JP2008041015A - 火災警報システムおよび火災警報方法 - Google Patents

火災警報システムおよび火災警報方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 火災発生時に住宅内の出火場所を特定して通報すると共に各部屋に人がいるかどうかを通報することを可能にする火災警報システムおよび火災警報方法を提供する。
【解決手段】 住宅の各場所に設置され、互いに異なる識別情報を持つと共に火災の有無を検知する火災警報装置11A〜11Eと、住宅1に設置され、火災警報装置11A〜11Eの火災検知結果と識別情報とを通信網100に送信する通信装置12と、火災警報装置11A〜11Eの識別情報と、この識別情報に対応する火災警報装置11A〜11Eの設置場所とを記憶する記憶部34と、通信装置12からの火災検知結果と識別情報とを通信網100を介して受信する入力処理部31と、入力処理部31が受信した火災検知結果が火災発生を示す場合、火災検知結果と共に受信した識別情報を基にして、火災を検知した火災警報装置の設置場所を記憶部34の記憶内容から特定する処理部33とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、一戸建て住宅や集合住宅に発生する火災を検知する火災警報システムおよび火災警報方法に関する。
一戸建て住宅や集合住宅には、火災が発生するとブザーなどで火災を知らせる火災警報器が設置されているものがある。こうした場合、火災警報器は、火災の発生で住宅の居住者に警報を出し、居住者が直ちに逃げることを可能にする。一方、火災警報器の設置とは別に、子供や足の不自由なお年寄りなどの弱者を災害発生時に避難誘導することを可能にする避難支援システムがある(例えば、特許文献1参照。)。このシステムでは避難対象の弱者をあらかじめ登録し、災害が発生すると、このシステムが弱者の住所を介助者に連絡する。これにより、介助者が弱者を避難誘導することを可能にする。
特開2004−118702号公報
ところで、火災警報器が設置されている住宅では、居住者は火災の発生を知ることはできるが、出火場所の特定までには至らないので、どのように逃げてよいかの判断に迷うことがある。また、例えば火災により煙が発生すると、住宅内のどこに家族がいるかを把握して逃げることが困難になり、子供や足の不自由なお年寄りなどの弱者が住宅内に取り残されるケースも発生する。
一方、先に述べた避難支援システムでは、水害などの災害が発生した場合には、介助者が弱者を助けて避難することを可能にするが、火災のように緊急に逃げることが必要な災害には、介助者が到着するまでに火災が拡大し、子供や足の不自由なお年寄りなどの弱者が逃げ遅れる可能性がある。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、火災発生時に住宅内の出火場所を特定して通報すると共に各部屋に人がいるかどうかを通報することを可能にする火災警報システムおよび火災警報方法を提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、住宅の各場所に設置され、互いに異なる識別情報を持つと共に火災の有無を検知する複数の火災警報装置と、前記住宅に設置され、前記各火災警報装置の火災検知結果と識別情報とを通信網に送信する通信装置と、前記火災警報装置の識別情報と、この識別情報に対応する前記火災警報装置の設置場所とを記憶する記憶部と、前記通信装置からの火災検知結果と識別情報とを前記通信網を介して受信する入力処理部と、前記入力処理部が受信した火災検知結果が火災発生を示す場合、火災検知結果と共に受信した識別情報を基にして、火災を検知した前記火災警報装置の設置場所を前記記憶部の記憶内容から特定する処理部とを備えることを特徴とする火災警報システムである。
請求項1の発明では、火災の検知対象である住宅には複数の火災警報装置が各場所に設置され、火災警報装置は互いに異なる識別情報を持つと共に火災の有無を検知する。また、住宅には、各火災警報装置の火災検知結果と識別情報とを通信網に送信する通信装置が設置されている。一方、記憶部と入力処理部と処理部とは、例えば火災を監視するセンタのサーバに設置され、記憶部は各火災警報装置の識別情報と設置場所との関係をあらかじめ記憶している。