JP2007334866A - センターサーバおよび画像ネットワークシステム - Google Patents

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Manki Kurose
万貴 黒瀬
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恭子 白水
Kenji Hori
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Takeshi Dousaka
毅 道坂
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修 見戸
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花梨 今
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Abstract

【課題】顧客の注文実績に応じてポイントを付与し、ポイントに応じてシステム利用の際に異なるサービスを提供することのできるセンターサーバ、およびこれを備える画像ネットワークシステムを提供する。
【解決手段】プリント業者が有するラボシステムと、リテーラが有するリテーラシステムと、ネットセンターとを通信ネットワークで接続して、システム全体をネットセンターで一元管理すると共に、ポイント管理において、注文に応じてポイントを付与し、付与したポイントの合計値を基に顧客をランク分けして、各ランクに応じて、画像の保管容量の拡張や保管期間の延長などのサービスを提供することにより、前記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターネット等の通信ネットワークを利用する写真プリントなどの注文を行うためのセンターサーバ、およびこのセンターサーバを備える画像ネットワークシステムに関する。
近年では、デジタルカメラが急速に普及している。また、インターネット等の通信ネットワークも広く普及している。
デジタルカメラで撮影された画像は、デジタルの画像データとして扱われるので、通信ネットワークを利用して送信可能であり、これを利用して、様々なサービスが提案/展開されている。
例えば、特許文献1には、サービスの利用者(ユーザ)が有する画像(画像データ)をインターネット等の通信ネットワークを用いて接続されたサーバに保管し、この画像を第三者に公開するネットワークフォトサービスにおいて、顧客毎に画像データ量をカウントすると共に、利用者の利用状況に応じて有効期限や保管量等のサービス内容を変更し、未注文画像および注文済画像の区別無く、画像データの量が最大保管量を超える場合には、エラーメッセージを送出して、それ以上の画像の転送/保管を禁止することにより、サービスの運用者の負担を低減したシステムが開示されている。
また、特許文献2には、同様の通信ネットワークを用いてサービスの利用者から送られた画像を、利用者単位でサーバに保管/管理して、ネットワーク上で電子アルバムとして提供すると共に、所定期間以上、利用者から何の発信も無い場合には、この利用者が登録している画像を消去することにより、サーバ資源等のデータ格納領域を有効に利用することを可能にした電子アルバムのシステムが開示されている。
さらに、複数の(写真)プリント業者が、通信ネットワークを用いて顧客がデジタルカメラで撮影した画像およびプリントの注文情報を取得して、注文情報に応じて画像を再生した写真プリントを作製し、宅配や指定された店頭への送付等によって顧客に注文を受けたプリント提供する、いわゆるネットプリントサービスが展開されている。
ところで、従来の通信ネットワークを利用した仮想市場における商取引においては、特許文献3に示すように、商取引の実績に応じてポイントが付与されるポイントシステムが展開されている。このようなポイントシステムは、ネットプリントサービスによる写真プリント注文の分野においても、広く導入されている。
特開2005−49933号公報 特開2002−342741号公報 特開2002−259781号公報
このような従来のポイントシステムにおいては、顧客がネットワーク上の仮想市場での商取引実績を上げることにより蓄積したポイントは、金銭的価値に置き換えられて、別の商品購入を行う際に利用可能となるものであり、すなわち、金銭と同等の価値を得るのみのものであった。
本発明の目的は、ネットプリントサービスにおいて、蓄積したポイントを金銭的価値に置き換えるだけでなく、ネットプリントサービスのシステム利用の面で、蓄積したポイントが多い顧客を優遇するなど、幅広いサービスを提供することにより、注文実績がより多い顧客に対してさらにサービスを厚くして、ネットワークプリント注文の促進を図ることにある。
つまり、本発明の目的は、顧客が注文実績に応じて蓄積したポイントを顧客の信用の価値として位置づけ、これをサービスとして利用できるようにするポイントシステムを用いたセンターサーバ、およびこれを備える画像ネットワークシステムを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明では、通信ネットワークを介して受注チャネルから画像データおよび注文を受け付ける、画像ネットワークシステムのセンターサーバであって、前記受注チャネルから注文を受け付ける注文受付機能ブロックと、前記受注チャネルから供給された画像データを所定の保管条件に従って保管する画像保管機能ブロックと、前記画像保管機能ブロックによる前記画像データの保管容量を顧客ごとに管理する容量管理機能ブロックと、顧客の注文に応じて付与されるポイントを顧客ごとに管理するポイント管理機能ブロックとを有し、前記ポイント管理機能ブロックは、顧客ごとのポイントの状況に応じて、前記画像保管機能ブロックにおける前記保管条件を変更することを特徴とするセンターサーバを提供する。
このようなセンターサーバにおいては、前記ポイント管理機能ブロックは、前記顧客ごとのポイントの状況に応じて、前記画像保管機能ブロックにおける前記保管条件の複数の選択肢を前記受注チャネルに表示させ、表示された前記複数の選択肢の中から前記顧客によって選択された1つの選択肢に従って前記保管条件の変更を行うことが好ましい。
また、前記保管条件の前記複数の選択肢は、前記画像保管機能ブロックに保管可能な前記画像データの、保管容量の設定変更、および、保管期限の設定変更のうち少なくとも1つであることが好ましい。
また、前記ポイント管理機能ブロックは、顧客が所定の期間に得たポイントを蓄積した総ポイントをカウントし、この総ポイントに応じて、顧客に与える前記画像データの前記保管条件を変更することが好ましい。
また、前記ポイント管理機能ブロックは、顧客が所定の期間に得たポイントを蓄積した総ポイントに応じて、前記画像保管機能ブロックにおける前記保管条件を自動的に変更することを特徴とするセンターサーバを提供する。
このセンターサーバにおいては、前記保管条件の変更は、保管容量の変更、保管期間の変更、保管容量の変更および保管期間の変更のいずれかであることが好ましい。
また、前記ポイント管理機能ブロックは、前記総ポイントが所定数に達すると、前記画像保管機能ブロックにおける前記保管条件を自動的に拡張することが好ましく、前記保管条件の拡張は、保管容量の拡張、保管期間の延長、ならびに、保管容量の拡張および保管期間の延長の両方のいずれかであることが好ましい。
さらに、前記画像保管機能ブロックは、所定の容量の画像データを所定の期間、前記画像保管機能ブロックに保管することを1カウントとみなす保管カウントを用いて、保管している画像データの保管容量と保管期間との組み合わせから、前記画像データの保管を行うことが好ましい。
また、前記ポイント管理機能ブロックは、前記顧客ごとのポイントを前記保管カウントに換算して、前記保管カウントの数に対応する保管条件を算出することにより設定することが好ましい。
また、前記容量管理機能ブロックは、前記受注チャネルから画像データが供給された際に、該当する顧客に対応する画像データの保管容量が不足している場合には、前記注文受付機能ブロックに、この顧客の保管容量が不足しているという情報を送り、この保管容量不足の情報を受けた前記注文受付機能ブロックは、前記受注チャネルに、保管容量が不足している旨の情報、および、保管容量を確保するための処理の選択肢を表示させることが好ましい。
前記容量管理機能ブロックが前記受注チャネルへ表示させる選択肢は、前記画像保管機能ブロックへ供給する前記画像データの再選択と、前記画像保管機能ブロック内の画像データの削除であり、顧客のポイント数が所定値以上である場合には、さらに、画像保管機能ブロックの保管容量の拡張を選択肢として表示させることが好ましい。
また、本発明では、顧客からの注文を受け付けてその注文情報および顧客情報を送信する受注チャネルと、上述のいずれかに記載のセンターサーバとを有することを特徴とする画像ネットワークシステムを提供する。
このような本発明によれば、インターネットなどの通信ネットワークによって顧客から画像を受け取って保管し、かつ、プリントなどの注文を受け付けて製品を作製するネットプリントサービスにおいて、顧客の注文実績に応じたオプションサービスを用意することにより、注文実績の多い顧客に対して、より厚いサービスを提供することができるセンターサーバ、およびこれを備える画像ネットワークシステムを実現することが可能となる。
また、顧客の注文実績に応じて、画像データの保管容量の拡張や保管期間の変更ができることから、注文実績の多い顧客はより多くの画像をより長く保管でき、ネットワークプリント注文の促進につながる。さらに、サービスを利用可能な有効期間を設けることにより、現在注文実績の多い顧客に対して厚いサービスを提供することができ、さらなる注文の促進につながる。
さらに、注文画像のアップロード時には、顧客のポイント数が所定値以上である場合に、画像データの保管容量の拡張を救済的に選択可能とするので、注文実績の多い顧客は、不慮の容量不足による画像削除や画像再選択をする必要がなく、安心して新たな画像をアップロードすることができる。
以下、本発明のセンターサーバ、およびこれを備える本発明の画像ネットワークシステムについて、添付の図面に示される好適実施例を基に、詳細に説明する。
