JP2008278343A - 移動通信システムにおける基地局装置、ユーザ装置及び方法 - Google Patents

移動通信システムにおける基地局装置、ユーザ装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パーシステントスケジューリングで無線リソースの有効活用を図ること。
【解決手段】基地局装置は、パーシステントスケジューリングで所定の期間毎に用意されている無線リソースを用いてユーザ装置と無線通信を行う手段と、所定の期間毎に用意されている無線リソースの内、ユーザ装置の上り又は下りパケットに使用されない無線リソースを、ユーザ装置とは異なるユーザ装置に割り当てる手段とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は移動通信の技術分野に関連し、特に次世代移動通信技術を用いる移動通信システム、基地局装置、ユーザ装置及び方法に関する。
ワイドバンド符号分割多重接続(W−CDMA)方式、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)方式、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)方式等の後継となる通信方式−すなわちロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が、W−CDMAの標準化団体3GPPで検討されている。LTEでの無線アクセス方式として、下りリンクについては直交周波数分割多重接続(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式が、上りリンクについてはシングルキャリア周波数分割多重接続(SC−FDMA:Single−Carrier Frequency Division Multiple Access)方式が有望視されている(これについては例えば、非特許文献1参照)。
OFDM方式は、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして伝送を行うマルチキャリア伝送方式である。サブキャリアを周波数軸上に直交させながら密に並べることで高速伝送を実現し、周波数の利用効率を上げることが期待できる。
SC−FDMA方式は、周波数帯域を端末毎に分割し、複数の端末間で異なる周波数帯域を用いて伝送するシングルキャリア伝送方式である。端末間の干渉を簡易且つ効果的に低減することができることに加えて送信電力の変動を小さくできるので、この方式は端末の低消費電力化及びカバレッジの拡大等の観点から好ましい。
LTEシステムでは、下りリンク及び上りリンク両方において、移動局に1つ以上のリソースブロックを割り当てられることで通信が行われる。リソースブロックはシステム内の多数の移動局で共有される。LTEでは1msであるサブフレーム(Sub−frame)毎に複数の移動局の中でどの移動局にリソースブロックを割り当てるかを基地局が決定する(このプロセスはスケジューリングと呼ばれる。)。サブフレームは、送信時間間隔(TTI)と呼ばれてもよい。下りリンクにおいては、基地局装置は、スケジューリングで選択された移動局宛に、1以上のリソースブロックで共有チャネルを送信する。この共有チャネルは、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH: Physical Downlink Shared Channel)と呼ばれる。上りリンクにおいては、スケジューリングで選択された移動局が、基地局に対して1以上のリソースブロックで共有チャネルを送信する。この共有チャネルは、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)と呼ばれる。
共有チャネルを用いた通信システムにおいては、サブフレーム毎に、どのユーザ装置にどの共有チャネルを割り当てるかをシグナリング(通知)する必要がある。このシグナリングに用いられる制御チャネルは、LTEでは、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Donwlink Control Channel)または下りL1/L2制御チャネル(DL−L1/L2 Control Channel)と呼ばれる。物理下りリンク制御チャネルPDCCHには、例えば、下りスケジューリング情報又はダウンリンクスケジューリングインフォメーション(Downlink Scheduling Information)、送達確認情報(ACK/NACK:Acknowledgement information)、上りリンクスケジューリンググラント(Uplink Scheduling Grant)、オーバロードインジケータ(Overload Indicator)、送信電力制御コマンドビット(Transmission Power Control Command Bit)等が含まれる(これについては例えば、非特許文献2参照)。
下りスケジューリング情報や上りリンクスケジューリンググラントが、上記のシグナリングする必要のある情報に相当する。下りスケジューリング情報には、下りリンクの共有チャネルに関する情報が含まれ、具体的には、下りリンクのリソースブロック(Resource Block)の割り当て情報、ユーザ装置の識別情報(UE−ID)、ストリーム数、プリコーディングベクトル(Precoding Vector)に関する情報、データサイズ、変調方式、HARQ((Hybrid Automatic Repeat reQuest)に関する情報等が含まれる。
上りリンクスケジューリンググラントには、上りリンクの共有チャネルに関する情報が含まれ、具体的には、上りリンクのリソースの割り当て情報、UEのID、データサイズ、変調方式、上りリンクの送信電力情報、アップリンクMIMO(Uplink MIMO)におけるデモジュレーションレファレンスシグナル(Demodulation Reference Signal)の情報等が含まれる。
下りリンクにおいては、共通制御物理チャネル(CCPCH:Common Control Physical Channel)も送信される。CCPCHには報知チャネル(Broadcast Channel)が含まれる。CCPCHにより送信される報知チャネルは静的な報知チャネルと呼ばれる。静的な報知チャネルとは別に、動的な報知チャネル(Dynamic part)も存在する。動的な報知チャネルは、PDSCHにマッピングされる。この場合、下り物理リンク制御チャネルにより、動的な報知チャネルのための下りスケジューリング情報が送信される。
