JP2007530130A - ヒト又は動物被験者における血管閉塞部位の再開通に用いるためのガイドワイヤー - Google Patents

ヒト又は動物被験者における血管閉塞部位の再開通に用いるためのガイドワイヤー Download PDF

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Abstract

血管閉塞部位の再開通のためのガイドワイヤー(1)は、先端部材(7)の遠位端(4)において終始する、閉塞部位を開通するためのコアワイヤー(5)を有する。ヘリカルコイルスリープ(10)はコアワイヤー(5)の周囲において、先端部材(7)から位置(11)までコアワイヤー(5)に沿って伸長している。先端部材(7)は第1及び第2表面部分(13,14)を規定し、これらは遠位に向かって横方向に伸長しているリーディングエッジ部分(8)に集束する。先端部材(7)を血管閉塞部位を通して進める際に、第1及び第2表面部分(13,14)は閉塞部位に作用し、閉塞部分を貫通する開通部を形成する。コアワイヤー(5)の遠位部分(28)はスペード状の形態をしており、これにより屈曲し、先端部材(7)を遠位部分(28)により規定される中心主平面(35)から離れるように方向付け、先端部材(7)を血管系の分枝血管に沿わせることができる。

Description

本発明は、ヒト又は動物被験者における血管閉塞部位の再開通処理に用いるためのガイドワイヤーに関するものであり、特に、例えば心血管系における閉塞又は部分閉塞した動脈の再開通のためのガイドワイヤーに関するものであるが、本発明はそのような使用方法のためのガイドワイヤーに限定されるものではない。本発明は又、ヒト又は動物被験者における血管閉塞部位を再開通する方法に関する。
ガイドワイヤーは一般に、治療上の又はその他の装置を運ぶカテーテルを被験者の血管系における遠隔部位に誘導するために用いられている。例えば、血管が閉塞又は部分閉塞している場合には、ガイドワイヤーを用いて、遠位端にバルーン又はステントを有することがあるカテーテルを誘導し、閉塞部位の間に貫通する通路を維持するために動脈内の閉塞部位に設置する。しかし、ステント又は他の同様の装置を挿入する前に、ステントを入れるための閉塞部位を貫通した通路を開通するために、閉塞部位を貫通しなければならない。
ガイドワイヤーは、ガイドワイヤー越しにカテーテルを挿入する前にこのような閉塞又は部分閉塞部位を貫通するために提供されるものである。Stalkerらによる米国特許第6,348,040号明細書には、先端に振動端を有するカテーテルが開示されている。しかし、この米国特許明細書に開示されたガイドワイヤーの欠点は、振動端を提供するために、比較的高価で、更に重要なことには、やっかいな装置が必要となり、これをガイドワイヤーに取り付けなければならない、という点である。
Andersonらによる米国特許第6,669,652号明細書には、コアワイヤー及びコアワイヤーの遠位部分の周囲に伸長するヘリカルコイルを有するガイドワイヤーが開示されている。ヘリカルコイルはコアワイヤーの遠位端を越えて伸長しており、ガイドワイヤーを進めた際に閉塞部位を貫通するように遠位点に向かって先が細くなっている。この米国特許明細書に開示されているガイドワイヤーの欠点の1つは、先端が点になっているということのために、ガイドワイヤーを閉塞部位に進めた際に、先端が血管系の血管の壁を貫通するおそれがあるという点である。このガイドワイヤーの他の欠点は、ヘリカルコイルのうちコアワイヤーを越えて伸長している部分が比較的軟らかいために、ガイドワイヤーを血管系を通して、特に分枝血管を有する血管系を通して誘導するのが難しいという点である。
米国特許第5,527,298号明細書及び第5,127,917号明細書には、ガイドワイヤーの遠位端が球形の遠位端部分で終止するガイドワイヤーが開示されている。遠位端部分はガイドワイヤーの横断面領域よりも有意に大きい横断面領域を有し、遠位点に向かって細くなっている。遠位点は閉塞部位を貫通することを容易にし、細くなっていく部分によりガイドワイヤーが閉塞部位を貫通することを容易にしている。しかし、これら2つの米国特許明細書に開示されているガイドワイヤーの欠点は、球形遠位端部分の横断面領域がガイドワイヤーの横断面領域に比べて有意に大きいことにより、この後にカテーテルを球形の遠位端部分を越えて進める際に困難が生じるという点である。
従って、ヒト又は動物被験者における血管閉塞部位の再開通処理に用いるのに好適なガイドワイヤーが必要である。
米国特許第6,348,040号 米国特許第6,669,652号 米国特許第5,527,298号 米国特許第5,127,917号
本発明は、このようなガイドワイヤーの提供を指向するものであり、本発明は又ヒト又は動物被験者における血管閉塞部位の再開通の方法を提供することを指向するものである。
本発明に従って、ヒト又は動物被験者における血管閉塞部位を再開通する再開通処理に使用するガイドワイヤーが提供され、このガイドワイヤーは近位端と遠位端の間に伸長し、縦方向に伸長する主中心軸を規定するものであって、ガイドワイヤーは、そのガイドワイヤーから軸方向に伸長する先端部材の中のその遠位リーディングチップ部分において終止し、先端部材は、その先端部材が通過する際に閉塞部位に接し徐々に開通させるために遠位リーディングチップ部分に向かって先が細くなっている。
好ましくは、リーディングエッジ部分は延長されたリーディングエッジ部分である。有利には、リーディングエッジ部分は主中心軸により規定される軸方向に対してある角度をなす方向に伸長している。
本発明のある実施態様において、リーディングエッジ部分は主中心軸により規定される軸方向に対して1°〜90°の範囲の角度をなす方向に伸長している。好ましくは、リーディングエッジは主中心軸により規定される軸方向に対して45°〜90°の範囲の角度をなす方向に伸長している。有利には、リーディングエッジ部分は主中心軸により規定される軸方向に対して約60°の角度をなす方向に伸長している。
本発明の実施態様において、リーディングエッジ部分は主中心軸に対して実質的に垂直な方向に伸長している。
本発明のある実施態様において、先端部材の第1表面部分は向かい側の第2表面部分の方へリーディングエッジ部分に向かって集束する。
本発明の他の実施態様において、先端部材の第1表面部分は平面である。
本発明の更なる実施態様において先端部材の第1表面部分は主中心軸に対して縦方向に凸である。
本発明のより更なる実施態様において先端部材の第1表面部分は主中心軸に対して縦方向に凹である。
本発明のより更なる実施態様において先端部材の第1表面部分は主中心軸に対して縦方向に凸と凹が連続している。
本発明のある実施態様において、先端部材の第1表面部分の遠位部分は主中心軸に対して縦方向に凹である。
本発明の他の実施態様において、先端部材の第1表面部分の近位部分は主中心軸に対して縦方向に凸である。
本発明の他の実施態様において、先端部材の第1表面部分は主中心軸に対して垂直な方向に凸である。
本発明の更なる実施態様において、先端部材の第2表面部分は第1表面部分の方へリーディングエッジ部分に向かって集束する。
本発明のある実施態様において、先端部材の第2表面部分は平面である。
本発明の他の実施態様において、先端部材の第2表面部分は主中心軸に対して縦方向に凸である。
本発明の更なる実施態様において、先端部材の第2表面部分は主中心軸に対して縦方向に凹である。
本発明のより更なる実施態様において、先端部材の第2表面部分は主中心軸に対して縦方向に凸及び凹が連続している。
本発明のより更なる実施態様において、先端部材の第2表面部分の遠位部分は凹である。
本発明の更なる実施態様において、先端部材の第2表面部分の近位部分は凸である。
本発明のある実施態様において、先端部材の第2表面部分は主中心軸に対して垂直な方向に凸である。
好ましくは、第1及び第2表面部分はリーディングエッジ部分で終止し、リーディングエッジ部分をチゼルエッジとして規定する。
本発明のある実施態様において、先端部材の第1及び第2表面部分は開先角度(included angle)を1°〜179°の範囲に規定する。好ましくは、先端部材の第1及び第2表面部分は開先角度を5°〜90°の範囲に規定する。有利には、先端部材の第1及び第2表面部分は開先角度を約15°に規定する。
本発明のある実施態様において、先端部材の第1及び第2表面部分は隙間を介して離れて向かい合っている第3及び第4表面部分により接続される。好ましくは、先端部材の先端部分は第3及び第4表面部分の間に伸長する。
本発明のある実施態様において、先端部材の第3及び第4表面部分は平面である。本発明の他の実施態様において、第3及び第4表面部分は主中心軸に対して垂直方向に凸である。
本発明の他の実施態様において、先端部材の第3及び第4表面部分は主中心軸により規定される軸方向に互いに平行である。
或いは又、先端部材の第3及び第4表面部分はリーディングエッジ部分に向かって細くなっている。
本発明のある実施態様において、先端部材の第3及び第4表面部分は開先角度を1°〜179°の範囲に規定する。好ましくは、先端部材の第3及び第4表面部分は開先角度を5°〜90°の範囲に規定する。有利には、先端部材の第3及び第4表面部分は開先角度を約15°に規定する。
本発明のある実施態様において、先端部材の第3及び第4表面部分は主中心軸に対して縦方向に凸である。或いは又、先端部材の第3及び第4表面部分は主中心軸に対して縦方向に凹である。
本発明の他の実施態様において、先端部材の第3表面部分は主中心軸に対して縦方向に凸及び凹が連続している。
本発明のより更なる実施態様において、先端部材の第3表面部分の遠位部分は主中心軸に対して縦方向に凹であり、本発明の更なる実施態様において、先端部材の第3表面部分の近位部分は主中心軸に対して縦方向に凸である。
本発明のある実施態様において、先端部材の第4表面部分は主中心軸に対して縦方向に凸である。或いは又、先端部材の第4表面部分は主中心軸に対して縦方向に凹である。
本発明のある実施態様において、先端部材の第4表面部分は主中心軸に対して縦方向に凸及び凹が連続している。本発明の更なる実施態様において、先端部材の第4表面部分の遠位部分は主中心軸に対して縦方向に凹であり、本発明のより更なる実施態様において、先端部材の第4表面部分の近位部分は主中心軸に対して縦方向に凸である。
好ましくは、リーディングエッジ部分は、その第1表面部分から第2表面部分にかけて扇形(radiused)になっている。有利には、リーディングエッジ部分は平面図にて扇形となっている。
