JP2008027555A - Optical disk processor - Google Patents
Optical disk processor Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008027555A JP2008027555A JP2006202108A JP2006202108A JP2008027555A JP 2008027555 A JP2008027555 A JP 2008027555A JP 2006202108 A JP2006202108 A JP 2006202108A JP 2006202108 A JP2006202108 A JP 2006202108A JP 2008027555 A JP2008027555 A JP 2008027555A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- defective
- optical
- optical disk
- shredder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
Description
本発明は、複数の光ディスクに対して、データ記録およびレーベル画像印刷の少なくとも一方を連続して施す光ディスク処理装置に関する。 The present invention relates to an optical disk processing apparatus that continuously performs at least one of data recording and label image printing on a plurality of optical disks.
従来から、処理前の光ディスクに所定の処理、例えば、データ記録やレーベル画像印刷などの処理を施して光ディスクの生成処理を行う光ディスク装置が知られている。例えば、特許文献1には、複数の光ディスクに対する情報の記録やレーベル面への画像印刷などの処理作業を自動化し、記録メディア製品を連続して生産する光ディスク処理装置が開示されている。この光ディスク処理装置では、正常に処理(データ記録)が行えず、不良品と判定された光ディスクを収容するディスクストッカを備えており、正常に処理が終了したディスクとは区別して収容されるようになっている。そして、通常、ユーザは、この不良ディスク用のディスクストッカに収容されている不良ディスクを手動で回収し、廃棄する。 2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known an optical disc apparatus that performs an optical disc generation process by performing predetermined processing such as data recording or label image printing on an optical disc before processing. For example, Patent Document 1 discloses an optical disc processing apparatus that automates processing operations such as information recording on a plurality of optical discs and image printing on a label surface and continuously produces recording media products. This optical disc processing apparatus includes a disc stocker that accommodates optical discs that cannot be processed normally (data recording) and is determined to be defective, so that the discs are stored separately from discs that have been successfully processed. It has become. Normally, the user manually collects and discards the defective disk stored in the disk stocker for the defective disk.
ここで、不良ディスクを廃棄する際には、当該不良ディスクに書き込まれているデータの漏洩を防止する目的で、予め、当該不良ディスクに記録されているデータを物理的または電気的に破壊(DCイレースなどのデータ消去も含む)しておくことが望まれる。かかるデータ破壊作業を光ディスク生成処理とは別に改めてユーザが行うことは、ユーザにとって手間であり、また、時間がかかるという問題があった。また、光ディスク処理装置で不良ディスクが生成されてから、ユーザによりデータ破壊されるまでの時間が長くなるため、情報セキュリティ上の問題もあった。 Here, when discarding a defective disk, in order to prevent leakage of data written on the defective disk, the data recorded in advance on the defective disk is physically or electrically destroyed (DC (Including erasing data such as erasing). It is troublesome and time-consuming for the user to perform such data destruction work separately from the optical disc generation process. In addition, since the time from when a defective disk is generated by the optical disk processing apparatus to when the data is destroyed by the user becomes longer, there is a problem in information security.
そこで、本発明では、光ディスク廃棄処理も含めた光ディスク生成処理をより簡易にでき得る光ディスク処理装置を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide an optical disc processing apparatus that can simplify optical disc generation processing including optical disc disposal processing.
本発明の光ディスク処理装置は、複数の光ディスクに対して、データ記録およびレーベル画像印刷の少なくとも一方を連続して施す光ディスク処理装置であって、光ディスクに対してデータ記録およびレーベル画像印刷の少なくとも一方を含む光ディスク生成処理を施す処理実行手段と、少なくとも、処理実行手段による光ディスク生成処理の成否を各光ディスクごとに判断する判断手段と、判断手段により光ディスク生成処理失敗と判断された不良ディスクに記録されているデータを破壊するデータ破壊手段と、少なくとも光ディスク生成処理失敗と判断された不良ディスクを処理実行手段からデータ破壊手段に搬送する搬送手段と、を備えることを特徴とする。 An optical disk processing apparatus of the present invention is an optical disk processing apparatus that continuously performs at least one of data recording and label image printing on a plurality of optical disks, and performs at least one of data recording and label image printing on the optical disk. A process execution unit that performs an optical disc generation process, a determination unit that determines at least whether or not the optical disk generation process by the process execution unit is successful, and a disc that is determined to have failed by the determination unit. Data destruction means for destroying existing data, and conveying means for conveying at least a defective disk determined to have failed in the optical disk generation process from the process execution means to the data destruction means.
好適な態様では、搬送手段は、光ディスクを保持しつつ移動することで光ディスクを搬送する主搬送機構であって、処理実行手段への光ディスクの供給および処理実行手段からの光ディスクの回収を行う主搬送機構と、データ破壊手段のディスク入口に向かって傾斜した傾斜面を備え、当該傾斜面に沿って不良ディスクを滑落させることで不良ディスクをデータ破壊手段に搬送する副搬送機構と、を備えており、前記主搬送機構は、光ディスク生成処理失敗と判断された場合に、処理実行手段から排出された不良ディスクを前記傾斜面の上方に搬送するとともに、当該不良ディスクを前記傾斜面に落下させる。この場合において、前記傾斜面は、不良ディスクの底面の一部とのみ接触する形状であることが望ましい。 In a preferred aspect, the transport means is a main transport mechanism that transports the optical disk by moving while holding the optical disk, and supplies the optical disk to the process execution means and collects the optical disk from the process execution means. A mechanism, and a sub-transport mechanism that includes an inclined surface inclined toward the disk entrance of the data destroying means, and transports the defective disk to the data destroying means by sliding the defective disk along the inclined surface. When it is determined that the optical disc generation process has failed, the main transport mechanism transports the defective disk ejected from the process execution means to the upper side of the inclined surface and drops the defective disk onto the inclined surface. In this case, it is desirable that the inclined surface has a shape that contacts only a part of the bottom surface of the defective disk.
