JP2008263460A - 記録装置、記録方法、音声波形表示装置、音声波形表示方法 - Google Patents

記録装置、記録方法、音声波形表示装置、音声波形表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】迅速な波形表示や精細波形表示による編集作業の効率化。
【解決手段】記録媒体から波形表示用音声信号を読み出してバッファメモリ部に格納する。この波形表示用音声信号は高い圧縮率の音声データであり、少ないデータ量で迅速に記録媒体から読み出すことができる。記録媒体の装填時に波形表示用音声信号を読み出してバッファリングしておくことで、編集が開始される際、バッファメモリ部に記憶された波形表示用音声信号を用いて即座に音声波形表示を行うことができる。また、波形表示用音声信号のバッファリングの後の時点で、本線音声信号や補助音声信号を読み出してバッファリングする。すると波形表示が求められた際に、本線音声信号や補助音声信号による精細な波形表示を即座に実行できる。
【選択図】図6

Description

本発明は記録装置、記録方法、音声波形表示装置、音声波形表示方法に係り、特に編集作業等に用いるオーディオ信号波形表示として好適な技術に関する。
特開2005−243065号公報 特開平7−141839号公報 特開2006−108944号公報 特開2005−51544号公報 特開平9−320248号公報
上記特許文献1には、ディスク状記録媒体に第1のオーディオデータと、第1のオーディオデータをより高圧縮率で圧縮符号化した第2のオーディオデータが記録されていることが示されている。そして再生時に、再生速度を変化させた際、所定速度より低速側では第1のオーディオデータを出力し、所定速度より高速側では第2のオーディオデータを出力するようにしているため、再生速度を連続的に変化させた際に高音質の再生音声が得られる。また、再生速度による急激な音質の変化が抑えられているので、オーディオデータを用いた編集点の検索を、より容易に行うことができることが述べられている。
上記特許文献2には、オーディオ信号を信号処理してエンベロープ波形を生成し、このエンベロープ波形を、編集点を選ぶために表示させることが開示されている。
上記特許文献3には、動画像ファイル内のデータを変換して得られるプロキシファイルの機能項目を編集内容や編集部分に応じて選択し、選択された機能項目に対応する形式に変換された代理データを用いて編集することにより、効率よく編集作業を行うことができることが記載されている。
上記特許文献4には、ダウンコンバートした低解像度のデータを、元の素材と同様にネットワークから読み出し可能にして、編集端末装置が、低解像度のデータを使って編集できるシステムが記述されている。これにより、元の素材データをネットワーク伝送して編集に使う場合と比べ、編集の待ち時間を減らし、効率が良い作業を可能にしている。
上記特許文献5には、正規に記録する音声信号とは別に編集用の音声エンベロープ波形を特定のエリアに記録し、編集のときはこの特定エリアに記録された音声エンベロープ波形を用いて編集処理を実行することが述べられている。これによれば、特定のエリアを検索するだけで、必要な音声エンベロープ波形を再生することができるから、音声による編集点の検索を行うためのエンベロープ波形の表示が素早くでき、その結果、編集作業の効率化を図ることができる。
ところが、例えば映像編集などのためには、編集作業の効率化のため、オーディオデータの波形表示をより迅速に実行させたいという要望がある。
さらに、編集作業時に、より詳細な波形表示を見ながら編集点を指定したいという要望もある。例えばエンベロープ波形だけでなく、より詳細な波形表示により編集点を指定したいことが多い。また、詳細な波形表示のための使用者の操作負担も無くしたい。
そこで本発明は、音声波形表示を、より迅速に実現すると共に、使用者の操作負担無く、詳細な波形表示も迅速かつ適切に表示できるようにすることを目的とする。
本発明の記録装置は、記録媒体に記録する本線音声信号を得る処理を行う本線信号処理部と、上記本線音声信号より高い圧縮率の音声信号とされた補助音声信号を生成する補助信号生成部と、上記補助音声信号よりさらに高い圧縮率の音声信号とされた波形表示用音声信号を生成する波形表示用音声信号生成部と、上記本線音声信号、上記補助音声信号、上記波形表示用音声信号を含む記録信号を生成する記録信号生成部と、上記記録信号生成部で生成された記録信号を記録媒体に記録する記録部とを備える。
また上記本線信号処理部は、さらに記録媒体に記録する本線映像信号を得る処理を行い、上記補助信号生成部は、さらに上記本線映像信号より高い圧縮率の映像信号とされた補助映像信号を生成する処理を行い、上記記録信号生成部は、上記本線映像信号、上記本線音声信号、上記補助映像信号、上記補助音声信号、上記波形表示用音声信号を含む記録信号を生成する。
本発明の記録方法は、記録媒体に記録する本線音声信号を得る処理を行うステップと、上記本線音声信号より高い圧縮率の音声信号とされた補助音声信号を生成するステップと、上記補助音声信号よりさらに高い圧縮率の音声信号とされた波形表示用音声信号を生成するステップと、上記本線音声信号、上記補助音声信号、上記波形表示用音声信号を含む記録信号を生成するステップと、上記記録信号生成部で生成された記録信号を記録媒体に記録するステップとを備える。
これらの本発明の記録装置、記録方法では、記録媒体に本線音声信号(本線オーディオデータ)と、補助音声信号(補助オーディオデータ)と、波形表示用音声信号(波形表示用オーディオデータ)を記録させる。
本線音声信号は、記録する主たる音声信号であり、例えば非圧縮もしくは所定の方式で圧縮された高品質な音声信号である。例えば映像記録の場合は、非圧縮もしくは所定の方式で圧縮された主たる本線映像信号(いわゆるハイレゾリューション映像信号)に対応する音声信号である。
補助音声信号は、本線映像信号より高い圧縮率で、比較的低品質とされた音声信号である。例えば映像記録の場合は、本線映像信号より高い圧縮率の補助映像信号(いわゆるローレゾリューション映像信号)に対応する音声信号である。補助映像信号や補助音声信号は、例えば簡易的なサーチや編集の際に用いられる。
本発明でいう波形表示用音声信号は、補助音声信号よりもさらに高い圧縮率で圧縮された、より低品質な音声信号である。特に、編集点の探索などのための音声波形を表示する際に用いられる音声信号である。
本発明の音声波形表示装置は、これらの本線音声信号と、補助音声信号と、波形表示用音声信号とが記録された記録媒体に対して再生を行う再生部と、音声信号を格納するバッファメモリ部と、音声波形表示を行う表示部と、操作入力を行うことのできる操作部と、制御部とを有する。制御部は、上記再生部に、上記記録媒体からの上記波形表示用音声信号の読み出しを実行させ、読み出された上記波形表示用音声信号を上記バッファメモリ部に記憶させるとともに、上記操作部により音声波形表示の操作入力があることに応じて、上記バッファメモリ部に記憶されている上記波形表示用音声信号による音声波形表示を上記表示部に実行させる制御を行う。