本発明の他の実施態様において、リーディングエッジ部分は平面図において凸である。或いは又、リーディングエッジ部分は平面図において凹である。
本発明のある実施態様において、先端部材の最大外横断面領域は、先端部材に隣接したガイドワイヤーの外横断面領域とほぼ同じである。好ましくは、ガイドワイヤーに隣接する先端部材の外横断面領域は、先端部材に隣接するガイドワイヤーの外横断面領域と一致しており、これによって先端部材の外表面が先端部材に隣接するガイドワイヤーの外表面と軸方向に揃う。有利には、先端部材に隣接するガイドワイヤーとガイドワイヤーに隣接する先端部材は円形の横断面を有し、ほぼ同じ外直径を有する。
有利には、リーディングエッジ部分の横幅は、先端部分を含み主中心軸に対して平行に伸長している平面において先端部材に隣接するガイドワイヤーの横幅と一致する。
本発明のある実施態様において、ガイドワイヤーは近位端から遠位端にかけて伸長している延長したコアワイヤーを有する。好ましくは、先端部材はコアワイヤーの遠位端に固定されている。
有利にはコアワイヤーは、向かい合う第1及び第2副表面により接続され、向かい合う第1主表面及び第2主表面を規定している長方形の横断面の遠位部分で終止し、その屈曲によって先端部材を主中心軸から離し、先端部材を血管系の分枝血管内に誘導することができるようになっている。
本発明のある実施態様において、コアワイヤーの遠位部分の第1及び第2主表面は遠位端に向かって互いに集束する。或いは又、コアワイヤーの遠位部分の第1及び第2主表面は互いにほぼ平行に伸長している。
本発明の他の実施態様において、コアワイヤーの遠位部分の第1及び第2副表面は遠位端に向かって互いに離れている。或いは又、コアワイヤーの遠位部分の第1及び第2副表面は互いにほぼ平行に伸長している。
本発明のある実施態様において、補強手段は軸方向のねじれを最小にするようにコアワイヤーの遠位部分に備えられている。
本発明の他の実施態様において、コアワイヤーの遠位部分の第1及び第2主表面はこれらの間に中心主平面を定義し、中心主平面は主中心軸に平行であり第1及び第2副表面を通る。遠位部分は中心主平面内で屈曲しているために先端部材を主中心軸からはずし、そして先端部材を血管系の分枝血管内に誘導できるようになっている。
好ましくは、コアワイヤーの遠位部分の第1及び第2主表面により規定される中心主平面は、先端部材の先端部分を含み主中心軸に対して平行に伸長している平面に対して垂直に伸長する。
有利には、コアワイヤーの遠位部分の第1及び第2主表面により定義される中心主平面は、先端部材の先端部分を含み主中心軸に対して平行に伸長している平面に対して実質的に平行に伸長する。
本発明のある実施態様においてその遠位部分から近位端にかけて伸長しているコアワイヤーは円形の横断面を有する。
本発明の他の実施態様において、スリーブはコアワイヤーに沿って先端部材から伸長し、コアワイヤーの遠位端と近位端の間の位置に終止する。好ましくは、スリーブは外側が円形の横断面を有する。有利には、スリーブの外直径はガイドワイヤーに隣接する先端部材の直径に実質的に等しい。理想的にはスリーブは、その遠位部分に隣接したコアワイヤーの周囲にヘリカルコイルを有する。
本発明のある実施態様において、プラグがその近位端に隣接する先端部材から伸長しており、これによりスリーブを先端部材に固定するためのスリーブにより定義される内孔に固定できるようになっている。
好ましくは、先端部材はろう接又はハンダ付けによりスリーブに固定される。
有利には、孔に固定されているコアワイヤーは、コアワイヤーの遠位端を固定するために先端部材内に伸長している。
好ましくは、孔に固定されているコアワイヤーは軸方向に先端部材内に伸長している。
有利には、先端部材はろう接、ハンダ付け、溶接又は接着によりコアワイヤーに固定されている。理想的には、ハンダ付け、又はろう接、ハンダ付け、溶接又は接着材料は放射線不透過性材料である。
本発明のある実施態様において、先端部材は放射線不透過性材料よりなる。
本発明の他の実施態様において、少なくとも先端部材の一部は磁性材料よりなっており、これにより被験者の体外に設置した磁性誘導手段によって血管系内を通して先端部材を進めることができる。
本発明の更なる実施態様において、先端部材は磁性材料よりなる。
本発明のある実施態様において、ガイドワイヤーの遠位部分は磁性物質よりなっており、これにより被験者の体外に設置した磁性誘導手段によって血管系内を通して先端部材を進めることができる。
本発明は又、本発明に従うガイドワイヤー及び磁性誘導手段を、先端部材を血管閉塞部位を貫通して進めるために組み合わせることを提供するものである。
好ましくは、先端部材を血管系を通じて血管閉塞部位へ進めるための磁性誘導手段である。
本発明は又、本発明に従うガイドワイヤーの先端部材を閉塞部位を通して進め、徐々に閉塞部位を開通する工程を有する、ヒト又は動物被験者における血管閉塞部位を再開通する方法を提供する。
好ましくは、先端部材はガイドワイヤーにより血管系を通して閉塞部位まで進められ、その次に閉塞部位を貫通して進められる。
有利には、先端部材は被験者の体外に設置された磁性誘導手段により閉塞部位まで進められる。
理想的には、先端部材は被験者の体外に設置された磁性誘導手段により血管系を通して進められる。
本発明の利点は多数ある。本発明に従うガイドワイヤーは特に、ヒト又は動物の体内における血管系での閉塞部位を再開通する際に用いるのに好適であり、特に、ヒト又は動物の体における心血管系での閉塞又は部分閉塞血管を再開通するのに用いるために好適である。先端部材が遠位リーディングエッジ部分に向かって細くなっているという利点により、遠位リーディングエッジ部分はまず血管閉塞部位に接し、先端部材が血管閉塞部位を貫通して進むにつれて、先端部分の細くなる部分が徐々に閉塞部位を開通し、先端部材が閉塞部位を開通し先端部材の最大外横断面領域に対応する横断面を有する孔を規定する。
先端部材の外表面がガイドワイヤーの外表面と揃っており、実質的に一致しているようにするために、ガイドワイヤーにほぼ同じ横断面領域を有する先端部材を提供することにより、カテーテルをガイドワイヤー越しに、先端部材でたわむことなく、先端部材を越えて進めることができる。
先端部材が垂直に伸長した遠位リーディングエッジ部分で終止する際には特に利点がある。垂直に伸長したリーディングエッジ部分により、血管の閉塞部位を貫通し、垂直に伸長したリーディングエッジ部分を閉塞部位を貫通して進める際に、その後徐々に血管の閉塞部位を開通するのが容易になる。遠位リーディングチップ部分に向かって互いに集束する、各々向かい合った第1及び第2表面部分を有する先端部材を提供することにより、特に有利な形態の先端部材が得られ、この先端部材は先端部材が血管の閉塞部位を貫通して通る際に血管の閉塞部位を徐々に開通するために特に好適である。第1及び第2の集束する表面部分を表面部分として提供することにより、表面接触における定数の増加により、閉塞部位の貫通率を比較的一定に保つことができるという更なる利点がある。先端部材の第3及び第4表面部分を先に向かって細くすることにより、この利点は更に強化される。
凸若しくは凹であるか、又は近位端から遠位端にかけて凸及び凹が連続している第1表面部分を有する先端部材を提供することにより、先端部材の細くなる部分からガイドワイヤーに緩やかに移行するようになる。
磁性材料からなる先端部材を提供することにより、被験者の体外に設置された好適な磁性誘導装置により生じた磁場により先端部材を血管系を通して進めることができる。これにより更に、ガイドワイヤーを被験者内に押し入れるのではなく、磁場により先端部材を血管系を通して進めることができるという利点がある。体外に生じた磁場により先端部材を血管系を通して進めることができることにより特に、ガイドワイヤーをあらかじめ屈曲する必要なしに、血管系の分枝血管内に先端部材を向けることができる。加えて、体外に発生した磁場により先端部材を進めることにより、先端部材を通す際に血管系の血管を貫通する危険が最小限となる。
加えて、人体の曲がりくねった血管系をうまく抜けるためにガイドワイヤーを柔軟に保つことが重要であるので、ガイドワイヤーを血管系内を磁気により牽引することによって、血管系を通して押していた場合に比べてガイドワイヤーを遙かに柔軟に提供することが可能となった。ガイドワイヤーを柔軟にすればするほど、押すことによってガイドワイヤーを血管系を通して誘導することが困難となる。従って、血管系内を押して通すべきガイドワイヤーを血管系を通じて比較的正確に誘導できるようにするためには、ガイドワイヤーを血管系を通じて牽引する場合に比べて、ガイドワイヤーの柔軟性を減じなければならない。加えて、磁気的に血管系を通して牽引するガイドワイヤーを提供することにより、先端部材が血管腔間の偽腔に入る危険を少なくする。
本発明は、いくつかのその好ましい実施態様についての以下の記述からよりはっきりと理解されるであろう。以下では、実施例のみを用いて添付の図面を参照しながら説明してある。
図面について、まず図1〜10について、本発明に従うガイドワイヤーが図示され、通常は参照番号1にて示されており、これはヒト又は動物被験者の血管系における血管閉塞部位を再開通する再開通工程にて用いるためのものである。ガイドワイヤー1は、近位端3から遠位端4のあいだに伸長しており、円形の横断面を有し近位端3から遠位端4に伸長するステンレス材料からなるコアワイヤー5を有しており、縦方向に伸長する主中心軸6を規定する。その近位端部分に16に隣接した円形の横断面を有する先端部材7は中心軸9を規定し、遠位端4においてコアワイヤー5に固定されており、ここからコアワイヤー5の主中心軸6に一致した先端部材7の中心軸9に沿って軸方向に伸長する。先端部材7は遠位の先端部分に向かって先が細くなっており、本発明のこの実施態様においては横方向に伸長している細長いリーディングエッジ部分8でチゼルエッジの形態をしている。これは、ガイドワイヤー1を血管系を通じて進める際に血管系の血管の閉塞部位又は部分閉塞部位にかみ合わせて貫通させるためのものである。リーディングエッジ部分8は主中心軸6に対して90°に伸長する。スリーブは、本発明のこの実施態様においてはきつく巻かれたステンレス材料のヘリカルコイル10により提供され、近位端部分16で先端部材7に固定され、ここからコアワイヤー5に沿って伸長し、ガイドワイヤー1の近位端3と遠位端4の間にあるが遠位端4に近い位置11で終止する。ヘリカルコイル10は円形の横断面を有し、円形の横断面の孔12を規定する。