図1に、本発明のセンターサーバを利用する本発明の画像ネットワークシステムのシステム構成を概念的に示す。
図示例の画像ネットワークシステム10(以下、ネットシステム10とする)は、インターネット等の通信ネットワークを利用して、顧客からの(写真)プリント等の注文を受け付け、注文に応じたプリントを作成する、いわゆるネットプリントサービス(オンラインプリントサービス)を展開すると共に、顧客から転送された画像(画像データ)を保管/管理して、閲覧を可能にする、いわゆる電子アルバムのサービスも展開する。
このようなネットシステム10は、基本的に、このネットシステム10を統括/管理するネットセンター12と、顧客がプリントの注文などを行う受注チャネル14と、プリント業者(以下、ラボとする)が有するラボシステム16と、顧客とラボとの仲介役的な役割を果たすリテーラシステム18とを有して構成される。
また、図示例のネットシステム10においては、ネットセンター12、受注チャネル14、ラボシステム16、およびリテーラシステム18は、インターネット等の通信ネットワークによって互いに接続される。なお、本発明の画像ネットワークシステムにおいては、ネットセンター12、受注チャネル14、およびリテーラシステム18は、インターネット等の公開された通信ネットワークによって互いに接続されるが、ラボシステム16のみは、受注チャネル14およびリテーラシステム18には接続されず、ネットセンター12と専用の通信回線で接続されてもよい。
なお、図示例においては、図面を簡略にしてネットシステム10の構成を明瞭に示すために、受注チャネル14、ラボシステム16、およびリテーラシステム18は、1つのみを図示しているが、本発明は、これに限定はされない。
従って、ネットシステム10には、複数のラボシステム16が存在してもよく、また、通常は複数のリテーラシステム18が存在する。また、本発明においては、リテーラシステム18は必須のものではない。
受注チャネル14は、顧客が注文や、ネットセンター12への画像の転送(画像のアップロード)を行うためのものである。
なお、図示例のネットシステム10において、顧客には、このネットシステム10に登録している会員、および、同登録していない非会員とが存在する。また、図示例のネットシステム10においては、会員は基本的にいずれかのリテーラシステム18に所属する。
受注チャネル14は、基本的に、顧客が有する前記通信ネットワークに接続可能なパーソナルコンピュータ(以下、PCとする)や、注文の受付店に設置され前記通信ネットワークに接続される注文端末等を利用して構成される。
このような受注チャネル14には、一例として、マイクロソフト社のインターネットエクスプローラ(Internet Explorer)TM等に代表されるWebブラウザを利用してネットセンター12(ネットセンター12が管理する、前記通信ネットワーク上に公開しているwebサイト)にアクセス(接続)する受注チャネル、マイクロソフト社のWindows XPTMなどが有する「OPW(Online Printing Wizard)」などのPCのオペレーティングシステムに搭載された注文機能や、富士写真フイルム社の「FinePix viewer」などの汎用のアプリケーションが有する注文機能や、マイクロソフトが管理/運営するwebサイトである「MSN(欧州)」などの通信ネットワーク上に公開されたwebサイトに設定された注文機能などを利用する受注チャネル、および、ネットシステム10で商品を注文するための専用アプリケーション(ソフトウエア)である注文ソフトを利用する受注チャネルなどが例示される。
なお、1つの受注チャネル14が対応するのは、これらの内の1つでもよく、あるいは、2以上に対応してもよいのは、もちろんである。
リテーラシステム18は、顧客とラボとの仲介役的な役目を果たすシステムであり、例えば、PC、ワークステーション(WS)、サーバ機器等によって構成される。
欧州の写真プリント業界においては、リテーラと呼ばれる、顧客とラボとを仲介する仲介業者が存在する。リテーラは、ラボと契約して、化粧品店や薬店などの小売店等に依頼して注文の受付窓口を設け、顧客からの注文を受け付けて、受け付けた注文をラボに受け渡し、また、必要に応じて、ラボから仕上がったプリントを受け取り、指示された受付窓口などの店舗に送り、また、顧客の自宅に送る。ラボは、通常は複数のリテーラと提携しており、リテーラから顧客の注文を受け取り、プリントを作成する。
すなわち、この注文/作成/受取の流通システムにおいては、ラボは顧客に意識されることが無い黒子的な存在であり、顧客は、リテーラのみと対峙して、プリントを注文し、仕上がったプリントを受け取る。
リテーラシステム18は、ネットシステム10において、このリテーラの役割を果たすものであり、例えば、前述の仲介業者であるリテーラが有するものである。
前述のように、リテーラシステム18は、インターネット等の通信ネットワークによって、ネットセンター12、受注チャネル14、および、ラボシステム16と接続されている。また、リテーラシステム18は、通信ネットワーク(web上)に、受注チャネル14がネットセンター12にアクセスするためのweb画面を公開している。
受注チャネル14は、このリテーラが公開するweb画面を介してネットセンター12にアクセスしてもよいし、これを介さずに直接ネットセンター12にアクセスすることもできる。また、受注チャネル14の種類やリテーラごとに、リテーラのweb画面を介すかどうかを設定していてもよい。
リテーラシステム18を介すことによって、本発明のネットシステム10においても、顧客は、ネットセンター12およびラボ(ラボシステム16)を意識することなく、リテーラに注文する感覚で、プリント等の注文を行うことができる。
なお、本発明のネットシステム10においては、リテーラシステム18と後述するラボシステム16とは、1つのシステムで構成されるものであってもよい。
ネットセンター12は、ネットシステム10を統括するものであり、一例として、PC、WS、ネットワーク機器、サーバ機器、ストレージ機器等を組み合わせて構成される。
また、ネットセンター12は、顧客から送られた画像、会員情報、プリントなどの注文情報、ネットシステム10を管理運営するための情報など、画像や各種の情報等を保存/管理するためのデータベース/ファイルサーバ(DB/FS)12aを有する。
図1に概念的に示されるように、ネットセンター12は、フロントエンド12b(以下、フロントエンドという)およびバックエンド12c(以下、バックエンドという)を有する。
フロントエンドは、顧客の注文等を受けるためのサイトであり、受注チャネル14によるアクセスが可能である。すなわち、フロントエンドは、顧客がプリントの注文や画像のアップロード等を行うための、ユーザインターフェイスのような機能を提供する。
他方、バックエンドは、ネットシステム10およびネットセンター12の管理を行うためのサイトである。従って、バックエンドには、ネットセンター12を管理する管理システム24、リテーラシステム18やラボシステム16等、ネットシステム10を管理/運営するシステムのみがアクセス可能で、受注チャネル14によるアクセスはできない。
ネットセンター12において、フロントエンドは、会員登録/認証ブロック30a、アルバム機能ブロック30b、シェアボックス機能ブロック30c、および、注文webブロック30dを有する。
顧客は、受注チャネル14を用い、ネットセンター12のフロントエンドにアクセスして、以下の機能を利用することができる。
会員登録/認証ブロック30a(以下、会員登録/認証という)は、会員の会員登録、登録している会員情報の変更、会員の認証(サインイン)等の機能を提供する。図示例のネットセンター12においては、会員毎に設定した会員のID(識別情報、例えば識別番号)とパスワードとを用いて、サインインを行う。なお、会員情報は、後述するバックエンドの会員管理が管理している。
なお、リテーラシステム18も、これに準じた会員登録/会員管理/サインインの機能を有してもよく、受注チャネル14がリテーラシステム18を介してネットセンター12にアクセスした際に、リテーラシステム18でサインインを行った場合には、このフロントエンドでの会員のサインインは行わない。
アルバム機能ブロック30b(以下、アルバム機能という)は、受注チャネル14によって画像をアップロードする機能、会員毎に画像をアルバム(電子アルバム)として保管する機能(画像保管機能ブロック)、会員が受注チャネル14でアルバムの画像を表示する機能(会員による自身のアルバムの閲覧機能)、表示したアルバムの画像の回転・スライドショー等の機能を提供する。すなわち、アルバム機能は、通信ネットワークによる電子アルバムの機能を提供する。
アルバムには、システムアルバムとマイアルバムとが有る。システムアルバムとは、会員がアップロードした画像を保管するものである。システムアルバムは、ネットセンター12が初期(会員登録時等)に1会員に1つ、自動的に作成するアルバムで、会員によってアップロードされた画像は、全て、システムアルバムに保管される。他方、マイアルバムとは、会員が任意に作成するアルバムで、アップロードした画像を任意にまとめて保管するものである。
なお、受注チャネル14によってアップロードされた画像は、画像を特定する画像コード、会員ID、リテーラID、ファイルフォーマット種別、格納ファイルサイズ、格納ファイル名、アップロード日、最新注文日等の情報等を含む画像情報で管理される。
図示例のネットシステム10において、会員は、アルバム機能によって、各種のアルバム操作、および、アルバム画像編集を行うことができる。
アルバム操作としては、一例として、マイアルバムの新規作成、マイアルバムの名称の設定・変更、アルバムの一覧表示、マイアルバムの削除等を行うことができる。なお、システムアルバムは、会員による削除は出来ない。
他方、アルバム画像編集としては、一例として、アルバム内の全画像のスライドショー表示、画像のサムネイル一覧表示、画像の拡大表示、画像の回転表示、画像の追加、画像の表示順変更、画像名称の変更、画像の別のアルバムへのコピーおよび移動(複数選択および一括選択可能)、画像の削除(複数削除および一括削除可能)、アルバムに保管した画像を用いたプリント等の商品注文等を行うことができる。
