JP2007251893A - リモートコントロール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リモコンを手に持ってジェスチャーのような人間にとって自然な動きを与えることによって、制御対象となる電子機器の種々の操作を例えば音量調整といった一つの調節操作であっても、その調節の緩急を操作者の任意に応じて変更可能にする。
【解決手段】リモートコントロール装置200を相対的に早く回転させると(X,Y,Xb,Yb)相対的にデューティー比の大きい(連続的な)操作信号としてのパルス信号Sが生成されてテレビジョン受像機の音量が速やかに大きくなり、相対的に早く左回転(反時計方向に回転)させるとこれとは逆に速やかに小さくなり、相対的に遅く回転させると相対的にデューティー比の小さい(間欠的な)操作信号としてのパルス信号Sが生成されてテレビジョン受像機の音量は徐々に増減調節される。
【選択図】図6

Description

本発明は、テレビジョン受像機等の電子機器を遠隔操作するためのリモートコントロール装置に関し、特にその操作性を改善したリモートコントロール装置に関する。
テレビジョン受像機等の電子機器は、近年、その多機能化に伴なって多くの複雑な操作を行い得るようになっており、且つ、それらの操作のうちの大部分は本体よりも寧ろリモートコントロール装置側から行うといったシステムが一般化している。このために、リモートコントロール装置自体は、より大型化し且つ複雑化する傾向を強めている。
このような状況にあって、一方では、リモートコントロール装置の構成を簡素化しつつ多機能の操作を賄い得るようにするための技術も種々提案されるに到っている。
一つの提案としては、リモートコントロール装置を上下・左右に振ることによって、例えばEPG日時変更等の操作を直感的で軽快に行えるようにしようとするものがある(特許文献1参照)。
また、リモートコントロール装置内に傾斜センサを配して、水平面を基準とした傾きの程度に応じたリモートコントロール信号を生成して音量を制御することや、加速度センサを用いてリモートコントロール装置自体の横方向の移動を検出して、この検出値の程度に応じて発せられるリモートコントロール信号によってチャンネルを順次切り替えるようにするといった技術も提案されている(特許文献2参照)。
更にまた、リモートコントロール装置自体の動きを検出するセンサと、リモートコントロール装置を振った回数をカウントするアップダウンカウンタを設け、このアップダウンカウンタにおける計数の状況に応じた信号を生成して送信するといった技術も提案されている。この対案では、リモートコントロール装置を早く振った時や、ゆっくり振った時に移動速度に応じてアナログ値による異なった送信コードを送信することができるようにするといった開示もなされている(特許文献3参照)。
更に、リモートコントロール装置の振動を検出するセンサの出力を基準値と比較して大きい場合に切換信号を出力し、切換信号が出力している場合にキーの機能を変えるようにするといった技術も提案されている。この提案における操作方法として手首を回転することが記述されているが、これは腕を軸にした回転、即ち、当該軸の周りでのひねりを行うものである(特許文献4参照)。
更にまた、被遠隔操作機器(特に放送用受信装置)を遠隔制御するリモコン信号送信装置におけるリモコンコードの設定を不正確なものとすることなく、その設定操作を簡便なものとし得るリモコン信号送信装置を提供とするべく、リモートコントロール装置を傾けたときの傾き量を加速度センサ検出し、重力の向きと垂直な面内における直交する2軸方向の傾き量を検出し、この検出値に応じたデジタル信号を出力するようにした技術も提案されている。この提案では、画面内におけるフォーカス(カーソル)を移動させたい方向と同一または対応する方向に、このリモートコントロール装置を傾けることで、その方向に傾けた回数、あるいはその方向に傾けている時間に亘って上述のデジタル信号によってフォーカスを移動させ、所望の要素上にフォーカス(カーソル)が位置している状態で決定ボタンを押下するが、このような操作における個人差を記憶部に保持した基準姿勢との差分に基づいて補正するとされている(特許文献5参照)。
特開2004−173003号公報(段落0006〜段落0013、段落0019、図5) 特開2003−111171号公報(段落0003〜段落0007、段落0011〜段落0013、図2) 特許2641638号公報(段落0010〜段落0012、図2) 特開平11−285083号公報(段落0003〜段落0005、段落0015〜段落0018、図1) 特開2004−236034公報(段落0019〜段落0020、図1)
上述した従来の技術は次に述べるような種々の課題を残している。即ち、特許文献1所載の技術では、画面を見ながらリモートコントロール装置を上下・左右に動かすといった操作を行うものであるため、動きの範囲には自ずと制約があり、音量やチャンネルを円滑に連続的に操作することには制約があり、所望の操作を難なく行えるようになるためには相応の習熟を要する。