こうした状態のときに、サーバの入力処理部が通信装置からの火災検知結果と識別情報とを通信網を介して受信すると、処理部は、火災検知結果が火災発生を示す場合、火災検知結果と共に受信した識別情報を基にして、火災を検知した火災警報装置の設置場所を特定する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の火災警報システムにおいて、前記記憶部は火災発生時の連絡先を記憶し、前記処理部が特定した設置場所の火災発生を知らせるメッセージを作成し、このメッセージを前記記憶部に記憶されている連絡先に送信する出力処理部を備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、住宅の各場所に設置され、互いに異なる識別情報を持つと共に火災の有無を検知する複数の火災警報装置と、前記火災警報装置の設置場所での人の有無を検知する人体検知センサと、前記住宅に設置され、前記各火災警報装置の火災検知結果および識別情報と、前記各人体検知センサの人体検知結果とを通信網に送信する通信装置と、前記火災警報装置の識別情報と、この識別情報に対応する前記火災警報装置の設置場所とを記憶する記憶部と、前記通信装置からの火災検知結果および識別情報と、人体検知結果とを前記通信網を介して受信する入力処理部と、前記入力処理部が受信した火災検知結果が火災発生を示す場合、火災検知結果と共に前記入力処理部が受信した識別情報と人体検知結果とを基にして、火災を検知した前記火災警報装置の設置場所を前記記憶部の記憶内容から特定すると共に特定した設置場所での人の有無を判別する処理部とを備えることを特徴とする火災警報システムである。
請求項3の発明では、火災の検知対象である住宅には複数の火災警報装置が各場所に設置され、火災警報装置は火災の有無を検知すると共に各設置場所での人の有無を検知し、さらに互いに異なる識別情報を持つ。また、住宅には、各火災警報装置の火災検知結果と人体検知結果と識別情報とを通信網に送信する通信装置が設置されている。一方、記憶部と入力処理部と処理部とは、例えば火災を監視するセンタのサーバに設置され、記憶部は各火災警報装置の識別情報と設置場所との関係をあらかじめ記憶している。こうした状態のときに、サーバの入力処理部が通信装置からの火災検知結果と人体検知結果と識別情報とを通信網を介して受信すると、処理部は、火災検知結果が火災発生を示す場合、検知結果と共に受信した識別情報と人体検知結果とを基にして、火災を検知した火災警報装置の設置場所を特定すると共に特定した設置場所での人体有無を判別する。
請求項4の発明は、請求項3に記載の火災警報システムにおいて、前記記憶部は火災発生時の連絡先を記憶し、前記処理部が特定した設置場所での火災発生と、火災が発生した設置場所での人の有無を含む判別結果とを知らせるメッセージを作成し、このメッセージを前記記憶部に記憶されている連絡先に送信する出力処理部を備えることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3または4に記載の火災警報システムにおいて、前記記憶部は、前記火災警報装置の設置場所と共にこの設置場所の利用者数を記憶し、前記処理部は、特定した設置場所にいる人の数を、前記記憶部に記憶されている利用者数から調べることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の火災警報システムにおいて、前記出力処理部は、作成したメッセージに対して、前記処理部が特定した設置場所にいる人の数を付加することを特徴とする。
請求項7の発明は、住宅の各場所に設置され、火災の有無を検知すると共に各設置場所での人の有無を検知し、互いに異なる識別情報を持つ複数の火災警報装置を用いた火災警報方法であって、前記各火災警報装置の火災検知結果と識別情報とを通信網に送信し、前記火災警報装置の識別情報と、この識別情報に対応する前記火災警報装置の設置場所とをあらかじめ記憶し、前記火災警報装置からの火災検知結果と識別情報とを前記通信網を介して受信し、受信した火災検知結果が火災発生を示す場合、火災検知結果と共に受信した識別情報を基にして、火災を検知した火災警報装置の設置場所を特定することを特徴とする火災警報方法である。
請求項8の発明は、住宅の各場所に設置され、互いに異なる識別情報を持つと共に火災の有無を検知する複数の火災警報装置と、前記火災警報装置の設置場所での人の有無を検知する人体検知センサとを用いた火災警報方法であって、前記各火災警報装置の火災検知結果と前記人体検知センサの人体検知結果と識別情報とを通信網に送信し、前記火災警報装置の識別情報と、この識別情報に対応する前記火災警報装置の設置場所とをあらかじめ記憶し、前記火災警報装置からの火災検知結果および識別情報と、前記人体検知センサからの人体検知結果とを前記通信網を介して受信し、受信した火災検知結果が火災発生を示す場合、火災検知結果と共に受信した識別情報と人体検知結果とを基にして、火災を検知した火災警報装置の設置場所を特定すると共に特定した設置場所での人の有無を判別することを特徴とする火災警報方法である。
請求項1および請求項7の発明によれば、火災警報装置が火災を検知すると、火災を検知した火災警報装置の設置場所を特定するので、出火場所に応じて直ちに火災に対処することを可能にする。
請求項2の発明によれば、火災が発生した設置場所を知らせる火災発生のメッセージを、あらかじめ登録されている連絡先に送信するので、例えば遠方にいる住宅の居住者が火災発生を知ることができ、遠方からでも直ちに火災に対処することを可能にする。
