JP2007172297A - 情報処理装置、データベース修復システム、及び、プログラム。 - Google Patents
情報処理装置、データベース修復システム、及び、プログラム。 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】本願発明のデータベース修復システムは、外部機器がデータ再生装置内のデータベース(DB)ファイルに準じたユーザインタフェースを提供する。このとき、DBファイルには、判定フラグが設けられ、この判定フラグは、DBファイルへのデータの書き込み開始時にONにされ、書き込み終了時にOFFにされる。そして、DBファイルへの書き込み開始時に、判定フラグを検出し、判定フラグがONであると判別した場合は、DBファイルを再構築する処理を実行する。これにより、本願発明のデータベース修復システムは、DBファイルへの書き込み処理が強制終了した場合であっても、ユーザの操作を必要とせずに、DBファイルを復元することができる。
【選択図】図6
Description
これに伴い、大容量のデータ保存領域に記憶される楽曲データの数も増大化し、これらの楽曲データを楽曲データに付随したメタ情報等で管理するために、データベースファイル(以下、DBファイル)等が利用される。
一般に、PCやオーディオ機器は、ポータブル型のデータ再生装置よりも高速に演算処理を行える。そこで、データ再生装置に記憶された膨大な数の楽曲データを管理するためのDBファイルを構築・編集するのは、PC等の外部機器が行うことが多い。
を備えることを特徴とする。
本発明の実施形態1に係るデータベース修復システム12は、図1に示すように、データ再生装置10と、外部機器11と、から構成される。データ再生装置10は、外部機器11にケーブル116(例えば、USB(Universal Serial Bus)ケーブル、等)で接続される。なお、(USB)ケーブル116は、利用者により着脱可能となっている。また、(USB)ケーブル116には、USB規格に従って、通信ライン(D+,D−)及びVBUS(電源ライン)が含まれている。 このような構成からなるデータベース修復システム12は、データ再生装置10と外部機器11との間で、楽曲データの送受信や、データベースの構築(再構築)等を行うシステムである。
ここで、楽曲データ121は、複数の楽曲データから構成され、記憶部102に記憶される。
DBファイル117には、各楽曲データに付随したメタ情報(例えば、データ番号、タイトル名、アーティスト名、等)が、図3(A)に示すように、各行に記録される。
また、制御信号解析プログラム111は、代わりに同様の機能を持つ電子回路で構成してもよい。
また、USB/ATA制御ドライバ123は、ATA規格に従ったデータ転送機能を有するICであり、各種データを記憶部102との間で送受信する。
DBファイル229には、各楽曲データ228に付随したメタ情報(例えば、データ番号、タイトル名、アーティスト名、等)、及び、判定フラグ118が、図3(A)に示すように、各行に記録される。
ここで、判定フラグ118は、DBファイル229へのデータの書き込み開始時に1(ON)にされ、書き込み終了時に0(OFF)にされる。これにより、CPU201がDBファイル229へのデータの書き込み中に、書き込みの処理が終了した場合は、判定フラグ118は、1(ON)の状態で処理が終了される。
この判定フラグ118は、例えば、図3(A)に示すように、DBファイル229の最終行に設けられる。DBファイル229を設ける個数や、位置は任意である。例えば、DBファイル229が複数のファイルで構成される場合に、各DBファイル229に判定フラグ118を設けてもよいし、データ毎に設けてもよい。
次に、本実施の形態に係るデータベース修復システム12のシステム全体の大まかな動作について、図6のシーケンス図を参照して説明する。
ただし、ステップS102のDBファイル229を削除するステップは、この段階で実行する必要はなく、DBファイル229の再構築が完了した後に、実行してもよい。
また、ここでのDBファイル229に再構築したデータを書き込む「DBファイル書き込み処理」については、後述する。
CPU201は、RAM203(VRAM)に読み出したDBファイル229のデータの内容を、表示部205に、例えば、図8に示すようなユーザインタフェースを提供する(ステップS109)。具体的には、CPU201は、記憶部202に格納されるBIOS等に従って、表示部205にDBファイル229のデータを規則的に表示する。例えば、図8に示すように、CPU201は、操作部204からの入力に基づいて、DBファイル229に格納されるデータを、メタ情報の一つである曲名のアルファベット順に、図8に示すように表示部205に表示させる。また、メタ情報の一つであるアーティスト名のアルファベット順に、データを表示部205に表示させるようにしてもよい。このようなインタフェースを表示部205に提供することにより、ユーザは、所望の楽曲データを容易に検索することができる。