他の好適な態様では、判断手段は、さらに、主搬送機構による不良ディスク落下後におけるデータ破壊手段の稼動状況に基づいて副搬送機構による不良ディスクの搬送の成否を判断する。 In another preferred aspect, the determination unit further determines the success / failure of the conveyance of the defective disk by the sub-conveyance mechanism based on the operation status of the data destruction unit after the defective disk is dropped by the main conveyance mechanism.
本発明によれば、光ディスク生成処理失敗と判断された不良ディスクに記録されているデータを破壊するデータ破壊手段と、当該データ破壊手段に不良ディスクを搬送する搬送手段と、を設けているため、迅速、かつ、簡易に不良ディスクに残存されたデータが破壊される。その結果、光ディスク廃棄処理も含めた光ディスク生成処理をより簡易にできる。 According to the present invention, the data destruction means for destroying the data recorded on the defective disk determined to have failed in the optical disk generation process, and the conveyance means for conveying the defective disk to the data destruction means are provided. Data remaining on the defective disk can be destroyed quickly and easily. As a result, the optical disc generation process including the optical disc discard process can be simplified.
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態である光ディスク処理装置10の概略構成を示すブロック図である。また、図2は、搬送機構18のより詳細な構成を示すブロック図である。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of an optical
この光ディスク処理装置10は、処理前の複数の光ディスクに対して、データ書き込み処理およびレーベル画像印刷処理を施して、同一内容の処理済ディスクを連続的に生成する装置である。
The optical
処理前ディスク収容部(スタッカ)12は、処理前ディスク、すなわち、データ未記録かつレーベル画像印刷前の光ディスクを多数(例えば、数十枚〜数百枚)収容する収容部材である。光ディスク処理装置10による光ディスク生成処理を実行する際、ユーザは、当該処理前スタッカ12に処理前ディスクを補充しておく。
The unprocessed disk storage unit (stacker) 12 is a storage member that stores a large number (for example, several tens to several hundreds) of unprocessed disks, that is, optical disks on which no data is recorded and before label image printing. When executing the optical disc generation process by the optical
処理済ディスク収容部(スタッカ)14は、当該光ディスク処理装置10によりデータ書き込み処理およびレーベル画像印刷処理が施された処理済の光ディスクを収容する収容部材である。この処理済スタッカ14で収容可能な光ディスク枚数は、基本的には、処理前スタッカ12の収容可能枚数とほぼ同じであるが、当然、異なる数であってもよい。光ディスク生成処理が終了した場合、ユーザは、当該処理済スタッカ14に収容されている処理済ディスクを回収する。
The processed disk storage unit (stacker) 14 is a storage member that stores a processed optical disk that has been subjected to data writing processing and label image printing processing by the optical
光ディスクに所定の処理を施す処理実行部16は、データ書き込み処理を行う書込ドライブ28と、レーベル面にレーベル画像を印刷する印刷ユニット30と、から構成される。書込ドライブ28は、光ディスクに対してデータの書き込み処理を施す書込ドライブであり、その具体的構成は、周知の書込ドライブと同様である。したがって、ここでは、当該書込ドライブ28の構成に関する詳細説明は省略する。
The
書込ドライブ28への未記録ディスクの供給は、後述する搬送機構18により自動的に行われる。また、光ディスクに書き込むべき記録データは、ネットワークを介して、外部の情報処理装置(図示せず)から入力される。書き込み処理が終了すれば、書込ドライブ28は、その成否を判断し、判断結果を制御部20に通知する。すなわち、書込ドライブ28によるデータ書込処理は、周辺環境(例えば振動の有無など)や書込対象である光ディスクの品質などの不具合により、失敗する場合がある。かかるデータ書込処理が失敗した光ディスクは不良ディスクとして、正常にデータ書き込みがされた正常記録済ディスクとは区別して取り扱われる必要がある。そこで、書込ドライブ28は、各光ディスクごとに書き込み処理の成否を判断し、制御部20に通知している。書き込み処理が終了した正常記録済ディスクあるいは不良ディスクの回収は、搬送機構18により自動的に行われる。
The supply of the unrecorded disk to the
