JP2007274056A - データグラム再組立装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】受信パケットに応じて元のデータグラムを効率よく再組み立てすることができるデータグラム再組立装置を提供する。
【解決手段】受信したパケットのヘッダの情報に応じてキューを指定するキュー指定手段と、受信したパケットに対して指定されたキュー毎にヘッダのフラグメントオフセットに応じて断片番号を設定するキュー管理手段と、受信したパケットをキュー及び断片番号に対応させてバッファメモリに書き込む書込手段と、バッファメモリに書き込まれた同一キューのパケットのデータを断片番号順に読み出す読出手段と、読み出されたデータを蓄積して元のデータグラムとして出力するデータ蓄積手段と、を備えた。
【選択図】図2
【解決手段】受信したパケットのヘッダの情報に応じてキューを指定するキュー指定手段と、受信したパケットに対して指定されたキュー毎にヘッダのフラグメントオフセットに応じて断片番号を設定するキュー管理手段と、受信したパケットをキュー及び断片番号に対応させてバッファメモリに書き込む書込手段と、バッファメモリに書き込まれた同一キューのパケットのデータを断片番号順に読み出す読出手段と、読み出されたデータを蓄積して元のデータグラムとして出力するデータ蓄積手段と、を備えた。
【選択図】図2
Description
本発明は、送信側でデータグラムが複数の断片パケットに分割されてネットワークを介して受信側に伝送される通信システムにおいて、受信側で受信したパケットに応じて元のデータグラムを再組み立てするデータグラム再組立装置に関する。
データグラムがネットワークを介して伝送される際に、そのデータグラムのサイズが1パケットとしてのネットワークの送信単位を越えているときには送信側で複数のパケットに分割して伝送される。そのような分割パケットを受信する側においては、受信したパケットに応じて元のデータグラムを再組み立てすることが行われる。
従来のデータグラム再組立装置においては、図1に示すように、伝送されたパケットを受信するフレーム終端部71と、フレーム終端部71で受信されたパケットをソフトウエア処理によってバッファメモリ72に書き込んでパケットを所定の順番にバッファメモリ72から読み出すマイクロプロセッサ(又はネットワークプロセッサ)73と、その読み出されたパケットを蓄積して外部に出力するデータ蓄積部74とが備えられている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2003−229907号公報
特開2004−135076号公報
しかしながら、従来のデータグラム再組立装置においては、分割化されていない小さなデータ量の受信パケットに対してもマイクロプロセッサによってソフトウエア処理が施されるので、単位時間当たりに処理されるべきパケット数が増大すると回線速度の最大スループットの性能を出せなくなるという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、単位時間当たりに処理されるべきパケット数が増大しても受信パケットに応じて元のデータグラムを効率よく再組み立てすることができるデータグラム再組立装置を提供することである。
本発明のデータグラム再組立装置は、送信側でデータグラムが複数の断片パケットに分割されてネットワークを介して受信側に伝送される通信システムにおいて、受信側で受信したパケットに応じて元のデータグラムを再組み立てするデータグラム再組立装置であって、前記複数の断片パケット各々はデータグラム中のデータ位置を示すフラグメントオフセットを有する情報をヘッダに含み、前記受信したパケットのヘッダの情報を解析するヘッダ解析手段と、前記ヘッダの情報に応じてキューを指定するキュー指定手段と、前記受信したパケットに対して前記キュー指定手段によって指定されたキュー毎に前記ヘッダのフラグメントオフセットに応じて断片番号を設定するキュー管理手段と、前記受信したパケットを前記キュー指定手段によって指定されたキュー及び前記キュー管理手段によって設定された断片番号に対応させてバッファメモリに書き込む書込手段と、前記バッファメモリに書き込まれた同一キューのパケットのデータを