JP2008147846A - プロジェクター、端末、会議システム、ツリー構造切替え方法およびプログラム - Google Patents

プロジェクター、端末、会議システム、ツリー構造切替え方法およびプログラム Download PDF

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    • H04N9/3179Video signal processing therefor

Abstract

【課題】画像データを出力する発表者装置が切り替わっても、データ通信に伴う無駄なデータ処理が発生することを防止可能な会議システム、会議支援システムおよびツリー構造切替え方法を提供する。
【解決手段】発表者切り替えコマンドを送信し、その後、結果がOKの発表者切り替え結果コマンドを受信したPCが、子から親に切り替わり、発表者切り替えコマンドを受信し、その後、結果がOKの発表者切り替え結果コマンドを送信したPCが、親から子に切り替わり、発表者切り替えコマンドおよび結果がOKの発表者切り替え結果コマンドの通信処理を行ったプロジェクターでは、直属の親と直属の子が変更される。
【選択図】図1A

Description

本発明は、プロジェクター、端末、会議システム、ツリー構造切替え方法およびプログラムに関する。
複数の機器が接続されてなる会議システムが知られている。会議システムでは、発表者装置は、画像等のデータを直接または間接的に他の機器に送信する。他の機器は、発表者装置からの画像等のデータを表示する。このため、会議の参加者は、各機器の表示を見ることによって同じ画像を見ることができる。
図17は、発表者装置であるPC101が画像データおよび音声データを他の端末(プロジェクターおよびPC)102〜110に直接提供する会議システムを示したブロック図である。
また、特許文献1(特開2006−279535号公報)には、複数の端末がネットワークを介して会議サーバと接続してなる会議システムが記載されている。この会議システムでは、発表者装置が、画像等のデータを会議サーバに提供し、会議サーバは、発表者装置からのデータを他の端末に送信する。
また、端末と接続された複数のサーバがツリー構造で会議サーバに接続されている会議システムも知られている。図18は、ツリー構造の会議システムを示したブロック図である。
図18では、発表者装置であるPC201は、会議サーバ(会議マスタ)であるプロジェクター202に、画像等のデータを提供し、プロジェクター202は、そのデータを、PC203とプロジェクター204に提供する。プロジェクター204は、そのデータを、PC205とプロジェクター206および208に提供する。プロジェクター206は、そのデータを、PC207に提供し、プロジェクター208は、そのデータを、PC209および210に提供する。
これらの会議システムでは、予め決められた1つのサーバが常に会議サーバとして動作する。
なお、これらの会議システムでは、発表者の変更に伴い、発表者装置となるPC(端末)が切り替わることある。
特開2006−279535号公報
図17に示した会議システムおよび特許文献1に記載の会議システムの構造は、ツリー型でないため、発表者装置または会議サーバに負荷がすべて集中する。このため、会議システムに参加する端末が増えると、通信の帯域が足りなくなり画像データと音声データが滞る場合がある。
これに対して、図18に示したツリー型の会議システムでは、データ送信の負荷は、各プロジェクターに分散される。
しかしながら、図18に示したツリー型の会議システムでは、会議サーバが固定であるため、会議サーバに直接接続されていないPCが発表者装置になると、無駄なデータ処理が必要となる。
図19は、図18に示したPC207が発表者装置になったときのデータの流れを説明するための説明図である。なお、図19において、図18に示したものと同一のものには同一符号を付してある。
図19に示したように、例えば、PC207が発表者装置に切り替わると、PC207は、まず、プロジェクター206および204を介して、会議サーバであるプロジェクター202に、画像データおよび音声データを提供し、その後、プロジェクター202が、他の機器に、それら画像データおよび音声データを提供することになる。
このため、発表者装置が、他の機器(図19では、プロジェクター206および204)を介して、データを会議サーバに送信するという無駄なデータ処理が必要となり、通信の負荷が増大する。
本発明の目的は、画像データを出力する端末(発表者装置)が切り替わっても、データ通信に伴う無駄なデータ処理が発生することを防止可能な、プロジェクター、端末、会議システム、ツリー構造切替え方法およびプログラムを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明のプロジェクターは、ツリー構造のネットワークのノードとして機能可能なプロジェクターであって、投写部と、前記ネットワークにおける直属の親および直属の子を表す親子情報を記憶する記憶部と、前記親子情報にて表された直属の親から画像データを受信した場合、該画像データに応じた画像を前記投写部を用いて投写し、かつ、該画像データを前記親子情報にて表された直属の子に送信するデータ制御部と、前記直属の子から親子関係の切替えを要求する切替要求を受信した場合、該切替要求を前記直属の親に送信し、該直属の親から切替えの許可を表す許可情報を受信した場合、該許可情報を、該切替要求を送信した直属の子に送信し、前記親子情報を変更して、該直属の親を直属の子に、該切替要求を送信した直属の子を直属の親とする変更部と、を含む。
また、本発明のツリー構造切替方法は、ツリー構造のネットワークのノードとして機能可能なプロジェクターが行うツリー構造切替方法であって、前記ネットワークにおける直属の親および直属の子を表す親子情報を記憶し、前記親子情報にて表された直属の親から画像データを受信した場合、該画像データに応じた画像を投写し、かつ、該画像データを前記親子情報にて表された直属の子に送信し、前記直属の子から親子関係の切替えを要求する切替要求を受信した場合、該切替要求を前記直属の親に送信し、該直属の親から切替えの許可を表す許可情報を受信した場合、該許可情報を、該切替要求を送信した直属の子に送信し、前記親子情報を変更して、該直属の親を直属の子に、該切替要求を送信した直属の子を直属の親とする。
また、本発明の端末は、ツリー構造のネットワークのノードとして機能可能な端末であって、自端末が親のときにのみ親IDを格納する格納部と、画像を表示する表示部と、前記格納部が前記親IDを格納している場合、前記表示部が表示している画像に応じた画像データを、接続されているネットワーク上の子に送信する送信部と、前記格納部が前記親IDを格納している状況で、前記子から親子関係の切替えを要求する切替要求を受信した場合、該切替えの許可を表す許可情報を前記子に送信すると共に、該格納部から該親IDを削除する第1変更部と、前記格納部が前記親IDを格納していない状況で、接続されているネットワーク上の親から画像データを受信した場合、該画像データに応じた画像を前記表示部に表示する出力制御部と、前記格納部が前記親IDを格納していない状況で前記切替要求を送信する旨の指示を受け付けた場合、該切替要求を、前記親に送信し、該親から前記許可情報を受信した場合、前記格納部に前記親IDを格納する第2変更部と、を含む。