印刷ユニット30は、光ディスクのレーベル面(非記録面)にレーベル画像を印刷する。この印刷ユニット30の構成は、周知のレーベル印刷装置と同様であり、例えば、熱転写方式などにより印刷処理が実現されている。この印刷ユニット30への印刷前ディスクの供給も搬送機構18により自動的に行われる。印刷前ディスクが供給されれば、印刷ユニット30は、当該ディスクへのレーベル画像印刷処理を実行する。印刷すべきレーベル画像データも、記録データと同様に、ネットワークを介して、外部の情報処理装置から入力される。ここで、データ書込処理が成功しても、レーベル画像印刷処理が失敗であれば、当該光ディスクは不良ディスクとして正常に印刷処理が終了した正常処理済ディスクとは区別して取り扱われる必要がある。したがって、印刷ユニット30も、書込ドライブ28と同様に、印刷処理が終了すれば、その成否を判断し、判断結果を制御部20に通知する。印刷処理が終了した正常処理済ディスクあるいは不良ディスクの回収は、搬送機構18により自動的に行われる。
The
搬送機構18は、処理進行状況に応じて光ディスクを各箇所に搬送する搬送手段である。この搬送機構18は、図2に図示するように、主搬送機構31と、シュータ32と、に大別される。主搬送機構31は、当該主搬送機構31を構成する搬送アーム38やクランパ40をモータ等の駆動源36によって駆動することにより、能動的に光ディスクを搬送する機構である。この主搬送機構31は、垂直方向に延びるガイド軸34、当該ガイド軸34に沿って昇降可能かつガイド軸34を中心として回動可能な搬送アーム38、搬送アーム38の先端に設けられたクランパ40、および、モータ等からなる駆動源36を備えている。クランパ40は、適宜、光ディスクを保持、および、保持解除可能となっており、当該クランパ40で光ディスクを保持したまま搬送アーム38を移動させることにより光ディスクの搬送が実現されている。
The
シュータ32は、後に詳説するが、重力によって移動する光ディスクをシュレッダ26のディスク入口26aへと案内するガイド部材である。また、主搬送機構31がスタッカ12,14および処理実行部16の間での光ディスク搬送を担う機構であるのに対し、当該シュータ32は、処理実行部16から排出された不良ディスクをシュレッダ26に搬送する場合に専ら利用される機構である。このシュータ32は、後に詳説するが、シュレッダ26のディスク入口26aに向かって傾斜した傾斜面を備えており、シュータ32に落下した光ディスクは重力により当該傾斜面に沿って移動する。
As will be described in detail later, the
操作パネル24は、ユーザからの操作指示を受け付けるとともに、必要に応じてユーザに情報を提示するユーザインターフェースである。この操作パネル24には、例えば、処理実行開始ボタンや生成すべきディスク枚数を指示するためのボタンなどが設けられている。また、この操作パネル24には、ユーザに各種情報、例えば、ディスク生成条件(生成枚数やデータ書き込み速度など)や、エラーの発生有無と発生したエラーの内容などを表示するための表示手段も設けられている。
The
制御部20は、この操作パネル24を介して入力されたユーザからの操作指示に応じて光ディスク処理装置10の各部を制御する制御手段である。具体的には、制御部20は、書込ドライブ28や印刷ユニット30、および、後述するシュレッダ26の駆動タイミングや、データ書込処理や印刷処理の成否に応じて主搬送機構31による光ディスクの搬送経路などを判断し、指示する。この制御部20による各種判断および指示の詳細については後に詳説する。
The
シュレッダ26は、データ書き込み処理またはレーベル画像の印刷処理が失敗した不良ディスクに記録されているデータを破壊する装置であり、データ破壊手段として機能する。具体的には、このシュレッダ26は、投入された光ディスクを裁断したり、光ディスクの記録面に多数のクラック(傷)を形成するなどすることにより、データを破壊する。かかるシュレッダの具体的構成は、周知の光ディスク用シュレッダとほぼ同じであるため、ここでの詳説は省略する。ところで、このシュレッダ26には、通常の光ディスク用シュレッダと同様に、その稼動状況を検知する稼動状況検知機構27を備えている。稼動状況検知機構27は、例えば、シュレッダ26内における光ディスクの有無を検知する光ディスクセンサや、内蔵された光ディスク搬送用のローラ等にかかる負荷を検知する負荷センサなどから構成される。シュレッダ26は、この稼動状況検知機構27を構成する各種センサで検知された検知結果に応じて、適宜、シュレッダ26の各部を駆動、あるいは、駆動停止する。また、稼動状況検知機構27を構成する各種センサでの検知結果は、光ディスク処理装置10の制御部20にも出力される。制御部20は、この稼動状況検知機構27での検知結果に応じて、不良ディスクの廃棄処理の成否等を判断する。
The
ここで、従来の光ディスク処理装置10では、シュレッダ等のデータ破壊専用の機構は設けられておらず、このデータ破壊に関する処理は、光ディスク処理装置10とは別個の装置を用いてユーザが手動で行っていた。すなわち、従来の光ディスク処理装置10では、不良ディスクは、特定のスタッカ(不良ディスク用スタッカ)に収容しておく構成となっていた。そして、ユーザは、手動で、この不良ディスク用スタッカに収容された光ディスクを回収し、光ディスク処理装置10とは別個の装置であるシュレッダ装置に搬送、供給し、残存データを破壊したうえで廃棄していた。かかる手動での、回収、搬送、供給、廃棄は、煩雑であり、ユーザの負担になっていた。また、特定のスタッカに不良ディスクを収容しておく構成では、不良ディスクが生成されてから、データ破壊されるまでの時間が長くなりがちであり、データセキュリティ上、望ましくなかった。もちろん、光ディスク処理装置10から不良ディスクが排出されるたびに、ユーザが手動で、当該不良ディスクを回収し、シュレッダ装置等に搬送、供給し、廃棄すれば、データ破壊までの時間は短縮できる。しかし、不良ディスクが排出されるたびに、これらの処理をユーザが手動で行うのは大きな手間であり、実際には実現困難であった。
Here, the conventional optical
そこで、本実施形態では、不良ディスクの残存データを破壊するシュレッダ26を光ディスク処理装置10に設けている。また、後に詳説するように、このシュレッダ26への光ディスクの供給等を自動的に、かつ、迅速に行うようにしている。
Therefore, in the present embodiment, the optical
次に、この光ディスク処理装置10の物理的構成について図3を用いて説明する。図3は、光ディスク処理装置10の斜視図である。なお、図3では見易さのために光ディスク処理装置10全体を覆うカバー等、一部の部材の図示を省略している。
Next, the physical configuration of the optical
