JP2007275117A - 放射線画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小規模施設における処理効率及び診療効率を向上させる。
【解決手段】本発明に係る読取装置202によれば、操作部222のテンキーが押下され、検索用IDが入力されると、表示部221に人体部位アイコンが表示される。表示された人体部位アイコンから一の部位が選択され、カセッテが装着されると、画像生成部26により、カセッテに内蔵された輝尽性蛍光体プレートに記録された放射線画像情報の読み取りが行われ、撮影部位に応じて予め定められたサンプリングピッチで画像データが生成され、生成された画像データに撮影部位に応じてROI抽出処理、階調処理等の画像処理が施される。処理済み画像データは、ヘッダ部に撮影部位情報が書き込まれ、通信部23により制御装置3に送信される。
【選択図】図3

Description

本発明は、主として小規模な医療施設で用いられる小規模診断システムで用いられる放射線画像読取装置に関するものである。
従来から、来院した患者を、CR(Computed Radiography)装置やFPD(Flat Panel Detector)装置等の画像生成装置を用いて、技師が検査対象である患者を撮影し、得られた画像が診断に提供可能となるよう階調処理等の画像処理を加え、画像処理済の画像を出力し、医師による読影に提供する診断システムが知られている。
このような診断システムは、来院した患者を受け付け、検査オーダを発行する担当(受付)、実際に患者を撮影室で撮影し画像データを生成する担当(技師)、階調性等の得られた画像の診断提供の可否を判断し、場合によってはコントラストや濃度を修正する担当(一般の技師の中かから任命された技師等)、画像に基づき疾病の有無を判断(診断)する読影担当(医師)等、複数の担当者が役割分担を行い、診断が進められる。
そして、従来の診断システムの適用が想定されていたような大規模な医療施設(以下、大規模施設という。)では、画像生成装置もこれを操作する技師等も複数存在し、画像生成装置を操作するコンソールや医師等が画像データを確認するビューワ等もそれぞれ役割を分担して別個に設けられている。このため、患者と画像データとの取り違え等が生じるおそれがある。そこで、これを防止するために、各装置をネットワークを介して連携させ、各装置においてIDを発行し、各装置で行われた作業工程の結果をそれぞれ関連付けるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなシステムにおいては、上記の各役割を担当する場所は、受付は1F、放射線科は地下等、広い病院内で離れた場所にあることが多く、かつ、放射線科内で、複数の患者を、複数の技師が、複数の撮影装置を使用して、同時に撮影を実行する場面が定常的であり、複数の患者が常時各工程に滞留しており、生成された画像と個々の患者との対応付けを間違うことが無きよう、各工程での作業毎にIDを付し、HIS(Hospital Information System;病院情報システム)やRIS(Radiology Information System;放射線情報科情報システム)のネットワークを介して対応付けることが行われる(例えば、特許文献2及び特許文献3参照)。
例えば、1F受付窓口では、患者の主訴に基づき検査内容(撮影内容)を決定し、患者名前とともに登録する。これにより、図8(a)のような患者リストが作成される。上記の患者リストは随時追加され、1Fの受付用のワークステーション(以下「WS」という。)に表示される。同時に、上記患者リストは、RIS/HIS等のネットワークを介して、B1の放射線科にあるコンソール(ここで「コンソール」とは、放射線科内にあり、撮影条件の設定やRIS/HISの検査オーダ情報や患者を撮影した画像を表示するワークステーションをいう)に表示される。なお、コンソールの台数は、分散処理効率を上げる為、複数設けられていることが常であるが、これらもネットワーク介して相互に接続されていおり、任意のコンソールで、所定の検査IDが選択された時、複数の技師間での重複撮影を予防する為、当該患者リストに処理中である旨を告知する方法(フラッシング表示や色を変える、又は、同一検査を指定するとビープ警告する等)が用いられる。
放射線科の技師は、自分の身近にあるコンソールを用い、表示された患者リスト上からこれから撮影する検査IDを選択し、使用するCRプレート(カセッテ)のID(カセッテID)を登録する。これにより、図8(b)に示すように、患者リストの「カセッテID」の欄に登録したカセッテIDが表示される。技師は例えば3枚のカセッテを持って、撮影室へ移動し、患者の撮影を行う。その後、撮影済みカセッテを読取装置で読み取る。読取装置は、挿入されたカセッテに貼付されたカセッテIDを読み取り、画像データに付帯させて当該カセッテIDを送信し、最終的に検査ID(患者ID)と生成される画像データの対応が付けられる。生成された画像データは、技師が前記検査IDを選択したコンソールに送信され、コンソールに表示される。この段階で、撮影ポジショニングの確認を行い、ポジショニング不良の場合は再撮影を行い、濃度やコントラストの修正や周波数強調処理を適用するか否か等も判断する。その後、当該画像を読影待ち(診断待ち)サーバに保存する。読影医は、読影室のワークステーション(ビューワ機能用に高精細モニタを備えるものである場合が多い)に、前記読影待ちサーバに保存された画像から所定の患者に係る画像を抽出表示させ、読影(診断)を行う。