また、本発明のツリー構造切替方法は、ツリー構造のネットワークのノードとして機能可能で、親のときにのみ親IDを格納する端末が行うツリー構造切替方法であって、前記親IDを格納している場合、表示している画像に応じた画像データを、接続されているネットワーク上の子に送信し、前記親IDを格納している状況で、前記子から親子関係の切替えを要求する切替要求を受信した場合、該切替えの許可を表す許可情報を前記子に送信すると共に、該親IDを削除し、前記親IDを格納していない状況で、接続されているネットワーク上の親から画像データを受信した場合、該画像データに応じた画像を表示し、前記親IDを格納していない状況で前記切替要求を送信する旨の指示を受け付けた場合、該切替要求を、前記親に送信し、該親から前記許可情報を受信した場合、前記親IDを格納する。
上記発明によれば、上記プロジェクターと上記端末とが接続されると、切替要求を送信し許可情報を受信した端末が、子から親に切り替わり、切替要求を受信し許可情報を送信した端末が、親から子に切り替わり、切替要求および許可情報の通信処理を行ったプロジェクターでは、直属の親と直属の子が変更される。
このため、端末およびプロジェクターにて構成されるツリー構造は、切替要求を送信し許可情報を受信した端末をルートノードとしたツリー構造に切り替わる。
よって、画像データを送信する端末が切り替わっても、データ通信に伴う無駄なデータ処理が発生することを防止可能となる。
また、本発明の会議システムは、ツリー構造のネットワークのノードとして機能可能なプロジェクターおよび端末からなる会議システムであって、前記プロジェクターは、投写部と、前記ネットワークにおける直属の親および直属の子を表す親子情報を記憶する記憶部と、前記親子情報にて表された直属の親から画像データを受信した場合、該画像データに応じた画像を前記投写部を用いて投写し、かつ、該画像データを前記親子情報にて表された直属の子に送信するデータ制御部と、前記直属の子から親子関係の切替えを要求する切替要求を受信した場合、該切替要求を前記直属の親に送信し、該直属の親から切替えの許可を表す許可情報を受信した場合、該許可情報を、該切替要求を送信した直属の子に送信し、前記親子情報を変更して、該直属の親を直属の子に、該切替要求を送信した直属の子を直属の親とする変更部と、を含み、前記端末は、自端末が親のときにのみ親IDを格納する格納部と、画像を表示する表示部と、前記格納部が前記親IDを格納している場合、前記表示部が表示している画像に応じた画像データを、接続されているネットワーク上の子に送信する送信部と、前記格納部が前記親IDを格納している状況で、前記子から親子関係の切替えを要求する切替要求を受信した場合、該切替えの許可を表す許可情報を前記子に送信すると共に、該格納部から該親IDを削除する第1変更部と、前記格納部が前記親IDを格納していない状況で、接続されているネットワーク上の親から画像データを受信した場合、該画像データに応じた画像を前記表示部に表示する出力制御部と、前記格納部が前記親IDを格納していない状況で前記切替要求を送信する旨の指示を受け付けた場合、該切替要求を、前記親に送信し、該親から前記許可情報を受信した場合、前記格納部に前記親IDを格納する第2変更部と、を含む。
上記発明によれば、切替要求を送信し許可情報を受信した端末が、子から親に切り替わり、切替要求を受信し許可情報を送信した端末が、親から子に切り替わり、切替要求および許可情報の通信処理を行ったプロジェクターでは、直属の親と直属の子が変更される。
このため、端末およびプロジェクターにて構成されるツリー構造は、切替要求を送信し許可情報を受信した端末をルートノードとしたツリー構造に切り替わる。
よって、画像データを送信する端末が切り替わっても、データ通信に伴う無駄なデータ処理が発生することを防止可能となる。
なお、上記プロジェクターは、音を出力するための音出力部をさらに含み、前記データ制御部は、前記親子情報にて表された直属の親から音データを受信した場合、該音データに応じた音を前記音出力部から出力することが望ましい。
また、上記端末は、音データを出力する音データ出力部と、音を出力するための音出力部と、をさらに含み、前記送信部は、前記格納部が前記親IDを格納している場合、前記音データ出力部が出力した音データを、前記子に送信し、前記出力制御部は、前記格納部が前記親IDを格納していない状況で、前記親から前記音データを受信した場合、該音データに応じた音を前記音出力部から出力することが望ましい。
上記発明によれば、データを送信する端末が切り替わってもデータ通信に伴う無駄なデータ処理が発生することなく、画像データと共に音データも提供できる。このため、例えば、会議の発表者が親の端末を用いれば、発表者が意図した画像と、発表者の音声とを、プロジェクターおよび他の端末を用いて、会議の参加者に提供することが可能となる。
本発明によれば、画像データを出力する端末が切り替わっても、データ通信に伴う無駄なデータ処理が発生することを防止可能となる。
次に、本発明の実施例の構成について図面を参照して詳細に説明する。
図1Aは、本発明の一実施例のツリー構造型会議システムを示したブロック図である。
図1Aにおいて、ツリー構造型会議システムは、会議管理機能を内蔵している複数のネットワークプロジェクター(以下、単に「プロジェクター」と称する。)1A〜1Dと、会議管理機能をインストールしている複数の端末装置(以下「PC」と称する。)2A〜2Fと、を含む。なお、プロジェクターの数は4台に限らず適宜変更可能であり、コンピュータ等の端末装置の数も6台に限らず適宜変更可能である。
プロジェクター1A〜1Dのそれぞれは、ツリー構造で接続されたノードであり、また、会議支援システムを構成する。
プロジェクター1Aは、会議マスタ(会議サーバ)であり、また、プロジェクター1Bの直属の親である。プロジェクター1Bは、プロジェクター1Aの直属の子であり、また、プロジェクター1Cおよび1Dの直属の親である。プロジェクター1Cは、プロジェクター1Bの直属の子である。プロジェクター1Dは、プロジェクター1Bの直属の子である。なお、プロジェクター1B〜1Dは、会議ノードとなる。
PC2Aは、プロジェクター1A〜1Dにて形成されたツリー構造のルートノードであるプロジェクター1Aを直属の子として、プロジェクター1Aに接続されている。なお、PC2Aは、発表者によって使用される発表者装置になっている。
PC2Bは、プロジェクター1Aを直属の親として、プロジェクター1Aと接続されている。なお、PC2Bは、参加者によって使用される参加者装置になっている。
PC2C〜2Fのそれぞれは、参加者によって使用される参加者装置になっている。PC2Cは、プロジェクター1Bを直属の親として、プロジェクター1Bと接続されている。PC2Dは、プロジェクター1Cを直属の親として、プロジェクター1Cと接続されている。PC2EおよびPC2Fは、プロジェクター1Dを直属の親として、プロジェクター1Dと接続されている。
発表者装置(図1AではPC2A)は、直属の子である会議マスタ(図1Aではプロジェクター1A)に、画像データおよび音声データ(音データ)を送信する。
会議マスタは、発表者装置から受信した画像データに応じた画像を投写し、発表者装置から受信した音声データに応じた音を出力し、さらに、それら画像データおよび音声データを、直属の子(例えば、会議ノード、参加者装置)に送信する。