請求項3および請求項8の発明によれば、火災警報装置が火災を検知すると、火災を検知した火災警報装置の設置場所を特定し、かつ、火災が発生した場所に人がいるかどうかも人体検知センサが判別するので、直ちに火災に対処することを可能にすると共に出火場所からの迅速な人の救出を可能にする。
請求項4の発明によれば、火災が発生した設置場所と、出火場所での人の有無の判別結果を表すメッセージを、あらかじめ登録されている連絡先に送信するので、例えば遠方にいる住宅の居住者が火災発生を知ることができ、遠方からでも火災に対する対処と出火場所における人の有無の把握とを可能にする。これにより、住宅内の出火場所にいる人の迅速な救出を可能にする。
請求項5および請求項6の発明によれば、出火場所に人がいるかどうかの判別結果と共に、出火場所にいる可能性のある人の数を調べ、これらをメッセージで知らせるので、遠方からでも火災に対する対処と、出火場所における人の有無および人数の把握とを可能にする。これにより、住宅内の出火場所にいる人の迅速かつ確実な救出を可能にする。
次に、この発明の実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。この実施の形態による火災警報システムは、火災を検知する実運転機能と、実運転機能をチェックする試験機能とを持つ。以下ではこの2つについて順に説明する。
1.実運転機能
実運転機能を実施するための構成・作用・効果について説明する。
(1)構成
この実施の形態による火災警報システムは、図1および図2に示すように、住宅1の各場所に設置されている火災警報装置11A〜11Eと、住宅1に設置されている通信装置12と、住宅1の居住者が使用する通信端末20と、保険会社や不動産管理会社などの監視センタ3に設置されているサーバ30とで構成される。住宅1の通信装置12と通信端末20とサーバ30とは通信網100を経由して互いに接続されている。また、通信網100には、火災の際に出動する消防署4の通信端末40が接続されている。
1)住宅の装置
住宅1の間取りは、この実施の形態では台所11、居間12、子供部屋13、寝室14、および階段15である。台所11には火災警報装置11Aが設置され、居間12には火災警報装置11Bが設置され、子供部屋13には火災警報装置11Cが設置されている。また、寝室14には火災警報装置11Dが設置され、階段15には火災警報装置11Eが設置されている。火災警報装置11A〜11Eは熱や煙などから火災の有無を検知して、火災検知結果を表す火災検知信号を通信装置12にそれぞれ出力する。火災検知信号には1ビットの検知ビットがあり、検知ビットが「0」のときには、火災検知信号が火災を検知しないことを表す。また、検知ビットが「1」のときには、火災検知信号が火災を検知したことを表す。火災警報装置11A〜11Eの中で火災を検知したものはブザー等で火災発生を知らせる。
また、火災警報装置11A〜11Eには、人体を検知する人体検知センサ(図示を省略)がそれぞれ設けられている。火災警報装置11A〜11Eの人体検知センサは、例えば人体から放出される赤外線により人体の有無を検知し、人体検知結果を表す人体検知信号を火災検知信号と共に通信装置12に出力する。
さらに、火災警報装置11A〜11Eには互いに異なる識別情報が設定され、火災警報装置11A〜11Eは火災検知信号を出力するときに識別情報を付加する。この実施の形態では、火災警報装置11A〜11Eの識別情報は次のとおりである。
火災警報装置11A:A001
火災警報装置11B:B002
火災警報装置11C:C003
火災警報装置11D:D004
火災警報装置11E:E005
住宅1に設置されている通信装置12は、火災警報装置11A〜11Eから受け取った火災検知信号と人体検知信号とを、通信網100を経由して監視センタ3のサーバ30に定期的にまたは常時送信する。
通信端末20は、住宅1の居住者が使用するものであり、携帯電話機や職場の電話機等が通信端末20に該当する。また、居住者が住宅1の中で使用する電話機も通信端末20に該当する。
2)監視センタの装置
サーバ30は、住宅1に設置されている火災警報装置11A〜11Eからの火災検知信号と人体検知信号とを基にして住宅1の火災を検知すると、通信端末20に火災発生のメッセージを自動通報する。このために、サーバ30は、図3に示すように、入力処理部31、監視運用卓32、処理部33、記憶部34、および出力処理部35を備えている。処理部33は、入力処理部31、監視運用卓32、記憶部34、および出力処理部35を制御して通報処理を行う。入力処理部31、監視運用卓32、処理部33、記憶部34、および出力処理部35の通報処理を基にした機能は図4に示す構成となり、判定処理機能33Aとスイッチ機能33Bは処理部33により形成される。