上りリンク制御チャネルでは、下りリンクの品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)及び物理下りリンク共有チャネルの送達確認情報(Acknowledgement Information)等が伝送される。CQIは、下りリンクにおける共有物理チャネルのスケジューリング処理や適応変復調及び符号化処理(AMCS: Adaptive Modulation and Coding Scheme)等に使用される。
上述したように、提案されている移動通信システムでは、サブフレーム毎に、どのユーザ装置にどの共有チャネルを割り当てるかを下りL1/L2制御チャネルでシグナリング(通知)しなければならないのが原則である。このシグナリングはパケット長の長短によらず必要になる。従ってパケット長の短いデータが頻繁に伝送される場合にも、個々のパケット伝送の全てに下りL1/L2制御チャネルによるシグナリングが必要になる。その結果、制御チャネルに割り当てる無線リソースの割合が多くなり、オーバーヘッドの占める割合が大きくなり、データチャネルに割り当てる無線リソースが少なくなってしまう。パケット長の短い頻繁に発生するデータの代表例は、音声パケット、VoIP、リアルタイムデータ等である。
このような問題に対処するため、パーシステントスケジューリング(Persistent Scheduling)と呼ばれる手法が提案されている。この手法では固定された或る伝送フォーマットで、例えば20msのような所定の周期で下りデータチャネル(典型的には、音声パケット)が伝送される。伝送フォーマットには変調方式やチャネル符号化率等のデータチャネルを復元するのに必要な情報が含まれる。例えば変調方式はQPSKに、チャネル符号化率は1/3に固定され、それらは基地局及びユーザ装置に既知である。従ってL1/L2制御チャネルのような制御チャネルがサブフレーム毎に通知されなくても、ユーザ装置は下り共有チャネルを適切に受信できる。この種のパーシステントスケジューリングについては、例えば非特許文献3及び4に記載されている。
3GPP TR 25.814 (V7.0.0), "Physical Layer Aspects for Evolved UTRA," June 2006 3GPP, R1-070103, Downlink L1/L2 Control Signaling Channel Structure: Coding R1-051511, 7-11th November, 2005, 3GPP TSG-RAN WG1 #43, Qualcomm Europe, pp 2, Section 3 R2-060550, 13-17 February 2006, 3GPP TSG-RAN WG2 #51, Qualcomm Europe, pp 1, Section 2
シグナリング及びオーバーヘッドを減らす観点からは、パーシステントスケジューリングの原理に従って、無線リソースを特定のユーザに固定的に割り当ててしまうことが効果的である。しかしながらそのようにすると、無線リソースの有効利用を図ることが妨げられてしまう。
本発明の課題は、パーシステントスケジューリングで無線リソースの有効活用を図ることである。
本発明の第1形態によれば、パーシステントスケジューリングを行う移動通信システムにおける基地局装置が使用される。基地局装置は、前記パーシステントスケジューリングで所定の期間毎に用意されている無線リソースを用いてユーザ装置と無線通信を行う手段と、前記所定の期間毎に用意されている無線リソースの内、前記ユーザ装置の上り又は下りパケットに使用されない無線リソースを、前記ユーザ装置とは異なるユーザ装置に割り当てる手段とを有する。
本発明の第2形態による基地局装置は、ユーザ装置の上り又は下りパケットについて再送の要否を判定する手段と、再送パケットに使用される無線リソースを指定するスケジューリング情報を含む下りL1/L2制御信号を作成する手段とを有する。ユーザ装置の上り又は下りパケットについて再送を要する場合、前記下りL1/L2制御信号が前記ユーザ装置に通知され、前記スケジューリング情報で指定される無線リソースで再送パケットが伝送される。
ユーザ装置の上り又は下りパケットが所定の第1期間毎に伝送されるトーク期間であるか否かを判定する手段が更に基地局装置に備わっていてもよい。トーク期間でなかった場合、前記第1期間よりも長い所定の第2期間毎に用意された無線リソースで前記ユーザ装置との通信が行われてもよい。
本発明の第3形態の基地局装置は、ユーザ装置の上り又は下りパケットが所定の期間毎に伝送されるトーク期間であるか否かを判定する手段と、前記トーク期間でなかった場合、前記ユーザ装置の上り又は下りパケットに使用される無線リソースを指定するスケジューリング情報を含む下りL1/L2制御信号を作成する手段とを有する。トーク期間でなかった場合、前記下りL1/L2制御信号が前記ユーザ装置に通知され、前記スケジューリング情報で指定される無線リソースで前記上り又は下りパケットが伝送される。
本発明の第4形態によれば、パーシステントスケジューリングを行う移動通信システムにおけるユーザ装置が使用される。ユーザ装置は、所定の期間毎に用意されている無線リソースで基地局装置と無線通信を行う送受信手段と、当該ユーザ装置宛の下りパケットが前記所定の期間毎に受信されているトーク期間であるか否かを判定する手段とを有する。前記トーク期間でなかった場合、前記所定の期間毎に用意されている無線リソースに複数の候補があり、該複数の候補で伝送された下りパケット各々について復調処理が行われ、有意の下りパケットが抽出される。
本発明によれば、パーシステントスケジューリングで無線リソースの有効活用を図ることができる。
(システム概要)
図1は本発明の実施例で使用される移動通信システムを示す。移動通信システム1000は、例えばLTE(Evolved UTRA and UTRAN又はSuper 3Gでもよい)が適用されるシステムである。移動通信システム100は、基地局装置(eNB: eNode B)200と、基地局装置200と通信する複数の移動局100(100、100、100、・・・100、nは正の整数)とを有する。基地局装置200は、上位局、例えばアクセスゲートウェイ装置又は移動管理ノード(MME/UPE)300と接続され、アクセスゲートウェイ装置300は、コアネットワーク400と接続される。移動局100はセル50において基地局装置200とLTEにより通信を行っている。説明の便宜上、基地局装置と無線通信するのは移動局であるが、より一般的には移動端末も固定端末も含むユーザ装置(UE: User Equipment)でよい。