会議ノードは、直属の親から受信した画像データに応じた画像を投写し、直属の親から受信した音声データに応じた音を出力し、さらに、それら画像データおよび音声データを、直属の子に送信する。
参加者装置は、直属の親から受信した画像データに応じた画像を表示し、直属の親から受信した音声データに応じた音を出力する。
なお、図1Aに示した会議システムでは、画像データと音声データが親から子へ送信されるが、例えば、画像データのみが親から子へ送信されてもよい。
本実施例では、発表者装置の切り替えに伴い、会議システムのツリー構造が変化する。
図1Bは、図1Aに示した会議システムにおいて発表者装置がPC2AからPC2Dに切り替わった場合のツリー構造の変化を示したブロック図である。図1Bにおいて、図1Aに示したものと同一のものには同一符号を付してある。
図1Bでは、PC2Dは、発表者装置となり、また、プロジェクター1Cの直属の親となる。プロジェクター1Cは、会議マスタとなり、また、PC2Dの直属の子となり、プロジェクター1Bの直属の親となる。
プロジェクター1Bは、会議ノードであり、また、プロジェクター1Cの直属の子となり、プロジェクター1A、プロジェクター1DおよびPC2Cの直属の親となる。PC2Cは、プロジェクター1Bの直属の子である。
プロジェクター1Aは、会議ノードとなり、また、プロジェクター1Bの直属の子となり、PC2AおよびPC2Bの直属の親となる。PC2Aは、参加者装置となり、プロジェクター1Aの直属の子となる。
プロジェクター1Dは、会議ノードであり、また、プロジェクター1Bの直属の子であり、PC2EおよびPC2Fの直属の親である。PC2Bは、参加者端末であり、プロジェクター1Aの直属の子である。PC2EおよびPC2Fは、参加者端末であり、プロジェクター1Dの直属の子である。
図2は、プロジェクター1Aの一例を示したブロック図である。なお、プロジェクター1B〜1Dは、プロジェクター1Aと同様の構成である。このため、プロジェクター1B〜1Dの構成の説明は割愛する。
図2において、プロジェクター1Aは、メモリ11と、TCP/IP(Transmission Control Protocol / InternetProtocol)プロトコルスタック部12と、会議管理部13と、音声伸張部14と、音声出力装置15と、画像伸張部16と、映像表示装置17と、を含む。なお、音声伸張部14と音声出力装置15とで音出力部18が構成され、画像伸張部16と映像表示装置17とで投写部19が構成される。
メモリ11は、記憶部の一例であり、自プロジェクターの直属の親および直属の子を表す親子情報を記憶する。
TCP/IPプロトコルスタック部12は、インターネットやイントラネットで標準的に使われる通信のためのプロトコルを実装したソフトウェア群である。
会議管理部13は、データ制御部13aと、変更部13bと、設定部13cと、を含み、例えば、メモリ11内の親子情報に基づいて、自プロジェクターの動作を管理する。
データ制御部13aは、親子情報にて表された直属の親から、TCP/IPプロトコルスタック部12を介して、圧縮された画像データおよび圧縮された音声データを受信した場合、その画像データに応じた画像を投写部19を用いて投写し、その音声データに応じた音声を音出力部18から出力する。具体的には、データ制御部13aは、画像データを画像伸張部16に提供し、音声データを音声伸張部14に提供する。
また、データ制御部13aは、それら画像データおよび音声データを、TCP/IPプロトコルスタック部12を介して、親子情報にて表された直属の子に送信する。
変更部13bは、直属の子から、親子関係の切替えを要求する発表者切り替えコマンド(切替要求)を受信した場合、その発表者切り替えコマンドを直属の親に送信し、その直属の親から、親子関係の許可を表す発表者切り替え結果コマンド(許可情報)を受信した場合、その発表者切り替え結果コマンドを、その発表者切り替えコマンドを送信した直属の子に送信し、その後、メモリ11内の親子情報を変更して、直属の親を直属の子に、発表者切り替えコマンドを送信した直属の子を直属の親に変更する。
設定部13cは、自プロジェクターの親子関係を設定する。
なお、会議管理部13として、例えばコンピュータの一例であるCPUが用いられてもよい。この場合、会議管理部13の機能を実現するためのプログラムが、コンピュータ読み取り可能な記録媒体の一例であるメモリ11に記録され、CPUである会議管理部13が、メモリ11からそのプログラムを読み取り実行して、上述した機能を実現する。
音声伸張部14は、会議管理部13から受け付けた音声データを展開し、その展開された音声データを音声出力装置15に提供する。
音声出力装置15は、音声伸張部14から受け付けた音声データに応じた音を出力する。
画像伸張部16は、会議管理部13から受け付けた画像データを展開し、その展開された画像データを映像表示装置17に提供する。
映像表示装置17は、画像伸張部16から受け付けた画像データに応じた画像を、例えば不図示のスクリーンに投写する。
図3は、PC2Aの一例を示したブロック図である。なお、PC2B〜2Fは、PC2Aと同様の構成である。このため、PC2B〜2Fの構成の説明は割愛する。
図3において、PC2Aは、メモリ21と、TCP/IPプロトコルスタック部22と、表示部23と、送信駆動部24と、会議管理部25と、音出力部26と、を含む。
表示部23は、画像伸張部23aと、映像表示装置23bとを含む。送信駆動部24は、画面キャプチャ部24aと、画像圧縮部24bと、音声録音装置24cと、音声圧縮部24dと、を含む。会議管理部25は、送信管理部25aと、第1変更部25bと、出力管理部25cと、第2変更部25dと、設定部25eと、を含む。音出力部26は、音声伸張部26aと、音声出力装置26bと、を含む。
メモリ21は、格納部の一例であり、自端末が親のときだけ親ID(親識別情報)を格納する。
表示部23は、画像を表示する。具体的には、画像伸張部23aは、TCP/IPプロトコルスタック部22からの圧縮された画像データを展開し、その展開された画像データを映像表示装置23bに提供する。映像表示装置23bは、画像伸張部23aから受け付けた画像データに応じた画像を表示する。
送信駆動部24は、メモリ21に親IDが格納されている場合、表示部23が表示している画像に応じた画像データを、TCP/IPプロトコルスタック部22を介して、自端末の直属の子に送信する。
具体的には、メモリ21に親IDが格納されている場合、画面キャプチャ部24aは、表示部23の画面をキャプチャし、キャプチャされた画面を表す画像データを、画像圧縮部24bに提供する。
画像圧縮部24bは、画面キャプチャ部24aから受け付けた画像データを圧縮処理し、その圧縮した画像データを、TCP/IPプロトコルスタック部22を介して、自端末の直属の子に送信する。
また、送信駆動部24は、メモリ21に親IDが格納されている場合、マイク27から受け付けた音声データを、TCP/IPプロトコルスタック部22を介して、自端末の直属の子に送信する。
具体的には、メモリ21に親IDが格納されている場合、音声録音装置24cは、マイク27から受け付けた音声データを録音し、その音声データを音声圧縮部24dに提供する。