また、特許文献2所載の技術では、傾斜センサで検出される傾きは腕をひねる動作となるために、動きに制約が生じる。また、水平面を基準とするために、持ち方に制約が生じる。更に、変化速度の指示を行う場合にもリモートコントロール装置自体の傾きによってこれを行うものであるため、所望の程度の音量に達したら素早く水平に戻すか、動作を明示する操作キーから適切なタイミングで指を離すというような、不自然な操作が必要になってしまうため、操作の感覚が身について使いこなせるようになるには困難を伴なう。
更に、特許文献3所載の技術では、アップダウンカウンタによる計数を行わしめるためにリモートコントロール装置を複数回振るに際しては、目的とする方向から逆方向に戻す折に、誤動作させないように目的の方向への変位の速度よりは明確に遅い速度で戻さなければならず、従って、これを意識した操作が必要となるため、随意に操作できるようになるためには相当の習熟が要求されることになる。
更にまた、特許文献4所載の技術では、腕の延長方向を軸として手首を回転するようにリモートコントロール装置の姿勢を動かすことが記述されているが、このための操作は腕を軸にした回転、即ちひねりであり、上掲の特許文献2と同様に動きに制約が生じる。従って、操作の感覚が身について使いこなせるようになるには困難を伴なう。
また、特許文献5所載の技術では、操作における個人差を基準姿勢との差分に基づいて補正するために基準姿勢を表すデータを保持させるための操作が敢えて必要となり、操作ボタン数を少なくできるにせよ、使い始めの当初では取り扱いの煩雑さが残る。
本発明は、上述したような従来技術における課題に着目してなされたものであり、簡素な構成を採りつつ、ジェスチャーのような人間にとって自然な動きを与えることによって、制御対象となる電子機器の種々の操作を行うことができ、且つ、キー操作部を少なくして手許を見る必要が殆どなく、更に、例えば音量調整といった一つの調節操作であっても、その調節の緩急を操作者の任意に応じて変更することができるリモートコントロール装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するべく、本願では次に列記するような技術を提案する。
(1)ユーザーが把持して姿勢や位置を変化させるに適合する外形寸法を有する筐体と、前記筐体の非直線的且つ連続的な一の態様の変位および該一の態様の変位とは異なる他の態様の変位を区別して検出可能に前記筐体に設けられた運動検出部と、前記運動検出部による検出出力が前記一の態様の変位に対応するものであるときには持続的な制御信号を生成し前記他の態様の変位に対応するものであるときには非持続的な制御信号を生成する制御信号生成部と、前記制御信号生成部で生成された制御信号を被制御装置に送信する制御信号送信部と、を備えていることを特徴とするリモートコントロール装置。
上記(1)のリモートコントロール装置では、ユーザーが筐体を把持し、この筐体で例えば円を描くジェスチャーのような人間にとって自然な動きを与えることによってこの筐体が非直線的且つ連続的な一の態様の変位をするときには、この変位が運動検出部によって検出され、制御信号生成部によって持続的な制御信号が生成され、他方、ユーザーが筐体に一の態様の変位とは異なる他の態様の変位を与えたときには、この変位が運動検出部によって検出され、制御信号生成部によって非持続的な制御信号が生成されて、制御信号送信部から例えばテレビジョン受信機のような被制御装置に送信される。
このようにして、ユーザーが筐体に与える動きの態様によっては持続的な、或いはまた、これとは異なる非持続的な制御信号が制御信号送信部から被制御装置に送られ、例えば音量調整のような操作が、このような持続的な制御信号によって速やかに行われ、或いは、非持続的な制御信号によって緩やかに行われて、所望の状態への調整の緩急の程度が自在に選択され得る。
(2)前記運動検出部は、当該非直線的且つ連続的に繰返される変位としての円運動を検出可能に構成されていることを特徴とする(1)のリモートコントロール装置。
上記(2)のリモートコントロール装置では、(1)のリモートコントロール装置において特に、運動検出部は、ユーザーが筐体に与える非直線的且つ連続的な動きの一つである円運動を検出する。
(3)前記運動検出部は、加速度の検出方向が相互に直交し前記筐体の長手方向の軸に交差する方向の加速度をそれぞれ検出するように配置された2つの加速度センサを含んで構成されていることを特徴とする(1)のリモートコントロール装置。
上記(3)のリモートコントロール装置では、(1)のリモートコントロール装置において特に、運動検出部は、2つの加速度センサ含んで構成され、両者の加速度センサは筐体の長手方向の軸に交差する方向の加速度をそれぞれ検出するように、且つ、両者の加速度センサにおける加速度の検出方向が相互に直交するように配置されている。このように配置された2つの加速度センサを含む動検出部によって、筐体の長手方向の軸自体がその方向を一定にしたままその方向と交差する(一例としては直交する)方向に移動するような円運動も検出され得る。
(4)前記運動検出部は、ユーザーが前記筐体を通常用いる状態で把持したときに手許側となる所定部位を実質的な動きの中心とした態様の筐体の旋回運動を検出可能なように配置された一以上の角速度センサを含んで構成されていることを特徴とする(1)のリモートコントロール装置。