(第1実施形態)
図2はパーシステントスケジューリングの第1方法を示す。横軸は時間軸であり、パーシステントスケジューリングの対象となる或るユーザに、所定の無線リソースが所定の頻度で固定的に確保される。図示の例では、20ms毎に所定の無線リソース(リソースブロック、伝送フォーマット、電力等)が、例えば音声通信を行うユーザAのために確保される。本説明は上りパケットにも下りパケットにも適用可能である。上り又は下りの無線リソースが所定の間隔毎に確保されるのは、例えば音声パケットがそのように周期的に発生するからである。音声通信が行われる場合、ユーザAが発声しているトーク期間(talk spurt)と、発声していないサイレント期間(silent period)とが交互に現れるのが通常的である。トーク期間では、音声パケットが定期的に発生し、事前に確保されている無線リソースを利用してユーザAの音声パケットが20ms毎に伝送される。サイレント期間では音声パケットは発生しないが、20msより長い周期(例えば、160ms)でユーザA又は通信相手の背景雑音が伝送される。従って、サイレント期間の間、ユーザA用に確保された全ての無線リソースがユーザAに実際に使用されるわけではない。そこで第1方法では、無線リソースの有効利用を図るため、ユーザA用に20ms毎に確保された無線リソースの内、ユーザAに割り当てられていないものを、ユーザA以外のユーザに割り当てることが許容される。図中、白いブロックは、予め確保されているがユーザAには使用されなかった未使用リソースであり、この部分の他ユーザによる使用が許容される。
第1方法では、初回パケットだけでなく、再送パケットについても送信タイミング及び無線リソースは予め確保されている。再送が所定の最大再送回数までなされてよい場合には、初回及び再送パケット全ての無線リソースが予めユーザA用に確保される。図示の簡明化のため、上段のタイミングチャートでは再送パケットに対応するブロックは描かれておらず、初回パケット用リソース及び未使用リソースしか示されていない。下段の拡大されたタイミングチャートでは、初回パケット用リソース、再送パケット用リソース及び未使用リソース全てが示されている。
図3は第1方法を示すフローチャートである。説明の便宜上、下り音声パケット(VoIP)が伝送されるように図示されているが、上り音声パケットについても本発明は当然に適用可能である。或るユーザAが音声通信を行うことに起因して、パーシステントスケジューリングが適用されるよう基地局eNBで決定される。ステップS1では、適用されるパーシステントスケジューリングの具体的内容(パーシステントスケジューリングの開始タイミング、無線リソースの割当頻度、無線リソースに使用される伝送フォーマット等)がユーザ装置に通知される。なお、その通知の内容がシステムで事前に決定されていた場合には、開始タイミングがユーザ装置に通知されればよい。
ステップS2ではパーシステントスケジューリングを開始する旨の通知に対する応答がなされる。
ステップS3ではパーシステントスケジューリングで予約済みの無線リソースを用いて、初回の或る音声パケットがユーザ装置に伝送される。ユーザ装置はステップS4で送達確認信号を送信する。送達確認信号は、肯定的な応答であるACK及び否定的な応答であるNACKの何れかで表現される。ステップS4ではACKが返されている。
ステップS5では、予約済みの無線リソースを用いて初回の別の音声パケットがユーザ装置に伝送される。図示の例ではユーザ装置はステップS6でNACKを返している。
ステップS7では基地局は、NACKを受信したことに応答して、過去に送信した音声パケットを再送する。この再送パケットを送信するための無線リソースも、パーシステントスケジューリングで事前に最大再送回数分だけ予約されている。この再送パケットは、図示の例では良好に受信され、ステップS8でACKが基地局に返される。
ステップS9では、予約済みの無線リソースを用いて初回の別の音声パケットがユーザ装置に伝送される。以後同様な手順が反復される。
このように第1方法によれば、初回パケット及び再送パケット全てについて無線リソースが事前に固定的に確保されるので、無線リソースのシグナリングに起因するオーバーヘッドを減らす観点から好ましい。
(第2実施形態)
図4はパーシステントスケジューリングの第2方法を示す。初回パケット用の無線リソースが所定の頻度で予め固定的に確保される点で、本方法は第1方法と共通する。しかしながら、再送パケット用の無線リソースが、事前には確保されず、必要に応じて動的に割り当てられる点で、本方法は第1方法と異なる。初回パケットの無線リソースの割当は、下りL1/L2制御信号が無くてもユーザ装置に既知であるが、再送パケットについては下りL1/L2制御信号で必要に応じて通知される必要がある。
再送パケットについて、無線リソースのシグナリングが行われるので、パーシステントスケジューリングで最大再送回数分の無線リソースを事前に確保する必要はなくなる。
図5は第2方法の変形例を示す。再送パケットについて動的なスケジューリングが行われる点で、変形例は図4の方法と共通する。しかしながら、トーク期間とサイレント期間で無線リソースを確保する頻度が異なる点で、変形例は図4の方法と異なる。図5の例では、トーク期間では20ms毎に無線リソースが確保されているが、サイレント期間では160ms毎にしか無線リソースが確保されていない。このため、図4の例の場合とは異なり、図5の例では未使用リソースは実質的に発生しないことになり、リソースの有効利用に寄与できる。
図6は第2方法を示すフローチャートである。図3の場合と同様に、ステップS1では、適用されるパーシステントスケジューリングの具体的内容(パーシステントスケジューリングの開始タイミング、無線リソースの割当頻度、無線リソースに使用される伝送フォーマット等)がユーザ装置に通知される。
ステップS2ではパーシステントスケジューリングを開始する旨の通知に対する応答がなされる。
ステップS3ではパーシステントスケジューリングで予約済みの無線リソースを用いて、初回の或る音声パケットがユーザ装置に伝送される。ステップS4でユーザ装置はACKを返している。