シェアボックス機能ブロック30c(以下、シェアボックス機能という)は、会員が自身のアルバムの画像を第三者に公開する機能を提供する。会員は、このシェアボックス機能を用いて、アルバムから任意の数の画像を選択して、画像を第三者に公開するためのシェアボックス(複数でも可)を作成することができ、また、シェアボックス内の画像を閲覧するためのURLを、知人等に提供することにより、第三者に公開することができる。
アルバムおよびシェアボックスに保管した画像の表示は、予め定められた所定期間のみ表示(閲覧)可能であり、アルバムおよびシェアボックスでの画像の保管も、予め定められた所定期間である。アルバムへの保管期間および保管容量は、後述するポイントの蓄積数に応じて、会員が選択することができる。この点に関しては、後に詳述する。
なお、ネットセンター12のフロントエンドは、アルバムおよびシェアボックスの他に、非会員がプリント等を注文するためにアップロードした画像を、所定期間、保管する機能を提供する、フォトストレージも有する。なお、フォトストレージに保管した画像は、注文操作中は表示可能であるが、注文が終了した後は、表示することはできない。
注文webブロック30d(以下、注文Webという)とは、プリント、画像を記録したマグカップやTシャツ等のグッズ、画像を記録したCD等の商品の受注機能(注文受付機能ブロック)を提供する。
前述の受注チャネル14では、この注文webにアクセスして、商品(プリント、グッズ、CDなど)の選択、商品を注文する画像の選択、プリントを注文する場合にはプリントサイズや枚数等を入力/指示する。また、商品の受け取り先(受取店)や配送先、支払い方法等の入力/指示も、必要に応じて、この注文webによって行う。
図示例のネットシステム10において、注文webを用いる会員による注文(商品を注文する画像の選択)には、アルバム方式とメニュー方式とが有る。
アルバム方式とは、前述のアルバムに保管された画像から、注文する画像を選択する方式である。他方、メニュー方式とは、受注チャネル14によってアップロードした画像から、注文する画像を選択する方式である。なお、注文の有無に関わらず、会員がアップロードした画像は、システムアルバムに保管される。すなわち、注文webも、画像のアップロード機能を提供する。
注文webを用いる非会員による注文は、メニュー方式と同様の方式のみであり、アップロードした画像は、前述のようにフォトストレージに保管される。
さらに、ネットシステム10では、受注チャネル14で、シェアボックスに保管されている画像の中から、画像を選択して、商品を注文することもできる。
一方、ネットセンター12において、バックエンドは、前述のように、ネットシステム10およびネットセンター12の管理を行うためのサイトであり、会員管理ブロック40a、アルバム管理ブロック40b、基本情報管理ブロック40c、商材管理ブロック40d、サイト管理ブロック40e、注文管理ブロック40f、ワークフローブロック40g、ラボ受注サーバ42、決済ブロック44、および、ポイント管理ブロック40hを有する。
会員管理ブロック40a(以下、会員管理という)は、会員情報の管理(新規会員の登録の管理、各種情報の変更/追加/更新等を含む)、会員情報の検索等の会員情報の管理機能を提供する。
会員の情報としては、会員ID、パスワード、E-mailアドレス、商品の受取店26(以下、受取店という)のID(選択店ID)、氏名、住所、電話番号、配送先等の情報が例示される。
また、会員情報の検索とは、リテーラシステム18が、ある任意の条件に合致した会員を検索する機能を提供するものである。
アルバム管理ブロック40b(以下、アルバム管理という)は、前述のアルバム、シェアボックス、フォトストレージなどの保管容量、画像の保管期間や表示期間等の管理機能(容量管理機能ブロック)を提供する。
アルバム管理は、リテーラシステム18やラボシステム16からの要求に応じて、リテーラシステム18毎やラボシステム16毎に、会員一人当たりのアルバムの容量、画像の保管期間、画像の表示期間を設定する。すなわち、アルバムの容量、画像表示期間や保管期間は、リテーラシステム18やラボシステム16(すなわち、リテーラやラボ)が設定することができる。なお、表示期間と保管期間は、同じであっても異なっていてもよい。
また、アルバム管理は、表示期間を過ぎた画像に関しては表示を停止し、保管期間を過ぎた画像は削除し、容量をオーバーしたアルバムなどに関しては、警告等でその旨を会員に知らせる。さらに、表示期間の満了などを電子メール等で会員に通達してもよい。
なお、ネットシステム10においては、商品が注文された画像と未注文画像とで、表示期間および/または保管期間を変えてもよく(例えば、注文によって期間延長する)、会員と非会員とで期間を変えてもよい。
また、アルバム管理は、画像を保管しないマイアルバム、フォトストレージ、シェアボックスを、定期的に削除する。さらに、アルバム管理は、公序良俗に反する画像を保管しているシェアボックスについては、公開を強制的に停止する。
基本情報管理ブロック40c(以下、基本情報管理という)は、ラボシステム16、リテーラシステム18、および、受取店の各基本情報の管理機能を提供する。
基本情報管理では、各ラボシステム16(ラボシステム16を有するラボ)と提携しているリテーラシステム18(リテーラシステム18を有するリテーラ)、および、各リテーラシステム18と提携している受取店を、対応付けして登録/管理すると共に、各ラボシステム16、リテーラシステム18、および受取店について、それぞれの基本情報を管理し、また、要求や必要に応じて、基本情報を変更/更新する。
商材管理ブロック40d(以下、商材管理という)は、ラボシステム16を有するラボ、リテーラシステム18を有するリテーラ、および、受取店が取り扱う商品の管理機能を提供する。
図示例のネットシステム10においては、一例として、会員または非会員から受け取った画像を再生した(写真)プリント、同画像を保存したCD、および、同画像を再生したグッズ(例えば、マグカップやTシャツなど)を、顧客に提供する。商材管理は、各リテーラシステム18やラボシステム16が取り扱う商品(商材)の設定、商品の価格の設定、前記注文web等における商品の表示等の機能を提供する。また、商材管理は、受注チャネル14を用いた顧客による商品の注文(注文の入力指示)に応じて、注文に関する情報である注文設定情報(画像、商材の種類、プリントサイズ、数など)を生成する機能も提供する。
取り扱う商品、および、商品の価格は、商品管理の機能によって、リテーラシステム18毎やラボシステム16毎に、申請/設定できる。すなわち、取り扱い商品や、商品の価格は、リテーラやラボが設定することができる。
サイト管理ブロック40e(以下、サイト管理という)は、顧客へのお知らせの情報、統計情報、アプリケーションのダウンロード情報など、ネットシステム10を運用するための、リテーラ管理者向けの管理機能、ラボ管理者向けの管理機能、および、ネットシステム10において、ラボ業務運用者との対応窓口となるセンター管理者(運用者)向けの管理機能を提供する。
注文管理ブロック40f(以下、注文管理という)は、注文情報の生成、検索や表示など、注文に関する管理機能(注文受付機能ブロック)を提供する。
注文管理では、顧客による注文が確定し、顧客による商品の受取方法や決済方法の選択等が行われて、注文が完了(注文確定)すると、注文設定情報等を用いて料金計算等の必要な演算を行って所定の情報を生成して、注文情報を生成し、生成した注文情報をラボ受注サーバに送る。
ワークフローブロック40g(以下、ワークフローという)は、ネットシステム10の運営管理を行う上での価格・商品等の設定変更に対するワークフローの機能を提供する。
ワークフローは、リテーラシステム18やラボシステム16から、リテーラやラボの情報(基本情報、詳細情報)の変更、料金の変更、受取店の情報に関する変更が申請されると、この申請が適正で有るか否かを判定して、承認もしくは却下を決定し、承認の場合には、申請された変更を確定して、この変更内容を、ネットシステム10に適用する。
ラボ受注サーバ42(以下、ラボ受注サーバという)は、後述する受注モジュール16aを介して、ラボシステム16に対して、注文情報や画像送信等の、ラボシステム16での注文の受注機能を提供する。
前述のように、注文情報は、このラボ受注サーバに送られ、また、注文情報に対応する画像データも、ラボ受注サーバに送られる(以下、1件の注文情報と対応する画像データとをまとめて、注文ジョブとする)。ラボ受注サーバは、ラボシステム16からの要求に応じて、注文の一覧情報をラボシステム16に転送し、また、ラボシステム16から要求された注文1件分の注文ジョブを、ラボシステム16に転送する。
決済ブロック44(以下、決済という)は、決済方法がクレジット決済やデビット決済の場合に、決済サイト20から、決済のオーソリ(与信)を取得する機能を提供するものである。
なお、決済サイト20とは、通信ネットワークでネットセンター12と接続された、公知のオンライン決済を行なうためのwebサイトである。ネットセンター12では、この決済サイトに対しては、オーソリ取得のみを行う。
ここで、本発明の画像ネットワークシステム10においては、会員(会員登録を行った顧客)については、会員ごとの注文実績に応じて、ポイントを付与するシステムが採用されている。これにより、一定の値以上のポイントが蓄積されると、会員は、ポイント数に応じて各種のサービスが受けられるようになっている。
ポイント管理ブロック40h(以下、ポイント管理という)は、このポイントシステムを管理するためのものであり、会員の注文実績に応じて付与され、また会員の選択によりサービスの対価として使用されるポイントを、会員ごとに管理する機能(ポイント管理機能ブロック)を提供する。
ポイントシステムおよびポイント管理の具体的な機能に関しては、後に詳述する。
ラボシステム16は、PCやWS、サーバ機器等で構成される、ラボ(プリント業者)に設置されるシステムであり、また、デジタルの写真プリンタや各種グッズへの印画装置等が接続される(あるいは、これらが一体的に構成される)。