特に上記制御部は、上記再生部に上記記録媒体が装填されたことを検知した際に、上記再生部に上記記録媒体からの上記波形表示用音声信号の読み出しを実行させ、読み出された上記波形表示用音声信号を上記バッファメモリ部に記憶させる。
また上記制御部は、上記記録媒体に記録されている音声信号単位毎に管理される状態で、上記波形表示用音声信号を上記バッファメモリ部に記憶させる。特に上記記録媒体に、上記本線音声信号又は上記補助音声信号に対応する映像信号がさらに記録されている場合、上記音声信号単位とは、上記記録媒体に記録されている映像信号の映像クリップに相当する単位である。
また上記制御部は、上記波形表示用音声信号を上記バッファメモリ部に記憶させた後の時点で、上記再生部により上記記録媒体に記録されている本線音声信号もしくは補助音声信号を読み出させ、上記波形表示用音声信号に代える波形表示用の音声信号として、上記バッファメモリ部に記憶させる処理を行う。
また上記制御部は、上記バッファメモリ部に記憶された上記波形表示用音声信号により上記表示部で音声波形表示を行った後に、その音声波形表示された音声信号単位についての本線音声信号もしくは補助音声信号を、上記再生部により上記記録媒体から読み出させ、上記波形表示用音声信号に代える波形表示用の音声信号として上記バッファメモリ部に記憶させ、さらに上記表示部で、本線音声信号もしくは補助音声信号による音声波形表示を実行させる。
また上記制御部は、上記表示部で音声波形表示を表示させている際に、上記操作部により、音声波形上の位置を指定する操作入力があった場合に、その指定された音声波形上の位置を編集点とする処理を行う。
本発明の音声波形表示方法は、本線音声信号と、補助音声信号と、波形表示用音声信号とが記録された記録媒体から、上記波形表示用音声信号を読み出すステップと、読み出した上記波形表示用音声信号をバッファメモリ部に格納するステップと、音声波形表示の操作入力に応じて、上記バッファメモリ部に格納した上記波形表示用音声信号による音声波形表示を実行するステップとを備える。
この音声波形表示装置、音声波形表示装置では、記録媒体から波形表示用音声信号を読み出してバッファメモリ部に格納する。この波形表示用音声信号は高い圧縮率の音声データであり、少ないデータ量で迅速に記録媒体から読み出すことができる。
特に記録媒体の装填時に波形表示用音声信号を読み出してバッファリングしておくことで、編集が開始される際(使用者が編集開始の操作を行った際など)には、バッファメモリ部に記憶された波形表示用音声信号を用いて即座に音声波形表示を行うことができる。
また、波形表示用音声信号のバッファリングの後の時点で、本線音声信号や補助音声信号を読み出してバッファリングする。すると、その後は、波形表示が求められた際に、本線音声信号や補助音声信号による精細な波形表示を即座に実行できる。
またもし音声波形表示中に、それに対応する本線音声信号や補助音声信号を読み出してバッファリングした場合は、表示している波形を本線音声信号や補助音声信号に基づく表示に切り換える。これによって、表示波形を精細な波形表示に切り換えることができる。
本発明によれば、記録媒体に記録された音声信号の波形表示を非常に迅速に実行できる。また精細な波形表示も迅速かつ操作負担無く実現できるという効果がある。
これによって、映像編集などの際に、音声波形から編集点を見つけるような作業を効率的に実行できるようになる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。実施の形態では、本発明の記録装置及び音声波形表示装置に相当する機器の例として、図1,図2に示す編集装置1を挙げ、次の順序で説明する。
[1.編集装置の構成及び記録データ]
[2.ディスク装填時の処理]
[3.波形表示指示時の処理及び編集点入力]
[4.アイドルタイム処理]
[5.実施の形態の効果及び変形例]
[1.編集装置の構成及び記録データ]

図1は編集装置1の外観を斜視図により示している。この編集装置1は、例えばテレビ放送業者や番組作成業者等が、撮影現場などにおいて撮影した映像についての編集を行う用途を想定した、業務用のポータブルタイプ映像編集装置である。例えば記録メディアとして光ディスクが装填可能とされ、光ディスクに記録された映像データについての編集等を行うようにされる。
この編集装置1には、図1のように光ディスクを装填するためのディスク装填部12が設けられる。
また、表示部10a、10bが設けられる。表示部10aは、例えば光ディスクから再生された映像や音声波形等の表示に用いられる。また表示部10bでは、操作パラメータ表示、アナライザ表示、モード表示などが行われる。
さらに、編集装置1に対して各種の情報入力や操作入力を行うための操作部11として、各種の操作子(操作キーや操作ダイヤル等)が設けられる。
図2は、図1に示される編集装置1の内部構成を概略的に示したブロック図である。
ディスク装填部12には光ディスク90が装填される。
ディスク装填部12に装填された光ディスク90に対する記録/再生は、記録/再生部6によって行われる。
またディスク装填部12には、例えばメカニカルスイッチ機構やフォトカプラ等を用いた光学的検出機構などによる装填検出センサ5が設けられる。装填検出センサ5からの検出信号により、コントローラ2が光ディスク90が装填されたことを検知できるようにされている。
記録/再生部6には、光ディスク90に記録されたデータの記録/再生を行うための構成として、光学ヘッド、スピンドルモータ、サーボ回路、及び再生データを得るためのデコーダ、記録データ生成のためのエンコーダなどが備えられる。
装填された光ディスク90から再生された映像データや音声データ等は、記録/再生部6からAV(Audio Visual)信号処理部7に供給される。また光ディスク90に対し記録すべきデータは、AV信号処理部7から記録/再生部6に入力される。
またAV信号処理部7には、記録/再生部6により光ディスク90から再生されたデータが入力されると共に、入力部3からの映像データ、音声データも入力可能とされる。
AV信号処理部7は光ディスク90に対するデータの記録再生や編集のためのデータ処理を行う。
入力部3からは、例えば接続されたビデオカメラで撮像された映像信号と音声信号が供給されるが、この編集装置が記録装置として機能する場合、AV信号処理部7は、その入力される映像信号と音声信号に対して所要の処理を行って記録データを生成し、記録/再生部6に供給する。この場合、記録/再生部6は、記録データについて所定のエンコード処理を行って光ディスク90に記録することになる。
またこの編集装置が光ディスク90からのデータ再生を行う場合、記録/再生部6において光ディスク90からのデータ再生が行われる。この場合、AV信号処理部7は、再生された映像データ、音声データに対して所要の処理を行い、例えば出力部4から外部機器に出力させたり、表示部10aでの表示のために表示制御部8に供給する。