ステップS5では、予約済みの無線リソースを用いて初回の別の音声パケットがユーザ装置に伝送される。図示の例ではユーザ装置はステップS6でNACKを返している。
ステップS7では基地局は、NACKを受信したことに応答して、過去に送信した音声パケットを再送する。この再送パケットを送信するための無線リソースは、パーシステントスケジューリングで事前に予約されてはいない。パーシステントスケジューリングではない通常のスケジューリングで、再送パケットに使用する無線リソースが決定される。決定された内容は、下りL1/L2制御信号でユーザ装置に通知される。ユーザ装置は、下りL1/L2制御信号を復調することで、PDSCHのどこに再送パケットがマッピングされているかを特定し、自装置宛の再送パケットを抽出する。図示の例では再送パケットは良好に受信され、ステップS8でACKが基地局に返される。
ステップS9では、予約済みの無線リソースを用いて初回の別の音声パケットがユーザ装置に伝送される。
以後同様な手順が反復される。但し、図5に示される変形例の場合には、ステップS10で示されるように、トーク期間及びサイレント期間の切り替わりを示す通知信号が、ユーザ装置に通知される。通知信号は、図示の例ではMACコントロールメッセージであるが、下りL1/L2制御信号でもよい。L3制御情報で通知することも理論上は可能であるが、速やかに切り替わりを通知する観点からは、MACコントロールメッセージ又は下りL1/L2制御信号で通知することが好ましい。通知信号は、初回又は再送の音声パケットと共に伝送されてもよいし、音声パケットとは別に伝送されてもよい。トーク期間及びサイレント期間の切り替わりが何時訪れるかについては、下り送信バッファのパケット量等から決定することができる。第2方法の変形例(図5)では、サイレント期間では、トーク期間より長い周期でしか確保されていない無線リソースを用いて、背景雑音等の情報がユーザ装置に伝送される。上述したように本方法は上りリンクにも適用可能である。この場合、トーク期間及びサイレント期間の切り替わりが何時であるかは、ユーザ装置が上り送信バッファのパケット量等に基づいて基地局に通知することになる。図6ではトーク期間からサイレント期間へ移行する様子しか描かれていないが、サイレント期間からトーク期間へ移行する場合も、MACコントロールメッセージ等で通知がなされる。
第2方法によれば、再送パケットについて、パーシステントスケジューリングで最大再送回数分の無線リソースを一律に確保しなくて済むので、無線リソースの有効活用を図ることができる。更に変形例によれば、トーク期間及びサイレント期間を区別しながら、初回パケットの無線リソースを確保するので、初回パケットに使用される無線リソースについても有効活用を図ることができる。
(第3実施形態)
図7はパーシステントスケジューリングの第3方法を示す。トーク期間中の初回パケット用の無線リソースが所定の頻度で予め固定的に確保される点で、本方法は第1方法と共通する。トーク及びサイレント期間何れにおいても再送パケット用の無線リソースが事前には確保されず、必要に応じて動的に割り当てられる点で、本方法は第2方法とも共通する。サイレント期間では、初回パケットでさえも無線リソースは必要に応じて動的に割り当てられる点で、本方法は他の方法と異なる。言い換えれば、第3方法では、トーク期間の初回パケット用の無線リソースしか事前には確保されず、トーク期間の再送パケット及びサイレント期間の全てのパケットについての無線リソースは、パーシステントでない通常のスケジューリングで動的に決められる。
図8は第3方法を示すフローチャートである。図6の場合と同様に、ステップS1では、適用されるパーシステントスケジューリングの具体的内容(パーシステントスケジューリングの開始タイミング、無線リソースの割当頻度、無線リソースに使用される伝送フォーマット等)がユーザ装置に通知される。
ステップS2ではパーシステントスケジューリングを開始する旨の通知に対する応答がなされる。
ステップS3ではパーシステントスケジューリングで予約済みの無線リソースを用いて、初回の或る音声パケットがユーザ装置に伝送される。ステップS4でユーザ装置はACKを返している。
ステップS5では、予約済みの無線リソースを用いて初回の別の音声パケットがユーザ装置に伝送される。図示の例ではユーザ装置はステップS6でNACKを返している。
ステップS7では基地局は、NACKを受信したことに応答して、過去に送信した音声パケットを再送する。この再送パケットを送信するための無線リソースは、パーシステントスケジューリングで事前に予約されてはいない。パーシステントスケジューリングではない通常のスケジューリングで、再送パケットに使用する無線リソースが決定される。決定された内容は、下りL1/L2制御信号でユーザ装置に通知される。ユーザ装置は、下りL1/L2制御信号を復調することで、PDSCHのどこに再送パケットがマッピングされているかを特定し、自装置宛の再送パケットを抽出する。図示の例では再送パケットは良好に受信され、ステップS8でACKが基地局に返される。
ステップS9では、予約済みの無線リソースを用いて初回の別の音声パケットがユーザ装置に伝送される。
ステップS10で示されるように、トーク期間及びサイレント期間の切り替わりを示す通知信号が、ユーザ装置に通知される。通知信号は、図示の例ではMACコントロールメッセージであるが、下りL1/L2制御信号でもよい。本方法が上りリンクに適用される場合、トーク期間及びサイレント期間の切り替わりが何時であるかは、ユーザ装置が上り送信バッファのパケット量等に基づいて基地局に通知することになる。
サイレント期間では、初回パケットにも再送ケットにも無線リソースは事前には確保されておらず、それらについての無線リソースはパーシステントでないスケジューリングで動的に割り当てられる。そのような無線リソースを用いて、背景雑音等の情報がユーザ装置に伝送される。
ステップS20では、背景雑音のような情報を通信相手に送信する必要が生じたことに応じて、それを伝送するための無線リソースがスケジューリングで動的に決定される。決定された内容は、下りL1/L2制御信号でユーザ装置に通知される。ユーザ装置は、下りL1/L2制御信号を復調することで、PDSCHのどこに自装置宛のパケットがマッピングされているかを特定し、PDSCHからそれを抽出する。以後、初回パケット又は再送パケットを伝送する必要が生じた時点で、動的なスケジューリングによる無線リソースの割当が行われ、下りL1/L2制御信号によるシグナリングを経てユーザ装置にパケットが伝送される。