また、楽曲データを検索する方法は、上述したように表示部205に表示させるデータの順番を入れ替えて検索する方法に限らず、任意の方法でよい。例えば、操作部204に入力した文字列と一致する文字列を含むメタ情報を検索するようにしてもよい。
次に、外部機器11のCPU201が、記憶部202に格納されるDBファイル再構築プログラム225に従って、DBファイル229にデータを書き込む「DBファイル書き込み処理」(図7のステップS106に対応)について、図9のフローチャートを参照して説明する。また、DBファイル書き込み処理は、データ再生装置10が、図6のステップS11で、DBファイル117を上書きする際に実行してもよい。
上記実施形態1では、DBファイル117、229を再構築する処理は、外部機器11が実行するとして説明した。しかしながら、本発明は、DBファイル117、229を再構築する処理を、データ再生装置10に実行させてもよい。
このような構成を有するデータベース修復システム12のシステム全体の大まかな動作について、図10のシーケンス図を参照して説明する。
図10に示すように、データベース修復システム12のシステム全体の処理は、外部機器11が、外部機器11に格納されるDB読み込みプログラム224を起動する指示信号を受信することで開始する(ステップS21)。
データ再生装置10は、ステップS23で特定した制御信号に基づいて、DBファイル読み込み処理を開始する(ステップS24)。DBファイル読み込み処理を開始後、データ再生装置10は、まず、判定フラグ118を参照し、DBファイル117が正常であるか否かを判別する(ステップS25)。ここで、データ再生装置10は、DBファイル117が正常であると判別した場合(判定フラグがOFFであると判別した場合)、処理をステップS32に移行させる(ステップS26)。一方、データ再生装置10は、DBファイル117が正常でないと判別した場合(判定フラグがONであると判別した場合)、外部機器11に、DBファイル117の再構築を要求する(DBファイル117を再構築する処理の開始を指示する)制御信号をケーブル116を介して供給する(ステップS27)。
次に、データ再生装置10のCPU101が、ROM104に格納される制御信号解析プログラム111に従って、操作部106から供給された制御信号を特定する「制御信号特定処理1、2」(図10のステップS22、S23に対応)について、図12、図13のフローチャートを参照して説明する。
CPU101は、ROM104に格納される図4に示す制御信号変換テーブル112を参照して、制御信号に対応する制御処理を特定する(ステップS402)。例えば、2.1[V]に対応する「0100」の制御信号が供給された場合、CPU101は、制御信号変換テーブル112を参照して、制御信号を楽曲データの再生処理と特定する。
次に、データ再生装置10のCPU101が、ROM104に格納されるDB読み込みプログラム125に従って、記憶部102に記憶されたDBファイル117を読み込む「DBファイル読み込み処理」(図10のステップS34〜S37、S39〜S43に対応)について、図14のフローチャートを参照して説明する。
ただし、ステップS602のDBファイル117を削除するステップは、この段階で実行する必要はなく、DBファイル117の再構築が完了した後に、実行してもよい。
メタ情報が転送された外部機器11は、DBファイル117を再構築する処理「DB再構築処理」を実行する。この外部機器11が実行する「DB再構築処理」については後述する。
次に、外部機器11のCPU201が、記憶部202に格納されるDBファイル再構築プログラム225に従って、DBファイル117を再構築する「DB再構築処理」(図10のステップS37〜S39に対応)について、図15のフローチャートを参照して説明する。
楽曲データを検索する方法は、表示部205に表示させるデータの順番を変更させる方法に限らず、任意の方法でよい。例えば、操作部204に入力した文字列と一致する文字列を含むメタ情報を検索するようにしてもよい。
次に、データ再生装置10のCPU101が、DBファイル117にデータを書き込む「DBファイル書き込み処理」(図10のステップS30、S31に対応)について、図9のフローチャートを参照して説明する。
11 外部機器
12 データベース修復システム
101 CPU(データ再生装置)
102 記憶部(データ再生装置)
103 表示部(データ再生装置)
104 ROM(データ再生装置)
105 RAM(データ再生装置)
106 操作部(データ再生装置)
108 A/Dコンバータ(データ再生装置)
111 制御信号解析プログラム
112 制御信号変換テーブル