先端部材7は放射線不透過物質からなっており、本発明のこの実施態様においては白金合金であり、ガイドワイヤー1を血管系を通じて進めた際にX線下で見えるようになっている。先端部材7の外径は近位端部分16において一定で、先端部材7に隣接するヘリカルコイル10の外径と実質的に等しくなっている。これは、カテーテルをガイドワイヤー1に沿って進める際に、カテーテルがすぐに容易に先端部材7を越えて進めるようにするためである。先端部材7は第1表面部分13及び第2表面部分14を規定しており、これらは互いに集束しあっており、リーディングエッジ部分8において終止する。本発明のこの実施態様において、第1表面部分13及び第2表面部分14は平面であり、リーディングエッジ部分8は半径rの扇形(radius)であり、第1表面部分13及び第2表面部分14の間でリーディングエッジ部分8を含む平面に対して垂直な平面において凸状のリーディングエッジ部分8を形成する。リーディングエッジ部分8の凸面15の半径rは、リーディングエッジ部分8が血管系の血管の壁を貫通することがないように十分に鈍な(blunt)リーディングエッジ部分8を提供できるように十分に大きなものとなっているが、リーディングエッジ部分8が血管系の血管における閉塞部位又は部分閉塞部位を貫通するのを妨げてしまう程には鈍にもなっていない。第1表面部分13及び第2表面部分14は、開先角度(included angle)αを規定し、図7を見ての通り、これは先端部材が閉塞部位を通る際に閉塞部位を徐々に開通するように十分に鋭くなっており、一方同時にガイドワイヤー1とともに閉塞物質が前に進むのを防ぐ目的でいかなる閉塞物質も血管壁からはがれることを回避する。第1表面部分13及び第2表面部分14は、第3表面部分18及び第4表面部分21によりそれぞれ接続されており、それらは先端部材7の近位端部分16からリーディングエッジ部分8まで伸長している。第3表面部分18及び第4表面部分21は扇形(radiused)であり、その半径は近位端部分16の半径と同じであり、従って、近位端部分16の外表面に一致し、主中心軸6に対して横方向に凸である。
第1表面部分13及び第2表面部分14は中心主平面26を規定し、この平面は第1表面部分13及び第2表面部分14により規定される開先角度αを2等分する。本発明のこの実施態様において、第1表面部分13及び第2表面部分14により規定される中心主平面には、主中心軸6及びリーディングエッジ部分8が含まれる。従って、リーディングエッジ部分8の横幅は先端部材7の近位端部分16の直径に等しく、更に、第1表面部13及び第2表面部分14により形成される先端部材の部分の横断面は、先端部材7の円形の近位端部分16の外横断面形を越えて伸長しないようなものである。
本発明のこの実施態様において、先端部材7の第1表面部分13及び第2表面部分14により規定される開先角度αは約15°であるが、先端部材7の第1表面部分13及び第2表面部分14により定義される開先角度αは5°〜60°の範囲にある任意の鋭角であってよいと考えられているが、第1表面部分13及び第2表面部分14により規定される鋭角αが12°〜30°の範囲にあることが望ましいと信じられている。本発明のこの実施態様において、先端部材7のリーディングエッジ部分の扇形(radiused)をした凸面15の半径rは約0.075mmであるが、扇形をした凸面15の半径は0.02mm〜0.14mmの範囲にあってよいと考えられているが、半径rは0.05〜0.10mmの範囲にあるのが好ましいと信じられている。
プラグ17は、孔12をヘリカルコイル10にその遠位端で固定するために、先端部材7から軸方向に伸長している。プラグ17の直径は、プラグ17の直径と先端部材7の近位端部分16の直径の差がヘリカルコイル10を形成しているワイヤーの直径の2倍に等しくなるようになっており、これはプラグ17をヘリカルコイル10の孔12に嵌め込んだ際に、ヘリカルコイル10により規定される外表面が先端部材7の近位端部分16の外表面と実質的に一致させるためである。孔19はプラグ17内及び先端部材7内に軸方向に伸長しており、これは先端部材7をコアワイヤー5に固定するためにコアワイヤー5の遠位端4を収納するためのものである。本発明のこの実施態様において、コアワイヤ−5及びヘリカルコイル10は先端部材7にハンダ20により接合されており、ハンダがヘリカルコイルの孔12の遠位部分だけでなく孔19にも充填されることにより先端部材7はコアワイヤー5及びヘリカルコイル10に固定されている。
コアワイヤー5は、ヘリカルコイル10が終止する位置11より近位側の位置22において細くなり始め、その遠位端4まで細くなる。本発明のこの態様において、コアワイヤー5は図4に図示した工程で細くなっていく。コアワイヤー5は、位置22から一定の直径を有する第1部分23へと細くなり、次に第1部分23から一定の直径を有する第2部分24へと細くなり、今度は第2部分24から一定の直径を有する第3部分25へと細くなる。遠位部分28は29において第3部分25から横方向に伸長している遠位端30まで伸長し、長方形の横断面を有するスペード様の形状となる。遠位部分28は第1主表面32及び第2主表面33を規定し、これらは相対する副平面34により接合されている。第1主表面32及び第2主表面33は互いに集束して遠位端30に達するが、副平面34は互いに離れながら遠位端30に達する。第1主表面32及び第2主表面33はその間に中心主平面35を規定し、この平面は横に伸長している遠位端30及び主中心軸6を含み、副平面34に対して垂直に伸長する。遠位部分28のスペード様の形状により、ガイドワイヤーを遠位部分28で屈曲させることができ、これにより先端部材7を中心主平面35からはずして、ガイドワイヤー1を血管系の分枝血管に沿わせ、先端部材7を、次にガイドワイヤーを分枝血管に入れることができるようになる。
補強手段は、本発明のこの実施態様においては補強リブ36により提供され、これは遠位部分28の第1主表面32に縦方向に沿って位置29から伸長し、位置29と遠位端30の間にある位置37にて終止して、これによりコアワイヤーの遠位部分28に沿ったねじれを最小限にしている。先端部材7を中心主平面35から屈曲してはずすために遠位部分28が屈曲しているところでは、遠位部分28は位置37と先端部材7の間で屈曲する。
図10に描かれているように、コアワイヤー5の遠位部分28のうち部分38は中心主平面35において屈曲し、これにより先端部材7を、副表面34の間に規定され主中心軸6を含み第1主表面32及び第2主表面33に垂直に伸長する中心副平面39からはずれるように方向づける。遠位部分28において屈曲した部分38を形成することによりまた、先端部材7を血管系の分枝血管に沿わせ、先端部材7を方向付けられるようになり、次にガイドワイヤー1を分枝血管に入れる。ガイドワイヤー1が38で屈曲した遠位部分28と共に提供されるとき、遠位部分28は位置37と先端部材7の間で更に屈曲することができ、これにより先端部材7は中心主平面35からはずれるように方向付けられる。このようにして、先端部材7は中心主平面35及び中心副平面39の両方からそれぞれ外れるように方向付けられる。
実際に、ガイドワイヤー1を被験者に挿入する前に、外科医又は医療補助者は一般に、手動で位置37と先端部材7の間で遠位部分28を屈曲し、先端部材7を中心主平面からはずす。先端部材7を中心副平面39からはずすように方向付けるための屈曲した部分38は通常工場にて形成されている。
遠位部分28の屈曲部分38を屈曲させる量により先端部材7が中心主平面35からはずれる量が決定される、言い換えれば、屈曲部分38の屈曲量により、先端部材7の中心軸9が主中心軸6となす開先角度(included angle)θ、つまり先端部材7の主中心軸6に対するオフセット角が決定される。図10において角θは90であるように図示されているが、角θが任意の所望の角をとることができ、一般的には0°〜90°の間であることは当業者には明らかであろう。位置37と先端部材7の間の遠位部分28で屈曲する角度は任意の角度でよいが、典型的には0°〜90°の間の範囲であろう。
本発明のこの実施態様において、先端部材7はコアワイヤー5の遠位部分28に対して、第1表面部分13及び第2表面部分14により規定される中心主平面26で固定され、中心主平面26は、コアワイヤー5の遠位部分28の第1主表面32及び第2主表面33により規定される中心主平面35に対して垂直に伸長している。従って、リーディングエッジ部分8は、コアワイヤー5の先端部分28の第1主表面32及び第2主表面33により規定される中心主平面35に対して垂直に伸長している。これにより、扁平な遠位部分28を図6の矢印A及びBの方向に屈曲することができる。しかし、先端部材7はコアワイヤー5と中心主平面26で固定してもよく、中心主平面26は、先端部材7の第1平部分13及び第2表面部分14により規定され、コアワイヤー5の遠位部分28の第1主表面32及び第2主表面33のあいだに規定される中心主平面35に対して平行又は一致するように伸長する。その場合には、先端部分8はコアワイヤー55の遠位部分の第1主表面32及び第2主表面33により規定される中心主平面に対して平行又は一致するように伸長することになる。
使用の際には、ガイドワイヤー1を被験者の血管系を通じて閉塞した血管へと進める。閉塞血管に到達したら、ガイドワイヤーを徐々に先に進め、先端部材7のリーディングエッジ部分8を閉塞部位に嵌めてそれに貫通させ始める。リーディングエッジ部分8が閉塞部位を貫通するに従い、第1表面部分13及び第2表面部分14は閉塞部位を徐々に開通し始め、更にガイドワイヤー1を進めることにより、先端部材7は閉塞部位を開通し、このときの閉塞部位に形成された直径はガイドワイヤー1に隣接する先端部材7の直径に対応する。更にガイドワイヤー1を閉塞部位を通じて進めることにより、先端部材7の直径に一致した直径で閉塞部位の開通が維持される。その後、カテーテル(図示せず)をガイドワイヤー1を通じて進め、閉塞部位へ誘導される。ガイドワイヤー1がバルーン、ステント又は他の治療装置を有する場合には、その装置は先端部材により閉塞部位に形成された開通に設置され、ガイドワイヤー及びカテーテル(図示せず)は除去される。