図8ではトーク期間からサイレント期間へ移行する様子しか描かれていないが、サイレント期間からトーク期間へ移行する場合も、MACコントロールメッセージ等で通知がなされる。
第3方法によれば、再送パケットについて無線リソースを事前に確保しないので、最大再送回数に合わせて多くの無線リソースを事前に確保しなくて済む。サイレント期間では再送パケットだけでなく、初回パケットについてさえ無線リソースは事前に確保されなくてよい。しかしながら本方法では、トーク期間の初回パケット以外の全てのパケットについて(全ての再送パケット及びサイレント期間の初回パケットについて)、無線リソースを動的に割り当てるためのシグナリングが必要になり、第1及び第2方法の場合よりも、シグナリングのオーバーヘッドが多くなってしまうことが懸念されるかもしれない。
一方、サイレント期間のユーザのパケット伝送の頻度は、トーク期間での頻度よりかなり少ない。上記の実施例ではそれは1/8程度でしかない。従ってサイレント期間で動的なスケジューリングを行ったとしても、その頻度はかなり少なく見積もることができ、シグナリングのオーバーヘッドの増加は第2方法の変形例(第5図)と実質的に同程度で済む。言い換えれば、パーシステントスケジューリングによるオーバーヘッドの節約は、パケットが頻繁に生じるトーク期間でなされるのが最も効率的である。本第3方法によれば、トーク期間で最も頻繁に生じる初回パケットについて事前に無線リソースを確保し、他のパケットについてはその都度スケジューリングで割り当てるようにすることで、オーバーヘッドの節約及び無線リソースの有効活用の双方を図ることができる。
(第4実施形態)
第1方法(図2)及び第2方法(図4)では、トーク期間及びサイレント期間を区別せずに無線リソースを所定の期間毎に確保している。第1方法では初回パケット及び再送パケット双方について、第2方法では初回パケットについて特定のユーザに無線リソースが事前に確保されている。例えば、パーシステントスケジューリングの対象となるユーザAにリソースブロックAが、ユーザBにリソースブロックBが20ms毎に確保される。確保されたリソースブロックAは、トーク期間ではユーザAに割り当てられるが、サイレント期間でユーザAに割り当てられない場合には、ユーザA以外のユーザCに割り当てられてよい。ユーザCが誰であるかはパーシステントでないスケジューリングで動的に決められる。同様に、確保されたリソースブロックBは、トーク期間ではユーザBに割り当てられるが、サイレント期間でユーザBに割り当てられない場合には、ユーザB以外のユーザCに割り当てられてよい。サイレント期間で、リソースブロックAをユーザA以外のユーザCに、又はリソースブロックBをユーザB以外のユーザCに割り当てることは、リソースの有効利用の観点からは望ましいが、パーシステントスケジューリングの合間にそのような動的な割当を行うことは、処理の複雑化を招くおそれがある。
ところで、発声する期間に対応するトーク期間と、沈黙又は聴き取る期間に対応するサイレント期間は、1対1の割合で生じることが統計的に予想される。リソースブロックA,Bの観点から言えば、リソースブロックAは50%程度の確率でユーザAに割り当てられやすく、50%程度の確率でユーザCに動的に割り当てられやすいことになる。また、リソースブロックBは50%程度の確率でユーザBに割り当てられやすく、50%程度の確率でユーザCに動的に割り当てられやすいことになる。従って、ユーザA,Bのパケットの発生するタイミングが重ならなければ、理論上、事前に確保しなければならないリソースブロックは1つ分で足りる。タイミングが重ならないようにするには、ユーザA,Bだけでなく、パーシステントスケジューリングを行う多数のユーザを考慮すればよい。ユーザ数が増えるほどパケットの発生タイミングが時間的に分散することを期待できるからである。本発明の第4形態では、このような考察に基づいて、上記の動的な割当が回避される。
本発明の第4形態では、例えば、6つのリソースブロックA,B,C,D,E,Fが、パーシステントスケジューリングの対象となる10人のユーザに対して用意される。これらのユーザ各々は、リソースブロックA−F各々についての復調を行い、何れか1つから得られた有意の情報を取得する(ブラインド検出が行われる。)。上記の考察では10人のユーザに対して、リソースブロックを5つ用意すればよいことになるが、各ユーザのパケットの発生は時間的に完全に分散しないかもしれないので、若干の余裕(リソーブロック1つ分)を設けることが好ましい。
本方法によれば、パーシステントスケジューリングの対象となるユーザに対して、使用される無線リソースを、複数の候補として用意し、ユーザ装置でブラインド検出させることで、シグナリングオーバーヘッドの削減及び無線リソースの有効活用を図ることができる。
以下、本発明の第1乃至第4形態を実現するのに使用される基地局装置及びユーザ装置が説明される。
(基地局装置)
図9を参照しながら、本発明の実施例による基地局装置200(図1)について説明する。図9には、送受信アンテナ202と、アンプ部204と、送受信部206と、ベースバンド信号処理部208と、リソース管理部210と、伝送路インターフェース212とが描かれている。説明の便宜上、(1)下りの処理と(2)上りの処理を分けて説明する。
(1)下りリンクにより基地局装置200から移動局100に送信されるユーザデータは、基地局装置200の上位に位置する上位局(例えばアクセスゲートウェイ装置300)から伝送路インターフェース212を介してベースバンド信号処理部208に入力される。ベースバンド信号処理部208では、ユーザデータの分割・結合、RLC(radio link control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤーの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えばHARQの送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT: Inverse Fast Fourier Transform)処理等が行われ、処理後の信号が送受信部206に転送される。また、下りリンク制御チャネルである物理下りリンク制御チャネルの信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われ、送受信部206に転送される。送受信部206では、ベースバンド信号処理部208から出力されたベースバンド信号が無線周波数帯に変換されるように周波数変換処理が行われ、その後信号はアンプ部204で増幅されて送受信アンテナ202より送信される。