またAV信号処理部7は、光ディスク90から読み出されたデータとして、各種管理情報、メタデータ、及び音声データ等をコントローラ2に供給する処理も行う。
表示制御部8は、いわゆるグラフィックコントローラであり、コントローラ2の指示に基づいて、表示データを生成し、表示部10a.10bでの表示動作を制御する。例えば編集のための再生映像や音声波形表示を表示部10aにおいて表示させたり、操作パラメータ表示やアナライザ表示を表示部10bにおいて実行させる表示動作制御を行う。
表示駆動部9a,9bは、それぞれ例えば液晶ディスプレイなどとされる表示部10a、10bに対する表示駆動回路を備え、表示制御部8から供給される表示データに基づいて画素駆動を行って表示部10a,10bに所要の表示を実行させる。
コントローラ2は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、インターフェース部等を備えたマイクロコンピュータにより構成され、起動されたプログラムに基づいて編集装置1の全体制御、演算処理を行う。
例えば、操作部11を用いた操作入力に応じた動作や、ディスク装填部12に装填された光ディスク90についての記録/再生動作、アクセス動作等を制御する。
またユーザの編集操作に応じて、光ディスク90に記録された映像信号と音声信号の編集処理を行う。例えば映像クリップの分割、連結、イン点−アウト点での映像の差し替えや挿入などのために、記録/再生部6に対して光ディスク90に記録された映像クリップの管理情報の更新の制御や、映像信号と音声信号の記録制御を行う。
コントローラ2内のROMには、コントローラ2の動作プログラム、プログラムローダー等が記憶される。またRAMには、コントローラ2がプログラムを実行する上でのデータ領域、タスク領域が一時的に確保される。またフラッシュメモリには例えば各種演算係数、プログラムで用いるパラメータ等が記憶される。
図ではバッファメモリ2aを示しているが、これは例えばコントローラ2内のRAMの一部領域等により設けられ、特に本例において後述するように光ディスク90から読み出したオーディオデータのバッファリングに用いる領域として示しているものである。
図3には、AV信号処理部7内の構成例を示している。
AV信号処理部7には、記録処理のための構成として本線AVデータ処理部21、補助AVデータ生成部22、波形表示用オーディオデータ生成部23、メタデータ生成部24、記録データ生成部25を備える。
またAV信号処理部7には、再生処理のために再生データ処理部27が備えられる。AV信号処理部7は、ドライブインターフェース26により記録/再生部6との間で記録再生データの入出力を行い、またコントローラインターフェース28によりコントローラ2との間で、データや制御信号の入出力を行う。
入力部3から,例えばビデオカメラで撮像された映像信号と音声信号が供給され、これをディスク90に記録する場合には、AV信号処理部7で次の動作が行われる。
まず、入力された映像信号と音声信号は本線AVデータ処理部21において本線映像データ、本線オーディオデータとして処理される。
また補助AVデータ生成部22では、本線映像データと本線オーディオデータに対して所定の圧縮処理を行って、補助映像データと補助オーディオデータを生成する。いわゆるローレゾデータ(又はプロキシデータ)と呼ばれる映像/音声データである。
さらに本例では、波形表示用オーディオデータ生成部23で、波形表示用オーディオデータを生成する。これは補助オーディオデータよりも高い圧縮率での圧縮処理で生成される。
またメタデータ生成部24では、供給された映像信号、音声信号に付加されていた付加情報(例えばタイムコードなど)や、コントローラ2から供給される付加情報に基づいて、メタデータを生成する。
そして、これら本線映像データ、本線オーディオデータ、補助映像データ、補助オーディオデータ、波形表示用オーディオデータ、メタデータが記録データ生成部25に供給され、これらを含む記録データストリームが形成される。
例えば図5に、或る映像クリップとしての記録データストリームの例を示している。
図5に示されるように、本線オーディオデータ(Aデータ)と本線映像データ(Vデータ)がデータストリーム上に配列される。そして、本線オーディオデータと本線映像データの所定データ量毎に、対応する補助AVデータ(補助映像データと補助オーディオデータ)が生成され、データストリーム上に配置される。またメタデータも所定間隔で配置される。
また波形表示用オーディオデータとして、データ量の比較的少ないオーディオデータが、そのデータ量に応じて設定される或る間隔で配置される。
なお、図5において波形用オーディオデータの間隔(間に入るAデータなどの数)は図示のための例示であって、この間隔が最適という意味ではない。実際には、圧縮率、記録/再生部6の光ディスク90に対するシーク速度、補助AVデータの数など総合的に計算して決定されるべきである。
記録データ生成部25では、この図5のような記録データストリームが生成されて、ドライブインターフェース26を介して記録/再生部6に転送される。そして記録/再生部6では、このような記録データストリームのデータに対して光ディスク90への記録のためのエンコード処理を行い、光ディスク90に記録する。
なお、記録データ生成部は、本線映像データ又は補助映像データを再生データ処理部27に転送し、再生データ処理部27が本線映像データ又は補助映像データを表示制御部8に供給することで、表示部10aにおいて記録中の映像モニタを行うことができる。
光ディスク90からの再生が行われる場合、記録/再生部6で読み出されたデータがドライブインターフェース26を介して再生データ処理部27に供給される。
再生データ処理部27は、供給された本線映像データ/本線オーディオデータを出力部4から外部機器に出力させたり、本線映像データや補助映像データを表示制御部8に供給して表示させる処理を行う。
また再生データ処理部27は、光ディスク90から読み出された波形表示用オーディオデータやメタデータについては、コントローラインターフェース28を介してコントローラ2に転送する。
上記の記録動作により、この編集処理1で記録が行われた光ディスク90は、本線映像データ/本線オーディオデータと、補助映像データ/補助オーディオデータとが記録されると共に、さらに波形表示用オーディオデータが記録されたものとなる。
上述したように、本線映像データ/本線オーディオデータは、実際の放送や編集の対象とされる主たる記録データであり、高品質な非圧縮又は圧縮データとされる。
補助映像データ/補助オーディオデータは、いわゆるローレゾデータ、プロキシデータと呼ばれるものであって、簡易的な再生、サーチ、内容確認、編集などのために用いられる、比較的低品質な圧縮データである。なお、補助オーディオデータは、編集ポイントを探す場合などに、高速再生で、人間の耳で聞くことを前提に設けられたデータである。