音声圧縮部24dは、音声録音装置24cから受け付けた音声データを圧縮処理し、その圧縮した音声データを、TCP/IPプロトコルスタック部22を介して、自端末の直属の子に送信する。
会議管理部25は、メモリ21内の情報に基づいて、自PCの動作を管理する。
送信管理部25aは、メモリ21に親IDが格納されている場合、画面キャプチャ部24aおよび音声録音装置24cを動作させ、かつ、TCP/IPプロトコルスタック部22に、送信駆動部24から受け付けたデータを自端末の直属の子に送信する処理を実行させる。
なお、送信管理部25aと送信駆動部24とで送信部を構成する。
第1変更部25bは、メモリ21が親IDを格納している状況で、直属の子から、発表者切り替えコマンドを受信した場合、切替えの許可を表す発表者切り替え結果コマンドを、その直属の子に送信すると共に、メモリ21内の親IDを削除する。
出力管理部25cは、メモリ21に親IDが格納されていない場合、直接接続されているプロジェクターからの圧縮された画像データを画像伸張部23aに提供し、かつ、直接接続されているプロジェクターからの圧縮された音声データを音声伸張部26aに提供する処理を、TCP/IPプロトコルスタック部22に行わせる。
なお、出力管理部25cとTCP/IPプロトコルスタック部22とで出力制御部を構成する。
第2変更部25dは、メモリ21が親IDを格納していない状況で、ユーザから、切替要求を送信する旨の指示を受け付けた場合、発表者切り替えコマンドを、直接接続されているプロジェクターに送信し、そのプロジェクターから、切替えの許可を表す発表者切り替え結果コマンドを受信した場合、メモリ21内の親IDを格納する。
設定部25eは、自装置の親子関係を設定する。
なお、会議管理部25として、例えばコンピュータの一例であるCPUが用いられてもよい。この場合、会議管理部25の機能を実現するためのプログラムが、コンピュータ読み取り可能な記録媒体の一例であるメモリ21に記録され、CPUである会議管理部25が、メモリ21からそのプログラムを読み取り実行して、上述した機能を実現する。
音出力部26は、TCP/IPプロトコルスタック部22から提供された音声データに応じた音声を出力する。
具体的には、音声伸張部26aは、TCP/IPプロトコルスタック部22から受け付けた音声データを展開し、その展開された音声データを音声出力装置26bに提供する。
音声出力装置26bは、音声伸張部26aから受け付けた音声データに応じた音を出力する。
図4は、PC2Aが発表者装置であるときに機能する構成要素を示したブロック図であり、図5は、PC2Aが参加者装置であるときに機能する構成要素を示したブロック図である。なお、図4および図5において、図3に示したものと同一のものには同一符号を付してある。
なお、プロジェクター1A〜1DおよびPC2A〜2Fとも、TCP/IPプロトコルスタック部の設定は完了しており、ネットワーク3に接続して、相互に通信が可能な状態になっている。
機器間の親と子の関係は、図1Aを参照すると、発表者装置であるPC2Aが接続されているプロジェクター1Aが親の起点となり、通信経路(接続経路)において、PC2Aに近いプロジェクターが親、PC2Aから遠いプロジェクターが子として定義される。
会議マスタは、発表者装置であるPCが直接接続しているプロジェクターと定義する。会議マスタと発表者装置は、会議システムの全体の情報を保持、管理している。
会議マスタ以外のプロジェクターは、会議ノードとなり、自己に直接接続している親(直属の親)の情報と、自己に直接接続している子(直属の子)の情報を保持、管理している。
画像データおよび音声データは、親から子へリレーして送信される。
会議ノードは、親から送信された画像データおよび音声データを、機器(子)に送信する。
各PCは、会議システムに参加する際、会議参加コマンドを送信する。会議参加コマンドは、子から親へリレーして送信され、最終的に発表者装置に到達する。
図6は、会議参加コマンドの一例を示した説明図である。
図6において、会議参加コマンド601には、経路数601aと、経路情報601bと、参加先IP(宛先)601cと、認証情報601dと、参加者数601eと、参加者情報601fが含まれる。
会議参加コマンド601が、子から親にリレーされる際に、会議参加コマンド601を中継した機器(プロジェクター)は、自己のIPアドレスを経路情報601bに付加し、さらに、経路数601aに「1」を加える。
発表者装置は、会議参加コマンド601を受け付けると、その会議参加コマンドの応答コマンドである会議参加結果コマンドを送信する。
図7は、会議参加結果コマンドの一例を示した説明図である。
図7において、会議参加結果コマンド701には、結果情報701aと、発表者フラグ701bと、経路数601aと、経路情報601bが含まれる。なお、会議参加結果コマンド701の経路数601aおよび経路情報601bとしては、会議参加結果コマンド701に対応する会議参加コマンド601に付加されている経路数601aおよび経路情報601bが用いられる。
会議参加結果コマンド701を受け付けた機器(プロジェクター)は、会議参加結果コマンド701内の経路情報601bに従って、会議参加結果コマンド701をリレーし、会議参加結果コマンド701は、最終的に、会議参加結果コマンド701に対応する会議参加コマンド601を発行した機器(参加者装置:PC)に到達する。
この経路数と経路情報を付加するコマンドの作成方法は、一般的な方法である。
次に、動作を説明する。
(1)会議マスタの作成
まず、最初に会議マスタの作成ついて説明する。
図8は、会議マスタの作成を説明するための説明図である。なお、図8において、図1に示したものと同一のものには同一符号を付してある。
図8を参照すると、PC2Aの設定部25eは、プロジェクター1Aに対して、会議参加コマンド601を発行する。
PC2Aがプロジェクター1Aに発行する会議参加コマンド601(図6参照)では、参加先IP601cとして、プロジェクター1AのIPアドレスが記載され、認証情報601dとして、後から会議システムに接続する参加者(PC)を認証するための会議の認証情報が記載され、参加者数601eとして「1」が記載され、参加者情報601fとして、PC2AのIPアドレスが記載され、経路数601aとして「1」が記載され、経路情報601bとして、「PC2AのIPアドレス」が記載されている。
プロジェクター1Aの設定部13cは、宛先である参加先IP301cが自分自身のIPアドレスで、かつ、自己の親が存在しない場合(メモリ11に親子情報が記憶されていない場合)、メモリ11に、PC2Aを直属の親として示した親子情報を記憶して、プロジェクター1Aを会議マスタにし、会議参加結果コマンド701の発表者フラグ701bをセットして、会議参加結果コマンド701をPC2Aに送信する。
PC2Aの設定部25eは、会議参加結果コマンド701の発表者フラグ701bがセットされていた場合、メモリ21に親IDを格納し、PC2Aを発表者装置にする。
メモリ21に親IDが格納されると、送信管理部25aは、画面キャプチャ部24aおよび音声録音装置24cを動作させる。
画面キャプチャ部24aは、動作を開始すると、表示部23の画面をキャプチャし、キャプチャされた画面を表す画像データを、画像圧縮部24bに提供する。
画像圧縮部24bは、画面キャプチャ部24aから画像データを受け付けると、その画像データを圧縮処理し、その圧縮した画像データを、TCP/IPプロトコルスタック部22を介して、自端末の直属の子(プロジェクター1A)に送信する。