ラボシステム16には、ネットセンター12からの商品注文取り込み用のアプリケーションである受注ソフトがインストールされる。
ラボシステム16は、この受注ソフトに含まれる、ネットセンター12(ラボ受注サーバ)から注文ジョブを取得するための受注モジュール16aを用いて、注文情報の一覧を取得し、自身に対応する注文ジョブの転送を要求し、取得する。ラボ(ラボシステム16)では、注文ジョブに応じた商品を作製して、注文情報に応じた配送先や受取店に、商品を配送する。また、ラボシステム16は、注文情報に付加されたオーソリの情報等に応じて、クレジット決済の確定/キャンセル、デビット決済のキャンセルを決定し、その結果を、決済サイト20に送る。
前述のように、会員は、受注チャネル14によってネットセンター12(フロントエンド)にアクセスして、システムアルバムへの画像のアップロードを行うことができる。また、会員は、同様に、ネットセンターにアクセスして、アルバムが保管している画像から任意の画像を選択し(アルバム方式)、あるいは、画像をアップロードして、その中から画像を選択し(メニュー方式)、商品を注文できる。会員がメニュー方式でアップロードした画像は、システムアルバムに保管される。
さらに、非会員も、受注チャネル14で同様にネットセンターにアクセスして、メニュー方式に準じる方法で商品を注文できる。非会員がアップロードした画像は、前述のように、フォトストレージに保管される。
ネットセンター12では、受注チャネル14による注文に応じて、商材管理によって注文設定情報を生成し、注文が確定すると、注文管理が注文情報を生成し、注文ジョブ(注文情報と、対応する画像データ)をラボ受注サーバに送る。
ラボシステム16は、受注モジュール16aを用いてラボ受注サーバ内の注文情報の一覧を閲覧し、自身に関連する注文ジョブの転送を要求し、転送された注文ジョブの注文情報に応じたプリント等の商品を作成して、配送する。
従って、本発明のネットシステム10では、インターネット等の通信ネットワークを利用するので、営業時間を気にせず、かつ、何処からでも商品の注文が可能で、さらに、電子アルバムサービスの提供や、第三者への公開アルバムサービスの提供も可能である。
さらに、リテーラやラボで共有化できるものは共有化して、顧客に対するインターフェイス機能や、ネットシステム10の管理機能をネットセンター12に集約しているので、集配業務、顧客管理、および決済処理の簡素化等を図ることができると共に、システム運用の簡素化や運用費の低減も測れる。しかも、多くの場合、トラブルやネットシステム10のバージョンアップも、ネットセンター12で集中的に対応できるので、運用の安定化やトラブル対応の迅速化も図ることができる。
ここで、本発明の画像ネットワークシステムにおけるポイントシステムと、これに基づくサービスについて述べる。
前述のように、本発明の画像ネットワークシステム10では、会員の注文実績に応じてポイントを付与するシステムが採用されており、これにより、一定の値以上のポイントが蓄積された会員は、ポイント数に応じて、各種のサービスを受けることができる。また、ポイントは、バックエンドのポイント管理により管理される。
ポイント管理(ポイント管理機能)では、会員ごとに「総ポイント」「残ポイント」「ランク」の3つのデータを管理している。
「総ポイント」は、ある顧客が会員登録をしてから、これまでに付与された全ポイントの合計値であり、総ポイントが多い会員ほど、注文実績が多いことになる。すなわち、総ポイントは、会員のこれまでの注文実績、つまり画像ネットワークシステムにおける会員の信用度とみなすことができる。なお、総ポイントは、注文実績に応じて加算されるのみで、減算されることはない。
「残ポイント」は、総ポイントから、サービスの対価として使用したポイントを差し引いたポイント、すなわち現在会員が保有しており、使用できるポイントである。残ポイントは注文実績により加算され、また、ポイントを利用してサービスを受ける場合には、サービスに相当する数のポイントが残ポイントから減算される。
「ランク」は、総ポイントにより決定される会員ごとのランクである。本実施例では一例として、A〜Cの3段階のランクを設定する。会員は、ランクごとに異なるサービスを受けることができる。当然ながら、ランクの高い(総ポイント数の多い)会員ほど、厚いサービスを受けることができる。
会員が、受注チャネル14を介して、注文Webにおいてプリントなどの注文を行うと、注文に応じたポイントが総ポイントおよび残ポイントに加算される。総ポイントが加算されると、ポイント管理では、会員の総ポイントによりランクを設定する。ランクは、総ポイントのポイント数が、ある閾値よりも多いかどうかにより判断する。
このように、本発明では、総ポイントを基に各会員の信用度を測る指標としてランクを判定し、これに応じて各会員へのサービス内容を会員により選択可能とする。
以下、注文時における会員のランクの判定について、図2のフローチャートを基に説明する。
会員が受注チャネル14を用いて、プリントなどの注文を行う場合は(S110)、前述のように、ネットセンター12の注文Webにアクセスし、注文を行う(S120)。注文が終了したら、ポイント管理は、注文の内容に応じて会員に付与されるポイント数を決定する。付与されるポイント数は、プリントなどの商品、プリント枚数などの注文数、プリントサイズ、処理などの注文内容から設定してもよいし、注文金額に応じて設定してもよい。決定されたポイントは、ポイント管理が管理する会員の総ポイントおよび残ポイントに、それぞれ加算される(S130)。
次に、ポイント管理では、予め有しているランク判定のための閾値1および2を用いて、ポイント付与後の会員のランクの判定を行う。なお、本実施例においては閾値1<閾値2となっている。閾値1および2の値は、ネットセンター12が予め設定しているものである。
ポイント管理では、まず、加算された後の総ポイントと、閾値1とを比較する(S140)。総ポイントが、閾値1以下である場合は、この会員のランクはCとする(S150)。他方、総ポイントが閾値1より大きい時は、さらに、総ポイントと閾値2とを比較する(S160)。総ポイントが閾値2より大きい場合はこの会員のランクはAとし(S180)、閾値2以下である時はランクをBとする(S170)。判定されたランクは、総ポイントや残ポイントなどと同様に、ポイント管理に保存される。
なお、会員が受注チャネル14を通してネットセンター12にサインインした後、アルバム編集などの、注文以外の処理を行う場合は(S190)、ランクの判定は行わない。
このようにして、ネットセンター12では、注文時にポイント付与を行う都度、会員の総ポイントを確認し、ランクを判定する。判定されたランクは、次回会員がサインインする際の画面表示の制御に反映される。
なお、本実施例では、ランクの判定は注文処理の直後に行っているが、判定のタイミングはこれに限らず、初めに会員が受注チャネル14を通してサインインした際に、ポイント管理に保存されている総ポイントを読取り、ランクを判別してもよい。
次に、会員がネットセンター12にサインインした際のランク別の処理について、図3のフローチャートを用いて詳細に説明する。
図3において、会員は、受注チャネル14からネットセンター12に接続し、サインインする(S210)。会員がサインインすると、ポイント管理では会員のランクを確認して(S220)、注文Webが、確認されたランクに応じて受注チャネル14に異なる画面を表示させる。
まず、ランクがAあるいはBの場合は、ポイント管理は、会員の残ポイントを確認し、後述するオプションサービスの対価となるだけのポイント数(本実施例では50ポイント以上)が残ポイントに蓄積されているかどうかをチェックする(S230)。
残ポイントが十分にある場合は、図4(a)に示すポイント表示画面を表示する。ポイント表示画面には、会員の残ポイント、およびポイントを使用してアルバムの保管容量の上限の拡張あるいは保存期間の延長を行うかどうかの選択肢を表示して、会員に選択を促す(S240)。
会員がポイントの使用を選択した場合(ポイント表示画面で「Yes」が選択された場合)は、受注チャネル14は、会員にオプションサービスを選択させるためのオプション選択画面を表示する(S260)。本実施例では、ランクがBの場合は、図4(b)に示す画面を、ランクがAの場合は図4(c)に示す画面を、オプション選択画面として表示する(S260)。
なお、オプションサービスとは、一定のランク以上の会員のみが、残ポイントを用いて、利用できるサービスのことである。本実施例では一例として、オプション(オプションサービス)として、保管容量の拡張および保管期間の延長を行うことができる。
本発明では、オプションサービスとして、保管容量の拡張、保管期間の延長、および、保管容量と保管期間の拡張の、3パターンを用意する。
ここで、図示例においては、拡張する保管容量および延長する保管期間の設定は、ポイント管理において、残ポイントを「保管カウント」に換算および交換して、保管容量および保管期間を算出することにより行う。
保管カウントとは、所定量のデータを所定期間だけ保留することを1保管カウントとするもので、すなわち、データ量と期間との積をカウントに置き換えて、容量および期間を算出する。このような保管カウントを用いることにより、顧客の好みに応じて、所定の条件で容量や期限を拡張でき、よりきめの細かいサービスの提供が可能となる。
図示例では、一例として、1Mバイトの画像を1日保管することを、1保管カウント(以下、1カウントという)とし、さらに、この保管カウントの12カウントがポイント管理における1ポイントに相当するものとする。ネットセンター12のポイント管理では、アルバムでの画像管理に関して、会員の残ポイント数をカウント数に換算して交換し、カウント数に応じたオプションサービスを提供することができる。これについては後に詳述する。
なお、本実施例では、会員ごとのアルバムの初期設定として、最大50Mバイトの容量の画像を30日間保管することができる。つまり、会員が予め有しているアルバムの設定をカウントに換算すると、50Mバイト×30日間=1500カウントとなる。
まず、ランクがBの場合は、会員の残ポイントを50ポイント使用する、保管容量の拡張および保管期間の延長のオプションサービスを提供するものとする。つまり、初期設定での1500カウントに50ポイント×12=600カウントを加算した、2100カウントを用いるアルバム設定を行うものである。