本例では、これらに加えて、特に編集時の音声波形表示に用いるデータとして、波形表示用オーディオデータを生成し、記録する。波形用オーディオデータは、補助オーディオデータよりもさらにビットレートが低く、データ量を減らしたものである。換言すれば、より高い圧縮率で圧縮されているデータである。
上記のように補助オーディオデータは、高速再生で、人間の耳で聞くことを前提に設けられたデータであるが、波形用オーディオデータは、波形表示に使うことを目的とする。
例えば音声を高速再生させた場合、35倍速から40倍速程度が上限であり、それ以上は通常聞き取れない状況となる。つまり映像編集時に、高速音声再生で編集点を見つけようとした場合、40倍速程度の高速再生が限度となる。
一方、音声波形表示によっても編集点を見つけることができる。例えば大音量が発生した箇所などを探す場合、波形の振幅を確認することで見つけることができる。このための波形表示は、より高速に処理できる方が望ましい。例えば撮影に15分を掛けた映像(及び音声)データであっても、波形表示として15分の全体を900秒の1/100である9秒で処理できれば、それだけ編集作業の効率が上がる。つまり視覚的に音声波形表示させることで、編集点の探索に好適となる。
なお、波形表示用オーディオデータは、高速再生として音声を聞く場合に、その音声の変化の概要を聞くということにも好適となる。即ち圧縮率の高い波形表示用オーディオデータは、音声の内容をはっきり確認するには不都合であるが、大まかな音量状況や急激な音量変化などを確認する場合の高速再生に用いることもできる。
本例では、波形表示のために用いる波形表示用オーディオデータは、次のようなデータとする。
例えば図4に本線オーディオデータと波形表示用オーディオデータの例を示す。
図4ではオーディオデータ値として、各時点tでサンプリングされた量子化値を示している。
これは、本線オーディオデータを量子化精度を「1」としたときに、波形表示用オーディオデータを量子化精度を「20」とした場合(つまり精度を粗くした場合)を示すものである。
例えばこのように量子化精度を低下させることにより、データ量の少ない波形表示用オーディオデータを生成できる。
仮に、本線オーディオデータの各データ値が20ビットで量子化されるとし、波形用オーディオデータの量子化の精度が1/64であれば、6ビット減らした14ビットで量子化すればよいものとなる。
また、光ディスク90に記録する際の圧縮符号化処理で、非可逆圧縮を用い高い圧縮率を指定すれば、波形表示用オーディオデータとして記録可能な量までデータ量を減らすことができる。なお、単位時間当たりの波形表示用オーディオデータの量は、光ディスク90から読み取れる速度と読み取りに許す時間から決定される。
波形表示用オーディオデータの用途は、波形の概要表示と、高速再生時に音の変化の概要をとらえることであるから、このように大きくデータ量を減らしても、目的を達成することができる。
また上記例では量子化精度が粗いデータとしたが、波形表示用オーディオデータはサンプリング間隔を広げたデータとしてもよい。例えば本線オーディオデータが、あるサンプリング周波数において図4のようにサンプリング点で量子化される場合、波形表示用オーディオデータは、1つおきのサンプル点でのデータとすれば、波形表示用オーディオデータは、本線オーディオデータの1/2のデータ量となる。
つまり波形表示用オーディオデータは、本線オーディオデータよりサンプリング周波数や量子化ビット数を低下させたデータとすればよい。
もちろん各種の圧縮方式での低ビットレートの圧縮を選択するという手法も想定される。
[2.ディスク装填時の処理]

本例の編集装置1では、編集作業の際に、光ディスク90に記録された波形表示用オーディオデータを用いて音声波形表示を行い、例えばユーザが表示された音声波形上で編集点(クリップ分割点、イン点、アウト点など)を指定することができるようにする。
なお、編集対象となる本線映像データ/本線オーディオデータが記録されている光ディスク90は、上記のようにこの編集装置1で記録が行われた光ディスク90のみではなく、もちろん他の記録装置で記録が行われた光ディスク90であってもよい。特に、他の記録装置においても、この編集装置1のように、光ディスク90に対して波形表示用オーディオデータを含む記録を行うようにすれば、編集装置1で波形表示用オーディオデータを用いた音声波形表示が可能となる。
ここでは、編集装置1又は他の記録装置によって、本線映像データ/本線オーディオデータ、補助映像データ/補助オーディオデータ、及び波形表示用オーディオデータが含まれる状態で記録が行われた光ディスク90が、この編集装置1に装填された場合の処理を説明する。
図6は、ディスク90が装填された際のコントローラ2の処理を示している。
コントローラ2は、装填検出センサ5からの検出信号により光ディスク90が装填されたことを検知したら、図6の処理をステップF101からF102に進める。そして記録/再生部6に対して、管理情報の読み出しを指示する。
これに応じて記録/再生部6は、光ディスク90に対して管理情報の再生を行う。読み出された管理情報(例えばファイル管理情報)はAV信号処理部7を介してコントローラ2に供給される。コントローラ2は、管理情報を参照して、装填された光ディスク90に記録されている映像クリップの数やファイル構造、アドレス等を確認する。
なお、映像クリップとは、例えば撮像時において1回の撮像開始から終了までの一連の映像(及び音声)で構成される単位である。
もし、装填された光ディスク90に、映像クリップが1つも記録されていなければ、ステップF103から図6の処理を終える。
1以上の映像クリップが記録されていれば、コントローラ2は処理をステップF103からF104に進め、波形表示用オーディオデータの読み込み処理を実行する。
コントローラ2は、まずステップF104で、変数Nに光ディスク90に記録されている映像クリップ数を代入する。また変数n=1とする。
ステップF105では、コントローラ2は操作部11により何らかの他の処理を求める操作が行われたかを確認する。もし、ユーザが例えば再生操作、波形表示指示の操作などの何らかの操作を行った場合は、ステップF106以降の処理を中断して、操作に応じた処理に進むことになる。なお、波形表示指示の操作が行われた場合は、コントローラ2は後述する図8の処理を開始する。また、それ以外の操作が行われ、操作に応じた処理に進んだ場合は、必要な処理を完了した後に、この図6のステップF106以降の処理を再開するようにしてもよい。
ディスク90が装填された直後に、ユーザが何らかの操作を行わなければ、コントローラ2はこの図6のステップF106以降の処理を実行することになる。