プロジェクター1Aのデータ制御部13aは、直属の親から、ネットワーク3およびTCP/IPプロトコルスタック部12を介して、画像データを受信すると、その画像データを画像伸張部16に提供する。
画像伸張部16は、会議管理部13から受け付けた画像データを展開し、その展開された画像データを映像表示装置17に提供し、映像表示装置17は、その画像データに応じた画面を投写する。つまり、プロジェクター1Aは、発表者装置となったPC2Aから送信された画像データに応じた画像を投写する。
一方、PC2Aの音声録音装置24cは、動作を開始すると、マイク27から受け付けた音声データを録音し、その音声データを音声圧縮部24dに提供する。
音声圧縮部24dは、音声録音装置24cから受け付けた音声データを圧縮処理し、圧縮した音声データを、TCP/IPプロトコルスタック部22を使用してネットワーク3経由でプロジェクター1Aに送信する。
プロジェクター1Aのデータ制御部13aは、直属の親から、ネットワーク3およびTCP/IPプロトコルスタック部12を介して、音声データを受信すると、その音声データを音声伸張部14に提供する。
音声伸張部14は、データ制御部13aから受け付けた音声データを展開し、その展開された音声データを音声出力装置15に提供し、音声出力装置15は、その音声データに応じた音声をスピーカーなどから出力する。
図8を参照すると、発表者装置となったPC2Aが親、会議マスタとなったプロジェクター1Aが子になり、画像データおよび音声データは、親から子へ逐次送信される。
(2)会議マスタへの参加
次に、会議システムへ他のPCが参加する動作について説明する。
図9は、会議システムへ他のPCが参加する動作を説明するための説明図である。なお、図9において、図1に示したものと同一のものには同一符号を付してある。
図9を参照すると、PC2Bの設定部25eは、プロジェクター1Aに対して、会議参加コマンド601を発行する。
PC2Bがプロジェクター1Aに発行する会議参加コマンド601(図6参照)では、参加先IP601cとして、プロジェクター1AのIPアドレスが記載され、認証情報601dとして、会議の認証情報が記載され、参加者数601eとして「1」が記載され、参加者情報601fとして、PC2BのIPアドレスが記載され、経路数601aとして「1」が記載され、経路情報601bとして、「PC2BのIPアドレス」が記載されている。
プロジェクター1Aの設定部13cは、PC2Bから受け付けた会議参加コマンド601を、親であるPC2A(発表者装置)にリレーする。その際、設定部13cは、会議参加コマンド601の経路数601aに「1」を加え、経路情報601bにプロジェクター1AのIPアドレスを追加する。
発表者装置であるPC2Aの設定部25eは、会議参加コマンド601の認証情報601dをもとに、PC2Bが参加者装置として会議システムに参加してもよいかどうかを審査する。審査の方法については、パスワードによる認証、発表者自身の確認による認証など、一般的な審査を行う。
設定部25eは、審査の結果を、会議参加結果コマンド701の結果情報701aに格納し、発表者フラグ701bをセットせず、会議参加コマンド601の経路数601aおよび経路情報601bを会議参加結果コマンド701に付加する。
設定部25eは、その会議参加結果コマンド701をプロジェクター1Aに送信する。
プロジェクター1Aの設定部13cは、その会議参加結果コマンド701をリレーしてPC2Bに送信する。このとき、会議参加結果コマンド701の結果情報701aが、審査結果がOKであることを表す場合、設定部13cは、PC2Bを直属の子とする情報を、メモリ11の親子情報に追加する。
PC2Bの設定部25eは、審査の結果がNGであった場合、親子関係を構築せずに、会議マスタへの参加動作を終了する。
一方、審査の結果がOKであった場合、設定部25eは、会議参加結果コマンド701の発表者フラグ701bがセットされていないため、メモリ21に親IDを格納せず、プロジェクター1Aを直属の親として、会議ツリーを構成する。
図9を参照すると、プロジェクター1Aが親、参加者装置であるPC2Bが子として接続される。
プロジェクター1Aのデータ制御部13aは、メモリ11内の親子情報を参照し、子として接続する機器が発生した時点で、画像伸張部16および音声伸張部14に送っている画像データおよび音声データをコピーし、そのコピーを、TCP/IPプロトコルスタック部12を使用してネットワーク3経由で、子であるPC2B(参加者装置)に送信を開始する。
参加者装置であるPC2BのTCP/IPプロトコルスタック部22は、画像データを受信すると、その画像データを画像伸張部23aに提供する。
画像伸張部23aは、その画像データを展開し、その展開された画像データを映像表示装置23bに提供し、映像表示装置23bは、その画像データに応じた画面を表示する。つまり、参加者装置であるPC2Bは、発表者装置であるPC2Aと同じ画面を表示する。
また、PC2BのTCP/IPプロトコルスタック部22は、音声データを受信すると、その音声データを音声伸張部26aに提供する。
音声伸張部26aは、その音声データを展開し、その展開された音声データを音声出力装置26bに提供し、音声出力装置26bは、その音声データに応じた音声をスピーカーなどから出力する。
図9を参照すると、プロジェクター1AがPC2Bの親、PC2Bがプロジェクター1Aの子になり、画像データおよび音声データは、親から子(PC2A(発表者装置)、プロジェクター1A(会議マスタ)、PC2B(参加者装置)の順)に逐次送信される。
(3)複数の会議マスタへの作成
次に、複数の会議マスタの作成について説明する。
図10は、複数の会議マスタの作成を説明するための説明図である。なお、図10において、図1に示したものと同一のものには同一符号を付してある。
図10を参照すると、上記(1)会議マスタの作成と、上記(2)会議マスタへの参加を、各プロジェクター1B、プロジェクター1C、プロジェクター1Dにて行うことにより、複数の会議マスタが作成される。
(4)会議ノードの作成
次に、会議ノードの作成について説明する。
図11は、会議ノードの作成を説明するための説明図である。なお、図11において、図10に示したものと同一のものには同一符号を付してある。
図11を参照すると、発表者装置であるPC2Cの設定部25eは、会議参加コマンド601を、プロジェクター1Bに送信する。
PC2Cからプロジェクター1Bに送信された会議参加コマンド601には、参加先IP601cとして、プロジェクター1AのIPアドレスが記載され、認証情報601dとして、PC2Cを認証するための情報が記載され、参加者数601eとして、プロジェクター1Bを含めた現在PC2Cが存在する会議システムに参加している機器の数「2」が記載され、参加者情報601fとして、現在PC2Cが存在する会議システムに参加している各機器のIPアドレスが記載され、経路数601aとして「1」が記載され、経路情報601bとして、「PC2CのIPアドレス」が記載されている。
プロジェクター1Bの設定部13cは、その会議参加コマンド601を、その参加先IP601cに記載されたプロジェクター1A(プロジェクター1AのIPアドレス)に送信する。プロジェクター1Bの設定部13cは、会議参加コマンド601を送信する際、会議参加コマンド601の経路数601aおよび経路情報301bを上述したように更新する。