上記(4)のリモートコントロール装置では、(1)のリモートコントロール装置において特に、運動検出部は、ユーザーが筐体を通常用いる状態で把持したときに手許側となる所定部位を実質的な動きの中心とした態様の筐体の旋回運動を検出可能なように配置された一以上の角速度センサによって、この種の旋回運動を検出し得る。
(5)前記運動検出部は、前記筐体の長手方向の軸に沿って延長され基部が固定され当該長手方向に交差する方向の加速度に応じて撓うように弾性体でなり自由端である先端側に一方の電極が設けられた軸状弾性体と、前記軸状弾性体に設けられた一方の電極に対応してこの軸状弾性体が前記筐体の長手方向に交差する方向の加速度によって撓うに応じて前記一方の電極との電気的接触を得るようにこの一方の電極の周囲に配設された複数の他方の電極とを含んで構成され、前記筐体の所定態様の変位に応じて前記一方の電極と複数の他方の電極のうちの何れかとの所定の組合せによる電気的接触状態による検出出力を生じるようになされていることを特徴とする(1)のリモートコントロール装置。
上記(5)のリモートコントロール装置では、(1)のリモートコントロール装置において特に、運動検出部は、筐体の長手方向の軸に沿って延長され基部が固定され当該長手方向に交差する方向の加速度に応じて撓うように弾性体でなり自由端である先端側に一方の電極が設けられた軸状弾性体と、この軸状弾性体に設けられた一方の電極に対応してこの軸状弾性体が筐体の長手方向に交差する方向の加速度によって撓うに応じて当該一方の電極との電気的接触を得るようにこの一方の電極の周囲に配設された複数の他方の電極とを含んで構成され、筐体の所定態様の変位に応じて一方の電極と複数の他方の電極のうちの何れかとの所定の組合せによる電気的接触状態による検出出力を生じる。
所定態様の変位とは、例えば、筐体の長手方向の軸自体がその方向を一定にしたままその方向と交差する(一例としては直交する)方向に移動するような円運動である場合もあり、また、ユーザーが筐体を通常用いる状態で把持したときに手許側となる所定部位を実質的な動きの中心とした態様の筐体の旋回運動であり得る。
(6)前記制御信号生成部は、前記筐体の所定態様の変位に応じて前記運動検出部から出力される検出出力に応答して前記被制御装置としてのテレビジョン受像機の表示画面上における操作メニューに対応した選択切換操作を行うための信号を生成するように構成されていることを特徴とする(1)のリモートコントロール装置。
上記(6)のリモートコントロール装置では、(1)のリモートコントロール装置において特に、制御信号生成部は、ユーザーが動かすことによる筐体の所定態様の変位に応じて運動検出部から出力される検出出力に応答して被制御装置としてのテレビジョン受像機の表示画面上における操作メニューに対応した選択切換操作を行うための信号を生成するため、該生成された信号が制御信号送信部からテレビジョン受像機に送信されて、表示画面上の操作メニューに対応した選択切換操作が行われる。
ユーザーは、一般にはリモートコントロール装置の特定の操作キーによって行なうような表示画面上の操作を、このような操作キーの配置などは意に介さずに筐体そのものを非直線的且つ連続的な所定態様の変位をするように動かすだけで行なうことができる。
(7)前記制御信号生成部は、前記筐体の所定態様の変位に応じて前記運動検出部から出力される検出出力に応答して前記被制御装置としてのテレビジョン受像機の表示画面上に表示された操作メニューに対応した操作を行うための信号を生成し、且つ、当該操作メニューが表示画面上に表示されないときには他の操作を行うための信号を生成するように構成されていることを特徴とする(1)のリモートコントロール装置。
上記(7)のリモートコントロール装置では、(1)のリモートコントロール装置において特に、制御信号生成部は、ユーザーが動かすことによる筐体の所定態様の変位に応じて運動検出部から出力される検出出力に応答して被制御装置としてのテレビジョン受像機の表示画面上における操作メニューに対応した選択切換操作を行うための信号を生成するため、該生成された信号が制御信号送信部からテレビジョン受像機に送信されて、表示画面上の操作メニューに対応した選択切換操作が行われる。
ユーザーは、一般にはリモートコントロール装置の特定の操作キーによって行なうような表示画面上の操作を、このような操作キーの配置などは意に介さずに筐体そのものを非直線的且つ連続的な所定態様の変位をするように動かすだけで行なうことができる。また一方、制御信号生成部は、当該操作メニューが表示画面上に表示されないときには他の操作を行うための信号を生成するように構成されているため、同一のリモートコントロール装置を同一の態様で動かしても、操作メニューが表示画面上に表示されているか否かによって、別の操作を行なうことが可能になり、より多用な機能選択を簡単な操作によって行なうことが可能になる。
(8)前記制御信号生成部は、前記運動検出部によって検出される動きの速度に応じたデューティー比のパルス信号を生成するように構成されていることを特徴とする(1)のリモートコントロール装置。