前記断片番号順に読み出す読出手段と、前記読み出されたデータを蓄積して前記元のデータグラムとして出力するデータ蓄積手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、受信したパケットのヘッダの情報に応じてキューを指定し、キュー毎にヘッダのフラグメントオフセットに応じて断片番号を設定し、指定キュー及び設定断片番号に対応させてバッファメモリに書き込み、バッファメモリに書き込まれた同一キューのパケットのデータを断片番号順に読み出すので、単位時間当たりに処理されるべきパケット数が増大しても受信パケットに応じて元のデータグラムを効率よく再組み立てすることができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図2は本発明の実施例としてデータグラム再組立装置を示している。この通信処理装置は、通信処理回路1、マイクロプロセッサ2、バッファメモリ3及び連想メモリ4を備えている。マイクロプロセッサ2、バッファメモリ3及び連想メモリ4は通信処理回路1に接続されている。
通信処理回路1は集積回路からなり、複数のパケットを受け入れて元のデータグラムに再組み立てする。その複数のパケットはデータグラムを分割して得られたパケットであり、ネットワークを通過可能なサイズにされている。マイクロプロセッサ2は通信処理回路1内のマイクロプロセッサインターフェース部23を介して通信処理回路1内の各部の初期設定を含む制御動作を行う。バッファメモリ3はパケットを一時的に蓄積する。バッファメモリ3のパケットの書込及び読出は通信処理回路1によって制御される。連想メモリ4はキュー(待ち行列)を検索するために使用され、データを指定すると、そのデータが格納されていれば、そのアドレスを参照することができるメモリである。
通信処理回路1は、フレーム終端部11、ヘッダ解析部12、書込制御部13、読出制御部14、アドレス制御部15、双方向バッファ16、データ蓄積部17、連想メモリインターフェース部18、キュー管理部19、キュー検索部20、キュー更新部21、キューエージング部22、及びマイクロプロセッサインターフェース部23を備えている。
フレーム終端部11はヘッダ解析部12に接続され、IP(インターネットプロトコル)ネットワークの伝送ラインを介して送られてきたフレームデータを受信してフレームデータのパケットを取り出してそれをヘッダ解析部12に供給する。ヘッダ解析部12はパケットのヘッダを解析して分割パケットと非分割パケットとを判別する。ヘッダ解析部12は書込制御部13及びデータ蓄積部17に接続され、分割パケットを書込制御部13に転送し、非分割パケットをデータ蓄積部17に転送する。更に、ヘッダ解析部12はキュー管理部19及びキュー検索部20に接続されている。ヘッダ解析部12からキュー検索部20にはヘッダから取得したID(識別番号)、プロトコル番号、及び送信元ネットワークアドレスからなる情報が供給され、キュー管理部19にはヘッダの情報から判定した断片番号とヘッダから取得した断片継続フラグ及びフラグメントオフセットとからなる情報が供給される。
キュー検索部20は連想メモリインターフェース部18と接続され、その間においては検索要求信号、検索データ、検索結果信号及び連想メモリアドレスが通信される。また、キュー更新部21は連想メモリインターフェース部18と接続され、その間においては更新要求信号、更新アドレス、及び更新データが通信される。
また、キュー管理部19は書込制御部13及び読出制御部14に接続されている。キュー管理部19と書込制御部13との間においては書込要求信号、キュー番号、断片番号及び書込完了信号が通信される。キュー管理部19と読出制御部14との間においては読出要求信号、キュー番号、断片番号及び読出完了信号が通信される。
