JP2007265451A - 車両用障害物検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性の高い車両用障害物検知装置を提供する。
【解決手段】車両用障害物検知装置は、障害物Bの相対位置を検出する位置検出部と、車両1の進行軌跡を予測する進行軌跡予測部と、障害物Bの検出位置と超音波センサ4FLとを結ぶ直線に直交し且つ障害物Bを通る無限大の仮想障害物B’を求める仮想障害物設定手段と、車両1と障害物Bとの接触可能性の有無を判断する接触予測部とを備えている。接触予測部における第1の判断手段は、位置検出部からの位置情報に基づいて、仮想障害物設定手段により仮想障害物B’を仮想設定し、進行軌跡予測部により予測された予測進行軌跡Cと仮想障害物B’との位置関係を比較して車両1の予測される進行方向において仮想障害物B’と予測進行軌跡Cとの接点が存在する場合には接触可能性ありと判断し、接点が存在しない場合には接触可能性無しと判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両周辺の障害物を検知して接触可能性の有無を運転者に報知する車両用障害物検知装置に関するものである。
従来より、この種の車両用障害物検知装置として、障害物位置検出手段により検出された車両に対する障害物の相対位置(距離および角度)と進行軌跡算定手段により算定された車両の予定される進行軌跡とに基づいて車両と障害物との接触可能性の有無を判断し、この判断結果を報知手段により車両の運転者へ報知するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、その他に、障害物位置検出手段による検出結果の履歴に基づいて車両と障害物との接触可能性の有無を判断し、判断結果を報知手段により車両の運転者へ報知するようにしたものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特願平11−295960号公報 特願平10−365421号公報
ところで、上述の前者の車両用障害物検知装置では、図25に示すように、壁のような大きな障害物Bが車両1の予定される進行軌跡上に存在し車両1が障害物Bに接触する可能性が有るにもかかわらず、接触可能性が無いと判断されてしまうことがあった。
また、上述の後者の車両用障害物検知装置は、図26に示すように超音波センサ4FLの検知エリアA内に検出された障害物Bの履歴(図26の例では障害物Bがaの位置→bの位置→cの位置の順に検出されたものとする)から求めた障害物Bの軌跡と、超音波センサ4FLの位置とに基づいて、車両(図示せず)と障害物Bとの接触可能性の有無を判断するものであるから、接触可能性の有無を判断するまでに要する時間が長くなり、運転者への報知が遅くなってしまうことがあった。なお、超音波センサ4FLは上記障害物位置検出手段の一部を構成するものである。
また、後者の車両用障害物検知装置では、障害物位置検出手段により障害物が検出される度に検出結果(車両と障害物との距離および角度)を記憶部へ記憶させる必要があり、大容量の記憶部が必要となり、コストが高くなってしまうという不具合があった。また、障害物位置検出手段において、障害物との距離と角度とを検知する必要があるので、障害物位置検出手段の構成が複雑になるとともにコストが高くなるという不具合があった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、請求項1の発明の主目的は、信頼性の高い車両用障害物検知装置を提供することにある。
請求項1の発明は、車両の進行軌跡を予測する進行軌跡予測手段と、車両に搭載され車両に対する障害物の相対位置を検出する障害物位置検出手段と、障害物位置検出手段による検出位置と障害物位置検出手段の代表位置とを結ぶ直線に直交し且つ障害物を通る直線を求める仮想障害物設定手段と、進行軌跡予測手段により予測された進行軌跡と仮想障害物設定手段により求められた直線との交差の有無によって車両と障害物との接触可能性の有無を判断する接触判断手段と、接触判断手段の判断結果を上記車両の運転者に報知する報知手段とを備えて成ることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、障害物位置検出手段による検出位置と障害物位置検出手段の代表位置とを結ぶ直線に直交し且つ障害物を通る直線を求める仮想障害物設定手段を有し、進行軌跡予測手段により予測された車両の進行軌跡と仮想障害物設定手段により求められた直線との交差の有無によって車両と障害物との接触可能性の有無を判断するので、障害物が壁のように大きな障害物であっても障害物の接触可能性の有無の判断を精度良く行うことができ、信頼性を高めることができるという効果がある。