上記(8)のリモートコントロール装置では、(1)のリモートコントロール装置において特に、制御信号生成部は、運動検出部によって検出される動きの速度に応じたデューティー比のパルス信号を生成するように構成されているため、ユーザーが筐体に与える運動の速度に応じて制御信号のデューティー比が変化して、例えば音量調整といった或る一つの調節に係るその緩急の程度を所望のものにするといった操作が可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。尚、以下に参照する図においては、便宜上、説明の主題となる要部は適宜誇張し、要部以外については適宜簡略化し乃至省略されている。
図1は、本発明の実施の形態としてのリモートコントロール装置で被制御装置としてのテレビジョン受像機を制御する様子を表す図である。テレビジョン受像機100は本発明の一つの実施の形態としてのリモートコントロール装置200によって図示しないユーザーから遠隔操作される。
テレビジョン受像機100は従前のものと同様の一般的な仕様のものであり、その筐体101の表示画面102の周縁103右下(この場合、「右下」とは、図示しない視聴者たるユーザー側から見ている)にリモートコントロール装置200からの赤外線による制御信号を受けるための受光部104が設けられている。
また、表示画面102の周縁103の下部には、左右にステレオ式のスピーカー105L,105Rが設けられている。
リモートコントロール装置200は、ユーザーが把持して姿勢や位置を変化させるに適合する外形寸法を有する筐体201のテレビジョン受像機100側に向けて用いる先端面中央部に赤外線による制御信号を投射するための赤外光投射部202が設けられている。
この実施の形態のリモートコントロール装置200では、その筐体201を把持して例えば図中破線図示したように円を描くジェスチャーのような人間にとって自然な動きを与えることによってこの筐体200が非直線的且つ連続的な一の態様の変位をするときに、後に詳述するような特定の制御信号が発せられ、被制御装置としてのテレビジョン受像機100における例えばスピーカー105L,105Rの音量調整のような制御操作が行われる。
図2は、図1中のリモートコントロール装置200の主要な操作キーと内部の運動検出部の配置を表す図である。リモートコントロール装置200はユーザーが把持して姿勢や位置を変化させるに適合する外形寸法を有する筐体201の上面210には電源キー211、メニューキー212、四方向のカーソルキー213、決定キー214が配されている。また、この図2では見えないが図1を参照して説明したように、前面端には赤外光投射部202が設けられ、その内部にはリモートコントロール装置コードを送出する赤外LEDが配されている。
筐体201の内部に、水平方向(X)、垂直方向(Y)にそれぞれ感度を持つ水平加速度センサ221および垂直加速度センサ222が設けられている。ここに水平方向(X)、垂直方向(Y)は一点鎖線にて図示のように、筐体201の長手方向に想定したZ軸に各直交するように想定したものである。これら水平加速度センサ221および垂直加速度センサ222を含んで筐体200の非直線的且つ連続的な一の態様の変位および該一の態様の変位とは異なる他の態様の変位を区別して検出可能な運動検出部220が構成されている。
尚、運動検出部220は、上掲の水平加速度センサ221および垂直加速度センサ222に替えてリモートコントロール装置200の筐体201の手前側を中心として旋回させるときの回転に対する感度を持つ角速度センサを用いて構成してもよい。
図3は、図2のリモートコントロール装置200の内部構成を表すブロック図である。
筐体201の上面210に配された図2を参照して説明した電源キー211、メニューキー212、四方向のカーソルキー213、決定キー214の作動状況に応じたコード信号を出力するキーマトリクス回路230が設けられ、このキーマトリクス回路230から発せられるコード信号が、該コード信号に対応し、また後述するように運動検出部220(図2)による検出出力に対応した制御信号を生成する制御信号生成部からの制御信号を被制御装置に送信する制御信号送信部としての送信LSI240に供給されるように構成されている。
この送信LSI240は操作キーでの操作に対応してキーマトリクス回路230から供給されるコード信号に応じて駆動回路250を介して赤外線LED260を駆動し、赤外線のコード信号を送信するもので、この点は公知のこの種の赤外線式リモートコントロール装置と同様である。
送信されるコードは、一般にはリーダコード、カスタムコード、データコードから構成されている。リーダコードは送信開始を示すもので、カスタムコードはメーカー等の識別を行うものである。データコードは、キーに対応したコードであり、通常、誤動作を防ぐためにコードそのものと反転したコードを続けて送信する。
また、被制御装置が図1におけるようにテレビジョン受像機である場合等では、チャンネル切換えや音量調節などの連続的な操作の場合には、該当するキーを押し続けることによって、制御信号を繰り返し発するのではなく、当初の発せられた信号に続けて特定の短い周期のリピートコードが連続的に送信されるような構成の場合もある。
このような形式のリモートコントロール装置の場合、例えば、音量調節用のキーを押し続ければ、音量は急速に増大または減少するように急な変化を呈し、他方、音量調節用のキーを間欠的に押圧操作すれば、その間欠操作の間隔に従って音量は緩やかに増大または減少するように相対的に緩慢な変化を呈し、ユーザーの所望に応じた緩急の程度が選択され得ることは周知の通りである。