図11を参照すると、プロジェクター1Aには親が存在するので、プロジェクター1Aの設定部13cは、プロジェクター1Bから受け付けた会議参加コマンド601を、親であるPC2Aにリレーする。
なお、プロジェクター1Aの設定部13cは、会議参加コマンド601をリレーする際に、会議参加コマンド601の経路数601aおよび経路情報601bを上述したように更新する。
発表者装置であるPC2Aの設定部25eは、会議参加コマンド601の認証情報601dをもとに、プロジェクター1Bの会議グループ(会議システム)が、PC2Aが有する会議システムに参加してもよいかどうかを審査する。
PC2Aの設定部25eは、審査の結果を、会議参加結果コマンド701の結果情報701aに格納し、発表者フラグ701bをセットせず、会議参加コマンド601の経路数601aおよび経路情報301bを、会議参加結果コマンド701に付加する(図7参照)。
PC2Aの設定部25eは、その会議参加結果コマンド701をプロジェクター1Aに送信する。
図11を参照すると、プロジェクター1Aの設定部13cは、経路情報601bをもとにして、会議参加結果コマンド701をリレーしてプロジェクター1B経由でPC2Cに送信する。
なお、プロジェクター1Aの設定部13cは、審査の結果がOKであった場合、会議参加結果コマンド701の発表者フラグ701bがセットされていないため、プロジェクター1Bを直属の子とする情報を、メモリ11の親子情報に追加する。
また、プロジェクター1Bの設定部13cは、審査の結果がOKであった場合、会議参加結果コマンド701の発表者フラグ701bがセットされていないため、メモリ11内の親子情報を、プロジェクター1Aを直属の親としPC2Cを直属の子とする親子情報に変更する。よって、プロジェクター1Bは、会議マスタから会議ノードに変更される。
PC2Cの設定部25eは、審査の結果がNGであった場合、親子関係を構築せずに動作を終了する。
一方、PC2Cの設定部25eは、審査の結果がOKであった場合、会議参加結果コマンド701の発表者フラグ701bがセットされていないため、メモリ21から親IDを削除する。
このため、PC2Cは、参加者装置となり、プロジェクター1Bを直属の親とし、また、プロジェクター1Bは、PC2Cを直属の子とする。
画像データおよび音声データは、親子関係が確立すると、発表者装置であるPC2A、プロジェクター1A、プロジェクター1B、参加者装置であるPC2Cの順に送信される。
PC2Aを発表者装置とする会議システムにプロジェクター1Bが参加する前と後で、PC2Aの負担は増えずに、参加者数が増えたことになる。
なお、会議の構造をツリー型にすることにより、負荷が分散されるのは一般的に知られる結果である。
(5)複数のノードの作成
プロジェクター1Cが属する会議システムおよびプロジェクター1Dが属する会議システムが、参加先IP601cとしてプロジェクター1BのIPアドレスがセットされた会議参加コマンド601を用いて、プロジェクター1Aが属する会議システムに接続することにより、図12のようなツリー構造の会議システムを作成することができる。なお、図12において、図1に示したものと同一のものには同一符号を付してある。
画像データおよび音声データは、親子関係が確立すると、まず、発表者装置であるPC2Aから、プロジェクター1A、プロジェクター1Bの順に送信され、その後、プロジェクター1Bからプロジェクター1Cとプロジェクター1Dへ送信される。そして、画像データおよび音声データは、プロジェクター1Cから参加者装置であるPC2Dへ、プロジェクター1Dから参加者装置であるPC2EおよびPC2Fに送信される。
図17に示したように、会議システムの構造がツリー型でない場合、発表者装置に負荷がすべて集中する。参加者装置が増えると通信の帯域が足りなくなり画像と音声のデータが滞る場合がある。
図18に示したように、会議システムの構造がツリー型の場合、負荷が各プロジェクターに分散する。そして、より多くの参加者を増やすことが可能となる。
会議の構造をツリー型にすることにより、負荷が分散されるのは一般的に知られる結果である。
次に、発表者装置の切り替え動作について説明する。
まず、切り替え動作の概要を説明する。
図1のようなツリー構造型会議システムにおいて、参加者装置であったPCが発表者装置に切り替わる際、発表者装置に切り替わるPCに直接接続しているプロジェクターが会議を管理する会議マスタになり、旧会議マスタは、直接接続しているPC(参加者装置)のみを管理する会議ノードになる。
このため、発表者装置が切り替わる前と後とでツリー構造型会議システムの利点を損なうことなく、全く同じ方式で会議を継続することができる。
次に、図13、図14、図15および図16を参照して、発表者装置の切り替え動作の詳細を説明する。
図15において、参加者装置であるPC2Dの第2変更部25dは、発表者切り替えコマンド(切替要求)を発行する。
図13は、発表者切り替えコマンドの一例を示した説明図である。
図13において、発表者切り替えコマンド1301は、参加者情報1301a、経路数1301bおよび経路情報1301cを含む。
PC2Dから発行される発表者切り替えコマンド1301では、参加者情報1301aとして、PC2Dの情報(PC2DのIPアドレズ)が記載され、経路数1301bとして「1」が記載され、経路情報1301cとして、PC2DのIPアドレスが記載される。
プロジェクター1C、1Bおよび1Aを経由して、発表者装置であるPC2Aに発表者切り替えコマンド1301が到達した際、経路数1301bは「4」を示し、経路情報1301cには、PC2DのIPアドレス、プロジェクター1CのIPアドレス、プロジェクター1BのIPアドレス、プロジェクター1AのIPアドレスが記載されている。
PC2Aの第1変更部25bは、発表者切り替えコマンド1301を受信すると、発表者切り替えの認証処理を行う。認証処理は、PC2Aのユーザに直接問い合わせるなどの一般的な方法で行う。
PC2Aの第1変更部25bは、認証を終了すると、発表者切り替え結果コマンドを直属の子に送信する(図16(a)参照)。
図14は、発表者切り替え結果コマンドの一例を示した説明図である。
図14において、発表者切り替え結果コマンド1401は、結果1401aと、すべての会議情報1401bと、経路数1301bと、経路情報1301cと、を含む。
PC2Aの第1変更部25bは、認証の結果がNGであった場合は、発表者切り替え結果コマンド1401に関して、結果1401aにNGを格納し、すべての会議情報1401bにデータを格納せず、発表者切り替えコマンド1301の経路数1301bおよび経路情報1301cを付加して、その発表者切り替え結果コマンド1401を送信する。
結果1401aにNGが格納されている場合、発表者切り替え結果コマンド1401の途中の経路では、特別な処理は行われずに、PC2Dに発表者切り替え結果コマンド1401が到達し、PC2Dは、NGの結果を表示する。
一方、認証の結果がOKであった場合は、PC2Aの第1変更部25bは、発表者切り替え結果コマンド1401に関して、結果1401aにOKを格納し、すべての会議情報1401bに、PC2Aが管理しているすべての会議情報を格納し、発表者切り替えコマンド1301の経路数1301bおよび経路情報1301cを付加して、その発表者切り替え結果コマンド(許可情報)1401をプロジェクター1Aへ送信する。