図4(b)に示すオプション選択画面においては、オプションサービスの選択肢として、「保管容量の上限を20Mバイト拡張(50ポイント使用)」、「保管期間を12日間延長(50ポイント使用)」、「保管容量の上限を10Mバイト・保管期間を5日間延長(50ポイント)」の3つの選択肢が受注チャネル14に表示される。
「保管容量の上限を20Mバイト拡張(50ポイント使用)」は、保管容量を拡張する選択肢であり、保管期間は30日間のままで、保管容量の上限を20Mバイト拡張するものである。つまり、会員のアルバム設定を、保管容量が70Mバイト、保管期間が30日間とするものである。
「保管期間を12日間延長(50ポイント使用)」は、保管期間を延長する選択肢であり、保管容量は50Mバイトのままで、保管期間を12日間延長するものである。つまり、会員のアルバム設定を、保管容量が50Mバイト、保管期間が42日間とするものである。
「保管容量の上限を10Mバイト・保管期間を5日間延長(50ポイント)」は、保管容量と保管期間とを共に拡張する選択肢であり、保管容量を10Mバイト、保管期間を5日間、それぞれ増加させるものである。つまり、会員のアルバム設定を、保管容量が60Mバイト、保管期間が35日間とするものである。
なお、これらの選択肢はいずれも、Mバイト数と日数との積が2100(70Mバイト×30日、50Mバイト×42日、60Mバイト×35日)となっており、すなわち、初期設定でのカウント数1500カウントに、600カウントを加算した2100カウントを使用するものである。つまり、残ポイントを50ポイント使用するオプションサービスである。
図5(a)および(b)に、会員が保有している残ポイントを50ポイント使用した際の、アルバム設定の拡張について示す。
図5(a)および(b)において、C1は、会員が予め有しているアルバムの設定を表しており、これをカウントに換算すると、50Mバイト×30日間=1500カウントの設定となっている。
図4(b)に示すオプション選択画面において、会員が「保管容量の上限を20Mバイト拡張(50ポイント使用)」を選択すると、上述のように、600カウントを加算したカウントを保管容量の上限の拡張に用いるアルバム設定を行う。この時は、図5(a)のC2に示すように、保管期間は30日のままで、保管容量の上限が、20Mバイト増加して、70Mバイトとなる。ここで、アルバム設定をC1からC2に変更した場合のカウントの増加数は、上述のように、600カウント(20Mバイト×30日間)である。
また、図4(b)に示すオプション選択画面において、会員が「保管期間を12日間延長(50ポイント使用)」を選択すると、上述のように、600カウントを加算したカウントを保管期間の延長に用いるアルバム設定を行う。この時は、図5(a)のC3に示すように、保管容量の上限は50Mバイトのままで、保管期間が、12日間延長されて、42日間となる。ここで、アルバム設定をC1からC3に変更した場合のカウントの増加数も、上述のように、600カウント(50Mバイト×12日間)である。
さらに、図4(b)に示すオプション選択画面において、会員が「保管容量の上限を10Mバイト・保管期間を5日間延長(50ポイント)」を選択すると、上述のように、600カウントを加算したカウントを保管容量の上限の拡張および保管期間の延長に用いるアルバム設定を行う。この時は、図5(b)のC4に示すように、保管容量の上限が、10Mバイト増加して、60Mバイトとなり、さらに、保管期間が5日間延長されて、35日間となる。ここで、C1のアルバム設定でのカウント数は、1500カウント(50Mバイト×30日間)であり、また、C4のアルバム設定でのカウント数は、2100カウント(60Mバイト×35日間)である。従って、アルバム設定をC1からC4に変更した場合のカウントの増加数も、上述のように、600カウント(2100−1500=600カウント)である。
ここで、会員によりそれぞれの選択肢が選択された場合の、ネットセンター12での処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
図4(a)に示すポイント表示画面において、会員が、「Yes」を選択すると(S310)、受注チャネル14は、上述のように、会員にオプションサービスを選択させるためのオプション選択画面を表示する。
オプション選択画面において、「保管容量の拡張」が選択されると(S320でYesの場合)、アルバム管理では、会員のアルバムの保管容量の上限を20Mバイト拡張して(S330)、さらに、ポイント管理では、会員の残ポイントから50ポイントを減算し(S340)、受注チャネル14に保管容量の拡張結果を表示させる(S350)。
オプション選択画面において、「保管期間の延長」が選択されると(S320でNo、さらにS360でYesの場合)、アルバム管理では、会員のアルバムの保管期間を12日間延長して(S370)、さらに、ポイント管理では、会員の残ポイントから50ポイントを減算し(S380)、受注チャネル14に保管期間の延長結果を表示させる(S390)。
オプション選択画面において、「保管容量の拡張と保管期間の延長」が選択されると(S360でNoの場合)、アルバム管理では、会員のアルバムの保管容量の上限を10Mバイト拡張すると共に保管期間を5日間延長して(S400)、さらに、ポイント管理では、会員の残ポイントから50ポイントを減算し(S410)、受注チャネル14に保管容量の拡張および保管期間の延長の結果を表示させる(S420)。
他方、ランクがAの場合は、ランクがBの場合のサービスに加えて、さらに使用するポイント数を増やし、会員の残ポイントを100ポイント使用する、保管容量の拡張および保管期間の延長のオプションサービスを提供するものとする。つまり、ランクBの場合に提示した50ポイントを使用する3つの選択肢に加えて、初期設定での1500カウントに100ポイント×12=1200カウントを加算した、2700カウントを用いるアルバム設定を行う3つの選択肢の、計6つの選択肢を提示する。
ここで、ランクがAの場合におけるポイントの保管カウントへの換算・交換処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。
上述のように、会員がサインインすると、ポイント管理では会員のランクを確認する。ランクがAである場合は、ポイント管理は、さらに、会員の残ポイントを確認し、残ポイントが50ポイント以上蓄積されているかどうかをチェックする(S510)。
残ポイントが50ポイント以上である場合(S510でYesの場合)は、さらに、残ポイントが100ポイント以上蓄積されているかどうかをチェックする(S530)。
残ポイントが100ポイント未満である場合(S530でNoの場合)は、ネットセンター12は、受注チャネル14に図4(c)に示すオプション選択画面を表示させ、会員に選択を促す。なお、この場合は、100ポイントを使用する選択肢については、選択ボタンを非表示とするなどして、会員が選択できないようにする。あるいは、100ポイントを使用する選択肢を非表示とした画面を表示させてもよい。
このオプション選択画面において、残ポイントを50ポイント使用する選択肢が選択された場合(S540でYesの場合)は、この50ポイントをカウントに換算し(12×50ポイント=600カウント)、さらに会員の残ポイントから50ポイントを減算することにより、ポイントをカウントに交換する(S550)。
なお、選択を中止した場合(S540でNoの場合)は、残ポイントはカウントに換算および交換はされず、受注チャネル14には、初期画面などが表示される。
残ポイントが100ポイント以上である場合(S530でYesの場合)は、ネットセンター12は、受注チャネル14に図4(c)に示すオプション選択画面を表示させ、会員に選択を促す。
オプション選択画面において、残ポイントを100ポイント使用する選択肢が選択された場合(S560でYesの場合)は、この100ポイントをカウントに換算し(12×100ポイント=1200カウント)、さらに会員の残ポイントから100ポイントを減算することにより、ポイントをカウントに交換する(S570)。
他方、オプション選択画面において、残ポイントを50ポイント使用する選択肢が選択された場合(S560でNo、さらにS540でYesの場合)は、この50ポイントをカウントに換算し(12×50ポイント=600カウント)、さらに会員の残ポイントから50ポイントを減算することにより、ポイントをカウントに交換する(S550)。
なお、選択を中止した場合(S540でNoの場合)は、残ポイントはカウントに換算および交換はされず、受注チャネル14には、初期画面などが表示される。
また、残ポイントが50ポイント未満である場合(S510でNoの場合)は、受注チャネル14には、ポイント使用によるアルバム設定の変更は不可能である旨が通知される(S520)。
図4(c)に示すオプション選択画面においては、オプションサービスの選択肢として、「保管容量の上限を20Mバイト拡張(50ポイント使用)」、「保管容量の上限を40Mバイト拡張(100ポイント使用)」、「保管期間を12日間延長(50ポイント使用)」、「保管期間を24日間延長(100ポイント使用)」「保管容量の上限を10Mバイト・保管期間を5日間延長(50ポイント)」、「保管容量の上限を25Mバイト・保管期間を6日間延長(100ポイント)」の6つの選択肢が受注チャネル14に表示される。なお、これらの選択肢のうち、50ポイントを使用する選択肢は、上述したランクBの場合と同様のものである。
「保管容量の上限を40Mバイト拡張(100ポイント使用)」は、保管容量を拡張する選択肢であり、保管期間は30日間のままで、保管容量の上限を40Mバイト拡張するものである。つまり、会員のアルバム設定を、保管容量が90Mバイト、保管期間が30日間とするものである。
「保管期間を24日間延長(100ポイント使用)」は、保管期間を延長する選択肢であり、保管容量は50Mバイトのままで、保管期間を24日間延長するものである。つまり、会員のアルバム設定を、保管容量が50Mバイト、保管期間が54日間とするものである。