光ディスク処理装置10の前側には、処理前スタッカ12(図3では図示せず)および処理済スタッカ14が挿入されるスタッカ収容部14a,14bが設けられている。各スタッカ12,14は、光ディスク処理装置10に対して抜き差し自在となっており、ユーザは、必要に応じてこれらスタッカ12,14を光ディスク処理装置10から抜き取り、処理前ディスクの補充または処理済ディスクの回収を行う。なお、各スタッカ12,14において、光ディスクは、そのレーベル面が上向きになるべく収容されている。
On the front side of the optical
光ディスク処理装置10の前面上側には、操作パネル24が設けられている。既述したように、この操作パネル24には、ユーザからの指示を受け付ける複数の操作ボタンや表示パネルが設けられている。
An
光ディスク処理装置10の内部には、書込ドライブ28、および、印刷ユニット30が設けられている。両者は、いずれも、既述のスタッカ12,14との間に一定の距離を開けた位置に設けられている。これは、それぞれのディスクトレイ28a,30aを進退させるスペースを確保するためである。
Inside the optical
書込ドライブ28は、光ディスク処理装置10の内部の下部に設置されている。書込ドライブ28は、進退自在のディスクトレイ28aを備えており、未記録光ディスクの供給、または、記録済ディスク等の回収が必要な場合、当該ディスクトレイ28aを進出させる。主搬送機構31は、この進出したディスクトレイ28aに未記録光ディスクを載置、または、ディスクトレイに載置された記録済ディスクおよび書き込み処理が失敗した不良ディスクを回収する。主搬送機構31による光ディスクの載置または回収が無事に完了すれば、書込ドライブ28は、ディスクトレイ28aをドライブ内部に引き戻し、光ディスクの装着を検出した場合には、データ書き込み処理を実行する。
The writing
印刷ユニット30は、書込ドライブ28の上部に設置されている。この印刷ユニット30も進退自在のディスクトレイ30aを備えており、主搬送機構31による光ディスクの載置または回収時には、当該ディスクトレイ30aを進出させる。主搬送機構31による光ディスクの載置または回収が無事に完了すれば、印刷ユニット30は、ディスクトレイ30aをユニット内部に引き戻し、光ディスクの装着を検出した場合には、レーベル画像印刷処理を実行する。
The
主搬送機構31は、搬送アーム38と、垂直方向に延びるガイド軸34、および、搬送アーム38の先端に設けられたクランパ40を備えている。搬送アーム38は、図示しないモータ等の駆動源によりガイド軸34に沿って昇降自在、かつ、ガイド軸34を中心として回動自在となっている。搬送アーム38の先端に設けられたクランパ40は、光ディスクの中心孔に係合することで光ディスクを保持する機構である。このクランパ40で光ディスクを保持した状態で搬送アーム38を移動させることで光ディスクの搬送を実現している。また、書込ドライブ28および印刷ユニット30から不良ディスクを回収した場合には、シュータ32の真上位置において、クランパ40によるディスク保持を解除して、不良ディスクをシュータ32に落下させる。
The
光ディスク処理装置10の下部、かつ、側方には、シュレッダ26が設けられている。このシュレッダ26は、そのディスク入口(図3では図示せず)が書込ドライブ28および印刷ユニット30のディスクトレイ28a,30aより低くなる位置に設けられている。ディスク入口は内側方向に向くように配置されており、当該ディスク入口26aにはシュータ32が接続されている。このシュレッダ26に投入された光ディスクは、データ破壊処理が施された後、ディスク出口26bから外部に放出される。ユーザは、このディスク出口26bから放出されたデータ破壊後の光ディスクを回収し、廃棄すればよい。
A
シュータ32は、シュレッダ26のディスク入口に向かって傾斜した板材であり、落下してきた不良ディスクをシュレッダ26のディスク入口に案内するガイド板である。図4は、このシュータ32による不良ディスクの案内の様子を概略的に示すイメージ図である。書込ドライブ28および印刷ユニット30から不良ディスク100を回収した搬送アーム38は、シュータ32の真上位置において、クランパ40によるディスク保持を解除し、不良ディスク100をシュータ32に落下させる。落下した不良ディスク100は、重力によって、シュータ32の上を滑り落ち、最終的にシュレッダ26のディスク入口26aに到達する。ディスク入口26aに到達した不良ディスク100は、シュレッダ26に内蔵された搬送ローラ等でシュレッダ26内部に引き込まれ、データ破壊処理が施される。
The
つまり、本実施形態において、不良ディスク100のシュレッダ26への搬送は、当該不良ディスク100のシュータ32への落下動作と、シュータ32に沿った滑落動作によって実現されている。換言すれば、不良ディスク100のシュレッダ26への搬送は、重力のみを駆動源としている。そのため、複雑な機構等が不要であり、極めて簡易な構成で不良ディスク100をシュレッダ26に搬送することができる。
That is, in the present embodiment, the conveyance of the
なお、不良ディスク100がシュータ32に落下した際に、当該不良ディスク100が跳ね上がり、シュータ32から脱落する場合がある。そこで、本実施形態では、不良ディスク100の跳ね上がりを極力防止するために、シュータ32の表面に、振動吸収のための微小な凹凸のあるシートを貼付している。また、シュータ32の幅方向、両側端部に立壁32a(図3参照)を形成している。
When the
さらに、不良ディスク100が滑る際の摩擦を低減するべく、本実施形態のシュータ32は、不良ディスク100の底面の一部にのみ接触する形状としている。図5は、当該シュータ32の幅方向断面の概略図である。図5に図示するように、本実施形態では、シュータ32の幅方向両側に、内側に向かって傾斜したテーパ部32bを形成している。そのため、上方から落下してきた不良ディスク100は、その周縁のみがテーパ部32bに当接することになり、シュータ32と不良ディスクとの接触面積、ひいては、シュータ32と不良ディスク100との間に生じる摩擦が小さくなる。更に、シュータ32の表面に貼付された凹凸のあるシート上を滑るため、より摩擦が小さくなっている。その結果、不良ディスク100がシュレッダ26に向かって、滑り落ちやすくなっている。
Furthermore, in order to reduce friction when the