そして、このような大規模施設で利用されるシステムでは、例えば患者に対して行った撮影が単純撮影なのか造影剤撮影なのか等、保険点数計算に影響する情報についても、患者の検査IDやカセッテID等を登録して患者と撮影画像との対応付けを行うことにより、すべての情報が連携し、RIS/HISサーバ等に集約されて管理し得るようになっている。
しかしながら、本願発明者等の調査によれば、開業医やクリニックのような比較的小規模な医療施設(以下、小規模施設という)の場合は、画像生成装置の設置台数も少なく、助手が患者のポジショニングを行い、助手からポジショニング完了の連絡を受け医師がX線曝射スイッチを制御する場合や、患者のポジショニングを含め全ての操作を医師自身が行う場合も多い。
また、例えば大規模施設の場合には、撮影を行ってから医師の診断を受けるまでの間に患者は施設内の複数の階を行き来しなければならないことも想定されるが、小規模施設の場合には、施設も狭いため撮影を行ってから医師の診断を受けるまでの間の患者の移動距離も短い。
このような状況のもとでは撮影画像を別の患者のものと取り違えることは考えづらく、大規模施設と同様なシステムを用いたのでは、患者氏名の入力にはじまる検査オーダ情報の生成作業等が必要となり、かえって手続きが煩雑となり、診療効率が悪い。
また、予め患者の患者情報や検査情報等の検査オーダ情報を生成し、当該検査オーダ情報を撮影した撮影画像と対応付けるためには、RIS/HISのような基幹システムに対応したネットワークで各装置を接続するようなシステムが必要となるが、このようなシステムを構築するためにはコストもかかり、小規模施設にとって負担となるとの問題もある。また、前述する大規模施設での構成コンセプトのまま各装置の数を少なくしても、小規模施設に最適とは言えない。
そこで、特許文献4には、開業医やクリニック等の小規模施設向けのシステムとして、診察室に配置された情報入出力装置と撮影室の放射線画像情報読取装置とがネットワークを介して接続され、情報入出力装置から医師により入力された患者のID情報や撮影情報を放射線画像読取装置に送信し、放射線画像読取装置の表示部に撮影対象となる患者のID情報や撮影情報を表示するシステムが記載されている。
米国特許第5,334,851号明細書 特開2002−159476号公報 特開2002−311524号公報 特開2005−265943号公報
しかしながら、特許文献4に記載されたシステムにおいても、医師が撮影前にID情報や撮影情報、即ち、患者情報や撮影部位等の情報を入力する作業は依然として必要であり、撮影画像を別の患者と取り違えることのない小規模施設においては診療効率が悪い。一方で、放射線画像読取装置において読み取られた撮影画像の画像データに対しては診断に適した画質となるように階調処理等の画像処理が施されるが、これらの画像処理は撮影部位によってその処理に使用するプログラムやパラメータ等が異なるため、検査オーダ情報等の入力を事前に行わない場合、画像処理を行う装置において、まず、画像を解析して撮影部位を認識する処理を行わなければならず、画像処理に時間がかかるという問題がある。
そこで、本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、小規模施設における処理効率及び診療効率を向上することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
輝尽性蛍光体プレートが内蔵されたカセッテを用いて患者の放射線撮影を行い、前記カセッテに内蔵された輝尽性蛍光体プレートに記録された前記患者の放射線画像情報を放射線画像読取装置により読み取って撮影画像を生成し、その後、前記生成された撮影画像を前記患者の患者情報と対応付ける小規模診断システムに用いられる放射線画像読取装置であって、
人体の各部位を示す人体部位アイコンを表示画面上に表示する表示手段と、
前記表示された人体部位アイコンから前記患者の撮影部位に対応する一の部位を選択入力するための選択手段と、
前記カセッテに内蔵された輝尽性蛍光体プレートに記録された前記患者の放射線画像情報を読み取って撮影画像を取得する読取手段と、
前記選択手段により選択された部位に基づいて、前記読取手段により読み取られた撮影画像に処理を施す処理手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記処理手段は、前記選択手段により選択された部位に応じて、前記撮影画像に対し、ROI抽出処理、階調処理の少なくとも一つを含む画像処理を施すことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記処理手段は、前記選択手段により選択された部位の情報を前記撮影画像の付帯情報に書き込む処理を施すことを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記表示手段の表示画面上にはタッチパネルが重畳されており、