ガイドワイヤー1を被験者の血管系に挿入する前に、位置37と先端部材7の間の遠位部分28を屈曲させることにより、ガイドワイヤー1をガイドワイヤー1の先端部材7の近傍で矢印A又はBの方向に屈曲することができ、これによりガイドワイヤー1を血管系を通して進める際に先端部材7を血管系の分枝血管に沿わせることができる。加えて、上記の通り、ガイドワイヤー1は図10に示すとおり遠位部分28において屈曲した部分38をあらかじめ形成させておくことができ、所望であれば、遠位部分28を位置37と先端部材7の間で屈曲させ、先端部材7を中心主平面35からはずしてガイドワイヤー1を更にしっかりと血管系の分枝血管に沿わせることができる。
先端部材7はウェル又は孔をその外表面に、特に第1表面部分13及び第2表面部分14に沿って備えることができ、これにより治療薬剤又は他の組成物、液体又はその他を保持し、ガイドワイヤー1が血管系を通過する補助をすることが、特に先端部材7が閉塞部位又は部分閉塞部位を通過するのを補助することができるとも考えられる。このような薬剤又は他の組成物は、液体、粉末又は他の好適な形態をとることが可能であり、血管の拡張又は閉塞物質の熔解を促進する薬剤であってよい。例えば、閉塞が血栓により生じた場合には、薬剤の1つが血栓を溶解するのに好適なものでもよい。
次に図11について、本発明に従うガイドワイヤー(図示せず)の、通常は参照番号50で示される先端部材が図示されている。本発明のこの実施態様において、ガイドワイヤーのコアワイヤー及びスリーブは図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10に同じである。先端部材50は先端部材7と実質的に同じであり、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。本発明のこの実施態様において、先端部材50の近位部分51は外側が円形の横断面を有しており、先端部材50は先端部材7のリーディングエッジ部分8と同様のリーディングエッジ部分8で終止する。しかし、軸方向の孔19は先端部材50内に伸長しコアワイヤー5の遠位端4に固定されるが、先端部材50には先端部材7のプラグ17と同様のプラグは設けられていない。この場合には、ヘリカルコイル10は端面52でとぎれており、端面52にろう接又はハンダ付けされており、外表面はヘリカルコイルにより規定され、先端部材50の近位部分51により規定される外表面に一致する。ヘリカルコイル10を先端部材50の端面52にろう接又はハンダ付けすることは、コアワイヤー5を先端部材50の孔19内にろう接又はハンダ付けするのと同時であってもよいし、先端部材50をコアワイヤー5にろう接又はハンダ付けした後であってもよい。
次に図12について、本発明に従うガイドワイヤー(図示せず)の先端部材55が図示されている。本発明のこの実施態様において、ガイドワイヤーのコアワイヤー及びスリーブは図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10と類似である。先端部材55は先端部材7と実質的に同じであり、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。本発明のこの実施態様において、軸方向の孔17は先端部材55から伸長しているが、先端部材55には先端部材7の軸方向の孔19と同様の軸方向の孔は設けられていない。従って、本発明のこの実施態様において、軸方向のプラグ17は孔12、ヘリカルコイル10に固定されており、コアワイヤー5の遠位端は先端部材55の端面56で途切れており、ここにろう接又ハンダ付けされている。
次に図13について、本発明に従うガイドワイヤー(図示せず)の先端部材60が図示されている。本発明のこの実施態様において、ガイドワイヤーのコアワイヤー及びスリーブは図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10に同じである。先端部材60は先端部材7と実質的に同じであり、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。先端部材60は円形の横断面の近位端部分61を有する。しかし、本発明のこの実施態様において、先端部材60は第2表面部分63に向かって集束する第1表面部分62を有しており、その外横断面プロファイルは近位端部分61の外横断面プロファイルと一致する。第1表面部分62は先端部材60の中心軸9について縦方向に凸であり、リーディングエッジ部分8に向かって第2表面部分63に集束し、第2表面部分63とともに横に伸長するリーディングエッジ部分8を形成する。リーディングエッジ部分8の表面15は第1表面部分62及び第2表面部分63の間で扇形(radiused)を形成しており、第1表面部分62に隣接している1つの直線状の端と、第2表面部分63に隣接している1つのアーチ状の端を規定する。加えて、第1表面部分62の側端66は扇形をしており、先端部材60の外表面に集束する。本発明のこの実施態様において、リーディングエッジ部分8のまっすぐな端64は、主中心軸6を含む面に対して平行に伸長する面に含まれているが、そこから分かれている。
他の点において、先端部材60は先端部材1と実質的に同様である。
先端部材60の利点は、リーディングエッジ部分8のまっすぐな端64が主中心軸6から分かれているので、本発明のこの実施態様に従うガイドワイヤーを血管系を通して導き、血管層の間の腔に到達させることができる、という点である。従って、これにより血管形成術又は他の外科手技を新たな内膜下腔にて実施することができる。内膜下血管形成術は、血管の真腔に隣接した血管の層の間に腔を作る技術である。
次に図14について、本発明に従うガイドワイヤー(図示せず)の先端部材70が図示されている。本発明のこの実施態様において、ガイドワイヤーのコアワイヤー及びスリーブは図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10に同じである。先端部材70は先端部材7と実質的に類似しており、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。先端部材70と先端部材60の主な違いは、第1表面部分62が凸ではなく凹であるという点である。その他の点においては、先端部材70は先端部材60と類似している。凸形に対して第1表面部分62を凹形にする利点は、先端部材70により探査する際に凸表面よりもはじめの接触領域を小さくすることができる点である。
次に図15について、本発明に従うガイドワイヤー(図示せず)の先端部材75が図示されている。本発明のこの実施態様において、ガイドワイヤーのコアワイヤー及びスリーブは図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10に同じである。先端部材75は先端部材7と実質的に類似しており、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。先端部材75と先端部材60の主な違いは、第1表面部分62は近位凸部分76と遠位凹部分77によって連続して形成されているという点である。加えて、先端部材75は磁性物質からなっており、本発明のこの実施態様においては、鉄鋼材からなっており、よって被験者の体外に設置された磁性誘導手段(図示せず)によって生成された磁場により、先端部材75が血管系を通ることも、血管系の血管における閉塞部位を通ることもできる。このような誘導手段は一般に磁場を生成し、この磁場が先端部材75を、そして次にガイドワイヤー(図示せず)を血管系内で動かすこと及び/又は方向付けることができる。その他の点においては、先端部材75は先端部材60に同じである。
先端部材75を磁性物質にする利点は、ガイドワイヤー1を被験者内に押し入れることによって先端部材75を血管系内を通して進めるではなく、体外に磁場を生成することにより血管系内に部材を進めることができるという点である。ガイドワイヤー1を押し入れることによってではなく、磁場によって先端部材75を血管内を通して進めるということの利点により、先端部材75が血管を進む際に、先端部材75が血管系の血管を破裂させる危険を最小限にすることができる。加えて、ガイドワイヤーを押すのではなく牽引するということの利点により、ガイドワイヤーを血管系内を通して押す場合よりも、ガイドワイヤーを遙かにより柔軟にすることができる。
次に図16〜18について、本発明に従う先端部材80が図示させており、ガイドワイヤーの遠位端部分81のみが図示されている。本発明のこの実施態様において、ガイドワイヤーのコアワイヤー(遠位部分28のみが図示されている)及びスリーブ10(こちらも遠位部分のみを図示)は図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10と同様である。先端部材80もまた図1〜10に記述した先端部材7とほぼ同じであり、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。本発明のこの実施態様において、先端部材80は実質的にはハンダ82により形成される。コアワイヤー5の遠位部分28はスリーブ10を越えて伸長しており、先端部材80を形成しているハンダ82によりスリーブ10にハンダ付けされている。先端部材80のリーディングエッジ部分8はコアワイヤー5の遠位部分28の遠位端83により形成されており、ハンダ82は第1表面部分13、第2表面部分14、第3表面部分18及び第4表面部分21を形成するように成型されている。しかし、本発明のこの実施態様において、ハンダ82により形成された先端部材80の遠位端部分16において先端部材80の外表面は円形の断面をしており、スリーブ10の外直径に一致する。加えて、第1表面部分13及び第2表面部分14が先端部材80の先端部分8に向かって細くなっているのと同様に、第3表面部分18及び第4表面部分21もまた先端部材80の近位端部分16からリーディングエッジ部分8に向かって細くなっている。第1表面部分13、第2表面部分14、第3表面部分18及び第4表面部分21は扇形の(radiused)表面をしており、従って、主中心軸6に対する横断面において凸である。ガイドワイヤー5の遠位部分28はスリーブ10の中心に位置しており、従って、リーディングエッジ部分8を含む平面は、ガイドワイヤーの主中心軸6もまた含むことになる。
その他の点においては、本発明のこの実施態様に従うガイドワイヤー及び先端部材80はガイドワイヤー1及び先端部材7に同じであり、その使用方法も図1〜10のガイドワイヤー1についての説明で記述されている使用方法に同じである。