ここで、 図6は、シュータ32周辺における光ディスク処理装置10の概略上面図である。図6から明らかなように、本実施形態において、書込ドライブ28および印刷ユニット30は、そのディスクトレイ28a,30aの進出位置がほぼ同軸線上に並ぶように、換言すれば、上面視で同位置になるように配置されている。また、シュータ32は、同軸線上に設けられた二つのディスクトレイの真下位置を通過するような位置に設けられている。これは、書込ドライブ28および印刷ユニット30から不良ディスクを回収してから落下させるまでの搬送アーム38の移動量(ひいては移動時間)を短縮するためである。すなわち、書込ドライブ28および印刷ユニット30(以下「書込ドライブ等」という)から不良ディスクを回収する場合、搬送アーム38は進出位置にあるディスクトレイ28a,30aの真上位置に移動し、当該ディスクトレイ28a,30aに載置されている不良ディスクをクランパ40でクランプし、保持する。続いて、搬送アーム38を僅かに上昇させるとともに、ディスクトレイ28a,30aを書込ドライブ等の内部に収容させる。そして、ディスクトレイ28a,30aが収容されると、搬送アーム38は、回収した不良ディスクをシュータ32に落下させる。このとき、シュータ32がディスクトレイ28a,30aの真下位置から離れている場合には、不良ディスクの回収後、搬送アーム38で保持している不良ディスクをシュータ32の真上位置まで一度、水平移動させる動作が必要となる。その結果、光ディスク搬送にかかる時間が増加し、全体としての処理時間の増加、および、制御の複雑化を招く。一方、本実施形態のように、シュータ32がディスクトレイ28a,30aの真下位置にあれば、不良ディスク回収後、そのままの状態で、換言すれば、搬送アーム38を水平移動させることなく、不良ディスクをシュータ32に落下させることができる。その結果、処理時間の短縮化、および、制御の簡易化が可能となる。ただし、本実施形態では、不良ディスク回収後の搬送アーム38を水平方向には移動させないが、垂直方向には移動(下降)させて、不良ディスクの落下距離を短縮する。落下距離が短縮されることにより、シュータ32に落下した不良ディスクの跳ね上がりが低減される。
Here, FIG. 6 is a schematic top view of the optical
次に、この光ディスク処理装置10による光ディスク生成の流れについて説明する。図7は、光ディスク生成の流れを示すフローチャートである。
Next, the flow of optical disc generation by the optical
光ディスク処理装置10は、ユーザから光ディスク生成処理の実行指示を受け付けると(S10)、まず、処理前スタッカ12に収容されている処理前ディスクを書込ドライブ28に搬送する(S12)。処理前ディスクが搬送されれば、書込ドライブ28は、当該処理前ディスクへのデータ書き込み処理を開始する(S14)。このとき、書き込まれるデータは、ネットワークを介して外部情報処理機器から入力するようにしてもよいし、光ディスク処理装置10にディスクドライブなどの情報記録再生装置を別途設置して、そこからデータを読み出して入力するようにしてもよい。書き込み処理が終了すれば、書込ドライブ28は、当該処理の成否結果とともに終了した旨を制御部20に通知する。
When the optical
この通知を受けた制御部20は、この書き込み処理の成否結果に応じて、次の処理内容を切り替える(S16)。すなわち、書き込み処理が正常に終了し、書込ドライブ28から正常記録済ディスクが排出された場合、制御部20は、搬送アーム38に対して当該正常記録済ディスクを印刷ユニット30に搬送するべく指示する。この指示を受けた搬送アーム38は、書込ドライブ28から正常記録済ディスクを回収し、印刷ユニット30に搬送、供給する(S18)。
Upon receiving this notification, the
一方、書込処理が失敗し、書込ドライブ28から不良ディスクが排出された場合、制御部20は、当該不良ディスクを廃棄するべく各部に指示を出力する(S24)。この不良ディスク廃棄処理の詳細な流れについては後に詳説する。
On the other hand, when the writing process fails and the defective disk is ejected from the writing
正常記録済ディスク(印刷前光ディスク)が印刷ユニット30に搬送されれば、印刷ユニット30は、当該正常記録済ディスクのレーベル面にレーベル画像を印刷する(S20)。この印刷するレーベル画像データも、ネットワークを介して外部情報処理装置から入力するようにしてもよいし、光ディスク処理装置10にディスクドライブなどの情報記録再生装置を別途設置して、そこからレーベル画像データを読み出して入力するようにしてもよい。印刷処理が終了すれば、印刷ユニット30は、当該処理の成否結果とともに終了した旨を制御部20に通知する。
If the normally recorded disc (optical disc before printing) is conveyed to the
この印刷ユニット30からの通知を受けた制御部20は、書込処理の成否結果の通知を受けた場合と同様に、印刷処理の成否結果に応じて次の処理を切り替える(S22)。すなわち、印刷処理が正常に終了し、印刷ユニット30から正常処理済ディスクが排出された場合、制御部20は、搬送アーム38に対して当該正常処理済ディスクの処理済スタッカ14への搬送を指示する。この指示を受けた搬送アーム38は、印刷ユニット30から正常処理済ディスクを回収し、処理済スタッカ14に搬送する(S28)。
The
一方、印刷処理が失敗し、印刷ユニット30から不良ディスクが排出された場合、制御部20は、当該不良ディスクを廃棄するべく各部に指示を出力する(S24)。
On the other hand, when the printing process fails and the defective disk is ejected from the
正常処理済ディスクの処理済スタッカ14への搬送(S28)、または、光ディスク廃棄処理(S24)が終了すれば、制御部20は、生成した光ディスク枚数がユーザから指定された目標枚数に達したか否かを判断し(S29)、達している場合には、全体の処理を終了する。目標枚数に達していない場合には、目標枚数になるまで、ステップS12からステップS29の処理を繰り返す。
When the transport of the normally processed disk to the processed stacker 14 (S28) or the optical disk discarding process (S24) is completed, the