前記選択手段は、前記表示手段に表示された人体部位アイコン及び前記タッチパネルにより構成されることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、小規模施設において、検査オーダ情報の入力作業を行わずとも、放射線画像読取装置において画像を読み取る際に表示部に表示された人体部位アイコンから撮影部位を選択するという簡単な操作で、読み取られた撮影画像に、撮影部位に応じた処理を施すことができ、小規模施設における処理効率及び診療効率を向上させることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、放射線画像読取装置で読み取られた撮影画像に対し、撮影部位に応じてROI抽出処理、階調処理の少なくとも一つを含む画像処理を施すことが可能となるので、画像処理効率を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、放射線画像読取装置において読み取られた撮影画像に対し外部装置で画像処理を施す際に、撮影部位に応じた画像処理を効率的に行うことが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、人体部位アイコン上から一の部位をタッチするだけで、簡単に撮影部位の選択を行うことが可能となる。
以下、図1から図7を参照しながら本発明に係る小規模診断システムの一実施形態について説明する。ただし、本発明は図示例のものに限定されるものではない。
図1は、本実施形態における小規模診断システム1のシステム構成を示すものであり、図2は、小規模診断システム1を適用した場合の各装置の医療施設における配置例を示すものである。
小規模診断システム1は、開業医やクリニック等の小規模施設に適用されるシステムであり、図1に示すように、画像生成装置2である超音波診断装置2a、内視鏡装置2b、CR装置2cと、制御装置3と、サーバ4と、レセプト用コンピュータ(以下、レセコンという。)5とから構成されており、各装置は、例えば図示しないスイッチングハブ等を介してLAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク(以下単に「ネットワーク」という)6に接続されている。
病院内の通信方式としては、一般的に、DICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格が用いられており、LAN接続された各装置間の通信では、DICOM MWM(Modality Worklist Management)やDICOM MPPS(Modality Performed Procedure Step)が用いられる。なお、本実施形態に適用可能な通信方式はこれに限定されない。
例えば、開業医やクリニック等のような小規模施設においては、各装置は図2に示すように配置される。
すなわち、入口10を入ると患者の受付けを行う受付11と待合室12がある。受付11には窓口担当が配置され、当該担当は、来院した患者に対して、受付順に個々の患者を区別するための受付番号(本日の受付順の通し番号)が印刷された受付番号札を付与する。また、受付11には、保険点数計算、会計計算等を行うレセコン5が設けられており、窓口担当は、患者の氏名を聞き取り、レセコン5に受付番号と患者氏名との対応付けを入力する。更に、窓口担当は、患者の診察終了後カルテ情報に基づき、レセコン5に会計計算や保険点数請求に関する情報(以下、レセプト関連情報という。)の必要事項を入力する作業も行う。
待合室12の隣には、ドア等を隔てて医師が患者の診察、診断等を行う診察室13が設けられている。例えば診察室13内の診察用のデスク(図示せず)の上には、医師が患者の撮影画像を表示して画像診断を行うための制御装置3と、撮影画像の画像データを保存する画像DB(Data Base)40を備えたサーバ4が配置されている。診察室13内にはまた、プライバシー等の観点から隔離された空間で行う必要性の低い超音波診断装置2aが設置されている。
また、廊下14を隔てて診察室13の向かい側にはX線撮影を行うX線撮影室15が設けられている。X線撮影室15内には、撮影装置201と読取装置202とから構成されるCR装置2cが配設されている。さらに、X線撮影室15の隣には検査室16が設けられており、検査室16内には内視鏡装置2bが配設されている。
以下、小規模診断システム1について詳述する。
まず、各装置の構成について説明する。
画像生成装置2は、例えば、超音波診断装置2a、内視鏡装置2b、CR装置2c等の、患者の検査対象部位を被写体として撮影を行い、撮影した画像をデジタル変換して撮影画像の画像データを生成する画像生成手段(モダリティ)である。
超音波診断装置2aは、超音波を出力する超音波プローブと、超音波プローブに接続され、超音波プローブで受信された音波(エコー信号)を内部組織の撮影画像の画像データに変換する電子装置とから構成されている(いずれも図示せず)。超音波診断装置2aは、超音波プローブから体内に超音波を送り、体内組織に反射した音波(エコー信号)を再び超音波プローブで受信して、このエコー信号に応じた撮影画像を電子装置によって生成するようになっている。
超音波診断装置2aには、アナログ信号からデジタル信号への変換等を行う変換手段(コンバータ)である変換装置20が接続されており、超音波診断装置2aは、変換装置20を介してネットワーク6に接続されている。このように変換装置20を介することにより、ネットワーク6に接続された他の外部機器の規格(例えば、通信プロトコル)等に合わない形式のデータが超音波診断装置2aから出力される場合でも適宜変換してネットワーク6に接続された外部機器との間でデータの送受信を行うことができる。