ステップF106では、映像クリップCL(n)の波形表示用オーディオデータの読み出しを記録/再生部6に指示する。これに応じて、記録/再生部6では、映像クリップCL(n)についての波形表示用オーディオデータの読み込みを実行する。なお、例えば図5のような映像クリップCLの波形表示用オーディオデータの読み込みを行う場合、記録/再生部6は、それ以外の本線映像データ(Vデータ)、本線オーディオデータ(Aデータ)、補助AVデータ(補助映像データと補助オーディオデータ)、メタデータについてはシークにより飛び越すようにすればよい。即ち波形表示用オーディオデータのみにアクセスして読み出しを行うようにすることで、短時間で映像クリップCL(n)の波形表示用オーディオデータを読み出すことができる。
読み出された波形表示用オーディオデータは、AV信号処理部7を介してコントローラ2に供給される。コントローラ2は、ステップF107として、クリップCL(n)の波形表示用オーディオデータを、バッファメモリ部2aに記憶させる。なお、この場合に、波形表示用オーディオデータに精細化フラグ(後述)を付加するが、この時点では精細化フラグ=0(つまりフラグオフ)として記憶する。
コントローラ2はステップF108で変数n、Nを比較し、記録されている全ての映像クリップCLについて波形表示用オーディオデータのバッファメモリ部2aへの取込が完了したか否かを確認する。もしn<Nで、まだ完了していなければ、ステップF109で変数nをインクリメントし、ステップF105に戻る。そして特にユーザ操作が行われなければ、次の映像クリップCL(n)について、ステップF106,F107で波形表示用オーディオデータのバッファメモリ部2aへの取込を実行する。
ステップF108で変数n=Nとなった時点で、全ての映像クリップCLについての波形表示用オーディオデータの取込が完了したことになり、コントローラ2はこれによって図6の処理を終える。
図7に、バッファメモリ部2aに取り込まれた波形表示用オーディオデータの様子を模式的に示す。
まずポインタテーブルが作成されてバッファメモリ部2aに記憶される。ポインタテーブルは、各映像クリップCL1,CL2,CL3・・・について、波形表示用オーディオデータを格納した場所(先頭アドレス)を示すポインタが登録される。
波形表示用オーディオデータは、セグメントと呼ぶ固定長の領域毎に格納される。
各映像クリップCLは、撮像時に開始から終了までの一連の映像音声データであって、映像クリップCL毎に、データサイズが異なり、当然波形表示用オーディオデータも映像クリップ毎にデータサイズは異なる。このため、各映像クリップCLの波形表示用オーディオデータのデータサイズに応じて、必要な数のセグメントが確保されて、そこに波形表示用オーディオデータが格納されることになる。
例えばこの図7の場合、映像クリップCL1の波形表示用オーディオデータは、セグメントSG1,SG2,SG3において、波形表示用オーディオデータAW1−1、AW1−2、AW1−3に分割されて記憶されている。映像クリップCL2の波形表示用オーディオデータは、セグメントSG4,SG5において、波形表示用オーディオデータAW2−1、AW2−2に分割されて記憶されている。また映像クリップCL3については、セグメントSG6に波形表示用オーディオデータAW3が記憶され、映像クリップCL4については、セグメントSG7,SG8に波形表示用オーディオデータAW4−1、AW4−2が記憶されている。
各セグメント毎に精細化フラグの領域が設けられる。精細化フラグは、波形表示に用いるオーディオデータとして精細化されたオーディオデータが記憶されているか否かを示すフラグである。
図6の処理で図7のようにバッファメモリ部2aに格納される波形表示用オーディオデータAWは、上述のように高い圧縮率で圧縮された比較的低品質なオーディオデータである。
一方、本線オーディオデータや補助オーディオデータは、波形表示用オーディオデータよりも高精細なデータである。そして波形表示用オーディオデータは、波形表示に用いることになるが、もちろん本線オーディオデータや補助オーディオデータを、波形表示に用いると、より高精細な波形表示を行うことができる。
そこで本例では後述するように、後の時点で、波形表示に用いるデータとして、バッファメモリ部2aに本線オーディオデータを取り込む事も行われる。つまり波形表示に用いるデータを、波形表示用オーディオデータから本線オーディオデータに差し替える。
本例では、波形表示用オーディオデータが格納されている時点では、精細化フラグは「0」とされ、本線オーディオデータに差し替えられた際に、精細化フラグ=1(つまりフラグオン)とされるようにすることで、バッファメモリ部2aに格納されたセグメント毎に、波形表示用オーディオデータが格納されているのか本線オーディオデータが格納されているのかが判別できるようにしている。
[3.波形表示指示時の処理及び編集点入力]

続いてユーザが操作部11の操作により波形表示指示の操作を行った場合のコントローラ2の処理を図8で説明する。
ユーザが或る映像クリップを指定して波形表示指示の操作を行ったことを検知すると、コントローラ2は図8の処理をステップF201からF202に進め、指示された映像クリップの波形表示に用いるオーディオデータがバッファメモリ部2aに格納されているか調べる。なお、波形表示に用いるオーディオデータとは、光ディスク90から取り込んだ波形表示用オーディオデータであるが、この時点ですでに詳細化フラグがオンとされ、指定された映像クリップについて本線オーディオデータがバッファメモリ部2aに取り込まれている場合もあり、その場合は本線オーディオデータを波形表示に用いるデータとする。このステップF202では、波形表示用オーディオデータ或いは本線オーディオデータにかかわらず、波形表示に用いることができるオーディオデータの存在をバッファメモリ部2aで確認することになる。
該当のオーディオデータがバッファメモリ部2aに存在したら、コントローラ2は処理をステップF203からF206に進め、バッファメモリ部2aに格納されている波形表示に用いるオーディオデータ(波形表示用オーディオデータもしくは本線オーディオデータ)を、表示属性に従って表示制御部8に受け渡す。なお表示属性とは表示する波形の時間軸やレベルのスケールの設定値や、表示する波形の時間範囲などである。
つまり表示データとしてオーディオデータを受け渡す。これに応じて表示制御部8は、表示部10aに音声波形表示を実行させる。
なお、ステップF203で該当のオーディオデータがバッファメモリ部2aに存在しないとされた場合は、コントローラ2はステップF204,F205の処理を行う。
上記図6の処理により、光ディスク90が装填された際に、各映像クリップの波形表示用オーディオデータがバッファメモリ部2aへ取り込まれるわけであるが、例えば装填直後にユーザが波形表示指示の操作を行った場合など、図6のステップF105でその操作が検知され、波形表示用オーディオデータの取込を中断して図8の処理に進む場合もある。従って、まだ波形表示用オーディオデータが取り込まれていない映像クリップの波形表示が求められる場合もある。