図8は、光ディスク廃棄処理(S24)の詳細な流れを示すフローチャートである。書込ドライブ28または印刷ユニット30から不良ディスクが排出されると、制御部20は搬送アーム38を駆動して、この排出された不良ディスクを回収する(S30)。すなわち、書込ドライブ28および印刷ユニット30は、書き込み処理または印刷処理が終了すれば、不良ディスクが載置されたディスクトレイ28a,30aを進出させる。搬送アーム38は、このディスクトレイ28a,30aまで移動し、その先端に設けられたクランパ40でディスクトレイ28a,30aに載置された不良ディスクを保持する。不良ディスクを保持すれば、搬送アーム38は、ディスクトレイ28a,30aの収容動作の邪魔にならないように、僅かに上昇する。一方、書込ドライブ28および印刷ユニット30は、不良ディスクが回収されれば、ディスクトレイ28a,30aを内部に引き戻す(S32)。
FIG. 8 is a flowchart showing a detailed flow of the optical disc discarding process (S24). When the defective disk is ejected from the writing
ディスクトレイ28a,30aが収容されると、搬送アーム38は、シュータ32との距離を短縮するべく、下降する(S34)。ここで、既述したように、また、図6に図示するように、書込ドライブ28および印刷ユニット30のディスクトレイ28a,30aの進出位置は、シュータ32の真上に位置している。したがって、搬送アーム38は、ディスクトレイ28a,30aから不良ディスクを回収した時点で、シュータ32の真上位置に位置していることになる。その結果、不良ディスク回収後、搬送アーム38は、水平方向への移動が不要となり、不良ディスク搬送に要する時間を短縮することができる。
When the
搬送アーム38を下降させることによりシュータ32と搬送アーム38との距離が短縮できれば、制御部20は、シュレッダ26の稼動状況、具体的には、シュレッダ26におけるデータ破壊処理中の光ディスクの有無を確認する(S36)。この稼動状況の確認は、シュレッダ26に設けられた稼動状況検知機構27を構成する各種センサからの出力に基づいて行われる。既述したように、シュレッダ26には、投入された光ディスクの有無を検知する光ディスクセンサや刃物や搬送ローラ等にかかる負荷を検知する負荷センサなどから構成される稼動状況検知機構27が設けられている。この稼動状況検知機構を構成する各種センサでの検知結果は、シュレッダ26の駆動制御に利用される他、光ディスク処理装置10の制御部20にも出力される。
If the distance between the
稼動状況検知機構27からの検知結果に基づいてデータ破壊処理中の光ディスクが存在すると判断できる場合、制御部20は、搬送アーム38に対して所定時間の待機を指示する(S38)。すなわち、搬送アーム38は、シュータ32の真上位置において不良ディスクを保持したまま一時停止した状態となる。ここで、所定時間とは、シュレッダ26が光ディスク一枚のデータ破壊に要する程度の時間が設定されることが望ましい。また、ここで、搬送アーム38を一時待機させるのは、シュレッダ26の処理能力を超えた不良ディスクの投入を防止するためである。すなわち、通常、シュレッダ26は、一度にデータ破壊処理できるディスク枚数は決まっており、これを超えて光ディスクが投入された場合には、ディスク詰まりなどのエラーを招きやすい。かかる規定枚数を超えた光ディスク投入に起因するエラーを防止するために、シュレッダ26内にデータ破壊処理中の光ディスクが存在する間は、新たな不良ディスクの投入はせず、搬送アーム38をシュータ32の真上位置において待機させておく。
If it can be determined that there is an optical disc that is undergoing data destruction processing based on the detection result from the operating
続いて、所定時間、搬送アーム38を待機させた後、制御部20は、再度、シュレッダ26の稼動状況を確認する(S40)。この時点で、シュレッダ26内にデータ破壊処理中の光ディスクが存在すると判断した場合、制御部20は、シュレッダ26に何らかのエラーが生じていると判断する(S52)。この場合、制御部20は、光ディスク処理装置10全体の駆動を一時停止し、ユーザにエラーが発生した旨を通知する(S54)。
Subsequently, after the
一方、ステップS36、および、ステップS40において、シュレッダ26内にデータ破壊処理中の光ディスクが無いと判断された場合、制御部20は、シュレッダ26に対して、データ破壊処理動作の開始を指示する(S42)。また、搬送アーム38に対して、不良ディスクの保持解除を指示する。この指示を受けて、搬送アーム38が不良ディスクの保持を解除すると、当該不良ディスクは重力によって真下位置、すなわち、シュータ32へと落下していく(S44)。このとき、事前に搬送アーム38は下降しており(S34)、搬送アーム38(すなわち、不良ディスクの落下開始位置)とシュータ32(落下終了位置)との距離は短くなっているため、落下した不良ディスクの跳ね上がり等を防止できる。なお、当然ながら、不良ディスクの跳ね上がり等が生じないのであれば、ステップS34における搬送アーム38の下降動作は省略してもよい。
On the other hand, in step S36 and step S40, when it is determined that there is no optical disc in the data destruction process in the
シュータ32に落下した不良ディスクは、重力により、斜面であるシュータ32の表面を滑り落ちていく(S46)。その結果、不良ディスクは、重力により、自動的に、シュレッダ26のディスク入口26aに搬送されることになる。つまり、本実施形態では、落下および滑落という、重力を駆動源とする二つの動作により不良ディスクのシュレッダ26までの搬送を実現している。そのため、複雑な搬送機構等を設ける必要がなく、極めて簡易な構成で、不良ディスクをシュレッダ26に搬送することができる。
The defective disk dropped on the
シュレッダ26のディスク入口26aまで到達した不良ディスクは、当該シュレッダ26に設けられた搬送ローラ等によりシュレッダ26内部に引き込まれる。そして、裁断、あるいは、クラック形成処理が施され、データの破壊が図られる。
The defective disk that has reached the
つまり、本実施形態によれば、書込ドライブ28または印刷ユニット30から排出された不良ディスクをシュレッダ26に自動搬送し、当該不良ディスクに残存していたデータを破壊している。その結果、残存データ破壊に要するユーザの手間を大幅に低減できる。また、本実施形態では、不良ディスクが排出されると、即座に、シュレッダ26に当該不良ディスクが投入される。その結果、不良ディスク生成からデータ破壊までの時間を大幅に短縮することができ、データの機密性を向上することができる。