(2)基地局装置200は上りリンクで移動局100から送信されたデータを受信する。送受信アンテナ202で受信された無線周波数信号はアンプ部204で増幅され、送受信部206で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部208に入力される。ベースバンド信号処理部208では、入力されたベースバンド信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤーの受信処理がなされ、処理後の信号は伝送路インターフェース212を介してアクセスゲートウェイ装置300に転送される。
リソース管理部210は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、無線基地局200の状態管理や、無線リソースの管理を行う。リソース管理部210は、パーシステントスケジューリングを行うか否か、それを行う場合に上記の第1乃至第3方法の内どの方法で行うか、事前に確保される無線リソース等の管理を行う。トーク期間とサイレント期間を区別しながらパーシステントスケジューリングが行われる場合(第2方法の変形例又は第3方法の場合)、トーク期間及びサイレント期間の切り替わりをユーザ装置に通知する必要がある。切り替えの要否は送信バッファ中のパケット量等に基づいてなされてよい。その切り替わりが、MACコントロールメッセージで通知される場合には、切り替わりのイベントの発生したことがMAC処理部2083(図10)に通知される。切り替わりが、L1/L2制御信号で通知される場合には、切り替わりのイベントの発生したことがレイヤー1処理部2081(図10)に通知される。
図10を参照しながら、ベースバンド信号処理部208の構成について説明する。
ベースバンド信号処理部208は、レイヤー1処理部2081と、MAC処理部2082と、RLC処理部2083とを有する。
RLC処理部2083では、下りリンクのパケットデータに関する、分割・結合、RLC再送制御の送信処理等のRLCレイヤーの送信処理や、上りリンクのデータに関する、分割・結合、RLC再送制御の受信処理等のRLCレイヤーの受信処理が行われる。
MAC処理部2082は、下りリンクのユーザデータのMAC再送制御、例えばHARQの送信処理や、スケジューリング処理、伝送フォーマットの選択処理、周波数リソースの割り当て処理等を行う。ここで、スケジューリング処理とは、あるサブフレームの下りリンクで共有チャネルを用いてユーザデータの受信を行う移動局を選別する処理を指す。伝送フォーマットの選択処理とは、スケジューリングにより選別された移動局が受信するユーザデータの変調方式や符号化率、データサイズを決定する処理を指す。変調方式、符号化率、データサイズの決定は、例えば、移動局から上りリンクにおいて報告されるCQIの良否等に基づいて行われる。周波数リソースの割り当て処理とは、スケジューリングにおいて選別された移動局が受信するユーザデータに用いられるリソースブロックを決定する処理を指す。リソースブロックの決定は、例えば、移動局から上りリンクにおいて報告されるCQIに基づいて行われる。そして、MAC処理部2082は、上述した様々な処理(スケジューリング処理、伝送フォーマットの選択処理、周波数リソースの割り当て処理)により決定される物理下りリンク共有チャネルを用いて通信を行うユーザのIDや、そのユーザデータのトランスポートフォーマットの情報をレイヤー1処理部2081に通知する。
トーク期間及びサイレント期間の切り替わりのイベントの発生したことがリソース管理部210から通知された場合、MAC処理部2082は、切り替わりを示すMACコントロールメッセージを作成し、それをレイヤー1処理部2081に伝送し、それがユーザ装置に通知されるようにする。
また、MAC処理部2082は、上りリンクのユーザデータのMAC再送制御の受信処理や、スケジューリング処理、伝送フォーマットの選択処理、周波数リソースの割り当て処理等を行う。ここで、スケジューリング処理とは、あるサブフレームにおいて共有チャネルを用いてユーザデータの送信を行う移動局を選別する処理を指す。伝送フォーマットの選択処理とは、スケジューリングにおいて選別された移動局が送信するユーザデータに関する変調方式や符号化率、データサイズを決定する処理を指す。変調方式、符号化率、データサイズの決定は、例えば、移動局から上りリンクにおいて送信するサウンディング用リファレンス信号のSIRに基づいて行われる。周波数リソースの割り当て処理とは、スケジューリングにおいて選別された移動局が送信するユーザデータの送信に用いられるリソースブロックを決定する処理を指す。リソースブロックの決定は、例えば、移動局から上りリンクにおいて送信するサウンディング用リファレンス信号のSIRに基づいて行われる。そして、MAC処理部2082は、上述した様々な処理(スケジューリング処理、伝送フォーマットの選択処理、周波数リソースの割り当て処理)により決定される物理上りリンク共有チャネルを用いて通信を行うユーザのIDや、そのユーザデータのトランスポートフォーマットの情報をレイヤー1処理部2081に通知する。
レイヤー1処理部2081では、下りリンクで送信されるデータのチャネル符号化やIFFT処理、上りリンクで受信されるデータのチャネル復号化やFFT処理などが行われる。ここで、送信又は受信されるデータとは、例えば、ウェブブラウジング(Web browsing)やファイル転送プロトコル(FTP)、音声パケット(VoIP)等によるIPパケットや、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)の処理のための制御信号などである。また、上記ユーザデータは、論理チャネルとしての呼び方は、例えば、DTCHやDCCHである。
レイヤー処理部2081は、ダウンリンクスケジューリング情報(物理下りリンク共有チャネルを用いて通信を行うユーザのIDや、そのユーザデータのトランスポートフォーマットの情報等)、アップリンクスケジューリンググラント(物理上りリンク共有チャネルを用いて通信を行うユーザのIDや、そのユーザデータのトランスポートフォーマットの情報等)をMAC処理部2082から受け取る。また、レイヤー処理部2081は、ダウンリンク及びアップリンクのスケジューリング情報に対して、チャネル符号化やIFFT処理等の送信処理を行う。ダウンリンク及びアップリンクのスケジューリング情報は、下りリンク制御チャネルで或る物理下りリンク制御チャネルにマッピングされる。