「保管容量の上限を25Mバイト・保管期間を6日間延長(100ポイント)」は、保管容量と保管期間とを共に拡張する選択肢であり、保管容量を25Mバイト、保管期間を6日間、それぞれ増加させるものである。つまり、会員のアルバム設定を、保管容量が75Mバイト、保管期間が36日間とするものである。
なお、これらの選択肢のうち、100ポイントを使用するものはいずれも、Mバイト数と日数との積が2700(90Mバイト×30日、50Mバイト×54日、75Mバイト×36日)となっており、すなわち、初期設定でのカウント数1500カウントに、1200カウントを加算したものである。つまり、残ポイントを100ポイント使用するオプションサービスである。
これらの選択肢から、会員により選択がなされた場合には、ランクBの場合と同様に、図6に示すフローチャートに図示する処理を行う。なお、ランクAの場合は、S330、S379、およびS400での拡張処理や延長処理、ならびに、S340、S380、およびS410におけるポイントの使用は、会員が選択した選択肢や、会員の残ポイントに応じたものである。
会員は、残ポイントに応じて所望のオプションサービスを選択する。オプションが選択されると、アルバム管理が、該当する会員のアルバムの保管容量あるいは保管期間の設定を変更し、さらにポイント管理において、選択したオプションに応じた数のポイントが残ポイントから差し引かれる(S270)。この時、前述のように、総ポイントについては、減算されない。
なお、図4(c)に示す例では、ランクがAの場合は、100ポイントを使用する選択肢と50ポイントを使用する選択肢とを表示しているが、本発明はこれに限定されず、ランクがAの場合は、100ポイントを使用する選択肢のみを表示するようにしてもよい。
また、上述の例では、受注チャネル14に表示された選択肢の中から、会員が好みの設定を選択しているが、本発明では、カウント数の計算により選択肢を設定しているため、保管容量と保管期間の両方を変更する場合には、カウント数に応じた任意の保管容量と保管期間の設定を可能にしてもよい。
例えば、会員が直接、延長する日数や保管容量を入力して、ポイント管理が、会員の残ポイントに応じて、相当する保管期間や保管容量を算出するなどにより、これらの設定を行ってもよい。
ネットセンター12におけるアルバム設定の変更および残ポイントの計算が終了すると、受注チャネル14には、例えばメニュー画面などの、アルバム編集や注文などの処理を行う初期画面が表示され、会員は、これらの処理を開始することができる。
なお、S230において、残ポイントが十分にない場合、もしくは、S250において会員が「No」を選択した場合は、ネットセンター12は、受注チャネル14にポイント表示画面およびオプション選択画面は表示させず、会員がサインインすると、メニュー画面などの、アルバム編集や注文などの処理を行う初期画面を表示させる。
また、ランクがCの場合は、ネットセンター12は、残ポイントのポイント数に関わらず、受注チャネル14に、ランクAおよびBの場合のようなオプション選択画面は表示させず、会員がサインインすると、受注チャネル14に、メニュー画面などの、アルバム編集や注文などの処理を行う初期画面を表示させる。
このような処理によれば、例えば、新規に会員登録を行ったばかりの会員や、ほとんど注文実績のない会員は、ランクをCに設定されるため、サインインした際に受注チャネル14にオプションの選択肢は表示されない。また、注文実績が所定値以上となったランクBの会員についてはランクCの会員よりも厚いサービスを提供し、ランクBの会員よりもさらに注文実績の多いランクAの会員については、ランクBの会員よりもさらに厚いサービスを提供する。
つまり、本発明では、総ポイントから判定した会員ごとのランクを基に、各会員のサインイン時に、それぞれのランクに応じたオプションサービスを提供する。従って、会員の注文実績に応じて、より注文実績のある会員には、より厚いサービスを提供することができる。
また、保管容量および保管期間の拡張量の設定に保管カウントを用いることにより、残ポイントを、保管容量の拡張と保管期間の延長のいずれにも適用可能であり、さらに、両者のバランスも、会員の好みに合わせて設定することができる。
なお、本実施例においては、会員のランクをA〜Cの3段階に分けているが、ランクは2段階でもよいし、あるいは4段階以上に細かく設定してもよい。
また、本実施例では、オプションサービスとして、保管容量の拡張、保管期間の延長、および、保管容量と保管期間の拡張の3パターンの選択肢を提示しているが、本発明はこれに限定されず、オプションサービスの選択肢は、これら3パターンの内1つ、または2つのみであってもよい。
以上の実施例では、サインイン時に、ポイントを蓄積した会員が自らアルバムの設定変更を所望する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、会員のランクがアップした際に、会員に与える基本的な画像の保管条件を変更(拡張)してもよい。この際にも、前述の保管カウントを利用するのが好ましい。すなわち、ランクがアップした会員には、自動的にアルバムのカウント数を増加させて、保管容量および保管期間の計算を行い、アルバムの拡張を行う。これによれば、前述のオプションサービスと同様に、保管カウントを利用することにより、顧客の好みに応じて、保管容量や保管期間を拡張することができ、よりきめの細かいサービスの提供が可能となる。
図8に、ランクがアップした際の、カウント数の増加によるアルバム設定の拡張について示す。
図8において、C1は、会員が予め有しているアルバムの設定を表しており、これをカウントに換算すると、50Mバイト×30日間=1500カウントの設定となっている。
ここで、ランクがCである会員が、注文を行うことにより総ポイントを蓄積して、ランクがBになった場合について説明する。会員のランクがアップすると、アルバム管理は、アルバムのカウントを、例えば900カウント加算して、1500カウントから2400カウントに増量させる。そして、このカウント数に対応する保管容量および保管期間の計算を行い、増量したカウント数に応じたアルバムの拡張を行う。例えば、図8のC5に示すように、保管容量の上限を10Mバイト拡張して、さらに、保管期間を10日延長する。この時、Mバイト数と日数との積は2400(60Mバイト×40日)となっており、すなわち、2400カウントのアルバム設定となっている。
さらに、ランクがBである会員が、注文を行うことにより総ポイントを蓄積して、ランクがAになった場合について説明する。一例として、この会員のランクアップ直前の時点でのアルバム設定は、60Mバイトを40日間保管するものであるとする。つまり、これをカウントに換算すると、60Mバイト×40日間=2400カウントの設定となっている。
この時、アルバム管理は、アルバムのカウントを、例えば2600カウント加算して、2400カウントから5000カウントに増量させる。そして、このカウント数に対応する保管容量および保管期間の計算を行い、増量したカウント数に応じたアルバムの拡張を行う。例えば、図8のC6に示すように、保管容量の上限を40Mバイト拡張して、さらに、保管期間を10日延長する。この時、Mバイト数と日数との積は5000(100Mバイト×50日)となっており、すなわち、5000カウントのアルバム設定となっている。
このように、会員のランクがアップするたびに、段階的に保管容量および保管期間を拡張することにより、信頼度の高い会員に対して、利便性をアップさせた、より厚いサービスを提供することができる。
また、上述の例では、ランクがアップした際のアルバム設定の拡張は、アルバム管理において自動的に所定の容量および保管期間を拡張して行っているが、本発明はこれに限定されず、例えば、受注チャネル14にアルバム設定の条件の選択肢を表示させて、会員に選択を促し、選択された条件に基づいてアルバム設定の拡張を行ってもよい。
この場合について、以下に説明する。
まず、会員のランクがCからBにアップされた場合について説明する。
上述したように、会員登録時は、会員の総ポイントは蓄積されておらず、ランクはCとなっている。また、アルバムの初期設定時の保管容量は50Mバイト、保管容量は30日間であり、すなわち、カウント数は1500カウントである。
ここで、会員が注文を行うことにより総ポイントを蓄積して、ランクがBになった場合、アルバム管理は、アルバムのカウントを1500カウントから2400カウントに増量させるサービスを提示する。つまり、アルバム管理は、アルバムの保管容量および保管期間の設定が2400カウントに対応するように、図9(a)に示す保管容量および保管期間を拡張する選択肢を受注チャネル14に表示させて、会員に選択させる。
アルバム設定の選択肢としては、例えば、「50Mバイト/48日間保管」(保管期間のみを初期設定より18日延長する)、「80Mバイト/30日間保管」(保管容量のみを初期設定より30Mバイト拡張する)、「60Mバイト/40日間保管」(初期設定より、保管容量を10Mバイト拡張し、保管期間を10日延長する)などがある。いずれの選択肢も、Mバイト数と日数との積は2400(50Mバイト×48日、80Mバイト×30日、60Mバイト×40日)となっており、すなわち、2400カウントのアルバム設定となっている。
会員は、これらの選択肢の中から、所望のアルバム設定を選択する。アルバム設定が選択されると、アルバム管理が、選択された設定に基づき、該当する会員のアルバムの保管容量および/または保管期間の設定を変更する。
さらに、会員のランクがCからA、あるいはBからAにアップされた場合について説明する。
会員が注文を行うことにより総ポイントを蓄積して、ランクがAになった場合、アルバム管理は、アルバムのカウントを5000カウントに増量させるオプションサービスを提示する。つまり、アルバム管理は、アルバムの保管容量および保管期間の設定が5000カウントに対応するように、図9(b)に示す保管容量および保管期間を拡張する選択肢を受注チャネル14に表示させて、会員に選択させる。