That is, according to the present embodiment, the defective disk ejected from the writing
ところで、光ディスク処理装置10の制御部20は、搬送アーム38に光ディスク落下を指示した後に、シュレッダ26によるデータ破壊処理が正常に終了したか否かを判断する(S48)。ここで、所定時間とは、シュレッダ26が光ディスク一枚のデータ破壊処理に要する時間に若干の余裕時間を付加した時間である。また、データ破壊処理が終了したか否かは、シュレッダ26に設けられた稼動状況検知機構27を構成する各種センサの検知結果に基づいて判断する。
By the way, the
判断の結果、所定時間内に、シュレッダ26によるデータ破壊処理が正常終了していないと判断できた場合、制御部20は、廃棄処理の失敗と判断して、光ディスク処理装置10全体の駆動を停止して、エラーが発生した旨をユーザに通知する(S52、S54)。一方、所定時間内にシュレッダ26によるデータ破壊処理が正常終了したと判断できた場合には、シュレッダ26の動作を停止し(S50)、ステップS29(図7参照)へと進む。
As a result of the determination, if it can be determined that the data destruction process by the
ここで、「データ破壊処理が正常終了していない」とは、データ破壊処理が異常終了(例えば、ディスク詰まり発生など)した場合だけでなく、データ破壊処理が一切開始されていない場合も含む。すなわち、本実施形態では、シュータに沿って不良ディスクを滑落させることで不良ディスクの搬送を実現しているが、この搬送の過程で不良ディスクのシュータからの脱落などが生じる場合がある。不良ディスクがシュータ32から脱落した場合、シュレッダ26によるデータ破壊処理が出来ないだけでなく、光ディスク処理装置を構成する他部材に悪影響を与える場合もある。例えば、落下時に跳ね上がってシュータ32から脱落した不良ディスクが搬送アーム38やディスクトレイ28a,30aの動作範囲内に到達する場合も考えられる。この場合、搬送アーム38等の動作を阻害するだけでなく、これらの部材の破損等も招く可能性がある。したがって、不良ディスクの脱落は、極力、迅速に検知される必要がある。そこで、本実施形態では、不良ディスク落下後、所定時間内に、シュレッダ26によるデータ破壊処理が正常終了したか否かを判断している。不良ディスクがシュータ32から脱落した場合には、当然、シュレッダ26にディスクが投入されないことになるため、データ破壊処理は開始されない。したがって、この場合には、不良ディスクが脱落したと判断できる。
Here, “the data destruction process has not ended normally” includes not only a case where the data destruction process has ended abnormally (for example, occurrence of a disk jam) but also a case where no data destruction process has been started. That is, in this embodiment, the defective disk is transported by sliding the defective disk along the shooter. However, the defective disk may be detached from the shooter in the course of the transportation. When a defective disk falls out of the
なお、ここで、不良ディスクの脱落を検知するために、シュータ32に何らかのセンサを設けることも考えられる。しかしながら、かかるセンサの設置は、コストアップを招くため望ましくない。一方、本実施形態では、シュレッダ26によるデータ破壊処理が正常終了したか否かを判断することで不良ディスクの脱落を検知しているため、専用のセンサは不要であり、簡易に、かつ、低コストで不良ディスクの脱落を確実に検知できる。
Here, it is conceivable that some sensor is provided in the
以上、説明したように、本実施形態によれば、不良ディスクに記録されているデータを破壊するシュレッダおよび当該シュレッダまで不良ディスクを搬送する搬送手段を設けているため、不良ディスク廃棄の手間を低減でき、また、情報の機密性も向上できる。また、シュレッダへの不良ディスクの搬送に重力を利用しているため、搬送機構を極めて簡易にすることができる。さらに、不良ディスク落下後のシュレッダの稼動状況に基づいて、不良ディスクのシュータからの脱落を検知しているため、光ディスク処理装置の信頼性をより向上できる。 As described above, according to the present embodiment, the shredder for destroying data recorded on the defective disk and the conveying means for conveying the defective disk to the shredder are provided, so that the trouble of discarding the defective disk is reduced. It can also improve the confidentiality of information. In addition, since the gravity is used for transporting the defective disk to the shredder, the transport mechanism can be extremely simplified. Furthermore, since the removal of the defective disk from the shooter is detected based on the operating condition of the shredder after the defective disk is dropped, the reliability of the optical disk processing apparatus can be further improved.