変換装置20には、例えば、テンキー、キーボード、タッチパネル等で構成される入力操作部20aが設けられている。入力操作部20aの構成はここに示したものに限定されず、例えば、カードを差し込むことでカードに書き込まれた情報を読み取るカードリーダのようなものでもよい。入力操作部20aは、撮影対象である患者と対応付けられて設定された検索用ID(本実施の形態では受付番号)を入力するためのものであり、変換装置20は、入力操作部20aにより入力された検索用ID等を撮影された撮影画像の画像データに付帯させる。
ここで検索用IDとは、撮影後に撮影画像を検索する際、撮影対象となった患者を識別する識別情報となるものであり、ここでは、受付けを行ったときに付与される受付番号とする。本実施の形態における小規模診断システム1では、予め患者に対する検査オーダ情報を生成・発行せずに、患者の撮影を先行し、デジタル的な撮影画像データを生成後、医師が患者情報と撮影画像とを対応付けるシステムであるが、この対応付け時に使用されるのが検索用IDである。
入力操作部20aにより検索用IDとして受付番号を入力する場合に、例えば、受付11で付与された受付番号が「001」である患者を撮影する場合には、入力操作部20aから、患者に対応する検索用IDとして「001」を入力する。
開業医等においては、通常、1日あたりの来院数は10〜40人程度であり、受付順を示す受付番号の通し番号は2桁あれば充分で、入力操作部20aはこの2桁の数値が入力できればよく、安価なテンキーが好ましい。
なお、以下においては、検索用IDとして受付番号を用いる場合を例として説明するが、後述するように、検索用IDは、受付番号に限定されない。
内視鏡装置2bは、可撓性を有する管の先端部に小型の撮影装置が設けられたものであり(いずれも図示せず)、撮影装置は例えば光学レンズ等で構成される対物光学系と、対物光学系の結像位置に配置された撮像部と、LED(Light Emitting Diode)等で構成され撮像を行うために必要な照明を行う照明部とを備えている(いずれも図示せず)。撮像部は、例えばCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal-Oxide
Semiconductor)等の固体撮像素子を備え、光が入射すると光の入射光量に応じた量の電気的な信号へと光電変換する。対物光学系は、照明部により照明された領域を光学レンズで集光し、撮像部が有する固体撮像素子に結像するように構成されており、固体撮像素子に入射した光が光電変換されることにより、電気信号として撮影画像の画像データが出力されるようになっている。
なお、図示はしないが、内視鏡装置2bにも超音波診断装置2aにおける変換装置20の入力操作部20aと同様に撮影の際に画像データに検索用IDを入力するための入力操作部が設けられており、入力操作部から入力された検索用IDを生成した撮影画像の画像データに付帯させるようになっている。
CR装置2cは、輝尽性蛍光体を用いて被写体を放射線撮影し、被写体を透過した放射線エネルギーを輝尽性蛍光体に蓄積させ、輝尽性蛍光体に蓄積された画像を読み取ることにより撮影画像の画像データの生成を行う装置である。CR装置2cは、読取装置(放射線画像読取装置)が放射線源を有するとともに輝尽性蛍光体を内蔵しており、撮影〜読取までを1台で行うタイプと、輝尽性蛍光体プレートを収容した持ち運び可能なカセッテを用いるタイプとがある。本実施の形態においては、カセッテタイプのCR装置を例にとり説明するが、これに限定されるものではない。
CR装置2cは、放射線源を有する撮影装置201と、撮影装置201において放射線撮影に供されたカセッテに収容された輝尽性蛍光体プレートから画像を読み取って撮影画像データを生成する読取装置202により構成されている(図2参照)。
図3は、読取装置202の機能的構成を示すブロック図である。図3に示すように読取装置202は、CPU21、操作表示部22、通信部23、RAM24、記憶部25、画像生成部26等を備え、各部はバス27により接続されている。
CPU21は、記憶部25に記憶されている制御プログラムを読み出し、RAM24内に形成されたワークエリアに展開し、該制御プログラムに従って読取装置202の各部を制御する。また、CPU21は、制御プログラムに従って、記憶部25に記憶されている各種処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、読み出したプログラムとの協働により、図5に示す読取装置202側処理を始めとする各種処理を実行する。
操作表示部22は、表示部221、操作部222を備えて構成される。表示部221は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示画面により構成され、CPU21から入力される表示信号の指示に従って、表示画面上に、患者リスト等を表示する。
操作部222は、テンキーを備えて構成され、テンキーで押下操作されたキーの押下信号を入力信号としてCPU21に出力する。また、操作部222は、表示部221の上面を覆うように設置されたタッチパネルを備えており、ユーザの指などを用いた操作によって押圧入力された入力位置を検出し、その検出信号をCPU21に出力する。