本発明のリモートコントロール装置200では、図2を参照して説明した水平加速度センサ221および垂直加速度センサ222の各検出出力が制御信号生成部としての信号変換回路270に接続されてキーマトリクス回路230におけるデータコードと同様のデータコードに変換され、その出力がキーマトリクス回路230の出力に並列に接続されて送信LSI240に供給されるようになされている。
図4は、図3中の信号変換回路270の一例を表す機能ブロック図である。水平加速度センサ221および垂直加速度センサ222の各検出出力が回転方向検出部271に供給されてこれら供給された出力に基づいて回転方向が検出される。回転方向検出部271の一方の出力は、次段のキー変換部272の一方の入力端に供給される。
また、回転方向検出部271の他方の出力は、回転周期を検出する回転周期検出部273、および、該当する操作キーの押し下げに相応する押し下げタイミング信号を生成する押下タイミング生成部274を介して上述のキー変換部272の他方の入力端に供給される。キー変換部272の出力がキーマトリクス変換部275に接続されている。
図5は、図4のブロック図を更に具体的に表した回路図である。水平加速度センサ221および垂直加速度センサ222の各検出出力が、各対応する第1の2値化回路501および第2の2値化回路502によって出力Xbおよび出力Ybに変換され、出力Xbは第1のD−FF(Dフリップフロップ)503のD端子に供給され、出力Ybは第2のD−FF504のD端子に供給される。また、出力Xbは第2のD−FF504のトリガ入力端子に供給され、出力Ybは第1のD−FF503のトリガ入力端子に供給されるように構成されている。
第1のD−FF503のQ出力Aは第1のANDゲート505の一方の入力端に供給され、この第1のANDゲート505を通して出力減少(例えば音量絞込み)の制御信号DOWNとして出力される。一方、第2のD−FF504のQ出力Bは第2のANDゲート506の一方の入力端に供給され、この第2のANDゲート506を通して出力増大(例えば音量増大)の制御信号UPとして出力される。
他方、第1のD−FF503のQ出力Aおよび第2のD−FF504のQ出力BはORゲート507の一方の入力端および他方の入力端にそれぞれ入力され、このORゲート507の出力がANDゲート508の一方の入力端に接続され、ANDゲート508の他方の入力端には第2の2値化回路502の出力Ybが供給されるように構成されている。
ANDゲート508の出力はリトリガブルワンショットマルチバイブレータ509のトリガ入力端子に供給され、リトリガブルワンショットマルチバイブレータ509の出力Sが第1のANDゲート505および第2のANDゲート506の各他方の入力端に供給されるように接続されている。
図6は、図5の信号変換回路270の動作を表すタイミング図である。図6(a)は図1に表されたようにリモートコントロール装置200をユーザーが右回転(時計方向に回転)させたときの図5の各部の出力の関係を表すタイミング図であり、図6(b)は図1に表されたようにリモートコントロール装置200をユーザーが左回転(反時計方向に回転)させたときの図5の各部の出力の関係を表すタイミング図である。
ユーザーがリモートコントロール装置200を右回転(時計方向に回転)させると、水平加速度センサ221および垂直加速度センサ222の各検出出力は、図示のように相互に90度の位相差を持つ略正弦波状の出力となる。尚、回転のさせかたやこれらの加速度センサの直線性によっては必ずしも正弦波にはならないが、類似の波形となる。
水平加速度センサ221および垂直加速度センサ222の各検出出力は各対応する第1の2値化回路501および第2の2値化回路502によって出力Xbおよび出力Ybに変換されて図示のXb、Ybとなる。
既述のような接続であるため、第1のD−FF503のQ出力Aは出力XbをYbでトリガをかけたものであるため、出力Aはローレベルとなり、一方、第2のD−FF504のQ出力BはYbをXbでトリガをかけたものであるため、Xbの立上りのタイミングからハイレベルになる。
また、出力Ybは、既述のように、A、BのOR出力とANDゲート508を介してリトリガブルワンショットマルチバイブレータ509に接続されている。リトリガブルワンショットマルチバイブレータ509は、トリガ信号の立上りで出力がハイレベルになり、あらかじめ定めた一定時間Tsが経過すると、ローレベルに戻る。また、Tsの時間が経過する前に次のトリガ信号の入力があると、更にTsの時間ハイレベルとなる。
従って、Tsより短い周期で入力が続くと、ハイレベルを維持することになる。図6(a)の場合では、BがハイレベルになるとANDゲート508からリトリガブルワンショットマルチバイブレータ509にトリガ信号としてYbが入力され、Tsより短い周期で入力が続くために、出力Sはハイレベルが維持されている。尚、トリガ信号としての入力はXbであってもよい。