その場合、コントローラ2はステップF204で、指定された映像クリップの波形表示用オーディオデータの読み出しを記録/再生部6に指示する。これに応じて、記録/再生部6では、その映像クリップについての波形表示用オーディオデータの読み込みを実行する。読み出された波形表示用オーディオデータは、AV信号処理部7を介してコントローラ2に供給され、コントローラ2は、ステップF205として、当該映像クリップの波形表示用オーディオデータを、バッファメモリ部2aに記憶させる。この場合、精細化フラグ=0として記憶する。
そして、ステップF206で、取り込んだ波形表示用オーディオデータを表示制御部8に転送し、音声波形表示を実行させることになる。
ステップF207では、表示制御部8に転送したオーディオデータについて、精細化フラグ=0のセグメントが含まれていたか否かを確認する。即ち表示制御部8に受け渡したオーディオデータとして、波形表示用オーディオデータが含まれていたか否か(つまり全て本線オーディオデータであったか否か)を確認する。
精細化フラグ=0のセグメントのデータとして波形表示用オーディオデータが含まれていたら、ステップF208に進み、当該波形表示用オーディオデータに関する精細化要求を発行する。
精細化要求に対しては、その後、コントローラ2が任意の時点、例えば処理負担が少ないアイドルタイムに対応することになる。
この図8の処理により、ユーザの操作に応じて映像クリップの音声波形表示が実行される。図9に表示例を示す。
例えば表示部10aにおいて、表示枠31を表示し、そこに指定された映像クリップの音声波形を表示させる。また、音声波形に対しては、ポインタ32を表示させ、ユーザがポインタ32を移動させる操作やエンター操作を行うことで、波形上で位置を指定できるようにする。またスクロールバー33が表示され、ユーザがスクロールバー33を操作することで表示波形を時間軸方向に移動させることができるようにする。また、レベル軸(縦軸)や時間軸(横軸)の設定のため設定表示34を行い、ユーザが設定表示34に対する操作を行うことで、波形表示の属性を選定し、波形の拡大や縮小が操作できるようにする。
音声波形表示の横軸は時間軸であり、映像クリップはオーディオデータと映像データで構成されるので、横軸の一定長の区間が映像の1フレームに相当する。
ユーザは、このような表示によって映像クリップの音声波形を見ていくことができ、例えば映像クリップ内で、突発的な大音量が発生した位置や、無音又は非常に静かになった位置、或いは大音量が継続した箇所などを確認することができる。
ユーザが音声波形上で、これら特徴のある箇所と思われる位置にポインタ32を合わせて所定の操作を行うことで、映像を確認したり、位置を選定することができる。
例えばポインタ32の位置に応じて、本線映像データ或いは補助映像データを読み出して、表示枠40に映像を表示させるようにもすることもできる。
好ましくは、位置の微調整のため、表示された映像(波形で指定した位置)の前後(時刻)の映像フレームを表示可能とし、最も望ましい位置(フレーム)を選べるようにすると良い。
ユーザは、表示された音声波形と映像を共に確認して、或る箇所を編集点としてよいと判断した場合、位置決定のエンター操作を行う。
なお、波形表示用オーディオデータに基づいて表示される音声波形は、比較的粗い波形となる。しかしながら、音声波形表示の目的は、音声的に特徴のある箇所を見つけるためなので、粗い波形表示でも実用上十分である。また、より詳細な波形を見たいという場合もあるが、そのために後述するアイドルタイムの処理により自動的に本線オーディオデータが取り込まれ、表示に用いられることになる。
ユーザが波形表示上でのポインタ32の操作により、或る位置(時間軸上のポイント)を編集点として入力決定した場合のコントローラ2の処理を図10に示す。
ユーザが、操作部11の操作によって画面上でポインタ32を或る位置に移動させ、位置入力としてのエンター操作を行った場合、コントローラ2は図10のステップF301からF302に処理を進める。
コントローラ2はステップF302で、入力位置としての位置座標値に相当するタイムコードを算出する。例えば表示されている時間軸上のタイムコードを求める。
そしてステップF303で、当該タイムコードを編集点として、編集処理タスクに受け渡すことになる。
編集処理については詳述しないが、この編集点が、例えば映像クリップの分割点、他の映像クリップとの連結点、インサート編集でのイン点やアウト点などとして用いられることになる。
[4.アイドルタイム処理]

図11はコントローラ2のアイドルタイム処理を示している。この処理は優先度の低いタスクで実行され、コントローラ2が急いで処理すべき作業がない時間に実行される。本例では、このアイドルタイム処理として波形表示の精細化を行う。もちろん一般的なマイクロコンピュータを利用する技術のように、ほかのアイドルタイム処理と交互に行っても良い。
まずコントローラ2はステップF401で、精細化要求が発行されているか否かを確認する。そして精細化要求が発行されていれば、処理をステップF402からF403→F404にすすめる。
なお、ステップF403で他の処理要求を確認し、他に優先すべき処理が発生した場合は、このアイドルタイム処理を中断して他の処理に進むことになる。
コントローラ2はステップF404では、精細化要求のあった映像クリップについて、表示用オーディオデータを記憶しているセグメント(精細化フラグ=0のセグメント)に相当する本線オーディオデータの読み出しを記録/再生部6に指示する。これに応じて、記録/再生部6では、該当する本線オーディオデータの読み込みを実行し、読み出された本線オーディオデータは、AV信号処理部7を介してコントローラ2に供給される。
コントローラ2は、ステップF405として、当該本線オーディオデータをバッファメモリ部2aに記憶させる。この場合、記憶したセグメントでは精細化フラグ=1とする。
なお、それまで記憶していた波形表示用オーディオデータは、バッファメモリ部2aにおいて消去すればよいが、そのまま消去せずに格納しておいてもよい。
ステップF406では、取り込んだ本線オーディオデータが、現在表示部10aで波形表示させている映像クリップの本線オーディオデータであるか否かを確認する。そして現在波形表示中の映像クリップの本線オーディオデータであった場合は、ステップF407で、取り込んだ本線オーディオデータを波形表示に用いるために表示制御部8に転送する。表示制御部8は、それまでの波形表示用オーディオデータに代えて、本線オーディオデータを用いた音声波形表示を表示部10aで実行させることになる。
この処理により、波形表示用オーディオデータに基づく波形表示中にアイドルタイム処理が行われて本線オーディオデータが取り込まれた場合、表示波形がユーザの操作負担無く自動的に精細な波形表示に切り替わることになる。
通常、波形表示に対するユーザの操作としては、最初は横軸の単位長さ当たりの表示時間長を長くして表示させ、特徴となる箇所を探し、さらに編集点となる位置(時刻)を特定するためには横軸の単位長さ当たりの表示時間長を短くして細かく見る手順となる。
このようなユーザの操作手順と、アイドルタイム処理による精細化の流れが一致するため、最初の表示を波形表示用オーディオデータにより迅速に波形表示を得ることができ、その後は精細な表示も可能となり、操作者は効率よく作業できることになる。