通信部23は、ネットワークインターフェース等により構成され、ネットワーク6に接続された外部機器とデータの送受信を行う。
RAM24は、CPU21により実行制御される各種処理において、記憶部25から読み出されたCPU21で実行可能な各種プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等の一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部25は、不揮発性の半導体メモリ等により構成され、CPU21で実行される制御プログラム、各種プログラム、各種データ等を記憶する。
画像生成部26は、読取手段であり、放射線撮影に供されたカセッテを装着可能に構成され、装着されたカセッテから輝尽性蛍光体プレートを取り出して励起光で走査して、輝尽性蛍光体プレートに蓄積・保存された放射線画像情報を輝尽発光させ、この輝尽発光光を光電的に読み取って得られた画像信号に基づき画像データを生成する。
制御装置3は、例えば診察室13に設置され、画像生成装置2から送信された撮影画像の画像データと患者情報との対応付けを行ったり、医師が画像等を表示させて読影診断を行ったりするためのワークステーションであり、一般的なPC(Personal Computer)に用いられるモニタ(表示部)よりも高精細のモニタを備えるものであってもよい。
図4は、制御装置3の機能的構成を示すブロック図である。図4に示すように制御装置3は、CPU31、RAM32、記憶部33、入力部34、表示部35、通信部36等を備えて構成されており、各部はバス37により接続されている。
CPU31は、記憶部33に記憶されているシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAM32に展開し、展開されたプログラムに従って、図5に示す制御装置3側処理を始めとする各種処理を実行する。
RAM32は、CPU31により実行制御される各種処理において、記憶部33から読み出されたCPU31で実行可能な各種プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等の一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部33は、HDD(Hard Disc)や半導体の不揮発性メモリ等により構成される。
記憶部33には、CPU31で実行されるシステムプログラムや、各種プログラムが記憶されているほか、特開H11−85950や特開2001−76141の明細書中に開示されているような撮影部位を識別するための部位識別パラメータ(撮影画像に現われた撮影対象の輪郭、形状等と撮影部位とを対応付けるルックアップテーブル等)及び識別された撮影部位に応じた画像処理を行う画像処理パラメータ(階調処理に用いる階調変換曲線を定義したルックアップテーブル、周波数処理の強調度等)等が記憶されている。
また、記憶部33は、画像生成装置2から送信された画像データを一時的に保存する一時記憶部331を有している。
入力部34は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号としてCPU31に出力する。
表示部35は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成されており、CPU31から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部36は、ネットワークインターフェース等により構成され、スイッチングハブを介してネットワーク6に接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。
図1に戻り、サーバ4は、CPU、RAM、HDD等により構成される記憶部、ネットワーク6に接続された各装置との通信を制御する通信部(いずれも図示せず)等を備えて構成されたコンピュータである。サーバ4は、画像DB40を備えておりCPUと記憶部に記憶されたプログラムとの協働によるソフトウエア処理により、通信部を介して制御装置3から書込み指示された撮影画像の画像データ及びその付帯情報を対応付けて画像記憶手段としての画像DB40に格納するとともに、制御装置3からの要求に応じて画像DB40を検索して要求に応じた画像データ及びその付帯情報を読み出し、制御装置3に送信する。
レセコン5は、CPU、RAM、HDD等により構成される記憶部、キーボードやマウス等により構成される入力部、CRTやLCD等により構成される表示部、ネットワーク6に接続された各装置との通信を制御する通信部(いずれも図示せず)等を備えて構成され、来院した患者の受付登録、会計計算、保険点数計算等を行うためのコンピュータである。レセコン5は、医師からの紙カルテ情報により窓口担当等の操作者により入力された、受付された患者に関するレセプト関連情報を記憶するレセプトDB50を有している。
次に、小規模診断システム1を適用した小規模施設において、一の患者が来院してから退出するまでの処理の流れを説明する。
患者が来院すると、まず、図2に示す受付11において、窓口担当により、来院した患者に受付番号札が付与され、患者氏名の聞き取りが行われる。次いで、レセコン5において、窓口担当は、入力部を操作して図示しない受付入力画面を表示させ、入力部により受付番号、及び患者氏名等の患者情報の入力を行う。レセコン5においては、受付入力画面から受付番号、患者情報が入力されると、レセプトDB50に新規レコードが追加され、受付日付、受付番号、及び患者情報が書込まれ、受付登録される。