記憶部34は、火災警報装置11A〜11Eの住宅1に対する設置場所、居住者の居所、火災発生時の連絡先を含む情報を住宅テーブルとして顧客データベース(DB)34Aに記憶している。住宅テーブルの一例を図5に示す。図5の住宅テーブル34A11〜34A14は、住宅1に関する情報として、火災警報装置11A〜11Eの設置場所番号(NO)、各設置場所の名称、各設置場所を利用する居住者の人数、火災発生時に自動的に連絡するための電話番号である自動連絡ダイヤル1および自動連絡ダイヤル2からなり、さらに、昼間モードおよび夜間モードと週日モードおよび休祭日モードとに分かれている。住宅テーブル34A11〜34A14の利用人数は、週日や休祭日の昼間または夜間モードで各部屋を利用する人数である。なお、利用人数、自動連絡ダイヤル1、自動連絡ダイヤル2は、週日および休祭日の昼間・夜間の各モード毎に事前設定されるものであり、時刻変化と共に各モードに移行して、住宅テーブル34A11〜34A14の利用人数、自動連絡ダイヤル1、自動連絡ダイヤル2も自動的に更新されて、その時刻、各モードに合致した情報になる。以下では、住宅テーブルとして住宅テーブル34A11〜34A14を利用する場合を例として説明する。
また、記憶部34は、住宅テーブル34A11〜34A14を基にした実運転用テーブルを顧客データベース(DB)34Aに記憶している。実運転用テーブルは、住宅1の各場所および各場所における居住者の人数に関する情報を記憶する。実運転用テーブルの一例を図6に示す。図6の実運転用テーブル34A21〜34A24は、住宅1の各場所番号(NO)および場所名と、各場所における人の有無と、住宅テーブル34A11〜34A14に保持されている自動連絡ダイヤル1および自動連絡ダイヤル2と、火災検知信号の検知ビットとからなり、さらに、昼間モードおよび夜間モードと週日モードおよび休祭日モードとに分かれている。記憶部34は、入力処理部31から火災検知信号と人体検知信号と受け取ると、これらを基にして実運転用テーブル34A21〜34A24を更新し、火災検知信号に付与されている後述の絶対時刻の順に、所定期間の実運転用テーブル34A21〜34A24を顧客データベース(DB)34Aに蓄積する。以下では、実運転用テーブルとして実運転用テーブル34A21〜34A24を利用する場合を例として説明する。
さらに、記憶部34は、住宅1の各場所と、各場所に設置されている火災警報装置11A〜11Eとの対応関係を表す火災警報装置テーブルを顧客データベース(DB)34Aに記憶している。火災警報装置テーブルの一例を図7に示す。図7の火災警報装置テーブル34A4は識別情報として識別番号を用いている。以下では、火災警報装置テーブルとして火災警報装置テーブル34A4を利用する場合を例として説明する。
入力処理部31は、通信装置31Aと信号入力部31Bとを備え、さらに、絶対時刻付与機能31Cとビットチェック機能31Dとを持つ。通信装置31Aは、通信網100を経由して住宅1の通信装置12から火災検知信号と人体検知信号とを受信する。信号入力部31Bは、通信装置31Aから火災検知信号と人体検知信号とを受け取る。この後、入力処理部31は、絶対時刻付与機能31Cにより、火災検知信号に対して受信時の絶対時刻を付与する。さらに、入力処理部31は、ビットチェック機能31Dにより、火災検知信号の検知ビットに「1」があるかどうかをチェックする。そして、火災検知信号の検知ビットに「1」がある場合には、入力処理部31は、ビットチェック機能31Dにより、火災検知信号と人体検知信号とを処理部33に送る。火災検知信号の検知ビットに「1」がない場合には、入力処理部31は、火災検知信号と人体検知信号とを記憶部34の顧客データベース(DB)34Aに送る。
監視運用卓32は監視センタ3の職員により操作され、監視運用卓32には各種の指示が入力される。入力された指示が住宅1の常時監視である場合、監視運用卓32は常時監視を示す実運転指示を処理部33に出す。
処理部33は、先に述べたように、判定処理機能33Aとスイッチ機能33Bとを持つ。処理部33は、監視運用卓32から指示を受けると、スイッチ機能33Bによって、入力処理部31のビットチェック機能31Dにより受け取った火災検知信号と人体検知信号とを、監視運用卓32の実運転指示による実運転用信号とする。
また、処理部33は、監視運用卓32の実運転指示によりスイッチ機能33Bから実運転用信号を受け取ったとき、判定処理機能33Aによって、火災検知信号に付与されている絶対時刻を基にして実運転用テーブル34A21〜34A24の中から該当する実運転用テーブルと火災警報装置テーブル34A4とを記憶部34の顧客データベース34Aから読み出し、実運転用信号を基にして実運転用テーブルを修正する。この後、処理部33は、修正した実運転用テーブルを、判定処理機能33Aによって出力処理部35に送る。実運転用テーブルの修正の具体例は次のとおりである。処理部33は、判定処理機能33Aによって、実運転用信号の中の火災検知信号に付加されている識別情報に対応する場所の検知ビットを「1」に変更し、かつ、人体検知信号を基にして人の有無を変更する。