アルバム設定の選択肢としては、例えば、「50Mバイト/100日間保管」(保管期間のみを初期設定より70日延長する)、「166Mバイト/30日間保管」(保管容量のみを初期設定より116Mバイト拡張する)、「100Mバイト/50日間保管」(初期設定より、保管容量を50Mバイト拡張し、保管期間を20日延長する)などがある。いずれの選択肢も、Mバイト数と日数との積は5000(50Mバイト×100日、166Mバイト×30日、100Mバイト×50日)となっており、すなわち、5000カウントのアルバム設定となっている。
会員がこれらの中から所望の選択肢を選択すると、アルバム管理は、選択された設定に基づき、該当する会員のアルバムの保管容量および/または保管期間の設定を変更する。
また、アルバム作成時などに、予め、会員の選択により、保管期間のみを拡張するコース、保管容量のみを拡張するコース、および保管容量および保管期間を拡張するコースなどを決定しておき、ランクがアップした際には、設定の選択は行わず、保管期間のみを拡張するコースでは保管期間のみを、保管容量のみを拡張するコースでは保管容量のみを、保管容量および保管期間を拡張するコースでは、保管容量および保管期間を、自動的にアルバム管理が拡張していくものとしてもよい。
この場合においても、カウント数の計算により選択肢を設定しているため、保管容量と保管期間の両方を変更する場合には、会員が直接、延長する日数や保管容量を入力して、ポイント管理が、会員の残ポイントに応じて、相当する保管期間や保管容量を算出するなどにより、カウント数に応じた任意の保管容量と保管期間の設定を可能にしてもよい。
さらに、会員が新たに画像をネットセンター12にアップロードする際に発生するアルバム容量不足の救済措置として、ランクごとのオプションサービスを提供してもよい。
図10に、画像データのアップロード時に容量不足が生じた場合のランク別の処理の流れを示す。
会員が、受注チャネル14を用いてネットセンター12に画像をアップロードし、一時保管すると(S610)、画像を受け取ったネットセンター12では、アルバム管理が、現時点での会員のアルバムの空き容量と、アップロードし、一時保管された画像データの容量とを確認して、画像を格納した際にアルバムの規定の容量をオーバーするかどうかをチェックする(S620)。容量オーバーしない場合(Yesの場合)は、一時保管された画像を格納する(S680)。なお、S610では、アップロードの代わりに、会員がこれからアップロードする画像容量の情報のみをネットセンター12へ送ってもよい。
他方、アップロードされた画像データの容量が、アルバムの空き容量よりも大きい場合(S620でNoの場合)は、容量オーバーとなるため、何らかの措置を行う必要がある。
ここで、本発明では、容量オーバーとなった場合は、ネットセンター12では、会員のランクを確認して、ランクごとに、異なる選択肢を表示することにより、会員の注文実績に応じて、より厚いサービスを提供する。
S630において、ネットセンター12では、会員のランクを確認する。会員のランクがAあるいはBの場合は、ポイント管理において、後述するオプション選択肢を実行できる数の残ポイント(本実施例では50ポイント)が残っているかどうかを確認する(S640)。
会員のランクがAあるいはBであり、かつ、残ポイントが十分にある場合(S640でYesの場合)は、ネットセンター12は、受注チャネル14に、図11に示すような画面を表示させる。本実施例では、図11に示されるように、アルバム容量オーバー時の措置として、「アップロード画像の再選択」および「アルバムの整理」の選択肢と、さらに、ランクがAあるいはBである会員にのみ表示されるオプション選択肢である「アルバム容量を追加する(50ポイント)」の3つの選択肢を表示する(S650)。
「アップロード画像の再選択」が選択されると、会員は、画像の再選択を行う。ここでは、アルバムの空き容量をオーバーしない程度に、アップロードする画像を再選択することができる。
「アルバムの整理」が選択されると、会員は、すでにアルバム内にアップロードされている画像を確認して、アルバム内のすでに注文を行った画像や、保存が不要になった画像などを削除して、アルバム内に、新たに画像をアップロードするために必要な空き容量を確保する。
「アルバム容量を追加する(50ポイント)」が選択されると、アルバム管理は、会員のアルバム容量の上限を、一定量(例えば20Mバイト)増加するように変更する。さらに、増加した容量に相当する数のポイントを(本実施例では50ポイント)ポイント管理の残ポイントから減算する。これにより、会員は、画像の再選択や、アルバム内の画像の削除などを行うことなく、当初の予定通りの画像をアップロードできる。
このようにして、ネットセンター12では、会員が選択した処理を行い、アルバム内に十分な空き容量を確保した上で(S670)、画像を格納する(S680)。
他方、S630において会員のランクがCである場合、あるいは、S640においてオプション選択肢を実行できる数の残ポイントが残っていない場合(Noの場合)には、ネットセンター12は、オプション選択肢の「アルバム容量を追加する(50ポイント)」は表示させず、「アップロード画像の再選択」「アルバムの整理」の2つの選択肢のみを受注チャネル14に表示させる(S660)。
会員は、2つの選択肢のいずれかを選択し、上述のような処理を行い(S670)、アルバム内に十分な空き容量を確保した上で、画像をアップロードする(S680)。
これにより、画像のアップロード時にも、会員のランクによって選択肢の表示内容を変更するため、より注文実績の多い会員には、より厚いサービスを提供することが可能となる。
また、図10に示す例では、会員のランクがAの場合とBの場合とで選択肢の内容を同じものとしたが、本発明はこれに限らず、ランクがAの場合は、図11に示す選択肢に加えて、例えば、さらに100ポイントを使用して40Mバイト容量を増やすというオプション選択肢を追加するなどして、ランクAとランクBの場合とで、さらにサービスに差をつけてもよい。
ところで、上述の実施例では、システムアルバムは、総ポイントの蓄積や、残ポイントの使用により拡張することが可能であるが、本発明はさらに、会員の注文状況に応じて、システムアルバムを縮小してもよい。具体的には、アルバム管理において、システムアルバムの利用に対してサービス有効期間を設けることにより、継続的に注文実績の多い会員に対して、さらに厚いサービスを行う。
システムアルバムの縮小は、会員の有するシステムアルバムの保管容量および保管期間から保管カウントを算出し、この保管カウントから所定のカウント数を減算したカウント数を用いて、システムアルバムを再設定することにより行う。
また、サービス有効期間とは、会員が新たに注文を行ってから、システムアルバムが縮小されるまでの期間である。
ここでは、一例として、アルバム管理において、サービス有効期間を6ヶ月として、サービス有効期間経過後にシステムアルバムを100カウント分縮小する設定とした場合について説明する。また、会員は、保管容量および保管期間が50Mバイト×10日(500カウント分)のシステムアルバムを所有しているものとする。
会員が受注チャネル14によって注文を行うと、アルバム管理は、注文が行われた日をサービス有効期間の開始日、注文が行われた日から6ヵ月後をサービス有効期間の終了日に設定する。
サービス有効期間の開始日から終了日までの間に、会員による注文が一度も行われなかった場合、つまり、総ポイントが増加しなかった場合は、アルバム管理は、システムアルバムの設定を、会員の有する500カウントから100カウントを減算した400カウント数の設定に変更することで、システムアルバムを縮小する。
保管カウントの減算によるシステムアルバムの縮小のパターンには特に限定はなく、保管容量のみを縮小して、40Mバイト×10日=400カウントとしてもよいし、保管期間のみを縮小して、50Mバイト×8日=400カウントとしてもよいし、保管容量、保管期間を共に縮小して、44Mバイト×9日≒400カウントなどとしてもよい。また、これらのシステムアルバムの縮小のパターンは、アルバム管理が、システムアルバム内に保管されている画像の状況を考慮して自動的に決定してもよいし、受注チャネル14に選択肢を表示させて、会員に選択、あるいは入力させてもよい。
他方、サービス有効期間の開始日から終了日までの間に、会員により新たな注文が行われた場合は、アルバム管理は、新たな注文日をサービス有効期間の開始日として、サービス有効期間を再設定する。
また、アルバム管理は、サービス有効期間の終了日の1〜2週間前に、予め会員にメールなどでその旨を通知することが好ましい。これにより、会員は、新たに注文を行うことによりサービス有効期間を再設定して、システムアルバムの縮小を回避したり、システムアルバムに保管している画像の中から、不要なものを削除して空き容量を増やすことで、システムアルバムの縮小へ備えるなどの対応を行うことができる。
さらに、上述の実施例では、総ポイントは減算されることなく蓄積されるため、ランクはアップするのみであるが、本発明はさらに、会員のランクをダウンさせるようにしてもよい。つまり、総ポイントに有効期間を設けて、会員のランクを定期的に再判定することにより、継続的に注文実績の多い会員に対して、確実に厚いサービスを行う。
ここでは、一例として、総ポイントの有効期間を1年間とする。ポイント有効期間の開始日は、ポイント管理において定めた所定の日付とすればよい。開始日の時点では、会員の総ポイントはゼロである。
開始日からの1年間に、会員が注文を行うと、それに応じたポイントが総ポイントに加算され、蓄積される。ポイント有効期間が経過すると、ポイント管理は、ポイント有効期間の終了日までに蓄積された総ポイントにより会員のランクを判定して、ランクを再設定する。ランクの判定は、上述した実施例と同様に、総ポイントと値とを比較することにより行えばよい。さらに、ポイント管理は、ポイント有効期間の終了日までに蓄積された総ポイントをリセットして、ポイント有効期間の終了日の翌日を、新たなポイント有効期間の開始日に設定し、新たに設定された開始日からポイント有効期間の終了日までの注文に応じて総ポイントを蓄積する。
上述のようにして、ポイント有効期間ごとに、会員のランクを再判定する。したがって、一時期に注文が集中してAランクになった会員であっても、総ポイントがリセットされた後に全く注文を行わない場合は、Bランク、あるいはCランクにランクダウンする。これにより、継続して注文実績の多い会員に対して、厚いサービスを行うことができる。