受付番号が付与された患者は、待合室12で待機したのち、診察室13に移動する。診察室13においては、医師により患者の問診が行われ、当該患者に対して行うべき撮影(画像生成装置2の種類、撮影部位、撮影方向、撮影枚数等)、検体検査(血液検査、尿・便検査、組織片採取検査等)が決定される。
問診により患部の撮影が必要であると決定された場合には、医師や撮影技師等の撮影を行う撮影実施者は、患者を撮影を行う画像生成装置2(超音波診断装置2a、内視鏡装置2b、又はCR装置2c)の前に連れて行き、画像生成装置2において、入力操作部(CR装置2cの場合は、操作部222のテンキー)を介して、患者に付与された受付番号札に表示された検索用IDの入力を行い、その患者の検査対象部位を被写体として撮影を行い、撮影画像の画像データの生成を行う。
図5は、医師の問診により、CR装置2cにおける撮影が必要であると決定された場合に、読取装置202及び制御装置3において実行される一の患者の撮影画像データの生成処理及び撮影画像データと患者との対応付け処理の流れの詳細を示すフローチャートである。以下、図5を参照しながら、読取装置202における一の患者の撮影画像データの生成処理及び制御装置3における撮影画像データと患者との対応付け処理の流れについて、施設内スタッフ(医師、撮影技師、窓口担当)のワークフローと併せて説明する。
まず、撮影実施者は、読取装置202に備えられた操作部222のテンキーから検索用IDの入力を行う。
読取装置202においては、操作部222のテンキーが押下され、検索用IDが入力されると(ステップS1)、入力された検索用IDがRAM24に一時記憶されるとともに(ステップS2)、表示部221に、撮影対象となる部位、即ち、撮影部位の選択を受け付ける人体部位アイコンが表示される(ステップS3)。
図6に、表示部221における人体部位アイコンの表示例を示す。人体部位アイコンは、人体を大まかに分類した各部位(例えば、頭部、頚部、胸部、腹部、骨盤、四肢、その他部位)を選択可能な人体型のアイコンであり、当該人体部位アイコンから何れかの部位が押下されることにより選択入力されると、操作部222のタッチパネルによりその押下位置がCPU21に出力され、選択された部位が撮影部位として選択される。なお、人体部位アイコンを表示のみとし、所定キー(図6では、「else」キー)の押下回数に応じて人体部位アイコンの各部位が順次点滅されるようにし(例えば、1回の押下で頭部点滅、2回の押下で頚部点滅、・・・)、カセッテ装着時に点滅状態となっている部位が撮影部位として選択される構成としてもよい。このようにすれば、表示部221が小さく、タッチパネルでは人体部位アイコンにおける各部位の押下を正しく認識できない場合であっても、間違いなく撮影部位の選択を行うことが可能となる。
撮影実施者は、表示部221に人体部位アイコンが表示されると、撮影対象となる部位を人体部位アイコンから選択する。そして、撮影装置201において、カセッテをセットして患者に対し人体部位アイコンから選択した撮影部位の放射線撮影を行い、撮影済みのカセッテを読取装置202に装着する。
読取装置202においては、人体部位アイコンから撮影部位が選択されると(ステップS4)、選択された撮影部位の情報がRAM24に一時記憶される(ステップS5)。次いで、カセッテの装着が待機され、カセッテが装着されると(ステップS6)、ステップS4で選択された撮影部位に基づいて、画像生成部26において、カセッテに内蔵された輝尽性蛍光体プレートに記録された放射線画像情報の読み取りが行われ、画像データが生成される(ステップS7)。具体的には、画像生成部26に装着されたカセッテから輝尽性蛍光体プレートが取り出されて励起光で走査され、輝尽性蛍光体プレートに記録された放射線画像情報が輝尽発光され、この輝尽発光光が光電的に読み取られることにより、画像信号が取得され、この画像信号が、撮影部位に応じて予め定められたサンプリングピッチでA/D変換されることにより画像データが生成される。
画像データが生成されると、ステップS4で選択された撮影部位に基づいて、選択された撮影部位に応じた画像処理が施される(ステップS8)。例えば、記憶部25には、撮影部位毎に、撮影部位に応じたROI(Region Of Interest;診断上注目される領域)を抽出するプログラムが記憶されており、ステップS4で選択された撮影部位に応じた抽出プログラムが読みされてROI抽出が行われる。ROIの抽出後、ROIにおける画像信号値のヒストグラムが作成され、作成されたヒストグラムに基づいて、患者の体型や撮影条件のばらつき等により生じるX線量の変動を補正するための正規化処理が施され、正規化処理後、撮影画像の濃度やコントラストを調整するための階調処理が施される。記憶部25には、各撮影部位に応じた階調変換曲線が記憶されており、ステップS4で選択された撮影部位に応じた階調変換曲線を用いて画像データに階調処理が施される。