出力処理部35は、メッセージ合成処理機能35Aを持ち、また、自動電話装置35Bを備えている。メッセージ合成処理機能35Aは、処理部33の判定処理機能33Aにより実運転用テーブルを受け取ると、火災検知信号に付加されている時刻を火災発生時刻とし、実運転用テーブルの検知ビットが「1」になっている住宅1の場所名を出火場所とし、この出火場所と、この出火場所における人の有無と、残りの各場所における人の有無および利用人数と、火災発生時刻とを合成して、音声によるメッセージや電子メールのためのメッセージを作成する。この後、出力処理部35は、メッセージ合成処理機能35Aにより作成したメッセージと、実運転用テーブルの自動連絡ダイヤル1および自動連絡ダイヤル2とを自動電話装置35Bに送る。自動電話装置35Bは、メッセージ合成処理機能35Aにより、自動連絡ダイヤル1および自動連絡ダイヤル2とメッセージとを受け取ると、自動連絡ダイヤル1および自動連絡ダイヤル2に連絡をしてメッセージを送る。
(2)作用
次に、この実施の形態による火災警報システムを用いた火災警報方法について説明する。まず、基本となる動作の流れを説明する。
1)動作の流れ
住宅1では、火災警報装置11A〜11Eの識別情報と設置場所とをサーバ30の火災警報装置テーブル34A4に登録する。住宅1の通信装置12は火災警報装置11A〜11Eの火災検知信号と人体検知信号とを常時収集し、通信網100を経由して監視センタ3のサーバ30に定期的または常時送信する。
次に、監視センタ3では、サーバ30が顧客データベース34Aの住宅テーブル34A11〜34A14を利用する。また、サーバ30は顧客データベース34Aの実運転用テーブル34A21〜34A24を利用する。このために、サーバ30は入力処理部31の絶対時刻付与機能31Cにより絶対時刻を火災検知信号に付与する。入力処理部31はビットチェック機能31Dにより火災検知信号の検知ビットをチェックする。検知ビットに「1」がある場合、入力処理部31は火災検知信号と人体検知信号とを処理部33に送り、検知ビットに「1」がない場合、火災検知信号と人体検知信号とを記憶部34の顧客データベース34Aに送る。
監視運用卓32からの指示が常時監視指示である場合、監視運用卓32は常時監視を示す実運転指示を処理部33に出す。処理部33は、スイッチ機能33Bによって、受け取った火災検知信号と人体検知信号とを、監視運用卓32の実運転指示による実運転用信号とする。実運転指示の場合、処理部33は判定処理機能33Aによって、火災検知信号に付与されている絶対時刻を基にして実運転用テーブル34A21〜34A24の中から該当する実運転用テーブルと火災警報装置テーブル34A4とを顧客データベース34Aから読み出し、実運転用信号を基にして実運転用テーブルを修正する。この修正では、火災検知信号に付加されている識別情報に対応する場所の検知ビットを「1」に変更し、かつ、人体検知信号を基にして人の有無を変更する。実運転用テーブルを修正した後、処理部33は実運転用テーブルを用いて判定処理を行い、その結果を出力処理部35に送る。
出力処理部35は、実運転用テーブルを受け取ると、実運転用テーブルの検知ビットが「1」になっている住宅1の場所名を出火場所とし、この出火場所と、この出火場所における人の有無と、残りの各場所における人の有無および利用人数と、火災発生時刻とを合成して、音声によるメッセージや電子メールのためのメッセージを作成する。その後直ちに、出力処理部35は、実運転用テーブルの自動連絡ダイヤル1、2を自動電話装置35Bに送る。自動電話装置35Bは、メッセージ合成処理機能35Aにより、自動連絡ダイヤル1、2とメッセージとを受け取ると、自動連絡ダイヤル1、2に連絡をしてメッセージを送る。
2)火災発生時の動作
監視センタ3の職員が監視運用卓32を操作して実運転指示を入力すると、処理部33はスイッチ機能33Bによって実運転用信号を処理部33に出力可能な状態になる。この状態のときに、例えば台所11に火災が発生すると、台所11に設置されている火災警報装置11Bは、火災を検知して検知ビットを「1」にした火災検知信号を通信装置12に送ると共に、台所11の人の有無を表す人体検知信号を通信装置12に送る。同時に、火災警報装置11B〜11Eは検知ビットを「0」にした火災検知信号をそれぞれ通信装置12に送る。通信装置12は、これらの信号を、通信網100を経由して監視センタ3のサーバ30に送信する。