(参考例1)
本参考例の車両用障害物検知装置は、図4に示すように、車両1の4隅近傍にそれぞれ配置された4つの超音波センサ4FR,4FL,4RR,4RLと、車両1のハンドル111の回転角度を検知する操舵角センサ3と、車両1のシフトレバー(図示せず)の位置を検出する(つまり、車両1の進行方向、停車状態などの情報を検出する)シフト位置センサ2と、車両1の運転者へ音による適宜の報知を行うためのブザー5と、車両1の運転者へ表示による適宜の報知を行うための表示器6と、これらに接続された制御部10とを備えている。なお、図4において破線で示す車両1は同図の左側が前方、右側が後方であり、超音波センサ4FLは車両1の左前のコーナ部に搭載され、超音波センサ4FRは車両1の右前のコーナ部に搭載され、超音波センサ4RLは車両1の左後のコーナ部に搭載され、超音波センサ4RRは車両1の右後のコーナ部に搭載されている。
ここにおいて、制御部10は、図3に示すように、超音波センサ4FR,4FL,4RR,4RLとの間で信号を送受信する信号送受信部11と、信号送受信部11により受信した信号に基づいて障害物の相対位置を演算する位置検出部12と、位置検出部12により検出された位置情報が記憶される記憶部13と、シフト位置センサ2の出力と操舵角センサ3の出力とに基づいて車両1の進行軌跡(ここに、進行軌跡とは、シフトレバーの位置およびハンドル111の回転角を維持したままで車両1が進行したと仮定した場合の車両1の進行軌跡としている)を予測する進行軌跡予測部14と、位置検出部12の出力と進行軌跡予測部14の出力との少なくとも一方を利用して車両1と障害物との接触可能性の有無を判断する接触予測部15と、接触予測部15の出力に基づいてブザー5を駆動するブザー駆動部16と、接触予測部15の出力に基づいて表示器6を駆動する表示駆動部17とで構成されている。なお、表示駆動部17から表示器6への信号伝送に関しては、車両LAN等を利用した多重伝送を行ってもよいし、RS232C等のシリアル伝送、パラレル伝送を行ってもよい。また、表示器6にブザーを内蔵させ表示駆動部17の出力によって表示器6が表示されるとともにブザーが鳴動されるようにすればブザー5を別途に設ける必要がない。また、信号送受信部11は、図5に示すように、超音波センサ4FL→超音波センサ4RR→超音波センサ4FR→超音波センサ4RL→超音波センサ4FL→超音波センサ4RR→…の順に時系列的に信号を送受信するようになっている。
以下では、説明上4つの超音波センサ4FR,4FL,4RR,4RLを特に区別する必要がない場合にはいずれの超音波センサ4FR,4FL,4RR,4RLも超音波センサ4と称す。なお、超音波センサ4は車両1の周辺監視を行うために車両1のバンパーなどに取り付けられる。したがって、車両1周辺に存在する障害物を確実に検出するために路面に沿う横方向については超音波センサ4の指向性をブロードに設定し、路面を検出しないように縦方向については指向性を鋭く設定してある。
超音波センサ4と障害物Bとの位置関係は、図6に示すパラメータを用いて表現される。すなわち、Hは超音波センサ4が設置されている平面であり、超音波センサ4において超音波を送波/受波する開口が形成される開口面である。Vは超音波センサ4の法線であり、超音波センサ4において超音波を送波/受波する開口の略中心Oを通り、後述する超音波センサ4の垂直二等分線を構成する。Lは開口の略中心Oから障害物Bまでの距離であり、φは超音波センサ4と障害物Bとを結ぶ直線と法線Vとのなす角である。
超音波センサ4は、図7および図8に示すように、超音波送受信器たる送波/受波兼用の超音波センサ4aと、超音波受信器たる受波専用の超音波センサ4bと、それらを駆動する駆動回路(図示せず)とにより構成され、以下に示す方法により、障害物Bの位置関係を特定する。なお、送波/受波兼用の超音波センサ4aが受波専用の超音波センサ4bよりも車両1の中央側に配置してある。
それぞれの超音波センサ4a,4bは距離dを隔てて同一平面H上に配置される。超音波センサ4aには、図9(a)に示すように、送波信号(パルス波形の信号)が印加され、送波信号がHレベルである間に超音波を送波するようになっている。送波信号がLレベルになった後も超音波センサ4aを構成する超音波振動子の振動が停止するまでに所定の時間を要するために残響現象が生じ、超音波信号がしばらく放射され続ける(図9(b)参照)。