画像処理が終了すると、読取装置202においては、ステップS1において入力された検索用ID、及びステップS4で選択された撮影部位の情報が処理済みの画像データのヘッダ部に付帯情報として書き込まれ、通信部23を介して制御装置3に送信される(ステップS9)。表示部221に表示された人体部位アイコンからの次の撮影部位の選択が検出されると(ステップS10;YES)、処理はステップS5に戻り、次の撮影部位についてステップS6〜S9の処理が繰り返し実行される。
制御装置3においては、画像生成装置2から画像データ(付帯情報を含む)が受信されると、受信された画像データが一時記憶部331に記憶される(ステップS11)。
撮影が終了すると、患者は診察室13に移動する。医師は、制御装置3の入力部34の操作により、表示部35に図示しない画像検索画面を表示させ、対象患者の受付番号札に表示されている検索用IDの入力を行う。制御装置3においては、入力部34から画像検索画面の表示指示が入力されると、表示部35に、検索用IDの入力を受け付ける画像検索画面が表示され、この画面から入力部34を介して検索用IDが入力されると(ステップS12)、入力された検索用IDが付帯情報に含まれる画像データが一時記憶部331から抽出され(ステップS13)、抽出された画像データを縮小したサムネイル画像が作成され、表示部35の撮影画像表示画面351に表示される(ステップS14)。
図7に、表示部35に表示される撮影画像表示画面351の表示画面例を示す。図7に示すように、撮影画像表示画面351は、抽出された画像を一覧表示するための画像表示欄351a〜351dを有している。画像表示欄351a〜351dの何れかが入力部34のマウス等により選択されると、選択された画像がライフサイズで単独表示される。医師はこの単独表示画像により、画像の詳細を観察し読影診断を行うことができる。また、当該画面の右上には、画像処理調整欄351eが設けられており、医師は、この画像処理調整欄351eをマウス等により操作することにより、濃度やコントラストの調整を行うことができる。各画像に対応して表示されているOKボタン351hを押下すると、表示されている画像を画像DB40に保存する画像として確定することができる。また、撮影画像表示画面351には、表示された撮影画像に対応付ける患者の患者情報の入力を受け付ける患者情報入力欄351fが設けられている。医師は、この患者情報入力欄231fから患者情報の入力を行う。
入力部34を介して、患者情報入力欄231fから診察対象の患者の患者情報が入力されると(ステップS15)、ステップS13で抽出された画像データの付帯情報の検索用IDがこの入力された患者情報に上書きされ、画像データに患者情報が対応付けられる(ステップS16)。撮影画像表示画面351の終了ボタンの押下により診断の終了が指示されるまで(ステップS17;NO)、撮影画像表示画面351からの画像処理調整や画像の確定の指示に応じて、画像調整処理や画像確定処理が行われる(ステップS18)。撮影画像表示画面351の終了ボタンの押下により診断の終了が指示されると(ステップS17;YES)、患者情報が付帯された画像データが通信部36を介してサーバ4に送信され、画像DB40への保存が行われる(ステップS19)。そして、サーバ4の画像DB40に書込まれた画像データが、一時記憶部331から消去され(ステップS20)、処理は終了する。
なお、問診によりCR装置2c以外の画像生成装置2での撮影が決定された場合、決定された画像生成装置2の入力操作部から検索用IDが入力され、撮影が行われると、撮影画像の画像データのヘッダ部に、入力された検索用IDが書き込まれ、制御装置3に送信される。制御装置3における処理の流れは、図5のステップS11〜20の処理と同様である。
診察室において患者の診察が終了すると、患者は、受付11に移動し、会計等を行う。医師は、当該患者に対する所見(診断された傷病名)、当該患者に処方した薬剤を示す投薬情報、当該患者に対して行った撮影等に関する情報(撮影を行った装置の種類、撮影枚数、造影剤の有無、撮影部位、撮影方向等)を紙カルテに記録する。そして、紙カルテを受付11の窓口担当に回す。
窓口担当は、レセコン5において、レセプト関連情報入力画面(図示せず)を表示させ、レセプト関連情報入力画面から、紙カルテの記載に基づき、対象患者の受付番号及び未だ登録されていないレセプト関連情報の入力を行う。レセコン5においては、入力されたレセプト関連情報に基づいて、当該患者についての会計情報・保険点数算出処理が行われる。窓口担当は、算出された会計情報に基づき、患者に診療費の請求を行い、会計を行う。
以上説明したように、読取装置202によれば、操作部222のテンキーが押下され、検索用IDが入力されると、表示部221に人体部位アイコンが表示される。表示された人体部位アイコンから一の部位が選択され、カセッテが装着されると、画像生成部26により、カセッテに内蔵された輝尽性蛍光体プレートに記録された放射線画像情報の読み取りが行われ、撮影部位に応じて予め定められたサンプリングピッチで画像データが生成され、生成された画像データに撮影部位に応じてROI抽出処理、階調処理等の画像処理が施される。処理済み画像データは、ヘッダ部に撮影部位の情報が書き込まれ、通信部23により制御装置3に送信される。
従って、小規模施設において、検査オーダ情報の入力作業を行わずとも、読取装置202において画像を読み取る際に表示部に表示された人体部位アイコンから撮影部位を選択するという簡単な操作で、読み取られた画像データに対し、撮影部位を認識するための部位認識処理を一から行うことなく、撮影部位に応じた処理を施すことができ、小規模施設における処理効率及び診療効率を向上させることが可能となる。