監視センタ3のサーバ30は、火災検知信号と人体検知信号とを住宅1から受信すると、通報処理を開始して、火災検知信号の検知ビットが「1」の出火場所と、出火場所における人の有無と、出火場所の利用人数、つまり、そこにいる可能性のある人の数と、残りの場所における人の有無および利用人数と、出火時刻とを音声で知らせるメッセージ、および電子メールで知らせるメッセージを作成し、直ちにサーバ30は、音声のメッセージを自動連絡ダイヤル1の連絡先である消防署の通信端末40に通報すると共に、自動連絡ダイヤル2の連絡先である住宅1の居住者の通信端末20に対して、音声のメッセージと電子メールによるメッセージとを送信する。
(3)効果
こうして、この実施の形態により、住宅1に火災が発生すると、通報を受けた通信端末20の所有者は、直ちに住宅1にいる人に連絡して出火場所を伝えることができるので、住宅1にいる人はどのように逃げてよいかを迅速に判断することができる。また、メッセージには出火場所における人の有無に加えて、この場所の利用人数が含まれるので、出火場所にいる可能性のある人の数を把握することを可能にする。この結果、火災で煙が発生しても、各場所における人の有無と人数とを把握することができるので、住宅1に人が取り残されること、特に、子供や足の不自由なお年寄りなどの弱者が取り残されることを防ぐことを可能にする。また、この実施の形態により出火場所を特定するので、住宅1にいる人は直ちに出火場所に向かい消火活動をすることを可能にする。さらに、サーバ30の通報処理によって消防署4の通信端末40に火災発生を自動通報するので、通信端末20の所有者は、消防署に通報する手間を省くことができ、直ちに火災に対処することを可能にする。
また、この実施の形態による火災警報システムを保険会社が運営して、火災警報装置11A〜11Eと通信装置12との設置費用を保険会社が負担するビジネスモデルを展開すれば、この実施の形態によるシステムが火災発生の場所を特定して住宅1にいる人に知らせることを可能にするので、火災で住宅1に大きな被害が生じることを防ぎ、かつ、出火場所における人の有無、およびそこにいる可能性のある人の数を判定するので、逃げ遅れを防止し、結果として火災保険料の低減を可能にする。また、火災が発生した場合、出火場所の特定等のための現場検証において、保険会社として独自のデータを持つことができるので、その後の調査費用等の軽減に役立つ。
さらに、通信装置12とサーバ30とを常時接続することにより、住宅1にいる人の最新の有無情報を把握することができ、火災が発生した場合に通信装置12が焼失する直前まで、火災検知信号と人体検知センサとを得て住宅1に関する情報を入手することを可能にする。
2.試験機能
以下では、試験機能を実施するための構成・作用・効果について説明する。
(1)構成
試験機能を実施するための構成は、上述した実運転機能を実施するための構成に付加されたものである。
1)住宅の装置
試験機能を実施するための住宅に設置されている装置は上述した実運転機能を実施するための構成と同じであるので、説明を省略する。
2)監視センタの装置
サーバ30の記憶部34は、住宅テーブル34A11〜34A14を基にした試験用テーブルを顧客データベース(DB)34Aに記憶している。試験用テーブルは、監視センタ3の職員が火災警報システムをチェックする際に用いられる。試験用テーブルの一例を図8に示す。図8の試験用テーブル34A31〜34A34は、住宅1の各場所と、各場所における人の有無と、住宅テーブル34A11〜34A14の自動連絡ダイヤル1および自動連絡ダイヤル2と、火災検知信号の検知ビットとからなり、さらに、実運転用テーブル34A21〜34A24と同様に、昼間モードおよび夜間モードと週日モードおよび休祭日モードとに分かれている。なお、自動連絡ダイヤル2は監視センタ3に属する電話番号である。以下では、試験用テーブルとして試験用テーブル34A31〜34A34を利用する場合を例として説明する。
入力処理部31は、火災検知信号と人体検知信号とを受け取ったときに、監視運用卓32から試験指示を受けると、火災検知信号の検知ビットの例えばすべての「0」を「1」に変更する。監視運用卓32は、入力された指示が火災警報システムのチェックである場合、火災警報システムのチェックを示す試験運転指示を処理部33に出す。
処理部33は、監視運用卓32に試験運転指示が入力された場合、スイッチ機能33Bによって、入力処理部31のビットチェック機能31Dにより受け取った火災検知信号と人体検知信号とを、監視運用卓32の試験運転指示による試験用信号として、スイッチ機能33Bから判定処理機能33Aに送る。また、処理部33は、監視運用卓32の試験運転指示によりスイッチ機能33Bから試験用信号を受け取ったとき、判定処理機能33Aによって、火災検知信号に付与されている絶対時刻を基にして試験用テーブル34A31〜34A34の中から該当する試験用テーブル火災警報装置テーブル34A4とを記憶部34の顧客データベース34Aから読み出し、試験用信号を基にして試験用テーブルを修正する。この後、処理部33は、修正した試験用テーブルを、判定処理機能33Aによって出力処理部35に送る。試験用テーブルの修正の具体例は次のとおりである。処理部33は、判定処理機能33Aによって、試験用信号の中の人体検知信号を基にして人の有無を変更する。