リトリガブルワンショットマルチバイブレータ509の出力Sは、図5を参照して既述のとおり、A、Bと各ANDゲート505,506でそれぞれ接続されているため、ANDゲート506の出力であるアップ信号(制御信号UP)が連続的にハイレベルになる。キーマトリクス変換回路275では、アップ信号UPが通常のリモートコントロール装置の音量アップのキーコードに変換されており、アップ信号UPがハイレベルである間は、リモートコントロール装置の音量アップのキーを押し続けたのと同じ信号を送信することになる。
一方、リモートコントロール装置200をユーザーが左回転(反時計方向に回転)させた場合には、図6(b)に示すように、水平加速度センサ221および垂直加速度センサ222の各検出出力の位相関係が逆になるために、ダウン信号(制御信号DOWN)が連続的にハイレベルになるため、通常のリモートコントロール装置の音量ダウンキーを押し続けたのと同じ信号を送信することになる。
図7は、リモートコントロール装置を図6の場合よりも遅く回転させた場合の図5の信号変換回路270の動作を表すタイミング図である。2値化出力Ybの周期が、リトリガブルワンショットマルチバイブレータ509の一定時間Tsよりも長くなるために、出力Sは間欠的となり、アップ信号(制御信号UP)も間欠的になる。結果として、リモートコントロール装置の音量アップキーを間欠的に押した場合と同様になる。
以上、図6および図7を参照して説明した信号変換回路270の動作においては、制御信号生成部としての信号変換回路270は、運動検出部220によって検出される動きの速度に応じたデューティー比のパルス信号Sを生成するように構成されているため、ユーザーが筐体に与える運動の速度に応じて制御信号のデューティー比が変化して、例えば図6(a)、図6(b)の場合ではパルス信号Sは持続的に出力されるものとなり、一方図7の場合ではパルス信号Sは間欠的に出力されるものとなって、音量調整といった或る一つの調節に係るその緩急の程度を所望のものにするといった操作が可能になる。
図6および図7を参照して説明したとおり、リモートコントロール装置200を手に持って右回転させると、通常のリモートコントロール装置の音量アップキーを押したのと同様に音量アップの操作を行うことができ、かつ、一の態様の変位として速く回転させるとキーを押し続けたのと同様に音量が速く大きくなり、また、他の態様の変位としてゆっくり回転させると、キーを間欠的に押したのと同様に、ゆっくりと大きくなる。
即ち、被制御量(音量)の変化のさせ方の緩急について、円運動を一例とする筐体200の非直線的且つ連続的な軌跡を、人間にとって自然な、急に動かすかゆっくり動かすかといったような形での一の態様の変位および他の態様の変位区分を任意の加減操作によって行うことにより自在の調整が可能となる。また、左回転の場合は音量ダウンのキーを押したのと同様になり、被制御量(音量)の変化のさせ方の緩急について所望の態様でこれを行うことができる。
次に、被制御装置がテレビジョン受像機である場合の本発明の実施の形態の機能および関連する構成についてについて説明する。
図8は、図2のリモートコントロール装置200のメニューキー212を押したときに被制御装置としてのテレビジョン受像機の表示画面に表示されるオンスクリーン表示を表す図である。図示の表示例では、破線で囲んで示された左側のアイコン群810が操作機能の種別に係るメインメニューであり、上から順に、入力切換811、音量調整812、画質調整813、初期設定814のアイコンが整列して表示される。
また破線で囲んで示された右側のアイコン群820が「1」から「12」までの数字キーと「ビデオ1」「ビデオ2」「ビデオ3」の入力切替キーの各アイコンを含むサブメニューである。
リモートコントロール装置200のカーソルキー213により、メインメニューのアイコン群810から操作を意図する機能のアイコンを選択し、決定キー214により決定する。図8は、「入力切換」を選択して決定した状態を示しており、サブメニューのアイコン群820からチャンネル番号とビデオ入力をさらにカーソルキー213で選択することにより選局や外部入力の切換えを行う。
「音声調整」や「画質調整」、「初期設定」も同様にそれぞれをメインメニューのアイコン群810から選択し、サブメニューの表す群820によって詳細の調整を行うことができる。操作が終了したら、再度メニューキー212を押すことにより、オンスクリーン表示が消える。
図8のように「入力切換」811を選択した状態で、リモートコントロール装置200の筐体201を右に回転させると、チャンネル及びビデオ入力を順次切り換えることができる。また、左に回転させると、逆の順に切り換えることができる。これは、図3を参照して説明したように、運動検出部220の水平加速度センサ221および垂直加速度センサ222の各検出出力が信号変換回路270に接続されてキーマトリクス回路230におけるデータコードと同様のデータコードに変換され、その出力がキーマトリクス回路230の出力に並列に接続されて送信LSI240に供給されるようになされていることによる作用によるものである。
尚、この場合、メニューキー212の操作から始まるメインメニューのアイコン群810の選択状態に応じて、運動検出部220の水平加速度センサ221および垂直加速度センサ222の各検出出力による操作の種別(即ち、リモートコントロール装置200の筐体201を動かすことによる操作の種別)が切換えられる。