なお、図9(d)は超音波センサ4bの受波信号であり、その中で左側の信号(時間的に先に受波する信号)は超音波センサ4aの送波信号を直接受信した波形であり、右側の信号(時間的に後から受波する信号)は障害物Bからの反射波を示している。また、図9(b)および図9(d)に示す受波信号は超音波振動子の振動波形(約40kHz)の包絡線を示しており、その振幅が一定レベルを超える場合にLレベルになり、一定レベル以下である場合にHレベルになるように整形される(図9(c)および図9(e)参照)。超音波センサ4a,4bでは、これら整形された信号(以下、整形信号という)aおよびbのHレベルからLレベルへの立下りを検出することで、受波された信号が反射波であることを認識するようになっている。
超音波センサ4aから放射された超音波が近接物体(障害物B)に当たって反射すると、図9(b)および図9(d)に示すように、超音波センサ4a,4bにおいて反射波(反射信号)が観測されることになる。超音波は空気中を音速c(=340m/s程度)で移動するので、近接物体までの距離は超音波の送波開始から反射波の受信までの時間を測定することで計算することが可能になる。
なお、制御部10に設けられた位置検知部12は、超音波センサ4aから放射された超音波の送信開始時刻から障害物Bによって反射された反射波が超音波センサ4a,4bで受信されるまでの経過時間を計時する計時手段と、計時手段により測定された経過時間ta,tbに基づいて障害物Bまでの距離Lを計算する距離計算手段と、上記経過時間ta,tbの差分Δt(=tb−ta)に基づいて超音波センサ4a,4bを結ぶ直線の中点Oを起点として当該線分の垂直二等分線と反射波の到来方向とのなす角度φを計算する角度計算手段とを有しており、これらの各手段はマイクロコンピュータとマイクロコンピュータで実行されるプログラムとで実現されるものであって図示は省略する。
ところで、超音波センサ4a,4bが距離dだけ離れて配置されているため、反射波が超音波センサ4a,4bで受信される時間は、それぞれの近接物体(障害物B)の位置によって変わる。例えば、超音波センサ4a,4bが配置されている平面Hの法線Vよりも近接物体(障害物B)が超音波センサ4a側に位置していれば、図10(b)に示すように超音波センサ4aが先に反射波を受波し(Δt=tb−ta>0)、超音波センサ4b側に位置していれば、図10(c)に示すように超音波センサ4bが先に反射波を受波する(Δt<0)。すなわち、超音波センサ4aから超音波が送波されてから図7および図8に示すように超音波センサ4a,4bが反射波を受信するまでの時間ta,tbを計時手段で計時することにより、超音波センサ4と障害物Bとを結ぶ直線と上記法線Vとのなす角度φを角度計算手段において計算できるとともに、超音波センサ4aから障害物までの距離LをL=tb×c/2として距離計算手段にて計算することができる。
以上のように、超音波センサ4と位置検知部12とからなる障害物位置検出手段により、近接物体(障害物B)までの距離Lと角度φとが求められる。上述の手続きにより車両1に搭載された全ての超音波センサ4から得られる情報から車両1の周囲に存在する障害物が検出されるのである。ここで、超音波センサ4a,4bに対する送波信号は、例えば100msの周期で出力されており、位置検知部12にて信号送受信部11からの信号に基づいて計算された距離L、角度φは接触予測部15に出力される。
表示器5は、発光色の異なる2種類の発光ダイオード(例えば、赤色発光ダイオード、青色発光ダイオード)を有し、接触可能性の有無により点灯若しくは点滅させる発光ダイオードの色を変えるようになっている(例えば、接触可能性がある場合には赤色発光ダイオードを点灯させ、接触可能性が無い場合には青色発光ダイオードを点灯させるようになっている)。なお、表示器6としては、例えば、ナビゲーションシステムのディスプレイ、発光ダイオード、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、蛍光管などを用いることもできる。ここに、カーナビゲーションシステムのディスプレイのように表示分解能が高い表示器を用いる場合には、車両1の外観を表示するとともに車両1の4隅近傍のうち障害物Bが存在する概略位置を表示させるようにしてもよい。
ところで、本参考例における接触予測部15は、位置検知部12による現時点の障害物Bの検出位置と進行軌跡予測部14により予測された車両1の進行軌跡とを利用して車両1と障害物Bとの接触可能性の有無を判断する第1の判断手段と、位置検知部12による過去の検出結果を利用して車両1と障害物Bとの接触可能性の有無を判断する第2の判断手段と、現時点の車両1と障害物との距離が20cm以下か否かで接触可能性の有無を判断する第3の判断手段とを有している。ここに、各判断手段は、マイクロコンピュータとマイクロコンピュータで実行されるプログラムとで構成される。なお、本参考例では、進行軌跡予測部14が進行軌跡予測手段を構成し、接触予測部15が、接触判断手段を構成し、ブザー5と表示器5とで報知手段を構成し、4つの超音波センサ4と位置検知部12とで障害物位置検出手段を構成し、記憶部13が記憶手段を構成している。