次に、PC2Aの第1変更部25bは、メモリ21に格納されている親IDを削除する。この処理により、PC2Aの送信管理部25aは、PC2Aの画面キャプチャ部24aおよび音声録音装置24cの動作を停止する。よって、PC2Aは、発表者装置から参加者装置に切り替わり、画像データおよび音声データの送信がストップする。
発表者切り替え結果コマンド1401を受信したプロジェクター1Aの変更部13bは、発表者切り替え結果コマンド1401をプロジェクター1Bに送信する(図16(b)参照)。
なお、プロジェクター1Aの変更部13bは、発表者切り替え結果コマンド1401の結果1401aがOKの場合、メモリ11の親子情報を変更して、プロジェクター1AとPC2Aとの親子関係を逆転させ、プロジェクター1Aとプロジェクター1Bとの親子関係を逆転させる。
その結果、PC2Aがプロジェクター1Aの直属の子になり、プロジェクター1AがPC2Aの直属の親になり、プロジェクター1Aがプロジェクター1Bの直属の子になり、プロジェクター1Bがプロジェクター1Aの直属の親となる。
また、PC2Aが発表者装置から参加者装置に切り替わったことにより、プロジェクター1Aは会議マスタから会議ノードへと切り替わる。
次に、発表者切り替え結果コマンド1401を受信したプロジェクター1Bの変更部13bは、発表者切り替え結果コマンド1401をプロジェクター1Cに送信する(図16(c)参照)。
なお、プロジェクター1Bの変更部13bは、結果1401aがOKの場合、メモリ11の親子情報を変更して、プロジェクター1Bとプロジェクター1Aとの親子関係を逆転させ、プロジェクター1Bとプロジェクター1Cの親子関係を逆転させる。
その結果、プロジェクター1Aがプロジェクター1Bの直属の子になり、プロジェクター1Bがプロジェクター1Aの直属の親になり、プロジェクター1Bがプロジェクター1Cの直属の子となり、プロジェクター1Cがプロジェクター1Bの直属の親となる。
次に、発表者切り替え結果コマンド1401を受信したプロジェクター1Cの変更部13bは、発表者切り替え結果コマンド1401をPC2Dに送信する(図16(d)参照)。
なお、プロジェクター1Cの変更部13bは、結果1401aがOKの場合、メモリ11の親子情報を変更して、プロジェクター1Cとプロジェクター1Bとの親子関係を逆転させ、プロジェクター1CとPC2Dとの親子関係を逆転させる。
その結果、プロジェクター1Bがプロジェクター1Cの直属の子になり、プロジェクター1Cがプロジェクター1Bの直属の親になり、プロジェクター1CがPC2Dの直属の子になり、PC2Dがプロジェクター1Cの直属の親となる。
図1Bを参照すると、最後に、発表者切り替え結果コマンド1401を受信したPC2Dの第2変更部25dは、結果1401aがOKの場合、メモリ21内の親情報を親IDに変更する。このため、PC2Dとプロジェクター1Cとの親子関係が逆転し、プロジェクター1CがPC2Dの直属の子になり、PC2Dがプロジェクター1Cの直属の親になる。
そして、PC2Dが、参加者装置から発表者装置に切り替わることにより、プロジェクター1Cが会議マスタとなり、会議ツリーの再構築が完了し、発表者装置であるPC2Dから画像データおよび音声データの送信が開始され、発表者装置の切り替えが完了する。
本実施例によれば、以下の効果を奏する。
第1の効果は、会議ツリー再構築を行わない場合、会議ノード側からの発表者切り替えを行うと画像および音声データを一度会議マスタに送信する無駄なデータ処理が必要なのに対して、本実施例では、すぐに画像および音声データを会議全体に送信することができる。
第2の効果は、発表者装置の切り替えを行う前と行った後で、画像データおよび音声データの流し方および会議コマンドの流し方の規則性が変わらないことである。これにより、プロジェクターおよびPCの動作を規定するプログラムが簡略化できる。
第3の効果は、部分的な会議ツリーの再構成とすることが可能であるということである。例えば、図1Bに示したプロジェクター1D(会議ノード)のように、何も処理をする必要がない部分が存在する。
本実施例によれば、発表者切り替えコマンド1301を送信し、その後、結果1401aがOKの発表者切り替え結果コマンド1401(許可情報)を受信したPCが、子から親に切り替わり、発表者切り替えコマンド1301を受信し、その後、結果1401aがOKの発表者切り替え結果コマンド1401を送信したPCが、親から子に切り替わり、発表者切り替えコマンド1301および結果1401aがOKの発表者切り替え結果コマンド1401の通信処理を行ったプロジェクターでは、直属の親と直属の子が変更される。
このため、PCおよびプロジェクターにて構成されるツリー構造は、発表者切り替えコマンド1301を送信し、その後、結果1401aがOKの発表者切り替え結果コマンド1401(許可情報)を受信したPCをルートノードとしたツリー構造に切り替わる。
よって、画像データを送信するPC、すなわち、発表者装置が切り替わっても、データ通信に伴う無駄なデータ処理が発生することを防止可能となる。
また、本実施例では、発表者装置となったPCは、音声データも送信する。
この場合、発表者装置が切り替わってもデータ通信に伴う無駄なデータ処理が発生することなく、画像データと共に音データも提供できる。このため、例えば、会議の発表者が発表者装置となったPCを用いれば、発表者が意図した画像と、発表者の音声とを、プロジェクターおよび他のPCを用いて、会議の参加者に提供することが可能となる。
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
本発明の一実施例のツリー構造型会議システムを示したブロック図である。 本発明の一実施例のツリー構造型会議システムを示したブロック図である。 プロジェクター1Aの一例を示したブロック図である。 PC2Aの一例を示したブロック図である。 PC2Aが発表者装置であるときに機能する構成要素を示したブロック図である。 PC2Aが参加者装置であるときに機能する構成要素を示したブロック図である。 会議参加コマンドの一例を示した説明図である。 会議参加結果コマンドの一例を示した説明図である。 会議マスタの作成を説明するための説明図である。 会議システムへ他のPCが参加する動作を説明するための説明図である。 複数の会議マスタの作成を説明するための説明図である。 会議ノードの作成を説明するための説明図である。 本発明の一実施例のツリー構造型会議システムを示したブロック図である。 発表者切り替えコマンドの一例を示した説明図である。 発表者切り替え結果コマンドの一例を示した説明図である。 発表者装置の切り替え動作を説明するための説明図である。 発表者装置の切り替え動作を説明するための説明図である。 発表者装置が画像データおよび音声データを他の端末に直接提供する会議システムを示したブロック図である。 ツリー構造の会議システムを示したブロック図である。 図18に示したPC207が発表者装置になったときのデータの流れを説明するための説明図である。
符号の説明
1A〜1D プロジェクター
2A〜2F PC
11、21 メモリ