以上図3および図4に基づいて説明した実施の形態は、運動検出部220の出力に依拠して回転方向と共に回転周期を検出して制御信号を形成するように構成したものであったが、上掲の図4におけるように水平加速度センサ221および垂直加速度センサ222の出力に基づいて回転周期を検出するに替えて加速度の振幅を検出するように構成してもよい。このように構成した場合の、図3中の信号変換回路270を上掲の図4のものに替えて加速度の振幅を検出するように構成した例を図9に示している。
図9は、図3中の信号変換回路の他の例を表す機能ブロック図である。図9において既述の図4との対応部には同一の参照符号を附してある。図9の例では運動検出部220を構成する水平加速度センサ221および垂直加速度センサ222の出力に基づいて水平加速度および垂直加速度の振幅を検出する加速度振幅検出部273aを適用している。
水平加速度センサ221および垂直加速度センサ222の検出出力が回転方向検出部271に供給されて該供給された出力に基づいて回転方向が検出される。回転方向検出部271の一方の出力は、次段のキー変換部272の一方の入力端に供給される。
回転方向検出部271の他方の出力は、加速度の振幅を検出する加速度振幅検出部273a、および、該当する操作キーの押し下げに相応する押し下げタイミング信号を生成する押下タイミング生成部274を介して上述のキー変換部272の他方の入力端に供給される。キー変換部272の出力がキーマトリクス変換部275に接続されている。
図9の実施の形態においても、図3ないし図5に基づいて説明した実施の形態と同様のアップ信号(制御信号UP)およびダウン信号(制御信号DOWN)が生成される。
図10は、運動検出部220の更に他の例を表す図である。運動検出部220は、図2における筐体201の長手方向の軸(Z)に沿って延長され基部1010が固定され当該長手方向に交差する方向の加速度に応じて撓うように弾性体でなり自由端である先端側に一方の電極1021が設けられた軸状弾性体1020と、この軸状弾性体1020に設けられた一方の電極1021に対応してこの軸状弾性体1020が筐体の長手方向に交差する方向の加速度によって撓うに応じて当該一方の電極1021との電気的接触を得るようにこの一方の電極の周囲に配設された複数(本例では4つ)の他方の電極1022a,1022b,1022c,1022dとを含んで構成され、筐体201の所定態様の変位に応じて一方の電極1021と複数の他方の電極1022a,1022b,1022c,1022dのうちの何れかとの所定の組合せによる電気的接触状態による検出出力を生じるように構成されている。
図10の態様の運動検出部220を備えた実施の形態では、これを用いて被制御装置を操作する場合の所定態様の変位とは、例えば、ユーザーが筐体201を通常用いる状態で把持したときに手許側となる所定部位を実質的な動きの中心とした態様の筐体の旋回運動であり得る。中心の一方の電極1021が、周囲の他方の電極1022a,1022b,1022c,1022dに順次接触するために、図6の2値化出力と同様の出力を得ることができる。
以上を総じて、本発明の実施の形態としてのリモートコントロール装置では、直線的でない連続的な動きを検出するので、例えば音量を上げる操作の場合に、空中で右回転の円を描くようにリモートコントロール装置200を保持した手首や腕を回転させることにより操作することができるので、腕を軸にひねるような動作範囲の制約がなく、好みの音量まで連続的に操作することができる。
また、テレビジョン受像機を被制御装置とする場合の構成では、特定のキー操作(例えばメニューキーの操作)のような別の操作と組合わせることによって、チャンネル選択などの別の機能を操作することができる。更に、メニュー選択と組合わせることで、リモートコントロール装置のキー数を減らすことができるだけでなく、頻度の高い音量調整などの機能を、複数の操作をすることなく素早く操作することができる。
この場合、ユーザーは、一般にはリモートコントロール装置の特定の操作キーによって行なうような表示画面上の操作を、このような操作キーの配置などは意に介さずに筐体そのものを非直線的且つ連続的な所定態様の変位をするように動かすだけで行なうことができる。
また、動きの速度に応じて出力のデューティーを変化させるので、ゆっくりした動きなら一般的なリモートコントロール装置のキーを間欠的に押すことと同等に、操作対象もゆっくり変化し、早い動きならキーを押したままと同等に、操作対象を速く変化させることができるので、自然な操作感が得られる。
また、受信側は通常のリモートコントロール装置におけるキー操作に対応した回路のまま使うことができるので、通常の一般的なリモートコントロール装置とどちらも使うことができ、且つ、受信側では本発明のリモートコントロール装置に対応するための付加的な要素が要求されることが無くセットのコスト増にならない。