まず、接触予測部15の第1の判断手段について説明する。
上述の進行軌跡予測部14は、車両1の左前のコーナ部に配置されている超音波センサ4FLの超音波センサ4a,4bについて、図11に示すように、車両1の直進時における車両左側の進行軌跡線F0、ハンドル111の操舵角が右回りに180°(右回りに0.5回転)となる状態で前進した場合における車両1の左側の進行軌跡線FR1、ハンドル111の操舵角が右回りに最大の480°(右回りに1.3回転)となる状態で前進した場合における車両1左側の進行軌跡線FR2、ハンドル111の操舵角が左回りに最大の480°(左回りに1.3回転)となる状態で前進した場合における車両1左側の進行軌跡線FL1、をそれぞれ予測する。ここにおいて、各進行軌跡線F0,FR1,FR2,FL1は、進行軌跡を直線近似した直線よりなる。
第1の判断手段は、超音波センサ4の検知エリアを、図11に示すように、上述の4つの進行軌跡線F0,FR1,FR2,FL1のうちの3つF0,FR1,FR2により分割される4つのエリアA1,A2,A3,A4のどこに障害物Bが存在するかという点と操舵角センサ3により検出された操舵角とに基づいて下記表1のような基準で車両1と障害物との接触可能性の有無を判断する。なお、エリアA1は図11において超音波センサ4の検知エリアのうち進行軌跡線F0よりも左側の領域、エリアA2は進行軌跡線F0と進行軌跡線FR1との間の領域、エリアA3は進行軌跡線FR1と進行軌跡線FR2との間の領域、エリアA3は進行軌跡線FR2よりも右側の領域である。
Figure 2007265451
表1について説明すると、第1の判断手段は、位置検知部12により検出された障害物の位置が例えばエリアA1にある場合、操舵角センサ3により検出された操舵角が右0°よりも大きい(ハンドル111が右回りに0°よりも大きな角度回された状態)ときは接触可能性無しと判断し、また、操舵角センサ3により検出された操舵角が左0°以上(操舵角の0°を含む)ときは接触可能性有りと判断する。
また、第1の判断手段は、位置検知部12により検出された障害物の位置がエリアA2にある場合、操舵角センサ3により検出された操舵角が右180°以上(ハンドル111が右回りに180以上回された状態)のときは接触可能性無しと判断し、また、操舵角センサ3により検出された操舵角が右180°未満および左0°以上のときは接触可能性有りと判断する。
また、第1の判断手段は、位置検知部12により検出された障害物の位置がエリアA3にある場合、操舵角センサ3により検出された操舵角が右480°以上(ハンドル111が右回りに480以上回された状態)のときは接触可能性無しと判断し、また、操舵角センサ3により検出された操舵角が右480°未満および左0°以上のときは接触可能性有りと判断する。
また、第1の判断手段は、位置検知部12により検出された障害物の位置がエリアA4にある場合、操舵角センサ3により検出された操舵角に関わらず(つまり、全ての操舵角について)、接触可能性有りと判断する。
以上の説明は車両1の左前のコーナ部に配置されている超音波センサ4FLについての説明であるが、他の超音波センサ4FR,4RL,4RRについても同様にして接触可能性の有無を判断する。
次に、上述の第2の判断手段について説明する。
本参考例では、記憶部13に記憶されている障害物Bの前回の位置情報から所定値(例えば、距離として10cm、あるいは角度として10°)以上の変化があったときにその時の位置情報を記憶部13に記憶するとともに、第2の判断手段により、前回の位置情報と今回の位置情報との2点に基づいて以後の障害物Bの軌跡を予測し、予測した軌跡と超音波センサ4との位置関係から接触可能性の有無を判断する。したがって、例えば、図12に示すように、車両1の左前のコーナ部の超音波センサ4FLの検知エリアA内における障害物Bがa点→b点→c点の順に検出される場合については、図13に示すように障害物Bの予測軌跡が車両1に向かう方向からずれている(例えば、障害物Bが超音波センサ4FLの法線Vよりも右側から移動し超音波センサ4に向かう方向からずれている)と接触可能性無しと判断し、図14に示すように障害物Bの予測軌跡が車両1に向かう方向(例えば、超音波センサ4FLに向かう方)に一致すると接触可能性有りと判断する。