12、22 TCP/IPプロトコルスタック部
13、25 会議管理部
13a データ制御部
13b 変更部
13c 設定部
25a 送信管理部
25b 第1変更部
25c 出力管理部
25d 第2変更部
25e 変更部
14、26a 音声伸張部
15、26b 音声出力装置
16、23a 画像伸張部
17、23b 映像表示装置
18 音出力部
19 投写部
23 表示部
24 送信駆動部
24a 画面キャプチャ部
24b 画像圧縮部
24c 音声録音装置
24d 音声圧縮部
26 音出力部
27 マイク

Claims (9)

  1. ツリー構造のネットワークのノードとして機能可能なプロジェクターであって、
    投写部と、
    前記ネットワークにおける直属の親および直属の子を表す親子情報を記憶する記憶部と、
    前記親子情報にて表された直属の親から画像データを受信した場合、該画像データに応じた画像を前記投写部を用いて投写し、かつ、該画像データを前記親子情報にて表された直属の子に送信するデータ制御部と、
    前記直属の子から親子関係の切替えを要求する切替要求を受信した場合、該切替要求を前記直属の親に送信し、該直属の親から切替えの許可を表す許可情報を受信した場合、該許可情報を、該切替要求を送信した直属の子に送信し、前記親子情報を変更して、該直属の親を直属の子に、該切替要求を送信した直属の子を直属の親とする変更部と、を含むプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
    音を出力するための音出力部をさらに含み、
    前記データ制御部は、前記親子情報にて表された直属の親から音データを受信した場合、該音データに応じた音を前記音出力部から出力する、プロジェクター。
  3. ツリー構造のネットワークのノードとして機能可能な端末であって、
    自端末が親のときにのみ親IDを格納する格納部と、
    画像を表示する表示部と、
    前記格納部が前記親IDを格納している場合、前記表示部が表示している画像に応じた画像データを、接続されているネットワーク上の子に送信する送信部と、
    前記格納部が前記親IDを格納している状況で、前記子から親子関係の切替えを要求する切替要求を受信した場合、該切替えの許可を表す許可情報を前記子に送信すると共に、該格納部から該親IDを削除する第1変更部と、
    前記格納部が前記親IDを格納していない状況で、接続されているネットワーク上の親から画像データを受信した場合、該画像データに応じた画像を前記表示部に表示する出力制御部と、
    前記格納部が前記親IDを格納していない状況で前記切替要求を送信する旨の指示を受け付けた場合、該切替要求を、前記親に送信し、該親から前記許可情報を受信した場合、前記格納部に前記親IDを格納する第2変更部と、を含む端末。
  4. 請求項3に記載の端末において、
    音データを出力する音データ出力部と、
    音を出力するための音出力部と、をさらに含み、
    前記送信部は、前記格納部が前記親IDを格納している場合、前記音データ出力部が出力した音データを、前記子に送信し、
    前記出力制御部は、前記格納部が前記親IDを格納していない状況で、前記親から前記音データを受信した場合、該音データに応じた音を前記音出力部から出力する、端末。
  5. ツリー構造のネットワークのノードとして機能可能なプロジェクターおよび端末からなる会議システムであって、
    前記プロジェクターは、
    投写部と、
    前記ネットワークにおける直属の親および直属の子を表す親子情報を記憶する記憶部と、
    前記親子情報にて表された直属の親から画像データを受信した場合、該画像データに応じた画像を前記投写部を用いて投写し、かつ、該画像データを前記親子情報にて表された直属の子に送信するデータ制御部と、
    前記直属の子から親子関係の切替えを要求する切替要求を受信した場合、該切替要求を前記直属の親に送信し、該直属の親から切替えの許可を表す許可情報を受信した場合、該許可情報を、該切替要求を送信した直属の子に送信し、前記親子情報を変更して、該直属の親を直属の子に、該切替要求を送信した直属の子を直属の親とする変更部と、を含み、
    前記端末は、
    自端末が親のときにのみ親IDを格納する格納部と、
    画像を表示する表示部と、
    前記格納部が前記親IDを格納している場合、前記表示部が表示している画像に応じた画像データを、接続されているネットワーク上の子に送信する送信部と、
    前記格納部が前記親IDを格納している状況で、前記子から親子関係の切替えを要求する切替要求を受信した場合、該切替えの許可を表す許可情報を前記子に送信すると共に、該格納部から該親IDを削除する第1変更部と、
    前記格納部が前記親IDを格納していない状況で、接続されているネットワーク上の親から画像データを受信した場合、該画像データに応じた画像を前記表示部に表示する出力制御部と、
    前記格納部が前記親IDを格納していない状況で前記切替要求を送信する旨の指示を受け付けた場合、該切替要求を、前記親に送信し、該親から前記許可情報を受信した場合、前記格納部に前記親IDを格納する第2変更部と、を含む、会議システム。
  6. ツリー構造のネットワークのノードとして機能可能なプロジェクターが行うツリー構造切替方法であって、
    前記ネットワークにおける直属の親および直属の子を表す親子情報を記憶し、
    前記親子情報にて表された直属の親から画像データを受信した場合、該画像データに応じた画像を投写し、かつ、該画像データを前記親子情報にて表された直属の子に送信し、
    前記直属の子から親子関係の切替えを要求する切替要求を受信した場合、該切替要求を前記直属の親に送信し、該直属の親から切替えの許可を表す許可情報を受信した場合、該許可情報を、該切替要求を送信した直属の子に送信し、前記親子情報を変更して、該直属の親を直属の子に、該切替要求を送信した直属の子を直属の親とする、ツリー構造切替方法。
  7. ツリー構造のネットワークのノードとして機能可能で、親のときにのみ親IDを格納する端末が行うツリー構造切替方法であって、
    前記親IDを格納している場合、表示している画像に応じた画像データを、接続されているネットワーク上の子に送信し、
    前記親IDを格納している状況で、前記子から親子関係の切替えを要求する切替要求を受信した場合、該切替えの許可を表す許可情報を前記子に送信すると共に、該親IDを削除し、
    前記親IDを格納していない状況で、接続されているネットワーク上の親から画像データを受信した場合、該画像データに応じた画像を表示し、
    前記親IDを格納していない状況で前記切替要求を送信する旨の指示を受け付けた場合、該切替要求を、前記親に送信し、該親から前記許可情報を受信した場合、前記親IDを格納する、ツリー構造切替え方法。
  8. 請求項6に記載のツリー構造切替方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. 請求項7に記載のツリー構造切替方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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