次に図19〜21について、本発明に従うガイドワイヤー(図示せず)の先端部材85が図示されている。本発明のこの実施態様において、ガイドワイヤーのコアワイヤー及びスリーブは図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10と同じである。先端部材85は先端部材7と実質的に同じであり、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。先端部材85と先端部材7の主な違いは、先端部材85においてはリーディングエッジ部分8は主中心軸6に対して角φで伸長している点であり、本発明のこの実施態様においてこの角度は約70°である。
その他の点においては、先端部材85とガイドワイヤーと組み合わせたその使用方法は、図1〜10についての説明で記載されているガイドワイヤー1の先端部材7に同じである。
次に図22及び23について、本発明に従うガイドワイヤー(図示せず)の先端部材90が図示されている。本発明のこの実施態様において、ガイドワイヤーのコアワイヤー及びスリーブは図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10と同じである。先端部材90は先端部材7と実質的に類似しており、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。先端部材90と先端部材7の主な違いは、第1には先端部分8が主中心軸6に対して角φで伸長している点であり、本発明のこの実施態様においてこの角度は約60°となっており、第2には第3表面部分18及び第4表面部分21が先端部材90の近位端部分16からリーディングエッジ部分8に向かって集束しているという点である。本発明のこの実施態様において、第1表面部分13、第2表面部分14、第3表面部分18及び第4表面部分21は扇形をしており(radiused)、したがって主中心軸6に対しては横方向に凸である。
その他の点においては、先端部材90は先端部材7に同じである。
次に図24及び25について、本発明に従うガイドワイヤー(図示せず)の先端部材95が図示されている。本発明のこの実施態様において、ガイドワイヤーのコアワイヤー及びスリーブは図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10に同じである。先端部材95は先端部材7と実質的に類似しており、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。先端部材90と先端部材7の主な違いは、リーディングエッジ部分8が平面図において扇形をしており(radiused)、従って、平面図においては凸であるという点である。その他の点においては、先端部材95は先端部材7に同じである。
次に図26及び27について、本発明に従うガイドワイヤー(図示せず)の先端部材100が図示されている。本発明のこの実施態様において、ガイドワイヤーのコアワイヤー及びスリーブは図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10に同じである。先端部材95と先端部材7は実質的に類似しており、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。先端部材100と先端部材7の主な違いは、リーディングエッジ部分8が平面図において扇形をしており(radiused)、従って、本発明のこの実施態様において平面図で凸であるという点である。その他の点においては、先端部材100は先端部材7に同じである。
次に図29及び30について、本発明に従うガイドワイヤー(図示せず)の先端部材105が図示されている。本発明のこの実施態様において、ガイドワイヤーのコアワイヤー及びスリーブは図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10に同じである。先端部材105は先端部材7と実質的に類似しており、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。先端部材105と先端部材7の主な違いは、遠位端部分16及びリーディングエッジ部分8の間に伸長する先端部材の部分は、それに沿って第1表面部分13と第2表面部分14はリーディングエッジ部分に向けてしだいに細くなっているが、約90°の角度でねじれているということである。その他の点においては、先端部材105は先端部材7に同じであり、先端部材105とそのガイドワイアー1の使用方法は、図1〜10を参照に記載されている。
次に図31及び32について、本発明に従うガイドワイヤーの先端部材110が図示してあり、図31及び32にはガイドワイヤーの先端部分111のみが図示してある。本発明のこの実施態様において、ガイドワイヤーのコアワイヤー(遠位部分28が図示されている)及びスリーブ(遠位部10が図示されている)は、図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10と同様である。先端部材110は図1から10のガイドワイヤー1の先端部材7と実質的に類似しており、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。加えて、本発明のこの実施態様の先端部分110は図16〜18の説明に記載されている先端部材80とやや類似している。本発明のこの実施態様において、先端部材110は、ガイドワイヤーの遠位部分28をガイドワイアーのスリーブ10にハンダ付けしているハンダ112により実質的に形成されている。先端部材110と先端部材80の主な違いは、本発明のこの実施態様においてコアワイヤーの遠位部分28は図16〜18のガイドワイヤーの遠位部分よりも幅広く、これにより先端部材110のリーディングエッジ部分8は先端部材80のリーディングエッジ部分8よりも長くなっている、という点である。加えて、コアワイヤー5の先端部分28の補強リブ36は、本発明のこの実施態様において、先端部材110の中へ伸長している。ハンダ82が先端部材80を形成するように成型されているのと同様のやり方で、ハンダ112は先端部材110を形成するように成型されている。
その他の点においては、先端部材110は先端部材80に同じであり、従って先端部材7と実質的に類似している。
次に図33及び34について、本発明に従うガイドワイヤーの先端部材115が図示されており、ガイドワイヤーの遠位部分116のみが図示されている。本発明のこの実施態様においてガイドワイヤーのコアワイヤー及びスリーブは図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10に同じである。先端部材115は先端部材110に実質的に類似しており、同様に先端部材7にも実質的に類似しており、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。先端部材115と先端部材110の主な違いは、先端部分の延長部119がコアワイヤー5の近位部分28に固定されており、スリーブ10の中央に位置していないという点である。どちらかといえば、遠位部分の延長部119は中心主平面135を規定しており、この平面は主中心軸6を含む平面に対して平行である。先端部材110の場合には、先端部材115はハンダ117により基本的には形成されており、従って、先端部分の延長部119が主中心軸6から離れているという利点により、先端部材115のリーディングエッジ部分8は、これはコアワイヤー5の遠位部分の延長部119の遠位端118によって形成されているが、コアワイヤーの主中心軸6を含む平面に平行に伸長している平面に含まれているが、それから離れている。その他の点において、先端部材115は先端部材110と実質的に類似しており、従って先端部材7にほぼ同じである。
次に図35について、本発明に従うガイドワイヤー(図示せず)の先端部材120が図示されている。本発明のこの実施態様においてガイドワイヤーのコアワイヤー及びスリーブは図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10に同じである。先端部材120は先端部材7と実質的に類似しており、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。先端部材120と先端部材7の主な違いは、本発明のこの実施態様においては第1表面部分13だけが角度をなして第2表面部分14と集束するという点である。その他の点においては、先端部材120は先端部材7に同じである。
図36及び37について、本発明に従うガイドワイヤー(図示せず)の先端部材125が図示されている。本発明のこの実施態様においてガイドワイヤーのコアワイヤー及びスリーブは図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10に同じである。先端部材125は先端部材7と実質的に類似しており、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。先端部材125と先端部材7の主な違いは、先端部材125のリーディング部分126はくさび形の構造物であり、近位端部分16とリーディング部分126の間に位置する中間部分127から伸長しているという点である。リーディング部分126は先端部分8を規定しており、リーディングエッジ部分8はガイドワイヤーの主中心軸6に対して垂直に伸長し、主中心軸6も含む平面に含まれている。
第1表面部分13及び第2表面部分14は近位端部分16からリーディングエッジ部分8に伸長しており、中間部分127およびリーディングエッジ部分126に沿って集束する。しかし、第1表面部分13及び第2表面部分14の中間部分127により定義される部分は扇形をしており(radiused)、従って、主中心軸6に対して垂直な方向に凸であるが、第1表面部分13及び第2表面部分14の先端部分126により定義される部分は平面の表面である。第3表面部分18及び第4表面部分21の先端部分126により定義される部分は平面の表面であり、互いに平行に伸長している。しかし、第3表面部分18及び第4表面部分21の中間部分127により定義される部分は、近位端部分16からリーディング部分126へ集束する。第3表面部分18及び第4表面部分21の中間部分127により定義される部分は扇形をしており、従って、ガイドワイヤーの主中心軸6に対して垂直な方向に凸である。
その他の点においては、先端部材127は先端部材7に同じである。