125 DB読み込みプログラム
117 DBファイル(データ再生装置)
118 判定フラグ
201 CPU(外部機器)
202 記憶部(外部機器)
203 RAM(外部機器)
204 操作部(外部機器)
205 表示部(外部機器)
208 電源
224 DB読み込みプログラム
225 DBファイル再構築プログラム
226 フラグ検出プログラム
229 DBファイル(外部機器)
Claims (4)
- 楽曲データと該楽曲データの付随情報とを記憶する楽曲データ記憶手段と、前記楽曲データ記憶手段に記憶されている付随情報の少なくとも一部の複製を記憶するデータベースと、を備える情報処理装置において、
前記データベースが更新中であることを示す更新中フラグをオンしてから前記データベースに格納されている付随データの更新処理を開始し、更新が完了したときに、前記更新中フラグをオフにするデータベース更新手段と、
前記付随データの出力の要求に応答して、前記更新中フラグがオフかオンかを判別することにより前記データベースの更新が未完了のまま中断した状態にあるか否かを判別して、中断した状態にあると判別したときには、付随データを出力せずに、前記データベースの付随データを消去し、前記フラグがオフで前記データベースの更新が正常に完了されていると判別した場合には、該付随データを所定の出力先に出力するデータ出力手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記データ出力手段は、前記データベースの更新が未完了のまま中断した状態にあると判別したときには、前記データベースに格納されている付随データを消去した後、前記楽曲データに基づいて前記データベースに格納されている付随データを再更新し、該付随データを所定の出力先に出力する手段を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- データ再生装置と、外部機器と、から構成されるデータベース修復システムであって、
前記データ再生装置は、
複数の楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段と、
前記複数の楽曲データそれぞれの属性情報を定義する付随データを格納する第一のデータベースと、
を備え、
前記外部機器は、
前記第一のデータベースに格納されている付随データと同一の付随データを格納する第二のデータベースと、
前記第二のデータベースが更新中であることを示す更新中フラグをオンしてから前記第二のデータベースに格納されている付随データの更新処理を開始し、更新が完了したときに、前記更新中フラグをオフにするデータベース更新手段と、
前記付随データの出力の要求に応答して、前記更新中フラグがオフかオンかを判別することにより前記第二のデータベースの更新が未完了のまま中断した状態にあるか否かを判別して、中断した状態にあると判別したときには、付随データを出力せずに、前記第二のデータベースに格納されている付随データを消去し、前記フラグがオフで前記第二のデータベースの更新が正常に完了されていると判別した場合には、該付随データを所定の出力先に出力するデータ出力手段と、
を備え、
前記データ再生装置は、
前記データ出力手段が出力した前記付随データを受け付ける受け付け手段と、
前記受け付け手段が受け付けた前記付随データを前記第一のデータベースに格納する格納手段と、
を備える、
ことを特徴とするデータベース修復システム。 - 楽曲データと該楽曲データの付随情報とを記憶する楽曲データ記憶手段と、前記楽曲データ記憶手段に記憶されている付随情報の少なくとも一部の複製を記憶するデータベースと、を備える情報処理装置のコンピュータに、
前記データベースが更新中であることを示す更新中フラグをオンしてから前記データベースに格納されている付随データの更新処理を開始し、更新が完了したときに、前記更新中フラグをオフにするデータベース更新手順と、
前記付随データの出力の要求に応答して、前記更新中フラグがオフかオンかを判別することにより前記データベースの更新が未完了のまま中断した状態にあるか否かを判別して、中断した状態にあると判別したときには、付随データを出力せずに、前記データベースの付随データを消去し、前記フラグがオフで前記データベースの更新が正常に完了されていると判別した場合には、該付随データを所定の出力先に出力するデータ出力手順と、
を実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2005369078A JP2007172297A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | 情報処理装置、データベース修復システム、及び、プログラム。 |
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