル記憶部

Claims (9)

  1. コンテンツを取得した端末から送信され且つ該コンテンツのコンテンツ識別子を含む閲覧要求が記憶される閲覧要求記憶手段と、
    コンテンツを取得しようとする端末から送信され且つ該コンテンツのコンテンツ識別子を含む閲覧要求を前記閲覧要求記憶手段に記憶させる手段と、
    複数のコンテンツから選択してコンテンツを取得しようとする端末において該各コンテンツについて表示される表示情報を対象とし、該表示情報に対応するコンテンツのコンテンツ識別子の少なくとも一部を含む閲覧要求を前記閲覧要求記憶手段から検索し、該閲覧要求を使用して、該対象の表示情報に順序を付与する手段と、
    該手段により付与された順序にしたがって、該各表示情報を、コンテンツを取得しようとする前記端末に表示させる手段と
    とを備える情報検索装置。
  2. 前記順序を付与する手段は、
    前記対象の表示情報に対応するコンテンツのコンテンツ識別子の少なくとも一部を含む閲覧要求または該部分を含み且つコンテンツを取得しようとする前記端末から送信される検索要求内の検索語に適合する閲覧要求である目的の閲覧要求を前記閲覧要求記憶手段から検索し、該目的の閲覧要求の数の多さを示す閲覧適合度を求め、
    該表示情報について既に付与された順序または該コンテンツについて求められた文章適合度と該閲覧適合度を併用して得点を求め、該得点により順序を付与する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報検索装置。
  3. 前記閲覧要求記憶手段内の閲覧要求には、該閲覧要求を送信した端末を利用する利用者の利用者識別子が記録され、
    前記順序を付与する手段は、
    前記対象の表示情報に対応するコンテンツのコンテンツ識別子の少なくとも一部を含む閲覧要求または該部分を含み且つコンテンツを取得しようとする前記端末から送信される検索要求内の検索語に適合する閲覧要求である目的の閲覧要求を前記閲覧要求記憶手段から検索し、該目的の閲覧要求に含まれる利用者識別子により示される利用者の数または該数と該目的の閲覧要求の数を併用して値を求め、該値の大きさを示す閲覧適合度を求め、
    該表示情報について既に付与された順序または該コンテンツについて求められた文章適合度と該閲覧適合度を併用して得点を求め、該得点により順序を付与する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報検索装置。
  4. 前記閲覧要求記憶手段内の閲覧要求には、該閲覧要求を送信した端末を利用する利用者の利用者識別子、並びに、該閲覧要求が送信された時点である閲覧要求時点が記録され、
    前記順序を付与する手段は、
    複数の利用者識別子のそれぞれにつき、該利用者識別子を含み且つ前記閲覧要求記憶手段に記憶された閲覧要求からなる利用者テーブルを生成し、
    各利用者テーブルにつき、該利用者テーブル内の各閲覧要求を対象とし、該対象の閲覧要求の閲覧要求時点から直後の閲覧要求の閲覧要求時点までの時間長である滞在時間を求め、該滞在時間を該対象の閲覧要求に記録し、
    該滞在時間を記録した閲覧要求から前記目的の閲覧要求を検索し、
    該閲覧要求に記録された滞在時間の累積または平均の値を求め、該値を前記閲覧適合度の計算に用いる
    ことを特徴とする請求項2または3記載の情報検索装置。
  5. 前記閲覧要求記憶手段内の閲覧要求には、該閲覧要求によるコンテンツの送信に要した通信量または該通信量に従う従量型課金の料金が記録され、
    前記順序を付与する手段は、
    前記検索された目的の閲覧要求に記録された通信量または料金を前記閲覧適合度の計算に用いる
    ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の情報検索装置。
  6. 前記閲覧要求記憶手段内の閲覧要求には、該閲覧要求が送信された時点である閲覧要求時点が記録され、
    前記順序を付与する手段は、
    前記検索された目的の閲覧要求に記録された閲覧要求時点から現時点までの時間長である経過時間を求め、該経過時間を前記閲覧適合度の計算に用いる
    ことを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の情報検索装置。
  7. 前記閲覧要求記憶手段内の閲覧要求には、該閲覧要求を送信した端末を利用する利用者の利用者識別子、並びに、該閲覧要求が送信された時点である閲覧要求時点が記録され、
    前記順序を付与する手段は、
    複数の利用者識別子のそれぞれにつき、該利用者識別子を含み且つ前記閲覧要求記憶手段に記憶された閲覧要求からなる利用者テーブルを生成し、
    各利用者テーブルにつき、該利用者テーブル内の各閲覧要求を対象とし、該対象の閲覧要求の直前の且つ検索要求の閲覧要求時点から該対象の閲覧要求の閲覧要求時点までの時間長である検索要求後経過時間を求め、該検索要求後経過時間を該対象の閲覧要求に記録し、
    該検索要求後経過時間を記録した閲覧要求から前記目的の閲覧要求を検索し、
    該閲覧要求に記録された検索要求後経過時間を前記閲覧適合度の計算に用いる
    ことを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の情報検索装置。
  8. 前記閲覧要求記憶手段内の閲覧要求には、該閲覧要求を送信した端末を利用する利用者の利用者識別子、並びに、該閲覧要求が送信された時点である閲覧要求時点が記録され、
    前記順序を付与する手段は、
    複数の利用者識別子のそれぞれにつき、該利用者識別子を含み且つ前記閲覧要求記憶手段に記憶された閲覧要求からなる利用者テーブルを生成し、
    各利用者テーブルにつき、該利用者テーブル内の各閲覧要求を対象とし、該利用者テーブル内の閲覧要求に記録された閲覧要求時点に基づき、該対象の閲覧要求の直前の且つ検索要求の直後の閲覧要求から該対象の閲覧要求までの数である検索要求後閲覧要求数を求め、該検索要求後閲覧要求数を該対象の閲覧要求に記録し、
    該検索要求後閲覧要求数を記録した閲覧要求から前記目的の閲覧要求を検索し、
    該閲覧要求に記録された検索要求後閲覧要求数を前記閲覧適合度の計算に用いる
    ことを特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載の情報検索装置。
  9. 前記閲覧要求記憶手段内の閲覧要求には、該閲覧要求を送信した端末を利用する利用者の利用者識別子が記録され、
    複数の利用者識別子のそれぞれにつき、該利用者識別子の利用者がもつ属性を含む利用者属性情報が記憶される利用者属性格納手段を備え、
    前記順序を付与する手段は、
    コンテンツを選択しようとする前記端末の利用者がもつ属性を取得し、
    該属性に等しいまたは類似するための基準を満たす属性を含む利用者属性情報を前記利用者属性格納手段から検索し、
    該利用者属性情報内の利用者識別子を含む目的の閲覧要求を優先的に前記閲覧要求記憶手段から検索し、該目的の閲覧要求を前記閲覧適合度の計算に用いる
    ことを特徴とする請求項2ないし8のいずれかに記載の情報検索装置。
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