次に図38及び39について、本発明に従うガイドワイヤー(図示せず)の先端部材140が図示されている。本発明のこの実施態様においてガイドワイヤーのコアワイヤー及びスリーブは図1〜10のガイドワイヤー1のコアワイヤー5及びスリーブ10に同じである。先端部材140は先端部材7にほぼ同じであり、同様の構成要素は同じ参照番号により認識される。先端部材140と先端部材7の主な違いは、第1表面部分13と第2表面部分14により規定される鋭角αは、先端部材7の第1表面部分13と第2表面部分14により規定される鋭角αよりも小さいことであり、従って近位端部分16とリーディングエッジ部分8の間の第1表面部分13及び第2表面部分14の長さは、先端部材140においては先端部材7においてよりも長い。加えて、先端部材140の近位端部分16とリーディングエッジ部分8の間に伸長している部分は、第1表面部分13及び第2表面部分14により規定される中心主平面26から角度βをなして屈曲しており、これによりリーディングエッジ部分8は主中心軸6から離れており、先端部材140を、同様にガイドワイヤーを分枝血管中に誘導することができる。その他の点においては、先端部材140は先端部材7に同じであり、本発明のこの実施態様に従ってガイドワイヤーと併せて使用する方法も、図1〜10の説明で記載したガイドワイヤー1の使用方法に同じである。
本発明に従うガイドワイヤーを、ヒト又は動物被験者の心血管系における閉塞血管の開通のために使用することについて記載してきたが、当業者には明らかであるように、本発明に従うガイドワイヤーはヒト又は動物被験者の他の血管系における閉塞血管を開通するのに使用することができる。
コアワイヤー5の周りに伸長しその遠位端に隣接するスリーブは、ヘリカルコイルにより提供されるものとして記載してきたが、他のいかなる好適なスリーブも提供できるものであり、例えば、特定の場合には、スリーブはプラスチック材料、合成高分子材料又はたの任意の高分子材料からなるスリーブとして提供することができると考えられる。
ガイドワイアーは記載された以外の材料で製造することができることは明らかであり、
例えば、コアワイヤーは例えばニッケルチタン合金、MP35N、複合高分子のようなステンレス鋼以外の他の任意の好適な材料からなるものであってもよい。同様に、ヘリカルコイル又は他のスリーブは例えばニッケルチタン合金、MP35N、複合高分子のようなステンレス鋼以外の他の任意の好適な材料からなるものであってもよく、先端部材もプラチナ合金以外の他の任意の材料からなるものであってもよい。しかし好ましくは、先端部材又は若しくはその一部、又はガイドワイヤーのうち先端部材に隣接する部分は放射線不透過性物質からなるべきである。先端部材が磁性材料からなる場合には、磁性材料は図15の先端部材75の説明で記載されている以外の他の任意の磁性材料からなるものであってよい。実際に、ある場合には、先端部材は一部のみが磁性材料からなるものであればよいと考えられている。しかし好ましくは、先端部材は、磁性材料からなる場合であっても、血管系を通して進める際に先端部材を追跡できるように放射線不透過性材料からなるべきであると考えられている。
言うまでもないことであるが、先端部材75のみが磁性材料からなると記載されてきたが、当業者には容易に明らかであるように記載された他の任意の先端部材も磁性物質からなるものであってよい。
言うまでもないことであるが、先端部材をコアワイヤー、ヘリカルコイル又は他のスリーブに固定するために、ハンダ付け及びろう接以外の他の任意の好適な固定手段を用いることもできる。実際、ある場合には、先端部材は溶接、接着剤又は他の任意の固定手段によりコアワイヤー及びヘリカルコイル又は他のスリーブに固定することができると考えられる。ある場合には、先端部材は同じ材料からコアワイヤーと一体に形成することができるとも予見できる。
更に、図面の説明で記載されている本発明のいくいつかの実施態様における先端部材は、ハンダにより形成されるか又は一部を形成されると記載されてきたが、先端部材をハンダにより形成するか又は一部を形成する代わりに、例えば、ろう接材料、溶接材料のような他の任意の好適な材料により、実際に、接着剤又は他の任意の充填材料により形成されるか又は一部を形成してもよいことは理解されるであろう。
図面の説明で記載されている本発明のいくつかの実施態様において先端部材はコアワイヤーの先端部分に固定するために先端部材内に伸長する孔を有すると記載してきたが、コアワイヤーの遠位部分に例えば、ハンダ付け、ろう接、溶接又は接着といった他の任意の固定手段により固定するために、プラグ部分が先端部材から伸長していてもよいと考えられる。この場合には、一般にプラグ部分は比較的平らな部材であり、これはコアワイヤーの遠位部分の主表面の1つと接触し、平行になるようにするためである。
加えて、図の説明で記載されているガイドワイヤーの先端部材は一般に、第3表面部分及び第4表面部分により接続される第1表面部分及び第2表面部分を有しており、これらはリーディングエッジ部分から先端部分に伸長していると記載してきたが、ある場合には、第1表面部分の一部分は第3表面部分及び第4表面部分の部分により形成することができ、従って先端部材の遠位端部分からその近位端方向に見た場合に、先端部材の横断面がほぼ三角形になると考えられる。三角形の底部は第2表面部分とリーディングエッジ部分とを形成し、その三角形の2辺は見る方向により、第3表面部分及び第4表面部分又は第1表面部分を形成する。その場合には、三角形の底部を形成する先端部材の表面部分は横方向から見た際に平面又は凸であり、三角形の2辺を形成する先端部材の表面の一部分は横方向から見た際に平面又は凸であると考えられる。そのような場合には、第1表面部分はその第3面及び第4面により規定される三角形の頂点により形成され、この頂点は扇形であって(radiused)も扇形でなくてもよい。
先端部材の第3表面部分及び第4表面部分は、縦方向に平面、凸若しくは凹であってよく、又は縦方向に平面、凸及び凹の1つ以上の組み合わせであってよいということも考えられる。
図1は、本発明に従うガイドワイヤーの側正面図である。 図2は、図1に示したガイドワイヤーの一部の透視図である。 図3は、図1に示したガイドワイヤーの図2の部分についての他の透視図である。 図4は、図1に示したガイドワイヤーの横断面の側正面図である。 図5は、図1に示したガイドワイヤーの一部について、一部を横断面にした側正面図である。 図6は、図1に示したガイドワイヤーのうち図5に示した部分を、図5の線VI−VI上で一部を横断面にした側正面図である。 図7は、図1に示したガイドワイヤーの一部の横断面図の側正面図である。 図8は、図1に示したガイドワイヤーの図7の部分の端正面図である。 図9は、図1に示したガイドワイヤーの他の部分の側正面図である。 図10は、ガイドワイヤーの一部を屈曲させた状態における、図1に示したガイドワイヤーの一部の横断面の側正面図である。 図11は、本発明の他の実施態様に従うガイドワイヤーの図7と類似した細部の図7と同様な横断面図の側正面図である。 図12は、本発明の他の実施態様に従うガイドワイヤーの図7と類似した細部の図7と同様な横断面図の側正面図である。 図13は、本発明の他の実施態様に従うガイドワイヤーの一部の透視図である。 図14は、本発明の更なる実施態様に従うガイドワイヤーの一部の透視図である。 図15は、本発明のより更なる実施態様に従うガイドワイヤーの一部の透視図である。 図16は、本発明の更なる実施態様に従うガイドワイヤーの一部の透視図である。 図17は、図16に示したガイドワイヤーの一部の端面図である。 図18は、図16に示したガイドワイヤーの一部の透視図である。 図19は、本発明のより更なる実施態様に従うガイドワイヤーの一部の側正面図である。 図20は、図19に示したガイドワイヤーの一部の平面図である。 図21は、図19に示したガイドワイヤーの一部の端面図である。 図22は、本発明の他の実施態様に従うガイドワイヤーの一部の平面図である。 図23は、図22に示したガイドワイヤーの一部の端面図である。 図24は、本発明の更なる実施態様に従うガイドワイヤーの一部の平面図である。 図25は、図24に示したガイドワイヤーの一部の端面図である。 図26は、本発明の他の実施態様に従うガイドワイヤーの一部の平面図である。 図27は、図26に示したガイドワイヤーの一部の端面図である。 図28は、本発明の他の実施態様に従うガイドワイヤーの一部の平面図である。 図29は、図28に示したガイドワイヤーの一部の端面図である。 図30は、図28に示したガイドワイヤーの一部の透視図である。 図31は、本発明の他の実施態様に従うガイドワイヤーの一部の透視図である 図32は、図31に示したガイドワイヤーの一部の部品の透視図である。 図33は、本発明の他の実施態様に従うガイドワイヤーの一部の透視図である 図34は、図33に示したガイドワイヤーの一部の部品の透視図である。 図35は、本発明の更なる実施態様に従うガイドワイヤーの一部の透視図である。 図36は、本発明のより更なる実施態様に従うガイドワイヤーの一部の透視図である。 図37は、図36に示したガイドやイヤーの一部の端面図である。 図38は、本発明のより更なる実施態様に従うガイドワイヤーの一部の側正面図である。 図39は、図38に示したガイドワイヤーの一部の平面図である。
符号の説明
1 ガイドワイヤー 3 近位端 4 遠位端 5 コアワイヤー 6 主中心軸 7 先端部材 8 リーディングエッジ部分 9 中心軸 10 ヘリカルコイルスリープ 11 位置 12 孔 13 第1表面部分 14 第2表面部分 16 近位端部分 17 プラグ 18 第3表面部分 19 孔 20 ハンダ 21 第4表面部分 22 位置 23 第1部分 24 第2部分 25 第3部分 26 中心主平面 28 遠位部分 29 位置 30 遠位端 32 第1主表面 33 第2主表面 34 副平面 35 中心主平面 37 位置 36 補強リブ 38 部分 39 中心副平面 50 先端部材 51 近位部分 52 端面 55 先端部材 56 端面 60 先端部材 62 第1表面部分 63 第2表面部分 64 端 66 側端 70 先端部材 75 先端部材 76 近位凸部分 77 遠位凹部分 80 先端部材 81 遠位端部分 82 ハンダ 83 遠位端 85 先端部材 90 先端部材 95 先端部材 100 先端部材 105 先端部材 110 先端部材 111 先端部分 112 ハンダ 115 先端部材 116 遠位部分 117 ハンダ 119 延長部 120 先端部材 125 先端部材 126 リーディング部分 127 中間部分 135 中心主平面 140 先端部材