その後アイドルタイム処理としては、ステップF401に戻って他の精細化要求を確認し、他の映像クリップにつて精細化要求が存在すれば、同様に本線オーディオデータの取込の処理を行うことになる。
なお、精細化要求は図8のステップF208で発行するものとした。つまり波形表示が求められた映像クリップについて、精細化要求が発行され、アイドルタイム処理で本線オーディオデータが光ディスク90から読み出されて、その後、波形表示に用いることができるようにした。
但し、本線オーディオデータを表示用に取り込むのは、このように一旦表示が行われた映像クリップに限らず、例えばアイドルタイム処理の際にバッファメモリ部2aの各セグメントについて精細化フラグの確認行い、処理時間があれば、まだ表示用のオーディオデータが精細化されていないもの(本線オーディオデータが取り込まれていない映像クリップ)について、本線オーディオデータの取込を行うようにしてもよい。
また、図8のステップF208では、その時点の表示属性に応じて、精細化要求を発行しないような処理も考えられる。例えば表示属性で、細かい表示がされない全体的な表示となっている場合は、精細化要求を発行しないようにしても良い。
また、波形表示のための精細化データとしては本線オーディオデータを取り込むようにしたが、補助音声データを取り込んで、これを波形表示の精細化に用いるようにしてもよい。
[5.実施の形態の効果及び変形例]

以上の実施の形態によれば、光ディスク90に記録された映像クリップについての音声波形表示を非常に迅速に実行できる。即ちデータ量の少ない波形表示用オーディオデータを光ディスク装填時に読み出してバッファメモリ部2aに記憶させることで、ユーザ操作により波形表示が求められた際には、バッファメモリ部2aから波形表示用オーディオデータを読み出して(つまり光ディスク90からの読み出しを行わずに)、音声波形表示を行うことができる。
また仮に、ユーザの波形表示要求操作の際に、バッファメモリ部2aに該当の波形表示用オーディオデータが取り込まれていなかったとしても本線オーディオデータや補助オーディオデータより格段にデータ量の少ない波形表示用オーディオデータを読み出すことになるため、波形表示までの時間はさほどかからないものとなる。
さらに、波形表示用オーディオデータに基づいて音声波形表示を行った後、アイドルタイム処理で本線オーディオデータがバッファメモリ部2aに取り込まれ、その際に、波形表示用オーディオデータによる波形表示から本線オーディオデータによる波形表示に切り換えられるため、ユーザが何も操作しなくとも、精細な波形表示が実行される。
以上のことから、映像編集の際に音声波形から編集点を見つけるような作業を効率的に実行できるようになる。
なお上記実施の形態で述べた構成や処理に限らず、多様な変形例が想定される。
まず、バッファメモリ部2aでのオーディオデータの格納方式の他の例を図12に示す。
上記図7のバッファメモリ部2aの管理構造では、映像クリップ毎のセグメントが順番に並んでいる例を示したが、既知のデータ管理技術を応用して、例えばヒープメモリから必要になった量のメモリ領域を使用する方法などにより、より柔軟な管理としても良い。そうすることで、この編集装置1で編集して、元の映像クリップに別の映像クリップをつないでより長いクリップとするような場合でも、波形表示に用いるデータの管理をそのまま続けることができる。
例えば、図7の例では、映像クリップCL1の波形表示に用いるオーディオデータは3つのセグメントSG1,SG2,SG3で記憶しているが、編集により新たな映像データとオーディオデータを映像クリップCL1の末尾に追加して、長くした場合、波形表示に用いるオーディオデータを管理できなくなる。これに対し、図12はヒープメモリを用いたメモリの割り当て管理による波形表示データを示す図である。
図12(a)が光ディスク90から波形表示用オーディオデータを読み込んだ最初の状態とする。各映像クリップCL1,CL2,CL3の波形表示用オーディオデータが記憶されているメモリ領域は、ヒープメモリから割り当てられた領域である。
通常、これらの管理には、割り当てた領域の末尾に管理領域MG(サイズなどを記憶している)を設けて利用している。
映像クリップCL1の波形表示用オーディオデータAW1は、領域Aに記憶している。
また映像クリップCL2の波形表示用オーディオデータAW2−1,AW2−2は、領域Bに記憶している。
また映像クリップCL3の波形表示用オーディオデータAW3は、領域Cに記憶している。
この図12(a)の状態から、編集により新たな映像を映像クリップCL1の末尾に追加して映像クリップCL1が長くなり、対応する波形表示用オーディオデータの量も増えた場合、図12(b)のようにヒープ領域から領域Dを確保し、領域Aの波形表示用オーディオデータAW1を領域Dに波形表示用オーディオデータAW1−1として転記し、追加されたオーディオデータから波形表示用オーディオデータ(AW1−2,AW1−3)を作成して、続けて領域Dに書き込む。なお、他の映像クリップCL(x)からコピーして追加するような場合は、その映像クリップCL(x)の波形表示用オーディオデータAW(x)を転記すればよい。
そして領域Aは解放する(ヒープに返す)。この結果、図12(b)の状態になる。このようにすることで、各映像クリップが編集によってより長時間のデータを持つようになっても、波形表示データの管理はそのまま継続できる。
ここでは、編集により或る映像クリップCLについて波形表示用オーディオデータのサイズが大きくなった場合を述べたが、上述のように、波形表示用オーディオデータに代えてデータ量の多い本線オーディオデータを波形表示のためにバッファメモリ部2aに取り込む際にも、このようなデータ管理は適切である。
また実施の形態では記録媒体の例として光ディスク90を示したが、フラッシュメモリ等の固体記憶素子を使った記録媒体など、他の種の記録媒体に対する記録装置や音声波形表示装置としても本発明を適用できる。
記録媒体に対するアクセス速度自体は、光ディスク90に比べると固体記憶素子の方が速いが、波形表示などにはデータを処理する時間が必要であり、元のデータ量が少ない方が高速に処理できるため、本発明の適用により、同様の利点が得られる。
実施の形態では、本発明の記録装置、音声波形表示装置の例として編集装置1を挙げたが、本発明は他の電子機器にも広く適用できることはいうまでもない。記録装置は、編集装置以外でも、ビデオカメラ、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機、その他の映像/音声を記録する機器として適用できる。
また音声波形表示装置としても、同じく、ビデオカメラ、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話機、その他の映像/音声を再生する機器として適用できる。
もちろん本発明の記録装置と音声波形表示装置は、例えばビデオカメラとビデオ編集機というように別体の装置とされてもよい。