以下、接触予測部15の動作について図15を参照しながら説明する。
車両1若しくは障害物が移動して障害物が超音波センサ4の検知エリア(水平方向において50cmまでの範囲)内に入ると、位置検知部12により障害物の位置(超音波センサ4から障害物までの距離および角度)が検出され、接触予測部15へ入力される(S1)。すると、接触予測部15は、まず、第1の判断手段(静的判断手段)により車両1と障害物との接触可能性の有無を判断し(S2)、接触可能性が有る場合には接触可能性が有ることを表示器6の表示およびブザー5の鳴動により報知させ(S3)、S1に戻る。一方、第1の判断手段により接触可能性が無いと判断された場合には、記憶部13に記憶された位置情報に所定量(例えば距離として10cm或いは角度として10°)以上の変化があるか否かを判断し(S4)、所定量以上の変化が無い場合には接触可能性が無いことを表示器6の表示およびブザー5の鳴動により報知させ(S5)、S1に戻る。所定量以上の変化がある場合には第2の判断手段(動的判断手段)により接触可能性の有無の判断を行い(S6)、接触可能性が有る場合には接触可能性があることを表示器6の表示およびブザー5の鳴動により報知させ(S7)、S1に戻る。一方、第2の判断手段により接触可能性が無いと判断された場合には、第3の判断手段(近距離判断手段)により現時点の車両1と障害物との距離が20cm以下か否かで接触可能性の有無を判断し(S8)、接触可能性が有る場合には表示器6に接触可能性が有ることを表示器6の表示およびブザー5の鳴動により報知させ(S9)、S1に戻る。一方、第3の判断手段により接触可能性が無いと判断された場合には接触可能性が無いことを表示器6の表示およびブザー5の鳴動により報知させ(S10)、S1に戻る。
しかして、本参考例の車両用障害物検知装置では、接触予測部15が、位置検知部12による現時点の検出結果と進行軌跡予測部14により予測された車両1の進行軌跡とを利用して車両1と障害物との接触可能性を判断する第1の判断手段と、位置検知部12による過去の検出結果を利用して上記接触可能性を判断する第2の判断手段とを有するので、車両1と障害物との接触可能性の有無の判断の信頼性を高めることができる。すなわち、第1の判断手段を用いることにより車両1と障害物との接触可能性の有無の判断を高速に行うことができ、また、第2の判断手段を用いることにより接触可能性が有るにも関わらず接触可能性無しと判断されることを防止することができるから、接触可能性の有無の判断を高速化することができ且つ接触可能性の有無の判断結果の精度を高めることが可能になって安全上の信頼性が高くなる。
また、第2の判断手段は、記憶部13に記憶された前回の位置情報(検出結果)と現時点の位置情報(検出結果)とに基づいて障害物と車両1との接触可能性の有無を判断するので、記憶部13に記憶させる位置情報を少なくすることができ、記憶部13の容量を小さくすることができ、低コスト化を図ることができる。
また、現時点での位置情報が直前の位置情報から少なくとも所定距離だけ若しくは所定角度だけ変化したときに第2の判断手段により接触可能性の有無を判断するので、例えば車両1と障害物との両方が停止しているような状態で不必要に第2の判断手段によって接触可能性の有無の判断を行うことをなくすことができる。
(参考例2)
本参考例の車両用障害物検知装置の基本構成は参考例1と略同じであって、位置検知部12が、図17に示すように超音波センサ4FLからの距離が比較的小さい通常検知エリアANと通常検知エリアANよりも超音波センサ4FLからの距離が大きい予備検知エリアAFとのどちらで障害物の位置情報があるかで異なる動作を行うように構成され、予備検知エリアAF内で障害物が検知されたときに位置情報を記憶部13に記憶させ、通常検知エリアAN内に障害物が検知されたときに接触予測部15へ位置情報を出力し、接触予測部15が、その時点までの位置情報に基づいて第2の判断手段により接触可能性の有無の判断を行い、接触可能性が無ければ、以後、第1の判断手段により接触可能性の有無の判断を行う点に特徴がある。なお、本参考例では、超音波センサ4FLからの距離が51cm以上80cm以下の領域を予備検知エリアAFに設定し、超音波センサ4からの距離が50cm以下の領域を主検知エリアANとして設定してある。また、他の超音波センサ4FR,4RL,4RRについても同様である。他の構成要素は参考例1と同じなので、図示および説明を省略する。
以下、動作について図16を参照しながら説明する。