Claims (86)

  1. ヒト又は動物被験者における血管閉塞部位を再開通するための再開通処理において使用するためのガイドワイヤーであって、該ガイドワイヤーは近位端と遠位端の間に伸長して縦方向に伸長する主中心軸を規定し、該ガイドワイヤーは、該ガイドワイヤーから軸方向に伸長する先端部材における遠位端で終止し、該先端部材は、該先端部材が閉塞部位を通じて先端部材を進める際に該閉塞部位に接し徐々に開口させるための遠位リーディングエッジ部分に向かって細くなっているという特徴を有するガイドワイヤー。
  2. 前記リーディングエッジ部分が細長いリーディングエッジ部分であるという特徴を有する、請求項1に記載のガイドワイヤー。
  3. 前記リーディングエッジ部分が、主中心軸により規定される軸方向に対してある角度の方向に伸長しているという特徴を有する、請求項1又は2に記載のガイドワイヤー。
  4. 前記リーディングエッジ部分が、主中心軸により規定される軸方向に対して1°〜90°の方向に伸長しているという特徴を有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のガイドワイヤー
  5. 前記リーディングエッジ部分が、主中心軸により規定される軸方向に対して30°〜90°の方向に伸長しているという特徴を有する、請求項4に記載のガイドワイヤー。
  6. 前記リーディングエッジ部分が、主中心軸により規定される軸方向に対して約60°の方向に伸長しているという特徴を有する、請求項5に記載のガイドワイヤー。
  7. 前記リーディングエッジ部分が、主中心軸により規定される軸方向に対して実質的に直角の方向に伸長しているという特徴を有する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  8. 前記先端部材の第1表面部分は向かい側の第2表面部分の方へ、前記リーディングエッジ部分に向かって集束するという特徴を有する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  9. 前記先端部材の前記第1表面部分が平面であるという特徴を有する、請求項8に記載のガイドワイヤー。
  10. 前記先端部材の前記第1表面部分が、主中心軸に対して縦方向に凸であるという特徴を有する、請求項8に記載のガイドワイヤー。
  11. 前記先端部材の前記第1表面部分が、主中心軸に対して縦方向に凹であるという特徴を有する、請求項8に記載のガイドワイヤー。
  12. 前記先端部材の前記第1表面部分が、主中心軸に対して縦方向に凸と凹が連続しているという特徴を有する、請求項8に記載のガイドワイヤー。
  13. 前記先端部材の前記第1表面部分の遠位部分が、主中心軸に対して縦方向に凹であるという特徴を有する、請求項8〜12のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  14. 前記先端部材の前記第1表面部分の近位部分が、主中心軸に対して縦方向に凸であるという特徴を有する、請求項8〜13のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  15. 前記先端部材の前記第1表面部分が、主中心軸に対して横方向に凸であるという特徴を有する、請求項8〜14のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  16. 前記先端部材の前記第2表面部分は前記第1表面部分の方へ、リーディングエッジ部分に向かって集束するという特徴を有する、請求項8〜15のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  17. 前記先端部材の前記第2表面部分が平面であるという特徴を有する、請求項8〜16のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  18. 前記先端部材の前記第2表面部分が、主中心軸に対して縦方向に凸であるという特徴を有する、請求項8〜16のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  19. 前記先端部材の前記第2表面部分が、主中心軸に対して縦方向に凹であるという特徴を有する、請求項8〜16のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  20. 前記先端部材の前記第2表面部分が、主中心軸に対して縦方向に凸と凹が連続しているという特徴を有する、請求項8〜16のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  21. 前記先端部材の前記第2表面部分の遠位部分が凹であるという特徴を有する、請求項8〜20のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  22. 前記先端部材の前記第2表面部分の近位部分が凸であるという特徴を有する、請求項8〜21のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  23. 前記先端部材の前記第2表面部分が、主中心軸に対して横方向に凸であるという特徴を有する、請求項8〜22のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  24. 前記第1表面部分及び前記第2表面部分が、リーディングエッジ部分で終止し、該リーディングエッジ部分がチゼルエッジと規定されるという特徴を有する、請求項8〜23のいずれかに1項に記載のガイドワイヤー。
  25. 前記先端部材の前記第1表面部分及び前記第2表面部分が、開先角度を1°〜179°の範囲に規定しているという特徴を有する、請求項8〜24のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  26. 前記先端部材の前記第1表面部分及び前記第2表面部分が、開先角度を5°〜90°の範囲に定義しているという特徴を有する、請求項8〜25のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  27. 前記先端部材の前記第1表面部分及び前記第2表面部分が、開先角度を約15°に規定しているという特徴を有する、請求項8〜26のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  28. 前記先端部材の前記第1表面部分及び前記第2表面部分が、隙間を介して離れて向かいあっている第3表面部分及び第4表面部分により接続されているという特徴を有する、請求項8〜27のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  29. 前記先端部材のリーディングエッジ部分が、前記第3表面部分と前記第4表面部分の間に伸長しているという特徴を有する、請求項28に記載のガイドワイヤー。
  30. 前記第3表面部分及び前記第4表面部が平面であるという特徴を有する、請求項28又は29に記載のガイドワイヤー。
  31. 前記第3表面部分及び前記第4表面部が、主中心軸に対して垂直方向に凸であるという特徴を有する、請求項28又は29に記載のガイドワイヤー。
  32. 前記第3表面部分及び前記第4表面部が、主中心軸により規定される軸方向に互いに平行であるという特徴を有する、請求項28〜31のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  33. 前記先端部材の前記第3表面部分及び前記第4表面部が、リーディングエッジ部分に向かって細くなっていくという特徴を有する、請求項28〜31のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  34. 前記先端部材の前記第3表面部分及び前記第4表面部分が、開先角度を1°〜179°の範囲に規定するという特徴を有する、請求項32に記載のガイドワイヤー。
  35. 前記先端部材の前記第3表面部分及び前記第4表面部分が、開先角度を5°〜90°の範囲に規定するという特徴を有する、請求項33に記載のガイドワイヤー。
  36. 前記先端部材の前記第3表面部分及び前記第4表面部分が、開先角度を約15°に規定するという特徴を有する、請求項34に記載のガイドワイヤー。
  37. 前記先端部材の前記第3表面部分が、主中心軸に対して縦方向に凸であるという特徴を有する、請求項28〜36のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  38. 前記先端部材の前記第3表面部分が、主中心軸に対して縦方向に凹であるという特徴を有する、請求項28〜36のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  39. 前記先端部材の前記第3表面部分が、主中心軸に対して縦方向に凸及び凹が連続しているという特徴を有する、請求項28〜36のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  40. 前記先端部材の前記第3表面部分の遠位部分が、主中心軸に対して縦方向に凹であるという特徴を有する、請求項28〜39のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  41. 前記先端部材の前記第3表面部分の近位部分が、主中心軸に対して縦方向に凸であるという特徴を有する、請求項28〜40のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  42. 前記先端部材の前記第4表面部分が、主中心軸に対して縦方向に凸であるという特徴を有する、28〜41のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  43. 前記先端部材の前記第4表面部分が、主中心軸に対して縦方向に凹であるという特徴を有する、請求項28〜41のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  44. 