また、残ポイントについても、総ポイントと同様に有効期間を設定して、有効期間経過時には蓄積された残ポイントをリセットしてもよい。これにより、会員は、付与された残ポイントを使用して、所望のサービスを有効期間内に無駄なく利用することができる。
また、上述した各実施例において、注文は、会員自身の画像についてだけでなく、第三者の画像についても行えるようにすることが好ましい。
上述したように、会員は、第三者に公開するためのシェアボックスを作成することができ、閲覧のためのURLを第三者に提供することにより、シェアボックス内の画像を第三者に公開することができる。このシェアボックスに保管されている画像を閲覧した第三者は、その中から気に入った画像についてプリントなどの注文を行うことができる。
この時、注文者が会員である場合は、シェアボックスの作成者、すなわち注文された画像の所有者である会員と、注文を行った会員との両方に、総ポイントおよび残ポイントが加算される。なお、注文者が非会員である場合は、画像の所有者である会員のみにポイントを付与すればよい。
また、このように、第三者の注文によりポイントが付与された場合は、ポイント管理は、画像の所有者である会員に対して、メールなどにより、ポイントが付与されたことを通知することが好ましい。
さらに、好ましくは、会員は、画像の保管状況に応じて、自身が保有するカウント数をポイントに換算・交換することにより、所望のサービスに充てることができる。
例えば、保管する画像が少なく、また長期間の保管を行わないため、付与され、保有しているカウント数に応じたシステムアルバムの保管容量や保管期間を有効に利用できない会員がいることが考えられる。このような会員に対しては、画像の保管に必要な保管容量および保管期間に対応するカウント数を確保して、残りのカウントをポイントに換算・交換し、ポイントを使用する各種のサービスを受けられるようにしてもよい。ポイントを用いるサービスの一例としては、プリント料金の割引や、商品とのポイント交換などが挙げられる。これにより、保管する画像が少なく、長期間の保管を行わない会員であっても、付与された保管カウントを無駄なく使用することができる。
また、本実施例では、センターサーバは、ネットセンターに備えられる構成としているが、本発明はこれに限定されず、リテーラシステムやラボシステムなど、ネットセンター以外の部分がセンターサーバを有する構成としてもよい。
このように、本発明によれば、会員のランクごとに異なるサービスを提供することができるため、注文実績のより多い会員に対して、より厚いサービスを提供するセンターサーバ、およびこれを備える画像ネットワークシステムを実現することが可能となる。
また、会員の注文実績に応じて、画像データの保管容量の拡張や保管期間の延長ができることから、顧客はより多くの画像をより長く保管でき、ネットワークプリント注文の促進につながる。
さらに、保管容量および保管期間の拡張量の設定に保管カウントを用いることにより、残ポイントを、保管容量の拡張と保管期間の延長のいずれにも適用可能であり、さらに、両者のバランスも、会員の好みに合わせて設定することができる。
さらに、注文実績の多い顧客は、画像のアップロード時に、不慮の容量不足による画像削除や画像再選択をする必要がなく、安心して新たな画像をアップロードすることができる。
以上、本発明のセンターサーバ、およびこれを備える本発明の画像ネットワークシステムについて詳細に説明したが、本発明は、上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのは、もちろんである。
本発明のセンターサーバを利用する本発明の画像ネットワークシステムのシステム構成を概念的に示す図である。 ネットセンターにおける注文時のランク判定処理を示すフローチャートである。 ネットセンターにおけるサインイン時のランクごとの処理を示すフローチャートである。 (a)は、サインイン時に受注チャネルに表示される画面の一例を示す図であり、(b)は、サインイン時に受注チャネルに表示される画面の他の一例を示す図であり、(c)は、サインイン時に受注チャネルに表示される画面のさらに他の一例を示す図である。 (a)は、オプション処理時におけるポイントの使用の一例を示すグラフであり、(b)は、オプション処理時におけるポイントの使用の他の一例を示すグラフである。 ネットセンターにおけるオプション処理の選択肢ごとの処理を示すフローチャートである。 ネットセンターにおける残ポイントに応じたカウント換算・交換処理を示すフローチャートである。 会員のランクアップ時におけるカウントの使用の一例を示すグラフである。 (a)は、会員のランクアップ時に受注チャネルに表示される画面の一例を示す図であり、(b)は、会員のランクアップ時に受注チャネルに表示される画面の他の一例を示す図である。 ネットセンターにおける画像アップロード時のランクごとの処理を示すフローチャートである。 画像アップロード時に受注チャネルに表示される画面の一例を示す図である。
符号の説明
10 画像ネットワークシステム(ネットシステム)
12 ネットセンター
12a データベース/ファイルサーバ(DB/FS)
12b フロントエンド
12c バックエンド
14 受注チャネル
16 ラボシステム
16a 受注モジュール
18 リテーラシステム
20 決済サイト
24 管理システム
26 受取店
30a 会員登録/認証ブロック
30b アルバム機能ブロック
30c シェアボックス機能ブロック
30d 注文Webブロック
40a 会員管理ブロック
40b アルバム管理ブロック
40c 基本情報管理ブロック
40d 商材管理ブロック
40e サイト管理ブロック
40f 注文管理ブロック
40g ワークフローブロック
40h ポイント管理ブロック
42 ラボ受注サーバ
44 決済ブロック

Claims (13)

  1. 通信ネットワークを介して受注チャネルから画像データおよび注文を受け付ける、画像ネットワークシステムのセンターサーバであって、
    前記受注チャネルから注文を受け付ける注文受付機能ブロックと、
    前記受注チャネルから供給された画像データを所定の保管条件に従って保管する画像保管機能ブロックと、
    前記画像保管機能ブロックによる前記画像データの保管容量を顧客ごとに管理する容量管理機能ブロックと、
    顧客の注文に応じて付与されるポイントを顧客ごとに管理するポイント管理機能ブロックとを有し、
    前記ポイント管理機能ブロックは、顧客ごとのポイントの状況に応じて、前記画像保管機能ブロックにおける前記保管条件を変更することを特徴とするセンターサーバ。
  2. 前記ポイント管理機能ブロックは、前記顧客ごとのポイントの状況に応じて、前記画像保管機能ブロックにおける前記保管条件の複数の選択肢を前記受注チャネルに表示させ、表示された前記複数の選択肢の中から前記顧客によって選択された1つの選択肢に従って前記保管条件の変更を行う請求項1に記載のセンターサーバ。
  3. 前記保管条件の前記複数の選択肢は、前記画像保管機能ブロックに保管可能な前記画像データの、保管容量の設定変更、および、保管期限の設定変更のうち少なくとも1つである請求項2に記載のセンターサーバ。
  4. 前記ポイント管理機能ブロックは、顧客が所定の期間に得たポイントを蓄積した総ポイントをカウントし、この総ポイントに応じて、顧客に与える前記画像データの前記保管条件を変更する請求項1〜3のいずれかに記載のセンターサーバ。
  5. 前記ポイント管理機能ブロックは、顧客が所定の期間に得たポイントを蓄積した総ポイントに応じて、前記画像保管機能ブロックにおける前記保管条件を自動的に変更することを特徴とする請求項1に記載のセンターサーバ。
  6. 前記保管条件の変更は、保管容量の変更、保管期間の変更、ならびに、保管容量の変更および保管期間の変更のいずれかである請求項5に記載のセンターサーバ。
  7. 前記ポイント管理機能ブロックは、前記総ポイントが所定数に達すると、前記画像保管機能ブロックにおける前記保管条件を自動的に拡張することを特徴とする請求項5または6に記載のセンターサーバ。
  8. 前記保管条件の拡張は、保管容量の拡張、保管期間の延長、ならびに、保管容量の拡張および保管期間の延長の両方のいずれかである請求項7に記載のセンターサーバ。
  9. 前記画像保管機能ブロックは、所定の容量の画像データを所定の期間、前記画像保管機能ブロックに保管することを1カウントとみなす保管カウントを用いて、保管している画像データの保管容量と保管期間との組み合わせから、前記画像データの保管を行う請求項1〜8のいずれかに記載のセンターサーバ。
  10. 前記ポイント管理機能ブロックは、前記顧客ごとのポイントを前記保管カウントに換算して、前記保管カウントの数に対応する保管条件を算出することにより、前記画像保管機能ブロックにおける前記保管条件を設定する請求項9に記載のセンターサーバ。
  11. 前記容量管理機能ブロックは、前記受注チャネルから画像データが供給された際に、該当する顧客に対応する画像データの保管容量が不足している場合には、前記注文受付機能ブロックに、この顧客の保管容量が不足しているという情報を送り、
    この保管容量不足の情報を受けた前記注文受付機能ブロックは、前記受注チャネルに、保管容量が不足している旨の情報、および、保管容量を確保するための処理の選択肢を表示させる請求項1〜10のいずれかに記載のセンターサーバ。
  12. 前記容量管理機能ブロックが前記受注チャネルへ表示させる選択肢は、前記画像保管機能ブロックへ供給する前記画像データの再選択と、前記画像保管機能ブロック内の画像データの削除であり、
    顧客のポイント数が所定値以上である場合には、さらに、画像保管機能ブロックの保管容量の拡張を選択肢として表示させる請求項11に記載のセンターサーバ。
  13. 顧客からの注文を受け付けてその注文情報および顧客情報を送信する受注チャネルと、
    請求項1〜12のいずれかに記載のセンターサーバとを有することを特徴とする画像ネットワークシステム。
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