車両1若しくは障害物が移動して障害物が超音波センサ4に検知されると、位置検知部12により障害物の相対位置が検出され(S21)、障害物が通常検知エリアANと予備検知エリアAFとのどちらで検出されたかが判断され(S22)、予備検知エリアAF(つまり、超音波センサ4と障害物との距離が51cm〜80cm)の場合には、位置情報を記憶部13に記憶させ(S23)、S21に戻る。通常検知エリアANの場合には、記憶部13に記憶された位置情報を接触予測部15へ送り、接触予測部15において障害物の軌跡が予測され(S24)、接触予測部15において第2の判断手段(動的判断手段)により接触可能性の有無が判断される(S25)。接触予測部15は、第2の判断手段により接触可能性が有ると判断した場合には接触可能性が有ることを表示器6の表示およびブザー5の鳴動により報知させ(S26)、S21に戻る。一方、第2の判断手段により接触可能性が無いと判断された場合には、第1の判断手段(静的判断手段)により接触可能性の有無を判断し(S27)、接触可能性が有る場合には接触可能性が有ることを表示器6の表示およびブザー5の鳴動により報知させ(S28)、S21に戻る。第1の判断手段により接触可能性が無いと判断された場合には、第3の判断手段(近距離判断手段)により現時点の車両1と障害物との距離が20cm以下か否かで接触可能性の有無を判断し(S29)、接触可能性が有る場合には接触可能性が有ることを表示器6の表示およびブザー5の鳴動により報知させ(S30)、S21に戻る。一方、第3の判断手段により接触可能性が無いと判断された場合には接触可能性が無いことを表示器6の表示およびブザー5に鳴動により報知させ(S31)、S21に戻る。
しかして、本参考例の車両用障害物検知装置では、障害物が予備検知エリアAFから通常検知エリアAN内に入ると、障害物が予備検知エリアAF内にあったときの過去の位置情報を利用して第2の判断手段により接触可能性の有無が判断され、その後、通常検知エリアAN内にある障害物の現時点の位置情報を利用して第1の判断手段により接触可能性の有無が判断されるので、接触可能性の有無の判断を必要に応じて高速化することができ且つ接触可能性の有無の判断結果の精度を高めることができ、安全上の信頼性が高くなる。
(参考例3)
本参考例の車両用障害物検知装置の基本構成は参考例1と同じであり、接触予測部15の第1の判断手段において接触可能性が無いと判断されると、第2の判断手段による接触可能性の有無の判断が確定するまでは表示器6およびブザー5により車両1の運転者へ注意を促すような報知を行う点に特徴がある。例えば、表示器6を赤色、青色、黄色の3色の発光ダイオードにより構成して、接触可能性が有る場合には赤色、接触可能性が無い場合には青色、注意を促す場合には黄色の発光ダイオードを点灯させるようにすればよい。ここに、赤色発光ダイオードを点灯させる表示を危険表示、黄色発光ダイオードを点灯させる表示を注意表示と称す。また、ブザー5による警報音としては、接触可能性がある場合の周波数を4kHz、接触可能性無しの場合の周波数を1kHz、注意を促す場合の周波数を上記2つの周波数の中間の2.5kHzとして、接触の危険性が高くなるほど周波数が高くなるように設定すればよい。ここに、4kHzの警報を危険警報と称し、2.5kHzの警報を注意警報と称す。他の構成は参考例1と略同じであるから、図示および詳細な説明を省略する。
以下、接触予測部15の動作について図18を参照しながら説明する。
車両1若しくは障害物が移動して障害物が超音波センサ4の検知エリア(水平方向において50cmまでの範囲)内に入ると、位置検知部12により障害物の位置(超音波センサ4から障害物までの距離および角度)が検出され、接触予測部1へ入力される(S41)。すると、接触予測部15は、まず、第1の判断手段(静的判断手段)により車両1と障害物との接触可能性の有無を判断し(S42)、接触可能性が有る場合には接触可能性が有ることを表示器6の表示およびブザー5の鳴動により危険警報を報知させ(S43)、S41に戻る。一方、第1の判断手段により接触可能性が無いと判断された場合には、表示器44に注意表示を開始させるとともにブザー5により注意警報を開始させ(S44)、記憶部13に記憶された位置情報に所定量(例えば距離として10cm或いは角度として10°)以上の変化があるか否かを判断し(S45)、所定量以上の変化が無い場合にはS41に戻る。所定量以上の変化がある場合には第2の判断手段(動的判断手段)により接触可能性の有無の判断を行い(S46)、接触可能性が有る場合には表示器6に表示器6に危険表示を行わせるとともに、ブザー5に危険警報を報知させ(S47)、S41に戻る。一方、第2の判断手段により接触可能性が無いと判断された場合には、第3の判断手段(近距離判断手段)により現時点の車両1と障害物との距離が20cm以下か否かで接触可能性の有無を判断し(S48)、接触可能性が有る場合には表示器6に接触可能性が有ることを表示させるとともに、ブザーに警報を報知させ(S49)、S41に戻る。一方、第3の判断手段により接触可能性が無いと判断された場合には、表示器6に接触可能性無しの表示を行わせるとともに接触可能性無しの警報を報知させ(S50)、S41に戻る。