トーク期間及びサイレント期間の切り替わりのイベントの発生したことがリソース管理部210から通知された場合、レイヤー1処理部2081は、切り替わりを示す情報を含む下りL1/L2制御信号を作成し、それがユーザ装置に通知されるようにする。
(ユーザ装置)
図11を参照しながら、本発明の実施例に係る移動局100について説明する。図11には、送受信アンテナ102と、アンプ部104と、送受信部106と、ベースバンド信号処理部108と、アプリケーション部110とが示されている。
下りリンクのデータについては、送受信アンテナ102で受信された無線周波数信号がアンプ部104で増幅され、送受信部106で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号について、ベースバンド信号処理部108でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等がなされる。上記下りリンクのデータの内、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部110に転送される。アプリケーション部110は、物理レイヤーやMACレイヤーより上位のレイヤーに関する処理等を行う。また、上記下りリンクのデータの内、報知情報も、アプリケーション部110に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部110からベースバンド信号処理部108に入力される。ベースバンド信号処理部108では、再送制御(HARQ)の送信処理、チャネル符号化、IFFT処理等が行われて送受信部106に転送される。送受信部106では、ベースバンド信号処理部108から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する周波数変換処理が施され、その後の信号はアンプ部104で増幅されて送受信アンテナ102より送信される。
図12を参照しながら、ベースバンド信号処理部108の構成について説明する。ベースバンド信号処理部108は、レイヤー1処理部1081と、MAC処理部1082とを有する。
レイヤー1処理部1081は、一般的には、下りL1/L2制御信号を受信し、復調及び復号を行い、その復号結果をMAC処理部1082に送信する。パーシステントスケジューリングが行われる場合、事前に確保されている下り無線リソースで信号が受信される。
レイヤー1処理部1081は、あるサブフレームの上りリンクにおいてユーザデータを送信する場合には、MAC処理部1082からユーザデータを受け取る。レイヤー1処理部1081は、そのユーザデータに関して、符号化やデータ変調等の処理やDFT処理、サブキャリアマッピング処理、IFFT処理等を行い、それらをベースバンド信号として送受信部に送信する。パーシステントスケジューリングが行われる場合、事前に確保されている上り無線リソースで信号が送信される。更に、パーシステントスケジューリングにおけるリソースの割当が、上記の第4実施形態の方法で行われる場合、無線リソースの候補全てについて復調及び復号が行われ、いずれかの候補から有意の情報が取得される。
レイヤー1処理部1081は、あるサブフレームの上りリンクにおいて制御チャネルを送信する場合には、その制御信号(例えば、CQIや送達確認情報)に関して、チャネル符号化処理、データ変調処理、離散フーリエ変換(DFT)処理、サブキャリアマッピング処理、IFFT処理等を行い、それらをベースバンド信号として送受信部に送信する。
MAC処理部1082は、レイヤー1処理部1081より受信した物理下りリンク制御チャネルの復号結果に基づき、下りリンクのユーザデータのMAC再送制御の受信処理等を行う。すなわち、下りリンクにおいて共有チャネルを用いた通信を行うことが通知されている場合には、受信したユーザデータに関して復号を行い、ユーザデータの信号が誤っているか否かのCRCチェックを行う。そして、上記CRCチェックの結果に基づいて送達確認情報を生成し、レイヤー1処理部1081に通知する。CRCチェックの結果がOKの場合には送達確認情報として肯定応答信号ACKを生成し、CRCチェックの結果がNGの場合には送達確認情報として否定応答信号NACKを生成する。
MAC処理部1082は、レイヤー1処理部1081より受信した物理下りリンク制御チャネルに含まれるアップリンクスケジューリンググラントの復号結果に基づき、上りリンクのユーザデータの送信フォーマットの決定や、MACレイヤーにおける再送制御等の送信処理を行う。すなわち、レイヤー1処理部1081より受信した物理下りリンク制御チャネルにおいて、上りリンクにおいて共有チャネルを用いた通信を行うことが許可された場合には、送信するユーザデータに関して、送信フォーマットの決定や再送制御等の送信処理を行い、そのユーザデータをレイヤー1処理部1081に与える。
本発明の一実施例による移動通信システムを示す図である。 パーシステントスケジューリングの第1方法を示す図である。 第1方法による動作例を示すフローチャートである。 パーシステントスケジューリングの第2方法を示す図である。 パーシステントスケジューリングの第2方法の変形例を示す図である。 第2方法による動作例を示すフローチャートである。 パーシステントスケジューリングの第3方法を示す図である。 第3方法による動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施例による基地局装置の部分ブロック図である。 図9の基地局装置のベースバンド信号処理部の部分ブロック図である。 本発明の一実施例によるユーザ装置の部分ブロック図である。 図11のユーザ装置のベースバンド信号処理部の部分ブロック図である。
符号の説明
50 セル
100、100、100、100 移動局
102 送受信アンテナ
104 アンプ部
106 送受信部
108 ベースバンド処理部
110 アプリケーション部
1081 レイヤー1処理部
1082 MAC処理部
200 基地局装置
202 送受信アンテナ
204 アンプ部
206 送受信部
208 ベースバンド信号処理部
210 無線リソース管理部
212 伝送路インターフェース
2081 レイヤー1処理部