本発明の実施の形態としてのリモートコントロール装置で被制御装置としてのテレビジョン受像機を制御する様子を表す図である。 図1中のリモートコントロール装置の主要な操作キーと内部の運動検出部の配置を表す図である。 図2のリモートコントロール装置の内部構成を表すブロック図である。 図3中の信号変換回路の一例を表す機能ブロック図である。 図4のブロック図を更に具体的に表した回路図である。 図5の回路の動作を表すタイミング図である。 リモートコントロール装置を図6の場合よりも遅く回転させた場合の図5の回路の動作を表すタイミング図である。 図2のリモートコントロール装置のメニューキーを押したときに被制御装置としてのテレビジョン受像機の表示画面に表示されるオンスクリーン表示を表す図である。 図3中の信号変換回路の他の例を表す機能ブロック図である。 運動検出部220の更に他の例を表す図である。
符号の説明
100…テレビジョン受像機 102…表示画面 200…リモートコントロール装置 201…筐体 202…赤外光投射部 220…運動検出部 221…水平加速度センサ 222…垂直加速度センサ 240…送信LSI(制御信号生成部) 250…駆動回路 260…赤外線LED 270…信号変換回路(制御信号生成部) 271…回転方向検出部 272…キー変換部 273…回転周期検出部 273a…加速度振幅検出部 274…押下タイミング生成部 275…キーマトリクス変換部 501…第1の2値化回路 502…第2の2値化回路 503…第1のD−FF 504…第2のD−FF 505…第1のANDゲート 506…第2のANDゲート 507…ORゲート 508…ANDゲート 509…リトリガブルワンショットマルチバイブレータ 810…メインメニューのアイコン群 820…サブメニューのアイコン群 1010…基部 1020…軸状弾性体 1021…一方の電極 1022a,1022b,1022c,1022d…他方の電極

Claims (8)

  1. ユーザーが把持して姿勢や位置を変化させるに適合する外形寸法を有する筐体と、前記筐体の非直線的且つ連続的な一の態様の変位および該一の態様の変位とは異なる他の態様の変位を区別して検出可能に前記筐体に設けられた運動検出部と、前記運動検出部による検出出力が前記一の態様の変位に対応するものであるときには持続的な制御信号を生成し前記他の態様の変位に対応するものであるときには非持続的な制御信号を生成する制御信号生成部と、前記制御信号生成部で生成された制御信号を被制御装置に送信する制御信号送信部と、を備えていることを特徴とするリモートコントロール装置。
  2. 前記運動検出部は、当該非直線的且つ連続的に繰返される変位としての円運動を検出可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントロール装置。
  3. 前記運動検出部は、前記筐体の長手方向の軸に対して、加速度の検出方向が相互に直交するように配置された2つの加速度センサを含んで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントロール装置。
  4. 前記運動検出部は、ユーザーが前記筐体を通常用いる状態で把持したときに手許側となる所定部位を実質的な動きの中心とした態様の筐体の旋回運動を検出可能なように配置された一以上の角速度センサを含んで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントロール装置。
  5. 前記運動検出部は、前記筐体の長手方向の軸に沿って延長され基部が固定され当該長手方向に交差する方向の加速度に応じて撓うように弾性体でなり自由端である先端側に一方の電極が設けられた軸状弾性体と、前記軸状弾性体に設けられた一方の電極に対応してこの軸状弾性体が前記筐体の長手方向に交差する方向の加速度によって撓うに応じて前記一方の電極との電気的接触を得るようにこの一方の電極の周囲に配設された複数の他方の電極とを含んで構成され、前記筐体の所定態様の変位に応じて前記一方の電極と複数の他方の電極のうちの何れかとの所定の組合せによる電気的接触状態による検出出力を生じるようになされていることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントロール装置。
  6. 前記制御信号生成部は、前記筐体の所定態様の変位に応じて前記運動検出部から出力される検出出力に応答して前記被制御装置としてのテレビジョン受像機の表示画面上における操作メニューに対応した選択切換操作を行うための信号を生成するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントロール装置。
  7. 前記制御信号生成部は、前記筐体の所定態様の変位に応じて前記運動検出部から出力される検出出力に応答して前記被制御装置としてのテレビジョン受像機の表示画面上に表示された操作メニューに対応した操作を行うための信号を生成し、且つ、当該操作メニューが表示画面上に表示されないときには他の操作を行うための信号を生成するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントロール装置。
  8. 前記制御信号生成部は、前記運動検出部によって検出される動きの速度に応じたデューティー比のパルス信号を生成するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントロール装置。
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