上述の動作説明から分かるように、S44の注意表示および注意警報は接触可能性の判断が確定するまで継続される。
しかして、本参考例の車両用障害物検知装置では、第1の判断手段により接触可能性有りと判断したとき、第1の判断手段により接触可能性無しと判断した後に第2の判断手段により接触可能性を判断しているとき、第1の判断手段により接触可能性無しと判断した後に第2の判断手段により接触可能性無しと判断したときの3段階それぞれで異なる報知を行うので、車両1の運転者へ適宜の警報を報知し注意を促すことが可能になる。
(参考例4)
本参考例の車両用障害物検知装置の基本構成は参考例1と略同じであって、図19に示すように、車両1の速度を検出する車速センサ7が設けられ車速信号の変化により車両が移動していることを検出して接触予測部15の第2の判断手段による判断を開始する点が相違するとともに、制御部10の構成が異なる。本参考例における制御部10は、図19に示すように、超音波センサ4と信号を送受信する信号送受信部11と、信号送受信部11により受信した信号に基づいて障害物の位置を演算する位置検知部12と、シフト位置センサ4の出力と操舵角センサ3の出力とに基づいて車両1の進行軌跡を予測する進行軌跡予測部14と、位置検知部12の出力と進行軌跡予測部14の出力とを利用して車両1の障害物への接触を予測する接触予測部15と、接触予測部15の出力に基づいてブザー5を駆動するブザー駆動部16と、接触予測部15の出力に基づいて表示器6を駆動する表示駆動部17とで構成されている。なお、参考例1と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。また、本参考例における位置検知部12には位置情報を記憶する記憶部(図示せず)が設けられている。
以下、接触予測部15の動作について図20を参照しながら説明する。
車両1若しくは障害物が移動して障害物が超音波センサ4の検知エリア(水平方向において50cmまでの範囲)内に入ると、位置検知部12により障害物の位置(超音波センサ4から障害物までの距離および角度)が検出され、接触予測部1へ入力される(S51)。すると、接触予測部15は、まず、第1の判断手段(静的判断手段)により車両1と障害物との接触可能性の有無を判断し(S52)、接触可能性が有る場合には接触可能性が有ることを表示器6の表示およびブザー5の鳴動により報知させ(S53)、S51に戻る。一方、第1の判断手段により接触可能性が無いと判断された場合には、車速入力部18を通して入力された車速センサ7の検出速度に変化があるか否かを判断し(S54)、変化が無い場合には接触可能性が無いことを表示器6の表示およびブザー5の鳴動により報知させ(S55)、S51に戻る。車速に変化がある場合には第2の判断手段(動的判断手段)により接触可能性の有無の判断を行い(S56)、接触可能性が有る場合には接触可能性が有ることを表示器6の表示およびブザー5の鳴動により報知させ(S57)、S51に戻る。一方、第2の判断手段により接触可能性が無いと判断された場合には、第3の判断手段(近距離判断手段)により現時点の車両1と障害物との距離が20cm以下か否かで接触可能性の有無を判断し(S58)、接触可能性が有る場合には接触可能性が有ることを表示器6の表示およびブザー5の鳴動により報知させ(S59)、S51に戻る。一方、第3の判断手段により接触可能性が無いと判断された場合には接触可能性が無いことを表示器6の表示およびブザー5の鳴動により報知させ(S60)、S51に戻る。
しかして、本参考例の車両用障害物検知装置では、車速検出手段たる車速センサ7による検出速度が変化したときに過去の位置情報、車速から接触可能性の有無を判断するので、位置検知部12の検出結果を全て記憶しておく必要がなく、記憶部の容量を小さくすることができ、低コスト化を図ることができる。
(参考例5)
本参考例の車両用障害物検知装置の基本構成は参考例4と略同じであって、車速センサ7からの速度入力を利用して車両1の速度と障害物の接近速度とに基づいて車両1と障害物との接触可能性の有無を判断する点に特徴がある。なお、参考例4と同じ構成要素についての図示および説明は省略する。また、本参考例で用いる超音波センサ4は、距離を検出できるものであればよく、角度を検出できなくてもよいので、超音波センサ4として安価なものを使用することができる。