2082 MAC処理部
2083 RLC処理部
300 アクセスゲートウェイ装置
400 コアネットワーク

Claims (11)

  1. パーシステントスケジューリングを行う移動通信システムにおける基地局装置であって、
    前記パーシステントスケジューリングで所定の期間毎に用意されている無線リソースを用いてユーザ装置と無線通信を行う手段と、
    前記所定の期間毎に用意されている無線リソースの内、前記ユーザ装置の上り又は下りパケットに使用されない無線リソースを、前記ユーザ装置とは異なるユーザ装置に割り当てる手段と、
    を有する基地局装置。
  2. パーシステントスケジューリングを行う移動通信システムの基地局装置で使用される方法であって、
    特定のユーザ装置に対して、前記パーシステントスケジューリングで所定の期間毎に無線リソースを用意するステップと、
    前記無線リソースを用いてユーザ装置と無線通信を行うステップと、
    を有し、前記所定の期間毎に用意されている無線リソースの内、前記ユーザ装置の上り又は下りパケットに使用されない無線リソースは、前記ユーザ装置とは異なるユーザ装置に割り当てられる方法。
  3. パーシステントスケジューリングを行う移動通信システムにおける基地局装置であって、
    前記パーシステントスケジューリングで所定の期間毎に用意されている無線リソースを用いてユーザ装置と無線通信を行う手段と、
    前記ユーザ装置の上り又は下りパケットについて再送の要否を判定する手段と、
    再送パケットに使用される無線リソースを指定するスケジューリング情報を含む下りL1/L2制御信号を作成する手段と、
    を有し、前記ユーザ装置の上り又は下りパケットについて再送を要する場合、前記下りL1/L2制御信号が前記ユーザ装置に通知され、前記スケジューリング情報で指定される無線リソースで再送パケットが伝送される基地局装置。
  4. 前記ユーザ装置の上り又は下りパケットが所定の第1期間毎に伝送されるトーク期間であるか否かを判定する手段を更に有し、
    前記トーク期間でなかった場合、前記第1期間よりも長い所定の第2期間毎に用意された無線リソースで前記ユーザ装置との通信が行われる請求項3記載の基地局装置。
  5. 前記トーク期間の開始又は終了が、MACコントロールメッセージ又は下りL1/L2制御信号で前記ユーザ装置に通知される請求項4記載の基地局装置。
  6. パーシステントスケジューリングを行う移動通信システムの基地局装置で使用される方法であって、
    特定のユーザ装置に対して、前記パーシステントスケジューリングで所定の期間毎に無線リソースを用意するステップと、
    前記用意されている無線リソースを用いて前記ユーザ装置と無線通信を行うステップと、
    前記ユーザ装置の上り又は下りパケットについて再送の要否を判定するステップと、
    再送パケットに使用される無線リソースを指定するスケジューリング情報を含む下りL1/L2制御信号を作成するステップと、
    を有し、前記ユーザ装置の上り又は下りパケットについて再送を要する場合、前記下りL1/L2制御信号が前記ユーザ装置に通知され、前記スケジューリング情報で指定される無線リソースで再送パケットが伝送される方法。
  7. パーシステントスケジューリングを行う移動通信システムにおける基地局装置であって、
    前記パーシステントスケジューリングで所定の期間毎に用意されている無線リソースを用いてユーザ装置と無線通信を行う手段と、
    前記ユーザ装置の上り又は下りパケットが所定の期間毎に伝送されるトーク期間であるか否かを判定する手段と、
    前記トーク期間でなかった場合、前記ユーザ装置の上り又は下りパケットに使用される無線リソースを指定するスケジューリング情報を含む下りL1/L2制御信号を作成する手段と、
    を有し、前記トーク期間でなかった場合、前記下りL1/L2制御信号が前記ユーザ装置に通知され、前記スケジューリング情報で指定される無線リソースで前記上り又は下りパケットが伝送される基地局装置。
  8. 前記トーク期間の開始又は終了が、MACコントロールメッセージ又は下りL1/L2制御信号で前記ユーザ装置に通知される請求項7記載の基地局装置。
  9. パーシステントスケジューリングを行う移動通信システムの基地局装置で使用される方法であって、
    特定のユーザ装置に対して、前記パーシステントスケジューリングで所定の期間毎に無線リソースを用意するステップと、
    前記用意されている無線リソースを用いて前記ユーザ装置と無線通信を行うステップと、
    前記ユーザ装置の上り又は下りパケットが所定の期間毎に伝送されるトーク期間であるか否かを判定するステップと、
    前記トーク期間でなかった場合、前記ユーザ装置の上り又は下りパケットに使用される無線リソースを指定するスケジューリング情報を含む下りL1/L2制御信号を作成するステップと、
    を有し、前記トーク期間でなかった場合、前記下りL1/L2制御信号が前記ユーザ装置に通知され、前記スケジューリング情報で指定される無線リソースで前記上り又は下りパケットが伝送される方法。
  10. パーシステントスケジューリングを行う移動通信システムにおけるユーザ装置であって、
    所定の期間毎に用意されている無線リソースで基地局装置と無線通信を行う送受信手段と、
    当該ユーザ装置宛の下りパケットが前記所定の期間毎に受信されているトーク期間であるか否かを判定する手段と、
    を有し、前記トーク期間でなかった場合、前記所定の期間毎に用意されている無線リソースに複数の候補があり、該複数の候補で伝送された下りパケット各々について復調処理が行われ、有意の下りパケットが抽出されるユーザ装置。
  11. パーシステントスケジューリングを行う移動通信システムのユーザ装置で使用される方法であって、
    所定の期間毎に用意されている無線リソースで基地局装置と無線通信を行うステップと、
    当該ユーザ装置宛の下りパケットが前記所定の期間毎に受信されているトーク期間であるか否かを判定するステップと、
    を有し、前記トーク期間でなかった場合、前記所定の期間毎に用意されている無線リソースに複数の候補があり、該複数の候補で伝送された下りパケット各々について復調処理が行われ、有意の下りパケットが抽出される方法。
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