双方向バッファ16とバッファメモリ3とはデータバス5を介して接続されている。アドレス制御部15とバッファメモリ3とは制御・アドレスバス6を介して接続されている。書込制御部13は分割パケットを双方向バッファ16を介してバッファメモリ3に書き込む。読出制御部14はバッファメモリ3に書き込まれた分割パケットを双方向バッファ16を介して読み出してパケットを再組み立てする。アドレス制御部15はバッファメモリ3のパケット書き込み及び読み出しの際のアドレスを制御する。そのために書込制御部13とアドレス制御部15とは接続され、書込制御部13からアドレス制御部15へはバッファ書込要求信号及びバッファメモリアドレスが供給され、アドレス制御部15から書込制御部13へはバッファ書込許可信号が供給される。また、読出制御部14とアドレス制御部15とは接続され、読出制御部14からアドレス制御部15へはバッファ読出要求信号及びバッファメモリアドレスが供給され、アドレス制御部15から読出制御部14へはバッファ読出許可信号が供給される。
読出制御部14はデータ蓄積部17に接続されており、組み立てたパケットをデータ蓄積部17に供給する。データ蓄積部17は、ヘッダ解析部12から転送された非分割パケットを内部メモリ(図示せず)に一時蓄積すると共に読出制御部14から供給されたパケットを内部メモリに一時蓄積し、更に、蓄積したパケットをメモリから順番に読み出して再組み立てされたデータグラムとして後段回路へ出力する。
次に、かかる構成のデータグラム再組立装置の動作について説明する。
ネットワークの送信単位を越えるデータについては、例えば、図3に示すように、分割される。図3の例では、ネットワーク層のIPヘッダ50と元のデータ60とからなるデータグラムはデータ伝送のパケットとしては送信単位を越えており、元のデータ60は3つの断片データ(第1断片データ61〜第3断片データ63)に分割されてパケット化される。断片データ毎のパケットの先頭にネットワーク層のIPヘッダ51〜53が配置される。このように形成された分割パケットはネットワークの送信単位内にされている。
IPヘッダは、IETF Standard RFC791やRFC2460にて標準化されており、例えば、IPバージョン4の場合、図4に示すような構造になっている。すなわち、バージョン、ヘッダ長、サービスタイプ、パケット長、ID、断片継続フラグ、フラグメントオフセット、生存時間、プロトコル番号、ヘッダチェックサム、送信元アドレス及び送信先アドレスを含む。
フレーム終端部11にて受信されたパケットは、ヘッダ解析部12に供給される。ヘッダ解析部12はそのパケットが分割されたパケットであるか否かを判別する。分割されていない非分割パケットはヘッダ解析部12からデータ蓄積部17へ送信される。一方、分割されたパケット、すなわち分割パケットである場合には、ヘッダ解析部12は、複数の分割パケットのうちの何番目のパケットであるかを、ヘッダに含まれる断片継続フラグ及びフラグメントオフセットの情報から判定する。断片継続フラグは、最終の分割パケット(断片パケット)の場合には0を示し、その他のパケットの場合には1を示す。また、フラグメントオフセットはそのパケットの断片データの先頭が、元のデータグラムのデータのどの部分に位置するのかを表す情報である。また、送信分割単位について狭い値の範囲に制限、例えば、データ部の長さで1400バイトから1480バイトになるように装置で制限を設けることにより、フラグメントオフセットの値により断片番号すなわち「何番目のパケットか」が図5にて示されるように一義的に決まるようになる。これにより、断片パケットの断片番号の受信順序が任意の並びであっても、再組立て処理が可能であり、ネットワークで発生し得るパケット順序逆転や重複に対応することが可能である。
ヘッダ解析部12は、パケットのヘッダに含まれるID、プロトコル番号、及び送信元アドレスを取得し、キュー検索部20に出力する。同一のデータグラムから分割されたパケットは同一のIDを有しており、それは送信元の装置にてデータグラム毎に割り当てられた数値である。キュー検索部20では、ヘッダ解析部12から取得した情報を検索データとして連想メモリインタフェース部18を介して連想メモリ4に対してルックアップコマンドを発行する。連想メモリ4はルックアップコマンドに応答して検索データに一致したデータが格納されているならば、そのアドレスを出力するルックアップ動作を行う。
連想メモリ4は、ルックアップの結果、検索データに対応したアドレスが存在しない場合には、新規にキューを割り当てて、キュー番号をアドレスとしてその新規の検索データを連想メモリ4に登録する処理を行う。一方、検索データに対応したアドレスが存在する場合には、連想メモリ4は、キュー番号を示すアドレスを出力するので、そのアドレスに応じてキュー管理部19が管理する各種キュー管理情報の更新が行われる。なお、キュー番号は同一のデータグラムから分割されたパケットであるならば、同一番号となる。