なお、上記実施の形態における記述内容は、本発明に係る小規模診断システム1の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、読取装置202において、読み取られた画像データに対し画像処理を施すこととしたが、制御装置3において行うようにしてもよい。この場合においても、画像データの付帯情報として撮影部位が書き込まれているので、制御装置3において、撮影部位を認識するための部位認識処理を一から行うことなく、撮影部位に応じた処理プログラムやパラメータを迅速に読み出して画像処理を行うことが可能となり、処理効率を向上させることが可能となる。
また、読取装置202において検索用IDが入力された際に、制御装置3にその検索用IDを送信し、撮影部位が選択された際に、制御装置3にその撮影部位情報を送信するようにし、制御装置3側で、画像生成装置2から画像データを受信した際に、直前に読取装置202から送信された検索用ID及び撮影部位を受信した画像データに対応付ける、即ち、画像データの付帯情報として書き込むようにしてもよい。このように構成すれば、CR装置2c以外で撮影を行う場合であっても、撮影実施者が、撮影前に読取装置202から患者の検索用ID及び撮影部位を選択してから撮影を行うことにより、制御装置3で撮影された画像データにおける撮影部位を認識することが可能となるので、制御装置3で画像処理を行う場合に、部位認識処理を一から行う必要なく、撮影部位に応じた処理プログラムやパラメータを迅速に読み出して画像処理を行うことが可能となり、処理効率をより向上させることが可能となる。
その他、本発明が本実施の形態に限定されず、適宜変更可能であることはいうまでもない。
本発明に係る小規模診断システム1の全体構成例を示す図である。 図1に示す小規模診断システム1を適用した場合の各装置の医療施設における配置例を示す図である。 図1に示す小規模診断システム1に適用される読取装置202の機能的構成を示す要部ブロック図である。 図1に示す小規模診断システム1に適用される制御装置3の機能的構成を示す要部ブロック図である。 図1に示す読取装置202及び制御装置3において実行される一の患者の撮影画像データの生成処理及び撮影画像データと患者との対応付け処理の流れの詳細を示すフローチャートである。 図3の表示部221に表示される人体部位アイコンの一例を示す図である。 図4の表示部35に表示される撮影画像表示画面351の一例を示す図である。 (a)は、従来の診断システムにおいて受付窓口で登録されるリストの一例を示す図、(b)は、従来の診断システムにおいて(a)に示すリストに放射線科の技師がカセッテ登録した一例を示す図である。
符号の説明
1 小規模診断システム
2 画像生成装置
2a 超音波診断装置
2b 内視鏡装置
2c CR装置
3 制御装置
4 サーバ
40 画像DB
5 レセコン
50 レセプトDB
6 ネットワーク
20 変換装置
20a 入力操作部
21 CPU
22 操作表示部
221 表示部
222 操作部
23 通信部
24 RAM
25 記憶部
26 画像生成部
27 バス
31 CPU
32 RAM
33 記憶部
331 一時記憶部
34 入力部
35 表示部
351 撮影画像表示画面
36 通信部
37 バス

Claims (4)

  1. 輝尽性蛍光体プレートが内蔵されたカセッテを用いて患者の放射線撮影を行い、前記カセッテに内蔵された輝尽性蛍光体プレートに記録された前記患者の放射線画像情報を放射線画像読取装置により読み取って撮影画像を生成し、その後、前記生成された撮影画像を前記患者の患者情報と対応付ける小規模診断システムに用いられる放射線画像読取装置であって、
    人体の各部位を示す人体部位アイコンを表示画面上に表示する表示手段と、
    前記表示された人体部位アイコンから前記患者の撮影部位に対応する一の部位を選択入力するための選択手段と、
    前記カセッテに内蔵された輝尽性蛍光体プレートに記録された前記患者の放射線画像情報を読み取って撮影画像を取得する読取手段と、
    前記選択手段により選択された部位に基づいて、前記読取手段により読み取られた撮影画像に処理を施す処理手段と、
    を備えたことを特徴とする放射線画像読取装置。
  2. 前記処理手段は、前記選択手段により選択された部位に応じて、前記撮影画像に対し、ROI抽出処理、階調処理の少なくとも一つを含む画像処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の放射線画像読取装置。
  3. 前記処理手段は、前記選択手段により選択された部位の情報を前記撮影画像の付帯情報に書き込む処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の放射線画像読取装置。
  4. 前記表示手段の表示画面上にはタッチパネルが重畳されており、
    前記選択手段は、前記表示手段に表示された人体部位アイコン及び前記タッチパネルにより構成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の放射線画像読取装置。
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