前記先端部材の前記第4表面部分が、主中心軸に対して縦方向に凸及び凹が連続しているという特徴を有する、請求項28〜41のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  45. 前記先端部材の前記第4表面部分の遠位部分が、主中心軸に対して縦方向に凹であるという特徴を有する、請求項28〜44のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  46. 前記先端部材の前記第4表面部分の近位部分が、主中心軸に対して縦方向に凸であるという特徴を有する、請求項28〜45のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  47. 前記リーディングエッジ部分が、先端部材の第1表面部分からその第2表面部分にわたって扇形になっているという特徴を有する、請求項8〜46のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  48. 前記リーディングエッジ部分が平面図において扇形をしているという特徴を有する、請求項1〜47のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  49. 前記リーディングエッジ部分が平面図において凸であるという特徴を有する、請求項1〜48のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  50. 前記リーディングエッジ部分が平面図において凹であるという特徴を有する、請求項1〜49のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  51. 前記先端部材の最大外横断面領域が、先端部材に隣接するガイドワイヤーの外横断面領域と実質的に等しいという特徴を有する、請求項1〜50のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  52. ガイドワイヤーに隣接する先端部材の外横断面領域が、先端部材に隣接するガイドワイヤーの外横断面領域に等しく、これにより先端部材の外表面は先端部材に隣接するガイドワイヤーの外表面と軸方向が一致しているという特徴を有する、請求項1〜51のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  53. 前記先端部材に隣接するガイドワイヤー及びガイドワイヤーに隣接する先端部材が円形の横断面を有し、外直径が実質的に等しいという特徴を有する、請求項1〜52のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  54. 前記リーディングエッジ部分を含み主中心軸に平行に伸長する平面において、該リーディングエッジ部分の横幅が、先端部材に隣接するガイドワイヤーの横幅を越えないという特徴を有する、請求項1〜53のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  55. ガイドワイヤーが、近位端から遠位端に伸長する細長いコアワイヤーを有するという特徴を有する、請求項1〜54のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  56. 先端部材がコアワイヤーの遠位端に固定されているという特徴を有する、請求項55に記載のガイドワイヤー。
  57. 前記コアワイヤーが、第1副表面及び第2副表面により接続されている、向かい合っている第1主表面及び第2主表面を規定している長方形の横断面の遠位部分で終止し、その屈曲を容易にし、それで先端部材が主中心軸から離れて先端部材を血管系の分枝血管内に誘導することができるという特徴を有する請求項55又は56に記載のガイドワイヤー。
  58. コアワイヤーの遠位部分の前記第1主表面及び前記第2主表面が、互いにその遠位端に集束するというという特徴を有する、請求項57に記載のガイドワイヤー。
  59. コアワイヤーの遠位部分の前記第1主表面及び前記第2主表面が、互いに実質的に平行に伸長する、という特徴を有する、請求項58に記載のガイドワイヤー。
  60. コアワイヤーの遠位部分の前記第1副表面及び前記第2副表面が、その遠位端に向かって互いに離れるという特徴を有する、請求項58又は請求項59に記載のガイドワイヤー。
  61. コアワイヤーの遠位部分の前記第1副表面及び前記第2副表面が、互いに実質的に平行に伸長するという特徴を有する、請求項58又は請求項59に記載のガイドワイヤー。
  62. コアワイヤーの軸方向のねじれを最小にするために、遠位部分に補強手段が設けられているという特徴を有する、請求項57〜61のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  63. コアワイヤーの遠位部分の前記第1主表面及び前記第2主表面がその間に主中心軸に平行に伸長し前記第1副表面及び前記第2副表面を切る中心主平面を規定し、該遠位部分が中心主平面において屈曲することにより先端部材が主中心軸から離れ、これによって該先端部材を血管系の分枝した血管内に誘導することができるという特徴を有する、請求項57〜62のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  64. コアワイヤーの遠位部分の前記第1主表面及び前記第2主表面により規定される中心主平面が、先端部材のリーディングエッジ部分を含み主中心軸に平行に伸長する平面に垂直に伸長するという特徴を有する、請求項63に記載のガイドワイヤー。
  65. コアワイヤーの遠位部分の前記第1主表面及び前記第2主表面により規定される中心主平面が、先端部材のリーディングエッジ部分を含み主中心軸に平行に伸長する平面に実質的に平行に伸長するという特徴を有する、請求項63に記載のガイドワイヤー。
  66. その遠位部分から近位端へ伸長するコアワイヤーの横断面が円形であるという特徴を有する、請求項57〜65のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  67. スリーブが先端部材からコアワイヤーに沿って伸長し、コアワイヤーの遠位端と近位端の間の位置で終止するという特徴を有する、請求項55〜66のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  68. スリーブの横断面の外見が円形であるという特徴を有する、請求項67に記載のガイドワイヤー。
  69. スリーブの外径が、ガイドワイヤーに隣接する先端部材の直径と実質的に等しいという特徴を有する、請求項68に記載のガイドワイヤー。
  70. スリーブが、その遠位端に隣接するコアワイヤーの周りに位置するヘリカルコイルを有するという特徴を有する、請求項67〜69のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  71. スリーブにより規定される内孔に嵌め込むことによってスリーブを先端部材に固定するために、プラグがその近位端と隣接する先端部材から伸長するという特徴を有する、請求項67〜70のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  72. 先端部材がろう接又はハンダ付けによりスリーブに固定されているという特徴を有する、請求項67〜71のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  73. 孔に嵌め込まれたコアワイヤーが先端部材内に伸長し、これによりコアワイヤーの遠位端を嵌め込んでいるという特徴を有する、請求項55〜72のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  74. 孔に嵌め込んだコアワイヤーが、先端部材内へ軸方向に伸長するという特徴を有する、請求項73に記載のガイドワイヤー。
  75. 先端部材がコアワイヤーにろう接又はハンダ付け、溶接又は接着剤により固定されているという特徴を有する、請求項55〜74のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  76. ろう接、ハンダ付け、溶接又は接着剤の材料が放射線不透過性の材料であるという特徴を有する、請求項75に記載のガイドワイヤー。
  77. 少なくとも先端部材の一部が放射線不透過性の材料よりなるという特徴を有する、請求項1〜76のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  78. 少なくとも先端部材の一部が磁性物質よりなり、これによって被験者の対外に設置した磁性誘導手段により、血管系を通して先端部材を進めることができるという特徴を有する、請求項1〜77のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  79. 先端部材が磁性物質よりなるという特徴を有する、請求項78に記載のガイドワイヤー。
  80. ガイドワイヤーの遠位部分が磁性物質よりなっており、これによって被験者の体外に設置した磁性誘導手段により、血管系を通して先端部材を進めることができるという特徴を有する、請求項1〜79のいずれか1項に記載のガイドワイヤー。
  81. 血管閉塞部位を通して先端部材を進めるための、請求項78〜80のいずれか1項に記載のガイドワイヤー及び磁性誘導手段の組み合わせ。
  82. 血管系を通して先端部材を血管閉塞部位まで進めるための、請求項78〜80のいずれか1項に記載のガイドワイヤー及び磁性誘導手段の組み合わせ。
  83. 請求項1〜53のいずれか1つに記載のガイドワイヤーの先端部材を閉塞部位を通して進めることにより閉塞部位を徐々に開通する工程を有する、ヒト又は動物被験者における血管閉塞部位を再開通させる方法。
  84. 閉塞部位を通して進める前に、ガイドワイヤーにより先端部材を血管系を通して閉塞部位まで進めるという特徴を有する、請求項83に記載の方法。
  85. 被験者の体外に設置した磁性誘導手段により、閉塞部位を通して先端部材を進めるという特徴を有する、請求項83又は84に記載の方法。
  86. 被験者の体外に設置した磁性誘導手段により、血管系を通して先端部材を進めるという特徴を有する、請求項83〜85のいずれか1項に記載の方法。
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