キュー管理部19は、管理情報として、各キューの使用/空き状態を示す情報、及び各キュー毎に最大分割数分のバッファの蓄積状態情報を備えている。新規IDパケットを受信した際、すなわち、検索データの連想メモリ4ヘの登録の際には、該当キューを使用状態とする。また、フラグメントオフセットの値から断片番号を判断し、該当キューの蓄積状態情報のうちのその断片番号に対応したビットのみ1とし、残りのビットは0とする。
キューエージング部22では、新規IDパケット受信の際、該当するキュー番号のタイマがセットされて所定時間の時間計測が開始される。このタイマには、該当キューの分割パケットに基づいたデータグラムの再組立て処理を廃棄する時間が所定時間としてセットされる。このタイマがセットされてからその時間計測中には該当キューは維持され、再組立て処理が可能となる。
キュー管理部19では、新規割り当て又は検索されたキュー番号と、フラグメントオフセットの値による断片番号が書込制御部13に出力される。書込制御部13では、キュー番号と断片番号とからバッファメモリ3のアドレスを算出し、アドレス制御部15に対して書込要求信号とバッファメモリアドレスとを出力する。アドレス制御部15では、バッファメモリ3のバス調停が行われ、バスの利用権取得後に、書込許可信号を書込制御部13に出力する。書込許可信号の入力からタイミングを取って、パケットのデータをデータバス5へ出力する動作を行う。
図6は、バッファメモリ3の論理構造例を示している。各キューは、1つの断片パケットを格納できるパケットバッファ1〜nを最大分割数分n持っており、そのセットを最大キュー分mだけ持っている。なお、最大分割数nや最大キューの値mは、上位レイヤのアプリケーションに依存するため、本実施例では特に限定しない。以上のようなキュー検索、キュー管理及び書込動作により、1つの断片パケットがバッファメモリ3に格納される。
キュー管理部19における各キューのバッファの蓄積状態情報は、同一キューの断片パケット受信時に更新される。断片継続フラグが1、すなわち最終断片パケットである際には、該当キューのその断片番号以上の蓄積状態情報をセットする。それにより、該当キューの蓄積状態情報の全ビットがセットされたことか否かを判定することにより、そのデータグラムの全ての断片パケットが揃ったことを判断することができる。
そのデータグラムの断片パケットが揃ったことを判断した後は、キュー管理部19内の読出要求待ち行列に該当キューを格納し、キュー管理部19から読出制御部14へ読出要求信号とキュー番号を通知する。それを受けた読出制御部14は、1番目の断片パケットから順に、バッファメモリ3から読み出し、データ蓄積部17に一時蓄積させる。2番目以降の断片パケットは、ネットワーク層のIPヘッダを削除してデータ蓄積部17に一時蓄積していく。最終断片パケットまでデータ蓄積部17に一時蓄積した後、データ蓄積部17のメモリから読み出すと、再組立てされたデータグラムを出力することができる。このデータグラム出力は、図3のネットワーク層のIPヘッダ50と元のデータ60のような形となる。
最終断片パケットの読み出しが完了したときには、読出制御部14からキュー管理部19へ読出完了信号が出力される。読出完了信号を受けたキュー管理部19はキュー削除処理を行い、キューエージング部22は該当キューのタイマのクリアを行う。
キュー削除処理では、キュー更新部21から該当キューに対応したアドレスのデータを初期状態とする書込要求を連想メモリインタフェース部18経由で連想メモリ4に対して行う。キュー管理部19内の読出要求待ち行列から該当キューを削除する。最後に、キュー管理部19内のキュー使用/空き状態情報を該当キューについて空き状態にセットする。
キューエージング部22内のタイマはキューの数分持っており、周期的に減算処理を行っている。上記の所定時間が経過してタイマ値が1から0に変化した際は、所定時間内に該当のキューの最終断片パケットの読み出しが完了しなかったので、そのキューの削除処理が行われる。前述の最終断片パケットの読み出しが完了した場合のキュー削除処理と同様、キュー更新部21から該当キューに対応したアドレスのデータを初期状態とする書込要求を連想メモリインタフェース部18経由で連想メモリ4に対して行い、キュー管理部19上のキュー使用/空き状態情報を該当キューについて空き状態にセットする。