さらに、実施の形態では映像データの編集を行う編集装置1の例を挙げたが、本発明は、オーディオ機器におけるオーディオ波形表示にも好適であり、従って、オーディオ記録装置、オーディオ編集装置、オーディオ再生装置などとしても本発明を実現できる。
本発明の実施の形態の編集装置の斜視図である。 実施の形態の編集装置のブロック図である。 実施の形態の編集装置のAV信号処理部のブロック図である。 実施の形態の波形表示用オーディオデータの説明図である。 実施の形態の記録データの説明図である。 実施の形態のディスク装填時の処理のフローチャートである。 実施の形態のバッファメモリ部への取込の説明図である。 実施の形態の波形表示指示時の処理のフローチャートである。 実施の形態の音声波形表示の説明図である。 実施の形態の編集位置入力時の処理のフローチャートである。 実施の形態のアイドルタイム処理のフローチャートである。 実施の形態のバッファメモリ部の他の管理構造の説明図である。
符号の説明
1 編集装置、2 コントローラ、5 装填検出センサ、6 記録/再生部、7 AV信号処理部、8 表示制御部、10a,10b 表示部、11 操作部、21 本線AVデータ処理部、22 補助AVデータ生成部、23 波形表示用オーディオデータ生成部、24 メタデータ生成部、25 記録データ生成部、26 再生データ処理部

Claims (11)

  1. 記録媒体に記録する本線音声信号を得る処理を行う本線信号処理部と、
    上記本線音声信号より高い圧縮率の音声信号とされた補助音声信号を生成する補助信号生成部と、
    上記補助音声信号よりさらに高い圧縮率の音声信号とされた波形表示用音声信号を生成する波形表示用音声信号生成部と、
    上記本線音声信号、上記補助音声信号、上記波形表示用音声信号を含む記録信号を生成する記録信号生成部と、
    上記記録信号生成部で生成された記録信号を記録媒体に記録する記録部と、
    を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 上記本線信号処理部は、さらに記録媒体に記録する本線映像信号を得る処理を行い、
    上記補助信号生成部は、さらに上記本線映像信号より高い圧縮率の映像信号とされた補助映像信号を生成する処理を行い、
    上記記録信号生成部は、上記本線映像信号、上記本線音声信号、上記補助映像信号、上記補助音声信号、上記波形表示用音声信号を含む記録信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 記録媒体に記録する本線音声信号を得る処理を行うステップと、
    上記本線音声信号より高い圧縮率の音声信号とされた補助音声信号を生成するステップと、
    上記補助音声信号よりさらに高い圧縮率の音声信号とされた波形表示用音声信号を生成するステップと、
    上記本線音声信号、上記補助音声信号、上記波形表示用音声信号を含む記録信号を生成するステップと、
    上記記録信号生成部で生成された記録信号を記録媒体に記録するステップと、
    を備えたことを特徴とする記録方法。
  4. 本線音声信号と、上記本線音声信号より高い圧縮率の音声信号とされた補助音声信号と、上記補助音声信号よりさらに高い圧縮率の音声信号とされた波形表示用音声信号とが記録された記録媒体に対して再生を行う再生部と、
    音声信号を格納するバッファメモリ部と、
    音声波形表示を行う表示部と、
    操作入力を行うことのできる操作部と、
    上記再生部に、上記記録媒体からの上記波形表示用音声信号の読み出しを実行させ、読み出された上記波形表示用音声信号を上記バッファメモリ部に記憶させるとともに、上記操作部により音声波形表示の操作入力があることに応じて、上記バッファメモリ部に記憶されている上記波形表示用音声信号による音声波形表示を上記表示部に実行させる制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする音声波形表示装置。
  5. 上記制御部は、上記再生部に上記記録媒体が装填されたことを検知した際に、上記再生部に上記記録媒体からの上記波形表示用音声信号の読み出しを実行させ、読み出された上記波形表示用音声信号を上記バッファメモリ部に記憶させることを特徴とする請求項4に記載の音声波形表示装置。
  6. 上記制御部は、上記記録媒体に記録されている音声信号単位毎に管理される状態で、上記波形表示用音声信号を上記バッファメモリ部に記憶させることを特徴とする請求項4に記載の音声波形表示装置。
  7. 上記記録媒体には、少なくとも上記本線音声信号又は上記補助音声信号に対応する映像信号がさらに記録されており、
    上記音声信号単位とは、上記記録媒体に記録されている映像信号の映像クリップに相当する単位であることを特徴とする請求項6に記載の音声波形表示装置。
  8. 上記制御部は、上記波形表示用音声信号を上記バッファメモリ部に記憶させた後の時点で、上記再生部により上記記録媒体に記録されている本線音声信号もしくは補助音声信号を読み出させ、上記波形表示用音声信号に代える波形表示用の音声信号として、上記バッファメモリ部に記憶させる処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の音声波形表示装置。
  9. 上記制御部は、上記バッファメモリ部に記憶された上記波形表示用音声信号により上記表示部で音声波形表示を行った後に、その音声波形表示された音声信号単位についての本線音声信号もしくは補助音声信号を、上記再生部により上記記録媒体から読み出させ、上記波形表示用音声信号に代える波形表示用の音声信号として上記バッファメモリ部に記憶させ、さらに上記表示部で、本線音声信号もしくは補助音声信号による音声波形表示を実行させることを特徴とする請求項4に記載の音声波形表示装置。
  10. 上記制御部は、上記表示部で音声波形表示を表示させている際に、上記操作部により、音声波形上の位置を指定する操作入力があった場合に、その指定された音声波形上の位置を編集点とする処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の音声波形表示装置。
  11. 本線音声信号と、上記本線音声信号より高い圧縮率の映像信号及び音声信号とされた補助音声信号と、上記補助音声信号よりさらに高い圧縮率の音声信号とされた波形表示用音声信号とが記録された記録媒体から、上記波形表示用音声信号を読み出すステップと、
    読み出した上記波形表示用音声信号をバッファメモリ部に格納するステップと、
    音声波形表示の操作入力に応じて、上記バッファメモリ部に格納した上記波形表示用音声信号による音声波形表示を実行するステップと、
    を備えたことを特徴とする音声波形表示方法。
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