ところで、車両1の速度が一定の場合には、障害物との距離と時間との関係は図23に示すような関係にあり、障害物と車両が一定速度で離れていくとき(例えば、図21参照)の関係は同図中のイになり、障害物と車両が一定速度で近づいていくとき(例えば、図22および図24参照)の関係は同図中のロになるから、障害物の接近速度が車両速度よりも速い場合には接触可能性有りと判断する。接近速度が車両速度よりも速い場合の関係は同図中のハのようになる。また、障害物の接近速度が車両速度よりも遅い場合には接触可能性無しと判断する。接近速度が車両速度よりも遅い場合の関係は同図中のニのようになる。
しかして、本参考例の車両用障害物検知装置は、従来のように車両1から障害物への距離と角度との両方を検出する必要がなくて距離だけを検出すればよいから、超音波センサ4の構成を従来に比べて簡単にでき低コスト化を図ることができる。
なお、車速入力が無い場合においては、接触予測部15の内部クロックを利用して障害物の接近速度を算出し、接近速度が所定速度以上のときに接触可能性有りと判断すればよい。
(実施形態1)
本実施形態の車両用障害物検知装置の基本構成は参考例1と略同じであって、第1の判断手段による接触可能性の有無の判断における判断基準が異なる。なお、参考例1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態において、第1の判断手段により接触可能性の有無の判断を行うときの判断基準について図1および図2を参照しながら説明する。
本実施形態では、接触予測部15の第1の判断手段は、位置検知部12からの位置情報に基づいて、障害物Bの検出位置を通り超音波センサ4と障害物Bの検出位置とを結ぶ直線の垂線方向に無限大の直線の平板(仮想障害物)B’を仮想障害物設定手段(図示せず)により仮想設定し、進行軌跡予測部14により予測された予測進行軌跡Cと仮想障害物B’との位置関係を比較して車両1の予測される進行方向において仮想障害物B’と予測進行軌跡Cとの接点が存在する(仮想障害物B’と予測進行軌跡Cとが交差する)場合には接触可能性有りと判断し、接点が存在しない(仮想障害物B’と予測進行軌跡Cとが交差しない)場合には接触可能性無しと判断する。
しかして、本実施形態の車両用障害物検知装置では、障害物Bの検出位置と超音波センサ4とを結ぶ直線に直交し且つ障害物Bを通る直線を求める仮想障害物設定手段を有し、進行軌跡予測部14により予測された予測進行軌跡Cと仮想障害物設定手段により求められた仮想障害物B’との交差の有無によって車両1と障害物Bとの接触可能性の有無を判断するので、障害物Bが壁のように大きな障害物であっても障害物Bの接触可能性の有無の判断を精度良く行うことができ、信頼性を高めることができる。
実施形態1の動作説明図である。 同上の他の動作説明図である。 参考例1を示す概略構成図である。 同上の制御部のブロック図である。 同上の要部動作説明図である。 同上の要部動作説明図である。 同上の要部動作説明図である。 同上の要部動作説明図である。 同上の要部動作説明図である。 同上の要部動作説明図である。 同上の要部動作説明図である。 同上の要部動作説明図である。 同上の要部動作説明図である。 同上の要部動作説明図である。 同上の動作説明図である。 参考例2の動作説明図である。 同上の要部動作説明図である。 参考例3の動作説明図である。 参考例4を示すブロック図である。 同上の動作説明図である。 参考例5の動作説明図である。 同上の他の動作説明図である。 同上の他の動作説明図である。 同上の実測データ図である。 従来例の動作説明図である。 他の従来例の動作説明図である。
符号の説明
5 ブザー
6 表示器
12 位置検出部(障害物位置検出手段)
14 進行軌跡予測部(進行軌跡予測手段)
15 接触予測部(接触判断手段)

Claims (1)

  1. 車両の進行軌跡を予測する進行軌跡予測手段と、車両に搭載され車両に対する障害物の相対位置を検出する障害物位置検出手段と、障害物位置検出手段による検出位置と障害物位置検出手段の代表位置とを結ぶ直線に直交し且つ障害物を通る直線を求める仮想障害物設定手段と、進行軌跡予測手段により予測された進行軌跡と仮想障害物設定手段により求められた直線との交差の有無によって車両と障害物との接触可能性の有無を判断する接触判断手段と、接触判断手段の判断結果を上記車両の運転者に報知する報知手段とを備えて成ることを特徴とする車両用障害物検知装置。
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