なお、上記した実施例においては、バッファメモリ3及び連想メモリ4は、集積回路からなる通信処理回路1に外部接続されているが、バッファメモリ3及び連想メモリ4の少なくとも一方を通信処理回路1と共に集積回路化しても良い。
以上のように、本発明によれば、単位時間当たりに処理されるべきパケット数が増大しても受信パケットに応じて元のデータグラムを効率よく再組み立てすることができる。また、通信処理回路を集積回路化してハードウエアで実現しているので、再組み立て処理に必要な処理時間のばらつきを抑制することができ、回線速度の論理上の最大スループットの性能を引き出すことができる。
1 通信処理回路
2,73 マイクロプロセッサ
3,72 バッファメモリ
4 連想メモリ
2,73 マイクロプロセッサ
3,72 バッファメモリ
4 連想メモリ
Claims (7)
- 送信側でデータグラムが複数の断片パケットに分割されてネットワークを介して受信側に伝送される通信システムにおいて、受信側で受信したパケットに応じて元のデータグラムを再組み立てするデータグラム再組立装置であって、
前記複数の断片パケット各々はデータグラム中のデータ位置を示すフラグメントオフセットを有する情報をヘッダに含み、
前記受信したパケットのヘッダの情報を解析するヘッダ解析手段と、
前記ヘッダの情報に応じてキューを指定するキュー指定手段と、
前記受信したパケットに対して前記キュー指定手段によって指定されたキュー毎に前記ヘッダのフラグメントオフセットに応じて断片番号を設定するキュー管理手段と、
前記受信したパケットを前記キュー指定手段によって指定されたキュー及び前記キュー管理手段によって設定された断片番号に対応させてバッファメモリに書き込む書込手段と、
前記バッファメモリに書き込まれた同一キューのパケットのデータを前記断片番号順に読み出す読出手段と、
前記読み出されたデータを蓄積して前記元のデータグラムとして出力するデータ蓄積手段と、を備えたことを特徴とするデータグラム再組立装置。 - 少なくとも前記ヘッダ解析手段、前記キュー管理手段、前記書込手段、前記読出手段及びデータ蓄積手段は、前記ネットワークからパケットを受信するフレーム終端手段と共に単一の集積回路によって構成されることを特徴とする請求項1記載のデータグラム再組立装置。
- 前記キュー指定手段は、前記ヘッダの情報中のID、プロトコル番号及び送信元ネットワークアドレスに応じてキューを設定する連想メモリからなることを特徴とする請求項1記載のデータグラム再組立装置。
- 前記キュー管理手段は、前記キュー指定手段によって指定されたキュー毎にキューの使用/空き状態を示す情報、及び前記断片番号に対応した前記バッファメモリの蓄積状態情報を含むキュー管理情報を保持することを特徴とする請求項1記載のデータグラム再組立装置。
- 前記キュー管理手段は、前記キュー指定手段によってキューが新たに指定されてから所定時間内に1つのデータグラムを構成する全ての断片パケットが得られなかった場合には該当キューに関するキュー管理情報の削除処理を行い、前記キュー指定手段に対して当該キューの指定を削除させることを特徴とする請求項1又は4記載のデータグラム再組立装置。
- 前記キュー管理手段は、前記キュー指定手段によってキューが新たに指定されてから所定時間内に1つのデータグラムを構成する全ての断片パケットが得られ、更に前記全ての断片パケットのデータが前記断片番号順に読み出された時点で該当キューに関するキュー管理情報の削除処理を行い、前記キュー指定手段に対して当該キューの指定を削除させることを特徴とする請求項1又は4記載のデータグラム再組立装置。
- 前記ヘッダ解析手段は、前記受信したパケットが分割されていない非分割パケットである場合には前記受信したパケットを前記データ蓄積手段にそのまま出力することを特徴とする請求項1記載のデータグラム再組立装置。
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