10 光ディスク処理装置、12,14 スタッカ、16 処理実行部、18 搬送機構、20 制御部、24 操作パネル、26 シュレッダ、27 稼動状況検知機構、28 書込ドライブ、30 印刷ユニット、31 主搬送機構、32 シュータ、34 ガイド軸、36 駆動源、38 搬送アーム、40 クランパ、100 不良ディスク。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
光ディスクに対してデータ記録およびレーベル画像印刷の少なくとも一方を含む光ディスク生成処理を施す処理実行手段と、
少なくとも、処理実行手段による光ディスク生成処理の成否を各光ディスクごとに判断する判断手段と、
判断手段により光ディスク生成処理失敗と判断された不良ディスクに記録されているデータを破壊するデータ破壊手段と、
少なくとも光ディスク生成処理失敗と判断された不良ディスクを処理実行手段からデータ破壊手段に搬送する搬送手段と、
を備えることを特徴とする光ディスク処理装置。 An optical disk processing apparatus for continuously performing at least one of data recording and label image printing on a plurality of optical disks,
Processing execution means for performing optical disc generation processing including at least one of data recording and label image printing on the optical disc;
Determination means for determining for each optical disc at least whether or not the optical disc generation processing by the processing execution means is successful;
Data destruction means for destroying the data recorded on the defective disc determined to be the optical disc generation process failure by the judging means;
Transport means for transporting at least a defective disk determined to have failed in the optical disk generation process from the process execution means to the data destruction means;
An optical disc processing apparatus comprising:
搬送手段は、
光ディスクを保持しつつ移動することで光ディスクを搬送する主搬送機構であって、処理実行手段への光ディスクの供給および処理実行手段からの光ディスクの回収を行う主搬送機構と、
データ破壊手段のディスク入口に向かって傾斜した傾斜面を備え、当該傾斜面に沿って不良ディスクを滑落させることで不良ディスクをデータ破壊手段に搬送する副搬送機構と、
を備えており、
前記主搬送機構は、光ディスク生成処理失敗と判断された場合に、処理実行手段から排出された不良ディスクを前記傾斜面の上方に搬送するとともに、当該不良ディスクを前記傾斜面に落下させることを特徴とする光ディスク処理装置。 The optical disk processing apparatus according to claim 1,
The transport means is
A main transport mechanism for transporting an optical disk by moving while holding the optical disk, the main transport mechanism for supplying the optical disk to the processing execution means and collecting the optical disk from the processing execution means;
A sub-transport mechanism that includes an inclined surface inclined toward the disk entrance of the data destruction means, and conveys the defective disk to the data destruction means by sliding the defective disk along the inclined surface;
With
The main transport mechanism transports the defective disk ejected from the process execution means to the upper side of the inclined surface and drops the defective disk onto the inclined surface when it is determined that the optical disk generation process has failed. An optical disk processing device.
前記傾斜面は、不良ディスクの底面の一部とのみ接触する形状であることを特徴とする光ディスク処理装置。 The optical disk processing apparatus according to claim 2,
2. The optical disk processing apparatus according to claim 1, wherein the inclined surface has a shape that contacts only a part of the bottom surface of the defective disk.
判断手段は、さらに、主搬送機構による不良ディスク落下後におけるデータ破壊手段の稼動状況に基づいて副搬送機構による不良ディスクの搬送の成否を判断することを特徴とする光ディスク処理装置。 The optical disk processing apparatus according to claim 2, wherein:
The determination means further determines whether or not the defective disk has been transported by the sub-transport mechanism based on the operating status of the data destruction means after the defective disk has been dropped by the main transport mechanism.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006202108A JP2008027555A (en) | 2006-07-25 | 2006-07-25 | Optical disk processor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006202108A JP2008027555A (en) | 2006-07-25 | 2006-07-25 | Optical disk processor |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008027555A true JP2008027555A (en) | 2008-02-07 |
Family
ID=39118023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006202108A Pending JP2008027555A (en) | 2006-07-25 | 2006-07-25 | Optical disk processor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008027555A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010055656A (en) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Seiko Epson Corp | Path mechanism and information processing apparatus having the same |
JP2010123183A (en) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Teac Corp | Disk sorter and disk processing device |
-
2006
- 2006-07-25 JP JP2006202108A patent/JP2008027555A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010055656A (en) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Seiko Epson Corp | Path mechanism and information processing apparatus having the same |
JP2010123183A (en) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Teac Corp | Disk sorter and disk processing device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8355301B2 (en) | Disc transportation mechanism and disk processing device | |
JP2009037325A (en) | Card processor | |
JP5309678B2 (en) | Disk processing apparatus and disk processing apparatus control method | |
JP2008027555A (en) | Optical disk processor | |
JP2001206558A (en) | Image formation device | |
JP3777990B2 (en) | Disc production system | |
KR20100036088A (en) | Method for processing jam in image forming apparatus having at least one option cassette and image forming apparatus thereof | |
JP5248969B2 (en) | Card loading / unloading device and card issuing / collecting device | |
EP2629296A1 (en) | Media processing apparatus and controlling method of the same | |
JP2008074071A (en) | Determination method of tray, recording apparatus, and liquid jetting device | |
US4661870A (en) | Automatic micro-floppy disk drive loader | |
JP2006151593A (en) | Paper sheet conveying device | |
JP5163146B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5193528B2 (en) | Media processing apparatus and method for controlling media processing apparatus | |
JP4839842B2 (en) | Information processing apparatus control method and information processing apparatus | |
JP6038470B2 (en) | Printer device | |
JP2001199598A (en) | Printing device | |
JP4665870B2 (en) | Method for controlling disk processing apparatus | |
EP2085969B1 (en) | Medium processing device | |
JP2012076836A (en) | Image recording device | |
JP3422894B2 (en) | Form media processing apparatus having pad open state canceling means | |
JPH056614A (en) | Optical-card recording and reproducing appartus | |
JP2008252384A (en) | Image reading apparatus, control method of image reading apparatus, and control program of image reading apparatus | |
JP4212527B2 (en) | Recording / playback device | |
JP2006150699A (en) | Printing device |