出力処理部35は、処理部33の判定処理機能33Aにより試験用テーブルを受け取ると、音声によるメッセージや電子メールのためのメッセージを作成し、このメッセージと、試験用テーブルの自動連絡ダイヤル2とを自動電話装置35Bに送る。自動電話装置35Bは、メッセージ合成処理機能35Aにより、自動連絡ダイヤル2とメッセージとを受け取ると、自動連絡ダイヤル2に連絡をしてメッセージを送る。
(2)作用
次に、この実施の形態による火災警報システムを用いた、システム試験のための火災警報方法について説明する。まず、基本となる動作を説明する。
1)動作の流れ
住宅1では、火災警報装置11A〜11Eの識別情報と設置場所とをサーバ30の火災警報装置テーブル34A4に登録する。住宅1の通信装置12は火災警報装置11A〜11Eの火災検知信号と人体検知信号とを常時収集し、通信網100を経由して監視センタ3のサーバ30に定期的または常時送信する。
次に、監視センタ3では、サーバ30が顧客データベース34Aの住宅テーブル34A11〜34A14を利用する。また、サーバ30は顧客データベース34Aから試験用テーブル34A31〜34A34を利用する。このために、サーバ30は入力処理部31の絶対時刻付与機能31Cによりにより絶対時刻を火災検知信号に付与する。入力処理部31はビットチェック機能31Dにより火災検知信号の検知ビットをチェックする。検知ビットに「1」がある場合、入力処理部31は火災検知信号と人体検知信号とを処理部33に送り、検知ビットに「1」がない場合、火災検知信号と人体検知信号とを記憶部34の顧客データベース34Aに送る。
監視運用卓32からの指示が試験運転指示である場合、監視運用卓32は火災警報システムのチェックを示す試験運転指示を処理部33に出す。処理部33は、スイッチ機能33Bによって、受け取った火災検知信号と人体検知信号とを、監視運用卓32の試験運転指示による試験用信号とする。試験運転指示の場合、処理部33は判定処理機能33Aによって、火災検知信号に付与されている絶対時刻を基にして試験用テーブル34A31〜34A34の中から該当する試験用テーブルを読み出し、試験用信号を基にして試験用テーブルを修正する。このとき、処理部33は、判定処理機能33Aによって、試験用信号の中の人体検知信号を基にして人の有無を変更する。処理部33は、修正後の試験用テーブルを、判定処理機能33Aによって出力処理部35に送る。
出力処理部35は、メッセージ合成処理機能35Aによりメッセージを合成し、このメッセージと実運転用テーブルの自動連絡ダイヤル1、2とを自動電話装置35Bに送る。自動電話装置35Bは、メッセージ合成処理機能35Aにより、自動連絡ダイヤル1、2とメッセージとを受け取ると、自動連絡ダイヤル1、2に連絡をしてメッセージを送る。
2)システムチェック時の動作
監視センタ3の職員が火災警報システムをチェックする場合、職員が監視運用卓32を操作してチェックの指示を入力すると、処理部33はスイッチ機能33Bによって試験用信号を処理部33に出力可能な状態になる。この状態のときに、サーバ30は、住宅1から受け取った火災検知信号を基にして生成した火災検知信号、例えばすべての検知ビットを「1」にして生成した火災検知信号により通報処理を行う。これにより、サーバ30は、火災検知信号の検知ビットが「1」の出火場所と、出火場所における人の有無と、出火場所の利用人数と、出火時刻とを音声で知らせるメッセージ、および電子メールで知らせるメッセージを作成し、直ちにサーバ30は、音声のメッセージと電子メールによるメッセージとを自動連絡ダイヤル2の連絡先である監視センタ3の職員に通報する。
なお、試験用信号は、入力処理部31の信号入力部31Bから模擬データとして設定するか、あるいは住宅1の火災警報装置11A〜11Eまたは通信装置12から模擬入力するかの方法がある。
(3)効果
このように、この実施の形態による火災警報システムには、監視運用卓32の操作によるシステムのチェック機能があるので、必要に応じてシステムが正常に動作するかどうかを容易に調べることを可能にする。
3.その他の構成
以上、この発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、住宅1の居住者が使用する通信端末20としては、携帯電話機や電話機などの他にも専用の端末などが使用可能である。
この発明の実施の形態による火災警報システムを示す構成図である。 火災警報装置の設置の様子を示す図である。 サーバを示すブロック図である。 サーバの機能を示す図である。 住宅テーブルの一例を示す図である。 実運転用テーブルの一例を示す図である。 火災警報装置テーブルの一例を示す図である。 試験用テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
1 住宅
11A〜11E 火災警報装置(人体検知センサ)
12 通信装置
20 通信端末
3 監視センタ
30 サーバ
31 入力処理部
32 監視運用卓
33 処理部
34 記憶部
35 出力処理部

Claims (8)

  1. 住宅の各場所に設置され、互いに異なる識別情報を持つと共に火災の有無を検知する複数の火災警報装置と、
    前記住宅に設置され、前記各火災警報装置の火災検知結果と識別情報とを通信網に送信する通信装置と、
    前記火災警報装置の識別情報と、この識別情報に対応する前記火災警報装置の設置場所とを記憶する記憶部と、
    前記通信装置からの火災検知結果と識別情報とを前記通信網を介して受信する入力処理部と、
    前記入力処理部が受信した火災検知結果が火災発生を示す場合、火災検知結果と共に受信した識別情報を基にして、火災を検知した前記火災警報装置の設置場所を前記記憶部の記憶内容から特定する処理部と、
    を備えることを特徴とする火災警報システム。
  2. 前記記憶部は火災発生時の連絡先を記憶し、
    前記処理部が特定した設置場所の火災発生を知らせるメッセージを作成し、このメッセージを前記記憶部に記憶されている連絡先に送信する出力処理部を備えることを特徴とする請求項1に記載の火災警報システム。
  3. 住宅の各場所に設置され、互いに異なる識別情報を持つと共に火災の有無を検知する複数の火災警報装置と、
    前記火災警報装置の設置場所での人の有無を検知する人体検知センサと、
    前記住宅に設置され、前記各火災警報装置の火災検知結果および識別情報と、前記各人体検知センサの人体検知結果とを通信網に送信する通信装置と、
    前記火災警報装置の識別情報と、この識別情報に対応する前記火災警報装置の設置場所とを記憶する記憶部と、
    前記通信装置からの火災検知結果および識別情報と、人体検知結果とを前記通信網を介して受信する入力処理部と、
    前記入力処理部が受信した火災検知結果が火災発生を示す場合、火災検知結果と共に前記入力処理部が受信した識別情報と人体検知結果とを基にして、火災を検知した前記火災警報装置の設置場所を前記記憶部の記憶内容から特定すると共に特定した設置場所での人の有無を判別する処理部と、
    を備えることを特徴とする火災警報システム。
  4. 前記記憶部は火災発生時の連絡先を記憶し、
    前記処理部が特定した設置場所での火災発生と、火災が発生した設置場所での人の有無を含む判別結果とを知らせるメッセージを作成し、このメッセージを前記記憶部に記憶されている連絡先に送信する出力処理部を備えることを特徴とする請求項3に記載の火災警報システム。
  5. 前記記憶部は、前記火災警報装置の設置場所と共にこの設置場所の利用者数を記憶し、
    前記処理部は、特定した設置場所にいる人の数を、前記記憶部に記憶されている利用者数から調べることを特徴とする請求項3または4に記載の火災警報システム。
  6. 前記出力処理部は、作成したメッセージに対して、前記処理部が特定した設置場所にいる人の数を付加することを特徴とする請求項5に記載の火災警報システム。
  7. 住宅の各場所に設置され、火災の有無を検知すると共に各設置場所での人の有無を検知し、互いに異なる識別情報を持つ複数の火災警報装置を用いた火災警報方法であって、
    前記各火災警報装置の火災検知結果と識別情報とを通信網に送信し、
    前記火災警報装置の識別情報と、この識別情報に対応する前記火災警報装置の設置場所とをあらかじめ記憶し、
    前記火災警報装置からの火災検知結果と識別情報とを前記通信網を介して受信し、
    受信した火災検知結果が火災発生を示す場合、火災検知結果と共に受信した識別情報を基にして、火災を検知した火災警報装置の設置場所を特定する、
    ことを特徴とする火災警報方法。
  8. 住宅の各場所に設置され、互いに異なる識別情報を持つと共に火災の有無を検知する複数の火災警報装置と、前記火災警報装置の設置場所での人の有無を検知する人体検知センサとを用いた火災警報方法であって、
    前記各火災警報装置の火災検知結果と前記人体検知センサの人体検知結果と識別情報とを通信網に送信し、
    前記火災警報装置の識別情報と、この識別情報に対応する前記火災警報装置の設置場所とをあらかじめ記憶し、
    前記火災警報装置からの火災検知結果および識別情報と、前記人体検知センサからの人体検知結果とを前記通信網を介して受信し、
    受信した火災検知結果が火災発生を示す場合、火災検知結果と共に受信した識別情報と人体検知結果とを基にして、火災を検知した火災警報装置の設置場所を特定すると共に特定した設置場所での人の有無を判別する、
    ことを特徴とする火災警報方法。

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